JP2019211240A - 携帯端末位置判定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末位置の判定精度の向上を可能にした携帯端末位置判定装置を提供すること。【解決手段】D席のビーコン11、P席のビーコン21、RL席のビーコン22、RR席のビーコン23からの無線信号が携帯端末5で受信される。第2通信部53は、運転席ビーコンであるビーコン11からの無線信号の受信信号強度(第1受信信号強度)を測定するとともに、同乗者席ビーコンであるビーコン21〜23からの無線信号の受信信号強度(第2受信信号強度)を測定する。端末制御部51は、第1受信信号強度と第2受信信号強度との比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。【選択図】図1
Description
本発明は、携帯端末位置判定装置に関する。
従来、運転者の携帯端末操作を制限する技術が提案されている(例えば、特許文献1〜2を参照)。特許文献1の技術では、運転席付近のアンテナと助手席付近のアンテナを切り替えて無線電波の受信レベルを測定し、運転席付近のアンテナの方が受信レベルが高い場合に、無線電波の発信元が運転席にあると判定し、その無線電波に含まれる操作コマンドの実行を制限している。特許文献2の技術では、運転席と同乗者席に信号源を設置し、携帯端末には、これら信号源からの信号を受信して、携帯端末の使用場所を判別する手段を配し、その手段は、受信した各信号の強度を測定し、運転席の信号源からの信号の方が強度が大きかった場合に、携帯端末の使用場所が運転席であると判定し、携帯端末機能を制限している。
運転者の携帯端末操作を制限する一方で、同乗者の携帯端末については操作制限を防止する必要があるため、携帯端末の位置が運転席か同乗者席かを精度良く判別したいニーズがある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、携帯端末位置の判定精度の向上を可能にした携帯端末位置判定装置を提供することにある。
上記課題を解決する携帯端末位置判定装置は、携帯端末と通信する異なる位置に配置された少なくとも2つの通信部と、前記携帯端末と前記通信部による通信の通信強度を測定する通信強度測定手段と、それぞれの通信強度の比を閾値と比較することで携帯端末の位置を判定する位置判定手段とを有する。
この構成によれば、単にそれぞれの通信強度でどちらが大きいか判断するのではなく、どちらがどれだけ大きいか判断するために両者の比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末の位置を判定する。したがって、携帯端末位置の判定精度を向上できる。
上記携帯端末位置判定装置について、前記通信部を少なくとも3つ有することとしてもよい。
この構成によれば、通信部の数だけ携帯端末との通信の通信強度を測定し、それぞれの通信強度の比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末の位置を判定する。これにより、携帯端末の位置を精度良く判定できる。
この構成によれば、通信部の数だけ携帯端末との通信の通信強度を測定し、それぞれの通信強度の比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末の位置を判定する。これにより、携帯端末の位置を精度良く判定できる。
上記携帯端末位置判定装置について、前記通信部の少なくとも1つは、携帯端末の位置の判定対象となるエリアに配置されており、通信強度の比を算出するために必須の主通信部であることとしてもよい。
この構成によれば、携帯端末と主通信部による通信の通信強度を必ず用いて比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、判定対象となるエリアに携帯端末があるか否かを精度良く判定できる。
上記携帯端末位置判定装置について、前記位置判定手段は、主通信部以外の通信部における最大通信強度を用いて比を算出することとしてもよい。
この構成によれば、主通信部以外の通信部のうち、携帯端末から遠い通信部における通信強度を使用せず、携帯端末から最も近い通信部における通信強度(最大通信強度)を使用して比を算出する。これにより、携帯端末の位置を精度良く判定できる。
この構成によれば、主通信部以外の通信部のうち、携帯端末から遠い通信部における通信強度を使用せず、携帯端末から最も近い通信部における通信強度(最大通信強度)を使用して比を算出する。これにより、携帯端末の位置を精度良く判定できる。
本発明によれば、携帯端末位置の判定精度を向上できる。
(第1の実施の形態)
以下、携帯端末位置判定装置の第1の実施の形態について説明する。
図1に示すように、車両1の室内には、無線信号を発信する複数のビーコン(信号源)11、21〜23が設置されている。ビーコン11は運転席(D席)のドアに設置され、ビーコン21は助手席(P席)のドアに設置され、ビーコン22は後部左側座席(RL席)のドアに設置され、ビーコン23は後部右側座席(RR席)のドアに設置されている。ビーコン11は運転席ビーコンであり、他のビーコン21〜23はいずれも同乗者席ビーコンである。いずれのビーコン11、21〜23も、車両IDとそれぞれの座席位置とを含む無線信号を発信する。尚、車両IDは車両1の固有のIDであり、この車両IDを含む無線信号を車両1のビーコン11、21〜23から発信することで、受信側において、他の車両からの無線信号との区別が可能になる。
以下、携帯端末位置判定装置の第1の実施の形態について説明する。
図1に示すように、車両1の室内には、無線信号を発信する複数のビーコン(信号源)11、21〜23が設置されている。ビーコン11は運転席(D席)のドアに設置され、ビーコン21は助手席(P席)のドアに設置され、ビーコン22は後部左側座席(RL席)のドアに設置され、ビーコン23は後部右側座席(RR席)のドアに設置されている。ビーコン11は運転席ビーコンであり、他のビーコン21〜23はいずれも同乗者席ビーコンである。いずれのビーコン11、21〜23も、車両IDとそれぞれの座席位置とを含む無線信号を発信する。尚、車両IDは車両1の固有のIDであり、この車両IDを含む無線信号を車両1のビーコン11、21〜23から発信することで、受信側において、他の車両からの無線信号との区別が可能になる。
また、車両1には、車載コントローラ31の他、パーキングブレーキ32、車速センサ33が設けられている。車載コントローラ31は、パーキングブレーキ32から取得したパーキングブレーキのON/OFF信号及び車速センサ33から取得した車速信号をBluetooth(登録商標)等により携帯端末5に送信する。
携帯端末5は、ユーザが所持するいわゆるスマートフォン(高機能携帯電話)であって、電話機能やメール機能の他、Bluetoothの通信機能やビーコン11、21〜23からの無線信号の受信機能を有している。携帯端末5は、自端末の統括的な制御を司る端末制御部51の他、Bluetoothの通信機能を担う第1通信部52と、ビーコン11、21〜23からの無線信号を受信する第2通信部53とを備えている。第2通信部53は、受信した無線信号の強度を測定し、その測定結果を端末制御部51に出力する。端末制御部51は、受信信号強度の測定結果に基づいて、自端末の位置を判定(推定)する。第2通信部53は、携帯端末5と通信部(ビーコン11、21〜23)による通信の通信強度(受信信号強度)を測定する通信強度測定手段に相当し、端末制御部51は位置判定手段に相当し、携帯端末5はそれらの手段を有する携帯端末位置判定装置に相当する。
そして、端末制御部51は、受信信号強度の測定結果に基づいて、自端末の位置が運転席であると判定し、且つ、第1通信部52が受信したパーキングブレーキのON/OFF信号と車速信号とに基づいて、走行中であると判定した場合、携帯端末5を運転者モードに設定する。この運転者モードでは、使用可能な携帯端末5の機能が制限される。
次に、携帯端末位置判定装置の作用について説明する。
まず、携帯端末5の端末制御部51が実行するモード設定処理について説明する。
図2に示すように、端末制御部51は、ステップS1において、自端末の位置が運転席以外であるか否かを判断する。そして、端末制御部51は、自端末の位置が運転席以外であると判断した場合(ステップS1でYES)、運転者モードを解除する(ステップS2)。これにより、助手席或いは後部座席の携帯端末5(同乗者の携帯端末5)を対象に、機能制限が解除される。
まず、携帯端末5の端末制御部51が実行するモード設定処理について説明する。
図2に示すように、端末制御部51は、ステップS1において、自端末の位置が運転席以外であるか否かを判断する。そして、端末制御部51は、自端末の位置が運転席以外であると判断した場合(ステップS1でYES)、運転者モードを解除する(ステップS2)。これにより、助手席或いは後部座席の携帯端末5(同乗者の携帯端末5)を対象に、機能制限が解除される。
一方、端末制御部51は、自端末の位置が運転席であると判断した場合(ステップS1でNO)、パーキングブレーキがONであるか否かを判断する(ステップS3)。そして、端末制御部51は、パーキングブレーキがONであると判断した場合(ステップS3でYES)、車速がゼロであるか否かを判断する(ステップS4)。そして、端末制御部51は、車速がゼロであると判断した場合(ステップS4でYES)、運転者モードを解除する(ステップS2)。これにより、運転席の携帯端末5であっても、走行中でない場合には、機能制限が解除される。
他方、端末制御部51は、パーキングブレーキがOFF(ステップS3でNO)又は車速がゼロでない(ステップS4でNO)と判断した場合、携帯端末5を運転者モードに設定する(ステップS5)。これにより、走行中の運転席付近の携帯端末5を対象に、使用可能な機能が制限される。
尚、ステップS1の処理に先立ち、端末制御部51は、無線信号に含まれた車両IDが自端末に登録済の車両IDと一致するか否かを判定し、車両IDが一致したことを条件に、ステップS1の処理へ移行してもよい。これにより、車両1(自車)の近くを他の車両(他車)が並走しているような場合において、携帯端末5が実際には自車の運転席以外にあるにもかかわらず、他車からの無線信号に基づき、他車の運転席にあると誤判定されて使用可能な機能が制限されてしまう不都合が生じない。つまり、車両IDを利用することで他の車両と区別することとすれば、誤判定を防止できるようになる。
次いで、端末制御部51による自端末の位置判定ロジックについて説明する。
図3に示すように、運転席ビーコン(ビーコン11)からの無線信号の受信信号強度をEdとし、同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)からの無線信号の受信信号強度をEp(n)としたとき、端末制御部51は、Ed/Ep(n)を算出し、その値(比)が閾値R(n)以上であるか否かに基づいて、自端末の位置を判定する。尚、nは同乗者席ビーコン番号であり、便宜上、P席のビーコン21の同乗者席ビーコン番号を「1」とする。同様に、RL席のビーコン22の同乗者席ビーコン番号を「2」とし、RR席のビーコン23の同乗者席ビーコン番号を「3」とする。
図3に示すように、運転席ビーコン(ビーコン11)からの無線信号の受信信号強度をEdとし、同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)からの無線信号の受信信号強度をEp(n)としたとき、端末制御部51は、Ed/Ep(n)を算出し、その値(比)が閾値R(n)以上であるか否かに基づいて、自端末の位置を判定する。尚、nは同乗者席ビーコン番号であり、便宜上、P席のビーコン21の同乗者席ビーコン番号を「1」とする。同様に、RL席のビーコン22の同乗者席ビーコン番号を「2」とし、RR席のビーコン23の同乗者席ビーコン番号を「3」とする。
そして、端末制御部51は、1つのEdについて、複数(本例では3つ)のEp(n)とのそれぞれの比を算出し、それらの比をそれぞれに対応する閾値R(n)と比較することに基づいて、自端末の位置を判定する。詳述すると、端末制御部51は、Ed/Ep(n=1)≧R(n=1)、Ed/Ep(n=2)≧R(n=2)、Ed/Ep(n=3)≧R(n=3)、のいずれかが成立する場合に、携帯端末5の位置が運転席であると判定する。一方、端末制御部51は、Ed/Ep(n=1)≧R(n=1)、Ed/Ep(n=2)≧R(n=2)、Ed/Ep(n=3)≧R(n=3)、がいずれも成立しない場合に、携帯端末5の位置が運転席以外(同乗者席)であると判定する。
運転席(D席)は第1位置(携帯端末5の位置の判定対象となるエリア)に相当し、同乗者席(P席、RL席、RR席)は第2位置に相当する。そして、Edは第1位置のビーコン11に由来する第1受信信号強度に相当し、Ep(n)は第2位置のビーコン21〜23に由来する第2受信信号強度に相当する。端末制御部51は、第1受信信号強度Edと第2受信信号強度Ep(n)との比を算出し、その比を閾値R(n)と比較することに基づいて、自端末の位置を判定していることになる。さらに言えば、端末制御部51は、第1受信信号強度Edを必ず用いて第2受信信号強度Ep(n)との比を算出していることになる。ビーコン11、21〜23は、携帯端末5と通信する異なる位置に配置された少なくとも2つの通信部に相当し、それらのうちビーコン11が、受信信号強度の比を算出するために必須の主通信部に相当する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)単に第1受信信号強度Edと第2受信信号強度Ep(n)とでどちらが大きいか判断するのではなく、どちらがどれだけ大きいか判断するために両者の比を算出し、その比を閾値R(n)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。したがって、携帯端末5の位置の判定精度を向上できる。
(1)単に第1受信信号強度Edと第2受信信号強度Ep(n)とでどちらが大きいか判断するのではなく、どちらがどれだけ大きいか判断するために両者の比を算出し、その比を閾値R(n)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。したがって、携帯端末5の位置の判定精度を向上できる。
(2)ビーコン11、21〜23の数だけ携帯端末5との通信の通信強度(受信信号強度)を測定し、それぞれの通信強度の比を閾値R(n)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。これにより、携帯端末5の位置を精度良く判定できる。
(3)携帯端末5と運転席ビーコン(主通信部であるビーコン11)による第1受信信号強度Edを必ず用いて比を算出し、その比を閾値R(n)と比較することに基づいて、運転席に携帯端末5があるか否かを精度良く判定できる。
(4)同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)の数(3つ)だけ閾値R(n=1〜3)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。これにより、携帯端末5の位置を精度良く判定できる。
(5)走行中の運転者の携帯端末5の使用を確実に制限できる。
(6)同乗者が携帯端末5の使用制限をキャンセルする必要が無くなる。
(7)車両IDを利用して、車両IDが一致するときのみ携帯端末5の位置を判定し、一致しないときは携帯端末5の位置を判定しないこととすれば、携帯端末5の位置の誤判定を防止できる。
(6)同乗者が携帯端末5の使用制限をキャンセルする必要が無くなる。
(7)車両IDを利用して、車両IDが一致するときのみ携帯端末5の位置を判定し、一致しないときは携帯端末5の位置を判定しないこととすれば、携帯端末5の位置の誤判定を防止できる。
(第2の実施の形態)
次に、携帯端末位置判定装置の第2の実施の形態について説明する。上記第1の実施の形態との差異を中心に説明する。
次に、携帯端末位置判定装置の第2の実施の形態について説明する。上記第1の実施の形態との差異を中心に説明する。
図4に示すように、車両2の室内には、上記第1の実施の形態と同様の複数のビーコン11、21〜23の他、運転席ビーコンであるビーコン12が設置されている。ビーコン11が運転席(D席)のドアに設置されているのに対し、ビーコン12は助手席(P席)寄りに設置されている。
次に、携帯端末位置判定装置の作用について説明する。携帯端末5の端末制御部51が実行するモード設定処理については上記第1の実施の形態と同様(図2参照)であるため説明を割愛し、端末制御部51による自端末の位置判定ロジックについて説明する。
図5に示すように、運転席ビーコン(ビーコン11、12)からの無線信号の受信信号強度をEd(m)とし、同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)からの無線信号の受信信号強度をEp(n)とする。そして、端末制御部51は、Ed(m)/Ep(n)を算出し、その値(比)が閾値R(m、n)以上であるか否かに基づいて、自端末の位置を判定する。尚、mは運転席ビーコン番号であり、便宜上、D席のドアのビーコン11の運転席ビーコン番号を「1」とし、D席のP席寄りのビーコン12の運転席ビーコン番号を「2」とする(nについては上記第1の実施の形態と同様)。
そして、端末制御部51は、Ed(m)毎に、複数(本例では3つ)のEp(n)とのそれぞれの比を算出し、それらの比をそれぞれに対応する閾値R(m、n)と比較することに基づいて、自端末の位置を判定する。詳述すると、端末制御部51は、2つのmと3つのnとの組み合わせによる次の6つの式のいずれかが成立する場合に、携帯端末5の位置が運転席であると判定し、それら6つの式がいずれも成立しない場合に、携帯端末5の位置が同乗者席であると判定する。6つの式は次の通りである。
mが「1」でnが「1」の、Ed(m=1)/Ep(n=1)≧R(m=1、n=1)
mが「1」でnが「2」の、Ed(m=1)/Ep(n=2)≧R(m=1、n=2)
mが「1」でnが「3」の、Ed(m=1)/Ep(n=3)≧R(m=1、n=3)
mが「2」でnが「1」の、Ed(m=2)/Ep(n=1)≧R(m=2、n=1)
mが「2」でnが「2」の、Ed(m=2)/Ep(n=2)≧R(m=2、n=2)
mが「2」でnが「3」の、Ed(m=2)/Ep(n=3)≧R(m=2、n=3)
運転席(D席)は第1位置(携帯端末5の位置の判定対象となるエリア)に相当し、同乗者席(P席、RL席、RR席)は第2位置に相当する。そして、Ed(m)は第1位置のビーコン11、12に由来する第1受信信号強度に相当し、Ep(n)は第2位置のビーコン21〜23に由来する第2受信信号強度に相当する。端末制御部51は、第1受信信号強度Ed(m)と第2受信信号強度Ep(n)との比を算出し、その比を閾値R(m、n)と比較することに基づいて、自端末の位置を判定していることになる。さらに言えば、端末制御部51は、第1受信信号強度Ed(m)を必ず用いて第2受信信号強度Ep(n)との比を算出していることになる。ビーコン11〜12、21〜23は、携帯端末5と通信する異なる位置に配置された少なくとも3つの通信部に相当し、それらのうちビーコン11、12が、受信信号強度の比を算出するために必須の主通信部に相当する。
mが「1」でnが「2」の、Ed(m=1)/Ep(n=2)≧R(m=1、n=2)
mが「1」でnが「3」の、Ed(m=1)/Ep(n=3)≧R(m=1、n=3)
mが「2」でnが「1」の、Ed(m=2)/Ep(n=1)≧R(m=2、n=1)
mが「2」でnが「2」の、Ed(m=2)/Ep(n=2)≧R(m=2、n=2)
mが「2」でnが「3」の、Ed(m=2)/Ep(n=3)≧R(m=2、n=3)
運転席(D席)は第1位置(携帯端末5の位置の判定対象となるエリア)に相当し、同乗者席(P席、RL席、RR席)は第2位置に相当する。そして、Ed(m)は第1位置のビーコン11、12に由来する第1受信信号強度に相当し、Ep(n)は第2位置のビーコン21〜23に由来する第2受信信号強度に相当する。端末制御部51は、第1受信信号強度Ed(m)と第2受信信号強度Ep(n)との比を算出し、その比を閾値R(m、n)と比較することに基づいて、自端末の位置を判定していることになる。さらに言えば、端末制御部51は、第1受信信号強度Ed(m)を必ず用いて第2受信信号強度Ep(n)との比を算出していることになる。ビーコン11〜12、21〜23は、携帯端末5と通信する異なる位置に配置された少なくとも3つの通信部に相当し、それらのうちビーコン11、12が、受信信号強度の比を算出するために必須の主通信部に相当する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(8)単に第1受信信号強度Ed(m)と第2受信信号強度Ep(n)とでどちらが大きいか判断するのではなく、どちらがどれだけ大きいか判断するために両者の比を算出し、その比を閾値R(m、n)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。したがって、携帯端末5の位置の判定精度を向上できる。
(8)単に第1受信信号強度Ed(m)と第2受信信号強度Ep(n)とでどちらが大きいか判断するのではなく、どちらがどれだけ大きいか判断するために両者の比を算出し、その比を閾値R(m、n)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。したがって、携帯端末5の位置の判定精度を向上できる。
(9)ビーコン11〜12、21〜23の数だけ携帯端末5との通信の通信強度(受信信号強度)を測定し、それぞれの通信強度の比を閾値R(m、n)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。これにより、携帯端末5の位置を精度良く判定できる。
(10)携帯端末5と運転席ビーコン(主通信部であるビーコン11、12)による第1受信信号強度Ed(m)を必ず用いて比を算出し、その比を閾値R(m、n)と比較することに基づいて、運転席に携帯端末5があるか否かを精度良く判定できる。
(11)運転席ビーコン(ビーコン11、12)の数(2つ)と同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)の数(3つ)とを掛け合わせた数(6つ)だけ閾値R(m=1〜2、n=1〜3)と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。これにより、携帯端末5の位置を精度良く判定できる。
(12)走行中の運転者の携帯端末5の使用を確実に制限できる。
(13)同乗者が携帯端末5の使用制限をキャンセルする必要が無くなる。
(14)車両IDを利用して、車両IDが一致するときのみ携帯端末5の位置を判定し、一致しないときは携帯端末5の位置を判定しないこととすれば、携帯端末5の位置の誤判定を防止できる。
(13)同乗者が携帯端末5の使用制限をキャンセルする必要が無くなる。
(14)車両IDを利用して、車両IDが一致するときのみ携帯端末5の位置を判定し、一致しないときは携帯端末5の位置を判定しないこととすれば、携帯端末5の位置の誤判定を防止できる。
(第3の実施の形態)
次に、携帯端末位置判定装置の第3の実施の形態について説明する。前提となる構成は上記第2の実施の形態と同様(図4参照)である。
次に、携帯端末位置判定装置の第3の実施の形態について説明する。前提となる構成は上記第2の実施の形態と同様(図4参照)である。
次に、携帯端末位置判定装置の作用について説明する。携帯端末5の端末制御部51が実行するモード設定処理については上記第1の実施の形態と同様(図2参照)であるため説明を割愛し、端末制御部51による自端末の位置判定ロジックについて説明する。
図6に示すように、運転席ビーコン(ビーコン11、12)からの無線信号の受信信号強度をEd(m)とし、この第3の実施の形態では、同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)からの無線信号の受信信号強度のうち最大のものをEp(n)とする。そして、端末制御部51は、Ed(m)/Ep(n)を算出し、その値(比)が閾値R(m、n)以上であるか否かに基づいて、自端末の位置を判定する。尚、mは運転席ビーコン番号であり、nは受信信号強度が最大の同乗者席ビーコン番号である。
そして、端末制御部51は、Ed(m)毎に、Ep(n)との比を算出し、それらの比をそれぞれに対応する閾値R(m、n)と比較することに基づいて、自端末の位置を判定する。詳述すると、端末制御部51は、Ed(m=1)/Ep(n)≧R(m=1、n)、Ed(m=2)/Ep(n)≧R(m=2、n)、のいずれかが成立する場合に、携帯端末5の位置が運転席であると判定する。一方、端末制御部51は、Ed(m=1)/Ep(n)≧R(m=1、n)、Ed(m=2)/Ep(n)≧R(m=2、n)、がいずれも成立しない場合に、携帯端末5の位置が同乗者席であると判定する。
運転席(D席)は第1位置(携帯端末5の位置の判定対象となるエリア)に相当し、同乗者席(P席、RL席、RR席)は第2位置に相当する。そして、Ed(m)は第1位置のビーコン11、12に由来する第1受信信号強度に相当し、Ep(n)は第2位置のビーコン21〜23に由来する最大の第2受信信号強度に相当する。端末制御部51は、第1受信信号強度Ed(m)と最大の第2受信信号強度Ep(n)との比を算出し、その比をそれに対応する閾値R(m、n)と比較することに基づいて、自端末の位置を判定していることになる。さらに言えば、端末制御部51は、第1受信信号強度Ed(m)を必ず用いて最大の第2受信信号強度Ep(n)との比を算出していることになる。上記第2の実施の形態と同様、ビーコン11〜12、21〜23は、携帯端末5と通信する異なる位置に配置された少なくとも3つの通信部に相当し、それらのうちビーコン11、12が、受信信号強度の比を算出するために必須の主通信部に相当する。また、この第3の実施の形態の端末制御部51は、主通信部以外の通信部(ビーコン21〜23)における最大通信強度である第2受信信号強度Ep(n)を用いて比を算出していることになる。
ここで、最大の第2受信信号強度Ep(n)を使用することによる技術的意義について説明する。
図7に示すように、携帯端末5の位置がRR席である場合を想定する。この場合、RR席のビーコン23からの無線信号の受信信号強度が最大となるため、そのビーコン23に由来するEp(n=3)が、Ed(m=1)との比の算出に使用されるとともに、Ed(m=2)との比の算出に使用される。そして、Ed(m=1)/Ep(n=3)≧R(m=1、n=3)、Ed(m=2)/Ep(n=3)≧R(m=2、n=3)、がいずれも成立しないため、携帯端末5の位置が同乗者席であると正しく判定される。
図7に示すように、携帯端末5の位置がRR席である場合を想定する。この場合、RR席のビーコン23からの無線信号の受信信号強度が最大となるため、そのビーコン23に由来するEp(n=3)が、Ed(m=1)との比の算出に使用されるとともに、Ed(m=2)との比の算出に使用される。そして、Ed(m=1)/Ep(n=3)≧R(m=1、n=3)、Ed(m=2)/Ep(n=3)≧R(m=2、n=3)、がいずれも成立しないため、携帯端末5の位置が同乗者席であると正しく判定される。
ちなみに、本例とは異なり、P席のビーコン21に由来するEp(n=1)を、Ed(m=1)或いはEd(m=2)との比の算出に使用する例では、Ed(m=1)/Ep(n=1)≧R(m=1、n=1)、Ed(m=2)/Ep(n=1)≧R(m=2、n=1)、のいずれかが成立する可能性がある。同様に、RL席のビーコン22に由来するEp(n=2)を、Ed(m=1)或いはEd(m=2)との比の算出に使用する例では、Ed(m=1)/Ep(n=2)≧R(m=1、n=2)、Ed(m=2)/Ep(n=2)≧R(m=2、n=2)、のいずれかが成立する可能性がある。これらの例では、携帯端末5の位置が運転席であると誤判定される可能性があるが、最大の第2受信信号強度Ep(n)を使用する本例では、上記の通り正しく判定される。このように携帯端末5の位置の判定精度を向上できる点が、最大の第2受信信号強度Ep(n)を使用することによる技術的意義ということになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上記第2の実施の形態による(8)〜(14)の効果と同様の効果に加え、さらに以下の効果を奏することができる。
(15)図7を参照して、同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)のうち、携帯端末5から遠いビーコン21、22に由来するEp(n=1)やEp(n=2)を使用せず、携帯端末5から最も近いビーコン23に由来するEp(n=3)を使用して比を算出する。これにより、携帯端末5の位置を精度良く判定できる。
(15)図7を参照して、同乗者席ビーコン(ビーコン21〜23)のうち、携帯端末5から遠いビーコン21、22に由来するEp(n=1)やEp(n=2)を使用せず、携帯端末5から最も近いビーコン23に由来するEp(n=3)を使用して比を算出する。これにより、携帯端末5の位置を精度良く判定できる。
尚、上記各実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記各実施の形態において、P席のビーコン21、RL席のビーコン22、RR席のビーコン23、のいずれか1つ又は2つを割愛してもよい。
・上記各実施の形態において、P席のビーコン21、RL席のビーコン22、RR席のビーコン23、のいずれか1つ又は2つを割愛してもよい。
・上記第2又は第3の実施の形態において、運転席ビーコンの数を3つ以上としてもよいし、同乗者席ビーコンの数を4つ以上としてもよい。
・上記各実施の形態において、運転席ビーコンの設置場所を運転席内で変更してもよいし、同乗者席ビーコンの設置場所を同乗者席内で変更してもよい。尚、運転席ビーコン及び同乗者席ビーコンの設置場所に応じて、適切な閾値R(n)或いは閾値R(m、n)を設定することで、携帯端末5の位置の判定精度を向上できる。
・上記各実施の形態において、運転席ビーコンの設置場所を運転席内で変更してもよいし、同乗者席ビーコンの設置場所を同乗者席内で変更してもよい。尚、運転席ビーコン及び同乗者席ビーコンの設置場所に応じて、適切な閾値R(n)或いは閾値R(m、n)を設定することで、携帯端末5の位置の判定精度を向上できる。
・上記各実施の形態において、いずれか1つの式が成立する場合に携帯端末5の位置が運転席であると判定する代わりに、2つ以上の式が成立する場合に携帯端末5の位置が運転席であると判定し、そうでない場合に携帯端末5の位置が同乗者席であると判定してもよい。
・上記各実施の形態において、第1受信信号強度の平均値と第2受信信号強度の平均値との比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定してもよい。尚、上記第1の実施の形態において、唯一の第1受信信号強度と第2受信信号強度の平均値との比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定してもよい。
・上記各実施の形態において、最大の第1受信信号強度と最大の第2受信信号強度との比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定してもよい。尚、上記第1の実施の形態において、唯一の第1受信信号強度と最大の第2受信信号強度との比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定してもよい。
・上記各実施の形態において、携帯端末5の位置判定を端末制御部51が行う代わりに、車載コントローラ31が携帯端末5の位置判定を行い、その車載コントローラ31からのモード設定信号を受けて携帯端末5が運転者モードに設定されたり、運転者モードが解除されたりしてもよい。この場合、ビーコン11〜12、21〜23からの無線信号の受信信号強度の測定結果が携帯端末5から送信され、その測定結果が車両1〜2で受信され、当該測定結果に基づいて、車載コントローラ31が携帯端末5の位置を判定する。車載コントローラ31が位置判定手段に相当する。
・上記各実施の形態において、複数のビーコン11〜12、21〜23からの無線信号を携帯端末5で受信する代わりに、携帯端末5からの無線信号を複数の受信機(ビーコンに代えて車両1〜2に設置)で受信することに基づいて、携帯端末5の位置がいずれの受信機によって規定される位置であるかを携帯端末5又は車両1〜2で判定してもよい。この場合、ビーコンに代えて車両1〜2に設置されるそれぞれの受信機が、携帯端末5と通信する異なる位置に配置された少なくとも2つの通信部に相当し、それらのうちビーコン11〜12に代わる第1位置の受信機が、受信信号強度の比を算出するために必須の主通信部に相当する。また、第1位置の受信機が第1受信信号強度を測定するとともに、第2位置の受信機が第2受信信号強度を測定し、それぞれの受信機が、携帯端末5との通信の通信強度(受信信号強度)を測定する通信強度測定手段に相当する。
そして、携帯端末5の位置を車両1〜2で判定する構成では、車載コントローラ31が第1受信信号強度と第2受信信号強度との比を算出し、その比を閾値と比較することに基づいて、携帯端末5の位置を判定する。車載コントローラ31が位置判定手段に相当する。
一方、携帯端末5で自端末の位置を判定する構成では、第1受信信号強度及び第2受信信号強度の測定結果が車両1〜2から送信され、その測定結果が携帯端末5で受信され、当該測定結果に基づいて、端末制御部51が携帯端末5の位置を判定する。端末制御部51が位置判定手段に相当する。
・本発明に係る携帯端末位置判定装置を自家用車の他、路線バス或いは鉄道車両等の公共交通機関に適用してもよい。路線バス或いは鉄道車両の運転士による携帯端末5の使用(例えば走行中に限らず停車中を含む)を制限できる他、乗客による車内での携帯端末5の使用(通話等)を制限することもできる。航空機に適用すればコックピット内を含め機内での携帯端末5の使用(離着陸時等)を制限できる。尚、乗り物に限らず、図書館等の公共施設に適用してもよい。施設内での携帯端末5の使用(通話等)を制限できることになる。
1,2…車両、5…携帯端末(携帯端末位置判定装置)、11,12,21〜23…ビーコン(通信部)、31…車載コントローラ、32…パーキングブレーキ、33…車速センサ、51…端末制御部(位置判定手段)、52…第1通信部、53…第2通信部(通信強度測定手段)。
Claims (4)
- 携帯端末と通信する異なる位置に配置された少なくとも2つの通信部と、
前記携帯端末と前記通信部による通信の通信強度を測定する通信強度測定手段と、
それぞれの通信強度の比を閾値と比較することで携帯端末の位置を判定する位置判定手段とを有する、
携帯端末位置判定装置。 - 前記通信部を少なくとも3つ有する、
請求項1に記載の携帯端末位置判定装置。 - 前記通信部の少なくとも1つは、携帯端末の位置の判定対象となるエリアに配置されており、通信強度の比を算出するために必須の主通信部である、
請求項1又は2に記載の携帯端末位置判定装置。 - 前記位置判定手段は、主通信部以外の通信部における最大通信強度を用いて比を算出する、
請求項3に記載の携帯端末位置判定装置。
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JP2018105003A JP2019211240A (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | 携帯端末位置判定装置 |
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Family Applications (1)
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