JP2021116627A - 収容装置 - Google Patents

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【課題】収容部に収容された荷物の盗難や悪戯などの被害を確実に防止できる簡素な構造の収容装置を提供する。【解決手段】収容部と、前記収容部内の前記荷物の有無を検出可能な荷物検出部と、前記収容部に前記荷物を収容可能に開閉でき施解錠可能な第1の扉と、前記収容部内の前記荷物を取出し可能に開閉できる第2の扉と、前記荷物検出部の検出結果に基づいて前記第1の扉の解錠を規制する施解錠制御部と、を備え、前記施解錠制御部は、前記荷物の非検出状態で前記第1の扉の解錠を許容し、前記荷物の検出状態で前記第1開閉部の解錠を阻止することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、収容部に荷物を収容可能に開閉できて施解錠可能な開閉部を備えた収容装置に関する。
従来、収容部に荷物を収容可能に開閉できて施解錠可能な開閉部を備えた各種の収容装置が宅配ボックスなどに使用されている。
例えば下記特許文献1では、ボックス本体に錠装置を有する扉が設けられ、カードリーダにより取得された情報に基づき、制御装置により扉の施解錠を制御する宅配ボックスが提案されている。
この宅配ボックスでは、宅配された荷物が収容されて施錠されている場合には、ユーザのみに扉の解錠が許可され、集荷する荷物が収容されて施錠されている場合には、ユーザ又は宅配業者のみに扉の解錠が許可されるように構成されている。
また下記特許文献2には、外壁を貫通するように設置されたボックス本体に、屋外側に開口した荷挿入口と屋内側に開口した荷取出口とが設けられ、荷挿入口には施解錠可能な外扉が設けられ、荷取出口には半透光性部材により形成された内扉が設けられた宅配ボックスが提案されている。
特開2019−70287号公報 特開2019−154516号公報
しかしながら、例えば特許文献1の宅配ボックスなどに用いられていた収容装置では、宅配された荷物の盗難や悪戯などを抑制できるものの、各者の情報をカードリーダで読み取ることで識別して施解錠を制御するように構成されているため、複雑な構造になり易かった。また特許文献2では、外部側の荷挿入口の開閉扉をダイヤル錠などで施解錠して荷物を収容する構造であるため、開閉扉を比較的容易に開閉され易く、宅配された荷物の盗難や悪戯などの被害を受け易いなどの問題点があった。
そこで本発明では、収容部に収容された荷物の盗難や悪戯などの被害を確実に防止できる簡素な構造の収容装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の収容装置は、収容部と、収容部内の荷物の有無を検出可能な荷物検出部と、収容部に荷物を収容可能に開閉でき施解錠可能な第1の扉と、収容部内の荷物を取出し可能に開閉できる第2の扉と、荷物検出部の検出結果に基づいて第1の扉の解錠を規制する施解錠制御部と、を備え、施解錠制御部は、荷物の非検出状態で第1の扉の解錠を許容し、荷物の検出状態で第1の扉の解錠を阻止することを特徴としている。
本発明の収容装置は、第1の扉の解錠を阻止した状態で収容部に他の荷物を収容可能な挿入口を備えていてものよい。
本発明の収容装置は、第1の扉の施解錠操作を入力可能な操作パネルを備え、施解錠制御部は、操作パネルに入力された施解錠操作と荷物検出部の検出結果とに基づいて第1の扉を解錠するように構成されているのがよい。
本発明の収容装置は、建築物の内外を仕切る壁部に貫通して設置され、第1の扉は建築物の屋外に配置されるとともに、第2の扉は建築物の屋内に配置されるのが好適である。
本発明の収容装置によれば、収容部に荷物を収容可能に開閉できる第1開閉部と、収容部内の荷物を取出し可能に開閉できる第2開閉部と、を備えているので、第1開閉部から収容部に荷物を収容して第2開閉部から取出すことができる。そのため第1開閉部と第2開閉部とを互いに異なる者が使用して荷物の受渡しを行うことが可能である。
この収容装置は、収容部内の荷物の有無を検出可能な荷物検出部と、検出結果に基づいて第1開閉部の解錠を規制する施解錠制御部と、を備え、施解錠制御部が荷物の非検出状態で第1開閉部の解錠を許容し、荷物の検出状態で解錠を阻止するように構成されている。
これにより空の収容部に荷物を収容する際には、第1開閉部を解錠して荷物を収容部に収容でき、収容部に荷物が収容されて第1開閉部が施錠された後には、第1開閉部を解錠することができない。即ち、一旦荷物が収容部に収容された後には、第2開閉部を開閉して取出すことができるものの、第1開閉部を開いて荷物を取出すことは不可能となる。そのため第2開閉部の開閉を管理することで、収容部に収容された荷物の盗難や悪戯等の被害を確実に防止して、荷物の受渡しを安全に行うことができる。
しかも第1開閉部の施解錠の可否は、収容部の荷物の有無で判定されるため、施解錠を制御するための構造を極めて簡素に実現できる。
その結果、収容部に収容された荷物の盗難や悪戯などの被害を確実に防止できる簡素な構造の収容装置を提供することが可能である。
本発明の収容装置において、第1開閉部の解錠を阻止した状態で収容部に他の荷物を収容可能な挿入口を備えていれば、収容部に荷物が収容された後であっても、他の荷物を収容部に収容することができて使い勝手がよい。
本発明の収容装置において、第1開閉部の施解錠操作を入力可能な操作パネルを備え、施解錠制御部が操作パネルに入力された施解錠操作と荷物検出部の検出結果とに基づいて第1開閉部を解錠するように構成されていれば、第1開閉部の施解錠するための機械的な構造を複雑化せずに荷物の盗難や悪戯などの被害を防止するための構造をより簡素化できる。
本発明の収容装置において、収容装置が建築物の内外を仕切る壁部に貫通して設置され、第1開閉部が建築物の屋外に配置されるとともに第2開閉部が建築物の屋内に配置されれば、屋外から第2開閉部が開閉されることがなく、荷物の盗難や悪戯などの被害をより確実に防止できる。
本発明の実施形態に係る収容装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る収容装置の横断面図である。 本発明の実施形態に係る収容装置の縦断面図である。 本発明の実施形態に係る施解錠制御部の構成を示した図である。 本発明の実施形態に係る収容装置の施解錠制御部の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明する。
本実施形態では、建築物の壁部に設置された宅配ボックスの例を用いて説明する。
図1は、収容装置の構成を示した斜視図であり、図2は、収容装置の構成を示した横断面図であり、図3は、収容装置の構成を示した縦断面図である。
図1及び図2に示すように、宅配ボックスとして使用される収容装置10は、荷物等を収容するための収容部11と、第1のボックス扉12及び第2のボックス扉13と、挿入口14と、開閉蓋15と、操作パネル20と、第1の施錠機構30と、第2の施錠機構40から構成されている。
この収容装置10は、建築物の内外を仕切る外壁等の壁部100に貫通した状態で固定されており、壁部100に固定する方法は適宜選択可能であり、本実施形態では貫通した状態で壁部100と一体化されている。
収容部11は、略直方体形状に形成され内部に荷物等を収容するための中空構造となっている。また、収容部11は、対向する一対の側面に荷物を出し入れするための開口部11a,11bが設けられている。この一対の開口部11a,11bのうち、開口部11aには、壁部100より屋外101側にヒンジ50を介して収容部11に第1のボックス扉12が配設され、開口部11bには、壁部100より屋内102側にヒンジ50を介して収容部11に第2のボックス扉が配設される。
第1のボックス扉12の表面には、第1のボックス扉12の施解錠の操作を行うための操作パネル12aが設けられており、裏面には第1のボックス扉12の施解錠や荷物等の有無の検知を行うための施解錠制御部50が設けられている。
操作パネル12aは、ICカード等と通信可能な読取手段やキーボタンからなる入力手段や表示部(図示せず)を備えており、操作パネル12aを操作することで施錠機構30を解錠して第1のボックス扉を開扉し収容部11に荷物を収容することができる。
第1のボックス扉12に設けられている第1の施錠機構30は、例えば電気錠で構成されており、例えば宅配業者等が操作パネル12aの操作することで電気錠を解錠して第1のボックス扉12を開扉し、収容部11に荷物等を収容して第1のボックス扉12を閉扉すると電気錠により施錠を行う。
また、収容部11の壁部100より屋外101側の上面には挿入口14と、挿入口14を覆う開閉蓋15が配設されている。挿入口14は、第1のボックス扉12を開閉することなく収容部11に荷物を収容することができる。この挿入口14は、すでに収容部11内に収容されている荷物が取り出し不能となるように、収容部11の開口部11aより小さく形成されている。
開閉蓋15は挿入口14から収容部11内に雨や埃などの侵入を防止するためのものであり、収容部11の上部の周囲とともに開閉可能に閉塞する。
第2のボックス扉13には、第2のボックス扉13の施解錠を行うための第2の施錠機構40が設けられている。第2のボックス扉13は、収容装置10を設置したユーザが開閉操作する。第2の施錠機構40は、例えばダイヤル錠式や鍵による施解錠する方式を採用することができる。
また、図3に示すように、収容部11内の底部には荷物等の有無を検知するための重量センサ60が設けられている。重量センサ60は、上部に載置された荷物等の重量を検知することで収容部11内に荷物が収容されたとする。
次に、図4を参照して施解錠制御部の構成について説明する。
図示するように、施解錠制御部50は、操作パネル20と、第1の施錠機構30と、重量センサ60と、制御部51とから構成されている。
操作パネル20から第1の施錠機構30の解錠操作が行われると制御部51により第1の施錠機構30に解錠信号を送信し、解錠を行い第1のボックス扉12が開扉する。
また、収容部11内に荷物等が収容され重量センサ60により荷物等の重量を検知し、第1のボックス扉12が閉扉されると制御部51は第1の施錠機構30に施錠信号を送信して第1のボックス扉12の施錠を行う。
なお、収容部11内から荷物等が取り出され重量センサ60が荷物等の重量を検知しなくなるまで第1の施錠機構30による施錠は解除されないこととする。
また、重量センサ60のほかに荷物を検知する方法として、例えば赤外線センサを用いてもよい。
さらに、図示しないが通信部を設けてもよく、荷物が収容されたことを受取人が有する端末にメールを送信してもよい。
次に、このような本実施形態の収容装置10の動作について説明する。
図5は、本実施形態に係る収容装置10の施解錠制御部50の動作を示すフローチャートである。
まず、収容装置10は荷物が収容されていない状態では防犯のために第1のボックス扉12と第2のボックス扉13は施錠された状態となっている。
宅配業者が宅配する荷物を収容装置10に収容するには、宅配業者は操作パネル20を操作して解除操作をする(ステップS100)。解除操作により第1のボックス扉12が開扉し(ステップS101)、宅配業者は荷物を収容部11内に収容する(ステップS102)。
解除操作については、例えばICカードや暗証番号の入力による認証によって行われ、予め設定されている各種認証手段によって認証を行うことで第1のボックス扉12の解除操作を行う。
荷物を収容部11内に収容した後、宅配業者は第1のボックス扉を閉扉する(ステップS103)。収容部11内に収容された荷物は、収容部11内の底部に設けられている重量センサ60によって収容部11内に荷物が収容されたと検知し(ステップS104/YES)、検知信号を制御部51へ送信する。
また、第1のボックス扉12が開扉されたが荷物が収容されず、もしくは荷物は収容されたが重量センサ60が荷物の重量を検知できず第1のボックス扉12が閉扉された場合は(ステップS104/NO)、第1のボックス扉12を解除操作が必要な施錠状態にする。
制御部51は重量センサ60からの荷物の検知信号を受信すると、第1の施錠機構30に対し、施錠信号を送信して第1のボックス扉12を施錠する(ステップS105)。
第1の施錠機構30は、重量センサ60からの検知信号を受信して第1のボックス扉12を施錠した場合に、重量センサ60が荷物無しと判断するまで第1のボックス扉12の施錠は保持したままとする。
また、この後に挿入口14から荷物が追加された場合であっても重量センサ60は再度荷物の検知を行い、検知信号を制御部51へ送信はしないこととする。
次に、ユーザは、荷物を取り出すために第2のボックス扉13を開扉する(ステップS106)。第2のボックス扉13の第2の施錠機構40を操作して解錠を行い第2のボックス扉13を開扉する。
ユーザは収容部11内から荷物を取り出し第2のボックス扉13を閉扉する。収容部11内から荷物が取り出されると重量センサ60は荷物無しと判断して制御部51に第1の施錠機構30に第1のボックス扉12の解錠信号を送信する(ステップS107/YES)。そして、第1の施錠機構30は、受信した解錠信号により第1のボックス扉12を解錠する(ステップS108)。
なお、荷物が取り出されない場合には(ステップS107/NO)、第1のボックス扉12は施錠状態を保持する。
以上のように、本実施形態に係る収容装置10によれば収容部に荷物を収容可能に開閉できる第1のボックス扉12と、収容部11内の荷物を取り出し可能に開閉できる第2のボックス扉13を備えているので、第1のボックス扉12を開閉して収容部11に荷物を収容し、第2のボックス扉13を開閉して荷物を取り出すことができる。
そのため、第1のボックス扉12と第2のボックス扉とを互いに異なる者が使用して荷物の受渡しを行うことが可能である。本実施形態の場合、宅配業者が第1のボックス扉12を開閉して荷物を収容部11に収容し、受取人が第2のボックス扉13を開閉して荷物を受け取ることで宅配業者から受取人へ荷物を受け渡すことができる。
また、収容部11内に設けられた重量センサ60により収容部11内に荷物が収容されたか否かを検知し、検知結果に基づいて第1のボックス扉12の施解錠を行う第1の施錠機構30が第1のボックス扉12の解錠を行う。
第1のボックス扉を開けて収容部11に荷物を収容すると第1のボックス扉12は施錠され、第2のボックス扉13が開けられ荷物が取り出されるまでは、第1のボックス扉12は解錠されない構成となっている。
そのため、収容部11に荷物が収容されている状態では第1のボックス扉12を開けることができないことから荷物の盗難や悪戯を防止することが可能となる。
第1のボックス扉12の施解錠は、収容部11の荷物の有無で判定することが可能であることから、施解錠を制御するための構造を極めて簡素に実現することができる。
さらに、収容部11に荷物が収容され第1のボックス扉12が施錠された状態であっても挿入口14から荷物を追加で収容部11内に収容することが可能であるため複数の荷物を収容部11内に収容することも可能である。
さらに、収容装置10は、収容装置10が建築物の内外を仕切る壁部100に貫通して設置され、第1のボックス扉12が建築物の屋外101に配置され、第2のボックス扉13が屋内102に配置されることから屋外から第2のボックス扉13が開閉されることなく荷物の盗難や悪戯などの被害を確実に防止することができる。
なお上記実施形態の収容装置10は、本発明の範囲内において適宜変更可能である。
例えば上記では建築物の壁部100に設置された収容装置10の例について説明したが、特に限定されるものではなく、例えば屋外101に設置されたり載置されたりして使用される収容装置であっても、更には屋内102に配置される収容装置であっても、本発明を同様に適用することは可能である。
10 収容装置
11 収容部
11a、11b 開口部
12 第1のボックス扉
13 第2のボックス扉
14 挿入口
15 開閉蓋
20 操作パネル
30 第1の施錠機構
40 第2の施錠機構
50 施解錠制御部
60 重量センサ
上記課題を解決するための本発明の収容装置は、収容部と、収容部内の荷物の有無を検出可能な荷物検出部と、収容部に荷物を収容可能に開閉でき施解錠可能な第1の扉と、
収容部内の荷物を取出し可能に開閉できる第2の扉と、第1の扉の施解錠操作を入力可能な操作パネルと、操作パネルに入力された施解錠操作と荷物検出部の検出結果に基づいて第1の扉の解錠を規制する施解錠制御部と、を備え、収容部は、建築物の内外を仕切る壁部に貫通して設置され、第1の扉は建築物の屋外に配置されるとともに、第2の扉は建築物の屋内に配置され、施解錠制御部は、荷物の非検出状態で第1の扉の解錠を許容し、荷物の検出状態で第1の扉の解錠を阻止するように構成され、荷物の検出状態で第1の扉が閉扉されると該第1の扉を施錠し、第2の扉が開けられて荷物が取り出されるまで第1の扉を解錠しないことを特徴としている。
本発明の収容装置によれば、収容部に荷物を収容可能に開閉できる第1の扉と、収容部内の荷物を取出し可能に開閉できる第2の扉と、を備えているので、第1の扉から収容部に荷物を収容して第2の扉から取出すことができる。そのため第1の扉第2の扉とを互いに異なる者が使用して荷物の受渡しを行うことが可能である。
この収容装置は、収容部内の荷物の有無を検出可能な荷物検出部と、検出結果に基づいて第1の扉の解錠を規制する施解錠制御部と、を備え、施解錠制御部が荷物の非検出状態で第1の扉の解錠を許容し、荷物の検出状態で解錠を阻止するように構成されている。
これにより空の収容部に荷物を収容する際には、第1の扉を解錠して荷物を収容部に収容でき、収容部に荷物が収容されて第1の扉が施錠された後には、第1の扉を解錠することができない。即ち、一旦荷物が収容部に収容された後には、第2の扉を開閉して取出すことができるものの、第1の扉を開いて荷物を取出すことは不可能となる。そのため第2の扉の開閉を管理することで、収容部に収容された荷物の盗難や悪戯等の被害を確実に防止して、荷物の受渡しを安全に行うことができる。
しかも第1の扉の施解錠の可否は、収容部の荷物の有無で判定されるため、施解錠を制御するための構造を極めて簡素に実現できる。
その結果、収容部に収容された荷物の盗難や悪戯などの被害を確実に防止できる簡素な構造の収容装置を提供することが可能である。
本発明の収容装置において、第1の扉の解錠を阻止した状態で収容部に他の荷物を収容可能な挿入口を備えていれば、収容部に荷物が収容された後であっても、他の荷物を収容部に収容することができて使い勝手がよい。
本発明の収容装置において、第1の扉の施解錠操作を入力可能な操作パネルを備え、施解錠制御部が操作パネルに入力された施解錠操作と荷物検出部の検出結果とに基づいて第1の扉を解錠するように構成されていれば、第1の扉の施解錠するための機械的な構造を複雑化せずに荷物の盗難や悪戯などの被害を防止するための構造をより簡素化できる。
本発明の収容装置において、収容装置が建築物の内外を仕切る壁部に貫通して設置され、第1の扉が建築物の屋外に配置されるとともに第2の扉が建築物の屋内に配置されれば、屋外から第2の扉が開閉されることがなく、荷物の盗難や悪戯などの被害をより確実に防止できる。

Claims (4)

  1. 収容部と、
    前記収容部内の前記荷物の有無を検出可能な荷物検出部と、
    前記収容部に前記荷物を収容可能に開閉でき施解錠可能な第1の扉と、
    前記収容部内の前記荷物を取出し可能に開閉できる第2の扉と、
    前記荷物検出部の検出結果に基づいて前記第1の扉の解錠を規制する施解錠制御部と、を備え、
    前記施解錠制御部は、前記荷物の非検出状態で前記第1の扉の解錠を許容し、前記荷物の検出状態で前記第1開閉部の解錠を阻止することを特徴とする収容装置。
  2. 前記第1開閉部の解錠を阻止した状態で前記収容部に他の荷物を収容可能な挿入口を備えていることを特徴とする請求項1に記載の収容装置。
  3. 前記第1の扉の施解錠操作を入力可能な操作パネルを備え、
    前記施解錠制御部は、前記操作パネルに入力された前記施解錠操作と前記荷物検出部の検出結果とに基づいて前記第1の扉を解錠することを特徴とする請求項1又は2に記載の収容装置。
  4. 建築物の内外を仕切る壁部に貫通して設置され、前記第1の扉は前記建築物の屋外に配置されるとともに、前記第2の扉は前記建築物の屋内に配置されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の収容容器。
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