JP2017538178A - デバイス間でのアプリケーションの分割提示 - Google Patents
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Abstract
多くのコンピューティングシナリオでは、主デバイスのユーザが、アプリケーションの提示に補助デバイスを組み込みたい場合がある。そのような組み込みは、主デバイスのコンピューティング環境を補助デバイスに投影する端末サービスセッション、主デバイスのコンピューティング環境の補助デバイスを通じたミラーリング、および/または第2のデバイスで実行されているクライアントアプリケーションと相互運用するアプリケーションの利用を含む可能性がある。しかし、そのような技法は、各デバイスの属性を完全に反映せず、ならびに/または特定のアプリケーションおよび/もしくは構成にしか当てはまらない可能性がある。代わりに、主デバイスが補助デバイスのデバイス属性に応じて主コンピューティング環境を補助コンピューティング環境に改変し、アプリケーションを主コンピューティング環境内で提示される主アプリケーション部分と補助コンピューティング環境内で提示される補助アプリケーション部分とに分割し、補助コンピューティング環境を補助デバイスに送信することができる。
Description
[0001] 関連出願
本願は、2014年9月24日に提出された米国特許出願第14/495,228号「PARTITIONED APPLICATION PRESENTATION ACROSS DEVICES」の優先権を主張するものであり、当該米国特許出願を本明細書で引用により援用する。
本願は、2014年9月24日に提出された米国特許出願第14/495,228号「PARTITIONED APPLICATION PRESENTATION ACROSS DEVICES」の優先権を主張するものであり、当該米国特許出願を本明細書で引用により援用する。
[0002] コンピューティングの分野では、多くのシナリオで、ユーザがコンピューティング環境を提示するデバイス(たとえば、ワークステーション、ラップトップ、携帯電話、タブレット、およびメディアサーバ)と対話し、当該コンピューティング環境内でアプリケーション(たとえば、ドキュメントエディタ、メディアプレーヤ、電子メールクライアント、ウェブブラウザ、またはゲーム)をインスタンス化して利用できるようにすることを伴う。ユーザは、それぞれに異なるコンピューティング環境を提示するそうした多様なデバイスを利用して、それらのアプリケーションと対話することができる。またユーザは、付加的なディスプレイおよびディスプレイアダプタを追加することにより、コンピューティング環境の論理的なサイズを拡張することができ、それによって1つのアプリケーションの大きな表示と対話したり、現在表示されている複数のアプリケーションの表示と対話したりすることが可能となる。
[0003] 本概要は、以下の発明を実施するための形態でさらに詳しく説明する概念から選出したものを、簡単な形式で紹介するために設けられている。本概要は、請求項に記載された主題の主要な要素または必須の特徴を特定することを意図しておらず、請求項に記載された主題の範囲を限定するために使用されることも意図していない。
[0004] デバイスのユーザは、コンピューティング環境の提示で、第2のデバイスのリソースを利用することに関心がある可能性がある。そのような技法の多くは、ユーザがコンピューティング環境の表示を主デバイスから補助デバイスに展開する端末サービスセッションを開始したり、主デバイスから補助デバイスへのディスプレイミラーリングセッションを開始したり、相互運用する能力を備える主デバイスおよび副デバイスにアプリケーションをインストールしたりすることを可能にし得る。しかし、そうした各技法は、いくつかの欠点を呈する可能性がある。第1のそのような例として、端末サービスセッションは、ユーザがコンピューティング環境をリモートに閲覧することを可能にし得るが、端末サービスサーバとターゲットサービスクライアントは、典型的には、両デバイスのリソースを利用してコンピューティング環境の統合された表示を提供するわけではない。むしろ、同じコンピューティング環境の副次的な表示がリモートに提示されるだけである。加えて、主コンピューティング環境のリモート提示は、第2のデバイスのデバイス属性を反映しない可能性がある。第2のそのような例として、ディスプレイミラーリングセッションは、ユーザがコンピューティング環境の表示をプロジェクタなどの第2のディスプレイで複製することを可能にし得る。しかし、このシナリオでは、プロジェクタのリソースがコンピューティング環境と統合されるわけではなく、同じ画面を2つのデバイスで再ブロードキャストするだけである。第3のそのような例として、複数のデバイスにインストールされたアプリケーションのいくつかは、各デバイスがアプリケーションに共同で参加することを可能にし得るが、そのような技法は、膨大な量の構成を伴う可能性があり、選択されたアプリケーションについてしかデバイスの統合が実現されない可能性がある。加えて、第2のデバイスは、大幅に異なるコンピューティング環境を提示する可能性があり、主デバイスの主コンピューティング環境と第2のデバイスのコンピューティング環境との不一致により、利用可能な機能、互換性、およびユーザインターフェイス動作の点で、著しい矛盾が生じる可能性がある。
[0005] 本明細書では、ユーザの主デバイスが主コンピューティング環境内でのアプリケーションの提示で補助デバイスのリソースを利用することを可能にする技法を提示する。そのような技法によると、主デバイスは、アプリケーションをプロセッサでローカルに実行しつつ、当該アプリケーションを主アプリケーション部分と補助アプリケーション部分とに分割することができる。主デバイスは、主アプリケーション部分を主デバイスの主コンピューティング環境内に提示しつつ、補助アプリケーション部分を補助デバイスのデバイス属性に応じて主コンピューティング環境から改変された補助コンピューティング環境に挿入し、補助アプリケーション部分を含む補助コンピューティング環境をユーザに提示するために補助デバイスに送信することができる。主コンピューティング環境(主デバイスにより提示される)と、主コンピューティング環境から改変された(および補助デバイスにより提示される)補助コンピューティング環境との間でアプリケーションを分割することで、補助デバイスの特定のデバイス属性を利用し、かつアプリケーションの一貫した実行および提示を可能にするユーザ体験を実現することができる。一部の実施形態では、両デバイス間で提示されるアプリケーションと対話するために、ユーザ入力が一方または両方のデバイスを通じて提供され得る。また、一部の実施形態では、主デバイスが、ユーザの要求により、同じアプリケーションの一部または異なるアプリケーションを可変的に表示することができる。一部の実施形態では、特定のジェスチャが、ユーザにより主デバイスで(たとえば、主デバイスのタッチ感応ディスプレイで)実行されたときに補助デバイスでさまざまな操作を引き起こす態様で、認識され得る。これらの特徴の多くは、本明細書で提示される技法に応じた主デバイスおよび/または補助デバイスの構成を通じて実現され得る。
[0006] 上述および関連する結果を達成するために、以下の説明および添付の図面は、いくつかの例示的な側面および実装を提示する。これらは、1つまたは複数の側面が利用され得るさまざまな方法のごく一部を示している。本開示の他の側面、利点、および新規の特徴は、以下の発明を実施するための形態を添付の図面と組み合わせて検討することで明らかとなる。
[0017] 請求項に記載された主題について、図面を参照しながら以下に説明する。全体を通じて、同様の要素を示すために同様の参照番号を使用する。以下の説明では、請求項に記載された主題の完全な理解を促すために、説明の都合上、多数の具体的な詳細事項を示す。ただし、これらの具体的な詳細事項を伴わずに、請求項に記載された主題が実践される可能性があることは明らかであり得る。その他の部分では、請求項に記載された主題についての説明を簡素化するために、構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
[0018] A.序論
[0019] 図1は、ホストデバイス104のユーザ102がターゲットデバイス108のリソースをホストデバイス104のホストコンピューティング環境106で利用することを試みる、一群の例示的シナリオを示す。たとえば、ユーザ102は、携帯可能であり、さまざまな場所および状況で利用することが可能であり得る、ラップトップコンピュータや携帯電話などのホストデバイス104を入手している可能性がある。しかし、このような携帯性により、縮小されたディスプレイサイズ、低忠実性および/または低出力のスピーカ、小型および/または凝縮されたキーボード、タッチパッド等の固定されたポインティングデバイスなど、ホストデバイスの一部のリソースの限定を伴う可能性がある。ユーザ102が第2のデバイスの近傍にいるとき、ユーザ102は、ホストコンピューティング環境106の提示を、第2のデバイスのさまざまなリソースを組み込むように拡張することに関心がある可能性がある。これらのリソースとして、テレビのより大きな画面、高忠実性および/または高出力のスピーカセット、フルサイズのキーボード、高性能なマウス、ならびにカメラ、プリンタ、スキャナ等の堅牢な周辺コンポーネント群がある。
[0020] そのような関心に鑑み、ユーザ102は、さまざまな技法を利用して、ホストデバイス104のホストコンピューティング環境106を、ターゲットデバイス108の一部のリソースを利用するように拡張することができる。図1に示す第1の例示的シナリオ100は、端末サービスセッション114を含む。ここで、端末サービスサーバとして機能するホストデバイス104は、ホストコンピューティング環境106のリモート表示を、ターゲットデバイス108のターゲットコンピューティング環境110内に展開することができる。よってホストデバイス104は、オペレーティングシステム設定を提供する単一のユーザアカウント、アプリケーション212およびアプリケーション構成の単一セット、およびホストデバイス104にアクセス可能なファイル114およびハードウェアコンポーネントの単一セット等の端末コンピューティング環境を生成し得る。ユーザ102は、ターゲットデバイス108から端末サービス要求112を開始することができ、ホストデバイス104は、端末サービスセッション114を開始することにより端末サービス要求112を満たすことができる。ここで、端末サーバは、ホストコンピューティング環境106のリモート表示118をターゲットデバイス108に送信する(たとえば、ホストコンピューティング環境106のビデオをターゲットデバイス108に送信し、ターゲットデバイス108にリモートに提示された表示に向けられホストコンピューティング環境106内のアプリケーションに適用可能なユーザ入力を受け取る)。この態様で、ユーザ102は、ターゲットデバイス108のターゲットコンピューティング環境116内で、ホストコンピューティング環境106のリモート表示118と対話することができる。
[0021] しかし、そのような端末サービス技法は、さらなる限定を呈する可能性がある。たとえば、端末サービスセッション114のターゲットデバイス108での提示は、リモート表示118がターゲットデバイス108のデバイス属性を考慮せずに提示される場合、準最適な体験にとどまる可能性がある。第1のそのような例として、リモート表示118は、カラースキーム、アイコンおよびフォントのサイズとスタイル、デスクトップ解像度など、ホストデバイス104には適しているがターゲットデバイス108には適していないホストコンピューティング環境106の多様な視覚的設定を呈する可能性がある。第2のそのような例として、ターゲットデバイス108は、カメラ等の一群のデバイス属性を備える可能性があるが、ホストコンピューティング環境118のリモート表示118は、ターゲットデバイス108のデバイス属性を組み込まず、公開しない可能性がある(たとえば、ターゲットデバイス108で実行される端末サービスクライアントがそのような情報を要求および/もしくは利用しないか、またはホストコンピューティング環境106がそのようなコンポーネントのための十分なサポートを備えていないことが原因)。
[0022] 図1に示された第2の例示的シナリオ120は、ユーザ102が、ホストデバイス104からプロジェクタ等のターゲットデバイス108へのホストコンピューティング環境106のミラーリングセッションを開始することを含む。ホストデバイス104は、ディスプレイミラーリング提示122をターゲットデバイス108に送信し、受領124の受け取りに応じて、ホストコンピューティング環境106のターゲットデバイス108への送信126を開始することができる。ターゲットデバイス108は、ホストコンピューティング環境106を表示することができる。そのような技法により、ターゲットデバイス108を使用してホストコンピューティング環境106を表示することが可能になるが、ターゲットデバイス108は、ホストコンピューティング環境106と特に統合されるわけではない。たとえば、ホストコンピューティング環境106は、ターゲットデバイス108を利用可能なリソースとして表さない可能性があり、属性の構成または設定を可能にしない可能性がある。加えて、ホストコンピューティング環境106の提示は、ターゲットデバイス108に適応していない可能性がある。ホストデバイス104が小さなディスプレイを備えた携帯デバイスであり、ターゲットデバイス108が大きなテレビデバイスである場合、ホストコンピューティング環境106のオブジェクトは、ミラーリングされた提示で過剰に大きく表示される可能性がある。なぜなら、そのような要素は、ターゲットデバイス108での提示には適用することができないタッチインタラクションに適応している可能性があるからである。逆に、ホストデバイス104が大きなディスプレイであり、ターゲットデバイス108が小さなディスプレイである場合、ホストコンピューティング環境106で提示されるアイコンおよびフォントは、ターゲットデバイス108では読み取り不可能な程度まで凝縮される可能性がある。さらに、ターゲットデバイス108は、ホストコンピューティング環境106と統合されず、よってホストコンピューティング環境106では表示も使用もできないコンポーネントを備えている可能性がある。
[0023] 図1に示す第3の例示的シナリオ128は、個別のデバイスで実行されたときに、それらのデバイスが相互運用134を行って複合型の体験を提示することを可能にする分散アプリケーションの選択を含む。たとえば、ユーザ102は、アプリケーションサーバ130を備えるホストデバイス104と、アプリケーションクライアント132を備えるターゲットデバイス108とを、アプリケーションのそれぞれのコンポーネントが各デバイスで実行されたときにアプリケーションがデバイスを統一して複合型の体験を提供するように、構成することができる。たとえば、ホストデバイスで実行されるデータベースサーバ130が、ホストデバイス104で実行される第1のアプリケーションクライアントと、ターゲットデバイス108で実行される第2のアプリケーションクライアントとにより同時にアクセスされ、両デバイスが同じデータの表示を提供し、一方のデバイスを通じて行われたデータベースの更新が他方のデバイスで反映されるようになされ得る。そのような分散アプリケーションは両デバイスのリソースを利用してアプリケーションを提示するというユーザ102の意図を促進し得るが、このシナリオは、各デバイスの広範な構成を伴い、そうした機能を備えるアプリケーションのみに利用可能である。さらに、アプリケーションと対話する体験は、利用可能なハードウェアの違い(たとえば、タッチ感応ディスプレイか、ポインタ入力用マウスか)、および/またはデバイスの動作の違い(たとえば、デバイスが異なる操作環境を利用する場合、アプリケーションは異なるキーボードショートカットに反応する可能性があり、異なる外観を呈する可能性がある)により、デバイスごとに異なる可能性があり、互換性等の問題がユーザ体験を制限する可能性がある。そうした制限の多くは、一群のデバイス間でアプリケーションを共有するためのさまざまな構造的技術で生じる可能性がある。
[0024] B.提示される技法
[0025] 本明細書では、たとえばユーザ102の主デバイスと、ユーザ102が主デバイスとの統合を望む補助デバイスとの、少なくとも2つのデバイス間で、アプリケーションを共有するための技法を提示する。補助デバイスは、たとえば、ユーザ102が一時的(たとえば、アプリケーションの短時間の提示のみ)または永続的に統合することを望むユーザ102の第2のデバイス、別の個人のデバイス、または主デバイスと統合することができるリソースを提示する公的にアクセス可能なデバイスを含み得る。
[0026] 本明細書で提示される技法によると、ローカルに実行されるアプリケーションについて、主デバイスは、そのアプリケーションを主アプリケーション部分と補助アプリケーション部分とに分割することができる。主デバイスは、主アプリケーション部分を(たとえば、主デバイスのディスプレイおよび/またはスピーカを使用して)ローカルに提示し、補助アプリケーション部分を補助デバイスのデバイス属性に応じて主コンピューティング環境から改変された補助コンピューティング環境に挿入することができる。次に、主デバイスは、アプリケーションの補助アプリケーション部分を含む補助コンピューティング環境を、ユーザ102に提示するために補助デバイスに送信することができる。
[0027] 図2は、本明細書で提示される技法に応じて、主デバイス202と補助デバイス206との間でアプリケーション212を分割する例示的シナリオ200を示す。この例示的シナリオ200では、主デバイス202が主コンピューティング環境204を備える。主デバイス202および補助デバイス206は、プロセッサ容量およびアーキテクチャ、電源および電源能力(バッテリか、ユーティリティラインか)、入力デバイス(たとえば、タッチジェスチャか、キーボードおよびマウスか)、出力デバイス(たとえば、低容量スピーカか、高出力かつ高忠実度のスピーカセットか)、通信機能(たとえば、容量の限られたセルラーデータ接続、パーソナルエリアネットワーク(PAN)アダプタ、WiFi(登録商標)アダプタおよび接続、または有線イーサネット(登録商標)接続)、さまざまな周辺デバイス(たとえば、ネットワーク接続型ストレージ(NAS)、プリンタ、およびスキャナ)へのアクセスなど、さまざまなデバイス属性210を呈する。
[0028] この例示的シナリオ200では、アプリケーション212をローカルに実行している主デバイス202のユーザ102は、主デバイス202の主コンピューティング環境204と補助デバイス206との間でアプリケーション212を提示することを望む可能性がある。よって、主デバイス202は、アプリケーション212を、主デバイス202に提示される主アプリケーション部分214と、補助デバイス206に提示される補助アプリケーション部分216とに分割218することができる。より詳細には、補助アプリケーション部分216は、補助デバイス206に展開され、補助デバイス206の1つまたは複数のデバイス属性210に応じて主コンピューティング環境204から改変された、補助コンピューティング環境208内で提示され得る。たとえば、主コンピューティング環境204は、カラースキーム、アイコンおよびフォントサイズ、ならびに主デバイス202の入力機能に合わせてサイズ設定および構成されたユーザインターフェイスコントロールを備えるが、補助コンピューティング環境208は、異なるカラースキーム、異なるアイコンおよびフォントサイズを備え、補助デバイス206での提示に適したユーザインターフェイスコントロールを異なって構成するように改変220され得る。加えて、主デバイス202は、たとえば、アプリケーション212のユーザインターフェイスの異なる部分を各コンピューティング環境に割り当てることにより、アプリケーション212を主アプリケーション部分214と補助アプリケーション部分216とに分割218することができる。主デバイス202は、主アプリケーション部分214を主コンピューティング環境204内で提示し、補助アプリケーション部分216を含む補助コンピューティング環境208を、ユーザ102に提示するために補助デバイス206に送信222することができる。たとえば、送信222は、オーディオおよびビデオストリームを補助デバイス206に送信することを含む可能性があり、補助デバイス206が入力機能を備えている場合、その入力機能を通じて受け取られたユーザ入力を主デバイス202に返送して、主デバイス202によりアプリケーション212に適用することを含む可能性がある。この態様で、ユーザ102は、本明細書で提示される技法に応じて、主デバイス202と補助デバイス206との間でアプリケーションの協調的な提示を実現することができる。
[0029] C.技術的効果
[0030] 本明細書で提示される技法を使用してアプリケーションを主デバイス202と補助デバイス206との間で提示すると、さまざまな技術的効果を得ることができる。
[0031] 本明細書で提示される技法により実現され得る技術的効果の第1の例として、アプリケーション212を補助デバイス206に展開することで、アプリケーション212を提示しながら、補助デバイス206のリソースを主デバイス202のリソースと統合することが可能になり得る。たとえば、アプリケーション212へのユーザ入力は、主デバイス202および/または補助デバイス206の入力コンポーネントを通じて受け取られ得、出力は、主デバイス202と補助デバイス206の組み合わされた出力機能を通じて提示され得る。
[0032] 本明細書で提示され得る技法により実現される技術的効果の第2の例として、アプリケーション212を主デバイス202により実行しながら補助アプリケーション部分216を補助デバイス206に分散させることにより、補助デバイス206のアーキテクチャに依存せず、または不必要に影響されない態様で、アプリケーション212を分散させることが可能になり得る。たとえば、補助デバイス206が補助コンピューティング環境208の送信222を受け取ることができ、補助アプリケーション部分216を含む補助コンピューティング環境208を提示できる限り、アプリケーション212の補助デバイス206との互換性は、アプリケーションの実行に影響を与えることはない(たとえば、アプリケーション212は、補助デバイス206の命令セットアーキテクチャと互換性がない可能性があるが、アプリケーション212の実行が主デバイス202によって実現されるため、依然として補助デバイス206で提示され得る)。さらに、補助アプリケーション部分216を補助デバイス206間で提示する間に、補助コンピューティング環境208の一貫性が維持され得る。アプリケーション212の実行、および主デバイス202による主コンピューティング環境204からの補助コンピューティング環境208の改変では、主デバイス202のファイルおよびリソースの共有セットを利用することができ、よって提示は、異なる命令セットアーキテクチャ、オペレーティングシステム、またはソフトウェアプラットフォームもしくはリソースをネイティブに利用する補助デバイス206間で一貫性を保ち得る。つまり、補助デバイス206のデバイス属性210に対する補助コンピューティング環境208の改変220に応じて選択される差異を除いて、補助アプリケーション216のユーザ体験は、補助デバイス206間で一貫性を保ち得る。
[0033] 本明細書で提示される技法により実現され得る技術的効果の第3の例として、補助デバイス206のデバイス属性210に対して改変された補助コンピューティング環境208内でアプリケーション212を提示することにより、アプリケーション212をデバイス属性に依存しない態様で表示する場合よりも、ユーザインターフェイスをより適切に提示することが可能になり得る。第1のそのような例として、補助デバイス206のディスプレイ属性に応じてアイコンおよびフォントのサイズおよび解像度を改変することにより、適切な視覚的体験を提供することができる。一方、そのような改変なしで補助アプリケーション部分216を提示すると、補助デバイス206による提示の際に、視覚的要素が不必要に過大になりまたは過小になる可能性がある。第2のそのような例として、補助デバイス206のネットワーク容量および/またはプロセッサ容量がデータ速度の高いストリームを提示することができる場合、補助アプリケーション部分216は、高品質なアニメーションや、視覚的に動的なユーザインターフェイスを備えることができる。しかし、補助デバイス206のネットワーク容量および/またはプロセッサ容量がより限られている場合、補助アプリケーション部分216は、より静的または保守的な態様でレンダリングされる可能性がある。第3のそのような例として、補助コンピューティング環境208の改変により、補助デバイス206のリソースが、アプリケーション212を提示するために主デバイス202のリソースと統合され得る。たとえば、補助デバイス206により提供されるカメラは、キャプチャされたビデオを補助コンピューティング環境208経由で主デバイスに送信することができ、主デバイスは、キャプチャされたビデオをアプリケーション212で利用することができる。
[0034] 本明細書で提示される技法により実現され得る技術的効果の第4の例として、主デバイス202により実行される分割218を通じたアプリケーション212の分散は、そのような分散および/または分割218をサポートするようには特に構成されていないアプリケーションを含む幅広いアプリケーション212で利用することができる。たとえば、主デバイス202のユーザインターフェイスプラットフォームを利用するアプリケーション212は、ユーザインターフェイスプラットフォームの再構成を通じて、アプリケーション212からのサポートを利用することなく、主デバイス202と補助デバイス206との間で分割218および分散され得る。さらに、そのような分散は、補助デバイス206へのアプリケーションの展開を含まない可能性がある。たとえば、アプリケーション212を補助デバイス206の補助コンピューティング環境208内に展開したり、補助デバイス206により提示したりするために、アプリケーション212を補助デバイス206にインストールする必要はない。よって、本明細書で提示される技法によりアプリケーション212を提示することで、そのような分割を実現するためにユーザ102により実行される構成およびメンテナンスの量が軽減され得る。加えて、本明細書で提示される技法により、アプリケーション212の集中的な管理が可能になり得る。たとえば、ユーザ102は、いくつかの補助デバイス206を使用してアプリケーション212を多様に分割することができ、アプリケーション212の再構成は、それらの各補助デバイス206のローカルなアプリケーション構成との対話を伴わない可能性がある。むしろ、主デバイス202でアプリケーション212の構成を更新することで、アプリケーション構成のさらなる管理を伴わずに、アプリケーション212の更新された構成を補助デバイス206で提示することが可能となる。
[0035] 本明細書で提示される技法により実現され得る技術的効果の第5の例として、アプリケーション212の主アプリケーション部分214と補助アプリケーション部分216の対話は、主デバイス202と補助デバイス206との間のデバイスおよび/またはネットワークの相互接続を利用するのではなく、主デバイス202の同じプロセス内で、および/または主デバイス202内のプロセス間通信もしくはファイル共有機構を通じて、容易に実現され得る。たとえば、図1の第3の例示的シナリオ128では、アプリケーションサーバ130とアプリケーションクライアント132との相互運用134は、一方または両方のデバイスでの接続の問題、ネットワーク遅延、ファイアウォール、プライバシーの懸念などのネットワーキングの問題により妨害される可能性がある。しかし、アプリケーション212を主デバイス202により実行することで、主アプリケーション部分214と補助アプリケーション部分216とが主デバイス202内で迅速かつ効率的に通信することが可能となる。
[0036] 本明細書で提示される技法により実現され得る技術的効果の第6の例として、比較的低出力の補助デバイス206で高品質なコンピューティング体験が提示され得る。たとえば、補助コンピューティング環境208のレンダリングおよびアプリケーション212の実行の計算負担を主デバイス202に割り当てることで、本明細書で提示される方法により、高品質な補助コンピューティング環境208をローカルコンテキストで高品質にレンダリングするための十分な計算リソースを持っていない可能性がある補助デバイス206で、そのような補助コンピューティング環境208を同じ品質レベルで提示することが可能になり得る。よって、旧式のハードウェアを利用して、主デバイス202により実行されるアプリケーション212の補助アプリケーション部分216を提示することができる。つまり、補助デバイス206は、計算量の多いアプリケーション212を実行するための適切な計算リソースを備えていなくてもよく、補助アプリケーション部分216を補助デバイス206に分散させてアプリケーション212を主デバイス202により実行することにより、補助デバイス206がネイティブに生成することができない補助アプリケーション部分216を、補助デバイス206で提示することが可能になり得る。加えて、主デバイス202のリソースを拡大することにより、補助デバイス206も併せて拡大することなく、アプリケーション212の性能を拡大することができる。
[0037] 本明細書で提示される技法により実現され得る技術的効果の第7の例として、本明細書で提示される技法を使用することで、ユーザ102が、必ずしもユーザ102により所有されておらず、および/または主デバイス202により定期的にアクセスされない補助デバイス206を含むように、アプリケーション212を分散させることが可能になり得る。たとえば、公的にアクセス可能なコンピューティングワークスペースは、ディスプレイ、キーボード、スピーカ、およびプリンタ等の周辺機器などの補助デバイス206のコレクションを含む可能性があり、それらがユーザ102の主デバイス202とやり取りすることで、補助コンピューティング環境208およびアプリケーション212の補助アプリケーション部分216を提示することが可能となる。これらおよび他の技術的効果は、本明細書で提示される技法のさまざまな実施形態を通じて実現され得る。
[0038] D.例示的実施形態
[0039] 図3は、補助デバイス206を利用してアプリケーション212を提示するように主デバイス202を構成する例示的方法300として図示された、本明細書で提示される技法の第1の例示的実施形態を示す。例示的方法300は、たとえば、メモリ回路、ハードディスクドライブのプラター、ソリッドステートストレージデバイス、磁気または光学ディスクなどの主デバイス202のメモリコンポーネントに格納され、デバイスのプロセッサで実行されたときにデバイス104を本明細書で提示された技法に応じて動作させるように編成された、一群の命令として実装され得る。
[0040] 例示的方法300は、302から始まり、命令を主デバイス202のプロセッサで実行すること304を含む。具体的には、命令をプロセッサで実行すること304により、主デバイス202がアプリケーション212を主デバイス202のプロセッサで実行する306。また、命令を実行すると、主デバイス202が、アプリケーション212を主アプリケーション部分214と補助アプリケーション部分216とに分割する308。また、命令を実行すると、主デバイス202が、主アプリケーション部分214を主デバイス202の主コンピューティング環境204内で提示する310。また、命令を実行すると、主デバイス202が、補助デバイス206のデバイス属性210に応じて主コンピューティング環境204から改変された補助コンピューティング環境208に補助アプリケーション部分216を挿入する312。また、命令を実行すると、主デバイス202が、補助アプリケーション部分216を含む補助コンピューティング環境208を、ユーザ102に提示するために補助デバイス206に送信する314。この態様で、命令は、主デバイス202が本明細書で提示される技法に応じて補助デバイス206を含むアプリケーション212を提示することを可能にし、316で終了する。
[0041] 図4は、アプリケーション212の分割提示を実現するために例示的主デバイス402と例示的補助デバイス404とにより利用され得る例示的システムとして図示された、本明細書で提示される技法の第2の例示的実施形態を示す。この例示的シナリオ400では、例示的主デバイス402と例示的補助デバイス404のそれぞれが、プロセッサ406と、ディスプレイ408と、各デバイスのプロセッサ406で実行されたときに本明細書で提示される技法の少なくとも一部を利用するシステムを提供する命令を含むメモリ410とを備える。
[0042] 例示的主デバイス402は、アプリケーション212をプロセッサ406で実行しながら、第1の例示的システム412を利用して、補助デバイス404を含むようにアプリケーション212の分割および分散を実現する。第1の例示的システム412は、アプリケーション212を主アプリケーション部分214と補助アプリケーション部分216とに分割するアプリケーション分割器を備え、補助デバイス404のデバイス属性210に応じて主コンピューティング環境204から改変された補助コンピューティング環境208に、補助アプリケーション部分216を挿入する。第1の例示的システム412は、補助アプリケーション部分216を含む補助コンピューティング環境208をユーザ102への提示のために補助デバイス404に(たとえば、オーディオおよび/またはビデオストリーム214として)送信する補助コンピューティング環境送信器416をさらに備える。第1の例示的システム412は、主アプリケーション部分214を主コンピューティング環境のディスプレイ408で提示する主アプリケーション部分提示器414をさらに備える。
[0043] 例示的補助デバイス404は、例示的補助デバイス404の1つまたは複数のデバイス属性210を例示的主デバイス402に送信するデバイス属性送信器422を含む第2の例示的システム420を備える。第2の例示的システム420は、例示的補助デバイス404の少なくとも1つのデバイス属性210に応じて主コンピューティング環境204から改変された補助コンピューティング環境208を例示的主デバイス402から受け取るコンピューティング環境提示器424をさらに備え、補助コンピューティング環境208は、アプリケーション212の補助アプリケーション部分216を含む。よってコンピューティング環境提示器424は、補助コンピューティング環境208を例示的補助デバイス404のディスプレイ408で提示する。この態様で、例示的主デバイス402および例示的補助デバイス404は、本明細書で提示される技法に応じて、アプリケーション212の分散提示を相互運用的に実現する。
[0044] さらに別の実施形態は、本明細書で提示される技法を適用するように構成されたプロセッサ実行可能命令を含むコンピュータ可読メディアを備える。そのようなコンピュータ可読メディアは、さまざまな物理的現象(たとえば、電磁信号、音波信号、または光学信号)を通じて、さまざまなワイヤードシナリオ(たとえば、イーサネット(登録商標)または光ファイバケーブル経由)および/またはワイヤレスシナリオ(たとえば、WiFi等のワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、Bluetooth(登録商標)等のパーソナルエリアネットワーク(PAN)、またはセルラーもしくは無線ネットワーク)で伝搬され得、デバイスのプロセッサにより実行されたときに本明細書で提示される技法をデバイスに実装させる一群のコンピュータ可読命令をエンコードする信号等の、さまざまな種類の通信メディアを含み得る。そのようなコンピュータ可読メディアは、(通信メディアを除く部類の技術として)メモリ半導体(たとえば、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、および/または同期式動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM)技術を利用する半導体)、ハードディスクドライブのプラター、フラッシュメモリデバイス、磁気または光学ディスク(CD-R、DVD-R、フロッピーディスク等)等のコンピュータ可読メモリデバイスをさらに備え得、デバイスのプロセッサにより実行されたときに本明細書で提示される技法をデバイスに実装させる一群のコンピュータ可読命令をエンコードする。
[0045] これらの方法で考案され得る例示的コンピュータ可読メディアを図5に示す。ここで、実装500は、エンコードされたコンピュータ可読データ504が存在するコンピュータ可読メモリデバイス502(たとえば、CD-R、DVD-R、またはハードディスクドライブのプラター)を含む。このコンピュータ可読データ504は、デバイス510のプロセッサ406で実行されたときにデバイス510を本明細書で示された原則に応じて動作させる一群のコンピュータ命令506を含む。第1のそのような実施形態では、プロセッサ実行可能命令506は、図3の例示的方法300のように、主デバイス202に補助デバイス206を使用してアプリケーション212を提示させる方法をデバイス510に実行させ得る。第2のそのような実施形態では、プロセッサ実行可能命令506は、図4の例示的シナリオ400で提示される例示的システムのように、主デバイス202に補助デバイス206を使用してアプリケーション212を提示させるシステム、および/または補助デバイス206に主デバイス202により送信されたアプリケーション212を提示させるシステムをデバイス510に提供させ得る。そのようなコンピュータ可読メディアの多くは、当業者により、本明細書で提示される技法に応じて動作するように構成されたものとして考案され得る。
[0046] E.変形
[0047] 本明細書で説明する技法は、多くの側面について変形して考案され得、一部の変形は、これらおよび他の技法の他の変形に比べて、追加の利点を提示し、および/または欠点を低減し得る。さらに、一部の変形は組み合わせで実装され得、一部の組み合わせは、相乗的連携を通じて追加の利点を備え、および/または欠点を低減し得る。これらの変形をさまざまな実施形態(たとえば、図3の例示的方法300、図4の例示的システム、および図5の例示的メモリデバイス502)に組み込んで、それらの実施形態に個別および/または相乗的な利点を与えることができる。
[0048] E1.シナリオ
[0049] これらの技法の実施形態間で変形する可能性がある第1の側面は、それらの技法が利用されるシナリオに関する。
[0050] この第1の側面の第1の変形として、本明細書で提示される技術は、ワークステーション、ラップトップ、タブレット、携帯電話、ゲーム機、携帯型ゲームデバイス、携帯型または非携帯型のメディアプレーヤ、テレビ等のメディア表示装置、アプライアンス、ホームオートメーションデバイス、接眼レンズや腕時計を統合するウェアラブルデバイスに統合されたコンピューティングコンポーネント、監視制御およびデータ収集(SCADA)デバイスなど、さまざまなデバイスの構成を実現するために利用され得る。
[0051] この第1の側面の第2の変形として、本明細書で提示される技法は、補助デバイス206の補助コンピューティング環境208内で提示されるさまざまなアプリケーション212で利用され得る。これらのアプリケーションには、オフィス生産性アプリケーション、オーディオプレーヤやビデオプレーヤなどのメディア提示アプリケーション、ウェブブラウザや電子メールクライアント、チャットクライアント、ボイスオーバーIP(VoIP)クライアントなどの通信アプリケーション、地理位置アプリケーションや地図アプリケーション、ルート選択アプリケーションなどのナビゲーションアプリケーション、ユーザ102にアラートを提示する天気監視アプリケーションやニュース監視アプリケーションなどのユーティリティ、ゲームなどがある。さらに、補助コンピューティング環境208のアプリケーション212は、テキスト、画像、ライブビデオおよび/または録画済みビデオ、音響効果、音楽、スピーチ、触覚フィードバック、三次元レンダリング、対話型および/または非対話型のユーザインターフェイスなどの1つまたは複数の提示様式を通じたコンテンツの提示と、テキスト入力、ポインティング入力、触覚入力、ジェスチャ入力、口頭入力、視線追跡入力などのユーザ102からユーザ入力を受け取るためのさまざまな技法とを含み得る。
[0052] この第1の側面の第3の変形として、本明細書で提示される技法は、さまざまなアーキテクチャで利用され得る。第1のそのような例として、主デバイス202および/または補助デバイス206は、ワイヤードディスプレイ、スピーカ、ヘッドフォンなど、それらの各デバイスに直接および物理的に接続されたコンポーネントを利用することができる。第2のそのような例として、主デバイス202および/または補助デバイス206は、無線周波などのワイヤレス接続を通じてアクセスすることができる1つまたは複数のコンポーネントを利用することができる。第3のそのような例として、主デバイス202および/または補助デバイス206は、本明細書で提示される技法に応じて相互運用するために、パーソナルエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、および/またはワイドエリアネットワーク上で通信することができる。第4のそのような例として、主デバイス202および/または補助デバイス206は、クライアント/サーバアーキテクチャやピアツーピアアーキテクチャなどで、デバイスコレクションの別のデバイスを通じてアクセス可能な1つまたは複数のコンポーネントを利用することができる。さらに、主デバイス202および/または補助デバイス206は、1人のユーザ102もしくはユーザ102のグループにより利用される可能性があり、および/または少なくとも1人の第2のユーザ102の代わりに少なくとも1人の第1のユーザ102により制御される可能性がある。これらおよび他のシナリオは、本明細書で提示される技法に応じた主デバイス202と補助デバイス206との相互運用を通じたコンピューティング環境の提示に適している可能性がある。
[0053] E2.補助コンピューティング環境の生成および送信
[0054] 本明細書で提示される技法の実施形態間で変形する可能性がある第2の側面は、主デバイス202が補助コンピューティング環境208を補助デバイス206に送信し、補助デバイス206が補助コンピューティング環境208をユーザ102に提示する態様に関する。
[0055] この第2の側面の第1の変形として、補助デバイス206の多数の種類のデバイス属性210は、補助コンピューティング環境208および/または補助コンピューティング環境208で実行されるアプリケーション212を補助デバイス206に対して生成および改変するために特定および使用され得る。第1のそのような例として、補助デバイス206のデバイス属性210は、さまざまなプロセッサおよびコプロセッサの計算スループット、並行処理のサポート、および命令セットアーキテクチャ、メモリおよびストレージの容量、速度、および揮発性、キーボード、マウス、タッチ感応ディスプレイ、マイク、カメラ等のさまざまな入力デバイスの様式、感度、および認識機能、さまざまな視覚出力デバイスのサイズ、解像度、および応答性、さまざまなオーディオ出力デバイスの音量および品質、さまざまな通信デバイスのスループット、遅延、およびバッファ容量、プリンタ、スキャナ、生体センサ等のさまざまな他の周辺デバイスの属性など、さまざまなハードウェアコンポーネントの存在および機能を含み得る。第2のそのような例として、補助デバイス206のデバイス属性210は、さまざまな形式のメディアのエンコーディングおよび/またはデコーディング、さまざまな種類のデータの暗号化、圧縮、解凍、復号、および/または検証、ハードウェアおよび/またはソフトウェアエミュレーションまたはさまざまな種類の言語解析または変換リソースのアクセス可能性を通じたさまざまな命令セットおよび仮想デバイスの利用、三次元グラフィックレンダリング等のさまざまな種類のグラフィック要求の処理、ユーザ認証等のさまざまなセキュリティ手法の適用など、ソフトウェアを通じて部分的または全体的に実現可能な計算能力を含み得る。第3のそのような例として、補助デバイス206のデバイス属性210は、電力の利用可能性(たとえば、ユーティリティライン、バッテリ、および無停電電源(UPS)の存在および動作状態)など、補助デバイス206が使用される状況を含み得る。第4のそのような例として、補助デバイス206のデバイス属性210は、ネットワーク接続型ストレージ(NAS)のアクセス可能性や、他のデバイスとのピアツーピア関係、クライアント/サーバ関係、主従関係等のネットワークにおける補助デバイス206の役割など、補助デバイス206と他のデバイスとの間の相互関係を含み得る。第5のそのような例として、補助デバイス206のデバイス属性210は、補助デバイス206のパブリック、プライベート、および/またはセキュアな性質、特定のユーザ102が補助デバイス206と典型的に関わり合って実行するタスクなど、1人または複数のユーザ102が補助デバイス206と対話するコンテキストを含み得る。
[0056] この第2の側面の第2の変形として、主デバイス202は、補助デバイス206のデバイス属性210をさまざまな方法で判断することができる。第1のそのような例として、補助デバイス206は、たとえば補助デバイス206の各ハードウェアコンポーネントを問い合わせて特定することにより、補助デバイス206のさまざまなデバイス属性を検出し、その情報を主デバイス202に送信することができる。第2のそのような例として、補助デバイス206は、補助デバイス識別子(たとえば、製品番号、モデル番号、および/またはシリアル番号)を含み得、主デバイス202および/または補助デバイス206は、補助デバイス206のデバイス属性210をデバイスカタログで参照して、補助デバイス識別子に関連付けられたそのような補助デバイス206のデバイス属性210を識別し得る。第3のそのような例として、補助デバイス206および/または主デバイス202は、補助デバイス206の特定の動作条件下での動作を測定することができる(たとえば、テスト条件の下、または通常の使用時における、補助デバイス206の処理容量および/またはネットワーク容量を評価する)。第4のそのような例として、補助デバイス206および/または主デバイス202は、補助デバイス206のデバイス属性210を予測および/または推定することができる。たとえば、ユーザ102が補助デバイス206と対話するコンテキストは、補助デバイス206でしばしば実行されるタスクを監視することにより実現される推定により判断され得る。第5のそのような例として、補助デバイス206および/または主デバイス202は、補助デバイス206のデバイス属性210に関する情報を、1人または複数のユーザ102から受け取ることができる。第6のそのような例として、主デバイス202は、(たとえば、補助デバイス206のためにアプリケーション212をインスタンス化する要求の受信時に)そのような情報のために補助デバイス206をポーリングすることができ、および/または補助デバイス206は、その情報を(たとえば、ユーザ102のデバイスコレクションに参加する要求の一部として)主デバイス202にプッシュすることができる。
[0057] この第2の側面の第3の変形として、主デバイス402は、複数の方法で、主コンピューティング環境204から改変された補助コンピューティング環境208を生成することができる。第1のそのような例として、主デバイス202は、主コンピューティング環境204をテンプレートイメージとして格納し、補助コンピューティング環境208を、補助デバイス206のデバイス属性210を考慮して適用された調整を含む主コンピューティング環境204のクローンとして生成することができる。第2のそのような例として、主デバイス202は、主コンピューティング環境204を能動的に利用し、diffファイルなどの変換を生成、格納、および適用して特定の補助デバイス206向けに改変された補助コンピューティング環境208を生成することができる。第3のそのような例として、主コンピューティング環境204は、すべての補助デバイス206で利用可能な機能のスーパーセット(たとえば、オペレーティングシステムおよびコンピューティング環境の設定、アプリケーション212、アプリケーション構成、アプリケーション状態、およびユーザアカウントの完全なセット)を含み得、主デバイス202は、主コンピューティング環境204の機能のサブセットを特定の補助デバイス206の補助コンピューティング環境208として選択することができる。たとえば、特定のアプリケーション212が、さまざまな種類の補助デバイス206用に改変された一群のアプリケーション変種(たとえば、ワークステーションフォームファクタユーザインターフェイス、大型ディスプレイユーザインターフェイス、およびさまざまな携帯デバイス用の小型ディスプレイユーザインターフェイス)として、主コンピューティング環境204内に格納され得、主デバイス202は、特定の補助デバイス206の補助コンピューティング環境208内の提示に適したアプリケーション変種を選択することができる。そのような技法により、主デバイス202のリソースを再使用する(たとえば、多数の補助デバイス206の代わりに、特定のアプリケーションまたはアプリケーションライブラリの単一のコピーを格納および使用する)ことが可能になり得る。
[0058] この第2の側面の第4の変形として、主デバイス202は、複数の方法で、補助コンピューティング環境208のストリーム214を補助デバイス206にレンダリングおよび/または送信することができる。第1のそのような例として、主デバイス202は、補助デバイス206から入力ストリームを受け取ることができ、ならびに/またはビデオおよび/もしくはオーディオ出力を補助デバイス206にストリーミングすることができる。第2のそのような例として、主デバイス202は、補助デバイス206に、ストリーム214において次のビデオフレームを作成するための現在提示されているビデオフレームの差分更新などの、グラフィックプリミティブ命令のストリームを送信することができる。第3のそのような例として、主デバイス202は、補助デバイス206で実行されて補助デバイス206の補助コンピューティング環境208の一部またはすべてをレンダリングすることができる従属アプリケーションを、補助デバイス206に送信することができる。第4のそのような例として、主デバイス202は、補助コンピューティング環境208の一部または全体についてのストリーム214を、2つ以上の補助コンピューティングデバイス206で提示するためにそれらの補助コンピューティング環境206にマルチキャストすることができる。第5のそのような例として、主デバイス202は、補助コンピューティング環境208の一部を第1の補助デバイス206に送信して、補助コンピューティング環境208をユーザ102に提示する第2の補助デバイス206に再送信させることができる。
[0059] この第2の側面の第5の変形として、主デバイス202は、補助デバイス206で適切なユーザ体験を提供するために、補助コンピューティング環境208の提供を改変することができる。たとえば、主デバイス202は、適切な応答性を有するユーザ体験を特定の補助デバイス206に提供するための十分な計算リソースを有し得るが、多くのアプリケーション212により過剰な負荷がかかっている場合、主デバイス202は、補助コンピューティング環境208のストリーム214の補助デバイス206への送信が遅延および/または中断するなど、性能が低下および不足する可能性がある。サービス品質の低下および不足を緩和するために、さまざまな技法を利用することができる。第1のそのような例として、主デバイス202は、主デバイス202が提示の品質(たとえば、最大視覚品質および/または計算速度)を損なわずに駆動することができるアプリケーション212の最大品質を推定し、主デバイス202および補助デバイス206でのアプリケーション212の提示品質を維持するリソース限度にアプリケーション212を制限することができる。そのような推定は、たとえば、さまざまな状況で実現されたアプリケーション212の品質を測定することにより通知され得、変化する状況を反映するようにアプリケーション212の実行を改変することができる(たとえば、十分な処理容量および/もしくはネットワーク容量が提供される場合はアプリケーション212の品質を拡張し、ならびに/または利用可能な処理容量および/もしくはネットワーク容量が制約された場合はアプリケーション212の品質を低下させる)。補助デバイス206に対する補助コンピューティング環境208の生成、提示、および送信におけるそうした構成の多くは、本明細書で提示される技法に応じて利用され得る。
[0060] E2.アプリケーションの分割および分散
[0061] 本明細書で提示される技法の実施形態間で変形する可能性がある第3の側面は、アプリケーション212を主アプリケーション部分214と補助アプリケーション部分216とに分割し、補助アプリケーション部分216を補助デバイス206に分散させる態様を含む。
[0062] この第3の側面の第1の変形として、補助デバイス206の利用可能性の検出に応じて、主デバイス202は、補助デバイス206との接続を確立し、補助デバイス206の1つまたは複数のデバイス属性210を検出することができる。次に、主デバイス202は、補助デバイス206のデバイス属性210に応じて主コンピューティング環境204から改変された補助コンピューティング環境208を生成し、補助コンピューティング環境208の補助デバイス206への送信を開始することができる。代替で、主デバイス202は、補助コンピューティング環境208を既に生成している可能性がある(たとえば、補助デバイス206との以前の対話時に生成された補助コンピューティング環境208を格納し、および/またはさまざまな種類の補助デバイス206用のそのような環境のライブラリから予め作成された補助コンピューティング環境208を取得する)。さらなるそのような変形として、主デバイス202は、物理的近接しきい値内の補助デバイス206の物理的近接を検出する近接検出器(たとえば、近距離無線通信(NFC)通信コンポーネント)をさらに備え得、主デバイス202は、補助デバイス206の利用可能性を物理的近接しきい値内の補助デバイス206の物理的近接として検出することができる。つまり、ユーザ102は、デバイスを近接して配置するだけで、主デバイス202と補助デバイス206との間の接続を確立することができる。
[0063] 図6は、この第3の側面の第2の変更を含む一群の例示的シナリオを示す。ここで、アプリケーション212の主アプリケーション部分214および補助アプリケーション部分216への分割は、さまざまな方法で実現され得る。第1の例示的シナリオ600で、アプリケーション212は、ビデオシリーズなどのコンテンツ項目の提示を含み、アプリケーション212は、コンテンツ項目の提示を補助デバイス206の補助コンピューティング環境208内で提供する補助アプリケーション部分216と、コンテンツ項目の提示を制御する提示コントローラを主コンピューティング環境204内に提供する主アプリケーション部分214とに分割される。つまり、主デバイス202は、補助デバイス206におけるメディア提示のコントローラとして利用され得、その逆もまた然りである。
[0064] 第2の例示的シナリオ602では、1つのデバイスで提示されるときにまとめて提示されるユーザインターフェイスの要素が、主デバイス202で提示される主アプリケーション部分214と、補助デバイス206で提示される補助アプリケーション部分216とに分散され得る。たとえば、ユーザインターフェイス要素は、主デバイス202で提示される第1のユーザインターフェイス要素コレクションと、補助デバイス206で提示される第2のユーザインターフェイス要素コレクションとに再編され得、それぞれのユーザインターフェイス要素は、各デバイスのサイズ、解像度、およびその他のデバイス属性210に合うようにサイズ変更され得る。1つのそのような例として、タッチ感応ディスプレイを備えるデバイスで提示されるユーザインターフェイス要素は、タッチ指向の外観および動作を提示し、非タッチ感応ディスプレイを備えるデバイスで提示されるユーザインターフェイス要素は、ポインタ指向の外観および動作を呈し得る。代替で、ユーザ102は、主デバイス202でタッチ入力を使用して補助デバイス206のユーザインターフェイス要素を利用することができる。たとえば、主デバイス202のタッチ感応ディスプレイでユーザの指により制御されるポインタを、補助デバイス206の補助コンピューティング環境208に移動することができる。そのため、補助デバイス206で提示される視覚要素は、補助デバイス206がタッチ機能を備えていなくても、タッチ互換動作を呈することができる。
[0065] 第3の例示的シナリオ604では、アプリケーション212が、主デバイス202を通じて主コンピューティング環境204内でアプリケーション212を閲覧しているユーザ102に提示される主アプリケーション部分214と、補助デバイス206を通じてアプリケーション212を閲覧している第2のユーザに提示される補助アプリケーション部分216とに分割され得る。たとえば、ゲームアプリケーションは、カードゲームにおける第1のユーザの持ち札などの何らかの秘密情報を第1のユーザ102に提示し、カードゲームにおける第2のユーザの持ち札などの何らかの秘密情報を第2のユーザ102に提示する補助アプリケーション部分216を補助デバイス206に送信することができる。
[0066] この第3の側面の第2の変形として、主デバイス202はさらに、補助デバイス206のさまざまなリソースを、主コンピューティング環境204および/またはアプリケーション212と統合することができる。たとえば、主デバイス202は、第1の入力コンポーネントをさらに備え得、補助デバイス206は、第2の入力コンポーネントをさらに備え得る。第1の入力コンポーネントからの第1のユーザ入力の受け取りに応じて、主デバイス202は、第1のユーザ入力をアプリケーション212に適用することができ、補助デバイス206の第2の入力コンポーネントを通じて提供された、補助デバイス206からの第2のユーザ入力の受け取りに応じて、主デバイス202は、第2のユーザ入力もアプリケーション212に適用することができる。
[0067] この第3の側面の第3の変形として、アプリケーション212の主アプリケーション部分214を提示することに加えて、主デバイス202は、補助アプリケーション部分216を含む補助コンピューティング環境208を補助デバイス206に送信しながら他の機能を提供することができる。たとえば、第2のアプリケーション212を主コンピューティング環境204内で提示する要求の受け取りに応じて、主デバイス202は、アプリケーション212の主アプリケーション部分214と共に、および/またはその代わりに、第2のアプリケーション212を主コンピューティング環境204内で提示することができる。そのような提示の際、補助デバイス206が補助アプリケーション部分216のみの提示を継続するか、または、たとえば補助デバイス206の補助コンピューティング環境208内で提示されている補助アプリケーション部分216に主アプリケーション部分214を統合することにより、アプリケーション212の分割を元に戻すことができる。
[0068] 図7は、ユーザ102が主デバイス202と対話してアプリケーション212(メディアプレーヤ等)を主デバイス202と補助デバイス206との間で分割および分散させるシーケンスを含む例示的シナリオ700を示す。この例示的シナリオで、アプリケーション212は、最初は主デバイス202のみに提示され、アプリケーション212を分散させるための補助デバイス206の利用可能性の検出が、オプションとして検出されてユーザに提示され得る。このオプションの選択を含むユーザ入力702は、主デバイス202と補助デバイス206とを接続させ、アプリケーション212を主デバイス202に提示される主アプリケーション部分214と、補助デバイス206によって送信されて提示される補助アプリケーション部分216とに分割させ得る。また主デバイス202は、主デバイス202で他のアプリケーション212を実行するオプションを提示することができ、そのオプションの選択を含む追加のユーザ入力702は、利用可能なアプリケーション212を含むメニュー704を主デバイス202に提示させることができる。このメニューには、各アプリケーションを主デバイス202、補助デバイス206、および/または両デバイス間で提示するオプションが含まれる。第2のアプリケーション212(たとえば、ウェブブラウザ)の選択を含むユーザ入力702により、主デバイス202に第2のアプリケーション212のみを主デバイス202で提示させることができる。このとき、補助デバイス206は、補助アプリケーション部分216のみの提示を継続するか、または、図7に示すように、主アプリケーション部分214を含む統合されたアプリケーション212を提示することができる。ユーザ102が第2のアプリケーションを終了すると、主デバイス202は、第1のアプリケーション212の主アプリケーション部分214の表示に戻ることができ、補助デバイスでのアプリケーション212の統合は元に戻され得る。
[0069] この第3の側面の第5の変形として、アプリケーション分割の終了を、ユーザ102からのユーザ要求に応じて実現することができる。別の例として、主デバイス202からの補助デバイス206の接続解除の検出に応じて、主デバイス202は、アプリケーション212の全体を主デバイス202で提示するためにアプリケーション212の補助アプリケーション部分216を主コンピューティング環境214に統合することができ、または、補助アプリケーション部分216を移動させることができる第2の補助デバイス206を特定することができる。さらに別の例として、補助アプリケーション部分216がコンテンツ項目の提示をさらに含む場合、主デバイス202は、コンテンツ項目の提示の完了(たとえば、補助デバイス206で提示されるオーディオまたはビデオシーケンスの末尾への到達)を検出したことに応じて、補助デバイス206への補助コンピューティング環境208の送信を終了することができる。そのような変形の多くは、本明細書で提示される技法に応じた主デバイス202と補助デバイス206との間でのアプリケーション212の分割および分散で利用することができる。
[0070] E4.ユーザ入力ジェスチャ
[0071] 本明細書で提示される技法の実施形態間で変形する可能性がある第4の側面は、主デバイス202と補助デバイス206との間で分割および分散されたアプリケーション212を制御するためにユーザ102により実行され得る一群のユーザインターフェイスジェスチャを含む。そのようなジェスチャについて、アプリケーション212と対話するためにデバイスで実行されるジェスチャの視覚的な例を示す図8および図9を参照しながら説明する。一部のそのようなジェスチャは、ポインティングデバイス(たとえば、マウス、タッチパッド、またはトラックボール)で実行されるか、タッチ感応ディスプレイ(たとえば、指またはスタイラスを使用)で実行されるか、または入力デバイスに接触しない非接触ジェスチャ(たとえば、カメラにより検出される手または目の動きのジェスチャ)として実行され得る。加えて、そのような例は主デバイス202で実行されて補助デバイス206で効果を生み出すジェスチャとして説明されているが、それらのジェスチャは、状況によっては、補助デバイス206で実行して主デバイス202で効果を生み出すこともできる。
[0072] この第4の側面の第1の変形として、図8は、ポインタ808とコンテンツ項目806とを提示するディスプレイをさらに備える主デバイス202によるジェスチャ検出の第1の例示的シナリオ800を示す。主デバイス202は、コンテンツ項目806のディスプレイの縁部からのプル動作804と、ディスプレイの縁部へのフリック動作810とを含む「プルとフリック」ポインタジェスチャ802を検出することができる。主デバイス202は、このジェスチャを、コンテンツ項目806を補助デバイス206で提示する要求として解釈することができ、よってコンテンツ項目806の提示を補助デバイス206による提示のために補助コンピューティング環境208に挿入することができる。さらなる変形として、主デバイス202は、ディスプレイの選択された縁部を補助デバイス206に物理的または論理的に位置合わせされたものとして特定して、ディスプレイの選択された縁部に向けて実行されたフリック動作810によりコンテンツ項目806を補助デバイス206で提示させ、ディスプレイの他の縁部に向けて実行されたフリック動作810ではコンテンツ項目806を補助デバイス206で提示させないようにすることができる。
[0073] この第4の側面の第2の変形として、図8は、タッチパッド等のタッチ感応入力デバイス816をさらに備える主デバイス202を含む第2のジェスチャを示す第2の例示的シナリオ812を示す。主デバイス202は、補助デバイス206の補助コンピューティング環境のスクロール可能要素822に関連付けられた2本指ドラッグジェスチャ814を検出することができる。たとえば、ユーザ102は、2本の指820で主デバイス202のディスプレイに触り、ディスプレイ上の特定の方向でドラッグ動作818を実行することができる。主デバイス202は、2本指ドラッグジェスチャ814に応じて、スクロール可能要素822のスクロール824を生じさせることができる(たとえば、2本指ドラッグジェスチャ814が上方向で実行された場合は、スクロール可能要素822のスクロール824を上方に実行し、2本指ドラッグジェスチャ814が下方向で実行された場合は、スクロール可能要素822のスクロール824を下方に実行する。逆も然り)。さらなる変形として、スクロール824の速度は、タッチ感応デバイス816でのドラッグ動作818の速度に比例し得る。
[0074] この第4の側面の第3の変形として、図8は、第3のジェスチャを示す第3の例示的シナリオ826を示す。ここで、主デバイス202は、タッチ感応入力デバイス816のユーザ102がタッチ感応入力デバイス816の縁部830から内側方向832への縁部スワイプジェスチャ828(たとえば、ディスプレイまたはタッチパッドのベゼル縁部から中心に向かうスワイプ)を実行したことを検出する。主デバイス202は、この縁部スワイプジェスチャ828を、補助コンピューティング環境208を現在のアプリケーションの提示から以前に提示されていたアプリケーションの提示に移行させる要求として解釈することができ、よって補助コンピューティング環境208の現在のアプリケーションから異なるアプリケーションへの移行834を開始することができる。
[0075] この第4の側面の第4の変形として、図9は、第4のジェスチャを示す第4の例示的シナリオ900を示す。ここで、主デバイス202は、補助デバイス206がボタンの列などのユーザインターフェイス要素のシーケンス908を選択されたユーザインターフェイス要素にユーザ入力の現在のフォーカスが設定された状態で提示する間に、ポインタ808のユーザ102が、ポインタ808を円形動作904で動かすことを含む円形ポインタジェスチャ902を実行したことを検出する。主デバイス202は、この円形ポインタジェスチャ902を、シーケンス908で選択されたユーザインターフェイス要素をシーケンス908の第1のユーザインターフェイス要素から隣接するユーザ要素に移行させる要求として解釈することができ、隣接するユーザ要素を補助デバイス206におけるアクティブなユーザ要素として選択することで移行906を実装することができる。
[0076] この第4の側面の第5の変形として、図9は、第5のジェスチャを示す第5の例示的シナリオ910を示す。ここで、主デバイス202は、補助デバイス206がスクロール可能ユーザインターフェイス要素914を提示している間に、ユーザ102がポインタ808を円形動作904で動かすことを含む円形ポインタジェスチャ912を実行したことを検出する。主デバイス202は、円形ポインタジェスチャ912を、スクロール可能ユーザインターフェイス要素914をスクロールする要求として解釈することができ、よってスクロール可能ユーザインターフェイス要素914のスクロール916を開始することができる。
[0077] この第4の側面の第6の変形として、図9は、第6のジェスチャを示す第6の例示的シナリオ826を示す。ここで、主デバイス202は、補助デバイス206がコンテンツ項目806を全画面モードで提示している間に、ユーザ102が少なくとも3本の指820を使用してピンチジェスチャ920を実行したこと(たとえば、少なくとも3本の指820でオープン構成のタッチ感応ディスプレイ922の表面に触れる、指822をクローズ構成に縮小する924)を検出する。主デバイス202は、ピンチジェスチャ920を、コンテンツ項目806の提示を全画面モードから部分画面モードに移行する要求として解釈することができ、補助デバイス206でのコンテンツ項目806の提示を小さい表示サイズにサイズ変更することができる。
[0078] そのようなジェスチャベース制御の検出および提示には、さらに多くの変形があり得る。この第4の側面の第7の変形として、補助コンピューティング環境208に関連付けられたジェスチャの開始を検出したことに応じて、主デバイス202は、主コンピューティング環境204の代わりにポインタジェスチャユーザインターフェイスをディスプレイに提示することができる。たとえば、ユーザ102が「スクロール」ジェスチャを実行している間に、主デバイス202は、主コンピューティング環境204ではなく、全画面スクロールバーを提示して、ユーザのジェスチャの動作を支援することができる。ジェスチャの完了を検出したことに応じて、主デバイス202は、ポインタジェスチャユーザインターフェイスの代わりに、ディスプレイに提示された主コンピューティング環境204を復元することができる。さらなるそのような変形において、ジェスチャが補助コンピューティング環境208内でユーザインターフェイスコンテンツを提示するユーザインターフェイス要素に関連付けられている場合、主デバイス202は、ユーザインターフェイス要素のユーザインターフェイスコンテンツを反映するポインタジェスチャユーザインターフェイスを提示することができる。たとえば、ユーザ102が補助デバイス206に提示されたリストをスクロールさせるジェスチャを主デバイス202で実行する際に、主デバイス202は、ユーザ102がスクロールを完了するまでは主コンピューティング環境204ではなくリストのコンテンツを(たとえば、拡大表示で)表示し、その後は主コンピューティング環境204の提示を主デバイス202で復元することができる。そのような変形の多くは、本明細書で提示される技法のさまざまな実施形態において、主デバイス202で実行されるジェスチャで補助デバイス206での補助コンピューティング環境208の提示に影響を与えられるようにする(またはその逆を実現する)ために含まれ得る。
[0079] F.コンピューティング環境
[0080] 図10および以下の説明は、本明細書で示される1つまたは複数の規定の実施形態を実装するのに適したコンピューティング環境を簡潔かつ全体的に示す。図10の動作環境は、適切な動作環境の一例に過ぎず、動作環境の使用または機能の範囲について何らかの限定を示唆することを意図したものではない。例示的コンピューティングデバイスは、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップデバイス、携帯デバイス(たとえば、携帯電話、個人用デジタル補助装置(PDA)、メディアプレーヤ等)、マルチプロセッサシステム、家電製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、これらのシステムまたはデバイスのいずれかを含む分散コンピューティング環境などを含むが、それらに限定されない。
[0081] 必須ではないが、実施形態は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスにより実行される「コンピュータ可読命令」の一般的なコンテキストで説明される。コンピュータ可読命令は、コンピュータ可読メディア(以下で説明)を通じて配布され得る。コンピュータ可読命令は、関数、オブジェクト、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)、データ構造などの、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データ型を実装するプログラムモジュールとして実装され得る。典型的には、コンピュータ可読命令の機能は、さまざまな環境で必要に応じて結合または分散され得る。
[0082] 図10は、本明細書で提示される1つまたは複数の実施形態を実装するように構成されたコンピューティングデバイス1002を備えるシステム1000の例を示す。一構成では、コンピューティングデバイス1002は、少なくとも1つの処理装置1006と、メモリ1008とを備える。実際の構成およびコンピューティングデバイスの種類に応じて、メモリ1008は、揮発性(たとえば、RAM等)、不揮発性(たとえば、ROM、フラッシュメモリ等)、またはそれら2つの何らかの組み合わせであり得る。この構成は、図10で破線1004により示されている。
[0083] 他の実施形態では、デバイス1002は、追加の特徴および/または機能を備え得る。たとえば、デバイス1002は、磁気ストレージ、光学ストレージ等を含むがそれらに限定されない追加のストレージ(たとえば、リムーバブルおよび/または非リムーバブル)をさらに備える可能性がある。そのような追加のストレージは、図10でストレージ1010により示されている。一実施形態では、本明細書で提示される1つまたは複数の実施形態を実装するコンピュータ可読命令は、ストレージ1010に含まれる可能性がある。ストレージ1010は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実装する他のコンピュータ可読命令をさらに格納する可能性がある。コンピュータ可読命令は、たとえば、処理装置1006による実行のために、メモリ1008に読み込まれ得る。
[0084] 本明細書で使用される「コンピュータ可読メディア」という用語は、信号等の通信メディアを含む他の形式のコンピュータ可読メディアを除く、コンピュータ可読メモリデバイスを含む。そのようなコンピュータ可読メモリデバイスは、揮発性および/または不揮発性であり得、リムーバブルおよび/または非リムーバブルであり得、コンピュータ可読命令または他のデータを格納するさまざまな種類の物理デバイスを含み得る。メモリ1008およびストレージ1010は、コンピュータストレージメディアの例である。コンピュータストレージデバイスは、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光学ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、および磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイスを含むが、それらに限定されない。
[0085] デバイス1002は、デバイス1002が他のデバイスと通信することを可能にする通信接続1016をさらに備える。通信接続1016は、モデム、ネットワークインターフェイスカード(NIC)、統合型ネットワークインターフェイス、無線周波送信器/受信器、赤外線ポート、USB接続、またはコンピューティングデバイス1002を他のコンピューティングデバイスに接続する他のインターフェイスを含み得るが、それらに限定されない。通信接続1016は、ワイヤード接続またはワイヤレス接続を含み得る。通信接続1016は、通信メディアを送信および/または受信することができる。
[0086] 「コンピュータ可読メディア」という用語は、通信メディアを含み得る。通信メディアは、典型的には、コンピュータ可読命令または他のデータを搬送波や他の搬送機構などの「変調データ信号」で具体化し、任意の情報配信メディアを含む。「変調データ信号」という用語は、その特性の1つまたは複数が当該信号で情報をエンコードする態様で設定または変更された信号を含み得る。
[0087] デバイス1002は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、赤外線カメラ、ビデオ入力デバイス、および/または他の入力デバイスなどの入力デバイス1014を含み得る。1つまたは複数のディスプレイ、スピーカ、プリンタ、および/または任意の他の出力デバイスなどの出力デバイス1012も、デバイス1002に含まれる可能性がある。入力デバイス1014および出力デバイス1012は、ワイヤード接続、ワイヤレス接続、またはそれらの任意の組み合わせを通じて、デバイス1002に接続され得る。一実施形態では、別のコンピューティングデバイスの入力デバイスまたは出力デバイスが、コンピューティングデバイス1002の入力デバイス1014または出力デバイス1012として使用される可能性がある。
[0088] コンピューティングデバイス1002のコンポーネントは、バスなどのさまざまな相互接続により接続され得る。そのような相互接続は、PCIエクスプレス等の周辺コンポーネント相互接続(PCI)、ユニバーサルシリアルバス(USB)、Firewire(IEEE 1394)、光学バス構造などを含み得る。別の実施形態では、コンピューティングデバイス1002のコンポーネントは、ネットワークにより相互接続される。たとえば、メモリ1008は、ネットワークにより相互接続された異なる物理位置に配置された複数の物理メモリユニットで構成され得る。
[0089] 当業者は、コンピュータ可読命令を格納するために利用されるストレージデバイスをネットワークに分散させることができることを認識する。たとえば、ネットワーク1018を介してアクセス可能なコンピューティングデバイス1020は、本明細書で提示される1つまたは複数の実施形態を実装するコンピュータ可読命令を格納することができる。コンピューティングデバイス1002は、コンピューティングデバイス1020にアクセスし、コンピュータ可読命令の一部またはすべてを実行のためにダウンロードすることができる。代替で、コンピューティングデバイス1002は、必要に応じて、コンピュータ可読命令の断片をダウンロードすることができ、または、一部の命令をコンピューティングデバイス1002で実行して一部の命令をコンピューティングデバイス1020で実行することができる。
[0090] G.用語の使用
[0091] 主題について構造的特徴および/または方法論的行為に固有の言語で説明してきたが、添付の請求項で定義される主題は上述した特定の機能または行為に必ずしも限定されないことが理解される。むしろ、上述した特定の特徴および行為は、請求項を実装する例示的形式として開示されている。
[0092] 本願で使用されている、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、「インターフェイス」等の用語は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかであるコンピュータ関連エンティティを示すものとして一般的に意図されている。たとえば、コンポーネントは、プロセッサで実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得るが、それらに限定されない。例として、コントローラで実行中のアプリケーションと、コントローラとは、いずれもコンポーネントであり得る。1つまたは複数のコンポーネントがプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在する可能性があり、コンポーネントは、1つのコンピュータに局地化され、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散される可能性がある。
[0093] さらに、請求項に記載された主題は、開示された主題を実装するコンピュータを制御するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組み合わせを作成する標準のプログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用して、方法、装置、または製造品として実装され得る。本明細書で使用される「製造品」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、またはメディアからアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するものとして意図されている。もちろん、当業者は、請求項に記載された主題の範囲または趣旨から逸脱することなく、この構成に多数の変更を加えることができることを認識する。
[0094] 本明細書では、実施形態のさまざまな動作が提供される。一実施形態では、説明される1つまたは複数の動作は、1つまたは複数のコンピュータ可読メディアに格納され、コンピューティングデバイスにより実行された場合に当該コンピューティングデバイスに説明される動作を実行させるコンピュータ可読命令を構成し得る。一部またはすべての動作が説明される順序は、それらの動作が必然的に順序に依存することを暗示するものとして理解されるべきではない。この説明の利点を踏まえて、当業者により、代替の順序が認識される。さらに、すべての動作が本明細書で提示される各実施形態に必ずしも存在するわけではないことが理解される。
[0095] 本明細書で「例」として説明される任意の側面または設計は、必ずしも他の側面または設計よりも有利なものとして解釈されない。むしろ、「例」という単語の使用は、本明細書で提示される技法に関連し得る1つの考えられる側面および/または実装を提示することを意図している。そのような例は、そうした技法にとって必須でなく、限定を意図するものでもない。そうした技法のさまざまな実施形態は、そうした例を単独または他の特徴との組み合わせで含み得、ならびに/または図示された例を変形および/もしくは除外し得る。
[0096] 本願で使用される「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包含的な「または」を意味することを意図している。つまり、別途明記されない限り、またはコンテキストから明確でない限り、「XはAまたはBを用いる」は、自然な包含的置き換えのすべてを意味することを意図している。つまり、XがAを用いるか、XがBを用いるか、またはXがAとBの両方を用いる場合、「XはAまたはBを用いる」は、これらの事例のいずれでも満たされる。加えて、本願および添付の請求項で使用される冠詞「a」および「an」は、単数であることが別途明記されるかまたはコンテキストから明確である場合を除き、「1つまたは複数の」を意味するものとして一般的に解釈され得る。
[0097] また、本開示は1つまたは複数の実装に関して提示および説明されているが、本明細書および添付の図面の読み込みおよび理解に基づき、等価の代替物および変形が当業者に思い浮かぶ。本開示は、そのような変形および代替物のすべてを含み、添付の請求項の範囲によってのみ限定される。上述したコンポーネント(たとえば、要素、リソース等)により実行されるさまざまな機能に特に関連して、そのようなコンポーネントを説明するために使用される用語は、別途明記されない限り、たとえ本開示の本明細書において図示された例示的実施形態の機能を実行する開示された構造と構造的に等価でなくても、説明されるコンポーネントの指定された機能を実行する任意のコンポーネント(たとえば、機能的に等価であるもの)に対応することが意図されている。加えて、本開示の特定の特徴は、複数の実装のうちの1つのみに関連して開示されている可能性があるが、そのような特徴は、任意の所与のまたは特定のアプリケーションにとって要望されかつ有利であり得るために、他の実装の1つまたは複数の他の特徴と組み合わされることがある。さらに、「具備する」、「含む」、「有する」、「伴う」、またはそれらの用語の変形が発明を実施するための形態または請求項で使用されていることに関し、そのような用語は、「備える」という用語と同様の態様で包含的であることを意図したものである。
Claims (15)
- アプリケーションのユーザインターフェイスを、補助デバイスと、プロセッサおよび主コンピューティング環境を具備する主デバイスとを通じて、ユーザに提示する方法であって、
前記主デバイスに、
前記アプリケーションを前記主デバイスの前記プロセッサで実行することと、
前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスを主アプリケーション部分と補助アプリケーション部分とに分割することと、
前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスの前記主アプリケーション部分を、前記主デバイスの前記主コンピューティング環境内で提示することと、
前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスの前記補助アプリケーション部分を、前記補助デバイスのデバイス属性に応じて前記主コンピューティング環境から改変された補助コンピューティング環境に挿入することと、
前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスの前記補助アプリケーション部分を含む前記補助コンピューティング環境を、前記ユーザに提示するために前記補助デバイスに送信することと
を実行させる命令を前記プロセッサで実行することを含む方法。 - 前記命令を前記プロセッサで実行することが、前記主デバイスに、前記補助デバイスの利用可能性の検出に応じて、
前記補助デバイスとの接続を確立することと、
前記補助デバイスの前記デバイス属性を検出することと、
前記補助デバイスの前記デバイス属性に応じて前記主コンピューティング環境から改変された前記補助コンピューティング環境を生成することと、
前記補助デバイスに前記補助コンピューティング環境を送信することを開始することと
をさらに実行させる、請求項1に記載の方法。 - 前記主デバイスが、物理的近接しきい値内の補助デバイスの物理的近接を検出する近接検出器をさらに備え、
前記補助デバイスの前記利用可能性を検出することが、前記物理的近接しきい値内の前記補助デバイスの物理的近接を検出することをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記アプリケーションが、コンテンツ項目の提示を含み、
前記アプリケーションを分割することが、前記アプリケーションを、
前記コンテンツ項目の提示を前記補助デバイスの前記補助コンピューティング環境内に提供する補助アプリケーション部分と、
前記コンテンツ項目の前記提示を制御する提示コントローラを前記主コンピューティング環境内に提供する主アプリケーション部分と
に分割することをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記アプリケーションを分割することが、前記アプリケーションを、
前記補助デバイスを通じて前記アプリケーションを閲覧している第2のユーザに提示される補助アプリケーション部分と、
前記主デバイスを通じて前記アプリケーションを閲覧している第1のユーザに提示される主アプリケーション部分と
に分割することをさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記主デバイスが、第1の入力コンポーネントをさらに備え、
前記アプリケーションを前記プロセッサで実行することが、
前記第1の入力コンポーネントからの第1のユーザ入力の受け取りに応じて、前記第1のユーザ入力を前記アプリケーションに適用することと、
前記補助デバイスの第2の入力コンポーネントを通じて提供された第2のユーザ入力の前記補助デバイスからの受け取りに応じて、前記第2のユーザ入力を前記アプリケーションに適用することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記命令を前記プロセッサで実行することが、前記主デバイスに、前記主コンピューティング環境内で第2のアプリケーションを提示する要求の受け取りに応じて、前記アプリケーションの前記主アプリケーション部分の代わりに前記第2のアプリケーションを前記主コンピューティング環境内で提示することをさらに実行させる、請求項1に記載の方法。
- 前記命令を前記プロセッサで実行することが、前記主デバイスに、前記主アプリケーション部分の代わりに前記第2のアプリケーションを前記主コンピューティング環境で提示している間、前記補助デバイスの前記補助コンピューティング環境内で提示されている前記補助アプリケーション部分に前記主アプリケーション部分を統合することをさらに実行させる、請求項7に記載の方法。
- 主デバイスのプロセッサで実行されたときに、前記主デバイスに、補助デバイスを通じてアプリケーションをユーザに提示することを、
前記主デバイスの前記プロセッサで前記アプリケーションを実行することと、
前記アプリケーションを前記アプリケーションのユーザインターフェイスの主アプリケーション部分と前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスの補助アプリケーション部分とに分割することと、
前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスの前記主アプリケーション部分を、前記主デバイスのディスプレイの主コンピューティング環境内で提示することと、
前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスの前記補助アプリケーション部分を、前記補助デバイスのデバイス属性に応じて前記主コンピューティング環境から改変された補助コンピューティング環境に挿入することと、
前記アプリケーションの前記ユーザインターフェイスの前記補助アプリケーション部分を含む前記補助コンピューティング環境を、前記ユーザに提示するために前記補助デバイスに送信することと
により実行させる命令を格納しているメモリデバイス。 - 前記主デバイスが、ポインタとコンテンツ項目とを提示するディスプレイをさらに備え、
前記命令を前記プロセッサで実行することが、前記主デバイスに、
前記コンテンツ項目の前記ディスプレイの縁部からのプル動作と、
前記ディスプレイの前記縁部へのフリック動作と
を含むポインタジェスチャの検出に応じて、前記コンテンツ項目の提示を前記補助デバイスによる提示のために前記補助コンピューティング環境に挿入することをさらに実行させる、請求項9に記載のメモリデバイス。 - 前記主デバイスが、タッチ感応入力デバイスをさらに備え、
前記命令を実行することが、前記主デバイスに、前記タッチ感応入力デバイスが前記補助コンピューティング環境のスクロール可能要素に関連付けられた2本指ドラッグジェスチャを検出したことに応じて、前記補助コンピューティング環境の前記スクロール可能要素にスクロール操作を適用することをさらに実行させる、請求項9に記載のメモリデバイス。 - 前記主デバイスが、ポインタ感応入力デバイスをさらに備え、
前記命令を実行することが、前記主デバイスに、前記ポインタ感応入力デバイスが前記補助コンピューティング環境のスクロール可能要素に関連付けられた円形ポインタジェスチャを検出したことに応じて、前記補助コンピューティング環境の前記スクロール可能要素にスクロール操作を適用することをさらに実行させる、請求項9に記載のメモリデバイス。 - 前記主デバイスが、ポインタをさらに備え、
前記命令を実行することが、前記主デバイスに、少なくとも2つのユーザインターフェイス要素のシーケンスが補助コンピューティング環境に提示されている間に円形ポインタジェスチャを検出したことに応じて、前記シーケンスで選択されたユーザインターフェイス要素を前記シーケンスの第1のユーザインターフェイス要素から隣接するユーザ要素に移行させることをさらに実行させる、請求項9に記載のメモリデバイス。 - 前記主デバイスが、ポインタ感応入力デバイスをさらに備え、
前記命令を実行することが、前記主デバイスに、前記ポインタ感応入力デバイスが前記ポインタ感応入力デバイスの縁部から内側方向への縁部スワイプジェスチャを検出したことに応じて、前記補助コンピューティング環境を現在のアプリケーションの提示から以前に提示されていたアプリケーションの提示に移行させることをさらに実行させる、請求項9に記載のメモリデバイス。 - 前記主デバイスが、タッチ感応入力デバイスをさらに備え、
前記命令を実行することが、前記主デバイスに、前記補助コンピューティング環境が前記アプリケーションの全画面表示を提示している間に前記タッチ感応入力デバイスが前記ユーザにより少なくとも3本の指を使用して実行されたピンチジェスチャを検出したことに応じて、前記アプリケーションの前記全画面表示を前記補助コンピューティング環境内の部分画面表示に低減させることをさらに実行させる、請求項9に記載のメモリデバイス。
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