JP2019121233A - 車載用情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて提供する。【解決手段】車載用情報処理装置30は、車両12自体及び車両12の周囲の状況の少なくとも一方に係る状況情報を収集し、収集した状況情報及び車両12の位置情報に基づいてソーシャル・ネットワーキング・サービスの投稿情報を生成し、これをSNSサーバ40に送信する。【選択図】図4
Description
本発明は、車載用情報処理装置に関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末の普及に伴い、LINE(登録商標)、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)、及びInstagram(登録商標)等のソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、これらを総称してSNSという。)が頻繁に利用されている。
上記SNSの投稿情報は、カーナビゲーション装置等の車載装置でも利用される場合がある。例えば、特許文献1には、位置情報に関するSNSの投稿情報を取得し、取得した情報を地図情報と共に表示する技術が開示されている。上記車載装置によれば、車両の乗員は移動しながら有益な情報を得ることができる。
ここで、特許文献1の車載装置は、SNSの投稿情報を車両に対して提供するものである。他方、人の認知が難しい情報を車両からSNSに投稿することができれば、あの道はすれ違いが困難である、事故多発地帯である等、周囲の人や車両に対して有用な情報を提供することができる。
以上の点を踏まえ、本発明は、車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて提供することを目的とする。
請求項1に記載の車載用情報処理装置は、車両自体及び車両周囲の状況の少なくとも一方に係る状況情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した状況情報及び前記車両の位置情報に基づいてソーシャル・ネットワーキング・サービスの投稿情報を生成する投稿生成部と、前記投稿情報をソーシャル・ネットワーキング・サービスを管理する管理サーバに対して送信する送信部と、を備えている。
請求項1に記載の車載用情報処理装置は、車両自体や車両周囲の状況に係る状況情報を収集し、これに車両の位置情報を付加しSNSに投稿するものである。ここで、「車両自体の状況」とは、例えば、車両の速度、加速状態、減速状態等である。また、「車両周囲の状況」とは、例えば、車間距離、歩行者の存在、渋滞の状態、天候等である。この車載用情報処理装置によれば、人が直接認知し難い、又は人が即時に認知し難い等、人の認知が難しい情報を車両から収集し、これをSNSを通じて提供することができる。
本発明によれば、本発明は、本発明は、車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて提供することができる。
以下、本発明の一実施形態である車両情報交換システムについて図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る車両情報交換システム10の概略構成を示すブロック図である。
(構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る車両情報交換システム10は、複数の車両(車両12及び車両14)と、センターサーバ20と、SNSサーバ40と、を含んで構成されている。車両12、14は、それぞれ車載用情報処理装置30を備えている。なお、以後の説明において、車両12及び車両14を特定しない場合は単に「車両」と表記する。また、本実施形態の車両は車載用情報処理装置30を備えていることを前提とする。車両情報交換システム10を構成する車両は2台に限らず、複数台であれば数は問わない。センターサーバ20、SNSサーバ40、及び各車載用情報処理装置30は、ネットワークN1を介して相互に接続されている。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両情報交換システム10は、複数の車両(車両12及び車両14)と、センターサーバ20と、SNSサーバ40と、を含んで構成されている。車両12、14は、それぞれ車載用情報処理装置30を備えている。なお、以後の説明において、車両12及び車両14を特定しない場合は単に「車両」と表記する。また、本実施形態の車両は車載用情報処理装置30を備えていることを前提とする。車両情報交換システム10を構成する車両は2台に限らず、複数台であれば数は問わない。センターサーバ20、SNSサーバ40、及び各車載用情報処理装置30は、ネットワークN1を介して相互に接続されている。
図2に示されるように、外部サーバであるセンターサーバ20は、制御部21と、記憶部26と、通信部28と、を備えている。本実施形態のセンターサーバ20は、SNSサーバ40から投稿情報を取得し、当該投稿情報に基づく通知を他の車両に向けて出力する機能を有している。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等で構成されている。制御部21は、CPUが後述する実行プログラム26Aを実行することで、取得部22、抽出部23、通知生成部24及び出力部25として機能する。
取得部22は、通信部28を介してSNSサーバ40から車両に係る投稿情報を取得する機能を有している。
抽出部23は、取得部22において取得された投稿情報から車両の位置に係る位置情報を抽出する機能を有している。
通知生成部24は、取得部22において取得された投稿情報に基づいて、他の車両への通知情報を生成する機能を有している。この生成方法については後述する。
出力部25は、通知生成部24において生成された通知情報を出力する機能を有している。この出力部25から出力された通知情報は、通信部28から投稿情報を送信した車両とは異なる他の車両の車載用情報処理装置30に向けて送信される。
記憶部26としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。本実施形態の記憶部26には、センターサーバ20における各種処理を実行するための実行プログラム26Aが記憶されている。また、記憶部26には、蓄積データ26Bが記憶されている。蓄積データ26Bには、取得部22において取得された投稿情報と、当該投稿情報に付与されている位置情報とが、対応付けられた状態で記憶されている。
通信部28は、ネットワークN1に接続されている(図1参照)。この通信部28は、SNSサーバ40、及び複数の車載用情報処理装置30と通信を行う機能を有している。ここで、ネットワークN1としては、例えば、インターネットや、WAN(Wide Area Network)等が適用される。
図3に示されるように、車両12、14に備えられた車載用情報処理装置30は、制御部31と、記憶部35と、通信部36と、を備えている。この車載用情報処理装置30は、車両自体及び車両周囲の状況をSNSに投稿する機能、並びにSNSから取得した車両に係る通知を報知する機能を有している。また、車載用情報処理装置30には、GPSユニット37と、車両情報収集手段38A、車外情報収集手段38B、及び表示部39が電気的に接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等で構成されている。制御部31は、CPUが後述する制御プログラム35Aを実行することで、収集部32、通知取得部32A、投稿生成部33、投稿部34として機能する。
収集部32は、後述する車両情報収集手段38A及び車外情報収集手段38Bから車両自体及び車両周囲の状況に係る状況情報を収集する機能を有している。ここで、車両自体の状況に係る状況情報とは、例えば、車両の速度、加速状態、減速状態等、車両についての状態を示す各種データである。また、車両周囲の状況に係る状況情報とは、例えば、車間距離、歩行者の存在、渋滞の状態、天候等、車両を取り巻く環境等の各種データである。また、収集部32は、GPSユニット37から車両の位置情報を取得する機能を有している。
通知取得部32Aは、通信部36を介してセンターサーバ20から車両に係る通知情報を取得する機能を有している。
投稿生成部33は、SNSに投稿するための投稿情報を生成する機能を有している。投稿生成部33において生成される投稿情報は、収集部32が収集した状況情報及び車両12、14の位置情報に基づいている。
送信部としての投稿部34は、投稿生成部33において生成された投稿情報を出力する機能を有している。この投稿部34から出力された投稿情報は、通信部36からSNSサーバ40に向けて送信される。
記憶部35としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。本実施形態の記憶部35には、車載用情報処理装置30における各種処理を実行するための制御プログラム35Aが記憶されている。また、記憶部35には、状況データ35B、投稿データ35C、通知データ35Dが記憶されている。
状況データ35Bには、収集部32が収集した車両情報収集手段38A及び車外情報収集手段38Bの状況情報が記憶されている。投稿データ35Cには、投稿生成部33が生成した投稿情報が記憶されている。通知データ35Dには、センターサーバ20から取得された通知情報が記憶されている。なお、記憶部35は、必ずしも状況データ35B、投稿データ35C、通知データ35Dを備えなくてもよい。
通信部36は、ネットワークN1に接続されている(図1参照)。この通信部36は、センターサーバ20及びSNSサーバ40と通信を行う機能を有している。ここで、投稿情報は、通信部36からSNSサーバ40に向けて送信される。また、センターサーバ20から送信された通知情報は、通信部36において受信される。
GPSユニット37は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波に基づいて車載用情報処理装置30が搭載された車両の現在の位置座標を測定する機能を有している。すなわち、車載用情報処理装置30では、GPSユニット37が測定した位置座標が位置情報となる。
車両情報収集手段38Aは、車両自体の状況に係る状況情報であって、車両についての状態を示す各種データを収集するセンサ群である。例えば、車速度センサ、加速度センサ、衝突センサ、スロットルセンサ、舵角センサ等が含まれる。
車外情報収集手段38Bは、車両周囲の状況に係る状況情報であって、車両を取り巻く環境等の各種データを収集するセンサ群である。例えば、車間測定用のミリ波レーダやステレオカメラ、外気温度計、レインセンサ等が含まれる。
表示部39は、車両のセンターコンソールやダッシュボード上に設けられたタッチパネル式の液晶ディスプレイである。この表示部39は、センターサーバ20から取得された通知情報を表示する機能を有している。
(処理の流れ)
次に、図4のシーケンス図を参照しつつ、本実施形態の車両情報交換システム10における処理の流れについて説明する。なお、図4は、車両12が状況情報を提供し、車両14が通知情報を取得する例である。
次に、図4のシーケンス図を参照しつつ、本実施形態の車両情報交換システム10における処理の流れについて説明する。なお、図4は、車両12が状況情報を提供し、車両14が通知情報を取得する例である。
図4のステップS11において、車両12の車載用情報処理装置30は投稿生成処理を実行する。詳細は後述する。
ステップS12において、車両12の車載用情報処理装置30の通信部36が、SNSサーバ40に向けて投稿生成処理により生成した投稿情報を送信する。
ここで、図5はSNSにおける投稿の一例である。例えば、車両12が「A町交差点」付近で割り込みを受けた場合、SNSでは投稿T1のように「「A町交差点」手前の路地から割り込みあり。注意!」と表示される。また例えば、車両12が「A町交差点」において急ブレーキをかけた場合、SNSでは投稿T2のように「「A町交差点」急ブレーキ、追突注意!」と表示される。また例えば、車両12が「A町交差点」の右折時に対向車と衝突した場合、SNSでは投稿T3のように「「A町交差点」右折時対向車衝突」と表示される。さらに、車両12からの投稿に限らず、人からの投稿も表示されている。例えば、事故を目撃した人が、投稿T4のように「B街道A町付近、パトカー発見!また事故か?」と投稿する場合がある。
ステップS13において、SNSサーバ40は、受信した投稿情報に対して投稿処理を実行する。すなわち、投稿がSNSサーバ40にアップロードされて、SNSを利用するユーザが閲覧可能な状態となる。
ステップS14において、センターサーバ20は、任意のタイミングでSNSサーバ40に対して投稿へのアクセス要求を行う。
ステップS15において、アクセス要求を受けたSNSサーバ40は、センターサーバ20に対して、アクセスを受けた投稿に係る投稿情報を送信する。すなわち、投稿情報がセンターサーバ20に対してダウンロードされる。
ステップS16において、センターサーバ20は、受信した投稿情報に基づいて通知生成処理を実行する。詳細は後述する。
ステップS17において、センターサーバ20の通信部28が、車両14の車載用情報処理装置30に向けて通知情報を送信する。ここで、車両14は、投稿情報に含まれている位置情報に係る位置の周囲を走行している車両である。
ステップS18において、車載用情報処理装置30は、通知取得部32Aが取得した通知情報に基づいて通知処理を実行する。ここで、図6及び図7は、注意表示の一例である。例えば、図6に示されるように、車両14に備えられた表示部39の画面Sc上には、警告記号Arと共に、テキストTxとして「A町交差点事故多発地帯 右折車に十分注意してください」と表示されている。また例えば、図7に示されるように、カーナビゲーションシステムのモニターとしての表示部39の地図Mp上には、車両の現在位置Pc付近に警告記号Ar1が付されている。
以上、本実施形態では、車両12の投稿を車両14への通知として反映させることができる。
次に、図8において車両12の車載用情報処理装置30が実行する投稿生成処理について説明する。
まず、ステップS100において、収集部32は車両情報収集手段38Aから車両12の状況情報を収集する。例えば、収集部32は急ブレーキの状況を把握すべく、加速度センサから加速度データを取得する。
次のステップS101において、収集部32は車外情報収集手段38Bから車両12の周囲の情報状況を収集する。例えば、収集部32は車間距離を把握すべく、ステレオカメラから画像データを取得する。
次のステップS102において、収集部32はGPSユニット37から車両12の位置情報を取得する。
次のステップS103において、投稿生成部33は状況情報及び位置情報に基づいて投稿情報を生成する。例えば、収集部32が状況情報として大きな減速加速度に係るデータを取得していた場合、投稿生成部33は当該減速加速度が発生した位置情報に基づいて「「A町交差点」急ブレーキ、追突注意!」とのテキスト情報を生成する(図5参照)。以上、投稿生成処理は終了する。
次に、図9においてセンターサーバ20が実行する通知生成処理について説明する。
まず、ステップS200において、取得部22はSNSサーバ40から通信部28を介して投稿情報を取得する。
次のステップS201において、抽出部23は、取得部22が取得した投稿情報から位置情報を抽出する。ここで、投稿情報に含まれる位置情報としては、道路名や地名などのテキスト情報、緯度経度情報、地図サイトのURL等が含まれる。
次のステップS202において、通知生成部24は位置情報の頻度に応じて通知情報を生成する。この通知情報は、投稿情報及び位置情報を基に生成されている。例えば、「A町交差点」に関する投稿が頻発している場合、追突を注意喚起する投稿や実際に事故が発生した旨の投稿に基づいて、「A町交差点事故多発地帯 右折車に十分注意してください」とのテキストを生成することができる(図6参照)。以上、通知生成処理は終了する。
(まとめ)
以上、本実施形態の車両情報交換システム10によれば、車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて他の車両に提供することができる。例えば、すれ違いが困難である道は、実際に対向車がいる状態で走行しなければ人にとっては認知が難しい。また例えば、事故多発地帯であるか否かは、標識等の表示がなければその場を通過するだけの人にとっては認知が難しい。また、遠く離れた場所の交通状況は認知しようがない。これに対して、本実施形態の車載用情報処理装置30は、車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて提供することができる。したがって、問題ある地点から離れた他の車両に対して人の認知が難しい情報を提供し、注意喚起を行うことができる。
以上、本実施形態の車両情報交換システム10によれば、車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて他の車両に提供することができる。例えば、すれ違いが困難である道は、実際に対向車がいる状態で走行しなければ人にとっては認知が難しい。また例えば、事故多発地帯であるか否かは、標識等の表示がなければその場を通過するだけの人にとっては認知が難しい。また、遠く離れた場所の交通状況は認知しようがない。これに対して、本実施形態の車載用情報処理装置30は、車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて提供することができる。したがって、問題ある地点から離れた他の車両に対して人の認知が難しい情報を提供し、注意喚起を行うことができる。
なお、本実施形態のセンターサーバ20は、車両に対して通知情報を送信していたがこれに限らず、SNSサーバ40に向けて送信することができる。つまり、SNSから取得した投稿情報に基づき通知情報を生成した上で、これをSNSに再投稿することでSNSのユーザに対して広く情報を周知することができる。また、予めセンターサーバ20に登録されたユーザの携帯端末に対して通知情報を送信してもよい。本実施形態によれば、投稿された地点の情報を蓄積することで、その蓄積データから人が気を付けるべきことを学ぶことができる。
[その他]
本実施形態の車両情報交換システム10は、センターサーバ20とSNSサーバ40とが、別個に設けられていたが、これに限らず、SNSサーバが投稿機能と共に実施形態のセンターサーバ20の機能を有していてもよい。
本実施形態の車両情報交換システム10は、センターサーバ20とSNSサーバ40とが、別個に設けられていたが、これに限らず、SNSサーバが投稿機能と共に実施形態のセンターサーバ20の機能を有していてもよい。
本実施形態では、問題ある地点を通過する車両に対して通知情報に基づく注意喚起の通知を行っていたが、これに限らず、カーナビゲーション装置における走行ルート案内と連動させて通知を行なってもよい。具体的には、走行ルート上に注意喚起すべき地点があれば予告としてこれを通知することができる。例えば、図7に示されるように、地図Mpにおける走行ルート上に警告記号Ar2を付すことができる。この場合、車載用情報処理装置30がセンターサーバ20に対して目的地情報又は走行ルート情報を送信することにより、センターサーバ20は車載用情報処理装置30に対して走行する走行ルート上の通知情報を取得することができる。
また、本実施形態の車両情報交換システム10により通知される情報の種類は、乗員によって設定可能であってもよい。具体的には、センターサーバ20は、車両の乗員が事前に通知されたい情報のカテゴリや優先度を設定することを可能に形成されている。これにより、例えば、狭い道路の走行に自信がない運転者の場合、センターサーバ20が通知情報としてすれ違いが可能かどうかの情報を優先的に送信することが可能である。また例えば、雪道の走行を望まない運転者の場合、センターサーバ20が通知情報として降雪情報や凍結情報を優先的に送信することが可能である。
さらに、本実施形態の車両情報交換システム10は自動運転への適用が可能である。すなわち、SNSを介して車両同士が車車間通信を行うことで、道路の状況を常に把握することができる。
なお、本実施形態は、外部サーバとしてセンターサーバ20が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
また、本実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
また、本実施形態で説明した処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
その他、本実施形態で説明したセンターサーバ及び車載用情報処理装置の各々の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
なお、本実施形態に基づくと、本発明は以下の態様を採り得る。
第1の態様として、車載用情報処理装置は、車両自体及び車両周囲の状況の少なくとも一方に係る状況情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した状況情報及び前記車両の位置情報に基づいてソーシャル・ネットワーキング・サービスの投稿情報を生成する投稿生成部と、前記投稿情報をソーシャル・ネットワーキング・サービスを管理する管理サーバ(SNSサーバ)に対して送信する送信部(投稿部)と、を備えている。
第1の態様の車載用情報処理装置によれば、人が直接認知し難い、又は人が即時に認知し難い等、人の認知が難しい情報を車両から収集し、これをSNSを通じて提供することができる。
また、第2の態様として、外部サーバ(センターサーバ)は、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを管理する管理サーバ(SNSサーバ)から投稿情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記投稿情報に車両の位置情報が含まれる場合に前記位置情報を抽出する抽出部と、前記取得部が取得した前記投稿情報に基づいて他の車両に通知する通知情報を生成する通知生成部と、前記抽出部が抽出した前記位置情報に対応する位置の周囲の車両に向けて前記通知情報を出力する出力部と、を備えている。
第2の態様の外部サーバによれば、車両から収集された人の認知が難しい情報を当該情報の発生場所の周囲の車両に対して通知することができる。
第3の態様として、第2の態様の外部サーバ(センターサーバ)は、複数の前記位置情報に対して、対応する前記投稿情報を蓄積する蓄積部(記憶部)を更に備え、前記通知生成部は、蓄積された特定の位置情報の蓄積頻度に応じて前記通知情報を生成する。
第3の態様の外部サーバによれば、SNSの投稿に特定の位置に係る情報が多く含まれている場合に、当該情報を特定の位置の周囲の車両に対して通知することができる。
第4の態様として、第2又は第3の態様の外部サーバ(センターサーバ)では、前記出力部は、前記通知情報を前記管理サーバ(SNSサーバ)に対して出力する。
第4の態様の外部サーバによれば、人の認知が難しい情報をSNSのユーザに対して提供することができる。
第5の態様として、プログラム(実行プログラム)は、コンピュータを第2〜第4の何れか1つの態様の外部サーバ(センターサーバ)が備える各部として機能させるものである。
第5の態様のプログラムによれば、車両から収集された人の認知が難しい情報をSNSを通じて提供することができる。
第6の態様として、車両情報交換システムは、第1の態様の車載用情報処理装置と、第2〜第4の何れか1つの態様の外部サーバ(センターサーバ)と、を含んでいる。
第6の態様の車両情報交換システムによれば、車両から人の認知が難しい情報を収集し、これをSNSを通じて他の車両に対して提供することができる。
12 車両
30 車載用情報処理装置
32 収集部
33 投稿生成部
34 投稿部(送信部)
40 SNSサーバ(管理サーバ)
30 車載用情報処理装置
32 収集部
33 投稿生成部
34 投稿部(送信部)
40 SNSサーバ(管理サーバ)
Claims (1)
- 車両自体及び車両周囲の状況の少なくとも一方に係る状況情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した状況情報及び前記車両の位置情報に基づいてソーシャル・ネットワーキング・サービスの投稿情報を生成する投稿生成部と、
前記投稿情報をソーシャル・ネットワーキング・サービスを管理する管理サーバに対して送信する送信部と、
を備えた車載用情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001341A JP2019121233A (ja) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | 車載用情報処理装置 |
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JP2018001341A JP2019121233A (ja) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | 車載用情報処理装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021006219A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2021006218A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
CN113592117A (zh) * | 2020-05-01 | 2021-11-02 | 丰田自动车株式会社 | 信息处理装置、信息处理方法以及非临时性存储介质 |
-
2018
- 2018-01-09 JP JP2018001341A patent/JP2019121233A/ja active Pending
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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