JP2018532462A - 1回量カプセル、1回量カプセルを作るための方法、飲料を作るためのシステムおよび方法 - Google Patents

1回量カプセル、1回量カプセルを作るための方法、飲料を作るためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018532462A
JP2018532462A JP2018512990A JP2018512990A JP2018532462A JP 2018532462 A JP2018532462 A JP 2018532462A JP 2018512990 A JP2018512990 A JP 2018512990A JP 2018512990 A JP2018512990 A JP 2018512990A JP 2018532462 A JP2018532462 A JP 2018532462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
single dose
beverage
extraction chamber
dose capsule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018512990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6626961B2 (ja
Inventor
クリューガー,マルク
エムプル,ギュンター
マルコ ハーニッシュ、
マルコ ハーニッシュ、
Original Assignee
ケイ‐フィー システム ゲーエムベーハー
ケイ‐フィー システム ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケイ‐フィー システム ゲーエムベーハー, ケイ‐フィー システム ゲーエムベーハー filed Critical ケイ‐フィー システム ゲーエムベーハー
Publication of JP2018532462A publication Critical patent/JP2018532462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6626961B2 publication Critical patent/JP6626961B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/24Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure
    • A47J31/34Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure
    • A47J31/36Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means
    • A47J31/3604Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means with a mechanism arranged to move the brewing chamber between loading, infusing and ejecting stations
    • A47J31/3623Cartridges being employed
    • A47J31/3628Perforating means therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • A47J31/407Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea with ingredient-containing cartridges; Cartridge-perforating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/22Details
    • B65D77/24Inserts or accessories added or incorporated during filling of containers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/22Details
    • B65D77/30Opening or contents-removing devices added or incorporated during filling or closing of containers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

本発明は、飲料製造機械(10)において飲料を作る1回量カプセル(1)であって、飲料原材料を受ける空洞(3)を有する円すい台形または円筒形のカプセル本体(2)と、空洞(3)を封止する膜(4)とを有する、1回量カプセル(1)に関する。カプセル本体(2)は、カプセル底部(5)を含む。材料の厚さが減少した中央の脆弱領域(6)が、カプセル底部(5)において形成され、飲料調製機械(10)の穿孔手段(11)により穿孔される。

Description

1回量カプセルに対応する飲料製造機械における飲料の調製は、先行技術から良く知られている。
典型的な1回量カプセルが、例えば、文献国際公開第2012/038063A1号パンフレットおよび国際公開第2010/085824A1号パンフレットから既知である一方で、1回量コーヒーマシンとも呼ばれる。
飲料製造機械は、例えば、文献国際公開第2011/147553A1号パンフレットまたは国際公開第2011/147491A1号パンフレットから既知である。
ユーザは、常に、飲料原材料が充填された1回量カプセルを飲料製造機械に供給し、続いて、飲料製造機械を閉鎖し、調製機構を開始する。
飲料製造機械が閉鎖されると、1回量カプセルは、少なくとも2つのポイントで穿孔され、熱水が圧力下で2つの穿孔開口の一方を通じて1回量カプセルの内部へ導入され、飲料が飲料原材料と相互作用する熱水により作られ、飲料は、2つの穿孔開口の他方を通って1回量カプセルから流れ出て、対応する飲料容器内へ案内される。
これらの1回量カプセルの欠点は、カプセル底部が比較的厚く安定的な態様で通常は形成され、そのため、カプセル底部を穿孔するための穿孔手段は、高レベルの摩耗にさらされるということである。
したがって、容易に製造可能であり費用対効果がある、飲料製造機械のための1回量カプセルであって、それにより穿孔手段の摩耗の増加が未然に防がられるとともに1回量カプセルの信頼性のある穿刺が確保される1回量カプセルを提供することが、本発明の目的である。
本発明の目的は、飲料原材料を収容するための空洞を有する円すい台形または円筒形のカプセル本体と、空洞を閉鎖する膜とを有する飲料製造機械において飲料を作る1回量カプセルであって、カプセル本体がカプセル底部を有し、材料の厚さが減少した脆弱領域がカプセル底部の中央において形成され、脆弱領域が飲料製造機械の穿孔手段を用いて穿孔される1回量カプセルにより達成される。
先行技術と比べると、本発明による1回量カプセルは、1回量カプセルが飲料製造機械の穿孔手段により穿孔されるカプセル底部におけるポイントに、材料の厚さが減少した脆弱領域が形成されるという利点を有する。
カプセル底部の貫通に必要な力が遥かに少なくなり、そのため、穿孔手段にかかる負荷が低下し、その寿命が延びる。
加えて、脆弱領域は、カプセル底部を穿孔したときに、脆弱化されていないカプセル底部の穿孔の場合よりも大きい開口がカプセル底部に形成されるのに十分に大きく構成される。
また、1回量カプセルは、カプセル底部における、飲料製造機械の穿孔手段により穿孔されることになる脆弱領域が、カプセル本体の残りと一体的におよび同じ材料から作られるという点で、費用対効果があるように作られる。
特に、カプセル本体は、熱成形プロセスで作られる。
この場合、カプセル本体は、脆弱領域を形成するための材料の厚さが減少した領域がカプセル底部において熱成形中に形成されるように、熱成形により作られる。
例えば、これは、熱成形工具における対応する成形要素により行われる。
このようにして、1回量カプセルは、比較的容易に、迅速に、および費用対効果的に作ることができる。
「熱成形」という用語は、本発明の意味において、カプセル本体を形成するために出発原料の塑性変形が行われる、カプセル本体の任意の成形動作を含む。
例えば、成形は、負圧、正圧、押し型またはソノトロードにより、熱および/または同様のものを加えて行われる。
特に、飲料原材料は、コーヒー粉またはコーヒー顆粒(好ましくは焙煎して挽いたコーヒー)、チョコレート粉、粉乳、茶、スープ用粉末などを含む。
代替的に、飲料原材料がインスタントコーヒーなど飲料抽出物を含むことが考えられる。
本発明の構成および展開形態は、従属請求項および図面を参照した説明から分かる。
任意選択的に、1回量カプセルは、カプセル底部と飲料原材料との間に配置されたフィルタ要素を有する。
フィルタ要素は、天然および/または合成繊維でできている布地、例えば、紙、不織布またはフェルトを含む。
フェルトおよび不織布が設けられる場合、これらは、一緒に接合される。
フェルトおよび/または不織布は、単一層または多層の態様で構成される。
フィルタ要素は、繊維から作られたスポットカレンダー加工された材料を含む。
さらに、1つまたは複数のインサート要素、例えば、さらなるフィルタ要素、液体分配器、遮蔽シート、および/または同様のものも、空洞において設けられる。
カプセル本体は、充填側とも呼ばれるカプセル底部から離れた側に、膜が締結される包囲のカプセルフランジを有する。
カプセルの蓋は、カプセルフランジの領域において円錐台へ接着結合または溶接される。
1回量カプセルがフィルタの無い態様で形成され、飲料原材料は、カプセル底部の上に直接載っていることが考えられる。
特に、1回量カプセルは、飲料原材料がインスタント粉末を含む場合、フィルタの無い態様で構成される。
本発明の実施形態において、1回量カプセルは、フィルタの無い態様で構成され、脆弱領域は、円形の態様で構成され、脆弱領域の直径は、カプセル底部の直径の10〜25パーセント、好ましくは、15〜20パーセント、特に好ましくは、17パーセントである。
特に、脆弱領域の直径は、4〜7ミリメートル、好ましくは、4.5〜6ミリメートル、特に好ましくは、5ミリメートルである。
特に、カプセル底部の直径は、25〜35ミリメートル、好ましくは、28〜32ミリメートル、特に好ましくは、30ミリメートルにわたる。
したがって、脆弱領域の直径は、カプセル底部が穿孔されると対応して大きい飲料流出部が形成されるように十分に大きい。
この比較的大きい飲料流出部の形成には、高圧下で、対応する高速で飲料が1回量カプセルから噴出しないという利点がある。
このようにして、飲料を作っている間に飲料製造機械のごく近傍が汚れる、または、ユーザが火傷を負うリスクが未然に防がられる。
加えて、必要に応じて、作られた飲料上に泡またはクレマ層が形成されることを防ぐことができる。
本発明の実施形態において、脆弱領域における材料厚さは、カプセル底部の残りの領域における材料厚さの20〜70パーセント、好ましくは、30〜60パーセント、特に好ましくは、50パーセントである。
提案された寸法が、穿孔手段に優しいカプセル底部の容易な穿孔を可能にすると同時に、1回量カプセルの、香りを逃さず、耐衝撃性の閉鎖が確保されることが分かっている。
本発明の実施形態において、カプセル底部は、その外周に、膜と反対側の方向に外向きに突出する包囲強化した隆起部が形成される。
脆弱領域により損なわれたカプセル底部の安定性は、この包囲強化した隆起部により補償される。
本発明のさらなる目的は、本発明による1回量カプセルを作るための方法であって、第1製造ステップにおいて、出発原料が熱成形工具の型の領域に配置され、第2製造ステップにおいて、出発原料が負圧により、および/または、可動押し型により、型へ引き入れられ、および/または押し込まれ、その結果、円すい台形または円筒形のカプセル本体が出発原料から形成され、第2製造ステップにおいて、カプセル底部の領域における材料が、脆弱領域を形成するために、成形要素により変位される方法である。
本発明による方法は、カプセル底部の脆弱化がカプセル本体の熱成形中に予めなされる、1回量カプセルの特に費用対効果がある製造を可能にする。
熱成形後、カプセル本体には、飲料原材料が充填され、続いて、膜により閉鎖される。
熱成形プロセスが、熱を加えることで実施されることが考えられる。
任意選択的に、カプセル本体は、熱成形中または後に冷却される。
特に、成形要素は、脆弱領域における熱成形材料を変位させるための隆起部を含む。
この目的のために、押し型が第2製造ステップにおいて動かされる限り、成形要素は、押し型または相手となる押し型(stamp counterpart)の中心に形成される。
脆弱領域における材料変位が熱成形工具におけるカプセル底部の両側で達成されるように、成形要素が押し型上に形成され、かつ、対応する成形要素が、型または相手となる押し型上に形成されるのが好ましい。
特に、押し型は、円筒形または円すい台形の態様で構成される。
代替的に、2つの対向する成形要素の一方が、凹部であって、熱成形工具が閉鎖されると隆起部として構成される反対側の成形要素が係合する凹部の形で構成されることも考えられる。
成形要素が押し型または相手となる押し型に可動に形成されるとともに、第2製造ステップの間だけ拡張されることも考えられる。
例えば、成形要素がノズルを、押し型または相手となる押し型に含むことも可能である場合があり、前記ノズルは、脆弱領域を形成するために、正圧または負圧により材料を変位させる。
本発明のさらなる目的は、飲料製造機械と本発明による1回量カプセルとを含むシステムであって、飲料製造機械が第1および第2抽出チャンバ要素を有し、第1および/または第2抽出チャンバ要素が、装着位置であって、第1および第2抽出チャンバ要素が、1回量カプセルを飲料製造機械へ導入するために互いから間隔を空けて配される装着位置と、作動位置であって、第1および第2抽出チャンバ要素が、実質的に閉鎖された抽出チャンバを形成するために、一緒に移動させられている作動位置との間で可動であり、第2抽出チャンバ要素が第1抽出チャンバ要素の方向に突出する穿孔手段を有し、飲料流出部を作るために、飲料製造機械が装着位置から作動位置へ移されると、前記穿孔手段が脆弱領域においてカプセル底部を貫通するシステムである。
本システムにおいて、1回量カプセルが、カプセル底部に脆弱領域を有するという点で、穿孔手段への過剰な摩耗が防がれる。
穿孔手段は、カプセル底部において、飲料流出部であって、そこを通って作られた飲料が1回量カプセルを出て行くことができる特に飲料流出部を作る。
本発明の実施形態において、第1抽出チャンバ要素は、第2抽出チャンバ要素の方向に突出する複数のさらなる穿孔手段を有し、飲料製造機械が装着位置から作動位置へ移されると、入口開口を形成するために前記さらなる穿孔手段が膜を貫通する。
さらなる穿孔手段は、膜に開口を作り、そこを通じて抽出水が圧力下で1回量カプセルへ導入される。
本発明のさらなる目的は、本発明によるシステムで飲料を作るための方法であって、第1方法ステップにおいて、飲料製造機械が装着位置に設けられ、第2方法ステップにおいて、1回量カプセルが飲料製造機械に供給され、第3方法ステップにおいて、飲料製造機械が装着位置から作動位置へ移され、その結果、穿孔手段が脆弱領域を貫通し、カプセル底部が穿孔され、第4方法ステップにおいて、抽出水が1回量カプセルに強制的に供給される方法である。
本発明のさらなる特徴は、図面から、および図面を参照して実施形態の以下の説明から分かる。
この場合、図面は、本発明の実施形態のみを説明し、本発明の本質的な概念を限定するものではない。
本発明の実施形態による1回量カプセルの概略断面図。 本発明の実施形態による飲料を作るためのシステムおよび方法の概略図。 本発明の実施形態による飲料を作るためのシステムおよび方法の概略図。 本発明の実施形態による1回量カプセルを作るための方法の概略図。 本発明の実施形態による1回量カプセルを作るための方法の概略図。
様々な図において、同一部品には常に同じ参照符号が付され、原則として各々一度のみ言及される。
図1は、本発明の実施形態による1回量カプセル1の概略断面図を示す。
この場合の1回量カプセル1は、カプセル底部5と充填開口7とを備えた実質的に剛性または半剛性の円すい台形のカプセル本体2を有する。
充填開口7の領域において、カプセル本体2の包囲側壁は、包囲フランジ8で終端する。
充填開口7は、1回量カプセル1の内部の空洞3を飲料原材料で充填するのに役立つ。
空洞3は、その後、膜4により気密式に閉鎖され、膜4のエッジは、フランジ8で封止される。
特に、飲料原材料は、コーヒー粉またはコーヒー顆粒(好ましくは、焙煎して挽いたコーヒー)、チョコレート粉、粉乳、茶、スープ用粉末、インスタント粉末などを含む。
カプセル底部5は、中央の脆弱領域6を有し、この中央の脆弱領域6は、カプセル底部5が、残りのカプセル底部5の材料厚さと比べて、より薄い材料厚さを脆弱領域6において有することにより形成される。
脆弱領域6は、1回量カプセル1が使用されるときに、飲料出口を作るために、飲料製造機械10の穿孔手段11により穿孔されるところに形成される(図2aおよび図2bを参照)。
脆弱領域6において材料厚さが比較的薄い結果、穿孔プロセス、または、飲料出口の製造が支持される。
好ましくは、1回量カプセル1は、空洞3内に、飲料原材料とカプセル底部5との間に位置するフィルタ要素(図示せず)を有する。
フィルタ要素は、特にフィルタ不織布またはフィルタフェルトを含み、フィルタ不織布またはフィルタフェルトは、任意選択的にカレンダー加工される。
カプセル底部5の下側に、カプセル本体2は、カプセル底部5の外周に、膜4と反対側の方向に外向きに突出する包囲強化した隆起部9を任意選択的に有する。
図2a、図2bは、本発明の実施形態による、飲料を作るためのシステムおよび方法の概略図を示す。
システムは、図1を参照して既に説明された1回量カプセル1と、飲料製造機械10とを有する。
本発明の例において、飲料製造機械10は、第1抽出チャンバ要素12と第2抽出チャンバ要素13とを含む。
第1抽出チャンバ要素12は、第2抽出チャンバ要素13に対して、図2aに示された装着位置と、図2bに示された作動位置との間で変位可能である。
装着位置において、1回量カプセル1が、飲料製造機械10内へ、ならびに第1および第2抽出チャンバ要素12、13の間に、例えば、重力の力を使用して上から導入可能となるように、第1抽出チャンバ要素12は、第2抽出チャンバ要素13から間隔を空けて配される。
続いて、第1抽出チャンバ要素12は、第1抽出チャンバ要素12および第2抽出チャンバ要素13が、1回量カプセル1が中に配置される閉鎖された抽出チャンバをともに形成するまで、第2抽出チャンバ要素13の方向に変位される。
第1抽出チャンバ要素12が複数のさらなる穿孔手段14を有する一方で、第2抽出チャンバ要素13には、中央の穴開け手段11が設けられる。
抽出チャンバが閉鎖されると、さらなる穿孔手段14は、抽出水を1回量カプセル1へ導入するための入口開口を作るために、1回量カプセル1の膜4を貫通する。
同時に、第2抽出チャンバ要素13の中央の穴開け手段11は、カプセル底部5を、具体的には厳密に脆弱領域6において穿孔する。
結果として、飲料出口がカプセル底部5において形成され、それを通って、1回量カプセル1における、抽出水と飲料原材料との間の相互作用により作られた飲料が1回量カプセル1から流れ出ることができる。
図3a、図3bは、本発明の実施形態による1回量カプセル1を作るための方法の概略図を示す。
作られる1回量カプセル1は、図1に示された1回量カプセル1と実質的に同じである。
第1製造ステップにおいて(図3aを参照)、プラスチック材料を含む出発原料20が、熱成形工具21へ導入される。
熱成形工具21は、型22と、この型22に対して可動である押し型23とを含む。
押し型23の下端部の中心に配置されるのは、成形要素24である。
型22の下側は、本発明の例においては、型22と一体的に形成された相手となる押し型26を形成する。
ここでは、相手となる押し型26は、同様に中央のさらなる成形要素25を有する。
第2製造ステップにおいて(図3bを参照)、押し型23は、ここでは、出発原料20が塑性変形により変形または熱成形して円筒形のカプセル本体2になるように、型22内に移動している。
任意選択的に、熱成形工具21は、出発原料20の塑性変形を促進するために、第2製造ステップの前または間に加熱される。
この第3製造ステップにおいて、押し型23は、型22の内端まで、成形要素24およびさらなる成形要素25が事実上互いに接触するまで、移動する。
2つの成形要素24、25の領域において、材料は、材料の厚さが減少した脆弱領域6がカプセル底部5において形成されるように、熱成形中に、2つの成形要素24、25により変位される。
また、成形要素24またはさらなる成形要素25は、反対側の成形要素24、25が係合する凹部の形に構成される。
さらに、押し型23の代わりに、出発原料20が負圧により型22に引き込まれるか、正圧により型22に押し込まれることも可能である。
成形要素24が押し型23に対して可動に構成されるとともに、脆弱領域6を形成するために第2製造ステップにおいて押し型23から拡張されることも考えられる。
同様に、さらなる成形要素25も型底部または相手となる押し型26から拡張可能であるように設計される。
さらなる代替形態において、成形要素24は、ノズルであって、第2製造方法において、脆弱領域6を形成するために正圧または負圧により材料を変位させるノズルを含む。
図示されていない製造ステップにおいて、飲料原材料で充填されたカプセル本体2が熱成形工具21から除去され、続いて、フランジ8に封止された膜4により閉鎖される。

Claims (15)

  1. 飲料原材料を収容する空洞(3)を有する円すい台形または円筒形のカプセル本体(2)と、前記空洞(3)を閉鎖する膜(4)とを有する、飲料製造機械(10)において飲料を作る1回量カプセル(1)であって、
    前記カプセル本体(2)が、カプセル底部(5)を有し、
    前記カプセル底部(5)において材料の厚さが減少した脆弱領域(6)が、中央に形成され、
    前記脆弱領域(6)が、前記飲料製造機械(10)の穿孔手段(11)を用いて穿孔される、1回量カプセル(1)。
  2. 前記脆弱領域(6)を形成するための材料の厚さが減少した領域が前記カプセル底部(4)において熱成形中に形成されるように、前記カプセル本体(2)が、熱成形により作られている、請求項1に記載の1回量カプセル(1)。
  3. 前記1回量カプセル(1)が、フィルタの無い態様で形成され、
    前記飲料原材料が、前記カプセル底部(5)の上に直接載っている、請求項1または請求項2に記載の1回量カプセル(1)。
  4. 前記脆弱領域(6)が、円形の態様で形成され、
    前記脆弱領域(6)の直径が、前記カプセル底部(5)の直径の10〜25パーセント、好ましくは、15〜20パーセント、特に好ましくは、17パーセントである、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の1回量カプセル(1)。
  5. 前記脆弱領域(6)の直径が、4〜7ミリメートル、好ましくは、4.5〜6ミリメートル、特に好ましくは、5ミリメートルである、請求項4に記載の1回量カプセル(1)。
  6. 前記カプセル底部(5)の直径が、25〜35ミリメートル、好ましくは、28〜32ミリメートル、特に好ましくは、30ミリメートルにわたる、請求項5に記載の1回量カプセル(1)。
  7. 前記脆弱領域(6)における材料厚さが、前記カプセル底部(5)の残りの領域における材料厚さの20〜70パーセント、好ましくは、30〜60パーセント、特に好ましくは、50パーセントである、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の1回量カプセル(1)。
  8. 前記カプセル底部(5)が、その外周に、前記膜(4)と反対側の方向に外向きに突出する包囲強化した隆起部が形成されている、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の1回量カプセル(1)。
  9. 第1製造ステップにおいて、出発原料(20)が、熱成形工具(21)の型(22)の領域に配置され、
    第2製造ステップにおいて、前記出発原料(30)が負圧および/または押し型(23)により前記型(22)内へ移動させられて、円すい台形または円筒形のカプセル本体(2)が前記出発原料(20)から形成され、
    前記第2製造ステップにおいて、前記カプセル底部(5)の領域における材料が、脆弱領域(6)を形成するために、少なくとも1つの成形要素(24、25)により変位される、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の1回量カプセル(1)を作るための方法。
  10. 前記成形要素(24)が、前記押し型(23)または前記型(22)の中心に配置されている、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2製造ステップにおいて、前記押し型(23)が相手となる押し型(26)まで移動させられ、前記成形要素(25)が前記相手となる押し型(26)上に形成される、請求項9または請求項10に記載の方法。
  12. 前記押し型(23)が円筒形または円すい台形の態様で形成され、および/または、前記成形要素(24)が、前記押し型(23)または前記型(22)の隆起部または凹部を含む、請求項9〜請求項11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 飲料製造機械(10)が、第1抽出チャンバ要素(12)および第2抽出チャンバ要素(13)を有し、
    前記第1抽出チャンバ要素(12)および/または第2抽出チャンバ要素(13)が、前記第1抽出チャンバ要素(12)および第2抽出チャンバ要素(13)が1回量カプセル(1)を前記飲料製造機械(10)へ導入するために互いから間隔を空けて配される装着位置と、前記第1抽出チャンバ要素(12)および前記第2抽出チャンバ要素(13)が閉鎖された抽出チャンバを形成するために一緒に移動させられている作動位置との間で可動であり、
    前記第2抽出チャンバ要素(13)が、前記第1抽出チャンバ要素(12)の方向に突出する穿孔手段(11)を有し、飲料流出部を作るために前記飲料製造機械(10)が前記装着位置から前記作動位置へ移されると、前記穿孔手段(11)が前記脆弱領域(6)において前記カプセル底部(5)を貫通する、前記飲料製造機械(10)と請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の1回量カプセル(1)とを有するシステム。
  14. 前記第1抽出チャンバ要素(12)が、前記第2抽出チャンバ要素(13)の方向に突出する複数のさらなる穿孔手段(14)を有し、
    前記飲料製造機械(10)が前記装着位置から前記作動位置へ移されると入口開口を形成するために前記穿孔手段(14)が膜(4)を貫通する、請求項13に記載のシステム。
  15. 第1方法ステップにおいて、飲料製造機械(10)が装着位置に設けられ、
    第2方法ステップにおいて、1回量カプセル(1)が前記飲料製造機械(10)に供給され、
    第3方法ステップにおいて、前記飲料製造機械(10)が前記装着位置から作動位置へ移され、前記穿孔手段(11)が脆弱領域(6)を貫通し、カプセル底部(5)が穿孔され、
    第4方法ステップにおいて、抽出水が前記1回量カプセルに強制的に供給される、請求項13または請求項14に記載のシステムで飲料を作るための方法。
JP2018512990A 2015-09-14 2015-09-14 1回量カプセル、1回量カプセルを作るための方法、飲料を作るためのシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP6626961B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2015/070965 WO2017045699A1 (de) 2015-09-14 2015-09-14 Portionskapsel, verfahren zur herstellung einer portionskapsel, system und verfahren zur herstellung eines getränks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018532462A true JP2018532462A (ja) 2018-11-08
JP6626961B2 JP6626961B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=54106363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018512990A Expired - Fee Related JP6626961B2 (ja) 2015-09-14 2015-09-14 1回量カプセル、1回量カプセルを作るための方法、飲料を作るためのシステムおよび方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20180249859A1 (ja)
EP (1) EP3350100A1 (ja)
JP (1) JP6626961B2 (ja)
KR (1) KR102082822B1 (ja)
CN (1) CN108025863B (ja)
AU (1) AU2015409137A1 (ja)
CA (1) CA2998514A1 (ja)
WO (1) WO2017045699A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017109632A1 (de) * 2017-05-04 2018-11-08 Coveris Rigid (Zell) Deutschland Gmbh Becher bzw. Kapsel
IT201700119347A1 (it) * 2017-10-20 2019-04-20 Sarong Spa Metodo e apparato per realizzare un contenitore contenente un prodotto e relativo contenitore

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05502817A (ja) * 1990-10-31 1993-05-20 コフェア、ソシエテ、アノニム 液体製品を調合するための方法及びこの方法を実施する装置
JP2003235733A (ja) * 2002-02-21 2003-08-26 Kashiwagi Mold:Kk ドリップ用カートリッジ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE146749T1 (de) 1991-07-05 1997-01-15 Nestle Sa Stabile kaffeekassette und verfahren zu ihrer herstellung
DE69615001T2 (de) * 1996-05-10 2002-03-21 Nestle Sa Geschlossene Patrone mit Zonen verminderter Dicke
DE202006013189U1 (de) * 2006-08-25 2006-10-26 Tchibo Gmbh System mit einer Brühmaschine und einer Portionskapsel
DE102012105282A1 (de) * 2012-06-18 2013-12-19 K-Fee System Gmbh Portionskapsel und Verfahren zur Herstellung eines Getränks mit einer Portionskapsel
DE102012223291A1 (de) * 2012-12-14 2014-06-18 K-Fee System Gmbh Portionskapsel und Verfahren zur Herstellung eines Getränks mit einer Portionskapsel

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05502817A (ja) * 1990-10-31 1993-05-20 コフェア、ソシエテ、アノニム 液体製品を調合するための方法及びこの方法を実施する装置
JP2003235733A (ja) * 2002-02-21 2003-08-26 Kashiwagi Mold:Kk ドリップ用カートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
CN108025863A (zh) 2018-05-11
JP6626961B2 (ja) 2019-12-25
CN108025863B (zh) 2019-12-31
KR102082822B1 (ko) 2020-02-28
KR20180054699A (ko) 2018-05-24
AU2015409137A1 (en) 2018-04-26
CA2998514A1 (en) 2017-03-23
US20180249859A1 (en) 2018-09-06
EP3350100A1 (de) 2018-07-25
WO2017045699A1 (de) 2017-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6449931B2 (ja) ポーションカプセルおよびポーションカプセルを用いて飲料を製造する方法
EP2802520B1 (en) Capsule for beverage
JP6239614B2 (ja) 飲料供給用のカプセル及びシステム
US10039410B2 (en) System for brewing coffee
US9409703B2 (en) Portion capsule for producing a beverage using a portion capsule
JP6196660B2 (ja) 抽出生成物を作成する方法および作成システム
TWI611993B (zh) 用以製造膠囊之方法與設備及相關膠囊
JP2021509308A (ja) 飲料カプセル
KR20190033552A (ko) 음료를 제조하기 위한 시스템
EP3403547B1 (en) Method and system for the production of beverages
KR20160097185A (ko) 음료 제조용 캡슐
CN104640786A (zh) 包括通过密封连接到其上的过滤器元件的单杯式囊匣
CN108349646A (zh) 用于饮料的胶囊
JP2019523081A (ja) 飲料を調製するためのシステム及び装置
WO2012137052A1 (en) Capsule and method for making beverages
JP6626961B2 (ja) 1回量カプセル、1回量カプセルを作るための方法、飲料を作るためのシステムおよび方法
KR20180019168A (ko) 부분 캡슐 및 부분 캡슐에 의한 음료 생산 방법
KR102425041B1 (ko) 캡슐 및 음료 제조 시스템
KR20120121290A (ko) 음료 추출용 캡슐
WO2013050820A1 (en) Capsule and method for making beverages
KR102114730B1 (ko) 음료 추출용 종이 카트리지 및 이의 제조방법
JP7008042B2 (ja) 飲料を調製するためのカプセル
JP2019525803A (ja) カプセル及び飲料生成システム
IT201700016167A1 (it) Capsula monouso per macchine di erogazione di bevande in forma di infuso

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20180319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6626961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees