JP2019119248A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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三千彦 早川
Michihiko Hayakawa
三千彦 早川
耕平 村田
Kohei Murata
耕平 村田
俊亮 岡村
Toshiaki Okamura
俊亮 岡村
淳 岩▲さき▼
Atsushi Iwasaki
淳 岩▲さき▼
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Abstract

【課題】車両の運転モードの変更に対応してそのコンテンツも変化する車載用のHUD装置を提供。【解決手段】自動運転モードを含む自動化の程度が異なる複数の運転モードを備え、前記運転モードを変更できる車両1に搭載されて、運転席の前方に設けた所定の表示領域20に所定のコンテンツを表示するHUD装置で、前記複数の運転モードに対応して異なるコンテンツC01,C02,C21,C22,C23,C31,C32を表示することで、ドライバーは常に車両の運転モードに則った恩恵を享受できる。【選択図】図6

Description

本願発明は、自動運転車の車両に搭載されて、ドライバーの前方に設けた所定の表示領域にドライバーの運転操作に有効な情報に対応する画像(以下、コンテンツという)を表示するヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置という)に関する。
近年、人間が自動車(以下、車両という)の運転操作(操舵・加速・減速)を全く行わなくても、あるいは限られた運転操作だけを行うことで、自動で走行できる自動運転車の開発が進んでいる。
自動運転車の運転モードには、人間の運転操作の少なくとも一部をシステムが代行する自動運転モードと、システムのアシストを受けず人間が運転操作を全て行う手動運転モードとがある。詳しくは、自動運転における車両の運転モードとしては、自動化の程度が異なる5段階(レベル1〜レベル5)の自動運転モードに手動運転モード(レベル0)を加えた、全6段階がSAE規格(図13参照)で規定されている。
そして、自動運転車の車両は、手動運転モードを含む複数の運転モードを備え、目的に応じて、運転モードを変更できる。例えば、下記特許文献1に記載されているような、先行車両との車間を一定に保って走行する追従制御(以下、ACCという)は、手動運転モードと自動運転モード(レベル1以上)とを備えた車両で利用され、この車両には、ドライバーに有効な情報を表示するHUD装置が搭載されている。
詳しくは、下記特許文献1には、「車車間通信を利用したACCが可能な車両に搭載されるHUD装置であって、基準となる基準先行車両を含む他車両を自車両のドライバーに認識させるため、取得した他車両の情報に基づき他車両の運転モードや挙動などの走行状態を示すコンテンツを生成し、これらのコンテンツを、別途生成した自車両の運転モードを示すコンテンツとともに、フロントガラスの所定の表示領域に投影するが、他車両の運転モードや挙動などの走行状態を示すコンテンツについては、他車両と対応付けながら、自車両の運転席からフロントガラス越しに見える景色に重畳するように表示すること」が記載されている(図5,6,7参照)。
そして、例えば、図5では、自車両のフロントガラスの所定の表示領域内下方に、自車両の運転モードを示すコンテンツ「ACC」,「60Km」が表示されるとともに、フロントガラスの所定の表示領域内であって、他車両に重畳するように、他車両の運転モードおよび挙動などの走行状態を示すコンテンツである「AUTO MODE」,「まもなく右レーンへ」や「MANUAL MODE」,「BRAKE」が表示されることで、ドライバーは周囲に存在する他車両の走行状態を識別して認識することができる。
特開2017−37634
自動運転車では、図13に示すように、車両の運転モードによって、運転環境のモニタリングや問題発生時の対応(運転操作)等のドライバーに課される義務が異なることから、車両の運転モードが切り替わった(変更された)場合は、HUD装置が、切り替わった後(変更後)の運転モードに対応するコンテンツを表示してしかるべきところ、先行特許文献1では、車両の運転モードの変更に対して、表示されるコンテンツがどのように変化するかについては、一切記載されていない。
本発明は、前記した従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、車両の運転モードの切り替え(変更)に伴って、所定の表示領域に表示されるコンテンツも変化するヘッドアップディスプレイ装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のある態様のHUD装置は、自動運転モードを含む自動化の程度が異なる複数の運転モードを備え、その運転モードを変更できる車両に搭載されて、運転席の前方に設けた所定の表示領域に所定のコンテンツを表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
前記複数の運転モードに対応して異なるコンテンツを表示するように構成した。
(作用)各運転モード毎に、ドライバーに要求される義務(運転環境のモニタリング,問題発生時の対応である運転操作)が異なる。したがって、ある運転モードにおいてドライバーにとって有効なコンテンツが他の運転モードにおいてもドライバーにとって有効なコンテンツとは限らない。例えば、車両の運転モードがレベル3(条件付自動運転モード)からレベル5(完全自動運転モード)に変更される場合、即ち、車両の運転モードの自動化の程度が上がる場合、レベル3の運転モードに有効なコンテンツが、レベル5の運転モードでは、むしろ、ドライバーに不安を与えかねない不要なコンテンツにもなり得る。
然るに、ある態様のHUD装置では、車両の運転モードが変更される(車両の運転モードが切り替わる)と、HUD装置が表示するコンテンツも、変更後の運転モード(変更された新たな運転モード)に対応する、ドライバーにとって有効なコンテンツに変化する。
また、別の態様では、
前記車両の運転モードの変更に伴って、前記コンテンツの表示領域の大きさおよび表示位置の少なくとも一方を変化させるようにしてもよい。
(作用)自動運転車の車両の運転モードは、自動化の程度の異なる全6段階(レベル0〜レベル5)の運転モードがSAE規格(図13参照)で規定されている。そして、自動化の程度が高い(低い)運転モードほど、運転環境のモニタリングや問題発生時の対応がシステム(ドライバー)に依存するので、コンテンツの表示領域の大きさや表示位置を車両の運転モードに合わせて変化させることが望ましい。
また、別の態様では、
前記複数の運転モードには、手動運転モードが含まれ、前記自動運転モードに対応するコンテンツの表示領域を前記手動運転モードに対応するコンテンツの表示領域よりも広く構成してもよい。
(作用)手動運転モード(レベル0)では、ドライバーが常に運転操作を行うため、ドライバーの前方の視界を妨げないように、コンテンツの表示領域の大きさは小さい。一方、自動運転モード(レベル1以上)では、システムによる運転操作のアシストがある分、例えば、ドライバーの運転操作を妨げない範囲で、コンテンツの表示領域を大きくして、自動運転モード(レベル1以上)に対応するコンテンツを表示できる。即ち、自動化の程度が高い運転モードほど、運転環境のモニタリングや問題発生時の対応(運転操作)がドライバーからシステムに移行するので、自動化の程度が高い運転モードほど、コンテンツの表示領域を大きくすることができる。
例えば、ドライバーが運転操作を全く行わず、ドライバーによる運転環境のモニタリングも不要な自動化の程度が最も高い運転モード(例えば、レベル5)では、ドライバーの前方視界が妨げられたとしても問題がなく、自動運転モードに対応するコンテンツの表示領域を手動運転モードに対応するコンテンツの表示領域よりも広くして、TVの映像やインターネット通信のモニター画面として利用するなど、自動化の程度が高い自動運転モードに対応する利用が可能となる。
また、別の態様では、
前記コンテンツの表示領域の少なくとも一部を、光透過状態と不透過状態とに切り替え可能に構成するとともに、前記運転モードに対応して前記不透過領域の大きさを変化させるように構成してもよい。
(作用)コンテンツの表示領域に透光・不透光の切り替え可能な調光ミラーや液晶シャッタを設けることで、調光ミラーや液晶シャッタを設けた領域の透光・不透光を切り替えることができる。したがって、調光ミラーや液晶シャッタを設けた領域では、コンテンツの表示領域越しに見える景色に所定のコンテンツを重畳するように表示することができるし、所定のコンテンツを表示する背景が透けて見えないモニター画面としても使用することもできるので、異なる運転モードに対応する種々のコンテンツを表示することができる。
本発明によれば、ドライバーの前方に設けた所定の表示領域には、ヘッドアップディスプレイ装置によって、車両の運転モードの切り替え(変更)にあわせて、切り替え(変更)後の新たな運転モードに対応する、ドライバーに有効なコンテンツが表示されるので、ドライバーは常に車両の運転モードに則った恩恵を享受できる。
本発明に係る第1の実施形態に係るHUD装置を搭載した車両を示す図で、(a)は同車両の平面図、(b)は同車両の側面図である。 同車両の運転席周辺の縦断面図(図1(a)に示す線II-IIに沿う断面図)で、HUD装置の構成を示す図である。 同車両の運転席を車室内後方から見た斜視図(図1(b)に示す線III-IIIに沿った斜視図)である。 自動運転車の車両システム全体の構成を示すブロック図である。 同車両の運転モードに対応するコンテンツおよびコンテンツ表示領域の大きさを説明する図である。 第1の実施形態に係るHUD装置のHUD表示処理の説明図で、(a)は手動運転モード(レベル0)に対応するコンテンツを、(b)は条件付自動運転モード(レベル3)に対応するコンテンツを、(c)は完全自動運転モード(レベル5)に対応するコンテンツをそれぞれ示す。 同車両の運転モードに応じて、HUD装置が表示するコンテンツを変化させる処理を示すフローチャートである。 同車両の天井の設置された照明装置の照明ユニットの拡大斜視図である。 同車両の運転モードに対応する照明ユニットの照明状態を説明する図である。 同車両の運転モードに応じて、照明装置が照明ユニットの照明状態を変化させる処理を示すフローチャートである。 (a),(b)は本発明の第2,第3の実施形態に係るHUD装置の構成を示す縦断面図で、図2に対応する図である。 本発明の第4の実施形態に係るHUD装置の構成を示す縦断面図で、図2に対応する図である。 SAE規格における自動運転車の運転モード(レベル0〜レベル5)を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るHUD装置100を搭載した車両1を示し、図2は、同車両の運転席周辺の縦断面図(図1(a)の線II-IIに沿う断面図)で、HUD装置100の構成を示す。図3は、同車両の運転席を車室内後方から見た斜視図(図1(b)に示す線III-IIIに沿った斜視図)、図4は、自動運転車である車両1の車両システム全体の
構成を示すブロック図である。
これらの図において、車両1は、自動運転モードで走行可能な自動車であって、HUD装置100および照明装置4を備える。HUD装置100は、運転席に座ったドライバーの前方に設けた所定の表示領域(フロントガラス1aの所定の領域)20に、主にドライバーの運転操作にとって有効な各種走行情報を示すコンテンツを表示(以下、「所定の表示領域に所定のコンテンツを表示すること」を「HUD表示処理」という)する装置で、HUD制御部102とHUD104とを備える(図2,4参照)。一方、照明装置4は、車両1の運転モードを示す情報を車外に向けて表示する装置で、照明制御部42と照明ユニット44とを備え、照明ユニット44は、車両1の車体ルーフ上に配置されている(図1,4参照)。
(自動運転車の車両システム2)
まず、図4を参照して、車両1に採用されている自動運転車の車両システム2について説明する。図4に示すように、自動運転車の車両システム2は、車両制御部3と、HUD装置100と、照明装置4と、センサ5と、カメラ6と、レーダ7と、運転モード切替スイッチ8と、GPS(Global Positioning System)9と、無線通信部10と、地図情報記憶部11とを備える。さらに、車両システム2は、ステアリングアクチュエータ12と、ステアリング装置13と、ブレーキアクチュエータ14と、ブレーキ装置15と、アクセルアクチュエータ16と、アクセル装置17とを備える。
車両制御部3は、車両1の走行を制御するように構成されている。車両制御部3は、例えば、電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)により構成されている。電子制御ユニットは、プロセッサとメモリを含むマイクロコントローラと、その他電子回路(例えば、トランジスタ等)を含む。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)及び/又はGPU(Graphics Processing Unit)である。メモリは、各種車両制御プログラム(例えば、自動運転用の人工知能(AI)プログラム等)が記憶されたROM(Read Only Memory)と、各種車両制御データが一時的に記憶されるRAM(Random Access Memory)を含む。プロセッサは、ROMに記憶された各種車両制御プログラムから指定されたプログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で各種処理を実行するように構成されている。
車両制御部3は、車両1の運転モードを示すモード信号を生成して、当該モード信号をHUD装置100のHUD制御部102および照明装置4の照明制御部42にそれぞれ送信する。HUD制御部102は、受信したモード信号に基づいて、HUD104を駆動し、表示するコンテンツを車両1の運転モードに対応するように変化させる(図5,6参照)。一方、照明制御部42は、受信したモード信号に基づいて、照明ユニット44の照明状態を車両1の運転モードに対応するように変化させる(図9参照)。
センサ5は、加速度センサ、速度センサ及びジャイロセンサ等を備える。センサ5は、車両1の走行状態を検出して、走行状態情報を車両制御部3に出力するように構成されている。センサ5は、運転者が運転席に座っているかどうかを検出する着座センサ、運転者の顔の方向を検出する顔向きセンサ及び外部天候状態を検出する外部天候センサをさらに備えてもよい。
カメラ6は、例えば、CCD(Charge−Coupled Device)やCMOS(相補型MOS)等の撮像素子を含むカメラである。レーダ7は、ミリ波レーダ、マイクロ波レーダ又はレーザーレーダ等である。カメラ6とレーダ7は、車両1の周辺環境(他車、歩行者、道路形状、交通標識、障害物等)を検出し、周辺環境情報を車両制御部3に出力するように構成されている。
運転モード切替スイッチ8は、車両1の運転モードを切り替えるためのスイッチである。車両1は、後で詳しく説明するが、全6段階の運転モード(レベル0の手動運転モードとレベル1〜5の5段階の自動運転モード)を備え、運転モード切替スイッチ8を操作することで、車両1の運転モードを切り替える(変更する)ことができる。
GPS9は、車両1の現在位置情報を取得し、当該取得された現在位置情報を車両制御部3に出力するように構成されている。無線通信部10は、車両1の周囲にいる他車の走行情報を他車から受信すると共に、車両1の走行情報を他車に送信するように構成されている(車車間通信)。また、無線通信部10は、信号機等のインフラ設備からインフラ情報を受信すると共に、車両1の走行情報をインフラ設備に送信するように構成されている(路車間通信)。地図情報記憶部11は、地図情報が記憶されたハードディスクドライブ等の外部記憶装置であって、地図情報を車両制御部3に出力するように構成されている。
車両1が自動運転モードで走行する場合、車両制御部3は、走行状態情報、周辺環境情報、現在位置情報、地図情報等に基づいて、ステアリング制御信号、アクセル制御信号及びブレーキ制御信号のうち少なくとも一つを自動的に生成する。ステアリングアクチュエータ12は、ステアリング制御信号を車両制御部3から受信して、受信したステアリング制御信号に基づいてステアリング装置13を制御するように構成されている。ブレーキアクチュエータ14は、ブレーキ制御信号を車両制御部3から受信して、受信したブレーキ制御信号に基づいてブレーキ装置15を制御するように構成されている。アクセルアクチュエータ16は、アクセル制御信号を車両制御部3から受信して、受信したアクセル制御信号に基づいてアクセル装置17を制御するように構成されている。このように、自動運転モードでは、車両1の走行は車両システム2により自動制御される。
一方、車両1が手動運転モードで走行する場合、車両制御部3は、アクセルペダル、ブレーキペダル及びステアリングホイールに対するドライバーの手動操作に従って、ステアリング制御信号、アクセル制御信号及びブレーキ制御信号を生成する。このように、手動運転モードでは、ステアリング制御信号、アクセル制御信号及びブレーキ制御信号がドライバーの手動操作によって生成されるので、車両1の走行はドライバーにより制御される。
(車両1の運転モード)
次に、車両1の運転モードについて説明する。車両1は、全6段階の運転モードを備えており、例えば、運転席のハンドル近傍に設けた運転モード切替スイッチ8(図3参照)を操作することによって、車両1の運転モードを切り替えることができる。
詳しくは、車両1の運転モードには、自動運転モードと手動運転モードとがある。自動運転モードには、自動化の程度によってレベル1からレベル5までの5段階(運転支援モード,部分自動運転モード,条件付自動運転モード,高度自動運転モード,完全自動運転モード)がある。そして、車両1は、手動運転モード(レベル0)に自動運転モード(レベル1〜レベル5)を加えた、SAE規格に基づく全6段階(レベル0〜レベル5)の運転モードを備えている(図13参照)。
完全自動運転モード(レベル5)では、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御の全ての走行制御を自動的に行うと共に、ドライバーは車両1を運転できる状態にはない。
高度自動運転モード(レベル4)では、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御の全ての走行制御を自動的に行うと共に、ドライバーは車両1を運転できる状態にはあるものの車両1を運転しない。
条件付自動運転モード(レベル3)では、高速道路走行といった限られた状況に限定して、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御の全ての走行制御を自動的に行うので、限られた状況では、ドライバーが常に前を見る必要がない、即ち、運転環境のモニタリングが不要となる。
部分自動運転モード(レベル2)では、例えば、ACC,自動駐車、レーンアシストなどの複数のドライバーアシスト機能が同時に作動することで、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御を行うが、ドライバーには、常に自身で運転している意識が必要とされる。
運転支援モード(レベル1)では、車両システム2がステアリング制御、ブレーキ制御及びアクセル制御のうち一部の走行制御を自動的に行うと共に、車両システム2の運転支援の下でドライバーが車両1を運転する。
一方、手動運転モード(レベル0)では、車両システム2が走行制御を自動的に行わないと共に、車両システム2の運転支援なしにドライバーが車両1を運転する。
また、車両1の運転モードが、運転モード切替スイッチ8によって切り替えられると、車両制御部3は、運転モード切替スイッチ8に対するドライバーの操作に応じて、車両1の運転モードをレベル0〜レベル5の6段階で切り替える(変更する)。
また、車両制御部3は、車載カメラ6やセンサ5やレーダ7等の検出した、走行路上の障害物についての情報に基づいて、自動運転モードでの走行が危険であると判断した場合には、車両1の運転モードを自動運転モードから手動運転モードに切り替える。
また、車両1の運転モードは、自動運転走行可能区間や自動運転の走行が禁止されている走行禁止区間についての情報または外部天候状態についての情報に基づいて自動的に切り替えられてもよい。この場合、車両制御部3は、これらの情報に基づいて車両1の運転モードを切り替える。さらに、車両1の運転モードは、着座センサや顔向きセンサ等を用いることで自動的に切り替えられてもよい。この場合、車両制御部3は、着座センサや顔向きセンサからの出力信号に基づいて、車両1の運転モードを切り替える。
(HUD装置100)
次に、HUD装置100について説明する。
HUD装置100は、車両1のフロントガラス1aに種々のコンテンツ(図5参照)を投影し、これらのコンテンツを車両1の運転席からフロントガラス1aの表示領域20越しに見える景色に重畳するように表示する装置である。HUD104は、液晶パネル、液晶パネルを透過照明するバックライト、液晶パネルを透過したバックライトの光によって生成される像をフロントガラス1aに向けて反射する凹面鏡等によって構成される。
表示領域20とは、図2,3に示すように、HUD装置100によって投影された像を表す光を反射するフロントガラス1a上にあって、アイレンジER(図2参照)から注視点へと向かう経路上に規定された、所定の矩形状の領域である。注視点とは、車両1のドライバーが注視すべき進行方向上のポイントであり、例えば、進行方向上の空間や先行車両などである。
HUD104は、図2に示すように、映像投射器105と、光学部材106とを備えている。
映像投射器105は、各種情報を表す光を発光して投射する機器で、映像投射器105は、例えば、一台の液晶プロジェクタである。液晶プロジェクタは、液晶パネルを構成するピクセル(画素)毎に透過光(光の透過と遮断)を制御することで、所望の映像を形成する装置である。光学部材106は、映像投射器105からの映像を表す光が、特定の大きさでフロントガラス1aの表示領域20に投影されるように設けられている。光学部材106は、反射鏡106aと、拡大鏡106bとを備えている。反射鏡106aは、少なくとも一つの鏡を有し、映像投射器105からの映像を表す光を反射し、拡大鏡106bは、映像投射器105からの映像を表す光を拡大または縮小する。
HUD装置100は、車両1のダッシュボード1b内に配置され、ダッシュボード1b上面壁におけるフロントガラス1aに対応する位置に設けられた開口1cには、光を透過する透光カバー1dが設けられている。
HUD104では、映像投射器105から投射され、光学部材106および透光カバー1dを通過した映像がフロントガラス1aに投影される。このフロントガラス1aに投影される映像は、アイレンジERにおいて車両1の前方に形成された虚像VIとなる。たとえば、映像投射器(液晶プロジェクタ)105の光は、表示領域20にて反射され、車両1の前方に虚像VIとして形成されるが、フロントガラス1aに投影された虚像VIを、車両1の進行路上に存在する注視物から視線を移動させることなく、ドライバーに視認させることが可能となる。
HUD制御部102は、CPU及びメモリを中心とする周知のマイクロコンピュータを備える。メモリは、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリである。HUD制御部102には、車両1の運転モードに対応して表示可能なコンテンツ(図5参照)が予め設定されており、HUD制御部102は、車両制御部3を介し取得した各種信号(例えば、運転モード信号)に基づき、HUD104を駆動して車両1の運転モードに対応するHUD表示処理を実行する。
即ち、HUD制御部102は、車両制御部3を介し取得した各種情報(車速、時刻、運転モード、車載カメラ6やセンサ5やレーダ7等によって得られる映像、その他の情報など)に基づいて、それぞれの情報を示すコンテンツ(図5参照)を生成するとともに、HUD104を駆動して、車両1の運転モードに対応する所定のコンテンツを表示領域20に表示するHUD表示処理を実行する。
例えば、図6(a)は、車両1の運転モードが手動運転モード(レベル0)の場合のHUD表示処理を示す。車両速度を示すコンテンツC01は、表示領域20の下方左右方向中央に位置する横長の小さな第一表示領域20aに表示され、時刻を示すコンテンツC02は、表示領域20の右上に位置する小さな第二表示領域20bに表示される。これらのコンテンツC01,C02は、車両制御部3を介して得られた車両1の速度情報,時刻情報に基づいてHUD制御部102がそれぞれ生成し、HUD104を介して第一表示領域20a,第二表示領域20bにそれぞれ表示される。
また、図6(b)は、車両1の運転モードが条件付自動運転モード(レベル3)の場合のHUD表示処理を示す。車両速度を示すコンテンツC01は、手動運転モード(レベル0)の場合のHUD表示処理と同様、表示領域20の下方左右方向中央に位置する第一表示領域20aに表示される。
また、運転モードを示すコンテンツC11は、車両制御部3を介して得られた運転モード情報に基づいてHUD制御部102が生成し、時刻を示すコンテンツC02とともに、表示領域20内右上隅の中程度の大きさの第二表示領域20b’に上下並列状態に表示される。
また、先行車両や対向車両それぞれの位置およびそれらまでの距離を示すコンテンツ(それらまでの距離に対応する大きさのマーキング画像)C23や自車両の進路情報を示すコンテンツ(矢印画像)C24は、表示領域20内全体に左右に大きく広がる第三表示領域20cに先行車両や対向車両にそれぞれ重畳するように中程度の大きさに表示される。
詳しくは、コンテンツ(マーキング画像)C23は、車両制御部3を介して得られた、カメラ6が撮影した先行車両や対向車両の映像およびレーダ7の検出情報に基づいてHUD制御部102が生成し、HUD104を介して、第三表示領域20c内で先行車両や対向車両にそれぞれ対応付けて表示される。
コンテンツ(矢印画像)C24は、車両制御部3を介して得られたナビ情報に基づいてHUD制御部102が生成し、HUD104を介して第三表示領域20c内の左右方向中央下方に表示される。
また、車両速度を示すコンテンツC01を表示する第一表示領域20aの左右両側には、カメラ6が撮影した車両後方の映像であるコンテンツC21を表示する画面(バックモニタ)を構成する第四,第五表示領域20d,20eが設けられている。即ち、第四,第五表示領域20d,20eでは、フロントガラス1aの車室側表面に、透光状態と不透光状態とを切り替えることのできる調光ミラー21が積層するように設けられ、調光ミラー21に電圧を印加すれば、調光ミラー21は透光状態となり、電圧を印加しなければ、調光ミラー21は不透光状態となる。したがって、車両制御部3を介して得られたカメラ6の映像(車両後方の映像)であるコンテンツC21は、HUD104を介して、第四,第五表示領域20d,20e(の不透光状態に保持された調光ミラー21)に表示される。
なお、条件付自動運転モード(レベル3)の場合と同様、運転環境のモニタリングが必要とされる部分自動運転モード(レベル2)においても、第四,第五表示領域20d,20eをバックモニタとして利用できるが、第四,第五表示領域20d,20eが設けられている表示領域20内の下方位置は、一般乗用車ではドライバーから見てボンネットB(図1,2参照)が透けて見える領域であり、調光ミラー21(第四,第五表示領域20d,20e)を不透光に保持したとしても、ドライバーから見える車両前方の視界を妨げることはない。
さらに、図6(c)は、車両1の運転モードが完全自動運転モード(レベル5)の場合のHUD表示処理を示す。表示領域20内の左右方向中央に設けられた上下に大きく広がる第二表示領域20b”には、車両制御部3を介して得られた時刻情報および車両1の運転モード情報に基づいてHUD制御部102が生成した、現在の時刻および車両1の運転モードをそれぞれ示すコンテンツC02,C11が表示される。
また、表示領域20内の、第二表示領域20b”左右両側に設けられた、それぞれ上下に大きく広がる第六,第七表示領域20f,20gには、フロントガラス1aの車室側表面に透光・不透光の切り替え可能な調光ミラー22が積層するように設けられており、この第六,第七表示領域20f,20gは、車両制御部3を介して得られたナビ情報であるマップ画像やTVの映像を示すコンテンツC31,C32を表示する画面として利用される。
即ち、第六,第七表示領域20f,20gをコンテンツ表示画面として利用する場合は、調光ミラー22を不透光状態に保持して、車両制御部3を介して得られたマップ画像やTVの映像を示すコンテンツC31,C32が、HUD104を介して、第六表示領域20f,第七表示領域20gにそれぞれ表示される。
なお、調光ミラー22が設けられている第六表示領域20fおよび第七表示領域20gは、例えばレベル4以下の運転モードにおいて透明性が要求される第二,第三表示領域20b,20c(図6(b)参照)とそれぞれ大幅に重複するが、車両1の運転モードがレベル4以下でHUD表示処理を行う際は、調光ミラー22に電圧を印加して、調光ミラー22(第六表示領域20fおよび第七表示領域20g)は透明状態に保持されるため、レベル4以下の運転モードにおいて、第二,第三領域20b,20cの透明性を妨げるものではない。
また、調光ミラー21が設けられている第四,第五表示領域20d,20eについても、コンテンツC21を表示する画面として利用しない場合は、即ち、車両1の運転モードがレベル2以下でHUD表示処理を行う際は、調光ミラー21(第四,第五表示領域20d,20e)は透明状態に保持されるため、ドライバーの前方視界を遮ることはない。
なお、第四,第五表示領域20d,20eおよび第六,第七表示領域20f,20gには、透光・不透光の切り替え可能な調光ミラー21,22が設けられているが、調光ミラー21,22に代えて、透光・不透光の切り替え可能な液晶シャッタを設けてもよい。即ち、液晶シャッタは、液晶を介装した対向透明電極を挟んで垂直方向偏光フィルタと水平方向偏光フィルタを対向するように積層一体化した液晶パネルを備え、前記対向電極に電圧を印加し前記液晶の分子の配列を変化させることで、液晶パネルの透光・不透光を切り替えるように構成されている。
(HUD装置100が表示できるコンテンツ)
次に、図5,6を参照して、車両1の運転モードに対応してHUD装置100が表示できるコンテンツの種類とコンテンツの表示領域の大きさを説明する。図5,6は、車両1の運転モードに対応するコンテンツおよびその表示領域の大きさを説明する図で、コンテンツの種類とその表示領域の大きさは、HUD制御部102によって予め設定されている。
手動運転モード(レベル0)では、例えば、車速を示すコンテンツC01と、時刻を示すコンテンツC02を表示できる。運転支援モード(レベル1)では、手動運転モードで表示できるコンテンツC01,C02に加えて、例えば、車両1の現在の運転モードを示すコンテンツC11を表示できる。これらの運転モード(レベル0,1)では、ドライバーによる運転が前提であり、ドライバーの前方視界を妨げないように、コンテンツC01,C02,C11の表示領域20a,20bの位置および大きさが規定されている((図6(a)参照)。なお、手動運転モード(レベル0)では、車両1の運転モードを示すコンテンツC11が表示されない(図6(a)参照)が、運転支援モード(レベル1)では、条件付自動運転モード(レベル3)のHUD表示処理(図6(b)参照)の場合と同様に、時刻を示すコンテンツC02と一緒に第2表示領域20b’に表示される。
また、部分自動運転モード(レベル2),条件付自動運転モード(レベル3)および高度自動運転モード(レベル4)では、運転支援モード(レベル1)で表示できるコンテンツC01,C02,C11に加えて、例えば、車載カメラ6やセンサ類によって得られる映像を示すコンテンツ(例えば、車載カメラ6が撮影した車両後方の映像)C21、先行車両の挙動情報に関する画像を示すコンテンツC22、先行車や対向車や歩行者等のマーキングを示すコンテンツC23、予測進路等の車両の動作を示す画像を示すコンテンツ(例えば、自車両に車線変更を促す矢印)C24等を表示できる。
レベル2〜4の自動運転モードでは、車両システム2が運転を行い、ドライバーによる運転環境のモニタリング義務が緩和されるため、ドライバーの前方視界を大きく妨げない範囲で、表示領域20a,20b’,20c,20d,20eの位置および大きさが規定されている(図6(b)参照)。即ち、運転モード(レベル0,1)の場合と比べて、表示領域20a,20b’,20c,20d,20eの位置および大きさの制約が緩和されている。
また、完全自動運転モード(レベル5)では、レベル2〜4の自動運転モードで表示できるコンテンツC01,C02,C11,C21,C22,C23,C24のうち、最小限必要と考えられるコンテンツC02,C11だけを表示し、それ以外の全てのコンテンツの表示を省くことで新たに確保した、大きな表示領域(第六,第七表示領域)20f,20gを、TVやインターネットのモニター画面、あるいはナビゲーションマップの表示画面として利用することができる。
詳しくは、完全自動運転モード(レベル5)では、車両システム2が車両の運転を行い、ドライバーには、運転環境のモニタリングおよび問題発生時の対応(運転操作)の義務もないため、ドライバーの前方視界を考慮せずに、表示領域の位置および大きさを規定できる。即ち、レベル2〜4の自動運転モードにおいて必要とされる、例えば、自車両後方の映像,先行車両の挙動情報,先行車や対向車や歩行者等の位置および距離情報,自車両への車線変更支持情報などのコンテンツC21,C22,C23,C24は、完全自動運転モードでは必要でないばかりか、ドライバーに対し不必要に車両1の走行状況を含む周辺の他車両等の走行状態を認識させることとなって、ドライバーにむしろストレスを与えかねない。
そこで、完全自動運転モード(レベル5)では、レベル2〜4の自動運転モードで表示する種々のコンテンツ(図5参照)のうち、現在の時刻を示すコンテンツC02と車両1の運転モードを示すコンテンツC11だけを、図6(c)に示すように、表示領域20中央の比較的の大きな第二表示領域20b”に表示し、その他のコンテンツは一切表示しない。その代わりに、ナビゲーションマップ画像を示すコンテンツC31およびTV映像を示すコンテンツC32を、第二表示領域20b”左右のさらに大きな第六,第七表示領域20f,20gに表示することができる。特に、目的地に到着するまでの間、ドライバーは勿論、その他の同乗者も一緒に、TV映像を示すコンテンツC32を視聴することができる。
なお、レベル0〜レベル5の各運転モードにおいて、HUD装置100が表示するコンテンツについては、HUD制御部102において、レベル0からレベル5の各運転モード毎に予め入力設定されているが、必要に応じて、図5に示す範囲内で、ドライバーがHUD制御部102における設定を適宜変更することができる。
(HUD制御部102のHUD表示処理)
次に、図7を参照して、車両1の運転モードに応じてHUD装置100が表示するコンテンツを変化させる処理について説明する。
最初に、HUD制御部102は、車両制御部3から車両1の運転モードを示すモード信号を受信すると、受信したモード信号が完全自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS10)。そして、HUD制御部102は、モード信号が完全自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS10でYES)、HUD104を完全自動運転モードに対応する所定のコンテンツを表示可能な状態に設定し(ステップS11)、HUD104を駆動して所定のコンテンツを表示させる。
一方、HUD制御部102は、モード信号が完全自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS10でNO)、モード信号が高度自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS12)。HUD制御部102は、モード信号が高度自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS12でYES)、HUD104を高度運転モードに対応する所定のコンテンツを表示可能な状態に設定し(ステップS13)、HUD104を駆動して所定のコンテンツを表示させる。
一方、HUD制御部102は、モード信号が高度自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS12でNO)、モード信号が条件付自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS14)。そして、HUD制御部102は、モード信号が条件付自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS14でYES)、HUD104を条件付自動運転モードに対応する所定のコンテンツを表示可能な状態に設定し(ステップS15)、HUD104を駆動して所定のコンテンツを表示させる。
一方、HUD制御部102は、モード信号が条件付自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS14でNO)、モード信号が部分自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS16)。そして、HUD制御部102は、モード信号が部分自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS16でYES)、HUD104を部分自動運転モードに対応する所定のコンテンツを表示可能な状態に設定し(ステップS17)、HUD104を駆動して所定のコンテンツを表示させる。
一方、HUD制御部102は、モード信号が部分自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS16でNO)、モード信号が運転支援モードを示すかどうかを判断する(ステップS18)。そして、HUD制御部102は、モード信号が運転支援モードを示すと判断したとき(ステップS18でYES)、HUD104を運転支援モードに対応する所定のコンテンツを表示可能な状態に設定し(ステップS19)、HUD104を駆動して所定のコンテンツを表示させる。
一方、HUD制御部102は、モード信号が部分自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS18でNO)、モード信号が手動運転モードを示すと判断する(ステップS20)。そして、HUD104を手動運転モードに対応する所定のコンテンツを表示可能な状態に設定し(ステップS21)、HUD104を駆動して所定のコンテンツを表示させる。
このようにして本処理が終了する。また、HUD制御部102がモード信号を車両制御部3から受信するたびに、本処理が実行される。
このように、本実施形態によれば、車両1の運転モードの切り替え(変更)に伴って、所定の表示領域に表示されるコンテンツも運転モードに対応するものに変化するヘッドアップディスプレイ装置100が提供される。
したがって、車両1のドライバーは、車両1の現在の運転モードに則った恩恵を享受できる。
(照明装置4)
次に、照明装置4を説明する。
照明装置4は、前記したように、車両の運転モードに係る情報を外部に向けて表示する装置で、照明ユニット44は、車両1の車体ルーフ上に配置されて、水平方向における照明ユニット44の全周囲(360度)に光を照射する(図1参照)。
照明制御部42(図4参照)は、電子制御ユニット(ECU)によって構成されている。電子制御ユニットは、図示しない電源に電気的に接続されており、CPUやMPU等のプロセッサとROM及びRAM等のメモリとを含むマイクロコントローラと、その他電子回路(例えば、LEDドライバ等の駆動回路)とを含む。
また、照明ユニット44は、図8に拡大して示すように、LEDやレーザ等の発光素子を光源(図示せず)としてそれぞれ収容し、周方向に向けて光を照射するように構成された照明ユニット部441,442,443を上下三段に積層一体化した構造で、車両の運転モードに対応して、照明制御部42が照明ユニット部441,442,443の点・消灯を制御することで、照明状態が変化する(図9参照)。
これにより、照明ユニット44は、車両1の外部に向けて水平方向における車両1の全周囲に車両1の運転モードを示す情報を提示することができる。特に、照明装置4は、車両1の周囲にいる歩行者や他車両等に向けて運転モードに係る情報を提示することができる。尚、本実施形態では、照明ユニット44は、一例として車体ルーフ上に配置されているが、照明ユニット44の配置位置や形状は特に限定されない。例えば、照明ユニット44は、車両1の車体側面や路面に対向する車体底面に配置されていてもよい。
(照明制御部42の処理)
次に、図10を参照して、照明制御部42が車両1の運転モードに応じて照明ユニット44の照明状態を変化させる処理について説明する。
最初に、照明制御部42は、車両制御部3から車両1の運転モードを示すモード信号を受信すると、受信したモード信号が完全自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS10A)。そして、照明制御部42は、モード信号が完全自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS10AでYES)、照明ユニット44の照明状態を完全自動運転モードに対応する照明状態に設定(点灯させる光源を選択)し(ステップS11A)、照明ユニット44の上下三段441,442,443全てが発光するように照明(点灯)させる(図8,9参照)。
一方、照明制御部42は、モード信号が完全自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS10AでNO)、モード信号が高度自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS12A)。
そして、照明制御部42は、モード信号が高度自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS12AでYES)、照明ユニット44の照明状態を高度自動運転モードに対応する照明状態に設定(点灯させる光源を選択)し(ステップS13A)、照明ユニット44の上二段442,443が発光するように照明(点灯)させる(図8,9参照)。
一方、照明制御部42は、モード信号が高度自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS12AでNO)、モード信号が条件付自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS14A)。照明制御部42は、モード信号が条件付自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS14AでYES)、照明ユニット44の照明状態を条件付自動運転モードに対応する照明状態に設定(点灯させる光源を選択)し(ステップS15A)、照明ユニット44の最上段443が発光するように照明(点灯)させる(図8,9参照)。
一方、照明制御部42は、モード信号が条件付自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS14AでNO)、モード信号が部分自動運転モードを示すかどうかを判断する(ステップS16A)。そして、照明制御部42は、モード信号が部分自動運転モードを示すと判断したとき(ステップS16AでYES)、照明ユニット44の照明状態を部分自動運転モードに対応する照明状態に設定(点灯させる光源を選択)し(ステップS17A)、照明ユニット44の中段442が発光するように照明(点灯)させる(図8,9参照)。
一方、照明制御部42は、モード信号が部分自動運転モードを示していないと判断したとき(ステップS16AでNO)、モード信号が運転支援モードを示すかどうかを判断する(ステップS18A)。そして、照明制御部42は、モード信号が運転支援モードを示すと判断したとき(ステップS18AでYES)、照明ユニット44を運転支援モードに対応する照明状態に設定(点灯させる光源を選択)し(ステップS19A)、照明ユニット44の最下段441が発光するように照明(点灯)させる(図8,9参照)。
一方、照明制御部42は、モード信号が運転支援モードを示していないと判断したとき(ステップS18AでNO)、モード信号が手動運転モードを示すと判断する(ステップS20A)。そして、照明制御部42は、照明ユニット44を手動運転モードに対応する照明状態に設定(点灯させる光源なしを選択)し(ステップS21A)、照明ユニット44の上下三段441,442,443全て消灯させる(図8,9参照)。
このようにして本処理が終了する。また、照明制御部42がモード信号を車両制御部3から受信するたびに、本処理が実行される。
このように、本実施形態によれば、車両1の運転モードに応じて、車室内に対しては、フロントガラス1aの所定の表示領域20に表示されるコンテンツが変化すると同時に、車外に対しては、照明ユニット44の照明状態が変化するので、車両1の周囲の歩行者や他車等は、車両1の運転モードが完全自動運転モード、高度自動運転モード、条件付自動運転モード、部分自動運転モード、運転支援モード又は手動運転モードのいずれであるかを視認することができる。
なお、前記した実施形態では、車両1の運転モードが高度自動運転モード(レベル4)から手動運転モード(レベル0)に、あるいは手動運転モード(レベル0) から高度自動運転モード(レベル4)に変更する場合について説明しているが、車両1の運転モードを全6段階(レベル0〜レベル5)の範囲で変更する場合にも同様に適用できる。
(第2,第3の実施形態)
図11(a),(b)は、本発明の第2,第3の実施形態に係るHUD装置100A,100Bの構成を示す図で、第1の実施形態に係るHUD装置100の構成を示す図2に対応する図である。
第2,第3の実施形態に係るHUD装置100A,100Bは、コンバイナー型と称されるもので、コンバイナーと称呼される矩形状の透明プラスチックディスク50A,50Bが、車両1A,1Bの運転席のダッシュボード1b上や天井内側に設けた回動支点52に対し、矢印に示すように前後方向に傾動(揺動)できるように構成されている。
そして、コンバイナー50A,50Bを回動支点52に対し傾動(揺動)させて、アイレンジERから注視点へと向かう経路上に起立させて配置し、ダッシュボード1b内側または運転席の天井内側に配置したHUD装置100A,100Bによって、コンバイナー50A,50Bの所定の表示領域20A,20Bに所定のコンテンツを投影させるように構成されている。HUD装置100A,100Bは、第1の実施形態に係るHUD装置100と同様、HUD制御部102とHUD104でそれぞれ構成されている。
即ち、前記した第1の実施形態に係るHUD装置100は、フロントガラス1aの所定の表示領域20に所定のコンテンツを投影し、投影したコンテンツを車両1の運転席からフロントガラス1aの表示領域20越しに見える景色に重畳するように表示する構造であるのに対し、第2,第3の実施形態に係るHUD装置100A,100Bは、フロントガラス1aに代えて、コンバイナー50A,50Bの所定の表示領域20A,20Bに所定のコンテンツを投影し、投影したコンテンツを車両1A,1Bの運転席からコンバイナー50A,50Bの表示領域20A,20B越しに見える景色に重畳するように表示する構造である。
そして、コンバイナー50A,50Bの所定の表示領域20A,20B内には、前記第1の実施形態におけるコンテンツ表示領域である第一表示領域20a〜第七表示領域20gに対応する第一表示領域〜第七表示領域(図示せず)がそれぞれ設けられている。さらに、表示領域20A,20B内の第四,第五,第六,第七表示領域には調光ミラーが設けられて、これらの領域の透光・不透光を制御することで、表示領域20A,20B内の第四,第五,第六,第七表示領域に対し、HUD装置100A,100BのHUD制御部102は、前記した第1の実施形態に係るHUD装置100のHUD制御部102と実質的に同じHUD表示処理を行うように構成されている。
また、第2,第3の実施形態に係るHUD装置100A,100Bでは、例えば、車両1A,1BのイグニッションスイッチをONにしない状態では、コンバイナー50A,50Bは、図11(a),(b)の仮想線で示すように、ダッシュボード1bの開口1cや運転席天井部のHUD装置収容部を塞いでいる。そして、イグニッションスイッチONに連係して、コンバイナー50A,50BがドライバーのアイレンジERを横切る所定位置まで自動的に傾動し、HUD装置100A,100Bとして動作可能となり、イグニッションスイッチOFFに連係して、コンバイナー50A,50Bが自動的に元の位置まで傾動して戻るように構成されている。
あるいは、車両1A,1Bの運転モードがレベル1〜5の自動運転モード(手動運転モード以外)となった場合に、コンバイナー50A,50BがドライバーのアイレンジERを横切る所定位置まで自動的に傾動し、車両1A,1Bの運転モードが手動運転モードとなるか、イグニッションスイッチOFFとなった場合に、コンバイナー50A,50Bが自動的に元の位置まで傾動して戻るように構成されている。手動運転モードでは、ドライバーの視線上にコンバイナー50A,50Bがない方が、車両前方の視認性に優れることから、自動運転モードの場合だけ、コンバイナー50A,50Bがドライバーの前方に起立した状態になることが望ましい。
(第4の実施形態)
図12は、本発明の第4の実施形態に係るHUD装置100Cの構成を示す図で、第1の実施形態に係るHUD装置100の構成を示す図2に対応する図である。
第4の実施形態に係るHUD装置100Cは、フロントガラス1aの内側に密着するように設けられた樹脂製透明OLED(Organic Light−Emitting Diode)200と、透明OLED200に所定のコンテンツを表示させるHUD制御部202で構成されている。
透明OLED200には、表示領域20Cが設けられ、表示領域20Cには、HUD制御部202を介して、所定のコンテンツが表示されるように構成されている。表示領域20Cには、前記第1の実施形態のHUD装置100の表示領域20に設けた第一〜第七表示領域20a〜20gに対応する第一〜第七表示領域(図示せず)が設けられている。
透明OLED200は、透明であることから、透けて見える風景に所定のコンテンツを重畳するように表示できるし、表示領域20Cにおける所定の領域(第1の実施形態の第四,第五,第六,第七表示領域20d,20e,20f,20gに対応する領域)における透明度を下げることで、車室側だけに所望のコンテンツを表示させることができる。
1,1A,1B,1C 車両
1a フロントガラス
2 車両システム
3 車両制御部
6 カメラ
7 レーダ
8 運転モード切替スイッチ
20,20A,20B,20C,20a,20b,20b’,20b”,20c,20d,20e,20f,20g 表示領域
50A,50B コンバイナー
100,100A,100B,100C ヘッドアップディスプレイ装置
102,202 HUD制御部
104 HUD
105 映像投射器
106 光学部材
106a 反射鏡
106b 拡大鏡
200 透明OLED
C01,C02,C11,C21,C22,C23,C24 コンテンツ

Claims (4)

  1. 自動運転モードを含む自動化の程度が異なる複数の運転モードを備え、その運転モードを変更できる車両に搭載されて、運転席の前方に設けた所定の表示領域に所定のコンテンツを表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記複数の運転モードに対応して異なるコンテンツを表示するように構成されたことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記車両の運転モードの変更に伴って、前記コンテンツの表示領域の大きさおよび表示位置の少なくとも一方が変化することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記複数の運転モードには、手動運転モードが含まれ、前記自動運転モードに対応するコンテンツの表示領域が前記手動運転モードに対応するコンテンツの表示領域よりも広いことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記コンテンツの表示領域の少なくとも一部は、光透過状態と不透過状態に切り替え可能に構成されるとともに、前記運転モードに対応して前記不透過領域の大きさが変化するように構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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