JP2019114847A - 画像記録制御装置、画像記録方法、画像記録プログラム、撮像装置及び画像記録制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な作業によってユーザが希望するハイライト部分による動画像を得る。【解決手段】 画像記録制御装置は、動画像を取得する画像取得部と、上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定部と、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御部と、を具備する。【選択図】図1
Description
本発明は、動画の編集記録が可能な画像記録制御装置、画像記録方法、画像記録プログラム、撮像装置及び画像記録制御システムに関する。
近年、デジタルカメラなどの撮影機能付き携帯機器(撮影機器)は、静止画のみならず、動画撮影機能を有するものが多い。動画撮影を行った得た動画は、鑑賞上、無駄な部分や変化の乏しい部分が比較的多く、変化が少なく見栄えが良くない場合がある。そこで、撮影によって取得した動画像を編集することで鑑賞、観察に適した動画を作成する映像編集が行われることがある。
このような動画像の映像編集装置においては、長時間に渡って記録された動画像から、所望の編集ポイントを探して編集作業を行う必要があり、比較的長時間の煩雑な作業を必要とする。そこで、特許文献1においては、静止画の撮影指示に従ってダイジェスト動画を生成すると共に、予め定められた条件に従ってダイジェスト動画から削除箇所を削除する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の装置においては、予め定められた条件に従って不要な部分を削除して動画像を短くすることはできるが、動画像を簡単、迅速に編集できるものではなく、必ずしもユーザの希望に沿ったシーンやハイライト部分による動画像を生成することができるとは限らないという問題があった。
本発明は、簡単な作業によってユーザが希望するハイライト部分による動画像を得ることができる画像記録制御装置、画像記録方法、画像記録プログラム、撮像装置及び画像記録制御システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様による画像記録制御装置は、動画像を取得する画像取得部と、上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定部と、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御部と、を具備する。
本発明の一態様による画像記録方法は、動画像を取得する画像取得ステップと、上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定ステップと、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御ステップと、を具備する。
本発明の一態様による画像記録プログラムは、コンピュータに、動画像を取得する画像取得ステップと、上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定ステップと、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御ステップと、を実行させる。
本発明の一態様による撮像装置は、動画像を取得する撮像部と、上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定部と、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御部と、を具備する。
本発明の一態様による画像記録制御システムは、動画像を取得する撮像部を有する撮像装置と、表示部を有し、上記撮像装置との間で通信が可能な情報端末装置と、を具備し、上記撮像装置及び情報端末装置のいずれかに、上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定部と、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御部と、を具備する。
本発明によれば、簡単な作業によってユーザが希望するハイライト部分による動画像を得ることができるという効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像記録制御装置を示すブロック図である。本実施の形態は、画像記録制御装置を撮像装置によって構成した例を示している。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像記録制御装置を示すブロック図である。本実施の形態は、画像記録制御装置を撮像装置によって構成した例を示している。
本実施の形態の画像記録制御装置は、動画の撮影時や再生時において、ハイライト部分を特定する操作又はハイライト部分の自動検出によって、撮像画像中の比較的短時間のハイライト部分の候補を特定すると共に、複数のハイライト部分を結合することで、変化に富んだ面白味のある動画を得るものである。この場合において、本実施の形態においては、各ハイライト部分の候補は、撮像画像中の比較的短時間の特定期間(以下、候補期間という)に設定され、この候補を例えば繰り返し再生しながらユーザの候補期間の変更操作及び合成編集操作を受け付けることにより、簡単な操作によって面白味のある動画の生成を可能にする。なお、候補期間は、検索の容易さと確認の確実さとを比較考慮して、例えば、数秒間(2〜3秒間や、4〜5秒間等)が好ましいが、これに限らず、動画の内容に応じて適宜変更可能である。
ここで、繰り返して表示するのは、短期間の動画ならさっと見てしまった方が早いという発想であるが、動画として見ることで、時間推移の体感もでき動画としての効果も簡単に確認できる。
また、例えば秒30コマの動画なら2秒分の60コマを全部静止画として表示してもよいし、候補部の先頭コマと終了コマとその他コマなどを静止画として一覧表示してもよい。これによって簡単にハイライト部分がどこからどこまでかを確認することが出来る。その時は、時間推移が実感できないので、ハイライト動画の再生時間などを同時に表示するようにしてもよい。
ここで、繰り返して表示するのは、短期間の動画ならさっと見てしまった方が早いという発想であるが、動画として見ることで、時間推移の体感もでき動画としての効果も簡単に確認できる。
また、例えば秒30コマの動画なら2秒分の60コマを全部静止画として表示してもよいし、候補部の先頭コマと終了コマとその他コマなどを静止画として一覧表示してもよい。これによって簡単にハイライト部分がどこからどこまでかを確認することが出来る。その時は、時間推移が実感できないので、ハイライト動画の再生時間などを同時に表示するようにしてもよい。
ハイライト部分の候補(以下、ハイライト候補部という)の特定は、撮影時及び再生時のいずれにおいても可能である。以下の説明では、撮影時にハイライト候補部を特定する例を示しているが、再生時でも撮影時と同様にハイライト候補部の特定は可能である。なお、後述するように、本実施の形態においては、複数のハイライト候補部のうちの採用したハイライト候補部を結合して記録することもできるようになっており、ハイライト候補部は記録候補部とも言える。
図1において、撮像装置10は、例えばデジタルカメラ等によって構成することができる。撮像装置10には制御部11が設けられている。制御部11は、CPU等を用いたプロセッサによって構成されて、図示しないメモリに記憶されたプログラムに従って動作して各部を制御するものであってもよいし、ハードウェアの電子回路で機能の一部又は全部を実現するものであってもよい。
撮像装置10は、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子23を備えた撮像部21を有している。画像取得部としての撮像部21は、光学系22を介して入射した光学像を撮像素子23によって光電変換することで、撮像信号(撮像画像)を取得する。なお、撮像素子23としては、像面位相差法においてデフォーカス量を求めるためのフォーカス制御用の画素を有するものであってもよい。
光学系22は、ズームやフォーカシングのための図示しないレンズ等を備えている。光学系22は、これらのレンズを駆動する図示しないズーム(変倍)機構、ピント及び絞り機構を備えており、それぞれ変倍制御部24、ピント制御部25及び絞り制御部26によって駆動制御されるようになっている。なお、光学系22のレンズとしては、撮像部21に取り付けられた固定のレンズであってもよく、また、交換式のレンズであってもよい。
制御部11は、変倍制御部24、絞り制御部26及びピント制御部25を制御して、光学系22のズーム、絞り及びピントを調節することができるようになっている。撮像部21は、制御部11に制御されて撮像を行い、撮像画像(動画像及び静止画像)の撮像信号を制御部11に出力する。また、撮像装置10にはマイクロホン27が設けられている。マイクロホン27は、撮像装置10の周囲の音声を収音して、音声信号を制御部11に供給するようになっている。
撮像装置10には操作部35が設けられている。操作部35は、図示しないレリーズボタン、ファンクションボタン、撮影モード設定、パラメータ操作等の各種スイッチ、ダイヤル、リング部材等を含み、ユーザ操作に基づく操作信号を制御部11に出力する。制御部11は、操作部35からの操作信号に基づいて、撮像部21を含む各部を制御するようになっている。
また、後述する表示部31の表示画面上には、タッチパネル32が設けられている。タッチパネル32は、ユーザが指で指し示した表示画面上の位置に応じた操作信号を発生することができる。この操作信号は、制御部11に供給される。これにより、制御部11は、ユーザがタッチした表示画面上の位置やユーザが表示画面上を指でスライドさせるスライド操作を検出することができ、ユーザ操作に対応した処理を実行することができるようになっている。
制御部11は、撮像部21に撮像素子の駆動信号を出力すると共に、撮像部21からの撮像画像(動画像及び静止画像)を取込む。制御部11の画像処理部12は、取込んだ撮像画像に対して、所定の信号処理、例えば、色調整処理、マトリックス変換処理、ノイズ除去処理、その他各種の信号処理を行う。なお、制御部11は、マイクロホン27からの音声信号に対しても所定の音声信号処理を行う。
制御部11には記録再生制御部14が設けられている。記録再生制御部14は、信号処理後の撮像画像及び音声を圧縮処理し、圧縮後の画像及び音声を記録部38に与えて記録させることができる。記録部38は、所定の記録媒体によって構成されて、制御部11から与えられた情報を記録すると共に、記録されている情報を制御部11に出力することができる。記録部38としては、例えばカードインターフェースを採用することができ、記録部38はメモリカード等の記録媒体に画像情報及び音声情報等を記録可能である。また、記録再生制御部14は、記録部38に記録されている情報を読み出して利用させることができる。即ち、記録再生制御部14は、記録部38に記録されている動画データを再生して、再生動画を出力することができる。
また、制御部11には、表示制御部13が設けられている。表示制御部13は、撮像部21からの撮像画像や記録再生制御部14からの再生画像が与えられて、これらの画像表示を表示部31に対して行うことができる。また、表示制御部13は、撮像装置10の操作を行うためのメニュー表示等を表示部31に表示させることもできるようになっている。表示部31は、例えば撮像装置10の筐体背面に設けられており、LCD(液晶表示装置)等の表示画面を有している。
撮像装置10には通信部37が設けられており、制御部11には、通信制御部15が設けられている。通信部37は、通信制御部15に制御されて、図示しない外部機器との間で情報を送受することができるようになっている。通信部37は、例えば、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線による通信及び例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANによる通信が可能である。なお、通信部37は、ブルートゥース(登録商標)やWi−Fi(登録商標)に限らず、各種通信方式での通信を採用することが可能である。通信制御部15は、通信部37を介して、撮像部21によって取得された動画データを外部に送信することができる。
また、撮像装置10は時計部36を有している。時計部36は、時刻情報を発生して制御部11に供給することができる。制御部11は、この時刻情報を用いて、画像編集に際して、時間情報を管理することができる。
本実施の形態においては、制御部11には編集制御部16が設けられている。編集制御部16は、撮像中において、タッチパネル32や操作部35のユーザ操作に基づいて、撮像画像におけるハイライト部分の開始位置を特定することができるようになっている。例えば、特定部としての編集制御部16は、ユーザ操作が行われたタイミングをハイライト候補部の開始位置に設定し、候補期間分の長さの撮像画像をハイライト候補部として特定するようになっていてもよい。また、編集制御部16は、ユーザ操作が行われたタイミングより所定期間前のタイミングをハイライト候補部の開始位置に設定し、候補期間分の長さの撮像画像をハイライト候補部として特定するようになっていてもよい。なお、録画中にユーザの声が含まれてもよい場合には、制御部11に音声認識処理を実行させ、マイクロホン27によって取得した音声の認識結果に基づいてハイライト候補部の開始位置を特定するようになっていてもよい。
また、本実施の形態においては、画像処理部12は、編集制御部16におけるハイライト候補部の判定のための画像解析を行うことができるようになっている。例えば、画像処理部12は、撮像画像のフレーム毎に、輝度分布、輝度微分値分布、動きベクトル分布等を求めて、例えば、動きの変化が大きい画像、適切な明るさの画像等を判定するための評価値を算出することができる。また、画像処理部12は、公知の顔認識処理によって、撮像画像中の人物や動物の顔等を検出するための評価値を求めることができる。また、例えば、画像処理部12は、スポーツの特定のシーンや、特定の背景等の各種画像の画像特徴と撮像画像の画像特徴との比較によって、様々なイベントにおけるハイライト部分の判定に用いる評価値を算出することができる。
編集制御部16は、画像処理部12が求めた評価値に基づいて、撮像画像中のハイライト候補部を特定することができるようになっている。なお、この場合にも、ハイライト候補部の長さは、所定の候補期間分とする。また、編集制御部16は、画像処理部12の評価値に基づくハイライト候補部の開始タイミングよりも所定時間前のタイミングをハイライト候補部の開始位置に設定し、候補期間分の長さの撮像画像をハイライト候補部として特定するようになっていてもよい。編集制御部16は、ユーザ操作に基づいて候補期間を設定することができるようになっている。
編集制御部16は、記録再生制御部14を制御して、撮像画像中のハイライト候補部と候補期間以外の期間の画像とを区別できるように撮像画像を記録部38に記録させるようになっている。例えば、編集制御部16は、ハイライト候補部の開始位置を指定する、ユーザ操作又は画像処理部12からの評価値のタイミングから候補期間に対応する期間を本録画期間とし、その他の期間を仮録画期間として、本録画期間の撮像画像を本録画記録データとして記録させ、仮録画期間の撮像画像を仮録画記録データとして記録させるようになっていてもよい。なお、編集制御部16は、撮像画像の録画記録データに対応して、本録画期間と仮録画期間とを示すインデックスを設定して記録し、このインデックスを用いて仮録画期間と本録画期間とを区別できるようになっていてもよい。
選択部及び期間変更部としての編集制御部16は、表示制御部13を制御して、ハイライト候補部を表示部31の表示画面上に、例えば繰り返し表示させながら、ハイライト候補部の選択、ハイライト候補部の開始及び終了位置の変更による候補期間の設定、候補期間が再設定された任意のハイライト候補部の結合等についてのGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を提供するようになっている。なお、編集制御部16は、ハイライト候補部に相当するコマのみを識別可能に表示することができればよく、ハイライト候補部以外のコマが表示されてもよく、また、ハイライト候補部を繰り返し表示させなくてもよい。
編集制御部16は、ユーザ操作の結果に従って記録再生制御部14を制御して、ハイライト候補部を結合した合成画像や、結合前の撮像画像等を記録部38に記録することができるようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図2から図6を参照して説明する。図2は第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。また、図3はハイライト記録処理の流れを示す説明図である。図4及び図5はハイライト編集における画面表示の表示例を示す説明図である。また、図6はハイライト編集処理の処理の流れを示すフローチャートである。
いま、被写体として猫等のペットを撮影する例について説明する。図3は横軸に時間をとり、猫の状態と記録データとの関係を示している。図3のタイミングT1,T3では、猫が顔を向こう(撮像装置10の反対側)に向けており、タイミングT2では猫が顔をこちら(撮像装置10側)に向けており、タイミングT4では猫が顔をこちらに向けて尻尾を振っていることを示している。
ユーザは、顔をこちらに向けている状態の猫を動画撮影することを希望しているものとする。しかしながら、このような状態のみを動画撮影しようと考えてユーザが撮影待機していても、猫の未来の状態は予測できず、偶然を待って撮影を開始したとしても、撮影タイミングを逸してしまうことがある。そこで、本実施の形態においては、猫が振り向いていないシーンを含めて、撮影を開始する。
撮像装置10の制御部11は、ステップS1において撮影開始操作が行われたか否かを判定する撮影待機状態である。例えば、図3のタイミングT1において撮影開始操作が行われるものとする。編集制御部16は、撮影開始操作が行われたものと判定すると、判撮像画像の仮録画を開始する(ステップS2)。
即ち、撮像部21は、向こうを向いている猫の動画像の撮像を開始し、撮像画像を制御部11に出力する。画像処理部12は、入力された撮像画像に所定の信号処理を施す。記録再生制御部14は、信号処理後の撮像画像を仮録画記録データとして、記録部38に順次記録する(ステップS3)。次に、編集制御部16は、ステップS4において録画終了操作が行われたか否かを判定する。
録画終了操作が行われていない場合には、編集制御部16は、仮録画中において、本録画を開始するか否かを判定する(ステップS5)。例えば、編集制御部16は、ユーザによりハイライト候補部の開始を指定する操作があった場合には、本録画を開始する。いま、ユーザは、タイミングT2において猫が顔をこちらに向けると、操作部35やタッチパネル32を操作して、本録画の開始を指示するものとする。そうすると、編集制御部16は、記録再生制御部14を制御して、仮録画を終了(ステップS6)させると共に、本録画を開始させる(ステップS7)。
本録画は、本録画の開始から候補期間に対応する期間が経過するまで行われる。編集制御部16は、この期間が経過すると、記録再生制御部14を制御して、本録画を終了し(ステップS9)、処理をステップS2に戻して仮録画を再開する。以後、ステップS2〜S9の処理が繰り返されて、仮録画及び本録画が行われる。図3の例では、タイミングT4において、猫がこちらを向いて尻尾を振っていることを認識したユーザの操作によって、タイミングT4において、再び仮録画から本録画に移行することを示している。
編集制御部16は、ステップS4において、録画の終了操作が行われたことを判定すると、仮録画を終了してハイライト編集処理に移行する。なお、本録画中に終了操作が行われた場合には、本録画の終了後に録画処理を終了してハイライト編集処理に移行する。図3の例は、この場合の例を示している。
このように、本実施の形態においては、ユーザの録画開始操作に従って仮録画が開始され、ユーザの指定したタイミングにおいて、本録画が候補期間に対応する期間だけ行われる。
図3の例では、編集制御部16は、本録画の期間と本録画直前の仮録画の所定の期間(n秒)を候補期間に設定して、この候補期間の仮録画記録データ及び本録画記録データをハイライト候補部の録画記録データとする。このように、ハイライト候補部に仮録画の最後の所定期間を含めることで、ユーザがハイライト候補部と認識したタイミングから所定期間遅延して本録画が開始された場合でも、認識したハイライト候補部の先頭部分がハイライト候補部に含まれることを可能にする。なお、編集制御部16は、本録画期間のみを候補期間に設定して、本録画記録データをハイライト候補部の記録データとしてもよい。
次に、図4から図6を参照してハイライト編集処理について説明する。録画終了操作が行われると、編集制御部16は、ハイライト編集処理に移行し、表示制御部13を制御して、プレビュー画面表示処理を実行する。
図4はこのプレビュー表示画面を示している。表示部31の表示画面31aの略中央には、プレビュー表示部41が設けられる。表示画面31aの下端には、タイムラインバー42が設けられる。タイムラインバー42は、撮像画像の時間軸を示しており、タイムラインバー42の左端が撮像画像の先頭位置に対応し、右端が撮像画像の終了位置に対応する。タイムラインバー42上のマーク43a,43bは、ハイライト候補部を示しており、斜線によって現在選択されているハイライト候補部を示している。なお、斜線は、実際には、他と異なる着色や模様や明るさ等を示すものである。図4の例では、1つの撮像画像中の3箇所にハイライト候補部が設定され、2つ目のマーク43bによって示されるハイライト候補部がプレビュー表示部41に表示されている(図示省略)ことを示している。
なお、編集制御部16は、ユーザがマーク43a,43b上をタッチすることによって、タッチされたマーク43a,43bに対応するハイライト候補部を選択してプレビュー表示部41に表示させることができる。また、編集制御部16は、プレビュー表示部41において、タッチパネル32上を例えば左右にスライド操作することによって、プレビュー表示部41に表示させるハイライト候補部を切換えるようになっていてもよい。
ハイライト編集処理においては、編集制御部16は、先ず図6のステップS11において先頭のハイライト候補部を選択し、選択したハイライト候補部をプレビュー表示部41上にプレビュー表示させる(ステップS12)。なお、このプレビュー表示41では、ハイライト候補部に相当するコマのみを識別可能に表示することができればよい。従って、ハイライト候補部に相当するコマのみを表示してもよく、ハイライト候補部に相当するコマとそれ以外のコマとを区別可能に表示してよい。また、ハイライト候補部を繰り返し表示させてもさせなくてもよい。
編集制御部16は、表示制御部13により、ハイライト候補部の候補期間の変更処理のためのGUIを提供する。図4の例では、表示制御部13は、表示画面31aの右端に、採用ボタン44a、不採用ボタン44b、開始ボタン45a、終了ボタン45b、時間を戻すマイナスボタン46a、時間を進めるプラスボタン46b及び終了ボタン47を表示する。
編集制御部16は、ステップS13において、ユーザによる候補期間の調整が行われたか否かを判定する。編集制御部16は、調整操作が行われた場合には、ステップS14においてハイライト開始位置を前後に移動させる操作が行われた否かを判定し、ステップS15においてハイライト終了位置を前後に移動させる操作が行われた否かを判定する。
編集制御部16は、ユーザが、開始ボタン45aを操作した後、マイナスボタン46a又はプラスボタン46bを操作することで、ステップS14からステップS16に処理を移行して、プレビュー表示部41に表示されているハイライト候補部の開始位置を前の時間にずらすか又は後の時間にずらすことができる。また、同様に、編集制御部16は、ユーザが、終了ボタン45bを操作した後、マイナスボタン46a又はプラスボタン46bを操作することで、ステップS15からステップS17に処理を移行して、プレビュー表示部41に表示されているハイライト候補部の終了位置を前の時間にずらすか又は後の時間にずらすことができる。
編集制御部16は、ステップS16,S17から処理をステップS12に戻して、プレビュー表示を継続する。こうして、ユーザは、ハイライト候補部のプレビュー表示を確認しながら、各ハイライト候補部について、候補期間を変更することが可能である。なお、ユーザによる候補期間の変更操作はプレビュー表示に反映される。
編集制御部16は、ステップS13において調整操作が行われない場合には、処理をステップS21に移行して、候補期間調整後のハイライト候補部を採用するか否かを判定する。編集制御部16は、ユーザが採用ボタン44aを操作した場合には、選択されてプレビュー表示されているハイライト候補部を採用して保存候補として選択し(ステップS22)、ユーザが不採用ボタン44bを操作した場合には、選択されてプレビュー表示されているハイライト候補部を不採用として保存候補から解除する(ステップS23)。
編集制御部16は、次のステップS24において、他のハイライト候補部の選択操作があったか、終了ボタン47の操作があったか否かを判定する。編集制御部16は、他のハイライト候補部の選択操作があった場合には、処理をステップS12に戻して、選択されたハイライト候補部をプレビュー表示し、終了ボタン47の操作があった場合には、ステップS31に移行して、保存候補の動画情報のリストアップ表示を行って、ハイライト記録処理に進む。
ハイライト候補部の候補期間は、比較的短く、且つユーザに確実に確認できる時間を考慮して設定されており、ユーザは、短時間に特定されたハイライト候補部を確認することができる。更に、全体としては、長時間の録画が行われていたとしても、ハイライト候補部の確認は比較的短い時間で行うことができると共に、候補期間の変更及びハイライト候補部の採用・不採用の操作も容易であることから、ユーザは、極めて簡単に、変化に富んだ面白味のある動画像を得るためのハイライト候補部を確定することができる。
図5はステップS31において表示されるリストアップ表示を示している。表示部31の表示画面31aの略中央には、複数のプレビュー表示部51a,51bが設けられる。表示画面31aの下端には、タイムラインバー52が設けられる。タイムラインバー52は、撮像画像の時間軸を示しており、タイムラインバー52の左端が撮像画像の先頭位置に対応し、右端が撮像画像の終了位置に対応する。タイムラインバー52上のマーク53a,53b,54は、撮像時に設定されたハイライト候補部を示しており、斜線によってステップS21において採用されたハイライト候補部を示している。なお、斜線は、実際には、他と異なる着色や模様や明るさ等を示すものである。
図5の例では、3箇所のハイライト候補部のうちマーク53a,53bにて示す2つのハイライト候補部が採用され、これらのハイライト候補部がそれぞれプレビュー表示部51a,51bに表示されている(図示省略)ことを示している。なお、図5では、2つのプレビュー表示部51a,51bのみが表示されている例を示しているが、編集制御部16は、採用された全てのハイライト候補部をプレビュー表示するようになっている。これにより、ユーザは、採用したハイライト候補部を一望することができ、編集後に得られる動画像を容易に予測することができる。
また、編集制御部16は、表示制御部13により、表示画面31aの右端に、結合記録ボタン55、個別記録ボタン56、元動画維持ボタン57及び終了ボタン58を表示する。編集制御部16は、ハイライト記録処理において、ステップS32において、結合記録ボタン55が操作されて保存候補を結合して記録することが指定された否かを判定し、ステップS33において、個別記録ボタン56が操作されて保存候補を個々に記録することが指定された否かを判定し、ステップS34において、元動画維持ボタン57が操作されて仮記録及び本記録された一連の動画を記録することが指定された否かを判定する。
編集制御部16は、結合記録ボタン55が操作された場合には、ステップS32からステップS35に移行して保存候補を結合して記録を行うように記録再生制御部14を制御する。また、編集制御部16は、個別記録ボタン56が操作された場合には、ステップS33からステップS36に移行して保存候補を個別に記録するように記録再生制御部14を制御する。また、編集制御部16は、元動画維持ボタン57が操作された場合には、ステップS34からステップS37に移行して、仮記録及び本記録された一連の動画を記録するように、記録再生制御部14を制御する。
編集制御部16は、ステップS32〜S34において、ボタン55〜57の操作が行われていないと判定した場合には、次のステップS38において終了ボタン58が操作されたか否かを判定する。終了ボタン58が操作された場合には、処理を終了し、操作されていない場合には、処理をステップS32に戻して、ボタン55〜58の操作の判定待ちとなる。こうして、ユーザが採用するハイライト候補部は、候補期間が必要に応じて調整された後、結合されて記録されたり、個別に記録されたりする。これにより、ユーザは、変化に富んだ面白味のある動画を簡単に作成することができる。
このように、本実施の形態においては、撮影時において、比較的短い候補期間のハイライト候補部を設定し、ハイライト候補部を繰り返し再生しながらユーザの候補期間の変更操作及び合成編集操作を受け付けることにより、簡単な操作によって、ユーザが希望する変化に富んだ面白味のある動画を生成することができる。
(第2の実施の形態)
図7は本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。図7において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態は、画像記録制御装置を、撮像装置及び携帯端末により構成する例を示している。
図7は本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。図7において図1と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態は、画像記録制御装置を、撮像装置及び携帯端末により構成する例を示している。
本実施の形態は、第1の実施の形態におけるハイライト候補部の特定処理、ハイライト編集処理及びハイライト記録処理の一部又は全部の処理を携帯端末70において行うものである。これらの処理の全部を情報端末装置である携帯端末70において実現する場合には、撮像装置60としては、最低限被写体を撮像し、撮像画像を外部に伝送する機能さえ有していればよく、第1の実施の形態における撮像装置10を採用してもよい。即ち、図1の編集制御部16は、ハイライト候補部の特定処理、ハイライト編集処理及びハイライト記録処理の全ての処理の制御を行ったが、本実施の形態においては、編集制御部16は、これらの処理のうち一部の処理のみを行ってもよく、これらの処理を全く行わなくてもよい。
図7の例では、撮像装置60は、通信部37に代えて通信部37a,37bを設けた点が撮像装置10と異なる。通信部37a,37bは、通信制御部15に制御されて、外部機器との間で情報を送受することができるようになっている。通信部37aは、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANによる通信が可能であり、通信部37bは、例えば、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線による通信が可能である。なお、通信部37a,37bは、ブルートゥース(登録商標)やWi−Fi(登録商標)に限らず、各種通信方式での通信を採用することが可能である。通信制御部15は、通信部37a,37bを介して、動画データを送信することができる。
一方、携帯端末70は、例えばスマートフォン等によって構成することができる。携帯端末70には制御部71が設けられている。制御部71は、CPU等を用いたプロセッサによって構成されて、図示しないメモリに記憶されたプログラムに従って動作して各部を制御するものであってもよいし、ハードウェアの電子回路で機能の一部又は全部を実現するものであってもよい。
携帯端末70には、通信部81a,81b,82が設けられており、制御部71には通信部81a,81b,82を制御する通信制御部72が設けられている。通信部81aは、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANによる通信が可能であり、通信部81bは、例えば、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線による通信が可能である。また、通信部82は、公衆電話回線を利用した通信が可能である。これにより、撮像装置60と携帯端末70とは、通信部37a,81aを介して通信可能であると共に、通信部37b,81bを介して通信可能である。通信部81a,81bによって撮像装置60からの画像を受信することができ、通信部81a,81bは、画像取得部として機能する。
携帯端末70は、表示部91、タッチパネル92、記録部93及び操作部94を備えている。これらの表示部91、タッチパネル92、記録部93及び操作部94の構成は、それぞれ撮像装置60の表示部31、タッチパネル32、記録部38及び操作部35と同様である。また、制御部71には、画像処理を行う画像処理部73、表示部91の表示を制御する表示制御部74及び記録部94の記録再生を制御する記録再生制御部75が設けられいてる。これらの画像処理部73、表示制御部74及び記録再生制御部75の構成は、それぞれ撮像装置60の画像処理部12、表示制御部13及び記録再生制御部14と同様である。
制御部71には編集制御部76が設けられている。編集制御部76は、編集制御部16と同様の構成であり、ハイライト候補部の特定処理、ハイライト編集処理及びハイライト記録処理に関して、編集制御部16の機能を補うようになっている。編集制御部76は、ハイライト候補部の特定処理、ハイライト編集処理及びハイライト記録処理について、編集制御部16が行う処理以外の処理のみを行うことができればよく、例えば、編集制御部16がハイライト候補部の特定処理のみを行う場合には、編集制御部76は、ハイライト編集処理及びハイライト記録処理を行うようになっていればよい。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図8から図9及び図10Aから図10Eを参照して説明する。図8は撮像装置60の動作を示すフローチャートであり、図9は携帯端末70の動作を示すフローチャートである。図10A〜図10Eは第2の実施の形態の動作を説明するための説明図である。
本実施の形態は、撮像装置60により撮影した動画像に対して、撮像装置60及び携帯端末70によって、ハイライト候補部の特定処理、ハイライト編集処理及びハイライト記録処理を行うものである。例えば、撮像装置60によってハイライト候補部の特定処理のみを行い、携帯端末70によってハイライト編集処理及びハイライト記録処理を行う例について説明する。
図10Aは結婚式において動画撮影をする様子を示している。図10Aに示すように、撮像装置60の各部を収納した筐体60aの背面には表示部31の表示画面31aが設けられている。撮影者であるユーザ100は、例えば、筐体60aを右手101で把持して、表示部31の表示画面31aを見ながら被写体を視野範囲に捉えた状態で撮影を行う。
撮像装置60の制御部11は、図8のステップS41において、撮影モードが設定されているか否かを判定する。撮影モードが設定されている場合には、制御部41は次のステップS42において、スルー画の取得を開始する。即ち、制御部11は、撮影者の操作部35の操作に基づいて変倍制御部24、ピント制御部25及び絞り制御部26を制御して、ズーム、ピント及び絞りを調整する。撮像素子23の受光面には光学系22を介して被写体光学像が入射され、撮像部21は撮像画像を取得する。
この撮像画像は、制御部11によって読み出され、画像処理部12によって画像処理された後、表示部31に供給される。こうして、表示部31の表示画面31a上に、スルー画が表示される。なお、図10Aでは、表示画面31a上にはスルー画が表示されていることを示している。ユーザ100が撮影操作を行うと、記録再生制御部14は、ステップS42において撮影を開始し、画像処理部12による信号処理後の撮像画像を記録部38に与えて仮記録を開始する。
図10Bは仮記録される動画像を示している。図10Bでは撮影によって取得された動画像のうちの一部の区間のコマK1〜K5を示している。コマK1〜K5は、結婚式におけるキャンドルサービスの撮像画像を示しており、コマK4,K5は、ろうそくへの着火タイミングにおけるコマを示している。
いま、ユーザ100がろうそくへの着火タイミングにおいてハイライト候補部を設定したいと考えるものとする。この場合には、ユーザ100は、着火タイミングにおいて操作部35を操作して、ハイライト候補部の開始位置を指定すればよい。例えば、操作部35である筐体60aの背面に設けたボタン102を親指101Tによって押すことによって、編集制御部16が、ハイライト候補部の開始位置を特定するように設定することも可能である。この場合には、ユーザ100は、撮影途中において、親指101Tでボタン102を押すという極めて簡単な操作によって、ハイライト候補部の開始位置を特定することができ、構図やピント合わせ等の撮影操作に比較的集中して動画撮影を行うことが可能である。
編集制御部16は、ステップS43において、ユーザ100の指定操作があったことを判定すると、当該指定操作のタイミングで識別信号を、仮記録している動画像に関連付けて仮記録する(ステップS44)。なお、編集制御部16は、画像処理部12の画像解析結果に基づいて、自動的にハイライト候補部の開始位置を特定するようになっていてもよい(ステップS43)。例えば、事前にキャンドルサービスの着火時における画像特徴の情報を記録部38に記憶させておくことで、編集制御部16は、着火タイミングを検出可能であり、このタイミングでハイライト候補部の開始位置を特定することができる。
制御部11は、ステップS45において、撮影終了操作があったか否かを判定する。撮影終了操作がない場合には、制御部11は、処理をステップS41に戻して、ステップS41〜S45を繰り返す。撮影終了操作が行われると、制御部11は、ステップS46において撮影終了処理を行い、撮影確認のためのサムネイル表示を行った後(ステップS47)、仮記録している動画像及び識別信号を圧縮処理して記録し、ファイル化して処理をステップS41に戻す。
なお、制御部11は、ステップS41において撮影モードが設定されていないと判定した場合には、ステップS49において、通信設定が指示されているか否かを判定する。制御部11は、通信設定が指示されている場合には、ステップS50において携帯端末70との間の通信に必要な通信設定を行って処理をステップS51に移行し、通信設定が指示されていない場合には通信設定を行うことなく処理をステップS51に移行する。
制御部11は、ステップS51において再生モードが指定されているか否かを判定する。再生モードが指定されている場合には、制御部11は、次のステップS52において、指定されたファイルの再生を行う。即ち、記録再生制御部14は、記録部38に記録されている画像を読出して再生し、記録再生制御部14は、再生画像を表示部31に与えて表示する。なお、第1の実施の形態と同様に、ハイライト候補部の特定は、再生モードにおいても同様に行うことが可能である。例えば、ステップS52の再生時に、ステップS43,S44と同様の処理によってハイライト候補部の特定を行ってもよい。
また、再生画像を外部機器に与えて、外部機器において再生画像の表示を行うことも可能である。制御部11は、ステップS52の次のステップS53において外部送信が指定されているか否かを判定する。外部送信が指定されている場合には、制御部11は、指定されたファイル又はコマを送信する(ステップS54)。制御部11は、外部送信が指定されていない場合、又はステップS54における送信が終了すると、ステップS55において再生終了が指示されたか否かを判定する。制御部11は、再生終了が指示されていない場合には、処理をステップS53に戻してステップS53〜S55を繰り返し、再生終了が指示された場合には、処理をステップS51に戻す。
制御部11は、ステップS51において、再生モードが指定されていないと判定した場合には処理をステップS56に移行して、通信要求の有無を判定する。通信要求が発生していない場合には、制御部11は、処理をステップS56からステップS41に戻す。通信要求が発生すると、制御部11は、ステップS56からステップS57に処理を移行してサムネイル一覧を通信相手に送信する。記録部38に記録されている動画像毎にサムネイルが生成されており、サムネイル一覧は記録されている各動画像を示す。
制御部11は、選択信号を受信すると、選択されたサムネイルに対応する動画像のハイライト候補部を通信相手に送信する(ステップS59)。制御部11は、ステップS60において通信が終了したか否かを判定する。制御部11は、通信が終了していなければ、処理をステップS58に戻し、通信が終了すると、処理をステップS56に戻す。
なお、ステップS59において送信するデータとしては、通信相手の携帯端末70において候補期間の変更が可能なように、ハイライト候補部を含む前後の所定期間の画像データを含むものであってもよい。また、ステップS59においては、先ず、特定されたハイライト候補部の画像データのみを送信し、携帯端末70からの要求に従って、ハイライト候補部の前後の画像データを送信するようになっていてもよい。更に、ステップS59においては、選択された動画像の全体を送信すると共に、ハイライト候補部を特定するための識別信号を、送信する動画像に関連付けて送信するようになっていてもよい。
結婚式等のイベントにおいては、動画撮影の直後にハイライト編集を行うことが困難な場合が多い。本実施の形態においては、例えば、イベント終了後において、携帯端末70に必要な情報を転送することで、ハイライト編集を行うことができる。しかも、スマートフォン等の携帯端末70は、イベントからの帰宅途中の電車内等において操作することができ、変化に富んだ動画の作成を簡単に行うことができ利便性が高い。
図10Cはこのようなハイライト編集の様子を示している。撮像装置60からハイライト候補部を含む画像データが転送される携帯端末70のユーザ110は、左手111Lによって携帯端末70の各部が収納された筐体70aを把持し、右手の指111Rによって表示部91の表示画面91a上に配設されたタッチパネル92を操作する。
携帯端末70の制御部71は、図9のステップS61において、モード表示を行う。制御部71は、ステップS62において動画編集が指定されているか否かを判定する。ユーザ110が動画編集を指示すると、制御部71は、ステップS62から処理をステップS63に移行して、サムネイル一覧を取得して表示する。即ち、撮像装置60の制御部11は、ステップS57においてサムネイル一覧を送信し、携帯端末70の制御部71は、取得したサムネイル一覧を表示部91の表示画面91a上に表示する。
ユーザ110が表示画面91a上に表示されたサムネイル一覧から所定のサムネイルを選択する操作を行うと、制御部11は、ステップS64においてサムネイルが選択されたものと判定し、選択されたサムネイルを拡大表示する。図10Cは、この場合の表示例を示しており、表示画面91a上には、ハイライト編集モードを指示するためのボタン113と、選択された画像のプレビュー表示112aとが表示されている。
制御部11は、ステップS64の次のステップS71において、ハイライト編集が指示されたか否かを判定する。ユーザ110が指111Rでボタン113をタッチ操作すると、制御部11は、ステップS64から処理をステップS71に移行して、選択されている動画像のハイライト候補部を繰り返し表示する。なお、制御部11は、ステップS64においてサムネイル選択が行われない場合又はステップS70においてハイライト編集が指示されない場合には、処理をステップS65に移行して、処理を戻す操作が行われたか否かを判定する。制御部11は、処理を戻す操作が行われると、ステップS61に処理を戻し、処理を戻す操作が行われない場合には、ステップS64に処理を戻して、サムネイルの選択待機状態となる。
また、制御部11は、ステップS62において、動画編集が指示されていないと判定した場合には、処理をステップS67に移行して、通信設定等が指定されているか否かを判定する。通信設定等が指定されている場合には、制御部11は、ステップS68において、通信設定等を行う。例えば、制御部11は、ステップS67において、画像受信が指定されたと判定した場合には、ステップS68において画像受信を行う。制御部11は、ステップS67において通信設定等が指定されていないと判定した場合又はステップS68の処理後に、他のモードに移行する。
図10DはステップS71におけるハイライト候補部の繰り返し表示における表示例を示している。編集制御部76は、ステップS71において表示制御部74を制御して、図10Dに示す表示を表示画面91a上に表示させる。図10Dの例では、表示画面91aの上方にプレビュー表示112bが表示され、プレビュー表示112bの左端に対応してボタン114SB,114SF及び表示115aが表示され、プレビュー表示112bの右端に対応してボタン114EB,114EF及び表示115bが表示される。また、表示画面91aの下端には、決定ボタン116及び戻るボタン117も表示される。なお、本実施の形態においても、プレビュー表示112bは、ハイライト候補部に相当するコマのみを識別可能に表示することができればよい。従って、ハイライト候補部に相当するコマのみを表示してもよく、ハイライト候補部に相当するコマとそれ以外のコマとを区別可能に表示してよい。
編集制御部16は、プレビュー表示112bにおいて、所定の候補期間のハイライト候補部を、例えば繰り返し表示させる。なお、候補期間については、撮像装置60によって指定されるようになっていてもよく、また、編集制御部16が予め決められた所定値に設定するようになっていてもよい。編集制御部16は、ステップS72においてOK操作が行われたか否かを判定しており、ユーザ110による決定ボタン116の操作を検出すると、OK操作が行われたものと判定して、処理をステップS73に移行して、選択されているハイライト候補部を記録部93に記録する。
編集制御部16は、ステップS72においてOK操作が行われていないと判定した場合には、次のステップS74において、タイミングシフト操作が行われたか否かを判定する。ユーザ110が、ボタン114SB,114SF,114EB,114EFのいずれかをタッチ操作すると、編集制御部16は、処理をステップS75に移行して、操作されたボタンに対応してハイライト候補部の候補期間を変更する。例えば、編集制御部16は、ユーザ110がボタン114SBをタッチ操作すると、ハイライト候補部の開始位置を前方にシフトさせ、ユーザ110がボタン114SFをタッチ操作すると、ハイライト候補部の開始位置を後方にシフトさせる。また、編集制御部16は、ユーザ110がボタン114EBをタッチ操作すると、ハイライト候補部の終了位置を前方にシフトさせ、ユーザ110がボタン114EFをタッチ操作すると、ハイライト候補部の終了位置を後方にシフトさせる。
編集制御部16は、ステップS75において候補期間が調整されたハイライト候補部をステップS71において繰り返し表示させる。なお、表示115aは、識別信号のタイミングを基準にして、ハイライト候補部の調整後の開始位置が3秒前であることを示し、表示115bは、識別信号のタイミングを基準にして、ハイライト候補部の調整後の終了位置が3秒後であることを示している。
図10Eはこの調整によるハイライト候補部を示している。図10Eの例は、図10BのコマK4のタイミングに対応して識別信号が記録され、ステップS75における候補期間の調整の結果、コマK4のタイミングの前後3秒ずつの計6秒間がハイライト候補部として設定されたことを示している。
編集制御部16は、ステップS74の次のステップS76において、戻る操作が行われたか否かを判定している。編集制御部16は、ユーザ110により戻るボタン117が操作されたものと判定すると、ハイライト候補部を記録することなく、処理をステップS65に戻す。また、編集制御部16は、ステップS76において戻るボタン117が操作されていないと判定した場合には、処理をステップS71に戻し、ハイライト候補部を繰り返し表示する。
こうして、ユーザ110は、ハイライト候補部の候補期間の調整を簡単に行うことができる。なお、この場合には、記録部93には、候補期間調整後のハイライト候補部が記録される。編集制御部16は、記録部93に記録されている複数のハイライト候補部を結合することによって、簡単に、変化に富んだ面白味のある動画像を生成することができる。また、この場合において、編集制御部16は、第1の実施形態と同様に、採用するハイライト候補部と不採用のハイライト候補部とをユーザ操作に応じて決定し、採用したハイライト候補部のみを結合した動画像を生成するようになっていてもよい。
このように本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、撮像装置と携帯端末とに分散して処理を行っていることから、画面表示や入力操作の操作性に優れたスマートフォン等の携帯端末を利用した編集作業等が可能であり、利便性に優れている。例えば、据え置きの撮像部に対して、その設置場所に束縛されない自由な操作でのハイライト動画作成が可能となる。特に長時間撮像結果に変化がなく、変化が起こった時の変化の仕方を確認するような用途においては、自由度が高くないと利便性が低下する。
また、ハイライト候補部の特定処理、ハイライト編集処理及びハイライト記録処理や、記録等について、外部サーバのサービスを利用することも可能である。この場合には、これらの処理の一部を外部サーバに実行させることで、撮像装置や携帯端末等の処理を軽減して編集作業をスムーズにすると共に、ユーザの希望に添ったハイライト候補部の特定を高精度に実現することも可能である。
なお、本発明の各実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを採用する例を説明したが、動画の撮影が可能なものであれば、レンズ型カメラでも、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラでもよく、さらに、携帯電話やスマートフォンなど携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)等に内蔵されるカメラでも勿論構わない。また、内視鏡、顕微鏡のような産業用、医療用の光学機器でもよく、監視カメラや車載用カメラ、据え置き型のカメラ、例えば、テレビジョン受信機やパーソナルコンピュータ等に取り付けられているカメラであってもよい。
さらに、実施形態において、部(セクションやユニット)として記載した部分は、専用の回路や、複数の汎用の回路を組み合わせて構成してもよく、必要に応じて、予めプログラムされたソフトウェアに従って動作を行うマイクロプロセッサ及びCPU等のプロセッサ、あるいはシーケンサを組み合わせて構成されてもよい。また、その制御の一部又は全部を外部の装置が引き受けるような設計も可能で、この場合、有線や無線の通信回路が介在する。ここでは、単純化のため通信部を特記していないが、本願の特徴的な処理や補足的な処理をサーバやパソコン等の外部機器が行う実施形態も想定される。つまり、複数の機器が連携して、本発明の特徴を成立させる場合も、本願はカバーしている。この時の通信には、ブルートゥース(登録商標)やWi−Fi(登録商標)、電話回線等が用いられる。また、この時の通信は、USB等で行われてもよい。専用の回路、汎用の回路や制御部を一体としてASICとして構成してもよい。
本発明は、上記各実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。また、これらの動作フローを構成する各ステップは、発明の本質に影響しない部分については、適宜省略も可能であることは言うまでもない。
また、ここで説明した技術のうち、主にフローチャートで説明した制御や機能は、多くがプログラムにより設定可能であり、そのプログラムをコンピュータが読み取り実行することで上述した制御や機能を実現することができる。そのプログラムは、コンピュータプログラム製品として、フレキシブルディスク、CD−ROM等、不揮発性メモリ等の可搬媒体や、ハードディスク、揮発性メモリ等の記憶媒体に、その全体あるいは一部を記録又は記憶することができ、製品出荷時又は可搬媒体或いは通信回線を介して流通又は提供可能である。利用者は、通信ネットワークを介してそのプログラムをダウンロードしてコンピュータにインストールしたり、あるいは記録媒体からコンピュータにインストールしたりすることで、容易に本実施の形態の画像記録制御装置を実現することができる。
10…撮像装置、11…制御部、12…画像処理部、13…表示制御部、14…記録再生制御部、15…通信制御部、16…編集制御部、21…撮像部、22…光学系、23…撮像素子、24…変倍制御部、25…ピント制御部、26…絞り制御部、31…表示部、32…タッチパネル、35…操作部、36…時計部、37…通信部、38…記録部。
Claims (16)
- 動画像を取得する画像取得部と、
上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定部と、
上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御部と、
を具備したことを特徴とする画像記録制御装置。 - 上記表示制御部は、上記記録候補部を繰り返し表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録制御装置。 - 複数の上記記録候補部のうち選択された記録候補部のみを記録する記録制御部
を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像記録制御装置。 - 上記特定部は、ユーザ操作に基づいて上記特定期間を特定するか又は上記動画像の画像解析によって上記特定期間を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録制御装置。 - 上記特定部は、上記ユーザ操作により指定されたタイミング又は上記画像解析により指定されたタイミングよりも所定時間前のタイミングを上記特定期間の開始タイミングとする
ことを特徴とする請求項4に記載の画像記録制御装置。 - 上記特定部は、上記特定期間の期間長を予め定めされた所定の期間長とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録制御装置。 - 上記記録候補部の期間を変更する期間変更部
を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像記録制御装置。 - 上記記録候補部の採用又は不採用を設定する選択部
を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像記録制御装置。 - 上記記録候補部の期間を変更すると共に、上記記録候補部の採用又は不採用を設定する編集制御部
を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像記録制御装置。 - 複数の上記記録候補部を結合して得た動画像を記録する記録制御部
を更に具備したことを特徴とする請求項1、7、8又は9に記載の画像記録制御装置。 - 動画像を取得する画像取得ステップと、
上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定ステップと、
上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御ステップと、
を具備したことを特徴とする画像記録方法。 - コンピュータに、
動画像を取得する画像取得ステップと、
上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定ステップと、
上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御ステップと、
を実行させるための画像記録プログラム。 - 動画像を取得する撮像部と、
上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定部と、
上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御部と、
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 上記表示制御部は、上記撮像部による上記動画像の撮像終了直後に、上記記録候補部に相当するコマの表示を行う
ことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。 - 上記表示制御部は、上記記録候補部に相当するコマの表示に際して、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のためのグラフィカルユーザインタフェースを提供する
ことを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。 - 動画像を取得する撮像部を有する撮像装置と、
表示部を有し、上記撮像装置との間で通信が可能な情報端末装置と、を具備し、
上記撮像装置又は情報端末装置に設けられ、上記動画像の開始から終了までの間に、1つ以上の特定期間の画像部分を記録候補部として特定する特定部と、
上記撮像装置又は情報端末装置に設けられ、上記記録候補部の期間の変更又は上記記録候補部の選択のために、上記記録候補部に相当するコマのみを識別可能に表示する表示制御部と、
を具備したことを特徴とする画像記録制御システム。
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