JP2020506372A - 光学コヒーレンス断層撮影走査の方法及び装置 - Google Patents

光学コヒーレンス断層撮影走査の方法及び装置 Download PDF

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Abstract

光学コヒーレンス断層撮影システム(150、150’)は、光源(152、152’)と、干渉系(160、160’)と、プロセッサ(182)と、メモリ(184)とを含む。干渉系(160)は、光源(152)に光学的に結合され、少なくとも1つの可動式走査ミラー(170、170’、170’’)を含む。プロセッサ(182)及びメモリ(184)は、干渉系(160、160’)に結合される。プロセッサ(182)は、メモリ(184)に記憶された命令を実行して、可動式走査ミラー(170、170’、170’’)に、少なくとも1つのパターン(250、250’、252、254)で試料における複数のポイントを走査させる。少なくとも1つのパターンは、少なくとも1つのリサージュ曲線(250、250’、252、254)及び少なくとも1つの呼吸運動曲線(256)の少なくとも一方に基づく。

Description

光学コヒーレンス断層撮影(OCT)走査により、患者の眼内の非侵襲的な撮像が可能である。1回のOCT走査は、目の中への(すなわち、z方向における)像情報を提供し得る。瞳孔にわたる(すなわち、x−y平面における)情報を得るには、複数の走査を実行し得る。通常、像は高速x低速yパターンで走査される。そのような場合、OCTに使用される光線は、x方向において目にわたり高速走査され、各走査後、y方向においてわずかに移動する。したがって、そのようなパターンは実際にはジグザグである。高速y低速xパターンを使用することもできる。他の可能なパターンは、瞳孔から外側に向かう螺旋又は逆の螺旋である。同様に、患者の目を走査するために、直径を変える円形パターンを使用することもできる。複数の走査を連結して、目の三次元像を提供し得る。
そのようなメカニズムは、眼内の非侵襲的な撮像が可能であるが、取得されるデータ、OCT走査を完了するためにかかる時間、及び/又はOCTシステムの寿命に問題があり得る。高速x低速y走査、高速y低速x走査、及び円形パターンは、光を患者の目に向けるのに使用されるミラーに高負荷をかける。その結果、OCTシステムの部分、特に走査ミラーに関連する部分は、誤作動又は故障する恐れがある。加えて、螺旋走査等の幾つかの走査パターンは、完了までに比較的長い時間がかかる。パターン中、患者の目は動き得、長い走査パターンほど、その間に位置合わせ誤差が生じる可能性が高い。その結果、OCT像の信頼性が低くなり得る。
したがって、走査時間を短く維持しながら、OCTシステム構成要素への負荷を低減する改善されたOCT走査技法が必要とされている。
特定の実施形態では、方法及びシステムは、光源と、干渉系と、プロセッサと、メモリとを含む光学コヒーレンス断層撮影システムを提供する。干渉系は、光源に光学的に結合され、少なくとも1つの可動式走査ミラーを含む。プロセッサ及びメモリは、干渉系に結合される。プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、可動式走査ミラーに、少なくとも1つのパターンで試料における複数のポイントを走査させる。少なくとも1つのパターンは、少なくとも1つのリサージュ曲線及び少なくとも1つの呼吸運動曲線の少なくとも一方を含む。
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのパターンは少なくとも1つのリサージュ曲線である。リサージュ曲線は、sin(mt+δ)の第1の複数の値に比例する複数のx値及びsin(nt)の第2の複数の値に比例する複数のy値を有し得る。そのような実施形態では、m及びnは定数パラメータであり、比率m/nは10以下であり、tは変数であり、δは非ゼロの定数である。幾つかの実施形態では、m/nは2以下である。幾つかの場合、少なくとも1つのパターンは少なくとも1つの呼吸運動曲線である。呼吸運動曲線は、(R+r)cos(t)+pcos((R+r)t/r)の第1の複数の値に比例する複数のx値及び(R+r)sin(t)+psin((R+r)t/r)の第2の複数の値に比例する複数のy値を有し得る。そのような実施形態では、R、r、及びpは定数パラメータであり、tは変数である。そのような実施形態では、走査ミラーは、第1のミラー、第2のミラー、及び第3のミラーを有する。第1のミラーは少なくとも、鋭角に向けられた第1の反射面を有する。第2のミラーは、第3のミラーの第3の反射面に面し、第3の反射面に平行する第2の反射面を有する。
プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、可動式ミラーに、第1のリサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って試料における複数のポイントの第1の部分を走査させ得る。プロセッサはまた、可動式ミラーに、第2のリサージュ曲線に基づく第2のパターンに従って試料における複数のポイントの第2の部分を走査させ得る。他の実施形態では、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、可動式ミラーに、リサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って試料における複数のポイントの第1の部分を走査させ得る。プロセッサはまた、可動式ミラーに、呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って試料における複数のポイントの第2の部分を走査させ得る。更に他の実施形態では、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、可動式ミラーに、第1の呼吸運動曲線に基づく第1のパターンに従って試料における複数のポイントの第1の部分を走査させ得る。プロセッサはまた、可動式ミラーに、第2の呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って試料における複数のポイントの第2の部分を走査させ得る。これらの実施形態のそれぞれでは、可動式ミラーは、第1のパターンと第2のパターンとが重複するロケーションにおいて、第1のパターンから第2のパターンに切り替え得る。
幾つかの実施形態では、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、1秒未満のリフレッシュ時間内に複数のポイントを複数回走査する。幾つかのそのような実施形態では、リフレッシュ時間は、500ミリ秒以下であり、複数回は少なくとも10回である。幾つかの場合、リフレッシュ時間は100ミリ秒以下である。
別の態様では、光学コヒーレンス断層撮影(OCT)システムを使用して患者の目の眼科状況を診断する方法が記載される。本方法は、少なくとも1つのパターンに従って目における複数のポイントを走査することを含む。少なくとも1つのパターンは、少なくとも1つのリサージュ曲線及び少なくとも1つの呼吸運動曲線から選択される。走査するステップは、1秒未満であるリフレッシュ時間内で複数回繰り返される。リフレッシュ時間は、500ミリ秒以下であり得る。幾つかの場合、リフレッシュ時間は100ミリ秒以下である。
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのリサージュ曲線は、sin(mt+δ)の第1の複数の値に比例する第1の複数のx値及びsin(nt)の第2の複数の値に比例する第1の複数のy値を有する。そのような実施形態では、m及びnは数であり、比率m/nは10以下であり、tは変数であり、δは非ゼロの定数であり、mはnと異なる。幾つかの場合、比率m/nは2以下である。例えば、比率m/nは1以下であり得る。幾つかの実施形態では、少なくとも1つの呼吸運動曲線は、(R+r)cos(t)+pcos((R+r)t/r)の第2の複数の値に比例する第1の複数のx値及び(R+r)sin(t)+psin((R+r)t/r)における第3の複数の値に比例する第1の複数のy値を有する。そのような実施形態では、R、r、及びpは定数パラメータであり、tは変数である。
幾つかの実施形態では、走査するステップは、第1のリサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って目における複数のポイントの第1の部分を走査することと、第2のリサージュ曲線に基づく第2のパターンに従って目における複数のポイントの第2の部分を走査することとを含む。他の場合、走査するステップは、第1のリサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って目における複数のポイントの第1の部分を走査することと、呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って目における複数のポイントの第2の部分を走査することとを含む。幾つかの実施形態では、走査するステップは、第1のリサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って目における複数のポイントの第1の部分を走査することと、呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って目における複数のポイントの第2の部分を走査することとを含む。全てのそのような実施形態では、第1の走査パターンは、第1のパターンと第2のパターンとが重複するロケーションにおいて第2のパターンに切り替えられる。
本明細書に開示される方法及びシステムは、1つ又は複数の利点を提供し得る。例えば、特定の実施形態では、OCTシステムのミラーへの機械的な負荷を低減しながら、患者の瞳孔を高速且つ高信頼的に走査することができる。他の利点及び恩恵が以下に考察され、他の利点及び恩恵は、図面及び明細書に鑑みて当業者に明らかになろう。
OCT走査を実行する方法の例示的な一実施形態を示すフローチャートである。 OCTを使用して走査し得る目及び瞳孔に重ねられた走査パターンを示す図である。 OCTの走査パターン及び瞳孔に重ねられた特定のリサージュ走査パターンとして使用し得るリサージュパターン例を示す図である。 OCTの走査パターンとして使用し得る呼吸運動パターン例を示す図である。 OCT走査を実行する方法の別の例示的な実施形態を示すフローチャートである。 リサージュパターン及び/又は呼吸運動パターンを使用してOCT走査を実行するシステムの例示的な一実施形態を示す図である。 リサージュパターン及び/又は呼吸運動パターンを使用してOCT走査を実行するシステムの一部の別の例示的な実施形態を示す図である。 ガルボスキャナを介してリサージュパターン及び/又は呼吸運動パターンを使用してOCT走査を実行するシステムの一部の例示的な一実施形態を示す図である。 リサージュパターン及び/又は呼吸運動パターンを使用してOCT走査を実行するシステムの一部の例示的な一実施形態を示す図である。
例示的な実施形態は、光学コヒーレンス断層撮影(OCT)を実行して、例えば、眼内を撮像するシステム及び方法に関する。以下の説明は、当業者が、本発明を作成し使用できるようにするために提示され、特許出願及びその要件に関連して提供される。本明細書に記載される例示的な実施形態並びに一般的な原理及び特徴への様々な変更が容易に明らかになろう。例示的な実施形態は、特定の実施態様で提供される特定の方法及びシステムに関して主に説明される。しかしながら、方法及びシステムは他の実施態様でも有効に動作する。「例示的な実施形態」、「一実施形態」、及び「別の実施形態」等の句は、同じ又は異なる実施形態及び複数の実施形態を指し得る。実施形態は、特定の構成要素を有するシステム及び/又はデバイスに関して説明される。しかしながら、システム及び/又はデバイスは、示されるよりも多数又は少数の構成要素を含み得、本発明の範囲から逸脱せずに、構成要素の構成及びタイプの変形を行い得る。例示的な実施形態は、特定のステップを有する特定の方法に関連しても説明される。しかしながら、方法及びシステムは、異なる及び/又は追加のステップ及び例示的な実施形態と一貫しない異なる順序のステップを有する他の方法でも有効に動作する。したがって、本発明は、示される実施形態に限定されるものではなく、本明細書に記載される原理及び特徴に一貫する最も広い範囲に従うべきである。方法及びシステムはまた、複数形ではなく単数形で説明されもする。例えば、幾つかの実施形態では、パターン及び/又は1回の走査が使用され、且つ/又は示される。これらの単数形が複数形を包含することを当業者は認識するであろう。例えば、複数回の走査を実行し得、且つ/又は複数のシステム又は構成要素を使用し得る。
特定の実施形態では、システムは、1つ又は複数のプロセッサ及びメモリを含む。1つ又は複数のプロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、図面に記載され、後述されるプロセスの幾つか又は全てを生じさせ、制御するように構成し得る。本明細書で使用される場合、プロセッサは、1つ又は複数のマイクロプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、又は任意の他の適する計算デバイス若しくはリソースを含み得、メモリは、限定ではなく、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、リムーバブル媒体、又は任意の他の適したメモリ構成要素を含む揮発性メモリ又は不揮発性メモリの形態をとり得る。メモリは、プロセッサにより実行されると、処理機能を含む任意のそのようなプロセッサ、メモリ、又は構成要素に関して本明細書に説明される機能を実施するプログラム及びアルゴリズムの命令を記憶し得る。さらに、方法及びシステムの態様は、ハードウェア、ソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)、又はソフトウェア態様とハードウェア態様との組合せの形態をとり得る。さらに、方法及びシステムの態様は、メモリに記憶され、少なくとも1つのプロセッサにより実行されるソフトウェア構成要素の形態をとり得る。ソフトウェアは、コンピュータ可読プログラムコードが具現される1つ又は複数のコンピュータ可読媒体で具現し得る。特許請求の範囲で使用される場合、「プロセッサ」、「メモリ」、及び「命令」という用語はそれぞれ、OCT撮像の分野で既知であり、及び当業者に馴染みがある構造のクラスを指す。したがって、これらの用語は、本開示の機能的要素ではなく構造的要素を示すものとして理解されたい。
図1は、本開示によるOCT走査を実行する方法100の例示的な一実施形態を示すフローチャートである。簡潔にするために、幾つかのステップは省略、インタリーブ、別の順序で実行、及び/又は結合し得る。方法100は、メモリに記憶された命令を実行して、スペクトル領域OCT(SD−OCT)又は掃引源OCT(SS−OCT)撮像システムの様々な部分を制御するOCTシステムコントローラのプロセッサにより実施し得る。
図2A及び図2Bは、目を示す図である。特に、図2Aは、方法100を使用して走査し得る目の断面図を示す。角膜202、水晶体204、虹彩206、瞳孔208、硝子体腔(vitreal cavity)210、及び網膜220が、説明を目的として示される。図2Bは、方法100を使用して走査し得る目200の平面図である。特に、図2Bは、目の一部に重ねられた走査パターン例を示す。方法100は、目200に対してOCT撮像手順を実行することに関連して説明される。しかしながら、方法100は他の試料にも同様に拡張し得る。
一般に、そのようなOCT撮像システムの構成要素は当業者に周知である。理解を助けるために、OCT撮像システムの一例(例えば、図6及び図7に示されるシステム100及び150)の態様について以下に説明するが、本開示によるOCTシステムが、簡潔にするためにここで対処されない追加の特徴及び構成要素を含むことを理解されたい。
方法100によれば、OCTシステムは、ステップ102において、1つ又は複数のリサージュパターン及び/又は呼吸運動パターンを使用してOCT撮像ビームで標的のポイントを走査する。この例では、OCT A走査が走査パターンで様々なポイントで実行されて、数μm眼内の(すなわち、瞳孔から負のz方向における)データを取得し得る。ステップ102で使用される走査は、x−y平面にあり、又はx−y平面に平行する。したがって、特定のz深度にある試料を取得し得る。このz深度における試料は、リサージュパターン又は呼吸運動パターンで取得し得る。代替的には、走査は異なるz深度を有し得る。
幾つかの実施形態では、OCTシステムは、リサージュ曲線に基づく走査パターンに従ってOCT撮像ビームを走査する。リサージュ曲線は一般に、sin(nt)に比例するx値及びsin(mt+δ)に比例するy値を有するものとして説明し得、ここで、mは非ゼロの定数であり、nは非ゼロの定数であり、tは変数であり、δは、π/2等の非ゼロの位相遅延である。m/nの比率はリサージュ曲線の特性を変えるため、異なる値のn及びmで異なるリサージュ曲線を取得し得る。したがって、n及びmは整数又は任意の他の実数であり得る。特定の実施形態では、m/nの比率は10以下である。他の実施形態では、m/n≦8、m/n≦6、m/n≦4、m/n≦2、又はm/n≦1.5である。リサージュ曲線に基づく異なる走査パターンの値を計算し、OCTシステムのプロセッサによりアクセスされるメモリのルックアップテーブルに記憶し得る。
図2Bは、目200の走査に使用し得る一例のリサージュ曲線250を示す。図2Bでは、リサージュ曲線250は瞳孔208に重ねられている。リサージュ曲線250の形状により、データは、瞳孔208をカバーする複数のポイントで取得し得る。
図3A〜図3Cは他のリサージュ曲線の例を示す。例えば、図3Aは、異なる例示的な値のm及びnの様々なリサージュ曲線250’を示す。特に、nの値は、左から右に図3Aの列にわたり1から5に増大する。同様に、mの値も上から下に各行を下に1から5に増大する。したがって、図3Aは、m/nの比率が変更されるにつれてリサージュ曲線がいかに変わるかを示す。さらに、リサージュ曲線250’により示されるように、リサージュパターンがステップ102において走査される場合、瞳孔の中心は全ての場合で走査されることになる(OCTシステム及び瞳孔が正確に位置合わせされている場合)。
図3B及び図3Cは、m=5、n=4(図3Aの行5、列4)及びm=4、n=5(図3Aの行4、列5)のそれぞれの場合のリサージュ曲線に基づく走査パターン252及び254を示す。瞳孔208も示される。図3B及び図3Cに示されるように、リサージュパターン252及び254による瞳孔208の走査は、中心を含む瞳孔208の大半又は全てのエリアにわたる代表的な走査ポイントをカバー又は提供し得る。さらに、パターン252及び254は、互いの鏡像である。幾つかの実施形態では、OCTスキャナは、パターンが交差又は重複するポイントにおいて、OCT撮像手順中、パターン252からパターン254に切り替わり得る。これらの交点は、図3B及び図3Cにおいて暗い丸で示される。そのような交点でのパターン252とパターン254との切り替えにより、方法100の実行に使用されるOCTスキャナミラー(図3A〜図3Cに示されず)への負荷を低減することができ得る。例えば、x及びyスキャナがそれぞれの共振周波数(例えば、xは8kHz、yは10kHz)で別個に動作しており、初期位相差が一定である場合、走査パターン252と254との位相差は最小又はゼロであり得る。さらに、パターン252とパターン254との切り替えにより、各パターンのわずかな非対称性を補償することができる。さらに、図3A及び図3Bに示される外側の交点は、円を近似し、パターン252及び254は、それぞれにより形成される円が瞳孔208の外周に対応するようなサイズであり得る。したがって、ステップ102は、1回の撮像手順に複数のパターンを利用し得る。
幾つかの実施形態では、OCTシステムは、ステップ102において、呼吸運動曲線に基づく走査パターンに従ってOCT撮像ビームを走査する。呼吸運動曲線の一例は、(R+r)cos(t)+pcos((R+r)t/r)に比例するx及び(R+r)sin(t)+psin((R+r)t/r)に比例するy値を有し、ここで、R、r、及びpは定数パラメータであり、tは変数である。呼吸運動曲線に基づく異なる走査パターンの値を計算し、OCTシステムのプロセッサによりアクセスされるメモリのルックアップテーブルに記憶し得る。
図4は様々な呼吸運動パターン256を示す。なお、OCTシステムがステップ102において呼吸運動パターンに従って走査する場合、目の中心はいかなる例でも走査されない。さらに、呼吸運動パターン256は全て半径方向対称であり、当業者に明らかになる他の方程式に従って様々な形態をとり得る。リサージュパターン252及び254に関して上述したように、OCTシステムは、パターンが交差又は重複するロケーションにおいて様々な呼吸運動パターンを切り替え得る。同様に、OCTシステムは、呼吸運動パターンとリサージュパターン、呼吸運動パターンと他のパターン、及び/又はリサージュパターンと他のパターンとを切り替え得る。パターンの切り替えは、パターンが重複するロケーションで行い得る。したがって、ステップ102は、撮像手順に1つのパターンに限定されない。
なお、リサージュ曲線及び呼吸運動パターンの特定の数学的説明が特定の方程式により本明細書において説明されるが、そのような曲線及びパターンが本明細書に記載される方程式例に限定されないことを当業者は理解しよう。むしろ、リサージュ曲線及び呼吸運動パターンは、様々な数学的均等物又は同等の方程式で表現し得る。したがって、本開示の範囲は、本明細書に記載される特定の式に限定されず、一般に、本開示の原理に一貫するリサージュパターン及び呼吸運動パターンを含む。
図1〜図4を参照して、走査するステップ102は任意選択的に、ステップ104において、リフレッシュ時間内で所望の領域のデータを取得するのに十分な回数、繰り返し得る。このリフレッシュ時間は1秒未満であり得る。幾つかの実施形態では、リフレッシュ時間は500ミリ秒以下である。幾つかのそのような実施形態では、リフレッシュ時間は100ミリ秒以下である。例えば、100kHzレーザを光源として使用し得、レーザを走査し得る周波数は10kHzであり得る。方法100は、1〜1000回の走査を使用して、目の所望のエリアにわたる所望の数のポイントのデータを取得し得る。幾つかの実施形態では、データを提供するために、約10回の走査を実行する。この回数の走査は、0.01秒(100ミリ秒)以下で実行し得る。したがって、方法100は、100ミリ秒以下のリフレッシュ時間でパターンをリフレッシュし得る。したがって、特定の実施形態は、サッカード眼球運動よりも高速で、リサージュパターンに従って走査することができる。その結果、目は、特定の実施形態によれば、リサージュ走査中、動きがないものと見なし得、これは特に、OCTと統合される術中収差測定に有用であり得る。
したがって、方法100を使用して、OCTシステムは、1つ又は複数のリサージュ及び/又は呼吸運動走査パターンを使用してOCT像を生成し得る。これらのパターンの使用は、様々な利点を生み出し得る。リサージュ及び呼吸運動パターンは、より少数の走査で瞳孔の大半又は全てのエリアにわたる代表的な走査ポイントをカバー又は提供し得る。例えば、少なくとも5回且つ10回以下の走査を使用して十分なデータを取得し得る。これらの走査はより高速であることもでき、したがって、より高速で完了し得る。例えば、上述した5回〜10回の走査は、約500ミリ秒以下のリフレッシュ時間で完了し得る。幾つかの場合、このリフレッシュ時間は100ミリ秒以下である。リサージュ及び呼吸運動パターンは、軸対称性及び/又は部分回転対称性を有することもできる。さらに、リサージュ及び呼吸運動パターンは、より少数の走査で瞳孔のエリア全体をカバーし得る(又はより少数の走査で瞳孔のエリア全体にわたる代表的な走査ポイントを提供し得る)ため、位置合わせ誤差に対して追加の安定性を提供する。加えて、これらのパターンは、眼科器具、眼球追跡、及び眼球バイオメトリに適し得る。例えば、角膜、水晶体、及び網膜等の主要眼球構造の曲率半径及び位置を特定し得る。リサージュ及び呼吸運動パターンの使用は、システムへの機械的負荷を低減することもできる。したがって、本方法と併用されるOCTシステムは、信頼性がより高く、より長い寿命を有し得る。1回の走査は、5ミリ秒未満で完了し得、これはサッカード眼球運動よりも高速である。パターンは、術中収差測定等の用途で使用し得る。リサージュパターンの場合、目の中心は常に走査される。したがって、目の中心が対象である場合、リサージュパターンが特に有用であり得る。逆に、呼吸運動パターンは目の中心を走査しない。したがって、呼吸運動パターンは、例えば、データのアーチファクトにより目の中心を省略することが望まれる場合、特に有用であり得る。その結果、方法100を使用してOCTをよりよく実行し得る。
図5は、OCT走査を実行する方法110の例示的な一実施形態を示すフローチャートである。簡潔にするために、幾つかのステップは省略、インタリーブ、別の順序で実行、及び/又は結合し得る。方法110は、メモリに記憶された命令を実行して、スペクトル領域OCT(SD−OCT)又は掃引源OCT(SS−OCT)撮像システムの様々な部分を制御するOCTシステムコントローラのプロセッサにより実施し得る。
図6及び図7は、方法100及び110のステップの幾つか又は全てを実行し得る一例のOCTシステム150/150’の態様を示す。特に、図6はOCTシステム150の機能ブロックを示し、図7はシステム150’の特定の態様の構造を示す。システム150及び150’が一例のSD−OCT又はSS−OCT撮像システムの相補的な図であることを理解されたい。したがって、同様又は関連する構成要素は同様のラベルを有する。
図6は、光源152、ユーザインターフェース(U/I)154、干渉系160(ビームスプリッタ/結合器162、調整可能な参照ミラー164、及びスキャナを含む)、OCTコントローラ180(メモリに記憶された命令を実行するように構成されたプロセッサを含む)、及び検出器190を含むOCTシステム150の機能図である。簡潔にするために、OCTシステム150の特定の構成要素のみを示す。
光源152は、スーパールミネッセントダイオード、超短(例えば、フェムト秒)パルスレーザ、又は超連続レーザ等の任意の適する低コヒーレンス光源を含み得、特定の例では、SS−OCTシステム等の周波数掃引又は調整可能なレーザを含み得る。ビームスプリッタ/結合器162は、OCTビームを撮像ビーム及び参照ビームに分割し、OCT像の深度を計算するように構成することができる参照ミラー164に反射撮像光及び参照光を結合又は向ける非偏光ビームスプリッタを含み得る。スキャナは、目の角膜又は網膜等の標的又は試料に向けてx−y平面において撮像ビームを走査する1つ又は複数の検流計制御のミラー(例えば、可動式ミラー170、170’)を含み得る。スキャナは追加又は代替として、微小電子機械システム(MEMS)又は共振スキャナ等の他の構成要素を含み得る。スキャナにより走査された撮像ビームは、集束レンズ及び/又はコリメートレンズ(図示せず)を含み得る光学要素を通して向けられる。検出器109は、標的から反射された撮像ビーム及びレフレクタから反射された参照ビームを受け取り、OCT像を生成することができる干渉信号を出力する。干渉系は、分光計、光検出器、アレイ検出器、アナログ/デジタル変換器(ADC)、回折格子、又は当業者に既知の他の構成要素の任意の適する組合せを含み得る。例えば、SD−OCTシステムでは、干渉系は、回折格子、レンズ、及び電荷結合素子(CCD)等のアレイ検出器を含み得る。SS−OCTシステムでは、干渉系は、光検出器及びアナログ/デジタル変換器を含み得る。
標的のOCT像を取得し表示するようにOCTシステムの構成要素(スキャナ等)を制御するように構成されたハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアを含むOCTコントローラ180は、コントローラ180は、メモリ184に記憶された命令を実行するように構成された1つ又は複数のプロセッサ182を含む。ユーザインターフェース154は、OCTコントローラにより生成されたOCT像、制御メニュー等を提示する1つ又は複数のディスプレイを含み得る。様々な例では、ディスプレイは、任意の1つ又は複数のモニタ、プロジェクタ、接眼レンズ、ヘッドアップディスプレイ、スクリーン、眼鏡、ゴーグル等を含み得る。OCT像は2D像又は3D像として表示し得る。ユーザ入力は、キーボード、マウス、タッチスクリーン、ジェスチャ認識システム、及び任意の他の適する入力を介してユーザインターフェース154により受信し得る。
図7は、方法100及び/又は100’を実行し得るOCTシステム150’の構造的態様を示す。簡潔にするために、OCTシステム150’の特定の構成要素のみを示す。OCTシステム150’は、OCTシステム150の相補的な図を提供し、関連する構成要素又は同じ構成要素は同様のラベルを有する。図7に示されるOCTシステム150’は、図6の光源152、干渉系160、及び検出器190とそれぞれ同様である光源152’、干渉系160’、及び検出器190を含む。明確にするために、OCTシステム150’の他の部分は省略されている。OCTシステム150’により撮像中の目200も示される。光源152’はレーザとして明示的に示される。
OCTシステム150’は、パルスレーザであり得る光源152を含み、コリメータ156を含み得る。干渉系160’は、ビームスプリッタ/結合器162、参照ミラー164、及び走査ミラー170を含む。ミラー164の位置は、OCT参照ビームの路長を設定するように調整され、それにより、OCT走査の試料が撮影される深度(z方向)を制御する。走査ミラー170は、目200にわたるOCT撮像ビームの走査(x−y平面に平行する平面内の走査)を制御するのに使用される。したがって、走査ミラー170(OCTコントローラ180から信号により向けられる)は、リサージュ及び/又は呼吸運動パターンで目200を走査するのに使用し得る。1つのミラー170が図7に示されるが、複数のミラーを使用することもできる。
動作に当たり、レーザ152’からの光はコリメータ156を横断し、ビームスプリッタ162によって分割される。参照光はミラー164に提供される。この光はビームスプリッタ162に反射して戻り、検出器190に提供される。残りの部分(「調査光」)は走査ミラー170に提供され、走査ミラー170は調査光を目200の所望の部分に向ける。この調査光の部分は、目200内の構造で散乱し、ミラー170に戻る。この散乱光はビームスプリッタ162に反射して戻り、検出器190に提供される。参照光及び調査/散乱光を処理し、比較して、OCT像を生成し得る。
さらに、システム150及び150’の幾つかの実施形態は、収差測定レーザを含み得る。例えば、システム150’の例では、収差測定レーザにより生成されたレーザビームは、ビームスプリッタ162とスキャナ170との間に配置されるビームスプリッタによりOCT撮像ビームと結合し得る。そのようなビームスプリッタ162は、特殊な遮断フィルタ特性を含み得る。例えば、光源152’は、少なくとも1000nmのOCTレーザビームを生成するように構成し得る。システム150’は、800nm以下の収差測定レーザビームを生成するように構成された収差測定レーザ源(図示せず)を更に含み得る。900nm超の光を略100%透過し、900nm未満の光の略0%を透過するように構成されたビームスプリッタは、ビームスプリッタ162とスキャナ170との間に配置し得る。したがって、収差測定レーザは、収差測定レーザビームをこのビームスプリッタに向けて送り得、このビームスプリッタは、収差測定レーザが送ったOCTレーザビームのビーム路に収差測定レーザビームを反射し、それにより、ビームを結合する。このようにして、収差測定レーザは、走査パターンで特定のポイントで活性化されて、目200の回折分析のために解釈することができる収差測定パターンを生成し得る。
図5に戻り、方法100’は、一例のOCTシステム150/150’に関連して説明され、一例のOCTシステム150/150’を使用して実行し得る。方法110のステップは、メモリに記憶された命令を実行して、スペクトル領域OCT(SD−OCT)又は掃引源OCT(SS−OCT)撮像システムの様々な部分を制御するOCTシステムコントローラのプロセッサにより実施し得る。しかしながら、方法100’は、他の装置と併用してもよく、OCTシステム150は別の方法と併用してもよい。
ステップ112において、1つ又は複数の走査パターンがOCT走査での使用に選択される。ステップ112は、ユーザインターフェースを介して1つ又は複数のパターンのユーザ選択を受信することを含み得る。代替的には、OCTコントローラ180のメモリに記憶された命令を実行するプロセッサにより、デフォルト又は他のパターンを自動的に選択し得る。選択されるパターンは、1つ又は複数のリサージュ曲線(例えば、250、250’、252、254等)及び/又は1つ又は複数の呼吸運動曲線(例えば、256)を含む。
ステップ114において、目における様々なポイントが、選択されたパターンを使用して走査される。ステップ114は、方法100のステップ102と同様である。したがって、OCTコントローラ180は、光を光源152から、データを取得し得る目における様々なポイントに向けるようにスキャナ(例えば、走査ミラー170)を制御する。光は、ステップ112において選択されたパターンを使用してロケーションに向けられる。複数のパターンを使用すべき場合、OCTシステム150/150’が、パターンが重複するロケーションにおいてパターンを切り替えることが望ましい。検出器190は、目から反射されたOCT光を検出し、参照ミラー164によって反射されたOCT光で干渉する。したがって、特定の深度におけるリサージュ及び/又は呼吸運動パターンのロケーションのデータを収集し得る。複数の走査を異なる深度で行ってもよく、又は1つの走査が、参照ミラー160’の位置を調整することによって複数の深度でデータを収集してもよい。幾つかの実施形態では、検出器190は、更に処理するためにデータをOCTコントローラ180に提供する。他の実施形態では、別の構成要素が、コントローラ180とは別個に又はコントローラ180と併せてデータを処理し得る。
ステップ116において、走査するステップ114を任意選択的に繰り返して、リフレッシュ時間内で所望の領域のデータを取得し得る。ステップ116はステップ104と同様である。ステップ116は、U/I154を介してユーザにデータを提供することを含むこともできる。例えば、データを使用して、OCT走査をディスプレイに提供し得る。
方法110/110’及びOCTシステム150/150’を使用して、OCT撮像は、リサージュ及び/又は呼吸運動走査パターンを使用して実行し得る。これらのパターンの使用により、様々な利点が生まれ得る。例えば、リサージュ及び呼吸運動パターンは、より少数の走査で瞳孔のエリア全体をカバーし得る(又は瞳孔にわたる代表的な走査を生成し得る)。これらの走査は高速であることもでき、したがって、より高速に完了し得る。加えて、方法110/110’及びOCTシステム150/150’は、より少数の走査が瞳孔全体をカバーし得るため、位置合わせ誤差に対する安定性を提供する。リサージュ及び呼吸運動パターンはまた、軸方向の部分的な回転対称性を有することもできる。眼科器具、眼球追跡、及び眼球バイオメトリを実行することもできる。方法110/110’は、特に、スキャナミラー170を含むOCTシステム150/150’への機械的負荷を低減することもできる。したがって、ミラー170及びOCTシステム150’はそうして、摩耗及び破断を受けにくくなり得る。OCTシステム150/150’は、より高い信頼性及びより長い寿命を有し得る。さらに、パターンは、術中収差測定に使用し得る。選択されるパターンに応じて、目の中心を走査し得、又は省略し得る。その結果、OCTは、方法110/110’及びOCTシステム150/150’を使用してよりよく実行し得る。
図8は、ガルボX−Yスキャナを介してリサージュパターンを使用して走査を実行するOCTシステムの一部の別の例示的な実施形態を示す図である。特に、ミラー170’が示される。なお、図7のミラー170は、図8に示されるようなミラー170’を含み得る。特に、2つのミラー172及び174が示される。ミラー172及び174は平行し、特定の距離で隔てられる。したがって、一方のミラー172を使用して、走査中のロケーションのy値を制御し得る。他方のミラー174を使用して、走査中のロケーションのx値を制御し得る。ミラー172と174との間の距離は、走査中のパターンにおける歪みを低減するために、小さい値であることが望ましいことがある。
ミラー170’を使用するOCTシステム150/150’は、上述したシステム及び方法の利点を共有し得る。加えて、各ミラー172及び174は別個に動作し得る。したがって、ミラー172及び174に掛かる負荷を変えずに、様々なリサージュパターン250を走査に使用し得る。例えば、上述したm=4、n=5リサージュパターンによる走査は事実上、m=5、n=4リサージュパターンによる走査と同じ負荷をミラー170及び174に掛け得る。
図9は、呼吸運動パターンを使用して走査を実行するOCTシステム150/150’の一部の別の例示的な実施形態を示す図である。特に、ミラー170’’が示される。なお、図7のミラー170は図8に示されるミラー170’を含み得る。特に、3つのミラー172、174、及び176が図9に示される。ミラー172及び174は図8に示されるものと同様である。ミラー172及び174は平行し、特定の距離で隔てられる。非ゼロの角度に向けられた反射面を有する走査ミラー176も示される。示される実施形態では、反射面は略直交する。呼吸運動パターンを走査するために、ミラー172及び174は、示される軸の回りを第1の角周波数ω1で回転するように構成される。別の実施形態では、入力レーザビームと異なる軸を使用し得る。第2のミラー176は、第2の角周波数ω2で、示される軸の回りを回転するように構成される。第1及び第2の角周波数は、所望の時間内で呼吸運動パターンを提供するように選択される。所望の呼吸運動パターンは、ミラー170’’を使用して提供し得る。したがって、ミラー170’’を使用するOCTシステムは、上述したシステム及び方法の利点を共有し得る。
示される例示的な実施形態により、OCT走査を提供する方法及びシステムを説明し、実施形態への変形が存在することができ、あらゆる変形が本方法及び本システムの趣旨及び範囲内にあることを当業者は容易に認識しよう。したがって、添付の特許請求の趣旨及び範囲から逸脱せずに、多くの変更を当業者により行い得る。

Claims (15)

  1. 光学コヒーレンス断層撮影(OCT)システムであって、
    光源と、
    前記光源に光学的に結合され、少なくとも1つの可動式走査ミラーを含む干渉系と、
    前記干渉系に結合されたプロセッサ及びメモリであって、前記プロセッサは前記メモリに記憶された命令を実行して、前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、少なくとも1つのパターンに従って試料における複数のポイントを走査させ、前記少なくとも1つのパターンは、リサージュ曲線及び呼吸運動曲線の少なくとも一方に基づく、プロセッサ及びメモリと、
    を備える、OCTシステム。
  2. 前記少なくとも1つのパターンは少なくとも1つのリサージュ曲線であり、前記少なくとも1つのリサージュ曲線は、複数のx値及び複数のy値を有し、前記複数のx値はsin(mt+δ)の第1の複数の値に比例し、前記複数のy値は、sin(nt)の第2の複数の値に比例し、ここで、m及びnは定数パラメータであり、比率m/nは10以下であり、tは変数であり、δは非ゼロの定数である、請求項1に記載のOCTシステム。
  3. m/nによって定義される前記比率は2以下である、請求項2に記載のOCTシステム。
  4. 前記プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、
    前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、第1のリサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って前記試料における前記複数のポイントの第1の部分を走査させ、
    前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、第2のリサージュ曲線に基づく第2のパターンに従って前記試料における前記複数のポイントの第2の部分を走査させ、
    前記第1のパターンと前記第2のパターンとが重複するロケーションにおいて、前記第1のパターンから前記第2のパターンに切り替える、請求項1に記載のOCTシステム。
  5. 前記プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、
    前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、リサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って前記試料における前記複数のポイントの第1の部分を走査させ、
    前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って前記試料における前記複数のポイントの第2の部分を走査させ、
    前記第1のパターンと前記第2のパターンとが重複するロケーションにおいて、前記第1のパターンから前記第2のパターンに又は前記第2のパターンから前記第1のパターンに切り替える、請求項1に記載のOCTシステム。
  6. 前記プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、
    前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、第1の呼吸運動曲線に基づく第1のパターンに従って前記試料における前記複数のポイントの第1の部分を走査させ、
    前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、第2の呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って前記試料における前記複数のポイントの第2の部分を走査させ、
    前記第1のパターンと前記第2のパターンとが重複するロケーションにおいて、前記第1のパターンから前記第2のパターンに又は前記第2のパターンから前記第1のパターンに切り替える、請求項1に記載のOCTシステム。
  7. 前記少なくとも1つのパターンは前記少なくとも1つの呼吸運動曲線であり、前記少なくとも1つの呼吸運動曲線は、複数のx値及び複数のy値を有し、前記複数のx値は(R+r)cos(t)+pcos((R+r)t/r)の第1の複数の値に比例し、前記複数のy値は、(R+r)sin(t)+psin((R+r)t/r)の第2の複数の値に比例し、ここで、R、r、及びpは定数パラメータであり、tは変数である、請求項1に記載のOCTシステム。
  8. 前記少なくとも1つの走査ミラーは、第1のミラー、第2のミラー、及び第3のミラーを含み、前記第1のミラーは少なくとも、鋭角に向けられた第1の反射面を有し、ミラー対のうちの前記第2のミラーは、前記第3のミラーの第3の反射面に面し、前記第3の反射面に平行する第2の反射面を有する、請求項7に記載のOCTシステム。
  9. 前記プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、1秒未満のリフレッシュ時間内に前記複数のポイントを複数回走査する、請求項1に記載のOCTシステム。
  10. 前記リフレッシュ時間は、500ミリ秒以下であり、前記複数回は少なくとも10回である、請求項9に記載のOCTシステム。
  11. 光学コヒーレンス断層撮影(OCT)システムであって、
    光源と、
    前記光源に光学的に結合され、少なくとも1つの可動式走査ミラーを含む干渉系と、
    前記干渉系に結合されたプロセッサ及びメモリであって、前記プロセッサは前記メモリに記憶された命令を実行して、前記少なくとも1つの可動式走査ミラーに、少なくとも1つのパターンで試料における複数のポイントを走査させ、前記少なくとも1つのパターンは、少なくとも1つのリサージュ曲線及び少なくとも1つの呼吸運動曲線から選択され、前記プロセッサは命令を実行して、100ミリ秒以下のリフレッシュ時間で前記複数のポイントを走査させる、プロセッサ及びメモリと、
    を備え、
    前記少なくとも1つのリサージュ曲線は、第1の複数のx値及び第1の複数のy値を有し、前記第1の複数のx値はsin(mt+δ)の第1の複数の値に比例し、前記第1の複数のy値は、sin(nt)の第2の複数の値に比例し、ここで、m及びnは数であり、比率m/nは10未満であり、tは変数であり、δは非ゼロの定数であり、
    前記少なくとも1つの呼吸運動曲線は、第2の複数のx値及び第2の複数のy値を有し、前記第2の複数のx値は(R+r)cos(t)+pcos((R+r)t/r)の第3の複数の値に比例し、前記第2の複数のy値は、(R+r)sin(t)+psin((R+r)t/r)の第4の複数の値に比例し、ここで、R、r、及びpは定数パラメータであり、tは変数である、OCTシステム。
  12. 光学コヒーレンス断層撮影(OCT)システムを使用して患者の目の眼科状況を診断する方法であって、
    少なくとも1つのパターンに従って前記目における複数のポイントを走査することであって、前記少なくとも1つのパターンは、少なくとも1つのリサージュ曲線及び少なくとも1つの呼吸運動曲線から選択される、走査することと、
    リフレッシュ時間内で前記走査するステップを複数回繰り返すことであって、前記リフレッシュ時間は1秒未満である、繰り返すことと、
    を含み、
    前記少なくとも1つのリサージュ曲線は、第1の複数のx値及び第1の複数のy値を有し、前記第1の複数のx値は、sin(mt+δ)の第1の複数の値に比例し、前記第1の複数のy値は、sin(nt)の第2の複数の値に比例し、ここで、m及びnは数であり、比率m/nは2以下であり、tは変数であり、δは非ゼロの定数であり、mはnと異なり、
    前記少なくとも1つの呼吸運動曲線は、第1の複数のx値及び第1の複数のy値を有し、前記第1の複数のx値は、(R+r)cos(t)+pcos((R+r)t/r)の第2の複数の値に比例し、前記第1の複数のy値は、(R+r)sin(t)+psin((R+r)t/r)の第3の複数の値に比例し、ここで、R、r、及びpは定数パラメータであり、tは変数である、方法。
  13. 前記走査するステップは、
    第1のリサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って前記目における前記複数のポイントの第1の部分を走査することと、
    第2のリサージュ曲線に基づく第2のパターンに従って前記目における前記複数のポイントの第2の部分を走査することと、
    前記第1のパターンと前記第2のパターンとが重複するロケーションにおいて、前記第1のパターンから前記第2のパターンに切り替えることと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記走査するステップは、
    第1のリサージュ曲線に基づく第1のパターンに従って前記目における前記複数のポイントの第1の部分を走査することと、
    呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って前記目における前記複数のポイントの第2の部分を走査することと、
    前記第1のパターンと前記第2のパターンとが重複するロケーションにおいて、前記第1のパターンから前記第2のパターンに又は前記第2のパターンから前記第1のパターンに切り替えることと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記走査するステップは、
    第1の呼吸運動曲線に基づく第1のパターンに従って前記目における前記複数のポイントの第1の部分を走査することと、
    第2の呼吸運動曲線に基づく第2のパターンに従って前記目における前記複数のポイントの第2の部分を走査することと、
    前記第1のパターンと前記第2のパターンとが重複するロケーションにおいて、前記第1のパターンから前記第2のパターンに又は前記第2のパターンから前記第1のパターンに切り替えることと、
    を更に含む、請求項12に記載の方法。
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