JP2018036817A - 車両情報管理システム、車両情報管理装置、及び車両情報管理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、高速道路や有料自動車道に適用されるフリーフローETCシステムに関する。フリーフローETCシステムは、先に説明したように、車両に搭載されたETC車載器とDSRC通信を行うことにより、料金所等で車両を停止させることなく、自動的に車両から通行料金を徴収するシステムである。以下、本実施形態に係るフリーフローETCシステムの概要を説明する。
ところで、例えば、古い車両から古い車両と異なる車種の新しい車両に乗り換えた場合であって、新しい車両においても古い車両で使用したETC車載器を引き続き使用する場合には、当該ETC車載器のセットアップ(情報の更新)が適切に行われていないことがある。例えば、軽自動車から普通車に乗り換えた場合であって、引き続き使用するETC車載器のセットアップが適切に行われておらず、当該ETC車載器から得られる情報においては、車種については軽自動車のままであった場合である。このような場合、当該ETC車載器から得られる、通行料金を算出、徴収するための情報は、新しい車両に対応する情報ではなく、古い車両に対応する情報のままということとなる。従って、従来のフリーフローETCシステムにおいては、ETC車載器から得られた情報に基づいて車両に対する通行料金の徴収を行うため、実際の車両に対応する通行料金とは異なる通行料金を誤って徴収するといった問題が生じることとなる。上述の例においては、普通車に係る通行料金を徴収すべきところを誤って軽自動車に係る通行料金を徴収することとなる。
<車両情報管理システム1>
本発明の第1の実施形態に係る車両情報管理システム1の構成例について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る車両情報管理システム1のブロック図であり、図2は、本実施形態に係る車両情報管理システム1の設置例を説明するための説明図である。
到来波推定装置20は、先に説明したように、車両10に搭載されたETC車載器からの電波の到来方向を用いて、車両10の位置情報を取得する装置である。詳細には、到来波推定装置20は、車両10の位置情報として、車両10が走行する走行車線104の情報を取得する。到来波推定装置20は、図3に示すように、2つのアンテナ部200a、200bと、2つの受信部202a、202bと、信号処理部204と、制御部206と、送信部208とを主に有する。
NP読取装置30は、先に説明したように、到来波推定装置20から供給された車両10の位置情報に基づいて該当車両10のナンバープレート12の画像を撮影し、撮影した画像を処理してナンバープレート12からナンバー情報を抽出し、抽出したナンバー情報を車両特定装置40に送信する装置である。なお、NP読取装置30は、到来波推定装置20から位置情報とともに位置情報に係る車両10のLIDを取得するため、当該LIDに係る車両10のナンバープレート12の画像を撮影することができる。NP読取装置30は、図4に示すように、撮像部300と、処理部(ナンバー情報抽出部)304と、制御部306と、通信部308とを主に有する。
車両特定装置40は、先に説明したように、ETC車載器からの電波に基づいて該当車両10の車両情報を取得し、NP読取装置30からナンバープレート12から抽出されたナンバー情報を取得し、これらを互いに紐づけて管理する。さらに、車両特定装置40は、上記車両情報に含まれるナンバー情報と、NP読取装置30により抽出されたナンバー情報とを照合したりすることもできる。車両特定装置40は、図5に示すように、LID取得部(車両識別情報取得部)400と、車両情報取得部402と、NP情報取得部(ナンバー情報取得部)404と、管理部500とを主に有する。
以上、本実施形態に係る車両情報管理システム1について説明した。続いて、図6から図8を参照して、本実施形態に係る車両情報管理システム1による車両情報管理方法について説明する。図6は、本実施形態に係る車両情報管理方法のシーケンス図である。図7は、本実施形態に係る車両特定装置40による車両情報管理の一例を説明するための説明図である。さらに、図8は、本実施形態に係る車両特定装置40による通知の一例を説明するための説明図である。
ETCシステム60は、車両10に搭載された車載器との間に通信リンクを確立するために、図示しないETCアンテナを介してFCMC(Frame Control Message Channel)データに係る電波を、車載器へ送信する。
車両10に搭載された車載器は、上記電波を受信すると、FCMCにより割り当てられたACTS(Activation Slot)におけるACTC(Activation Channnel)データを含む電波を送信する。なお、このようなETCシステム60と車載器との間の電波の送受信は、複数回繰り返されてもよく、このような送受信により、ETCシステム60と車載器との間に、通信リンクが確立される。なお、ETCシステム60と車載器との間で送受信される電波に含まれるデータとしては、料金収受に係る情報(課金された料金情報、車種情報等)、BST(Beacon Service Table)等を含むMDC(Message Data Channel)がある。このBSTは、通信に必要なアプリケーション識別子(AID)、初期データ、プロトコル層パラメータ等が含まれている。さらに、送受信される電波には、車両を特定するためのLIDが含まれており、このLIDを参照することにより、車両10を特定(識別)することができる。
ETCシステム60は、上記電波を受信し、これを解析して、料金収受等に用いる情報を取得する。さらに、ETCシステム60は、取得した情報に基づいて、通行料金の徴収に係る処理(ETC情報処理)を行う。この際、ETCシステム60は、車両10に関する車両情報も取得する。
ETCシステム60は、ステップS105で取得した車両10に関する車両情報等(ETC処理データ)を、LIDに紐づけて車両特定装置40へ供給する。
到来波推定装置20は、上記電波を受信し、当該電波を処理することによりLIDを取得する。さらに、到来波推定装置20は、取得したLIDを車両特定装置40に供給する。
車両特定装置40は、到来波推定装置20から車両10を特定するためのLIDを取得する。なお、車両特定装置40は、到来波推定装置20を介してLIDを取得することに限定されるものではなく、別個のアンテナを用いてETC車載器から電波を取得し、取得した電波を処理することにより、LIDを取得してもよい。
到来波推定装置20は、先に説明したように、到来波推定装置20の各アンテナ部200a、200bで受信した電波の到来方向θa、θbを推定し、推定した到来方向θa、θbに基づいて、当該電波に係る車両10の位置を検出する。さらに、到来波推定装置20は、検出した車両10の位置の情報に基づいて、当該車両10が走行する走行車線104を特定し、特定した走行車線104の情報をNP読取装置30へ供給する。この際、到来波推定装置20は、ステップS109で取得したLIDもともにNP読取装置30へ供給する。
NP読取装置30は、到来波推定装置20から車両10が走行する走行車線104の情報及び車両10のLIDを取得する。
NP読取装置30は、取得した走行車線104の情報に基づいて、該当する走行車線104上の予め定められた撮影位置108(図2参照)に車両10が到達した際に、当該車両10のナンバープレート12の画像を撮影する。
NP読取装置30は、撮影されたナンバープレート12の画像を処理して、当該画像からナンバー情報を抽出する。さらに、NP読取装置30は、抽出したナンバー情報を取得したLIDとともに車両特定装置40に供給する。なお、この際、NP読取装置30は、当該画像から、ナンバープレート12の大きさや、下地の色彩、文字等の色彩等の情報を抽出し、これらに対応する車両10に関する情報(車種、用途等)を取得してもよい。
車両特定装置40は、ETCシステム60から、車両10の車両情報を取得する。この際、先に説明したように、車両特定装置40は、記憶部502に格納された車両情報を取得してもよい。なお、先に説明したように、上記車両情報には、ナンバー情報(自動車登録番号)、車種、軸数、重量等の該当車両10に関する情報が含まれている。
車両特定装置40は、NP読取装置30から、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報及びLIDを取得する。さらに、車両特定装置40は、LIDに紐づけられた車両情報と、同じLIDに対応するナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報とを紐づけて管理する。なお、先に説明したように、車両情報にはそれを取得する際に用いたLIDが紐づけられており、さらに、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報はともに供給されたLIDと紐づけられていることから、それぞれのLIDを一致させることにより、LID、LID車両情報、及びナンバー情報を互いに紐づけることができる。詳細には、車両特定装置40は、例えば、図7に示されるように、LIDと、車両情報(ナンバー情報(図7中では登録ナンバーとして表示)、車種、軸数、重量)と、ナンバー情報(図7中ではナンバーとして表示)とを、互いに紐づけて格納する。なお、図7に示される例は、あくまでも一例にすぎず、例えば、図7に含まれていない他の情報が、上述の情報に紐づけられて格納されていてもよい。
車両特定装置40は、上述のステップS123で紐づけて管理したLIDと、車両情報と、ナンバー情報とを用いて、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが一致するか否かを照合する。車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが不一致であると判断した場合には、次のステップS127へ進む。一方、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが一致していると判断した場合には、処理を終了する。なお、本ステップS125においては、車両特定装置40は、NP読取装置30からナンバー情報以外の車両10に関する情報を取得していた場合には、これら情報と、当該LIDに基づいて取得した車両情報に含まれる対応する情報とが一致するか否かも照合してもよい。
車両特定装置40は、上述のステップS125で得られたナンバー情報の不一致の情報を、対応するLIDと、当該LIDに基づいて取得した車両情報と、ナンバープレート12の画像から得られたナンバー情報とに紐づけて管理する。より具体的には、例えば、図7に示されるように、ナンバー情報の不一致の情報(図7中ではNo.2の行に「ナンバーの不一致」として示されている)を、LIDと、車両情報と、ナンバー情報とに紐づけて格納する。なお、この際、図7に示されるように、車両特定装置40が、当該車両10(LIDにより特定された車両10)に対して不一致であると判断した回数(図7中のNo.2の行)を併せて表示してもよい。
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態においては、車両情報に含まれるナンバー情報と、NP読取装置30により抽出されたナンバー情報とが一致するか否かを照合し、これらのナンバー情報が一致していないと判断した場合には、その旨を通知していた。一方、第2の実施形態においては、第1の実施形態で実現される機能の他に、上述した記憶部502が格納するナンバー情報を、NP情報取得部404が抽出したナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報に基づいて更新する。本実施形態によれば、記憶部502が格納するナンバー情報が、実際の車両10に適合したナンバープレート12から抽出されたナンバー情報に更新されるため、記憶部502が格納するナンバー情報を迅速に実際の車両10に適合した情報にすることができる。その結果、本実施形態によれば、記憶部502が格納するナンバー情報が実際の車両10に適合した情報となることから、次回、ETCフリーフローレーン100において通行料金を徴収する際に、記憶部502が格納するナンバー情報を利用することで、より適切に徴収を行うことができる。
続いて、図7、図9及び図10を参照して、本実施形態に係る車両情報管理システム1による車両情報管理方法について説明する。図9は、本実施形態に係る車両情報管理方法のフローチャート図であり、図10は、本実施形態に係る車両特定装置40による車両情報管理の一例を説明するための説明図である。
車両特定装置40は、第1の実施形態に係るステップS125(図6参照)において、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが不一致であると判断した場合には、該当する車両10(LIDにより特定された車両10)に対して不一致であると判断した回数をカウントする。
車両特定装置40は、上述のステップS201でカウントした回数があらかじめ定められた所定の回数以上であるか否かの比較を行う。カウントした回数が所定の回数以上であった場合には、後述するステップS205へ進む。一方、カウントした回数が所定の回数未満であった場合には、処理を終了する。
車両特定装置40は、ETCシステム60の課金処理部(図示省略)から、該当する車両10に関する課金処理情報を取得し、車両10から通行料金が徴収できたか否かを判断する。詳細には、車両特定装置40は、課金処理が行われたことを示す情報が取得できたか否かにより、車両10から通行料金が徴収できたか否かを判断する。通行料金が徴収できた場合には、後述するステップS207へ進む。一方、通行料金が徴収できなかった場合には、処理を終了する。
車両特定装置40は、上述した記憶部502が格納するナンバー情報を、ナンバープレート12の画像から抽出されるナンバー情報に更新する。より具体的には、例えば、先に説明した図7においてNo.2の行に示される情報については、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報(図7中ではナンバーとして表示)と、車両情報に含まれるナンバー情報(図7中では登録ナンバーとして表示)とが不一致であった。しかし、本ステップS207において情報を更新することにより、例えば、図10に示されるように、No.2の行に示される情報については、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報(図10中ではナンバーとして表示)と、車両情報に含まれるナンバー情報(図10中では登録ナンバーとして表示)とが一致することとなる。この際、ナンバープレート12の画像から抽出することができる車両10に関する他の情報も、ナンバー情報と共に更新してもよい(図10の例においては、No.2の車種が小型乗用車から普通乗用車に更新されている)。また、車両情報に含まれる情報のうち、ナンバープレート12の画像から抽出することができる車両10に関する他の情報に基づいて更新することが難しい情報については、実際の車両10の情報と異なる可能性がある旨を示す情報(図10においては黒の三角の記号で示されている)を付加してもよい。なお、図10に示される例は、あくまでも一例にすぎず、例えば、ステップS207にて更新後の記憶部502には、図10に含まれていない他の情報が含まれていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。次に、本実施形態に係る車両特定装置40のハードウェア構成について、図11を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る車両特定装置40のハードウェア構成を示したブロック図である。
CPU950は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成され、演算処理装置および制御装置として、各種プログラムに従って車両特定装置40内の動作全般を制御する。例えば、LID取得部400、車両情報取得部402、NP情報取得部404、課金処理情報取得部406、管理部500等としての機能を実現する。
ROM952は、CPU950が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。
RAM954は、CPU950の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
内部バス956は、CPUバスなどから構成される。この内部バス956は、CPU950、ROM952、およびRAM954を相互に接続する。
入出力インターフェース958は、HDD964、及びネットワークインターフェース966を、内部バス956と接続する。例えばHDD964は、この入出力インターフェース958および内部バス956を介して、RAM954などとの間でデータをやり取りする。
入力装置960は、車両特定装置40の操作部の一例として構成される。入力装置960は、例えばユーザが車両特定装置40へ情報を入力操作するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU950に出力する入力制御回路などから構成されている。
出力装置962は、車両特定装置40の表示部の一例として構成される。出力装置962は、表示部として、液晶ディスプレイ装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などの表示装置を含む。この表示装置は、CPU950により生成された画像等を表示する。
HDD(Hard Disk Drive)964は、車両特定装置40の記憶部502として機能する、データ格納用の装置である。このHDD964は、CPU950が実行するプログラムや各種データを格納することもできる。
ネットワークインターフェース966は、例えばETCシステムの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース966は、通信部として機能する。
ドライブ970は、磁気ディスク、光ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体972のためのリーダライタであり、車両特定装置40に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ970は、装着されているリムーバブル記録媒体972に情報を書き込むことができる。また、ドライブ970は、装着されているリムーバブル記録媒体972に記録されている情報を読み出して、RAM954に出力することもできる。
接続ポート974は、外部装置(図示省略)を車両特定装置40に直接接続するためのポートである。接続ポート974は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート等である。接続ポート974は、接続ポート974に外部装置を接続することにより、車両特定装置40と外部装置との間で各種のデータが交換されうる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10、10a、10b 車両
12、12a、12b ナンバープレート
20 到来波推定装置
30 ナンバープレート読取装置
40 車両特定装置
60 ETCシステム
70 集中監視システム
72 表示部
80 画面
100 ETCフリーフローレーン
102 有料道路
104、104a、104b 走行車線
106 ガントリ
108 撮影位置
200、200a、200b アンテナ部
202、202a、202b 受信部
204 信号処理部
206、306 制御部
208 送信部
300、300a、300b 撮像部
304 処理部
308 通信部
400 LID取得部
402 車両情報取得部
404 NP情報取得部
406 課金処理情報取得部
500 管理部
502 記憶部
504 照合部
506 通知部
508 更新部
950 CPU
952 ROM
954 RAM
956 内部バス
958 入出力インターフェース
960 入力装置
962 出力装置
964 HDD
966 ネットワークインターフェース
968 カメラ
970 ドライブ
972 リムーバブル記録媒体
974 接続ポート
Claims (12)
- 車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得する車両識別情報取得部と、
前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記電波の到来方向を用いて前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報に基づいて前記車両のナンバープレートの画像を取得する画像取得部と、
前記画像から前記車両のナンバー情報を抽出するナンバー情報抽出部と、
前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する管理部と、
を備える、車両情報管理システム。 - 前記位置情報及び前記ナンバー情報は、前記車両識別情報に紐づけられており、
前記管理部は、前記車両識別情報を用いて、前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する、
請求項1に記載の車両情報管理システム。 - 前記管理部は、前記ナンバー情報抽出部により抽出された前記ナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とを照合する照合部を有する、請求項1又は2に記載の車両情報管理システム。
- 前記管理部は、前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とが不一致である場合には、ナンバー情報の不一致の情報を通知する通知部を有する、請求項3に記載の車両情報管理システム。
- 前記通知部は、中央集中監視所の監視員に、画面表示又は音声出力を介して前記ナンバー情報の不一致の情報を通知する、請求項4に記載の車両情報管理システム。
- 前記管理部は、前記照合部により得られた前記ナンバー情報の不一致の情報を、前記車両情報と、前記ナンバー情報とに紐づけて管理する、
請求項4又は5に記載の車両情報管理システム。 - 前記車両から送信された前記電波を用いて前記車両に対して課金処理を行う課金処理部から課金処理情報を取得する課金処理情報取得部をさらに備える、請求項3に記載の車両情報管理システム。
- 前記管理部は、
前記車両情報と、前記ナンバー情報とを互いに紐づけて格納する記憶部と、
前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とが不一致であり、且つ、前記課金処理が行われたことを示す前記課金処理情報を取得した場合には、前記記憶部に格納された前記ナンバー情報を、前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報に更新する更新部と、
を有する、
請求項7に記載の車両情報管理システム。 - 前記位置情報取得部は、前記車両の前記位置情報として、前記車両が走行する走行車線の情報を取得し、
前記画像取得部は、前記走行車線上の所定の位置に前記車両が到達した際に、前記車両の前記ナンバープレートの前記画像を取得する、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両情報管理システム。 - 前記画像取得部は、前記電波を送信しない車両に対しても、画像取得対象となる前記走行車線の前記所定の位置に当該車両が到達した際には、当該車両の前記ナンバープレートの前記画像を取得する、請求項9に記載の車両情報管理システム。
- 車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得する車両識別情報取得部と、
前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、
前記電波の到来方向を用いて取得された前記車両の位置情報に基づいて取得されたナンバープレートの画像からナンバー情報を抽出するナンバー情報取得部と、
前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する管理部と、
を備える、車両情報管理装置。 - 車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得し、
前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得し、
前記電波の到来方向を用いて前記車両の位置情報を取得し、
前記位置情報に基づいて前記車両のナンバープレートの画像を取得し、
前記画像から前記車両のナンバー情報を抽出し、
前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する、
ことを含む車両情報管理方法。
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