JP2021105849A - Print control system and its control method and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、印刷制御システムおよびその制御方法、並びにプログラムに関する。 The present invention relates to a print control system, a control method thereof, and a program.
近年、音声認識によりデバイスを制御することが知られている。例えば、特許文献1では、対話システム以外のシステムから取得したユーザに関する情報に基づいて、対話システムにおけるユーザに対する出力を決定する技術が開示されている。 In recent years, it is known to control a device by voice recognition. For example, Patent Document 1 discloses a technique for determining an output to a user in a dialogue system based on information about the user acquired from a system other than the dialogue system.
従来、様々な場面で印刷装置が使用されており、印刷に関わる操作性を更に向上させる技術が求められていた。特に、ユーザに応じた印刷に関わる動作を行うことが求められている。しかしながら、特許文献1は、対話システムのみであり、印刷装置を考慮したものでない。 Conventionally, printing devices have been used in various situations, and there has been a demand for a technique for further improving operability related to printing. In particular, it is required to perform an operation related to printing according to the user. However, Patent Document 1 is only an interactive system and does not consider a printing device.
そこで、本願発明では、音声認識を利用可能な環境において、ユーザに応じた印刷機能の提供を可能とすることを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to make it possible to provide a printing function according to a user in an environment where voice recognition can be used.
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、ユーザによる音声指示を受付可能な音声制御デバイス、および印刷装置に通信可能に接続される印刷制御システムであって、ユーザごとの印刷対象に関する設定情報を管理する第1の管理手段と、前記音声制御デバイスを介して受け付けたユーザによる音声指示と、前記第1の管理手段にて管理されている当該ユーザの設定情報とに基づき、当該ユーザに対応する印刷対象が特定可能か否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により印刷対象が特定可能であると判定された場合、前記印刷装置にて用いられる、当該ユーザに対応して特定される印刷対象の印刷コンテンツを特定する特定手段とを有する。 In order to solve the above problems, the present invention has the following configuration. That is, a voice control device capable of receiving voice instructions by a user, a print control system communicatively connected to the printing device, and a first management means for managing setting information regarding a print target for each user, Based on the voice instruction received by the user via the voice control device and the setting information of the user managed by the first management means, it is determined whether or not the print target corresponding to the user can be specified. When it is determined by the first determination means and the first determination means that the print target can be specified, the print content of the print target specified corresponding to the user used in the printing device. Has a specific means for identifying.
本発明によれば、ユーザに応じた印刷機能の提供が可能となる。 According to the present invention, it is possible to provide a printing function according to the user.
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. It should be noted that the following embodiments do not limit the present invention according to the claims, and that all combinations of features described in the present embodiments are essential for the means for solving the present invention. Not exclusively. The same components are given the same reference numbers, and the description thereof will be omitted.
<第1の実施形態>
[システム構成]
図1は、本実施形態に係る印刷システム100の構成の一例を示す図である。図1に示す印刷システム100は、音声制御デバイス101、音声制御デバイス管理サーバ102、中継サーバ103、およびMFP104を含む。MFP104は、印刷機能を含む印刷装置の一例であり、本実施形態では、複合機(MultiFunction Printer)として説明する。印刷システム100においては、ユーザは、音声による印刷指示が可能である。つまり、ユーザは、発声による音声指示を音声制御デバイス101に対して行うことで、音声制御デバイス101にネットワークを介して接続された各種デバイスの制御を行うことが可能である。音声制御デバイス101は、マイクロフォンに入力されたユーザの声を音声認識し、ネットワーク105を介してその音声データを送信可能であり、また、ネットワーク105を介して受信した音声データをスピーカにより出力可能である。音声制御デバイス101としては、様々なデバイスを適用できるが、例えば、スマートフォンなどの携帯端末、ウェアラブル端末、スマートスピーカーなどのオーディオ機器などが用いられてよい。音声制御デバイス管理サーバ102は、音声制御デバイス101の管理を行い、例えば、音声制御デバイス101とMFP104との関連付けを行う。また、音声制御デバイス管理サーバ102は、例えば、音声制御デバイス101から受信した音声データの内容に従って、後述する所定の処理を行う。ネットワーク105は、例えばインターネットである。
<First Embodiment>
[System configuration]
FIG. 1 is a diagram showing an example of the configuration of the
音声制御デバイス管理サーバ102と中継サーバ103とは、インターネット等のネットワーク106を介して相互に接続されている。中継サーバ103は、MFP104を制御する印刷制御システムとして機能する。例えば、中継サーバ103は、音声制御デバイス管理サーバ102からのリクエストに応じて印刷データの生成を行ってMFP104に送信する。また、中継サーバ103とMFP104とは、インターネット等のネットワーク107を介して相互に接続されており、中継サーバ103からネットワーク107を介してMFP104に印刷が指示される。なお、MFP104は、所定の記録方式で記録媒体に画像を形成する画像形成装置であり、記録方式として、例えばインクジェット記録方式や電子写真方式が採用される。なお、中継サーバ103は、印刷データの生成に使用される印刷コンテンツデータの特定までを行う形態でも構わない。その場合、中継サーバ103は、さらに別サーバに印刷コンテンツデータと印刷データの生成指示を送信する。そして、別サーバが、印刷コンテンツデータに基づく印刷データを生成しても良い。
The voice control
[ハードウェア構成]
(音声制御デバイス)
図2は、本実施形態に係る音声制御デバイス101のハードウェア構成の例を示す図である。音声制御デバイス101は、スピーカ201、CPU(Central Processing Unit)202、ROM(Read Only Memory)203、マイクロフォン204、RAM(Random Access Memory)205、外部記憶装置206、通信部207、および近距離無線通信部208を有する。なお、図2に示す各構成要素は、例えば、内部バスを用いて相互に通信可能に接続される。本実施形態に係る音声制御デバイス101の動作は、例えば、CPU202がROM203に記憶されたプログラムをRAM205にロードして実行することにより実現される。
[Hardware configuration]
(Voice control device)
FIG. 2 is a diagram showing an example of the hardware configuration of the
スピーカ201は、音声データに基づいて音声出力する。CPU202は、例えばシステム制御基板(不図示)上に構成され、音声制御デバイス101を統括的に制御する。ROM203は、CPU202が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みOS(Operating System)プログラム等の固定データを記憶する。本実施形態では、ROM203に記憶されている各制御プログラムは、ROM203に記憶されている組み込みOSのソフトウェア実行制御の対象となる。ソフトウェア実行制御とは、例えば、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理である。マイクロフォン204は、音声制御デバイス101の周囲の音声、例えば、ユーザが発した音声を受信する。
The
RAM205は、例えば、バックアップ電源を必要とするSRAM(StaticRAM)等で構成される。なお、RAM205は、不図示のデータバックアップ用の一次電池によってデータが保持されるため、プログラム制御変数等のデータを揮発させずに保持することができる。また、音声制御デバイス101の設定情報や管理データ等を記憶するメモリエリアもRAM205に設けられている。また、RAM205は、CPU202の主メモリ及びワークメモリとしても用いられる。外部記憶装置206は、不揮発性の記憶領域であり、例えば、各種機能を提供するアプリケーションプログラムを記憶する。
The
通信部207は、所定の無線通信方式に従って通信を行うための回路やアンテナを含んで構成される。例えば、通信部207は、アクセスポイントに無線接続することができる。また、通信部207は、一時的にアクセスポイントとして動作することも可能である。本実施形態で使用される無線通信は、IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANの無線通信方式に従って動作する能力を有しても良いし、他の無線通信方式に従って動作する能力を有しても良い。近距離無線通信部208は、音声制御デバイス101と一定の近距離範囲内に存在する他の装置と近距離無線通信を行う。なお、近距離無線通信部208は、通信部207と異なる無線通信方式によって通信を行う。本実施形態では、近距離無線通信部208は、Bluetooth(登録商標)規格に従って動作するものとするが、他の規格に基づいて近距離無線通信を行ってもよい。
The
音声認識・音声出力部209は、マイクロフォン204を介して入力された音声を音声認識して音声データを生成する。また、音声認識・音声出力部209は、外部から受信した音声データ若しくは予め保持しているメッセージデータを音声信号に変換してスピーカ201から音声出力させる。
The voice recognition /
(サーバ)
図3は、本実施形態に係る音声制御デバイス管理サーバ102および中継サーバ103のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、本実施形態に係るサーバ装置に共通の構成を示すものとし、以下では、音声制御デバイス管理サーバ102を例に挙げて説明する。
(server)
FIG. 3 is a diagram showing an example of the hardware configuration of the voice control
CPU301は、音声制御デバイス管理サーバ102を統括的に制御するための中央演算装置である。ディスク装置302は二次記憶装置であり、アプリケーション312やデータベース313やOSの他、各種ファイルやデータを記憶する。外部記憶媒体読取装置303は、SDカードなどの外部記憶媒体に記憶されたファイルなどの情報を読み出すための装置である。メモリ304は一時記憶装置であり、RAMなどで構成され、CPU301が必要に応じてデータの一時的格納やバッファリング等を行う。
The
表示部305は、例えばLCDで構成され、各種の情報を表示する。操作部306は、ユーザが各種の入力操作を行うためのキーボードやマウスなどを含み、ユーザからの指示や操作を受付可能である。ネットワーク通信部307は、ネットワーク接続部308を介してインターネット等のネットワークと接続され、各種の通信を行う。ネットワーク接続部308は、有線LANや無線LANなどのネットワーク媒体に対応し、有線LAN対応の場合は、例えば、有線LANのケーブルを接続するためのコネクタであり、無線LAN対応の場合は、例えばアンテナである。なお、ネットワーク接続部308が、有線LANおよび無線LANの両者に対応していても良い。USB通信部310は、各種周辺装置とUSB接続部311を介して接続され、各種通信を行う。
The
図3に示す各構成要素は、バス309を介して相互に通信可能に接続される。また、本実施形態における音声制御デバイス管理サーバ102(若しくは、中継サーバ103)の動作は、例えば、CPU301が処理に必要なプログラムをディスク装置302からメモリ304にロードして実行することで実現される。また、図2に示した音声認識・音声出力部209の音声認識機能が、図3の構成に含まれていても良い。その場合は、図3の構成要素を含む装置は、例えば、音声制御デバイス101から送信される音声信号を音声認識して、所定のワードを認識して抽出することができる。また、図3の構成要素を含む装置は、例えば、音声制御デバイス101から送信される音声信号を音声認識して、音声の発話者を識別し、特定することができる。本実施形態では、音声制御デバイス管理サーバ102と中継サーバ103とを別々の装置として説明するが、両者のサーバ機能が一体化された印刷制御システムとして構成されても良い。
The components shown in FIG. 3 are communicably connected to each other via the
(MFP)
図4は、本実施形態に係るMFP104のハードウェア構成の例を示す図である。なお、本実施形態では、複合機をMFP104の一例として説明するが、複合機の形態でなく、印刷機能を有する装置であれば他の形態の装置が用いられても良い。例えば、画像処理装置、複写機、ファクシミリ、単機能の印刷装置等が用いられても良い。MFP104において、印刷機能はプリンタ部401で実現され、スキャナ機能はスキャナ部402で実現され、ストレージ機能はメモリカード装着部403及びメモリカード404で実現される。上述した各構成要素は、バス414で相互に通信可能に接続される。
(MFP)
FIG. 4 is a diagram showing an example of the hardware configuration of the
プリンタ部401は、外部から受信した画像データやメモリカード404に記憶されている画像データなどを、インクジェット記録方式や電子写真方式などの記録方式によって印刷用紙等の記録媒体に記録する。また、プリンタ部401は、消耗部材に関する情報、例えば、インク残量を含むインク情報や積載用紙の枚数等の用紙情報を管理している。
The
スキャナ部402は、原稿台(不図示)にセットされた原稿を光学的に読み取って電子データに変換し、更に指定されたファイル形式に変換した画像データを、ネットワーク経由で外部装置に送信、或いはHDD416等の記憶領域に格納する。コピーサービスでは、スキャナ部402が原稿台に置かれた原稿をスキャナ部402で読み取って生成した画像データをプリンタ部401へ転送し、プリンタ部401が印刷用紙等の記録媒体にその画像データに基づいて印刷を行うことで実現される。メモリカード装着部403に装着されたメモリカード404には、各種ファイルデータが記憶される。ファイルデータは、ネットワークを介して外部装置から読み出されて編集される場合もある。また、外部装置からメモリカード404にファイルデータが格納される場合もある。
The
更に、MFP104は、CPU405、プログラムメモリ406、ワークメモリ407、表示部408、操作部409、ネットワーク通信部410、ネットワーク接続部411、およびフラッシュメモリ412を有する。CPU405は、MFP104内の各部を統括的に制御するための中央演算装置である。プログラムメモリ406は、ROMなどで構成され、各種のプログラムコードや、外部のサーバと通信するためなどのアプリケーション415が記憶されている。また、アプリケーション415は、プリンタ部401にアクセスしてインクや用紙などの消耗品情報を取得することも可能である。ワークメモリ407は、RAMなどで構成され、各サービス実行時に画像データなどを一時格納したり、バッファリングしたりする。表示部408は、例えばLCDで構成され、ユーザインタフェース画面等、各種の情報を表示する。また、操作部409は、キーボードやマウス、スイッチ等を含み、ユーザからの指示や操作を受付可能である。ネットワーク通信部410は、ネットワーク接続部411を介してMFP104をネットワークに接続して各種通信を行う。
Further, the
ネットワーク接続部411は、有線LANや無線LANなどのネットワーク媒体に対応し、有線LAN対応の場合は、例えば有線LANのケーブルを接続するためのコネクタであり、無線LAN対応の場合は、例えばアンテナである。なお、ネットワーク接続部411が、有線LANおよび無線LANの両者に対応していても良い。フラッシュメモリ412は、ネットワーク通信部410が受信した画像データなどを格納するための不揮発性のメモリである。そして、上述した各構成要素は、バス413で相互に通信可能に接続される。また、バス414とバス413との間でデータ変換を行うブロックがあっても良い。本実施形態におけるMFP104の動作は、例えば、CPU405が処理に必要なプログラムをプログラムメモリ406からワークメモリ407に読み出して実行することで実現される。
The
なお、図2〜図4に示す各装置の構成は一例であり、各装置は、図示された以外のハードウェアを含んでも良い。また、図2〜図4において、複数のブロックが1つのブロックにまとめられてもよいし、1つのブロックが2つ以上のブロックに分割されてもよい。即ち、図2〜図4に示す各装置の構成要素は、後述する本実施形態の処理を実行可能であれば他の構成であっても良い。 The configuration of each device shown in FIGS. 2 to 4 is an example, and each device may include hardware other than those shown in the drawings. Further, in FIGS. 2 to 4, a plurality of blocks may be combined into one block, or one block may be divided into two or more blocks. That is, the components of each device shown in FIGS. 2 to 4 may have other configurations as long as the processing of the present embodiment described later can be executed.
[動作例]
(関連付けシーケンス)
次に、本実施形態に係る印刷システム100のサービスをユーザが利用するために、音声制御デバイス101とMFP104とを関連付ける処理について説明する。図5は、音声制御デバイス101とMFP104とを関連付ける処理を示すシーケンスである。本処理シーケンスにおける各工程は、処理対象のCPUがROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することで実現される。
[Operation example]
(Association sequence)
Next, a process of associating the
S501にて、音声制御デバイス101と予め関連付けてある携帯端末やPCなどのユーザ端末は、ユーザからの指示に基づき、音声制御デバイス管理サーバ102に対して印刷サービスの登録要求を送信する。この登録要求は、例えばユーザ端末にインストールされたローカルアプリケーション上で実行しても良いし、Webブラウザを介してWebページ上から実行しても良い。ユーザ端末は、音声制御デバイス101自体であってもよい。音声制御デバイス101とユーザ端末の関連付けの方法は特に限定するものではなく、例えば、ユーザ情報を用いて、音声制御デバイス101とユーザ端末とが関連付けられていてよい。
In S501, a user terminal such as a mobile terminal or a PC associated with the
S502にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、印刷サービスへの登録要求を受信すると、中継サーバ103にて認証を行うためのURL(Uniform Resource Locator)に対して、アクセスするようにユーザ端末に要求を行う。URLの情報は、予め音声制御デバイス管理サーバ102に登録され、保持されているものとする。なお、音声制御デバイス管理サーバ102は、印刷サービスへの登録要求を受信した際に、対応するURLへリダイレクトさせるような構成であってもよい。
In S502, when the voice control
S503にて、ユーザ端末は、音声制御デバイス管理サーバ102からのアクセス要求を受け付けると、当該アクセス要求にて示される認証用URLに基づいて、中継サーバ103に対して認証リクエストを送信する。
In S503, when the user terminal receives the access request from the voice control
S504にて、中継サーバ103は、認証リクエストを受信すると、その応答として、ユーザ端末に対して認証画面データを送信する。認証画面の構成は特に限定するものではないが、認証情報が入力可能な構成であるものとする。
Upon receiving the authentication request in S504, the
S505にて、ユーザ端末は、認証画面データを取得すると、当該認証画面データに基づいて認証画面を表示する。そして、ユーザ端末は、表示された認証画面を介して、ユーザから認証情報の入力を受け付ける。ここでの認証情報は、中継サーバ103のサービスを利用するために必要な認証情報であり、予め発行されているものとする。認証情報としては、例えば、ユーザが中継サーバ103にログインするために登録されているユーザID及びパスワードが相当する。ユーザから認証情報が入力されると、ユーザ端末は、入力された認証情報を中継サーバ103へ送信する。
In S505, when the user terminal acquires the authentication screen data, the user terminal displays the authentication screen based on the authentication screen data. Then, the user terminal accepts the input of the authentication information from the user via the displayed authentication screen. The authentication information here is the authentication information necessary for using the service of the
S506にて、中継サーバ103は、S505にてユーザ端末から受信した認証情報に基づいて認証処理を実行する。この認証処理が正常に完了した場合、中継サーバ103は、アクセス情報識別子を発行し、ユーザ端末にアクセス情報識別子とともに音声制御デバイス管理サーバ102へのコールバック要求を送信する。ここで発行されたアクセス情報識別子は、認証処理にて用いられた認証情報に関連付けて管理される。
In S506, the
S507にて、ユーザ端末は、中継サーバ103から受信したコールバック要求に基づき、当該コールバック要求にて示されたアクセス情報識別子を含めて、音声制御デバイス管理サーバ102へコールバックを送信する。
In S507, the user terminal transmits a callback to the voice control
S508にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、コールバックを受信すると、中継サーバ103に対し、コールバックに含まれるアクセス情報識別子と共にアクセス情報の要求を行う。
Upon receiving the callback in S508, the voice control
S509にて、中継サーバ103は、S508にて受信したアクセス情報識別子に基づきアクセス情報を音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。アクセス情報として、中継サーバ103にアクセスするためのアクセストークンやリフレッシュトークンなどが含まれる。
In S509, the
S510は、音声制御デバイス管理サーバ102は、アクセス情報からアクセストークンやリフレッシュトークンを取得する。音声制御デバイス管理サーバ102は、取得したアクセストークンを使用することで、中継サーバ103に対してアクセスすることが可能となる。また、中継サーバ103は、アクセストークンに基づいて、ログインユーザを特定することで、そのユーザが登録しているMFP104の特定が可能となる。音声制御デバイス管理サーバ102は、取得したアクセストークンやリフレッシュトークンなどの情報を、ユーザ端末と関連付けられている音声制御デバイス101の情報とともに保存する。
In S510, the voice control
S511にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、ユーザ端末に対し、印刷サービス登録が完了したことを示す画面を送信する。なお、本実施形態では、アクセストークンまたはリフレッシュトークンの有効期限は、無限(または実使用において無限とみなせるだけの有限期間)として説明するが、これに限定するものではない。そして、本処理シーケンスを終了する。
In S511, the voice control
上記では、音声制御デバイス101とMFP104とを関連付ける方法としてユーザの認証操作を例に挙げたが、音声制御デバイス101とMFP104とを関連付けることが可能であれば他の方法が用いられても良い。
In the above, the user authentication operation is given as an example of the method of associating the
(印刷シーケンス)
次に、ユーザが印刷対象の印刷を音声で指示し、音声制御デバイス101と関連付けられたMFP104で印刷を実行するまでの流れを説明する。図6および図7は、本実施形態に係る印刷処理を示すシーケンスである。本処理シーケンスが開始される前に、図5にて示した処理シーケンスが行われているものとする。本処理シーケンスにおける各工程は、処理対象のCPUがROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することで実現される。
(Print sequence)
Next, the flow from the user instructing the printing to be printed by voice and executing the printing by the
S601にて、音声制御デバイス101は、ユーザからMFP104を用いて印刷を実行するための機能を呼び出すための発話を、マイクロフォン204を介して受け付ける。ここでの発話の内容としては、例えば、「プリンタを起動して」といったキーワードが用いられてよい。
In S601, the
S602にて、音声制御デバイス101は、S601で受信した発話内容を含めたリクエストを音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。ここでのリクエストの送信は、受信した発話内容に対応する音声データをそのまま含めて送信しても良いし、音声制御デバイス101内で音声データをテキストデータに変換してリクエストに含めて送信しても良い。
In S602, the
S603にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、受信したリクエストに含まれるキーワードに関連付けられているリクエスト先に対して、そのキーワードに応じたリクエストを行う。本実施形態において、発話内容にて示されるキーワードは、各種機能の実行を指示するためのキーワードとして予め音声制御デバイス管理サーバ102にて登録されているものとする。具体的には、「プリンタを起動して」という発話内容(キーワード)が、MFP104を用いて印刷を実行するための機能を呼び出すためのキーワードとして、音声制御デバイス管理サーバ102に登録されているものとする。なお、キーワードは、発話内容に含まれる単語などの組み合わせにより定義されてよく、ここでの方法は特に限定するものではない。また、各種機能の実行のリクエスト先の情報が、キーワードに対応付けて登録されているものとする。本実施形態では、キーワード「プリンタを起動して」のリクエスト先として、MFP104を管理する中継サーバ103の情報が音声制御デバイス管理サーバ102にて管理されている。以下の一連の流れにおいて、音声制御デバイス管理サーバ102によるリクエストの送信先を中継サーバ103として説明する。
In S603, the voice control
また、音声制御デバイス管理サーバ102は、音声制御デバイス101から取得したキーワードの音声データに基づいて、その発話者を特定することが可能である。図10は、音声制御デバイス管理サーバ102が保持するテーブル1000の一例であり、例えばディスク装置302に保持されている。項目1001は、音声制御デバイス管理サーバ102に接続される音声制御デバイス101を識別するための識別情報を示す。発話者が複数の音声制御デバイス101を保持している場合は、例えば「D2」と「D3」の様にまとめて表現している。項目1002は、キーワードの音声データから得られる特徴量を示す。なお、特徴量が存在しない箇所については「−」が示されている。特徴量は、各発話者による過去の音声データの解析結果により特定されてよい。項目1003は、発話者を識別するための識別情報を示す。
Further, the voice control
図10に示すテーブル1000を用いることで、音声制御デバイス101ごとにキーワードの音声データから得られる特徴量と一致する発話者を特定することが可能となる。例えば、音声制御デバイス「D1」があるキーワードの発話を受け付けた場合に、そのキーワードの音声データから得られる特徴量が「K11」であれば、そのキーワードの発話者を「U11」と特定する。また、例えば、音声制御デバイス「D1」があるキーワードの発話を受け付けた場合に、そのキーワードの音声データから得られる特徴量が「K11」でなければ、そのキーワードの発話者を、特徴量が未登録の発話者「U1」として特定する。また、例えば、音声制御デバイス「D4」があるキーワードの発話を受け付けた場合、キーワードの特徴がテーブル1000に登録されていないため、発話者はすべて、特徴量が未登録の発話者「U4」として特定される。特定された発話者情報は、S603のリクエストに含めて、音声制御デバイス101から中継サーバ103に送信される。
By using the table 1000 shown in FIG. 10, it is possible to identify the speaker who matches the feature amount obtained from the voice data of the keyword for each
S604にて、中継サーバ103は、音声制御デバイス管理サーバ102からリクエストを受信すると、MFP104にて印刷可能な印刷物の種類のリスト(以下、「印刷可能リスト」と称する)を取得する。本実施形態に係る印刷可能リストは、中継サーバ103が固定値として保持している。
In S604, when the
図8は、中継サーバ103が保持するテーブル800の一例であり、例えばディスク装置302に保持されている。項目801は、MFP104にて印刷可能な印刷物の種類が印刷対象として示されている。本例では、印刷物の種類の一覧として、「ニュース」、「ぬりえ」、「ナンバープレース」がリストされている。項目802は、印刷物の種類それぞれに対する設定可能項目を示し、設定可能な値の候補が対応付けられている。図8に示す例では、「ニュース」に対して、「経済」、「芸能」、「スポーツ」、「テクノロジー」といったカテゴリが対応付けられている。項目801に示される印刷対象の種類や、設定可能項目の分類は一例であり、これに限定するものではない。例えば、印刷対象は、音声制御デバイス101やMFP104などに応じて異なるものが選択可能であってよい。
FIG. 8 is an example of the table 800 held by the
中継サーバ103は、テーブル800の項目801の印刷物の種類それぞれについての画像データを、例えばディスク装置302に保持している。中継サーバ103のCPU301は、例えば、定期的にインターネットなどのネットワークから印刷対象となる情報を取得し、ディスク装置302に保持された画像データを更新するようにしても良い。この画像データを利用することにより、ユーザに対して常に新しい内容の印刷物を提供することができる。また、インターネットから印刷対象となる情報を取得する際に、CPU301は、その情報に関連する見出し情報など関連情報も合わせて取得して保持するようにしても良い。本実施形態では、図8のテーブル800を参照して、「ニュース」、「ぬり絵」、「ナンバープレース」といった情報が印刷可能リストとして取得される。なお、印刷対象となる情報は、中継サーバ103以外の外部サーバにて管理されていてもよい。この場合、中継サーバ103は、テーブル800の情報に基づいて画像データを外部サーバから取得する。
The
S605にて、中継サーバ103は、音声制御デバイス101のスピーカ201により音声出力するためのメッセージ(単に、メッセージAともいう)を生成する。このメッセージAの内容は、ユーザが次に行うことが可能な作業をガイダンスするような説明であり、例えば「ニュース、ぬり絵、ナンバープレースの印刷ができます。どれを印刷しますか?」のように、S604で取得した印刷対象をユーザに選択可能に問いかけるような内容のメッセージであってよい。
In S605, the
S606にて、中継サーバ103は、生成したメッセージAを音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。
In S606, the
S607にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、S606にて受信したメッセージAを音声制御デバイス101に送信する。このとき、メッセージAは音声データにて送信されてもよいし、テキストデータにて送信されてもよい。テキストデータにて送信される場合は、音声制御デバイス101側で音声データに変換されることとなる。
In S607, the voice control
S608にて、音声制御デバイス101は、S607にて受信したメッセージAを、スピーカ201により音声出力することで、ユーザに対してメッセージAを再生する。
In S608, the
続いて、図6の処理シーケンスが行われた後における動作について説明する。本実施形態の例の場合、ユーザは、S608で再生されたメッセージAで提示された印刷可能な印刷物の種類から1つを選択することができる。 Subsequently, the operation after the processing sequence of FIG. 6 is performed will be described. In the case of the example of the present embodiment, the user can select one from the types of printable printed matter presented in the message A reproduced in S608.
S701にて、音声制御デバイス101は、ユーザから選択操作としての発話を、マイクロフォン204を介して受け付ける。ここでの発話内容としては、例えば、「○○を印刷して」といったキーワードが用いられてよい。ここに示す「○○」は、メッセージAで提示された印刷対象の1つであり、例えば「ニュースを印刷して」というような発話が行われる。
In S701, the
S702にて、音声制御デバイス101は、S701で受信した発話内容をリクエストに含めて音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。ここでの送信方法は、図6のS602と同様に、音声データであっても良いし、テキストデータであっても良い。
In S702, the
S703にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、中継サーバ103に対して「○○」の印刷を実行するための機能の呼出しリクエストを行う。このとき、音声制御デバイス管理サーバ102は、S701にて発話を行った発話者の特定を併せて行う。例えば、図6のS603にて特定した発話者と、S703にて特定した発話者が異なる場合には、S703にて特定した発話者の情報を以降の処理にて優先して用いてよい。つまり、S703のリクエストには、印刷対象を特定する情報と、特定された発話者の識別情報(例えば、「U11」)が含まれる。
In S703, the voice control
S704にて、中継サーバ103は、S703にてリクエストを受信すると、指定された印刷対象に対して追加の問い合わせがあるか否かの判定を行う。この判定には、例えば、図9に示すようなテーブル900が用いて行われる。テーブル900は、ユーザ別に印刷物の種類ごとのお気に入りの設定値を管理するためのテーブルであり、例えば、中継サーバ103のディスク装置302に保持される。中継サーバ103は、印刷対象の種類に対する設定項目に関して、印刷を指示したユーザのお気に入り設定値が存在するか否かを、テーブル900を確認することで判定を行う。存在する場合は、お気に入りの設定値を印刷対象に対する設定値とし、追加の問い合わせの必要がないと判定し、S712へ移る。つまり、この場合には、追加の問いかけが無くとも印刷対象が特定可能である。一方、存在しない場合は、印刷対象に対する設定値がないので、追加の問い合わせの必要があると判定し、S705へ移る。
Upon receiving the request in S703, the
・追加の問い合わせの必要がない場合
S712にて、中継サーバ103は、印刷実行をユーザに確認するためのメッセージを音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。例えば、発話者「U11」がS701において音声制御デバイスD1に「ニュースを印刷して」と発話した場合、図9のテーブル900には「U11」のお気に入りの設定値として「スポーツ」が保存されている。そのため、S712のメッセージ内容は、例えば「スポーツニュースを印刷します。よろしいですか?」といったメッセージとなる。ここでのメッセージは、例えば、中継サーバ103にてメッセージテンプレートが保持、管理されていてよい。
-When there is no need for additional inquiries In S712, the
S713にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、S712にて受信した印刷実行確認のメッセージを音声制御デバイス101に送信する。このとき、印刷実行確認のメッセージは音声データにて送信されてもよいし、テキストデータにて送信されてもよい。テキストデータにて送信される場合は、音声制御デバイス101側で音声データに変換されることとなる。
In S713, the voice control
S714にて、音声制御デバイス101は、S713にて受け取った印刷実行確認のメッセージを、スピーカ201を使用して再生することで、ユーザに対して音声で印刷実行の確認を行う。
In S714, the
S715にて、音声制御デバイス101は、ユーザから印刷の実行を許諾するような発話(例えば、「はい」など)を、マイクロフォン204を介して受け付ける。
In S715, the
S716にて、音声制御デバイス101は、S715で受信した発話内容を音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。ここでの送信方法は、図6のS602と同様に、音声データであってもテキストデータであっても良い。
In S716, the
S717にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、S716にて印刷実行の許諾に関する発話内容を受信したことに応じて、中継サーバ103に対して印刷を実行するためのリクエストを行う。
In S717, the voice control
S718にて、中継サーバ103は、印刷実行のリクエストを受信すると、これまでの一連の対話により取得した「印刷物の種類」、「設定値」の情報を元に印刷コンテンツを特定する。例えば、発話当日のスポーツニュースのコンテンツを所定のサーバから取得することで印刷コンテンツが特定されも良い。そして、中継サーバ103は、特定された印刷コンテンツに基づく印刷データを生成する。一連の対話は、少なくともS601からのメッセージのやり取りが中継サーバ103にて管理されているものとする。また、中継サーバ103が管理する画像データの中から、一連の対話に基づいて印刷対象となる画像データが特定される。
Upon receiving the print execution request in S718, the
S719にて、中継サーバ103は、S718にて生成した印刷データを用いてMFP104に対して印刷の実行を指示する。なお、S715において、ユーザが印刷の実行を許諾しない発話(例えば、「いいえ」など)をした場合は、S717の機能の呼出しリクエストの後、S705からの処理を行うようにしても良い。もしくは、S715にて、印刷実行に対する指示(許諾または拒否)のいずれの発話内容を受信できない場合には、印刷実行確認のメッセージを再度再生してもよいし、印刷実行を中止する旨のメッセージ(不図示)を再生してもよい。
In S719, the
・追加の問い合わせの必要がある場合
S705にて、中継サーバ103は、音声制御デバイス101でユーザに対して音声出力する内容を表すメッセージ(単にメッセージBともいう)を生成する。このメッセージBの内容は、印刷対象を明確にするためのガイダンスするような説明であり、印刷対象をより詳細に提示するような内容である。例えば、発話者「U11」とは異なるユーザがS701において音声制御デバイス「D1」に「ニュースを印刷して」と発話した場合、図9のテーブル900には「U1」のお気に入りの設定値が保存されていない。そして、図8に示すテーブル800には「経済」、「芸能」、「スポーツ」、「テクノロジー」の詳細なカテゴリが存在する。その場合、メッセージBの内容として、「ニュースには、経済、芸能、スポーツ、テクノロジーがあります。どれを印刷したいですか。」といったメッセージデータが生成されてよい。ここでのメッセージは、例えば、中継サーバ103にてメッセージテンプレートが保持、管理されていてよい。
-When an additional inquiry is required In S705, the
S706にて、中継サーバ103は、S705にて生成したメッセージBを音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。
In S706, the
S707にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、S706にて受信したメッセージBを音声制御デバイス101に送信する。このとき、メッセージBは音声データにて送信されてもよいし、テキストデータにて送信されてもよい。テキストデータにて送信される場合は、音声制御デバイス101側で音声データに変換されることとなる。
In S707, the voice control
S708にて、音声制御デバイス101は、S707にて受信したメッセージBを、スピーカ201により音声出力することで、ユーザに対してメッセージBを再生する。ユーザは、S708で再生されたメッセージBで提示された追加の設定項目について設定可能値の中から1つを選択することが可能である。
In S708, the
S709にて、音声制御デバイス101は、ユーザからマイクロフォン204を介して追加の設定に関する発話を受け付ける。上述したニュースの設定に関するメッセージBの場合は、例えば「スポーツ」というように発話が行われる。
At S709, the
S710にて、音声制御デバイス101は、S709で受信した発話内容を音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。ここでの送信方法は、図6のS602と同様に、音声データであっても良いし、テキストデータであっても良い。
In S710, the
S711にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、中継サーバ103に対して追加の設定で印刷を実行するための機能の呼び出しリクエストを行う。その後、S712〜S719の処理を行う。
In S711, the voice control
(追加の問い合わせの判定(S704)に関して)
S704で利用する図9のようなテーブル900のデータは、S719の印刷指示後に、印刷指示をしたユーザのデータを印刷指示データ(「印刷物の種類」「設定値」)で毎回更新されてもよい。もしくは、何回か連続して同じ印刷指示を実行した場合に、テーブル900の内容が更新されるようにしてもよい。また、図9のテーブル900の内容は、ユーザにより変更可能なように構成しても良い。例えば、中継サーバ103のユーザが表示部305に表示されたUI画面上で、テーブル900の各項目の内容を変更(編集)可能としても良い。また、印刷対象に対し、印刷時に用いられる詳細な印刷設定を更に対応付けて管理されてもよい。
(Regarding the judgment of additional inquiries (S704))
The data in the table 900 as shown in FIG. 9 used in S704 may be updated each time with the print instruction data (“printed matter type” and “set value”) of the data of the user who has given the print instruction after the print instruction in S719. .. Alternatively, the contents of the table 900 may be updated when the same print instruction is executed several times in succession. Further, the contents of the table 900 in FIG. 9 may be configured so as to be changeable by the user. For example, the user of the
また、S704では、図8のテーブル800から取得した情報でなく、ユーザの性別、興味、年齢などの属性情報や、印刷履歴等の履歴情報など、ユーザに紐づくデータを利用し判定しても良い。例えば、図8に示すように、印刷対象の一つである「ぬりえ」には、設定可能項目として「大人向け」「子供向け」が関連付けられている。このとき、「ぬりえ」が印刷対象として指示された場合、ユーザ(発話者)の年齢が所定の年齢以下であると特定できた場合には、自動的に「子供向け」を印刷対象に対する設定値として選択するようにしても良い。この場合、S705からS711が省略されてS712以降の処理が行われる。 Further, in S704, instead of the information acquired from the table 800 of FIG. 8, even if the determination is made by using the data associated with the user such as the attribute information such as the user's gender, interest, and age, and the history information such as the print history. good. For example, as shown in FIG. 8, "coloring", which is one of the print targets, is associated with "for adults" and "for children" as setnable items. At this time, when "Coloring" is instructed as the print target, and if it can be specified that the age of the user (speaker) is less than or equal to the predetermined age, "for children" is automatically set as the print target. You may choose as. In this case, S705 to S711 are omitted, and the processing after S712 is performed.
加えて、S704では、ユーザに関連づけられたデータに基づいて、処理の継続を判定しても良い。例えば「ニュース」を印刷対象として指示された場合に、ユーザ(発話者)の年齢が所定の年齢以下である場合には、印刷をさせない旨を音声制御デバイス101に発話させ処理を中止させても良い。もしくは、後述する第2の実装形態で説明するような管理者ユーザに認可を得るようなステップを追加し、管理者ユーザによる認可が得られない場合に同様に処理を中止させても良い。
In addition, in S704, the continuation of processing may be determined based on the data associated with the user. For example, when "news" is instructed to be printed, if the age of the user (speaker) is less than or equal to a predetermined age, the
上記では、ユーザの発話に対して音声出力だけが行われる構成について示した。しかしこの構成に限定するものではなく、例えば、音声制御デバイス101に表示部がある場合は、必要に応じて補足情報をテキストデータとして表示部に表示しても良い。または、補足情報を、ユーザに関連づけられたユーザ端末に送信しても良い。例えば、S714では、音声制御デバイス101は受け取った印刷実行確認のメッセージを、スピーカ201を使用して再生する。この際に、音声制御デバイス101に表示部がある場合、メッセージとは別に印刷対象の補足情報のテキストデータを音声制御デバイス101の表示部に表示するように表示制御が行われても良い。印刷対象が、「ニュース」で設定項目が「スポーツ」である場合、図11の画面1100ように、ニュースの見出しを表示してもよい。この画面1100を参照することで、ユーザは興味がある記事がある場合だけ印刷指示を行うことができる。ほかにも、補足情報のテキストデータの表示方法としては、ユーザ端末にインストールされたローカルアプリケーション上にテキストメッセージを送信する方法や、メールなどの機能を使用してユーザにテキストを送信する方法などが用いられてよい。
In the above, the configuration in which only voice output is performed for the user's utterance is shown. However, the present invention is not limited to this configuration. For example, when the
以上、本実施形態によれば、印刷コンテンツを特定するのに印刷物の種類の設定項目まで指定する必要がある印刷対象において、音声入力で「印刷物の種類」のみ指定するだけで各ユーザに適した印刷コンテンツを印刷することができる。なお、印刷物の種類とは、例えば、ニュース、ぬり絵であり、印刷コンテンツは、例えば、スポーツニュース、大人向けのぬり絵である。つまり、各ユーザは、毎回追加で設定項目を音声入力する必要がなくなる。そのため、音声認識デバイスを介したユーザによる印刷の利便性を向上させることが可能となる。 As described above, according to the present embodiment, in the print target in which it is necessary to specify the setting items of the type of printed matter in order to specify the print content, it is suitable for each user only by specifying only the "type of printed matter" by voice input. Printed content can be printed. The type of printed matter is, for example, news or a coloring book, and the printed content is, for example, sports news or a coloring book for adults. That is, each user does not need to input additional setting items by voice each time. Therefore, it is possible to improve the convenience of printing by the user via the voice recognition device.
なお、上記では、コンテンツを印刷する例を示したが、印刷以外にも適用してもよい。例えば、コンテンツの印刷の代わりにコンテンツの内容を読み上げるようにしても良いし、音声制御デバイス101に表示部がある場合は、コンテンツの内容を表示させるようにしても良い。
Although the example of printing the content is shown above, it may be applied to other than printing. For example, instead of printing the content, the content may be read aloud, or if the
<第2の実施形態>
本願発明の第2の実施形態として、権限に基づく印刷を行う形態について説明する。つまり、一般権限ユーザである発話者からの印刷指示を受け付けた場合、管理者ユーザによる印刷権限の認可を得た上で印刷動作を行う形態について説明する。なお、第1の実施形態と重複する構成については説明を省略し、差分に着目して説明を行う。ここでは、図7のS701においてユーザが例えば「ニュースを印刷して」と発話した場合、発話したユーザを一般権限ユーザ、そして、発話の中の「ニュースの印刷」を認可対象として説明する。
<Second embodiment>
As a second embodiment of the present invention, a mode of performing printing based on authority will be described. That is, when a print instruction from a speaker who is a general authority user is received, a mode in which the print operation is performed after obtaining the approval of the print authority by the administrator user will be described. It should be noted that the description of the configuration overlapping with the first embodiment will be omitted, and the description will be given focusing on the difference. Here, when a user utters, for example, "print news" in S701 of FIG. 7, the uttered user is described as a general authority user, and "print news" in the utterance is described as an authorization target.
[処理シーケンス]
本実施形態では、図7のS703の機能の呼出しリクエストの後、図12の処理を行う。本処理シーケンスにおける各工程は、処理対象のCPUがROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することで実現される。
[Processing sequence]
In the present embodiment, after the call request for the function of S703 of FIG. 7, the process of FIG. 12 is performed. Each process in this processing sequence is realized by the CPU to be processed reading and executing the program stored in the ROM or the like.
S1201にて、中継サーバ103は、S703にてリクエストを受信すると、ユーザ(発話者)が指定された印刷物に対する印刷権限を有するか否かを判定する。この判定には、例えば中継サーバ103のディスク装置302に図13のようなテーブル1300を保持し、印刷指示をしたユーザ(発話者)の認可リストに、印刷対象に対する認可があるか否かを確認することで行われる。ここでは、上述したように、印刷指示を行ったユーザを一般権限ユーザとし、音声制御デバイス管理サーバ102は発話者の特定が可能であり、その特定された発話者情報を中継サーバ103へ提供する。
When the
図13のテーブル1300において、項目1301は一般権限ユーザの識別情報を示し、項目1302は管理者ユーザの識別情報を示し、ここでは、管理者ユーザが管理する一般権限ユーザを対応付けている。なお、1の一般権限ユーザに対して複数の管理者ユーザが対応付けられてもよいし、複数の一般権限ユーザに対して1の管理者ユーザが対応付けられてもよい。項目1303は認可リストであり、一般権限ユーザが機能を利用する際に、管理者ユーザの認可が必要なリストを示している。なお、認可リストにない機能は管理者ユーザから認可を得る必要がない機能である。ここでは、管理者ユーザは、MFP104にて提供される全ての機能を利用することが可能であるとする。項目1304は、認可対象が、認可済みか否かを示している。
In the table 1300 of FIG. 13,
例えば、図13では、一般権限ユーザ「U21」が登録され、管理者ユーザ「U22」が対応づけられている。また、一般権限ユーザ「U21」が管理者ユーザ「U22」に認可された対象は「ナンバープレースの印刷」であり、「ぬりえの印刷」は「未認可」である。図13のテーブル1300の情報は、音声制御デバイス101の管理者ユーザにより変更可能なように構成しても良い。例えば、中継サーバ103が提供するUI画面(不図示)上で、音声制御デバイス101のユーザがテーブル1300の各項目の内容を変更(編集)可能としても良い。なお、中継サーバ103により提供されるUI画面は、PCやタブレットなどの不図示の情報処理端末によって表示されてもよい。また、認可する機能ごとに有効期限を持たせ、認可の有効期限が切れた機能は無効し、再度機能を利用する際に、認可を求めるようにしても良い。
For example, in FIG. 13, the general authority user “U21” is registered and the administrator user “U22” is associated with it. Further, the target for which the general authority user "U21" is authorized by the administrator user "U22" is "printing of number places", and "printing for coloring" is "unauthorized". The information in the table 1300 of FIG. 13 may be configured to be changeable by the administrator user of the
S1201の判定工程で権限があると判定された場合は、図7のS704の判定処理に移り、後続の工程を継続する。一方、S1201の判定工程で権限がないと判定された場合、S1202以降の処理へ進む。例えば、発話者「U21」が、S701において音声制御デバイスD2に対して「ナンバープレースを印刷して」と発話する。この場合、S703のリクエストには、ナンバープレースを特定する情報と、発話者の識別情報として「U21」が含まれる。中継サーバ103は、このリクエストと図13のテーブル1300に基づいて、発話者「U21」がナンバープレースの印刷の印刷権限があると判定する。そのため、S1201に続いてS704が実行される。一方、例えば、発話者「U21」が、S701において音声制御デバイス「D2」に対して「ぬり絵を印刷して」と発話する。この場合、S703のリクエストには、ぬり絵を特定する情報と、発話者の識別情報として「U21」が含まれる。中継サーバ103は、このリクエストと図13のテーブル1300に基づいて、発話者「U21」がぬり絵の印刷の印刷権限がないと判定する。そのため、S1201に続いてS1202が実行される。なお、認可リストに保存されていない印刷対象が指定された場合、中継サーバ103は、S1201において権限があると判定する。例えば、発話者「U21」が、S701において音声制御デバイス「D2」に対して「ニュースを印刷して」と発話した場合、中継サーバ103は、S1201において権限があると判定する。また、例えば、発話者「U21」とは異なるユーザが、S701において音声制御デバイス「D2」に対して何らかのコンテンツの印刷を要求した場合、中継サーバ103は、S1201において権限がないと判定する。
If it is determined in the determination step of S1201 that the user has authority, the process proceeds to the determination process of S704 of FIG. 7 and the subsequent steps are continued. On the other hand, if it is determined in the determination step of S1201 that there is no authority, the process proceeds to the processing after S1202. For example, the speaker "U21" utters "print the number place" to the voice control device D2 in S701. In this case, the request of S703 includes information for identifying the number place and "U21" as the speaker identification information. Based on this request and the table 1300 of FIG. 13, the
S1202にて、中継サーバ103は、音声制御デバイス101によりユーザに対して音声出力する内容を表すメッセージ(単にメッセージCともいう)を生成する。このメッセージCの内容は、今回の発話者である一般権限ユーザによる印刷指示(「○○の印刷」)の実行を管理者ユーザに認可を求めるような内容である。例えば、印刷対象として「ニュース」が指定された場合は、メッセージCの内容として、「あなたは印刷を実行することができません。管理者の○○さん、ニュースが印刷してもよろしいですか。」といったメッセージデータが生成される。ここでのメッセージは、例えば、中継サーバ103にてメッセージテンプレートが保持、管理されていてよい。
In S1202, the
S1203にて、中継サーバ103は、生成したメッセージCを音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。
In S1203, the
S1204にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、S1203にて受信したメッセージCを音声制御デバイス101に送信する。このとき、メッセージCは音声データにて送信されてもよいし、テキストデータにて送信されてもよい。テキストデータにて送信される場合は、音声制御デバイス101側で音声データに変換されることとなる。
In S1204, the voice control
S1205にて、音声制御デバイス101は、S1204にて受信したメッセージCを、スピーカ201により音声出力することで、ユーザに対してメッセージCを再生する。
In S1205, the
S1206にて、音声制御デバイス101は、管理者ユーザからマイクロフォン204を介して、再生されたメッセージCで提示されたニュースの印刷に対する認可の問合せに対する発話を受け付ける。例えば、管理者ユーザは、印刷に対する認可のためのキーワード「いいよ」を発話する。ここでの発話内容は、認可するためキーワード(認可フレーズ)として予め音声制御デバイス管理サーバ102上に登録されているものとする。
In S1206, the
S1207にて、音声制御デバイス101は、S1206で受信した発話内容を音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。ここでの送信方法は、図6のS602と同様に、音声データであってもテキストデータであっても良い。上述したように、音声制御デバイス管理サーバ102は、音声制御デバイス101から受信した認可キーワードの音声データから、その発話者を特定することが可能である。
In S1207, the
図14は、音声制御デバイス管理サーバ102が保持するテーブル1400の一例であり、例えばディスク装置302に保持されている。図14のテーブル1400は、図10のテーブル1000を拡張したテーブルであり、項目1401〜項目1403は、図10の項目1001〜項目1003と同一である。項目1404は、認可キーワードの音声データから得られる特徴量を示している。なお、特徴量が存在しない箇所については「−」が示されている。図14のテーブル1400により音声制御デバイスごとに認可キーワードの音声データから得られる特徴量と一致する発話者を特定する。例えば、ユーザが音声制御デバイス「D1」に対して認可キーワードを発話した場合、認可キーワードの音声データから得られる特徴量が「NK11」であれば、発話者を「U11」と特定する。また、例えば、ユーザが音声制御デバイス「D1」に対して認可キーワードを発話した場合、認可キーワードの音声データから得られる特徴量が「NK11」でなければ、特徴量が未登録の発話者として「U1」と特定する。なお、ユーザが音声制御デバイス「D1」に対して「ダメ」というような認可キーワードでないワードを発話した場合も、音声データから得られる特徴量が「NK11」でないため、発話者は「U1」と特定される。例えば、S701において発話者「U21」が、「ぬり絵を印刷して」と発話した場合、上述した通り、S1202以降の処理が実行され、S1206において発話者U22が「いいよ」と発話する。そして、音声制御デバイス管理サーバ102は、「いいよ」の音声データから「NK22」を得ることで発話者「U22」を特定する。
FIG. 14 is an example of the table 1400 held by the voice control
S1208にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、中継サーバ103に対して印刷を実行するための機能の呼び出しリクエストを行う。このとき、S1207にて特定された認可の発話をした発話者の情報が、併せて中継サーバ103に送信される。つまり、S1208で送信されるリクエストには、ぬり絵を特定する情報と発話者「U22」を特定する情報が含まれる。
In S1208, the voice control
S1209にて、中継サーバ103は、図13のテーブル1300の情報に基づいて、認可キーワードの発話をした発話者が、今回の印刷対象に対する認可を得ようする一般権限ユーザの管理者ユーザと一致するか否かの判定を行う。例えば、S701において発話者「U21」が、「ぬり絵を印刷して」と発話した場合、中継サーバ103は、S1201において発話者U21に権限がないと判定する。そして、中継サーバ103は、S1208のリクエストから発話者「U22」によりぬり絵の印刷が許可されたと特定できる。そして中継サーバ103は、図13を参照すると一般権限ユーザ「U21」の「ぬり絵」に対して「未」が設定されていることを特定するとともに、管理者ユーザが「U22」であると特定する。その結果、中継サーバ103は、認可キーワードの発話者「U22」が、認可を得ようする一般権限ユーザ「U21」の管理者ユーザ「U22」と一致すると判定する。一致しない場合は、この旨をユーザに音声で伝えるためのメッセージデータを生成し、音声制御デバイス管理サーバ102を介して音声制御デバイス101に供給する。例えば、一般権限ユーザが「ニュースの印刷」に対する認可を得ようとしていた場合は、「管理者の認可が下りないため、ニュースの印刷はできません。」という旨のメッセージを作成する。そして、音声制御デバイス101にてその作成されたメッセージが発話されるように指示を行って、本処理シーケンスを終了する。なお、この場合に中継サーバ103はテーブル1300の項目1304を「未」から「否」に更新しても良い。ここで「否」に更新された場合、S1201において権限がないと判定されるとともに、S1203以降の問い合わせを省略することが可能となる。一方、一致する場合、今回の認可された情報に基づき、図13のテーブル1300の内容を更新する。つまり、テーブル1300の項目1304において、認可が行われた旨を示す値(「済」)に更新する。これにより、認可を受けた一般権限のユーザは、図7のS704以降のステップを第1の実施形態にて説明したように実施できる。
In S1209, the
以上、本実施形態により、ユーザの権限に応じた印刷動作を行うことができる。また、一般権限ユーザによる印刷指示であっても、管理者ユーザによる認可を得ることで、適切な印刷動作を行うことが可能となる。 As described above, according to this embodiment, the printing operation can be performed according to the user's authority. Further, even if the printing instruction is given by a general authority user, an appropriate printing operation can be performed by obtaining approval from the administrator user.
なお、管理者ユーザによる音声制御デバイス101に対する音声で権限の認可を得ていたが、権限ユーザの所有する端末から認可を得るようにしても良い。例えば、管理者ユーザの端末にインストールされたローカルアプリケーション上に認可ボタン付きメッセージを送信したり、メールなどの機能を使用してユーザに認可ボタン付きのメッセージを送信したりしてもよい。これにより、管理者ユーザは、受信したメッセージ上に表示される認可ボタンを押下などといったユーザ操作を行うことで認可を行うことが可能となる。
Although the authorization has been obtained by the voice of the
なお、上記では、コンテンツを印刷する例を示したが、印刷以外にも適用してもよい。例えば、図13の項目1303は認可リストの中に「買い物」を追加し、音声制御デバイス101を利用した音声での「買い物」を、発話者の権限を基づいて行わせても良い。つまり、一般権限ユーザである発話者の「買い物」を、管理者ユーザに「買い物」の認可を得た上で行わせるようにしても良い。
Although the example of printing the content is shown above, it may be applied to other than printing. For example, in
<第3の実施形態>
本願発明の第3の実施形態として、第2の実施形態にて説明した認可の別の形態について説明する。本実施形態では、管理者ユーザにより認可を行う場合、認可キーワードとして、動的に生成した不規則な数字列を管理者ユーザに提示し、それを管理者ユーザに発話させることで認可を行う。
<Third embodiment>
As a third embodiment of the present invention, another embodiment of the authorization described in the second embodiment will be described. In the present embodiment, when authorization is performed by an administrator user, authorization is performed by presenting a dynamically generated irregular number string to the administrator user as an authorization keyword and having the administrator user speak it.
[処理シーケンス]
本実施形態では、第2の実施形態にて述べた図12の処理シーケンスに代えて、図7のS703の機能の呼び出しリクエストの後、図16の処理シーケンスが行われる。本処理シーケンスにおける各工程は、処理対象のCPUがROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することで実現される。
[Processing sequence]
In the present embodiment, instead of the processing sequence of FIG. 12 described in the second embodiment, the processing sequence of FIG. 16 is performed after the call request of the function of S703 of FIG. Each process in this processing sequence is realized by the CPU to be processed reading and executing the program stored in the ROM or the like.
S1601は、図12のS1201と同一であり、ユーザ(発話者)が指定された印刷物に対する印刷権限を有するか否かを判定する。印刷権限がないと判定された場合、S1602以降の処理を行い、印刷権限があると判定された場合、図7のS704以降の処理を行う。 S1601 is the same as S1201 in FIG. 12, and determines whether or not the user (speaker) has printing authority for the designated printed matter. If it is determined that the user does not have the print authority, the process after S1602 is performed, and if it is determined that the user has the print authority, the process after S704 in FIG. 7 is performed.
S1602にて、中継サーバ103は、認可キーワードを動的に生成する。例えば、認可キーワードの数字列として「1,5,8」を動的に生成する。なお、ここでは認可キーワードとして数字列を用いた例を示すが、アルファベットや所定の文字列など他のキーワードを用いてもよい。また、本実施形態では、認可キーワードに用いる文字数を3つとした例を示すが、これに限定するものではない。
In S1602, the
S1603にて、中継サーバ103は、S1602にて生成した認可キーワードを含むメッセージを作成する。例えば、「あなたは印刷を実行することができません。管理者の○○さん、ニュースを印刷してもよろしいですか。よろしければ、1,5,8としゃべってください」がメッセージDとして作成される。ここでのメッセージは、例えば、中継サーバ103にてメッセージテンプレートが保持、管理されていてよい。
In S1603, the
S1604にて、中継サーバ103は、S1603にて生成されたメッセージDを音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。
In S1604, the
S1605にて、中継サーバ103は、S104にて受信したメッセージDを音声制御デバイス101に送信する。このとき、メッセージDは音声データにて送信されてもよいし、テキストデータにて送信されてもよい。テキストデータにて送信される場合は、音声制御デバイス101側で音声データに変換されることとなる。
In S1605, the
S1606にて、音声制御デバイス101は、S1605にて受信したメッセージDを、スピーカ201により音声出力することで、ユーザに対してメッセージDを再生する。
In S1606, the
S1607にて、音声制御デバイス101は、管理者ユーザからマイクロフォン204を介して、再生されたメッセージD内で提示された認可キーワードである数字列「1」、「5」、「8」の発話を受け付ける。
In S1607, the
S1608にて、音声制御デバイス101は、S1607に受信した発話内容を音声制御デバイス管理サーバ102に送信する。ここでの送信方法は、図6のS602と同様に、音声データであってもテキストデータであってもよい。音声制御デバイス管理サーバ102は、受信した発話内容に含まれる数字列の各数字の音声データから発話者を特定することが可能である。
In S1608, the
図15は、音声制御デバイス管理サーバ102が保持するテーブル1500の一例であり、例えばディスク装置302に保持されている。図15のテーブル1500は、図10のテーブル1000を拡張したテーブルであり、項目1501〜項目1503は、図10の項目1001〜項目1003と同一である。項目1504は、数字の「1」の音声データから得られる特徴量を示している。同様に、項目1505〜項目1512は、数字の「2」〜「9」に対応した音声データから得られる特徴量を示している。なお、特徴量が存在しない箇所については「−」が示されている。例えば、数字列「1,5,8」をユーザが音声制御デバイス「D1」に対して発話したとする。この場合に、数字「1」部分の音声データから得られる特徴量「NK111」、数字「5」部分の音声データから得られる特徴量が「NK115」、数字「8」部分の音声データから得られる特徴量が「NK118」である場合、発話者を「U11」と特定する。また、数字「1」、数字「5」、数字「8」の音声データから得られる特徴量のいずれかが「U11」の特徴量と異なる場合、特徴量が未登録の発話者として「U1」と特定する。このとき、認可キーワードとして示された数字列の並びが、発話内容の並びと異なる場合には、未登録の発話者「U1」として特定してもよい。
FIG. 15 is an example of the table 1500 held by the voice control
S1609にて、音声制御デバイス管理サーバ102は、中継サーバ103に対して印刷を実行するための機能の呼び出しリクエストを行う。このとき、S1608にて特定された認可の発話をした発話者の情報が、併せて中継サーバ103に送信される。
In S1609, the voice control
S1610にて、中継サーバ103は、認可情報の検証を行う。具体的には、管理者ユーザから発話された数字列が、中継サーバ103で利用した数字列と一致するか否かの判定が行われる。また、図13のテーブル1300の情報に基づいて、認可キーワードの発話をした発話者が、今回の印刷対象に対する認可を得ようと一般権限ユーザの管理者ユーザと一致するか否かの判定を行う。一致しない場合は、この旨をユーザに音声で伝えるためのメッセージデータを生成し、音声制御デバイス管理サーバ102を介して音声制御デバイス101に送信する。例えば、一般権限ユーザが「ニュースの印刷」に対する認可を得ようとしていた場合は、「管理者の認可が下りないため、ニュースの印刷はできません。」という旨のメッセージを作成する。そして、音声制御デバイス101にてその作成されたメッセージが発話されるように指示を行って、本処理シーケンスを終了する。一方、一致する場合、今回の認可された情報に基づき、図13のテーブル1300の内容を更新する。つまり、テーブル1300の項目1304において、認可が行われた旨を示す値に更新する。これにより、認可を受けた一般権限のユーザは、図7のS704以降のステップを第1の実施形態にて説明したように実施できる。
In S1610, the
以上、本実施形態により、動的に生成した認可キーワードを管理者ユーザに提示し、それを管理者ユーザに発話させるようにすることで、第2の実施形態の効果に加え、更にセキュリティを向上させることができる。 As described above, according to the present embodiment, the dynamically generated authorization keyword is presented to the administrator user, and the administrator user is made to speak it, thereby further improving the security in addition to the effect of the second embodiment. Can be made to.
<その他の実施形態>
本発明は上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<Other Embodiments>
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiment to a system or device via a network or storage medium, and one or more processors in the computer of the system or device reads and executes the program. But it is feasible. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。 The invention is not limited to the above embodiments, and various modifications and modifications can be made without departing from the spirit and scope of the invention. Therefore, a claim is attached to make the scope of the invention public.
100…印刷システム、101…音声制御デバイス、102…音声制御デバイス管理サーバ、103…中継サーバ、104…MFP 100 ... Printing system, 101 ... Voice control device, 102 ... Voice control device management server, 103 ... Relay server, 104 ... MFP
Claims (14)
ユーザごとの印刷対象に関する設定情報を管理する第1の管理手段と、
前記音声制御デバイスを介して受け付けたユーザによる音声指示と、前記第1の管理手段にて管理されている当該ユーザの設定情報とに基づき、当該ユーザに対応する印刷対象が特定可能か否かを判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段により印刷対象が特定可能であると判定された場合、印刷対象の印刷コンテンツを特定する特定手段と
を有することを特徴とする印刷制御システム。 A voice control device capable of receiving voice instructions from a user, and a print control system communicatively connected to a printing device.
The first management means for managing the setting information regarding the print target for each user,
Whether or not the print target corresponding to the user can be specified based on the voice instruction received by the user via the voice control device and the setting information of the user managed by the first management means. The first determination means for determination and
A print control system characterized by having a specific means for specifying a print content to be printed when it is determined by the first determination means that the print target can be specified.
前記第1の判定手段は更に、前記第1のメッセージデータに対する応答として、前記音声制御デバイスを介して受け付けたユーザによる音声指示に基づいて、当該ユーザに対応する印刷対象が特定可能か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御システム。 When it is determined by the first determination means that the print target cannot be specified, it further has a transmission means for transmitting the first message data for specifying the print target to the voice control device.
The first determination means further determines whether or not the print target corresponding to the user can be specified as a response to the first message data based on the voice instruction received by the user via the voice control device. The print control system according to claim 1, wherein the determination is made.
前記特定手段は、前記第2のメッセージデータに対する応答として、前記音声制御デバイスを介して受け付けた印刷実行の許諾を受信した場合に、当該ユーザに対応して特定される印刷対象の印刷コンテンツを特定することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御システム。 When it is determined that the print target can be specified by the first determination means, the voice control of the second message data for confirming the permission to execute printing of the print target specified corresponding to the user. It also has a confirmation means to send to the device
As a response to the second message data, the specific means identifies the print content to be printed to be specified corresponding to the user when the permission for print execution received via the voice control device is received. The print control system according to claim 1 or 2.
前記音声制御デバイスを介して受け付けたユーザによる音声指示と前記第1の管理手段にて管理されている当該ユーザの設定情報とに基づいて特定される印刷対象の印刷権限を当該ユーザが有するか否かを判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により、前記ユーザが印刷権限を有していないと判定された場合、当該ユーザの印刷対象に対応付けられた管理者ユーザに対して印刷の認可を要求する要求手段と、
を更に有し、
前記特定手段は、前記要求手段による要求への応答として、前記印刷対象の印刷実行の認可を受信した場合に、当該印刷対象の前記印刷コンテンツを特定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の印刷制御システム。 A second management means for associating and managing the user and the administrator user who manages the print authority for each print target, and
Whether or not the user has the print authority of the print target specified based on the voice instruction by the user received via the voice control device and the setting information of the user managed by the first management means. A second determination means for determining whether or not
When it is determined by the second determination means that the user does not have the print authority, the request means for requesting the administrator user associated with the print target of the user for printing authorization, and the request means.
With more
The specific means according to claim 1 to 6, wherein the specific means identifies the print content of the print target when the approval for printing execution of the print target is received in response to the request by the request means. The print control system according to any one of the following items.
前記特定手段は、前記第3のメッセージデータに対する応答として、前記音声制御デバイスを介して受け付けた音声指示による印刷実行の認可を受信した場合に、前記印刷対象の印刷コンテンツを特定することを特徴とする請求項7に記載の印刷制御システム。 The requesting means makes the request by transmitting a third message data for requesting the administrator user to approve the printing execution of the print target to the voice control device.
The specific means is characterized in that, as a response to the third message data, when a print execution authorization by a voice instruction received via the voice control device is received, the print content to be printed is specified. The print control system according to claim 7.
前記特定手段は、前記要求に対する応答として、前記ユーザ端末を介して受け付けたユーザ操作による印刷実行の認可を受信した場合に、前記印刷対象の印刷コンテンツを特定することを特徴とする請求項7に記載の印刷制御システム。 The requesting means makes the request by transmitting data for requesting the administrator user to approve the printing execution of the print target to the user terminal associated with the administrator user.
7. The identification means is characterized in that, as a response to the request, the print content to be printed is specified when the authorization for printing execution by the user operation received via the user terminal is received. The print control system described.
前記印刷制御システムは、ユーザごとの印刷対象に関する設定情報を管理する第1の管理手段を有し、
前記印刷制御システムにおいて、
前記音声制御デバイスを介して受け付けたユーザによる音声指示と、前記第1の管理手段にて管理されている当該ユーザの設定情報とに基づき、当該ユーザに対応する印刷対象が特定可能か否かを判定する第1の判定工程と、
前記第1の判定工程にて印刷対象が特定可能であると判定された場合、印刷対象の印刷コンテンツを特定する特定工程と
を有することを特徴とする印刷制御システムの制御方法。 A control method for a voice control device capable of receiving voice instructions from a user and a print control system communicatively connected to a printing device.
The print control system has a first management means for managing setting information regarding a print target for each user.
In the print control system
Whether or not the print target corresponding to the user can be specified based on the voice instruction received by the user via the voice control device and the setting information of the user managed by the first management means. The first determination step to determine and
A control method of a print control system, which comprises a specific step of specifying a print content to be printed when it is determined in the first determination step that the print target can be specified.
ユーザごとの印刷対象に関する設定情報を管理する第1の管理手段、
音声制御デバイスを介して受け付けたユーザによる音声指示と、前記第1の管理手段にて管理されている当該ユーザの設定情報とに基づき、当該ユーザに対応する印刷対象が特定可能か否かを判定する第1の判定手段、
前記第1の判定手段により印刷対象が特定可能であると判定された場合、印刷対象の印刷コンテンツを特定する特定手段
として機能させるためのプログラム。 Computer,
The first management means for managing the setting information regarding the print target for each user,
Based on the voice instruction received by the user via the voice control device and the setting information of the user managed by the first management means, it is determined whether or not the print target corresponding to the user can be specified. First determination means to
A program for functioning as a specific means for specifying a print content to be printed when it is determined by the first determination means that the print target can be specified.
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