JP2020140118A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でありながら、虚像の視認サイズが大きいヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】画像表示面に表示された画像を、観察者と対向する位置に配置された反射光学面に投写し、観察者に画像を虚像として視認させる投写光学系を備えたヘッドアップディスプレイ装置について、光束が通過する開口部を有し、画像表示面および投写光学系を収容する筐体を備え、投写光学系は、開口部と反射光学面との間に中間像を結像する。【選択図】図2

Description

本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来より、自動車等の運転者に対して方向指示や注意喚起、走行速度等の情報を表示する装置として、ヘッドアップディスプレイ装置が知られている。ヘッドアップディスプレイ装置は、表示する画像の虚像をフロントウィンドウやコンバイナ等の反射光学面に映し出して、運転者が視界から目をそらすことなく自動車等の運転に必要な情報を認識することができるようにするためのものである。このようなヘッドアップディスプレイ装置として、特許文献1〜4が提案されている。
特開2017−134141号公報 特開2017−120388号公報 特開2018−036463号公報 特開2018−036464号公報
ヘッドアップディスプレイ装置は、虚像の視認性を高めるため、虚像の視認サイズ(視野角)を大きくすることが望まれている。
一方で、ヘッドアップディスプレイ装置は、自動車等の移動体の運転席周りの限られた空間に設置しなければならないため、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化が必要である。さらに、近年では、乗用車だけでなく、バス、トラック、船舶、および重機等の大型車両に搭載するためのヘッドアップディスプレイ装置の開発が望まれている。上記大型車両においては、ヘッドアップディスプレイ装置を設置可能な空間が乗用車とは異なり、運転席の後ろ側および天井等にもヘッドアップディスプレイ装置を設置可能であるが、設置の自由度を高くするためには、やはりヘッドアップディスプレイ装置の小型化が必要である。
特許文献1および2に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、自動車のダッシュボード内等、反射光学面から比較的近い位置に設置することを前提に構成されている。これらの構成において、虚像の視認サイズ(視野角)を維持したまま、運転席の後ろ側や天井等、反射光学面から比較的遠い位置に設置しようとすると、画像表示面および投写光学系を大きくする必要があるため、装置全体が大型化してしまうという問題がある。
また、特許文献3および4に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、運転席の後ろ側および天井等、反射光学面から比較的遠い位置に設置可能に構成されている。しかしながら、これらの構成において、虚像の視認サイズ(視野角)をさらに大きくしようとすると、画像表示面および投写光学系を大きくする必要があるため、装置全体が大型化してしまうという問題がある。
本開示は、上記事情に鑑みなされたものであり、小型でありながら、虚像の視認サイズが大きいヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とするものである。
本開示の一態様に係るヘッドアップディスプレイ装置は、画像表示面に表示された画像を、観察者と対向する位置に配置された反射光学面に投写し、観察者に画像を虚像として視認させる投写光学系を備えたヘッドアップディスプレイ装置であって、光束が通過する開口部を有し、画像表示面および投写光学系を収容する筐体を備え、投写光学系は、開口部と反射光学面との間に中間像を結像する。
上記態様のヘッドアップディスプレイ装置においては、反射光学面は、パワーを有することが好ましい。
また、上記態様のヘッドアップディスプレイ装置においては、投写光学系は、パワーを有する光学部材として反射光学部材のみを備えることが好ましい。この場合、投写光学系は、複数のパワーを有する反射光学部材を備えることが好ましい。
また、上記態様のヘッドアップディスプレイ装置においては、投写光学系は、開口部と反射光学面との間に光学部材を備えず、開口部から反射光学面に画像を直接投写することが好ましい。
また、上記態様のヘッドアップディスプレイ装置においては、画像表示面の中心から出射し、アイボックスの中心に到達する光路を光軸とし、反射光学面と開口部との間の光軸上の距離をLa、反射光学面とアイボックスの中心との間の光軸上の距離をLeとした場合、条件式(1)を満足することが好ましい。また、条件式(1−1)を満足することがより好ましい。
1<La/Le<2.5 …(1)
1.5<La/Le<2 …(1−1)
また、上記態様のヘッドアップディスプレイ装置においては、画像表示面の中心から出射し、アイボックスの中心に到達する光路を光軸とし、反射光学面と中間像との間の光軸上の距離をLi、反射光学面と開口部との間の光軸上の距離をLaとした場合、条件式(2)を満足することが好ましい。また、条件式(2−1)を満足することがより好ましい。
0.2<Li/La<0.8 …(2)
0.3<Li/La<0.7 …(2−1)
本開示によれば、小型でありながら、虚像の視認サイズが大きいヘッドアップディスプレイ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるヘッドアップディスプレイ装置を搭載したバスの運転席の模式図 本発明の実施例1のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例1のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例1のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例2のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例2のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例2のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例3のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例3のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例3のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例4のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例4のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例4のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例5のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例5のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例5のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例6のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例6のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例6のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例7のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例7のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図 本発明の実施例7のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかるヘッドアップディスプレイ装置を搭載したバスの運転席の模式図、図2は上記ヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図3は上記ヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図4は上記ヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。なお、図2〜4に示す概略構成図は、後述の実施例1のヘッドアップディスプレイ装置と共通である。
また、以下に説明する実施形態においては、ヘッドアップディスプレイ装置は、バスに搭載するものとして説明するが、バスに限定されるものではなく、トラック、船舶、および重機等のバス以外の乗り物に搭載することができる。
図1に示すように、本実施形態のヘッドアップディスプレイ装置10は、バス11の内部空間に配置されるものであり、バス11の運転席の後方に配置されて、ヘッドアップディスプレイ装置10内から射出した走行速度等の情報を示す画像をダッシュボード12の上面に立設されたコンバイナ(反射光学面)13で反射させ、観察者(運転者)Pのフロントウィンドウ14越し前方に虚像16として拡大表示するものである。
図2〜4に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置10は、画像を表示する画像表示面20と、画像表示面20に表示された画像をコンバイナ13に投写する投写光学系21とを有している。画像表示面20および投写光学系21は、開口部22aを有する筐体22に収容されている。なお、図2〜4において、筐体22は模式的に示したものであり、実際の筐体の大きさおよび形状を示したものではない。
投写光学系21は、筐体22の開口部22aとコンバイナ(反射光学面)13との間に中間像23を結像する。
ヘッドアップディスプレイ装置10は、画像表示面20の映像をコンバイナ(反射光学面)13で反射させ、コンバイナ13越しに虚像16として視認させるものである。虚像16を同じ視野角で観察者Pに視認させる場合、鏡と同様に、コンバイナ13に対して画像表示面20が近い程、画像表示面20を小さくすることができる。
そのため、上記のように、投写光学系21について、筐体22の開口部22aとコンバイナ13との間の空間に中間像23を形成し、仮想的に画像表示面20をコンバイナ13に近づけることにより、画像表示面20を小型化できる。これにより、画像表示面20と組み合わせる投写光学系21についても小型化できるため、装置全体の小型化に寄与する。
このような態様とすることによって、コンバイナ(反射光学面)13から比較的遠い位置に設置することを想定したヘッドアップディスプレイ装置10であっても、小型でありながら、虚像16の視認サイズを大きくすることができる。
本実施形態のヘッドアップディスプレイ装置10においては、コンバイナ(反射光学面)13は、パワーを有することが好ましい。このような構成とすることによって、虚像16の視認サイズをより大きくすることができる。
また、投写光学系21は、パワーを有する光学部材として反射光学部材のみを備えることが好ましい。反射光学部材としては、ミラーおよびプリズム等の光学部材を用いることができる。このように、投写光学系21について、レンズを使用しない構成とすることによって、色収差の発生を招くことがなくなるため、高画質の虚像16を投写することができる。また、レンズを使用しない構成とすることによって、投写光学系21の構成を簡素化することができるため、装置の小型化および低コスト化に寄与する。
この場合、投写光学系21は、複数のパワーを有する反射光学部材を備えることが好ましい。このような構成とすることにより、複数の面において歪曲収差の補正を行うことができるため、歪曲収差が良好に補正された高画質の虚像16を投写することができる。本実施形態のヘッドアップディスプレイ装置10において、投写光学系21は、一例として、第1ミラー21a、第2ミラー21b、および第3ミラー21cの3つのパワーを有する反射光学部材からなる例を示す。
また、投写光学系21は、開口部22aとコンバイナ(反射光学面)13との間に光学部材を備えず、開口部22aからコンバイナ(反射光学面)13に画像を直接投写することが好ましい。このような構成とすることにより、光学部材が観察者Pの視界に入ることによる煩わしさを解消できる。
また、画像表示面20の中心から出射し、アイボックス15の中心15aに到達する光路を光軸とし、コンバイナ(反射光学面)13と開口部22aとの間の光軸上の距離をLa、コンバイナ(反射光学面)13とアイボックス15の中心15aとの間の光軸上の距離をLeとした場合、条件式(1)を満足することが好ましい。なお、アイボックス15は、ヘッドアップディスプレイ装置10を固定した状態で観察者Pが適正に虚像16を観察できる範囲を意味し、アイボックス15の中心15aは虚像16を観察できる範囲の中心を意味する。
1<La/Le<2.5 …(1)
1.5<La/Le<2 …(1−1)
条件式(1)を満足することにより、コンバイナ(反射光学面)13から比較的遠い位置に設置することを想定したヘッドアップディスプレイ装置10であっても、小型でありながら、虚像16の視認サイズを大きくすることができる。条件式(1)の下限以下とならないようにすることにより、ヘッドアップディスプレイ装置10を観察者Pよりも後方に設置することが可能になり、装置の設置自由度を向上させることができる。条件式(1)の上限以上とならないようにすることにより、ヘッドアップディスプレイ装置10の大型化を防ぐことができる。なお、条件式(1−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
また、画像表示面20の中心から出射し、アイボックス15の中心15aに到達する光路を光軸とし、コンバイナ(反射光学面)13と中間像23との間の光軸上の距離をLi、コンバイナ(反射光学面)13と開口部22aとの間の光軸上の距離をLaとした場合、条件式(2)を満足することが好ましい。条件式(2)を満足することにより、コンバイナ(反射光学面)13から比較的遠い位置に設置することを想定したヘッドアップディスプレイ装置10であっても、小型でありながら、虚像16の視認サイズを大きくすることができる。条件式(2)の下限以下とならないようにすることにより、ヘッドアップディスプレイ装置10をコンバイナ(反射光学面)13から比較的遠い位置に設置することが可能になり、装置の設置自由度を向上させることができる。条件式(2)の上限以上とならないようにすることにより、ヘッドアップディスプレイ装置10の大型化を防ぐことができる。なお、条件式(2−1)を満足するものとすれば、より良好な特性とすることができる。
0.2<Li/La<0.8 …(2)
0.3<Li/La<0.7 …(2−1)
次に、本発明のヘッドアップディスプレイ装置の数値実施例について説明する。
[実施例1]
まず、実施例1のヘッドアップディスプレイ装置について説明する。図2は実施例1のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図3は実施例1のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図4は実施例1のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。
実施例1のヘッドアップディスプレイ装置10の投写光学系21は、第1ミラー21a、第2ミラー21b、および第3ミラー21cの3つのパワーを有する反射光学部材から構成されている。実施例1のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示面20から出射した光が、第1ミラー21a、第2ミラー21b、第3ミラー21cの順に反射し、開口部22aを透過して、コンバイナ(反射光学面)13に入射する。
実施例1のヘッドアップディスプレイ装置10の各要素の配置座標データを表1に、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表2Aおよび表2Bに示す。なお、表2Aおよび表2Bは、1つのデータを分割して示したものである。ここでは、図2〜4に示したアイボックス15の中心15aを原点とする絶対座標系と、各要素の面上に設定されたローカル座標系を組み合わせて記述する。
なお、ローカル座標系の設定は下記の通りである。各ローカル座標系の原点とX軸、Y軸、Z軸の成分ベクトルをそれぞれ絶対座標系で(X,Y,Z)、(VXx,VXy,VXz)、(VYx,VYy,VYz)、(VZx,VZy,VZz)とする。X軸は、X軸に直交する平面(YZ平面)を各要素の基準面とし、各基準面の法線ベクトルはローカル座標系のX軸と一致する。Y軸は、Y軸に直交する平面(XZ平面)を各要素の基準面とし、各基準面の法線ベクトルはローカル座標系のY軸と一致する。Z軸は、Z軸に直交する平面(XY平面)を各要素の基準面とし、各基準面の法線ベクトルはローカル座標系のZ軸と一致する。
また、第1ミラー21a、第2ミラー21b、第3ミラー21c、およびコンバイナ(反射光学面)13は、パワーを有する反射光学部材であり、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表2に示す。各反射光学部材の反射面の形状は、下記式で表される。なお下記式において、第1ミラー21aをk=1、第2ミラー21bをk=2、第3ミラー21cをk=3、コンバイナ13をk=4とするが、表2においては反射光学部材毎に各値を記載しているため、kの値は省略している。

ただし、
x,y,z:面頂点を原点とした各座標(mm)
_k:曲率半径の逆数(1/mm)
ij_k:自由曲面係数
とする。
[実施例2]
次に、実施例2のヘッドアップディスプレイ装置について説明する。図5は実施例2のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図6は実施例2のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図7は実施例2のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。実施例2のヘッドアップディスプレイ装置10の投写光学系21は、第1ミラー21aおよび第2ミラー21bの2つのパワーを有する反射光学部材から構成されている。実施例2のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示面20から出射した光が、第1ミラー21a、第2ミラー21bの順に反射し、開口部22aを透過して、コンバイナ(反射光学面)13に入射する。実施例2のヘッドアップディスプレイ装置10の各要素の配置座標データを表3に、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表4に示す。
[実施例3]
次に、実施例3のヘッドアップディスプレイ装置について説明する。図8は実施例3のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図9は実施例3のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図10は実施例3のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。実施例3のヘッドアップディスプレイ装置10の投写光学系21は、第1ミラー21a、第2ミラー21b、および第3ミラー21cの3つのパワーを有する反射光学部材から構成されている。実施例3のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示面20から出射した光が、第1ミラー21a、第2ミラー21b、第3ミラー21c、第2ミラー21bの順に反射し、開口部22aを透過して、コンバイナ(反射光学面)13に入射する。実施例3のヘッドアップディスプレイ装置10の各要素の配置座標データを表5に、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表6に示す。
[実施例4]
次に、実施例4のヘッドアップディスプレイ装置について説明する。図11は実施例4のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図12は実施例4のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図13は実施例4のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。実施例4のヘッドアップディスプレイ装置10の投写光学系21は、第1ミラー21aおよび第2ミラー21bの2つのパワーを有する反射光学部材から構成されている。実施例4のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示面20から出射した光が、第1ミラー21a、第2ミラー21b、第1ミラー21aの順に反射し、開口部22aを透過して、コンバイナ(反射光学面)13に入射する。実施例4のヘッドアップディスプレイ装置10の各要素の配置座標データを表7に、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表8に示す。
[実施例5]
次に、実施例5のヘッドアップディスプレイ装置について説明する。図14は実施例5のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図15は実施例5のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図16は実施例5のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。実施例5のヘッドアップディスプレイ装置10の投写光学系21は、第1ミラー21a、第2ミラー21b、および第3ミラー21cの3つのパワーを有する反射光学部材から構成されている。実施例5のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示面20から出射した光が、第1ミラー21a、第2ミラー21b、第3ミラー21c、第2ミラー21bの順に反射し、開口部22aを透過して、コンバイナ(反射光学面)13に入射する。実施例5のヘッドアップディスプレイ装置10の各要素の配置座標データを表9に、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表10に示す。
[実施例6]
次に、実施例6のヘッドアップディスプレイ装置について説明する。図17は実施例6のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図18は実施例6のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図19は実施例6のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。実施例6のヘッドアップディスプレイ装置10の投写光学系21は、第1ミラー21aおよび第2ミラー21bの2つのパワーを有する反射光学部材から構成されている。実施例6のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示面20から出射した光が、第1ミラー21a、第2ミラー21b、第1ミラー21a、第2ミラー21bの順に反射し、開口部22aを透過して、コンバイナ(反射光学面)13に入射する。実施例6のヘッドアップディスプレイ装置10の各要素の配置座標データを表11に、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表12に示す。
[実施例7]
次に、実施例7のヘッドアップディスプレイ装置について説明する。図20は実施例7のヘッドアップディスプレイ装置のX軸方向からみた概略構成図、図21は実施例7のヘッドアップディスプレイ装置のY軸方向からみた概略構成図、図22は実施例7のヘッドアップディスプレイ装置のZ軸方向からみた概略構成図である。実施例7のヘッドアップディスプレイ装置10の投写光学系21は、平面形状の反射光学部材である第1ミラー21aと、第2ミラー21bおよび第3ミラー21cの2つのパワーを有する反射光学部材とから構成されている。実施例7のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示面20から出射した光が、第1ミラー21a、第2ミラー21b、第3ミラー21c、第2ミラー21b、第3ミラー21cの順に反射し、開口部22aを透過して、コンバイナ(反射光学面)13に入射する。実施例5のヘッドアップディスプレイ装置10の各要素の配置座標データを表13に、各反射光学部材の反射面の形状に関するデータを表14に示す。
実施例1〜7のヘッドアップディスプレイ装置10の条件式(1)〜(2)に対応する値を表15に示す。
以上のデータから、実施例1〜7のヘッドアップディスプレイ装置10は、全て条件式(1)〜(2)を満たしており、小型でありながら、虚像の視認サイズが大きいヘッドアップディスプレイ装置であることが分かる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態においては、画像をコンバイナ13で反射させているが、フロントウィンドウ14を反射光学面とすることにより、フロントウィンドウ14で画像を直接反射させるようにしてもよい。また、ヘッドアップディスプレイ装置10の設置場所についても、天井または運転席の側方等、どのような場所に設置しても良い。
また、ヘッドアップディスプレイ装置を構成する各要素の位置や大きさについては、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
10 ヘッドアップディスプレイ装置
11 バス
12 ダッシュボード
13 コンバイナ
14 フロントウィンドウ
15 アイボックス
15a 中心
16 虚像
20 画像表示面
21 投写光学系
21a ミラー
21b ミラー
21c ミラー
22 筐体
22a 開口部
23 中間像

Claims (9)

  1. 画像表示面に表示された画像を、観察者と対向する位置に配置された反射光学面に投写し、前記観察者に前記画像を虚像として視認させる投写光学系を備えたヘッドアップディスプレイ装置であって、
    光束が通過する開口部を有し、前記画像表示面および前記投写光学系を収容する筐体を備え、
    前記投写光学系は、前記開口部と前記反射光学面との間に中間像を結像する
    ヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記反射光学面は、パワーを有する
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記投写光学系は、パワーを有する光学部材として反射光学部材のみを備える
    請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記投写光学系は、複数のパワーを有する反射光学部材を備える
    請求項3に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記投写光学系は、前記開口部と前記反射光学面との間に光学部材を備えず、前記開口部から前記反射光学面に前記画像を直接投写する
    請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 前記画像表示面の中心から出射し、アイボックスの中心に到達する光路を光軸とし、
    前記反射光学面と前記開口部との間の前記光軸上の距離をLa、
    前記反射光学面と前記アイボックスの中心との間の前記光軸上の距離をLeとした場合、
    1<La/Le<2.5 …(1)
    で表される条件式(1)を満足する
    請求項1から5のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  7. 前記画像表示面の中心から出射し、アイボックスの中心に到達する光路を光軸とし、
    前記反射光学面と前記中間像との間の前記光軸上の距離をLi、
    前記反射光学面と前記開口部との間の前記光軸上の距離をLaとした場合、
    0.2<Li/La<0.8 …(2)
    で表される条件式(2)を満足する
    請求項1から6のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  8. 1.5<La/Le<2 …(1−1)
    で表される条件式(1−1)を満足する
    請求項6に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  9. 0.3<Li/La<0.7 …(2−1)
    で表される条件式(2−1)を満足する
    請求項7に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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