JP2018036817A - 車両情報管理システム、車両情報管理装置、及び車両情報管理方法 - Google Patents

車両情報管理システム、車両情報管理装置、及び車両情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ETC車載器から得られる情報と実際の車両に関する情報とを紐づけて管理することができる車両情報管理システムを提供する。【解決手段】車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得する車両識別情報取得部と、前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、前記電波の到来方向を用いて前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて前記車両のナンバープレートの画像を取得する画像取得部と、前記画像から前記車両のナンバー情報を抽出するナンバー情報抽出部と、前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する管理部と、を備える、車両情報管理システムを提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両情報管理システム、車両情報管理装置、及び車両情報管理方法に関するものである。
近年、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)の一つである、ETC(Electronic Toll Collection:電子料金収受システム)が発達したことにより、ノンストップ料金所やフリーフローETCシステムの普及が進んでいる。フリーフローETCシステムは、車両に搭載されたETC車載器とDSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)通信を行うことにより、料金所等で車両を停止させることなく、該当する有料道路を走行する車両から自動的に通行料金を徴収するシステムである。
このようなETCシステムにおいては、下記特許文献1〜3に開示されるように、ナンバープレート読取装置を有するシステムが提案されている。当該システムでは、車両にETC車載器が搭載されていない場合に、DSRC通信を用いて通行料金の徴収を行うことができないため、該当車両のナンバープレートの画像を取得して、取得した画像を後日通行料金を徴収するために利用する。
また、隣接する走行車線を走行する車両から誤って通行料金を徴収するという問題を避けるために、下記特許文献4においては、ETC車載器によって送信される電波の到来方向を推定し、到来方向に基づいて該当車両の走行レーンを検出する技術も提案されている。
特開2004−62722号公報 特開2004−280215号公報 特開2009−193167号公報 特開2015−82235号公報
上述のETCシステムにおいては、車両にETC車載器が搭載されていれば、ETC車載器との間でDSRC通信を行うことができることから、当該車両から通行料金を徴収することができる。しかしながら、ETC車載器のセットアップ(情報の更新)が適切に行われていない場合には、該当車両から適切に通行料金を徴収することができない場合がある。例えば、セットアップが適切に行われていないため、ETC車載器からDSRC通信を介して得られる情報が実際の車両に関する情報と異なっていた場合(例えば、ETC車載器からの情報には軽自動車であるとの情報が含まれているのに対し、実際の車両は普通車である場合)には、実際の車両に対応する通行料金とは異なる通行料金を誤って徴収するといった問題が生じることがある(上述の例では、普通車に係る通行料金を徴収すべきところを誤って軽自動車に係る通行料金を徴収する)。
従って、ETC車載器のセットアップが適切に行われていない車両が存在しても、後日、適切に通行料金を徴収できるように、ETCシステムにおいては、ETC車載器から得られる情報が実際の車両に関する情報と異なっている車両を自動的に特定することが求められる。さらに、上述のような車両を自動的に特定するためには、ETC車載器から得られる情報と実際の車両に関する情報とを紐づけて管理することが求められる。しかしながら、従来のETCシステムにおいては、ETC車載器から得られる情報と実際の車両に関する情報とが紐づけられて管理されていなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ETC車載器から得られる情報と実際の車両に関する情報とを紐づけて管理することができる、新規かつ改良された車両情報管理システム、車両情報管理装置、及び車両情報管理方法を提供する。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得する車両識別情報取得部と、前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、前記電波の到来方向を用いて前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記位置情報に基づいて前記車両のナンバープレートの画像を取得する画像取得部と、前記画像から前記車両のナンバー情報を抽出するナンバー情報抽出部と、前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する管理部と、を備える、車両情報管理システムが提供される。
前記位置情報及び前記ナンバー情報は、前記車両識別情報に紐づけられており、前記管理部は、前記車両識別情報を用いて、前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理してもよい。
前記管理部は、前記ナンバー情報抽出部により抽出された前記ナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とを照合する照合部を有していてもよい。
前記管理部は、前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とが不一致である場合には、ナンバー情報の不一致の情報を通知する通知部を有していてもよい。
前記通知部は、中央集中監視所の監視員に、画面表示又は音声出力を介して前記ナンバー情報の不一致の情報を通知してもよい。
前記管理部は、前記照合部により得られた前記ナンバー情報の不一致の情報を、前記車両情報と、前記ナンバー情報とに紐づけて管理してもよい。
前記車両情報管理システムは、前記車両から送信された前記電波を用いて前記車両に対して課金処理を行う課金処理部から課金処理情報を取得する課金処理情報取得部をさらに備えてもよい。
前記管理部は、前記車両情報と、前記ナンバー情報とを互いに紐づけて格納する記憶部と、前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とが不一致であり、且つ、前記課金処理が行われたことを示す前記課金処理情報を取得した場合には、前記記憶部に格納された前記ナンバー情報を、前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報に更新する更新部と、を有していてもよい。
前記位置情報取得部は、前記車両の前記位置情報として、前記車両が走行する走行車線の情報を取得し、前記画像取得部は、前記走行車線上の所定の位置に前記車両が到達した際に、前記車両の前記ナンバープレートの前記画像を取得してもよい。
前記画像取得部は、前記電波を送信しない車両に対しても、画像取得対象となる前記走行車線の前記所定の位置に当該車両が到達した際には、当該車両の前記ナンバープレートの前記画像を取得してもよい。
また、本発明の他の観点によれば、車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得する車両識別情報取得部と、前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、前記電波の到来方向を用いて取得された前記車両の位置情報に基づいて取得されたナンバープレートの画像からナンバー情報を抽出するナンバー情報取得部と、前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する管理部と、を備える、車両情報管理装置が提供される。
また、本発明の更なる他の観点によれば、車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得し、前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得し、前記電波の到来方向を用いて前記車両の位置情報を取得し、前記位置情報に基づいて前記車両のナンバープレートの画像を取得し、前記画像から前記車両のナンバー情報を抽出し、前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する、ことを含む車両情報管理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、ETC車載器から得られる情報と実際の車両に関する情報とを紐づけて管理することができる。
本発明の実施形態に係る車両情報管理システム1のブロック図である。 同実施形態に係る車両情報管理システム1の設置例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る到来波推定装置20のブロック図である。 同実施形態に係るナンバープレート読取装置30のブロック図である。 同実施形態に係る車両特定装置40のブロック図である。 第1の実施形態に係る車両情報管理方法のシーケンス図である。 第1の実施形態に係る車両特定装置40による車両情報管理の一例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る車両特定装置40による通知の一例を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る車両情報管理方法のフローチャート図である。 第2の実施形態に係る車両特定装置40による車両情報管理の一例を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る車両特定装置40のハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成または論理的意義を有する複数の構成を、必要に応じて受信部202a及び受信部202bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、受信部202a及び受信部202bを特に区別する必要が無い場合には、単に受信部202と称する。
〔フリーフローETCシステムの概要〕
本発明の実施形態は、高速道路や有料自動車道に適用されるフリーフローETCシステムに関する。フリーフローETCシステムは、先に説明したように、車両に搭載されたETC車載器とDSRC通信を行うことにより、料金所等で車両を停止させることなく、自動的に車両から通行料金を徴収するシステムである。以下、本実施形態に係るフリーフローETCシステムの概要を説明する。
フリーフローETCシステムは、道路側に設置された路側機と、車両に搭載したETC車載器との間のDSRC通信によって、通行料金を徴収することができるようにしたものである。路側機は、車両を走行する走行車線に対応するように設けられ、ETC車載器と無線通信を行うための路側アンテナを含む。この路側アンテナは、対応する通信領域を含む走行レーンを走行する車両のETC車載器との無線通信によって、当該車両の特定を行い、通行料金の徴収に必要な情報の送受信を行う。
詳細には、通行料金は、主に、該当車両の走行距離(該当車両が、通行料金の対象となる道路に入り、出るまでの距離)や、該当車両の車種、軸数、重量や牽引の有無等に応じて設定されている。従って、上記フリーフローETCシステムの路側機は、ETC車載器との間でDSRC通信等を用いて、通行料金を算出、徴収するための情報(自動車登録番号、車種、軸数、重量、ETCカードの識別番号、ETCカードの使用期限等に関する情報)を交換する。そして、取得した情報等に基づいて徴収すべき通行料金を算出し、徴収を行う。この際、当該路側機は、ETC車載器に挿入されているETCカードへの料金情報の書込みも行う。
〔背景〕
ところで、例えば、古い車両から古い車両と異なる車種の新しい車両に乗り換えた場合であって、新しい車両においても古い車両で使用したETC車載器を引き続き使用する場合には、当該ETC車載器のセットアップ(情報の更新)が適切に行われていないことがある。例えば、軽自動車から普通車に乗り換えた場合であって、引き続き使用するETC車載器のセットアップが適切に行われておらず、当該ETC車載器から得られる情報においては、車種については軽自動車のままであった場合である。このような場合、当該ETC車載器から得られる、通行料金を算出、徴収するための情報は、新しい車両に対応する情報ではなく、古い車両に対応する情報のままということとなる。従って、従来のフリーフローETCシステムにおいては、ETC車載器から得られた情報に基づいて車両に対する通行料金の徴収を行うため、実際の車両に対応する通行料金とは異なる通行料金を誤って徴収するといった問題が生じることとなる。上述の例においては、普通車に係る通行料金を徴収すべきところを誤って軽自動車に係る通行料金を徴収することとなる。
従って、ETC車載器のセットアップが適切に行われていない車両が存在しても、後日、適切に通行料金を徴収できるように、フリーフローETCシステムにおいては、ETC車載器から得られる情報が実際の車両に関する情報と異なっている車両を自動的に特定することが求められていた。
このような状況において、本発明者は、ETC車載器から得られる情報が実際の車両に関する情報と異なっている車両においては、当該ETC車載器から得られる情報に含まれるナンバー情報(自動車登録番号)と、当該車両に取り付けられたナンバープレートから得られるナンバー情報(自動車登録番号)とが異なることに着目した。ナンバープレートは、法律に従い、個々の車両に対応するものであり、古い車両から新しい車両に使い回しできるものではないからである。そして、本発明者は、フリーフローETCシステムにおいて、ETC車載器から得られるナンバー情報と、ナンバープレートから得られるナンバー情報とを紐づけて管理することができれば、ETC車載器から得られるナンバー情報とナンバープレートから得られるナンバー情報とが異なることを自動的に判断することができると考えた。さらに、本発明者は、ETC車載器から得られるナンバー情報とナンバープレートから得られるナンバー情報とが異なることを自動的に判断することができれば、ETC車載器から得られる情報が実際の車両に関する情報と異なっている車両を特定することができると考えた。そして、ETC車載器から得られる情報が実際の車両に関する情報と異なっている車両を特定することができれば、該当車両から、後日、適切に通行料金を徴収することができる。
本発明者は、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本発明の実施形態によれば、ETC車載器から得られるナンバー情報と実際の車両のナンバー情報とを紐づけて管理することができる。以下、このような本発明の実施形態に係る構成および処理方法を順次詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
<車両情報管理システム1>
本発明の第1の実施形態に係る車両情報管理システム1の構成例について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る車両情報管理システム1のブロック図であり、図2は、本実施形態に係る車両情報管理システム1の設置例を説明するための説明図である。
図1に示すように、車両情報管理システム1は、到来波推定装置(位置情報取得部)20、ナンバープレート(NP)読取装置30、及び車両特定装置(車両情報管理装置)40を主に有する。
到来波推定装置20は、車両10に搭載されたETC車載器(図示省略)から送信された電波の到来方向を用いて、車両10の位置情報を取得する装置である。NP読取装置30は、車両10の上記位置情報に基づいて車両10のナンバープレート12の画像を撮影し、撮影した画像から車両10のナンバー情報を抽出する。また、車両特定装置40は、車両10のETC車載器から送信された電波に基づいて車両10の車両情報を取得し、NP読取装置30から上記ナンバー情報を取得する。さらに、車両特定装置40は、取得した上記車両情報と、上記ナンバー情報とを互いに紐づけて管理する。
また、図2に示すように、本実施形態に係るETCフリーフローレーン100には、複数の走行車線104a、104bを有する有料道路102上を跨ぐようにガントリ106が設けられている。このガントリ106には、到来波推定装置20の有する機能部であるアンテナ部200a、200bと、NP読取装置30の有する機能部である撮像部(画像取得部)300a、300bが、走行車線104a、104b上を走行する車両10a、10bに向かって設置されている。詳細には、アンテナ部200a、200bは、所定の範囲内に含まれる車両10a、10bに搭載されたETC車載器からの電波を受信することができる。2つのアンテナ部200a、200bにより、1つの車両10からの1つの電波を受信し、2つのアンテナ部200a、200bの位置関係と、それぞれが受信した上記電波の到来方向とに基づいて、到来波推定装置20は車両10の位置を検出する。また、撮像部300は、走行車線104上の撮影位置(所定の位置)108に車両10が到達した場合には、車両10に取り付けられたナンバープレート12の画像を撮影する。より具体的には、例えば、撮像部300aは、走行車線104a上の撮影位置108に車両10aが到達した場合に、車両10aのナンバープレート12aの画像を撮影する。
すなわち、本発明者は、ETC車載器によって送信される電波の到来方向を推定し、当該電波を送信するETC車載器に係る車両10の位置を特定することができる到来波推定装置20を用いる本実施形態を創作した。本実施形態においては、到来波推定装置20を用いることにより、電波を送信するETC車載器を搭載する車両10、及びその位置を特定することができることから、NP読取装置30によって抽出した当該車両10のナンバープレート12の画像からのナンバー情報を、ETC車載器から得られる情報と紐づけることが可能となる。
以下に、車両情報管理システム1が有する各機能部の詳細を、図3から図5を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る到来波推定装置20のブロック図である。図4は、本実施形態に係るNP読取装置30のブロック図である。さらに、図5は、本実施形態に係る車両特定装置40のブロック図である。
(到来波推定装置20)
到来波推定装置20は、先に説明したように、車両10に搭載されたETC車載器からの電波の到来方向を用いて、車両10の位置情報を取得する装置である。詳細には、到来波推定装置20は、車両10の位置情報として、車両10が走行する走行車線104の情報を取得する。到来波推定装置20は、図3に示すように、2つのアンテナ部200a、200bと、2つの受信部202a、202bと、信号処理部204と、制御部206と、送信部208とを主に有する。
アンテナ部200a、200bのそれぞれは、例えば、複数のアンテナ素子を配列したアレイアンテナからなり、ETC車載器から送信された電波を受信し、受信部202a、202bへ供給する。また、アンテナ部200a、200bは、後述する制御部206からの制御に従って、あらかじめ設定された周波数の通知信号をETC車載器に対して送信してもよい。この場合、ETC車載器は、通知信号を受信した場合には、当該通知信号の応答として応答信号を送信する。
受信部202a、202bは、制御部206からの制御に基づき、アンテナ部200a、200bから供給された電波(高周波信号)に対してダウンコンバージョン等の処理を行って中間周波数(IF)信号に変換し、得られたIF信号を信号処理部204へ供給する。なお、受信部202は、IF信号ではなく、ベースバンド(BB)信号に変換して、BB信号を信号処理部204へ供給してもよい。
信号処理部204は、供給されたIF信号に基づいて、各アンテナ部200a、200bで受信した電波の到来方向θa、θbを推定する。そして、信号処理部204は、2つのアンテナ部200a、200bにおける電波の到来方向θa、θbと、2つのアンテナ部200a、200bとの間隔とに基づいて、三角測量法を利用して、当該電波に係る車両10の位置を検出することができる。さらに、信号処理部204は、検出した車両10の位置の情報に基づいて、当該車両10が走行する走行車線104を特定することが可能である。信号処理部204は、特定した走行車線104の情報を制御部206に供給する。
また、信号処理部204は、制御部206からの制御に基づき、供給されたIF信号を処理することにより、当該IF信号に係る電波を送信したETC車載器を搭載した車両10を識別するための車両識別情報(LID)を取得することができ、取得したLIDを、走行車線104の情報と同様に、制御部206に供給する。従って、電波を処理することにより得られたLIDと、同じ電波に基づいて得られた位置情報とを紐づけることにより、当該LIDに係る車両10の位置を特定することができる。
制御部206は、受信部202、信号処理部204等、到来波推定装置20の動作全般を制御する。例えば、制御部206は、信号処理部204から供給された走行車線104の情報や、当該情報に紐づけられたLID等を、後述する送信部208を制御して、NP読取装置30や車両特定装置40等へ供給する。
送信部208は、NP読取装置30や車両特定装置40等とのインターフェースであり、上述の制御部206の制御に基づいて、これらのNP読取装置30や車両特定装置40等に、走行車線104の情報や、LID等を供給する。
なお、精度良く車両10の位置を検出するために、到来波推定装置20は、2つではなく、3つ以上のアンテナ部200を有していてもよい。この場合、到来波推定装置20は、アンテナ部200の数に応じて、受信部202を有することとなる。また、到来波推定装置20は、当該到来波推定装置20のアンテナ部200と、走行車両10に対して通行料金の徴収を行うためのETCシステム60で用いられるETCアンテナ(図示省略)とは概ね同様の構成を有するので、ETCアンテナとしての機能を有していてもよい。
(NP読取装置30)
NP読取装置30は、先に説明したように、到来波推定装置20から供給された車両10の位置情報に基づいて該当車両10のナンバープレート12の画像を撮影し、撮影した画像を処理してナンバープレート12からナンバー情報を抽出し、抽出したナンバー情報を車両特定装置40に送信する装置である。なお、NP読取装置30は、到来波推定装置20から位置情報とともに位置情報に係る車両10のLIDを取得するため、当該LIDに係る車両10のナンバープレート12の画像を撮影することができる。NP読取装置30は、図4に示すように、撮像部300と、処理部(ナンバー情報抽出部)304と、制御部306と、通信部308とを主に有する。
撮像部300は、テレビカメラ等から構成され、車両10のナンバープレート12の画像を撮影する。撮像部300の視野範囲等の撮影条件については、撮影対象(画像取得対象)となる車両10が走行する走行車線104との位置関係等に応じて、予め設定されている。なお、撮影環境の変化があった場合(例えば、周囲の明るさ、天候等)には、撮影環境の変化を検出して、撮影条件を変更してもよい。
詳細には、撮像部300は、到来波推定装置20から供給された車両10が走行する走行車線104の情報に基づいて、該当する走行車線104上の予め定められた撮影位置(所定の位置)108(図2参照)に車両10が到達した際に、当該車両10のナンバープレート12の画像を撮影する。なお、撮影した画像には、当該撮影の際に用いた走行車線104の情報に対応するLIDが紐づけられている。
また、撮像部300は、到来波推定装置20から車両10が走行する走行車線104の情報が供給されない場合であっても、撮影対象となる走行車線104上の予め定められた撮影位置108に車両10が到達した際には、当該車両10のナンバープレート12の画像を撮影する。そのため、撮像部300は、撮影位置108に車両10が到達したことを検知する車両検知部(図示省略)を有していてもよい。このようにすることで、撮像部300は、ETC車載器を搭載していない車両10、もしくは、故障により電波を送信することができないETC車載器を搭載した車両10に対しても、上記撮影位置108に当該車両10が到達した際には、ナンバープレート12の画像を撮影することができる。
処理部304は、上述の撮像部300により撮影された画像を処理してナンバー情報を抽出する。具体的には、処理部304は、画像に対して処理を行い、画像の特徴を抽出し、抽出した特徴に基づいて、ナンバープレート12に記載された文字、数字を抽出し、ナンバー情報を取得する。この際、処理部304は、ナンバープレート12に記載された文字、数字だけでなく、ナンバープレート12の大きさや、下地の色彩、文字等の色彩等の情報を抽出し、これらに対応する情報を取得してもよい。すなわち、ナンバープレート12は、車両10のナンバー情報を示すだけでなく、車両10の車種や用途等の情報をも示していることから、処理部304は、ナンバープレート12の画像から車両10に関するこれらの様々な情報を抽出してもよい。そして、処理部304は、抽出した情報を後述する制御部306に供給する。なお、処理部304は、当該画像の撮影に用いた位置情報に紐づけられたLIDも抽出した情報と共に制御部306に供給する。
制御部306は、撮像部300、処理部304等、NP読取装置30の動作全般を制御する。例えば、制御部306は、処理部304から供給されたナンバー情報及びLIDを、後述する通信部308を制御して、車両特定装置40へ供給する。
通信部308は、到来波推定装置20や車両特定装置40等とのインターフェースであり、上述の制御部306の制御に基づいて、車両特定装置40に、ナンバープレート12から抽出されたナンバー情報及びLIDを供給したり、到来波推定装置20から車両10の走行する走行車線104の情報及びLIDを取得したりする。
(車両特定装置40)
車両特定装置40は、先に説明したように、ETC車載器からの電波に基づいて該当車両10の車両情報を取得し、NP読取装置30からナンバープレート12から抽出されたナンバー情報を取得し、これらを互いに紐づけて管理する。さらに、車両特定装置40は、上記車両情報に含まれるナンバー情報と、NP読取装置30により抽出されたナンバー情報とを照合したりすることもできる。車両特定装置40は、図5に示すように、LID取得部(車両識別情報取得部)400と、車両情報取得部402と、NP情報取得部(ナンバー情報取得部)404と、管理部500とを主に有する。
LID取得部400は、上述の到来波推定装置20を介して、車両10から送信された電波からLIDを取得し、車両情報取得部402へ供給する。そして、車両情報取得部402は、供給されたLIDに基づき、LIDに対応する車両10の車両情報を取得する。この際、車両情報取得部402は、後述する記憶部502に格納された複数の車両情報からLIDに対応する車両情報を取得してもよく、もしくは、車両10から通行料金を徴収するためのETCシステム60のサーバ(図示省略)から、LIDに対応する車両情報を取得してもよい。さらに、NP情報取得部404は、NP読取装置30から、電波の到来方向を用いて取得された車両10の位置情報に基づいて撮影されたナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報を取得する。
そして、管理部500は、LID取得部400が取得したLIDと、車両情報取得部402が取得した車両情報と、NP情報取得部404が取得したナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報とを紐づけて管理する。なお、上述の車両情報にはそれを取得する際に用いたLIDが紐づけられており、さらに、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報はともに供給されたLIDと紐づけられていることから、それぞれのLIDを一致させることにより、LID、LID車両情報、及びナンバー情報を互いに紐づけることができる。なお、上記車両情報には、ナンバー情報(自動車登録番号)、車種、軸数、重量等の該当車両10に関する情報が含まれている。また、NP情報取得部404が取得する情報はナンバー情報に限定されるものではなく、NP情報取得部404は、ナンバープレート12の画像から抽出することができる車両10に関する情報であれば、ナンバー情報とともに取得してもよい。
さらに、管理部500は、上述の複数の情報(LID,車両情報、ナンバー情報)を紐づけて管理するだけでなく、車両情報取得部402が取得した上記車両情報に含まれるナンバー情報と、NP情報取得部404が取得したNP読取装置30により抽出されたナンバー情報とを照合したりすることもできる。詳細には、管理部500は、図5に示されるように、記憶部502と、照合部504と、通知部506とを主に有する。
記憶部502は、LID取得部400が取得したLIDと、車両情報取得部402が取得した車両情報と、NP情報取得部404が取得したナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報とを紐づけて格納する。また、記憶部502は、後述する照合部504の照合結果(例えば、車両情報取得部402が取得した上記車両情報に含まれるナンバー情報と、NP情報取得部404が取得したNP読取装置30により抽出されたナンバー情報とが不一致である旨の情報)も、上述の複数の情報(LID、車両情報、ナンバー情報)に紐づけて格納、管理することもできる。さらに、格納した情報は、車両特定装置40から、該当する道路を監視する監視員の駐在する中央監視所(図示省略)に設置された集中監視システム70へ供給されてもよい。
照合部504は、車両情報取得部402が取得した車両情報に含まれるナンバー情報と、NP情報取得部404が取得したNP読取装置30により抽出されたナンバー情報とが一致するか否かを照合する。なお、照合部504は、NP情報取得部404がナンバー情報以外の車両10に関する情報を取得していた場合には、これら情報と、当該LIDに基づいて取得した車両情報に含まれる対応する情報とが一致するか否かも照合してもよい。また、照合部504は、ナンバー情報が不一致であると判断した場合には、該当する車両10(LIDにより特定された車両10)に対して不一致であると判断した回数をカウントしてもよい。さらに、照合部504は、カウントした回数があらかじめ定められた所定の回数以上になった場合には、車両特定装置40の他の機能部にその旨を出力してもよい。
通知部506は、上述の照合部504が、車両情報に含まれるナンバー情報と、NP読取装置30により抽出されたナンバー情報とが不一致であると判断した場合には、ナンバー情報が不一致である旨の情報を通知する。具体的には、通知部506は、中央集中監視所の監視員に対して、集中監視システム70による画面表示又は音声出力を介してナンバー情報が不一致である旨の情報を通知する。
さらに、管理部500は、図5に示すように、上述した記憶部502が格納する車両情報(ナンバー情報(自動車登録番号)、車種、軸数、重量等)の一部を、NP情報取得部404が取得したナンバープレート12の画像から抽出された情報に基づいて更新する更新部508を有していてもよい。例えば、更新部508は、記憶部502が格納するナンバー情報に含まれるナンバー情報を、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報に更新する。
さらに、車両特定装置40は、ETC車載器から送信された電波を用いて車両10に対して通行料金を徴収する処理(課金処理)を行うことができたか否かの情報(課金処理情報)をETCシステム60の課金処理部(図示省略)から取得する課金処理情報取得部406を有していてもよい。
<車両情報管理方法>
以上、本実施形態に係る車両情報管理システム1について説明した。続いて、図6から図8を参照して、本実施形態に係る車両情報管理システム1による車両情報管理方法について説明する。図6は、本実施形態に係る車両情報管理方法のシーケンス図である。図7は、本実施形態に係る車両特定装置40による車両情報管理の一例を説明するための説明図である。さらに、図8は、本実施形態に係る車両特定装置40による通知の一例を説明するための説明図である。
図6に示すように、本実施形態に係る車両情報管理方法のシーケンス図には、ステップS101からステップS127までの複数のステップが含まれている。
(ステップS101)
ETCシステム60は、車両10に搭載された車載器との間に通信リンクを確立するために、図示しないETCアンテナを介してFCMC(Frame Control Message Channel)データに係る電波を、車載器へ送信する。
(ステップS103)
車両10に搭載された車載器は、上記電波を受信すると、FCMCにより割り当てられたACTS(Activation Slot)におけるACTC(Activation Channnel)データを含む電波を送信する。なお、このようなETCシステム60と車載器との間の電波の送受信は、複数回繰り返されてもよく、このような送受信により、ETCシステム60と車載器との間に、通信リンクが確立される。なお、ETCシステム60と車載器との間で送受信される電波に含まれるデータとしては、料金収受に係る情報(課金された料金情報、車種情報等)、BST(Beacon Service Table)等を含むMDC(Message Data Channel)がある。このBSTは、通信に必要なアプリケーション識別子(AID)、初期データ、プロトコル層パラメータ等が含まれている。さらに、送受信される電波には、車両を特定するためのLIDが含まれており、このLIDを参照することにより、車両10を特定(識別)することができる。
上記車載器から送信された電波は、ETCアンテナ(図示省略)を介してETCシステム60に受信される。さらに、当該電波は、アンテナ部200を介して到来波推定装置20にも受信される。
(ステップS105)
ETCシステム60は、上記電波を受信し、これを解析して、料金収受等に用いる情報を取得する。さらに、ETCシステム60は、取得した情報に基づいて、通行料金の徴収に係る処理(ETC情報処理)を行う。この際、ETCシステム60は、車両10に関する車両情報も取得する。
(ステップS107)
ETCシステム60は、ステップS105で取得した車両10に関する車両情報等(ETC処理データ)を、LIDに紐づけて車両特定装置40へ供給する。
(ステップS109)
到来波推定装置20は、上記電波を受信し、当該電波を処理することによりLIDを取得する。さらに、到来波推定装置20は、取得したLIDを車両特定装置40に供給する。
(ステップS111)
車両特定装置40は、到来波推定装置20から車両10を特定するためのLIDを取得する。なお、車両特定装置40は、到来波推定装置20を介してLIDを取得することに限定されるものではなく、別個のアンテナを用いてETC車載器から電波を取得し、取得した電波を処理することにより、LIDを取得してもよい。
(ステップS113)
到来波推定装置20は、先に説明したように、到来波推定装置20の各アンテナ部200a、200bで受信した電波の到来方向θa、θbを推定し、推定した到来方向θa、θbに基づいて、当該電波に係る車両10の位置を検出する。さらに、到来波推定装置20は、検出した車両10の位置の情報に基づいて、当該車両10が走行する走行車線104を特定し、特定した走行車線104の情報をNP読取装置30へ供給する。この際、到来波推定装置20は、ステップS109で取得したLIDもともにNP読取装置30へ供給する。
(ステップS115)
NP読取装置30は、到来波推定装置20から車両10が走行する走行車線104の情報及び車両10のLIDを取得する。
(ステップS117)
NP読取装置30は、取得した走行車線104の情報に基づいて、該当する走行車線104上の予め定められた撮影位置108(図2参照)に車両10が到達した際に、当該車両10のナンバープレート12の画像を撮影する。
(ステップS119)
NP読取装置30は、撮影されたナンバープレート12の画像を処理して、当該画像からナンバー情報を抽出する。さらに、NP読取装置30は、抽出したナンバー情報を取得したLIDとともに車両特定装置40に供給する。なお、この際、NP読取装置30は、当該画像から、ナンバープレート12の大きさや、下地の色彩、文字等の色彩等の情報を抽出し、これらに対応する車両10に関する情報(車種、用途等)を取得してもよい。
(ステップS121)
車両特定装置40は、ETCシステム60から、車両10の車両情報を取得する。この際、先に説明したように、車両特定装置40は、記憶部502に格納された車両情報を取得してもよい。なお、先に説明したように、上記車両情報には、ナンバー情報(自動車登録番号)、車種、軸数、重量等の該当車両10に関する情報が含まれている。
(ステップS123)
車両特定装置40は、NP読取装置30から、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報及びLIDを取得する。さらに、車両特定装置40は、LIDに紐づけられた車両情報と、同じLIDに対応するナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報とを紐づけて管理する。なお、先に説明したように、車両情報にはそれを取得する際に用いたLIDが紐づけられており、さらに、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報はともに供給されたLIDと紐づけられていることから、それぞれのLIDを一致させることにより、LID、LID車両情報、及びナンバー情報を互いに紐づけることができる。詳細には、車両特定装置40は、例えば、図7に示されるように、LIDと、車両情報(ナンバー情報(図7中では登録ナンバーとして表示)、車種、軸数、重量)と、ナンバー情報(図7中ではナンバーとして表示)とを、互いに紐づけて格納する。なお、図7に示される例は、あくまでも一例にすぎず、例えば、図7に含まれていない他の情報が、上述の情報に紐づけられて格納されていてもよい。
(ステップS125)
車両特定装置40は、上述のステップS123で紐づけて管理したLIDと、車両情報と、ナンバー情報とを用いて、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが一致するか否かを照合する。車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが不一致であると判断した場合には、次のステップS127へ進む。一方、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが一致していると判断した場合には、処理を終了する。なお、本ステップS125においては、車両特定装置40は、NP読取装置30からナンバー情報以外の車両10に関する情報を取得していた場合には、これら情報と、当該LIDに基づいて取得した車両情報に含まれる対応する情報とが一致するか否かも照合してもよい。
(ステップS127)
車両特定装置40は、上述のステップS125で得られたナンバー情報の不一致の情報を、対応するLIDと、当該LIDに基づいて取得した車両情報と、ナンバープレート12の画像から得られたナンバー情報とに紐づけて管理する。より具体的には、例えば、図7に示されるように、ナンバー情報の不一致の情報(図7中ではNo.2の行に「ナンバーの不一致」として示されている)を、LIDと、車両情報と、ナンバー情報とに紐づけて格納する。なお、この際、図7に示されるように、車両特定装置40が、当該車両10(LIDにより特定された車両10)に対して不一致であると判断した回数(図7中のNo.2の行)を併せて表示してもよい。
さらに、車両特定装置40は、中央集中監視所の監視員に対して、集中監視システム70による画面表示又は音声出力を介してナンバー情報の不一致を通知する。より具体的には、例えば、図8に示されるように、集中監視システム70の表示部72に、画面80を表示することにより、監視員に対してナンバー情報の不一致を通知する。当該画面80には、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報(図8中ではナンバーとして示されている)とともに、LID、LIDに対応する電波が取得された日時、場所、及び、通行料金の徴収状況(課金処理情報)とともに、ナンバー情報の不一致(図8中のNo.2の行)が示されている。なお、画面80は、集中監視システム70の表示部72に表示される画面の一例にすぎず、画面80は、図8に示される情報以外に他の情報の表示を含んでいてもよい。
なお、上述の車両情報管理方法では、車両10に搭載されたETC車載器から電波が送信されるものとして説明した。しかしながら、例えば、車両10にETC車載器が搭載されていない場合や、ETC車載器の故障のために電波が送信されない場合であっても、上述のステップS117において、NP読取装置30は、走行車線104上の撮影位置108に車両10が到達した際に当該車両10のナンバープレート12の画像を撮影する。このような場合には、上述のステップS119において、NP読取装置30は、撮影された画像を処理して、ナンバープレート12からナンバー情報を抽出し、抽出した情報を車両特定装置40に供給する。さらに、車両特定装置40は、取得したナンバー情報を、LID及び当該LIDに基づいて取得される車両情報と紐づけられることなく格納してもよく、また、集中監視システム70へ供給してもよい。後者の場合には、例えば、図8に示すように、集中監視システム70の表示部72に、ナンバー情報とともに、電波が受信できずに通信が行われなかったことを示す情報(図8中のNo.3の行に「無通信」として示されている)を表示してもよい。さらに、このような場合、ナンバープレート12の画像が撮影された日時及び場所の情報をともに表示してもよい。
ところで、従来技術のフリーフローETCシステムにおいては、ETC車載器によって得られる車両情報(詳細には、ETC車載器によって送信される電波から得られたLIDに基づいて取得された車両情報)と、ナンバープレート12から抽出されたナンバー情報とは紐づけて管理されていなかった。詳細には、従来技術においては、車両10に搭載されたETC車載器からの電波を受信することで車両10の車両情報を得ることはできた。さらに、該当する走行車線104を走行する車両10のナンバープレート12の画像を撮影し、ナンバープレート12の画像からナンバー情報を抽出することはできた。しかしながら、従来技術においては、上記画像が撮影された車両10の位置は特定できるものの、上記電波を送信したETC車載器を搭載した車両10の位置を特定することができないため、車両10の位置を介して、ETC車載器によって得られる車両情報と、抽出されたナンバー情報とを紐づけることができなかった。
しかしながら、上述の実施形態においては、ETC車載器によって送信される電波の到来方向を推定し、上記電波を送信するETC車載器を搭載した車両10の位置を特定することができる。さらに、上記電波を送信するETC車載器を搭載した車両10の位置を特定することができることから、車両10の位置を介して、ETC車載器によって得られる車両情報と、ナンバープレート12から抽出されたナンバー情報とを紐づけることができる。本実施形態によれば、ETC車載器から得られる車両情報と、ナンバープレート12から抽出されたナンバー情報とを紐づけて管理することができることから、ETC車載器から得られる車両情報に含まれるナンバー情報と、ナンバープレート12から抽出されたナンバー情報とが異なることを自動的に判断することができる。その結果、本実施形態によれば、上述の2つのナンバー情報が異なる車両10、すなわち、ETC車載器から得られる情報が実際の車両10に関する情報と異なっている車両10を特定することができる。従来のフリーフローETCシステムにおいてはこのような車両10に対しては適切に通行料金を徴収することができなかったが、本実施形態によってこのような車両10を特定することができるようになったため、後日、特定された車両10に対して、適切に通行料金を徴収することが可能となる。例えば、ETC車載器のセットアップが適切に行われていないことに起因して、ETCフリーフローレーン100において適切に通行料金を徴収することができない場合であっても、本実施形態によれば、適切に徴収することができなかった車両10を特定し、後日、適切に通行料金を徴収することが可能となる。
〔第2の実施形態〕
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態においては、車両情報に含まれるナンバー情報と、NP読取装置30により抽出されたナンバー情報とが一致するか否かを照合し、これらのナンバー情報が一致していないと判断した場合には、その旨を通知していた。一方、第2の実施形態においては、第1の実施形態で実現される機能の他に、上述した記憶部502が格納するナンバー情報を、NP情報取得部404が抽出したナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報に基づいて更新する。本実施形態によれば、記憶部502が格納するナンバー情報が、実際の車両10に適合したナンバープレート12から抽出されたナンバー情報に更新されるため、記憶部502が格納するナンバー情報を迅速に実際の車両10に適合した情報にすることができる。その結果、本実施形態によれば、記憶部502が格納するナンバー情報が実際の車両10に適合した情報となることから、次回、ETCフリーフローレーン100において通行料金を徴収する際に、記憶部502が格納するナンバー情報を利用することで、より適切に徴収を行うことができる。
なお、本実施形態においては、車両情報管理システム1の構成は第1の実施形態と共通であり、第1の実施形態の車両情報管理システム1の説明及び図1から図5を参照し得る。従って、ここでは、車両情報管理システム1の構成についての説明を省略する。
<車両情報管理方法>
続いて、図7、図9及び図10を参照して、本実施形態に係る車両情報管理システム1による車両情報管理方法について説明する。図9は、本実施形態に係る車両情報管理方法のフローチャート図であり、図10は、本実施形態に係る車両特定装置40による車両情報管理の一例を説明するための説明図である。
本実施形態は、第1の実施形態におけるステップS127を変形したものであり、すなわち、図6に示される第1の実施形態におけるステップS101からステップS125を実施した後、図9に示すステップS201からステップS207までの複数のステップを実施する。
(ステップS201)
車両特定装置40は、第1の実施形態に係るステップS125(図6参照)において、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが不一致であると判断した場合には、該当する車両10(LIDにより特定された車両10)に対して不一致であると判断した回数をカウントする。
(ステップS203)
車両特定装置40は、上述のステップS201でカウントした回数があらかじめ定められた所定の回数以上であるか否かの比較を行う。カウントした回数が所定の回数以上であった場合には、後述するステップS205へ進む。一方、カウントした回数が所定の回数未満であった場合には、処理を終了する。
(ステップS205)
車両特定装置40は、ETCシステム60の課金処理部(図示省略)から、該当する車両10に関する課金処理情報を取得し、車両10から通行料金が徴収できたか否かを判断する。詳細には、車両特定装置40は、課金処理が行われたことを示す情報が取得できたか否かにより、車両10から通行料金が徴収できたか否かを判断する。通行料金が徴収できた場合には、後述するステップS207へ進む。一方、通行料金が徴収できなかった場合には、処理を終了する。
(ステップS207)
車両特定装置40は、上述した記憶部502が格納するナンバー情報を、ナンバープレート12の画像から抽出されるナンバー情報に更新する。より具体的には、例えば、先に説明した図7においてNo.2の行に示される情報については、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報(図7中ではナンバーとして表示)と、車両情報に含まれるナンバー情報(図7中では登録ナンバーとして表示)とが不一致であった。しかし、本ステップS207において情報を更新することにより、例えば、図10に示されるように、No.2の行に示される情報については、ナンバープレート12の画像から抽出されたナンバー情報(図10中ではナンバーとして表示)と、車両情報に含まれるナンバー情報(図10中では登録ナンバーとして表示)とが一致することとなる。この際、ナンバープレート12の画像から抽出することができる車両10に関する他の情報も、ナンバー情報と共に更新してもよい(図10の例においては、No.2の車種が小型乗用車から普通乗用車に更新されている)。また、車両情報に含まれる情報のうち、ナンバープレート12の画像から抽出することができる車両10に関する他の情報に基づいて更新することが難しい情報については、実際の車両10の情報と異なる可能性がある旨を示す情報(図10においては黒の三角の記号で示されている)を付加してもよい。なお、図10に示される例は、あくまでも一例にすぎず、例えば、ステップS207にて更新後の記憶部502には、図10に含まれていない他の情報が含まれていてもよい。
なお、上述の実施形態においては、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが不一致であると判断した回数があらかじめ定められた所定の回数以上になった場合に、ナンバー情報を更新していた。しかしながら、本実施形態においては、このような処理に限定されるものではなく、例えば、1回でも、車両情報に含まれるナンバー情報と、抽出されたナンバー情報とが不一致であると判断した場合に、ナンバー情報を更新してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、記憶部502が格納するナンバー情報が、実際の車両10に適合したナンバープレート12から抽出されたナンバー情報に更新されるため、記憶部502が格納するナンバー情報を迅速に実際の車両10に適合した情報にすることができる。その結果、本実施形態によれば、記憶部502が格納するナンバー情報が実際の車両10に適合した情報となることから、次回、ETCフリーフローレーン100において通行料金を徴収する際に、記憶部502が格納するナンバー情報を利用することで、より適切に徴収を行うことができる。
〔ハードウェア構成〕
以上、本発明の実施形態について説明した。次に、本実施形態に係る車両特定装置40のハードウェア構成について、図11を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る車両特定装置40のハードウェア構成を示したブロック図である。
図11に示すように、車両特定装置40は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)950、ROM(Read Only Memory)952、RAM(Random Access Memory)954、内部バス956、入出力インターフェース958、入力装置960、出力装置962、HDD(Hard Disk Drive)964、ネットワークインターフェース966、ドライブ970及び接続ポート974を有する。
(CPU950)
CPU950は、マイクロプロセッサなどのプロセッサにより構成され、演算処理装置および制御装置として、各種プログラムに従って車両特定装置40内の動作全般を制御する。例えば、LID取得部400、車両情報取得部402、NP情報取得部404、課金処理情報取得部406、管理部500等としての機能を実現する。
(ROM952)
ROM952は、CPU950が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。
(RAM954)
RAM954は、CPU950の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。
(内部バス956)
内部バス956は、CPUバスなどから構成される。この内部バス956は、CPU950、ROM952、およびRAM954を相互に接続する。
(入出力インターフェース958)
入出力インターフェース958は、HDD964、及びネットワークインターフェース966を、内部バス956と接続する。例えばHDD964は、この入出力インターフェース958および内部バス956を介して、RAM954などとの間でデータをやり取りする。
(入力装置960)
入力装置960は、車両特定装置40の操作部の一例として構成される。入力装置960は、例えばユーザが車両特定装置40へ情報を入力操作するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU950に出力する入力制御回路などから構成されている。
(出力装置962)
出力装置962は、車両特定装置40の表示部の一例として構成される。出力装置962は、表示部として、液晶ディスプレイ装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などの表示装置を含む。この表示装置は、CPU950により生成された画像等を表示する。
(HDD964)
HDD(Hard Disk Drive)964は、車両特定装置40の記憶部502として機能する、データ格納用の装置である。このHDD964は、CPU950が実行するプログラムや各種データを格納することもできる。
(ネットワークインターフェース966)
ネットワークインターフェース966は、例えばETCシステムの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。このネットワークインターフェース966は、通信部として機能する。
(ドライブ970)
ドライブ970は、磁気ディスク、光ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体972のためのリーダライタであり、車両特定装置40に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ970は、装着されているリムーバブル記録媒体972に情報を書き込むことができる。また、ドライブ970は、装着されているリムーバブル記録媒体972に記録されている情報を読み出して、RAM954に出力することもできる。
(接続ポート974)
接続ポート974は、外部装置(図示省略)を車両特定装置40に直接接続するためのポートである。接続ポート974は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート等である。接続ポート974は、接続ポート974に外部装置を接続することにより、車両特定装置40と外部装置との間で各種のデータが交換されうる。
以上、本実施形態に係る車両特定装置40のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
〔補足〕
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上述した各実施形態の車両情報管理方法における各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って処理されなくてもよい。例えば、各ステップは、適宜順序が変更されて処理されてもよい。また、各ステップは、時系列的に処理される代わりに、一部並列的に又は個別的に処理されてもよい。さらに、各ステップの処理の方法についても、必ずしも記載された方法に沿って処理されなくてもよく、例えば、他の機能部によって処理されていてもよい。
さらに、上記の実施形態にかかる車両情報管理方法の少なくとも一部は、コンピュータを機能させる情報処理プログラムとして、ソフトウェアで構成することが可能であり、ソフトウェアで構成する場合には、これらの方法の少なくとも一部を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD(Compact Disc)−ROM等の記録媒体に収納し、車両特定装置40等、もしくは、車両特定装置40と接続された他の装置に読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。さらに、これらの方法の少なくとも一部を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
1 車両情報管理システム
10、10a、10b 車両
12、12a、12b ナンバープレート
20 到来波推定装置
30 ナンバープレート読取装置
40 車両特定装置
60 ETCシステム
70 集中監視システム
72 表示部
80 画面
100 ETCフリーフローレーン
102 有料道路
104、104a、104b 走行車線
106 ガントリ
108 撮影位置
200、200a、200b アンテナ部
202、202a、202b 受信部
204 信号処理部
206、306 制御部
208 送信部
300、300a、300b 撮像部
304 処理部
308 通信部
400 LID取得部
402 車両情報取得部
404 NP情報取得部
406 課金処理情報取得部
500 管理部
502 記憶部
504 照合部
506 通知部
508 更新部
950 CPU
952 ROM
954 RAM
956 内部バス
958 入出力インターフェース
960 入力装置
962 出力装置
964 HDD
966 ネットワークインターフェース
968 カメラ
970 ドライブ
972 リムーバブル記録媒体
974 接続ポート

Claims (12)

  1. 車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得する車両識別情報取得部と、
    前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記電波の到来方向を用いて前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記位置情報に基づいて前記車両のナンバープレートの画像を取得する画像取得部と、
    前記画像から前記車両のナンバー情報を抽出するナンバー情報抽出部と、
    前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する管理部と、
    を備える、車両情報管理システム。
  2. 前記位置情報及び前記ナンバー情報は、前記車両識別情報に紐づけられており、
    前記管理部は、前記車両識別情報を用いて、前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する、
    請求項1に記載の車両情報管理システム。
  3. 前記管理部は、前記ナンバー情報抽出部により抽出された前記ナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とを照合する照合部を有する、請求項1又は2に記載の車両情報管理システム。
  4. 前記管理部は、前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とが不一致である場合には、ナンバー情報の不一致の情報を通知する通知部を有する、請求項3に記載の車両情報管理システム。
  5. 前記通知部は、中央集中監視所の監視員に、画面表示又は音声出力を介して前記ナンバー情報の不一致の情報を通知する、請求項4に記載の車両情報管理システム。
  6. 前記管理部は、前記照合部により得られた前記ナンバー情報の不一致の情報を、前記車両情報と、前記ナンバー情報とに紐づけて管理する、
    請求項4又は5に記載の車両情報管理システム。
  7. 前記車両から送信された前記電波を用いて前記車両に対して課金処理を行う課金処理部から課金処理情報を取得する課金処理情報取得部をさらに備える、請求項3に記載の車両情報管理システム。
  8. 前記管理部は、
    前記車両情報と、前記ナンバー情報とを互いに紐づけて格納する記憶部と、
    前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報と、前記車両情報取得部により取得された前記車両情報に含まれるナンバー情報とが不一致であり、且つ、前記課金処理が行われたことを示す前記課金処理情報を取得した場合には、前記記憶部に格納された前記ナンバー情報を、前記ナンバー情報抽出部により抽出されたナンバー情報に更新する更新部と、
    を有する、
    請求項7に記載の車両情報管理システム。
  9. 前記位置情報取得部は、前記車両の前記位置情報として、前記車両が走行する走行車線の情報を取得し、
    前記画像取得部は、前記走行車線上の所定の位置に前記車両が到達した際に、前記車両の前記ナンバープレートの前記画像を取得する、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両情報管理システム。
  10. 前記画像取得部は、前記電波を送信しない車両に対しても、画像取得対象となる前記走行車線の前記所定の位置に当該車両が到達した際には、当該車両の前記ナンバープレートの前記画像を取得する、請求項9に記載の車両情報管理システム。
  11. 車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得する車両識別情報取得部と、
    前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得する車両情報取得部と、
    前記電波の到来方向を用いて取得された前記車両の位置情報に基づいて取得されたナンバープレートの画像からナンバー情報を抽出するナンバー情報取得部と、
    前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する管理部と、
    を備える、車両情報管理装置。
  12. 車両から送信された電波から前記車両の車両識別情報を取得し、
    前記車両識別情報から前記車両の車両情報を取得し、
    前記電波の到来方向を用いて前記車両の位置情報を取得し、
    前記位置情報に基づいて前記車両のナンバープレートの画像を取得し、
    前記画像から前記車両のナンバー情報を抽出し、
    前記車両情報と前記ナンバー情報を紐づけて管理する、
    ことを含む車両情報管理方法。
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