JP2020181433A - 車検費用の提供システムおよび車検費用提供方法 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1は、リアルタイムで部品商とやりとりして、点検の結果必要となった車両部品の問い合わせ事項の回答を得て、これを反映させた見積書を自動車のオーナーにリアルタイムで見せることを提案している。しかしながら、このような方法によっても、オーナーは検査場に車両を持ち込まなければ実際に車検にかかる費用を見積もることができない。
そこで本発明は、オーナーに検査場に車両を持ち込んでもらわずに車検に実際にかかる費用を提供するシステムおよびその方法を提供する。
ユーザ端末にネットワークを介して接続されたサーバを有し、前記サーバは、
前記ユーザ端末から直接的にまたは間接的に、ユーザの車両の型式、新車登録日、車両重量、走行距離を少なくとも含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
部品を交換した場合にかかる各々の交換費用を、前記部品の交換費用が記録されている部品データベースから取得する交換費用取得部と、
各々の前記部品について、前記車両情報に基づいて決定される部品を交換する交換確率を前記交換費用に乗じて整備費用を算出する整備費用算出部と、
各々の前記部品に関する前記整備費用と、法定費用および基本検査費用とを合計した額を車検費用として前記ユーザ端末へ送信する費用送信部と、を有する。
ユーザ端末にネットワークを介して接続されたサーバを用いて車検費用を提供する方法であって、前記サーバに、
前記ユーザ端末から直接的にまたは間接的に、ユーザの車両の型式、新車登録日、車両重量、走行距離を少なくとも含む車両情報を取得させ、
部品を交換した場合にかかる各々の交換費用を、前記部品の交換費用が記録されている部品データベースから取得させ、
各々の前記部品について、前記車両情報に基づいて決定される部品を交換する交換確率を前記交換費用に乗じて整備費用を算出させ、
各々の前記部品に関する前記整備費用と、法定費用および基本検査費用とを合計した額を車検費用として前記ユーザ端末へ送信させる。
図1に示すように、システム1は、メインサーバ10とデータサーバ20を有している。メインサーバ10とデータサーバ20は通信可能に接続されている。メインサーバ10とデータサーバ20は一体の構成としてもよいし、別体の構成としてもよい。
図3は、ユーザ端末2から取得する情報の一例を示した図である。図3に示すように、メインサーバ10はユーザ端末2より、選択コース名、走行距離、車両型式、新車登録日(車齢)、車両重量、居住地/使用地、使用用途といった車両情報と、自動車のオーナーであるユーザの氏名および住所を取得する。以降に説明する例では、車両情報が、選択コース名、走行距離、車両型式、新車登録日(車齢)、車両重量、居住地/使用地、使用用途を含むものとしているが、本発明はこれに限られない。車両情報として、少なくとも、走行距離、新車登録日、車両の製造メーカ、車両の保有者の都道府県名を含むことが好ましい。
あるいは、車両にできるだけ長く乗り続けるために、車両部品は早めに交換して車両の寿命を伸ばしたい、とユーザが考えている場合がある。この場合、一般的なユーザであれば交換不要と考えるケースでも部品を交換することがあり、部品の交換頻度(交換確率)が高くなる。
あるいは、純正の交換部品でなくても汎用の交換部品であってもよい、と考えるユーザがいる。
このような基本手数料の高低、交換確率の高低、汎用部品の使用の可否といった観点を勘案して、本実施形態では図4に示したように各々の選択コースが設定されている。ユーザはいずれかのコースを選択し、メインサーバ10は選択されたコースを示す情報を取得する。このコースの選択は、後述する整備費用に影響を与える。
部品データベース21には、型式番号と対応付けて、該型式番号の車両に搭載されている全ての交換対象となる部品の識別情報と、その交換費用(部品代および取付工賃)とが記録されている。
メインサーバ10が自動的に、純正品か汎用品か高性能品かを選択するように構成してもよい。あるいは、メインサーバ10が、ユーザに純正品か汎用品か高性能品かを選択させるように、選択画面をユーザ端末2に表示させ、選択結果をユーザ端末2から取得するように構成してもよい。
図7に示したように、走行距離、新車登録日(車齢)、車両重量、交換履歴などに応じて交換確率が定まるように構成してもよい。さらに、短距離の使用が多い、寒冷地での使用、混雑時の使用が多いなど、車両の使用コンディションを加味して交換確率が定まるように構成してもよい。走行距離は、新車登録日からの走行距離をカウントしてもよいし、前回の交換時点からの走行距離をカウントするように構成してもよい。さらに、図4で説明した選択コースにおいて交換確率の高まるコース(例えば、しっかりコースやいたわりコース)が選択された場合には、上述したように算出された交換確率に一律に例えば20%を加算するなどの処理を行ってもよい。
車両情報に基づいて特定した交換部品に、上述したように算出した交換確率を乗じた値を整備費用とする。例えばブレーキフルードの交換費用が1万円でその交換確率が20%の場合にはブレーキフルードの整備費用は0.2万円である。また、ワイパーの交換費用が0.7万円でその交換確率が50%の場合には、ワイパーの整備費用は0.35万円である。
メインサーバ10は、車両情報に基づいて法定費用と基本検査費用を算出する。法定費用とは、法律で定められている車検にかかる費用である。法定費用は、車両の重量に応じて定まる。車両の重量は、ユーザ端末2から車両情報として取得されている(ステップS01)。
基本検査費用は、検査場毎に定められている基本手数料である。この基本検査費用は、ユーザの選択したコースや、ユーザの居住している地域によって定まる。この選択コースやユーザの居住地といった情報も、ユーザ端末2から車両情報として取得されている(ステップS01)。
一方、本発明者は、交換実績と車両情報とを用いることで交換確率をある程度見積もることができることに気が付いた。そこでこの交換確率に応じてユーザに費用を負担してもらうことで、検査をすることなく車検費用を確定することを思いついた。
また、交換が必要であったユーザにとっても、交換確率が50%であるから本来の費用の半額で交換をすることができる。交換が不要であったユーザにとっては、実際に交換をしなかったのに費用を負担をしなければならない点はあるものの、事前に通知された費用の額面通りに費用が請求されるという安心感がある。バッテリーなどの部品代や工賃が高額な部品の交換が必要になった場合でも、検査をしてから突然の大きな出費が強いられる、という精神的な負担感が軽減される。
2 ユーザ端末
10 メインサーバ
11 車両情報取得部
12 交換費用取得部
13 整備費用算出部
14 費用送信部
20 データサーバ
21 部品データベース
22 確率データベース
23 ユーザデータベース
Claims (2)
- ユーザ端末にネットワークを介して接続されたサーバを有し、前記サーバは、
前記ユーザ端末から直接的にまたは間接的に、ユーザの車両の型式、新車登録日、車両重量、走行距離を少なくとも含む車両情報を取得する車両情報取得部と、
部品を交換した場合にかかる各々の交換費用を、前記部品の交換費用が記録されている部品データベースから取得する交換費用取得部と、
各々の前記部品について、前記車両情報に基づいて決定される部品を交換する交換確率を前記交換費用に乗じて整備費用を算出する整備費用算出部と、
各々の前記部品に関する前記整備費用と、法定費用および基本検査費用とを合計した額を車検費用として前記ユーザ端末へ送信する費用送信部と、を有する、車検費用の提供システム。 - ユーザ端末にネットワークを介して接続されたサーバを用いて車検費用を提供する方法であって、前記サーバに、
前記ユーザ端末から直接的にまたは間接的に、ユーザの車両の型式、新車登録日、車両重量、走行距離を少なくとも含む車両情報を取得させ、
部品を交換した場合にかかる各々の交換費用を、前記部品の交換費用が記録されている部品データベースから取得させ、
各々の前記部品について、前記車両情報に基づいて決定される部品を交換する交換確率を前記交換費用に乗じて整備費用を算出させ、
各々の前記部品に関する前記整備費用と、法定費用および基本検査費用とを合計した額を車検費用として前記ユーザ端末へ送信させる、車検費用の提供方法。
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JP2019084951A JP6748758B1 (ja) | 2019-04-26 | 2019-04-26 | 車検費用の提供システムおよび車検費用提供方法 |
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