JP2021027430A - 多言語会議システム - Google Patents

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【課題】より簡便に構築でき、かつ、システムを構成する各端末装置における翻訳作業負荷を効果的に低減することができる多言語会議システムを提供することができる。【解決手段】インターネットを介して互いに接続される複数の端末装置を備える多言語会議システムであって、各端末装置は、音声情報を他の端末装置に送信する音声送信手段と、他の端末装置から送信される音声情報を受信する音声受信手段と、受信した音声情報の言語である受信言語に基づいて、該受信言語とは異なり、端末装置を使用する者が使用する使用言語に、受信した音声情報を翻訳して翻訳情報を生成する翻訳手段とを備える多言語会議システム。【選択図】図1

Description

本発明は、多言語会議システムに関するものである。
従来から国際会議等の場では英語が共通語として使用されている。このような会議に英語を自国語としない者が参加する場合には、同時通訳者を同行させる必要があり、英語を自国語としない者にとっての経済的な負担が大きくなる。また、会議主催者側が同時通訳者を確保・配置する場合もあるが、この場合、参加者の各言語、例えば、日本語、中国語、韓国語、アラビア語、スワヒリ語といった様々な言語に対応するために各言語の同時通訳者を確保する必要が生じ、会議主催者側の経済的な負担が大きくなり、国際会議等を気楽に開催することが難しい。
そこで、近年、機械翻訳システムを導入することが検討され、実際その開発も進められてきている。
上述のように、機械翻訳システムの開発は進められているものの、開発には多大な費用と時間を要するという問題があり、より簡便に多言語会議システムを構築できる技術が望まれている。また、現在、開発されつつある機械翻訳システムは、発話内容を発信する側の端末装置において複数の外国語の翻訳を作成し、各言語に翻訳された内容を、それぞれの言語を使用する受信者側に送信するというものであり、発話者が使用する発信側の端末装置における翻訳作業負荷が大きいという問題もあった。
本発明は、上記要望に鑑みてなされたものであって、より簡便に構築でき、かつ、システムを構成する各端末装置における翻訳作業負荷を効果的に低減することができる多言語会議システムを提供する。
本発明の上記目的は、インターネットを介して互いに接続される複数の端末装置を備える多言語会議システムであって、各端末装置は、音声情報を他の端末装置に送信する音声送信手段と、他の端末装置から送信される音声情報を受信する音声受信手段と、受信した音声情報の言語である受信言語に基づいて、該受信言語とは異なり、端末装置を使用する者が使用する使用言語に、受信した音声情報を翻訳して翻訳情報を生成する翻訳手段とを備える多言語会議システムにより達成される。
また、この多言語会議システムにおいて、前記端末装置は、インターネットを介して他の端末装置から受信した受信言語に係る音声情報を出力するスピーカと、前記スピーカから出力される受信言語に係る音声情報を入力するマイクとを備えており、前記翻訳手段は、前記マイクから入力された受信言語に係る音声情報に基づいて、前記端末装置を使用する者が使用する使用言語に、受信した音声情報を翻訳するように構成してもよい。
また、本発明の上記目的は、インターネットを介して互いに接続される複数の端末装置を備える多言語会議システムであって、各端末装置は、文字文章情報を他の端末装置に送信する文字文章送信手段と、他の端末装置から送信される文字文章情報を受信する文字文章受信手段と、受信した文字文章情報の言語である受信言語に基づいて、該受信言語とは異なり、端末装置を使用する者が使用する使用言語に、受信した文字文章情報を翻訳して翻訳情報を生成する翻訳手段とを備える多言語会議システムにより達成される。
また、前記各端末装置は、翻訳された使用言語に係る前記翻訳情報を出力する翻訳情報出力手段を更に備えており、前記翻訳情報出力手段は、翻訳された使用言語に係る前記翻訳情報を音声情報又は文字文章情報として出力するように構成してもよい。
また、前記翻訳手段は、インターネット上で利用可能な機械翻訳サービスであることが好ましい。
本発明によれば、より簡便に構築でき、かつ、システムを構成する各端末装置における翻訳作業負荷を効果的に低減することができる多言語会議システムを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る多言語会議システムを示す概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る多言語会議システムを示す概略構成図である。 他の端末装置2から受信した受信言語に係る音声情報(電気信号としての音声情報)を直接的にGoogle翻訳(機械翻訳サービス)に入力できる構成を説明するための説明図である。
以下、本発明の第1実施形態に係る多言語会議システムの一例について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る多言語会議システムを示す概略構成図である。この図1に示す多言語会議システム1は、インターネットNを介して互いに接続される複数の端末装置2を備える多言語会議システムである。各端末装置2は、音声情報を他の端末装置に送信する音声送信手段21と、他の端末装置2から送信される音声情報を受信する音声受信手段22と、受信した音声情報の言語である受信言語に基づいて、該受信言語とは異なり、端末装置2を使用する者が使用する使用言語に、受信した音声情報を翻訳して翻訳情報を生成する多言語対応型の翻訳手段23と、翻訳された使用言語に係る翻訳情報を出力する翻訳情報出力手段24とを備えており、受信者側の端末装置2が有する翻訳手段にて翻訳を行うことを特徴とするものである。
また、各端末装置2は、当該端末装置2を使用する者が発する音声情報を入力するマイク(図示せず)と、インターネットNを介して他の端末装置2から受信した受信言語に係る音声情報を出力するスピーカ(図示せず)とを備えている。また、各端末装置2は、音声送信手段21、音声受信手段22、翻訳手段23、翻訳情報出力手段24、マイク、スピーカの各作動を制御する制御部を備えることは言うまでもない。
このような端末装置2としては、ラップトップ型又は据置型のパーソナルコンピュータを好適に使用することができる。また、タブレット端末、高機能携帯電話機(スマートフォン)を使用することもできる。
本発明の具体的構成及びその作用を図1に示すように、自国語を日本語とする日本語話者が端末装置2aを使用し、自国語を英語とする英語話者が端末装置2bを使用し、自国語を中国語とする中国語話者が端末装置2cを使用し、自国語をアラビア語とするアラビア語話者が端末装置2dを使用する場合を例に採り説明する。
まず、端末装置2aを使用する日本語話者が日本語により会話を進めると、その日本語による音声情報がマイクを介して端末装置2aに入力され、音声送信手段21及びインターネットNを介して、他の端末装置(2b、2c、2d)に送信される。英語話者が使用する端末装置2b、中国語話者が使用する端末装置2c、アラビア語話者が使用する端末装置2dのそれぞれは、日本語話者の発話内容を日本語の音声情報のまま音声受信手段22で受信し、受信した日本語(受信言語)に基づいて、各端末装置(2b、2c、2d)がそれぞれ備える翻訳手段23が、それぞれの自国語(各端末装置2を使用する者が使用する使用言語)に翻訳する。翻訳された翻訳情報は、例えば、翻訳情報出力手段24として機能するモニターやスピーカを介して各端末装置2の使用者(英語話者、中国語話者、アラビア語話者)に出力され、日本語話者以外の外国語話者は、日本語話者の発話内容をそれぞれの自国語によって視聴・理解できることになる。
また、日本語話者の発話内容を受けて、例えば、英語話者が発話する場合には、当該英語話者は、英語で自身の意見を発話することになるが、この発話内容は、英語のまま、端末装置2bが有する音声送信手段21及びインターネットNを介して、各端末装置(2a、2c、2d)に送信され、日本語話者が使用する端末装置2aは、英語話者の発話内容を英語の音声情報のまま音声受信手段22で受信し(受信言語は英語)、その内容を翻訳手段23によって受信言語とは異なる日本語に翻訳し、翻訳情報出力手段24によって、日本語の音声情報或いは文字情報として出力される。翻訳情報出力手段24によって出力された音声情報はスピーカを介して音として発せられることにより、出力された文字情報はモニター上に表示されることにより、日本語話者は、英語話者の発話内容を日本語として視聴・理解することができる。中国語話者、アラビア語話者についても同様である。
ここで、各端末装置2が有する翻訳手段23は、例えば、各端末装置2に個別にインストールされた翻訳ソフトであってもよいが、インターネットN上で利用可能な機械翻訳サービス、例えば、Google(登録商標)翻訳に代表される既存サービスを活用することができる。Google翻訳を翻訳手段23として利用する場合、予め、各端末装置2の使用者が、インターネットNを介してGoogle翻訳のURLに接続し、モニター上にGoogle翻訳サービス画面を立ち上げて、各端末装置2が翻訳手段23(Google翻訳)を備える状態としておく。
また、Google翻訳等のインターネットN上で利用可能な機械翻訳サービスを翻訳手段23として利用する場合、他の端末装置2から送信される音声情報(電気信号としての音声情報)が直接的にGoogle翻訳に入力されないため、例えば、インターネットNを介して他の端末装置2から受信した受信言語に係る音声情報を音として出力するスピーカと、当該スピーカから出力される受信言語に係る音声情報(音としての音声情報)を入力するマイクとを備えるように端末装置2を構成し、マイクから入力された受信言語に係る音声情報を翻訳手段23(Google翻訳)に入力し、端末装置2を使用する者が使用する使用言語に、受信した音声情報を翻訳するように構成することが好ましい。
また、Google翻訳等のインターネットN上で利用可能な機械翻訳サービスを翻訳手段23として利用する場合、上記のように、受信言語に係る音声情報をスピーカを介して出力すると共に、当該出力された受信言語に係る音声情報をマイクを介してGoogle翻訳(機械翻訳サービス)に入力する代わりに、他の端末装置2から受信した受信言語に係る音声情報(電気信号としての音声情報)を直接的にGoogle翻訳(機械翻訳サービス)に入力するように構成してもよい。このような構成としては、例えば、端末装置2としてパーソナルコンピュータを使用する場合、図3(a)に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)において設けられるイヤホン出力端子(図中:イヤホン出力と表記)と、オーディオミキサーの入力端子(図中:入力1と表記)とを電気的に接続すると共に、オーディオミキサーの出力端子(図中:出力と表記)とパーソナルコンピュータ(PC)のマイク入力端子(図中:マイク入力と表記)とを電気的に接続することにより行うことができる。また、図3(b)に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)とオーディオミキサーとの間にオーディオインターフェースを介在させて構成することもできる。具体的には、パーソナルコンピュータ(PC)のUSB端子とオーディオインターフェースとを電気的に接続し、オーディオインターフェースのイヤホン出力端子(図中:イヤホンと表記)とオーディオミキサーの入力端子(図中:入力1と表記)とを電気的に接続し、更に、オーディオミキサーの出力端子(図中:出力と表記)とオーディオインターフェースのマイク入力端子(図中:マイクと表記)とを電気的に接続することにより行うことができる。図3(b)に示すように、オーディオインターフェースを、パーソナルコンピュータ(PC)とオーディオミキサーとの間に介在させることによりノイズの発生を効果的に抑制することができる。
ここで、図3(a)に示す構成においては、パーソナルコンピュータ(PC)において設けられるイヤホン出力端子と、オーディオミキサーの入力端子(図中:入力1と表記)とを電気的に接続する経路から分岐させてイヤホンを接続するように構成すると共に、オーディオミキサーの第2の入力端子(図中:入力2と表記)にマイクを接続し、パーソナルコンピュータ(PC)を使用する者の発話内容をパーソナルコンピュータ(PC)に入力できるように構成しつつ、他のパーソナルコンピュータ(PC)を介して受信した受信言語に係る発話内容や、自らの発話内容を聞くことができるように構成されている。図3(b)においても同様であり、オーディオインターフェースにおけるイヤホン出力端子(図中:イヤホンと表記)と、オーディオミキサーの入力端子(図中:入力1と表記)とを電気的に接続する経路から分岐させてイヤホンを接続するように構成すると共に、オーディオミキサーの第2の入力端子(図中:入力2と表記)にマイクを接続している。
本発明に係る多言語会議システム1は、翻訳を受信者側の端末装置2が有する翻訳手段23にて行うように構成されているため、極めて効果的に各端末装置における翻訳作業負荷を低減することができる。具体的に説明すると、例えば、日本語話者が発話する場合を考えると、発話内容を発信する側において各言語の翻訳内容を作成する場合、英語、中国語、アラビア語の三つの言語に関する翻訳を端末装置2aにおいて作成する必要があるが、本発明のように、翻訳を受信者側の端末装置2において行う場合、日本語話者の発話内容の翻訳対象は、各端末装置(2b、2c、2d)につき一言語となる。このように、本発明の場合には、翻訳作業を行う際の作業負荷をシステムにおける各端末装置2に分散することが可能となり、その結果、使用言語が異なる会議参加者のスムーズな会話を行うことが可能となる。
また、本発明に係る多言語会議システム1は、翻訳を受信者側の端末装置2が有する翻訳手段23にて行うように構成されているため、翻訳手段23として、各端末装置2が接続可能なインターネット上で利用可能な機械翻訳サービスをベースとしてシステムを構築できるため、多言語会議システム1の開発の費用と労力、時間を大幅に削減することが可能となり、より簡便に多言語会議システムを構築することが可能となる。具体的に説明すると、上記と同様に、日本語話者が発話する場合を考えると、発話内容を発信する側において各言語の翻訳内容を作成する場合には、英語、中国語、アラビア語の三つの言語に関する翻訳を同時に作成することが要求される。つまり、このような場合、簡便に利用可能なインターネット上の機械翻訳サービスを採用することはできず、一言語を多言語に同時に翻訳する翻訳手段を開発する必要が生じ、多大な費用と労力、時間が必要になる。これに対し、本発明のように、翻訳を受信者側の端末装置2において行う場合、翻訳する言語の関係は、1対1(例えば、日本語 対 英語;日本語 対 中国語;日本語 対 アラビア語)となり、既存のインターネット上で利用可能な機械翻訳サービスを活用することができ、より簡便に多言語会議システムを構築することができることとなる。
また、本発明に係る上記多言語会議システム1は、各端末装置2を使用する使用者が発話した内容を翻訳して、翻訳された音声情報を出力できるように構成されているが、このような構成に限定されない。例えば、図2の概略構成図に示すような第2実施形態に係る多言語会議システム1として構成してもよい。この第2実施形態に係る多言語会議システム1も、第1実施形態と同様に、インターネットNを介して互いに接続される複数の端末装置3を備えている。各端末装置3は、文字文章情報を他の端末装置に送信する文字文章送信手段31と、他の端末装置3から送信される文字文章情報を受信する文字文章受信手段32と、受信した文字文章情報の言語である受信言語に基づいて、該受信言語とは異なり、端末装置3を使用する者が使用する使用言語に、受信した文字文章情報を翻訳して翻訳情報を生成する多言語対応型の翻訳手段33と、翻訳された使用言語に係る翻訳情報を出力する翻訳情報出力手段34とを備えるように構成される。このような構成の多言語会議システム1においても、翻訳は受信者側の端末装置3が有する翻訳手段33にて行う。
このような端末装置3としては、上述のようにラップトップ型又は据置型のパーソナルコンピュータを好適に使用することができる。また、タブレット端末、高機能携帯電話機(スマートフォン)を使用することもできる。また、図2に示す多言語会議システム1は、使用者が使用する端末装置3において、発話に代わる文字による文章(文字文章情報)を作成し、この作成した文字文章情報を他の使用者が使用する端末装置3に送信し、この他の使用者が使用する端末装置3にて翻訳を行うタイプのシステムとなるため、各端末装置3は、キーボードを有するものであって、キーボード入力した文字文章情報をモニター上に表示できるものを使用する。なお、各端末装置3は、文字文章送信手段31、文字文章受信手段32、翻訳手段33、翻訳情報出力手段34、キーボード、モニターの各作動を制御する制御部を備えることは言うまでもない。
この第2実施形態に係る多言語会議システム1の具体的構成及びその作用を図2に示すように、自国語を日本語とする日本語話者が端末装置3aを使用し、自国語を英語とする英語話者が端末装置3bを使用し、自国語を中国語とする中国語話者が端末装置3cを使用し、自国語をアラビア語とするアラビア語話者が端末装置3dを使用する場合を例に採り説明する。
まず、端末装置3aを使用する日本語話者が日本語による文章(日本語の文字文章情報)を端末装置3a上で作成し、この日本語の文字文章情報を文字文章送信手段31及びインターネットNを介して、他の端末装置(3b、3c、3d)に送信する。英語話者が使用する端末装置3b、中国語話者が使用する端末装置3c、アラビア語話者が使用する端末装置3dのそれぞれは、日本語話者が作成した文字文章情報の内容を日本語のまま文字文章受信手段32で受信し、受信した日本語(受信言語)に基づいて、各端末装置(3b、3c、3d)がそれぞれ備える翻訳手段33が、それぞれの自国語(各端末装置を使用する者が使用する使用言語)に翻訳する。翻訳された翻訳情報は、例えば、翻訳情報出力手段34として機能するモニターを介して各端末装置3の使用者(英語話者、中国語話者、アラビア語話者)に出力(モニター上に表示)され、日本語話者以外の外国語話者は、日本語話者が作成した文章内容を自国語によって理解できることになる。
また、日本語話者が作成し送信してきた文章内容を受けて、例えば、英語話者が文章によって回答等する場合には、当該英語話者は、英語を用いて自身の意見等を文章化して他の端末装置(3a、3c、3d)に送信することになるが、この文章内容は、英語のまま、端末装置3bが有する文字文章送信手段31及びインターネットNを介して、他の各端末装置(3a、3c、3d)に送信され、日本語話者が使用する端末装置3aは、英語話者が作成した英語の文章内容(英語の文字文章情報)のまま文字文章受信手段32で受信し(受信言語は英語)、その内容を翻訳手段33によって受信言語とは異なる日本語に翻訳し、翻訳情報(翻訳結果)をモニターを介して日本語話者に対して示し、日本語話者は英語話者が作成した文章内容を日本語翻訳文章として内容を把握する。中国語話者、アラビア語話者についても同様である。
ここで、第2実施形態に係る多言語会議システム1における各端末装置3が有する多言語対応型の翻訳手段33は、上述のように、例えば、各端末装置3に個別にインストールされた翻訳ソフトであってもよいが、インターネット上で利用可能な機械翻訳サービス、例えば、Google(登録商標)翻訳に代表される既存サービスを活用することができる。Google翻訳を翻訳手段33として利用する場合、予め、各端末装置3の使用者が、インターネットを介してGoogle翻訳のURLに接続し、モニター上にGoogle翻訳サービス画面を立ち上げて、各端末装置3が翻訳手段33(Google翻訳)を備える状態としておく。
また、Google翻訳等のインターネットN上で利用可能な機械翻訳サービスを翻訳手段333として利用する場合、他の端末装置3から送信される文字文章情報(電気信号としての文字文章情報)を、直接的にGoogle翻訳に入力されるように構成することが好ましい。また、他の端末装置から送信される文字文章情報(電気信号としての文字文章情報)を、直接的にGoogle翻訳に入力することができないような場合には、例えば、インターネットNを介して他の端末装置3から受信した受信言語に係る文字文章情報(文字として表記される文字文章情報)をモニター上に出力できるように各端末装置3を構成し、モニターに表示される受信言語に係る文字文章情報を、Google翻訳の言語入力欄にコピーすることにより翻訳対象である受信言語に関する文字文章情報の翻訳を行う。
本発明の第2実施形態に係る多言語会議システム1も、翻訳を受信者側の端末装置3が有する翻訳手段33にて行うように構成されているため、極めて効果的に各端末装置における翻訳作業負荷を低減することができる。具体的に説明すると、例えば、日本語話者が日本語による文章(日本語の文字文章情報)を端末装置3a上で作成する場合、英語、中国語、アラビア語の三つの言語に関する翻訳を端末装置3aにおいて作成する必要があるが、本発明のように、翻訳を受信者側の端末装置3において行う場合、日本語話者が作成した日本語の文章内容の翻訳対象は、各端末装置(3b、3c、3d)につき一言語となる。このように、本発明の場合には、翻訳作業を行う際の作業負荷をシステムにおける各端末装置3に分散することが可能となり、その結果、使用言語が異なる会議参加者の文章による会話をスムーズに行うことが可能となる。
また、本発明の第2実施形態に係る多言語会議システム1も、上記第1実施形態に係る多言語会議システム1と同様に、翻訳手段33として、各端末装置3が接続可能な既存のインターネット上で利用可能な機械翻訳サービスをベースとしてシステムを構築できるため、多言語会議システム1の開発の費用と労力、時間を大幅に削減することが可能となり、より簡便に多言語会議システムを構築することが可能となる。
1 多言語会議システム
2 端末装置
21 音声送信手段
22 音声受信手段
23 翻訳手段
24 翻訳情報出力手段
3 端末装置
31 文字文章送信手段
32 文字文章受信手段
33 翻訳手段
34 翻訳情報出力手段
N インターネット

Claims (1)

  1. インターネットを介して互いに接続される複数の端末装置を備える多言語会議システムであって、
    各端末装置は、音声情報を他の端末装置に送信する音声送信手段と、他の端末装置から送信される音声情報を受信する音声受信手段と、受信した音声情報の言語である受信言語に基づいて、該受信言語とは異なり、端末装置を使用する者が使用する使用言語に、受信した音声情報を翻訳して翻訳情報を生成する翻訳手段とを備える多言語会議システム。
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