JP2018101368A - Information processing device, information processing method, information processing system, and information processing program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよび情報処理プログラムに関する。 The present invention relates to an information processing apparatus, an information processing method, an information processing system, and an information processing program.
会議は、複数の関係者が集まって議論を行い意思決定がなされる場である。会議は、組織において最も重要な、人と人との間の意思の伝達手段である。一方、近年では、情報通信技術の発達に伴い、会議において人だけでなく、様々な情報がその場に投入される例が多くなっている。 A meeting is a place where multiple parties gather to discuss and make decisions. Conferences are the most important means of communication between people in an organization. On the other hand, in recent years, with the development of information and communication technology, not only people but also various kinds of information are put on the spot at conferences.
特許文献1には、情報通信技術を会議に適用する例として、電子黒板に対する接続処理と、各参加者の端末装置に対する認証処理とを実行する接続ボックスを用いて各参加者からのデータを共有可能とした情報共有システムが記載されている。
In
従来では、会議に参加する参加者や、会議に投入される情報を、会議に参加する一人の参加者、例えば会議の主催者が集中して管理して会議の運営を行うことが一般的であった。ところが、この会議の運営方法では、全ての処理が主催者に集中するため主催者の負荷が大きくなり、会議運営が滞ってしまうおそれがあるという問題点があった。また、特許文献1に記載の情報共有システムは、会議の日程調整といった、会議に対して事前に実行される処理に対応するものではない。
Conventionally, it is common for a participant who participates in a conference and information input to the conference to be managed by a single participant who participates in the conference, for example, the conference organizer, to manage the conference. there were. However, this conference management method has a problem in that all processing is concentrated on the organizer, so that the load on the organizer increases and the conference operation may be delayed. Further, the information sharing system described in
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、よりスムースな会議運営を可能とすることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to enable smoother conference management.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1のアドレスからの要求毎にユニークな第2のアドレスを発行するアドレス発行部と、第2のアドレスを用いてメッセージの送受信を行う第1の通信部とを備え、第1の通信部は、第1のアドレスから第2のアドレスに対して送信された、識別情報と第3のアドレスを示す情報とを含む第1のメッセージを受信した場合に、第3のアドレスに対して、識別情報を含み、第1のメッセージに応じた内容の第2のメッセージを第2のアドレスから送信し、第2のメッセージに応じて第3のアドレスから返信された第3のメッセージを受信し、第3のメッセージに応じた内容の第4のメッセージを、第2のアドレスから第1のアドレスに送信する。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, the present invention provides an address issuing unit that issues a unique second address for each request from the first address, and a message using the second address. A first communication unit that performs transmission and reception, and the first communication unit includes a first address that includes identification information and information indicating a third address transmitted from the first address to the second address. When the message is received, the second message including the identification information for the third address and having the content corresponding to the first message is transmitted from the second address, and in response to the second message. A third message returned from the third address is received, and a fourth message having contents corresponding to the third message is transmitted from the second address to the first address.
本発明によれば、よりスムースな会議運営が可能となるという効果を奏する。 According to the present invention, there is an effect that smoother conference management is possible.
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよび情報処理プログラムの実施形態を詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of an information processing device, an information processing method, an information processing system, and an information processing program will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
(第1の実施形態に係る情報処理システムの概要)
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムによる情報処理方法を概念的に示す。図1において、情報処理システム1aは、会議の運営を支援するためのシステムである。より具体的には、情報処理システム1aは、1つの会議に対してユニークな1つのメールアドレス101(第2のアドレス)を発行し、このメールアドレス101を擬人化した会議管理人100として用いて、会議の運営を支援する。
(Outline of the information processing system according to the first embodiment)
FIG. 1 conceptually shows an information processing method by the information processing system according to the first embodiment. In FIG. 1, an
なお、メールアドレス101は、例えばSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用いてデータの送受信を行う電子メールのアドレスを適用できる。以下、メールアドレスは、電子メールのアドレスであって、特に記載の無い限り、「アドレス」と略称し、上述したメールアドレス101を会議アドレス101とする。また、以下では、特に記載の無い限り、電子メールを「メール」と略称する。
The
図1において、主催者110は、参加者111a、111b、…が参加する会議を主催するものとする。主催者110、参加者111a、111b、…は、予めそれぞれメールサーバにアカウントを作成し、固有のメールのアドレスを持っている。以下、主催者110が持つアドレスを主催者アドレス、各参加者111a、111b、…が持つアドレスを参加者アドレスa、b、…とする。主催者110、ならびに、各参加者111a、111b、…は、それぞれのアドレスを用いて擬人化された会議管理人100としての会議アドレス101との間でメールの送受信を行うことで、会議の運営に関するメッセージのやりとりを行う。
In FIG. 1, it is assumed that the
図1の例では、情報処理システム1aは、設備データベース(DB)120、会議DB121および文書DB122を含んでいる。設備DB120は、例えば会議に用いる施設(会議室など)や、設備(プロジェクタ、電子黒板など)の情報が格納される。会議DB121は、例えば会議のタイトル、議題、開催された日時および場所、参加者といった、会議の属性情報が格納される。また、会議DB121は、会議の議事録も格納される。文書DB122は、例えば会議に用いる資料データが格納される。
In the example of FIG. 1, the
また、カレンダDB123は、日付情報を管理するもので、例えば、主催者110、ならびに、各参加者111a、111b、…が共通して利用することができる。
Further, the calendar DB 123 manages date information and can be used in common by the
図2および図3を用いて、第1の実施形態に係る情報処理システム1aにおける処理を概略的に説明する。図2は、第1の実施形態に係る情報処理システム1aによる会議アドレス101の発行処理を示す一例のフローチャートである。図2のフローチャートの処理に先立って、情報処理システム1aにおいて、会議の開催要求を受け付ける開催要求アドレス(第4のアドレス)が設定される。この開催要求アドレスは、任意のユーザがアクセス可能に公開することができる。
The process in the
図2において、ステップS30で、情報処理システム1aは、主催者アドレス(第1のアドレス)から開催要求アドレスに送信された開催要求メールを受信する。次のステップS31で、情報処理システム1aは、開催要求メールの受信に応じて、会議毎にユニークな会議アドレス101を発行する。次のステップS32で、情報処理システム1aは、発行した会議アドレス101と、会議情報入力フォームとを含むメールを、開催要求アドレスから主催者アドレスに送信する。会議情報入力フォームは、開催する会議について、例えばタイトル、参加者、開催日時候補といった属性情報を記入するためのフォームである。
In FIG. 2, in step S30, the
図3は、第1の実施形態に係る情報処理システム1aによる会議の運営処理を示す一例のフローチャートである。ステップS40で、情報処理システム1aは、図2のステップS31で発行された会議アドレス101にメールが受信されたか否かを判定する。情報処理システム1aは、受信されていないと判定した場合(ステップS40、「No」)、処理をステップS40に戻す。
FIG. 3 is a flowchart illustrating an example of conference management processing performed by the
一方、情報処理システム1aは、ステップS40で受信されたと判定した場合(ステップS40、「Yes」)、処理をステップS41に移行させる。ステップS41で、情報処理システム1aは、主催者アドレスから送信され会議アドレス101により受信したメールの内容を解析する。例えば、情報処理システム1aは、受信したメールの内容を解析して、メールの内容から所定のキーワードを抽出する。
On the other hand, if the
次のステップS42で、情報処理システム1aは、ステップS41で解析された解析結果に応じた処理を実行する。例えば、情報処理システム1aは、ステップS40で受信されたメールが主催者アドレスからのメールであって、ステップS41で抽出されたキーワードが会議の日程の可否を示すものであれば、その旨を示すメールを、会議アドレス101から主催者アドレスに送信する。また例えば、ステップS40で受信したメールが参加者アドレスからのメールであって、抽出したキーワードが資料データの添付を示すものであれば、情報処理システム1aは、受信したメールから添付された資料データを取得して、当該会議アドレス101と関連付けて文書DB122に保存する。
In the next step S42, the
ステップS42の処理が終了すると、処理がステップS40に戻される。 When the process of step S42 ends, the process returns to step S40.
このように、第1の実施形態に係る情報処理システム1aは、1つの会議に対して1つの会議アドレス101を発行し、この会議アドレス101を擬人化された会議管理人100として会議を運営する。そのため、会議に係る特定の参加者(例えば主催者110)に対する会議運営の負荷の集中を抑制することができ、よりスムースな会議運営が可能となる。
As described above, the
また、擬人化された会議管理人100とのやりとりは、一般的な電子メールを用いて行われる。そのため、主催者110、ならびに、各参加者111a、111b、…は、自身が所有するパーソナルコンピュータなどに搭載されるメール送受信用アプリケーションプログラム(以下、メーラ)を用いることができ、対応が容易である。
Further, the exchange with the personified
(第1の実施形態に係る情報処理システムの具体例)
次に、第1の実施形態に係る情報処理システム1aについて、より具体的な例を用いて説明する。図4は、第1の実施形態に係る情報処理システム1aの一例の構成を示す。なお、図4において、上述した図1と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。また、図4において、主催者110が主催する会議に、参加者111a(参加者A)および参加者111b(参加者B)が参加するものとする。
(Specific example of the information processing system according to the first embodiment)
Next, the
図4において、情報処理システム1aは、会議サーバ130を含む。会議サーバ130は、例えばLAN(Local Area Network)であるネットワーク150を介して設備DB120、会議DB121および文書DB122、ならびに、カレンダDB123に通信可能に接続される。
In FIG. 4, the
また、図4の例では、主催者110が使用する端末装置140と、参加者Aが使用する端末装置141aとがネットワーク150に接続され、さらに、メールサーバ160aがネットワーク150に接続されている。端末装置140および141aは、パーソナルコンピュータ(PC)であってもよいし、タブレット型コンピュータやスマートフォン(多機能携帯電話端末)であってもよい。
4, the terminal device 140 used by the
メールサーバ160aは、例えばSMTPを用いた電子メールの送受信を行う。例えば会議サーバ130、端末装置140および141aは、メールサーバ160aにおいてそれぞれ作成したアカウントに応じて割り当てられたアドレスを用いて、メールサーバ160aを介してメールの送受信を行うことができる。
The mail server 160a transmits and receives e-mails using, for example, SMTP. For example, the
図4において、参加者Bが使用する端末装置141bがインターネット151に接続される。参加者Bは、例えばインターネット151に接続されるメールサーバ160bにおいて作成したアカウントに応じて割り当てられたアドレスを用いて、メールサーバ160bを介してメールの送受信を行うことができる。インターネット151は、ネットワーク150と接続され、端末装置141bは、メールサーバ160b、インターネット151、ネットワーク150およびメールサーバ160aを介して会議サーバ130とメールの送受信を行うことができる。
In FIG. 4, the
図5は、第1の実施形態に適用可能な会議サーバ130の一例のハードウェア構成を示す。図5において、会議サーバ130は、CPU(Central Processing Unit)1300と、ROM(Read Only Memory)1301と、RAM(Random Access Memory)1302と、ストレージ1303と、通信I/F1304とを含み、これら各部がバス1310により互いに通信可能に接続される。
FIG. 5 shows an exemplary hardware configuration of the
ストレージ1303は、ハードディスクドライブや不揮発性半導体メモリにより構成され、CPU1300が動作するための各種プログラムやデータが格納される。また、ROM1301は、例えば会議サーバ130が起動、動作するために用いるプログラムやデータが予め記憶される。CPU1300は、ストレージ1303やROM1301に格納されるプログラムに従い、RAM1302をワークエリアとして用いて動作し、会議サーバ130の全体の動作を制御する。通信I/F1304は、CPU1300の指示に従い、ネットワーク150を介した通信を制御する。
The storage 1303 is configured by a hard disk drive or a nonvolatile semiconductor memory, and stores various programs and data for the
図6は、第1の実施形態に適用可能な会議サーバ130の機能を説明するための一例の機能ブロック図である。図6において、会議サーバ130は、第1通信部131と、第2通信部132と、解析部133と、アドレス発行部134と、制御部135とを含む。これらのうち、制御部135は、会議サーバ130の全体の動作を制御する。
FIG. 6 is a functional block diagram illustrating an example of functions of the
これら第1通信部131、第2通信部132、解析部133、アドレス発行部134および制御部135は、CPU1300上で動作する情報処理プログラムにより実現される。これに限らず、第1通信部131、第2通信部132、解析部133、アドレス発行部134および制御部135を、互いに協働するハードウェア回路により構成してもよい。
The first communication unit 131, the
第1通信部131および第2通信部132は、互いに異なるアドレスによるメールの送受信を行う。例えば、第1通信部131は、会議アドレス101によるメールの送受信を行う。一方、第2通信部132は、開催要求アドレスによるメールの送受信を行う。
The first communication unit 131 and the
解析部133は、第1通信部131および第2通信部132により受信されたメールの内容を解析する。例えば、解析部133は、メール内容を解析して、メール内容から所定のキーワードを抽出する。また、解析部133は、メール内容から、当該メール内容から抽出したキーワードに対応する文字列(ワード)を抽出する。例えば制御部135は、解析部133により抽出されたキーワードおよびワードに応じた処理を実行することができる。
The
アドレス発行部134は、第2通信部132に受信された開催要求メールに応じて、開催要求メール毎にユニークな会議アドレス101を発行する。例えば、アドレス発行部134は、互いに重複しない複数の会議アドレス101を生成し、生成した複数の会議アドレス101をストレージ1303に保存し、管理する。アドレス発行部134は、例えば、表1に例示する会議アドレステーブル(アドレス記憶部)を用いて、生成した複数の会議アドレス101を管理する。
The
表1の例では、会議アドレステーブルは、「会議アドレス」、「使用フラグ」および「会議ID」の各項目を含むレコードを有する。項目「会議アドレス」は、各レコードでユニークな会議アドレス101が格納される。項目「使用フラグ」は、そのレコードの項目「会議アドレス」に格納される会議アドレス101が使用済か否かを示すフラグが格納される。表1の例では、項目「使用フラグ」が値「0」で未使用を示し、値「1」で使用済を示す。項目「会議ID」は、そのレコードの項目「会議アドレス」に関連付けられる会議の識別情報(会議ID)が格納される。表1の例では、会議アドレス101の「@(アットマーク)」より前の文字列が、会議IDとして用いられている。
In the example of Table 1, the conference address table has a record including items of “conference address”, “use flag”, and “conference ID”. The item “conference address” stores a
なお、会議アドレステーブルに格納される各会議アドレス101は、例えばメールサーバ160aにおいて、会議サーバ130に係るアカウントに関連付けられて管理されるものとする。
Note that each
アドレス発行部134は、例えば主催者110からの開催要求メールを受信すると、会議アドレステーブルに格納される各会議アドレスから1つ選択し、選択した会議アドレスと、会議情報入力フォームとを含むメールを、第2通信部132により当該開催要求メールの送信元に送信する(図2のステップS32)。アドレス発行部134は、選択した会議アドレスを含むレコードの項目「使用フラグ」の値を「1」に設定する。
For example, when the
表2は、アドレス発行部134により、会議アドレス「0004kaigi@example.com」が割当先「user001@example2.com」のアドレスに割り当てられた例を示している。表2において、項目「会議アドレス」の値が「0004kaigi@example.com」のレコードにおいて、項目「使用フラグ」の値が使用済を示す「1」とされ、会議アドレステーブルにおけるその会議アドレス101が無効とされている。
Table 2 shows an example in which the
なお、ここでは、アドレス発行部134が会議アドレス101を会議アドレステーブルを用いて発行するように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、アドレス発行部134は、会議アドレス101を、開催要求メール毎に乱数を発生させて、この乱数に基づき生成し発行してもよい。また例えば、アドレス発行部134は、会議アドレス101の発行毎にカウントアップされるカウンタのカウント値を用いて会議アドレス101を発行することも考えられる。
Here, the
会議サーバ130における各機能を実現するための情報処理プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD(Compact Disk)、フレキシブルディスク(FD)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供される。これに限らず、当該情報処理プログラムを、インターネット151などのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、当該ネットワークを介してダウンロードさせることにより提供してもよい。また、当該情報処理プログラムをインターネット151などのネットワークを経由して提供または配布するように構成してもよい。
An information processing program for realizing each function in the
当該情報処理プログラムは、上述した各部(第1通信部131、第2通信部132、解析部133、アドレス発行部134および制御部135)を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPU1300がストレージ1303などの記憶媒体から当該情報処理プログラムを読み出して実行することにより、上述した各部がRAM1302などの主記憶装置上にロードされ、第1通信部131、第2通信部132、解析部133、アドレス発行部134および制御部135が主記憶装置上に生成されるようになっている。
The information processing program has a module configuration including the above-described units (first communication unit 131,
(第1の実施形態に係る処理の詳細)
次に、第1の実施形態に係る情報処理システム1aにおける処理について、より詳細に説明する。図7は、第1の実施形態に係る情報処理システム1aにおける処理を示す一例のシーケンス図である。なお、図7において、上述した図1および図6と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。また、図7では、煩雑さを避けるため、解析部133の処理を第1通信部131の処理に、アドレス発行部134の処理を第2通信部132の処理に、それぞれ含めて示している。
(Details of processing according to the first embodiment)
Next, processing in the
既に説明したように、会議サーバ130が会議アドレス101を発行するための開催要求アドレス(アドレス「kaisaiyoukyu@example.com」とする)は、公開されている。会議を主催する主催者は、開催要求アドレスを取得し、例えば端末装置140から、主催者アドレス(アドレス「user001@example2.com」とする)を差出人とする開催要求メールを、開催要求アドレスに対して送信する(ステップS200)。
As already described, the holding request address (address “kaisaiyoukyu@example.com”) for the
図8は、第1の実施形態に係る、主催者アドレスから会議開催を要求する開催要求メールを開催要求アドレスに新規に送信する際の、メーラの画面の一例を示す。 FIG. 8 shows an example of a mailer screen when a hosting request mail requesting to hold a conference from the host address is newly transmitted to the hosting request address according to the first embodiment.
ここで、メーラ画面の例について概略的に説明する。図8において、メーラ画面170aは、入力領域1700〜1705と、ボタン1710および1713とを含む。入力領域1700は、メールの件名を入力するための領域である。入力領域1701は、このメールの差出人のアドレスを入力するための領域である。入力領域1702は、このメールの宛先のアドレスを入力するための領域である。入力領域1704は、このメールの内容(本文)を入力するための領域である。また、入力領域1705は、このメールに添付するデータの場所を示す情報を入力するための領域である。
Here, an example of a mailer screen will be schematically described. In FIG. 8,
ボタン1710は、このメールを、入力領域1702に入力される宛先のアドレスに送信するための送信ボタンである。また、ボタン1713は、このメールに添付するためのデータを検索するための検索ボタンである。
A
ここで、図8のメーラ画面170aは、新規にメールを送信するための画面構成となっている。受信したメールに返信するためのメーラ画面は、例えば図9のメーラ画面170bのように、メール送信のためのボタン1710を含まず、代わりに、メールの返信を行うためのボタン1711および1712を含む。ボタン1711は、1の宛先にメールを返信するための「返信」ボタンであり、ボタン1712は、「cc(カーボンコピー)」に示される宛先も含めてメールを返信するための「全員に返信」ボタンである。
Here, the
なお、この例では、説明のため、新規にメールを送信するためのメーラ画面170aと、受信したメールに返信するためのメーラ画面170bとが、ボタン1710、1711および1712を除き共通する構成としている。
In this example, for the sake of explanation, the
図7の説明に戻り、ステップS200で送信される開催要求メールは、図8に示されるように、入力領域1701に差出人のアドレス「user001@example2.com」が入力され、宛先に開催要求アドレス「kaisaiyoukyu@example.com」が入力され、入力領域1700および1704に何も入力されない空メールとして送信される。これはこの例に限定されず、入力領域1700および1704に何らかの情報を入力して開催要求メールを送信してもよい。
Returning to the explanation of FIG. 7, as shown in FIG. 8, the hosting request mail transmitted in step S <b> 200 has the sender address “user001@example2.com” input in the
主催者アドレスから送信された開催要求メールは、会議サーバ130の第2通信部132に受信される。会議サーバ130は、開催要求メールが受信されると、アドレス発行部134に対して会議アドレス101の発行を依頼する。アドレス発行部134は、この依頼に応じて、例えば上述したように会議アドレステーブルを参照して会議アドレス101を発行する(ステップS201)。この例では、アドレス発行部134は、会議アドレス101としてアドレス「0004kaigi@example.com」を発行している。会議IDは、「0004kaigi」である。
The holding request mail transmitted from the host address is received by the
第2通信部132は、アドレス発行部134に発行された会議アドレス101と、所定の会議情報入力フォームとを含むメールを作成し、作成したメール(第5のメッセージ)を当該開催要求メールの送信元である主催者アドレスに送信する(ステップS202)。このメールは、主催者110により、例えば端末装置140に受信され、メーラに表示される。
The
図9は、第1の実施形態に係る、ステップS202の処理に応じて受信されたメールに基づくメーラ画面170bの例を示す。なお、図9および以下の同様のメーラ画面の図面において、上述した図8と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
FIG. 9 shows an example of a
第2通信部132は、図9のメーラ画面170bに示されるように、受信メールの内容に応じて各入力領域1700〜1705に所定の情報を予め入力してメールを作成する。図9の例では、メーラ画面170bにおいて入力領域1700に、メールの件名として会議IDが入力される。また、入力領域1701に差出人として開催要求アドレス「kaisaiyoukyu@example.com」が入力され、宛先に主催者アドレス「user001@example2.com」と、「cc」として会議アドレス101であるアドレス「0004kaigi@example.com」とが入力される。
As shown in the
さらに、入力領域1704に、会議情報入力フォーム1721と、会議情報入力フォーム1721に対する入力を促すメッセージ1720とが表示される。
Further, in the
この例では、会議情報入力フォーム1721は、「会議タイトル」、「参加者アドレス」、「スケジュール候補」および「開催場所候補」の、会議ID「0004kaigi」で示される会議の属性を示す各項目を含んでいる。このメッセージ1720の内容と、会議情報入力フォーム1721に含まれる各項目は、予め作成され、ストレージ1303などに保存されているものとする。
In this example, the conference
項目「会議タイトル」は、この会議の名称を入力するための項目である。項目「参加者アドレス」は、この会議に参加する参加者111a、111b、…のアドレスを入力するための項目である。例えば、主催者は、所定のアドレスリストなどを用いて、各参加者111a、111b、…のアドレスを取得して、項目「参加者アドレス」に入力する(ステップS203)。 The item “conference title” is an item for inputting the name of the conference. The item “participant address” is an item for inputting addresses of the participants 111a, 111b,... Participating in the conference. For example, the organizer acquires the addresses of the participants 111a, 111b,... Using a predetermined address list or the like, and inputs them in the item “participant address” (step S203).
これに限らず、情報処理システム1aがユーザ氏名とアドレスとを関連付けて管理するユーザDBを備えるようにしてもよい。この場合、項目「参加者アドレス」には参加者111a、111b、…の氏名を入力し、情報処理システム1aが、項目「参加者アドレス」に記入された参加者111a、111b、…の氏名に基づき各アドレスを取得する。
However, the present invention is not limited to this, and the
なお、図9の例では、会議情報入力フォームに入力する項目が「会議タイトル」、「参加者アドレス」、「スケジュール候補」および「開催場所候補」であるとして示されているが、これらは必要最小限の項目であり、この例に限定されない。例えば、会議情報入力フォームに、会議の議題を入力する項目を追加してもよい。 In the example of FIG. 9, the items to be entered in the conference information input form are shown as “conference title”, “participant address”, “schedule candidate”, and “candidate location candidate”, but these are necessary. This is a minimum item and is not limited to this example. For example, you may add the item which inputs the agenda of a meeting to a meeting information input form.
また例えば、会議情報入力フォーム1721に、各参加者111a、111b、…に対して参加形態を問い合わせるための項目を追加してもよい。ここで、参加形態は、例えば「直接参加」、「遠隔参加」および「準参加」の3形態が定義されるものとする。「直接参加」は、参加者が例えば会議の主催者と同室におり、主催者と直接的に議論を行うことが可能な参加形態である。「遠隔参加」は、参加者が主催者とは異なる場所(部屋)におり、例えばネットワーク150やインターネット151を介して会議に参加する参加形態である。また、「準参加」は、会議の閲覧のみを行い、会議に対して発言などのアクションを起こさないことを前提とする参加形態である。
Further, for example, an item for inquiring about the participation form to each participant 111a, 111b,... May be added to the conference
図7の説明に戻り、主催者110は、会議情報入力フォーム1721の各項目に情報を入力すると、メーラ画面170bにおいてボタン1712を操作して、入力領域1702に入力される各アドレスの全員に返信する。入力領域1702に「cc」として入力される会議アドレス101であるアドレス「0004kaigi@example.com」においては、このメールが、各参加者に対するスケジュール調整依頼メール(第1のメッセージ)として受信される(ステップS210)。
Returning to the explanation of FIG. 7, when the
スケジュール調整依頼メールは、会議サーバ130において第1通信部131に受信される。第1通信部131は、スケジュール調整依頼メールを受信すると、受信したスケジュール調整依頼メールの内容の解析を解析部133に対して依頼する(S211)。解析部133は、スケジュール調整依頼メールの内容を解析し、当該メールの内容に含まれるキーワードを抽出する。
The schedule adjustment request mail is received by the first communication unit 131 in the
一例として、解析部133は、メール内容に含まれる「隅付き括弧」で挟まれる文字列をキーワードとして認識する。図9の例では、「会議タイトル」、「参加者アドレス」、「スケジュール候補」、「開催場所候補」が、解析部133にキーワードとして認識される。また、解析部133は、キーワードと、キーワードに対応する処理とを予め記憶しており、抽出されたキーワードに応じた処理を実行可能であるものとする。
As an example, the
解析部133は、抽出したキーワード「参加者アドレス」に基づき、メール内容に含まれる参加者アドレス(第3のアドレス)を取得する。解析部133は、取得した参加者アドレスに基づき、参加者情報を例えばストレージ1303に保存する(ステップS212)。表3に、保存される参加者情報の例を示す。参加者情報は、主催者アドレスおよび各参加者アドレスが会議IDに関連付けられて保存される。表3の例では、会議ID「0004kaigi」に対し、主催者110の主催者アドレス「user001@example2.com」と、各参加者111a、111b、…の参加者アドレス「user101@example2.com」、「user104@example3.com」、…とが関連付けられて保存される。
Based on the extracted keyword “participant address”, the
このように、会議IDが示す会議に参加した参加者のアドレスを、当該会議IDに関連付けて保存することで、会議IDに基づきその会議に参加した参加者のアドレスを取得することができる。これにより、例えば、終了した会議に関連する議題について、当該会議に参加した参加者により再度会議を行いたい場合などに、会議の参加者を容易に招集することができる。 Thus, the address of the participant who participated in the conference can be acquired based on the conference ID by storing the address of the participant who participated in the conference indicated by the conference ID in association with the conference ID. As a result, for example, when it is desired that the agenda related to the completed meeting is held again by a participant who has participated in the meeting, the meeting participants can be easily convened.
解析部133は、さらに、抽出したキーワード「スケジュール候補」に基づき、メール内容に含まれるスケジュール候補を示す情報を取得し、取得したスケジュール候補を示す情報を第1通信部131に渡す。第1通信部131は、解析部133から受け取ったスケジュール候補を示す情報に基づき各情報を入力したスケジュール回答要求メールを作成する。第1通信部131は、作成したスケジュール回答要求メール(第2のメッセージ)を、ステップS212で保存された参加者情報に基づき各参加者アドレスa、b、…に送信する(ステップS213)。
Based on the extracted keyword “schedule candidate”, the
図7の例では、各参加者111a、111b、…を参加者111aで代表させ、スケジュール回答要求メールが参加者111aが使用する端末装置141aにて受信されるものとする。
In the example of FIG. 7, each participant 111a, 111b,... Is represented by the participant 111a, and the schedule reply request mail is received by the
図10は、第1の実施形態に係る、第1通信部131により作成されたスケジュール回答要求メールに基づくメーラ画面170cの例を示す。図10のメーラ画面170cに示されるように、入力領域1700は、このメールの件名として会議ID「0004kaigi」が第1通信部131により入力される。また、このメーラ画面170cは、会議アドレス「0004kaigi@example.com」から送信されたメールに対する返信を行うための画面である。そのため、第1通信部131により、入力領域1701に、差出人のアドレスとして参加者アドレス「user104@example3.com」が入力され、入力領域1702に、宛先のアドレスとして会議アドレス「0004kaigi@example.com」が入力される。
FIG. 10 shows an example of a
また、メーラ画面170cにおいて、入力領域1704に、スケジュール回答要求、スケジュール候補およびスケジュール回答をそれぞれ示す各キーワード1730、1732および1734が第1通信部131により入力される。スケジュール候補を示すキーワード1732の直下に、ステップS210で受信されステップS211で解析された情報に基づき、主催者110から指定されたスケジュール候補1733が第1通信部131により入力される。
Further, on the
スケジュール回答を示すキーワード1734は、例えばこの直下に、このメールの受信者(例えば参加者111a)が希望するスケジュールを入力するようになっている。メッセージ1731は、このスケジュールの入力を促すものである。
A
参加者111aは、端末装置141aから、メーラ画面170cの入力領域1704の内容に従い、希望するスケジュールを入力領域1704に入力する。図11は、メーラ画面170cに対し、入力領域1704のキーワード1734の直下に、希望のスケジュール1735が入力された場合のメーラ画面170dの例を示す。
The participant 111a inputs a desired schedule to the
図7の説明に戻り、参加者111aは、メーラ画面170dに対して希望のスケジュール1735を入力した後、返信のボタン1711を操作する。これにより、メーラ画面170dにおける入力領域1704の内容を含むスケジュール回答メールが、端末装置141aから会議サーバ130に送信され、宛先のアドレス(会議アドレス「0004kaigi@example.com」)に従い第1通信部131に受信される(ステップS214)。
Returning to the description of FIG. 7, the participant 111 a operates a
第1通信部131は、受信したスケジュール回答メールを解析部133に渡す。解析部133は、会議ID「0004kaigi」に参加する全ての参加者111a、111b、…からスケジュール回答メールを渡されると、各スケジュール回答メールの内容を解析し、「スケジュール回答」のキーワード1734に基づき、各スケジュール回答メールに含まれる希望のスケジュール1735を抽出する。
The first communication unit 131 passes the received schedule answer mail to the
解析部133は、抽出した全ての希望のスケジュール1735に基づき、会議のスケジュールを決定するための判定処理を行う(ステップS215)。例えば、解析部133は、抽出した全ての希望のスケジュール1735に対して論理積を取った結果に基づき、各希望のスケジュール1735に共通する日程を会議のスケジュールとして決定する。すなわち、解析部133は、スケジュールの解析を行うスケジュール解析部としての機能も含む。
The
なお、解析部133は、ステップS215のスケジュール判定において、会議のスケジュールを決定できない場合がある。例えば、解析部133は、ステップS214で全ての参加者111a、111b、…から渡された各スケジュール回答メールの内容を解析して抽出した各希望のスケジュール1735に、共通する日程が含まれない場合、ステップS215において会議のスケジュールを決定できないことになる。
Note that the
第1通信部131は、このように会議のスケジュールを決定できない事態を避けるため、ステップS215でスケジュールが決定できるまで、ステップS213〜ステップS215の処理を繰り返し実行することが考えられる。例えば、第1通信部131は、ステップS215において会議のスケジュールを決定できない(0個の会議のスケジュールを決定した)と判定した場合、処理をステップS213に戻し、スケジュール回答要求メールを、各参加者アドレスa、b、…に送信する。このとき、第1通信部131は、スケジュール回答要求メールに、別の希望のスケジュールの回答を要求するメッセージを含めると好ましい。 In order to avoid the situation where the schedule of the conference cannot be determined in this way, the first communication unit 131 may repeatedly execute the processes of steps S213 to S215 until the schedule can be determined in step S215. For example, if it is determined in step S215 that the conference schedule cannot be determined (0 conference schedules have been determined), the first communication unit 131 returns the process to step S213, and sends a schedule response request mail to each participant. Sent to addresses a, b,. At this time, it is preferable that the first communication unit 131 includes a message requesting an answer for another desired schedule in the schedule answer request mail.
また、ステップS213〜ステップS215の処理を会議のスケジュールが決定されるまで繰り返し実行する場合、繰り返し回数に上限を設けることもできる。例えば、ステップS213〜ステップS215の処理を予め設定した上限回数だけ繰り返しても会議のスケジュールが決定されない場合、第1通信部131は、処理をステップS216に移行させ、会議のスケジュールが決定できなかった旨を示すメッセージを含む解析結果通知メールを端末装置140に送信する。 In addition, when the processes in steps S213 to S215 are repeatedly executed until a meeting schedule is determined, an upper limit can be set for the number of repetitions. For example, if the meeting schedule is not determined even after repeating the processes of steps S213 to S215 for the preset upper limit number of times, the first communication unit 131 shifts the process to step S216, and the meeting schedule cannot be determined. An analysis result notification mail including a message indicating that is transmitted to the terminal device 140.
解析部133は、決定したスケジュールを示す情報を、第1通信部131に渡す。第1通信部131は、解析部133により決定されたスケジュールを示す情報を含む解析結果通知メール(第4のメッセージ)を、主催者アドレスに対して送信する(ステップS216)。主催者110は、例えば端末装置140を用いてこの解析結果通知メールを受信することで、決定されたスケジュールを確認することができる。
The
主催者110は、会議で用いる資料データを各参加者111a、111b、…に対して要求する場合、会議アドレス「0004kaigi@example.com」に対して、各参加者111a、111b、…に対する資料データの要求を依頼する資料データ要求依頼メール(第1のメッセージ)を送信する(ステップS220)。
When the
図12は、主催者アドレスから各参加者111a、111b、…に対して資料データ要求依頼メールを送信する際のメーラ画面の例を示す。図12において、メーラ画面170eは、入力領域1700に、このメールの件名として会議ID「0004kaigi」が入力される。また、入力領域1701に差出人のアドレスとして主催者アドレス「user001@example2.com」が、入力領域1702に宛先のアドレスとして会議アドレス「0004kaigi@example.com」が、それぞれに入力される。
FIG. 12 shows an example of a mailer screen when transmitting a document data request request mail from the organizer address to each participant 111a, 111b,. In FIG. 12, the
また、メーラ画面170eにおいて、入力領域1704に、資料データの要求を示すキーワード1740と、参加者111a、111b、…に対して資料データの添付を促すメッセージ1741とが入力される。
Further, on the
なお、このメーラ画面170eの入力領域1704に入力すべきキーワード1740およびメッセージ1741を含む入力フォームは、テンプレートとして予め用意しておくことが好ましい。例えば、情報処理システム1aは、主催者アドレスから会議アドレスに対して送信するメールに適用可能なテンプレート(テンプレート集)を、会議DB121内の所定の場所に予め格納しておき、格納場所を公開としておく。主催者110や、各参加者111a、111b、…は、必要に応じて会議DB121にアクセスしてテンプレートを取得し、取得したテンプレートを用いて会議アドレスに対するメールを作成、送信する。これにより、キーワードの入力ミスなどを防ぐことができる。
Note that an input form including a
図7の説明に戻り、主催者アドレス「user001@example2.com」から送信された資料データ要求依頼メールは、宛先の会議アドレス「0004kaigi@example.com」に従い第1通信部131に受信される。第1通信部131は、受信したメールの内容の解析を解析部133に依頼する。第1通信部131は、解析部133による解析の結果、当該メールが資料データ要求依頼メールであると判定された場合に、資料データを要求する資料データ要求メールを作成し、作成した資料データ要求メール(第2のメッセージ)を各参加者111a、111b、…の参加者アドレスに対して送信する(ステップS221)。
Returning to the description of FIG. 7, the material data request request mail transmitted from the organizer address “user001@example2.com” is received by the first communication unit 131 according to the destination conference address “0004kaigi@example.com”. The first communication unit 131 requests the
図13は、第1の実施形態に係る、第1通信部131により作成された資料データ要求メールに基づくメーラ画面170fの例を示す。図13の例では、入力領域1700は、このメールの件名として会議ID「0004kaigi」が第1通信部131により入力される。また、入力領域1701に差出人のアドレスとして会議アドレス「0004kaigi@example.com」が、入力領域1702に宛先のアドレスとして例えば参加者アドレス「user104@example3.com」が、それぞれ第1通信部131により入力される。
FIG. 13 shows an example of a
また、図13の例では、入力領域1704は、上述した図12のメーラ画面170eの入力領域1704と同じ内容が入力されている。これはこの例に限定されず、メーラ画面170fの入力領域1704の入力内容が、メーラ画面170eの入力領域1704の入力内容と異なっていてもよい。
In the example of FIG. 13, the
例えば参加者111aが端末装置141aによりこの資料データ要求メールを受信すると、参加者111aは、受信した資料データ要求メールに応じて資料データを添付したメールを返信することができる。
For example, when the participant 111a receives this material data request mail by the
図14は、図13のメーラ画面170fにおいて添付する資料データを設定した状態の例を示す。例えば、参加者111aは、資料データ要求メールを端末装置141aにて受信して、受信した資料データ要求メールに応じて端末装置141aに図13のメーラ画面170fを表示させる。参加者111aは、メーラ画面170fにおいてボタン1713を操作し、例えば端末装置141aに予め保存される資料データを検索する。検索の結果、資料データのファイル名「001.pdf」が、その資料データの端末装置141a内における保存場所「c:\data\kaigi\」を伴って入力領域1705に表示され(図14参照)、添付するデータが確定される。この状態でボタン1711が操作されると、端末装置141aから会議アドレス「0004kaigi@example.com」に対して資料データが添付された返信メールが送信される(ステップS222)。
FIG. 14 shows an example of a state in which material data to be attached is set on the
参加者アドレス「user104@example3.com」から送信された、資料データが添付された返信メールは、宛先の会議アドレス「0004kaigi@example.com」に従い第1通信部131に受信される。第1通信部131は、受信したメールから、当該メールに添付された資料データを取り出し、例えば文書DB122(データ記憶部)の所定の場所に保存する(ステップS223)。第1通信部131は、資料データの保存が完了すると、資料データの保存場所を示す情報を内容に含む保存通知メール作成し、作成した保存通知メール(第4のメッセージ)を会議アドレス「0004kaigi@example.com」から主催者アドレス「user001@example2.com」に送信する(ステップS224)。 The reply mail attached with the material data transmitted from the participant address “user104@example3.com” is received by the first communication unit 131 according to the destination conference address “0004kaigi@example.com”. The first communication unit 131 extracts the material data attached to the received mail from the received mail and stores it in a predetermined location of the document DB 122 (data storage unit), for example (step S223). When the storage of the document data is completed, the first communication unit 131 creates a storage notification email including information indicating the storage location of the document data in the content, and sends the created storage notification email (fourth message) to the conference address “0004kaigi @ “example.com” is sent to the organizer address “user001@example2.com” (step S224).
図15は、第1の実施形態に係る、保存通知メールに基づくメーラ画面170gの例を示す。図15の例では、入力領域1700に、このメールの件名として会議ID「0004kaigi」が表示される。また、入力領域1701に差出人のアドレスとして会議アドレス「0004kaigi@example.com」が、入力領域1702に宛先のアドレスとして主催者アドレス「user001@example2.com」が表示される。また、入力領域1704に、資料データの保存が完了した旨を示すメッセージ1750と、保存場所を示す情報1751が表示される。この例では、保存場所を示す情報1751としてURL(Uniform Resource Locator)が用いられている。
FIG. 15 shows an example of a
例えば主催者110は、会議の終了後、会議の内容を記録した議事録を、会議の各参加者111a、111b、…に配布する場合がある。この場合、主催者110は、議事録データを添付すると共に、議事録データの配布を要求するキーワードをメール内容に含む議事録添付メールを作成し、作成した議事録添付メール(第1のメッセージ)を主催者アドレス「user001@example2.com」から会議アドレス「0004kaigi@example.com」に送信する(ステップS230)。
For example, the
議事録添付メールは、宛先の会議アドレス「0004kaigi@example.com」に従い第1通信部131に受信される。第1通信部131は、受信したメールから、当該メールに添付された議事録データを取り出し、例えば会議DB121の所定の場所に保存する(ステップS231)。また、第1通信部131は、議事録添付メールの差出人と宛先を、それぞれ会議アドレス「0004kaigi@example.com」、および、各参加者111a、111b、…の参加者アドレスに変更する。第1通信部131は、差出人および宛先が変更された議事録添付メール(第2のメッセージ)を、議事録データを添付したまま、変更された宛先、すなわち、各参加者111a、111b、…の参加者アドレスに送信する(ステップS232)。 The minutes attached mail is received by the first communication unit 131 according to the destination conference address “0004kaigi@example.com”. The first communication unit 131 extracts the minutes data attached to the received mail from the received mail and stores it in a predetermined location of the conference DB 121, for example (step S231). Further, the first communication unit 131 changes the sender and destination of the minutes attached mail to the conference address “0004kaigi@example.com” and the participant addresses of the participants 111a, 111b,. The first communication unit 131 sends the minutes attached mail (second message) in which the sender and the destination are changed, with the minutes data attached, that is, the changed destination, that is, each participant 111a, 111b,. The message is transmitted to the participant address (step S232).
このように、第1の実施形態に係る情報処理システム1aでは、会議の運営に関する処理を、会議サーバ130により発行された会議アドレス101にメールを送信することで実行できる。これにより、会議の運営に際して、会議に係る特定の参加者(主催者など)に対する負荷の集中が抑制できる。また、会議の各参加者は、会議の運営に関する処理を、普段から使用するメーラを用いて実行できるので、対応が容易である。
As described above, in the
なお、上述では、会議アドレス101との送受信を、メールの送受信のためのアプリケーションプログラムであるメーラを用いて行っているが、これはこの例に限定されない。すなわち、主催者110および各参加者111a、111b、…は、HTML(HyperText Markup Language)データに基づき表示や各種制御を行うブラウザアプリケーションプログラム(ブラウザ)を用いたWebメールにより、会議アドレス101との送受信を行ってもよい。
In the above description, transmission / reception with the
さらに、第1の実施形態に適用可能なメッセージの送受信方法は、SMTPに従いメッセージの送受信を行う電子メールに限られない。すなわち、第1の実施形態では、個人に対してメッセージの送受信が可能で、且つ、送受信するメッセージにデータを添付可能であれば、他のメッセージ送受信方法を適用することも可能である。 Furthermore, a message transmission / reception method applicable to the first embodiment is not limited to an electronic mail that transmits / receives a message according to SMTP. That is, in the first embodiment, other message transmission / reception methods can be applied as long as messages can be transmitted / received to / from an individual and data can be attached to a message to be transmitted / received.
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態に係る情報処理システム1aを、ネットワークを利用して、会議室などから遠隔した位置の参加者も参加できるようにした電子会議システムに適用した例である。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment will be described. In the second embodiment, the
(第2の実施形態に適用可能な構成)
先ず、第2の実施形態に係る電子会議システムに適用可能な情報処理システムについて説明する。図16は、第2の実施形態に適用可能な情報処理システム1bの一例の構成を示す。図16において、情報処理システム1bは、情報処理装置としての会議サーバ10を含み、会議サーバ10は、LANといったネットワーク12を介して、1以上の会議室2a、2b、…内の機器と接続される。
(Configuration applicable to the second embodiment)
First, an information processing system applicable to the electronic conference system according to the second embodiment will be described. FIG. 16 shows an example of the configuration of an
例えば会議室2aは、それぞれネットワーク12に接続される1以上の端末装置20aおよび20bと、電子黒板22と、センサI/F(インタフェース)23と、会議端末25とを含む。端末装置20aおよび20bは、デスクトップ型あるいはノート型のパーソナルコンピュータや、タブレット型コンピュータを適用できる。端末装置20aおよび20bは、有線または無線通信により、ネットワーク12に接続される。また、端末装置20aおよび20bは、それぞれマイクロホンを内蔵または接続可能とされ、マイクロホンで収音された音声を音声データとして処理可能とされているものとする。
For example, the
会議サーバ10は、第1の実施形態に係る会議サーバ130の機能を含むもので、互いにバスで接続されたCPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/Fを備える。また、各端末装置20aおよび20b、ならびに、後述する端末装置20cおよび20dは、互いにバスで接続されたCPU、ROM、RAM、ストレージ、通信I/F、データI/F、入力デバイス、表示デバイスを備える、一般的なコンピュータの構成を有する。端末装置20a、20b、20cおよび20dは、カメラやマイクロホンを備えていてもよい。
The
また、電子黒板22は、入力デバイスと表示デバイスとが一体的に構成された大型のタッチパネルと、CPU、メモリおよび通信I/Fとを備え、例えば会議室2aに固定的に設置される。電子黒板22は、ユーザのタッチパネルに対する描画動作に応じて、タッチパネルの表示デバイスによる表示が更新される。電子黒板22は、ネットワーク12を介して転送されたデータに応じた表示を行うことができ、また、表示デバイスによる表示画面の画像データを保存することができる。
The
センサI/F23は、1以上のセンサ241、242、…が接続される。各センサ241、242、…は、会議室2a内の環境情報を検知する。詳細は後述するが、会議室2aの環境情報は、例えば、会議室2aに設置された室内灯が点灯しているか否か、ドアの開閉状態などを含む。センサI/F23は、各センサ241、242、…の出力に応じた各検知結果を、ネットワーク12を介して会議サーバ10に送信する。
One or more sensors 24 1 , 24 2 ,... Are connected to the sensor I /
会議端末25は、例えばスピーカ(SP)25aと、マイクロホン(MIC)25bと、動画撮影の可能なカメラ25cとを含む。会議端末25は、例えば会議室2aに固定的に設置され、マイクロホン25bで収音された音声による音声データと、カメラ25cに撮影された撮影画像データとをネットワーク12を介して会議サーバ10に送信する。また、会議端末25は、例えば会議サーバ10からネットワーク12を介して送信された音声データに基づく音声を、スピーカ25aにより再生する。
The conference terminal 25 includes, for example, a speaker (SP) 25a, a microphone (MIC) 25b, and a
会議室2aにおいて、電子黒板22や各端末装置20a、20bは、例えば各端末装置20a、20bを使用する各ユーザが、それぞれの端末装置を操作可能なポジションにおいて電子黒板22の表示を確認可能な位置関係にあることが考えられる。また、会議端末25は、カメラ25cが少なくとも電子黒板22の表示を撮影可能とされ、スピーカ25aによる再生音が会議室2a内の各ユーザに聞き取り可能とされ、さらに、マイクロホン25bにより会議室2a内の各ユーザによる発言を収音可能となるように設置される。
In the
会議室2bは、会議室2aと略同様の構成であるので、説明を省略する。なお、各会議室2a、2b、…は、含有される各機器が会議サーバ10と接続可能であれば、位置関係および形態などは限定されない。
Since the
情報処理システム1bは、この会議室2aに含まれる各端末装置20aおよび20bと、電子黒板22と、センサI/F23および各センサ241、242、…と、会議端末25をさらに含む。同様に、情報処理システム1bは、会議室2bに含まれる、会議室2aと同様の各構成をさらに含んでもよい。
The
情報処理システム1bは、さらに、上述したメールサーバ160aに対応するメールサーバ11と、上述した設備DB120、会議DB121、文書DB122およびカレンダDB123を含むデータベース(DB)13を含む。
The
情報処理システム1bは、さらにまた、会議サーバ10に対してインターネットといった外部のネットワーク30を介して接続される1以上の端末装置20cおよび20dを含む。これら端末装置20cおよび20dは、例えば会議室2aを少なくとも直接観察できない、会議室2aに対して遠隔の場所において使用されるものとする。また、端末装置20cおよび20dは、図4を用いて説明した例と同様にして、例えばネットワーク30に接続されるメールサーバ31と、ネットワーク12に接続されるメールサーバ11とを介して、会議サーバ10とメールの送受信を行うことができる。
The
また、この例では、端末装置20cがデスクトップ型コンピュータといった非モバイルデバイス、端末装置20dが多機能型携帯電話端末(スマートフォン)あるいはタブレット型コンピュータといったモバイルデバイスであるものとして示してる。なお、ここでは、ノート型コンピュータも非モバイルデバイスに含めるものとし、端末装置20cは、ノート型コンピュータであってもよい。端末装置20cおよび20dは、それぞれマイクロホンおよびカメラを内蔵または接続可能とされ、マイクロホンで収音された音声、および、カメラで撮影された撮影映像を、それぞれ音声データおよび映像データとして処理可能とされているものとする。 In this example, the terminal device 20c is illustrated as a non-mobile device such as a desktop computer, and the terminal device 20d is illustrated as a mobile device such as a multi-function mobile phone terminal (smartphone) or a tablet computer. Here, a notebook computer is also included in the non-mobile device, and the terminal device 20c may be a notebook computer. The terminal devices 20c and 20d each have a built-in or connectable microphone and camera, and can process the sound collected by the microphone and the shot video shot by the camera as audio data and video data, respectively. It shall be.
(第2の実施形態に適用可能な情報処理システムにおける処理の概要)
次に、図17を用いて、第2の実施形態に適用可能な情報処理システム1bにおける各情報の流れについて、概略的に説明する。なお、図17において、上述した図16と共通する部分には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
(Outline of processing in information processing system applicable to the second embodiment)
Next, the flow of each information in the
ここでは、会議室2aにおいて、電子黒板22を用いて会議を行う例について説明する。会議の主催者は、会議に参加する参加者を予め把握し、また、会議に用いる資料データを予め会議サーバ10に登録しておくものとする。また、会議には、主催者以外には、会議室2a内で端末装置20bを用いて会議に直接参加する直接参加者と、端末装置20cを用いてネットワーク30を介して会議に遠隔参加する遠隔参加者との2人が参加するものとする。
Here, an example in which a conference is performed using the
例えば会議の主催者は、会議で用いる資料のデータを、会議開始前に予め会議サーバ10に登録し、例えばDB13に格納しておく。主催者は、会議サーバ10に登録しDB13に格納した資料データを、会議開始前、あるいは、会議中に、会議サーバ10を介してDB13から取り出して(ステップS9)電子黒板22に転送する(ステップS10)。電子黒板22は、会議サーバ10から転送された資料データを例えば自身が備えるストレージに保存し、また、当該資料データに応じた画面をタッチパネルのディスプレイに表示させることができる。
For example, the meeting organizer registers data of materials used in the meeting in the
例えば、電子黒板22に対する所定の操作に応じて会議が開始され、その旨が会議サーバ10に通知される。会議サーバ10は、会議の開始を示す通知を受け取ると、この会議に関する時系列を定義する。例えば、会議サーバ10は、会議の開始の通知を受け取った時間を基準として時系列を定義し、定義された時系列に従いこの会議の経過時間を管理する。会議サーバ10は、複数の会議室2aおよび2bからそれぞれ会議の開始の通知を受け取った場合には、それぞれの通知を受信した各時間を基準として、各会議室2aおよび2bにおける各会議について、それぞれ時系列を定義する。すなわち、会議サーバ10は、会議毎に異なる時系列で経過時間を管理する。
For example, a conference is started in response to a predetermined operation on the
会議が開始されると、会議端末25は、マイクロホン25bおよびカメラ25cにより、会議の様子の撮影および収音を開始する。会議端末25は、撮影した映像データと、収音した音声データとを会議サーバ10に送信する(ステップS11)。また、会議が開始されると、センサI/F23は、各センサ241、242、…による検知結果を会議サーバ10に送信する(ステップS12)。
When the conference is started, the conference terminal 25 starts photographing and collecting sound of the conference state using the
端末装置20bは、例えば内蔵されるマイクロホンで収音された音声に基づく音声データを会議サーバ10に送信する(ステップS13)。端末装置20bがカメラを内蔵している場合、端末装置20bは、さらに、カメラで撮影された撮影映像に基づく映像データを会議サーバ10に送信することができる。
The
会議サーバ10は、会議端末25から送信された音声データおよび映像データと、端末装置20bから送信された音声データとをそれぞれ受信する。会議サーバ10は、受信した映像データおよび音声データを、端末装置20cに送信する(ステップS14)。それと共に、会議サーバ10は、受信した音声データおよび映像データを例えば自身が備えるストレージに、会議の時系列と関連付けて順次に保存する。
The
ここで、会議サーバ10は、ステップS14で音声データを端末装置20cに送信するにあたり、受信した各音声データのうち何れの音声データを再生するかを選択する選択情報を端末装置20cに送信する。例えば、会議サーバ10は、受信した複数の音声データに対して互いに異なるチャネルを割り当てる。ここでは、会議サーバ10は、会議端末25から送信された音声データにチャネルch#1を、端末装置20bから送信された音声データにチャネルch#2を、それぞれ割り当てるものとする。
Here, when transmitting the audio data to the terminal device 20c in step S14, the
端末装置20cは、会議サーバ10から送信された、チャネルch#1およびch#2のうち何れのチャネルの音声データを再生させるかを選択するための選択情報に基づく選択画面を、表示デバイスに表示させる。端末装置20cは、スピーカを備え、選択画面に応じたユーザ操作に従い、スピーカから再生する音声データのチャネルを決定し、決定されたチャネルを示すチャネル選択情報を会議サーバ10に送信する。会議サーバ10は、会議端末25および端末装置20bから受信した各音声データから、端末装置20cから送信されたチャネル選択情報に示されるチャネルの音声データを選択して、端末装置20cに送信する。端末装置20cを使用するユーザ(遠隔参加者)は、複数の音声データから、会議の様子をより聞き取り易い音声データを選択することができる。
The terminal device 20c displays on the display device a selection screen based on selection information for selecting which channel of the
なお、会議サーバ10は、例えば、端末装置20cからの要求に応じて、資料データを端末装置20cに送信することができる。同様に、会議サーバ10は、端末装置20bからの要求に応じて、資料データを端末装置20bに送信することができる。
The
端末装置20cは、内蔵または接続されるマイクロホンで収音された音声に基づく音声データを会議サーバ10に送信する(ステップS15)。端末装置20cは、さらに、内蔵または接続されるカメラで撮影を行っている場合には、撮影された撮影映像に基づく映像データを会議サーバ10に送信することもできる。
The terminal device 20c transmits audio data based on the sound collected by the built-in or connected microphone to the conference server 10 (step S15). The terminal device 20c can also transmit video data based on the captured video image to the
会議サーバ10は、端末装置20cから送信された音声データを受信して時系列に従った時間情報と関連付けて自身が備えるストレージに順次に保存すると共に、受信した音声データを会議端末25に送信する(ステップS16)。会議端末25は、会議サーバ10から送信された、端末装置20cによる音声データを受信し、受信した音声データに基づく音声をスピーカ25aにより再生する。
The
電子黒板22は、ユーザ操作に応じて、タッチパネルに表示された情報(画面情報)を例えば自身が備えるストレージに保存することができる。保存される画面情報は、タッチパネルのディスプレイに表示される、描画に応じた描画画像と、資料データによる資料画像とを含む。電子黒板22は、保存した画面情報を、会議サーバ10に送信する(ステップS17)。会議サーバ10は、電子黒板22から送信された画面情報を受信し、受信した画面情報を、時系列に従った時間情報と関連付けて例えば自身が備えるストレージに保存する。
The
なお、電子黒板22は、ユーザ操作に応じて、ディスプレイに表示させる資料データや、ディスプレイに表示させる画面の全体を変更することができる。電子黒板22は、資料データや画面の変更の履歴を、会議サーバ10に送信することができる。
The
電子黒板22は、例えば、資料#1が時間t1にてディスプレイに表示された場合に、資料#1を示す情報と、時間t1を示す情報とを会議サーバ10に送信する。会議サーバ10では、これら資料#1を示す情報と、時間t1を示す情報とを受信すると、資料#1を示す情報と、時間t1を示す情報とを関連付けて、例えば自身が備えるストレージに保存する。
会議サーバ10は、時系列上の特定の時間を記憶することができる。例えば、端末装置20cは、あるタイミングでなされたマーカ付与のユーザ操作を受け付けると、会議サーバ10に対して、マーカ付与の操作を受け付けた時間を示す時間情報を含むマーカ付与の要求を送信する(ステップS18)。会議サーバ10は、この要求に応じて、要求に含まれる時間情報を含むマーカ情報を設定し、設定したマーカ情報を例えば自身が備えるストレージに保存する。
The
会議サーバ10は、後に、端末装置20cから、例えば付与したマーカに基づく再生要求を受け付けると、当該マーカに関連付けられた時間に対応する位置から、音声データおよび映像データを端末装置20cに送信する(ステップS19)。端末装置20cは、会議サーバ10から送信された音声データおよび映像データを受信して、再生する。端末装置20cを使用するユーザは、例えば自身がマーキングした時点から音声および映像を視聴することができる。端末装置20bにおいても同様に、マーカ付与の要求を会議サーバ10に送信し(ステップS20)、マーキングした時点からの音声および映像を視聴することができる。
When the
(第2の実施形態に適用可能な情報処理システムを実現するための機能構成)
次に、第2の実施形態に適用可能な情報処理システム1bを実現するための一例の機能構成について説明する。
(Functional configuration for realizing an information processing system applicable to the second embodiment)
Next, an exemplary functional configuration for realizing the
図18は、図16に示した会議サーバ10の機能を説明するための一例の機能ブロック図である。図18において、会議サーバ10は、通信部1100と、ユーザ管理部1101と、選択部1102と、記憶部1103と、1以上のプロジェクト管理部1104と、制御部1105と、会議運用管理部1106とを含む。
FIG. 18 is a functional block diagram illustrating an example of functions of the
通信部1100、ユーザ管理部1101、選択部1102、記憶部1103、各プロジェクト管理部1104、制御部1105および会議運用管理部1106は、会議サーバ10が有するCPU上で動作するプログラムにより実現される。これに限らず、ユーザ管理部1101、選択部1102、記憶部1103、各プロジェクト管理部1104、制御部1105および会議運用管理部1106のうち一部または全部を、互いに協働して動作するハードウェア回路により構成してもよい。
The
会議サーバ10において、制御部1105は、会議サーバ10の全体の動作を制御する。通信部1100は、ネットワーク12を介した通信を行う。通信部1100は、ブラウザなどを実行する複数の端末装置20a、20b、20cおよび20dからのアクセスを受け付ける。そして、会議サーバ10は、複数の端末装置20a、20b、20cおよび20dのそれぞれに対して、その端末装置20a、20b、20cおよび20dが要求した情報を提供する。
In the
ユーザ管理部1101は、会議サーバ10にアクセス可能なユーザの情報を管理する。表4は、ユーザ管理部1101がユーザ情報管理に用いるユーザ管理テーブルの例を示す。ユーザ管理テーブルは、例えばストレージ1303に保存される。
The user management unit 1101 manages information on users who can access the
表4において、ユーザ管理テーブルは、「ユーザID」、「ユーザ名」、「パスワード」、「メールアドレス」、「接続先情報」の各項目を含む1以上のレコードを有する。 In Table 4, the user management table has one or more records including items of “user ID”, “user name”, “password”, “mail address”, and “connection destination information”.
項目「ユーザID」は、そのレコードが示すユーザを識別するための識別情報であるユーザIDが格納される。項目「ユーザ名」は、そのレコードのユーザのユーザ名が格納される。項目「パスワード」は、そのレコードのユーザが会議サーバ10にアクセスする際の認証に用いるパスワードが格納される。会議サーバ10は、例えばユーザIDとパスワードとの組み合わせを用いてユーザ認証を行う。項目「メールアドレス」は、そのレコードのユーザが持つ電子メールアドレスが格納される。項目「接続先情報」は、そのレコードのユーザが主に用いる端末装置の接続情報(例えばMACアドレス(Media Access Control address))が格納される。
The item “user ID” stores a user ID which is identification information for identifying the user indicated by the record. The item “user name” stores the user name of the user of the record. The item “password” stores a password used for authentication when the user of the record accesses the
会議サーバ10において、1以上のプロジェクト管理部1104は、それぞれプロジェクトを管理する。プロジェクトは、複数のユーザを含むグループが形成され、会議サーバ10は、プロジェクト毎に、グループに含まれるユーザ間のコミュニケーションを実現させる。
In the
なお、上述した会議室2a、2b、…で行われる会議は、会議室毎に1のプロジェクトのユーザをメンバとして実行されるものとする。これはこの例に限定されず、1の会議室において複数のプロジェクトのユーザが混在したメンバで会議を実行してもよいし、1のプロジェクトのユーザを複数の会議室における会議に分散してもよい。以下では、1のプロジェクトは、1の会議に対応するものとして説明を行う。
In addition, the meeting performed in the
選択部1102は、プロジェクトを管理するためのプロジェクト管理テーブルを有する。選択部1102は、ユーザ認証がされた例えば端末装置20aからアクセスされた場合、プロジェクト管理テーブルに基づき図19に示すようなプロジェクト選択画面400を端末装置20aに提供して、端末装置20aのディプレイに表示させる。プロジェクト選択画面400は、管理している少なくとも1つのプロジェクトの中から1を端末装置20aに選択させるための画面である。
The selection unit 1102 has a project management table for managing projects. When accessed by, for example, the
表5は、第2の実施形態に適用可能なプロジェクト管理テーブルの例を示す。表5において、プロジェクト管理テーブルは、「プロジェクトID」、「メンバのユーザID」、「プロジェクト名」、「定例日時」の各項目を含む1以上のレコードを有する。 Table 5 shows an example of a project management table applicable to the second embodiment. In Table 5, the project management table has one or more records including items of “project ID”, “member user ID”, “project name”, and “regular date”.
項目「プロジェクトID」は、プロジェクトの識別情報が格納される。プロジェクトの識別情報は、プロジェクトの新規作成時に会議サーバ10が一意に生成する。項目「メンバのユーザID」は、プロジェクトに参加しているユーザのユーザIDが列挙される。ユーザIDは、表4に示したユーザ管理テーブルにおける項目「ユーザID」に格納される値が用いられる。項目「プロジェクト名」は、そのレコードのプロジェクトの名前が格納される。項目「プロジェクト名」に格納される値が、プロジェクト選択画面400に表示される。項目「定例日時」は、そのレコードのプロジェクトにおいて定例的に行われるイベント(会議など)の日時が格納される。
The item “project ID” stores project identification information. The
端末装置20aは、ユーザ(主催者)により何れかのプロジェクトが選択された場合、選択されたプロジェクトを示す選択情報を会議サーバ10に送信する。選択部1102は、端末装置20aからの選択情報に応じて、その端末装置20aが参加するプロジェクトを選択する。選択部1102は、端末装置20aからの選択情報に応じて選択されたプロジェクトに対応するプロジェクト管理部1104を呼び出し、そのプロジェクト管理部1104とその端末装置20aとの間の情報のやり取りを可能とする。
When any project is selected by the user (organizer), the
それぞれのプロジェクト管理部1104は、対応するプロジェクトに参加するそれぞれの端末装置20a、20b、20cおよび20dからアクセスを受け付ける。また、それぞれのプロジェクト管理部1104は、対応するプロジェクトに関する各種の情報処理を実行する。
Each project management unit 1104 receives access from each
記憶部1103は、それぞれのプロジェクト管理部1104が管理するデータを、プロジェクト毎に例えばストレージ1303に記憶させる。 The storage unit 1103 stores data managed by each project management unit 1104 in, for example, the storage 1303 for each project.
図20は、第2の実施形態に適用可能なプロジェクト管理部1104の機能を説明するための一例の機能ブロック図である。プロジェクト管理部1104は、映像音声処理部1040と、会議情報管理部1042と、時間取得部1043と、画面提供部1044と、時間管理部1045と、受付部1046と、テキスト化部1047とを含む。
FIG. 20 is a functional block diagram illustrating an example of functions of the project management unit 1104 applicable to the second embodiment. The project management unit 1104 includes a video /
プロジェクト管理部1104において、映像音声処理部1040は、会議サーバ10に受信された、当該プロジェクト管理部1104が管理するプロジェクトに係る映像データおよび音声データに対する処理を行う。例えば映像音声処理部1040は、会議サーバ10における映像データおよび音声データの送受信処理、および、映像データおよび音声データのストレージなどに対する保存処理などを制御する。
In the project management unit 1104, the video /
図16を参照して音声データの例について説明すると、例えば、映像音声処理部1040は、会議端末25、および、端末装置20a〜20dから送信された音声データをそれぞれ受信し、会議サーバ10のストレージに順次に保存する。また、映像音声処理部1040は、受信した各音声データから、例えば端末装置20cおよび20dから送信されたチャネル選択情報に従いそれぞれ選択した音声データを、端末装置20cおよび20dにそれぞれ送信する。
An example of audio data will be described with reference to FIG. 16. For example, the video /
映像データについては、映像音声処理部1040は、会議端末25から送信された映像データを受信し、会議サーバ10のストレージに保存する。また、映像音声処理部1040は、受信した映像データを、例えば端末装置20cおよび20dの要求に従い、端末装置20cおよび20dに送信する。
For the video data, the video /
さらに、映像音声処理部1040は、例えば会議サーバ10のストレージに保存される映像データおよび音声データを、時系列上で指定された位置(時間)から読み出して出力する。例えば、映像音声処理部1040は、会議サーバ10のストレージに保存される映像データおよび音声データを、上述したマーカ情報により指定した位置から出力することができる。
Furthermore, the video /
会議情報管理部1042は、当該プロジェクト管理部1104に管理されるプロジェクトにおいて行われる会議の情報を管理する。表6は、会議情報管理部1042が会議の情報を管理するために用いる会議管理テーブルの例を示す。表6において、会議管理テーブルは、「プロジェクトID」、「会議ID」、「会議名」、「参加者」、「場所」、「日時」および「会議端末情報」の各項目を含む1以上のレコードを有する。 The conference information management unit 1042 manages information on conferences held in projects managed by the project management unit 1104. Table 6 shows an example of a conference management table used by the conference information management unit 1042 to manage conference information. In Table 6, the conference management table includes one or more items including “project ID”, “conference ID”, “conference name”, “participant”, “location”, “date / time”, and “conference terminal information”. Have a record.
項目「プロジェクトID」は、その会議が属するプロジェクトの識別情報が格納される。項目「プロジェクトID」に格納される値は、表5のプロジェクト管理テーブルにおける項目「プロジェクトID」の値が用いられる。項目「会議ID」は、その会議を識別する識別情報が格納される。会議の識別情報は、会議の新規作成時に会議サーバ10が一意に生成する。項目「会議名」は、その会議に設定された名前が格納される。項目「参加者」は、その会議に参加する参加者のユーザIDが格納される。ユーザIDは、表4に示したユーザ管理テーブルにおける項目「ユーザID」に格納される値が用いられる。また、ユーザIDは、項目「プロジェクトID」の値で識別されるプロジェクトに参加しているユーザのユーザIDから選択される。項目「場所」は、会議が行われる場所(部屋)を示す情報が格納される。項目「日時」は、会議が行われる日付および時間が格納される。項目「会議端末情報」は、その会議で用いられる会議端末25を識別する識別情報が格納される。
The item “project ID” stores identification information of a project to which the conference belongs. As the value stored in the item “project ID”, the value of the item “project ID” in the project management table of Table 5 is used. The item “conference ID” stores identification information for identifying the conference. The
また、会議情報管理部1042は、会議ID毎に、会議で用いる資料データを管理する。さらに、会議情報管理部1042は、電子黒板22に描画された描画画像の管理も行う。会議情報管理部1042は、例えば電子黒板22に表示される資料データにオーバーラップして描画がなされた場合、描画画像と当該資料データとを関連付けて管理する。また、会議情報管理部1042は、例えば端末装置20aに対して、後述する会議管理画面を提供する。
The conference information management unit 1042 manages the material data used in the conference for each conference ID. Further, the conference information management unit 1042 also manages a drawing image drawn on the
時間取得部1043は、現在の日時および時刻を示す時間情報を取得する。 The time acquisition unit 1043 acquires time information indicating the current date and time.
画面提供部1044は、各端末装置20a、20b、20cおよび20dの画面を提供する。例えば、画面提供部1044は、画面を表示させるための表示制御情報を、例えばHTMLに従い記述されたWebページとして所定のURLに示される場所に保存する。各端末装置20a、20b、20cおよび20dは、自身に搭載されるブラウザにより当該URLにアクセスすることで、画面提供部1044により提供される画面を表示することができる。なお、HTMLには、Webページにアクセスした機器の種類(デスクトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン、など)を判別するための仕組みを有し、アクセスした機器の種類に応じた画面を提供することが可能である。
The screen providing unit 1044 provides the screens of the
画面提供部1044による各端末装置20a、20b、20cおよび20dへの画面の提供は、Webページを用いる方法に限定されない。例えば、各端末装置20a、20b、20cおよび20dに、この情報処理システム1bに専用のアプリケーションプログラムを搭載させ、画面提供部1044は、各端末装置20a、20b、20cおよび20dに対して、この専用のアプリケーションプログラムによる画面表示を制御するための所定の表示制御情報を送信するようにしてもよい。
The provision of the screen to each
時間管理部1045は、当該プロジェクト管理部1104に管理されるプロジェクトにおいて行われる会議における時系列を管理する。例えば、時間管理部1045は、時間取得部1043から取得した時間を、会議が開始された時間を基準とする時系列上の時間、すなわち、会議開始時からの経過時間として管理する。また、時間管理部1045は、当該会議において各端末装置20a〜20dにおいて設定され会議サーバ10に送信された各マーカ情報と、時系列上の時間(経過時間)とを関連付けて管理する。
The time management unit 1045 manages a time series in a meeting performed in a project managed by the project management unit 1104. For example, the time management unit 1045 manages the time acquired from the time acquisition unit 1043 as a time-series time based on the time when the conference is started, that is, the elapsed time from the start of the conference. Further, the time management unit 1045 manages each marker information set in each
さらに、時間管理部1045は、電子黒板22および各端末装置20a〜20dから送信された、電子黒板22および各端末装置20a〜20dにおける各アクション(電子黒板22上での資料データの表示、各端末装置20a〜20dからの反応、など)を示す情報を時系列上で蓄積的に記憶し、アクションのログを記録する。ログは、会議の識別情報(会議ID)と関連付けて例えば会議サーバ10が備えるストレージに保存される。
Further, the time management unit 1045 transmits each action (display of document data on the
受付部1046は、各端末装置20a、20b、20cおよび20dから送信されたマーカ付与の要求や、センサI/F23から送信された検知結果などを受け付ける。テキスト化部1047は、映像音声処理部1040において取得された音声データを、既存の技術を用いて解析してテキスト化する。これに限らず、テキスト化部1047は、例えばネットワーク30を介して接続可能な外部のサービスを利用して、音声データのテキスト化を行ってもよい。
The accepting unit 1046 accepts a marker assignment request transmitted from each of the
図18の説明に戻り、会議運用管理部1106は、第1の実施形態で説明した会議サーバ130の機能を実現するもので、第1通信部131、第2通信部132、解析部133およびアドレス発行部134の機能を含む。会議サーバ130における制御部135の機能は、会議サーバ10が含む制御部1105により実現される。
Returning to the description of FIG. 18, the conference operation management unit 1106 realizes the function of the
図21は、第2の実施形態に適用可能な端末装置の機能を説明するための一例の機能ブロック図を示す。ここでは、端末装置20a、20b、20cおよび20dを、端末装置20dで代表させて説明を行う。端末装置20dは、通信部200と、制御部201と、入力受付部202と、表示制御部203と、音声処理部204と、映像処理部205と、運動検知部206と、マーカ処理部207とを含む。なお、端末装置20dが例えば9軸センサなどのような姿勢や姿勢の変化を検出するセンサを持たない場合は、運動検知部206を省略することができる。
FIG. 21 is a functional block diagram illustrating an example of functions of a terminal device applicable to the second embodiment. Here, the
通信部200は、端末装置20dが備える通信I/Fを制御して、ネットワーク12やネットワーク30を介した通信を行う。制御部201は、端末装置20dの全体の動作を制御する。入力受付部202は、端末装置20dが備える入力デバイスに対してなされたユーザ操作による入力を受け付ける。表示制御部203は、表示制御情報に基づき表示制御信号を生成し、表示制御信号に従いディスプレイに所定の画面を表示させる。
The
音声処理部204は、音声データに対して所定の処理を施す。例えば、音声処理部204は、端末装置20dが備えるマイクロホンで収音された音声に基づく音声データに対して所定の処理を施して通信部200に渡す。通信部200は、音声処理部204から渡された音声データを会議サーバ10に送信する。また例えば、音声処理部204は、マイクロホンで収音された、例えばユーザの音声による音声信号に基づく音声データを既存の音声認識技術を用いて解析し、音声に含まれる特定ワードを抽出することができる。
The
映像処理部205は、映像データに対して所定の処理を施す。例えば、映像処理部205は、端末装置20dが備えるカメラで撮影された映像データに対して所定の処理を施して通信部200に渡す。通信部200は、映像処理部205から渡された映像データを会議サーバ10に送信する。また例えば、映像処理部205は、カメラでの撮影により得た、例えばユーザの映像を含む映像データを既存の映像解析技術を用いて解析し、映像に含まれるユーザの特定のポーズを抽出することができる。
The
運動検知部206は、端末装置20dが備える9軸センサの出力を解析して、端末装置20dの姿勢および姿勢の変化を検出する。マーカ処理部207は、入力受付部202に受け付けられた入力に応じてマーカ情報を作成する。
The
端末装置20dに含まれる各機能部のうち、制御部201を除く各部(通信部200、入力受付部202、表示制御部203、音声処理部204、映像処理部205、運動検知部206およびマーカ処理部207)は、例えばWebアプリケーションプログラムであって、端末装置20dがブラウザによりネットワーク30(端末装置20bの場合はネットワーク12)を介して会議サーバ10から取得したプログラムが端末装置20dのCPU上で実行されることで構成される。
Among the functional units included in the terminal device 20d, the units other than the control unit 201 (
(第2の実施形態に適用可能な処理の具体例)
次に、第2の実施形態に適用可能な処理について、より具体的に説明する。以下では、図16を参照し、会議室2aにおいて電子黒板22を用いて会議を行うものとして説明を行う。会議の主催者は、端末装置20aを、直接参加者は、端末装置20bを、それぞれ用いるものとする。また、遠隔参加者および準参加者は、それぞれ端末装置20cおよび端末装置20dのうち何れを用いてもよいが、ここでは、遠隔参加者が端末装置20cを用い、準参加者が端末装置20dを用いるものとする。
(Specific example of processing applicable to the second embodiment)
Next, the process applicable to the second embodiment will be described more specifically. Below, with reference to FIG. 16, it demonstrates as what performs a meeting using the
図22は、第2の実施形態に適用可能な、会議の準備段階における会議サーバ10の処理を示す一例のフローチャートである。例えば、会議の主催者は、端末装置20aを用いて会議サーバ10にアクセスする。ステップS100で、会議サーバ10は、端末装置20aからのアクセスを受け付ける。例えば、会議サーバ10は、ユーザ管理部1101により、端末装置20aからのアクセスに応じて、端末装置20aに対して、ユーザIDおよびパスワードの入力領域を備えるログイン画面を提示する。会議サーバ10において、ユーザ管理部1101は、端末装置20aから、このログイン画面に対して入力されたユーザIDおよびパスワードを受信すると、例えばユーザ管理テーブルを参照して認証処理を行い、認証が成功した場合に、端末装置20aからのアクセスを許可する。
FIG. 22 is a flowchart of an example showing the process of the
ステップS100で端末装置20aのアクセスを許可すると、次のステップS101で、会議サーバ10は、プロジェクト管理テーブルに基づき図19に示したプロジェクト選択画面400を端末装置20aに提示する。例えば会議の主催者は、端末装置20aを操作して、プロジェクト選択画面400に対してプロジェクト選択入力を行い、会議を行うプロジェクトを指定する。端末装置20aは、プロジェクト選択入力の結果を会議サーバ10に送信する。
When the access of the
会議の主催者は、会議を行うためのプロジェクトを新規に作成してもよい。この場合、例えば、会議サーバ10において、選択部1102は、端末装置20aからのプロジェクト新規作成要求に応じて、表5で示したプロジェクト管理テーブルにおける入力すべき各項目の入力領域を含むプロジェクト作成画面を端末装置20aに提示する。選択部1102は、端末装置20aから、このプロジェクト作成画面に従い入力された各項目の情報に基づきプロジェクト管理テーブルにレコードを追加して、新規のプロジェクトを作成する。
The meeting organizer may create a new project for the meeting. In this case, for example, in the
次のステップS102で、会議サーバ10は、端末装置20aによりプロジェクト選択画面400に対してなされたプロジェクト選択入力を受け付け、入力結果を取得する。会議サーバ10は、取得したプロジェクト選択入力の結果に基づき、端末装置20aにより指定されたプロジェクトのプロジェクトIDを取得する。会議サーバ10は、ステップS102で取得されたプロジェクトIDに対応するプロジェクト管理部1104を、複数のプロジェクト管理部1104から特定する。
In the next step S102, the
次のステップS103で、会議サーバ10は、ステップS102で特定されたプロジェクト管理部1104の画面提供部1044により、端末装置20aに対して会議管理画面を提示する。
In the next step S103, the
次のステップS104で、会議サーバ10において会議情報管理部1042は、会議管理画面に対する会議の書誌情報などの入力を受け付ける。ステップS104では、(a)会議に参加するメンバ(参加者)に関する情報の登録と、(b)会議の書誌情報の設定と、(c)会議に用いる資料データの登録とが行われる。会議の書誌情報は、例えば会議名、議題、会議の日時および場所などを含む。
In the next step S104, the conference information management unit 1042 in the
図23は、第2の実施形態に適用可能な、画面提供部1044が端末装置20aに対して提示する会議管理画面の例を示す。図23において、会議管理画面500は、プロジェクトに参加しているメンバの情報が表示されるメンバ表示領域501と、議題を設定するための議題設定領域502とを含む。
FIG. 23 shows an example of a conference management screen that the screen providing unit 1044 can apply to the second embodiment and presents to the
メンバ表示領域501は、プロジェクトに参加している各メンバのメンバ情報50101、50102、50103、…が一覧で表示される。メンバ表示領域501にプロジェクトに参加している全メンバの情報が表示しきれない場合は、例えば端末装置20aに対する所定の操作によりメンバ表示領域501をスクロール(この例では横方向にスクロール)させることで、表示されていないメンバの情報がメンバ表示領域501内に出現する。
In the
例えばメンバ情報50101は、このメンバ情報50101に表示されるメンバを示すアイコン画像5011が表示されると共に、当該メンバの各属性情報が表示される表示領域5012〜5015を含む。表示領域5012は、当該メンバの名前が表示される。画面提供部1044は、例えばユーザ管理テーブルとプロジェクト管理テーブルとに基づき、プロジェクトに参加しているメンバの名前を取得する。
For example, the member information 5010 1 includes
表示領域5013は、当該メンバの参加方法が表示される。参加種類は、例えば上述した参加者の参加形態のうち直接参加、遠隔参加および準参加と、会議に参加しないことを示す不参加とを含む。図23の例では、メンバ情報50101および50104のメンバが直接参加、メンバ情報50102のメンバが遠隔参加、メンバ情報50103のメンバが準参加、メンバ情報50105のメンバが不参加となっている。
A
表示領域5014は、当該メンバの参加形態が表示される。図23の例では、メンバ情報50101、50102および50104のメンバがフルタイムの参加形態、メンバ情報50103のメンバが議題2および3のみ参加のパート参加形態となっている。
A
会議情報管理部1042は、各メンバの参加種類および参加形態を、例えば表7に示す参加方法テーブルを用いて管理する。表7において、参加方法テーブルは、それぞれユーザID、参加方法、参加形態に対応する「ユーザID」、「参加方法」、「参加形態」の各項目を含むレコードを、会議の参加メンバ分、有する。参加方法テーブルは、例えば会議IDに関連付けられて、ストレージ1303に保存される。参加方法テーブルに格納される各情報は、例えば会議の主催者により予め登録される。 The conference information management unit 1042 manages the participation type and participation mode of each member using, for example, a participation method table shown in Table 7. In Table 7, the participation method table has records including items of “user ID”, “participation method”, and “participation type” corresponding to the user ID, the participation method, and the participation type, respectively, for the participating members of the conference. . The participation method table is stored in the storage 1303 in association with the conference ID, for example. Each information stored in the participation method table is registered in advance by, for example, a meeting organizer.
表示領域5015は、当該メンバが会議のために会議サーバ10に登録した資料データの一覧が表示される。図23の例では、各メンバ情報50101〜50105において表示領域5015の表示が「No File」とされ、資料データが登録されていないことが示されている。
A
なお、例えば会議の主催者は、端末装置20aに表示された会議管理画面500における表示領域5012〜5015に表示される情報を、端末装置20aから編集することができる。また、プロジェクトの各メンバは、各自の端末装置20b、20cおよび20dから会議管理画面500にアクセスして、自身の属性情報を編集することができる。表示領域5012〜5015に表示される情報は、例えば編集に応じて会議サーバ10に送信され、会議情報管理部1042により会議管理テーブルおよび参加方法テーブルの対応する項目に反映され、登録される。
For example, the conference organizer can edit the information displayed in the
図23において、議題設定領域502は、過去の会議における決定事項などを確認するための議題領域5020aと、会議に議題を追加するための議題領域5020bとを含む。図24は、議題領域5020bに対する操作に応じて端末装置20aに表示される、第2の実施形態に適用可能な議題設定画面の例を示す。なお、ここでは、図24に示される議題設定画面510は、所定の権限(例えば会議の主催者)を持つユーザのユーザIDに応じて表示されるものとする。
In FIG. 23, an
図24において、議題設定画面510は、入力領域5101〜5104と、ボタン5105aおよび5105bとを含む。入力領域5101は、会議のタイトル(会議名)を入力するための領域である。入力領域5102は、会議の議題を入力するための領域である。
24, the
入力領域5103は、会議で用いる資料データをアップロードするための領域である。例えば、端末装置20aは、入力領域5103に設けられるボタン5103aに対する操作に応じて、端末装置20a内のファイルを選択するファイル選択画面を表示させる。端末装置20aは、ファイル選択画面に対するファイルの選択操作に応じて、入力領域5103に、アップロードを行うファイルの一覧を表示させる。
An
入力領域5104は、入力領域5104a、5104bおよび5104cを含む。入力領域5104aは、会議の日付を入力するための領域である。入力領域5104bは、会議の開始時間および終了時間を入力するための領域である。また、入力領域5104cは、会議の場所を入力するための領域である。これら入力領域5104a、5104bおよび5104cは、例えば別途に提供されるスケジューラのアプリケーションプログラムを参照して値を入力することが可能である。
The
ボタン5105aは、入力領域5101〜5104に入力された各情報を破棄するためのボタンである。ボタン5105bは、入力領域5101〜5104に入力された各情報を確定し、各情報を会議サーバ10に登録するためのボタンである。端末装置20aは、ボタン5105bが操作されると、入力領域5101〜5104に入力された各情報を会議サーバ10に送信する。また、端末装置20aは、入力領域5103に表示される各ファイルを会議サーバ10に送信する。
The
会議サーバ10において、会議情報管理部1042は、端末装置20aから受信した各情報のうち、入力領域5101に入力された会議のタイトルを、会議管理テーブルの項目「会議名」に、入力領域5104に入力された各情報を、会議管理テーブルの項目「日時」および「場所」に、それぞれ反映させて、書誌情報の登録を行う。また、会議情報管理部1042は、端末装置20aからアップロードされた各ファイルを、会議IDおよびユーザIDと関連付けて例えばDB13に含まれる文書DB122に保存する。さらに、会議情報管理部1042は、端末装置20aから受信した、入力領域5102に入力された会議の議題を、会議IDと関連付けてDB13に含まれる会議DB121などに保存し、書誌情報に追加する。
In the
なお、会議に参加する各メンバは、各自の端末装置20b、20cおよび20dから会議管理画面500にアクセスして、例えば入力領域5013および5014に表示される、自身の会議への参加方法および参加形態を編集することができる。また、各メンバは、各自の端末装置20b、20cおよび20dから会議管理画面500にアクセスして、入力領域5103に対して資料データのファイルをアップロードすることができる。アップロードされたファイルは、会議情報管理部1042により、会議IDおよびユーザIDと関連付けられて、DB13に含まれる文書DB121に保存される。
Each member who participates in the conference accesses the
図25は、第2の実施形態に適用可能な、上述のようにして各情報の入力やファイルのアップロードが完了した場合の会議管理画面500の例を示す。図25の例では、メンバ情報50102、50103および50104に、アップロードしたファイルの情報が表示されている。また、議題設定領域502において、新たに設定された議題の情報を含む議題領域5020cが追加されている。
FIG. 25 shows an example of a
説明は図22に戻り、会議情報管理部1042は、ステップS105で、会議管理画面500に従った各情報の登録が完了したか否かを判定する。完了していないと判定した場合(ステップS105、「No」)、処理がステップS104に戻される。一方、会議情報管理部1042は、情報の登録が完了したと判定した場合(ステップS105、「Yes」)、処理をステップS106に移行させる。会議情報管理部1042は、例えば、会議管理画面500に対する所定の操作に応じて、情報の登録が完了したと判定することが考えられる。
Returning to FIG. 22, the conference information management unit 1042 determines whether or not registration of each information according to the
ステップS106で、会議サーバ10は、会議情報管理部1042により、会議管理画面500のメンバ表示領域501により登録された、会議に参加する各参加者に対して、会議の開催を通知する。各参加者に対する会議開催通知は、例えば、会議管理テーブルおよびユーザ管理テーブルに基づき、各参加者に対する電子メールの送信により行う。ここで、会議情報管理部1042は、各参加者に送信する会議開催通知メールに、画面提供部1044が各端末装置20b、20cおよび20dに対して会議画面を表示させるためのURLを付加して、当該通知メールを送信する。
In step S <b> 106, the
次のステップS107で、会議情報管理部1042は、現在が、議題設定画面510において入力領域5104aおよび5104bに設定された会議開催日時であるか否かを判定する。現在が会議開催日時ではないと判定した場合(ステップS107、「No」)、会議情報管理部1042は、処理をステップS107に戻し、会議開催日時を待機する。
In next step S107, the conference information management unit 1042 determines whether or not the current time is the conference date and time set in the
一方、会議情報管理部1042は、現在が会議開催日時であると判定した場合(ステップS107、「Yes」)、処理をステップS108に移行させる。ステップS108で、会議情報管理部1042は、電子黒板22に対して、会議開始画面を表示させるよう指示する。図26は、第2の実施形態に適用可能な、電子黒板22に表示される会議開始画面の例を示す。図26において、会議開始画面520は、表示領域521および522と、ボタン523aおよび523bとを含む。
On the other hand, when the conference information management unit 1042 determines that the current date and time is the conference date (step S107, “Yes”), the process proceeds to step S108. In step S108, the conference information management unit 1042 instructs the
表示領域521は、開始される会議名5210と、会議の主催者を示す情報5211とを含む。この例では、情報5211は、会議の主催者のアイコン画像と、名前とを含んでいる。表示領域522は、会議の書誌情報が表示される。この例では、表示される書誌情報は、会議が開催される日時を示す情報と、会議の開催場所を示す情報とを含んでいる。
The
ボタン523aは、この会議の開始をキャンセルするためのボタンである。また、ボタン523bは、この会議の開始を指示するためのスタートボタンである。
The
図27は、第2の実施形態に適用可能な、電子黒板22における処理を概略的に示す一例のフローチャートである。ステップS120で、電子黒板22において会議開始画面520のボタン523bが操作され、会議の開始が指示される。電子黒板22は、会議の開始指示を会議サーバ10に通知する。
FIG. 27 is a flowchart of an example schematically showing processing in the
会議サーバ10は、会議の開始指示の通知に応じて、会議が開催される会議室2aと遠隔の場所にある、端末装置20cおよび20dに対して会議の開始を通知する。
In response to the notification of the conference start instruction, the
図28は、第2の実施形態に適用可能な、会議の開始を通知するための会議開始通知画面の例を示す。なお、以下では、端末装置20dがスマートフォンであって、画面を縦長の方向に保持して画面表示させているものとして説明する。勿論、画面を横長の方向に保持した場合や、端末装置20dがタブレット型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータであっても、同様の構成要素を用いて画面表示を行うことができる。 FIG. 28 shows an example of a conference start notification screen for notifying the start of a conference applicable to the second embodiment. In the following description, it is assumed that the terminal device 20d is a smartphone, and the screen is displayed in a vertically long direction. Of course, when the screen is held in a landscape orientation, or when the terminal device 20d is a tablet computer, a desktop computer, or a notebook computer, it is possible to perform screen display using similar components.
図28において、会議開始通知画面530は、表示領域531および532と、ボタン533aおよび533bとを含む。図28の例では、表示領域531は、会議の議題が表示され、表示領域532は、会議の書誌情報として、会議が開催される日時および場所を示す情報が表示されている。また、図28の例では、会議開始通知画面530は、会議の開始を通知するための表示5310および5311を含む。ボタン533aは、会議開始通知画面530を閉じるためのボタンであり、ボタン533bは、次の画面に遷移させるためのボタンである。
In FIG. 28, conference
次のステップS121で、会議サーバ10は、電子黒板22から会議の開始指示が通知されると、音声および映像の記録、ならびに、ログの取得を開始する。
In the next step S <b> 121, when the
より具体的には、会議サーバ10は、例えば、会議開始指示の通知を受け付けた時間を会議開始時間とし、会議開始時間を基準とした時系列を、当該会議の会議IDに関連付けられる時系列として定義する。会議サーバ10は、会議端末25から受信した音声データおよび映像データを、会議IDおよび時系列上の時間と関連付けて、例えば会議サーバ10が備えるストレージに保存する。会議サーバ10は、同様に、各端末装置20b、20cおよび20dから音声データや映像データを受信している場合には、それらの音声データおよび映像データを、会議IDおよび時系列上の時間と関連付けて、会議サーバ10が備えるストレージに保存する。
More specifically, for example, the
また、会議サーバ10は、音声データおよび映像データの、会議端末25や各端末装置20b、20cおよび20dへの送信も制御する。
The
さらに、会議サーバ10は、電子黒板22および各端末装置20a〜20dにおけるアクションを、電子黒板22および各端末装置20a〜20dから受信することができる。会議サーバ10は、電子黒板22および各端末装置20a〜20dからアクションを受信した場合に、受信したアクションを、会議IDおよび時系列上の時間と関連付けて、会議サーバ10が備えるストレージに蓄積に保存して、アクションのログを記録する。
Furthermore, the
次のステップS122で、電子黒板22は、ディスプレイに描画画面を表示させ、タッチパネルに対する描画の受け付けを開始する。これにより、ユーザは、タッチパネルに対して自在に描画を行い、描画した画像をタッチパネルのディスプレイに表示させることが可能となる。
In the next step S122, the
図29は、第2の実施形態に適用可能な描画画面の例を示す。図29において、描画画面540は、表示領域5400と、メニュー領域5401と、描画領域5402とを含む。表示領域5400は、議題を切り替えるためのボタン5400aと、会議サーバ10にログインしているユーザを示すアイコン画像5400bとを含む。
FIG. 29 shows an example of a drawing screen applicable to the second embodiment. 29, the
メニュー領域5401は、ボタン5401a、5401bおよび5401cを含む。ボタン5401aは、会議サーバ10に予め登録される資料データファイルを指定するためのファイルリストを表示させるためのボタンである。ボタン5401bおよび5401cは、それぞれ、後述する留意事項マークおよび決定事項マークを設定するためのボタンである。
描画領域5402は、接触などによる描画が可能な領域である。描画領域5402は、ツールアイコン部5410と、画面切替部5411とを含む。ツールアイコン部5410は、電子黒板22の各機能を指定するための各アイコン画像が含まれる。例えば、ツールアイコン部5410は、描画に用いる各描画ツールを示すアイコン画像が含まれる。所望の描画ツールのアイコン画像をタッチした後に描画領域5402をタッチすることで、当該描画ツールによる効果を描画領域5402に反映させることができる。
A
また、ツールアイコン部5410は、描画領域5402内に表示される画像の拡大縮小、複製、貼り付け、保存、消去などを実行するための各機能ボタンが含まれる。拡大縮小の機能ボタンを指定すると、描画領域5402内の画像が拡大または縮小されて表示される。複製の機能ボタンを指定すると、描画領域5402内の画像が例えば電子黒板22が備えるRAMに一時的に記憶される。貼り付けの機能ボタンを指定すると、複製の機能ボタンの指定により記憶された画像が、描画領域5402に貼り付けられる。保存の機能ボタンを指定すると、描画領域5402内の画像が例えば電子黒板22が備えるストレージに保存される。消去の機能ボタンを指定すると、描画領域5402内の画像が消去される。
The
画面切替部5411は、例えばツールアイコン部5410における保存の機能ボタンを指定して保存された画像のサムネイル画像が一覧表示される。電子黒板22は、画面切替部5411に表示されるサムネイル画像が指定されると、指定されたサムネイル画像に対応する画像を自身が備えるストレージから読み出して、描画領域5402内に表示させることができる。
For example, the
次のステップS123で、電子黒板22は、ステップS120で開始された会議が終了したか否かを判定する。電子黒板22は、例えば、タッチパネルに対する、予め定められた会議終了を指示する操作の有無に基づき、会議が終了したか否かを判定する。電子黒板22は、タッチパネルに対して会議終了を指示する操作があった場合、会議が終了したと判定し(ステップS123、「Yes」)、会議の終了を会議サーバ10に通知し、図27のフローチャートにおける一連の処理を終了させる。
In the next step S123, the
会議サーバ10は、電子黒板22による会議終了の通知に応じて、例えば音声データおよび映像データの記録と、ログの記録とを終了させる。
The
電子黒板22は、会議が終了していないと判定した場合(ステップS123、「No」)、処理をステップS124に移行させる。ステップS124で、電子黒板22は、予め登録された資料データに対する操作の有無を判定する。電子黒板22は、資料データに対する操作があったと判定した場合(ステップS124、「有り」)、処理をステップS125に移行させる。電子黒板22は、ステップS125で、操作に応じた処理を実行し、処理をステップS123に戻す。
When the
資料データに対する処理の1つとして、会議サーバ10に予め登録された資料データによる画像を、電子黒板22のディスプレイに表示させる処理がある。電子黒板22は、図29に示した描画画面540において、ボタン5401aに対する操作に応じて、会議サーバ10に予め登録される資料データファイルを指定するためのファイルリストを表示させる。
As one of the processes for the document data, there is a process for displaying an image based on the document data registered in advance in the
図30−1は、第2の実施形態に適用可能な、ボタン5401aの操作に応じてファイルリスト5420が表示された例を示す。例えば、電子黒板22は、ボタン5401aが操作されると、会議サーバ10に対して、当該会議の会議IDに関連付けられて保存される資料データのファイルを要求する。会議サーバ10は、この要求に応じて、要求された各ファイルを、当該ファイルに関連付けられたユーザIDと共にDB13に含まれる文書DB122から読み出して電子黒板22に送信する。
FIG. 30A illustrates an example in which the
電子黒板22は、会議サーバ10から送信された各ファイルを受信すると、受信した各ファイルを、例えば電子黒板22が備えるストレージに記憶し、各ファイルのファイル名を示す情報に基づきファイルリスト5420を表示させる。電子黒板22は、ファイルリスト5420に対する操作に応じて選択されたファイルをストレージから読み出して、読み出したファイルに基づく画像を描画領域5402に表示させる。図30−2は描画領域5402にファイルに基づく画像600が表示された例を示す。
When the
また、電子黒板22は、選択されたファイルに関連付けられたユーザIDに基づき、会議サーバ10に対して例えば当該ユーザIDに関連付けられたメールアドレスにより、当該ユーザIDに対応するユーザに対して、ファイルが選択され表示された旨を通知する。さらに、電子黒板22は、選択されたファイルを示す情報と、当該ファイルに関連付けられたユーザIDと、ファイルが選択された時系列上の時間とを会議サーバ10に送信する。会議サーバ10は、電子黒板22から受信したファイル情報、ユーザIDおよび時間を関連付けて、ログとして記録する。
Further, the
なお、電子黒板22は、ファイルに基づく画像600が表示されている場合であっても、ユーザ操作に応じた描画を受け付けることができる。図31は、第2の実施形態に適用可能な、資料データによる画像600が表示されている描画領域5402に対して描画を行い、描画による画像601が資料データによる画像600に重畳して表示された例を示す。
Note that the
説明は図27のフローチャートに戻り、上述したステップS124で、電子黒板22は、資料データに対する操作が無いと判定した場合(ステップS124、「無し」)、処理をステップS126に移行させる。ステップS126で、電子黒板22は、描画領域5402内の画像を保存するか否かを判定する。例えば、電子黒板22は、ツールアイコン部5410における保存の機能ボタンに対する操作の有無に応じて、描画領域5402内の画像を保存するか否かを判定することができる。これに限らず、電子黒板22は、例えば所定の時間間隔で描画領域5402内の画像を自動的に保存するようにしてもよい。
Returning to the flowchart of FIG. 27, when the
電子黒板22は、描画領域5402内の画像を保存すると判定した場合(ステップS126、「Yes」)、処理をステップS127に移行させる。ステップS127で、電子黒板22は、描画領域5402内の画像の保存処理を実行する。例えば、電子黒板22は、図32に例示されるように、描画領域5402内に予め定められた領域5420内に表示される画像を保存する。このとき、電子黒板22は、領域5420内に、資料データによる画像600が含まれる場合、当該画像600を表示させる資料データのファイルを示す情報を、保存対象の画像に関連付けることができる。
When the
また、電子黒板22は、画像が保存されると、保存された画像を示す情報(例えばファイル情報)と、画像が保存された時系列上の時間と、画像の保存を示す情報とを会議サーバ10に送信する。会議サーバ10は、電子黒板22から受信したファイル情報と時間と画像の保存を示す情報とを関連付けて、ログとして記録する。電子黒板22は、ステップS127で保存処理を実行した後、処理をステップS123に戻す。
In addition, when the image is stored, the
電子黒板22は、上述したステップS126で、描画領域5402内の画像を保存しないと判定した場合(ステップS126、「No」)、処理をステップS128に移行させる。ステップS128で、電子黒板22は、描画領域5402内の画像を消去するか否かを判定する。例えば、電子黒板22は、ツールアイコン部5410における消去の機能ボタンに対する操作の有無に応じて、描画領域5402内の画像を消去するか否かを判定することができる。電子黒板22は、描画領域5402内の画像を消去しないと判定した場合(ステップS128、「No」)、処理をステップS123に戻す。
If it is determined in step S126 described above that the image in the
一方、電子黒板22は、描画領域5402内の画像を消去すると判定した場合(ステップS128、「Yes」)、処理をステップS129に移行させる。ステップS129で、電子黒板22は、描画領域5402内の画像を全て消去し、処理をステップS123に戻す。このとき、電子黒板22は、画像を消去した時系列上の時間と、画像の消去を示す情報とを会議サーバ10に送信する。会議サーバ10は、電子黒板22から受信した時間と画像の消去を示す情報とを関連付けて、ログとして記録する。
On the other hand, when the
上述したステップS123〜ステップS129の処理が、ステップS123で会議が終了したと判定されるまで繰り返し実行される。 The processes in steps S123 to S129 described above are repeatedly executed until it is determined in step S123 that the conference has ended.
(第2の実施形態に適用可能な留意事項マークおよび決定事項マーク)
次に、上述した、メニュー領域5401におけるボタン5401bおよび5401cを操作した際の、留意事項マークおよび決定事項マークの設定について説明する。留意事項マークおよび決定事項マークは、会議中において音声などの情報を意図的に残したい場合に用いる。
(Note mark and decision mark applicable to the second embodiment)
Next, setting of the notice mark and the decision mark when the
図33は、第2の実施形態に適用可能な留意事項マークおよび決定事項マークを設定するための処理を示す一例のフローチャートである。ステップS140で、電子黒板22は、留意事項または決定事項の入力が開始されたか否かを判定する。例えば、電子黒板22は、メニュー領域5401におけるボタン5401bおよび5401cの何れかに対する操作に応じて、留意事項または決定事項の入力の開始を判定する。
FIG. 33 is a flowchart illustrating an example of processing for setting a notice mark and a decision mark applicable to the second embodiment. In step S <b> 140, the
より具体的には、電子黒板22は、ボタン5401bまたは5401cに対する操作に応じて、留意事項または決定事項の詳細を入力するための入力画面を表示させる。
More specifically, the
図34は、第2の実施形態に適用可能な、ボタン5401bに対する操作に応じて表示される、留意事項を入力するための留意事項入力画面の例を示す。図34において、留意事項入力画面5405は、入力領域5406および5407と、録音開始ボタン5408とを含む。入力領域5406は、留意事項のオーナを入力するための領域であって、会議の各メンバから、オーナを選択するようになっている。入力領域5407は、留意事項の種類を入力するための領域であって、予め用意された複数の留意事項の種類から1を選択するようになっている。
FIG. 34 shows an example of a notice item input screen for inputting notice items, which is displayed in response to an operation on the
録音ボタン5408は、録音の開始および終了をトグル操作により指示するためのボタンである。電子黒板22は、録音ボタン5408に対する操作に応じて時系列上の時間を取得し、留意事項入力の開始または終了を示すポイントを、取得した時間に関連付けて設定し、設定したポイントと、ポイントに関連付けられた時間とを会議サーバ10に送信する。例えば、電子黒板22は、この留意事項入力画面5405が表示されて1回目の録音ボタン5408の操作に応じて、留意事項入力の開始を示すポイントを設定し、2回目の録音ボタン5408の操作に応じて、留意事項入力の終了を示すポイントを設定する。
The
図35は、ボタン5401cに対する操作に応じて表示される、決定事項を入力するための決定事項入力画面の例を示す。図35において、決定事項入力画面5500は、入力領域5501と、ボタン5502および5503とを含む。この場合、電子黒板22は、ボタン5401cに対する操作に応じてこの決定事項入力画面5500を表示させると共に、時系列上の時間を取得し、決定事項入力の開始を示すポイントを取得した時間に関連付けて設定する。電子黒板22は、設定したポイントと、ポイントに関連付けられた時間とを会議サーバ10に送信する。
FIG. 35 shows an example of a decision item input screen for inputting decision items, which is displayed in response to an operation on the
入力領域5501は、決定事項の内容をテキスト情報により入力するための領域である。ボタン5502は、決定事項入力操作をキャンセルするためのボタンである。電子黒板22は、ボタン5502に対する操作に応じて、例えば、入力領域5501に入力されたテキスト情報を破棄すると共に、会議サーバ10に対して、この決定事項入力画面5500の表示に伴い設定されたポイントの削除を依頼する。
An
ボタン5503は、入力領域5501に入力されたテキスト情報を確定させるためのボタンである。電子黒板22は、例えば、ボタン5503の操作に応じて、入力領域5501に入力されたテキスト情報を会議サーバ10に送信する。それと共に、電子黒板22は、時系列上の時間を取得し、決定事項入力の終了を示すポイントを取得した時間に関連付けて設定する。電子黒板22は、設定したポイントと、ポイントに関連付けられた時間とを会議サーバ10に送信する。
A
説明は図33のフローチャートに戻り、ステップS140で、電子黒板22は、留意事項または決定事項の入力が開始されていないと判定した場合(ステップS140、「No」)、処理をステップS140に戻し、ボタン5401bおよび5401cの何れかに対する操作を待機する。
The description returns to the flowchart of FIG. 33. When the
一方、電子黒板22は、留意事項または決定事項の入力が開始されたと判定した場合(ステップS140、「Yes」)、処理をステップS141に移行させる。ステップS141で、電子黒板22は、ボタン5401bおよび5401cの何れかに対する操作に応じて、時系列上の時間を取得し、留意事項または決定事項の入力の開始を示すポイントを、取得した時間に関連付けて設定する。電子黒板22は、設定したポイントと、ポイントに関連付けられた時間とを会議サーバ10に送信する。
On the other hand, when the
次のステップS142で、電子黒板22は、留意事項入力画面5405または決定事項入力画面5500における留意事項または決定事項の入力が終了したか否かを判定する。電子黒板22は、入力が終了していないと判定した場合(ステップS142、「No」)、処理をステップS142に戻す。一方、電子黒板22は、入力が終了したと判定した場合(ステップS142、「Yes」)、処理をステップS143に移行させる。
In the next step S142, the
ステップS143で、電子黒板22は、時系列上の時間を取得し、留意事項または決定事項の入力の終了を示すポイントを、取得した時間に関連付けて会議サーバ10に送信する。次のステップS144で、電子黒板22は、留意事項入力画面5405または決定事項入力画面5500に入力された入力内容を、会議サーバ10に送信する。会議サーバ10は、電子黒板22から受信したこれら入力内容を、例えばそれぞれの開始を示すポイントに関連付けて保存する。
In step S143, the
図36は、第2の実施形態に適用可能な、留意事項および決定事項に関するマーカ情報について概略的に示す。図36(c)は、この会議の開始時間を基準とする時系列を示す。この例では、時系列上の時間tAIstおよびtAIedに、それぞれ留意事項入力の開始および終了を示す各ポイントが設定されている。また、時系列上の時間tDSstおよびtDSedに、それぞれ決定事項入力の開始および終了を示す各ポイントが設定されている。 FIG. 36 schematically shows marker information relating to points of interest and items that can be applied to the second embodiment. FIG. 36C shows a time series based on the start time of the conference. In this example, points indicating the start and end of note input are set at times t AIst and t AIed on the time series, respectively. In addition, points indicating the start and end of decision item input are set at times t DSst and t DSed on the time series, respectively.
例えば、留意事項入力の開始および終了を示す各ポイントのうち、開始を示すポイントに対して、留意事項を示すマーカ情報「アクションアイテムA.I」(A.I)を設定する。同様に、決定事項入力の開始および終了を示す各ポイントのうち、開始を示すポイントに対して、決定事項を示すマーカ情報「ディシジョンDS」(DS)を設定する。図36(d)は、留意事項の開始のポイントである時間tAIstにアクションアイテムA.Iによるマーカ「A.I」が設定され、決定事項の開始ポイントである時間tDSstにディシジョンDSによるマーカ「DS」が設定された様子を示している。 For example, marker information “action item AI” (A.I) indicating a note is set for a point indicating the start among points indicating the start and end of the note input. Similarly, marker information “Decision DS” (DS) indicating a decision item is set for a point indicating the start among the points indicating the start and end of decision item input. Figure 36 (d), the action item A. The time t aist is the starting point for the considerations The marker “AI” by I is set, and the marker “DS” by the decision DS is set at the time t DSst that is the starting point of the decision item.
また、図36(a)の例では、留意事項入力画面5405の入力領域5406および5407に入力された入力情報であるA.I入力データ50は、アクションアイテムA.Iに関連付けられる。同様に、決定事項入力画面5500の入力領域5501に入力された入力情報であるDS入力データ51は、ディシジョンDSに関連付けられる。
In the example of FIG. 36 (a), the input information A.A. is input information input to the
なお、図36(b)に示されるように、音声データは、これらアクションアイテムA.IおよびディシジョンDSとは関わりなく、時系列に沿って記録される。例えば端末装置20dは、後述するタイムライン画面におけるアクションアイテムA.Iの指定に応じて、時間tAIstから時間tAIedの間の音声データを選択的に再生することができる。同様に、端末装置20dは、タイムライン画面におけるディシジョンDSの指定に応じて、時間tDSstから時間tDSedの間の音声データを選択的に再生することができる。 Note that, as shown in FIG. 36 (b), the audio data includes these action items A. Regardless of I and Decision DS, they are recorded in chronological order. For example, the terminal device 20d displays an action item A.B on a timeline screen described later. Depending on the designation of I, the audio data between time t AIst and time t AIed can be selectively reproduced. Similarly, the terminal device 20d can selectively reproduce the audio data from the time t DSst to the time t DSed in accordance with the designation of the decision DS on the timeline screen.
これに限らず、音声データにおいて、例えば時間tAIstから時間tAIedの間の音声データを複製して、アクションアイテムA.Iによる音声データを新規に作成してもよい。 In addition to this, in the audio data, for example, the audio data between time t AIst and time t AIed is duplicated, and the action item A. Audio data based on I may be newly created.
(第2の実施形態に適用可能な、端末装置に対する会議情報の提示例)
会議サーバ10は、会議室2aで開催されている会議の様子などを、会議室2aから遠隔した場所にある端末装置20cおよび20dに提示することができる。図37は、第2の実施形態に適用可能な、例えばスマートフォンである端末装置20dにおける会議閲覧画面の例を示す。
(Example of presentation of conference information to a terminal device applicable to the second embodiment)
The
図37の例では、会議閲覧画面700は、会議名表示部701と、チャネル選択部702と、会議情報表示部703と、トークボタン704と、機能指定部705と、画面切替部706とを含んでいる。なお、端末装置20dを画面が横長の方向に保持した場合や、端末装置20dがタブレット型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータであっても、会議閲覧画面700は、同様の構成要素を含んで画面表示を行うことができる。
In the example of FIG. 37, the
画面切替部706は、画面の表示モードを切り替えるためのボタン7060、7061、7062および7063を含む。ボタン7060は、画面の表示モードを、議題に関する情報を表示する議題表示モードに切り替える。ボタン7061は、画面の表示モードを、チャットを行うためのチャット画面を表示するチャット表示モードに切り替える。例えば、端末装置20dは、ボタン7061に対する操作に応じて、会議サーバ10に対してチャットへの参加を要求し、要求に応じてチャットへの参加が許可されると、会議閲覧画面700内に、チャット画面を表示させる。
ボタン7062は、画面の表示モードを、当該会議における時系列上の時間経過を示すタイムラインを表示するタイムライン表示モードに切り替える。ボタン7063は、画面の表示モードを、会議の様子を中継する中継表示モードに切り替える。図37の例は、この中継表示モードの例である。
A
図37の例では、中継表示モードの会議閲覧画面700において、会議名表示部701は、現在閲覧している会議の会議名が表示される。チャネル選択部702は、端末装置20dにおいて再生する音声データのチャネルを指定するための操作部である。端末装置20dは、チャネル選択部702に対する操作に応じて、それぞれ会議サーバ10から送信される、例えば会議端末25により収音された音声による音声データと、端末装置20bにより収音された音声による音声データとのうち、所望の音声データを選択して再生することができる。
In the example of FIG. 37, on the
会議情報表示部703は、会議室2aにおける会議の様子を表示または提示する。図37の例では、会議情報表示部703は、音声再生中を示すアイコン画像7030が表示され、チャネル選択部702で指定されたチャネルの音声データによる音声が再生されていることが示されている。
The meeting
トークボタン704は、端末装置20dで収音した音声による音声データを会議サーバ10に送信させるためのボタンである。例えば、端末装置20dは、トークボタン704に対する操作に応じて、端末装置20dが備える(または接続される)マイクロホンで収音した音声による音声データを会議サーバ10に送信する。会議サーバ10は、端末装置20dから送信された音声データを受信すると、受信した音声データを例えば会議サーバ10が備えるストレージに保存すると共に、会議端末25に送信し再生させる。
The
機能指定部705は、ボタン7050、7051および7052を含む。ボタン7050は、操作された時間に応じたマーカを設定するためのボタンである。ボタン7051は、端末装置20dにおいてテキスト入力を行うためのボタンである。ボタン7051の操作に応じて入力されたテキスト情報は、会議サーバ10に送信されて保存されると共に、会議サーバ10から電子黒板22に送信され、電子黒板22において描画領域5402内の所定領域に表示される。
ボタン7052は、端末装置20dを使用しているユーザの、会議に対する反応を送信するためのボタンである。端末装置20dは、ボタン7052に対する操作に応じて、サブメニューとして各種の反応を示す各アイコン画像を表示させ、サブメニューに表示される各アイコン画像に応じた情報を、会議サーバ10に送信する。会議サーバ10は、この情報を時系列上の時間と関連付けて保存すると共に、電子黒板22に送信する。電子黒板22は、会議サーバ10から受信したこの情報に応じた例えばアイコン画像を、ディスプレイの所定位置に表示する。
The
なお、図37の例では、中継表示モードの会議閲覧画面700は、会議情報表示部703に音声再生中を示すアイコン画像7030が表示され、端末装置20dは、チャネル選択部702で指定された音声データによる音声を再生しているが、これはこの例に限定されない。例えば、図38に例示されるように、会議情報表示部703に、会議端末25のカメラ25cで撮影された映像データによる映像7032を表示させてもよい。
In the example of FIG. 37, in the
図39は、第2の実施形態に適用可能な、図37の会議閲覧画面700においてボタン7060が操作され、会議閲覧画面700の表示モードが描画領域表示モードに切り替えられた例を示す。この場合、会議情報表示部703には、電子黒板22の描画領域5402内の画像7031が表示される。例えば、電子黒板22は、所定の時間間隔で描画領域5402内の画像を会議サーバ10に送信し、端末装置20dがその画像を取得して表示することが考えられる。
FIG. 39 shows an example in which the
図40は、第2の実施形態に適用可能な、タイムライン表示モードによるタイムライン表示画面の例を示す。上述したように、端末装置20dは、画面切替部706におけるボタン7062の操作に応じて、画面表示をタイムライン表示画面に切り替える。図40において、タイムライン表示画面710は、マーカボタン711(後述する)と、画像表示領域712と、タイムライン表示領域713と、画面切替部706とを含んでいる。
FIG. 40 shows an example of a timeline display screen in the timeline display mode applicable to the second embodiment. As described above, the terminal device 20d switches the screen display to the timeline display screen according to the operation of the
タイムライン表示領域713は、時系列に沿った時間経過を示すタイムライン7130が表示される。この例では、タイムライン7130は、画面の下から上に向けて時間が経過するように表示されている。これはこの例に限定されず、タイムライン7130は、画面の上から下に向けて時間が経過するように表示してもよいし、画面の水平方向に時間の経過を表示してもよい。
The timeline display area 713 displays a
また、図40の例では、タイムライン7130上に、マーカ7134、7135および7136が配置されている。マーカ7134および7135は、それぞれ上述したアクションアイテムA.IおよびディシジョンDSによるマーカ「A.I」および「DS」であり、電子黒板22上で指定されたマーカ情報に基づくマーカである。また、マーカ7136は、例えばユーザがこの端末装置20d上で指定したマーカ情報に基づくマーカである。各マーカ7134、7135および7136は、それぞれ、時系列上で指定された時間に対応するタイムライン7130上の位置に配置される。
In the example of FIG. 40,
タイムライン表示領域713において、時間指定線7131は、タイムライン7130上で現在指定されている時間を示している。時間指定線7131は、ユーザ操作に応じてタイムライン7130上を移動させ、指定する時間を変更することができる。また、図40の例では、時間指定線7131に指定された時間に対応する、電子黒板22の描画領域5402内の画像が、画像表示領域712に表示されている。また、テキスト表示領域7133は、例えば時間指定線7131で指定された時間に、アクションアイテムA.Iのマーカ7134や、ディシジョンDSのマーカ7135があった場合、アクションアイテムA.IやディシジョンDSに対して入力されたテキスト情報が表示される。
In the timeline display area 713, a
図40において、タイムライン表示領域713の中央部(タイムライン7130の右側)には、タイムライン7130上の各時間に対応する電子黒板22の描画領域5402内の各画像が、サムネイル画像71321、71322、71323として表示されている。これらサムネイル画像71321、71322、71323のうち所望のサムネイル画像を指定することで、指定されたサムネイル画像に対応する電子黒板22の描画領域5402内の画像を、画像表示領域712に表示させることができる。
40, in the central portion of the timeline display area 713 (on the right side of the timeline 7130), each image in the
図41は、第2の実施形態に適用可能な、議題表示モードによる議題表示画面の例を示す。上述したように、端末装置20dは、画面切替部706におけるボタン7060の操作に応じて、画面表示を議題表示画面に切り替える。図41において、議題表示画面720は、表示領域721、722、723および724を含んでいる。
FIG. 41 shows an example of an agenda display screen in the agenda display mode that can be applied to the second embodiment. As described above, the terminal device 20d switches the screen display to the agenda display screen according to the operation of the
表示領域723および724は、それぞれ議題の詳細を表示するための領域である。図41の例では、表示領域724は、議題のみが表示され、右端に配置されるアイコンを指定することで領域が拡張され、議題の詳細が表示されるようになる。表示領域723は、領域が拡張された状態であって、議題の詳細として、この議題に応じて指定されたアクションアイテムA.Iの内容を示す情報7231と、ディシジョンDSの内容を示す情報7232とが表示されている。
表示領域721は、この例では、この端末装置20dを使用しているユーザが入力したアクションアイテムA.Iの内容の概略が表示されている。表示領域721内の所定の位置(例えば右下隅)を指定することで、図42に示されるように、当該アクションアイテムA.Iのより詳細な内容が表示される。図42において、アクションアイテム表示画面730は、表示領域731、732および733を含む。
In this example, the
表示領域731は、当該アクションアイテムA.Iが係る会議の議題が表示される。表示領域731は、当該アクションアイテムA.Iが指定された時系列上の時間における電子黒板22の描画領域5402内の画像7320が表示されると共に、音声データを再生させるための再生ボタン7321が配置される。再生ボタン7321は、会議サーバ10に記録される音声データを、当該アクションアイテムA.Iが指定された時系列上の時間(図36の例では時間tAIst)から再生させるためのボタンである。
The
また、ボタン7510は、再生ボタン7321の操作に応じて再生される音声データの再生速度を指定するボタンである。図42の例では、ボタン7510上に「×2」と表示され、音声データを、記録時の速度の2倍の速度で再生する2倍速再生が指定されていることが示されている。会議サーバ10は、このボタン7510に指定された再生速度に応じて、再生する音声データに対してサンプル単位の間引きおよび補間処理、あるいは、リサンプル処理などを施すことにより、記録された際の速度と異なる速度で音声データを再生することができる。
A
表示領域733は、当該アクションアイテムA.Iに関して、指定された時間と、内容とが表示される。
The
(第2の実施形態に適用可能なマーカの処理)
次に、第2の実施形態に適用可能なマーカ処理について、図43〜図46を用いて説明する。図43に示す会議閲覧画面700において、例えばユーザ操作に応じたポインタ7070によりボタン7050を指定し、ポインタ7070を、矢印7071に示すように、画面の表示モードをタイムライン表示モードに切り替えるボタン7062に移動させることで(ドラッグ操作)、現在の時間に対応するマーカを設定することができる。端末装置20dは、設定されたマーカを示す情報を、例えば、当該時間を示す情報に関連付けて端末装置20dが備えるRAMに記憶する。
(Marker processing applicable to the second embodiment)
Next, marker processing applicable to the second embodiment will be described with reference to FIGS. 43 to 46. 43, for example, a
ユーザが指定したマーカに関連付けられる時間における情報を表示させる場合、図44に例示するように、先ずボタン7062を操作して表示モードをタイムライン表示モードに切り替える。その上で、矢印7072に示されるように、マーカボタン711を操作する。端末装置20dは、このマーカボタン711に対する操作に応じて、画面の表示を、図45に示されるマーカ一覧画面740に切り替える。
When displaying information on the time associated with the marker designated by the user, as illustrated in FIG. 44, first, the
図45において、マーカ一覧画面740は、表示領域7400に、当該会議の時系列上で設定されたマーカが一覧表示される。図45の例では、各マーカが、設定された時刻を示す情報を用いて一覧表示されている。端末装置20dは、表示領域7400に表示されるマーカを示す情報の一覧に対してマーカを指定する操作がなされると、当該マーカのマーカ情報に関連付けられた時間を示す情報を会議サーバ10に送信し、当該時間に関連する情報を会議サーバ10に要求する。
In FIG. 45, a
会議サーバ10は、この要求に応じて、当該時間に対応する情報を、端末装置20dに送信する。会議サーバ10が端末装置20dに送信する情報としては、電子黒板22の描画領域5402内の画像、記録された音声データや映像データの、当該時間を再生開始ポイントとしたストリーム、当該時間に電子黒板22に提示されている資料データなどが考えられる。
In response to this request, the
また、端末装置20dは、このマーカ指定の操作に応じて、画面の表示を、指定されたマーカに対応する情報を表示する情報表示画面に切り替える。図46は、第2の実施形態に適用可能な情報表示画面の例を示す。図46において、情報表示画面750は、表示領域751、752および753を含む。表示領域751は、マーカに対応する時間に、電子黒板22の描画領域5402に表示されていた画像が表示される。表示領域752は、当該マーカが設定された時間を示す情報が表示される。また、この例では、会議サーバ10は、音声データを例えば逐次的にテキスト情報に変換して保存する機能を備え、表示領域753には、この会議サーバ10により変換されたテキスト情報における、マーカに対応する時間を含む所定範囲のテキスト情報が表示されている。
Further, the terminal device 20d switches the screen display to an information display screen that displays information corresponding to the designated marker in accordance with the marker designation operation. FIG. 46 shows an example of an information display screen applicable to the second embodiment. 46,
また、図46の例においても、情報表示画面750は、図42で説明したアクションアイテム表示画面730と同様に、再生速度を指定するためのボタン7510が設けられている。表示領域753に音声データが変換されたテキスト情報が表示されるこの例では、例えば、ボタン7510の操作に応じて再生速度が変更された音声データにおけるテキスト情報の対応する部分のタイミングに応じて、表示領域753に表示されるテキスト情報が更新される。
Also in the example of FIG. 46, the
(第2の実施形態の具体例)
次に、第2の実施形態の具体例について説明する。上述したように、第2の実施形態では、上述した情報処理システム1bに対して、第1の実施形態に係る情報処理システム1aを適用させている。図7および図22を参照して、第2の実施形態に係る処理について説明する。図22のフローチャートにおけるステップS100〜ステップS106の処理は、第1の実施形態に係る図7のシーケンス図におけるステップS200〜ステップS224の処理と置き換えることができる。
(Specific example of the second embodiment)
Next, a specific example of the second embodiment will be described. As described above, in the second embodiment, the
すなわち、図22のステップS100における、会議サーバ10による端末装置20aからのアクセス受け付け処理は、図7のステップS200の処理に対応する。すなわち、第1の実施形態に係る会議サーバ130の機能を含む会議サーバ10は、開催要求アドレスを有し、端末装置20aから開催要求アドレスに送信された開催要求メールを受信することで、端末装置20aからのアクセスを受け付ける。
That is, the access acceptance process from the
図22のステップS101およびステップS102におけるプロジェクト選択画面400の表示およびプロジェクト選択入力の受け付け処理は、図7のステップS201およびステップS202の処理に対応する。すなわち、上述したように、1のプロジェクトは1の会議に対応させることができ、図7のステップS201における会議アドレス101の発行処理は、新規にプロジェクトを作成する処理に相当する。
The display of the
また、図7のステップS212において保存される参加者情報は、プロジェクト管理テーブルに管理されるプロジェクトに対応させることができる。この場合、保存された参加者情報を会議IDに基づき参照する処理を、ステップS102におけるプロジェクト選択入力処理と考えることができる。 Further, the participant information stored in step S212 in FIG. 7 can correspond to the project managed in the project management table. In this case, the process of referring to the stored participant information based on the conference ID can be considered as the project selection input process in step S102.
図22のステップS103〜ステップS106の会議の書誌情報などの入力受け付けおよび登録処理、各参加者への通知処理は、図7のステップS210〜ステップS224の、スケジュール調整、資料データ要求および保存などの処理に対応する。 The input reception and registration processing of the bibliographic information and the like of the conference in steps S103 to S106 in FIG. 22 and the notification processing to each participant are the schedule adjustment, document data request and storage in steps S210 to S224 in FIG. Corresponds to processing.
なお、このように、図22におけるステップS100〜ステップS106の処理を、図7のステップS200〜ステップS224の処理と置き換えて、会議の運営を第1の実施形態に係る会議アドレス101とのメールの送受信にて行う場合、図19のプロジェクト選択画面400や、図23〜図25に示した会議管理画面500および議題設定画面510は、省略することができる。これに限らず、会議の運営を、第1の実施形態に係る会議アドレス101とのメールの送受信にて行う処理と、図23〜図25に示した会議管理画面500および議題設定画面510を用いて行う処理とを併用して実行することも可能である。
In this way, the processing of step S100 to step S106 in FIG. 22 is replaced with the processing of step S200 to step S224 in FIG. 7, and the operation of the conference is performed with the
なお、上述の実施形態は、本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形による実施が可能である。 The above-described embodiment is a preferred embodiment of the present invention, but is not limited thereto, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
1a,1b 情報処理システム
10,130 会議サーバ
12,150 ネットワーク
20a,20b,20c,20d,140,141a,141b 端末装置
22 電子黒板
100 擬人化した会議管理人
101 会議アドレス
110 主催者
111a,111b 参加者
131 第1通信部
132 第2通信部
133 解析部
134 アドレス発行部
151 インターネット
160a,160b メールサーバ
170a,170b,170c,170d,170e,170f,170g メーラ画面
1a, 1b
Claims (10)
前記第2のアドレスを用いてメッセージの送受信を行う第1の通信部と
を備え、
前記第1の通信部は、
前記第1のアドレスから前記第2のアドレスに対して送信された、識別情報と第3のアドレスを示す情報とを含む第1のメッセージを受信した場合に、該第3のアドレスに対して、該識別情報を含み、該第1のメッセージに応じた内容の第2のメッセージを該第2のアドレスから送信し、
前記第2のメッセージに応じて前記第3のアドレスから返信された第3のメッセージを受信し、該第3のメッセージに応じた内容の第4のメッセージを、該第2のアドレスから前記第1のアドレスに送信する
情報処理装置。 An address issuing unit for issuing a unique second address for each request from the first address;
A first communication unit that transmits and receives messages using the second address,
The first communication unit is
When receiving a first message transmitted from the first address to the second address and including identification information and information indicating a third address, the third address is A second message including the identification information and having a content corresponding to the first message is transmitted from the second address;
A third message returned from the third address in response to the second message is received, and a fourth message having contents corresponding to the third message is received from the second address to the first message. Information processing device that transmits to the address.
予め定められた複数のアドレスを記憶するアドレス記憶部を含み、該記憶部に記憶された該複数のアドレスから前記要求に応じて1のアドレスを選択して前記第2のアドレスとして発行し、該記憶部に記憶される該第2のアドレスを無効とする
請求項1に記載の情報処理装置。 The address issuing unit
Including an address storage unit for storing a plurality of predetermined addresses, selecting one address from the plurality of addresses stored in the storage unit in response to the request, and issuing the second address, The information processing apparatus according to claim 1, wherein the second address stored in the storage unit is invalidated.
前記アドレス発行部は、
前記第2の通信部に受信された前記要求に応じて前記第2のアドレスを発行する
請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。 A second communication unit for transmitting and receiving messages using the fourth address;
The address issuing unit
The information processing apparatus according to claim 1, wherein the second address is issued in response to the request received by the second communication unit.
前記第2のアドレスと、前記第3のアドレスを示す情報を要求するメッセージと、を含む第5のメッセージを前記第1のアドレスに対して送信し、
前記第1の通信部は、
前記第5のメッセージに応じて前記第1のアドレスから送信された、前記第3のアドレスを示す情報を含む前記第1のメッセージに応じて前記第2のメッセージを前記第2のアドレスから送信する
請求項3に記載の情報処理装置。 The second communication unit is
A fifth message including the second address and a message requesting information indicating the third address is transmitted to the first address;
The first communication unit is
The second message is transmitted from the second address in response to the first message that is transmitted from the first address in response to the fifth message and includes information indicating the third address. The information processing apparatus according to claim 3.
前記第2の通信部は、
スケジュール情報を要求するメッセージを前記第5のメッセージにさらに含めて前記第1のアドレスに対して送信し、
前記第1の通信部は、
前記スケジュール情報を要求するメッセージに応じて設定されたスケジュール候補に対する可否を要求するメッセージをさらに含む前記第1のメッセージを受信した場合に、該第3のアドレスに対して、該第1のメッセージに応じた内容のメッセージを該第2のアドレスから送信し、該メッセージに応じて該第3のアドレスから返信された、スケジュール候補に対する可否を示す情報を含むメッセージを受信し、
前記スケジュール解析部は、
前記第1の通信部により受信されたメッセージに含まれる、前記スケジュール候補に対する可否を示す情報を解析し、解析結果に基づき該スケジュール候補からスケジュールを選択する
請求項4に記載の情報処理装置。 A schedule analysis unit for analyzing the schedule information is further provided.
The second communication unit is
A message requesting schedule information is further included in the fifth message and transmitted to the first address;
The first communication unit is
When the first message further including a message requesting availability of a schedule candidate set according to the message requesting the schedule information is received, the first message is sent to the third address. A message having a corresponding content is transmitted from the second address, and a message is sent back from the third address in response to the message and includes a message including information indicating whether or not the schedule candidate is acceptable;
The schedule analysis unit
The information processing apparatus according to claim 4, wherein information indicating whether or not the schedule candidate is included is included in the message received by the first communication unit, and a schedule is selected from the schedule candidate based on the analysis result.
前記第1の通信部は、
データを要求するメッセージをさらに含む前記第1のメッセージを受信した場合に、該第1のメッセージに含まれる前記第3のアドレスに対して該第1のメッセージに応じた内容のメッセージを送信し、該メッセージに応じて該第3のアドレスから返信されたメッセージを受信し、受信したメッセージに添付される該データを前記データ記憶部に保存する
請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。 A data storage unit for storing data;
The first communication unit is
When the first message further including a message requesting data is received, a message having contents corresponding to the first message is transmitted to the third address included in the first message; 6. The message returned from the third address in response to the message is received, and the data attached to the received message is stored in the data storage unit. Information processing device.
請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。 The information processing apparatus according to any one of claims 1 to 6, wherein the first communication unit transmits and receives a message using an electronic mail.
前記第2のアドレスを用いてメッセージの送受信を行う第1の通信ステップと
を有し、
前記第1の通信ステップは、
前記第1のアドレスから前記第2のアドレスに対して送信された、名称と第3のアドレスを示す情報とを含む第1のメッセージを受信した場合に、該第3のアドレスに対して、該名称を含み、該第1のメッセージに応じた内容の第2のメッセージを該第2のアドレスから送信し、
前記第2のメッセージに応じて前記第3のアドレスから返信された第3のメッセージを受信し、該第3のメッセージに応じた内容の第4のメッセージを、該第2のアドレスから前記第1のアドレスに送信する
情報処理方法。 An address issuing step for issuing a unique second address for each request from the first address;
A first communication step of transmitting and receiving messages using the second address,
The first communication step includes
When receiving a first message transmitted from the first address to the second address and including a name and information indicating a third address, the third address A second message including a name and having a content corresponding to the first message is transmitted from the second address;
A third message returned from the third address in response to the second message is received, and a fourth message having contents corresponding to the third message is received from the second address to the first message. Information processing method to send to the address.
前記情報処理装置は、
第1のアドレスからの要求毎にユニークな第2のアドレスを発行するアドレス発行部と、
前記第2のアドレスを用いてメッセージの送受信を行う第1の通信部と
を備え、
前記第1の通信部は、
前記第1の端末装置により前記第1のアドレスから前記第2のアドレスに対して送信された、名称と第3のアドレスを示す情報とを含む第1のメッセージを受信した場合に、該第3のアドレスに対して、該名称を含み、該第1のメッセージに応じた内容の第2のメッセージを該第2のアドレスから送信し、
前記第2の端末装置により前記第2のメッセージに応じて前記第3のアドレスから返信された第3のメッセージを受信し、該第3のメッセージに応じた内容の第4のメッセージを、該第2のアドレスから前記第1のアドレスに送信する
情報処理システム。 An information processing system including an information processing device capable of communicating with a first terminal device and a second terminal device,
The information processing apparatus includes:
An address issuing unit for issuing a unique second address for each request from the first address;
A first communication unit that transmits and receives messages using the second address,
The first communication unit is
When receiving the first message including the name and the information indicating the third address transmitted from the first address to the second address by the first terminal device, the third terminal A second message including the name and content corresponding to the first message is transmitted from the second address,
The second terminal device receives the third message returned from the third address in response to the second message, and receives the fourth message having the content corresponding to the third message. An information processing system for transmitting from two addresses to the first address.
前記情報処理方法は、
第1のアドレスからの要求毎にユニークな第2のアドレスを発行するアドレス発行ステップと、
前記第2のアドレスを用いてメッセージの送受信を行う第1の通信ステップと
を有し、
前記第1の通信ステップは、
前記第1のアドレスから前記第2のアドレスに対して送信された、名称と第3のアドレスを示す情報とを含む第1のメッセージを受信した場合に、該第3のアドレスに対して、該名称を含み、該第1のメッセージに応じた内容の第2のメッセージを該第2のアドレスから送信し、
前記第2のメッセージに応じて前記第3のアドレスから返信された第3のメッセージを受信し、該第3のメッセージに応じた内容の第4のメッセージを、該第2のアドレスから前記第1のアドレスに送信する
情報処理プログラム。 An information processing program for causing a computer to execute an information processing method,
The information processing method includes:
An address issuing step for issuing a unique second address for each request from the first address;
A first communication step of transmitting and receiving messages using the second address,
The first communication step includes
When receiving a first message transmitted from the first address to the second address and including a name and information indicating a third address, the third address A second message including a name and having a content corresponding to the first message is transmitted from the second address;
A third message returned from the third address in response to the second message is received, and a fourth message having contents corresponding to the third message is received from the second address to the first message. Information processing program to send to the address.
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