JP2021081963A - Monitoring device, monitoring method, and monitoring program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、監視装置、監視方法及び監視プログラムに関する。 The present invention relates to a monitoring device, a monitoring method and a monitoring program.
金融機関や小売店等に設置されている複数の自動取引装置(Automated Teller Machine;ATM)とネットワークを介して接続され、それらで発生する障害を監視する装置が知られている。このような装置に関し、例えば、自動取引装置で発生した障害に関する情報をサーバに記憶し、端末の画面に一覧表示する自動取引システムが知られている。また、自動取引装置で発生した障害に関する情報を記憶し、障害対応の優先度を判定し、優先度が高いものほど表示位置が上になるように監視画面に表示する監視装置が知られている。 There are known devices that are connected to a plurality of automated teller machines (ATMs) installed in financial institutions, retail stores, etc. via a network and monitor failures that occur in them. Regarding such a device, for example, there is known an automatic teller system that stores information about a failure that has occurred in an automated teller machine in a server and displays it in a list on a terminal screen. Further, there is known a monitoring device that stores information on a failure that has occurred in an automated teller machine, determines the priority of troubleshooting, and displays the higher priority on the monitoring screen so that the display position is higher. ..
複数の自動取引装置を監視する監視装置では、その監視対象の或る自動取引装置で発生した障害に対し、監視対象の自動取引装置群において過去に発生した障害に関する情報が十分に活用されないために、監視装置側のオペレータの対応、障害が発生したその自動取引装置の保守や復旧或いはそのための関係各所(行員、警備会社、システム部門等)への連絡に遅れが生じる場合があった。 In a monitoring device that monitors a plurality of automated teller machines, information on failures that have occurred in the past in the monitored automated teller machine group is not fully utilized for a failure that occurred in a certain automated teller machine to be monitored. In some cases, there was a delay in the response of the operator on the monitoring device side, the maintenance and restoration of the automated teller machine in which the failure occurred, or the contact with related parties (bank employees, security companies, system departments, etc.).
1つの側面では、本発明は、監視対象の或る自動取引装置で発生した障害に対し、監視対象の自動取引装置群において過去に発生した障害に関する情報を十分に活用することを目的とする。 In one aspect, it is an object of the present invention to make full use of information on failures that have occurred in the monitored automated teller machine group in the past, in response to a failure that has occurred in a monitored automated teller machine.
1つの態様では、複数の自動取引装置において発生した障害に関する第1の情報を記憶する記憶部と、前記記憶部を参照し、前記複数の自動取引装置のうち障害が発生した一の自動取引装置についての前記第1の情報に基づき、前記複数の自動取引装置における過去の障害の発生状況を統計的に示した第2の情報を生成する生成部と、前記生成部によって生成された前記第2の情報を表示する表示部とを含む監視装置が提供される。 In one embodiment, a storage unit that stores first information regarding a failure that has occurred in a plurality of automated teller machines and an automated teller machine that has a failure among the plurality of automated teller machines with reference to the storage unit. Based on the first information about the above, a generation unit that generates second information that statistically indicates the occurrence status of past failures in the plurality of automated teller machines, and the second generation unit that is generated by the generation unit. A monitoring device including a display unit for displaying the information of the above is provided.
1つの側面では、監視対象の或る自動取引装置で発生した障害に対し、監視対象の自動取引装置群において過去に発生した障害に関する情報を十分に活用することが可能になる。 On one aspect, it becomes possible to fully utilize information on failures that have occurred in the past in the monitored automated teller machine group for a failure that has occurred in a monitored automated teller machine.
図1は監視装置の一例の説明図である。
図1に示す監視装置1は、監視サーバ10及び監視端末20を含む。監視サーバ10と監視端末20とは、有線又は無線の通信手段を用いて接続される。監視サーバ10は、図1に示すように、ネットワーク40を介して複数の自動取引装置(ATM)30と接続される。ここでは一例として、監視サーバ10とネットワーク40を介して接続される3台のATM30を図示している。ネットワーク40は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等である。
FIG. 1 is an explanatory diagram of an example of a monitoring device.
The
監視サーバ10は、ネットワーク40を介して接続されるATM30群の状態を監視する処理を行うサーバコンピュータである。例えば、監視サーバ10は、ATM30群の各々について、正常に稼働しているか、或いは障害が発生しているか、といった状態を監視する処理を行う。監視サーバ10の処理は、監視サーバ10で実行されるソフトウェアによって実現される。監視サーバ10は、監視装置1の利用者(コールセンターのオペレータ等)が操作する監視端末20のキーボードやマウス等の入力デバイス20aからの入力に応じた処理を実行し、実行された処理の内容や結果を監視端末20のディスプレイ20bに表示する。
The
ATM30群はそれぞれ、例えば、図1に示すように、タッチパネル30a、カード挿抜口30b、通帳挿抜口30c、紙幣入出金口30d、硬貨入出金口30e及び連絡用電話機30fを備える。各ATM30は、利用者(顧客等)による操作に基づき、カード(キャッシュカード又はクレジットカード)や通帳を使った現金の支払い、預け入れ、通帳記入、残高照会、振り込み等の金融取引を実行する。各ATM30は、自機の設置場所や識別情報、自機で行われている、若しくは行われた金融取引の内容等を示す情報を、監視装置1に送信する。各ATM30から監視装置1に送信される情報には、金融取引が行われている、若しくは行われたATM30の状態(正常に稼働しているか或いは障害が発生しているか等)を示す情報が含まれる。
As shown in FIG. 1, each of the
監視装置1は、各ATM30から送信される、その状態を示す情報を用いて、ATM30群を監視する処理を行う。
ここで、ATM30のハードウェア構成について説明する。
The
Here, the hardware configuration of the
図2はATMのハードウェア構成の一例を示す図である。
ATM30は、例えば、図2に示すように、プロセッサ101、RAM102、HDD103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105及び通信インタフェース106を有する。
FIG. 2 is a diagram showing an example of an ATM hardware configuration.
The
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)等である。RAM102は、プロセッサ101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラム、プロセッサ101による処理に用いる各種データを記憶する。HDD103は、OSのプログラム、アプリケーションプログラム及び各種データを記憶する。
The
グラフィック処理装置104には、表示ユニット31が備える表示部31aが接続される。表示部31aは、例えば、ATM30のタッチパネル30aである。グラフィック処理装置104は、入力インタフェース105を通じて入力される信号に基づき、プロセッサ101からの命令に従って、表示部31aに画像を表示させる。
A
入力インタフェース105には、表示ユニット31が備える入力検知部31b、並びに、カードユニット32、通帳ユニット33、紙幣ユニット34、硬貨ユニット35及びジャーナルユニット36が接続される。
The
入力検知部31bは、例えば、表示部31aに対するATM30の利用者からのタッチ入力を検知する。
カードユニット32は、カードに対する各種処理、例えば、カード挿抜口30bからATM30内へのカードの取り込み、ATM30内からカード挿抜口30bへのカードの送り出し、カードに含まれる情報の読み取りや書き換え等を行う。
The
The
通帳ユニット33は、通帳に対する各種処理、例えば、通帳挿抜口30cからATM30内への通帳の取り込み、ATM30内から通帳挿抜口30aへの通帳の送り出し、通帳に含まれる情報の読み取りや書き換え、通帳への印字等の処理を行う。
The
紙幣ユニット34は、紙幣に対する各種処理、例えば、紙幣入出金口30dの扉の開閉、紙幣入出金口30dからATM30内への紙幣の取り込み、ATM30内から紙幣入出金口30dへの紙幣の送り出し、紙幣の計数、紙幣のストック管理、紙幣入出金口30d内の紙幣有無の検知等を行う。
The
硬貨ユニット35は、硬貨に対する各種処理、例えば、硬貨入出金口30eの扉の開閉、硬貨入出金口30eからATM30内への硬貨の取り込み、ATM30内から硬貨入出金口30eへの硬貨の送り出し、硬貨の計数、硬貨のストック管理、硬貨入出金口30e内の硬貨有無の検知等を行う。
The
ジャーナルユニット36は、ATM30の利用時に出力される利用明細等が記録されるジャーナル(記録紙)に対する各種処理、例えば、ジャーナルへの印字、印字されたジャーナルの送り出し等を行う。
The
入力インタフェース105は、入力検知部31b、カードユニット32、通帳ユニット33、紙幣ユニット34及び硬貨ユニット35からの信号を取得し、プロセッサ101に出力する。グラフィック処理装置104は、入力インタフェース105を通じて信号が入力されるプロセッサ101からの命令に従って、表示ユニット31の表示部31aに画像を表示させる。
The
通信インタフェース106は、ネットワーク40を介して監視装置1と通信を行うためのインタフェースである。
次に、監視装置1のハードウェア構成について説明する。
The
Next, the hardware configuration of the
図3は監視装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
監視装置1は、例えば、図3に示すように、プロセッサ201、RAM202、HDD203、グラフィック処理装置204、入力インタフェース205、通信インタフェース206及び読み取り装置207を有する。
FIG. 3 is a diagram showing an example of the hardware configuration of the monitoring device.
As shown in FIG. 3, the
プロセッサ201は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサである。プロセッサ201は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の特定用途の電子回路を含んでもよい。プロセッサ201は、CPU、DSP、ASIC、FPGA等のうちの2種以上の組合せであってもよい。
The
RAM202は、監視装置1の主記憶装置である。RAM202は、プロセッサ201に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。RAM202は、プロセッサ201による処理に用いる各種データを記憶する。
The
HDD203は、監視装置1の補助記憶装置である。HDD203は、内蔵した磁気ディスクに対して、磁気的にデータの書き込み及び読み出しを行う。HDD203には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム及び各種データが格納される。監視装置1は、SSD(Solid State Drive)等の他の種類の補助記憶装置を備えてもよく、複数の補助記憶装置を備えてもよい。
グラフィック処理装置204は、プロセッサ201からの命令に従って、監視装置1の監視サーバ10に接続された監視端末20のディスプレイ20bに画像を表示させる。ディスプレイ20bとしては、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等を用いることができる。
The
入力インタフェース205は、監視装置1の監視サーバ10に接続された監視端末20の入力デバイス20aから入力信号を取得し、プロセッサ201に出力する。入力デバイス20aとしては、例えば、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイス、キーボード等を用いることができる。
The
読み取り装置207は、記録媒体210に記録されたプログラムやデータを読み取る装置である。記録媒体210として、例えば、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDD等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を使用できる。また、記録媒体210として、例えば、フラッシュメモリカード等の不揮発性半導体メモリを使用することもできる。読み取り装置207は、例えば、プロセッサ201からの命令に従って、記録媒体210から読み取ったプログラムやデータをRAM202又はHDD203に格納する。
The
通信インタフェース206は、ネットワーク40を介してATM30と通信を行うためのインタフェースである。
続いて、監視装置1が有する機能について説明する。
The
Subsequently, the function of the
図4は監視装置が有する機能の一例を示す図である。
監視装置1は、例えば、図4に示すように、データ送受信部2、データ解析部3、データ部4、入力部5、表示情報生成部6、表示部7及び制御部8を含む。
FIG. 4 is a diagram showing an example of the functions of the monitoring device.
As shown in FIG. 4, the
データ送受信部2は、ネットワーク40を介して、複数のATM30から送信される情報を受信する。また、データ送受信部2は、ネットワーク40を介して、監視装置1からの情報を特定のATM30へ送信する。尚、図4では、ネットワーク40に接続されるATM30の図示を省略している。
The data transmission /
ATM30から送信されて監視装置1のデータ送受信部2で受信される情報には、例えば、その情報の送信元のATM30の設置場所や識別情報、そのATM30で行われている、若しくは行われた金融取引の内容等を示す情報、並びにそのATM30の状態を示す情報及びその状態に関する情報が含まれる。ATM30の状態には、正常な状態か、休止している状態か、障害が発生している状態か、電源が切られている状態か、といった種別(状態種別)がある。ATM30から送信されて監視装置1のデータ送受信部2で受信される情報は、「状態通知」とも称される。
The information transmitted from the
また、監視装置1のデータ送受信部2からATM30に送信される情報としては、例えば、監視装置1の利用者(コールセンターのオペレータ等)の操作に基づく指令による、特定のATM30に対する状態通知の要求がある。このほか、連絡用電話機30fへの回線接続、通帳やジャーナル等への帳票印刷、カードや通帳等の媒体の返却又は取り込み、表示部31aのハードコピー、処理動作のリセット等、特定のATM30に対する遠隔指令又は遠隔操作を実行するための情報が送信されてもよい。
Further, as the information transmitted from the data transmission /
ここでは、ATM30群から送信される状態通知を、監視装置1がそのデータ送受信部2で受信する場合を中心に説明する。
データ解析部3は、データ送受信部2で受信された情報、即ち、状態通知を解析し、その状態通知の内容を、その送信元のATM30の現在の情報(カレント情報)として、データ部4のカレント情報記憶部4aに記憶する。
Here, the case where the
The
また、データ解析部3は、データ送受信部2で受信された状態通知を解析し、その状態通知に、その送信元のATM30の障害に関する情報(障害情報)が含まれる場合には、その障害情報を、データ部4の障害履歴情報記憶部4bに記憶する。
Further, the
入力部5は、監視装置1の利用者の操作、即ち、監視端末20の入力デバイス20a(図1)からの利用者の入力による指令を受け付ける。例えば、入力部5は、利用者によるカレント情報や障害情報を表示させる指令、過去の障害の発生状況(それを統計的に示した統計情報)を生成して表示させる指令等を受け付ける。
The
表示情報生成部6は、入力部5によって受け付けられた指令に基づき、データ部4のカレント情報記憶部4aを参照し、記憶されたカレント情報を、表示部7の所定の表示エリアに表示させるための情報(表示情報)を生成する。
The display
また、表示情報生成部6は、入力部5によって受け付けられた指令に基づき、データ部4の障害履歴情報記憶部4bを参照し、記憶された障害情報を用いて、過去の障害の発生状況を生成する。表示情報生成部6は更に、生成された過去の障害の発生状況を、表示部7の所定の表示エリアに表示させるための情報(表示情報)を生成する。
Further, the display
表示部7は、表示情報生成部6によって生成された表示情報(カレント情報や障害情報或いは過去の障害の発生状況)を、監視端末20のディスプレイ20b(図1)の所定の表示エリアに表示する。
The
制御部8は、データ送受信部2、データ解析部3、データ部4、入力部5、表示情報生成部6及び表示部7が行う、上記のような処理を制御する。
尚、上記の障害情報は、監視対象のATM30群において発生した障害に関する第1の情報の一例であり、データ部4(カレント情報記憶部4a及び障害履歴情報記憶部4b)は、その第1の情報を記憶する記憶部の一例である。上記の過去の障害の発生状況は、監視対象のATM30群における過去の障害の発生状況を統計的に示した第2の情報の一例であり、表示情報生成部6は、その第2の情報を生成する生成部の一例であり、表示部7は、その第2の情報を表示する表示部の一例である。また、上記の状態通知は、監視対象のATM30群の各々の状態を示す第3の情報の一例であり、或るATM30の第1の情報である障害情報は、当該ATM30の第3の情報である状態通知にその一部として含まれる情報の一例である。
The
The above-mentioned failure information is an example of the first information regarding the failure that occurred in the ATM30 group to be monitored, and the data unit 4 (current
続いて、監視装置1で用いられる状態通知、及び障害情報を含む状態通知について、説明する。
図5は状態通知の説明図であって、(A)は状態通知の内容の説明図、(B)は状態通知に含まれるATMの状態種別の説明図である。図6は状態通知に含まれる障害コードの説明図である。
Subsequently, the status notification used in the
5A and 5B are explanatory diagrams of the status notification, FIG. 5A is an explanatory diagram of the contents of the status notification, and FIG. 5B is an explanatory diagram of the ATM status type included in the status notification. FIG. 6 is an explanatory diagram of a failure code included in the status notification.
監視対象のATM30群の各々から送信されて監視装置1のデータ送受信部2で受信される状態通知には、図5(A)の状態通知テーブル50に示すような、「状態種別」、「自動機ID」、「発生日時」、「障害コード」、「その他1〜n」、といった項目が含まれる。
The status notifications transmitted from each of the ATM30 groups to be monitored and received by the data transmission /
ここで、状態通知に含まれる「状態種別」は、各ATM30の状態を示す情報であり、図5(B)の状態種別テーブル60に示すような、「正常」、「休止」、「障害」、「電源断」といった種別で表される。「正常」とは、ATM30が正常に取引を行える状態又は取引を行っている状態を言う。「休止」とは、ATM30が休止して取引ができない状態を言う。「障害」とは、ATM30に問題が発生して取引ができない状態を言う。「電源断」とは、ATM30の電源が入っていない状態を言う。
Here, the "state type" included in the state notification is information indicating the state of each
状態通知に含まれる「自動機ID」は、各ATM30の識別情報を示す情報である。自動機IDは、監視装置1に繋がる全監視対象のATM30群の各々に固有の値であって、監視装置1の運用前又は監視装置1への組み込み前に、予め各ATM30について設定される。
The "automatic machine ID" included in the status notification is information indicating the identification information of each
状態通知に含まれる「発生日時」は、「状態種別」が障害である場合の、その障害の発生した日時を示す情報である。
状態通知に含まれる「障害コード」は、「状態種別」が障害である場合の、その障害の種別を示す情報であって、例えば、図6の障害コードテーブル70に示すようなものがある。
The "occurrence date and time" included in the status notification is information indicating the date and time when the failure occurred when the "state type" is a failure.
The "fault code" included in the status notification is information indicating the type of the fault when the "state type" is a fault, and is, for example, as shown in the fault code table 70 of FIG.
図6において、障害コード「0101〜0105」は、ATM30で扱われる紙幣、ATM30の紙幣ユニット34で発生する障害の例(「紙幣エンド」、「紙幣フル」、「紙幣取り忘れ」、「紙幣セット不良」、「紙幣取り込みエラー」等)を示したものである。障害コード「0201,0202」は、ATM30で扱われる硬貨、ATM30の硬貨ユニット35で発生する障害の例(「硬貨エンド」、「硬貨フル」等)を示したものである。障害コード「0303,0305,0306」は、ATM30で扱われるカード、ATM30のカードユニット32で発生する障害の例(「カード取り忘れ」、「カード取り込みエラー」、「カード読み取りエラー」等)を示したものである。
In FIG. 6, the fault code “0101 to 0105” is an example of a bill handled by the
ここでは図示を省略するが、障害コードには、ATM30の通帳ユニット33で発生する障害を示したものや、ジャーナルユニット36で発生する障害を示したものが含まれてよい。
Although not shown here, the fault code may include a fault code indicating a fault occurring in the
また、障害コード「9901〜9905」は、ATM30の紙幣ユニット34、硬貨ユニット35、カードユニット32、通帳ユニット33及びジャーナルユニット36のハード異常の障害の例(「紙幣ユニット不良」、「硬貨ユニット不良」、「カードユニット不良」、「通帳ユニット不良」、「ジャーナルユニット不良」等)を示したものである。
Further, the failure code "9901-9905" is an example of a failure of the
尚、監視装置1で扱われる障害コード(障害の種別)は、図6に示したようなものに限定されない。
また、図5(A)に示した状態通知に含まれる「その他1〜n」には、各種情報が含まれてよい。
The failure code (type of failure) handled by the
In addition, various information may be included in "
状態通知には、上記のような情報のほか、状態通知の送信元のATM30の設置場所に関する情報(店舗、店舗内外、地区等)、そのATM30の種類に関する情報(メーカー、機種等)、そのATM30で行われている、又は行われた金融取引の内容に関する情報(銀行、口座番号、取引金額、依頼元情報、依頼先情報等)、といった各種情報が含まれてよい。 In addition to the above information, the status notification includes information on the installation location of the ATM30 from which the status notification is sent (store, inside / outside the store, district, etc.), information on the type of the ATM30 (manufacturer, model, etc.), and the ATM30. Various information such as information on the contents of financial transactions conducted or conducted in (bank, account number, transaction amount, request source information, request destination information, etc.) may be included.
図6に示したような障害コードテーブル70の情報は、監視装置1及びその監視対象のATM30群に保持される。
監視装置1の監視対象のATM30群のうち、障害が発生したATM30は、状態種別が障害であること、及び自身の自動機ID並びに障害の発生日時に更に、その障害に対応する障害コードを付加した障害情報を含む状態通知を生成し、監視装置1に送信する。
The information of the failure code table 70 as shown in FIG. 6 is held in the
Of the ATM30 group to be monitored by the
監視装置1では、上記のような内容を含む状態通知がデータ送受信部2で受信されると、前述のように、データ解析部3によって、その状態通知の内容が、それを送信したATM30のカレント情報として、カレント情報記憶部4aに記憶される。その状態通知に、その送信元のATM30の障害情報が含まれる場合には、その障害情報が、障害履歴情報記憶部4bに記憶される。監視装置1は、その障害情報に含まれる障害コード、又は障害コードとそれに対応する障害内容を用いて、ATM30群を監視するための所定の処理を実行する。
In the
図7は障害情報の説明図である。
障害情報には、図7の障害情報テーブル80に示すような、「No.」、「状態種別」、「自動機ID」、「発生日時」、「障害コード」、「その他情報1〜n」、といった項目が含まれる。データ送受信部2で受信された状態通知が、データ解析部3によってその状態種別が「障害」であると解析された場合、その状態通知に含まれる情報のうち、図7に示すような項目の障害情報が抽出され、障害履歴情報記憶部4bに記憶される。
FIG. 7 is an explanatory diagram of failure information.
The failure information includes "No.", "Status type", "Automatic machine ID", "Date and time of occurrence", "Failure code", and "
監視装置1では、データ送受信部2で状態通知が受信される毎に、このような記憶処理が実行され、監視対象のATM30群において発生した障害の障害情報が、障害履歴情報記憶部4bに蓄積される。障害履歴情報記憶部4bへの障害情報の記憶、蓄積は、例えば、図5(A)に示したような状態通知に含まれる障害情報の形式を損なわない形式で行われる。
In the
監視装置1では、入力部5によって受け付けられた指令に基づき、表示情報生成部6により、カレント情報記憶部4aが参照され、記憶されたカレント情報を表示部7に表示させるための表示情報が生成される。
In the
また、監視装置1では、入力部5によって受け付けられた指令に基づき、表示情報生成部6により、障害履歴情報記憶部4bが参照され、記憶された障害情報、並びに監視装置1側に保持される。図6に示したような障害コードテーブル70の情報が用いられて、過去の障害の発生状況が生成される。そして、表示情報生成部6により、生成された過去の障害の発生状況を表示部7に表示させるための表示情報が生成される。
Further, in the
例えば、所定の期間内に同種の障害がどの程度発生しているのかといった情報、前回又は初回の障害の発生時期はいつごろであるのかといった情報、発生した障害に関するその他の情報が、過去の障害の発生状況を統計的に示した統計情報として生成され、その表示情報が生成される。監視装置1の利用者は、監視対象のATM30群のうち、或るATM30で発生した障害について、過去の障害の発生状況を知り、それを活用して、迅速に障害対応に当たることが可能になる。
For example, information such as how many similar failures have occurred within a given period of time, when the last or first failure occurred, and other information about the failure that occurred are past failures. Is generated as statistical information that statistically shows the occurrence status of, and the display information is generated. The user of the
以下、上記監視装置1を用いたATM30群の監視について、具体例を挙げて説明する。
図8はATM群の監視手法の一例の説明図である。
Hereinafter, monitoring of the ATM30 group using the
FIG. 8 is an explanatory diagram of an example of an ATM group monitoring method.
図8には一例として、コールセンター300で用いられる監視装置1を図示している。監視装置1は、上記のようなデータ送受信部2、データ解析部3、データ部4、入力部5、表示情報生成部6、表示部7及び制御部8を含む。監視装置1のデータ部4は、カレント情報記憶部4a及び障害履歴情報記憶部4bを含む。この監視装置1の監視対象のATM30群として、図8には一例として、銀行等の支店Aに設置されたATM30群、支店Bに設置されたATM30群、店舗外に設置されたATM30群を図示している。これら監視対象の全ATM30群が、インターネット等のネットワーク40を介して監視装置1と接続される。
FIG. 8 illustrates the
ATM30群は各々、所定のタイミング、例えば、ATM30の利用者との金融取引が行われた又は行われているタイミングで、状態通知を生成し、ネットワーク40を介してその状態通知を監視装置1に送信する。
Each of the ATM30 groups generates a status notification at a predetermined timing, for example, at the timing when a financial transaction with a user of the ATM30 is performed or is performed, and the status notification is sent to the
コールセンター300の監視装置1は、ATM30群から送信される状態通知をデータ送受信部2で受信し、受信した状態通知をデータ解析部3によって解析し、カレント情報(状態通知1件毎のデータ)としてカレント情報記憶部4aに記憶し、蓄積する。そして、その状態通知の状態種別が障害である場合には、その状態通知に含まれる障害情報(障害1件毎のデータ)を、障害履歴情報記憶部4bに記憶し、蓄積する。
The
例えば、或るATM30の利用者(顧客)がカードを使用した金融取引を実施したところ、カード読み取りエラーが発生し、カードがATM30内に保留され、障害が発生したケースを想定する。この時、障害の発生したATM30は、自機の設置場所や種類、実施された金融取引の内容に関する情報等に更に、状態種別が障害であること、自機に設定された自動機ID、障害の発生日時及び障害コードを含む障害情報を付加した状態通知を生成し、監視装置1に送信する。
For example, assume a case where a user (customer) of an
監視装置1は、或るATM30から、状態種別が「障害」である状態通知を受信すると、データ解析部3で解析し、その状態通知の内容をカレント情報としてカレント情報記憶部4aに記憶し、蓄積する。そして、その状態通知に含まれる障害情報を、障害履歴情報記憶部4bに記憶し、蓄積する。
When the
監視装置1では、コールセンター300の担当のオペレータにより、監視端末20の入力デバイス20aから、障害の発生したATM30の詳細情報を表示する指令(表示指令)が入力される。例えば、監視装置1で受信された状態通知の一覧から障害の発生したATM30の状態通知を、担当のオペレータが監視端末20においてクリックやタップ等の操作で選択することで、或いは監視装置1で受信されて自動的に振り分けられた状態通知を担当のオペレータが監視端末20においてクリックやタップ等の操作で選択することで、その詳細情報の表示指令が入力される。
In the
入力部5が、監視端末20からの表示指令を受け付けると、表示情報生成部6が、カレント情報記憶部4aを参照し、カレント情報を表示させるための表示情報を生成する。そして、表示部7が、生成されたその表示情報を、監視端末20のディスプレイ20bに表示(画面表示)する。
When the
図9は監視端末に表示される画面の一例を示す図である。
図9には、障害が発生したATM30のカレント情報が詳細情報として表示された画面400の一例を図示している。画面400に表示される詳細情報には、「店番号」、「店名」、「自動機ID」、「メーカー名」、「機種」、「設置場所」、「地区名」等の項目が含まれる。この詳細情報の画面400における「リアルタイム情報」タブ411の選択により表示される項目には、ATM30の「状態」、発生した障害の「障害コード」、「障害内容」、「発生時刻」等がある。更に、「顧客関連情報」タブ412の選択により表示される項目には、ATM30の「保留媒体」、「銀行番号」、「支店番号」、「口座番号」、「取引金額」のほか、「取引情報」タブ413の選択により表示される項目として、依頼元や依頼先の情報等がある。尚、詳細情報の画面400には、ATM30に関するその他の各種情報、オペレータによるクリックやタップ等の操作で実行される各種処理ボタンも表示される。
FIG. 9 is a diagram showing an example of a screen displayed on the monitoring terminal.
FIG. 9 illustrates an example of the
画面400に表示される詳細情報のうち、表示エリア401の「状態」、表示エリア402の「自動機ID」、表示エリア403の「障害コード」、表示エリア404の「発生時刻」がそれぞれ、カレント情報記憶部4aに記憶された状態通知(カレント情報)に含まれる障害情報(図5〜図7)に対応する。
Of the detailed information displayed on the
コールセンター300の担当のオペレータは、画面400に表示されている障害の発生したATM30の詳細情報を参照し、その表示中のATM30で発生した障害についての障害対応を実施する。例えば、オペレータは、障害の発生したATM30の保守や復旧、或いは図8に示したような、保守や復旧のための関係各所500(行員、警備会社、システム部門等)への連絡、といった障害対応を実施する。
The operator in charge of the
ところで、コールセンター300のオペレータが、現在担当しているATM30(画面400に表示中のATM30)の障害対応を実施するうえでは、過去の障害の発生状況を統計的に示した統計情報を知ることが有用となるケースがある。
By the way, in order for the operator of the
通常、コールセンター300では、複数人のオペレータが各担当時間帯での対応を行っている。各オペレータが、過去の障害の発生状況の統計情報を知ることで、例えば、過去に同じATM30で障害が発生していること、過去に異なるATM30で同じ種別の障害が発生していること、或る日を境にして障害が頻繁に発生していること、他のオペレータが同じATM30又は同じ種別の障害に対応していること等の情報を得ることが可能になる。その結果、各オペレータは、現在担当しているATM30の障害に対する対応、そのATM30の保守や復旧或いはそのための関係各所500への連絡を、迅速に行うことが可能になる。
Normally, in the
そこで、監視装置1には、画面400に表示中のATM30の障害対応を実施するオペレータの操作に基づき、過去の障害の発生状況を統計的に示した統計情報を生成し、過去の障害の発生状況を表示する機能を持たせている。
Therefore, the
図10及び図11は過去の障害の発生状況を表示させる際の画面の説明図である。
例えば、図10に示すように、オペレータが、障害の発生したATM30の詳細情報が表示される画面400の「障害発生状況」タブ410をクリックやタップ等の操作で選択する。監視装置1の入力部5は、このようなオペレータによる「障害発生状況」タブ410の選択により、過去の障害の発生状況の生成及び表示の指令を受け付ける。入力部5によって指令が受け付けられると、表示情報生成部6が、障害履歴情報記憶部4bを参照し、過去の障害の発生状況(その統計情報、それを表示させるための表示情報を含む)を生成する。そして、表示部7が、例えば、図11の画面400に示すように、選択された「障害発生状況」タブ410の表示エリア420に、過去の障害の発生状況を表示する。
10 and 11 are explanatory views of a screen when displaying a past failure occurrence status.
For example, as shown in FIG. 10, the operator selects by clicking or tapping the "failure occurrence status"
例えば、障害の発生したATM30についての画面400の表示エリア420には、過去の障害の発生状況を統計的に示した統計情報として、当日(本日)に発生した障害の発生件数及び発生ATM台数、1週間以内に発生した障害の発生件数及び発生ATM台数、1ヵ月以内に発生した障害の発生件数及び発生ATM台数、及び1年以内に発生した障害の発生件数及び発生ATM台数が表示される。更に、表示エリア420には、障害の初回発生日時、及び障害の前回発生日時が表示される。このほか、表示エリア420には、その他のメッセージが表示される。
For example, in the
過去の障害の発生状況の生成及び表示に関する処理の詳細については後述する。
尚、画面400の表示エリア420には、過去の障害の発生状況として、必ずしも図11に例示したような情報が全て表示されることを要しない。また、画面400の表示エリア420には、過去の障害の発生状況として、図11に例示したような情報以外の情報が表示されてもよい。
The details of the processing related to the generation and display of the past failure occurrence status will be described later.
It should be noted that the
ここでは、画面400の「障害発生状況」タブ410の選択によって過去の障害の発生状況の生成及び表示を行う例を示した。このほか、画面400内に過去の障害の発生状況の生成及び表示の処理を実行するための処理ボタンを用意し、それがオペレータのクリックやタップ等の操作で押されることで、当該生成及び表示の処理が実行されるようにしてもよい。
Here, an example is shown in which the past failure occurrence status is generated and displayed by selecting the “failure occurrence status”
生成された過去の障害の発生状況は、画面400内の所定の表示エリア、例えば、図11に示したような「障害発生状況」タブ410の表示エリア420に表示されてもよいし、新しく生成されるタブの表示エリア、又は新しく生成されるウィンドウの表示エリアに表示されてもよい。
The generated past failure occurrence status may be displayed in a predetermined display area in the
以下に、監視装置1の処理の一例について説明する。
まず、監視装置1におけるデータ蓄積処理について説明する。
図12はデータ蓄積処理の一例を示すフローチャートである。
An example of the processing of the
First, the data storage process in the
FIG. 12 is a flowchart showing an example of data storage processing.
コールセンター300の監視装置1は、監視対象のATM30群から送信される状態通知をデータ送受信部2で受信し、例えば、図12のステップS1〜S3に示すようなフローにより、データ蓄積処理を行う。
The
[S1]データ解析部3は、受信した状態通知の状態種別が「障害」であるか否かを判定する。
[S2]データ解析部3は、受信した状態通知の状態種別が「障害」ではない場合(例えば状態種別が「正常」の場合)、その状態通知の内容を、カレント情報(データ)として、データ部4のカレント情報記憶部4aに記憶し、蓄積する。
[S1] The
[S2] When the status type of the received status notification is not "failure" (for example, when the status type is "normal"), the
[S3]データ解析部3は、受信した状態通知の状態種別が「障害」である場合には、その状態通知に含まれる障害情報(データ)を抽出し、その障害情報をデータ部4の障害履歴情報記憶部4bに記憶し、蓄積する。データ解析部3は、このように状態通知に含まれる障害情報を障害履歴情報記憶部4bに記憶し、蓄積したうえで、その状態通知の内容を、カレント情報(データ)として、カレント情報記憶部4aに記憶し、蓄積する。
[S3] When the status type of the received status notification is "failure", the
続いて、監視装置1におけるATM30の詳細情報並びに過去の障害の発生状況の生成及び表示処理について説明する。
図13はATMの詳細情報並びに過去の障害の発生状況の生成及び表示処理の一例を示すフローチャートである。
Subsequently, the detailed information of the
FIG. 13 is a flowchart showing detailed information of the ATM and an example of the generation and display processing of the past failure occurrence status.
コールセンター300では、オペレータが、自身が利用する監視端末20のディスプレイ20bの画面400に、状態通知を受信した特定のATM30の詳細情報を表示させる。画面400に表示されたATM30が、障害の発生したもの(状態種別が「障害」)である場合、オペレータは、そのATM30について障害対応を実施する。オペレータは、その障害対応を実施する際、監視端末20に対して所定の操作を行うことで、過去の障害の発生状況を生成させて表示させる処理を、監視装置1に実行させることができる。コールセンター300の監視装置1は、例えば、図13のステップS10〜S14に示すようなフローにより、ATM30の詳細情報の表示処理、並びに過去の障害の発生状況の生成及び表示処理を行う。
In the
[S10]入力部5が、オペレータの操作に基づく監視端末20からの表示指令を受け付けると、表示情報生成部6は、カレント情報記憶部4aを参照し、ATM30の詳細情報を表示させる表示情報を生成する。そして、表示部7は、表示情報生成部6によって生成された表示情報を、監視端末20のディスプレイ20bの画面400に表示する。
[S10] When the
[S11]入力部5は、オペレータの所定の操作(画面400の「障害発生状況」タブ410の選択等)による、過去の障害の発生状況の生成及び表示の指示を受け付けたか否かを判定する。
[S11] The
[S12]入力部5によって過去の障害の発生状況の生成及び表示の指示が受け付けられた場合、表示情報生成部6は、障害履歴情報記憶部4bを参照し、過去の障害の発生状況として、それを統計的に示した統計情報を生成する。表示情報生成部6は、生成された過去の障害の発生状況を表示部7に表示させるための表示情報を生成する。
[S12] When the
[S13]表示情報生成部6は、生成された過去の障害の発生状況(その統計情報、それを表示させるための表示情報を含む)を、画面400の所定の表示エリア(「障害発生状況」タブ410の表示エリア420等)に設定する。
[S13] The display
[S14]表示部7は、表示情報生成部6によって生成された過去の障害の発生状況を、表示情報生成部6によって設定された画面400の所定の表示エリアに表示する。
続いて、上記ステップS12(図13)に示した、監視装置1における過去の障害の発生状況の生成処理について、更に説明する。
[S14] The
Subsequently, the process of generating the past failure occurrence status in the
図14は過去の障害の発生状況の生成処理の一例を示すフローチャートである。
コールセンター300の監視装置1は、過去の障害の発生状況の生成及び表示の指示に基づき、例えば、図14のステップS20〜S27に示すようなフローにより、過去の障害の発生状況の生成処理を行う。
FIG. 14 is a flowchart showing an example of a process of generating a past failure occurrence status.
The
[S20]表示情報生成部6は、画面400に表示中の、障害の発生したATM30の障害情報(「自動機ID」、「障害コード」及び「発生日時」)の値を、初期値に設定する。
[S20] The display
[S21]表示情報生成部6は、設定された初期値を用い、障害履歴情報記憶部4bを参照して、当日の障害の発生件数及び発生ATM台数を抽出する処理(件数及び台数抽出処理;図15)を実行し、表示する障害の発生件数及び発生ATM台数のデータ(表示データ)を生成する。
[S21] The display
[S22]表示情報生成部6は、設定された初期値を用い、障害履歴情報記憶部4bを参照して、1週間以内の障害の発生件数及び発生ATM台数を抽出する処理(件数及び台数抽出処理;図15)を実行し、表示する障害の発生件数及び発生ATM台数のデータ(表示データ)を生成する。
[S22] The display
[S23]表示情報生成部6は、設定された初期値を用い、障害履歴情報記憶部4bを参照して、1ヵ月以内の障害の発生件数及び発生ATM台数を抽出する処理(件数及び台数抽出処理;図15)を実行し、表示する障害の発生件数及び発生ATM台数のデータ(表示データ)を生成する。
[S23] The display
[S24]表示情報生成部6は、設定された初期値を用い、障害履歴情報記憶部4bを参照して、1年以内の障害の発生件数及び発生ATM台数を抽出する処理(件数及び台数抽出処理;図15)を実行し、表示する障害の発生件数及び発生ATM台数のデータ(表示データ)を生成する。
[S24] The display
[S25]表示情報生成部6は、設定された初期値を用い、障害履歴情報記憶部4bを参照して、障害の前回発生日時及び障害の初回発生日時を抽出する処理(前回及び初回発生日時抽出処理;図16)を実行し、表示する障害の前回発生日時及び初回発生日時のデータ(表示データ)を生成する。
[S25] The display
[S26]表示情報生成部6は、設定された初期値、及びステップS21〜S25で抽出された値のうち適当なものを用いて、ステップS21〜S25で得られた値と共に表示するその他のメッセージ(表示データ)を生成する処理(その他メッセージ生成処理;図17)を実行する。
[S26] The display
[S27]表示情報生成部6は、ステップS21〜S26において生成された表示データを組み合わせ、過去の障害の発生状況として表示部7に表示させるための表示情報を生成する。
[S27] The display
上記ステップS21〜S24(図14)の件数及び台数抽出処理はそれぞれ、例えば、次の図15のステップS30〜S39に示すようなフローによって行われる。
図15は件数及び台数抽出処理の一例を示すフローチャートである。
The number and number extraction processes of steps S21 to S24 (FIG. 14) are performed by, for example, the flow shown in steps S30 to S39 of FIG. 15 below.
FIG. 15 is a flowchart showing an example of the number of cases and the number of units extraction process.
[S30]表示情報生成部6は、障害の発生件数のカウンタ(障害カウンタ)、及び発生ATM台数のカウンタ(ATMカウンタ)を有し、まず、障害カウンタを0に、ATMカウンタを1に、それぞれ初期化する。
[S30] The display
[S31]表示情報生成部6は、下記ステップS32〜S37の処理を、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている全蓄積データについて、それぞれ実行する(ループ)。尚、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている全蓄積データには、その1つとして、画面400に表示中の、障害の発生したATM30の障害情報が含まれる。
[S31] The display
[S32]表示情報生成部6は、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている任意の1つの蓄積データ(障害1件の障害情報、「対象蓄積データ」と言う)について、その障害コードが、上記ステップS20(図14)で設定された、表示中のATM30の初期値の障害コードと同じであるか否かを判定する。
[S32] The display
[S33]表示情報生成部6は、ステップS32において、対象蓄積データの障害コードが初期値と同じであると判定した場合、対象蓄積データの障害の発生日時が、上記ステップS20(図14)で設定された、表示中のATM30の初期値の発生日時から、所定の抽出期間前までの日時であるか否かを判定する。
[S33] When the display
例えば、上記ステップS21(図14)の、当日についての件数及び台数抽出処理の場合には、このステップS33の抽出期間として、当日の日付(表示中のATM30の初期値の発生日時の日付)が設定される。 For example, in the case of the number and number extraction processing for the current day in step S21 (FIG. 14), the date of the current day (the date of occurrence of the initial value of the displayed ATM 30) is set as the extraction period of this step S33. Set.
上記ステップS22(図14)の、1週間以内についての件数及び台数抽出処理の場合には、このステップS33の抽出期間として、当日の日付(表示中のATM30の初期値の発生日時の日付)から7日前までの期間が設定される。 In the case of the extraction process of the number of cases and the number of units within one week in step S22 (FIG. 14), the extraction period of this step S33 is from the date of the current day (the date of occurrence of the initial value of the displayed ATM 30). A period up to 7 days in advance is set.
上記ステップS23(図14)の、1ヵ月以内についての件数及び台数抽出処理の場合には、このステップS33の抽出期間として、当日の日付(表示中のATM30の初期値の発生日時の日付)から30日前まで(月によっては31日前まで)の期間が設定される。
In the case of the number and number extraction process within one month in step S23 (FIG. 14), the extraction period in step S33 is from the date of the current day (the date when the initial value of the displayed
上記ステップS24(図14)の、1年以内についての件数及び台数抽出処理の場合には、このステップS33の抽出期間として、当日の日付(表示中のATM30の初期値の発生日時の日付)から365日前まで(年によっては366日前まで)の期間が設定される。 In the case of the extraction process of the number of cases and the number of units within one year in step S24 (FIG. 14), the extraction period of this step S33 is from the date of the current day (the date of occurrence of the initial value of the displayed ATM 30). A period of up to 365 days (up to 366 days in some years) is set.
[S34]表示情報生成部6は、ステップS33において、対象蓄積データの障害の発生日時が、初期値の発生日時から所定の抽出期間前までの日時であると判定した場合、障害カウンタに1を加算する。
[S34] When the display
[S35]表示情報生成部6は、障害カウンタに加算された対象蓄積データのATM30の自動機IDが、上記ステップS20(図14)で設定された、表示中のATM30の初期値の自動機IDと同じであるか否かを判定する。
[S35] In the display
[S36]表示情報生成部6は、ステップS35において、対象蓄積データのATM30の自動機IDが、初期値の自動機IDと同じでないと判定した場合、その対象蓄積データの自動機IDが、カウント済みの自動機IDであるか否かを判定する。即ち、上記ステップS21〜S24(図14)の件数及び台数抽出処理の各々において、初出ではない自動機IDであるか否かを判定する。
[S36] When the display
[S37]表示情報生成部6は、ステップS36において、対象蓄積データのATM30の自動機IDが、カウント済みの自動機IDではないと判定した場合、ATMカウンタに1を加算する。
[S37] When the display
ここで、表示情報生成部6は、ステップS32において、対象蓄積データの障害コードが、初期値と同じではないと判定した場合には、ステップS33〜S37までの処理をスキップし、障害カウンタ及びATMカウンタを増加させない。換言すれば、表示情報生成部6は、表示中のATM30の障害とは異なる種別の障害の対象蓄積データはカウントしない。
Here, when the display
表示情報生成部6は、ステップS33において、対象蓄積データの障害の発生日時が、初期値の発生日時から所定の抽出期間前までの日時ではないと判定した場合には、ステップS34〜S37までの処理をスキップし、障害カウンタ及びATMカウンタを増加させない。換言すれば、表示情報生成部6は、表示中のATM30の障害から所定の期間外に発生した障害の対象蓄積データはカウントしない。
When the display
表示情報生成部6は、ステップS35において、対象蓄積データのATM30の自動機IDが、初期値の自動機IDと同じであると判定した場合には、ステップS36,S37の処理をスキップし、ATMカウンタを増加させない。換言すれば、表示情報生成部6は、表示中のATM30で発生した障害の対象蓄積データの場合は台数として重複してカウントしない。
When the display
表示情報生成部6は、ステップS36において、対象蓄積データの自動機IDが、カウント済みの自動機IDであると判定した場合には、ステップS37の処理をスキップし、ATMカウンタを増加させない。換言すれば、表示情報生成部6は、台数として1度カウントされたATM30は重複してカウントしない。
When the display
[S38]表示情報生成部6は、上記ステップS32〜S37の処理を、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている全蓄積データについて、それぞれ実行する(ループ)。
[S39]表示情報生成部6は、障害履歴情報記憶部4bの全蓄積データについてステップS31〜S38の処理を実行することで得られる障害カウンタ及びATMカウンタの値を、それぞれ障害の発生件数及び発生ATM台数とし、それらを表示データとして生成する。
[S38] The display
[S39] The display
表示情報生成部6は、上記ステップS21〜S24(図14)の件数及び台数抽出処理においてそれぞれ、ステップS33の抽出期間を所定の期間(当日、1週間以内、1ヵ月以内又は1年以内)に設定して、ステップS30〜S39の処理を実行する。
In the number and number extraction processing of steps S21 to S24 (FIG. 14), the display
尚、ここでは、上記ステップS21〜S24及びステップS33の抽出期間を、当日、1週間以内、1ヵ月以内及び1年以内とする例を示したが、抽出期間の長さや数は、適宜設定することができる。ここでは、抽出期間を当日、1週間以内、1ヵ月以内及び1年以内とした4ステップ分(ステップS21〜S24)の件数及び台数抽出処理を行う例を示したが、設定される抽出期間の数に応じたステップ数分の、件数及び台数抽出処理を行うことができる。 Here, an example is shown in which the extraction periods of steps S21 to S24 and steps S33 are within one week, within one month, and within one year on the day, but the length and number of extraction periods are appropriately set. be able to. Here, an example is shown in which the number and number of extraction processes for 4 steps (steps S21 to S24) in which the extraction period is set to within 1 week, 1 month, and 1 year on the day are performed, but the set extraction period is set. The number of cases and the number of units can be extracted for the number of steps according to the number.
また、ここでは、件数及び台数抽出処理において障害の発生件数及び発生ATM台数の両方を求める例を示したが、障害の発生件数及び発生ATM台数のうち、障害の発生件数のみを求めるようにすることもできる。その場合は、ステップS32〜S37のうち、ステップS32〜S34のみが実行されるようにすればよい。 In addition, although an example of obtaining both the number of failures and the number of ATMs that have occurred in the number of cases and the number of ATMs that have occurred is shown here, only the number of failures that have occurred is calculated from the number of failures and the number of ATMs that have occurred. You can also do it. In that case, only steps S32 to S34 may be executed among steps S32 to S37.
上記ステップS25(図14)の前回及び初回発生日時抽出処理は、例えば、次の図16のステップS40〜S49に示すようなフローによって行われる。
図16は前回及び初回発生日時抽出処理の一例を示すフローチャートである。
The previous and first occurrence date / time extraction processes in step S25 (FIG. 14) are performed, for example, by the flow shown in steps S40 to S49 in FIG.
FIG. 16 is a flowchart showing an example of the previous and first occurrence date / time extraction processing.
[S40]表示情報生成部6は、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている全蓄積データのうち、監視装置1の運用開始時等、いかなる蓄積データよりも古い最古日時を前回発生日時に設定する。表示情報生成部6は更に、上記ステップS20(図14)で設定された、表示中のATM30の初期値の発生日時を初回発生日時に設定する。
[S40] The display
[S41]表示情報生成部6は、下記ステップS42〜S47の処理を、障害履歴情報記憶部4bの全蓄積データについて、それぞれ実行する(ループ)。尚、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている全蓄積データには、その1つとして、画面400に表示中の、障害の発生したATM30の障害情報が含まれる。
[S41] The display
[S42]表示情報生成部6は、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている任意の1つの蓄積データ(障害1件の障害情報、「対象蓄積データ」と言う)について、当該対象蓄積データが、表示中のATM30の初期値の蓄積データであるか否かを判定する。表示情報生成部6は、対象蓄積データが、表示中のATM30の初期値の蓄積データであると判定した場合には、ステップS43〜S47の処理をスキップする。表示情報生成部6は、対象蓄積データが、表示中のATM30の初期値の蓄積データではないと判定した場合、ステップS43の処理に進む。
[S42] The display
[S43]表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害コードが、表示中のATM30の初期値の障害コードと同じであるか否かを判定する。表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害コードが、表示中のATM30の初期値の障害コードと同じではないと判定した場合には、ステップS44〜S47の処理をスキップする。表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害コードが、表示中のATM30の初期値の障害コードと同じであると判定した場合、ステップS44の処理に進む。
[S43] The display
[S44]表示情報生成部6は、表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害の発生日時が、前回発生日時(このステップS44の処理時点のもの)よりも新しいか否かを判定する。
[S44] The display
[S45]表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害の発生日時が、前回発生日時よりも新しいと判定した場合、その対象蓄積データの障害の発生日時を、新たな前回発生日時として更新する。
[S45] When the display
表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害の発生日時が、前回発生日時よりも新しくないと判定した場合には、ステップS45の処理をスキップし、前回発生日時を更新することなく、ステップS46の処理に進む。
When the display
[S46]表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害の発生日時が、初回発生日時(このステップS46の処理時点のもの)よりも古いか否かを判定する。
[S47]表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害の発生日時が、初回発生日時よりも古いと判定した場合、その対象蓄積データの障害の発生日時を、新たな初回発生日時として更新する。
[S46] The display
[S47] When the display
表示情報生成部6は、対象蓄積データの障害の発生日時が、初回発生日時よりも古くないと判定した場合には、ステップS47の処理をスキップし、初回発生日時を更新しない。
When the display
[S48]表示情報生成部6は、ステップS42〜S47の処理を、障害履歴情報記憶部4bの全蓄積データについて、それぞれ実行する(ループ)。
[S49]表示情報生成部6は、ステップS40〜S48の処理を実行することで得られる前回発生日時及び初回発生日時を、表示データとして生成する。前回発生日時が最古日時の場合には、該当なしのメッセージを表示するための表示データを生成する。
[S48] The display
[S49] The display
尚、ここでは、前回発生日時及び初回発生日時の両方を求める例を示したが、前回発生日時及び初回発生日時のうちのいずれか一方のみを求めるようにすることもできる。
上記ステップS26(図14)のその他メッセージ生成処理は、例えば、次の図17のステップS50〜S57に示すようなフローによって行われる。
Although the example of obtaining both the previous occurrence date and time and the first occurrence date and time is shown here, it is also possible to obtain only one of the previous occurrence date and time and the first occurrence date and time.
The other message generation process of step S26 (FIG. 14) is performed, for example, by the flow shown in steps S50 to S57 of FIG. 17 below.
図17はその他メッセージ生成処理の一例を示すフローチャートである。
監視装置1では、上記のような件数及び台数抽出処理(図14及び図15)、並びに前回及び初回発生日時抽出処理(図14及び図16)で得られる情報の全部又は一部が用いられ、表示データとして、その他のメッセージが生成され、表示される。ここでは、ステップS21,S22(図14)及びS30〜S39(図15)の処理で得られた当日及び1週間以内の障害の発生件数及び発生ATM台数、並びにステップS25(図14)及びS40〜49(図16)の処理で得られた初回発生日時から、メッセージが生成される例を示す。
FIG. 17 is a flowchart showing an example of other message generation processing.
In the
[S50]表示情報生成部6は、上記ステップS20(図14)で設定された、表示中のATM30の初期値の発生日時が、前回及び初回発生日時抽出処理(図14及び図16)で得られた初回発生日時と同じか否かを判定する。
[S50] The display
[S51]表示情報生成部6は、ステップS50において、初期値の発生日時が初回発生日時と同じであると判定した場合、「初めて発生した障害です。」という文言を、表示するメッセージとして生成し、その他メッセージ生成処理を終了する。
[S51] When the display
[S52]表示情報生成部6は、ステップS50において、初期値の発生日時が初回発生日時と同じではないと判定した場合には、当日の障害の発生件数が2件以上であり、且つ発生ATM台数が1台であるか否かを判定する。
[S52] When the display
[S53]表示情報生成部6は、ステップS52において、当日の障害の発生件数が2件以上であり、且つ発生ATM台数が1台であると判定した場合、「本日、このATMで同じ障害がX回発生しています。」という文言を、表示するメッセージとして生成し、その他メッセージ生成処理を終了する。尚、表示するメッセージ中の「X」には、件数及び台数抽出処理によって得られた当日の障害の発生件数の値が設定される。
[S53] When the display
[S54]表示情報生成部6は、ステップS52において、当日の障害の発生件数が2件以上ではないと判定した場合、発生ATM台数が1台ではないと判定した場合には、当日の障害の発生件数が5件以上であるか否かを判定する。
[S54] In step S52, the display
[S55]表示情報生成部6は、ステップS54において、当日の障害の発生件数が5件以上であると判定した場合、「本日、同じ障害がY回発生しています。」という文言を、表示するメッセージとして生成し、その他メッセージ生成処理を終了する。尚、表示するメッセージ中の「Y」には、件数及び台数抽出処理によって得られた当日の障害の発生件数の値が設定される。
[S55] When the display
[S56]表示情報生成部6は、ステップS54において、当日の障害の発生件数が5件以上ではないと判定した場合には、1週間以内の障害の発生件数が3件以上であり、且つ且つ発生ATM台数が1台であるか否かを判定する。
[S56] When the display
[S57]表示情報生成部6は、ステップS56において、1週間以内の障害の発生件数が3件以上であり、且つ発生ATM台数が1台であると判定した場合、「1週間以内に、このATMで同じ障害がZ回発生しています。」という文言を、表示するメッセージとして生成し、その他メッセージ生成処理を終了する。尚、表示するメッセージ中の「Z」には、件数及び台数抽出処理によって得られた1週間以内の障害の発生件数の値が設定される。
[S57] When the display
1週間以内の障害の発生件数が3件以上ではないと判定した場合、発生ATM台数が1台ではないと判定した場合には、その他メッセージ生成処理を終了する。
図17に示したその他メッセージ生成処理は一例であって、表示させるメッセージの内容、並びにその内容を表示させるための条件(前回発生日時、初回発生日時、障害の発生件数、障害の発生ATM台数、並びにこれらの組み合わせ)は、適宜設定することができる。
If it is determined that the number of failures within one week is not 3 or more, and if it is determined that the number of ATMs generated is not 1, the other message generation process is terminated.
The other message generation process shown in FIG. 17 is an example, and includes the content of the message to be displayed and the conditions for displaying the content (previous occurrence date and time, first occurrence date and time, number of failures, number of ATMs with failures, etc.). And a combination of these) can be set as appropriate.
上記図12〜図17に示したような処理が実行され、画面400内の所定の表示エリア、例えば、上記図11に示したような「障害発生状況」タブ410の表示エリア420に、過去の障害の発生状況として、それを統計的に示した統計情報が表示される。
The processing shown in FIGS. 12 to 17 is executed, and the
上記図11の例の場合、画面400内の表示エリア420には、当日(本日)に発生した障害の発生件数が3件であり、発生ATM台数が1台であることが示されている。更に、1週間以内に発生した障害の発生件数が5件であり、発生ATM台数が3台であることが示されている。更に、1ヵ月以内に発生した障害の発生件数が8件であり、発生ATM台数が5台であることが示されている。更に、1年以内に発生した障害の発生件数が18件であり、発生ATM台数が14台であることが示されている。更に、表示エリア420には、障害の初回発生日時が2017年5月3日の9時15分であり、障害の前回発生日時が2018年10月1日の12時30分であることが示されている。このほか、その他のメッセージが「本日、このATMで同じ障害が3回発生しています。」であることが示されている。
In the case of the example of FIG. 11, it is shown that the number of failures that occurred on the day (today) is three and the number of ATMs that occur is one in the
上記図11の例であれば、同じ種別の障害が同じATM30で同じ日に3回発生しており、仮に当日オペレータにとって初めての障害であったとしても、特定のATM30に何らかの不具合が発生していることが予想でき、迅速なATM30の保守、点検の手配等が可能になる。
In the example of FIG. 11 above, the same type of failure occurs three times on the
尚、ここでは、監視装置1における過去の障害の発生状況の生成処理(ステップS12;図13)として、件数及び台数抽出処理(図14及び図15)、前回及び初回発生日時抽出処理(図14及び図16)、並びにその他メッセージ生成処理(図14及び図17)の、3種類の処理を行う例を示した。このほか、監視装置1では、過去の障害の発生状況の生成処理として、当該3種類の処理のうち、件数及び台数抽出処理のみを行ってその表示データを生成したり、前回及び初回発生日時抽出処理のみを行ってその表示データを生成したりすることもできる。或いは、当該3種類の処理のうち、件数及び台数抽出処理、並びに前回及び初回発生日時抽出処理のみを行って、それらの表示データを生成することもできる。或いはまた、当該3種類の処理を行い、その他メッセージ生成処理で得られるメッセージのみを表示データとして生成することもできる。いずれの場合の表示データも、監視対象のATM30群における過去の障害の発生状況を統計的に示した統計情報の表示データである。
Here, as the generation process (step S12; FIG. 13) of the past failure occurrence status in the
以上説明したように、監視装置1では、監視対象のATM30群のうち1つ又は2つ以上において発生した障害情報が、障害履歴情報記憶部4bに記憶、蓄積される。そして、或るATM30で障害が発生した際には、その障害情報に基づき、過去の障害の発生状況を統計的に示した統計情報が生成され、表示される。監視装置1のオペレータは、表示される過去の障害の発生状況を見て、障害が発生したATM30についての障害対応を実施することができる。
As described above, in the
監視装置1が用いられるコールセンター300では、通常、複数人のオペレータが各担当時間帯での対応を行っている。各オペレータは、他のオペレータが対応した障害の統計情報が、過去の障害の発生状況としてリアルタイムで表示されることで、発生頻度等、障害の発生状況に異常があることを迅速に知ることができるようになる。
In the
例えば、特定のATM30のみで最近頻繁に発生している障害がある場合には、ATM30が機器的に劣化していることが予想されるため、予防的な保守として警備への連絡を行い、完全に故障する前の対処を行うことが可能になる。 For example, if there is a failure that has frequently occurred recently only in a specific ATM30, it is expected that the ATM30 has deteriorated in terms of equipment, so contact the security as preventive maintenance and complete it. It becomes possible to take measures before the failure.
また、例えば、過去には全く発生していない障害が、或る日を境に複数のATM30で頻繁に発生するようになった場合には、ソフトウェアに何かしらの不具合があることが疑われるため、システム部門への迅速な連絡が可能になる。
Also, for example, if a failure that has never occurred in the past occurs frequently at
また、例えば、当日に他のオペレータが同じATM30又は同じ種別の障害に対応している場合、各オペレータは、それも認識することができるため、オペレータ同士の情報交換が実質可能になり、障害対応の品質向上に役立てることが可能になる。 Further, for example, when another operator is dealing with the same ATM30 or the same type of failure on the day, each operator can also recognize it, so that information exchange between operators becomes practically possible, and the failure handling It will be possible to use it to improve the quality of.
監視装置1では、発生した障害の履歴を単純に閲覧できるのみの場合に比べて、履歴の統計情報が上記のような過去の障害の発生状況として各オペレータに十分に活用される。監視装置1によれば、各オペレータが、監視対象のATM30群における過去の障害の発生状況を十分に活用することが可能になるため、現在担当しているATM30の障害対応、そのATM30の保守や復旧或いはそのための関係各所への連絡を、迅速に行うことが可能になる。
In the
尚、監視装置1は、オペレータが現在担当しているATM30の障害対応の時に、それ以前の過去の障害の発生状況を生成させ、表示させる運用形態に限定されない。監視装置1では、障害履歴情報記憶部4bに記憶されている蓄積データのうち、特定の1つ(障害の発生日時はいつでもよい)を選択し、それ以前の過去の障害の発生状況を生成させ、表示させる運用形態を採用してもよい。例えば、このような運用形態は、障害の発生から一定期間経過後、監視装置1の利用者や管理者が、事後的に障害についてまとめる障害レポートを作成する場合や、過去の障害対応に不備があったかどうかを確認する場合等に、採用することができる。
It should be noted that the
また、以上の説明では、複数のATM30を監視対象とする監視装置1を例にしたが、監視対象は、ATM30に限らず、ネットワーク40に接続可能な各種自動取引装置、例えば、セルフサービスターミナル(SST)、ポイントオブセール(POS)端末、支払いや配達等の取引を行うための可搬型端末、自動販売機等とすることもできる。
Further, in the above description, the
尚、監視装置1の処理機能、例えば、上記のような監視サーバ10及び監視端末20の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、監視装置1が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供され、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、HDD、フレキシブルディスク、磁気テープ等がある。光ディスクには、CD、DVD等がある。光磁気記録媒体には、MO等がある。
The processing function of the
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。 When a program is distributed, for example, a portable recording medium such as a DVD or CD-ROM on which the program is recorded is sold. It is also possible to store the program in the storage device of the server computer and transfer the program from the server computer to another computer via the network.
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。尚、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。 The computer that executes the program stores, for example, the program recorded on the portable recording medium or the program transferred from the server computer in its own storage device. Then, the computer reads the program from its own storage device and executes the processing according to the program. The computer can also read the program directly from the portable recording medium and execute the processing according to the program. In addition, the computer can sequentially execute processing according to the received program each time the program is transferred from the server computer connected via the network.
1 監視装置
2 データ送受信部
3 データ解析部
4 データ部
4a カレント情報記憶部
4b 障害履歴情報記憶部
5 入力部
6 表示情報生成部
7 表示部
8 制御部
10 監視サーバ
20 監視端末
20a 入力デバイス
20b ディスプレイ
30 ATM
30a タッチパネル
30b カード挿抜口
30c 通帳挿抜口
30d 紙幣入出金口
30e 硬貨入出金口
30f 連絡用電話機
31 表示ユニット
31a 表示部
31b 入力検知部
32 カードユニット
33 通帳ユニット
34 紙幣ユニット
35 硬貨ユニット
36 ジャーナルユニット
40 ネットワーク
50 状態通知テーブル
60 状態種別テーブル
70 障害コードテーブル
80 障害情報テーブル
101,201 プロセッサ
102,202 RAM
103,203 HDD
104,204 グラフィック処理装置
105,205 入力インタフェース
106,206 通信インタフェース
207 読み取り装置
210 記録媒体
300 コールセンター
400 画面
401,402,403,404,420 表示エリア
410,411,412,413 タブ
500 関係各所
1 Monitoring
103,203 HDD
104, 204
Claims (8)
前記記憶部を参照し、前記複数の自動取引装置のうち障害が発生した一の自動取引装置についての前記第1の情報に基づき、前記複数の自動取引装置における過去の障害の発生状況を統計的に示した第2の情報を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記第2の情報を表示する表示部と
を含むことを特徴とする監視装置。 A storage unit that stores the first information about a failure that occurred in a plurality of automated teller machines,
With reference to the storage unit, based on the first information about one automated teller machine in which a failure has occurred among the plurality of automated teller machines, the past failure occurrence status in the plurality of automated teller machines is statistically determined. A generator that generates the second information shown in
A monitoring device including a display unit that displays the second information generated by the generation unit.
前記第1の情報は、前記複数の自動取引装置のうち障害が発生したものの前記識別情報、並びに発生した障害の発生日時、及び発生した障害の種別を含むことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。 Each of the plurality of automated teller machines has identification information and
The first information according to claim 1, wherein the first information includes the identification information of the plurality of automated teller machines in which a failure has occurred, the date and time when the failure has occurred, and the type of the failure that has occurred. Monitoring device.
前記記憶部は、前記取得部によって取得される前記第3の情報を記憶し、
前記複数の自動取引装置のうち障害が発生した前記一の自動取引装置についての前記第1の情報は、前記一の自動取引装置についての前記第3の情報に、前記第3の情報の一部として含まれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の監視装置。 Includes an acquisition unit that acquires a third piece of information indicating the state of each of the plurality of automated teller machines.
The storage unit stores the third information acquired by the acquisition unit, and stores the third information.
The first information about the one automated teller machine in which a failure has occurred among the plurality of automated teller machines includes the third information about the one automated teller machine and a part of the third information. The monitoring device according to any one of claims 1 to 4, wherein the monitoring device is included.
複数の自動取引装置において発生した障害に関する第1の情報を記憶部に記憶し、
前記記憶部を参照し、前記複数の自動取引装置のうち障害が発生した一の自動取引装置についての前記第1の情報に基づき、前記複数の自動取引装置における過去の障害の発生状況を統計的に示した第2の情報を生成し、
生成された前記第2の情報を表示する
ことを特徴とする監視方法。 The computer
The first information about the failure that occurred in a plurality of automatic teller machines is stored in the storage unit, and the information is stored in the storage unit.
With reference to the storage unit, based on the first information about one automated teller machine in which a failure has occurred among the plurality of automated teller machines, the past failure occurrence status in the plurality of automated teller machines is statistically determined. Generate the second information shown in
A monitoring method comprising displaying the generated second information.
前記記憶部を参照し、前記複数の自動取引装置のうち障害が発生した一の自動取引装置についての前記第1の情報に基づき、前記複数の自動取引装置における過去の障害の発生状況を統計的に示した第2の情報を生成し、
生成された前記第2の情報を表示する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。
The first information about the failure that occurred in a plurality of automatic teller machines is stored in the storage unit, and the information is stored in the storage unit.
With reference to the storage unit, based on the first information about one automated teller machine in which a failure has occurred among the plurality of automated teller machines, the past failure occurrence status in the plurality of automated teller machines is statistically determined. Generate the second information shown in
A monitoring program characterized in that a computer executes a process of displaying the generated second information.
Priority Applications (1)
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