JP2019056498A - Air conditioning control device, air conditioning control method and air conditioning control program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、空調制御装置、空調制御方法、及び、空調制御プログラムに関する。 Embodiments described herein relate generally to an air conditioning control device, an air conditioning control method, and an air conditioning control program.
従来、空調機の温度設定は1台のリモコンで行われるか、建物内の複数の空調機の温度設定が1台のリモコンによって制御される。この場合、リモコンの操作者によって空調機の温度設定が行われる。
一方、スマートフォン等の端末装置の無線機能などを利用した無線リモコンが普及し始めている。端末装置への無線リモコンの搭載は、端末装置にアプリケーションをインストールすることによって実現できる。これにより、ユーザは、端末装置を個人専用のリモコン機器として機能させることができる。この場合、1台の空調機に対して、複数のリモコン機器を割り当てることが可能になる。
空調機によって空調が制御される領域に複数の居住者が居る場合、ある居住者が快適に感じる温度は、他の居住者にとって寒すぎたり暑すぎたりというように不快に感じる場合がある。1台の空調機に対して複数のリモコン機器が割り当てられる場合、頻繁に設定温度の変更が行なわれる場合があった。
Conventionally, the temperature setting of an air conditioner is performed by a single remote controller, or the temperature settings of a plurality of air conditioners in a building are controlled by a single remote controller. In this case, the temperature of the air conditioner is set by the operator of the remote controller.
On the other hand, wireless remote controllers using wireless functions of terminal devices such as smartphones are beginning to spread. The wireless remote controller can be mounted on the terminal device by installing an application on the terminal device. Thus, the user can cause the terminal device to function as a personal remote control device. In this case, a plurality of remote control devices can be assigned to one air conditioner.
When there are a plurality of residents in an area where air conditioning is controlled by an air conditioner, the temperature at which a certain resident feels comfortable may be uncomfortable, such as being too cold or too hot for another resident. When a plurality of remote control devices are assigned to one air conditioner, the set temperature may be frequently changed.
本発明が解決しようとする課題は、居住者全体にとって快適な空調を提供することができる空調制御装置、空調制御方法、及び、空調制御プログラムを提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide an air conditioning control device, an air conditioning control method, and an air conditioning control program capable of providing comfortable air conditioning for the entire occupant.
実施形態の空調制御装置は、受信部と取得部と制御部とを持つ。受信部は、空調装置によって温度制御される領域に位置する、複数の端末装置にそれぞれ設定される第1の設定温度を受信する。取得部は、前記領域における各端末装置の滞在時間を取得する。制御部は、前記各端末装置の前記第1の設定温度及び前記滞在時間に基づいて、前記空調装置に出力する第2の設定温度を決定する。 The air conditioning control device of the embodiment includes a receiving unit, an acquiring unit, and a control unit. The receiving unit receives a first set temperature that is set in each of a plurality of terminal devices that are located in a region where the temperature is controlled by the air conditioner. The acquisition unit acquires a stay time of each terminal device in the area. The control unit determines a second set temperature to be output to the air conditioner based on the first set temperature and the staying time of each terminal device.
以下、実施形態の空調制御装置、空調制御方法、及び、空調制御プログラムを、図面を参照して説明する。 Hereinafter, an air conditioning control device, an air conditioning control method, and an air conditioning control program according to embodiments will be described with reference to the drawings.
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の空調制御システムを説明する図である。図1の空調制御システムは、部屋等の空間の空調を制御するシステムである。空調制御システムは、空調機(空調装置)20、複数の吹き出し口21、空調制御装置30、複数の端末装置10を備える。以下では、端末装置10a〜10cをそれぞれ区別しない場合、端末装置10という。同様に、以下では、吹き出し口21a〜21dをそれぞれ区別しない場合、吹き出し口21という。
(First embodiment)
FIG. 1 is a diagram illustrating an air conditioning control system according to the first embodiment. The air conditioning control system of FIG. 1 is a system that controls the air conditioning of a space such as a room. The air conditioning control system includes an air conditioner (air conditioner) 20, a plurality of outlets 21, an
空調機20は、空気の状態を制御する装置である。空調機20は、空調制御装置30の制御に応じて、吹き出し口21から出力する空気の温度や風力を制御する。図1に示す空調制御システムでは、それぞれの吹き出し口21から同一の温度、及び、風量の空気が出力される。
The
空調制御装置30は、無線通信の機能を持つ。空調制御装置30は、予め設定された受信範囲(例えば、半径2m−10m程度)に位置する端末装置10と無線通信を行う。空調制御装置30の受信範囲は、空調機20によって温度制御される領域に対応する。図1は、空調制御装置30の受信範囲に、端末装置10a〜10cが位置する場合を示す。
The air
端末装置10は、無線の通信機能を備えた携帯機器である。端末装置10は、例えば、スマートフォン等の多機能携帯電話やスマートウォッチ等のウェアラブルデバイスである。第1の実施形態における端末装置10の通信機能は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)の通信方式にしたがって、実現される。ただし、この例に限定されるものではなく、端末装置10の通信機能は、Bluetooth(登録商標)やWi−Fi(登録商標)等の通信方式にしたがって実現されてもよい。
また、端末装置10は、空調機20を操作するリモコン機能を実行するアプリケーションを搭載する。これにより、端末装置10は、無線リモコン端末装置として機能する。端末装置10のユーザは、アプリケーションを使用して、対象の空調機20に対して所望の希望設定温度(第1の設定温度)を予め入力しておく。端末装置10は、入力された希望設定温度を保持する。
The
In addition, the
なお、図1に示す空調制御装置30は、インターネットを介して、クラウドコンピュータ50と接続する。空調制御装置30は、クラウドコンピュータ50から、端末装置10に関する情報を受信する。
In addition, the air-
図2は、第1の実施形態の空調制御装置30の機能構成の具体例を示すブロック図である。空調制御装置30は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。空調制御装置30は、プログラムの実行によって第一通信部31、第二通信部32、記憶部33、取得部35、制御部36を備える装置として機能する。
FIG. 2 is a block diagram illustrating a specific example of a functional configuration of the air
なお、空調制御装置30の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、SDカードを含むフラッシュROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
All or some of the functions of the air
第一通信部31は、端末装置10及びクラウドコンピュータ50と通信するための通信インタフェースを含んで構成される。第二通信部32は、無線LAN規格等にしたがって、クラウドコンピュータ50と通信する。
The
第二通信部32は、BLE等の通信方式にしたがって端末装置10と通信する。この場合、第二通信部32は、デバイススキャンによって、受信範囲に位置する端末装置10を検出する。第二通信部32は、受信範囲に位置する端末装置10から、当該端末装置10を識別する端末ID、及び、希望設定温度を含むパケットを受信する。前述したとおり、希望設定温度は、ユーザ(居住者)が空調機20に対して設定する温度であって、端末装置10に搭載されるアプリケーション上で予め設定される。
The
記憶部33は、第二通信部32が受信した端末ID及び希望設定温度を、受信した時刻情報に関連付けて、設定温度データベース34に記憶する。設定温度データベース34の詳細は、図3にしたがって後述する。
The
取得部35は、各端末装置10の、アドバタイジングパケットの受信範囲における滞在時間を取得する。取得部35は、例えば、設定温度データベース34を参照し、端末装置10からの端末ID及び希望設定温度の受信の有無に基づいて、各端末装置10の滞在時間を取得する。取得部35は、取得した各端末装置10の滞在時間を、設定温度データベース34に記憶する。
The
制御部36は、受信範囲に位置する各端末装置10の希望設定温度及び滞在時間に基づいて希望設定温度を調停し、空調機20に出力する決定設定温度(第2の設定温度)を決定する。制御部36は、決定設定温度を空調機20に出力する。空調機20は、制御部36から出力された決定設定温度にしたがって、吹き出し口21から出力する空気の温度や風量を制御する。
The
図3は、図2で説明した設定温度データベース34の具体例を示す図である。設定温度データベース34は、記憶部33(図2)に記憶される。第1の実施形態における設定温度データベース34は、時刻、端末装置10を識別する端末ID(identification)、希望設定温度、滞在時間の各値を有する。時刻は、第二通信部32が端末装置10から端末ID及び希望設定温度を含むパケットを受信した時刻を示す。希望設定温度は、各端末装置10で入力された設定温度である。滞在時間は、第二通信部32の受信範囲における端末装置10の滞在時間を示す。
FIG. 3 is a diagram showing a specific example of the set
図3に示す設定温度データベース34は、時刻「2017/09/01 09:00:00」に、端末装置10aから受信した、端末ID「10a」及び希望設定温度「26度」を含むレコードを有する。また、設定温度データベース34は、同一の時刻「2017/09/01 09:00:00」に受信した、端末ID「10b」及び希望設定温度「22度」を含むレコード、端末ID「10c」及び希望設定温度「28度」を含むレコードを有する。
The
同様にして、設定温度データベース34は、別の時刻「2017/09/01 09:03:00」に、各端末装置10から受信した、端末ID及び希望設定温度を含むレコードを有する。このように、設定温度データベース34は、端末装置10から受信した時刻に関連付けた、端末ID及び希望設定温度の情報を有する。
Similarly, the
また、図3に示す設定温度データベース34によると、時刻「2017/09/01 09:03:00」から時刻「2017/09/01 09:06:00」にかけて、端末ID「10a」の希望設定温度が「26度」から「27度」に変化している。このように、希望設定温度はユーザによって変更される場合がある。また、設定温度データベース34は、時刻「2017/09/01 09:09:00」について、端末ID「10a」のレコードを有していない。これは、この時、アドバタイジングパケットに端末装置10aが応答しなかったことを示す。
Further, according to the
図4は、第1の実施形態の端末装置10の機能構成の具体例を示すブロック図である。端末装置10は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。端末装置10は、プログラムの実行によって通信部11、制御部12、表示部13、記憶部14、操作部15を備える装置として機能する。
FIG. 4 is a block diagram illustrating a specific example of a functional configuration of the
なお、端末装置10の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。端末装置プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、SDカードを含むフラッシュROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。端末装置プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
All or some of the functions of the
通信部11は、所定の周波数帯の電波に情報を重畳させて無線通信を行う。また、通信部11は、BLEやWi−Fi(登録商標)等の通信方式にしたがって無線通信を行う。表示部13は、例えば液晶表示装置、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置、電子インク表示装置等である。表示部13は、アプリケーションの画像情報等を表示する。記憶部14は、端末装置10の制御に必要なプログラム、アプリケーションを記憶する。
The
操作部15は、例えば表示部13に設けられているタッチパネルセンサーである。なお、操作部15は、キーボードであってもよく、音声取得部と音声認識部であってもよい。操作部15は、利用者が操作した操作結果を検出し、検出した検出結果を制御部12に出力する。制御部12は、希望設定温度の入力を促すアプリケーションの画面を、表示部13に表示させる。制御部12は、操作部15の検出結果に基づいて、画面上で入力された希望設定温度を記憶部14に保持させる。
The
図5は、第1の実施形態の端末装置10で動作するアプリケーションの画面の第1の例を示す図である。図5は、職場に設置された空調機20に対する希望設定温度の入力を促す画面(13、15)を例示する。このように、端末装置10aで動作するアプリケーションは、制御対象の空調機20の希望設定温度の入力をユーザに促す。アプリケーションは、入力された希望設定温度を記憶部14に保持させる。
FIG. 5 is a diagram illustrating a first example of a screen of an application that operates on the
なお、図5の画面は、一つの空調機20の希望設定温度の入力を促す画面を示すが、この例に限定されるものではない。アプリケーションは、複数の空調機20それぞれの希望設定温度の入力を促してもよい。または、アプリケーションは、複数の空調機20に共通の希望設定温度の入力を促してもよい。アプリケーションは、例えば、自宅及び職場の空調機20に共通の希望設定温度の入力を促す。
Note that the screen of FIG. 5 shows a screen that prompts the user to input the desired set temperature of one
図6は、第1の実施形態における、空調制御装置30と端末装置10との間の通信処理の流れを説明するシーケンスチャートを示す図である。図6は、空調制御装置30と、端末装置10a、10bとの間の通信処理を示す。なお、同図は端末装置10cを図示していないが、空調制御装置30と端末装置10cとの間の通信処理は、端末装置10a、10bとの間の通信処理と同様である。
FIG. 6 is a sequence chart illustrating the flow of communication processing between the air
空調制御装置30の第二通信部32は、デバイススキャンによって、受信範囲に位置する端末装置10を検出する。具体的に、第二通信部32は、アドバタイジング(Advertising)パケットを送信する(ステップS11)。アドバタイジングパケットは、空調制御装置30の受信範囲に位置する端末装置10を探すためのパケットである。本実施の形態では、第二通信部32は、3分ごとにアドバタイジングパケットを送信する。
The
受信範囲に位置する端末装置10aは、アドバタイジングパケットを受信する。アドバタイジングパケットは、UUID(Universally Unique Identifier)を含む。UUIDは、サービスを識別する情報である。端末装置10aは、UUIDを解析して、UUIDに対応するアプリケーションを起動させる(ステップS12)。
The
次に、端末装置10aは、アドバタイジングパケットの送信元の空調制御装置30との間で、接続処理、及び、パケットの送受信処理を行う(ステップS14)。
Next, the
具体的に、端末装置10aは、アドバタイジングパケットの送信元の空調制御装置30にコネクトリクエスト(Connect Request)パケットを送信する。コネクトリクエストパケットは、通信の確立を要求するためのパケットである。空調制御装置30がコネクトリクエストパケットを受信すると、端末装置10aと空調制御装置30との間でBLEによる通信が確立する。空調制御装置30と接続処理が確立されると、端末装置10aは、自身の端末ID「10a」及び希望設定温度を含むパケットを生成し、空調制御装置30に送信する。パケットを受信すると、第二通信部32は、ディスコネクトパケットを端末装置10aに送信し通信を切断する。
Specifically, the
同様にして、端末装置10bは、アドバタイジングパケットの受信に応じて、UUIDに対応するアプリケーションを起動させる(ステップS13)。端末装置10bは、アドバタイジングパケットの送信元の空調制御装置30との間で、接続処理、及び、パケットの送受信処理を行う(ステップS15)。空調制御装置30と接続処理が確立されると、端末装置10bは、自身の端末ID「10b」及び希望設定温度を含むパケットを生成し、空調制御装置30に送信する。パケットを受信すると、第二通信部32は、ディスコネクトパケットを端末装置10bに送信し通信を切断する。
Similarly, the
空調制御装置30の記憶部33は、各端末装置10から受信したパケットが含む端末ID及び希望設定温度を、受信した時刻に対応付けて設定温度データベース34に記憶する。また、取得部35は端末装置10a、10bの滞在時間を取得し、制御部36は端末装置10a、10bの滞在時間及び希望設定温度に基づいて、決定設定温度を決定する。
The
送信間隔(3分)が経過すると、空調制御装置30は、アドバタイジングパケットを送信する(ステップS16)。同様にして、受信範囲に位置する端末装置10a、10bは、空調制御装置30との間で、接続処理及びパケットの送受信処理を行う(ステップS17、S18)。送信間隔が経過する度に、ステップS16〜S18と同様の処理が行われる。
When the transmission interval (3 minutes) elapses, the air
なお、端末装置10aは、空調制御装置30の受信範囲から移動した場合、空調制御装置30が送信するアドバタイジングパケットに応答しない。この場合、端末装置10aから空調制御装置30に、端末ID及び希望設定温度を含むパケットが送信されない。
When the
ここで、図7〜図10にしたがって、空調制御装置30の処理の流れを説明する。
Here, according to FIGS. 7-10, the flow of a process of the air-
図7は、第1の実施形態の空調制御装置30の処理の流れを説明するフローチャート図である。図6で説明したとおり、空調制御装置30の第二通信部32は、アドバタイジングパケットを送信する(ステップS21)。ステップS21の処理は、図6のステップS11、S16の処理に対応する。
FIG. 7 is a flowchart for explaining the processing flow of the air-
第二通信部32は、アドバタイジングパケットに応答した端末装置10と接続処理を確立し、端末ID及び希望設定温度を含むパケットを受信する(ステップS22)。ステップS22の処理は、図6のステップS14、S15、S17、S18の処理に対応する。空調制御装置30の記憶部33は、受信した端末ID及び希望設定温度を受信した時刻に関連付けて、設定温度データベース34に記憶する(ステップS23)。
The
他の端末装置10からアドバタイジングパケットに対する応答があった場合(ステップS24のYES)、第二通信部32は、ステップS22の処理に遷移する。一方、他の端末装置10からアドバタイジングパケットに対する応答がない場合(ステップS24のNO)、すなわち、受信範囲に位置する端末装置10が他に存在しない場合、空調制御装置30はステップS25に遷移する。
When there is a response to the advertising packet from another terminal device 10 (YES in step S24), the
空調制御装置30の取得部35は、各端末装置10の滞在時間を取得して、設定温度データベース34に記憶する(ステップS25)。第二通信部32は、アドバタイジングパケットを定期的に送信し、受信範囲(領域)に位置する端末装置10の端末IDを受信する。したがって、取得部35は、端末IDの受信の有無に基づいて、各端末装置10の滞在時間を取得する。取得部35は、アドバタイジングパケットに応じて、端末装置10が連続して応答した期間を、滞在時間として取得する。
The
取得部35は、例えば、設定温度データベース34を参照して、滞在時間を取得する対象の端末装置10が、前回送信したアドバタイジングパケットに応答したか否かを判定する。前回応答した端末装置10については、取得部35は、前回取得した滞在時間にアドバタイジングパケットの送信間隔を加算した時間を滞在時間として取得する。一方、前回応答しなかった端末装置10については、取得部35は、アドバタイジングパケットの送信間隔を滞在時間として取得する。
For example, the
ここで、図3に示す設定温度データベース34を参照し、時刻「2017/09/01 09:06:00」の端末ID「10a」の滞在時間を取得する処理の具体例を説明する。設定温度データベース34は、前回の時刻「2017/09/01 09:03:00」について、端末ID「10a」のレコードを有する。これは、端末装置10aが、前回送信したアドバタイジングパケットに応答したことを意味する。このため、取得部35は、前回送信したアドバタイジングパケットに応答したときの、端末ID「10a」の滞在時間「1時間6分」に送信間隔「3分」を加算する。これにより、取得部35は、時刻「2017/09/01 09:06:00」について、滞在時間「1時間9分」を取得する。
Here, a specific example of processing for acquiring the stay time of the terminal ID “10a” at the time “2017/09/01 09:06:00” will be described with reference to the
なお、設定温度データベース34は、時刻「2017/09/01 09:09:00」について、端末ID「10a」のレコードを有していない。これは、端末装置10aが、アドバタイジングパケットに応答しなかったことを意味する。
The
なお、端末装置10は、空調制御装置30との間にある遮蔽物や通信状態等の影響を受けて、受信範囲に位置するにも関わらずアドバタイジングパケットに応答しない場合がある。または、空調制御装置30は、遮蔽物や通信状態等の影響を受けて、端末装置10からのパケットを受信できない場合がある。このため、取得部35は、所定時間内のアドバタイジングパケットに対する端末装置10の応答状況に基づいて、滞在時間を取得してもよい。
Note that the
取得部35は、例えば、所定時間のうち1回以上、アドバタイジングパケットに対して応答した端末装置10については滞在が継続していると推定し、滞在時間を取得する。所定時間は、例えば10分である。取得部35は、10分間に1回以上、アドバタイジングパケットに対して応答した端末装置10については、滞在が継続していると推定する。
For example, the
図7のフローチャートに戻り、滞在時間を取得すると、空調制御装置30の制御部36は、各端末装置10の滞在時間及び希望設定温度に基づいて、決定設定温度を決定する(ステップS26)。本実施の形態例における制御部36は、各端末装置10で設定された希望設定温度と、各端末装置10の滞在時間とに基づいて決定設定温度を決定する。
Returning to the flowchart of FIG. 7, when the stay time is acquired, the
滞在時間に応じて、ユーザ(居住者)の所望する設定温度や、体感温度は変化する。例えば、冷房を効かせている場合、滞在時間の短い(新たに部屋に入ってきた)居住者は、滞在時間が長い場合より、空調の効力をより強く求める傾向にある。また、冷房を効かせている場合、滞在時間の長い居住者は、同一の設定温度であっても、滞在時間が短い場合より設定温度を低く感じる傾向にある。したがって、各居住者の滞在時間をさらに加味することにより、居住者全体にとってより快適な決定設定温度を決定することが可能になる。ステップS26の処理の詳細は、図9及び図10で後述する。 The set temperature and the sensible temperature desired by the user (resident) change according to the staying time. For example, when cooling is in effect, a resident who has a short stay time (newly enters the room) tends to demand a stronger effect of air conditioning than when the stay time is long. Further, when cooling is in effect, a resident with a long stay time tends to feel the set temperature lower than when the stay time is short, even at the same set temperature. Therefore, it is possible to determine a set temperature that is more comfortable for the entire occupant by further considering the stay time of each resident. Details of the processing in step S26 will be described later with reference to FIGS.
制御部36は、ステップS26で決定した決定設定温度を、第二通信部32を介して空調機20に出力する(ステップS27)。空調機20は、空調制御装置30から出力された決定設定温度にしたがって、吹き出し口21から出力する空気の温度や風量を制御する。
The
制御部36は、決定設定温度を、第二通信部32を介して各端末装置10に送信する(ステップS28)。このとき、制御部36は、決定設定温度に加えて、各端末装置10から受信した希望設定温度を端末装置10にさらに送信してもよい。端末装置10は、空調制御装置30から受信した決定設定温度、及び、各希望設定温度を表示する。
The
図8は、第1の実施形態の端末装置10で動作するアプリケーションの画面の第2の例を示す図である。図8に示す画面は、希望設定温度「26度」に加えて、空調制御装置30によって決定された決定設定温度「25度」を表示する。
FIG. 8 is a diagram illustrating a second example of a screen of an application that operates on the
このように、空調制御装置30は、決定設定温度「25度」を端末装置10に送信し、端末装置10に表示させる。これにより、居住者は、自身が設定した希望設定温度「26度」と、空調制御装置30が決定した決定設定温度「25度」との差異を認識することができる。居住者は、自身が設定した希望設定温度と、他の居住者が設定した希望設定温度との相関関係を推定することができ、決定設定温度を受け入れ易くなる。
In this way, the air
また、図8に示すように、端末装置10は、決定設定温度「25度」に加えて、各端末装置10の希望設定温度の分布を表わすグラフ16を表示してもよい。グラフ16の横軸は設定温度、縦軸は数を示す。
As shown in FIG. 8, the
図8に示すグラフ16は、希望設定温度が「24度」の端末装置10が「1」個、希望設定温度が「25度」の端末装置10が「2」個、希望設定温度が「26度」の端末装置10が「1」個である場合の分布を表す。グラフ16における矢印17は、自身の端末装置10の希望設定温度を指し示す。なお、グラフ16には、各希望設定温度に対応する端末IDがさらに表示されてもよい。
In the
このように、本実施の形態における空調制御装置30は、決定設定温度「25度」に加えて、各端末装置10から受信した各希望設定温度を端末装置10に送信し、表示させる。これにより、居住者は、他の居住者が希望する希望設定温度の分布を検知することができる。居住者は、個々の居住者が希望する希望設定温度の分布のうち、自身の希望設定温度がいずれの範囲に位置するかを検知することができる。これにより、居住者は、自身が設定した希望設定温度と、他の居住者が設定した希望設定温度との相関関係を明確に認識することができ、決定設定温度をより受け入れ易くなる。
In this way, the air
図9は、図7における決定設定温度の決定処理(ステップS26)の詳細を説明する第1のフローチャートを示す図である。前述したとおり、図7のステップS26において、制御部36は、各端末装置10の滞在時間及び希望設定温度に基づいて、決定設定温度を決定する。
FIG. 9 is a diagram showing a first flowchart for explaining the details of the determined set temperature determining process (step S26) in FIG. As described above, in step S <b> 26 of FIG. 7, the
具体的に、制御部36は、各端末装置10の滞在時間に基づいて、端末装置10ごとの優先度を決定する(ステップS2601)。制御部36は、例えば、滞在時間が端末装置10より短い第2の端末装置10の優先度を、第1の端末装置10の優先度より高い値に決定する。
Specifically, the
滞在時間が短い居住者は、空調機20が設置された部屋に新たに部屋に入ってきた居住者である。前述したとおり、冷房を効かせている場合、滞在時間の短い居住者は、滞在時間が長い場合より、空調の効力をより強く求める傾向にある。言い換えると、滞在時間が短い居住者は、自身の希望設定温度にしたがった空調の制御をより求める傾向にある。このため、制御部36は、滞在時間が短い端末装置10の優先度を高くする。
A resident who has a short stay is a resident who has newly entered the room in which the
暖房を効かせる場合についても同様である。暖房を効かせている場合、滞在時間の短い居住者は、滞在時間が長い場合より、空調の効力をより強く求める傾向にある。また、滞在時間が短い居住者は、自身の希望設定温度にしたがった空調の制御をより欲する傾向にある。このため、制御部36は、滞在時間が短い端末装置10の優先度を高くする。
The same applies to the case where heating is applied. When heating is in effect, residents with a short residence time tend to demand stronger effects of air conditioning than when the residence time is long. Residents who have a short stay tend to desire more control of the air conditioning according to their desired set temperature. For this reason, the
なお、ステップS2601において、制御部36は、滞在時間が所定時間(第1の閾値)より短い第3の端末装置10の優先度を、滞在時間が所定時間以上の他の端末装置10の優先度より高い値に決定してもよい。所定時間は、例えば10分である。言い換えると、制御部36は、滞在時間が10分より短い端末装置10の優先度を、滞在時間が10分以上の無線装置の優先度より高くする。
In step S2601, the
このように優先度を決定することにより、制御部36は、決定設定温度を、滞在時間が短い居住者の希望設定温度を重視した温度に決定することができる。すなわち、制御部36は、各居住者の希望設定温度を加味しながら、新たに部屋に入ってきた居住者についても快適な設定温度になるように、決定設定温度を決定することができる。これにより、制御部36は、居住者全体にとってより快適な空調を提供することができる。
By determining the priority in this manner, the
制御部36は、端末装置10の優先度に応じた係数を取得する(ステップS2602)。制御部36は、例えば、優先度が高い端末装置10について、値「1」より大きい係数を取得する。一方、制御部36は、優先度が低い端末装置10について、値「1」より小さい係数を取得する。優先度に応じた係数は、例えば、検証等にしたがって決定される。
The
制御部36は、各端末装置10の希望設定温度に係数を乗算した値の総和を端末装置10の数で除算することで、決定設定温度を算出する(ステップS2603)。すなわち、制御部36は、優先度が反映された複数の端末装置10の希望設定温度の平均値を、決定設定温度として算出する。このように、制御部36は、滞在時間に基づいて決定された優先度に応じた各希望設定温度に基づいて、決定設定温度を算出する。
The
ここで、図3の設定温度データベース34に基づく具体例を説明する。ここでは、時刻「2017/09/01 09:00:00」の各端末装置10の情報に基づいて、決定設定温度を算出する場合を例示する。同図では、同時刻の端末装置10aの滞在時間は「1時間3分」、端末装置10bの滞在時間は「6分」、端末装置10cの滞在時間は「2時間30分」である。制御部36は、例えば、滞在時間がより短い端末装置10bを優先度「高」に、他の端末装置10a、10cを優先度「低」に決定する(ステップS2601)。
Here, a specific example based on the
制御部36は、例えば、優先度「高」の端末装置10bの係数「1.5」、及び、優先度「低」の端末装置10a、10cの係数「0.75」を取得する(ステップS2602)。図3によると、時刻「2017/09/01 09:00:00」の端末装置10aの希望設定温度は「26度」、端末装置10bの希望設定温度は「22度」、端末装置10cの希望設定温度は「28度」である。このため、制御部36は、数式「((26×0.75)+(22×1.5)+(28×0.75))÷3」にしたがって、決定設定温度「24.5度」を算出する(ステップS2603)。
The
これに対し、優先度を設定しない場合における、希望設定温度の平均は値「25.3(≒25)度」である(=(26+22+28)÷3)。このように、優先度を設けない場合に対して、滞在時間が短い端末装置10bの希望設定温度「22度」を重視した決定設定温度を算出することができる。
On the other hand, when the priority is not set, the average of the desired set temperature is the value “25.3 (≈25) degrees” (= (26 + 22 + 28) ÷ 3). As described above, it is possible to calculate the determined set temperature with an emphasis on the desired set temperature “22 degrees” of the
なお、上述したステップS2601では、制御部36は、滞在時間が短い端末装置10の優先度を高くする場合を例示した。これに対し、制御部36は、滞在時間が長い端末装置10の優先度を高くしてもよい。滞在時間が長い居住者は、住環境の影響をより長い期間受ける。滞在時間が長い居住者の希望設定温度を重視することにより、住環境の影響をより多く受ける居住者に快適な空調を提供することができる。
In step S2601 described above, the
この場合、制御部36は、滞在時間が第1の端末装置10より長い第2の端末装置10の優先度を、第1の端末装置10の優先度より高い値に決定する。これにより、制御部36は、滞在時間が長い居住者が設定した希望設定温度を重視して、決定設定温度を算出することができる。つまり、制御部36は、各居住者の希望設定温度を加味しながら、滞在時間が長い居住者の意向を尊重した決定設定温度を算出することができる。これにより、制御部36は、居住者全体にとってより快適な空調を提供することができる。
In this case, the
ここで、図3の設定温度データベース34に基づく具体例を説明する。ここでは、時刻「2017/09/01 09:00:00」の各端末装置10の情報に基づいて、決定設定温度を算出する場合を例示する。前述したとおり、同時刻の端末装置10aの滞在時間は「1時間3分」、端末装置10bの滞在時間は「6分」、端末装置10cの滞在時間は「2時間30分」である。制御部36は、例えば、滞在時間が長い端末装置10cを優先度「高」に、滞在時間が次に長い端末装置10aを優先度「中」に、端末装置10bを優先度「低」に決定する(ステップS2601)。
Here, a specific example based on the
制御部36は、例えば、優先度「高」の端末装置10cの係数「1.3」、優先度「中」の端末装置10aの係数「1」、及び、優先度「低」の端末装置10bの係数「0.75」を取得する(ステップS2602)。制御部36は、数式「((26×1)+(22×0.75)+(28×1.3))÷3」にしたがって、決定設定温度「26.3(≒26)度」を算出する(ステップS2603)。
The
前述したとおり、優先度を設定しない場合における希望設定温度の平均は値「25.3(≒25)度」である。このように、優先度を設けない場合に対して、滞在時間が長い端末装置10cの希望設定温度「28度」を重視した決定設定温度を算出することができる。
As described above, the average of the desired set temperature when the priority is not set is the value “25.3 (≈25) degrees”. As described above, it is possible to calculate the determined set temperature with an emphasis on the desired set temperature “28 degrees” of the
なお、上述したステップS2602、S2603では、平均値に基づいて決定設定温度として算出する場合を例示した。ただし、決定設定温度の算出方法は、この例に限定されるものではない。制御部36は、中央値や最頻値に基づいて決定設定温度を算出してもよい。
In steps S2602 and S2603 described above, the case where the determined set temperature is calculated based on the average value is illustrated. However, the method of calculating the determined set temperature is not limited to this example. The
中央値や最頻値を用いる場合、制御部36は、例えば、優先度が高い端末装置10の希望設定温度と同一の標本を増加させる。すなわち、制御部36は、優先度が高い1つの端末装置10の希望設定温度を、2つの希望設定温度として算出に用いる。これにより、制御部36は、優先度が高い端末装置10における希望設定温度を重視して、決定設定温度を算出することができる。
When using the median value or the mode value, for example, the
ここで、図3の設定温度データベース34の時刻「2017/09/01 09:00:00」の各端末装置10の情報に基づいて、中央値にしたがって決定設定温度を算出する場合を例示する。例えば、端末装置10bが優先度「高」である場合、制御部36は、端末装置10bの希望設定温度「22度」を2つの標本に増加させる。すなわち、制御部36は、標本「22度、22度、26度、28度」に基づき、中央値「24(=(22+26)÷2)」を決定設定温度として算出する。
Here, a case where the determined set temperature is calculated according to the median value based on the information of each
図10は、図7における決定設定温度の決定処理(ステップS26)の詳細を説明する第2のフローチャートを示す図である。図10は、図9で説明した決定設定温度の決定処理の別の例を示す。 FIG. 10 is a diagram showing a second flowchart for explaining the details of the determined set temperature determining process (step S26) in FIG. FIG. 10 shows another example of the determined set temperature determination process described with reference to FIG.
制御部36は、滞在時間が所定時間(第2の閾値)より長い第4の端末装置10の希望設定温度を、空調機20の熱量消費が小さくなる方向に変更する(ステップS2611)。所定時間は、例えば1時間である。前述したとおり、冷房を効かせている場合、同一の設定温度であっても、滞在時間の長い居住者は、滞在時間が短い場合より温度を低く感じる傾向にある。言い換えると、冷房を効かせている場合、滞在時間の長い居住者は、同一の設定温度でも体感温度が低くなる傾向にある。
The
一方、暖房を効かせている場合、同一の設定温度であっても、滞在時間の長い居住者は、滞在時間が短い場合より、温度を高く感じる傾向にある。言い換えると、暖房を効かせている場合、滞在時間の長い居住者は、同一の設定温度でも体感温度が高くなる傾向にある。 On the other hand, when heating is used, a resident with a long staying time tends to feel the temperature higher than when the staying time is short even at the same set temperature. In other words, when heating is used, a resident who has a long stay time tends to have a high sensible temperature even at the same set temperature.
したがって、制御部36は、滞在時間が所定時間より長い端末装置10の希望設定温度を、空調機20の熱量消費が小さくなる方向に変更する。具体的に、制御部36は、冷房を効かせている場合には、滞在時間が長い端末装置10の希望設定温度を高くする。一方、制御部36は、暖房を効かせている場合には、滞在時間が長い端末装置10の希望設定温度を低くする。言い換えると、制御部36は、滞在時間が所定時間より長い端末装置10の希望設定温度を、外気の温度に近づける方向に変更する。
Therefore, the
これにより、制御部36は、各居住者の希望設定温度を加味しながら、滞在時間が長い居住者がより快適に感じる決定設定温度を算出することができる。また、制御部36は、滞在時間が所定の条件を満たす端末装置10の希望設定温度を、空調機20の熱量消費が小さくなる方向に変更する。このため、空調機20の熱量消費を抑制することが可能になる。
Thereby, the
制御部36は、変更後の各端末装置10の希望設定温度の総和を、端末装置10の数で除算し、決定設定温度を算出する(ステップS2612)。すなわち、制御部36は、滞在時間にしたがって調整した各端末装置10の希望設定温度の平均値を、決定設定温度として算出する。これにより、制御部36は、各端末装置10の滞在時間に応じた希望設定温度に基づいて、決定設定温度を算出できる。
The
ここで、図3の設定温度データベース34に基づく具体例を説明する。ここでは、時刻「2017/09/01 09:00:00」の各端末装置10の情報に基づいて、決定設定温度を算出する場合を例示する。図3の例は、冷房を利かせている場合に該当し、端末装置10a、10cの滞在時間が所定時間「1時間」より長い。このため、制御部36は、例えば、端末装置10aの希望設定温度を「26度」から「27度」に、端末装置10cの希望設定温度を「28度」から「29度」に変更する(ステップS2611)。制御部36は、数式「(27+22+29)÷3」にしたがって、決定設定温度「26度」を算出する(ステップS2612)。
Here, a specific example based on the
希望設定温度を変更しない場合における各希望設定温度の平均は、値「25.3(≒25)度」である。したがって、滞在時間に基づいて希望設定温度を変更することにより決定設定温度が微増し、滞在時間が長い居住者にとってより快適な決定設定温度を算出することができる。 The average of each desired set temperature when the desired set temperature is not changed is the value “25.3 (≈25) degrees”. Therefore, the determined set temperature is slightly increased by changing the desired set temperature based on the staying time, and the determined set temperature that is more comfortable for a resident who has a long staying time can be calculated.
なお、制御部36は、図10における決定設定温度の算出処理(ステップS2612)においても、中央値や最頻値に基づいて決定設定温度を算出してもよい。中央値や最頻値に基づく決定設定温度の算出処理の詳細は、前述したとおりである。
Note that the
また、制御部36は、図9に示す処理と、図10に示す処理を組み合わせてもよい。すなわち、制御部36は、各端末装置10の滞在時間に基づいて各端末装置10の優先度を決定しながら、滞在時間が所定時間より長い端末装置10の希望設定温度を変更する。これにより、居住者の滞在時間に応じた希望設定温度を反映するとともに滞在時間が長い居住者がより快適に感じる、決定設定温度を算出することができる。これにより、居住者全体が快適に感じる空調を提供するとともに、熱量消費を抑制することが可能になる。
Further, the
なお、第1の実施の形態では、空調制御装置30が、端末ID及び希望設定温度を端末装置10から受信する場合を例示した。ただし、空調制御装置30は、希望設定温度を必ずしも端末装置10から受信する必要はない。空調制御装置30は、端末装置10から、少なくとも、受信範囲に位置する端末装置10の端末IDを受信すればよい。
In the first embodiment, the case where the air
この場合、例えば、端末IDに関連づけて希望設定温度が、空調制御装置30と通信回線を介して接続するクラウドコンピュータ50(図1)に予め記憶される。空調制御装置30は、受信範囲に位置する端末装置10の端末IDに基づいて、クラウドコンピュータ50から、端末IDに関連付けられた希望設定温度を取得する。これにより、空調制御装置30は、受信範囲に位置する端末装置10の端末ID及び希望設定温度を取得する。
In this case, for example, the desired set temperature is stored in advance in the cloud computer 50 (FIG. 1) connected to the air
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、空調制御装置30は、空調機20によって温度制御される領域に位置する、複数の端末装置10にそれぞれ設定される希望設定温度(第1の設定温度)を受信する第二通信部(受信部)32を持つ。また、空調制御装置30は、領域における各端末装置10の滞在時間を取得する取得部35と、各端末装置10の希望設定温度(第1の設定温度)及び滞在時間に基づいて、空調機20に出力する決定設定温度(第2の設定温度)を決定する制御部36とを持つ。このように、滞在時間に基づくことにより、居住者全体にとって快適な決定設定温度を決定することが可能になる。したがって、空調制御装置30は、居住者全体にとって快適な空調を提供することができる。
According to at least one embodiment described above, the air
(変形例1)
上記の実施の形態では、制御部36が、各端末装置10の滞在時間及び希望設定温度に基づいて、空調機20に出力する決定設定温度を決定する場合を例示した。制御部36は、決定設定温度に加えて風量を決定してもよい。
(Modification 1)
In said embodiment, the case where the
この場合、端末装置10に、希望設定温度に加えて、空調機20に対して所望する希望風量が入力される。端末装置10は、アドバタイジングパケットに応答して、端末ID及び希望設定温度に加えて、希望風量を含むパケットを空調制御装置30に送信する。制御部36は、決定設定温度の決定と同様の方法にしたがって、各端末装置10の滞在時間及び希望風量に基づいて、風量を決定する。居住者の滞在時間に基づくことにより、居住者全体にとって快適な風量を決定することが可能になる。
In this case, the desired air volume desired for the
(変形例2)
制御部36は、変形例1に代えて、滞在時間が所定時間(第1の閾値)より短い端末装置10がある場合に、風量を大きく変更してもよい。前述したとおり、滞在時間が短い居住者は、空調の効力をより強く求める傾向にある。滞在時間が短い端末装置10の優先度を高くする場合、風量を大きくすることで決定設定温度をより早く実現することが可能になる。これにより、制御部36は、新たに部屋に入ってきた居住者に対して、快適な空調を早期に提供することができる。
(Modification 2)
Instead of the first modification, the
具体的に、制御部36は、滞在時間が所定時間より短い端末装置10がある場合、当該端末装置10の優先度を高くして決定設定温度を決定するとともに、風量「大」に設定する。これにより、制御部36は、滞在時間が短い端末装置10がある場合、その希望設定温度を重視した決定設定温度を決定するとともに、風量を大きくすることができる。
Specifically, when there is a
(変形例3)
上記の実施の形態では、制御部36が、各端末装置10の滞在時間及び希望設定温度に基づいて、決定設定温度を決定する場合を例示した。制御部36は、さらに、居住者の属性に基づいて決定設定温度を決定してもよい。職場等の居住環境では、居住者の属性に応じて居住環境に対する権限が異なる場合がある。居住者の属性に基づくことにより、居住環境に対する権限に沿った決定設定温度を決定することが可能になる。
(Modification 3)
In the above embodiment, the case where the
この場合、空調制御装置30は、端末ID及び希望設定温度に加えて、属性情報を端末装置10から受信する。または、空調制御装置30は、クラウドコンピュータ50にアクセスして、各端末IDに関連付けられた属性情報を取得してもよい。空調制御装置30は、さらに属性情報に基づいて各端末装置10の優先度を決定し、優先度に応じた希望設定温度に基づいて決定設定温度を算出する。
In this case, the air
(変形例4)
上記の実施の形態では、制御部36が、各端末装置10の滞在時間及び希望設定温度に基づいて、決定設定温度を決定する場合を例示した。制御部36は、滞在時間に加えて、居住者の運動量に基づいて、決定設定温度を決定してもよい。滞在時間が同一であっても、居住者の運動量に応じて各居住者の体感温度は異なる。制御部36は、居住者の滞在時間に加えて運動量に基づくことにより、居住者全体にとってより快適な決定設定温度を決定することができる。
(Modification 4)
In the above embodiment, the case where the
この場合、端末装置10は、ユーザ(居住者)の運動量を算出する機能を備える。運動量の算出機能は、例えば、ユーザの歩数や心拍数に基づいて運動量を算出する。端末装置10は、運動量の算出機能にしたがって、居住者の運動量を取得する。端末装置10は、アドバタイジングパケットに応答して、端末ID及び希望設定温度に加えて、運動量の情報を空調制御装置30に送信する。そして、空調制御装置30は、各端末装置10の、運動量の情報に基づいてその希望設定温度を調整する。例えば、制御部36は、運動量「高」の端末装置10の希望設定温度を低く変更する。または、制御部36は、運動量「低」の端末装置10の希望設定温度を高く変更する。
In this case, the
なお、冷房を効かせている場合、滞在時間が長く且つ運動量「低」の居住者の体感温度は、低くなり易い傾向にある。したがって、制御部36は、図10のステップS2611において、滞在時間が所定時間(第2の閾値)より長い端末装置10であって、さらに運動量が「低」である場合に、希望設定温度を変更してもよい。
In addition, when cooling is effective, the sensible temperature of a resident who has stayed for a long time and whose exercise amount is “low” tends to be low. Therefore, in step S2611 of FIG. 10, the
制御部36は、変更後の希望設定温度に基づいて、決定設定温度を算出する。このように、制御部36は、さらに運動量に基づくことにより、滞在時間に応じて快適に感じる希望設定温度が変化し易い居住者を特定し、希望設定温度を変更することができる。
The
(変形例5)
上記の実施の形態では、端末装置10において、一つの空調機20に対して一つの希望設定温度が入力される場合を例示した。ただし、この例に限定されるものではない。端末装置10にて、一つの空調機20に対して、時間帯ごとの希望設定温度が入力されてもよい。
(Modification 5)
In the above embodiment, the case where one desired set temperature is input to one
居住者が所望する希望設定温度は、時間帯に応じて異なる場合がある。例えば、居住者が、午前中に所望する希望設定温度と、昼食の直後に所望する希望設定温度とは異なる場合がある。時間帯に応じた希望設定温度を設けることにより、居住者全体にとって各時間帯において快適な決定設定温度を決定することができる。 The desired set temperature desired by the resident may vary depending on the time zone. For example, the desired set temperature desired by the resident in the morning may be different from the desired set temperature desired immediately after lunch. By providing the desired set temperature according to the time zone, it is possible to determine a set temperature that is comfortable for each occupant in each time zone.
図11は、変形例の端末装置10で動作するアプリケーションの画面の例を示す図である。図11に示す画面は、時間帯に応じた各希望設定温度を表す。図11に示す画面によると、例えば、時間帯「6時〜12時」の希望設定温度「26度」、時間帯「12時〜15時」の希望設定温度「24度」、時間帯「15時〜18時」の希望設定温度「25度」、時間帯「18時〜21時」の希望設定温度「26度」である。このように、端末装置10は、時間帯ごとの希望設定温度を保持する。
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a screen of an application that operates on the
端末装置10は、アドバタイジングパケットに応答して、現在の時刻を含む時間帯の希望設定温度を、空調制御装置30に送信する。前述したとおり、本実施の形態における空調制御装置30は、定期的にアドバタイジングパケットを送信する。このため、端末装置10は、各時間帯に応じて設定された希望設定温度を、タイムリーに決定設定温度に反映させることができる。
In response to the advertising packet, the
なお、各時間帯の希望設定温度は、端末装置10上で機械学習されてもよい。図5に例示したとおり、端末装置10で動作するアプリケーションの画面には、希望設定温度を変更するボタンが表示される。アプリケーションのユーザ(居住者)は、ボタンを押下することにより、希望設定温度を任意に変更する。端末装置10は、例えば、ユーザによって変更された希望設定温度を時間帯に関連付けて機械学習する。
The desired set temperature for each time period may be machine-learned on the
これにより、ユーザによる各時間帯の希望設定温度の入力を要することなく、端末装置10は、時間帯に応じてユーザが所望する希望設定温度を取得することができる。すなわち、端末装置10は、時間帯ごとの希望設定温度を効率的且つ高精度に取得することができる。これにより、ユーザの手間を要することなく、居住者全体にとって快適な決定設定温度を効率的に決定することができる。
Thereby, the
上記各実施形態では、第一通信部31、第二通信部32、記憶部33、取得部35、及び、制御部36はソフトウェア機能部であるものとしたが、LSI等のハードウェア機能部であってもよい。
In each of the above embodiments, the
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、空調制御装置30は、空調機20によって温度制御される領域に位置する、複数の端末装置10にそれぞれ設定される希望設定温度(第1の設定温度)を受信する第二通信部(受信部)32を持つ。また、空調制御装置30は、領域における各端末装置10の滞在時間を取得する取得部35と、各端末装置10の希望設定温度(第1の設定温度)及び滞在時間に基づいて、空調機20に出力する決定設定温度(第2の設定温度)を決定する制御部36とを持つ。このように、滞在時間をさらに加味することで、居住者全体にとってより快適な決定設定温度に決定することが可能になる。したがって、空調制御装置30は、居住者全体にとって快適な空調を提供することができる。
According to at least one embodiment described above, the air
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
10(10a〜10c)…端末装置、20…空調機、21(21a〜21d)…吹き出し口、30…空調制御装置、50…クラウドコンピュータ、11…通信部、12…制御部、13…表示部、14…記憶部、15…操作部、31…第一通信部、32…第二通信部、33…記憶部、34…設定温度データベース、35…取得部、36…制御部 DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 (10a-10c) ... Terminal device, 20 ... Air conditioner, 21 (21a-21d) ... Air outlet, 30 ... Air-conditioning control apparatus, 50 ... Cloud computer, 11 ... Communication part, 12 ... Control part, 13 ... Display part , 14 ... storage section, 15 ... operation section, 31 ... first communication section, 32 ... second communication section, 33 ... storage section, 34 ... set temperature database, 35 ... acquisition section, 36 ... control section
Claims (8)
前記領域における各端末装置の滞在時間を取得する取得部と、
前記各端末装置の前記第1の設定温度及び前記滞在時間に基づいて、前記空調装置に出力する第2の設定温度を決定する制御部と、
を備える空調制御装置。 A receiving unit for receiving a first set temperature set in each of the plurality of terminal devices, which is located in a region where the temperature is controlled by the air conditioner;
An acquisition unit for acquiring a stay time of each terminal device in the area;
A control unit for determining a second set temperature to be output to the air conditioner based on the first set temperature and the staying time of each terminal device;
An air conditioning control device.
請求項1に記載の空調制御装置。 The control unit determines a priority of each terminal device based on the stay time, and determines the second set temperature based on the first set temperature according to the priority.
The air conditioning control device according to claim 1.
請求項2に記載の空調制御装置。 The control unit determines the priority of the second terminal device whose duration is shorter than the first terminal device to a value higher than the priority of the first terminal device.
The air conditioning control device according to claim 2.
請求項2に記載の空調制御装置。 The control unit sets the priority of the third terminal device having a stay time shorter than a first threshold to a value higher than the priority of the other terminal device having the stay time equal to or greater than the first threshold. To decide,
The air conditioning control device according to claim 2.
請求項2に記載の空調制御装置。 The control unit determines the priority of the second terminal device having a longer stay time than the first terminal device to a value higher than the priority of the first terminal device.
The air conditioning control device according to claim 2.
請求項1から5のいずれか一項に記載の空調制御装置。 The control unit changes the first set temperature of the fourth terminal device, whose stay time is longer than a second threshold, in a direction in which the heat consumption of the air conditioner is reduced, and changes the first temperature after the change. Determining the second set temperature based on a set temperature;
The air-conditioning control apparatus according to any one of claims 1 to 5.
前記領域における各端末装置の滞在時間を取得し、
前記各端末装置の前記第1の設定温度及び前記滞在時間に基づいて、前記空調装置に出力する第2の設定温度を決定する、
空調制御方法。 Receiving a first set temperature set in each of a plurality of terminal devices located in a region where the temperature is controlled by the air conditioner;
Obtain the stay time of each terminal device in the area,
Determining a second set temperature to be output to the air conditioner based on the first set temperature and the staying time of each terminal device;
Air conditioning control method.
空調装置によって温度制御される領域に位置する、複数の端末装置にそれぞれ設定される第1の設定温度を受信し、
前記領域における各端末装置の滞在時間を取得し、
前記各端末装置の前記第1の設定温度及び前記滞在時間に基づいて、前記空調装置に出力する第2の設定温度を決定する、
処理を実行させるための空調制御プログラム。 On the computer,
Receiving a first set temperature set in each of a plurality of terminal devices located in a region where the temperature is controlled by the air conditioner;
Obtain the stay time of each terminal device in the area,
Determining a second set temperature to be output to the air conditioner based on the first set temperature and the staying time of each terminal device;
An air conditioning control program for executing processing.
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