JP2021081911A - 業務支援装置、業務支援方法、コンピュータプログラム、及び、業務支援システム - Google Patents

業務支援装置、業務支援方法、コンピュータプログラム、及び、業務支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】陳列棚において欠品が生じた場合における業務を効率化する業務支援装置、業務支援方法、コンピュータプログラム及び業務支援システムを提供する。【解決手段】業務支援システムにおいて、業務支援装置300は、物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、外観画像が示す物品の陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶する記憶部と、第1棚画像よりも後に陳列棚を撮影した第2棚画像から、記憶部に記憶されている外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する処理部301と、を備える。【選択図】図6

Description

本開示は、業務支援装置、業務支援方法、コンピュータプログラム、及び、業務支援システムに関する。
従来、店舗における商品が陳列されている棚(以下「陳列棚」と称する)をカメラ装置で撮影し、撮影画像を分析することによって陳列棚において商品が欠品しているか否かを判定する技術が知られている(特許文献1)。
国際公開第2019/087519号
しかし、特許文献1は、陳列棚における商品の欠品の検知に留まり、欠品が検知された場合における業務の効率化には言及していない。
本開示は、陳列棚において欠品が生じた場合における業務を効率化する技術の提供を目的とする。
本開示の一態様に係る業務支援装置は、物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶する記憶部と、前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する処理部と、を備える。
本開示の一態様に係る業務支援方法は、装置が、物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶部に記憶し、前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶部に記憶し、前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する、ことをコンピュータに実行させる。
本開示の一態様に係る業務支援システムは、物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶部に記憶し、前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する業務支援装置と、前記通知を受信した場合、当該通知の内容を表示する端末と、を備える。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、又は、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、陳列棚において欠品が生じた場合における業務を効率化できる。
なお、本開示の一態様におけるさらなる利点及び効果は、明細書及び図面から明らかにされる。かかる利点及び/又は効果は、いくつかの実施形態並びに明細書及び図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つ又はそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしもすべてが提供される必要はない。
実施の形態1に係る業務支援システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る欠品検知装置の構成例を示す図 実施の形態1に係る陳列棚の商品が陳列されている面の例を示す図 実施の形態1に係る棚割情報の例を示す図 実施の形態1に係る端末の構成例を示す図 実施の形態1に係る業務支援装置の構成例を示す図 実施の形態1に係る管理情報の一例を示す図 実施の形態1に係る業務支援サービスに対するログインUI(User Interface)の例を示す図 実施の形態1に係る業務支援サービスにおけるサービスメニューUIの例を示す図 実施の形態1に係る欠品情報UIの例を示す図 実施の形態1に係る欠品情報サービスに係る棚地図UIの例を示す図 実施の形態1に係る欠品情報サービスに係る陳列棚UIの例を示す図 実施の形態1に係る棚地図サービスに係る棚地図UIの例を示す図 実施の形態1に係る棚地図サービスに係る陳列棚UIの例を示す図 実施の形態1に係る注文履歴UIの例を示す図 実施の形態1に係る棚割アドバイスサービスに係る棚地図UIの例を示す図 実施の形態1に係る棚割アドバイスUIの例を示す図 実施の形態1に係る棚割変更UIの例を示す図 実施の形態1に係る価格変更UIの例を示す図 実施の形態1に係る棚札の検知方法の一例を説明するための図 実施の形態1に係る区画の設定方法の一例を説明するための図 実施の形態2に係る端末における通知UIの一例を示す図 実施の形態2に係る端末におけるマップUIの一例を示す図 実施の形態2に係る端末における通知一覧UIの一例を示す図 実施の形態2に係る端末における通知詳細UIの一例を示す図 実施の形態2に係る陳列棚の変形例を示す図 実施の形態3に係る陳列棚を撮影した画像から商品の外観画像を検出する処理の一例を説明するための図 実施の形態3に係る商品の外観画像の検出結果に基づいて棚割情報を生成する処理の一例を説明するための図 実施の形態3に係る棚割情報の一例を示す図 実施の形態3に係る欠品が検出された棚画像の表示例を示す図 実施の形態3に係る誤配置が検出された棚画像の表示例を示す図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
<システム構成>
図1は、実施の形態1に係る業務支援システムの構成例を示す図である。
業務支援システムは、店舗に配置される陳列棚10における商品の欠品を検知し、欠品が検知された場合における業務を支援するシステムである。店舗は、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、百貨店、量販店、ディスカウントストア、書店、又は、各種施設の売店である。陳列棚10には、物品の一例として、店舗にて販売される商品が陳列される。陳列棚10は、店舗内に限らず、店舗外に配置されてもよい。
また、陳列棚10には、陳列される商品の商品名及び価格等を表示するための棚札20が付されてもよい。棚札20は、液晶ディスプレイ又は電子ペーパーを備え、無線通信によって表示内容を書き換え可能な電子棚札である。ただし、本実施の形態は、電子棚札に限られず、表示内容を紙に印刷又は手書きした棚札であってもよい。なお、棚札20は、棚タグ、棚カード又は棚ラベルといった他の用語に読み替えられてもよい。
業務支援システムは、カメラ装置100、欠品検知装置200及び業務支援装置300を備える。業務支援システムは、さらに端末400を備えてもよい。端末400は、例えば、欠品に対する業務を行う者(以下「担当者」と称する)に所持される。担当者2は、例えば、陳列棚10が配置される店舗の店員又は店長である。
カメラ装置100は、商品が陳列されている陳列棚10の面を撮影可能な位置に設置される。カメラ装置100は、陳列棚10を撮影した画像(以下「撮影画像」と称する)を、通信ネットワークを介して、欠品検知装置200へ送信する。当該通信ネットワークは、例えば、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANによって構成される。
複数のカメラ装置100が1店舗に設置されてもよい。また、1台のカメラ装置100によって1つの陳列棚10が撮影されてもよい。あるいは、1台のカメラ装置100によって複数の陳列棚10が撮影されてもよい。あるいは、複数のカメラ装置100によって1つの陳列棚10が撮影されてもよい。カメラ装置100は、PTZ(パンチルトズーム)カメラであってもよい。カメラ装置100は、店舗内の監視のために設置されたもの(つまり監視カメラ)であってもよい。あるいは、カメラ装置100は、陳列棚10における欠品を検知するために設置されたものであってもよい。
欠品検知装置200は、カメラ装置100から受信した撮影画像を分析して、欠品が生じている陳列棚10(以下「欠品棚」と称する)を検知する。欠品検知装置200は、欠品棚を検知した場合、少なくとも欠品棚の識別情報を含む欠品検知情報を、通信ネットワーク3を介して、業務支援装置300へ送信する。当該通信ネットワーク3は、例えば、インターネットによって構成される。欠品検知装置200は、図1に示すように、店舗内に設置される。あるいは、欠品検知装置200は、通信ネットワーク3を介して所定のサービスを提供するサーバ(例えばクラウドサーバ)として設置されてもよい。この場合、カメラ装置100は、通信ネットワーク3を介して、撮影画像を欠品検知装置200へ送信してもよい。
業務支援装置300は、欠品検知装置200から欠品検知情報を受信し、欠品検知情報に基づいて、担当者2の欠品した商品に関する業務を支援するための情報(以下「業務支援情報」と称する)を生成する。業務支援装置300は、生成した業務支援情報を、当該担当者2の端末400へ送信する。業務支援情報は、例えば、端末400が業務支援用のUI(User Interface)を表示するための情報である。また、業務支援装置300は、端末400から指示情報を受信し、当該指示情報に対応する処理を行う。指示情報は、担当者2が端末400に入力した指示を示す情報である。業務支援装置300は、通信ネットワーク3を介して所定のサービスを提供するサーバ(例えばクラウドサーバ)として設置される。
また、業務支援装置300は、陳列棚10に付されている棚札20の表示内容を更新するための情報(以下「棚札更新情報」と称する)を、店舗の棚札20へ送信してよい。棚札更新情報を受信した棚札20は、当該棚札更新情報に基づいて、表示内容を更新する。棚札20における表示内容の例は、商品名、価格及び/又はPOP情報である。POP情報は、例えば、キャッチコピー、説明文、割引価格又は割引率である。
端末400は、業務支援装置300から業務支援情報を受信し、業務支援情報に基づいて、業務支援用のUIを表示する。また、端末400は、担当者2によって入力された指示情報を、業務支援装置300へ送信する。端末400は、例えば、タブレット、スマートフォン又はPCである。端末400に表示されるUIは、端末400で動作するアプリケーションが業務支援情報に基づいて生成するUIであってもよい。あるいは、端末400に表示されるUIは、端末400で動作するWEBブラウザが業務支援情報に基づいて生成するUIであってもよい。
<欠品検知装置の構成>
図2は、欠品検知装置200の構成例を示す図である。欠品検知装置200は、処理部201、メモリ202、通信部203、及び、ストレージ204を備える。これらの要素201から204は、双方向通信可能な内部バス205によって接続される。すなわち、欠品検知装置200は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータ装置により構成されてよい。
処理部201は、コンピュータプログラムを実行し、欠品検知装置200が有する機能を実現する。処理部201は、プロセッサ、コントローラ、CPU(Central Processing Unit)、又は集積回路といった他の用語に読み替えられてもよい。また、以下の説明において、欠品検知装置200が主体の処理は、処理部201が主体の処理に読み替えられてもよい。
メモリ202は、欠品検知装置200が有する機能に関するコンピュータプログラム及びデータを記憶する。メモリ202は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)又はこれらの組み合わせによって構成されてもよい。
ストレージ204は、欠品検知装置200が有する機能に関するコンピュータプログラム及びデータを格納する。ストレージ204は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリによって構成されてもよい。また、ストレージ204には、棚割情報210が格納されてもよい。なお、棚割情報210とは、陳列棚10及び区画30を識別するために用いられる情報である。
通信部203は、通信ネットワークを介した他の装置とのデータの送受信を制御する。通信部203は、データの送信を制御する送信部203A、及び、データの受信を制御する受信部203Bを含んでよい。通信部203は、通信インタフェース又は通信モジュールといった他の用語に読み替えられてもよい。
図3は、陳列棚10の商品が陳列されている面の例を示す図である。次に、図3を参照して、欠品検知装置200が、欠品の生じた陳列棚10を検知する方法の一例について説明する。
図3に示すように、陳列棚10は、棚板11によって複数の陳列スペース12に区切られる。棚板11には、棚札20が付される。棚札20の上方のスペースには、当該棚札20に対応する同一の商品が陳列される。本実施の形態において、棚札20に対応する同一の商品が陳列されるスペースを、区画30と称する。欠品検知装置200は、陳列棚10の撮影画像に対して、区画30を設定する。なお、図3では、区画30各々の間には隙間が設けられているが、これは無くてもよい。区画30の形状は、矩形に限られず、多角形、楕円形又は円形であってもよい。区画30は、陳列棚10の撮影画像に対して手動で設定されてもよい。あるいは、区画30は、欠品検知装置200によって自動的に設定されてもよい。欠品検知装置200が区画30を自動的に設定する例については後述する。
図3において、点線で示した区画30は、欠品が生じている区画30を示す。欠品検知装置200は、図3に示すような陳列棚10の撮影画像における各区画30の画像を分析し、陳列棚10において欠品が生じているか否かを判定する。
例えば、欠品検知装置200は、商品が陳列されていない場合(つまり欠品の場合)の区画30の画像(以下「欠品画像」と称する)を予め記憶しておき、陳列棚10の撮影画像において欠品画像が検知された場合、当該陳列棚10において欠品が生じていると判定する。欠品画像は、例えば、陳列棚10の背景の画像である。
欠品検知装置200は、欠品が生じている陳列棚10(つまり欠品棚)に加えて、欠品が生じている区画30(以下「欠品区画」と称する)を特定してもよい。この場合、欠品検知装置200は、欠品棚の識別情報(以下「欠品棚識別情報」と称する)と、欠品区画の識別情報(以下「欠品区画識別情報」と称する)とを、欠品検知情報に含めてもよい。
さらに、欠品検知装置200は、欠品区画に陳列されていた商品(以下「欠品商品」と称する)を特定し、特定した欠品商品の識別情報(以下「欠品商品識別情報」と称する)を、欠品検知情報に含めてもよい。欠品検知装置200は、後述する棚割情報210を用いることにより、欠品区画における欠品商品を特定してもよい。
図4は、棚割情報210の例を示す図である。
図4に示すように、棚割情報210は、項目として、エリアID、棚ID、棚段、位置番号、陳列可能数及び商品情報を有する。
・エリアIDは、店舗におけるエリアを識別するための情報である。
・棚IDは、エリアIDが示すエリアにおける、陳列棚10を識別するための情報である。
・棚段は、棚IDが示す陳列棚10における、下から数えた段数を示す情報(つまり陳列スペース12を示す情報)である。なお、棚段は、上から数えた段数を示す情報であってもよい。
・位置番号は、棚段が示す陳列スペース12において、左から数えた区画30の番号を示す情報である。なお、位置番号は、棚段が示す陳列スペース12において、右から数えた区画30の番号を示す情報であってもよい。
・陳列可能数は、棚段及び位置番号が示す区画30に陳列可能な商品の数を示す情報である。
・商品情報は、棚段及び位置番号が示す区画30に陳列される商品の情報である。商品情報には、例えば、商品に対応する、商品コード、商品名及び価格のうちの少なくとも1つが含まれる。
棚割情報210における棚段及び位置番号は、棚IDが示す陳列棚10における区画30を識別するための情報(以下「区画識別情報」と称する)の一例である。棚段及び位置番号以外の情報としては、陳列棚10における座標値が考えられる。これは、例えば、陳列棚10の左上を起点として、この起点から右何mm、下何mmといった位置そのものを特定する値である。
欠品検知装置200は、棚割情報210を参照して、欠品が生じた陳列棚10(つまり欠品棚)の棚IDを特定し、特定した棚IDを、欠品棚識別情報に含めてよい。また、欠品検知装置200は、棚割情報210を参照して、欠品が生じた区画30の区画識別情報及び陳列可能数を特定し、特定した区画識別情報及び陳列可能数を、欠品区画識別情報に含めてよい。また、欠品検知装置200は、棚割情報210を参照して、欠品が生じた商品の商品情報を特定し、特定した商品情報を、欠品商品識別情報に含めてよい。
<端末の構成>
図5は、端末400の構成例を示す図である。端末400は、処理部401、メモリ402、通信部403、入力部404、表示部405、及び、ストレージ406を備える。これらの要素401から406は、双方向通信可能な内部バス407によって接続される。すなわち、端末400は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータ装置によって構成されてよい。
処理部401は、コンピュータプログラムを実行し、端末400が有する機能を実現する。処理部401は、プロセッサ、コントローラ、CPU、又は集積回路といった他の用語に読み替えられてもよい。また、以下の説明において、端末400が主体の処理は、処理部401が主体の処理に読み替えられてもよい。
メモリ402は、端末400が有する機能に関するコンピュータプログラム及びデータを記憶する。メモリ402は、例えば、ROM、RAM又はこれらの組み合わせによって構成されてもよい。
ストレージ406は、端末400が有する機能に関するコンピュータプログラム及びデータを格納する。ストレージ406は、例えば、HDD、SSD又はフラッシュメモリによって構成されてもよい。
通信部403は、通信ネットワークを介した他の装置とのデータの送受信を制御する。通信部403は、データの送信を制御する送信部403A、及び、データの受信を制御する受信部403Bを含んでよい。通信部403は、通信インタフェース又は通信モジュールといった他の用語に読み替えられてもよい。
入力部404は、端末400に対する操作の入力を受け付ける。入力部404は、例えば、ボタン、スイッチ、タッチパネル及び/又はマイクといった入力インタフェースによって構成される。
表示部405は、UIの文字及び画像等を表示する。表示部405は、ディスプレイ又はモニタといった他の用語に読み替えられてもよい。
<業務支援装置の構成>
図6は、業務支援装置300の構成例を示す図である。業務支援装置300は、処理部301、メモリ302、通信部303、及びストレージ304を備える。これらの要素301から304は、双方向通信可能な内部バス305によって接続される。すなわち、業務支援装置300は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータ装置によって構成されてよい。
処理部301は、コンピュータプログラムを実行し、業務支援装置300が有する機能を実現する。処理部301は、プロセッサ、コントローラ、CPU、又は集積回路といった他の用語に読み替えられてもよい。なお、以下の説明において、業務支援装置300が主体の処理は、処理部301が主体の処理に読み替えられてもよい。
メモリ302は、業務支援装置300が有する機能に関するコンピュータプログラム及びデータを記憶する。メモリ302は、例えば、ROM、RAM又はこれらの組み合わせによって構成されてもよい。
ストレージ304は、業務支援装置300が有する機能に関するコンピュータプログラム及びデータを格納する。ストレージ304は、例えば、HDD、SSD又はフラッシュメモリによって構成されてもよい。
通信部303は、通信ネットワークを介した他の装置とのデータの送受信を制御する。通信部303は、データの送信を制御する送信部303A、及び、データの受信を制御する受信部303Bを含んでよい。通信部303は、通信インタフェース又は通信モジュールといった他の用語に読み替えられてもよい。
図7は、管理情報の一例を示す図である。業務支援装置300は、業務支援情報の生成に用いられる管理情報310を、ストレージ304に格納する。管理情報310には、次の情報のうちの少なくとも1つが含まれる。
・商品に関する情報である商品情報
・陳列棚の棚割に関する情報である棚割情報
・商品の在庫に関する情報である在庫情報
・陳列棚の配置に関する情報である棚地図情報
・商品の価格に関する情報である価格情報
・商品の需要予測に関する需要予測情報
・欠品に関する履歴情報である欠品履歴情報
・注文に関する履歴情報である注文履歴情報
・欠品への対処に関する履歴情報である欠品対処履歴情報
・棚割のアドバイスへの対処に関する履歴情報である棚割アドバイス対処履歴情報
業務支援装置300にて保持される棚割情報は、図4に示した欠品検知装置200にて保持される棚割情報210と同様の情報であってよい。あるいは、業務支援装置300にて保持される棚割情報は、図4に示した欠品検知装置200にて保持される棚割情報210と、少なくとも一部が異なる情報であってもよい。また、業務支援装置300は、店舗ごとの棚割情報を保持してもよい。
次に、業務支援装置300が各店舗の端末400に対して提供する業務支援サービスについて説明する。
図8は、業務支援サービスに対するログインUIの例を示す図である。図9は、業務支援サービスにおけるサービスメニューUIの例を示す図である。
業務支援装置300は、端末400からアクセスを受けた場合、まず、図8に示すログインUI900を端末400に提供する。担当者2は、ログインUI900に対して、当該担当者2に予め付与されたユーザID及びパスワードを入力して、ログインボタン901を押下する。業務支援装置300は、入力されたユーザID及びパスワードの認証に成功した場合、図9に示すサービスメニューUI910を端末400に提供する。なお、UIの説明におけるボタンの「押下」は、ボタンの「タッチ」、「タップ」、「クリック」又は「選択」といった他の用語に読み替えられる。
図9に示すように、業務支援装置300は、次の業務支援サービスを提供する。
・欠品に関する情報を提供する欠品情報サービス
・陳列棚の位置情報を提供する棚地図サービス
・商品の注文履歴情報を提供する注文履歴サービス
・棚割に関するアドバイス情報を提供する棚割アドバイスサービス
・棚割の変更を受け付ける棚割変更サービス
・商品の価格の変更を受け付ける価格変更サービス
次に、上記の各業務支援サービスについて説明する。
<欠品情報サービス>
図10は、欠品情報UIの例を示す図である。サービスメニューUI910から欠品情報サービスが選択された場合、業務支援装置300は、図10に示すような欠品情報UI1000を端末400に提供する。
欠品情報UI1000は、緊急度領域1001、欠品棚情報領域1002、欠品商品情報領域1003、在庫情報領域1004及び対処領域1005を有する。
緊急度領域1001には、欠品商品の補充の緊急度の高さを示す情報(以下「緊急度情報」と称する)が表示される。緊急度情報は、緊急度の高い順に、A,B,Cの値であってよい。業務支援装置300は、欠品商品の棚在庫数や欠品商品の需要情報などに応じて緊急度情報を決定してよい。例えば、業務支援装置300は、欠品商品の棚在庫数がa未満の場合、緊急度をAに決定し、欠品商品の棚在庫数がa未満の場合、緊急度をBに決定し、欠品商品の棚在庫数がa未満の場合、緊急度をCに決定する。a、a、aは、1以上の整数であり、a<a<aである。担当者2は、緊急度情報を参照することにより、欠品商品の補充の緊急性を適切に判断できる。また、安売りなどのマーケティングにより、需要が上がり下がりすることを予測して、需要が増えると予測される前には緊急度を上げるとよい。すなわち、棚に配置される商品の数が減っていないにも関わらず、需要予測などによって、商品の補充が指示され、その緊急度が高く設定される(AやBなどになる)ことがある。
欠品棚情報領域1002には、欠品棚及び欠品区画を特定するための情報として、例えば図10に示すように、エリアID、棚ID、棚段及び位置番号、もしくは座標に関する情報が表示される。業務支援装置300は、欠品検知装置200から受信した欠品検知情報に基づいて、これらの情報を特定してよい。
また、欠品棚情報領域1002には、欠品棚の位置を地図で表示するためのボタン1006が表示される。このボタン1006が押下された場合、業務支援装置300は、図11に示すような棚地図UI1100を端末400に提供する。なお、棚地図UI1100については後述する(図11参照)。
欠品商品情報領域1003には、欠品商品の商品情報及び不足数が表示される。商品情報は、商品コード及び商品名を含む。例えば、業務支援装置300は、欠品検知装置200から受信した欠品検知情報や商品の需要予測情報から、欠品商品の商品情報及び不足数を特定する。不足数は、欠品検知情報に含まれる陳列可能数に基づいて特定されてもよいし、安売りなどのマーケティングにより、需要が上がり下がりすることを予測して、需要が増えると予測される前には不足数が大きくなるように変化させてもよい。すなわち、棚に配置される商品の数が減っていないにも関わらず、需要予測などによって、商品の補充が指示されたり、その不足数が増加して設定されたりすることがある。この場合、棚在庫の増加により、棚割りまで変更されることもある。また、不足数は、必ずしも商品の絶対的な数でなくてもよく、不足度合いとして、A(1〜10)、B(11〜20)、C(21〜30)などとクラス分けされてもよい。
在庫情報領域1004には、欠品商品の在庫情報が表示される。在庫情報には、図10に示すように、欠品商品の第1の在庫位置及び在庫数、並びに、欠品商品の第2の在庫位置及び在庫数が含まれてよい。例えば、第1の在庫位置は、陳列棚10と同じエリアに存在する在庫棚の位置であり、第2の在庫位置は、陳列棚10とは異なるエリア(例えば店舗のバックヤード)に存在する在庫棚の位置である。図10の例は、欠品商品が、第1の在庫位置「A−3」に「10個」存在し、第2の在庫位置「DD−47」に「24個」存在していることを示す。業務支援装置300は、例えば、店舗の在庫情報に基づいて、欠品商品が何れの在庫位置に何個在庫しているかを特定する。
また、在庫情報領域1004には、図10に示すように、第1の在庫位置を地図で表示するためのボタン1007と、第2の在庫位置を地図で表示するためのボタン1008とが表示される。業務支援装置300は、ボタン1007、1008が押下された場合、在庫位置地図UIを端末400に提供する。なお、在庫位置地図UIについては図示しないが、図11に示す棚地図UI1100と同様であってよい。
また、在庫情報領域1004には、欠品商品を注文するためのボタン1009が表示される。このボタン1009が押下された場合、業務支援装置300は、欠品商品を注文するためのUI(図示せず)を端末400に提供する。
対処領域1005には、欠品商品に対する対処を選択するためのボタンが表示される。例えば、図10に示すように、対処領域1005には、未完了ボタン1010、完了ボタン1011、放置ボタン1012及び注文済ボタン1013が表示される。担当者2は、欠品商品への対処が未完了である場合、未完了ボタン1010を選択してよい。担当者2は、欠品商品への対処が完了済みである場合、完了ボタン1011を選択してよい。担当者2は、欠品商品への対処を放置する場合、放置ボタン1012を選択してよい。担当者2は、欠品商品の注文を完了済みである場合、注文済ボタン1013を選択してよい。業務支援装置300は、選択されたボタンに対応する対処の情報を、欠品対処履歴情報として記録する。
なお、欠品情報UI1000には、欠品の発生を識別するための欠品発生IDが表示されてよい。図10に示す「K19−114」は、欠品発生IDの表示例である。
また、図10において、左矢印ボタン1014、右矢印ボタン1015は、別の欠品発生IDに対応する欠品情報UI1000に表示を切り替えるためのボタンである。例えば、業務支援装置300は、左矢印ボタン1014が押下された場合、前の欠品発生IDに対応する欠品情報UIを端末400に提供し、右矢印ボタン1015が押下された場合、次の欠品発生IDに対応する欠品情報UIを端末400に提供する。
図11は、欠品情報サービスに係る棚地図UIの例を示す図である。図12は、欠品情報サービスに係る陳列棚UIの例を示す図である。業務支援装置300は、欠品情報UI1000の欠品棚情報領域1002におけるボタン1006が押下された場合、図11に示すような棚地図UI1100を端末400に提供する。
棚地図UI1100には、店舗の陳列棚10の配置を示す棚地図と共に、欠品棚を示す画像が表示される。例えば、欠品棚が、他の陳列棚10と区別可能な態様(例えば異なる色)で表示される。
また、棚地図UI1100には、陳列棚10における欠品への対処状況を示す情報が表示される。例えば、図11に示すように、欠品への対処が「未完了」である陳列棚10には二重丸マークが、欠品への対処が「放置」である陳列棚10には黒三角マークが、欠品への対処が「注文済み」である陳列棚10には黒四角マークが表示されてよい。なお、図11に示すマークの表示は一例であり、これらとは異なるマークが表示されてもよい。
担当者2が、棚地図UI1100から欠品棚を選択した場合、業務支援装置300は、選択された欠品棚に対応する陳列棚UI1200を端末400に提供する。陳列棚UI1200は、図12に示すように、陳列棚10を模式的に示したものである。あるいは、陳列棚UI1200は、カメラ装置100による陳列棚10の撮影画像を用いたものであってもよい。
陳列棚UI1200において、欠品区画1201は、他の区画30と異なる態様(例えば異なる色)にて表示されてもよい。また、陳列棚UI1200において、注文済みの欠品区画1202は、他の区画30と異なる態様(例えば異なる色)にて表示されてもよい。
担当者2は、欠品情報サービスを利用することにより、欠品に関する情報を効率的に確認できる。なお、業務支援装置300は、欠品検知装置200から欠品検知情報を受信した場合、欠品情報UI1000をプッシュ通知にて端末400に提示してもよい。これにより、担当者2は、欠品が発生した場合に、欠品商品及び欠品棚を直ちに認識できるので、欠品への対処を素早く行うことができる。
<棚地図サービス>
図13は、棚地図サービスに係る棚地図UIの例を示す図である。図14は、棚地図サービスに係る陳列棚UIの例を示す図である。サービスメニューUI910から棚地図サービスが選択された場合、業務支援装置300は、図13に示すような棚地図UI1300を端末400に提供する。
棚地図UI1300において、欠品棚が存在する場合、欠品棚は、欠品が生じていない陳列棚10と異なる態様(例えば異なる色)にて表示されてよい。なお、棚地図UI1300は、図11にて説明した棚地図UI1100とほぼ同様であるので、詳細な説明については省略する。
担当者2が、棚地図UI1300から陳列棚10を選択した場合、業務支援装置300は、図14に示すように、選択された陳列棚10に対応する陳列棚UI1400を端末400に提供する。
陳列棚UI1400において、欠品区画が存在する場合、図12と同様、欠品区画は、他の区画30と異なる態様(例えば異なる色)にて表示されてよい。また、陳列棚UI1400において、注文済みの欠品区画が存在する場合、図12と同様、注文済みの欠品区画は、他の区画30と異なる態様(例えば異なる色)にて表示されてよい。なお、陳列棚UI1400は、図12にて説明した陳列棚UI1200とほぼ同様であるので、詳細な説明については省略する。
担当者2は、棚地図サービスを利用することにより、棚地図から視覚的に欠品棚を確認できる。
<注文履歴サービス>
図15は、注文履歴UIの例を示す図である。サービスメニューUI910から注文履歴サービスが選択された場合、業務支援装置300は、図15に示すような注文履歴UI1500を端末400に提供する。
注文履歴UI1500には、注文された商品ごとの、注文日、注文時刻、欠品棚及び欠品区画の識別情報、商品コード、商品名、注文数、並びに、注文に関するステータスが表示される。業務支援装置300は、注文履歴情報に基づいて、注文履歴UI1500を生成してよい。
担当者2は、注文履歴サービスを利用することにより、欠品に対する注文の履歴情報を容易に確認できる。
<棚割アドバイスサービス>
図16は、棚割アドバイスサービスに係る棚地図UIの例を示す図である。図17は、棚割アドバイスUIの例を示す図である。サービスメニューUI910から棚割アドバイスサービスが選択された場合、業務支援装置300は、図16に示すような棚地図UI1600を端末400に提供する。なお、棚地図UI1600については、図11にて説明した棚地図UI1100とほぼ同様であるので、詳細な説明については省略する。
担当者2が、棚地図UI1600から、棚割のアドバイスを受けたい陳列棚10を選択した場合、業務支援装置300は、図17に示すように、選択された陳列棚10に対応する棚割アドバイスUI1700を端末400に提供する。
棚割アドバイスUI1700は、陳列棚領域1701、アドバイス領域1702及び対処領域1703を有する。
陳列棚領域1701には、選択された陳列棚における現状の棚割と、アドバイス対象の区画30を特定する情報とが表示される。
アドバイス領域1702には、アドバイス対象の区画30に対するアドバイスの内容が表示される。例えば、アドバイス領域1702には、図17に示すように、アドバイス対象の区画「1−3」と区画「3−2」の商品の入れ替えをおすすめする文章が表示される。また、アドバイス領域1702には、そのアドバイスの理由が表示されてもよい。例えば、アドバイス領域1702には、図17に示すように、区画「1−3」の欠品回数が「8回」であり、区画「3−2」の欠品回数が「0回」である旨を示す文章が表示される。
対処領域1703には、アドバイスへの対処を選択するためのボタンが表示される。例えば、図17に示すように、対処領域1703には、対処済みボタン1704、対処不可ボタン1705、保留ボタン1706が表示される。担当者2は、アドバイスへの対処が完了済みである場合、対処済みボタン1704を選択してよい。担当者2は、アドバイスへの対処が不可能な場合、対処不可ボタン1705を選択してよい。担当者2は、アドバイスへの対処を保留する場合、保留ボタン1706を選択してよい。業務支援装置300は、選択されたボタンに対応する対処の情報を、棚割アドバイス対処履歴情報として記録する。
業務支援装置300は、棚割情報及び欠品履歴情報に基づいて、棚割のアドバイスを生成してよい。例えば、業務支援装置300は、欠品が生じた回数がb回以上の商品の区画30と、欠品が生じた回数がb回未満の商品の区画30とを入れ替えるアドバイスを生成してよい。b、bは、1以上の整数であり、b>bである。欠品が頻繁に生じる商品は、人気商品であり、陳列する区画30(つまり棚割)を変えても十分に売れると考えられ、欠品があまり生じない商品は、認知が不十分であり、陳列する区画30(つまり棚割)を変えることにより販売数が増加する余地があると考えられるためである。
なお、棚割アドバイスUI1700には、アドバイスを識別するためのアドバイスIDが表示されてよい。図17に示す「A19−21」は、アドバイスIDの表示例である。
また、棚割アドバイスUI1700には、表示中の陳列棚10の棚割を変更するための棚割UI(図18参照)へ遷移するためのボタン(図示せず)が表示されてもよい。
担当者2は、棚割アドバイスサービスを利用することにより、販売実績が向上し得る棚割を知ることができる。
<棚割変更サービス>
図18は、棚割変更UIの例を示す図である。サービスメニューUI910から棚割変更サービスが選択された場合、業務支援装置300は、図18に示す棚割変更UI1800を端末400に提供する。
棚割変更UI1800は、棚領域1801及び商品入力領域1802を有する。
棚領域1801には、現状の棚割の区画30が表示される。担当者2は、棚領域1801の区画30を操作して、区画30の拡大及び縮小、並びに、区画30の入れ替え等を行うことができる。例えば、担当者2は、区画1803を選択して、区画1803の左辺を矢印1804の方向にスライドすることにより、区画1803を拡大することができる。
商品入力領域1802には、区画30に陳列する商品の商品情報が入力される。担当者2が、棚領域1801の区画30を選択して、当該区画30に陳列する商品の商品情報を商品入力領域1802に入力した場合、業務支援装置300は、選択された区画30に対して商品入力領域1802に入力された商品情報を対応付けるよう、棚割情報を更新する。なお、担当者2は、商品入力領域1802に、商品情報を手動で入力してよい。あるいは、担当者2は、商品に付されているバーコード(又はQRコード(登録商標))を端末400のカメラで読み取ることによって、商品入力領域1802に商品情報を入力してもよい。
確定ボタン1805が押下された場合、業務支援装置300は、変更後の区画30及び/又は商品情報に基づいて棚割情報を更新する。
なお、棚領域1801には、現状の棚割の区画30に代えて、推奨する棚割の区画30が表示されてもよい。例えば、業務支援装置300は、棚割情報及び欠品履歴情報に基づいて、上述した棚割のアドバイスと同様の方法によって、推奨する棚割の区画30を決定する。
担当者2は、棚割変更サービスを利用することにより、棚割の変更を簡単に業務支援装置300に伝えることができる。
<価格変更サービス>
図19は、価格変更UIの例を示す図である。サービスメニューUI910から価格変更サービスが選択された場合、業務支援装置300は、図19に示す価格変更UI1900を端末400に提供する。
価格変更UI1900には、価格が変更された商品ごとの、価格変更日、価格変更時刻、商品が陳列されている陳列棚10及び区画30の識別情報、商品コード、商品名、変更前価格及び変更後価格が表示される。
変更後価格は、業務支援装置300によって決定されてもよい。また、担当者2は、価格変更UI1900から、変更後価格を選択し、業務支援装置300によって決定された変更後価格を再変更できてもよい。
確定ボタン1805が押下された場合、業務支援装置300は、変更後価格を、価格情報に記憶する。また、確定ボタン1805が押下された場合、業務支援装置300は、棚札20の表示価格を、変更後価格に更新する。なお、業務支援装置300は、区画30の変更に応じて、商品の価格を変更してもよい。
担当者2は、価格変更サービスを利用することにより、陳列棚10における棚札20の表示価格を効率的に変更できる。
<業務支援サービスの変形例>
業務支援装置300は、担当者2から指定された店舗及び/又はエリアにおける、各商品の欠品の度合いを示す情報を、端末400に提供してもよい。業務支援装置300は、すべての店舗における、各商品の欠品の度合いを示す情報を、端末400に提供してもよい。
<陳列棚の区画を自動的に設定する方法>
次に、欠品検知装置200において自動的に区画30を設定する方法の例について説明する。
図20は、棚札20の検知方法の一例を説明するための図である。
例えば、欠品検知装置200は、図20に示す陳列棚10の撮影画像を分析し、下からm段目の棚板11に付されている、左からn番目の棚札20及び左からn+1番目の棚札20を検知する。同様に、欠品検知装置200は、下からm+1段目の棚板11に付されている、左からn番目の棚札20、左からn+1番目の棚札20、及び、左からn+2番目の棚札20を検知する。同様に、欠品検知装置200は、下からm+2段目の棚板11に付されている、左からn番目の棚札20、左からn+1番目の棚札20、及び、左からn+2番目の棚札20を検知する。m、nは1以上の整数である。このように、欠品検知装置200は、棚段ごとに、左から右へ棚札20を検知してよい。なお、左から右への検知は一例であり、欠品検知装置200は、右から左へ棚札20を検知してもよい。
図21は、区画30の設定方法の一例を説明するための図である。
欠品検知装置200は、上記のように検知した棚札20の位置に基づいて、当該棚札20に対応する区画30を設定する。例えば、共通の商品が陳列されている区画30の左下に当該商品に対応するm段目n番目の棚札20が付されている場合、欠品検知装置200は、次の処理を行う。すなわち、欠品検知装置200は、m段目n番目の棚札20の位置から、m段目n+1番目(つまり右隣)の棚札20の位置までの幅Rxを区画30の幅とし、m段目n番目の棚札20の位置から、m+1段目n番目(つまり上段)の棚札20の位置までの高さRyを区画30の高さとする。そして、欠品検知装置200は、このように設定した区画30を、m段目n番目の棚札20と対応付ける。
このようにして、欠品検知装置200は、m段目n番目の棚札20に対応する区画30を、自動的に設定することができる。
なお、陳列棚10の区画30を自動的に設定する方法は、上述の方法に限定されない。例えば、欠品検知装置200は、棚札20の下方の区画30と当該棚札20とを対応付けてもよい。欠品検知装置200は、棚札20を中心とした所定の幅Rxを区画30の幅としてもよい。欠品検知装置200は、陳列スペース12を等間隔に分割した各々を、区画30に設定してもよい。欠品検知装置200は、陳列スペース12に物理的に存在する仕切り板に基づいて、区画30を設定してもよい。また、商品の陳列前に、業務支援装置300において、陳列する商品を含む陳列棚10の区画30を決定して、端末400に提供してもよい。店舗側の事情により区画30等を変更したい場合は、上記した図18に示す棚割変更UI1800により指示をすればよい。
<変形例>
欠品検知装置200の機能は、業務支援装置300に含まれてよい。この場合、業務支援装置300は、カメラ装置100から通信ネットワーク3を介して撮影画像を受信し、上述した欠品検知装置200と同様、陳列棚10における区画30の設定、棚割情報210の生成、及び欠品検知などを実行してよい。
<実施の形態1のまとめ>
実施の形態1に係る業務支援装置(300)は、物品の陳列棚(10)の撮影画像に基づいて欠品の生じた陳列棚である欠品棚を検知する欠品検知装置(200)から、欠品棚に関する情報を受信する受信部(303B)と、欠品棚に関する情報と、陳列棚の配置を示す棚地図情報とに基づいて、欠品棚の位置を特定し、欠品棚の位置を示す情報を含む業務支援情報を生成する処理部(301)と、業務支援情報を端末(400)に送信する送信部(303A)と、を備える。これにより、端末は、欠品棚の位置を示す情報を表示できる。よって、担当者は、端末を通じて、欠品棚の位置を認識できるので、欠品に関する業務を効率化できる。
処理部(301)は、端末(400)が欠品棚を他の陳列棚(10)と異なる態様にて表示するための情報を業務支援情報に含めてよい。これにより、端末は、欠品棚を他の陳列棚と異なる態様にて表示できる。よって、担当者は、端末を通じて、欠品棚を視覚的に認識できるので、欠品に関する業務を効率化できる。
受信部(303B)は、端末(400)に入力された、欠品棚への対処を示す情報を受信し、処理部(301)は、欠品棚への対処を示す情報を、業務支援情報に含めてよい。これにより、端末(400)は、欠品棚に対する欠品への対処を示す情報を表示できる。よって、担当者は、端末を通じて、欠品棚に対する現時点における欠品への対処を認識できるので、欠品に関する業務を効率化できる。
処理部(301)は、欠品が生じた物品に関する情報、及び、当該欠品が生じた物品の在庫に関する情報を、業務支援情報に含めてよい。これにより、端末は、欠品が生じた物品に関する情報、及び、欠品が生じた物品の在庫に関する情報を表示できる。よって、担当者は、端末を通じて、欠品が生じた物品に関する情報と、その欠品が生じた物品の在庫に関する情報とを認識できるので、欠品に対する業務を効率化できる。
処理部(301)は、欠品が生じた物品の在庫の状況を示す情報に基づいて、当該欠品が生じた物品の補充の緊急度を決定し、当該緊急度を示す情報を、業務支援情報に含めてよい。これにより、端末は、欠品が生じた物品の補充の緊急度を表示できる。よって、担当者は、端末を通じて、欠品が生じた物品の補充の緊急度を認識できるので、欠品に関する業務を効率化できる。
欠品棚に関する情報には、欠品検知装置(200)によって検知された、欠品棚における欠品が生じた区画(30)である欠品区画の識別情報が含まれてよい。処理部(301)は、端末(400)が欠品区画を他の区画(30)と異なる態様にて表示するための情報を、業務支援情報に含めてよい。これにより、端末は、欠品区画を他の区画と異なる態様にて表示できる。よって、担当者は、端末を通じて、欠品区画を視覚的に認識できるので、欠品に関する業務を効率化できる。
処理部(301)は、区画(30)における欠品に関する履歴情報に基づいて、区画の変更に関する情報を生成し、業務支援情報に含めてよい。これにより、端末は、陳列棚の区画の変更に関する情報(例えば棚割のアドバイス情報)を表示できる。よって、担当者は、端末を通じて、陳列棚のより適切な区画への変更を認識できるので、棚割に関する業務を効率化できる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、端末400における欠品通知に関する他のUIについて説明する。なお、実施の形態2では、実施の形態1で説明済みの内容については、同一の参照符号を付し、説明を省略する場合がある。また、以下の説明において、端末400を主体として記載される処理は、端末400の処理部401によって実行される処理であってよい。
<通知UI>
図22は、端末400における通知UIの一例を示す図である。端末400は、業務支援装置300から欠品通知を受信した場合、図22に示すように、通知UI2000を表示部405に表示する。
通知UI2000は、通知画像2001を含む。通知画像2001は、例えば、欠品通知を示すアイコン2002、欠品を検知したことを示す文章2003、欠品を検知した時刻2004、及び、欠品の状況を示す情報2005を含む。
欠品の状況を示す情報2005は、例えば、完全欠品の件数2006A及び部分欠品の件数2006Bを含んでよい。完全欠品は、欠品検知された商品が陳列棚においてすべて欠品していることを意味する。部分欠品は、欠品検知された商品が陳列棚において部分的に欠品していることを意味する。例えば、複数の列に並べて配置されている商品において、ある1列が欠品している場合、及び/又は、あらかじめ定めた数量若しくはスペースよりも少なくなっている場合等々、これらを部分欠品という。
業務支援装置300が端末400に対して欠品通知を行う間隔は、業務支援装置300が欠品検知装置200から欠品の検知を示す情報(以下「欠品検知情報」という)を取得する間隔よりも長くてよい。例えば、業務支援装置300は、欠品検知装置200から5分間隔で欠品検知情報を取得する。そして、業務支援装置300は、取得した欠品検知情報に基づいて欠品通知を行うか否かを判定し、欠品通知を行うと判定した場合、定期的なタイミング(以下「欠品通知タイミング」という)にて欠品通知を行う。欠品通知タイミングは、毎時0分、15分、30分、45分といった定期的な時刻として設定されてもよい。あるいは、欠品通知タイミングは、15分間隔又は30分間隔といった周期として設定されてもよい。
なお、業務支援装置300は、店舗の営業時間内(例えば8時〜22時の間)に欠品通知を行い、店舗の営業時間外に欠品通知を行わない設定を有してもよい。また、業務支援装置300は、欠品通知タイミングにおいて、店舗にて発生中の複数の欠品をまとめて欠品通知を行ってもよい。また、業務支援装置300は、完全欠品又は部分欠品を検知した場合に欠品通知を行ってよい。あるいは、業務支援装置300は、完全欠品を検知した場合に欠品通知を行い、部分欠品を検知した場合に欠品通知を行わなくてもよい。
また、業務支援装置300は、前回の欠品通知タイミングにて通知済みの欠品については、今回の欠品通知タイミングにおいて再通知しなくてもよい。例えば、業務支援装置300は、前回の欠品通知タイミングにて取得済みの欠品検知情報と同じ欠品検知情報を今回の欠品通知タイミングでも取得した場合、その同じ欠品検知情報を通知判定の対象から除外してもよい。
業務支援装置300は、上述のように欠品通知を制御することにより、端末400に対して過度な欠品通知が行われることを抑止できる。これにより、端末400に対する欠品通知の有用性及び信頼性が向上するので、担当者2は、端末400の欠品通知を通じて、欠品に対する業務(例えば欠品商品の補充)を効率的に行うことができる。また、端末400に対する過度な欠品通知が抑制されるので、通信ネットワーク3におけるトラフィック負荷を抑制できる。
業務支援装置300は、欠品検知装置200から取得した直近の複数の欠品検知情報に基づいて、端末400に対する欠品通知を行うか否かを判定してよい。例えば、業務支援装置300は、次の判定方法1〜2の何れかによって、欠品通知を行うか否かを判定してよい。
<<判定方法1>>
業務支援装置300は、欠品検知装置200から取得した直近の2以上の欠品検知情報うち何れもが「欠品あり」を示す場合、端末400に対する欠品通知を行うと判定し、当該2以上の欠品検知情報のうち何れもが「欠品なし」を示す場合、端末400に対する欠品通知を行わないと判定する。また、業務支援装置300は、「欠品あり」及び「欠品なし」の観点において、当該2以上の欠品検知情報のうちの少なくとも1つが他と異なる場合、前回の欠品通知の判定と同じ判定とする。
例えば、業務支援装置300は、12時15分の10分前、5分前及び0分前にそれぞれ取得した欠品検知情報が何れも「欠品あり」を示す場合、12時15分の欠品通知タイミングにて欠品通知を行うと判定し、12時15分の10分前、5分前及び0分前にそれぞれ取得した欠品検知情報が何れも「欠品なし」を示す場合、12時15分にタイミングにて欠品通知を行わないと判定する。また、業務支援装置300は、12時15分の10分前に取得した欠品検知情報が「欠品あり」を示し、12時15分の5分前及び0分前に取得した欠品検知情報が「欠品なし」を示す場合、12時15分の欠品通知タイミング(今回の欠品通知タイミング)における欠品通知の判定を、12時0分の欠品通知タイミング(前回の欠品通知タイミング)における欠品通知の判定と同じ判定とする。
<<判定方法2>>
業務支援装置300は、欠品検知装置200から取得した直近の2以上の欠品検知情報のうち過半数が「欠品あり」を示す場合、端末400に対する欠品通知を行うと判定し、当該2以上の欠品検知情報のうち過半数が「欠品なし」を示す場合、端末400に対する欠品通知を行わないと判定する。あるいは、業務支援装置300は、欠品検知装置200から取得した直近の2以上の欠品検知情報のうち所定数以上が「欠品あり」を示す場合、端末400に対する欠品通知を行うと判定し、当該2以上の欠品検知情報のうち所定数以上が「欠品なし」を示す場合、端末400に対する欠品通知を行わないと判定する。なお、最新の欠品検知情報を優先し、それ以前の欠品検出情報を参酌して判定を行うようにしてもよい。
欠品検知装置200によって生成される欠品検知情報が示す「欠品あり」又は「欠品なし」は、画像解析の性質上、誤っている場合もあり得る。そのため、上述した判定方法1及び2のように、複数の欠品検知情報に基づいて欠品通知を行うか否かを判定することにより、端末400に対する欠品通知の信頼性が向上する。
<マップUI>
図23は、端末400におけるマップUIの一例を示す図である。
端末400は、図23に示すように、店舗フロアにおける欠品棚の位置、及び、欠品棚における欠品区画の位置を示すマップUI2100を表示部405に表示する。マップUI2100は、フロアマップ画像2101、棚マップ画像2102、及び、欠品商品情報2103を含む。
フロアマップ画像2101は、店舗フロアにおける欠品棚の位置を示す。例えば、図23に示すように、フロアマップ画像2101は、店舗フロアにおける陳列棚の配置を示すと共に、欠品棚を他の陳列棚と異なる態様にて示す。欠品棚は、他の陳列棚と異なる色又はパターンでペイントされてよい。完全欠品の欠品棚は、部分欠品の欠品棚と異なる色又はパターンでペイントされてよい。例えば、図23に示すように、完全欠品の欠品棚は黒でペイントされ、部分欠品の欠品棚は斜線でペイントされる。
棚マップ画像2102は、欠品棚における欠品区画の位置を示す。例えば、図23に示すように、棚マップ画像2102は、欠品棚における欠品区画を他の区画と異なる態様にて示す。欠品区画は、他の区画と異なる色又はパターンでペイントされてよい。完全欠品の欠品区画は、部分欠品の欠品区画と異なる色又はパターンでペイントされてよい。例えば、図23に示すように、完全欠品の欠品区画は黒でペイントされ、部分欠品の欠品区画は斜線でペイントされる。
欠品商品情報2103は、欠品商品の商品カテゴリの名称2104と、欠品商品の欠品数2105とを示す。例えば、図23に示すように、欠品数2105では、完全欠品の欠品数2106Aと、部分欠品の欠品数2106Bとが別々に示される。
<通知一覧UI>
図24は、端末400における通知一覧UIの一例を示す図である。
端末400は、図24に示すように、欠品通知の一覧を示す通知一覧UI2200を表示部405に表示する。通知一覧UI2200は、当日の通知数2201、絞り込み検索欄2202、通知設定ボタン2203、未入力タブ2204、入力済みタブ2205、通知オフタブ2206、及び、通知リスト2207を含む。
当日の通知数2201は、端末400が当日に受信した欠品通知の数を示す。
絞り込み検索欄2202には、通知リスト2207を絞り込むための検索条件が入力される。例えば、絞り込み検索欄2202には、通知リスト2207の項目に対応する、経過時間、棚番号又は商品カテゴリに関する検索条件が入力されてよい。
通知設定ボタン2203は、通知のオン又はオフを設定するためのボタンである。
未入力タブ2204は、まだ何のアクションも行われていない欠品通知の通知リスト2207を表示する。未入力タブ2204のカッコ内の数字は、当該未入力タブ2204の通知リスト2207に含まれる欠品通知の数を示す。
入力済みタブ2205は、すでに何らかのアクションが行われた欠品通知の通知リスト2207を表示する。入力済みタブ2205のカッコ内の数字は、当該入力済みタブ2205の通知リスト2207に含まれる欠品通知の数を示す。
通知オフタブ2206は、通知オフ設定のために通知されなかった欠品通知の通知リスト2207を表示する。通知オフタブ2206のカッコ内の数字は、当該通知オフタブ2206の通知リスト2207に含まれる欠品通知の数を示す。
通知リスト2207は、欠品通知をリスト形式で表示する。通知リスト2207は、欠品通知に関する項目として、状態、経過時間、棚番号、商品カテゴリ、及び、位置を表示する。
・状態には、欠品通知を受信してからの経過時間に基づくアイコンが表示される。例えば、状態には、経過時間に応じて異なる色のアイコンが表示される。
・経過時間には、欠品通知を受信してからの経過時間が表示される。
・棚番号には、欠品棚の棚番号が表示される。なお、棚番号は、実施の形態1で説明した棚IDに相当する。
・商品カテゴリには、欠品商品の商品カテゴリの名称が表示される。あるいは、商品カテゴリには、商品名が表示されてもよい。
・位置には、欠品棚における欠品区画の位置が表示される。
<通知詳細UI>
図25は、端末400における通知詳細UIの一例を示す図である。
端末400は、通知一覧UI2200において1つの欠品通知が選択された場合、図25に示すように、当該選択された欠品通知の詳細を示す通知詳細UI2300を表示部405に表示する。通知詳細UI2300は、棚マップ画像2301、欠品通知詳細情報2302、アクション入力欄2303を含む。
棚マップ画像2301は、欠品棚における欠品区画の位置を示す。
欠品通知詳細情報2302は、欠品通知に関する詳細な情報を示す。欠品通知詳細情報2302は、例えば、色帯2311、棚番号2312、商品カテゴリ2313、位置2314、経過時間2315、最終検知時刻2316、通知設定2317を示す。
・色帯2311は、欠品通知が完全欠品又は部分欠品の何れであるかを異なる色で示す。
・棚番号2312は、欠品棚の棚番号を示す。
・商品カテゴリ2313は、欠品商品の商品カテゴリの名称を示す。あるいは、商品カテゴリ2313は、商品名を示してもよい。
・位置2314は、欠品棚における欠品区画の位置を示す。
・経過時間2315は、欠品通知を受信してからの経過時間を示す。
・最終検知時刻2316は、欠品を検知した最終時刻を示す。
・通知設定2317は、商品毎の通知のオン又はオフを設定するためのボタンである。
アクション入力欄2303は、欠品通知に対するアクションの入力を受け付ける。例えば、アクション入力欄2303は、「補充する」の選択肢2321と、「補充しない」の選択肢2322とを有する。
・「補充する」の選択肢2321の中には、さらに、「現在対応中」及び「補充完了」のサブ選択肢が含まれてよい。担当者2は、欠品通知に対応する商品を補充する場合又は補充した場合、こちらの「補充する」の選択肢2321中のサブ選択肢の1つを選択してよい。
・「補充しない」の選択肢2322の中には、さらに、「在庫なし」、「忙しい」、「わざと空けている」、及び「お客様がいる」のサブ選択肢が含まれてよい。担当者2は、欠品通知に対応する商品を補充しない場合又は補充できない場合、こちらの「補充しない」の選択肢2322中のサブ選択肢の1つを選択してよい。
担当者2は、欠品通知に対して、上記のアクション入力欄2303に含まれる選択肢の中から、適切な選択肢を選択し、決定ボタン2304を押下(タッチ)する。この場合、端末400は、担当者2が選択した選択肢の内容を、欠品通知に対する担当者2のアクションとして、業務支援装置300に送信する。これにより、業務支援装置300は、欠品通知に対する担当者2のアクションを管理できる。
<陳列棚の変形例>
図26は、陳列棚の変形例を示す図である。
本開示の欠品検知システムは、商品を奥方向に並べるタイプの陳列棚10に限られず、図26に示すように、商品を平面に並べたり積み重ねたりするタイプの陳列棚10にも適用できる。この場合、陳列棚10を撮影するカメラ装置100は、図26に示すように、陳列棚10を上から撮影する位置に設置される。区画30は、図26に示すように、上から見た陳列棚10に対して設定される。
(実施の形態3)
実施の形態3では、陳列棚10の撮影画像から棚割情報210を自動的に生成する例について説明する。なお、実施の形態3では、実施の形態1又は2で説明済みの内容については、同一の参照符号を付し、説明を省略する場合がある。また、以下の説明において、業務支援装置300を主体として記載される処理は、業務支援装置300の処理部301によって実行される処理であってよい。
図27は、陳列棚を撮影した画像から商品の外観画像を検出する処理の一例を説明するための図である。図28は、商品の外観画像の検出結果に基づいて棚割情報210を生成する処理の一例を説明するための図である。図29は、生成された棚割情報210の一例を示す図である。
業務支援装置300は、商品が欠品及び誤配置無く陳列されている陳列棚10を撮影した画像(以下「第1棚画像」という)3000に含まれる商品の外観画像と、当該外観画像が示す商品の商品名等の商品情報と、当該外観画像が示す商品の当該陳列棚10における配置の位置と、を対応付けて棚割情報210を生成し、メモリ302に記憶する。例えば、業務支援装置300は、次のステップS101〜S102の処理によって、棚割情報210を生成する。
(ステップS101)業務支援装置300は、第1棚画像3000から各商品の外観画像を検出する。このとき、業務支援装置300は、図27に示すように、第1棚画像3000に対して、検出した各商品の外観画像を囲む枠3001を重畳した画像を、端末400の表示部405に表示してもよい。業務支援装置300は、図27に示すように、共通の商品の外観画像の枠3001を共通の態様(例えば同じ色又はパターン)で表示し、異なる商品の外観画像の枠3001を異なる態様(例えば異なる色又はパターン)で表示してもよい。図27では、外観画像の枠3001の異なる態様を、異なる線種で表現している。
(ステップS102)業務支援装置300は、ステップS101で検出した外観画像と、当該外観画像が示す商品の陳列棚10における陳列位置(例えば区画30)と、当該外観画像が示す商品の商品名とを対応付けて、メモリ302に記憶する。このとき、業務支援装置300は、図28に示すように、区画30内における同じ外観画像(つまり同じ商品)の列の数(以下「商品列数」という)を検出してもよい。業務支援装置300は、図28に示すように、第1棚画像3000に対して区画30の枠3002を重畳すると共に、区画30の枠3002内に当該区画30における商品列数3003を重畳した画像(以下「棚割画像」という)を、端末400の表示部405に表示してもよい。ここで、各区画30は、棚番号、棚段及び棚位置によって識別されるので、業務支援装置300は、図29に示すように、棚番号、棚段及び棚位置(つまり区画30)と、当該区画30にて検出された外観画像が示す商品の商品名との対応関係を、棚割情報210としてメモリ302に記憶してよい。業務支援装置300は、図28に示すように、異なる区画30の枠を異なる態様(例えば異なる色又はパターン)で表示してもよい。図28では、区画30の枠の異なる態様を、異なる線種で表現している。業務支援装置300は、図29に示すように、各商品の在庫数を棚割情報210に含めてもよい。
業務支援装置300は、例えば、店舗の開店前に、上述した棚割情報210の生成を実施する。その際、業務支援装置300は、上述したとおり、図28に示すような、第1棚画像3000に対して各区画30の枠3002及び当該区画30内の商品列数3003を重畳した棚割画像を、店舗マネージャーの端末400に表示してもよい。これにより、店舗マネージャーは、端末400に表示された棚割画像から、店舗の開店前において、陳列棚10に正しく商品が陳列されているかどうかを効率的に確認できる。
図30は、欠品が検出された棚画像の表示例を示す図である。図31は、誤配置が検出された棚画像の表示例を示す図である。
業務支援装置300は、第1棚画像3000よりも後に陳列棚10を撮影した画像(以下「第2棚画像」という)3100から、メモリ302に記憶された外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、当該外観画像が示す商品の配置に関する通知(例えば欠品通知及び/又は誤配置通知)を制御する。ここで、誤配置は、商品が本来配置されるべき区画30とは異なる区画30に配置されることを意味する。例えば、業務支援装置300は、次のステップS201〜S203の処理によって、商品の欠品及び誤配置を検出し、欠品通知及び誤配置通知を行う。なお、下記のステップS202とステップS203の実行の順序は入れ替えられてもよい。
(ステップS201)業務支援装置300は、第2棚画像3100から各商品の外観画像を検出する。
(ステップS202)業務支援装置300は、第2棚画像3100において、メモリ302に記憶された外観画像が、当該外観画像が示す商品の配置の位置(例えば区画30)に存在しないことを検出した場合、当該外観画像が示す商品が欠品していると判定する。このとき、業務支援装置300は、図30に示すように、第2棚画像3100に対して、欠品として検出された部分を囲った枠(以下「欠品枠」という)3101を重畳した棚画像(以下「欠品棚画像」という)を、端末400の表示部405に表示してもよい。また、業務支援装置300は、商品が欠品していると判定した場合、実施の形態1又は2で説明したように、端末400に対して欠品通知を行ってよい。
(ステップS203)業務支援装置300は、第2棚画像3100において、メモリ302に記憶された外観画像が、当該外観画像が示す商品の配置の位置(例えば区画30)とは異なる位置(例えば異なる区画30)に存在することを検出した場合、当該外観画像に対応する商品が誤配置されていると判定する。このとき、業務支援装置300は、図31に示すように、第2棚画像3100に対して、誤配置として検出された外観画像を囲った枠(以下「誤配置枠」という)3102を重畳した棚画像(以下「誤配置棚画像」という)を、端末400の表示部405に表示してもよい。また、業務支援装置300は、商品が誤配置されていると判定した場合、実施の形態1又は2で説明した欠品通知と同様に、誤配置通知を行ってよい。
以上の処理により、業務支援装置300は、欠品及び誤配置の位置を視覚的に確認できる欠品棚画像及び誤配置棚画像を生成及び表示できる。なお、業務支援装置300は、欠品枠3101及び誤配置枠3102を1つの第2棚画像3100に重畳してもよい。この場合、欠品枠3101は、誤配置枠3102と異なる態様(例えば異なる色)で表示されてよい。これにより、業務支援装置300は、欠品と誤配置の位置を視覚的に区別できる棚画像を表示できる。
業務支援装置300は、例えば、店舗の営業時間内に、上述した欠品通知を実施する。これにより、店舗スタッフは、営業時間中において、端末400を通じて、欠品が生じた陳列棚10の区画30に素早く気付くことができ、欠品補充の作業を迅速に行うことができる。よって、店舗における販売機会の損失を低減できる。
業務支援装置300は、例えば、店舗の営業時間内に限らず、店舗の営業時間後にも、上述した誤配置通知を実施する。これにより、店舗スタッフは、営業時間後において、誤配置が存在する陳列棚10の区画30を素早く知ることができ、陳列棚10の整理にかかる時間を短縮できる。
なお、上述した商品の外観画像の検出には、AI(Artificial Intelligence)技術が用いられてよい。例えば、業務支援装置300は、各商品の外観画像を予め学習した学習器を用いて、第1棚画像3000及び第2棚画像3100から各商品の外観画像を検出する。
また、上述した業務支援装置300の処理は、欠品検知装置200の処理に読み替えられてもよい。あるいは、上述した業務支援装置300の処理は、業務支援装置300及び欠品検知装置200の連携処理に読み替えられてもよい。
なお、上述した商品の外観画像は、商品のパッケージの外観画像に限られず、例えば野菜又は果物といったパッケージングされていない商品の外観画像であってもよい。また、本開示に係る陳列棚10の商品は、スーパーマーケットの商品に限られず、例えば、書店における書籍、工場における部品、又は、倉庫における段ボール等であってもよい。
<実施の形態3のまとめ>
実施の形態3に係る業務支援装置(300)は、物品の陳列棚(10)を撮影した第1棚画像(3000)における少なくとも1つの物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶する記憶部(302)と、第1棚画像よりも後に陳列棚を撮影した第2棚画像(3100)から、記憶部に記憶されている外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する処理部(301)と、を備える。この構成によれば、第1棚画像から検出した外観画像を用いて、第1棚画像よりも後に撮影した第2棚画像における物品の配置を検出し、当該検出結果に基づいて、物品の配置に関する通知を制御できるので、業務支援装置は、陳列棚に対する物品の正しい配置を示す棚割情報を手動で予め作成することなく、物品の配置に関する通知を制御できる。
処理部(301)は、第2棚画像(3100)において、記憶部(302)に記憶された外観画像が、当該外観画像に対応付けられている配置の位置に存在しないことを検出した場合、当該外観画像が示す物品が欠品していることを通知してよい。当該通知は、外観画像が示す物品の識別情報と、検出した配置の位置(つまり欠品の位置)を示す情報とを含んでよい。これにより、業務支援装置は、陳列棚に対する物品の正しい配置を示す棚割情報を手動で予め作成することなく、例えば、端末に対して欠品通知を行うことができる。
処理部(301)は、第2棚画像(3100)において、記憶部(302)に記憶された外観画像が、当該外観画像に対応付けられている配置の位置とは異なる位置に存在することを検出した場合、当該外観画像が示す物品が誤った位置に配置されていることを通知してよい。当該通知は、外観画像が示す物品の識別情報と、検出した異なる位置(つまり誤配置の位置)を示す情報とを含んでよい。これにより、業務支援装置は、陳列棚に対する物品の正しい配置を示す棚割情報を予め手動で作成することなく、例えば、端末に対して誤配置通知を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、欠品に関する業務を支援するシステムに利用可能である。
10 陳列棚
11 棚板
12 陳列スペース
20 棚札
30 区画
100 カメラ装置
200 欠品検知装置
201 処理部
202 メモリ
203 通信部
204 ストレージ
205 内部バス
210 棚割情報
300 業務支援装置
301 処理部
302 メモリ
303 通信部
304 ストレージ
305 内部バス
310 管理情報
400 端末
401 処理部
402 メモリ
403 通信部
404 入力部
405 表示部
406 ストレージ
407 内部バス
900 ログインUI
910 サービスメニューUI
1000 欠品情報UI
1100 棚地図UI
1200 陳列棚UI
1300 棚地図UI
1400 陳列棚UI
1500 注文履歴UI
1600 棚地図UI
1700 棚割アドバイスUI
1800 棚割変更UI
1900 価格変更UI
2000 通知UI
2100 マップUI
2200 通知一覧UI
2300 通知詳細UI
3000 第1棚画像
3001 外観画像の枠
3002 区画の枠
3003 商品列数
3100 第2棚画像
3101 欠品枠
3102 誤配置枠

Claims (8)

  1. 物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する処理部と、
    を備える、業務支援装置。
  2. 前記処理部は、前記第2棚画像において、前記記憶部に記憶された前記外観画像が、前記外観画像に対応付けられている前記配置の位置に存在しないことを検出した場合、前記外観画像が示す物品が欠品していることを通知する、
    請求項1に記載の業務支援装置。
  3. 前記通知は、前記外観画像が示す物品の識別情報と、検出した前記配置の位置を示す情報とを含む、
    請求項2に記載の業務支援装置。
  4. 前記処理部は、前記第2棚画像において、前記記憶部に記憶された前記外観画像が、前記外観画像に対応付けられている前記配置の位置とは異なる位置に存在することを検出した場合、前記外観画像が示す物品が誤った位置に配置されていることを通知する、
    請求項1に記載の業務支援装置。
  5. 前記通知は、前記外観画像が示す物品の識別情報と、検出した前記異なる位置を示す情報とを含む、
    請求項4に記載の業務支援装置。
  6. 装置が、
    物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶部に記憶し、
    前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する、
    業務支援方法。
  7. 物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶部に記憶し、
    前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する、
    ことをコンピュータに実行させる、
    コンピュータプログラム。
  8. 物品の陳列棚を撮影した第1棚画像に含まれる物品の外観画像と、当該外観画像が示す物品の前記陳列棚における配置の位置とを対応付けて記憶部に記憶し、前記第1棚画像よりも後に前記陳列棚を撮影した第2棚画像から、前記記憶部に記憶されている前記外観画像を検出し、その検出結果に基づいて、前記外観画像が示す物品の配置に関する通知を制御する業務支援装置と、
    前記通知を受信した場合、当該通知の内容を表示する端末と、
    を備える、業務支援システム。
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