JP2019128679A - Meteorological information providing system - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、自宅地点の降水量などの情報を住人に知らせる気象情報提供システムに関する。 The present invention relates to a weather information providing system for informing residents of information such as precipitation at home.
近年、異常な気象現象が多発している。例えば、強い勢力の台風が到来し、大きな被害をもたらすことがある。こうした台風による被害を予測して被害に備えるために、つぎのようなシステム(例えば、特許文献1参照。)がある。 In recent years, abnormal weather phenomena have occurred frequently. For example, a strong typhoon may come and cause great damage. In order to predict the damage by such a typhoon and to prepare for damage, there exist the following systems (for example, refer patent document 1).
このシステムによれば、配電線路の各所に降雨量計等の観測機器をあらかじめ設置する。一方、例えば事業所にはサーバを設置し、このサーバが観測機器からのデータを収集する。そして、サーバは設定された所定の地域について、降雨量計等の観測機器で実測した気象データを基にして、台風による被害予測を行う。これにより、事業所全域に対して大局的な台風による被害予測を行う場合も含めて、局所的な台風による被害予測を行う。 According to this system, observation equipment such as a rain gauge is installed in advance on each part of the distribution line. On the other hand, for example, a server is installed at a business establishment, and this server collects data from observation instruments. Then, the server performs damage prediction due to the typhoon for the set predetermined area based on the meteorological data measured by an observation device such as a rain gauge. In this way, local typhoon damage prediction will be carried out, including the case where global typhoon damage prediction will be made for the entire business site.
しかし、先に述べたシステムには次の課題がある。異常気象としては、強い勢力の台風の到来の他にも、局地的大雨などのように短時間に大量の雨が降る場合(いわゆる「ゲリラ豪雨」)がある。最近ではゲリラ豪雨の発生により、局地的な災害が多発している。先に述べたシステムは過去の気象データと現在の気象データとを基に被害予測を行うので、このシステムでは突発的に発生するゲリラ豪雨には対処することができない。 However, the system described above has the following problems. In addition to the arrival of strong typhoons, there are cases where a lot of rain falls in a short time such as local heavy rain (so-called “guerrilla heavy rain”). Recently, local disasters have occurred frequently due to the occurrence of guerrilla heavy rain. Since the system described above performs damage prediction based on past weather data and current weather data, this system cannot cope with sudden guerrilla heavy rain.
今後もこうした災害は多発すると予想され、ゲリラ豪雨よる災害に対応するため、従来の注意報や警報の見直しや、報道時のアナウンス(話し方)なども分かりやすいように変更されている。しかし、注意報や警報は、一般的に大くくりにした地域毎に発令されるため、局地的に発生するゲリラ豪雨に対しては、災害情報がピンポイントで十分に対応しているとまではいかないのが状況である。 In the future, such disasters are expected to occur frequently, and in order to respond to disasters caused by guerrilla heavy rain, the conventional warnings and warnings have been revised, and announcements at the time of reporting have also been changed to make it easier to understand. However, since warnings and warnings are generally issued for each large area, disaster information is sufficiently pinpointed to cope with guerrilla rain that occurs locally. It is the situation that is not right.
この発明の目的は、前記の課題を解決し、顧客の自宅地点の降水量を含む気象情報を、この顧客を含む自宅の住人に知らせることができる気象情報提供システムを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a weather information providing system that solves the above-described problems and can notify weather information including precipitation at a customer's home point to a resident at home including the customer.
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、電気の供給を受ける顧客の自宅地点の降水量を通知する気象情報提供システムであって、電柱に設けられ、測定した降水量を表す雨量データを送信する測定装置と、前記顧客の自宅に設けられ、前記測定装置から雨量データを受信して前記自宅内に送る通信装置と、前記顧客の自宅内に設けられ、前記通信装置からの雨量データを受け取ると、この雨量データを基に降水量を知らせる受信装置と、を備え、前記測定装置は前記顧客の自宅周辺に設置されている各電柱に設けられている測定装置の中から選択されている、ことを特徴とする気象情報提供システムである。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention of
請求項1の発明では、測定装置は測定した降水量を表す雨量データを送信する。通信装置は、測定装置から雨量データを受信して顧客の自宅内の受信装置に送る。受信装置は、通信装置からの雨量データを受け取ると、この雨量データを基に降水量を知らせる。そして、測定装置は顧客の自宅周辺に設置されている各電柱に設けられている測定装置の中から選択されている。
In the invention of
請求項2の発明は、請求項1に記載の気象情報提供システムにおいて、前記測定装置は、雨量データが示す降水量を基に、警報を含む通知を示す通知データを作成し、作成した通知データを雨量データと共に送信し、前記受信装置は、前記測定装置から受信した通知データを基に警報を知らせる、ことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the weather information providing system according to the first aspect, the measurement device generates notification data indicating a notification including an alarm based on the precipitation amount indicated by the rainfall amount data, and the generated notification data Are transmitted together with rainfall data, and the receiving device notifies an alarm based on notification data received from the measuring device.
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の気象情報提供システムにおいて、前記通信装置は、前記顧客の自宅に供給する電気を計測する計測機能と、データの通信をする通信機能とを併せ持つスマートメータであり、前記スマートメータは、前記通信機能により、前記測定装置から雨量データを受信して前記受信装置に送る、ことを特徴とする。
The invention according to claim 3 is the weather information providing system according to
請求項1の発明によれば、測定装置が測定した降水量を顧客の自宅地点の降水量として、自宅の住人に知らせることができる。これにより、顧客の自宅に降水量の測定装置が設置されていなくても、自宅地点の降水量を自宅の住人に知らせることができる。 According to the first aspect of the present invention, the precipitation measured by the measuring device can be notified to the resident at home as the precipitation at the customer's home point. Thereby, even if the precipitation measuring device is not installed at the customer's home, the home resident can be informed of the precipitation at the home point.
請求項2の発明によれば、受信装置が警報を含む通知を知らせるので、例えば激しい降雨に対して、顧客の自宅の住人による迅速な対応を可能にする。 According to the second aspect of the present invention, since the reception device notifies the notification including the alarm, for example, it is possible to quickly respond to the resident at the customer's home in case of heavy rain.
請求項3の発明によれば、顧客の自宅に設置されている既存のスマートメータを利用するので、雨量データを受信するための通信装置を顧客の自宅に新たに設置する工事を不要にする。 According to the invention of claim 3, since the existing smart meter installed at the customer's home is used, the construction of newly installing the communication device for receiving the rainfall data at the customer's home is unnecessary.
次に、この発明の各実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。 Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
(実施の形態1)
この実施の形態による気象情報提供システムは、電気を顧客に供給する電気事業者に使用され、電気事業者は降水量を提供するサービスを行っている。電気の供給を受ける顧客の中で、このサービスを利用しているのがサービス利用者である。
The weather information providing system according to this embodiment is used by an electric power company that supplies electricity to customers, and the electric power company provides a service for providing precipitation. Among customers who receive electricity supply, service users are using this service.
この実施の形態による気象情報提供システムを図1に示す。この気象情報提供システムは、降水量測定装置10と、スマートメータ(SM)20と、表示器30と、事業者側装置40とを備えている。この実施の形態では、降水量測定装置10とスマートメータ20と事業者側装置40とは、互いにデータの送受信が可能なように通信ネットワーク100に接続されている。
A weather information providing system according to this embodiment is shown in FIG. This weather information providing system includes a
通信ネットワーク100は、光ケーブルなどの通信回線を利用した通信網である。また、通信ネットワーク100は、電気を送る電線を利用したPLC(Power Line Communication)による通信網であってもよい。
The
降水量測定装置10は、配電系統の電柱210に設置されている。降水量測定装置10は、内部にコンピュータのような処理装置を含む装置であり、図2に示すように、雨量計11と処理部12と通信部13と記憶部14とを備えている。
The
降水量測定装置10の雨量計11は電柱210の設置点に降る雨の量であって、所定時間に降る雨の量を測る機器である。例えば、雨量計11は1分間の雨量を測る。雨量計11は、測定した雨量である降水量を表すデータを雨量データとし、この雨量データを処理部12に送る。
The
降水量測定装置10の記憶部14は各種のデータを記憶する記憶装置である。記憶部14は、降水量測定装置10と他の降水量測定装置とを識別するために、降水量測定装置10のための計器識別番号(機器ID)を記憶している。
The
記憶部14は、雨量データの送り先を示す送信先テーブルを記憶している。この送信先テーブルの一例を図3に示す。送信先テーブルは、各送り先を示す送信先のデータから成っている。1つの送り先には、事業者側装置40の装置識別番号と、その通信用のアドレスとが記憶されている。さらに、別の送信先には、雨量データの送り先であるスマートメータの計器識別番号と、スマートメータのIPアドレス等の通信用のアドレスとが記憶されている。
The memory |
降水量測定装置10の処理部12は、雨量計11から雨量データを受け取ると、この雨量データに対して次の処理を行う。処理部12には雨量の基準量が前もって設定されている。この基準量は、現在降っている雨が例えば1時間に50mm以上の非常に激しい雨であり、注意を喚起する状態であるかどうかを判定するための基準となる。処理部12は、雨量計11から受け取った雨量データが示す降水量が基準量より多いかどうかを判定する処理を行う。降水量が基準量より多いと判定すると、処理部12は、注意報や警報を含む通知を表す通知データを雨量データに対して付加する処理を行う。
When receiving the rainfall data from the
また、処理部12は次のようにしてもよい。つまり、処理部12に対して複数の基準量を設定し、降水量に応じた注意報や警報を表す通知データを作成する処理を処理部12が行う。これにより、処理部12は、雨が降る状態に対応した通知を出す。 Further, the processing unit 12 may be as follows. That is, the process part 12 performs the process which sets the some reference | standard amount with respect to the process part 12, and produces the notification data showing the warning or warning according to precipitation. Thereby, the process part 12 issues the notification corresponding to the state where it rains.
こうした処理が終了すると、処理部12は、雨量データの送信先を送信先テーブル(図3)から順次に読み出し、雨量データに対して自装置つまり送信元の計器識別番号を付加する。さらに、送信先が事業者側装置40である場合には、処理部12は、雨量データに対して送信先の装置識別番号や通信用のアドレスを付加して通信部13に送る処理を行う。送信先がスマートメータである場合には、処理部12は、雨量データに対して送信先の計器識別番号や通信用のアドレスを付加して通信部13に送る処理を行う。
When such processing is completed, the processing unit 12 sequentially reads the transmission destination of the rainfall data from the transmission destination table (FIG. 3) and adds the instrument identification number of the own device, that is, the transmission source to the rainfall data. Furthermore, when the transmission destination is the
降水量測定装置10の通信部13は、通信ネットワーク100を経てスマートメータ20や事業者側装置40と通信する装置である。通信部13は、処理部12から雨量データを順次に受け取ると、この雨量データに付加されている通信用のアドレスを基にして、通信ネットワーク100を経て各雨量データを送信する。この実施の形態では、通信部13は送信先テーブルに登録されている各スマートメータと事業者側装置40とに宛てて、作成した雨量データを送信する。
The
スマートメータ20は、サービスの利用者宅に設置されている電子式の電力量計であり、図4に示すように、計測部21と処理部22と通信部23と記憶部24とを備えている。
The
記憶部24は各種のデータを記憶する記憶装置である。記憶部24は、スマートメータ20と他のスマートメータとを識別するために、スマートメータ20のための計器識別番号(機器ID)を記憶している。また、記憶部24は、事業者側装置40の運用管理システム42を、送信先テーブル(図3)の送信先と同じように登録している。
The
スマートメータ20の計測部21は、引込み線220を経て利用者宅に引き込まれる電気を配電盤(図示を省略)に送った電気つまり電気使用量を計測する。計測部21は、所定時間毎に計測した電気使用量を処理部22に送る。
The measuring
スマートメータ20の通信部23は、通信ネットワーク100を経て降水量測定装置10や事業者側装置40と通信する装置である。通信部23は、処理部22から電気使用量を受け取ると、この電気使用量に付加されている通信用のアドレスを基にして、この電気使用量を事業者側装置40の運用管理システム42に送信する。
The
また、通信部23は、通信ネットワーク100から自装置宛てに送られてきた雨量データを受信する。通信部23は、雨量データを受信すると、処理部22の制御によってこの雨量データを表示器30に送る。
In addition, the
スマートメータ20の処理部22は各種の処理をする。処理部22は、計測部21から電気使用量を受け取ると、この電気使用量に対して計器識別番号や通信用のアドレスを付加する処理を行い、作成した電気使用量を通信部23に送る。
The
また、処理部22は、通信部23が雨量データを受け取った場合には、この雨量データに付加されている送信先の計器識別番号を基にして、雨量データが適正であるかどうかを判断する。処理部22は、雨量データが確かにスマートメータ20に送られてきたものであると判断すると、通信部23に雨量データを表示器30に送るように指示を出す。
In addition, when the
表示器30は、利用者宅に設置されて、サービス利用者を含む利用者宅の住人に用いられる。表示器30は、スマートメータ20から各種データを受け取ると、このデータを基にして情報を表示する装置である。表示器30は、スマートメータ20から雨量データを受け取ると、この雨量データが示す降水量や、雨量テーブルに付加されている通知データが示す警報等の気象情報を表示する。表示器30は、気象情報として例えば図5に示すように、降水量と共に警報等の通知を表示パネル31に表示する。
The
表示器30は、雨量データが示す雨量や、通知データが示す警報等の通知を音声に変換し、これらを音声として出力してもよい。
The
さらに、表示器30としては、HEMS(Home Energy Management System:ホーム エネルギー マネジメント システム)のモニターを流用することも可能である。
Furthermore, it is also possible to divert a monitor of a Home Energy Management System (HEMS) as a
事業者側装置40は、電気事業者の例えば計算センターに設置され、電気事業者の顧客の管理等を行う。この実施の形態では、事業者側装置40は気象情報の提供に関しての運用を行っている。事業者側装置40は、先の図1に示すように、通信部41と運用管理システム42と管理用コンピュータ43とを備えている。
The company-
事業者側装置40の通信部41は、運用管理システム42および管理用コンピュータ43と、降水量測定装置10、スマートメータ20およびサービス利用者の携帯端末50との間の通信を、通信ネットワーク100を経て可能にする装置である。
The
通信部41はスマートメータ20を含む各スマートメータから自装置宛てに送信されてきた電気使用量を受信すると、受信した電気使用量を運用管理システム42に送る。同じように、通信部41は、降水量測定装置10を含む各降水量測定装置から自装置宛てに送信されてきた雨量データを受信する。そして、通信部41は、雨量データに付加されている装置識別番号を基にして、受信した雨量データを運用管理システム42に送る。
When the
事業者側装置40の管理用コンピュータ43は、計算センターの担当者によって使用されるコンピュータである。管理用コンピュータ43には、担当者によって各種の設定などが入力される。
The
事業者側装置40の運用管理システム42は、データサーバ機能、WEBサーバ機能、メールサーバ機能等を持つ。運用管理システム42は、通信部41を経てスマートメータ20から電気使用量を受け取ると、この電気使用量の記録等を行うが、詳細については記載を省略する。
The
運用管理システム42は、気象情報を提供するサービスを行うための処理を行う。また、運用管理システム42は他の装置と識別をするための装置識別番号を記憶している。
The
運用管理システム42は、このサービスを利用するサービス利用者の一覧を利用者テーブルに保存している。この利用者テーブルの一例を図6に示す。利用者テーブルは、各サービス利用者のデータから成っている。1つのサービス利用者のデータには、サービス利用者の名前と、サービス利用者と電気事業者との間で決められた契約番号と、サービス利用者の電子メールアドレス、サービス利用者を識別するためのID番号およびパスワードと、サービス利用者の電話番号とが記憶されている。契約番号は顧客を識別するためのデータにもなる。また、サービス利用者のデータには、サービス利用者の利用者宅に設置されているスマートメータの計器識別番号と通信用のアドレスとが記憶されている。さらに、サービス利用者のデータには、雨量データの送信元である降水量測定装置の計器識別番号が記憶されている。
The
運用管理システム42は、各電柱に設置されている降水量測定装置の一覧を測定装置テーブルに保存している。この測定装置テーブルの一例を図7に示す。測定装置テーブルは、各降水量測定装置についてのデータから成っている。1つの降水量測定装置のデータには、降水量測定装置を識別するための計器識別番号と、降水量測定装置の通信用のアドレスが記憶されている。また、測定装置テーブルのデータには、この降水量測定装置が設置されている電柱の電柱番号が記憶されている。電柱番号は各電柱を識別するためのものである。
The
運用管理システム42は、降水量測定装置10を含む各降水量測定装置からの雨量データを雨量テーブルに記憶している。この雨量テーブルの一例を図8に示す。雨量テーブルは、各降水量測定装置からの雨量データを記録した測定雨量から成っている。1つの測定雨量には、降水量測定装置の契約番号が記憶されている。測定雨量には、1分前の雨量データ、2分前の雨量データのように、1分前から所定時間前までの1分毎の雨量データが記憶されている。雨量テーブルの各測定雨量は時間経過に伴って更新されていく。
The
運用管理システム42は、各テーブルのデータを利用して雨量データの管理と気象情報の提供とを次のようにして行う。
The
先ず、運用管理システム42は、管理用コンピュータ43から新規のサービス利用者、例えば図1の利用者宅の顧客を登録するための指示を受け取ると、この顧客の住所や契約番号、設置されているスマートメータの計器識別番号などを契約データ(図示を省略)から調べる。契約データは電気の供給を受ける需要家についてのデータであり、契約時に電気事業者により作成されたものである。
First, when the
この後、運用管理システム42は、新たなサービス利用者に気象情報を送る降水量測定装置を決める。例えば利用者宅から最も近い所にある電柱を調べる。このために、例えば図9に示すように、利用者宅の周辺にある電柱210、211からの直線距離L1、L2を算出し、最短の直線距離L1の電柱210を選択する。これにより、利用者宅付近に設置した降水量測定装置で計測した雨の量を自宅地点の降水量としている。次に、運用管理システム42は、この電柱210に設置されている降水量測定装置10の計器識別番号を、電柱210の電柱番号を基に測定装置テーブル(図7)を参照して調べる。新たなサービス利用者に対応する降水量測定装置10の計器識別番号が判明すると、運用管理システム42は、利用者テーブル(図6)を更新する。これにより、新たなサービス利用者が登録される。
Thereafter, the
運用管理システム42による降水量測定装置の選択方法には、この他に各種の方法がある。例えば図10に示すように各電柱210、211に対して、選択地域210a、211aを前もって設けておく。そして、利用者宅が位置する所が選択地域210aであれば、この選択地域210aに対応する電柱210の降水量測定装置10を選択する。これにより、図9の場合と同様に、利用者宅付近に設置した降水量測定装置で計測した雨の量を自宅地点の降水量としている。
There are various other methods for selecting the precipitation measurement device by the
また、次のような方法もある。新たなサービス利用者については、計算センターの担当者が管理用コンピュータ43を操作して電柱210を選択してもよい。
There are also the following methods. For a new service user, a person in charge of the calculation center may operate the
降水量測定装置10の選択が終了すると、運用管理システム42は、利用者テーブル(図6)に登録したサービス利用者のデータを基にして、送信先テーブル(図3)の新たな送信先を作成する。そして、運用管理システム42は、該当する降水量測定装置10の通信用のアドレスを測定装置テーブル(図7)で調べて、作成したサービス利用者のデータを降水量測定装置10に送信する。これにより、降水量測定装置10の送信先テーブル(図3)が更新される。
When the selection of the
運用管理システム42は、通信部41から雨量データを受け取ると、雨量データに付加されている送信元の計器識別番号を基にして、雨量テーブル(図8)を更新する。また、運用管理システム42は、利用者テーブルを参照し、この計器識別番号を基にして、サービス利用者の電子メールアドレスが登録されているかを調べる。電子メールアドレスが登録されていると、運用管理システム42は、雨量データを携帯端末50に送信する。これにより、携帯端末50は降水量や警報等の通知を示す気象情報を表示する。
When the
また、運用管理システム42は、雨量テーブル(図8)を基に雨量データをインターネット上で閲覧可能にする。そして、サービス利用者のパーソナルコンピュータからアクセスがあり、ID番号やパスワードが入力されると、運用管理システム42は、利用者テーブル(図6)のID番号やパスワードを参照し、これらが適正であると、雨量データの閲覧を可能にする。
In addition, the
さらに、運用管理システム42は、気象情報を伝えるための音声通知を作成し、利用者テーブルの電話番号を基に、作成した音声通知を自動電話機能により送信してもよい。
Further, the
以上がこの実施の形態による気象情報提供システムの構成である。次に、この気象情報提供システムの作用を説明する。電気事業者の顧客が気象情報提供のサービスを受ける場合、電気事業者がこの顧客をサービス利用者として登録する。この場合、例えば計算センターの担当者が管理用コンピュータ43を操作して、運用管理システム42に対してサービス利用者を追加する指示をする。また、登録の際には、運用管理システム42は、雨量データの送信元である降水量測定装置10を選択する。
The above is the configuration of the weather information providing system according to this embodiment. Next, the operation of this weather information providing system will be described. When a customer of an electric power company receives a service for providing weather information, the electric power company registers this customer as a service user. In this case, for example, a person in charge of the calculation center operates the
サービス利用者の登録が終了し、後日、利用者宅を含む地域に雨が降り始めると、降水量測定装置10を含む各降水量測定装置が降水量を測定する。登録されている降水量測定装置10は、測定結果を表す雨量データに自装置の計器識別番号を付加し、送信先テーブルを基にして、雨量データを利用者宅のスマートメータ20と事業者側装置40とに通信ネットワーク100を経て送信する。また、降水量が基準値を超えると、降水量測定装置10は、通知データを雨量データに付加し、この雨量データをスマートメータ20と事業者側装置40とに送信する。
When the service user's registration is completed and it begins to rain in the area including the user's home later, each precipitation measuring device including the
利用者宅のスマートメータ20は自装置宛ての雨量データを受信すると、この雨量データを表示器30に送る。利用者宅内に設置されている表示器30は雨量データを受け取ると、この雨量データが示す降水量を表示する。これにより、表示器30は、降水量測定装置10が測定した降水量を、サービス利用者の自宅地点の降水量として表示する。利用者宅では、サービス利用者を含む住人が表示器30を見ることによって、最新の気象情報を知ることができる。
When the
さらに、雨量データに通知データが付加されていると、表示器30は警報等の通知を表示する。これにより、サービス利用者を含む住人は警報等の通知の有無を知ることができる。
Further, when notification data is added to the rainfall data, the
一方、事業者側装置40では通信部41が自装置宛ての雨量データを受信すると、この雨量データを運用管理システム42に送る。運用管理システム42は雨量データを受け取ると、雨量データに付加されている計器識別番号を基にして、雨量テーブルの該当する雨量データを更新する。
On the other hand, when the
また、運用管理システム42は、利用者テーブルを参照することで計器識別番号を基にして、サービス利用者の電子メールアドレスが登録されているかを調べる。電子メールアドレスが登録されていると、運用管理システム42は、雨量データを携帯端末50に送信する。これにより、携帯端末50は雨量や警報等を表示し、利用者宅にサービス利用者が居ないときでも、現在の気象情報をサービス利用者に知らせることができる。
Further, the
また、運用管理システム42は、雨量テーブルを基に雨量データをインターネット上で閲覧可能にする。そして、サービス利用者のパーソナルコンピュータからアクセスがありID番号やパスワードが入力されると、運用管理システム42は、利用者テーブルのID番号やパスワードを参照し、これらが適正であると、雨量データの閲覧を許可する。これにより、サービス利用者はパーソナルコンピュータを利用して気象情報を知ることができる。
In addition, the
さらに、運用管理システム42は、気象情報を伝えるための音声メッセージを作成し、作成した音声メッセージを自動電話機能により送信する。これにより、利用者宅内でサービス利用者を含む住人が表示器30の表示に気付かないときでも、音声通知により住人に知らせることができる。
Furthermore, the
こうして、この実施の形態によれば、利用者宅付近に降る雨の量を自宅地点の降水量として表示し、また降水量に応じた警報等の通知を表示することで、サービス利用者の自宅地点の降水量を含む気象情報を、サービス利用者を含む住人に知らせることができる。これにより、サービス利用者の自宅に降水量測定装置10を設置しなくても、サービス利用者を含む住人に自宅地点の気象情報を知らせることができる。
Thus, according to this embodiment, the amount of rain falling near the user's house is displayed as the precipitation at the home point, and a notification such as an alarm corresponding to the precipitation is displayed, so that the service user's home is displayed. It is possible to notify the residents including service users of weather information including precipitation at the point. Thereby, even if it does not install the
また、この実施の形態によれば、降水量が非常に激しい場合には、警報等の通知を表示することで、サービス利用者を含む住人による迅速な対応を可能にする。 Further, according to this embodiment, when the amount of precipitation is very heavy, notification such as an alarm can be displayed to enable prompt response by residents including the service user.
さらに、この実施の形態によれば、気象情報を携帯端末50やパーソナルコンピュータを利用して知らせるので、自宅以外の所にいるサービス利用者に対して自宅地点の気象情報を知らせることができる。
Furthermore, according to this embodiment, since weather information is notified using the
(実施の形態2)
実施の形態1による気象情報提供システムでは、降水量測定装置10が雨量データが示す雨量が基準量より多いかどうかを判定する処理をする。雨量が基準量より多いと判定すると、降水量測定装置10は警報等の通知を表す通知データを雨量データに対して付加する処理をする。そして、降水量測定装置10は、あらかじめ記憶している送信先テーブルを基にして、作成した雨量データをスマートメータ20や事業者側装置40に送信する。
Second Embodiment
In the weather information providing system according to the first embodiment, the
これに対してこの実施の形態では、降水量測定装置10は次のようにしている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
On the other hand, in this embodiment, the
この実施の形態による気象情報提供システムでは、降水量測定装置10は雨量データを事業者側装置40だけに送信する。
In the weather information providing system according to this embodiment, the
事業者側装置40では、送信先テーブル(図3)を運用管理システム42が前もって記憶している。事業者側装置40は自装置宛ての雨量データを受信すると、運用管理システム42に送る。運用管理システム42は、雨量データが示す降水量が基準量より多いかどうかを判定する処理を行う。降水量が基準量より多いと判定すると、運用管理システム42は、警報等の通知を表す通知データを雨量データに対して付ける処理を行う。
In the
そして、運用管理システム42は、雨量データの送信先を送信先テーブルから順次に読み出す。次に、運用管理システム42は、雨量データに対して送信先の計器識別番号や通信用のアドレスを付加してスマートメータ20を含む登録されているスマートメータに送信する処理を行う。
Then, the
この実施の形態によれば、降水量測定装置10が雨量データに対して行う処理を省くことができるので、降水量測定装置10の処理を軽減することを可能にする。また、雨量データを事業者側装置40の運用管理システム42で一括して管理することを可能にする。
According to this embodiment, it is possible to omit the processing performed by the
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、以上の実施の形態では測定対象が降水量であったが、これに限定されることは無く、測定対象が風速などであってもよい。 The embodiment of the present invention has been described in detail above, but the specific configuration is not limited to this embodiment, and even if there is a design change or the like without departing from the gist of the present invention, Included in the invention. For example, in the above embodiment, the measurement target is precipitation, but the present invention is not limited to this, and the measurement target may be wind speed or the like.
10 降水量測定装置(測定装置)
11 雨量計
12 処理部
13 通信部
14 記憶部
20 スマートメータ(通信装置)
21 計測部
22 処理部
23 通信部
30 表示器(受信装置)
40 時業者側装置
41 通信部
42 運用管理システム
43 管理用コンピュータ
50 携帯端末
100 通信ネットワーク
10 Precipitation measurement device (measurement device)
DESCRIPTION OF
21
40 o'clock
Claims (3)
電柱に設けられ、測定した降水量を表す雨量データを送信する測定装置と、
前記顧客の自宅に設けられ、前記測定装置から雨量データを受信して前記自宅内に送る通信装置と、
前記顧客の自宅内に設けられ、前記通信装置からの雨量データを受け取ると、この雨量データを基に降水量を知らせる受信装置と、
を備え、
前記測定装置は前記顧客の自宅周辺に設置されている各電柱に設けられている測定装置の中から選択されている、
ことを特徴とする気象情報提供システム。 A weather information providing system for notifying the precipitation at the home of a customer who is supplied with electricity,
A measuring device installed on a utility pole and transmitting rainfall data representing the measured precipitation;
A communication device provided at the customer's home, receiving rainfall data from the measuring device and sending it to the home;
A receiving device provided in the customer's home and notifying the amount of rainfall based on the rainfall data when receiving the rainfall data from the communication device;
With
The measuring device is selected from the measuring devices provided in each power pole installed around the customer's home,
A weather information provision system characterized by this.
前記受信装置は、前記測定装置から受信した通知データを基に警報を知らせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の気象情報提供システム。 The measurement device creates notification data indicating a notification including a warning based on the precipitation indicated by the rainfall data, and transmits the created notification data together with the rainfall data.
The receiving device notifies an alarm based on the notification data received from the measuring device,
The weather information providing system according to claim 1, wherein
前記スマートメータは、前記通信機能により、前記測定装置から雨量データを受信して前記受信装置に送る、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の気象情報提供システム。 The communication device is a smart meter having both a measurement function for measuring electricity supplied to the customer's home and a communication function for data communication,
The smart meter receives rainfall data from the measuring device and sends it to the receiving device by the communication function.
The meteorological information providing system according to claim 1 or 2.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018008413A JP2019128679A (en) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | Meteorological information providing system |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2018008413A Pending JP2019128679A (en) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | Meteorological information providing system |
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Country | Link |
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2018
- 2018-01-22 JP JP2018008413A patent/JP2019128679A/en active Pending
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