JP2019035616A - 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の走行開始前に行われる所定の操作に基づいて、車両の状態を検出すると共に、車両の走行可否を判定すること。【解決手段】車両の走行用デバイスの出力値を取得する第1取得部と、前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子についての操作に関する情報を取得する第2取得部と、前記車両の走行開始までに前記第1取得部により取得された前記出力値と前記第2取得部により取得された前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定する判定部と、を備える車両制御装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムに関する。
車両の走行に関連するブレーキ装置を含む走行用デバイスは、異常が早期に検出されることが望ましい。特許文献1には、自動ブレーキ制御装置の非作動スイッチの故障を診断し、故障が生じた場合に自動ブレーキ制御装置を非作動状態にする故障診断装置が記載されている。
特開2017−047721号公報
しかしながら、特許文献1に記載された装置は、診断によって故障を検出するものであり、車両の状態に基づいて車両の走行可否を判定するものではなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車両の走行開始前に行われる所定の操作に基づいて、車両の状態を検出すると共に、車両の走行可否を判定することができる車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
(1):車両の走行用デバイスの出力値を取得する第1取得部と、前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子についての操作に関する情報を取得する第2取得部と、前記車両の走行開始までに前記第1取得部により取得された前記出力値と前記第2取得部により取得された前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定する判定部と、を備える車両制御装置である。
(2):(1)に記載の車両制御装置であって、前記車両の走行開始までに、前記車両の使用者に対して、前記情報の通知を行う通知部を更に備えるものである。
(3):(2)に記載の車両制御装置であって、複数の前記走行用デバイスを備え、前記複数の走行用デバイスのうち判定対象とする所定の走行用デバイスを選択する選択部を更に備え、前記通知部は、前記選択部により選択された前記所定の走行用デバイスのための運転操作子についての前記情報の通知を行うものである。
(4):(3)に記載の車両制御装置であって、前記選択部は、前記車両の所定の使用サイクルごとに、異なる前記走行用デバイスを前記判定対象として選択するものである。
(5):(2)から(4)のうちいずれか1つに記載の車両制御装置であって、前記通知部は、走行用デバイスまたは運転操作子への操作の内容を指示する情報を出力することにより前記情報の通知を行うものである。
(6):(2)から(5)のいずれか1つに記載の車両制御装置であって、前記車両を使用する複数の使用者を認識する認識部と、前記複数の使用者とそれぞれの使用者が有する端末装置とを対応付けて管理し、前記認識部により認識された使用者に対応付けられる前記端末装置に対して、前記通知を実行させる管理部と、を更に備えるものである。
(7):(6)に記載の車両制御装置であって、前記管理部は、前記認識部による認識結果に基づいて、今回の使用者が前回の使用者と異なるか否かを判定し、異なる場合に、前記通知を前記端末装置に行わせるものである。
(8):コンピュータが、車両の走行用デバイスの出力値を取得し、前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子についての操作に関する情報を取得し、前記車両の走行開始までに取得した前記出力値と前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定する車両制御方法である。
(9):コンピュータに、車両の走行用デバイスの出力値を取得させ、前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子に対する操作に関する情報を取得させ、前記車両の走行開始までに取得させた前記出力値と前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定させる、プログラムである。
(1)、(8)、(9)によれば、車両の走行開始前に行われる所定の操作に基づいて、車両の状態を検出すると共に、車両の走行可否を判定することができる。
(2)によれば、車両の走行用デバイスの検査を使用者に行わせることで、車両の状態を使用の度に管理することができる。
(3)によれば、車両の使用の度に異なる検査対象の走行用デバイスを使用者に検査させることによって、走行用デバイスの種類に応じた検査を行うことができる。
(4)、(5)によれば、使用者は出力された情報に従って走行用デバイスの検査をすることができる。
(6)によれば、複数の使用者に車両の走行用デバイスの検査をさせることができる。
(7)によれば、走行用デバイスの検査を行う機会を少なくすることで、車両の状態の管理を簡略化することができる。
車両制御装置100が適用される車両10の構成の一例を示す図である。 検査スケジュール122の内容の一例を示す図である。 運転操作子20に対する操作を指示する通知が表示される画像を示す図である。 運転操作子20に対する操作を指示する通知が表示される画像を示す図である。 運転操作子20に対する操作を指示する通知が表示される画像を示す図である。 車両制御装置100により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 車両制御装置100において使用され得る複数の構成を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両制御装置の実施形態について説明する。車両は、例えば、複数の使用者によって使用されるカーシェアに用いられる。
<第1実施形態>
[車両]
図1は、車両制御装置100が適用される車両10の構成の一例を示す図である。
車両10は、ネットワークNWを介してサーバ装置200を通信する。車両10は、ネットワークNWを介してサーバ装置200と通信する。ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局などを含む。
車両10は、車両制御装置100と、運転操作子20と、走行用デバイス40とを備える。車両制御装置100は、車両10の複数の使用者U−1,U−2,,のそれぞれに車両の運転操作子20に対して所定の操作を行わせ、運転操作子20に対してなされた操作の操作量と、各運転操作子に対応する各走行用デバイスの出力を比較し、車両10の状態を管理するものである。上記のハイフン以下の数字は使用者を区別するためのものであり、以下、適宜記載を省略する。
運転操作子20は、例えば、アクセルペダル21と、ステアリングホイール22と、ブレーキペダル23とを備える。
アクセルペダル21は、例えば、車両への加速指示を受け付けるための操作子である。アクセルペダル21には、アクセル開度センサ31が取り付けられている。アクセル開度センサ31は、例えば、アクセルペダル21になされた操作の操作量を電気的に検出する。アクセルペダル21になされた操作の操作量(アクセル開度)は、アクセルペダル21が操作されていない場合にゼロになる。
アクセル開度センサ31は、アクセルペダル21に操作がなされると、ペダルの操作量に従ってゼロより大きい値を出力する。アクセル開度センサ31は、エンジンの制御を行うエンジンECU(不図示)に接続されている。エンジンECUは、例えば、アクセル開度センサ31の出力値に基づいて、エンジン41のスロットル開度などを調整し、エンジン41を駆動する。
ステアリングホイール22は、車両への旋回指示を受け付けるための操作子である。ステアリングホイール22には、ステアリングトルクセンサ32が取り付けられている。ステアリングホイール22には、例えば、電動パワーステアリングが設けられている。電動パワーステアリング装置は、例えば、トルク指令値に応じて、操舵軸におけるトルクの掛けられた方向に対応する方向にアシストモータを回転させ、ステアリングホイール22の操舵操作をアシストする。ステアリングトルクセンサ32は、例えば、ステアリングホイール22が操舵された際にステアリングホイール22の回転軸周りに加えられる電動パワーステアリングのトルクを検出する。
ステアリングトルクセンサ32は、ステアリング装置42の制御を行うステアリングECU(不図示)に接続されている。ステアリングECUは、ステアリングトルクセンサ32の出力値に基づいて、ステアリングの操舵角を調整し、ステアリング装置42のアシストモータ(不図示)を駆動する。
ブレーキペダル23は、車両への減速・停止指示を受け付けるための操作子である。ブレーキペダル23への操作が行われると、ブレーキ装置43が作動する。ブレーキペダル23には、ブレーキペダル操作量センサ33が取り付けられている。ブレーキペダル操作量センサ33は、ブレーキペダル23になされた操作の操作量を検出する。操作量は、例えば、ブレーキペダル23の踏込量である。ブレーキペダル操作量はブレーキペダルが操作されていないときにゼロになる。
ブレーキペダル操作量センサ33は、ブレーキペダル23に操作がなされると、ペダルの操作量に従ってゼロより大きい値を出力する。ブレーキペダル操作量センサ33は、ブレーキの制御を行うブレーキECU(不図示)に接続されている。ブレーキECUは、ブレーキペダル操作量センサ33の出力値に基づいて、ブレーキアクチュエータ(不図示)で発生するブレーキトルクを調整しブレーキ装置43を制御する。
ブレーキECUは、例えば、ブレーキペダル23になされた操作の操作量に連動したブレーキペダル操作量センサ33の出力値に従って、ブレーキアクチュエータを制御してマスターシリンダからの液圧を増大させる。この他、ブレーキ装置43は、ブレーキペダル23になされた操作に応じてブレーキアクチュエータが電子制御される電子制御式ブレーキであってもよい。
なお、アクセル開度センサ31と、ステアリングトルクセンサ32と、ブレーキペダル操作量センサ33とのうち一部または全部を含むものが第2検出部(第2取得部)30の一例である。このように、第2検出部30は、走行用デバイス40に対する操作が行われる運転操作子20の操作量を検出(取得)する。
走行用デバイス40は、例えば、エンジン41と、ステアリング装置42と、ブレーキ装置43とのうち一部または全部を含む。
エンジン41は、例えば、内燃機関で構成された動力出力装置である。エンジン41には、回転数検出部51が取り付けられている。回転数検出部51は、例えば、エンジン41のクランクシャフトの回転(角度変化)をパルス信号として検出するクランク角センサと、アクセル開度に基づいてエンジン41を制御するエンジンECU(不図示)とを含む。エンジンECUは、回転数検出部51により検出されたパルス信号に基づいて回転数データを生成する。
なお、回転数検出部51の代わりに、エンジンのスロットルバルブを回転駆動するためのモータのレゾルバ等が用いられてもよい。
ステアリング装置42は、例えば、ステアリングホイール22に連結された操舵軸と、操舵軸に機械的に連結されたラックアンドピニオン機構とにより操舵輪の操舵角を変更する。
ステアリング装置42には、アシストモータ出力検出センサ52が取り付けられている。アシストモータ出力検出センサ52は、アシストモータにより出力されている回転トルクに応じた値を検出する。アシストモータ出力検出センサ52は、ステアリングECUを含み、アシストモータに与えるトルク指令値をアシストモータ出力値として出力してもよいし、アシストモータへの給電線における電流や電圧をアシストモータ出力値として出力してもよい。また、操舵軸のトルクを実測してもよい。
ブレーキ装置43は、例えば、車両10の車輪の回転に連動して回転するブレーキディスクを制動するためのブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに液圧を伝達するマスターシリンダと、マスターシリンダからの液圧を増大させるブレーキアクチュエータとを備える。ブレーキアクチュエータには、ブレーキアクチュエータセンサ53が設けられている。
ブレーキアクチュエータセンサ53は、ブレーキECUに接続されている。ブレーキECUは、ブレーキペダル操作量センサ33の出力値に基づいて、ブレーキトルク指令値をブレーキアクチュエータに与え、ブレーキアクチュエータ(不図示)で発生するブレーキトルクを調整しブレーキ装置43を制御する。ブレーキアクチュエータに与えるブレーキトルク指令値をブレーキペダル操作量値として用いてもよいし、ブレーキアクチュエータに流れる電流や電圧をブレーキペダル操作量値として用いてもよい。また、ブレーキトルクの実測値を用いてもよい。
なお、回転数検出部51と、アシストモータ出力検出センサ52と、ブレーキアクチュエータセンサ53とを合わせたものが第1検出部(第1取得部)50の一例である。上述したように、第1検出部50は、車両10の走行用デバイス40の出力値を検出(取得)する。
[車両制御装置]
車両制御装置100は、例えば、通信部102と、認識部104と、管理部106と、選択部108と、判定部110と、通知部114と、記憶部120とを備える。
認識部104、管理部106、選択部108、判定部110、及び通知部114の各機能部のうち一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、これらの各機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
使用者Uは、例えば、車両10を使用する場合、事前に予約を行う。使用者Uは、例えば、端末装置Dを操作してサーバ装置200にアクセスし、車両10の乗車希望日時を含む情報を送信する。サーバ装置200は、使用者Uの乗車希望日時を含む情報を車両制御装置100に送信する。管理部106は、使用者Uの乗車希望日時を含む情報に基づいて、使用者Uが車両10を利用するための乗車スケジュールを生成する。乗車スケジュールは、サーバ装置200が生成してもよい。
予約を行った使用者Uは、車両10を使用する場合、所有する端末装置Dを操作して車両10への乗車許可を求める。通信部102は、端末装置Dからの接続要求を受信すると端末装置Dとの通信を開始する。通信部102は、例えば、ネットワークNWに接続したり、端末装置Dなどと直接的に通信したりするための無線通信モジュールである。通信部102は、Wi−Fi、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。
通信部102は、例えばBluetoothやその他の通信規格による通信を行うことによって車両10の周辺の使用者Uを検出する。通信部102により検出された使用者Uは、認識部104により、予め登録された使用者Uの端末装置Dであるか否か認証が行われる。
認識部104は、記憶部120に記憶されたユーザデータ121に基づいて、使用者Uを認証する。認識部104により使用者Uが認識されると、使用者Uは、車両10の使用を開始することができる。
管理部106は、車両10を利用する複数の使用者Uと使用者Uが有する端末装置Dとを対応付けて管理する。管理部106は、認識部104により認識された認識結果に基づいて、使用者Uが有する端末装置Dに使用者Uに応じて種々の情報を提供する。管理部106は、車両10の状態を認識するために、使用者Uが車両10に対して行う走行用デバイス40の検査を管理する。管理部106は、例えば、通知部114や端末装置Dを通じて走行用デバイスに対する操作を指示する。
走行用デバイス40の検査は、例えば、使用者Uが運転操作子20を操作した結果、走行用デバイス40で出力される出力結果に基づいて、車両10の状態を判断することで行われる。走行用デバイス40の検査は、例えば、車両10の走行開始までに第1検出部50により検出された出力値と第2検出部30により検出された操作量との関係に基づいて行われる。検査方法については後述する。
車両10は、複数の使用者Uによって利用されるので、管理部106は、複数の使用者Uにより行われる複数の走行用デバイス(エンジン41、ステアリング装置42、ブレーキ装置43)の検査を管理する。管理部106は、例えば、エンジン41、ステアリング装置42、及びブレーキ装置43の異なる走行用デバイスの検査が所定の順に、所定の使用サイクルごとに行われるよう管理し、同時期に重複して行われることを防止する。所定の使用サイクルとは、車両10の起動ごとに走行用デバイスの検査を行うものであってもよいし、車両10が最後に停止した時から所定時間が経過したタイミングで走行用デバイスの検査を行うものであってもよい。
管理部106は、走行用デバイス40の重要度に応じて、それぞれの走行用デバイスの検査回数に重みを付けて検査回数を調整してもよい。更に、管理部106は、例えば、前回車両10を使用した使用者Uの次に、今回認証された車両10を使用する使用者Uが異なる場合に、検査が行われるよう検査のスケジュールを管理する。
管理部106は、使用者Uの乗車スケジュールと既に行われた後述の走行用デバイス40の検査結果に基づいて、使用者Uと走行用デバイス40の検査とを関連付けた検査スケジュール122を生成し、記憶部120に記憶する。
図2は、検査スケジュール122の内容の一例を示す図である。ここでは、検査スケジュール122は、車両10の起動ごとに走行用デバイスの検査を行う場合を例示している。
管理部106は、認識部104により認識された認識結果に基づいて、前回の車両10の使用者Uと今回の車両の使用者Uとが異なるか否かを判定する。前回の車両10の使用者Uと今回の車両の使用者Uとが異なる場合、管理部106は、前回の検査スケジュール122の内容を参照し、車両10が所定の使用サイクルとなって走行用デバイスの検査を行うタイミングであるか否かを判定する。走行用デバイスの検査を行うタイミングであると判定した場合、管理部106は、前回の検査スケジュール122の内容を参照し、エンジン41、ステアリング装置42、及びブレーキ装置43のうち、前回の検査対象と異なる1つの所定の走行用デバイスを選択し、同じ検査対象が連続しない検査スケジュール122を生成する。このとき、管理部106は、前回の車両10の使用者Uと今回の車両10の使用者Uとが同じ場合は、検査を行わないよう検査スケジュール122を生成する。
選択部108は、例えば、検査スケジュール122に基づいて、車両10が所定の使用サイクルとなる度に、複数の前記走行用デバイスのうち判定対象とする所定の走行用デバイスを選択する。このとき、選択部108は、前回車両10を使用した使用者Uと今回認証された車両10を使用する使用者Uが同じ場合は、所定の走行用デバイスを選択しなくてもよい。
管理部106は、選択部108により選択された走行用デバイスへの操作を促す通知を通知部114に行わせる。管理部106は、使用者Uに対して、選択部108により選択された走行用デバイスへの操作を促す通知を端末装置Dに行わせてもよい。通知部114または端末装置Dでは、例えば、車両10の起動時に、使用者Uに運転操作子20に対する操作を促す通知が行われる。
通知部114は、例えば、表示部115と、スピーカ116とを備える。表示部115は、例えば、運転操作子20に対する操作に関する情報が表示されるタッチパネル等のディスプレイ装置である。運転操作子20に対する操作に関する情報は、スピーカ116により音声で使用者Uに提供されてもよい。
図3〜図5は、運転操作子20に対する操作を指示する通知が表示される画像を示す図である。
車両10の走行開始までに第1検出部50により検出された出力値と第2検出部30により検出された操作量との関係に基づいて、所定の走行用デバイスの検査が行われる。
図3に示されるように、管理部106は、エンジン41の検査を行う場合、使用者Uに対して、アクセルペダル21に対する所定の操作の内容を指示する情報が示された画像IM1を表示部115または、端末装置Dに表示させる。管理部106は、例えば、画像IM1により、アクセルペダル21を操作してエンジン41を所定の回転数まで所定時間の間、回転させよう使用者Uに指示する。
判定部110は、例えば、回転数検出部51により検出された出力値と、アクセル開度センサ31により検出されたアクセルペダル21の操作量との関係に基づいて、エンジン41の検査を行う。
判定部110は、指示された操作の内容に基づく操作が行われた結果、第1検出部50により所定の走行用デバイスに関する出力値が検出されるか否かに基づいて、車両10の走行開始の許可を判定する。判定部110は、例えば、回転数検出部51により、エンジン41に関する出力値が検出された場合、車両10の走行開始を許可する処理を続行する。判定部110は、例えば、回転数検出部51により、エンジン41に関する出力値が検出さない場合は、エンジン41、回転数検出部51、アクセル開度センサ31のいずれかに何らかの異常が生じていると想定されるため、車両10の走行開始を許可しない。
次に、判定部110は、車両10の走行開始までに、指示された操作量に基づく操作が行われた結果、第1検出部50により検出された出力値と第2検出部30により検出された操作量との関係に基づいて、車両10の走行開始を許可するか否かを判定する。
判定部110は、指示された操作量に基づく操作が行われた結果、第1検出部50により走行用デバイスの操作量に応じた出力値が検出された場合、車両10の走行開始を許可する。判定部110は、例えば、検出回転数と基準回転数とが一致または所定の範囲以内の場合、車両10の走行開始を許可する。判定部110は、例えば、検出回転数と基準回転数との差が所定の閾値を超えた場合、車両10の走行開始を許可しない。
判定部110は、例えば、記憶部120に記憶された基準データ123に基づいて、アクセルペダル21の操作量とエンジン41の回転数との関係が示されている基準データ123を参照し、検出されたアクセルペダル21の操作量とエンジン41の回転数とのずれを判定する。
判定部110は、例えば、実際のアクセルペダル21の操作量に対して検出されたエンジン41の検出回転数と、基準データ123に基づくアクセルペダル21の操作量に対するエンジン41の基準回転数とを比較する。判定部110は、検出回転数と基準回転数との差に基づいて、車両10の走行開始を許可するか否かを判定する。
管理部106は、エンジン41の検査結果を検査データ124として記憶部120に記憶し、検査結果を管理する。
図4に示されるように、管理部106は、ステアリング装置42の検査を行う場合、使用者Uに対して、ステアリングホイール22に対する所定の操作の内容を指示する情報が示された画像IM2を表示部115または、端末装置Dに表示させる。管理部106は、例えば、画像IM2により、ステアリングホイール22を操作してステアリング装置42を所定の方向に所定の角度や所定の回転数で、回転させよう使用者Uに指示する。
判定部110は、例えば、アシストモータ出力検出センサ52により検出された出力値と、ステアリングトルクセンサ32により検出されたステアリングホイール22の操作量との関係に基づいて、ステアリング装置42の検査を行う。
判定部110は、例えば、アシストモータ出力検出センサ52により、ステアリング装置42に関する出力値が検出された場合、車両10の走行開始を許可する処理を続行する。判定部110は、例えば、アシストモータ出力検出センサ52により、ステアリング装置42に関する出力値が検出さない場合は、ステアリング装置42、アシストモータ出力検出センサ52、ステアリングトルクセンサ32のいずれかに何らかの異常が生じていると想定されるため、車両10の走行開始を許可しない。
次に、判定部110は、例えば、実際のステアリングホイール22の操作量に対して検出されたステアリング装置42の検出トルクと、基準データ123に基づくステアリングホイール22の操作量に対するステアリング装置42の基準トルクとを比較する。検出トルクは、例えば、アシストモータ出力検出センサ52の出力値を換算して求められる。判定部110は、検出トルクと基準トルクとの差に基づいて、車両10の走行開始を許可するか否かを判定する。
判定部110は、車両10の走行開始までに、指示された操作量に基づく操作が行われた結果、アシストモータ出力検出センサ52により検出された出力値とステアリングトルクセンサ32により検出された操作量との関係に基づいて、車両10の走行開始を許可するか否かを判定する。
判定部110は、例えば、記憶部120に記憶された基準データ123に基づいて、ステアリングホイール22の操作量とステアリング装置42の回転数との関係が示されている基準データ123を参照し、検出されたステアリングホイール22の操作量とステアリング装置42の舵角とのずれを判定する。
判定部110は、例えば、検出トルクと基準トルクとが一致または所定の範囲以内の場合、車両10の走行開始を許可する。判定部110は、例えば、検出トルクと基準トルクとの差が所定の閾値を超えた場合、車両10の走行開始を許可しない。管理部106は、ステアリング装置42の検査結果を検査データ124として記憶部120に記憶し、検査結果を管理する。
図5に示されるように、管理部106は、ブレーキ装置43の検査を行う場合、使用者Uに対して、ブレーキペダル23に対する所定の操作の内容を指示する情報が示された画像IM3を表示部115または、端末装置Dに表示させる。管理部106は、例えば、画像IM3により、ブレーキペダル23を操作してブレーキ装置43が所定の制動力を生じるように使用者Uに指示する。
判定部110は、例えば、ブレーキアクチュエータセンサ53により検出された出力値と、ブレーキペダル操作量センサ33により検出されたブレーキペダル23の操作量との関係に基づいて、ブレーキ装置43の検査を行う。
判定部110は、車両10の走行開始までに、指示された操作量に基づく操作が行われた結果、ブレーキアクチュエータセンサ53により検出された出力値とブレーキペダル操作量センサ33により検出された操作量との関係に基づいて、車両10の走行開始を許可するか否かを判定する。
判定部110は、例えば、ブレーキアクチュエータセンサ53により、ブレーキ装置43に関する出力値が検出された場合、車両10の走行開始を許可する処理を続行する。判定部110は、例えば、ブレーキアクチュエータセンサ53により、ブレーキ装置43に関する出力値が検出さない場合は、ブレーキ装置43、ブレーキアクチュエータセンサ53、ブレーキペダル操作量センサ33のいずれかに何らかの異常が生じていると想定されるため、車両10の走行開始を許可しない。
次に、判定部110は、例えば、記憶部120に記憶された基準データ123に基づいて、ブレーキペダル23の操作量とブレーキ装置43の制動力との関係が示されている基準データ123を参照し、検出されたブレーキペダル23の操作量とブレーキ装置43の制動力とのずれを判定する。
判定部110は、例えば、実際のブレーキペダル23の操作量に対して検出されたブレーキ装置43の検出トルクと、基準データ123に基づくブレーキペダル23の操作量に対して発生するブレーキ装置43の基準トルクとを比較する。検出トルクは、例えば、ブレーキアクチュエータセンサ53の出力値を換算して求められる。判定部110は、検出トルクと基準トルクとの差に基づいて、車両10の走行開始を許可するか否かを判定する。
判定部110は、例えば、検出トルクと基準トルクとが一致または所定の範囲以内の場合、車両10の走行開始を許可する。判定部110は、例えば、検出トルクと基準トルクとの差が所定の閾値を超えた場合、車両10の走行開始を許可しない。管理部106は、ブレーキ装置43の検査結果を検査データ124として記憶部120に記憶し、検査結果を管理する。
走行用デバイス40のいずれかに不具合が発生し、判定部110により車両10の走行開始が許可されなかった場合、使用者Uは、端末装置Dを操作して、ネットワークNWを介して所定の窓口に対して不具合が生じた箇所の修理依頼を行ってもよい。また、管理部106は、車両10の走行開始が許可されなかった場合に修理依頼を自動的に行ってもよい。このとき、判定部110は、例えば、異常の度合いに応じて所定の修理工場までの経路に限って車両10の走行を許可するようにしてもよい。
[記憶部]
記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などにより実現される。記憶部120には、例えば、ユーザデータ121と、検査スケジュール122と、基準データ123と、検査データ124とが記憶される。
[サーバ装置]
サーバ装置200は、ネットワークNWを介して使用者Uの端末装置Dから車両10への乗車予約を受け付ける。サーバ装置200は、ネットワークNWに接続するためのNIC(Network Interface Card)を含む。サーバ装置200は、任意のタイミングで更新データをアップロードする。
[処理フロー]
次に、車両制御装置100により実行される処理の流れについて説明する。
図6は、車両制御装置100により実行される処理の流れを示すフローチャートである。
管理部106は、使用者Uの乗車予約に基づいて、使用者Uの乗車スケジュールを生成する(ステップS100)。管理部106は、使用者Uの乗車スケジュールと、前回の検査スケジュールとに基づいて、車両10の走行用デバイス40の検査スケジュールを生成する(ステップS102)。認識部104は、端末装置Dを検出する(ステップS104)。認識部104は、端末装置Dが使用者Uのものか否かを判定する(ステップS106)。
認識部104は、端末装置Dが使用者Uのものと判定した場合、端末装置Dを認証する(ステップS108)。認識部104は、端末装置Dが使用者Uのものと判定しない場合、端末装置Dを認証しない(ステップS124)。認識部104により、端末装置Dが認証された場合、管理部106は、検査スケジュール122に基づいて、前回の使用者Uと、認証された使用者Uとが同一であるか否かを判定する(ステップS110)。
管理部106は、前回の使用者Uと、認証された使用者Uとが同一であると判定した場合、車両の走行開始を許可する(ステップS122)。管理部106が前回の使用者Uと、認証された使用者Uとが同一でないと判定した場合、選択部108は、前回の検査スケジュール122を参照し車両10が所定の使用サイクルとなるか否かを判定する(ステップS111)。車両10が所定の使用サイクルでない判定された場合、車両の走行開始を許可する(ステップS122)。車両10が所定の使用サイクルと判定された場合、選択部108は、検査スケジュール122を生成し、検査スケジュール122に基づいて、検査対象となる所定の走行用デバイスを選択する(ステップS112)。管理部106は、所定の走行用デバイスに対する操作を促す通知を端末装置Dに行わせる(ステップS114)。
判定部110は、第1検出部50と、第2検出部30との検出結果に基づいて、所定の走行用デバイスの検査を行う(ステップS116)。判定部110は、第1検出部50により所定の走行用デバイスに関する出力値が検出されたか否かを判定する(ステップS118)。判定部110は、第1検出部50により所定の走行用デバイスに関する出力値が検出されたと判定した場合、第2検出部30により取得した運転操作子に対応する出力値が第1検出部50から検出されたか否かを判定する(ステップS120)。
判定部110は、第2検出部30により所定の走行用デバイスの操作量に応じた出力値が検出されたと判定した場合、車両10の走行開始を許可する(ステップS122)。ステップ118及びステップS120で否定的な判定結果となった場合、判定部110は、車両10の走行開始を許可しない(ステップS126)。
以上説明した実施形態によれば、車両制御装置100は、車両10の走行開始前に行われる運転操作子20に対する操作に基づいて、車両10の状態を検出すると共に、車両10の走行可否を判定することができる。また、車両制御装置100は、走行用デバイス40の検査対象を検査が行われる度に変えることにより、検査の処理を簡略化することができる。更に、車両制御装置100は、使用者Uが前回車両10を利用した使用者Uと同一である場合、走行用デバイス40の検査を省略し、検査の処理を簡略化することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、判定部110は、第2検出部30により検出された操作量と第1検出部50により出力された車両の走行用デバイス40の出力値とに基づいて車両の走行開始を許可するか否かを判定するものとして説明した。
第2実施形態では、判定部110は、運転操作子20に対する操作を指示する内容に関する情報と車両10の走行用デバイスの出力値とに基づいて車両の走行開始を許可するか否かを判定する。
即ち、判定部110は、第2検出部30に相当する機能を有する。判定部110は、例えば、第2検出部30に相当する機能により車両10の走行用デバイスの操作のための運転操作子20の操作に関する情報を取得する。
操作に関する情報とは、管理部106により生成された運転操作子20に対する操作を指示する指示内容に関する情報である。
判定部110は、車両10の走行開始までに第1検出部50により取得された出力値と第2検出部30に相当する機能により取得された情報とに基づいて、車両10の走行開始を許可するか否かを判定する。
即ち、判定部110は、第2検出部30の出力値を参照せずに、運転操作子20に対する操作を指示する指示内容に関する情報に基づいて、操作者が指示内容に含まれる運転操作子20に対する操作量を操作したと仮定して、走行用デバイス40の検査を行い、車両10の走行開始の許可を判定する。
また、判定部110は、上記の運転操作子20に対する操作量に関する情報に基づく操作が行われた結果、第1検出部50により検出される出力値に対して設定された低い閾値に基づいて、走行用デバイス40の動作確認を行う程度の検査を行ってもよい。
判定部110は、例えば、エンジン41の検査を行う場合、アクセルペダル21に対する所定の操作の内容を指示する情報(図3参照)を取得し、回転数検出部51により検出された出力値と、取得されたアクセルペダル21に対する操作量に関する情報との関係に基づいて、エンジン41の検査を行う。
判定部110は、ステアリング装置42の検査を行う場合、ステアリング装置42に対する所定の操作の内容を指示する情報(図4参照)を取得し、アシストモータ出力検出センサ52により検出された出力値と、取得されたステアリングホイール22に対する操作量に関する情報との関係に基づいて、ステアリング装置42の検査を行う。
判定部110は、ブレーキ装置43の検査を行う場合、ブレーキ装置43に対する所定の操作の内容を指示する情報(図5参照)を取得し、ブレーキアクチュエータセンサ53により検出された出力値と、取得されたブレーキペダル23に対する操作量に関する情報との関係に基づいて、ブレーキ装置43の検査を行う。
判定部110は、上記の運転操作子20に対する操作量に関する情報に基づく操作が行われた結果、第1検出部50により所定の走行用デバイスに関する出力値が検出されるか否かに基づいて、車両10の走行開始の許可を判定する。
次に、第2実施形態の車両制御装置100により実行される処理の流れについて説明する。第2実施形態の車両制御装置100により実行される処理の流れは、第1実施形態のフローチャート(図6参照)と基本的に同一であるが、ステップS120の動作が異なる。
以下、ステップS120に相当する処理について説明する。
判定部110は、第1検出部50により所定の走行用デバイスに関する出力値が取得されたと判定した場合、第2検出部30に相当する機能により取得した走行用デバイスへの操作を行う指示の内容に対応する出力値が第1取得部から取得されたか否かを判定する。
以上説明した第2実施形態によれば、車両制御装置100は、第2検出部30の出力値を参照することなく、走行用デバイス40の状態を簡便に判定することができる。
以上説明した実施形態は、下記のように表現することができる。図7は、車両制御装置100において使用され得る複数の構成を示す図である。車両制御装置100は、通信コントローラ100−1、CPU100−2、ワーキングメモリとして使用されるRAM100−3、ブートプログラムなどを格納するROM100−4、フラッシュメモリやHDDなどの記憶装置100−5、ドライブ装置100−6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。
通信コントローラ100−1は、図1に示す車両制御装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100−5には、CPU100−2が実行するプログラム100−5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100−3に展開されて、CPU100−2によって実行される。これによって、認識部104、管理部106、選択部108、判定部110、及び通知部114のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
ハードウェアプロセッサと、
記憶装置と、を備え、
前記記憶装置には、前記ハードウェアプロセッサに、
車両の走行用デバイスの出力値を取得させ、
前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子に対する操作に関する情報を取得させ、
前記車両の走行開始までに取得させた前記出力値と前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定させるプログラムが格納されている、
車両制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。例えば、車両制御装置100は、車両10側に設けられているものの他、サーバ装置200側に設けられているものであってもよい。また、車両制御装置100は、手動運転車両に適用されるものの他、自動運転車両に適用されてもよい。車両が自動運転車両の場合、上記の使用者Uが行う車両の走行用デバイスの検査を自動運転車両が自動的に行ってもよい。
10…車両、20…運転操作子、21…アクセルペダル、22…ステアリングホイール、23…ブレーキペダル、30…第2検出部、31…アクセル開度センサ、32…ステアリングトルクセンサ、33…ブレーキペダル操作量センサ、40…走行用デバイス、41…エンジン、42…ステアリング装置、43…ブレーキ装置、50…第1検出部、51…回転数検出部、52…アシストモータ出力検出センサ、53…ブレーキアクチュエータセンサ、100…車両制御装置、100−1…通信コントローラ、100−5…記憶装置、100−5a…プログラム、100−6…ドライブ装置、102…通信部、104…認識部、106…管理部、108…選択部、110…判定部、114…通知部、115…表示部、116…スピーカ、118…ステップ、120…記憶部、121…ユーザデータ、122…検査スケジュール、123…基準データ、124…検査データ、200…サーバ装置、D…端末装置

Claims (9)

  1. 車両の走行用デバイスの出力値を取得する第1取得部と、
    前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子についての操作に関する情報を取得する第2取得部と、前記車両の走行開始までに前記第1取得部により取得された前記出力値と前記第2取得部により取得された前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定する判定部と、を備える、
    車両制御装置。
  2. 前記車両の走行開始までに、前記車両の使用者に対して、前記情報の通知を行う通知部を更に備える、
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 複数の前記走行用デバイスを備え、
    前記複数の走行用デバイスのうち判定対象とする所定の走行用デバイスを選択する選択部を更に備え、
    前記通知部は、前記選択部により選択された前記所定の走行用デバイスのための運転操作子についての前記情報の通知を行う、
    請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記選択部は、前記車両の所定の使用サイクルごとに、異なる前記走行用デバイスを前記判定対象として選択する、
    請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記通知部は、走行用デバイスまたは運転操作子への操作の内容を指示する情報を出力することにより前記情報の通知を行う、
    請求項2から4のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  6. 前記車両を使用する複数の使用者を認識する認識部と、
    前記複数の使用者とそれぞれの使用者が有する端末装置とを対応付けて管理し、前記認識部により認識された使用者に対応付けられる前記端末装置に対して、前記通知を実行させる管理部と、を更に備える、
    請求項2から5のうちいずれか1項に記載の車両制御装置。
  7. 前記管理部は、前記認識部による認識結果に基づいて、今回の使用者が前回の使用者と異なるか否かを判定し、異なる場合に、前記通知を前記端末装置に行わせる、
    請求項6に記載の車両制御装置。
  8. コンピュータが、
    車両の走行用デバイスの出力値を取得し、
    前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子についての操作に関する情報を取得し、
    前記車両の走行開始までに取得した前記出力値と前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定する、
    車両制御方法。
  9. コンピュータに、
    車両の走行用デバイスの出力値を取得させ、
    前記車両の走行用デバイスの操作のための運転操作子に対する操作に関する情報を取得させ、
    前記車両の走行開始までに取得させた前記出力値と前記情報とに基づいて、前記車両の走行開始を許可するか否かを判定させる、
    プログラム。
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