JP2020091765A - 画像処理装置、印刷システム、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ファクスのメモリ受信機能を有する画像処理装置において、ネットワーク接続された情報処理装置においてプレビュー画像に天地回転処理を行った場合、画像処理装置で表示させるプレビュー画像についても同様の処理を行うことが望ましい。しかし、受信したファクスデータは画像処理を行わないでそのまま保存することが望ましいため、プレビューを表示するたびに画像処理を行ったり、別途メモリを使用したりすることになってしまう。【解決手段】情報処理装置においてプレビュー画像において天地回転処理を行った場合、画像処理装置へ天地回転処理情報を送信する。画像処理装置は、天地回転処理情報を受理すると、これをファクス受信データに紐づけて記憶し、ファクス画像をプレビュー表示して確認する時に、ファクス画像へ天地回転処理情報を反映させる。【選択図】図5
Description
本発明は、画像データの受信の機能を備えた画像処理装置、画像処理装置を備えた印刷システム、画像処理方法、及びプログラムに関するものである。
現在、ファクスデータを受信した時点ですぐに印刷を開始せずに、一旦、ファクスデータを画像形成装置本体のメモリへ記憶し、ユーザの指示に基づいて印刷を開始する、いわゆるメモリ受信機能を有する画像形成装置が提供されている。更に、メモリ受信機能を利用し、メモリに記憶したファクスデータのプレビュー画像を印刷する前に表示することができる画像形成装置が提供されている。このような画像形成装置においては、ユーザがファクスデータのプレビュー画像を確認することにより印刷の要否を判断することができるため、ユーザは不要なファクスデータの印刷を行わずに済ませることができる。
特許文献1には、ネットワークを介して画像形成装置と接続された情報処理装置において、画像形成装置が受信したファクスデータのプレビュー画像を確認することができるシステムが開示されている。
また、特許文献2には、画像処理に用いる設定項目と、設定項目を用いた画像処理の結果の概略を示すプレビュー情報とを操作パネル上に表示する表示処理部と、任意の設定項目の選択を受け付ける選択受付部と、を備える画像形成装置が開示されている。特許文献2の画像形成装置においては、利用者が変更し、または、選択受付部により選択が受け付けられた設定項目を用いた画像処理の結果が操作パネルに表示される。
また、特許文献2には、画像処理に用いる設定項目と、設定項目を用いた画像処理の結果の概略を示すプレビュー情報とを操作パネル上に表示する表示処理部と、任意の設定項目の選択を受け付ける選択受付部と、を備える画像形成装置が開示されている。特許文献2の画像形成装置においては、利用者が変更し、または、選択受付部により選択が受け付けられた設定項目を用いた画像処理の結果が操作パネルに表示される。
特許文献1によれば、画像形成装置で受信したファクスデータについて、画像形成装置とネットワーク接続された情報処理装置においてプレビュー画像を生成することにより、ユーザはファクスデータの内容を情報処理装置において確認することができる。しかし、送信者が画像を天地逆向きに送信した場合、情報処理装置において生成されるプレビュー画像も天地逆向きになってしまうため、受信者にとっての可読性が低下してしまう。
これに対して、特許文献2によれば、受信したファクスデータのプレビュー画面において、画像処理を行った後の画像を表示することにより、プレビュー画像の可読性を向上させることが可能である。ここで、画像処理とは、例えば、画像の天地回転処理を指す。
これに対して、特許文献2によれば、受信したファクスデータのプレビュー画面において、画像処理を行った後の画像を表示することにより、プレビュー画像の可読性を向上させることが可能である。ここで、画像処理とは、例えば、画像の天地回転処理を指す。
そこで、画像形成装置とネットワーク接続された情報処理装置においても、画像形成装置が受信したファクスデータについて画像処理を行った後に、プレビュー画像を表示させるように構成することが考えられる。
そして、このように情報処理装置においてファクスデータに画像処理を行った場合、画像処理装置においてプレビュー画像を確認する時も、同様の画像処理を行ったプレビュー画像を表示することが望ましい。
そして、このように情報処理装置においてファクスデータに画像処理を行った場合、画像処理装置においてプレビュー画像を確認する時も、同様の画像処理を行ったプレビュー画像を表示することが望ましい。
しかし、メモリ受信機能を有する画像形成装置において、受信したファクスデータは、動作誤りやエラーなどで削除されないように、画像処理を行わないでそのまま保存することが望ましいとされている。このため、画像処理を行う必要があるファクス画像をプレビューする際には、プレビュー画像を表示するたびに画像形成装置において画像処理を行うことが必要となってしまう。
こうした課題を解決するために、画像処理を行った後のプレビュー画像を別途保存することも考えられるが、この場合、不必要にメモリを使用することになってしまう。受信したファクスデータを保存するメモリは制約条件が厳しいことも多く、メモリの使用はできるだけ少なくすることが望ましい。
こうした課題を解決するために、画像処理を行った後のプレビュー画像を別途保存することも考えられるが、この場合、不必要にメモリを使用することになってしまう。受信したファクスデータを保存するメモリは制約条件が厳しいことも多く、メモリの使用はできるだけ少なくすることが望ましい。
本発明は、外部装置から画像データを受信する第1の受信手段と、前記画像データを保存する第1の記憶手段と、情報処理装置に前記画像データを送信する送信手段と、前記情報処理装置から前記画像データに紐づけられた画像処理に関する情報を受信する第2の受信手段と、前記画像データに基づいてページ毎に第1のプレビュー画像を生成する第1の生成手段と、を有する画像処理装置であって、前記情報に基づいて、前記第1のプレビュー画像に前記画像処理を行い第2のプレビュー画像を生成する第2の生成手段を有することを特徴とする。
を特徴とする。
を特徴とする。
本発明によれば、プレビュー画像に画像処理が必要であるか否かの情報を用いることにより、不必要なメモリを使用することなく、可読性の高いプレビュー画像を表示することが可能である。
以下、本発明を実施するための形態として、図面を用いて、本発明の各実施例について説明する。
以下の実施例では、画像処理装置(画像形成装置)として、プリントやスキャン、ファクス機能を有する複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を例に説明する。
なお、以下の実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明を限定するものでなく、本発明の例である。また、以下の実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
以下の実施例では、画像処理装置(画像形成装置)として、プリントやスキャン、ファクス機能を有する複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を例に説明する。
なお、以下の実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明を限定するものでなく、本発明の例である。また、以下の実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施例1>
まず、本発明の実施例1について説明する。
図1は、実施例1における、画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。各ブロックはモジュールを示しており、また、ブロック間の矢印はデータもしくは指示の流れを示している。
まず、本発明の実施例1について説明する。
図1は、実施例1における、画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。各ブロックはモジュールを示しており、また、ブロック間の矢印はデータもしくは指示の流れを示している。
画像形成装置100は、印刷部107、読取部109、操作パネル110、表示パネル124、回線I/F112、及び、これらモジュールを制御するコントローラ部101を備える。
コントローラ部101は、CPU102、RAM103、ROM104、印刷部I/F106、読取部I/F108、MODEM111、USB−D I/F115、ネットワークI/F118を備える。上記の各モジュールは、システムバス105によって接続されている。
コントローラ部101は、CPU102、RAM103、ROM104、印刷部I/F106、読取部I/F108、MODEM111、USB−D I/F115、ネットワークI/F118を備える。上記の各モジュールは、システムバス105によって接続されている。
CPU102は、各種制御プログラムに従って上記の各モジュールを総括的に制御する。各種制御プログラムは、ROM104のプログラム領域に記憶された制御プログラムを読み出すことによって実行される。または、ROM104のプログラム領域に記憶された圧縮されたデータをRAM103へ伸張、展開することによって実行される。あるいは、図示しないハードディスク・ドライブ(HDD)に各種制御プログラムを圧縮状態/非圧縮状態で格納してもよい。
ネットワークI/F118は、ネットワーク(LAN)120などを介してホストコンピュータ(パーソナルコンピュータ)200(図1では「PC」と表記する。以下、「情報処理装置」という)との通信処理を行う。ネットワークI/F118とネットワーク120とは、LANケーブル119などの通信ケーブルで接続される。
また、情報処理装置200はUSBケーブル116を介してUSB−D I/F115で接続することも可能である。
MODEM111は、回線I/F112を介して公衆回線網114と接続し、図示しない他の画像形成装置やファクシミリ装置、電話機などの外部装置と通信処理を行う。回線I/F112と公衆回線網114とは、一般的に電話線113などで接続される。
そして、画像形成装置100は、ネットワーク120やUSBケーブル116を介して情報処理装置200と接続され、あるいは、公衆回線網114を介してファクシミリ装置などの図示しない外部装置と接続され、印刷システム10を構成する。
また、情報処理装置200はUSBケーブル116を介してUSB−D I/F115で接続することも可能である。
MODEM111は、回線I/F112を介して公衆回線網114と接続し、図示しない他の画像形成装置やファクシミリ装置、電話機などの外部装置と通信処理を行う。回線I/F112と公衆回線網114とは、一般的に電話線113などで接続される。
そして、画像形成装置100は、ネットワーク120やUSBケーブル116を介して情報処理装置200と接続され、あるいは、公衆回線網114を介してファクシミリ装置などの図示しない外部装置と接続され、印刷システム10を構成する。
印刷部I/F106は、印刷部107(プリンターエンジン)に画像信号を出力するインターフェースとして機能する。また、読取部I/F108は、読取部109(スキャナーエンジン)から読取画像信号を入力するインターフェースとして機能する。
CPU102は、読取部I/F109から入力された画像信号を処理し、記憶画像信号として印刷部I/F106へ出力する。
CPU102は、読取部I/F109から入力された画像信号を処理し、記憶画像信号として印刷部I/F106へ出力する。
ROM104のデータ領域には、CPU102によって、画像形成装置100の装置情報や、ユーザの電話帳情報、ファクス送受信データなどの各種データが保存される。これらのデータは、CPU102により必要に応じて読み出され、必要に応じて更新される。
CPU102は、MODEM111を介して不図示の外部装置からファクスジョブを受信すると、受信したファクスジョブについての画像データを含むファクス受信データをROM104に格納する。そして、情報処理装置200からネットワーク120を介して情報処理装置200上にプレビュー画像を表示させる指示を受けると、ROM104に格納されたファクス受信データから、情報処理装置200上に表示するプレビュー画像データを生成する。そして、生成したプレビュー画像データを情報処理装置200に送信する。
また、CPU102は、操作パネル110を介して画像形成装置100上にプレビュー画像を表示させる指示を受けると、ROM104に格納されたファクス受信データから、画像形成装置100上に表示するプレビュー画像データを生成する。そして、プレビュー画像を表示パネル124に表示する。
なお、図1のブロック図では、読取部109及び印刷部107が画像形成装置100の内部に備えられている構成を示しているが、いずれか一方、もしくは、両方が、画像形成装置100の外部に備えられる構成であってもよい。
図2は、情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置200の内部構成は、一般的な情報処理装置の内部構成と同様である。
情報処理装置200は、CPU202、RAM203、ROM204、補助記憶部205、入力部206、画像表示部207、ネットワークI/F208などの各種モジュールを備える。各モジュールは、システムバス201によって接続されている。
情報処理装置200は、CPU202、RAM203、ROM204、補助記憶部205、入力部206、画像表示部207、ネットワークI/F208などの各種モジュールを備える。各モジュールは、システムバス201によって接続されている。
CPU202は、各種制御プログラムに従って各モジュールを総括的に制御する。
各種制御プログラムは、ROM204のプログラム領域に記憶された制御プログラムを読み出すことによって実行される。または、ROM204のプログラム領域に記憶された圧縮されたデータをRAM203へ伸張、展開することによって実行される。あるいは、補助記憶部205に上記の各種制御プログラムを圧縮状態/非圧縮状態で格納してもよい。
補助記憶部205は、また、画像形成装置100から送信されたファクス受信データを保存する。
各種制御プログラムは、ROM204のプログラム領域に記憶された制御プログラムを読み出すことによって実行される。または、ROM204のプログラム領域に記憶された圧縮されたデータをRAM203へ伸張、展開することによって実行される。あるいは、補助記憶部205に上記の各種制御プログラムを圧縮状態/非圧縮状態で格納してもよい。
補助記憶部205は、また、画像形成装置100から送信されたファクス受信データを保存する。
入力部206は、ユーザが入力操作をする目的で使用されるものであり、例えば、マウスやキーボードなどから構成される。
画像表示部207は、ユーザにメッセージを通知する目的で使用されるものであり、例えば、液晶ディスプレイなどから構成される。
画像表示部207は、ユーザにメッセージを通知する目的で使用されるものであり、例えば、液晶ディスプレイなどから構成される。
ネットワークI/F208は、ネットワーク120を介して、図示しない他のネットワーク機器と相互にデータを送受信することができる。
図3は、ファクスジョブのプレビュー画像が表示される情報処理装置200の画像表示部207の画面の一例である。
本実施例において、情報処理装置200は、ネットワーク120を介して画像形成装置100の表示パネル124へプレビュー画像の生成を依頼する。その後、情報処理装置200のCPU202は、ネットワークI/F208を介して画像形成装置100から送信されるファクス受信データに基づいて、情報処理装置200の画像表示部207へプレビュー画像を表示させる。
本実施例において、情報処理装置200は、ネットワーク120を介して画像形成装置100の表示パネル124へプレビュー画像の生成を依頼する。その後、情報処理装置200のCPU202は、ネットワークI/F208を介して画像形成装置100から送信されるファクス受信データに基づいて、情報処理装置200の画像表示部207へプレビュー画像を表示させる。
表示領域301は、上記の処理によって画像表示部207にプレビュー画像が表示される領域を示している。本実施例では、1ページ目から3ページ目までの複数ページが表示されるものとし、ボタン302〜304を操作することにより、表示するページを切り替えることが可能である。なお、表示領域301には、ページ毎に、そのままの(後述の天地回転処理が行われない)プレビュー画像、又は、天地回転処理が行われたプレビュー画像が表示される。
図4は、情報処理装置200においてプレビュー画像の天地回転処理について説明するフローチャートである。
本フローチャートは、情報処理装置200のCPU202が、入力部206から動作命令を受け、ROM204に記憶された制御プログラムを実行することにより実現される。画像表示部207に表示されるプレビュー画像の元となるファクス受信データは、ネットワーク120を介して画像形成装置100から送信されてくる。
本フローチャートは、情報処理装置200のCPU202が、入力部206から動作命令を受け、ROM204に記憶された制御プログラムを実行することにより実現される。画像表示部207に表示されるプレビュー画像の元となるファクス受信データは、ネットワーク120を介して画像形成装置100から送信されてくる。
まず、S401において、情報処理装置200のCPU202は、入力部206を介してユーザによって入力された天地回転処理を実行する指示を検知する。なお、天地回転処理の指示は、プレビュー画像のページ毎になされる。
すると、S402において、CPU202は、指示に基づいて、補助記憶部205に保存されている画像データに対して天地回転処理を行う。
次に、S403において、CPU202は、プレビュー画像をS402において天地回転処理を実行した画像に更新して、画像表示部207においてプレビュー画像として表示する。
そして、S404において、CPU202は、プレビュー画像に天地回転処理を実施したことを示す天地回転処理情報を含むURL情報を作成し、ネットワークI/F208を介して画像形成装置100に送信する。これにより、本フローチャートの処理は終了する。
すると、S402において、CPU202は、指示に基づいて、補助記憶部205に保存されている画像データに対して天地回転処理を行う。
次に、S403において、CPU202は、プレビュー画像をS402において天地回転処理を実行した画像に更新して、画像表示部207においてプレビュー画像として表示する。
そして、S404において、CPU202は、プレビュー画像に天地回転処理を実施したことを示す天地回転処理情報を含むURL情報を作成し、ネットワークI/F208を介して画像形成装置100に送信する。これにより、本フローチャートの処理は終了する。
図5は、図4のフローチャートのS404において、情報処理装置200から送信されたURL情報を画像形成装置100が取得する処理について説明するフローチャートである。
画像形成装置100のCPU102が本フローチャートに基づく処理を定期的に実行することにより、画像形成装置100は情報処理装置200から送信されるURL情報をリアルタイムで取得することができる。
画像形成装置100のCPU102が本フローチャートに基づく処理を定期的に実行することにより、画像形成装置100は情報処理装置200から送信されるURL情報をリアルタイムで取得することができる。
S501において、画像形成装置100のCPU102は、S404において情報処理装置200が作成した天地回転処理情報を含むURL情報が、ネットワーク120を介して画像形成装置100に送信されてきたか否かを確認する。
URL情報を受信した場合、S502へ遷移する。一方、URL情報を受信しなかった場合は、本フローチャートの処理は終了する。
URL情報を受信した場合、S502へ遷移する。一方、URL情報を受信しなかった場合は、本フローチャートの処理は終了する。
URL情報を受信した場合、S502において、画像形成装置100はURL情報元となるファクスジョブについてのファクス受信データをROM104から検索する。そして、検索されたファクス受信データのプレビュー画像のページ毎に紐づけられる天地回転処理情報を1に変更する。なお、天地回転処理情報の初期値は0である。
そして、変更された天地回転処理情報はROM104に保存される。これにより、本フローチャートの処理は終了する。
そして、変更された天地回転処理情報はROM104に保存される。これにより、本フローチャートの処理は終了する。
図6は、プレビュー画像を画像形成装置100の表示パネル124に表示させるための処理を説明するフローチャートである。
本フローチャートは、画像形成装置100のCPU102が、操作パネル110より動作命令を受け、ROM104に記憶された制御プログラムを実行することにより実現される。
本フローチャートは、画像形成装置100のCPU102が、操作パネル110より動作命令を受け、ROM104に記憶された制御プログラムを実行することにより実現される。
まず、S601において、画像形成装置100のCPU102は、操作パネル110を介して、受信したファクスジョブのプレビュー画像を表示させる指示を検知する。
すると、S602において、CPU102は、指示を受けたファクスジョブのファクス受信データから、表示パネル124に表示するためのプレビュー画像データを生成する。ここで、表示パネル124に表示するプレビュー画像データを生成するのは、通常、表示パネル124に表示される画像データのフォーマットは、ファクス送受信時に用いられるデータのフォーマットとは異なるためである。
すると、S602において、CPU102は、指示を受けたファクスジョブのファクス受信データから、表示パネル124に表示するためのプレビュー画像データを生成する。ここで、表示パネル124に表示するプレビュー画像データを生成するのは、通常、表示パネル124に表示される画像データのフォーマットは、ファクス送受信時に用いられるデータのフォーマットとは異なるためである。
次に、S603において、CPU102は、S601で指示を受けたファクスジョブのプレビュー画像の各ページに紐づけられた天地回転処理情報が1であるか否かを判断する。
天地回転処理情報が1であった場合、S604に遷移する。一方、1でなかった場合、S605に遷移する。
天地回転処理情報が1であった場合、S604に遷移する。一方、1でなかった場合、S605に遷移する。
天地回転処理情報が1であった場合、S604において、CPU102は、S602において作成されたプレビュー画像データに天地回転処理を実施する。
そして、S605において、CPU102は、表示パネル124にプレビュー画像を表示させる。これにより、本フローチャートの処理は終了する。
そして、S605において、CPU102は、表示パネル124にプレビュー画像を表示させる。これにより、本フローチャートの処理は終了する。
以上のとおり、画像形成装置100のROM104に保存されたファクス受信データを更新することなく、画像形成装置100の表示パネル124に表示させるプレビュー画像に、情報処理装置200上で実施した天地回転処理を反映させることができる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2について説明する。
実施例1では、情報処理装置200において実施した天地回転処理を画像形成装置100の表示パネル124に表示させるプレビュー画像に反映させた。しかし、実施した天地回転処理を、表示パネル124に表示させるプレビュー画像だけではなく、印刷するファクス画像にも適用することが望ましいケースもある。
そこで、実施例2では、ROM104に保存したファクス受信データを更新することなく、情報処理装置200において実施した天地回転処理を印刷するファクス画像にも適用する手法について説明する。
次に、本発明の実施例2について説明する。
実施例1では、情報処理装置200において実施した天地回転処理を画像形成装置100の表示パネル124に表示させるプレビュー画像に反映させた。しかし、実施した天地回転処理を、表示パネル124に表示させるプレビュー画像だけではなく、印刷するファクス画像にも適用することが望ましいケースもある。
そこで、実施例2では、ROM104に保存したファクス受信データを更新することなく、情報処理装置200において実施した天地回転処理を印刷するファクス画像にも適用する手法について説明する。
なお、実施例2においても、情報処理装置200において実施した天地回転処理を画像形成装置100の表示パネル124に表示させるプレビュー画像に反映させてもよい。すなわち、図4から図6で説明したフローチャートは、実施例2においても適用することが可能である。以下では、図4から図6までのフローチャートによる処理が行われているものとして説明する。
図7は、実施例2における、画像形成装置100において受信したファクスジョブを印刷するための処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、画像形成装置100のCPU102が操作パネル110を介して動作命令を受け、ROM104に記憶された制御プログラムを実行することにより実現される。
まず、S701において、CPU102は、操作パネル110を介してユーザからファクスジョブの印刷を実行する指示を検知する。
すると、S702において、CPU102は、S502において述べた、ファクスジョブのプレビュー画像の各ページに紐づけられた天地回転処理情報が1であるか否かを判断する。すなわち、S404において、CPU202が天地回転処理を実施したことを示すURL情報が情報処理装置200から送信されているか否かを判断する。
天地回転処理情報が1であった場合、S703に遷移する。一方、天地回転処理情報が1でなかった場合(0の場合)、S704に遷移する。
すると、S702において、CPU102は、S502において述べた、ファクスジョブのプレビュー画像の各ページに紐づけられた天地回転処理情報が1であるか否かを判断する。すなわち、S404において、CPU202が天地回転処理を実施したことを示すURL情報が情報処理装置200から送信されているか否かを判断する。
天地回転処理情報が1であった場合、S703に遷移する。一方、天地回転処理情報が1でなかった場合(0の場合)、S704に遷移する。
天地回転処理情報が1であった場合、S703において、CPU102は、ROM104に保存されているファクス受信データに対して天地回転処理を実施する。
そして、S704において、CPU101は、印刷部107において画像データの印刷を実行する。
そして、S704において、CPU101は、印刷部107において画像データの印刷を実行する。
次に、S705において、CPU101は、印刷が正常に終了したか否かを判定する。
印刷が正常に終了したと判定された場合、S706に遷移する。
そして、S706において、CPU101はROM104に保存してあるファクス受信データを削除し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、印刷が正常に終了していなかったと判定された場合、ファクス受信データを削除することなく、本フローチャートの処理を終了する。
印刷が正常に終了したと判定された場合、S706に遷移する。
そして、S706において、CPU101はROM104に保存してあるファクス受信データを削除し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、印刷が正常に終了していなかったと判定された場合、ファクス受信データを削除することなく、本フローチャートの処理を終了する。
以上のような処理を行うことで、画像形成装置100のROM104に保存されたファクス受信データを更新することなく、情報処理装置200上で実施した天地回転処理を印刷するファクス画像に反映させることができる。
<その他の実施例>
以上、本発明について、各実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な形態も本発明に含まれるものである。
また、上述した実施例では、画像処理の具体例として、天地回転処理を挙げて説明したが、本発明において実施される画像処理としては天地回転処理に限られるものではない。本発明は、例えば、拡大処理、縮小処理、コントラスト調整などの他の画像処理にも適用することができる。また、上述した実施例では、画像処理をプレビュー画像のページ毎に行うか否かをしたが、受信データの全体(全ページ)に対して同様の画像処理を行ってもよい。
以上、本発明について、各実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な形態も本発明に含まれるものである。
また、上述した実施例では、画像処理の具体例として、天地回転処理を挙げて説明したが、本発明において実施される画像処理としては天地回転処理に限られるものではない。本発明は、例えば、拡大処理、縮小処理、コントラスト調整などの他の画像処理にも適用することができる。また、上述した実施例では、画像処理をプレビュー画像のページ毎に行うか否かをしたが、受信データの全体(全ページ)に対して同様の画像処理を行ってもよい。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。すなわち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。すなわち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
10 印刷システム
100 画像形成装置
104 ROM
107 印刷部
124 表示パネル
200 情報処理装置
207 画像表示部
100 画像形成装置
104 ROM
107 印刷部
124 表示パネル
200 情報処理装置
207 画像表示部
Claims (18)
- 外部装置から画像データを受信する第1の受信手段と、
前記画像データを保存する第1の記憶手段と、
情報処理装置に前記画像データを送信する送信手段と、
前記情報処理装置から前記画像データに紐づけられた画像処理に関する情報を受信する第2の受信手段と、
前記画像データに基づいてページ毎に第1のプレビュー画像を生成する第1の生成手段と、
を有する画像処理装置であって、
前記情報に基づいて、前記第1のプレビュー画像に前記画像処理を行い第2のプレビュー画像を生成する第2の生成手段を有する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記情報を保存する第2の記憶手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記情報は、前記第1のプレビュー画像のページ毎に紐づけられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記第2のプレビュー画像は、前記第1のプレビュー画像を天地回転処理した画像である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記画像データは、ファクス受信したデータである
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記第1のプレビュー画像及び/又は前記第2のプレビュー画像を表示する第1の表示手段を有する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記第1の表示手段は、複数ページの前記第1のプレビュー画像及び/又は前記第2のプレビュー画像を表示する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記第1の表示手段は、ページ毎に前記第1のプレビュー画像又は前記第2のプレビュー画像を表示する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記画像データを印刷する印刷手段を有する
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記印刷手段は、前記情報に基づいて、ページ毎に、前記画像処理を行わずに、又は、前記画像処理を行い、前記画像データを印刷する
ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 前記画像データの印刷が終了した後、前記画像データを第1の記憶手段から削除する
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の画像処理装置。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載された画像処理装置と、
前記画像処理装置に接続された前記情報処理装置と、を備える
ことを特徴とする印刷システム。 - 前記情報処理装置が、前記画像処理を行う指示を入力することができる手段を有する
ことを特徴とする請求項12に記載の印刷システム。 - 前記指示が入力された場合、前記情報処理装置は、前記画像処理に関する情報を生成する
ことを特徴とする請求項13に記載の印刷システム。 - 前記情報処理装置が、前記第1のプレビュー画像を表示する第2の表示手段を有する
ことを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の印刷システム。 - 前記指示が入力された場合、前記第2の表示手段は、前記第2のプレビュー画像を表示する
ことを特徴とする請求項14又は15に記載の印刷システム。 - 外部装置から画像データを受信する第1の受信工程と、
情報処理装置に前記画像データを送信する送信工程と、
前記情報処理装置から前記画像データに紐づけられた画像処理に関する情報を受信する第2の受信工程と、
前記画像データに基づいてページ毎に第1のプレビュー画像を生成する第1の生成工程と、
前記情報に基づいて、前記第1のプレビュー画像に前記画像処理を行い第2のプレビュー画像を生成する第2の生成工程と、を有する
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項17の画像処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018229585A JP2020091765A (ja) | 2018-12-07 | 2018-12-07 | 画像処理装置、印刷システム、画像処理方法、及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018229585A JP2020091765A (ja) | 2018-12-07 | 2018-12-07 | 画像処理装置、印刷システム、画像処理方法、及びプログラム |
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Family Applications (1)
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