JP2021026454A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、ある領域の中古不動産の資産性の分析ができなかった。【解決手段】比較の基準となる領域の中古不動産の価値変化に関する基準変化情報が格納される基準変化情報格納部111と、資産性分析の対象領域の中古不動産の価値変化に関する2以上の対象変化情報が格納される対象変化情報格納部112と、2以上の対象変化情報と基準変化情報とを用いて、対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する資産性情報取得部132と、対象領域の資産性情報を出力する資産性情報出力部142とを具備する情報処理装置1により、ある領域の中古不動産の資産性を分析できる。【選択図】図3

Description

本発明は、ある領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得し、出力する情報処理装置等に関するものである。
従来、不動産の査定価格を得ることができる不動産物件評価支援装置があった(特許文献1参照)。この不動産物件評価支援装置は、まず、坪単価演算手段が、成約事例の成約価格を、成約時の価格動向を示す指標と築年数ごとの減価償却に基づく係数と面積とにより除算して、成約事例の新築時の推定坪単価を算出し、新築時の推定坪単価の平均を算出して、成約事例の新築時の推定平均坪単価を算出する。次に、評価物件価格演算手段が、評価対象の不動産物件の面積に推定平均坪単価を乗算すると共に、新築時の指標を除算して新築時の推定販売価格を算出し、新築時の推定販売価格に、築年数に基づいた係数および評価時の指標を乗算して評価時の査定価格を算出する。査定価格は、物件詳細ページP3の評価表示部S39に表示される。
特開2017−215781号公報
しかしながら、従来技術においては、一の不動産が存在する領域の特性等を考慮しない一の不動産の査定価格を得ることができるのみであり、ある領域の中古不動産の資産性の分析ができなかった。
本第一の発明の情報処理装置は、比較の基準となる領域の中古不動産の価値変化に関する基準変化情報が格納される基準変化情報格納部と、資産性分析の対象領域の中古不動産の価値変化に関する2以上の対象変化情報が格納される対象変化情報格納部と、2以上の対象変化情報と基準変化情報とを用いて、対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する資産性情報取得部と、対象領域の資産性情報を出力する資産性情報出力部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性を分析できる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、資産性情報取得部は、資産性分析の対象領域の2以上の対象変化情報を用いて、対象領域の対象変化情報の代表値である代表情報を取得し、代表情報と基準変化情報との差異に関する代表差異情報である資産性情報を取得する代表差異情報取得手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性を分析できる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、資産性情報取得部は、資産性分析の対象領域の2以上の各対象変化情報と基準変化情報との大小に関する大小比較情報である資産性情報を取得する大小比較情報取得手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性を分析できる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、資産性情報取得部は、資産性分析の対象領域の2以上の各対象変化情報と基準変化情報との差異に関する個別差異情報を取得し、2以上の個別差異情報の代表値である個別代表差異情報を取得する個別代表差異情報取得手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性を分析できる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、基準変化情報格納部には、時期に関する時期情報に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、対象変化情報格納部には、時期情報に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、資産性情報取得部は、時期情報を一軸として、基準変化情報および対象変化情報を他軸とする二次元平面上に、2以上の基準変化情報の変化を示すグラフを構成する基準変化グラフ構成手段と、2以上の各対象変化情報と対象変化情報を対応する時期情報とにより決められる2以上の座標値を取得する座標値取得手段と、座標値取得手段が取得した2以上の各座標値により特定される二次元平面上の位置に図柄をプロットするプロット手段とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性を分析した結果を、分かりやすく提示できる。
また、本第六の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、基準変化情報格納部には、時期に関する時期情報に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、対象変化情報格納部には、時期情報に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、資産性情報取得部は、時期情報を一軸として、基準変化情報および対象変化情報を他軸とする二次元平面上に、2以上の基準変化情報の変化を示すグラフである基準変化グラフを構成する基準変化グラフ構成手段と、2以上の各対象変化情報と対象変化情報を対応する時期情報とにより決められる2以上の座標値を取得する座標値取得手段と、座標値取得手段が取得した2以上の座標値を用いて2以上の対象変化情報の時期的推移を示すグラフである対象変化グラフを構成する対象変化グラフ構成手段とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性を分析した結果を、分かりやすく提示できる。
また、本第七の発明の情報処理装置は、第五または第六の発明に対して、座標値取得手段は、2以上の各対象変化情報を、各対象変化情報に対応する時期情報と同じ時期情報に対応する基準変化情報を用いて正規化し、正規化した対象変化情報である正規化象変化情報と正規化対象変化情報を対応する時期情報とにより決められる2以上の座標値を取得する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性を分析した結果を、より分かりやすく提示できる。
また、本第八の発明の情報処理装置は、第一から第七いずれか1つの発明に対して、基準変化情報格納部には、比較の基準となる領域を識別する基準領域識別子に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、対象変化情報格納部には、資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子を受け付ける対象領域識別子受付部と、対象領域識別子受付部が受け付けた対象領域識別子に対応する2以上の基準領域識別子を決定する基準領域決定部と、基準領域決定部が決定した2以上の基準領域識別子を出力する基準領域識別子出力部と、基準領域識別子出力部が出力した2以上の基準領域識別子のうちから、少なくとも一つの基準領域識別子の選択を受け付ける選択受付部と、資産性情報取得部は、対象領域識別子受付部で受け付けられた対象領域識別子に対応付けられている2以上の対象変化情報と、選択受付部が受け付けた選択に対応する基準領域識別子に対応付けられた基準変化情報とを用いて、対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性をより適切に分析できる。
また、本第九の発明の情報処理装置は、第一から第八いずれか1つの発明に対して、基準変化情報格納部には、比較の基準となる領域を識別する基準領域識別子に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、対象変化情報格納部には、資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子を受け付ける対象領域識別子受付部と、対象領域識別子受付部が受け付けた対象領域識別子に対応する一の基準領域識別子を決定する基準領域決定部とをさらに具備し、資産性情報取得部は、対象領域識別子受付部で受け付けられた対象領域識別子に対応付けられている2以上の対象変化情報と、基準領域決定部が決定した一の基準領域識別子に対応付けられた基準変化情報とを用いて、対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の資産性をより適切に分析できる。
また、本第十の発明の情報処理装置は、第一から第九いずれか1つの発明に対して、基準変化情報、および対象変化情報は、中古不動産の値上がり率に関する値上率情報である情報処理装置である。
かかる構成により、ある領域の中古不動産の値上がり率を用いて、当該中古不動産の資産性をより適切に分析できる。
本発明による情報処理装置によれば、ある領域の中古不動産の資産性を分析できる。ことができる。
実施の形態1における情報処理システムAの概念図を示す図 同情報処理システムAのブロック図 同情報処理装置1のブロック図 同情報処理装置1の動作例について説明するフローチャート 同資産性情報取得処理の例について説明するフローチャート 同代表差異情報取得処理の例について説明するフローチャート 同大小比較情報取得処理の例について説明するフローチャート 同個別代表差異情報取得処理の例について説明するフローチャート 同基準変化グラフ構成処理の例について説明するフローチャート 同プロット処理の例について説明するフローチャート 同対象変化グラフ構成処理の例について説明するフローチャート 同正規化プロット処理の例について説明するフローチャート 同正規化対象変化グラフ構成処理の例について説明するフローチャート 同比較領域識別子管理表を示す図 同基準変化情報管理表を示す図 同対象変化情報管理表を示す図 同選択画面を示す図 同資産性情報の出力例を示す図 同資産性情報の出力例を示す図 同資産性情報の出力例を示す図 同資産性情報の出力例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、比較の基準となる領域の複数の中古不動産の価値変化に関する基準変化情報と、資産性分析の対象の領域の複数の中古不動産の価値変化に関する対象変化情報とを取得し、基準変化情報と対象変化情報とを用いて、資産性分析の対象の領域についての資産性に関する資産性情報を取得し、出力する情報処理装置を具備する情報処理システムについて説明する。なお、ここで、資産性情報は、例えば、基準変化情報と対象変化情報との差異に関する情報である。また、資産性情報は、例えば、基準変化情報と対象変化情報との大小を用いて取得された情報である。また、資産性情報は、例えば、基準変化情報と対象変化情報との時間的な推移を示すグラフ等に関する情報である。また、資産性情報は、例えば、基準変化情報の値で正規化された対象変化情報を用いたグラフ等に関する情報である。なお、中古不動産は、例えば、中古のマンション、中古の戸建て住宅等であり、その種類は問わない。
また、本実施の形態において、対象の領域を識別する領域識別子を受け付ければ、1以上の比較基準の領域の候補を取得し、出力し、ユーザに比較基準の領域を選択させた後、当該比較基準の領域を基準とした、対象の領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得し、出力する情報処理装置を具備する情報処理システムについて説明する。
る情報処理システムについて説明する。
さらに、本実施の形態において、対象の領域を識別する領域識別子を受け付ければ、1以上の比較基準の領域を自動的に選択し、当該比較基準の領域を基準とした、対象の領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得し、出力する情報処理装置を具備する情報処理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における情報処理システムAの概念図である。情報処理システムAは、情報処理装置1、および1または2以上の端末装置2を備える。
図2は、本実施の形態における情報処理システムAのブロック図である。図3は、情報処理システムAを構成する情報処理装置1のブロック図である。
情報処理装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。格納部11は、基準変化情報格納部111、および対象変化情報格納部112を備える。受付部12は、対象領域識別子受付部121、および選択受付部122を備える。処理部13は、基準領域決定部131、および資産性情報取得部132を備える。資産性情報取得部132は、代表差異情報取得手段1321、大小比較情報取得手段1322、個別代表差異情報取得手段1323、基準変化グラフ構成手段1324、座標値取得手段1325、プロット手段1326、および対象変化グラフ構成手段1327を備える。出力部14は、基準領域識別子出力部141、および資産性情報出力部142を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
情報処理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、後述する基準変化情報、後述する対象変化情報、後述する各種のテーブル、二次元平面情報である。
二次元平面情報とは、グラフの背景を構成する情報である。グラフは、例えば、横軸は時期情報(例えば、年)であり、縦軸は対象変化情報または基準変化情報である。二次元平面情報は、例えば、JPEG、GIF等の画像、HTML、XML等により実現され得る。ただし、二次元平面情報の実現手段、構造等は問わない。
格納部11には、例えば、比較領域識別子管理表が格納される。比較領域識別子管理表は、比較領域識別子と基準領域識別子との対応を管理する表である。比較領域識別子管理表は、
比較領域識別子と基準領域識別子との対応を示す1以上の対応情報を有する表である。対応情報は、例えば、一の比較領域識別子と1または2以上の基準領域識別子とを有する。また、対応情報は、例えば、1または2以上の比較領域識別子と一の基準領域識別子とを有する。
格納部11には、例えば、1または2以上の物件情報が格納される。物件情報は、中古不動産に関する情報である。
物件情報は、通常、1または2以上の物件属性値を有する。物件属性値は、通常、中古不動産物件に関する属性値であり、中古不動産物件のデータ等である。1以上の物件属性値は、例えば、種類情報、住宅種類情報、地域情報、広さ情報、配置情報、階数情報、規模情報、管理費情報、固定資産税額情報、修繕費用情報、賃料情報、売出価格情報、査定額情報、定期期間賃料情報、表面利回情報、儲かる確率情報、下落率情報、築年数情報、値上率情報、補正後値上率情報、補正後駅中古値上率情報、補正後行政区中古値上率情報、補正後物件中古値上率前年度比情報、補正後駅中古値上率前年度比情報、補正後行政区中古値上率前年度比情報、将来換算含み益情報、住戸比較割安感情報、物件価格前年度比情報、駅前年度比情報、行政区前年度比情報、平均下落率情報、駅平均下落率情報、行政区平均下落率情報、保険金額情報のうちの1以上の情報である。
なお、1以上の物件属性値は、例えば、図示しない外部のサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。ただし、1以上の物件属性値のうちのいずれかの属性値は、後述するように処理部13が算出した情報でも良い。
種類情報は、物件の種類を示す情報である。種類情報は、例えば、中古住宅を示す情報(例えば、「中古」)、または新築物件を示す情報(例えば、「新築」)である。
住宅種類情報は、住宅の構成の種類を示す情報である。住宅種類情報は、例えば、集合住宅を示す情報、または戸建て住宅を示す情報である。また、種類情報は、例えば、マンション、戸建て等のうちのいずれかを示す情報でも良い。また、種類情報は、例えば、マンション、アパート、戸建て等のうちのいずれかを示す情報でも良い。
地域情報は、不動産物件が存在する地域を特定する情報である。地域情報は、例えば、物件の位置を特定する位置情報でも良い。位置情報は、例えば、(緯度,経度)、特定され得る区域の中の相対的な位置を示す情報、住所、または地域を特定するID等である。
広さ情報は、不動産物件の広さを特定する情報である。広さ情報は、50m、75m等の具体的な数値でも良いし、広さのランクを示す情報(例えば、「A」、「B」、「C」、「1」から「5」のいずれか)等でも良い。
配置情報は、物件を含む集合住宅の中の相対的な配置を特定する情報である。配置情報は、例えば、部屋番号、階数と部屋番号、建物の図面の中の相対的な位置を示す情報(例えば、1以上の座標値)である。物件情報は、例えば、物件を識別する物件識別子を有する。物件識別子は、例えば、ID、住所、電話番号等であり、物件を識別する情報であれば何でも良い。
階数情報は、不動産物件が含まれる集合住宅の中の階数を特定する情報である。階数情報は、例えば、「1階」、「10階」等の具体的な数値でも良いし、「上層階」、「下層階」等の範囲を示す情報でも問い。
規模情報は、不動産物件が含まれる集合住宅の規模を特定する情報である。規模情報は、例えば、「500戸」、「350戸」等の具体的な数値でも良いし、「大規模」、「小規模」等のランクを示す情報でも問い。
管理費情報は、不動産物件の管理費または/および修繕積立金を特定する情報である。管理費情報は、例えば、「13500円」、「23000円」等の具体的な数値でも良いし、「高額」、「安価」、「1」から「5」の5段階等のランクを示す情報でも問い。
固定資産税額情報は、不動産物件の固定資産税額を特定する情報である。固定資産税額情報は、例えば、「123500円」、「83000円」等の具体的な数値でも良いし、「高額」、「安価」、「1」から「5」の5段階等のランクを示す情報でも問い。
修繕費用情報は、不動産物件の修繕費用を特定する情報である。修繕費用情報は、例えば、「30万円」、「183000円」等の具体的な数値でも良いし、「高額」、「安価」、「1」から「5」の5段階等のランクを示す情報でも問い。
賃料情報は、不動産物件を賃貸する場合の賃料を特定する情報である。賃料情報は、例えば、「30万円」、「183000円」等の具体的な数値でも良いし、「高額」、「安価」、「1」から「5」の5段階等のランクを示す情報でも問い。
売出価格情報は、売り出し価格を特定する情報である。売出価格情報は、例えば、売出価格そのもの、売出価格をランク分けした情報(例えば、1000万円台、5000万円台、5500万円〜5000万円など)である。売出価格情報は、例えば、受付部12が図示しない外部のサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
査定額情報は、査定価格を特定する情報である。査定額情報は、例えば、査定価格そのもの、査定価格をランク分けした情報(例えば、2000万円台、6800万円台、2500万円〜3000万円、「高額」、「安価」、「1」から「5」の5段階など)である。
定期期間賃料情報は、定期期間の賃料を特定する情報である。定期期間賃料情報は、賃料情報と同じでも良いし、賃料情報の一種でも良い。定期期間賃料情報における定期期間は、例えば、1年、1ヶ月、3年等である。定期期間賃料情報は、例えば、定期期間の賃貸料そのもの、定期期間の賃貸料をランク分けした情報(例えば、10万円台、18万円台など)である。定期期間賃料情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。定期期間賃料情報は、例えば、処理部13が1以上の物件属性値を用いて取得した価格である。
表面利回情報は、表面利回りを示す情報である。表面利回情報は、賃貸した場合の収益に関する情報であり、例えば、利益額、利益率、利益のランクを示す情報である。表面利回情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
儲かる確率情報は、儲かる確率を特定するである。儲かる確率情報は、例えば、販売した場合に儲かる確率の情報、販売した場合に儲かる確率のランクを示す情報である。儲かる確率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。儲かる確率情報は、例えば、処理部13が1以上の属性値を用いて取得した価格である。
下落率情報は、不動産物件の下落率を特定する情報である。下落率情報は、値下率情報と言っても良い。下落率情報、値下率情報は、値上率情報に対応する情報であり、同意義の情報である。下落率情報は、例えば、単位期間(例えば、1年、5年等)での値下がった率を示す情報、単位期間での値下がった率のランクを特定する情報である。下落率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。儲かる確率情報は、例えば、処理部13が1以上の物件属性値を用いて
取得した価格である。処理部13は、例えば、儲かる確率情報を用いて下落率を取得する。
築年数情報は、築年数を特定する情報である。築年数情報は、例えば、築年数、築年数のランクを示す情報(例えば、1年〜3年、1年〜5年、10年以上など)である。築年数情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。処理部13が、物件情報が有する建設された年の情報を取得し、図示しない時計から現在を特定する情報(例えば、年、年月)を取得し、当該2つの情報の差である築年数である築年数情報を取得する。
値上率情報は、不動産物件の新築時からの中古の値上がり率を特定する情報である。値上率情報は、例えば、中古の値上がり率そのもの、中古の値上がり率のランクを特定する情報である。値上率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
補正後値上率情報は、分譲年で補正した新築時からの中古の値上がり率を特定する情報である。補正後値上率情報は、例えば、当該値上がり率そのもの、当該値上がり率のランクを特定する情報である。補正後値上率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。なお、処理部13は、例えば、物件の分譲年ごとに、2以上の物件の値上率情報の平均値を算出し、基準の分譲年の値上率情報の平均値と、当該物件の分譲年の値上率情報の平均値との差異を算出し、当該差異を用いて、特定の物件の中古値上率情報を補正して(例えば、差異を加算する、または差異に係数を乗じて加算する等)、当該物件の補正後値上率情報を算出する。なお、値上率情報の平均値は、特定の地域(例えば、首都圏、近畿圏)の物件の値上率情報のみを用いて算出されることは好適である。
補正後駅中古値上率情報は、物件の最寄駅と同一の最寄駅の物件の、分譲年で補正した新築時からの中古の値上がり率を特定する情報である。補正後駅古値上率情報は、例えば、補正後駅中古値上率そのもの、補正後駅中古値上率のランクを特定する情報である。補正後駅中古値上率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。なお、処理部13は、例えば、物件の分譲年ごとに、当該物件と同一の駅の物件における、2以上の物件の値上率情報の平均値を算出し、基準の分譲年の値上率情報の平均値と、当該物件の分譲年の値上率情報の平均値との差異を算出し、当該差異を用いて、特定の物件の中古値上率情報を補正して(例えば、差異を加算する、または差異に係数を乗じて加算する等)、当該物件の補正後値上率情報を算出する。
補正後行政区中古値上率情報は、行政区における物件の、分譲年で補正した新築時からの中古の値上がり率を特定する情報である。なお、行政区とは、例えば、市、町、村、区である。補正後行政区中古値上率情報は、例えば、補正後行政区中古値上率そのもの、補正後行政区中古値上率のランクを特定する情報である。補正後行政区中古値上率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。また、補正後行政区中古値上率情報は、補正後市町村中古値上率情報と言っても良い。
補正後物件中古値上率前年度比情報は、補正後値上率情報が示す情報の前年度比を特定する情報である。補正後物件中古値上率前年度比情報は、例えば、当該前年度比そのもの、当該前年度比のランクを特定する情報である。補正後物件中古値上率前年度比情報は、例えば、補正後物件中古値上率前年度比そのもの、補正後物件中古値上率前年度比のランクを特定する情報である。補正後物件中古値上率前年度比情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
補正後駅中古値上率前年度比情報は、補正後物件駅中古値上率情報が示す情報の前年度比を特定する情報である。補正後駅中古値上率前年度比情報は、例えば、当該前年度比そのもの、当該前年度比のランクを特定する情報である。補正後駅中古値上率前年度比情報は、例えば、同一の最寄駅の複数の物件の前年度比の代表値(例えば、平均値、中央値など)でも良い。補正後駅中古値上率前年度比情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である
補正後行政区中古値上率前年度比情報は、補正後行政区中古値上率情報が示す情報の前年度比を特定する情報である。補正後行政区中古値上率前年度比情報は、例えば、当該前年度比そのもの、当該前年度比のランクを特定する情報である。補正後行政区中古値上率前年度比情報は、例えば、同一の行政区の複数の物件の前年度比の代表値(例えば、平均値、中央値など)でも良い。補正後行政区中古値上率前年度比情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
将来換算含み益情報は、将来の特定期間後(例えば、10年度)の含み益を特定する情報である。将来換算含み益情報は、売却時に現金化される金額を特定する情報であると考えても良い。将来換算含み益情報は、含み益の金額でも良いし、含み益の購入価格に対する割合でも良いし、含み益のランクを特定する情報でも良い。将来換算含み益情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
住戸比較割安感情報は、同一の集合住宅にける特定の住戸の相対的な割安感に関する情報である。住戸比較割安感情報は、例えば、同一の集合住宅にける特定の住戸の相対的な割安度である。かかる場合、住戸比較割安感情報は、住戸比較割安度と言っても良い。住戸比較割安度は、例えば、基準階(例えば、3階)を基準(例えば、100%)とした係数であり、階数により変動する係数である。なお、この係数は、通常、基準階より上層階は基準に対してプラスとなり、基準階より下層階は基準に対してマイナスとなる。また、住戸比較割安度は、例えば、住戸の向き(東西南北または組み合わせ)、価格帯、角部屋か否か、最上階か否か、最上階より一つ下か否か等の住戸の属性値により変動することは好適である。そして、係数は、通常、角部屋は他よりプラスとなる。また、係数は、通常、最上階は他よりプラスとなる。また、住戸比較割安感情報は、例えば、同一の集合住宅にける特定の住戸の他と比較した割安の金額でも良い。
住戸比較割安感情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。なお、基準階(例えば、3階)の情報と、基準階に対する各階の変動する係数の情報、住戸の向き等の各属性値により変動する係数の情報が格納部11に格納されている状況において、処理部13は、例えば、対象となる物件の1以上の物件属性値を取得し、当該1以上の各物件属性値と対になる係数の変動の情報(例えば、加算する割合(%)または減算する割合(%))を取得し、当該1以上の係数の変動の情報を用いて、住戸比較割安度を算出する。
物件価格前年度比情報は、不動産物件の価格の前年度比を特定する情報である。物件価格前年度比情報は、例えば、当該前年度比そのもの、当該前年度比のランクを特定する情報である。物件価格前年度比情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。物件価格前年度比情報は、例えば、処理部13が前年の不動産物件の価格と今年の不動産物件の価格とを用いて算出した値である。
駅前年度比情報は、不動産物件の最寄駅周辺の物件に関する価格の前年度比を特定する情報である。駅前年度比情報は、例えば、当該前年度比そのもの、当該前年度比のランクを特定する情報である。駅前年度比情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
行政区前年度比情報は、不動産物件が存在する行政区の物件に関する価格の前年度比を示す情報である。行政区前年度比情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
平均下落率情報は、物件価格の単位期間の価格の平均下落率を特定する情報である。平均下落率情報は、例えば、平均下落率そのもの、平均下落率のランクを特定する情報である。平均下落率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
駅平均下落率情報は、不動産物件の最寄駅の単位期間の平均下落率を特定する情報である。駅平均下落率情報は、例えば、駅平均下落率そのもの、駅平均下落率のランクを特定する情報である。駅平均下落率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
行政区平均下落率情報は、不動産物件が存在する行政区の単位期間の平均下落率を特定する情報である。行政区平均下落率情報は、例えば、行政区平均下落率そのもの、行政区平均下落率のランクを特定する情報である。行政区平均下落率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。
保険金額情報は、保険の金額を特定する情報である。保険金額情報は、不動産年金の制度の利用、終身無料不動産の制度の利用、または特定遺贈不動産の制度の主体者がかける保険の金額を特定する情報である。ここで、保険とは、不動産年金の制度の利用、終身無料不動産の制度の利用、または特定遺贈不動産の制度の利用に関する保険である。保険は、例えば、不動産年金の制度の利用、終身無料不動産の制度の利用、または特定遺贈不動産の制度の開始時に想定した状況と、所有者の死亡時の状況とが予め決められた条件を満たすほど乖離している場合(例えば、「制度の開始時の下落率情報と、所有者の死亡時の下落率情報との差が閾値以上」、または「制度の開始時の査定額情報と、所有者の死亡時の査定額情報との差が閾値より大きい」等の場合)に、制度の主体者に、その損失を補填するために金銭が支払われる保険である。保険は、例えば、所有者死亡時の時点での実際の下落率が、制度利用時に想定した一の不動産の下落率と比較して閾値以上に大きかった場合に、その損失を補填するために金銭が支払われる保険である。なお、予め決められた条件は、制度の開始時の1以上の物件属性値と制度の適用時の1以上の物件属性値との差異に関する条件であることは好適である。
基準変化情報格納部111は、1または2以上の基準変化情報が格納される。基準変化情報とは、比較の基準となる領域の中古不動産の価値変化に関する情報である。また、基準変化情報は、比較の基準となる領域の1または2以上の中古不動産の価値変化に関する情報である。基準変化情報は、比較の基準となる領域の2以上の中古不動産の価値変化に関する情報を代表する値の情報であることは好適である。基準変化情報は、例えば、中古値上がり率に関する値上率情報である。中古値上がり率とは、不動産物件における、単位期間の値上がりの率である。なお、単位期間は、例えば、1年であるが、5年、10年、1ヶ月、半年等でも良く、期間は問わない。また、値上がりの率は、例えば、「値上がりの率=(前の単位期間の価格−現在の価格)/前の単位期間の価格」、「値上がりの率=(基準となる単位期間(例えば、初期の単位期間)の価格−現在の価格)/基準となる単位期間の価格」により算出される価格である。また、基準変化情報は、例えば、中古値下がり率に関する値下率情報である。なお、値下率情報は、値上率情報と反対符号の値であるので、値上率情報と値下率情報とは同じ意味の情報である、と考えることは好適である。また、基準変化情報は、例えば、儲かる確率情報である。また、比較の基準となる領域とは、資産性分析の対象領域の比較対象の領域である。
なお、儲かる確率情報は、儲かる確率を特定するである。儲かる確率情報は、値上率情報または値下率情報に対応する情報である。儲かる確率情報は、例えば、販売した場合に儲かる確率の情報、販売した場合に儲かる確率のランクを示す情報である。儲かる確率情報は、例えば、図示しないサーバから受信した情報、またはユーザが入力し、受付部12が受け付けた情報である。儲かる確率情報は、例えば、処理部13が1以上の属性値を用いて取得した価格である。
基準変化情報格納部111の基準変化情報は、例えば、時期に関する時期情報に対応付けられている。基準変化情報格納部111には、例えば、年に対応付けられた1または2以上の基準変化情報が格納されている。
また、基準変化情報格納部111の基準変化情報は、例えば、領域識別子に対応付けられている。領域識別子とは、領域を識別する情報である。領域識別子は、例えば、都道府県、市町村、行政区、駅、沿線等である。領域識別子は、例えば、首都圏、東京都、港区、中央区、大阪市、名古屋市、白金高輪駅、麻布十番駅等である。また、領域識別子は、例えば、IDでも良い。また、基準変化情報に対応付いている領域識別子を、適宜、基準領域識別子と言う。
対象変化情報格納部112は、2以上の対象変化情報が格納される。対象変化情報とは、資産性分析の対象領域の中古不動産の価値変化に関する情報である。対象変化情報は、例えば、値上率情報、または値下率情報である。対象変化情報は、例えば、儲かる確率情報である。対象変化情報は、通常、一の中古不動産物件の情報であるが、特定の領域の2以上の中古不動産物件の情報であっても良い。
対象変化情報格納部112の対象変化情報は、例えば、時期情報に対応付けられている。また、対象変化情報格納部112の対象変化情報は、例えば、領域識別子に対応付けられている。対象変化情報に対応付く領域識別子は、適宜、対象領域識別子と言う。
受付部12は、各種の指示や情報等を受け付ける。各種の指示や情報等とは、例えば、対象領域識別子、選択指示、基準領域識別子である。選択指示とは、基準領域識別子の選択の指示である。
また、ここで、受け付けとは、例えば、端末装置2からの受信であるが、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念であっても良い。
対象領域識別子受付部121は、対象領域識別子を受け付ける。対象領域識別子は、資産性分析の対象領域を識別する情報である。
選択受付部122は、基準領域識別子出力部141が出力した2以上の基準領域識別子のうちから、少なくとも一つの基準領域識別子の選択を受け付ける。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、基準領域決定部131、資産性情報取得部132、代表差異情報取得手段1321、大小比較情報取得手段1322、個別代表差異情報取得手段1323、基準変化グラフ構成手段1324、座標値取得手段1325、プロット手段1326、対象変化グラフ構成手段1327が行う処理である。
処理部13は、後述する基準領域決定部131が取得した2以上の基準領域識別子のうち1以上の基準領域識別子を選択するための画面である選択画面を構成する。なお、選択画面は、例えば、2以上の各基準領域識別子をメニュー項目として含むメニューを有する。選択画面は、例えば、2以上の各基準領域識別子を選択するためのチェックボックスを有する。選択画面は、例えば、2以上の各基準領域識別子を選択するためのボタンを有する。
処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する1以上の物件属性値を用いて査定額情報を取得する。処理部13は、例えば、売出価格情報、定期期間賃料情報、表面利回情報、儲かる確率情報、値上率情報、補正後値上率情報、補正後駅中古値上率情報、補正後行政区中古値上率情報、補正後物件中古値上率前年度比情報、補正後駅中古値上率前年度比情報、補正後行政区中古値上率前年度比情報、将来換算含み益情報、住戸比較割安感情報、物件価格前年度比情報、駅前年度比情報、行政区前年度比情報のうち1以上の属性値をパラメータとする増加関数により算出し査定額情報を取得する。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルに最も近いベクトルと対になる査定額情報を対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと査定額情報との対である2以上の対応情報を有するテーブルである。また、この対応表および後述する対応表は、例えば、格納部11に格納されている、とする。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと査定価格とを機械学習のアルゴリズムにより学習し、学習器を構成し、かかる学習器に、査定対象の物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されたベクトルを機械学習のアルゴリズムにより適用し、査定額情報を取得する。なお、本処理、および後述する機械学習において、使用するアルゴリズムは問わないことは言うまでもない。機械学習は、例えば、深層学習、SVR、ランダムフォレスト、決定木等が使用可能である。また、機械学習において、学習器を構成するためには、例えば、機械学習の関数(例えば、fasttext、TinySVM、各種のrandomForest関数等)に、入力となる情報群(例えば、2以上の属性値を用いて構成されたベクトル)と出力させたい情報(例えば、査定額情報)とを引数として与えると学習器が得られる。また、機械学習において、予測する場合、機械学習の関数に学習器と入力となる情報群(例えば、2以上の物件属性値を用いて構成されたベクトル)とを引数として与えると、予測された情報(例えば、査定額情報)が得られる。
処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値のうち、定期期間賃料情報を除く1以上の物件属性値をパラメータとする演算式により定期期間賃料情報を算出する。なお、演算式は、例えば、売出価格情報、査定額情報等のうち1以上の物件属性値をパラメータとする増加関数である。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルに最も近いベクトルと対になる定期期間賃料情報を対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと定期期間賃料情報との対である2以上の対応情報を有するテーブルである。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと定期期間賃料情報とを機械学習のアルゴリズムにより学習し、学習器を構成し、かかる学習器に、当該物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されたベクトルを機械学習のアルゴリズムにより適用し、定期期間賃料情報を取得する。
処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値のうち、表面利回情報を除く1以上の物件属性値をパラメータとする演算式により表面利回情報を算出する。演算式は、例えば、「定期期間賃料情報が示す年間賃料×(1−空室率情報)/成約価格情報」である。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルに最も近いベクトルと対になる表面利回情報を対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと表面利回情報との対である2以上の対応情報を有するテーブルである。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと表面利回情報とを機械学習のアルゴリズムにより学習し、学習器を構成し、かかる学習器に、当該物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されたベクトルを機械学習のアルゴリズムにより適用し、表面利回情報を取得する。
処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値のうち、儲かる確率情報を除く1以上の物件属性値をパラメータとする演算式により儲かる確率情報を算出する。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルに最も近いベクトルと対になる儲かる確率情報を対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと儲かる確率情報との対である2以上の対応情報を有するテーブルである。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと儲かる確率情報とを機械学習のアルゴリズムにより学習し、学習器を構成し、かかる学習器に、当該物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されたベクトルを機械学習のアルゴリズムにより適用し、儲かる確率情報を取得する。
処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値のうち、下落率情報を除く1以上の物件属性値をパラメータとする演算式により下落率情報を算出する。
また、処理部13は、例えば、格納部11に格納されている物件情報であり、処理の対象となる物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルに最も近いベクトルと対になる下落率情報を対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと下落率情報との対である2以上の対応情報を有するテーブルである。また、処理部13は、例えば、儲かる確率情報と下落率との対応を示す2以上のレコードを有するテーブルを参照し、儲かる確率情報と対になる下落率を当該テーブルから取得する。なお、処理部13は、例えば、儲かる確率情報と下落率との対応を示す2以上のレコードを有するテーブルを参照し、下落率と対になる儲かる確率情報を当該テーブルから取得しても良い。
処理部13は、例えば、予め決められた演算式を用いて値上率情報を算出しても良い。予め決められた演算式は、例えば、「値上率情報=(中古の成約価格−過去に新築分譲されたマンションの住戸別新築時の価格)/中古成約価格」である。
処理部13は、例えば、物件の分譲年ごとに、2以上の物件の値上率情報の平均値を算出し、基準の分譲年の値上率情報の平均値と、当該物件の分譲年の値上率情報の平均値との差異を算出し、当該差異を用いて、特定の物件の中古値上率情報を補正して(例えば、差異を加算する、または差異に係数を乗じて加算する等)、当該物件の補正後値上率情報を算出する。なお、値上率情報の平均値は、特定の地域(例えば、首都圏、近畿圏)の物件の値上率情報のみを用いて算出されることは好適である。
また、処理部13は、例えば、演算式「補正後物件中古値上率/築年数」を取得し、当該取得した情報を用いた属性値を取得しても良い。かかる属性値は、例えば、「補正後物件中古値上率/築年数−2%」である。
処理部13は、例えば、物件の分譲年ごとに、当該物件と同一の駅の物件における、2以上の物件の値上率情報の平均値を算出し、基準の分譲年の値上率情報の平均値と、当該物件の分譲年の値上率情報の平均値との差異を算出し、当該差異を用いて、特定の物件の中古値上率情報を補正して(例えば、差異を加算する、または差異に係数を乗じて加算する等)、当該物件の補正後値上率情報を算出する。
また、処理部13は、例えば、「補正後駅中古値上率/築年数」を取得し、当該取得した情報を用いた物件属性値を取得しても良い。かかる物件属性値は、例えば、「補正後駅中古値上率/築年数−2%」である。
処理部13は、例えば、物件の分譲年ごとに、当該物件が存在する行政区における、2以上の物件の値上率情報の平均値を算出し、基準の分譲年の値上率情報の平均値と、当該物件の分譲年の値上率情報の平均値との差異を算出し、当該差異を用いて、特定の物件の中古値上率情報を補正して(例えば、差異を加算する、または差異に係数を乗じて加算する等)、当該物件の補正後値上率情報を算出する。
また、処理部13は、例えば、「補正後行政区中古値上率/築年数」を取得し、当該取得した情報を用いた物件属性値を取得しても良い。かかる物件属性値は、例えば、「補正後行政区中古値上率/築年数−2%」である。
処理部13は、例えば、物件の分譲年ごとに、当該物件が存在する行政区における、2以上の物件の物件中古値上率前年度比の平均値を算出し、基準の分譲年の物件中古値上率前年度比の平均値と、当該物件の分譲年の物件中古値上率前年度比の平均値との差異を算出し、当該差異を用いて、特定の物件の物件中古値上率前年度比を補正して(例えば、差異を加算する、または差異に係数を乗じて加算する等)、当該物件の物件中古値上率前年度比を算出する。
処理部13は、例えば、今年の補正後物件駅中古値上率情報と前年の補正後物件駅中古値上率情報との比を算出し、補正後物件駅中古値上率情報を取得する。
処理部13は、例えば、今年の補正後行政区中古値上率情報と前年の補正後行政区中古値上率情報との比を算出し、補正後物件行政区中古値上率情報を取得する。
処理部13は、例えば、予め決められた演算式により将来換算含み益情報を算出する。予め決められた演算式は、例えば、補正後値上率情報(例えば、補正後物件中古値上がり率)をパラメータとする増加関数であり、築年数情報(例えば、築年数)、またはローン減少情報(ローンの元本減少の割合)のうちの1以上をパラメータとする減少関数である。予め決められた演算式は、例えば、「(補正後値上率情報/築年数−2%%)−ローン減少情報)*10」である。
また、処理部13は、例えば、処理対象の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルに最も近いベクトルと対になる将来換算含み益情報を対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと将来換算含み益情報との対である2以上の対応情報を有するテーブルである。
また、処理部13は、例えば、処理対象の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと将来換算含み益情報とを機械学習のアルゴリズムにより学習し、学習器を構成し、かかる学習器に、当該物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されたベクトルを機械学習のアルゴリズムにより適用し、将来換算含み益情報を取得する。
また、処理部13は、例えば、処理対象の物件情報が有する2以上の物件属性値のうち、住戸比較割安感情報を除く1以上の物件属性値をパラメータとする演算式により住戸比較割安感情報を算出する。
また、処理部13は、例えば、処理対象の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルに最も近いベクトルと対になる住戸比較割安感情報を対応表から取得しても良い。かかる場合、対応表は、2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと住戸比較割安感情報との対である2以上の対応情報を有するテーブルである。
また、処理部13は、例えば、処理対象の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されるベクトルと住戸比較割安感情報とを機械学習のアルゴリズムにより学習し、学習器を構成し、かかる学習器に、当該物件の物件情報が有する2以上の物件属性値を用いて構成されたベクトルを機械学習のアルゴリズムにより適用し、住戸比較割安感情報を取得する。
処理部13は、例えば、当該物件と同一の最寄駅の1以上の物件の昨年度の価格の平均値と、今年度の価格の平均値とを取得し、当該2つの価格の平均値の比を算出し、駅前年度比情報を取得する。
処理部13は、例えば、当該物件と同一の行政区の1以上の物件の昨年度の価格の平均値と、今年度の価格の平均値とを取得し、当該2つの価格の平均値の比を算出し、駅前年度比情報を取得する。
処理部13は、例えば、対象となる2以上の各物件の特定期間前の価格と現在の価格とを取得し、当該2つの価格を用いて、下落率を算出し、当該下落率の平均値を算出する。なお、対象となる2以上の各物件の範囲は、例えば、同一のマンション内であるが、その範囲は問わないとしても良い。また、例えば、一のマンション内の平均下落率情報は、一のマンション内の不動産の下落率情報として使用されても良い。
処理部13は、例えば、当該物件と同一の最寄駅の2以上の各物件の特定期間前の価格と現在の価格とを取得し、当該2つの価格を用いて、下落率を算出し、当該下落率の平均値を算出する。
処理部13は、例えば、当該物件と同一の行政区の2以上の各物件の特定期間前の価格と現在の価格とを取得し、当該2つの価格を用いて、下落率を算出し、当該下落率の平均値を算出する。 基準領域決定部131は、対象領域識別子受付部121が受け付けた対象領域識別子に対応する一の基準領域識別子を決定する。基準領域決定部131は、例えば、対象領域識別子受付部121が受け付けた対象領域識別子と対になる一の基準領域識別子を、格納部11の比較領域識別子管理表から取得する。
基準領域決定部131は、例えば、対象領域識別子受付部121が受け付けた対象領域識別子に対応する2以上の基準領域識別子を決定する。基準領域決定部131は、例えば、対象領域識別子受付部121が受け付けた対象領域識別子と対になる2以上の基準領域識別子を、格納部11の比較領域識別子管理表から取得する。
基準領域決定部131は、受付部12が受け付けた基準領域識別子を取得しても良い。かかる場合も、基準領域決定部131は、対象領域識別子受付部121が受け付けた対象領域識別子に対応する2以上の基準領域識別子を決定する処理を行った、とする。
資産性情報取得部132は、2以上の対象変化情報と基準変化情報とを用いて、対象領域の資産性情報を取得する。
資産性情報とは、対象領域の中古不動産の資産性に関する情報である。資産性情報は、例えば、後述する代表差異情報、後述する大小比較情報、後述する個別代表差異情報、後述するプロットしたグラフ、後述する対象変化グラフである。
資産性情報取得部132は、例えば、対象領域識別子受付部121で受け付けられた対象領域識別子に対応付けられている2以上の対象変化情報と、選択受付部122が受け付けた選択に対応する基準領域識別子に対応付けられた基準変化情報とを用いて、対象領域の中古不動産の資産性情報を取得する。
資産性情報取得部132は、例えば、対象領域識別子受付部121で受け付けられた対象領域識別子に対応付けられている2以上の対象変化情報と、基準領域決定部131が決定した一の基準領域識別子に対応付けられた基準変化情報とを用いて、対象領域の中古不動産の資産性情報を取得する。
代表差異情報取得手段1321は、資産性分析の対象領域の2以上の対象変化情報を用いて、対象領域の対象変化情報の代表値である代表情報を取得し、代表情報と基準変化情報との差異に関する代表差異情報である資産性情報を取得する。なお、代表情報は、例えば、対象領域の1または2以上の対象変化情報の平均値、対象領域の1または2以上の対象変化情報の中間値などである。
大小比較情報取得手段1322は、資産性分析の対象領域の2以上の各対象変化情報と基準変化情報との大小に関する大小比較情報である資産性情報を取得する。大小比較情報は、例えば、2以上の各対象変化情報と基準変化情報と比較し、両情報の大小を決定し、その決定結果に応じた勝率(対象変化情報の勝率)である。また、大小比較情報は、例えば、2以上の各対象変化情報と基準変化情報と比較し、両情報の大小を決定し、その決定結果に応じた負け率(対象変化情報の負け率)である。また、大小比較情報は、例えば、2以上の各対象変化情報と基準変化情報と比較し、両情報の大小を決定し、その決定結果に応じた勝ち数、または負け数である。なお、例えば、対象変化情報と基準変化情報とが値上率情報の場合、対象変化情報と基準変化情報と比較し、「対象変化情報>基準変化情報」である場合は勝っており、「対象変化情報<基準変化情報」である場合は負けていると考える。また、例えば、対象変化情報と基準変化情報とが中古値下がり率の場合、対象変化情報と基準変化情報と比較し、「対象変化情報<基準変化情報」である場合は勝っており、「対象変化情報>基準変化情報」である場合は負けていると考える。
個別代表差異情報取得手段1323は、資産性分析の対象領域の2以上の各対象変化情報と基準変化情報との差異に関する個別差異情報を取得し、2以上の個別差異情報の代表値である個別代表差異情報を取得する。個別代表差異情報は、例えば、2以上の個別差異情報の平均値、2以上の個別差異情報の中間値等である。
基準変化グラフ構成手段1324は、基準変化グラフを構成する。基準変化グラフは、時期情報を一軸(通常、横軸)として、基準変化情報を他軸(通常、縦軸)とする二次元平面上のグラフであり、2以上の基準変化情報の変化を示すグラフである。
基準変化グラフ構成手段1324は、時期情報を一軸(通常、横軸)として、基準変化情報および対象変化情報を他軸(通常、縦軸)とする二次元平面上に、2以上の基準変化情報の変化を示すグラフを構成する。
基準変化グラフ構成手段1324は、格納部11から二次元平面情報を取得し、当該二次元平面情報を用いて、グラフの背景画像を構成し、当該背景画像に、取得した2以上の座標値を用いて構成される線を配置する。なお、2以上の各座標値は、時期情報を一軸の値(通常、x軸の値)として、基準変化情報を他軸(通常、y軸の値)とする座標値(x,y)である。
座標値取得手段1325は、2以上の各対象変化情報(例えば、y軸の値)と対象変化情報を対応する時期情報(例えば、x軸の値)とにより決められる2以上の座標値(例えば、(x,y))を取得する。
座標値取得手段1325は、2以上の各対象変化情報を、各対象変化情報に対応する時期情報と同じ時期情報に対応する基準変化情報を用いて正規化し、正規化した対象変化情報である正規化象変化情報と正規化対象変化情報を対応する時期情報とにより決められる2以上の座標値を取得する。
座標値取得手段1325は、例えば、2以上の各対象変化情報(y)に対して、各対象変化情報に対応する時期情報と同じ時期情報に対応する基準変化情報(y)を用いて、(y−y)を算出し、算出した値を正規化された対象変化情報として取得する。つまり、座標値取得手段1325は、例えば、当該時期情報(x)と正規化された対象変化情報、(y−y)とから、座標値(x,y−y)を取得する。
座標値取得手段1325は、処理対象の1以上の各物件の物件情報を用いて取得された対象変化情報(例えば、値上率情報)を一軸(例えば、y軸)の値とし、当該物件の物件情報を用いて取得された他の対象変化情報(例えば、儲かる確率情報)を一軸(例えば、x軸)の値とする座標値(x,y)を、物件ごとに取得しても良い。
座標値取得手段1325は、例えば、比較の基準となる領域の1または2以上の中古不動産の物件情報を用いて取得された対象変化情報(例えば、値上率情報)を一軸(例えば、y軸)の値とし、当該物件の物件情報を用いて取得された他の対象変化情報(例えば、儲かる確率情報)を一軸(例えば、x軸)の値とする座標値(x,y)を、物件ごとに取得しても良い。また、座標値取得手段1325は、例えば、資産性分析の対象領域の1または2以上の中古不動産の物件情報を用いて取得された対象変化情報(例えば、値上率情報)を一軸(例えば、y軸)の値とし、当該物件の物件情報を用いて取得された他の対象変化情報(例えば、儲かる確率情報)を一軸(例えば、x軸)の値とする座標値(x,y)を、物件ごとに取得しても良い。
プロット手段1326は、座標値取得手段1325が取得した2以上の各座標値により特定される二次元平面上の位置に図柄をプロットする。なお、図柄は、例えば、ドット、△、▲、○などである。ただし、図柄は、問わないことは言うまでもない。
プロット手段1326は、例えば、座標値取得手段1325が取得した比較の基準となる領域の1または2以上の中古不動産の物件情報に対応する各座標値により特定される二次元平面上の位置に図柄をプロットする。また、プロット手段1326は、例えば、座標値取得手段1325が取得した資産性分析の対象領域の1または2以上の中古不動産の物件情報に対応する各座標値により特定される二次元平面上の位置に図柄をプロットする。
対象変化グラフ構成手段1327は、座標値取得手段1325が取得した2以上の座標値を用いて、2以上の対象変化情報の時期的推移を示すグラフである対象変化グラフを構成する。
対象変化グラフ構成手段1327は、座標値取得手段1325が取得した正規化された2以上の座標値(上記の(x,y−y))を用いて、正規化された2以上の対象変化情報の時期的推移を示すグラフである正規化対象変化グラフを構成する。
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、資産性情報、基準領域識別子である。ここで出力とは、例えば、端末装置2への送信である。ただし、で出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念でも良い。
基準領域識別子出力部141は、基準領域決定部131が決定した2以上の基準領域識別子を出力する。
資産性情報出力部142は、資産性情報取得部132が取得した対象領域の資産性情報を出力する。
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、対象領域識別子、ユーザ識別子である。ユーザ識別子は、ユーザを識別する情報である。ユーザ識別子は、例えば、ユーザID、メールアドレス、電話番号、IPアドレス等である。ユーザ識別子は、ユーザが使用する端末装置2の識別子でも良い。
端末受付部22は、各種の指示や情報を受け付ける。各種の指示や情報とは、例えば、対象領域識別子、選択指示である。選択指示とは、基準領域識別子の選択である。選択指示は、基準領域識別子を有する。
各種の指示や情報等の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末受付部22は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、端末受付部22が受け付けた指示を送信する指示に構成する処理である。各種の処理は、例えば、端末受信部25が受信した情報を出力する情報に構成する処理である。
端末送信部24は、各種の指示や情報を送信する。端末送信部24は、例えば、対象領域識別子、選択指示である。
端末受信部25は、各種の情報を受信する。端末受信部25は、例えば、資産性情報を情報処理装置1から受信する。
端末出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、端末処理部23が構成した情報である。端末出力部26は、例えば、1または2以上の資産性情報を出力する。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
格納部11は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11で記憶されるようになってもよい。
受付部12、対象領域識別子受付部121、選択受付部122、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、基準領域決定部131、資産性情報取得部132、代表差異情報取得手段1321、大小比較情報取得手段1322、個別代表差異情報取得手段1323、基準変化グラフ構成手段1324、座標値取得手段1325、プロット手段1326、および対象変化グラフ構成手段1327は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。処理部13の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部14、基準領域識別子出力部141、資産性情報出力部142、および端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報処理システムAの動作例について説明する。まず、情報処理装置1の動作例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)対象領域識別子受付部121は、対象領域識別子を受け付けたか否かを判断する。対象領域識別子を受け付けた場合はステップS402に行き、対象領域識別子を受け付けなかった場合はステップS401に戻る。
(ステップS402)基準領域決定部131は、ステップS401で受け付けられた対象領域識別子に対応する1または2以上の基準領域識別子を取得する。
(ステップS403)処理部13は、ステップS402で2以上の基準領域識別子が取得されたか否かを判断する。2以上の基準領域識別子が取得された場合はステップS404に行き、一つの基準領域識別子が取得された場合はステップS408に行く。
(ステップS404)処理部13は、ステップS402で取得された2以上の基準領域識別子のうち1以上の基準領域識別子を選択するための画面である選択画面を構成する。
(ステップS405)基準領域識別子出力部141は、ステップS404で構成された選択画面を出力する。
(ステップS406)選択受付部122は、ステップS405で出力された選択画面に対する指示であり、基準領域識別子を選択する指示である選択指示を受け付けたか否かを判断する。選択指示を受け付けた場合はステップS407に行き、選択指示を受け付けなかった場合はステップS406に戻る。
(ステップS407)資産性情報取得部132は、選択指示に対応する一の基準領域識別子を取得する。
(ステップS408)資産性情報取得部132は、一の基準領域識別子を用いて、資産性情報取得処理を行う。資産性情報取得処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS409)資産性情報出力部142は、ステップS408で取得された1または2種類以上の資産性情報を出力する。ステップS401に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS408の資産性情報取得処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)代表差異情報取得手段1321は、代表差異情報取得処理を行う。代表差異情報取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS502)大小比較情報取得手段1322は、大小比較情報取得処理を行う。大小比較情報取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS503)個別代表差異情報取得手段1323は、個別代表差異情報取得処理を行う。個別代表差異情報取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS504)基準変化グラフ構成手段1324は、基準変化グラフ構成処理を行う。基準変化グラフ構成処理の例について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS505)プロット手段1326等は、プロット処理を行う。プロット処理の例について、図10のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS506)対象変化グラフ構成手段1327等は、対象変化グラフ構成処理を行う。対象変化グラフ構成処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS507)プロット手段1326等は、正規化プロット処理を行う。正規化プロット処理の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS508)対象変化グラフ構成手段1327等は、正規化対象変化グラフ構成処理を行う。正規化対象変化グラフ構成処理の例について、図13のフローチャートを用いて説明する。
なお、図8のフローチャートにおいて、8種類の資産性情報の取得処理を行ったが、すべての種類の資産性情報の取得処理を行う必要は無く、1または2以上の種類の資産性情報の取得処理を行えば良い。
次に、ステップS501の代表差異情報取得処理の例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)代表差異情報取得手段1321は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS602)代表差異情報取得手段1321は、対象領域識別子と対になるi番目の不動産情報が対象変化情報格納部112に格納されているか否かを判断する。i番目の不動産情報が格納されている場合はステップS603に行き、格納されていない場合はステップS605に行く。
(ステップS603)代表差異情報取得手段1321は、i番目の不動産情報が有する対象変化情報を対象変化情報格納部112から取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS604)代表差異情報取得手段1321は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS602に戻る。
(ステップS605)代表差異情報取得手段1321は、ステップS603で一時蓄積された1以上の対象変化情報の代表値である代表情報を取得する。
(ステップS606)代表差異情報取得手段1321は、基準領域識別子と対になる基準変化情報を取得する。
(ステップS607)代表差異情報取得手段1321は、ステップS605で取得した代表情報と、ステップS606で取得した基準変化情報とを用いて、代表差異情報を取得する。上位処理にリターンする。
なお、図6のフローチャートにおいて、通常、対象変化情報および基準変化情報が時期情報に対応付いている場合、最新の時期の時期情報と対になる対象変化情報および基準変化情報が用いられる。
ただし、図6のフローチャートにおいて、時期情報が受け付けられていた場合であり、対象変化情報および基準変化情報が時期情報に対応付いている場合、受け付けられた時期情報と対になる対象変化情報および基準変化情報が用いられる。
次に、ステップS502の大小比較情報取得処理の例について、図7のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS701)大小比較情報取得手段1322は、基準領域識別子と対になる基準変化情報を取得する。
(ステップS702)大小比較情報取得手段1322は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS703)大小比較情報取得手段1322は、対象領域識別子と対になるi番目の不動産情報が対象変化情報格納部112に格納されているか否かを判断する。i番目の不動産情報が格納されている場合はステップS704に行き、格納されていない場合はステップS707に行く。
(ステップS704)大小比較情報取得手段1322は、i番目の不動産情報が有する対象変化情報を対象変化情報格納部112から取得する。
(ステップS705)大小比較情報取得手段1322は、ステップS701で取得した基準変化情報とステップS704で取得したi番目の対象変化情報とを比較し、比較結果(例えば、どちらが大きいか)を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS706)大小比較情報取得手段1322は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS703に戻る。
(ステップS707)大小比較情報取得手段1322は、ステップS705で取得した1以上の比較結果を用いて、大小比較情報を取得する。上位処理にリターンする。大小比較情報取得手段1322は、例えば、勝率である大小比較情報を取得する。
なお、図7のフローチャートにおいて、通常、対象変化情報および基準変化情報が時期情報に対応付いている場合、最新の時期の時期情報と対になる対象変化情報および基準変化情報が用いられる。
ただし、図7のフローチャートにおいて、時期情報が受け付けられていた場合であり、対象変化情報および基準変化情報が時期情報に対応付いている場合、受け付けられた時期情報と対になる対象変化情報および基準変化情報が用いられる。
次に、ステップS503の個別代表差異情報取得処理の例について、図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)個別代表差異情報取得手段1323は、基準領域識別子と対になる基準変化情報を取得する。
(ステップS802)個別代表差異情報取得手段1323は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS803)個別代表差異情報取得手段1323は、対象領域識別子と対になるi番目の不動産情報が対象変化情報格納部112に格納されているか否かを判断する。i番目の不動産情報が格納されている場合はステップS804に行き、格納されていない場合はステップS807に行く。
(ステップS804)個別代表差異情報取得手段1323は、i番目の不動産情報が有する対象変化情報を対象変化情報格納部112から取得する。
(ステップS805)個別代表差異情報取得手段1323は、ステップS801で取得した基準変化情報とステップS804で取得したi番目の対象変化情報との差異に関する個別差異情報を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
(ステップS806)個別代表差異情報取得手段1323は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS803に戻る。
(ステップS807)個別代表差異情報取得手段1323は、ステップS805で取得した1以上の個別差異情報を用いて、個別代表差異情報を取得する。上位処理にリターンする。ここで、例えば、個別代表差異情報取得手段1323は、ステップS805で取得した1以上の個別差異情報の中央値または平均値を取得する。
なお、図8のフローチャートにおいて、通常、対象変化情報および基準変化情報が時期情報に対応付いている場合、最新の時期の時期情報と対になる対象変化情報および基準変化情報が用いられる。
ただし、図8のフローチャートにおいて、時期情報が受け付けられていた場合であり、対象変化情報および基準変化情報が時期情報に対応付いている場合、受け付けられた時期情報と対になる対象変化情報および基準変化情報が用いられる。
また、図8のフローチャートにおいて、図7等のフローチャートで既に行った処理は省略しても良いことは言うまでもない。
次に、ステップS504の基準変化グラフ構成処理の例について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS901)基準変化グラフ構成手段1324は、二次元平面情報を格納部11から取得する。
(ステップS902)基準変化グラフ構成手段1324は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS903)基準変化グラフ構成手段1324は、グラフの構成に使用するi番目の時期情報が存在するか否かを判断する。i番目の時期情報が存在する場合はステップS904に行き、i番目の時期情報が存在しない場合はステップS907に行く。
(ステップS904)基準変化グラフ構成手段1324は、基準領域識別子とi番目の時期情報とに対応する基準変化情報を基準変化情報格納部111から取得する。
(ステップS905)基準変化グラフ構成手段1324は、ステップS904で取得した基準変化情報をステップS901で取得した二次元平面情報により特定される二次元平面の上にプロットする。さらに具体的には、例えば、座標値取得手段1325は、i番目の時期情報とステップS904で取得した基準変化情報とから座標値を決定する。そして、例えば、基準変化グラフ構成手段1324は、当該座標値の位置に予め決められた図柄を配置する。
(ステップS906)基準変化グラフ構成手段1324は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS903に戻る。
(ステップS907)基準変化グラフ構成手段1324は、ステップS905でプロットされた基準変化情報(2以上の座標値)を用いて、グラフを構成する。上位処理にリターンする。なお、かかるグラフは、基準変化グラフである。
次に、ステップS505のプロット処理の例について、図10のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1001)プロット手段1326は、ステップS504で構成された基準変化グラフを取得する。
(ステップS1002)プロット手段1326は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1003)プロット手段1326は、i番目の時期情報が存在するか否かを判断する。i番目の時期情報が存在する場合はステップS1004に行き、i番目の時期情報が存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS1004)座標値取得手段1325は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS1005)座標値取得手段1325は、着目する対象領域識別子およびi番目の時期情報と対になるj番目の対象変化情報が存在するか否かを判断する。j番目の対象変化情報が存在する場合はステップS1006に行き、j番目の対象変化情報が存在しない場合はステップS1009に行く。
(ステップS1006)座標値取得手段1325は、i番目の時期情報を一軸の値(例えば、x)と、j番目の対象変化情報を他軸の値(例えば、y)とする座標値を取得する。
(ステップS1007)プロット手段1326は、ステップS1006で取得された座標値が示す位置に予め決められた図柄をプロットする。
(ステップS1008)座標値取得手段1325は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS1005に戻る。
(ステップS1009)プロット手段1326は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1003に戻る。
次に、ステップS506の対象変化グラフ構成処理の例について、図11のフローチャートを用いて説明する。図11のフローチャートにおいて、図10のフローチャートと同一のステップについて、その説明を省略する。なお、図11のフローチャートにおいて、ステップS1001からステップS1009までの処理は、対象変化グラフ構成手段1327が行う。
(ステップS1101)対象変化グラフ構成手段1327は、ステップS1007で配置された図柄の座標値を用いてグラフを描画する。かかる処理により、対象変化グラフが構成される。上位処理にリターンする。
次に、ステップS507の正規化プロット処理の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1201)プロット手段1326は、二次元平面情報を格納部11から取得する。
(ステップS1202)プロット手段1326は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1203)プロット手段1326は、グラフの構成に使用するi番目の時期情報が存在するか否かを判断する。i番目の時期情報が存在する場合はステップS1204に行き、i番目の時期情報が存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS1204)プロット手段1326は、基準領域識別子とi番目の時期情報とに対応する基準変化情報を基準変化情報格納部111から取得する。
(ステップS1205)プロット手段1326は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS1206)プロット手段1326は、i番目の時期情報と着目する対象領域識別子とに対応するj番目の対象変化情報が対象変化情報格納部112に格納されているか否かを判断する。j番目の対象変化情報が格納されている場合はステップS1207に行き、格納されていない場合はステップS1212に行く。
(ステップS1207)プロット手段1326は、i番目の時期情報と着目する対象領域識別子とに対応するj番目の対象変化情報を対象変化情報格納部112から取得する。
(ステップS1208)プロット手段1326は、ステップS1204で取得した基準変化情報を用いて、ステップS1207で取得した対象変化情報を正規化する。例えば、プロット手段1326は、ステップS1207で取得した対象変化情報とステップS1204で取得した基準変化情報との差を算出し、正規化された対象変化情報を取得する。例えば、プロット手段1326は、「ステップS1207で取得した対象変化情報/ステップS1204で取得した基準変化情報」を算出し、正規化された対象変化情報を取得する。
(ステップS1209)座標値取得手段1325は、i番目の時期情報を一軸の値(例えば、x)、ステップS1208で取得された正規化された対象変化情報を他軸の値(例えば、y)とする座標値を取得する。
(ステップS1210)プロット手段1326は、ステップS1209で取得された座標値の位置に予め決められた図柄を配置する。
(ステップS1211)カウンタjを1、インクリメントする。ステップS1206に戻る。
(ステップS1212)カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1203に戻る。
次に、ステップS508の正規化対象変化グラフ構成処理の例について、図13のフローチャートを用いて説明する。図13のフローチャートにおいて、図12のフローチャートと同一のステップについて、その説明を省略する。なお、図13のフローチャートにおいて、ステップS1201からステップS1211までの処理は、対象変化グラフ構成手段1327が行う。
(ステップS1301)対象変化グラフ構成手段1327は、ステップS1210で配置された図柄の座標値を用いてグラフを描画する。かかる処理により、正規化対象変化グラフが構成される。上位処理にリターンする。
なお、図13のフローチャートにおいて、ステップS1203でNoの場合、ステップS1301に行く。
次に、端末装置2の動作について説明する。まず、端末受付部22は、指示や情報等(例えば、対象域識別子を含む開始指示)を受け付ける。次に、端末処理部23は、受け付けられた指示や情報等から送信する指示や情報等を構成する。次に、端末送信部24は、構成された指示や情報等を情報処理装置1に送信する。そして、指示や情報等の送信に応じて、端末受信部25は、情報処理装置1から情報(例えば、資産性情報)を受信する。次に、端末処理部23は、受信された情報から出力する情報を構成する。次に、端末出力部26は、構成された情報(例えば、資産性情報)を出力する。
以下、本実施の形態における情報処理システムAの具体的な動作について説明する。情報処理システムAの概念図は図1である。
今、格納部11には、図14に示す比較領域識別子管理表が格納されている。図14の比較領域識別子管理表は、「比較領域識別子」と「基準領域識別子」とを有するレコードを1以上有する。
また、基準変化情報格納部111には、図15に示す基準変化情報管理表が格納されている。図15の基準変化情報管理表は、時期情報と基準領域識別子とに対応付いた基準変化情報を管理する表である。また、ここでの時期情報は、年(西暦)である。また、ここでの基準変化情報は、マンションの値上率情報である。値上率情報は、例えば、各年の値上がりの割合(%)である。図15において、首都圏の中古マンションの平均の値上がり率が、1994年では3%、1995年では−5%、2016年では0%であることを示す。
また、対象変化情報格納部112には、図16に示す対象変化情報管理表が格納されている。図16の対象変化情報管理表は、中古不動産ごとの不動産情報を管理する表である。不動産情報は、ここでは、「物件名」「対象領域識別子」「徒歩」「バス」「総戸数」「階数」「分譲年」「対象変化情報(中古値上が率)」「築年数」を有する。ここでは、対象変化情報は、中古値上が率である。また、図16の対象変化情報管理表は、時期情報「2016年」に対応付いているが、他の時期情報に対応付いている対象変化情報管理表も、対象変化情報格納部112に格納されている、とする。
かかる状況において、以下の3つの具体例について説明する。具体例1において行う資産性情報取得処理は、代表差異情報取得処理、大小比較情報取得処理、個別代表差異情報取得処理である。具体例2において行う資産性情報取得処理は、基準変化グラフ構成処理、プロット処理、対象変化グラフ構成処理、正規化プロット処理、および正規化対象変化グラフ構成処理である。具体例3において行う資産性情報取得処理は、比較の基準となる領域の1または2以上の中古不動産の物件情報を用いて、物件情報ごとに、座標値(x,y)=(儲かる確率情報,値上率情報)を取得し、プロットし、かつ資産性分析の対象領域の1または2以上の中古不動産の物件情報を用いて、物件情報ごとに、座標値(x,y)=(儲かる確率情報,値上率情報)を取得し、プロットし、グラフを構成する処理である。(具体例1)
今、ユーザは、白金高輪駅周辺の中古マンションの資産性を分析するために、端末装置2に、対象域識別子「白金高輪駅」を有する開始指示を入力した、とする。すると、端末受付部22は、対象域識別子「白金高輪駅」を有する開始指示を受け付ける。次に、端末処理部23は、送信する開始指示を構成する。次に、端末送信部24は、構成された開始指示であり、対象域識別子「白金高輪駅」を有する開始指示を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の対象領域識別子受付部121は、対象領域識別子「白金高輪駅」を有する開始指示を端末装置2から受信する。
次に、基準領域決定部131は、受信された対象領域識別子「白金高輪駅」と対になる基準領域識別子「首都圏」「港区」「千代田区」を図14の比較領域識別子管理表から取得する。そして、処理部13は、取得された3つの基準領域識別子のうち1以上の基準領域識別子を選択するための画面である選択画面を構成する。次に、基準領域識別子出力部141は、構成された選択画面を端末装置2に送信する。
次に、端末装置2の端末受信部25は、選択画面を受信する。そして、端末処理部23は、受信された選択画面を用いて、出力する選択画面を構成する。次に、端末出力部26は、図17に示す選択画面を出力する。
次に、ユーザは、図17の選択画面に対して、「首都圏」のチェックボックスを選択し、「送信」ボタンを指示した、とする。すると、端末受付部22は、基準領域識別子「首都圏」を有する選択指示を受け付ける。そして、端末処理部23は、送信する選択指示を構成する。次に、端末送信部24は、構成された選択指示であり、基準領域識別子「首都圏」を有する選択指示を情報処理装置1に送信する。
次に、情報処理装置1の選択受付部122は、基準領域識別子「首都圏」を有する選択指示を端末装置2から受信する。
次に、資産性情報取得部132は、受信された選択指示から一の基準領域識別子「首都圏」を取得する。
次に、資産性情報取得部132は、以下のように代表差異情報取得処理、大小比較情報取得処理、個別代表差異情報取得処理を行う。
まず、処理部13は、最新の時期情報「2016年」に対応し、対象領域識別子「白金高輪駅」と対になる不動産情報を取得し、その物件数「42」を取得し、図示しないバッファに一時蓄積した、とする。
次に、代表差異情報取得手段1321は、最新の時期情報「2016年」に対応し、対象領域識別子「白金高輪駅」と対になる42の各不動産情報が有する対象変化情報を対象変化情報管理表(図16)から取得する。次に、代表差異情報取得手段1321は、取得した42の対象変化情報の平均値である代表情報(ここでは、例えば、「26%」)を算出する。次に、代表差異情報取得手段1321は、最新の時期情報「2016年」に対応し、基準領域識別子「首都圏」と対になる基準変化情報「0」を図15の表から取得する。そして、代表差異情報取得手段1321は、「代表差異情報=代表情報−基準変化情報=26(%)」を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
また、処理部13は、最新の時期情報「2016年」に対応し、対象領域識別子「白金高輪駅」と対になる42の不動産情報が有する「築年数」を対象変化情報管理表(図16)から取得し、当該築年数の平均値「14年」を算出し、図示しないバッファに一時蓄積する。
次に、処理部13は、年換算した値上がり率の差異「代表差異情報/築年数の平均値=26/14=1.9%」を算出し、図示しないバッファに一時蓄積する。
次に、大小比較情報取得手段1322は、最新の時期情報「2016年」に対応し、基準領域識別子「首都圏」と対になる基準変化情報「0」を図15の表から取得する。そして、大小比較情報取得手段1322は、最新の時期情報「2016年」に対応し、対象領域識別子「白金高輪駅」と対になる42の各不動産情報が有する対象変化情報と、基準変化情報「0」とを比較し、両情報の大小を決定し、42のうち、対象変化情報が大きい場合が「40」、基準変化情報が大きい場合が「2」であった、と判断した、とする。そして、対象領域識別子「白金高輪駅」の領域の基準領域識別子「首都圏」の領域に対する勝率である大小比較情報「40/42=95%」を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。なお、勝率は、大小比較情報の一例である。
次に、個別代表差異情報取得手段1323は、基準領域識別子と対になる基準変化情報「0」を取得する。また、個別代表差異情報取得手段1323は、42の各不動産情報が有する対象変化情報を対象変化情報管理表(図16)から取得する。次に、個別代表差異情報取得手段1323は、取得した基準変化情報「0」と42の各対象変化情報との差異に関する個別差異情報を42、取得する。次に、個別代表差異情報取得手段1323は、42の個別差異情報の中央値(例えば、「28%」)を取得し、図示しないバッファに一時蓄積する。
そして、資産性情報出力部142は、図18に示すような情報を出力する。図18において、代表差異情報(26%)、大小比較情報(勝率 95%)等が出力されている。
(具体例2)
なお、具体例2において、資産性情報取得部132が一の基準領域識別子「首都圏」を取得するまでの処理は、具体例1と同じであるので、再度の説明は省略する。
次に、資産性情報取得部132は、以下のように基準変化グラフ構成処理、プロット処理、対象変化グラフ構成処理、正規化プロット処理、および正規化対象変化グラフ構成処理を行う。
まず、資産性情報取得部132は、上述した処理により、基準変化グラフを構成する。また、資産性情報取得部132は、上述したプロット処理、および対象変化グラフ構成処理を行う。
そして、資産性情報出力部142は、基準変化グラフ、プロットした図柄(ここでは、塗りつぶされた円)、対象変化グラフを有する図を出力する。かかる図の例は、図19である。図19において、縦軸は値上率情報、横軸は西暦(時期情報)である。また、1901は、基準変化グラフである。また、1902は、プロットされた対象変化情報である。さらに、1903は、プロットされた対象変化情報から取得された対象変化グラフである。対象変化グラフは、ここでは、直線近似されたグラフである。
(具体例3)
具体例2で用いた比較の基準となる領域(首都圏)の2以上の中古不動産の物件情報を用いて、座標値取得手段1325は、物件情報ごとに、座標値(x,y)=(儲かる確率情報,値上率情報)を取得する。そして、プロット手段1326は、座標値取得手段1325が取得した比較の基準となる領域の2以上の各中古不動産の物件情報に対応する座標値(儲かる確率情報,値上率情報)を二次元平面上の位置に図柄をプロットする。
また、具体例2で用いた資産性分析の対象領域(白金高輪駅)の2以上の中古不動産の物件情報を用いて、座標値取得手段1325は、物件情報ごとに、座標値(x,y)=(儲かる確率情報,値上率情報)を取得する。そして、プロット手段1326は、座標値取得手段1325が取得した資産性分析の対象領域の2以上の各中古不動産の物件情報に対応する座標値(儲かる確率情報,値上率情報)を二次元平面上の位置に図柄をプロットする。
また、資産性情報取得部132は、プロットされた図柄の位置に基づいて、グラフ(ここでは破線のグラフ)を構成する。
次に、資産性情報出力部142は、かかる二次元平面を出力する。この出力例は、図20である。図20において、2001あたりの図柄のプロットは、資産性分析の対象領域(白金高輪駅)の2以上の中古不動産の物件情報に対応する。また、2002あたりの図柄のプロットは、比較の基準となる領域(首都圏)の2以上の中古不動産の物件情報に対応する。さらに、2003あたりの図柄のプロットは、白金高輪駅とは別の資産性分析の対象領域の2以上の中古不動産の物件情報に対応する。 そして、具体例2で説明した図19のグラフに加えて、白金高輪駅とは別の資産性分析の対象領域の値上率情報をy軸、時期情報をx軸とした場合の対象変化グラフは、図21の2103である。なお、図21の2101は基準変化グラフ、2102は対象変化グラフである。つまり、図20の2001あたりの図柄のプロット、2002あたりの図柄のプロット、および2003あたりの図柄のプロットは、各々、図21の2101、2102、2103のグラフに対応する。
以上、本実施の形態によれば、ある領域の中古不動産の資産性を分析できる。
また、本実施の形態によれば、ある領域の中古不動産の資産性を分析した結果を、分かりやすく提示できる。
また、本実施の形態によれば、ある領域の中古不動産の資産性をより適切に分析できる。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、比較の基準となる領域の中古不動産の価値変化に関する基準変化情報が格納される基準変化情報格納部と、資産性分析の対象領域の中古不動産の価値変化に関する2以上の対象変化情報が格納される対象変化情報格納部とにアクセス可能なコンピュータを、前記2以上の対象変化情報と前記基準変化情報とを用いて、前記対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する資産性情報取得部と、前記対象領域の前記資産性情報を出力する資産性情報出力部として機能させるためのプログラムである。
また、図22は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の情報処理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図22は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図23は、システム300のブロック図である。
図22において、コンピュータシステム300は、CD−ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図23において、コンピュータ301は、CD−ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD−ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3101に記憶されて、CD−ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD−ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の情報処理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、ある領域の中古不動産の資産性を分析できるという効果を有し、情報処理装置等として有用である。
1 情報処理装置
2 端末装置
11 格納部
12 受付部
13 処理部
14 出力部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 基準変化情報格納部
112 対象変化情報格納部
121 対象領域識別子受付部
122 選択受付部
131 基準領域決定部
132 資産性情報取得部
141 基準領域識別子出力部
142 資産性情報出力部
1321 代表差異情報取得手段
1322 大小比較情報取得手段
1323 個別代表差異情報取得手段
1324 基準変化グラフ構成手段
1325 座標値取得手段
1326 プロット手段
1327 対象変化グラフ構成手段

Claims (12)

  1. 比較の基準となる領域の中古不動産の価値変化に関する基準変化情報が格納される基準変化情報格納部と、
    資産性分析の対象領域の中古不動産の価値変化に関する2以上の対象変化情報が格納される対象変化情報格納部と、
    前記2以上の対象変化情報と前記基準変化情報とを用いて、前記対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する資産性情報取得部と、
    前記対象領域の前記資産性情報を出力する資産性情報出力部とを具備する情報処理装置。
  2. 前記資産性情報取得部は、
    前記資産性分析の対象領域の2以上の対象変化情報を用いて、前記対象領域の対象変化情報の代表値である代表情報を取得し、当該代表情報と前記基準変化情報との差異に関する代表差異情報である資産性情報を取得する代表差異情報取得手段を具備する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記資産性情報取得部は、
    前記資産性分析の対象領域の2以上の各対象変化情報と前記基準変化情報との大小に関する大小比較情報である資産性情報を取得する大小比較情報取得手段を具備する請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記資産性情報取得部は、
    前記資産性分析の対象領域の2以上の各対象変化情報と前記基準変化情報との差異に関する個別差異情報を取得し、当該2以上の個別差異情報の代表値である個別代表差異情報を取得する個別代表差異情報取得手段を具備する請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記基準変化情報格納部には、
    時期に関する時期情報に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、
    前記対象変化情報格納部には、
    時期情報に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、
    前記資産性情報取得部は、
    前記時期情報を一軸として、前記基準変化情報および前記対象変化情報を他軸とする二次元平面上に、前記2以上の基準変化情報の変化を示すグラフを構成する基準変化グラフ構成手段と、
    前記2以上の各対象変化情報と当該対象変化情報を対応する時期情報とにより決められる2以上の座標値を取得する座標値取得手段と、
    前記座標値取得手段が取得した2以上の各座標値により特定される前記二次元平面上の位置に図柄をプロットするプロット手段とを具備する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記基準変化情報格納部には、
    時期に関する時期情報に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、
    前記対象変化情報格納部には、
    時期情報に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、
    前記資産性情報取得部は、
    前記時期情報を一軸として、前記基準変化情報および前記対象変化情報を他軸とする二次元平面上に、前記2以上の基準変化情報の変化を示すグラフである基準変化グラフを構成する基準変化グラフ構成手段と、
    前記2以上の各対象変化情報と当該対象変化情報を対応する時期情報とにより決められる2以上の座標値を取得する座標値取得手段と、
    前記座標値取得手段が取得した2以上の座標値を用いて前記2以上の対象変化情報の時期的推移を示すグラフである対象変化グラフを構成する対象変化グラフ構成手段とを具備する請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記座標値取得手段は、
    前記2以上の各対象変化情報を、当該各対象変化情報に対応する時期情報と同じ時期情報に対応する基準変化情報を用いて正規化し、当該正規化した対象変化情報である正規化象変化情報と当該正規化対象変化情報を対応する時期情報とにより決められる2以上の座標値を取得する請求項5または請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記基準変化情報格納部には、
    比較の基準となる領域を識別する基準領域識別子に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、
    前記対象変化情報格納部には、
    資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、
    資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子を受け付ける対象領域識別子受付部と、
    前記対象領域識別子受付部が受け付けた対象領域識別子に対応する2以上の基準領域識別子を決定する基準領域決定部と、
    前記基準領域決定部が決定した2以上の基準領域識別子を出力する基準領域識別子出力部と、
    前記基準領域識別子出力部が出力した2以上の基準領域識別子のうちから、少なくとも一つの基準領域識別子の選択を受け付ける選択受付部と、
    前記資産性情報取得部は、
    前記対象領域識別子受付部で受け付けられた対象領域識別子に対応付けられている2以上の対象変化情報と、前記選択受付部が受け付けた選択に対応する基準領域識別子に対応付けられた基準変化情報とを用いて、前記対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する請求項1から請求項7いずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記基準変化情報格納部には、
    比較の基準となる領域を識別する基準領域識別子に対応付けられた2以上の基準変化情報が格納され、
    前記対象変化情報格納部には、
    資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子に対応付けられた2以上の対象変化情報が格納され、
    資産性分析の対象領域を識別する対象領域識別子を受け付ける対象領域識別子受付部と、
    前記対象領域識別子受付部が受け付けた対象領域識別子に対応する一の基準領域識別子を決定する基準領域決定部とをさらに具備し、
    前記資産性情報取得部は、
    前記対象領域識別子受付部で受け付けられた対象領域識別子に対応付けられている2以上の対象変化情報と、前記基準領域決定部が決定した一の基準領域識別子に対応付けられた基準変化情報とを用いて、前記対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する請求項1から請求項8いずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記基準変化情報、および前記対象変化情報は、中古不動産の値上がり率に関する値上率情報である請求項1から請求項9いずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 比較の基準となる領域の中古不動産の価値変化に関する基準変化情報が格納される基準変化情報格納部と、資産性分析の対象領域の中古不動産の価値変化に関する2以上の対象変化情報が格納される対象変化情報格納部と、資産性情報取得部と、資産性情報出力部とにより実現される情報処理方法であって、
    前記資産性情報取得部が、前記2以上の対象変化情報と前記基準変化情報とを用いて、前記対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する資産性情報取得ステップと、
    前記資産性情報出力部が、前記対象領域の前記資産性情報を出力する資産性情報出力ステップとを具備する情報処理方法。
  12. 比較の基準となる領域の中古不動産の価値変化に関する基準変化情報が格納される基準変化情報格納部と、資産性分析の対象領域の中古不動産の価値変化に関する2以上の対象変化情報が格納される対象変化情報格納部とにアクセス可能なコンピュータを、
    前記2以上の対象変化情報と前記基準変化情報とを用いて、前記対象領域の中古不動産の資産性に関する資産性情報を取得する資産性情報取得部と、
    前記対象領域の前記資産性情報を出力する資産性情報出力部として機能させるためのプログラム。
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