JP2018067348A - 顧客対応支援システムおよび顧客対応支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の効率化を図る。【解決手段】顧客対応支援100において、顧客対応を行うスタッフの属性情報とスタッフ端末の管理情報を格納する記憶装置101と、業務引継を受ける引継ぎ先スタッフのスタッフ端末300より引継ぎ処理要求の通知を受け、これが示す引継ぎ先スタッフの識別情報を属性情報に照合して顧客対応を行うスタッフであることを判定し、引継ぎ処理要求が示すスタッフ端末300の識別情報を管理情報に照合しログイン済みであるか判定し、引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフでかつログイン済みであれば、担当権限の情報を引継ぎ先スタッフに移動させ、この移動の旨を対応する各スタッフ端末300に通知する演算装置104を含む構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、顧客対応支援システムおよび顧客対応支援方法に関するものであり、具体的には、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の効率化を図る技術に関する。
金融機関において、業務効率改善やサービス品質向上等に向け、ATMのパーソナライゼーションなどの様々な施策が導入されている。これにより、顧客が金融機関を訪れる機会は増加傾向にある。一方、顧客が金融機関のスタッフと何らコンタクトせず、セールス機会の損失につながるケースもある。また、重要顧客や高齢者などに対し、スタッフが相応の対応を行わなかった結果、顧客満足度低下につながるケースも存在する。
そこで、ATM利用者に対して適切な対応を行うよう、金融機関のスタッフを支援する従来技術として、例えば、ATMの利用者または処理の属性とスタッフ対応の優先度との対応関係を規定したテーブルを格納する記憶装置と、各ATMから通知される、当該ATMの利用者または当該利用者による取引に伴う処理の情報を、前記テーブルに照合し、当該利用者または当該処理に関するスタッフ対応の優先度を特定して、前記特定した優先度の高い順にソートした各ATMと当該ATMの利用者およびその取引とに関する情報を、当該ATMの所属店舗の各スタッフ端末に対して配信する演算装置と、を備えることを特徴とする顧客対応支援システム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2017−191549号公報
営業店を訪れるATM利用者の数は時間帯ごとに大きく変動しうる。一方、各営業店において、調整可能なスタッフ数の範囲やタイミングは限定的である。また、スタッフは、各自の休憩取得や緊急業務への対応のため、自身の持ち場を離れることもある。
そのため、スタッフが持ち場を離れる場合でも、顧客対応の体制を維持するためには、スタッフ間での業務引継ぎが必要となる。上述の持ち場を離れる機会は比較的多頻度で発生しうるため、スタッフ間での引継ぎも頻繁に行われる可能性がある。ところが、そうした引継をスタッフ間で効率的かつ簡便に行うための技術は提案されていない。
また従来技術におけるスタッフ端末では、各ATM利用者の取引内容等の情報が発生するごとに表示情報の追加が行われる。そのため例えば、多くのATM利用者による取引がそれぞれ連続的に複数行われる状況が生じれば、スタッフ端末での情報表示は冗長で視認しにくい形態になりがちである。こうした事態は、スタッフによる顧客対応のための情報確認の効率や正確性が低下することにつながりかねない。
そこで本発明の目的は、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の効率化を図る技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の顧客対応支援システムは、ATMの利用者に対して顧客対応を行うスタッフの属性情報と、当該スタッフが使用するスタッフ端末の管理情報と、を
格納する記憶装置と、顧客対応業務の担当権限を有した所定スタッフから業務引継を受ける引継ぎ先スタッフのスタッフ端末より、引継ぎ処理要求の通知を受けた場合、当該引継ぎ処理要求が示す前記引継ぎ先スタッフの識別情報を前記属性情報に照合して、当該引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフであることを判定する処理と、前記引継ぎ処理要求が示す当該スタッフ端末の識別情報を前記管理情報に照合し、前記引継ぎ先スタッフによる所定のログイン処理が実行済みである端末であるか判定する処理と、前記引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフでかつログイン処理済みである場合、前記属性情報にて前記所定スタッフに関して付与されている担当権限の情報を前記引継ぎ先スタッフに移動させる処理と、前記担当権限の移動の旨を前記所定スタッフおよび前記引継ぎ先スタッフの各スタッフ端末に通知する処理と、を実行する演算装置と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の顧客対応支援方法は、ATMの利用者に対して顧客対応を行うスタッフの属性情報と、当該スタッフが使用するスタッフ端末の管理情報と、を格納する記憶装置を備えた情報処理システムが、顧客対応業務の担当権限を有した所定スタッフから業務引継を受ける引継ぎ先スタッフのスタッフ端末より、引継ぎ処理要求の通知を受けた場合、当該引継ぎ処理要求が示す前記引継ぎ先スタッフの識別情報を前記属性情報に照合して、当該引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフであることを判定する処理と、前記引継ぎ処理要求が示す当該スタッフ端末の識別情報を前記管理情報に照合し、前記引継ぎ先スタッフによる所定のログイン処理が実行済みである端末であるか判定する処理と、前記引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフでかつログイン処理済みである場合、前記属性情報にて前記所定スタッフに関して付与されている担当権限の情報を前記引継ぎ先スタッフに移動させる処理と、前記担当権限の移動の旨を前記所定スタッフおよび前記引継ぎ先スタッフの各スタッフ端末に通知する処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の効率化を図ることが可能となる。
本実施形態の顧客対応支援システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における顧客対応支援システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態のスタッフ情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のタブレット管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の顧客管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のコンテンツテーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態のATM管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例1を示す図である。 本実施形態における画面例1を示す図である。 本実施形態における画面例2を示す図である。 本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例2を示す図である。 本実施形態における画面例3を示す図である。 本実施形態における画面例3を示す図である。 本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例3を示す図である。 本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例4を示す図である。 本実施形態における画面例4を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の
顧客対応支援システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す顧客対応支援システム100は、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の効率化を図るコンピュータシステムである。
本実施形態の顧客対応支援システム100は、例えば金融機関が運用するサーバ装置である。また当該顧客対応支援システム100は、適宜なネットワーク10を介して、各営業店に所属するATM200およびフロアスタッフのタブレット300(スタッフ端末)と、通信可能に結ばれている。
本実施形態における顧客対応支援システム100は、ATM200の利用者に対して、いわゆるパーソナライゼーションサービスを提供している。
このパーソナライゼーションサービスは、ATM200の利用者の属性(例:高齢者、身障者、年齢、家族構成、取引実績の多寡など)に応じたコンテンツを、当該ATM200に配信してその利用者に提供するものである。こうして配信されるコンテンツの例としては、金融商品を提案するコンテンツ、当該利用者が行うべき窓口手続を示唆するコンテンツ、などを想定できる。
また、上述のフロアスタッフとは、金融機関の営業店に所在し、ATM200の利用者に対するサポート業務を担う者である。また、このサポート業務は、ATM200の利用者の属性に応じて行うATM操作補助や、上述のコンテンツに対して利用者が行った操作に応じて当該利用者を営業店窓口に誘導する業務など、顧客対応業務が該当する。顧客対応業務のうち、本実施形態では、主として上述のコンテンツに対して利用者が行った操作に応じて営業店窓口に誘導する業務を対象として説明を行う。
またフロアスタッフは、上述の顧客対応業務を行うためタブレット300を携行し、営業店のフロアにて待機している。顧客対応支援システム100は、このタブレット300に対し、上述の利用者の識別情報と共に、パーソナライゼーションサービスで当該利用者向けにATM200に配信されたコンテンツの情報や、当該コンテンツに対する当該利用者の操作内容の情報を、配信し表示させる。勿論、上述の利用者による金融取引(例:入出金、金融商品売買)の情報を含めて配信・表示させるケースも想定できる。
フロアスタッフは、タブレット300にて上述の利用者やコンテンツ等の各情報を確認し、ATM周囲に所在する該当利用者を営業店窓口へ誘導するなど必要な顧客対応を行うこととなる。
−−−ハードウェア構成−−−
図2に本実施形態における顧客対応支援システム100のハードウェア構成例を示す。本実施形態の顧客対応支援システム100のハードウェア構成は以下の如くとなる。顧客対応支援システム100は、記憶装置101、メモリ103、演算装置104、および、通信装置105、を備える。
このうち記憶装置101は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ103は、RAMなど揮発性記憶素子で構成される。
また、演算装置104は、上述の記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどである。
また、通信装置105は、ネットワーク10と接続してATM200やタブレット300など他装置との通信処理を担う装置である。
なお、記憶装置101内には、本実施形態の顧客対応支援システム100として必要な機能を実装する為のプログラム102の他、スタッフ情報テーブル125、タブレット管理テーブル126、顧客管理テーブル127、コンテンツテーブル128、および、ATM管理テーブル129、が少なくとも記憶されている。これら、各テーブルの具体的なデータ構成については後述する。
−−−データ構造例−−−
続いて、本実施形態の顧客対応支援システム100が用いるテーブル類について説明する。図3に、本実施形態におけるスタッフ情報テーブル125の一例を示す。
本実施形態のスタッフ情報テーブル125は、上述のフロアスタッフに関する種々の情報を格納したテーブルである。そのデータ構造は、フロアスタッフのIDをキーとして、当該フロアスタッフの権限、認証情報、所属先の営業店のID、使用するタブレット300のID、ログイン状況、当該フロアスタッフによる対応待ちの利用者数、および、過去の休憩取得履歴、の各データを対応付けたレコードの集合体である。
なお、上述の権限とは、ATM200の利用者に対して顧客対応を行う職位にあって、窓口相談ボタンの表示運用者であるフロアスタッフ、に付与される権限である。窓口相談ボタンの表示運用者は、タブレット300で顧客対応支援システム100に所定のログイン処理を実行できる者である。
また、図4に、本実施形態におけるタブレット管理テーブル126の一例を示す。当該タブレット管理テーブル126は、金融機関の各営業店におけるフロアスタッフが携行するタブレット300に関する情報を格納したテーブルである。
そのデータ構造は、タブレット300を一意に特定する端末IDをキーとして、使用者たるフロアスタッフのID、所属する営業店のID、ネットワーク上のアドレス、および、当該タブレット300の操作者たるフロアスタッフのログイン状況、といった値を対応付けたレコードの集合体である。
また、図5に、本実施形態における顧客管理テーブル127の一例を示す。当該顧客管理テーブル127は、金融機関の顧客に関する情報を格納したテーブルである。
そのデータ構造は、顧客を一意に特定する顧客IDをキーとして、当該顧客の氏名、年齢、性別、職業、VIP属性、金融機関で保持する口座の情報(店番、科目、口座番号)、および、当該利用者に対して提供すべきコンテンツのID、などといったデータを対応付けたレコードの集合体である。上述の「顧客」はATM200の利用者となりうる。
また、図6に、本実施形態のコンテンツテーブル128のデータ構成例を示す。当該コンテンツテーブル128は、ATM200の利用者向けに、ATM200に配信するコンテンツに関する情報を格納したテーブルである。
そのデータ構造は、コンテンツを一意に特定するIDをキーとして、当該コンテンツの名称、種類、配信対象として適合する利用者や金融取引の属性、および、実ファイル、といったデータを対応付けたレコードの集合体である。
また、図7に、本実施形態のATM管理テーブル129のデータ構成例を示す。当該ATM管理テーブル129は、金融機関の各営業店に所属するATM200に関する情報を格納したテーブルである。
そのデータ構造は、ATM200を一意に特定するIDをキーとして、所属する営業店のID、ネットワーク上のアドレス、当該ATM利用中の顧客のID、実行中取引、当該取引に伴って配信したコンテンツのID、および、当該コンテンツに対して当該顧客(利用者)が行った操作、といった値を対応付けたレコードの集合体である。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態における顧客対応支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する顧客対応支援方法に対応する各種動作は、顧客対応支援システム100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図8は、本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例1を示す図である。ここでは、金融機関の顧客が所定の取引を行うべく或る営業店を訪れ、そこに所在するATM200を操作する状況を想定する。
この場合、ATM200は、例えば、こうした顧客の生体情報とキャッシュカードに対する読み取りと、当該読み取りで得た情報に基づく適宜な本人認証処理等を行う。ATM200は、本人認証に成功した顧客に対し、タッチパネル等の適宜なインターフェイスにて、顧客所望の取引に関する指示を受け付ける。ATM200における、こうした処理に関しては既存のものと同様である。
上述のATM200は、本人認証処理で得た当該顧客の顧客IDと、インターフェイスで受け付けた操作で指定された取引の種類、および、当該取引に伴うATM200での各種処理の各情報について、ネットワーク10を介して顧客対応支援システム100に送信する。こうしたATM200による情報の送信は、顧客に対する本人認証処理を実行するごと、つまり新たな顧客を受け入れるごと、または、新たな取引や処理を実行するごと、に実行される。
一方、顧客対応支援システム100は、上述した各ATM200からネットワーク10を介し送信されてくる、当該ATM200のID、所属先の営業店、利用者の顧客ID、当該顧客による取引の種類、および、当該取引に伴う処理の各情報のうち、少なくともいずれかの情報を受信し、ATM管理テーブル129にて当該ATM200のレコードを受信情報で更新する(s100)。
次に顧客対応支援システム100は、s100で得た各情報を、記憶装置101の顧客管理テーブル127に照合し、当該顧客の属性情報を特定する(s101)。
また、顧客対応支援システム100は、s101で得た当該顧客の属性情報やs100で得ている金融取引の情報を、コンテンツテーブル128に照合し、適合属性欄の値がs101ないしs100で得た顧客ないし金融取引の属性情報と一致するコンテンツを特定する(s102)。このコンテンツは、当該顧客、ステップ上述のATM200の利用者に向け、配信するコンテンツとなる。
続いて、顧客対応支援システム100は、s100でATM200から得ている所属先の営業店のIDに基づき、当該営業店に所属するフロアスタッフであり、顧客対応権限を有し、ログイン状況がログイン処理済みとなっている者の情報を、スタッフ情報テーブル
125で検索する(s103)。
また、顧客対応支援システム100は、s103でフロアスタッフを検索できなかった場合(s104:NG)、上述のs102で特定したコンテンツを、s100でIDを得ているATM200のネットワークアドレス(ATM管理テーブル128で特定)宛てに配信し(s105)、本フローを終了する。
一方、顧客対応支援システム100は、s103でフロアスタッフを検索できた場合(s104:OK)、上述のs103で特定したコンテンツとともに、窓口相談ボタン(コンテンツが示す事柄に関して利用者から顧客対応希望を受け付けるインターフェイス)のデータを、s100でIDを得ているATM200のネットワークアドレス(ATM管理テーブル128で特定)宛てに配信する(s106)。
他方、上述のATM200では、顧客対応支援システム100から配信されたコンテンツ910および窓口相談ボタン920を画面表示(図9)し、その利用者たる顧客に提示する。顧客は、金融商品などの情報をそのコンテンツ910で認識し、更なる詳細情報を得たいと希望するケースがある。その場合、ATM200のタッチパネル等を操作し、上述の窓口相談ボタン920を押下することとなる。勿論、その顧客は、コンテンツが示す金融商品などの情報に興味を示さない場合もある。その場合、窓口相談ボタン920ではなく、例えば、「次へ」ボタン930を押下するなどし、ATM200での一連の取引操作を終了することなる。
いずれにせよATM200は、窓口相談ボタン920ないし「次へ」ボタン930の押下を受け、ATMのID、コンテンツ910、コンテンツ910の表示の契機となった金融取引、押下対象となった窓口相談ボタン920ないし「次へ」ボタン930の情報、および、当該顧客のID、の各値を、顧客対応支援システム100に送信する。
顧客対応支援システム100は、上述の各値を受信して、これを、s103で検索済みのフロアスタッフのタブレット300に宛てて配信し、適宜な画面1000(図10)で表示させる(s107)。フロアスタッフは、タブレット300で表示されたこれらの情報を閲覧し、当該ATM200にて顧客対応が必要な顧客の存在を認識し、当該顧客のもとに向かうこととなる。
これ以降、上述のs100で受信すべき情報がATM200から送信されるごとに、上述のs100〜s107を繰り返し実行することになる。つまり、各ATM200における、その利用者たる顧客と当該顧客が行っている取引、配信・表示中のコンテンツとそれに対するアクション、のそれぞれに関する最新の情報が、各営業店の各フロアスタッフのうち、顧客対応業務の担当権限を有しており、かつ、ログイン処理済みの者のタブレット300に継続配信される。
−−−フロー例2−−−
次に、ATM200の利用者たる顧客が、所定時間内に複数回の取引を当該ATM200で行った場合の処理について図に基づき説明する。図11は、本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例2を示す図である。
この場合、上述の顧客は、ATM200において、自身の口座からの出金、この出金で得た現金を他者口座に振り込む現金振込、の2つの金融取引を、連続的に行ったとする。
一方、顧客対応支援システム100は、こうした連続的に行われた金融取引のそれぞれの情報と該当顧客の情報とを当該ATM200から得て、これをコンテンツテーブル128に照合することで、金融取引ごとにコンテンツ910を特定し、これをATM200に
配信する(s200)。勿論、この際、s103、s104を経た窓口相談ボタン920の配信制御も行っている。
他方、ATM200では、金融取引ごとに、顧客対応支援システム100からコンテンツ910や窓口相談ボタン920の配信を受けて表示させる。そこで顧客は、こうしたコンテンツ910や窓口相談ボタン920を金融取引ごとに閲覧し、窓口相談ボタン920や「次へ」ボタン930の押下を行う。
そこで顧客対応支援システム100は、上述の顧客が金融取引を行うごとに、窓口相談ボタン920ないし「次へ」ボタン930の押下の情報を、ATM200から受信し、それらの情報をメモリ103に格納する(s201)。
また、顧客対応支援システム100は、金融取引ごとにATM200から窓口相談ボタン920ないし「次へ」ボタン930の押下の情報を受信した時刻を、メモリ103に保持しておき、金融取引間の時間間隔を算定する(s202)。
上述の算定で得た金融取引間の時間間隔が、予め定めた所定時間(例:30分)より長い場合(s203:n)、顧客対応支援システム100は、各金融取引は連続的に行われたものではないと判定し、本フローを終了する。
他方、上述の算定で得た金融取引間の時間間隔が、予め定めた所定時間より短い場合(s203:y)、顧客対応支援システム100は、各金融取引は連続的に行われたものと判定し、金融取引ごとに受信している窓口相談ボタン920ないし「次へ」ボタン930の押下の情報が示す、当該ATM200およびその利用者たる顧客の各識別情報を参照し、同じATM200において同じ顧客の操作による押下を特定する(s204)。
また、顧客対応支援システム100は、s204で特定した押下の情報それぞれが示す、当該ATM200の利用者たる顧客およびコンテンツ910の情報と当該顧客による窓口相談ボタン920ないし「次へ」ボタン930に対する操作の情報とを、フロアスタッフのタブレット300に対して配信し、所定形態でまとめて表示させる(s205)。
このまとめて表示させる形態とは、図12Aで示すように、例えば、1件の金融取引に関するコンテンツ910および窓口相談ボタン920ないし「次へ」ボタン930の押下の情報1205のみ表示欄1210で表示させる一方で、この表示欄1210の所定箇所に領域拡大指示用のアイコン1220を配置した形態を想定できる。
上述のアイコン1220は、s203で金融取引が連続的に行われたと判定した場合に配置されるか活性化されるものである。フロアスタッフは、このアイコン1220をタブレット300のタッチパネル等でタップして、表示欄1210の表示領域を拡大させ、図12Bで示すように、2件目の金融取引に関する情報1206も閲覧することができる。したがって、その場合、顧客対応支援システム100は、フロアスタッフによるアイコン1220へのタップを受けて、メモリ103に保持している該当金融取引に関する情報を読み出して、拡大された表示欄1210に表示するのである。
−−−フロー例3−−−
次に、フロアスタッフが繁忙状態となって、ATM2の利用者たる顧客への顧客対応が困難となっている状況に対応する処理について図に基づき説明する。図13は、本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例3を示す図である。
この場合、顧客対応支援システム100は、スタッフ情報テーブル125を一定時間毎
に参照し、各フロアスタッフに関する、ログイン状況欄および対応待ち利用者数欄の各値を取得する(s300)。
続いて、顧客対応支援システム100は、s300で得たログイン状況欄および対応待ち利用者数欄の各値に基づき、フロアスタッフのうち、当該フロアスタッフによる対応待ちとなっている利用者数が所定基準を超えている者、または、担当権限を有する者であるが未ログインとなっている者、を特定する(s301)。
上述のs301で該当者を特定できなかった場合(s302:n)、顧客対応支援システム100は処理を終了する。
他方、上述のs301で該当者を特定できた場合(s302:y)、顧客対応支援システム100は、特定されたフロアスタッフが所在する営業店では、ログイン済みで担当権限を有するフロアスタッフが所在するものの、ATM200にて表示したコンテンツ910に関心を示した顧客の数が一時的に多くなりすぎて、フロアスタッフの対応限界に達していると判定し、当該営業店をスタッフ情報テーブル125の所属先の営業店欄の値で特定して、当該営業店を所属先とするATM200をATM管理テーブル128で特定する(s303)。或いは、顧客対応支援システム100は、特定されたフロアスタッフが所在する営業店では、業務引継ぎを行わないまま、担当権限を有するフロアスタッフがログオフ処理を実行し、顧客対応を行うべきフロアスタッフが営業店内に所在していない状態となっていると判定し、このs303の処理を実行する。
続いて、顧客対応支援システム100は、s303で特定したATM200に対し、当該ATM200における、窓口相談ボタン920の表示停止指示を通知する(s304)。
s304の実行後、一定時間が経過した場合(s305:y)、顧客対応支援システム100は、s300と同様の処理を実行し(s306)、s304で窓口相談ボタン920の表示停止指示を出したATM200の所属先の営業店に関して、フロアスタッフのうち、当該フロアスタッフによる対応待ちとなっている利用者数が所定基準以下で、かつ、担当権限を有する者であってログイン済みとなっている者、を特定する(s307)。
上述のs307で該当者を特定できなかった場合(s308:n)、顧客対応支援システム100は処理をs305に遷移させる。
他方、上述のs307で該当者を特定できた場合(s308:y)、顧客対応支援システム100は、特定されたフロアスタッフが所在する上述の営業店では、ログイン済みで担当権限を有するフロアスタッフが所在し、かつ、対応待ち利用者の待ち状態が早期に解消できると判定し、表示停止指示を出したATM200に対し、窓口相談ボタン920の表示再開指示を通知し(s309)、処理を終了する。
−−−フロー例4−−−
次に、フロアスタッフが、休憩取得や緊急業務への対応で顧客対応業務から離れる際、他のフロアスタッフに該当業務を引き継ぐ場合に生じる処理について図に基づき説明する。図14は、本実施形態における顧客対応支援方法のフロー例4を示す図である。
この場合、上述のように休憩取得を行う予定のフロアスタッフを引継ぎ元スタッフ、この引継ぎ元スタッフから該当業務の引継ぎを受ける者が引継ぎ先スタッフ、であるとする。なお、この引継ぎ元スタッフと引継ぎ先スタッフとの間では、該当業務の引継ぎについて既に合意がなされているものとする。
この場合、顧客対応支援システム100は、上述の引継ぎ先スタッフのタブレット300から、引継ぎ処理要求の通知を受けたとする(s400)。
また、顧客対応支援システム100は、当該引継ぎ処理要求が示す引継ぎ先スタッフの識別情報を、スタッフ情報テーブル125に照合して、当該引継ぎ先スタッフが担当権限を有するフロアスタッフであることを判定する(s401)。
この判定の結果、当該引継ぎ先スタッフが担当権限を有するスタッフでなかった場合(s402:n)、顧客対応支援システム100は、例えば、所定のエラーメッセージを引継ぎ先スタッフのタブレット300に返し(s403)、処理を終了する。
他方、上述の判定の結果、当該引継ぎ先スタッフが担当権限を有するスタッフであった場合(s402:y)、顧客対応支援システム100は、上述の引継ぎ処理要求が示す当該タブレット300の識別情報をタブレット管理テーブル126に照合し、上述の引継ぎ先スタッフによるログイン処理済みのタブレット300であるか判定する(s404)。この処理は、ログイン状況欄の値が「○」であればログイン処理済みと判定できる。
上述の判定の結果、引継ぎ先スタッフは未ログイン状態であった場合(s405:n)、顧客対応支援システム100は、例えば、所定のエラーメッセージを引継ぎ先スタッフのタブレット300に返し(s406)、処理を終了する。
他方、上述の判定の結果、引継ぎ先スタッフはログイン処理済みであった場合(s405:y)、顧客対応支援システム100は、スタッフ情報テーブル125にて引継ぎ元スタッフに関して権限欄に付与されている担当権限の情報「○」を、引継ぎ先スタッフの権限欄に移動させる(s407)。
また、顧客対応支援システム100は、s407の処理後、担当権限の移動の旨を引継ぎ元スタッフのタブレット300、および、引継ぎ先スタッフのタブレット300、のそれぞれに通知(図15)し(s408)、処理を終了する。
上述の例では、引継ぎ元スタッフが主体的に引継ぎ処理を開始する状況を想定した。ただし、こうした状況とは異なり、顧客対応支援システム100が、業務引継ぎのタイミングを示唆するとしてもよい。
その場合、顧客対応支援システム100は、スタッフ情報テーブル125の各フロアスタッフに関するレコードを参照して、各フロアスタッフにおける休憩取得履歴の情報を取得する。また、顧客対応支援システム100は、この休憩取得履歴の情報について、例えば、休憩取得日時の頻度分析を実行し、各フロアスタッフにおいて休憩を取得しがちな日時を特定し、その日時の示す曜日や時間帯が、現在日時から所定時間内に到来するフロアスタッフを特定する。つまり、近い将来に休憩取得タイミングの到来が想定されるフロアスタッフを推定するのである。
顧客対応支援システム100は、こうして特定したフロアスタッフが担当権限を現在有している者であるかスタッフ情報テーブル125にて判定し、当該フロアスタッフが担当権限を現在有している者である場合、当該フロアスタッフのタブレット300に対し、引き継ぎタイミングの到来示唆の通知を送信するとすれば好適である。この通知を受けたルロアスタッフが、上述の引継ぎ元スタッフとなり、上述のs400〜s408の各処理が実行されることとなる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の効率化を図ることが可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の顧客対応支援システムにおいて、前記記憶装置は、ATMの利用者それぞれの情報と当該利用者に提示すべきコンテンツとの対応関係の情報を更に格納するものであり、前記演算装置は、前記ATMから得た当該ATMの利用者の識別情報を前記対応関係の情報に照合し、当該利用者に提示するコンテンツを特定し、当該コンテンツを前記ATMに配信して表示させるに際し、前記担当権限を有したスタッフに関するログイン処理に応じ、前記コンテンツが示す事柄に関して前記利用者から顧客対応希望を受け付けるインターフェイスを前記ATMに表示させる処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、スタッフが営業店内にてスタッフ端末を操作可能な状態であることを条件として、ATM利用者から顧客対応希望を受け付けうるタイミングを制御できる。ひいては、顧客対応不可のタイミングにATM利用者から顧客対応希望を受ける愚を回避できることとなり、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の更なる効率化を図ることが可能となる。
また本実施形態の顧客対応支援システムにおいて、前記演算装置は、前記インターフェイスを介した前記顧客対応希望の指示を、所定時間内に前記ATMから複数受信した場合、前記複数の指示のうち、ATMおよびその利用者の各識別情報に関して同じものを特定し、前記特定した指示それぞれが示す、当該ATMの利用者および前記コンテンツの情報と当該利用者による前記インターフェイスに対する操作の情報とを、前記スタッフ端末に対して、所定形態でまとめて表示させる処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、ATM利用者による当該ATMでの金融取引が連続的に複数回行われる状況に対応し、連続的に複数回行われた金融取引それぞれに伴って配信した、金融商品等のコンテンツに対する操作内容(当該コンテンツに付帯表示させた、顧客対応希望を受け付けるインターフェイスでの操作内容)を、同一のATM利用者に関して生じた情報としてひとまとめにスタッフ端末で表示させることができる。ひいては、スタッフが当該ATM利用者に関して行う顧客対応に有用な情報を視認しやすい形で提供することとなり、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の更なる効率化を図ることが可能となる。
また本実施形態の顧客対応支援システムにおいて、前記記憶装置は、前記スタッフそれぞれの稼働状況の情報を更に格納するものであり、前記演算装置は、前記スタッフの稼働状況ないしログイン処理の未済状況に基づき、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準を超えた場合または前記ログイン処理の未済状況が未ログインとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止させ、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準以下となった場合かつ前記ログイン処理の未済状況がログイン済みとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止状態から復旧させる処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、スタッフにおいてすぐには対応しきれない数のATM利用者から顧客対応希望が寄せられた場合、これ以上の顧客対応希望の受付を回避することが可能となる。
ひいては、顧客対応不可の繁忙状況下でATM利用者から顧客対応希望を受ける愚を回避して、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の更なる効率化を図ることが可能となる。
また本実施形態の顧客対応支援システムにおいて、前記演算装置は、前記稼働状況の情報が示す、各スタッフにおける過去の休憩状況に基づき、スタッフのうち現在から所定時間内に休憩取得タイミングの到来が想定される者を特定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者であるか前記属性情報にて判定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者である場合、当該スタッフのスタッフ端末に対し、引き継ぎタイミングの到来示唆の通知を送信する処理を更に格納するものである、としてもよい。
これによれば、各スタッフにおける休憩取得の傾向に基づいて、引き継ぎタイミングを精度良く推定し、これを該当スタッフに認識させることができる。ひいては、顧客対応業務の引き継ぎを時間的余裕をもってスムーズ行えることにつながり、営業店におけるATM利用者に向けた顧客対応業務の更なる効率化を図ることが可能となる。
また本実施形態の顧客対応支援方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において、ATMの利用者それぞれの情報と当該利用者に提示すべきコンテンツとの対応関係の情報を更に格納し、前記ATMから得た当該ATMの利用者の識別情報を前記対応関係の情報に照合し、当該利用者に提示するコンテンツを特定し、当該コンテンツを前記ATMに配信して表示させるに際し、前記担当権限を有したスタッフに関するログイン処理に応じ、前記コンテンツが示す事柄に関して前記利用者から顧客対応希望を受け付けるインターフェイスを前記ATMに表示させる処理を更に実行する、としてもよい。
また本実施形態の顧客対応支援方法において、前記情報処理システムが、前記インターフェイスを介した前記顧客対応希望の指示を、所定時間内に前記ATMから複数受信した場合、前記複数の指示のうち、ATMおよびその利用者の各識別情報に関して同じものを特定し、前記特定した指示それぞれが示す、当該ATMの利用者および前記コンテンツの情報と当該利用者による前記インターフェイスに対する操作の情報とを、前記スタッフ端末に対して、所定形態でまとめて表示させる処理を更に実行する、としてもよい。
また本実施形態の顧客対応支援方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において、前記スタッフそれぞれの稼働状況の情報を更に格納し、前記スタッフの稼働状況ないしログイン処理の未済状況に基づき、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準を超えた場合または前記ログイン処理の未済状況が未ログインとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止させ、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準以下となった場合かつ前記ログイン処理の未済状況がログイン済みとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止状態から復旧させる処理を更に実行する、としてもよい。
また本実施形態の顧客対応支援方法において、前記情報処理システムが、前記稼働状況の情報が示す、各スタッフにおける過去の休憩状況に基づき、スタッフのうち現在から所定時間内に休憩取得タイミングの到来が想定される者を特定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者であるか前記属性情報にて判定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者である場合、当該スタッフのスタッフ端末に対し、引き継ぎタイミングの到来示唆の通知を送信する処理を更に格納する、としてもよい。
10 ネットワーク
100 顧客対応支援システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 スタッフ情報テーブル
126 タブレット管理テーブル
127 顧客管理テーブル
128 コンテンツテーブル
129 ATM管理テーブル
200 ATM
300 タブレット(スタッフ端末)

Claims (10)

  1. ATMの利用者に対して顧客対応を行うスタッフの属性情報と、当該スタッフが使用するスタッフ端末の管理情報と、を格納する記憶装置と、
    顧客対応業務の担当権限を有した所定スタッフから業務引継を受ける引継ぎ先スタッフのスタッフ端末より、引継ぎ処理要求の通知を受けた場合、当該引継ぎ処理要求が示す前記引継ぎ先スタッフの識別情報を前記属性情報に照合して、当該引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフであることを判定する処理と、前記引継ぎ処理要求が示す当該スタッフ端末の識別情報を前記管理情報に照合し、前記引継ぎ先スタッフによる所定のログイン処理が実行済みである端末であるか判定する処理と、前記引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフでかつログイン処理済みである場合、前記属性情報にて前記所定スタッフに関して付与されている担当権限の情報を前記引継ぎ先スタッフに移動させる処理と、前記担当権限の移動の旨を前記所定スタッフおよび前記引継ぎ先スタッフの各スタッフ端末に通知する処理と、を実行する演算装置と、
    を含むことを特徴とする顧客対応支援システム。
  2. 前記記憶装置は、
    ATMの利用者それぞれの情報と当該利用者に提示すべきコンテンツとの対応関係の情報を更に格納するものであり、
    前記演算装置は、
    前記ATMから得た当該ATMの利用者の識別情報を前記対応関係の情報に照合し、当該利用者に提示するコンテンツを特定し、当該コンテンツを前記ATMに配信して表示させるに際し、前記担当権限を有したスタッフに関するログイン処理に応じ、前記コンテンツが示す事柄に関して前記利用者から顧客対応希望を受け付けるインターフェイスを前記ATMに表示させる処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客対応支援システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記インターフェイスを介した前記顧客対応希望の指示を、所定時間内に前記ATMから複数受信した場合、前記複数の指示のうち、ATMおよびその利用者の各識別情報に関して同じものを特定し、前記特定した指示それぞれが示す、当該ATMの利用者および前記コンテンツの情報と当該利用者による前記インターフェイスに対する操作の情報とを、前記スタッフ端末に対して、所定形態でまとめて表示させる処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の顧客対応支援システム。
  4. 前記記憶装置は、
    前記スタッフそれぞれの稼働状況の情報を更に格納するものであり、
    前記演算装置は、
    前記スタッフの稼働状況ないしログイン処理の未済状況に基づき、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準を超えた場合または前記ログイン処理の未済状況が未ログインとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止させ、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準以下となった場合かつ前記ログイン処理の未済状況がログイン済みとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止状態から復旧させる処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の顧客対応支援システム。
  5. 前記演算装置は、
    前記稼働状況の情報が示す、各スタッフにおける過去の休憩状況に基づき、スタッフの
    うち現在から所定時間内に休憩取得タイミングの到来が想定される者を特定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者であるか前記属性情報にて判定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者である場合、当該スタッフのスタッフ端末に対し、引き継ぎタイミングの到来示唆の通知を送信する処理を更に格納するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の顧客対応支援システム。
  6. ATMの利用者に対して顧客対応を行うスタッフの属性情報と、当該スタッフが使用するスタッフ端末の管理情報と、を格納する記憶装置を備えた情報処理システムが、
    顧客対応業務の担当権限を有した所定スタッフから業務引継を受ける引継ぎ先スタッフのスタッフ端末より、引継ぎ処理要求の通知を受けた場合、当該引継ぎ処理要求が示す前記引継ぎ先スタッフの識別情報を前記属性情報に照合して、当該引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフであることを判定する処理と、
    前記引継ぎ処理要求が示す当該スタッフ端末の識別情報を前記管理情報に照合し、前記引継ぎ先スタッフによる所定のログイン処理が実行済みである端末であるか判定する処理と、
    前記引継ぎ先スタッフが顧客対応を行うスタッフでかつログイン処理済みである場合、前記属性情報にて前記所定スタッフに関して付与されている担当権限の情報を前記引継ぎ先スタッフに移動させる処理と、
    前記担当権限の移動の旨を前記所定スタッフおよび前記引継ぎ先スタッフの各スタッフ端末に通知する処理と、
    を実行することを特徴とする顧客対応支援方法。
  7. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において、ATMの利用者それぞれの情報と当該利用者に提示すべきコンテンツとの対応関係の情報を更に格納し、
    前記ATMから得た当該ATMの利用者の識別情報を前記対応関係の情報に照合し、当該利用者に提示するコンテンツを特定し、当該コンテンツを前記ATMに配信して表示させるに際し、前記担当権限を有したスタッフに関するログイン処理に応じ、前記コンテンツが示す事柄に関して前記利用者から顧客対応希望を受け付けるインターフェイスを前記ATMに表示させる処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の顧客対応支援方法。
  8. 前記情報処理システムが、
    前記インターフェイスを介した前記顧客対応希望の指示を、所定時間内に前記ATMから複数受信した場合、前記複数の指示のうち、ATMおよびその利用者の各識別情報に関して同じものを特定し、前記特定した指示それぞれが示す、当該ATMの利用者および前記コンテンツの情報と当該利用者による前記インターフェイスに対する操作の情報とを、前記スタッフ端末に対して、所定形態でまとめて表示させる処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の顧客対応支援方法。
  9. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において、前記スタッフそれぞれの稼働状況の情報を更に格納し、
    前記スタッフの稼働状況ないしログイン処理の未済状況に基づき、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準を超えた場合または前記ログイン処理の未済状況が未ログインとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止させ、前記スタッフの担当分である前記顧客対応希望の指示のうち対応待ちとなっている数が所定基準以下となった場合かつ前記ログイン処理の未済状況がログイン済みとなった場合、前記ATMにおける前記インターフェイスの表示を停止状態から復旧させる処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の顧客対応支援方法。
  10. 前記情報処理システムが、
    前記稼働状況の情報が示す、各スタッフにおける過去の休憩状況に基づき、スタッフのうち現在から所定時間内に休憩取得タイミングの到来が想定される者を特定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者であるか前記属性情報にて判定し、当該スタッフが前記担当権限を現在有している者である場合、当該スタッフのスタッフ端末に対し、引き継ぎタイミングの到来示唆の通知を送信する処理を更に格納する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の顧客対応支援方法。
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