JP2020062321A - カテーテル - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば順行性ガイドワイヤを第1の中空シャフトを介して第2の中空シャフトに挿入する際、順行性ガイドワイヤを基端側から第2の中空シャフトの内腔に円滑に挿入することが可能なカテーテルの提供を目的とする。【解決手段】当該カテーテル1は、メッシュ部材21と、第1の中空シャフト11と、中空の先端チップ41と、先端チップ41に接続され、基端がメッシュ部材21の内側の空間における第1の中空シャフト11の先端と先端チップ41の基端との間に位置するように基端側に向かって突設した第2の中空シャフト71と、コアワイヤ51と、を備え、第2の中空シャフト71の基端における開口面積が、第2の中空シャフト71の先端における開口面積よりも大きいことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、カテーテルに関する。
慢性完全閉塞(CTO:Choronic total occlusion)のような血管を閉塞する閉塞物を除去して血流を改善する医療器具として、例えば、順行性ガイドワイヤを用いて偽腔拡張を行った後、この偽腔に逆行性ガイドワイヤを通す技術が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。
このような技術に用いられるカテーテルとしては、例えば、メッシュ部材を介して逆行性ガイドワイヤを捕獲するカテーテルが知られている。このカテーテルは、例えば、先行して血管内に挿入された順行性ガイドワイヤをカテーテルの案内チューブに挿通することで閉塞部位まで搬送され、次いで順行性ガイドワイヤがカテーテルから抜去された後に逆行性ガイドワイヤを受け入れる。
南都伸介編「改訂版確実に身につくPCIの基本とコツ」羊土社、2016年2月25日、p.222−227
しかしながら、上述したような従来のカテーテルを用いた場合、順行性ガイドワイヤをカテーテルの案内チューブから一旦抜去すると、再度順行性ガイドワイヤを案内チューブに挿通することが難しく、カテーテルを血管内にて更に移動させる際などに時間を要する虞がある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、例えば順行性ガイドワイヤを第1の中空シャフトを介して第2の中空シャフトに挿入する際、順行性ガイドワイヤを基端側から第2の中空シャフトの内腔に円滑に挿入することが可能なカテーテルを提供することにある。
本開示のいくつかの態様は、
(1)径方向に拡縮可能なチューブ状のメッシュ部材と、
前記メッシュ部材の基端部に接続された第1の中空シャフトと、
前記メッシュ部材の先端部に接続された中空の先端チップと、
前記先端チップに接続され、基端が前記メッシュ部材の内側の空間における前記第1の中空シャフトの先端と前記先端チップの基端との間に位置するように基端側に向かって突設した第2の中空シャフトと、
先端部が前記メッシュ部材の先端部および/または前記先端チップに接続され、基端が前記第1の中空シャフトの基端よりも基端側に位置するように前記メッシュ部材および前記第1の中空シャフトの内部を通って延びるコアワイヤと、を備え、
前記第2の中空シャフトの基端における開口面積が、前記第2の中空シャフトの先端における開口面積よりも大きいカテーテル、
(2)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の開口面積が、前記第2の中空シャフトの基端における開口面積に等しい前記(1)に記載のカテーテル、
(3)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の内腔の形状が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって同一径の円柱形状である前記(1)に記載のカテーテル、
(4)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の開口面積が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって漸次減少している前記(1)に記載のカテーテル、
(5)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の内腔の形状が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって縮径する漏斗形状である前記(1)に記載のカテーテル、
(6)前記第2の中空シャフトの先端側の開口領域が、前面視で前記先端チップの基端側の開口領域よりも内側に位置している前記(1)から(5)のいずれか1項に記載のカテーテル、
(7)前記第2の中空シャフトの先端側の開口周縁の形状が、前記先端チップの基端側の開口周縁の形状と一致している前記(1)から(5)のいずれか1項に記載のカテーテル、並びに
(8)前記第2の中空シャフトの外周面上に配置された環状の放射線不透過性マーカと、
前記第2の中空シャフトにおける前記放射線不透過性マーカよりも基端側に設けられ、当該放射線不透過性マーカの基端側への移動を防止する突起部と、を備えている前記(1)から(5)のいずれか1項に記載のカテーテル、
である。
(1)径方向に拡縮可能なチューブ状のメッシュ部材と、
前記メッシュ部材の基端部に接続された第1の中空シャフトと、
前記メッシュ部材の先端部に接続された中空の先端チップと、
前記先端チップに接続され、基端が前記メッシュ部材の内側の空間における前記第1の中空シャフトの先端と前記先端チップの基端との間に位置するように基端側に向かって突設した第2の中空シャフトと、
先端部が前記メッシュ部材の先端部および/または前記先端チップに接続され、基端が前記第1の中空シャフトの基端よりも基端側に位置するように前記メッシュ部材および前記第1の中空シャフトの内部を通って延びるコアワイヤと、を備え、
前記第2の中空シャフトの基端における開口面積が、前記第2の中空シャフトの先端における開口面積よりも大きいカテーテル、
(2)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の開口面積が、前記第2の中空シャフトの基端における開口面積に等しい前記(1)に記載のカテーテル、
(3)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の内腔の形状が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって同一径の円柱形状である前記(1)に記載のカテーテル、
(4)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の開口面積が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって漸次減少している前記(1)に記載のカテーテル、
(5)前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の内腔の形状が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって縮径する漏斗形状である前記(1)に記載のカテーテル、
(6)前記第2の中空シャフトの先端側の開口領域が、前面視で前記先端チップの基端側の開口領域よりも内側に位置している前記(1)から(5)のいずれか1項に記載のカテーテル、
(7)前記第2の中空シャフトの先端側の開口周縁の形状が、前記先端チップの基端側の開口周縁の形状と一致している前記(1)から(5)のいずれか1項に記載のカテーテル、並びに
(8)前記第2の中空シャフトの外周面上に配置された環状の放射線不透過性マーカと、
前記第2の中空シャフトにおける前記放射線不透過性マーカよりも基端側に設けられ、当該放射線不透過性マーカの基端側への移動を防止する突起部と、を備えている前記(1)から(5)のいずれか1項に記載のカテーテル、
である。
なお、本明細書において、「先端側」とは、第1および第2の中空シャフトの軸方向に沿う方向であって、第1の中空シャフトに対してメッシュ部材が位置する方向を意味する。また、「基端側」とは、第1および第2の中空シャフトの軸方向に沿う方向であって、先端側と反対側の方向を意味する。また、「先端」とは、任意の部材または部位における先端側の端部、「基端」とは、任意の部材または部位における基端側の端部をそれぞれ示す。
本発明は、例えば順行性ガイドワイヤを第1の中空シャフトを介して第2の中空シャフトに挿入する際、順行性ガイドワイヤを基端側から第2の中空シャフトの内腔に円滑に挿入することが可能なカテーテルを提供することができる。
当該カテーテルは、径方向に拡縮可能なチューブ状のメッシュ部材と、上記メッシュ部材の基端部に接続された第1の中空シャフトと、上記メッシュ部材の先端部に接続された中空の先端チップと、上記先端チップに接続され、基端が上記メッシュ部材の内側の空間における上記第1の中空シャフトの先端と上記先端チップの基端との間に位置するように基端側に向かって突設した第2の中空シャフトと、先端部が上記メッシュ部材の先端部および/または上記先端チップに接続され、基端が上記第1の中空シャフトの基端よりも基端側に位置するように上記メッシュ部材および上記第1の中空シャフトの内部を通って延びるコアワイヤと、を備え、上記第2の中空シャフトの基端における開口面積が、上記第2の中空シャフトの先端における開口面積よりも大きいことを特徴とする。
なお、本明細書において、「順行性ガイドワイヤ」とは、血管などの体腔内において当該カテーテルを導くために用いられるガイドワイヤを意味し、「逆行性ガイドワイヤ」とは、体腔内を当該カテーテルに向かって対向してくるガイドワイヤを意味する。
以下、本発明の第1〜第3の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、当該図面に記載の実施形態にのみ限定されるものではない。また、各図面に示したカテーテルの寸法は、実施内容の理解を容易にするために示した寸法であり、実際の寸法に対応するものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態を示す概略的断面図である。当該カテーテル1は、図1に示すように、概略的に、第1の中空シャフト11と、メッシュ部材21と、誘導膜31と、先端チップ41と、コアワイヤ51と、コネクタ61と、第2の中空シャフト71と、により構成されている。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す概略的断面図である。当該カテーテル1は、図1に示すように、概略的に、第1の中空シャフト11と、メッシュ部材21と、誘導膜31と、先端チップ41と、コアワイヤ51と、コネクタ61と、第2の中空シャフト71と、により構成されている。
第1の中空シャフト11は、後述するメッシュ部材21の基端部に接続された中空形状のシャフトである。この第1の中空シャフト11は、例えば、中空形状の先端側シャフト111と、中空形状の基端側シャフト112と、連通孔113とを有している。
先端側シャフト111は、後述するメッシュ部材21の基端部に接続されている。この先端側シャフト111は、先端から基端まで貫通する内腔111aを有しており、例えば、図示していない順行性ガイドワイヤ、逆行性ガイドワイヤや、後述するコアワイヤ51等が挿通される。基端側シャフト112は、先端側シャフト111の基端に接続され、先端から基端まで貫通する内腔112aを有しており、例えば、コアワイヤ51等が挿通される。連通孔113は、先端側シャフト111と基端側シャフト112との間に位置し、第1の中空シャフト11の内腔11aと外部とを連通する開口である。この連通孔113は、例えば、第1の中空シャフト11の内腔11aに受け入れた逆行性ガイドワイヤを外部に送出するための開口として用いられる。なお、本実施形態では、先端側シャフト111と基端側シャフト112とが一体的に形成されている。
第1の中空シャフト11を構成する材料としては、この第1の中空シャフト11が血管などの体腔内に挿通されることから、抗血栓性、可撓性および生体適合性を有していることが好ましく、樹脂材料、金属材料を採用することができる。先端側シャフト111としては、柔軟性などを向上する観点から、例えば、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂材料を採用することが好ましい。基端側シャフト112としては、押し込み性などを向上する観点から、例えば、ステンレス鋼(SUS304など)等の金属材料を採用することが好ましい。基端側シャフト112としては、好ましくはハイポチューブ(金属管)を用いることができる。
メッシュ部材21は、径方向に拡縮可能なチューブ状の部材である。このメッシュ部材21は、具体的には、例えば、第1の中空シャフト11の先端部に接合(固定)されている。メッシュ部材21は、例えば、メッシュ状に編組された線材21aで構成されており、変形(拡縮)容易であると共に目開き21bを通して逆行性ガイドワイヤを受け入れることができる。メッシュ部材21は、基端部が第1の中空シャフト11の先端部に接合(固定)されている。このため、後述するコアワイヤ51を基端側に向かって引っ張るとメッシュ部材21は径外側へ膨出(拡径)し、拡がった目開き21bを介して逆行性ガイドワイヤをメッシュ部材21内に取り込むことができる。他方、コアワイヤ51の基端部を先端側に向かって第1の中空シャフト11内に押し込むとメッシュ部材21が縮径し、当該メッシュ部材21がコンパクトになって体腔内において当該カテーテル1を容易に移動させることができる。
メッシュ部材21を構成する線材21aの材料としては、例えば、SUS304などのステンレス鋼、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金等の金属材料;ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリエーテルエーテルケトンなどの樹脂材料等が挙げられる。これらの中で、強度および可撓性を向上させる観点から、金属材料であることが好ましい。なお、メッシュ部材21が複数本の線材で構成されている場合、これらの線材は、同一の材料で形成されていもよく、異なる材料で形成されていてもよい。
メッシュ部材21と第1の中空シャフト11との接合方法としては、例えば、メッシュ部材21の基端部を第1の中空シャフト11の先端部に溶着等で埋設する方法等を採用することができる。
誘導膜31は、基端がメッシュ部材21の基端に位置しかつメッシュ部材21の一部を被覆する膜状の部材である。この誘導膜31によれば、例えば、メッシュ部材21の目開き21bを通して受け入れた逆行性ガイドワイヤを第1の中空シャフト11の開口11bに向かって円滑に導びくことができる。誘導膜31は、具体的には、例えば、先端が先端チップ41の基端と第1の中空シャフト11の先端との間に位置し、基端が第1の中空シャフト11の先端に位置している。
誘導膜31を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエステルエラストマー等が挙げられる。これらの中では、上記材料としては、表面の滑動性を向上させる観点から、ポリウレタンであることが好ましい。
誘導膜31は、その一部がメッシュ部材21に接合されていてもよく、例えば、誘導膜31の先端部(例えば、誘導膜31の先端外周など)、基端部および/または中央部を接合することができる。誘導膜31とメッシュ部材21とを接合する方法としては、例えば、誘導膜31を形成する材料を加熱溶融し、この溶融した材料中にメッシュ部材21を浸漬して線材21aどうしを架橋(目開き21bを閉塞)する方法、漏斗状のフィルムの開口端をメッシュ部材21に溶着する方法等を採用することができる。
本実施形態の誘導膜31は、先端がメッシュ部材21の軸方向略中央部、基端が第1の中空シャフト11の先端に位置しており、メッシュ部材21の線材21aどうしが架橋(目開き21bを閉塞)するように、誘導膜31とメッシュ部材21とが接合されている。
先端チップ41は、メッシュ部材21の先端部に接続された中空形状の部材である。この先端チップ41は、例えば、カテーテル1が体腔内を前進する際の抵抗を減らし、当該カテーテル1を円滑に進行させることができる。先端チップ41は、具体的には、例えば、ガイドワイヤ(例えば、順行性ガイドワイヤ(不図示))挿通用の内腔41aを備えていると共に、先端部が先端側に向かって丸みを帯びた略尖鋭形状となるように形成することができる。先端チップ41は、基端部がメッシュ部材21等の先端部に接合(固定)されている。
先端チップ41を構成する材料としては、体腔等への衝撃を緩和できるように、柔軟性を有することが好ましい。このような材料としては、例えば、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマーなどの樹脂材料等が挙げられる。
先端チップ41とメッシュ部材21との接合方法としては、例えば、メッシュ部材21を構成する各線材21aそれぞれの先端部を先端チップ41の基端部に溶着等で埋設する方法等を採用することができる。
コアワイヤ51は、先端部がメッシュ部材21の先端および/または先端チップ41に接続され、基端が第1の中空シャフト11の基端よりも基端側に位置するようにメッシュ部材21および第1の中空シャフト11の内部を通って延びている。このコアワイヤ51は、具体的には、例えば、先端部が先端チップ41に接合(固定)され、メッシュ部材21の内部における第2の中空シャフト71(後述)の外側の空間、第1の中空シャフト11の内腔11aおよび後述するコネクタ61の内腔61aを通って基端が外部に露出するように配置することができる。
コアワイヤ51を構成する材料としては、メッシュ部材21を確実に拡縮しかつ当該コアワイヤ1自身の切断を防止する観点から、十分な剛性および引張強度を有していることが好ましい。このような材料としては、例えば、SUS304などのステンレス鋼、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金などの金属材料等が挙げられる。
コアワイヤ51と、先端チップ41および/またはメッシュ部材21との接合方法としては、例えば、コアワイヤ51の先端部を先端チップ41の基端部に溶着等で埋設する方法、および/またはコアワイヤ51の先端部とメッシュ部材21の先端部とを溶接する方法等を採用することができる。
コネクタ61は、オペレータが当該カテーテル1を把持する部材である。このコネクタ61は、第1の中空シャフト11の基端部に接続されており、コアワイヤ51が外部に露出するように、第1の中空シャフト11の内腔11aに連通する内腔61aと、この内腔61aの基端に形成された開口61bとを有している。なお、コネクタ61の形態は、本発明の効果を損なわない限り特に限定されない。
第2の中空シャフト71は、先端チップ41に接続され、基端がメッシュ部材21の内側の空間における第1の中空シャフト11の先端と先端チップ41の基端との間に位置するように基端側に向かって突設した中空形状のシャフトである。この第2の中空シャフト71は、具体的には、例えば、先端チップ41の内腔41aに連通する内腔71aを有すると共に、先端が先端チップ41に接合(固定)され、基端が第1の中空シャフト11の先端と先端チップ41の基端との間に位置するように、メッシュ部材21の内側の空間に配置することができる。
ここで、第2の中空シャフト71の基端側の開口71cは、その開口面積が、第2の中空シャフト71の先端側の開口71bにおける開口面積よりも大きくなるように形成されている。このような第2の中空シャフト71としては、第2の中空シャフト71における基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間Lの開口面積が、第2の中空シャフト71の基端における開口面積に等しいものが好ましく、具体的には、図2に示すように、例えば、第2の中空シャフト71における基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間Lの内腔71aの形状が、第2の中空シャフト71の基端から先端側に向かって同一径の円柱形状であるもの等を採用することができる。また、第2の中空シャフト71の外形は、例えば、その外径が先端から基端に亘って同一径となるように形成することができる。
このように、当該カテーテル1は、上記区間Lにおける内腔71aの開口面積および内腔71aの形状を上述したように構成することで、例えば順行性ガイドワイヤを第1の中空シャフト11を介して第2の中空シャフト71に挿入する際、順行性ガイドワイヤを基端側から第2の中空シャフト71の内腔71aにより円滑に導くことができる。また、内腔71aの形状が上述したような同一径の円柱形状であることで、第2の中空シャフト71を容易に作製することができる。
一方、第2の中空シャフト71の先端側の開口71bは、その開口領域が、前面視で先端チップ41の基端側の開口41bの開口領域よりも内側に位置するように配置されていることが好ましい。このような開口71bとしては、当該カテーテル1のように、例えば、先端チップ41の基端の開口41bと第2の中空シャフト71の先端の開口71bとが同心状に配置され、開口41bの開口径(内径)が開口71bの開口径よりも大きくなるもの等が挙げられる。
このように、当該カテーテル1は、第2の中空シャフト71の先端側の開口領域が前面視で先端チップ41の基端側の開口領域よりも内側に位置することで、例えば順行性ガイドワイヤをカテーテル1に再度挿入する際、順行性ガイドワイヤを第2の中空シャフト71の内腔71aから先端チップ41の内腔41aへとより円滑に導くことができる。
また、第2の中空シャフト71の先端側の開口71bは、その開口周縁の形状が、図3に示すように、先端チップの基端側の開口周縁の形状と一致することも好ましい。このような開口としては、具体的には、例えば、先端チップ41m1の基端の開口41bm1と第2の中空シャフト71の先端の開口71bとが同心状に配置され、開口41bm1の開口径(内径)と開口71bの開口径とが同一径となるもの等が挙げられる(カテーテル1m1参照)。
このように、当該カテーテル1は、第2の中空シャフト71の先端側の開口周縁の形状が、先端チップ41の基端側の開口周縁の形状と一致することで、例えば、順行性ガイドワイヤをカテーテルに挿入する際、順行性ガイドワイヤを第2の中空シャフト71および先端チップ41m1のいずれの側からも円滑に導くことができると共に、先端チップ41m1の外形をよりコンパクトに作製することができる。
第2の中空シャフト71を構成する材料としては、上述した第1の中空シャフト11と同様にこの第2の中空シャフト71も血管内に挿通されることから、抗血栓性、可撓性および生体適合性を有していることが好ましい。上記材料としては、例えば、第1の中空シャフト11の説明中で例示した材料と同様のもの等が挙げられるが、柔軟性の観点から樹脂材料が好ましい。
第2の中空シャフト71と先端チップ41との接合方法としては、例えば、第2の中空シャフト71と先端チップ41とを溶着する方法等を採用することができる。
次に、当該カテーテル1の使用態様について説明する。なお、ここでは、血管内の閉塞物が存在する部位(以下、「閉塞部位」ともいう)に逆行性ガイドワイヤWを通過させる手技について説明する。
まず、順行性ガイドワイヤ(不図示)を血管内に挿入した後、血管に沿って閉塞部位まで順行性ガイドワイヤを押し進める。次いで、順行性ガイドワイヤの先端が閉塞部位に到達した後、順行性ガイドワイヤをガイドとしてバルーンカテーテルを閉塞部位まで押し進める。そしてバルーンカテーテルが備えるバルーンを拡張・収縮させて閉塞部位に腔を形成したした後、バルーンカテーテルを引っ張り体外へ取り出す。次に、先端チップ41の内腔41aに順行性ガイドワイヤをその基端から挿入し、順行性ガイドワイヤをガイドとして当該カテーテル1の先端を血管内にて閉塞部位に形成した腔まで押し進める。この際、当該カテーテル1は、メッシュ部材21が縮径した状態で血管に挿入され、当該カテーテル1の先端が閉塞部位の腔に到達するまで上記縮径した状態を維持する。
次に、当該カテーテル1の先端が閉塞部位の腔に到達した後、当該カテーテル1に対して順行性ガイドワイヤを基端側に引っ張ることで順行性ガイドワイヤを当該カテーテル1から抜去する。次いで、コネクタ61の開口61bから外部に露出しているコアワイヤ51の端部を基端側に向かって引っ張ると、図4に示すように、メッシュ部材21の先端と第1の中空シャフト11の先端との間隔が狭まり、結果としてメッシュ部材21が径外側に向かって膨出(拡径)する。この際、メッシュ部材21の拡径に伴って目開き21bも拡張されるので、逆行性ガイドワイヤWを受け入れやすい状態となる。なお、本実施形態では、誘導膜31の先端がメッシュ部材21の軸方向略中央部に接合されているので、メッシュ部材21の拡径に追従して誘導膜31の先端部も拡径され、誘導膜31が全体として漏斗形状に展開する。
次に、先端側から向かって来る逆行性ガイドワイヤWを当該カテーテル1に受け入れる。逆行性ガイドワイヤWが向かってくる経路としては、例えば、閉塞部位を囲繞する血管壁内の偽腔、閉塞部位を貫通する貫通孔等が想定されるが、いずれの経路からの逆行性ガイドワイヤWであってもよい。逆行性ガイドワイヤWは、拡径したメッシュ部材21の目開き21bを通してメッシュ部材21の内側の空間に受け入れられた後、第1の中空シャフト11先端の開口11bを介して先端側シャフト111の内腔111aに受け入れられ、連通孔113を介してカテーテル1の外部に送出される。
以上のように、当該カテーテル1は、上記構成であるので、例えば順行性ガイドワイヤを第1の中空シャフト11を介して第2の中空シャフト71に挿入する際、順行性ガイドワイヤを基端側から第2の中空シャフト71の内腔71aに円滑に挿入することができる。
なお、上記区間Lの開口面積が基端における開口面積に等しい第2の中空シャフトとしては、上述したカテーテル1の他、例えば、上記区間Lにのみ内腔の形状が第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって同一径の円柱形状であり、かつ外径が基端から先端に向かって段階的に縮径する第2の中空シャフト71m2を備えたカテーテル1m2(図5参照)であってもよい。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態の要部を示す一部拡大概略的断面図である。当該カテーテル2は、図6に示すように、概略的に、第1の中空シャフト11(不図示)と、メッシュ部材21と、誘導膜31と、先端チップ41と、コアワイヤ51と、コネクタ61(不図示)と、第2の中空シャフト72と、により構成されている。当該カテーテル2は、第2の中空シャフト72を備えている点で第1の実施形態と異なっている。なお、第2の中空シャフト72の形状以外の構成は、第1の実施形態の構成と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態の要部を示す一部拡大概略的断面図である。当該カテーテル2は、図6に示すように、概略的に、第1の中空シャフト11(不図示)と、メッシュ部材21と、誘導膜31と、先端チップ41と、コアワイヤ51と、コネクタ61(不図示)と、第2の中空シャフト72と、により構成されている。当該カテーテル2は、第2の中空シャフト72を備えている点で第1の実施形態と異なっている。なお、第2の中空シャフト72の形状以外の構成は、第1の実施形態の構成と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2の中空シャフト72は、先端チップ41に接続され、基端がメッシュ部材21の内側の空間における第1の中空シャフト11の先端と先端チップ41の基端との間に位置するように基端側に向かって突設した中空形状のシャフトである。この第2の中空シャフト72の基端側の開口72cは、その開口面積が、第2の中空シャフト72の先端側の開口72bにおける開口面積よりも大きくなるように形成されている。
当該カテーテル2における第2の中空シャフト72は、この第2の中空シャフト72における基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間Lの開口面積が、第2の中空シャフト72の基端から先端側に向かって漸次減少するように構成されている。このような第2の中空シャフト72としては、具体的には、図6に示すように、第2の中空シャフト72における基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間Lの内腔72aの形状が、第2の中空シャフト72の基端から先端側に向かって縮径する漏斗形状(テーパ状)であるものを採用することができる。また、第2の中空シャフト72の外形は、例えば、当該カテーテル2のように、その外径が先端から基端に亘って同一径となるように形成することができる。
このように、当該カテーテル2は、上記区間Lにおける内腔72aの開口面積および内腔72aの形状を上述したように構成することで、例えば順行性ガイドワイヤを第1の中空シャフト11を介して第2の中空シャフト72に挿入する際、順行性ガイドワイヤを基端側から第2の中空シャフト72の内腔72aにより円滑に導くことができる。
なお、第2の中空シャフト72は、この第2の中空シャフト72の基端における開口面積が、第2の中空シャフト72の先端における開口面積よりも大きければよく、上述したカテーテル2の他、例えば、内腔72am1の形状が上記区間Lにて基端から先端に向かって漸次縮径しかつ上記区間Lよりも先端側の区間にて同一内径である漏斗形状であって、外形が基端から先端に向かって段階的に縮径する、第2の中空シャフト72m1を備えたカテーテル2m1(図7(a)参照)、内腔72am2の形状が上記区間Lにて基端から先端に向かって漸次縮径しかつ上記区間Lよりも先端側の区間にて同一内径である漏斗形状であって、肉厚が略均一な第2の中空シャフト72m2を備えたカテーテル2m2(図7(b)参照)、内腔72am3の形状が基端から先端に向かって漸次縮径する漏斗形状(テーパ形状)であって、外形が基端から先端に亘って同一外径である、第2の中空シャフト72m3を備えたカテーテル2m3(図7(c)参照)、内腔72am4の形状が基端から先端に向かって漸次縮径する漏斗形状(テーパ形状)であって、肉厚が略均一な第2の中空シャフト72m4を備えたカテーテル2m4(図7(d)参照)であってもよい。
[第3の実施形態]
図8は、本発明の第3の実施形態の要部を示す一部拡大概略的断面図である。当該カテーテル3は、図8に示すように、概略的に、第1の中空シャフト11(不図示)と、メッシュ部材21と、誘導膜31と、先端チップ41と、コアワイヤ51と、コネクタ61(不図示)と、第2の中空シャフト73と、突起部73dと、放射線不透過性マーカ83と、拘束部材93とにより構成されている。当該カテーテル3は、第2の中空シャフト73、突起部73d、放射線不透過性マーカ83および拘束部材93を備えている点で第1の実施形態と異なっている。なお、第2の中空シャフト73、突起部73d、放射線不透過性マーカ83および拘束部材93の形状以外の構成は、第1の実施形態の構成と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8は、本発明の第3の実施形態の要部を示す一部拡大概略的断面図である。当該カテーテル3は、図8に示すように、概略的に、第1の中空シャフト11(不図示)と、メッシュ部材21と、誘導膜31と、先端チップ41と、コアワイヤ51と、コネクタ61(不図示)と、第2の中空シャフト73と、突起部73dと、放射線不透過性マーカ83と、拘束部材93とにより構成されている。当該カテーテル3は、第2の中空シャフト73、突起部73d、放射線不透過性マーカ83および拘束部材93を備えている点で第1の実施形態と異なっている。なお、第2の中空シャフト73、突起部73d、放射線不透過性マーカ83および拘束部材93の形状以外の構成は、第1の実施形態の構成と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2の中空シャフト73は、先端チップ41に接続され、基端がメッシュ部材21の内側の空間における第1の中空シャフト11の先端と先端チップ41の基端との間に位置するように基端側に向かって突設した中空形状のシャフトである。この第2の中空シャフト73の基端側の開口73cは、その開口面積が、第2の中空シャフト73の先端側の開口73bにおける開口面積よりも大きくなるように形成されている。
当該カテーテル3の第2の中空シャフト73は、具体的には、例えば、第2の中空シャフト73における基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間Lの内腔の形状が、第2の中空シャフト73の基端から先端側に向かって同一径の円柱形状であり、かつ外径が基端から先端に向かって段階的に縮径している。
突起部73dは、第2の中空シャフト73における後述する放射線不透過性マーカ83よりも基端側に設けられ、放射線不透過性マーカ83の基端側への移動を防止する。突起部73dは、具体的には、例えば、第2の中空シャフト73の外周に一体または別体として設けられ、径外方に向かって突出するように形成されている。当該カテーテル3においては、突起部73dと第2の中空シャフト73とが一体的に設けられ、段階的に縮径した第2の中空シャフト73外周の部位(段部)が突起部73dとして用いられている。
放射線不透過性マーカ83は、第2の中空シャフト73の外周面73e上に環状に配置された放射線を不透過なマーカである。この放射線不透過性マーカ83は、具体的には、例えば、円環状に形成されており、基端が上述した突起部73dの先端に当接している。当該カテーテル3は、放射線不透過性マーカ83を備えているので、例えば、放射線の透視下において、放射線不透過性マーカ83を手がかりとして順行性ガイドワイヤを基端側から第2の中空シャフト73に容易に再挿入することができる。
放射線不透過性マーカ83における放射線不透過性材料としては、例えば、金、白金、タングステン、またはこれらの元素を含む合金(例えば、白金ニッケル合金など)等が挙げられる。なお、放射線不透過性材料は、放射線不透過性ではない材料の表面にコートされるものなど、上記放射線不透過性材料とこの材料以外の材料とを組み合わせたものであってもよい。
拘束部材93は、放射線不透過性マーカ83を第2の中空シャフト73に固定する部材である。この拘束部材93は、具体的には、例えば、円環状の部材であり、基端が上述した放射線不透過性マーカ83の先端に当接した状態で2の中空シャフト73の外周面73e上に固定されている。
拘束部材93の固定方法としては、例えば、接着剤を用いて第2の中空シャフト73に接着する方法、拘束部材93自体をカシメることで第2の中空シャフト73に固定する方法等を採用することができる。
以上のように、当該カテーテル3は、突起部73dを備えているので、放射線不透過性マーカ83が第2の中空シャフト73の基端側に移動するのを防止することができる。また、当該カテーテル3は、拘束部材93を備えているので、放射線不透過性マーカ83が第2の中空シャフト73の先端側に移動するのを防止することができ、上記突起部73dと拘束部材93とを用いて放射線不透過性マーカ83を第2の中空シャフト73の外周面73e上に容易に固定することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上述した実施形態では、第1の中空シャフト11が先端側シャフト111と基端側シャフト112と連通孔113とを備えているカテーテル1〜3について説明したが、当該カテーテルは、連通孔を有さずかつ先端から基端に亘って延設された単一の内腔を有する第1の中空シャフトを備えたカテーテル(オーバー・ザ・ワイヤータイプ(OTW)のカテーテル)であってもよい。
また、上述した第3の実施形態では、拘束部材93を備えているカテーテル3について説明したが、拘束部材を備えていないカテーテルであってもよい。この場合、環状の放射線不透過性マーカは、例えば、接着剤を用いて第2の中空シャフトに固定することができる。
また、上述した第3の実施形態では、第2の中空シャフト73外周の段部を突起部73dとして用いたカテーテル3について説明したが、例えば、第2の中空シャフト外周の基端部に接合(固定)した円環状または円弧状等の部材を突起部として用いたカテーテルであってもよい。
1〜3 カテーテル
11 第1の中空シャフト
21 メッシュ部材
41 先端チップ
51 コアワイヤ
71〜73 第2の中空シャフト
11 第1の中空シャフト
21 メッシュ部材
41 先端チップ
51 コアワイヤ
71〜73 第2の中空シャフト
Claims (8)
- 径方向に拡縮可能なチューブ状のメッシュ部材と、
前記メッシュ部材の基端部に接続された第1の中空シャフトと、
前記メッシュ部材の先端部に接続された中空の先端チップと、
前記先端チップに接続され、基端が前記メッシュ部材の内側の空間における前記第1の中空シャフトの先端と前記先端チップの基端との間に位置するように基端側に向かって突設した第2の中空シャフトと、
先端部が前記メッシュ部材の先端部および/または前記先端チップに接続され、基端が前記第1の中空シャフトの基端よりも基端側に位置するように前記メッシュ部材および前記第1の中空シャフトの内部を通って延びるコアワイヤと、を備え、
前記第2の中空シャフトの基端における開口面積が、前記第2の中空シャフトの先端における開口面積よりも大きいカテーテル。 - 前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の開口面積が、前記第2の中空シャフトの基端における開口面積に等しい請求項1に記載のカテーテル。
- 前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の内腔の形状が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって同一径の円柱形状である請求項1に記載のカテーテル。
- 前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の開口面積が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって漸次減少している請求項1に記載のカテーテル。
- 前記第2の中空シャフトにおける基端とこの基端よりも先端側の中途との間の区間の内腔の形状が、前記第2の中空シャフトの基端から先端側に向かって縮径する漏斗形状である請求項1に記載のカテーテル。
- 前記第2の中空シャフトの先端側の開口領域が、前面視で前記先端チップの基端側の開口領域よりも内側に位置している請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカテーテル。
- 前記第2の中空シャフトの先端側の開口周縁の形状が、前記先端チップの基端側の開口周縁の形状と一致している請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカテーテル。
- 前記第2の中空シャフトの外周面上に配置された環状の放射線不透過性マーカと、
前記第2の中空シャフトにおける前記放射線不透過性マーカよりも基端側に設けられ、当該放射線不透過性マーカの基端側への移動を防止する突起部と、を備えている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカテーテル。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023176864A1 (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-21 | 株式会社カネカ | 体内に挿入される医療用装置の遠位端部に用いられるチップ、及び医療用装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015146878A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | ニプロ株式会社 | カテーテル |
JP2017077323A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 朝日インテック株式会社 | カテーテル |
WO2018051926A1 (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | テルモ株式会社 | カテーテル |
-
2018
- 2018-10-19 JP JP2018197340A patent/JP2020062321A/ja not_active Ceased
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