JP2018200734A - 判定装置、判定方法、及び判定プログラム - Google Patents

判定装置、判定方法、及び判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗に関する審査を実施する担当者の負担を軽減することができる判定装置を提供する。【解決手段】店舗の信用に関する信用情報を取得する取得部と、与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能であるか否かを判定する判定条件を記憶する記憶部と、前記取得部によって取得された信用情報が、前記記憶部に記憶された判定条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果または前記信用情報に基づいて、前記判定部に対して前記判定の処理を行わせるタイミングを決定する決定部と、を有し、前記判定部は、前記決定部によって決定されたタイミングに応じて判定処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、判定装置、判定方法、及び判定プログラムに関する。
本願は、2015年7月10日に、日本に出願された特願2015−139091号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
クレジットカード会社等は、新規に加盟店を登録する際や、既存加盟店の途上管理を行う際において、対象とする店舗が不正な取引をしていないか等の審査を行う。これに関連し、審査に役立つ可能性のある情報を収集して情報を提示する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
しかしながら、上述した店舗に関する審査は、クレジットカード会社等の担当者によって実施され、審査対象の店舗数が増加するほどに担当者の負担が大きくなる傾向があった。
ビッグデータで加盟店の異常発見,ダッシュボードに"うわさ"を表示,日経情報ストラテジー2015/04号(58〜59ページ掲載)
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、店舗に関する審査を実施する担当者の負担を軽減することができる判定装置、判定方法、及び判定プログラムを提供することである。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様の判定装置は、店舗の信用に関する信用情報を取得する取得部と、与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能であるか否かを判定する判定条件を記憶する記憶部と、前記取得部によって取得された信用情報が、前記記憶部に記憶された判定条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果または前記信用情報に基づいて、前記判定部に対して前記判定の処理を行わせるタイミングを決定する決定部と、を有し、前記判定部は、前記決定部によって決定されたタイミングに応じて判定処理を行う。
また、本発明の一態様の判定装置において、前記タイミングは、前記判定結果または前記信用情報に応じた判定周期である。
また、本発明の一態様の判定装置は、前記タイミングは、前記判定結果に応じて定められる。
また、本発明の一態様の判定装置は、前記判定部によって前記信用情報が前記判定条件を満たさないと判定された場合に、前記判定部による判定結果を前記信用情報に基づく取引を行うカード会社の端末装置に出力する出力部をさらに備える。上述した出力部は、実施形態における通信インターフェースおよび出力制御部を用いることができる。
また、本発明の他の態様の判定方法は、店舗の信用に関する信用情報を取得し、与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能か否かを判定する判定条件を記憶部する記憶部を参照し、前記信用情報が、当該記憶部に記憶された判定条件を満たすか否かを判定し、前記判定は、以前に判定された判定結果または前記信用情報に基づいて決定されるタイミングに応じて行われる。
また、本発明の一態様の判定プログラムは、上記の判定装置のコンピュータに、店舗の信用に関する信用情報を取得するステップと、与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能か否かを判定する判定条件を記憶部する記憶部を参照し、前記信用情報が、当該記憶部に記憶された判定条件を満たすか否かを判定するステップと、を実行させるための判定プログラムであり、前記判定するステップは、以前に判定された判定結果または前記信用情報に基づいて決定されるタイミングに応じて行われる。
以上説明したように、この発明によれば、店舗に関する審査を実施する担当者の負担を軽減することができる判定装置、判定方法、及び判定プログラムを提供できる。
第1の実施形態における判定装置を含む加盟店審査システムの一例を示す概略図である。 第1の実施形態における判定装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態における制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態における制御部の処理の他の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における判定装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態における判定部によって判定された判定結果の一例を示す表である。
以下、実施形態の判定装置、判定方法、及び判定プログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における判定装置100を含む加盟店審査システム1の一例を示す概略図である。本実施形態における加盟店審査システム1は、クレジットカード等の決済カードを取り扱う会社(以下、「カード会社」と称する)が、新規参入を希望する店舗(以下、「加盟希望店」と称する)や、既に参入している店舗(以下、「加盟店」と称する)に対して、不正な取引をしていないか等の審査を行う。
加盟店審査システム1は、例えば、カード会社C1からCn(nは任意の自然数)がそれぞれ管理する端末装置10−1から10−nと、判定装置100とを備える。端末装置10−1から10−nと判定装置100とは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークNWを介して通信を行う。
端末装置10−1から10−nは、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末装置、携帯電話等である。カード会社C1からCnにおける審査を行う担当者は、例えば、各端末装置を操作したり、加盟店から受領した紙やデータを元にして、加盟店基本情報を入力する。加盟店基本情報とは、審査の対象である加盟希望店舗に関する情報である。加盟店基本情報には、例えば、店舗名や住所、電話番号、代表者名、メールアドレス、設立年数等の情報が含まれる。加盟店基本情報の入力を受けた端末装置10−1から10−nは、当該加盟店基本情報132を、ネットワークNWを介して判定装置100に送信する。
なお、上述した端末装置10−1から10−n、及びカード会社C1からCnを特段区別しない場合は、単に「端末装置10」と「カード会社C」と称する。また、本実施形態におけるカード会社Cには、加盟店の管理等の業務を行うアクワイアラーとは別にカードの発行業務を行うイシュアーや、アクワイアラーと加盟店との間に入り、決済業務を代理で行う決済代行会社等が含まれていてもよい。
判定装置100は、端末装置10から受信した情報に基づいて、種々の判定を行う。以下、図を参照して判定装置100の各構成について説明する。
図2は、第1の実施形態における判定装置100の機能構成の一例を示す図である。判定装置100は、通信インターフェース102と、入力部104と、表示部106と、制御部110と、記憶部130とを備える。
通信インターフェース102は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースであり、例えば、ネットワークカード等を含む。入力部104は、ユーザの操作を受け付けて、操作に応じた情報を生成する。入力部104は、例えば、タッチパネル、キーボード、マウス等である。
表示部106は、入力された情報に基づいた画像を表示する。表示部106は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。なお、表示部106は、入力部104の機能を有するタッチパネルであってもよい。
制御部110は、出力制御部112と、取得部114と、判定部116とを備える。上述した制御部110の機能部のうち一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが記憶部130に記憶されたプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。プログラムは、例えば、ネットワークNWを介してアプリケーションサーバからダウンロードされる。また、制御部110の機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
記憶部130は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SDカード等の不揮発性の記憶媒体と、RAM(Random Access Memory)、レジスタ等の揮発性の記憶媒体によって実現される。記憶部130に記憶される情報は、プロセッサが実行するプログラムの他、後述する信用情報131、判定条件146、判定結果148、出力先情報150等の情報を含む。信用情報131は、店舗の信用に関する情報である。
この信用情報131は、加盟店基本情報132、調査情報134、電話帳情報136、住所情報138、インターネット情報140、ネガ情報142、および反社情報144のうち少なくとも1つ以上の情報が含まれる。なお、信用情報131には、上述した種々の情報の他に、他の情報が含まれていてもよい。信用情報131に含まれる情報は、予め外部記憶装置から取得しておき、記憶部130に記憶させておくものとする。外部記憶装置は、例えば、サーバ装置やパーソナルコンピュータ、携帯電話等であり、信用情報131を記憶可能な装置であればどのようなものであってもよい。記憶部130には、NoSQL等の構造型データベースによって信用情報131が記憶される。
<加盟店新規登録時における判定処理>
以下、加盟店を新規に登録する際に制御部110によって行われる判定処理をフローチャートに則して説明する。図3は、第1の実施形態における制御部110の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、上述した制御部110は、端末装置10から判定依頼情報を受信したか否かを判定する(ステップS100)。判定依頼情報とは、カード会社Cの担当者が審査の対象である加盟希望店舗に関する信用の判定を依頼する情報である。判定依頼情報は、カード会社Cの担当者による端末装置10への入力によって判定装置100に送信される。制御部110は、端末装置10から判定依頼情報を受信しない場合(ステップS100:No)、当該判定依頼情報を受信するまで待機する。
一方、制御部110における出力制御部112は、端末装置10から判定依頼情報を受信した場合(ステップS100:Yes)、判定依頼情報の送信元の端末装置10に対して、所定の情報を担当者に入力させるための入力画面情報を、通信インターフェース102を制御して送信する(ステップS102)。入力画面情報には、加盟店基本情報132の入力を受け付ける画面を表示させる情報と、判定時に参照する判定条件146の入力を受け付ける画面を表示させる情報とが含まれる。
判定条件146は、審査の対象である加盟希望店舗を与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能であるか否かを判定する条件である。例えば、判定条件146は、カード会社Cの加盟店として認めることが可能であるか否かを判定する条件である。より具体的には、判定条件146は、経営基盤に関する条件と、財務状況に関する条件と、情報セキュリティに関する条件と、他社取引の状況に関する条件と、取扱商品および販売方法に関する条件と、法令順守に関する条件とを含む。
経営基盤に関する条件には、店舗(或いは当該店舗を運営する企業)が実在しているか否かを判定する条件や、営業の実態があるか否かを判定する条件、業歴を判定する条件、経営者のバックグラウンドを判定する条件、行政処分の履歴を判定する条件等が含まれる。
財務状況に関する条件には、決算の結果を判定する条件や、有価証券報告書を判定する条件、信用調査会社による調査情報134を判定する条件等が含まれる。調査情報134には、例えば、店舗名(或いは当該店舗を運営する企業名)、企業コード、売上高や経常利益等の業績、事業内容の要約、主要事業の構成配分、信用調査会社による評価点、代表者名(代表取締役名)、業歴、本店所在地、電話番号、URL(Uniform Resource Locator)、上場時の市場名称、証券コード、資本金、資本構成、取引銀行、従業員数、仕入先、得意先等の各種情報が含まれる。
情報セキュリティに関する条件には、顧客情報の管理ポリシーを判定する条件、システム面でのセキュリティ対応の状況を判定する条件等が含まれる。
他社取引の状況に関する条件には、他のカード会社との契約状況を判定する条件等が含まれる。
取扱商品および販売方法に関する条件には、取扱商品(商材)の種類や在庫、価格等を判定する条件や、実店舗上で販売するのか、或いはウェブサイト上で販売するのかを判定する条件、誇大広告をしているか否か等のウェブサイト上の表示内容を判定する条件等が含まれる。
法令順守に関する条件には、営業許可が必須の業種の場合に当該営業許可を取得しているか否かを判定する条件や、特定商取引法に基づく表記を実施しているか否かを判定する条件、反社情報144を判定する条件、マネーロンダリングに関するポリシーを判定する条件等が含まれる。反社情報144とは、反社会勢力に組している店舗あるいは企業をリストアップした情報である。
なお、判定条件146には、上述した種々の判定条件の他に、例えば、他のカード会社Cによって加盟店情報交換制度を利用して登録された共有情報に、ネガ情報142が存在しているか否かを判定する条件や、上述した共有情報やインターネット情報140に不芳に関する情報を表す不芳情報や悪評が存在しているか否かを判定する条件が含まれていてもよい。ネガ情報142とは、例えば、クレジットカード利用などの支払遅延や弁護士へ債務整理を依頼した場合などの事故報告等の情報である。また、インターネット情報140とは、例えば、インターネット上の掲示板等に対して消費者から寄せられた口コミやコメント、レビュー等の店舗の評判に関する情報である。インターネット情報140は、例えば、店舗の評判が記載されたウェブページがテキスト化され、当該テキスト内に記載された一単語や一文章ごとにエンリッチ化による意味解釈が実施され、解釈した意味を表す用語等でタグ付けされたXML(Extensible Markup Language)データである。タグ付けは、例えば、日付、地名、業種、人名、URL、店舗名、テキスト内容等の用語で行われる。
上述した判定装置100による入力画面情報の送信(ステップS102)によって、端末装置10には、加盟店基本情報132の入力欄と、判定条件146の入力欄とを含む画面が表示される。この結果、担当者は、端末装置10に表示された入力画面の各入力欄に対応した情報の入力を行うことができる。端末装置10は、担当者から入力を受け付けると、入力された情報を判定装置100に送信する。
制御部110の取得部114は、入力画面情報の送信先である端末装置10によって送信された情報を取得し、取得した情報に加盟店基本情報132が含まれているか否かを判定する(ステップS104)。取得部114は、取得した情報に加盟店基本情報132が含まれていない場合(ステップS104:No)、加盟店基本情報132が取得できるまで情報の取得を継続する。
一方、取得部114は、取得した情報に加盟店基本情報132が含まれている場合(ステップS104:Yes)、取得した情報に判定条件146が含まれているか否かを判定する(ステップS106)。取得した情報に判定条件146が含まれている場合(ステップS106;Yes)、予め定められた初期条件を、取得した情報に含まれる判定条件146、すなわち担当者によって入力された判定条件146に書き換える(ステップS108)。初期条件とは、例えば、システムの設計者等が当該システムの運用開始前に事前に設定したデフォルトの条件である。
一方、取得部114は、取得した情報に判定条件146が含まれていない場合(ステップS106;No)、初期条件を判定条件146として記憶部130に保持させる(ステップS110)。なお、制御部110は、端末装置10ごとに判定条件146の設定履歴を記憶部130に記憶させておき、前回において使用した判定条件146を今回の初期条件としてもよい。設定履歴とは、過去に使用された判定条件146と同じ条件が、同一または異なる端末装置10(すなわち担当者)によって設定された履歴(ログ)である。例えば、記憶部130に記憶される設定履歴は、判定条件146の使用回数(頻度)によって表される。例えば、制御部110は、記憶部130に記憶させた設定履歴のうち、使用頻度の最も高い設定を初期条件としてもよい。これによって、判定装置100は、審査を実施する担当者によって都度設定される判定条件146を考慮して、初期条件を設定しておくことができる。この結果、判定装置100は、審査を実施する担当者の入力の手間を省くことができる。
次に、判定部116は、判定条件146および信用情報131に基づいて、加盟店基本情報132によって示される店舗の信用が、端末装置10を操作する担当者に対して十分であるか否かを判定する(ステップS112)。具体的には、判定部116は、信用情報131に含まれる各種情報(134から144)の中から加盟店基本情報132によって示される店舗名を検索し、当該店舗名に対応付けられている情報を記憶部130から抽出する。判定部116は、抽出した各種情報が判定条件146に含まれる各条件に合致するか否かを判定する。合致するか否かの判定は、信用情報131に含まれる各種情報が判定条件146に含まれる各条件を満たすか否かを判定することによって行ってもよいし、各条件に合うか否かを判定することによって行ってもよい。
例えば、判定条件146が、信用調査会社による調査情報134を判定する条件であった場合、判定部116は、調査情報134に含まれる信用調査会社による評価点を参照する。判定部116は、参照した評価点が閾値未満の場合に判定条件146に合致しないと判定し、参照した評価点が閾値以上の場合に判定条件146に合致すると判定する。
また、例えば、判定条件146が、店舗(或いは当該店舗を運営する企業)が実在しているか否かを判定する条件であった場合、判定部116は、加盟店基本情報132に含まれる電話番号および住所と、予め記憶部130に記憶させておいた電話帳情報136および住所情報138との照合を行う。判定部116は、加盟店基本情報132に含まれる電話番号および住所が、電話帳情報136および住所情報138に含まれていない場合に、店舗が実在していないと判定する。また、加盟店基本情報132に含まれる電話番号および住所が、電話帳情報136および住所情報138に含まれている場合に、判定部116は、店舗が実在していると判定する。判定部116は、例えば、店舗が実在していると判定した場合に判定条件146に合致する判定し、店舗が実在していないと判定した場合に判定条件146に合致しないと判定する。
また、例えば、判定条件146が、特定商取引法に基づく表記が存在しているか否かを判定する条件であった場合、判定部116は、URL先のウェブページ上に特定商取引法に基づく表記が存在しているか否かを判定する。判定部116は、ウェブページ上に特定商取引法に基づく表記が存在している場合に判定条件146に合致しないと判定し、ウェブページ上に特定商取引法に基づく表記が存在していない場合に判定条件146に合致すると判定する。
また、例えば、判定条件146が、インターネット情報140に不芳情報や悪評が存在しているか否かを判定する条件であった場合、判定部116は、記憶部130に記憶されたインターネット情報140から、加盟店基本情報132によって示される店舗名と同じ店舗名のタグを有する情報を抽出する。次に判定部116は、抽出したインターネット情報140内のテキスト内容とタグ付けられた情報を参照して不芳情報や悪評が存在しているか否かを判定する。判定部116は、インターネット情報140に不芳情報や悪評が存在している場合に判定条件146に合致していると判定し、不芳情報や悪評が存在していない場合に判定条件146に合致していないと判定する。
判定部116は、上述したようにして判定条件146の種々の条件ごとに合致するか否かを判定し、合致している条件の数と判定条件146の入力欄の数(項目数)とに基づいて、審査対象の店舗の信用が十分であるか否かを判定する。本実施形態の場合、判定部116は、合致している条件の数、又は合致していない条件の数に基づいて、店舗の信用の度合を判定する。例えば、判定条件146が、信用調査会社による調査情報134を判定する条件と、店舗が実在しているか否かを判定する条件とであった場合に、これら2つの条件に合致する場合は、当該条件のいずれか一方に合致する場合よりも信用の度合が高いことを表す。また、判定条件146が、インターネット情報140に不芳情報や悪評が存在しているか否かを判定する条件と、特定商取引法に基づく表記が存在しているか否かを判定する条件とであった場合に、これら2つの条件に合致する場合は、当該条件のいずれか一方に合致する場合よりも信用の度合が低いことを表す。
なお、判定部116は、上述した各種判定条件の一部または全部を組み合わせて信用の度合を判定してもよい。例えば、判定部116は、店舗が実在しているか否かを判定する条件と、インターネット情報140に不芳情報や悪評が存在しているか否かを判定する条件との双方を用いて信用の度合を判定する。また、条件に合致する場合に審査対象の店舗の信用が低くなる方向に判定条件146の各種条件を設定してもよい。例えば、信用調査会社による調査情報134を判定する条件において、調査情報134に含まれる評価点が閾値未満の場合に判定条件146に合致すると設定し、評価点が閾値以上の場合に判定条件146に合致しないと設定してもよい。同様に、店舗が実在しているか否かを判定する条件において、店舗が実在していると判定した場合に判定条件146に合致しないと設定し、店舗が実在していないと判定した場合に判定条件146に合致すると設定してもよい。これによって、判定部116は、判定条件146に合致する数が多い程、審査対象の店舗の信用が低くなる方向で判定結果を出力することができる。
一方、条件に合致する場合に審査対象の店舗の信用が高くなる方向に判定条件146の各種条件を設定してもよい。例えば、インターネット情報140に不芳情報や悪評が存在しているか否かを判定する条件において、インターネット情報140に不芳情報や悪評が存在している場合に判定条件146に合致しないと設定し、不芳情報や悪評が存在していない場合に判定条件146に合致すると設定してもよい。同様に、店特定商取引法に基づく表記が存在しているか否かを判定する条件において、ウェブページ上に特定商取引法に基づく表記が存在している場合に判定条件146に合致すると判定し、ウェブページ上に特定商取引法に基づく表記が存在していない場合に判定条件146に合致しないと設定してもよい。これによって、判定条件146に合致する数が多い程、審査対象の店舗の信用が高くなる方向で判定結果を出力することができる。
上述した判定部116は、例えば、合致している条件の数が閾値以上の場合に審査対象の店舗の信用が十分でないと判定し、合致している条件の数が閾値未満の場合に審査対象の店舗の信用が十分であると判定する。なお、判定部116は、判定条件146の入力欄の数(項目数)に応じて、閾値を設定してもよい。
また、上述した店舗の信用を判定するために参照される閾値は、1つであってもよいし、2以上であってもよい。例えば、閾値が大きい方から順に閾値Th1と閾値Th2との計2つであった場合、判定部116は、合致している条件の数が閾値Th1以上の場合に審査対象の店舗の信用が十分でないと判定し、閾値Th1未満且つ閾値Th2以上の場合に審査対象の店舗の信用が不定である判定し、閾値Th2未満の場合に審査対象の店舗の信用が十分であると判定する。不定とは、審査対象の店舗の信用が十分でない、或いは審査対象の店舗の信用が十分であると判定できない状態を示す。これによって、判定装置100は、審査対象の店舗の信用が十分であると判定した判定結果148や、審査対象の店舗の信用が不足していると判定できずに機械的に優劣を明確にすることができない場合には不定を表す判定結果148を、担当者に通知することができる。この結果、判定装置100は、優劣を判定できなかった店舗について担当者に判定をしてもらうように促すことができる。
次に、判定部116は、判定結果148を、判定の対象である店舗(審査対象の店舗)を表す加盟店基本情報に対応付けて記憶部130に記憶させる(ステップS114)。次に、出力制御部112は、通信インターフェース102を制御して、記憶部130に記憶させた判定結果148を判定条件146の取得元の端末装置10に送信する(ステップS116)。判定結果148は、審査対象の店舗の信用が十分であるか否かを表す結果であってもよいし、判定条件146の種々の条件ごとに合致しているか否かを表す結果であってもよい。また、出力制御部112は、判定依頼情報の送信元の端末装置10の他に、他の装置に対して判定結果148を出力してもよい。例えば、担当者によって予め判定結果148の出力先が他の装置となるように登録されている場合、出力制御部112は、当該出力先を示す出力先情報150を参照して、判定結果148を通信インターフェース102に送信させる。出力先情報150とは、例えば、電子メールアドレス等である。
次に、出力制御部112は、途上管理を行うために、次回以降の審査を繰り返し行う契機となるタイミングを示す判定周期の入力を受け付ける入力画面情報を、通信インターフェース102を制御して端末装置10に送信する(ステップS118)。入力画面情報を受信した端末装置10には、判定周期の入力を受け付けるための入力画面が表示される。この結果、担当者は、端末装置10に表示された画面に従って、判定周期を入力することができる。
次に、取得部114は、端末装置10から判定周期を取得したか否かを判定する(ステップS120)。取得部114は、端末装置10から判定周期を取得した場合に(ステップS120:Yes)、判定周期を入力された周期に書き換える(ステップS122)。一方、取得部114は、端末装置10から判定周期を取得しない場合に(ステップS120:No)、予め定められた初期値を判定周期として記憶部130に保持させる(ステップS124)。初期値とは、上述した初期設定と同様に、例えば、システムの設計者等が当該システムの運用開始前に事前に設定したデフォルトの値である。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
<加盟店の途上管理時における判定処理>
以下、加盟店の途上管理の際に制御部110によって行われる判定処理をフローチャートに則して説明する。図4は、第1の実施形態における制御部110の処理の流れの他の例を示すフローチャートである。
まず、判定部116は、記憶部130に記憶された判定周期と年月日等の情報とに基づいて、現日時が判定処理を行う時期であるか否かを判定する(ステップS200)。判定部116は、現日時が判定処理を行う時期でない場合(ステップS200:No)、現在記憶部130に記憶されている信用情報131に対する更新情報を取得したか否かを判定する(ステップS202)。更新情報とは、例えば、外部のサーバ装置等の外部装置が信用情報131の更新を行った際に当該外部装置から送信される情報である。取得部114は、更新情報を取得した場合(ステップS202:Yes)、更新情報に基づいて、外部装置に記憶されている信用情報と記憶部130に記憶されている信用情報131との差分を算出し、当該差分に相当する信用情報を外部装置から取得し、現在の信用情報131に追加して記憶部130に記憶させる(ステップS204)。制御部110は、更新情報を取得しない場合(ステップS202:No)、ステップS200の処理に戻る。これによって、制御部110は、途上管理を行わない期間において、信用情報131を更新しておくことができる。この結果、判定部116は、次回予定される途上管理時の判定処理において、前回の判定処理において用いた信用情報131に対して更新された信用情報131を用いて判定を行うことができる。
これに対して、判定部116は、現日時が判定処理を行う時期である場合(ステップS200:Yes)、上述した加盟店新規登録時の判定処理と同様に、判定条件146および信用情報131に基づいて、加盟店基本情報132によって示される店舗の信用が、端末装置10を操作する担当者に対して十分であるか否かを判定する(ステップS206)。次に、判定部116は、判定結果148を、判定の対象である店舗(審査対象の店舗)を表す加盟店基本情報に対応付けて記憶部130に記憶させる(ステップS208)。
次に、判定部116は、審査対象の店舗の信用が十分であるか否かを判定する(ステップS210)。制御部110は、審査対象の店舗の信用が十分である場合(ステップS210:Yes)、本フローチャートの処理を終了する。
一方、出力制御部112は、審査対象の店舗の信用が十分でない場合(ステップS210:No)、判定依頼情報の送信元の端末装置10に対して、審査対象の店舗を示す加盟店基本情報132と判定結果148とを含む情報(以下、「アラーム情報」と称する)を、通信インターフェース102に送信させる(ステップS212)。次に、出力制御部112は、判定周期の入力を受け付ける入力画面情報を、通信インターフェース102を制御して端末装置10に送信する(ステップS214)。この結果、判定装置100は、途上審査時の判定処理によって店舗の信用が十分でないと判定した場合に、加盟店新規登録時に設定した判定周期を担当者に変更させることができる。
次に、取得部114は、端末装置10から判定周期を取得したか否かを判定する(ステップS216)。取得部114は、端末装置10から判定周期を取得した場合に(ステップS216:Yes)、判定周期を入力された周期に書き換える(ステップS218)。一方、取得部114は、端末装置10から判定周期を取得しない場合に(ステップS216:No)、加盟店新規登録時に設定した判定周期を記憶部130に保持させる(ステップS220)。これによって、本フローチャートの処理が終了する。
以上説明した第1の実施形態の判定装置100、判定方法、及び判定プログラムによれば、信用情報131を取得する取得部114と、判定条件146を記憶する記憶部130と、取得部114によって取得された信用情報131が、記憶部130に記憶された判定条件146を満たすか否かを判定する判定部116とを備えることにより、審査を実施する担当者の負担を軽減することができる。
また、第1の実施形態の判定装置100、判定方法、及び判定プログラムによれば、端末装置10ごとに判定条件146の設定履歴を記憶部130に記憶させておき、前回に使用した判定条件146を初期条件としたり、記憶部130に記憶させた設定履歴のうち、使用頻度の最も高い設定を初期条件としたりすることにより、審査を行う担当者からの入力を受けずに判定条件146を自動で設定することができる。この結果、判定装置100は、担当者の入力の手間を省くことができる。
また、第1の実施形態の判定装置100、判定方法、及び判定プログラムによれば、審査対象の店舗の信用が十分、或いは不足していると判定できずに機械的に優劣を明確にすることができない判定結果148を端末装置10に送信することにより、優劣を判定できなかった店舗について担当者に判定をしてもらうように促すことができる。
また、第1の実施形態の判定装置100、判定方法、及び判定プログラムによれば、一度設定された判定条件146に基づいて、途上審査のための判定処理を実施するため、従来担当者によって行われる傾向にあった経験や勘に基づいた審査を実施することがなくなり、一貫性のある審査結果を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態における判定装置100Aについて説明する。ここでは、第1の実施形態との相違点として、制御部110Aが決定部118を備える場合について説明する。以下、上述した第1の実施形態と共通する機能等についての説明は省略する。
図5は、第2の実施形態における判定装置100Aの機能構成の一例を示す図である。
第2の実施形態において、制御部110Aは、出力制御部112と、取得部114と、判定部116と、決定部118とを備える。決定部118は、判定結果148または信用情報131に基づいて、判定周期を決定する。例えば、決定部118は、加盟店新規登録時の処理において、信用情報131に含まれる審査対象の店舗の業種や設立年数に基づいて判定周期を決定する。より具体的には、決定部118は、例えば、審査対象の店舗がエステ店の場合、判定周期を“1年”に決定し、審査対象の店舗が飲食店の場合、判定周期を“3年”に決定する。また、決定部118は、例えば、審査対象の店舗の設立年数が1年未満の場合、判定周期を“6か月”に決定する。なお、上述した数値例はあくまでも一例であり、任意に設定されてよい。
また、例えば、決定部118は、途上審査時の処理において、加盟店の加盟年数に基づいて判定周期を決定してもよい。より具体的には、決定部118は、例えば、加盟年数が多い店舗ほど判定周期を長くし、加盟年数が短い店舗ほど判定周期を短くする。これによって、判定装置100Aは、何年にもわたって判定周期ごとに行われる審査をクリアしてきた優良店舗ほど途上審査を実施する頻度を少なくすることができる。この結果、判定装置100Aは、審査を実施する担当者の負担を軽減することができる。
また、例えば、決定部118は、加盟店新規登録時の処理や途上審査時の処理において、判定結果148に含まれる各種条件が信用情報131に合致した数に基づいて、判定周期を決定してもよい。より具体的には、決定部118は、例えば、合致している条件の数が多い程、判定周期を短くし、合致している条件の数が少ない程、判定周期を長くする。
これによって、判定装置100Aは、信用が十分であると判定されやすい店舗ほど途上審査を実施する頻度を少なくすることができる。この結果、判定装置100Aは、審査を実施する担当者の負担を軽減することができる。
また、決定部118は、取得部114によって端末装置10から判定周期が取得されている場合、取得部114によって取得された判定周期を、決定した判定周期に変更してもよい。また、決定部118は、判定周期を取得するための入力画面情報を端末装置10に送信する処理を停止するように出力制御部112を制御してもよい。この場合、判定装置100Aは、端末装置10から判定周期を取得せず、自動で判定周期を決定する。従って、担当者は端末装置10に対して判定周期を入力する作業を行わなくて済む。この結果、判定装置100Aは、審査を実施する担当者の負担を、より軽減することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態における判定装置100Bについて説明する。ここでは、第1及び第2の実施形態との相違点として、判定条件146の各条件に対して重み付けされている場合について説明する。以下、上述した第1及び第2の実施形態と共通する機能等についての説明は省略する。
例えば、判定条件146に対する重み付けは、担当者によって設定される際に合わせて行われ、担当者が重要だと判断した条件には、大きな重み係数が付与される。判定部116は、判定条件146の各条件に対して重み付けされている場合、合致している条件に重み付けされた値の加重和Sを算出し、算出した加重和Sに基づいて、審査対象の店舗の信用が十分であるか否かを判定する。
図6は、第3の実施形態における判定部116によって判定された判定結果の一例を示す図である。図6の例では、例えば、加重和Sに対して4段階の閾値が設けられている。判定部116は、例えば、算出した加重和Sが0以上且つ0.2未満の場合、審査対象の店舗の信用が十分であると判定する。また、判定部116は、例えば、算出した加重和Sが0.8以上の場合、審査対象の店舗の信用が十分でないと判定する。また、判定部116は、例えば、算出した加重和Sが0.2以上且つ0.8以下の場合、審査対象の店舗の信用が不定である判定する。これによって、判定装置100は、担当者の意向を考慮した判定処理を実施することができる。
また、出力制御部112は、図6に示すように、判定部116の判定結果146に応じてサポート情報を端末装置10に送信してもよい。サポート情報とは、担当者による判定結果146の判断を補助するための情報である。例えば、出力制御部112は、判定部116によって算出された加重和Sが0.2以上且つ0.6未満の場合に、専門的な知識を有しない者でも判断が可能である旨を示す情報を、サポート情報として端末装置10に送信する。また、例えば、出力制御部112は、判定部116によって算出された加重和Sが0.6以上の場合に、専門的な知識を有する者による判断が必要である旨を示す情報を、サポート情報として端末装置10に送信する。これによって、判定装置100Bは、審査を実施する担当者に対して、不定と判定した判定結果148の審査に係る難易度を通知することができる。この結果、担当者は、自身の専門的な知識の有無に関わらず、審査可能か否かを判断することができる。
(他の実施形態)
以下、他の実施形態(変形例)について説明する。
上述した実施形態の制御部110、制御部110Aのそれぞれに対応する機能部の一部または全部は、端末装置10に備えられていてもよい。また、記憶部130に記憶されている信用情報131の一部または全部は、端末装置10内の図示しない記憶部に記憶されていてもよい。
また、上述した第1から第3の実施形態では、判定条件146の参照対象の信用情報131の一部(あるいは全部)が無くても判定することは可能である。しかしながら、出力される判定結果148は、担当者にとって信頼できるデータとは言えない場合がある。そのため、判定装置100、100A、100Bは、判定条件146ごとに参照対象となる各種情報(134から144)が存在しているか否かを判定し、対応した情報が存在していない場合にエラーを出力する。判定装置100、100A、100Bは、出力したエラーをカウントし、エラー数が閾値以上なら判定精度の低い結果である旨を示す情報をサポート情報として出力してもよい。この結果、判定装置100、100A、100Bは、担当者に対して適切な判定条件146を設定させるように促すことができる。
また、記憶部130に記憶される信用情報131の一部または全部の情報は、サーバ装置等の外部装置内に記憶されていてもよい。この場合、判定装置100、100A、100Bは、ネットワークNWを介して外部装置にアクセスし、当該外部装置内に記憶されている信用情報131を参照して判定処理を行ってもよい。
また、制御部110、110Aは、他のカード会社Cの担当者によって設定された判定条件の設定履歴を記憶部130に記憶させておいてもよい。この場合、制御部110、110Aは、判定条件146の入力が無い場合、他のカード会社Cの担当者によって設定された判定条件を初期条件として決定してもよい。例えば、審査時のノウハウを担当者が有しておらず、適切に判定条件を設定できない場合であっても、判定装置100、100A、100Bは、他者の設定履歴を用いることによって判定条件146を適切に設定することができる。この結果、判定装置100、100A、100Bは、アクワイアラーとしての他企業の新規参入を容易にすることができる。
上述した実施形態における判定装置100、100A、100Bの処理をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…加盟店審査システム
10…端末装置
100、100A、100B…判定装置
102…通信インターフェース
104…入力部
106…表示部
110、110A…制御部
112…出力制御部
114…取得部
116…判定部
118…決定部
130…記憶部
NW…ネットワーク

Claims (6)

  1. 店舗の信用に関する信用情報を取得する取得部と、
    与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能であるか否かを判定する判定条件を記憶する記憶部と、
    前記取得部によって取得された信用情報が、前記記憶部に記憶された判定条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果または前記信用情報に基づいて、前記判定部に対して前記判定の処理を行わせるタイミングを決定する決定部と、を有し、
    前記判定部は、前記決定部によって決定されたタイミングに応じて判定処理を行う
    判定装置。
  2. 前記タイミングは、前記判定結果または前記信用情報に応じた判定周期である
    請求項1記載の判定装置。
  3. 前記タイミングは、前記判定結果に応じて定められる
    請求項1記載の判定装置。
  4. 前記判定部によって前記信用情報が前記判定条件を満たさないと判定された場合に、前記判定部による判定結果を前記信用情報に基づく取引を行うカード会社の端末装置に出力する出力部をさらに備える、
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の判定装置。
  5. 店舗の信用に関する信用情報を取得し、
    与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能か否かを判定する判定条件を記憶部する記憶部を参照し、前記信用情報が、当該記憶部に記憶された判定条件を満たすか否かを判定し、
    前記判定は、以前に判定された判定結果または前記信用情報に基づいて決定されるタイミングに応じて行われる、
    判定方法。
  6. コンピュータに、
    店舗の信用に関する信用情報を取得するステップと、
    与信に基づく取引を行う店舗として認めることが可能か否かを判定する判定条件を記憶部する記憶部を参照し、前記信用情報が、当該記憶部に記憶された判定条件を満たすか否かを判定するステップと、を実行させるための判定プログラムであり、
    前記判定するステップは、以前に判定された判定結果または前記信用情報に基づいて決定されるタイミングに応じて行われる
    判定プログラム。
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