JP2018508158A - イヤーピース - Google Patents

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Abstract

イヤーピースは、音響ドライバ及び出力開口を有する本体を含む。シーリング構造は出力開口に隣接する領域から延在し、使用者の外耳道の入口に隣接する出力開口を保持する。音響ノズルは、音響ドライバからの音波を出力開口に向かって導く音響通路を有する。音響通路は、音響ドライバに隣接する近位端と、出力開口に向かう遠位端と、を有する。第1の音響インピーダンスが、音響ドライバに隣接する音響ノズルの近位端に設けられる。第2の音響インピーダンスが、出力開口に隣接する音響ノズルの遠位端に設けられる。音響ノズルの容積と、第1及び第2の音響インピーダンスは、シーリング構造が使用者の外耳道の入口に係合された際に、使用者の外耳道における共振を制御するように選択されている。

Description

本願発明は、オーディオシステム及び関連するデバイス及び方法に関し、特に、使用者の外耳道内の共振を低減するように構成された音響ノズルを有するイヤーピースに関する。
以下に述べるすべての例と機能は、技術的に可能な方法で組み合わされ得る。
一態様では、イヤーピースは、音響ドライバと、音響ドライバから出力開口に向かって延在する音響ノズルと、を含み、音響ノズルは、入口開口と出力開口との間の音響通路を含み、音響ドライバからの音波を出力開口に向かって導く音響通路は、音響ドライバに隣接する近位端と、出力開口に向かう遠位端と、を有する。イヤーピースは、使用者の外耳道の入口に係合するシーリング構造、音響ノズルの近位端における第1の音響インピーダンス、及び、音響ノズルの遠位端における第2の音響インピーダンスをさらに含む。この態様では、音響ノズルは、第1の音響インピーダンスと第2の音響インピーダンスとの間のノズル容積を有し、第1の音響インピーダンス、第2の音響インピーダンス、及び、ノズル容積は、シーリング構造が使用者の外耳道の入口に係合された際に、使用者の外耳道における共振を制御するように選択されている。
ある実施例では、第1の音響インピーダンスは第2の音響インピーダンスとは異なる。
特定の実施例では、第1の音響インピーダンス、第2の音響インピーダンス、及び、ノズル容積は、約3KHzを中心とする第1の周波数帯域及び約6KHzを中心とする第2の周波数帯域における共振を制御するように選択される。
ある実施例では、第1の音響インピーダンスは、音響材料で形成された第1の音響メッシュである。
特定の実施例では、第1の音響インピーダンスは、1×10〜2.6×10Ωの音響インピーダンス値を有する。
いくつかの実施例では、第1の音響インピーダンスは約5.2×10Ωの音響インピーダンスを有する。
特定の実施例では、第1の音響材料は、5mmの露出面積を有する260MKSのレイリーインピーダンスを有する。
いくつかの実施例では、第1の音響メッシュは、音響ノズルの中心軸から垂直な方向に延在する線の周りに湾曲して、円筒の部分を形成する。
特定の実施例では、円筒の断面は、2mm〜100mmの範囲の曲率半径を有する。
いくつかの実施例では、円筒の断面は、約12mmの曲率半径を有する。
特定の実施例では、第2の音響インピーダンスは、音響材料で形成された第2の音響メッシュである。
いくつかの実施例では、第2の音響インピーダンスは、1.0×10〜4.0×10Ωの音響インピーダンス値を有する。
特定の実施例では、第2の音響インピーダンスは約8.5×10Ωの音響インピーダンスを有する。
いくつかの実施例では、第2の音響材料は、10mmの露出面積を有する850MKSレイリーインピーダンスを有する。
特定の実施例では、第2の音響メッシュは、音響ノズルの中心軸から垂直な方向に延在する線の周りに湾曲して、円筒の部分を形成する
いくつかの実施例では、円筒の断面は、2mm〜100mmの範囲の曲率半径を有する。
特定の実施例では、円筒の断面は12mmの曲率半径を有する。
いくつかの実施例では、ノズルは円錐の形状に形成され、第1の音響インピーダンスと第2の音響インピーダンスとの間のノズル容積は、15mmと250mmとの間の範囲である。
特定の実施例では、第1の音響インピーダンスと第2の音響インピーダンスとの間のノズル容積は約47mmであり、長さは約10mmである。
いくつかの実施例では、音響ノズルは剛性材料から形成され、シーリング構造の可撓性部分は音響ノズルの遠位端で第2の音響インピーダンスを超えて延在する。
特定の実施例では、本体は、使用者の耳に対してイヤーピースを保持するように設計された位置決め及び保持構造をさらに含む。
別の態様では、イヤーピースは、音響ドライバと出力開口とを有する本体と、出力開口に隣接する領域から延在して使用者の外耳道の入口に隣接して出力開口を保持するシーリング構造と、出力開口に向かって音響ドライバから延在する音響のノズルと、を含み、音響ノズルは、出力開口に向けて音響ドライバから音波を伝導するための、入口開口と出力開口との間に音響通路を含み、音響通路は、音響ドライバに隣接する近位端と出力開口に向かう遠位端とを有する。第1の音響インピーダンスは、音響ノズルの近位端に設けられ、第2の音響インピーダンスは、音響ノズルの遠位端に設けられる。この態様では、音響ノズルは、第1の音響インピーダンスと第2の音響インピーダンスとの間にノズル容積を有し、第1の音響インピーダンス、第2の音響インピーダンス、及び、ノズル容積が、シーリング構造が使用者の外耳道の入口に係合された際に使用者の外耳道における共振を制御するように選択されている。この態様では、第1の音響インピーダンスは、第2の音響インピーダンスとは異なる音響インピーダンス値を有する。
別の態様では、イヤーピース用の音響ノズルは、音波を音響ドライバから出力開口に向かって伝導する音響通路を含み、音響通路は、音響ドライバに隣接するように構成された近位端、及び、出力開口に隣接するように構成された遠位端、音響ノズルの近位端における第1音響インピーダンス手段、並びに、音響ノズルの遠位端における第2音響インピーダンス手段を含む。この態様では、音響ノズルは、第1の音響インピーダンスと第2の音響インピーダンスとの間のノズル容積を有し、第1の音響インピーダンス、第2の音響インピーダンス、及び、ノズル容積は、約3KHzを中心とする第1の周波数帯域における、かつ、約6KHzを中心とする第2の周波数帯域における共振を制御するように選択されている。
人間の耳の例示的な断面図である。 異なる音響ノズル構成を有する例示的なイヤーピースの容積対周波数のプロットである。 例示的なイヤーピースの等角図である。 図3のイヤーピースの一部の図である。 図3のイヤーピースの一部の図である。 図3のイヤーピースの一部の図である。 図4A〜図4Cのイヤーピース部分の断面図である。 図4A〜図4Cのイヤーピース部分の断面図である。 音響ノズルを有するイヤーピースの例示的な断面図である。 図6のイヤーピースの例示的な音響ノズルの断面図である。 図6のイヤーピースの例示的な音響ノズルの断面図である。 図6のイヤーピースの例示的な音響ノズルの断面図である。 図6のイヤーピースの例示的な音響ノズルの断面図である。 イヤーピースの音響構造を示すイヤーピースの例示的な断面図である。 例示的なイヤーピースの部分断面斜視図である。
本開示は、少なくとも部分的には、耳内アコースティックイヤーピースの共振モードを調整するために両端で制御された容積及びインピーダンスを有する音響ノズルを提供することが有利であるという認識に基づいている。耳内デバイスでは、十分な低周波性能を提供するには、耳内デバイスと外耳道の間の密結合が必要である。しかし、耳内デバイスと外耳道との間の緊密な結合は、外耳道内で共振を引き起こす可能性があり、これは使用者にとって不快で好ましくないものとなり得る。異なる使用者は異なる耳形状を有するので、特定の共振周波数は使用者によって異なるが、一般的に6kmHzに近い周波数帯域で生じる。同様に、耳内デバイスの音響ドライバは、それ自体の共振周波数を有することがあり、これは大抵約3kHzを中心とする周波数帯域で生じる。音響ドライバを耳道に結合する音響ノズルの長さと容積とを調整し、音響ノズルの両端に音響インピーダンスを設けることによって、これらの周波数帯域の共振を部分的に制御して、イヤーピースの使用者に知覚されるオーディオレスポンスを適切に形状化することが可能である。
図1は、例示的な人間の耳の断面を示しており、いくつかの特徴部が識別されている。多くの異なる耳の大きさ及び幾何学的形状があり、図4に示されている例は単なる一例に過ぎない。図1に示すように、外耳道10は、可変断面積と通常真っ直ぐでない中心線12とを有する不規則な形状の円筒である。外耳道への入口14は、外耳道の壁が外耳道の中心線に対してあまり平行でない外耳道付近の外耳道の部分を指す。上記のように、人間の耳の正確な構造は、個人によって大きく異なる。例えば、図1の断面図において、外耳道10の中心線12に対して非平行である外耳道壁から外耳道10の中心線12にほぼ平行な壁までの比較的緩やかな移行が存在するので、図1の外耳道への入口14は比較的長い。他の例示的な幾何学的形状では、入口は、外耳道の中心線に対して非平行である壁から外耳道の中心線にほぼ平行な壁へのより急激な移行を呈し得るので、図1に示す入口より比較的短い場合もある。
外耳道の長さ及び幅は共に外耳道の共振特性に影響する。同様に、外耳道の入口の形状は、外耳道の後部の鼓膜に対する音響イヤーピースの配置に影響し得るので、入口14の形状も、耳内デバイスが外耳道に隣接して配置される際に、外耳道の共振特性に影響し得る。
図2は、図3に示す例示的なイヤーピースのような例示的なイヤーピースの使用者の耳での音響音圧レベル(デシベル)対音の周波数(Hz)を示すグラフである。グラフは、イヤーピースが使用者の外耳道の入口に結合されている際の鼓膜での音圧レベルを示めす。図2の線16は、従来のイヤーピースの音量レベルを示している。図2に示すように、従来のイヤーピースは、約3KHzの第1の比較的強い共振と、約6KHzの第2の比較的強い共振と、を示す。3KHzの共振スパイクは、イヤーピースの音響ドライバの共振と関連し、6KHの共振スパイクは、使用者の外耳道の共振と関連する。
図2の線18は、音響ノズルの各端部にインピーダンスが分配され、音響ノズルの容積が、この例では約3KHz及び6KHzを中心とする選択された周波数帯域で共振を制御するように調整される場合の例示的な音圧レベルを示す。図2に示すように、3KHzでの共振が依然として発生し、6KHzでの共振スパイクはまだ存在するが、スパイク(共振帯域内の音量増加)の大きさは従来のイヤーピースの共振スパイクよりも著しく小さい。例えば、図2に示されているように、約6KHzでの共振スパイクは、従来の共振レベルよりも7デシベル程度低く、さらに、その中心周波数に対する共振帯域幅の尺度である、より低いQ値を有する。従って、以下に説明するように、音響ノズルの両端に音響インピーダンスを加え、音響ノズルの容積を調整することにより、使用者の外耳道にしっかりと結合される耳内イヤーピースに実装される際のドライバの共振及び使用者の外耳道内の共振に関連する使用者に知覚される音レベルの不均一性を大幅に低減することができる。
具体的には、図2のグラフに示すように、3kHzの共振にほとんど影響を与えずに、出力を低減し、6kHzの共振を減衰させるために、ノズルの形状およびインピーダンスが使用され得る。両方の場合において、ノズルは、同一の全集中要素ノズルのインピーダンスを有する。相違点は、従来の場合(線16)、全ての純抵抗性インピーダンスは、ノズルの一端に位置され、一方、線18で示すように、抵抗性インピーダンスをノズルの両端に分配することによって、6KHz辺りの共振スパイクが得られ得る。
特定の例示的なイヤーピースの追加の詳細が、図3〜図9に関連してここで提供される。他の実施例は、耳内デバイスとして設計された他の物理的形状のイヤーピースを使用し得る。
図3は、イヤーピース20の一例を示す。イヤーピース20は、ケーブル等を位置決めするためのステム22、音響ドライバモジュール24、及び、先端部26(図4A〜図4C及び図5A〜図5Bにおいてより明確に特定される)を含み得る。先端部26は、使用者の外耳道10に入口14を係合させるためのシーリング構造34を含む。いくつかのイヤーピースは、ステム22を欠いてもよいが、外部デバイスと無線通信するための電子モジュール(図示せず)を含み得る。先端部26は、この例では外側脚部30及び内側脚部32を含む位置決め保持構造28を含む。この実施例では、位置決め保持構造28は、耳当てを使用者の耳に対して保持するように設計されている。
図示された例における位置決め保持構造28は、使用者の外耳の内面の1つ以上の部分に係合するように設計されている。この例では、イヤーピース20は、耳の中に配置され、位置決め及び保持構造が使用者の耳に係合することを可能にするように捻られるように設計されている。このようにして、イヤーピースは、構造28及びイヤーピースの他の部分を位置決めして保持することによって、定位され、適所に保持される。
他の例のイヤーピースは、使用者の耳の他の側面と係合するように設計され得る。例えば、イヤーピースは、代わりに、使用者の耳の上部または後方部分の周りに延在するループを含むように形成され得る。別の例では、シーリング構造34と外耳道10への入口14との間の摩擦嵌合を使用して、イヤーピース20を使用者の耳の中に保持することができる。従って、位置決め及び保持構造を形成する多くの異なる方法を、異なる例示的なイヤーピースに関連して利用し得る。
シーリング構造34は、音響ドライバモジュール24内の音響ドライバ50(図6参照)によって生成された音を使用者が聴くことができるように、イヤーピース20を使用者の外耳道に連結するように構成される。上述したように、イヤーピースが適切に配向されているとき、シーリング構造34は、入口14を外耳道10に係合させて、音響ドライバモジュール24内の音響ドライバによって生成された音を外耳道に伝えることができるように方向付けられ、この音がイヤーピース20を使用する人によって知覚され得る。
また、図4A〜図4Cは、イヤーピース20のイヤーピース先端部26の一例を示す図である。先端部26は、図1に示す音響ドライバモジュール24及びステム22に接続されている。イヤーピース先端部26の全ての要素が全ての図において特定されるわけではない。図4A〜図4Cに示すように、先端部26は、本体36と、位置決め保持構造28と、を含む。本体36は、音響ドライバモジュール24(図2参照)に接続し、シーリング構造34を担持する。通路38が、音響ドライバモジュールに接続されている後部領域から先端部26を貫通して形成される。通路38は、本体36を通って、シーリング構造34のより小さい端部42の出力開口55まで延在する。通路38は、音響ドライバモジュール24内の音響ドライバによって生成された音波を使用者の外耳道に伝導するように形成される。
シーリング構造34は円錐台構造を備える。円錐台構造は(図4Aに示すように)楕円形または長円形の断面を有し、(図4B、図4C、図5A、及び図5Bに示されるように)略直線状に先細になる壁を有する。一実施例では、シーリング構造の形状及びシーリング構造を形成する材料は、図4Cの矢印40の方向で測定した際に0.2gf/mm〜2gf/mmの範囲の剛性を生じさせるように作られる。シーリング構造のための適切な材料の例としては、シリコーン、TPU(熱可塑性ポリウレタン)及びTPE(熱可塑性エラストマー)が挙げられる。
シーリング構造34のより小さい端部42は、殆どの使用者の外耳道10への入口14の内部に少量だけ嵌め込まれ、かつ、シーリング構造34が外耳道の入口に接触する、外耳道の内部には接触しないような寸法にされている。シーリング構造のより大きい端部44は、殆どの使用者の外耳道の入口よりも大きくなるような寸法にされている。
位置決め保持構造28及びシーリング構造34は、同じ材料、例えば30ショアA以下の硬度を有する非常に柔らかいシリコーンゴムで作られた単一部品であってもよい。シーリング構造34の壁46は、例えば壁の最も厚い部分で1mm未満といった非常に薄い均一な厚さであり得、円錐台構造のベース44に向かって先細であり得、外耳道の入口に大きな半径方向の圧力を及ぼすことなく、耳の輪郭に容易に合致し、良好な密封と良好な受動減衰をもたらす。イヤーピースの異なる部分が異なる機能を果たすので、イヤーピースの異なる部分が異なる材料、または異なる硬度または弾性率を有する材料で作られることが望ましい場合がある。例えば、位置決め保持構造28の硬度(デュロメータ)は、快適性(例えば、12ショアA)のために選択され得る。シーリング構造34の硬度は、より良好な嵌合及び密封のために、わずかに高く(例えば、20ショアA)てもよい。シーリング構造を本体36に機械的に連結するシーリング構造の部分の硬度は、より高く(例えば70ショアA)てもよい。シーリング構造34を本体36に連結するように設計された領域の硬度を高めることにより、シーリング構造34と本体36とのより確実な連結が可能になる。場合によっては、この領域の硬度を高めることによって、音波が進行する通路がより一定の形状及び寸法を有するようにでき得る。
また、図4A〜図4Cは、例示的なイヤーピース先端部26の外観図を示し、図5A及び図5Bは、例示的な実施例からの寸法を有するイヤーピース先端部26の断面図を示す。図4A〜図4C、図5A及び図5Bの実装形態では、シーリング構造34は楕円形であり、長軸7.69mm及び短軸42.83mmのより小さい端部42と、長軸16.1mm及び短軸14.2mmのより大きい端部44を有する。これらの寸法を有するシーリング構造は、多くの使用者の外耳道入口に適合して、小さい方の端部が外耳道に僅かに突出し、外耳道の壁とは接触しないようにする。より大きい端部は、外耳道には適合せず、従って、シーリング構造34は、外耳道の入口に係合する。子供を含めて、平均より小さい又は大きいサイズの耳を持つ使用者には、より小さいまたは大きいバージョンが使用され得る。同様の全体的な大きさであるが、長軸と短軸とのアスペクト比が異なるバージョンが、平均よりも円形に近い又は遠い外耳道入口を有する使用者に提供され得る。
図6及び図7A〜図7Dは、使用者の外耳道内の共振を調整するように設計された音響ノズル57と音響通信する音響ドライバ50を有する音響イヤーピースのいくつかの例示的な構成を示す。音響ノズル57は、音響ドライバモジュール24の音響ドライバ50を収容する、音響ドライバチャンバ53に近接する入口開口51と、音響ドライバチャンバに対して入口開口51から遠位に形成された出力開口55と、の間を相互接続する。図6及び図7A〜図7Dに示す例では、音響ドライバ50に近接する音響ノズルの入口開口51に第1の音響メッシュ54が設けられ、音響ドライバ50から遠位の音響ノズル57の出力開口に第2の音響メッシュ56が設けられる。ドライバ50の前面と第1の音響メッシュ54との間には、キャビティ63(図8参照)が存在し得る。ある実施例では、第1及び第2の音響メッシュは、ノズルの始端及び終端に配置され、イヤー先端部34の柔軟部分42は、ノズル57の出力開口55を超えて延在する。図7Aは、ノズルが、より軟質シーリング構造34を形成するより軟質の材料に接続され且つそれによって囲まれた、より剛性の構造として形成されている実施例を示す。以下に説明する図9は同様の構成を示す。
図8は、イヤーピースの音響アーキテクチャの一例を示す。図8に示す例では、イヤーピースは、イヤホン100及びイヤー先端部110を含む。イヤー先端部110は、例えば、シーリング構造34として実装され得る。イヤホン100は、電子部品及び音を生成するドライバ50を含む。イヤホン100は、ドライバを耳の先端に接続するノズル57をさらに含む。
ドライバ50は、第1の容積Vfcを有する前方キャビティ63と、第2の容積Vbcを有する後方キャビティ67と、を含むドライバキャビティ内に収容される。いくつかの実施例では、前方キャビティの開口は、ドライバキャビティをノズル57と接続するように構成される。いくつかの実施例では、前方キャビティの開口は、ドライバ50のダイヤフラム70の中央辺りに配置されて、前方キャビティをノズルと接続する。ノズルは、円錐形の容積であり、入口開口51から出力開口55まで延在し得る。
第1の音響メッシュ54の音響インピーダンス、第2の音響メッシュ56の音響インピーダンス、及び、音響ノズル57の容積58は、図2に示されるように、約3KHz及び6KHzでの共振を制御するように調整される。例えば、図2に示すように、3KHzの共振スパイクの形状は、ノズルの入口開口と出力開口の両方にメッシュを含めることによって狭められ得る。同様に、6KHzの周波数帯域では、共振スパイクの大きさは、ノズルの入口開口と出力開口の両方にメッシュを含めることによって著しく低下され得る。
図9に示すように、一実施例では、音響ノズル57への入口キャビティ69は、音響ドライバ50の近位に設けられ得る。例えば、入口キャビティ69は、ノズル57の5mmの入口開口へ移行するドライバキャビティ63の前に25mmの容積として形成され得る。図9に示す実施例では、ノズル57の出力開口55は、5mm入口開口51よりもかなり大きい。例えば、出力開口55は、約10mmであり得る。
音響ドライバの近位の音響メッシュ54及び音響ドライバの遠位の音響メッシュ56は、同じ材料から形成されても、又は、異なる材料から形成されてもよい。一実施例では、音響ドライバの近位の音響メッシュ54は、この周波数帯域における知覚される共振を低減するために、3KHzを包含する帯域内の音を優先的に減衰するように選択される。一の実施例では、使用され得る音響材料の例は、約5.2x10kg/s*m(音響オーム)の音響インピーダンスをもたらす5mmの露出面積を有する260MKSのレイシルインピーダンスを有する。他の実施例では、音響メッシュ54は、1×10〜2.6×10kg/smの範囲の音響インピーダンスを有する音響材料を使用して形成され得る。
一実施例では、音響ドライバの遠位の音響メッシュ56は、この周波数帯域における知覚される共振を低減するために、6KHzを包含する帯域内の音を優先的に減衰するように選択され、イヤーピースの所望の音響レスポンスを提供する。一の実施例では、使用され得る音響材料の例は、約8.5x10kg/s*m(音響オーム)の音響インピーダンスをもたらす10mmの露出面積を有する850MKSのレイシルインピーダンスを有する。他の実施例では、音響メッシュ56は、1×10〜4×10kg/smの範囲の音響インピーダンスを有する音響材料を使用して形成され得る。
一実施例では、第1の音響メッシュ54と第2の音響メッシュ56との間のノズル容積58は約47mmであり、長さは約10mmである。他の実施例では、容積は15mmから250mmまで様々であり、長さは4mmから20mmの範囲であり得る。いくつかの実施例では、ノズル容積は、入口開口51の直径が出力開口55の直径よりも小さい円錐容積である。
音響メッシュ54,56は平面であり得、又は、随意的に、音響ノズルの中心軸から垂直な方向に延在する線の周りに湾曲して円筒部分を形成する平面メッシュであり得る。シーリング構造34の出力開口52が楕円形である場合、音響メッシュがその周りに湾曲する線は、楕円の長軸に対応し得、楕円の短軸に対応し得、いずれの軸にも対応しなくてもよい。音響メッシュが湾曲して円筒部分を形成するとき、メッシュの曲率半径は、一実施例では12mmであってもよい。他の実施例では、メッシュの曲率半径は、2mm〜100mmの範囲の曲率半径を使用して実施し得る。
図7A〜図7Dは、音響メッシュ54,56の例示的なプロファイルを示す。図7Aに示す例では、音響メッシュ54は、音響ドライバ50から見て表面が凹状になるように円筒部分を形成するように湾曲される平面から形成される。この方向の曲率は、ここでは「音響ドライバの方向において凹状」と称する。音響ドライバ50から見て表面が凸面となるように一方向に湾曲される平面からなる音響メッシュを、ここでは、「音響ドライバの方向において凸状」であると称される。図7A〜図7Dに示されるように音響メッシュを湾曲して形成することは、音響メッシュに追加の剛性をもたらすことによって音響メッシュが機械的に共振するのを防止するのに役立つ。
音響メッシュを形成する多くの方法が実施され得る。図7Aに示される例では、音響メッシュ54は音響ドライバの方向おいてに凹状であり、音響メッシュ56も音響ドライバの方向において凹状である。図7Bに示される例では、音響メッシュ54は音響ドライバの方向において凹状であり、音響メッシュ56は音響ドライバの方向において凸状である。図7Cに示される例では、音響メッシュ54は音響ドライバの方向において凸状であり、音響メッシュ56は音響ドライバの方向において凹状である。図7Dに示される例では、音響メッシュ54は音響ドライバの方向において凸状であり、音響メッシュ56も音響ドライバの方向において凸状である。
多くの実施例が説明されている。それにもかかわらず、本明細書に記載された本発明の概念の範囲から逸脱することなく追加の修正を行うことができ、従って、他の実装形態も特許請求の範囲内にあることが理解されるだろう。
10 外耳道
12 中心線
14 入口
16 線
18 線
20 イヤーピース
22 ステム
24 音響ドライバモジュール
26 先端部
28 位置決め保持構造
30 外側脚部
32 内側脚部
34 シーリング構造
36 本体
38 通路
42 端部
42 柔軟部分
44 端部
46 壁
50 音響ドライバ
51 入口開口
53 音響ドライバチャンバ
54 音響メッシュ
55 出力開口
56 音響メッシュ
57 音響ノズル
58 ノズル容積
63 前方キャビティ、ドライバキャビティ
67 後方キャビティ
69 入口キャビティ
70 ダイヤフラム
100 イヤホン
110 イヤー先端部

Claims (23)

  1. 音響ドライバと;
    前記音響ドライバから出力開口に向かって延在する音響ノズルであって、前記音響ノズルは、前記音響ドライバからの音波を前記出力開口に向かって導くための、入口開口と前記出力開口との間の音響通路を含み、前記音響通路は、前記音響ドライバに隣接する近位端と、前記出力開口に向かう遠位端と、を有する、音響ノズルと;
    使用者の外耳道の入口に係合するシーリング構造と;
    前記音響ノズルの近位端における第1の音響インピーダンス;及び、
    音響ノズルの遠位端における第2の音響インピーダンス;
    を備えるイヤーピースであって、
    前記音響ノズルは、前記第1の音響インピーダンスと前記第2の音響インピーダンスとの間にノズル容積を有し、前記第1の音響インピーダンス、前記第2の音響インピーダンス、及び、前記ノズル容積は、前記シーリング構造が前記使用者の外耳道の入口に係合された際に、前記使用者の外耳道における共振を制御するように選択されていることを特徴とするイヤーピース。
  2. 前記第1の音響インピーダンスは、前記第2の音響インピーダンスとは異なる音響インピーダンスを有することを特徴とする請求項1に記載のイヤーピース。
  3. 前記第1の音響インピーダンス、前記第2の音響インピーダンス、及び、音響ノズル容積は、約3KHzを中心とする第1の周波数帯域及び約6KHzを中心とする第2の周波数帯域における共振を制御するように選択されることを特徴とする請求項1に記載のイヤーピース。
  4. 前記第1の音響インピーダンスは、第1の音響材料で形成された第1の音響メッシュであることを特徴とする請求項1に記載のイヤーピース。
  5. 前記第1の音響インピーダンスは、1×10〜2.6×10Ωの音響インピーダンス値を有することを特徴とする請求項4に記載のイヤーピース。
  6. 前記第1の音響インピーダンスは約5.2×10Ωの音響インピーダンスを有することを特徴とする請求項5に記載のイヤーピース。
  7. 前記第1の音響材料は、5mmの露出面積を有する260MKSのレイリーインピーダンスを有することを特徴とする請求項4に記載のイヤーピース。
  8. 前記第1の音響メッシュは、前記音響ノズルの中心軸から垂直な方向に延在する線の周りに湾曲して、円筒の部分を形成することを特徴とする請求項4に記載のイヤーピース。
  9. 前記円筒の断面は、2mm〜100mmの範囲の曲率半径を有することを特徴とする請求項8に記載のイヤーピース。
  10. 前記円筒の断面は、約12mmの曲率半径を有することを特徴とする請求項8に記載のイヤーピース。
  11. 前記第2の音響インピーダンスは、第2の音響材料で形成された第2の音響メッシュであることを特徴とする請求項1に記載のイヤーピース。
  12. 前記第2の音響インピーダンスは、1.0×10Ω〜4.0×10Ωの音響インピーダンス値を有することを特徴とする請求項11に記載のイヤーピース。
  13. 前記第2の音響インピーダンスは約8.5×10Ωの音響インピーダンスを有することを特徴とする請求項11に記載のイヤーピース。
  14. 前記第2の音響材料は、10mmの露出面積を有する850MKSレイリーインピーダンスを有することを特徴とする請求項11に記載のイヤーピース。
  15. 前記第2の音響メッシュは、前記音響ノズルの中心軸から垂直な方向に延在する線の周りに湾曲して、円筒の部分を形成することを特徴とする請求項11に記載のイヤーピース。
  16. 前記円筒の断面は、2mm〜100mmの範囲の曲率半径を有することを特徴とする請求項15に記載のイヤーピース。
  17. 前記円筒の断面は12mmの曲率半径を有することを特徴とする請求項16に記載のイヤーピース。
  18. 前記音響ノズルは円錐の形状に形成され、前記第1の音響インピーダンスと前記第2の音響インピーダンスとの間の前記音響ノズルの容積は、15mm〜250mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載のイヤーピース。
  19. 前記第1の音響インピーダンスと前記第2の音響インピーダンスとの間の前記ノズル容積は約47mmであり、約10mmの長さであることを特徴とする請求項18に記載のイヤーピース。
  20. 前記音響ノズルは剛性材料から形成され、前記シーリング構造の可撓性部分は前記音響ノズルの遠位端で第2の音響インピーダンスを超えて延在することを特徴とする請求項1に記載のイヤーピース。
  21. 前記使用者の耳に対してイヤーピースを保持するように設計された位置決め及び保持構造をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のイヤーピース。
  22. 音響ドライバ及び出力開口を有する本体;
    前記出力開口に隣接する領域から延在し、使用者の外耳道の入口に隣接する前記出力開口を保持するシーリング構造と;
    前記音響ドライバから前記出力開口に向かって延在する音響ノズルであって、前記音響ノズルは、前記音響ドライバからの音波を前記出力開口に向かって導くための、入口開口と前記出力開口との間の音響通路を含み、前記音響通路は、前記音響ドライバに隣接する近位端と、前記出力開口に向かう遠位端と、を有する、音響ノズルと;
    前記音響ノズルの近位端における第1の音響インピーダンス;及び、
    音響ノズルの遠位端における第2の音響インピーダンス;
    を備えるイヤーピースであって、
    前記音響ノズルは、前記第1の音響インピーダンスと前記第2の音響インピーダンスとの間にノズル容積を有し、前記第1の音響インピーダンス、前記第2の音響インピーダンス、及び、前記ノズル容積は、前記シーリング構造が前記使用者の外耳道の入口に係合された際に、前記使用者の外耳道における共振を制御するように選択されており、
    前記第1の音響インピーダンスは、前記第2の音響インピーダンスとは異なる音響インピーダンスを有することを特徴とするイヤーピース。
  23. イヤーピース用の音響ノズルであって、
    音波を音響ドライバから出力開口に向かって伝導する音響通路であって、前記音響ドライバに隣接するように構成された近位端、及び、前記出力開口に隣接するように構成された遠位端を有する音響通路;
    前記音響ノズルの近位端における第1音響インピーダンス手段;及び、
    前記音響ノズルの遠位端における第2音響インピーダンス手段;
    を備え、
    前記音響ノズルは、第1の音響インピーダンスと第2の音響インピーダンスとの間にノズル容積を有し、前記第1の音響インピーダンス、前記第2の音響インピーダンス、及び、前記ノズル容積は、約3KHzを中心とする第1の周波数帯域における、かつ、約6KHzを中心とする第2の周波数帯域における共振を制御するように選択されていることを特徴とする音響ノズル。
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