JP2020064393A - 有価媒体処理装置、有価媒体処理システム、および有価媒体処理方法 - Google Patents

有価媒体処理装置、有価媒体処理システム、および有価媒体処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容器を用いた回収を行う際に、容器の識別、および、容器内に収納されている貨幣の金額情報等の把握の少なくとも一方を行うこと。【解決手段】有価媒体を処理する有価媒体処理装置であって、処理された前記有価媒体を所定の容器に収納する収納部と、前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成する印刷部と、を備える、有価媒体処理装置。【選択図】図3

Description

本発明は、有価媒体を処理する有価媒体処理装置、有価媒体処理システム、および有価媒体処理方法に関する。
従来、金融機関または流通店舗の後方等に設置され、取引指示に基づいて、貨幣の入金、所定金額または所定金種の貨幣の出金等を行う、貨幣入出金装置等の貨幣処理装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、このような貨幣処理装置は、レシートプリンタも有していることがある。特許文献1では、貨幣処理装置は、釣銭準備金を装置外部に出金したときに、レシートプリンタを駆動して、出金した釣銭準備金の金額が印字されたレシートを発行する。また、貨幣処理装置は、売上金が回収されたときに、レシートプリンタを駆動して、回収された売上金の金額が印字されたレシートを発行する。また、貨幣処理装置は、釣銭準備金が入金されたことを検知したときに、レシートプリンタを駆動して、入金された釣銭準備金の金額が印字されたレシートを発行する。
特開2015−125651号公報
近年、貨幣処理装置内の貨幣を回収する際に、人の手で直接回収するのではなく、カセット、麻袋等の容器を用いて回収する方式が増えている。容器を用いた回収では、容器を識別することができない、または、容器に収納された貨幣の金額情報等を把握することができないという問題があった。
そこで本発明は、容器を用いた回収を行う際に、容器の識別、および、容器内に収納された貨幣の金額情報等の把握の少なくとも一方を行うこと、を目的とする。
本発明の有価媒体処理装置は、有価媒体を処理する有価媒体処理装置であって、処理された前記有価媒体を所定の容器に収納する収納部と、前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成する印刷部と、を備える、有価媒体処理装置である。
本発明の有価媒体処理システムは、有価媒体を処理して所定の容器に収納する有価媒体処理装置と、前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成する印刷装置と、を備える、有価媒体処理システムである。
本発明の有価媒体処理方法は、有価媒体を処理する有価媒体処理装置における有価媒体処理方法であって、処理された前記有価媒体を所定の容器に収納するステップと、前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成するステップと、を備える、有価媒体処理方法である。
本発明によれば、容器を用いた回収を行う際に、容器の識別、および、容器内に収納された貨幣の金額情報等の把握の少なくとも一方を行うことができる。
図1は、硬貨処理装置の構成を示す模式図である。 図2は、硬貨処理装置の内部構成を示す模式図である。 図3は、硬貨処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図4Aは、印刷物を示す図である。 図4Bは、印刷物を示す図である。 図4Cは、印刷物を示す図である。 図4Dは、印刷物を示す図である。 図4Eは、印刷物を示す図である。 図5Aは、制御部において行われる処理を示すフローチャートの一例である。 図5Bは、制御部において行われる処理を示すフローチャートの一例である。 図6は、硬貨処理システムの構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態に係る有価媒体処理装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本発明はこの実施形態により限定されるものではない。また、実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。さらに、実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
(第1実施形態)
以下、図1〜図5Bを参照して、第1実施形態について説明する。図1には、便宜上、X軸、Y軸およびZ軸が描かれている。X軸の正方向を+X方向または右方向、X軸の負方向を−X方向または左方向、Y軸の正方向を+Y方向または後方向、Y軸の負方向を−Y方向または前方向、Z軸の正方向を+Z方向または上方向、Z軸の負方向を−Z方向または下方向とそれぞれ定義する。なお、各図面において、説明と直接関係のない構成は省略される場合がある。
(硬貨処理装置の構成)
図1を参照して、硬貨処理装置(「有価媒体処理装置」の一例)1の構成について説明する。図1は、硬貨処理装置1の構成を示す模式図である。
硬貨処理装置1は、例えば、売上金等の入金処理を行うために、各種の店舗に設置される装置である。店舗は、様々な小売り店舗の他、例えば各所に設置している自動販売機の管理を行う店舗とすることができる。具体的には、担当者が各所の自動販売機から回収した売上金が、店舗に集められ、硬貨が硬貨処理装置1に入金される。
硬貨処理装置1は、直方体形状の筐体100を有している。筐体100の上部には、操作部110、表示部120、認証部130、プリンタ部140、および投入部150が設けられている。
操作部110は、硬貨処理装置1の操作者によって所定の操作が行われるように構成されている。所定の操作については後述する。操作部110は、テンキー等の操作キーを有して構成されている。なお、操作部110の構成は操作キーを有するものに限定されない。操作部110は、例えば、表示部120と一体化されたタッチパネル式の操作部として構成されてもよい。表示部と一体化された操作部を、「操作表示部」という場合がある。
表示部120は、各種の事項を表示する。表示部120は、例えば液晶表示装置等のフラットパネルディスプレイによって構成されてもよい。
認証部130は、硬貨処理装置1の操作者を特定するために設けられている。認証部130は、例えばIDカードに磁気記録されている操作者の情報を読み取るカードリーダによって構成されている。なお、認証部130は、ICチップに記録されている情報を読み取るカードリーダによって構成されてもよい。また、認証部130は、生体認証により操作者を特定するように構成されてもよい。
プリンタ部140は、レシートを発行する。プリンタ部140は、例えば熱転写式のプリンタ、インクジェット式のプリンタによって構成されてもよい。
投入部150は、担当者によって硬貨処理装置1に入金される硬貨が投入されるように構成されている。投入部150には、投入された硬貨を処理部160(図2を参照)へと導くホッパが設けられている。
図2を参照して、硬貨処理装置1の内部構成について詳細に説明する。図2は、硬貨処理装置1の内部構成を示す模式図である。
投入部150に投入された硬貨は、処理部160に搬送され、処理部160において、リジェクト部170に収納する硬貨、返却部180に収納する硬貨、第1カセット190bに収納する硬貨、第2カセット190cに収納する硬貨、第3カセット190dに収納する硬貨、第4カセット190eに収納する硬貨、第5カセット190fに収納する硬貨、および第6カセット190gに収納する硬貨に選別される。
処理部160は、操出部161と、搬送路162と、識別部163とを有する。操出部161は、投入部150に投入された硬貨を、搬送路162に向けて繰り出す。繰り出された硬貨は、搬送路162に沿って搬送され、搬送路162に配設された識別部163で金種、真偽等が識別される。識別部163は、磁気センサおよびイメージセンサを有している。
識別部163よりも搬送方向の下流側に、第1選別部165a〜第6選別部165fが設けられている。第1選別部165a〜第6選別部165fは、搬送路162に沿って搬送される硬貨を、識別部163での識別結果に基づいて、選択的に、リジェクト部170および第1カセット190b〜第5カセット190fのいずれかに落下させる。第6カセット190gには、リジェクト部170および第1カセット190b〜第5カセット190fのいずれにも落下しなかった硬貨が落下する。
第1カセット190b〜第6カセット190gに収納される硬貨は、それぞれ、第1保管部210b〜第6保管部210gに一時的に保管される。処理部160は、第1カセット190b〜第6カセット190gにそれぞれ対応した第1センサ166b〜第6センサ166gを有する。第1センサ166b〜第6センサ166gは、第1カセット190b〜第6カセット190gに収納される硬貨を検知する。
硬貨処理装置1は、第1カセット190b〜第6カセット190gにそれぞれ対応する第1収納部200b〜第6収納部200gを有する。第1収納部200b〜第6収納部200gは、第1カセット190b〜第6カセット190gに対して硬貨を排出する排出口として構成されてもよい。
図1の説明に戻る。筐体100の前面には、リジェクト部170、返却部180、およびカセット部190が設けられている。カセット部190は、第1カセット190b、第2カセット190c、第3カセット190d、第4カセット190e、第5カセット190fおよび第6カセット190gを含む。
リジェクト部170は、識別部163においてリジェクト対象と識別された硬貨を収納する。リジェクト部170は、筐体100の前面における左寄りの上部に設けられている。リジェクト部170は、筐体100の前面に開口している。操作者は、リジェクト部170に収納されている硬貨を手で取り出すことができる。
返却部180は、識別部163において第1カセット190b〜第6カセット190gのいずれかへの収納対象と識別された硬貨のうち、所定の返却条件を満たす硬貨を収納する。返却部180は、筐体100の前面における左寄りの下部に設けられている。返却部180は、筐体100の前方に向かって引き出し可能に構成されている。操作者は、返却部180を引き出すことによって、返却された硬貨を取り出すことができる。
第1カセット190b〜第6カセット190gは、それぞれ、識別部163においてそれぞれ第1カセット190b〜第6カセット190gへの収納対象と識別された硬貨を収納する。第1カセット190b〜第6カセット190gは、それぞれ個別に筐体100から取り外し可能である。なお、第1カセット190b〜第6カセット190gの取り外し作業は、所定の権利を有する管理者のみが可能な作業である。
管理者は、例えば、認証部130で認証を行うことにより、カセット部190のロック機構を解除し、カセット部190を筐体100から取り外すことができる。また、管理者は、操作部110で所定の解除操作を行うことにより、カセット部190のロック機構を解除し、カセット部190を筐体100から取り外すことができる。
図3を参照して、硬貨処理装置1の制御系について詳細に説明する。図3は、硬貨処理装置1の制御系の構成を示すブロック図である。硬貨処理装置1は、制御部300を有する。制御部300は、投入された硬貨に関する制御、印刷に関する制御等の各種制御を行う。制御部300は、ハードウェアとして、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する。以下において説明する制御部300の各機能は、CPUがROMから読み出したコンピュータプログラムをRAM上で実行することにより実現される。
図3に示すように、制御部300は、操作部110、表示部120、認証部130、プリンタ部140、投入部150、処理部160、および出力部220に通信可能に接続されている。
制御部300には、操作部110からの操作信号と、認証部130からの認証信号と、処理部160の識別部163からの識別情報信号と、処理部160(具体的には、第1センサ166b〜第6センサ166g)からの検知信号とが入力される。
制御部300は、硬貨制御部310と、表示制御部320と、印刷制御部330と、通信制御部340と、記憶部350とを有する。
硬貨制御部310は、処理部160(具体的には、識別部163)からの識別情報信号に基づいて、処理部160の第1選別部165a〜第6選別部165f(図2を参照)の動作を制御する。第1選別部165a〜第6選別部165fは、制御部300の制御に応じて動作する。
また、硬貨制御部310は、処理部160の第1保管部210b〜第6保管部210g(図2を参照)の動作を制御する。具体的には、硬貨制御部310は、所定の保管条件を満たしたことを条件に、第1保管部210b〜第6保管部210gを制御して、第1保管部210b〜第6保管部210gに硬貨を一時保管させる。また、硬貨制御部310は、所定の操出条件を満たしたことを条件に、第1保管部210b〜第6保管部210gを制御して、第1保管部210b〜第6保管部210gから硬貨を繰り出させる。
表示制御部320は、所定の表示情報を表示部120に表示させる。当該所定の表示情報は、操作者のID、投入部150に硬貨が投入された時刻、投入部150に投入された硬貨の種類および枚数等である。表示部120は、制御部300の制御に応じて、所定の表示情報を表示する。
印刷制御部330は、所定の印刷開始条件を満たしたことを条件に、プリンタ部140を駆動して、記憶部350に記憶されている所定の印刷情報を印刷させる。所定の印刷開始条件および所定の印刷情報については後述する。プリンタ部140は、制御部300の制御に応じて、所定の印刷情報を印刷する。
通信制御部340は、プリンタ部140で所定の印刷情報が印刷されたことを条件に、出力部220に対して所定の通信情報を出力する。
出力部220は、例えば、硬貨処理装置1とは別の外部機器との無線または有線通信を行う通信インタフェースである。外部機器としては、所定の容器を回収する回収業者のコンピュータまたはサーバ等が挙げられる。これらのコンピュータまたはサーバ等は、硬貨処理装置1の上位装置である。出力部220は、通信制御部340からの所定の通信情報の出力を受けて、インターネット等のネットワークを介して、外部機器に対して、当該所定の通信情報を送信する。
記憶部350は、表示部120に表示される所定の表示情報、プリンタ部140で印刷される所定の印刷情報、出力部220から送信される所定の通信情報等を記憶している。
(印刷物)
図4A〜図4Eを参照して、プリンタ部140で印刷される印刷物400について説明する。上述のとおり、プリンタ部140は、所定の印刷情報を印刷する。具体的には、プリンタ部140は、所定の容器および当該所定の容器に収納された硬貨の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、当該情報が印刷された第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成する。
第一の印刷物401および第二の印刷物402には、所定の容器に関する情報として、所定の容器の識別ID、もしくは、所定の容器を所有する店舗の名称または店舗識別ID等が印刷される。また、第一の印刷物401および第二の印刷物402には、所定の容器に収納された硬貨に関する情報として、所定の容器に収納された硬貨の合計金額、金種別の金額、合計枚数、または金種別の枚数等が印刷される。これら各情報は、QRコード(登録商標)またはバーコード等のコードを用いて印刷されてもよい。
図4Aは、プリンタ部140で生成された第一の印刷物401および第二の印刷物402を示している。図4Aに示すように、第一の印刷物401および第二の印刷物402は、長尺のシール台紙403に貼付されたシールである。第一の印刷物401と、第二の印刷物402とは、シール台紙403上に、離間した状態で貼付されている。第一の印刷物401と第二の印刷物402とがシール台紙403上に貼付されているため、第一の印刷物401と第二の印刷物402とがバラバラになることが防止される。
図4Aに示す例では、第一の印刷物401に印刷される情報と、第二の印刷物402に印刷される情報とは、一部が異なっている。具体的には、第一の印刷物401には、操作者が保管する印刷物であることを示す情報として「保管用」の文字が印刷されている。また、第二の印刷物402には、所定の容器に貼付される印刷物であることを示す情報として「貼付用」の文字が印刷されている。
以下、第一の印刷物401に印刷される情報を「第一の情報」という。また、第二の印刷物402に印刷される情報を「第二の情報」という。第一の情報と第二の情報とは、共通の情報を含んでおり、また、異なる情報を含んでいる。なお、第一の印刷物401に印刷される情報と、第二の印刷物402に印刷される情報とは、完全に同一であってもよい。
図4Aに示す例では、第一の印刷物401の印刷フォーマットと、第二の印刷物402の印刷フォーマットとは、同一である。具体的には、第一の印刷物401のフォントと、第二の印刷物402のフォントとは、同一である。また、第一の印刷物401に印刷された情報の配置と、第二の印刷物402に印刷された情報の配置とは、同一である。
第一の印刷物401に印刷される際のフォーマットと、第二の印刷物402に印刷される際のフォーマットとは、異なっていてもよい。なお、フォーマットとは、印刷される際のフォント、情報の配置位置等である。
図4Bに示すように、第一の印刷物401および第二の印刷物402が一枚のシールに印刷されるようになっていてもよい。この場合には、第一の印刷物401と第二の印刷物402との間にミシン目等が入れられて、互いに分離できるようになっていてもよい。
第一の印刷物401および第二の印刷物402はシールでなくてもよい。図4Cには、ロール状とされた長尺のレシート紙に第一の情報および第二の情報が印刷されたものが示されている。この場合には、第一の印刷物401と第二の印刷物402とがバラバラにならないよう、1枚の紙にミシン目等が入れられて分離可能な状態となっていてもよい。
プリンタ部140は、第一の情報の印刷と、第二の情報の印刷とを、連続して行う。すなわち、プリンタ部140は、第一の情報を所定のシールに印刷した後、続けて第二の情報を次のシールに印刷する。なお、第一の情報の印刷と、第二の情報の印刷とは、連続して行われなくてもよい。例えば、プリンタ部140は、第一の情報を所定のシールに印刷し、所定の時間が経過した後に、第二の情報を次のシールに印刷するようにしてもよい。なお、所定の時間とは、数秒程度である。
また、図4Dに示すように、1枚の紙に第一の情報と第二の情報とを一括して印刷するようにしてもよい。その場合には、第一の印刷物401と第二の印刷物402との間にミシン目等が入れられて、分離可能となっていてもよい。
第一の印刷物401と第二の印刷物402とは、一体的に生成されることが好ましい。なお、ここでいう「一体的」とは、上述の印刷態様を全て含む概念である。すなわち、「一体的」は、以下の態様を含む。1.共通の台紙に第一の情報が印刷されたシールと第二の情報が印刷されたシールとが離間して貼付された態様。2.1枚のシールまたは紙に第一の情報と第二の情報とが印刷された態様。
また、プリンタ部140は、長尺のレシート紙に第一の情報を印刷した後、第一の情報が印刷された部分を切り離し、その後、残ったレシート紙に第二の情報を印刷して、第二の情報が印刷された部分をさらに切り離してもよい。
また、図4Eに示すように、第1の紙に第一の情報が印刷され、その後、第2の紙に第二の情報が印刷されてもよい。その場合には、図4Eの「1/2」、「2/2」のように、印刷された紙が何枚組なのかを示す情報も印刷されるとよい。
第一の情報の印刷と第二の情報の印刷とは、同時に行われることが好ましい。なお、ここでいう「同時」とは、上述の印刷態様を全て含む概念である。すなわち、「同時」は、以下の態様を含む。1.第一の情報の印刷と第二の情報の印刷とを連続して行う態様。2.第一の情報の印刷を行い、数秒が経過した後に、第二の情報の印刷を行う態様。3.第一の情報の印刷と第二の情報の印刷とを一括して行う態様。4.第一の情報の印刷を行い、紙の切り離し動作が行われた後に、第二の情報の印刷を行う態様。5.第1の紙に第一の情報を印刷した後、第2の紙に第二の情報を印刷する態様。
なお、プリンタ部140は、単一のプリンタにより構成されてもよいし、複数のプリンタにより構成されてもよい。プリンタ部140が複数のプリンタにより構成される場合、プリンタ部140における第1のプリンタで第一の情報が印刷された第一の印刷物401が生成され、プリンタ部140における第2のプリンタで第二の情報が印刷された第二の印刷物402が生成される。
(印刷開始条件)
上述のとおり、プリンタ部140は、所定の印刷開始条件を満たしたことを条件に、印刷を実行し、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成する。以下、所定の印刷開始条件について説明する。
(第1の印刷開始条件)
プリンタ部140は、例えば、所定の容器に所定量の硬貨が収納されたことを条件として、印刷を実行し、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成する。
硬貨処理装置1は、所定の容器に収納された硬貨の量を検知する検知部を備え、プリンタ部140は、当該検知部によって、所定の容器に所定量の硬貨が収納されたと検知されたことを条件として、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成する。
具体的には、硬貨処理装置1は、第1カセット190b〜第6カセット190gに硬貨が収納されたことを検出する第1センサ166b〜第6センサ166gを備えている。そして、第1センサ166b〜第6センサ166gからの情報に基づいて、第1カセット190b〜第5カセット190fに収納された硬貨の枚数が計数され、記憶部350に記憶されている。
印刷制御部330は、記憶部350に記憶されている第1カセット190b〜第6カセット190gのいずれかに収納された硬貨の枚数が所定枚数に達したことを条件として、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成するように、プリンタ部140を駆動する。
なお、検知部は上述のものに限定されない。例えば、所定の高さに物体が存在するか否かを検知可能なセンサを設け、当該センサにより、硬貨が所定の高さまで積み上がったことを検知するようにしてもよい。また、例えば、所定の容器の重量を測定する重量計を設け、当該重量計により、所定の容器に収納された硬貨の重量を測定してもよい。また、例えば、所定の容器に収納する硬貨の枚数を予め記憶部350に記憶させておき、所定の容器に収納された硬貨の枚数が、当該収納する枚数に達した否かを判断してもよい。また、例えば、識別部163によって識別された硬貨の枚数に基づいて、所定の容器に収納された硬貨の量を検知するようにしてもよい。
印刷制御部330は、所定の容器が満杯になったことを条件として、プリンタ部140を駆動してもよい。所定の容器が満杯になったことは、上述のいずれかの検知方法を用いて検知すればよい。例えば、所定の容器に収納可能な硬貨の最大枚数を予め記憶部350に記憶させておき、所定の容器に収納された硬貨の枚数が、当該収納可能な硬貨の最大枚数に達したことを条件として、プリンタ部140を駆動してもよい。
(第2の印刷開始条件)
プリンタ部140は、例えば、操作部110に対して所定の操作が行われたことを条件として、印刷を実行し、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成する。
操作部110に対して行われる所定の操作としては、例えば、所定の容器を取り外すために行われる所定の解除操作が挙げられる。所定の容器を取り外すために行われる所定の解除操作は、例えば、所定の容器が満杯となり、所定の容器が別の容器と取り替えられる場合に行われる。この場合、一連の流れは例えば以下のとおりである。上述のいずれかの方法で所定の容器が満杯となったことが検知された場合、硬貨制御部310は、所定の容器への硬貨の収納を停止させる。そして、表示制御部320は、所定の容器が満杯になったことを示す表示情報を、表示部120に表示させる。管理者は、表示部120に表示された表示情報に基づいて、操作部110において、所定の容器を取り外すための操作を行う。印刷制御部330は、操作部110において当該操作が行われたことを条件として、プリンタ部140を駆動する。
また、操作部110に対して行われる所定の操作としては、例えば、入金処理のために行われる所定の入金操作が挙げられる。例えば、商業施設では、営業時間の終了後、商業施設内の複数の店舗のそれぞれから回収された、当日の売上金である硬貨が、バックオフィスに設置された硬貨処理装置1で入金処理される。このとき、店舗ごとに、硬貨処理装置1への入金、所定の容器への収納、および所定の容器の取り外しが一貫して行われる場合がある。この場合、印刷制御部330は、入金処理のために行われる所定の入金操作が行われたことを条件として、プリンタ部140を駆動してもよい。
この場合、硬貨処理装置1は、入金から所定の容器の取り外しまでの一連の処理が行われる一取引ごとに、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成する。
なお、売上金が多い場合には、硬貨処理装置1に対して複数回に分けて入金が行われる場合があるが、硬貨処理装置1は、複数回に亘って行われる一連の入金を一取引と捉え、プリンタ部140は、一取引に対して一回、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成する。
ところで、本実施形態では、硬貨処理装置1は、出力部220を備え、第一の印刷物401および第二の印刷物402の生成を行った場合に、出力部220から外部機器に所定の通信情報を送信するように構成されている。
このような所定の通信情報としては、第一の情報と同一でもよいし、第二の情報と同一でもよい。また、第一の情報および第二の情報に共通で含まれる所定の情報でもよい。さらに、第一の情報および第二の情報とは異なる情報でもよい。所定の通信情報には、所定の容器および当該所定の容器に収納された硬貨の少なくとも一方に関する情報が含まれていればよい。
図5Aおよび図5Bを参照して、制御部300において行われる処理について説明する。図5Aおよび図5Bは、制御部300において行われる処理の流れを示すフローチャートである。図5Aおよび図5Bに示す処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
図5Aのフローチャートは、印刷開始条件として、上述の第1の印刷開始条件を用いたものを示している。
ステップS1で、制御部300は、所定の容器に所定量の硬貨が収納されたか否かを判定する。
ステップS1で所定の容器に所定量の硬貨が収納されていないと判断された場合(ステップS1:NO)、処理は終了する。
一方、ステップS1で所定の容器に所定量の硬貨が収納されたと判断された場合(ステップS1:YES)、処理はステップS2へ進む。
ステップS2で、制御部300は、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成するようにプリンタ部140を制御する。
ステップS2に続くステップS3で、制御部300は、所定の通信情報を出力部220に出力する。
出力部220は、制御部300から受け取った所定の通信情報を外部機器に送信する。所定の通信情報が外部機器に出力されることで、外部機器には、所定の容器に関する情報および所定の容器に収納される硬貨に関する情報の少なくとも一方が入力される。
よって、回収業者は、回収された所定の容器に貼付されている第二の印刷物402に印刷された第二の情報と、硬貨処理装置1から出力された所定の通信情報とを照合することができる。これにより、回収業者は、第二の情報が正規の情報であることを確認することができる。
また、回収業者は、所定の容器の取り外しが行われたことおよび所定の容器に収納されている金額を把握することができる。これにより、回収業者は、所定の容器の回収が完了していなくても、硬貨処理装置1から所定の通信情報が届いた時点で、立替入金を行うことが可能となる。
図5Bのフローチャートは、印刷開始条件として、上述の第2の印刷開始条件を用いたものを示している。
ステップS11で、制御部300は、操作部110に対して所定の操作が行われたか否かを判断する。
ステップS11で操作部110に対して所定の操作が行われていないと判断された場合(ステップS11:NO)、処理は終了する。
一方、ステップS11で操作部110に対して所定の操作が行われたと判断された場合(ステップS11:YES)、処理はステップS12へ進む。
ステップS12で、制御部300は、第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成するようにプリンタ部140を制御する。
ステップS12に続くステップS13で、制御部300は、所定の通信情報を出力部220に出力する。出力部220は、制御部300から受け取った所定の通信情報を外部機器に送信する。
なお、第1の印刷開始条件と第2の印刷開始条件とは組み合わせて用いることもできる。例えば、所定の容器に所定量の硬貨が収納され、かつ、操作部110に対して所定の操作が行われた場合に、プリンタ部140が第一の印刷物401および第二の印刷物402を生成するようにしてもよい。
また、所定の通信情報の出力部220への出力は行われなくてもよい。この場合、図5AのステップS3および図5BのステップS13がそれぞれ省略されることになる。
以上説明したように、本発明に係る有価媒体処理装置は、有価媒体を処理する有価媒体処理装置であって、処理された前記有価媒体を所定の容器に収納する収納部と、前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成する印刷部と、を備える。
これにより、所定の容器および所定の容器に収納された有価媒体の少なくとも一方に関する情報が印刷された第一の印刷物を、所定の容器を取り出した操作者が保管し、さらに、当該情報が印刷された第二の印刷物を、所定の容器に付することができる。
そのため、容器を用いた回収を行う際に、所定の容器に付された第二の印刷物を用いて、容器の識別、および、容器内に収納された貨幣の金額情報等の把握、の少なくとも一方を行うことができる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、プリンタ部を備える硬貨処理装置について説明した。これに対して、第2実施形態では、硬貨処理装置と、硬貨処理装置とは別に設けられ、かつ、プリンタ部を備える第一外部装置と、硬貨処理装置および第一外部装置とは別に設けられ、かつ、第一の印刷物に印刷された第一の情報と第二の印刷物に印刷された第二の情報とを照合する照合部を備える第二外部装置と、を備える硬貨処理システムについて説明する。第2実施形態における硬貨処理装置は、第1実施形態における硬貨処理装置と、プリンタ部を備えていない点のみで相違する。よって、硬貨処理装置についての詳細な説明を省略する。なお、硬貨処理装置は、プリンタ部を有していてもよい。
図6に示すように、硬貨処理システム500は、硬貨処理装置1Aと、第一外部装置600と、第二外部装置800とを備える。第一外部装置600および第二外部装置800は、硬貨処理装置1Aと通信可能である。なお、通信の形態は、無線通信および有線通信のいずれであってもよい。
第一外部装置600は、制御部601と、プリンタ部602と、を備える。第一外部装置600としては、例えば、硬貨処理装置1Aを管理する管理装置または金融機関の本社に設置された管理装置が挙げられる。なお、第一外部装置600がプリンタ部602を備えず、プリンタ部602を備える複合機、プリンタ等が第一外部装置600と通信可能に接続されていてもよい。
外部装置600には、硬貨処理装置1Aから出力された第一の情報および第二の情報が入力される。外部装置600の制御部601は、プリンタ部602を駆動して、硬貨処理装置1から受け取った第一の情報および第二の情報を印刷させる。
プリンタ部602で生成される印刷物の態様、および、プリンタ部602の印刷開始条件については、第1実施形態のプリンタ部140と同様であるため、詳細な説明を省略する。
なお、硬貨処理装置1Aから、所定の容器および当該所定の容器に収納された硬貨の少なくとも一方に関する情報が入力され、制御部601において、硬貨処理装置1Aから受け取った所定の容器および当該所定の容器に収納された硬貨の少なくとも一方に関する情報に基づいて第一の情報および第二の情報を生成するようにしてもよい。
また、プリンタ部602は、単一のプリンタにより構成されてもよいし、複数のプリンタにより構成されてもよい。プリンタ部602が複数のプリンタにより構成される場合、プリンタ部602における第1のプリンタで第一の情報が印刷された第一の印刷物401が生成され、プリンタ部602における第2のプリンタで第二の情報が印刷された第二の印刷物402が生成される。
第二外部装置800は、読取部801と、照合部802と、を備える。第二外部装置800としては、例えば、回収業者が所有する管理装置または金融機関、流通店舗等が所有する管理装置が挙げられる。
読取部801は、第一の印刷物401(図4Aを参照)に印刷された第一の情報、および第二の印刷物402(図4Aを参照)に印刷された第二の情報を読み取る。
照合部802は、読取部801で読み取られた第一の情報と第二の情報とを照合する。
これにより、第一の印刷物401または第二の印刷物402が不正に書き換えられた場合に、不正に書き換えられたことを把握できる。また、第一の印刷物401または第二の印刷物402が不正に作成された場合に、不正に作成されたことを把握できる。
なお、照合部802は、第一の情報および第二の情報に加えて、さらに、硬貨処理装置1Aから出力された通信情報を照合してもよい。このようにすれば、第一の印刷物401または第二の印刷物402が不正に書き換えられたこと、または、第一の印刷物401または第二の印刷物402が不正に作成されたことを、より確実に把握することができる。
なお、上述の第2実施形態では、第一外部装置と第二外部装置とを別個の装置として説明したが、第一外部装置と第二外部装置とを一体化した装置としてもよいことはもちろんである。
以上説明したように、本発明に係る有価媒体処理システムは、有価媒体を処理して所定の容器に収納する有価媒体処理装置と、前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成する印刷装置と、を備える。
これにより、所定の容器および所定の容器に収納された有価媒体の少なくとも一方に関する情報が印刷された第一の印刷物を、所定の容器を取り出した操作者が保管し、さらに、当該情報が印刷された第二の印刷物を、所定の容器に付することができる。
そのため、容器を用いた回収を行う際に、所定の容器に付された第二の印刷物を用いて、容器の識別、および、容器内に収納された貨幣の金額情報等の把握、の少なくとも一方を行うことができる。
なお、上述の各実施形態では、有価媒体として、硬貨を例に説明を行ったが、これに限定されない。具体的には、有価媒体は、紙幣でもよいし、金券、商品券、クーポン券等でもよい。
また、上述の各実施形態では、所定の容器として、カセットを例に説明を行ったが、これに限定されない。具体的には、所定の容器は、箱でもよし、パウチでもよいし、麻袋等でもよい。
また、上述の各実施形態では、印刷情報として、所定の容器および当該所定の容器に収納された硬貨の少なくとも一方に関する情報を例に説明を行ったが、これに限定されない。具体的には、例えば、印刷情報には、有価媒体処理装置の端末番号、所定の容器が満杯になった日時、取引日時、回収操作を行った操作者名または操作者ID、所定の容器への収納時に発生したエラーに関する情報が含まれていてもよい。
本発明は、有価媒体を処理する有価媒体処理装置に適用することができる。よって、その産業上の利用可能性は多大である。
1、1A 硬貨処理装置(有価媒体処理装置)
100 筐体
110 操作部
120 表示部
130 認証部
140 プリンタ部
150 投入部
160 処理部
161 操出部
162 搬送路
163 識別部
165a 第1選別部
165b 第2選別部
165c 第3選別部
165d 第4選別部
165e 第5選別部
165f 第6選別部
166b 第1センサ
166c 第2センサ
166d 第3センサ
166e 第4センサ
166f 第5センサ
166g 第6センサ
170 リジェクト部
180 返却部
190 カセット部
190b 第1カセット
190c 第2カセット
190d 第3カセット
190e 第4カセット
190f 第5カセット
190g 第6カセット
200b 第1収納部
200c 第2収納部
200d 第3収納部
200e 第4収納部
200f 第5収納部
200g 第6収納部
210b 第1保管部
210c 第2保管部
210d 第3保管部
210e 第4保管部
210f 第5保管部
210g 第6保管部
220 出力部
300 制御部
310 硬貨制御部
320 表示制御部
330 印刷制御部
340 通信制御部
350 記憶部
400 印刷物
401 第一の印刷物
402 第二の印刷物
403 台紙
500 硬貨処理システム
600 第一外部装置
601 制御部
602 プリンタ部
800 第二外部装置
801 読取部
802 照合部

Claims (12)

  1. 有価媒体を処理する有価媒体処理装置であって、
    処理された前記有価媒体を所定の容器に収納する収納部と、
    前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成する印刷部と、を備える、
    有価媒体処理装置。
  2. 前記第一の印刷物には、前記情報を含む第一の情報が印刷され、前記第二の印刷物には、前記情報を含み、かつ、前記第一の情報とは異なる第二の情報が印刷される、
    請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  3. 前記印刷部は、前記第一の印刷物および前記第二の印刷物を一体的に生成する、
    請求項1または2に記載の有価媒体処理装置。
  4. 前記所定の容器に収納された前記有価媒体の量を検知する検知部をさらに備え、
    前記印刷部は、前記検知部によって、前記所定の容器に所定量の前記有価媒体が収納されたと検知されたことを条件として、前記第一の印刷物および前記第二の印刷物を生成する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の有価媒体処理装置。
  5. 所定の操作を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記印刷部は、前記操作部に対して前記所定の操作が行われたことを条件として、前記第一の印刷物および前記第二の印刷物を生成する、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の有価媒体処理装置。
  6. 前記所定の操作は、前記有価媒体を前記所定の容器に収納する所定の処理を前記収納部に行わせる操作であり、
    前記印刷部は、前記所定の処理毎に前記第一の印刷物および前記第二の印刷物を生成する、
    請求項5に記載の有価媒体処理装置。
  7. 前記情報を外部へ出力する出力部をさらに備える、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の有価媒体処理装置。
  8. 前記第一の印刷物には、前記所定の容器のための印刷物であることを示す情報が含まれる、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の有価媒体処理装置。
  9. 前記第一の印刷物は、シールである、
    請求項8に記載の有価媒体処理装置。
  10. 有価媒体を処理して所定の容器に収納する有価媒体処理装置と、
    前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成する印刷装置と、を備える、
    有価媒体処理システム。
  11. 前記第一の印刷物と前記第二の印刷物とを照合する照合部をさらに備える、
    請求項10に記載の有価媒体処理システム。
  12. 有価媒体を処理する有価媒体処理装置における有価媒体処理方法であって、
    処理された前記有価媒体を所定の容器に収納するステップと、
    前記所定の容器および前記所定の容器に収納された前記有価媒体の少なくとも一方に関する情報を二箇所に印刷して、前記情報が印刷された第一の印刷物および第二の印刷物を生成するステップと、を備える、
    有価媒体処理方法。
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