JP2017204753A - フレーム抽出方法、動画再生制御方法、プログラム、フレーム抽出装置及び動画再生制御装置 - Google Patents

フレーム抽出方法、動画再生制御方法、プログラム、フレーム抽出装置及び動画再生制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】より的確な代表フレームを抽出する方法及び装置、動画再生制御方法及び装置並びにプログラムを提供する。【解決手段】フレーム抽出方法は、動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、上記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、上記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた上記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する、処理を含む。【選択図】図10

Description

本発明は、動画像から代表フレームを抽出する技術に関する。
例えば、作業員の頭部に装着されたカメラで撮影された映像に基づいて作業分析を行うような場合に、一連の作業を1シーンとして認識できれば、シーン毎の検索がし易くなる。
或る特許文献には、シーン変化で区切られた期間に関して、特徴量最大のフレーム画像を代表画像とし、所望のシーンをすばやく検索できるようにする技術が開示されている。この特許文献には、色ヒストグラムの差分からフレーム画像間の相関を求めて、シーンを区切る旨が開示されている。
特開2000−350156号公報
本発明の目的は、一側面では、より的確な代表フレームを抽出することである。
更に、一側面では、画像表示操作を簡便にすることである。
一態様に係るフレーム抽出方法は、(A)動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、(B)上記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、(C)上記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた上記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する、処理を含む。
一態様に係る動画再生制御方法は、(D)動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを上記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、上記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、上記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、上記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行ない、(E)上記タイムバーに対する操作に応じて上記動画を再生する、処理を含む。
一側面としては、より的確な代表フレームを抽出することができる。
一側面としては、画像表示操作が簡便になる。
図1は、単位期間及び第1代表画像の例を示す図である。 図2は、安定期間及び第2代表画像の例を示す図である。 図3は、第1ビューアによる表示操作画面を示す図である。 図4は、第1動画処理装置のモジュール構成を示す図である。 図5は、第1メイン処理フローを示す図である。 図6は、第1分析部のモジュール構成を示す図である。 図7は、第1分析フェーズ処理フローを示す図である。 図8は、フレームテーブルの例を示す図である。 図9は、単位期間処理フローを示す図である。 図10は、第1選定処理(A)フローを示す図である。 図11Aは、期間テーブルの例を示す図である。 図11Bは、期間テーブルの例を示す図である。 図12は、安定期間処理フローを示す図である。 図13は、安定期間の特定処理フローを示す図である。 図14は、第2代表画像の選定処理フローを示す図である。 図15は、第1ビューアのモジュール構成を示す図である。 図16は、第1閲覧フェーズ処理フローを示す図である。 図17は、第1サムネイル表示処理フローを示す図である。 図18は、第1マーク列表示処理フローを示す図である。 図19は、第1閲覧フェーズ処理フローを示す図である。 図20は、第1閲覧フェーズ処理フローを示す図である。 図21は、第1動画再生処理フローを示す図である。 図22は、第1閲覧フェーズ処理フローを示す図である。 図23は、第1閲覧フェーズ処理フローを示す図である。 図24は、第2動画再生処理フローを示す図である。 図25は、第2代表画像の比較例を示す図である。 図26は、第2代表画像の比較例を示す図である。 図27は、場面期間及び第3代表画像の例を示す図である。 図28は、第1代表画像、第2代表画像及び第3代表画像の配列を示す図である。 図29は、第2ビューアによる表示操作画面を示す図である。 図30は、第2動画処理装置のモジュール構成を示す図である。 図31は、第2メイン処理フローを示す図である。 図32は、第2分析部のモジュール構成を示す図である。 図33は、第2分析フェーズ処理フローを示す図である。 図34Aは、期間テーブルの例を示す図である。 図34Bは、期間テーブルの例を示す図である。 図34Cは、期間テーブルの例を示す図である。 図34Dは、期間テーブルの例を示す図である。 図35は、場面期間処理フローを示す図である。 図36は、場面期間の特定処理フローを示す図である。 図37は、色調に関する近似判定処理フローを示す図である。 図38は、特徴量ベクトル算出処理フローを示す図である。 図39は、第3代表画像の選定処理フローを示す図である。 図40は、第2ビューアのモジュール構成を示す図である。 図41は、第2閲覧フェーズ処理(A)フローを示す図である。 図42は、第2閲覧フェーズ処理(A)フローを示す図である。 図43は、第3動画再生処理フローを示す図である。 図44は、第1選定処理(B)フローを示す図である。 図45は、実施の形態4に係る第2ビューアによる表示操作画面を示す図である。 図46は、第2閲覧フェーズ処理(B)フローを示す図である。 図47は、自動めくり処理フローを示す図である。 図48は、自動めくり処理フローを示す図である。 図49は、自動めくり処理フローを示す図である。 図50は、実施の形態5に係る第2ビューアによる表示操作画面を示す図である。 図51は、第2閲覧フェーズ処理(C)フローを示す図である。 図52は、第2サムネイル表示処理フローを示す図である。 図53は、実施の形態6に係る第2ビューアによる表示操作画面を示す図である。 図54は、第2閲覧フェーズ処理(D)フローを示す図である。 図55は、第2マーク列表示処理(A)フローを示す図である。 図56は、実施の形態7に係る第2ビューアによる表示操作画面を示す図である。 図57は、第2マーク列表示処理(B)フローを示す図である。 図58は、実施の形態8に係る第2ビューアによる表示操作画面を示す図である。 図59は、コンピュータの機能ブロック図である。
[実施の形態1]
ビデオカメラで撮影された動画データは、様々な形態で利用される。例えば、ヘッドマウント型のビデオカメラで撮影された動画データに基づいて、作業を分析することがある。例えば、撮影されているシーンの内容に応じて、作業手順を作成する。或いは、作業内容が適正かを検証することもある。この場合に、一般的には、動画をすべて再生させて、再生された映像を見ることになる。
本実施の形態では、どの再生タイミングにどのような注視状態が含まれているかを簡単に把握できるようにして、動画を分析する際の労力を軽減する。具体的には、有意義であると見込まれる注視状態を抽出すると共に、当該注視状態の代表画像をめくりながら、全体の流れを把握できるようにする。
尚、他の動画データに本実施の形態を適用するようにしてもよい。例えば、ホームビデオ、ミュージックビデオや映画などに適用するようにしてもよい。
本実施の形態における動画データの分析について説明する。図1の上段に、動画データの構成を示す。再生タイミングの時系列に従って、左から右へフレーム画像の連なりを示している。そして、全体の再生時間を、所定時間長に相当する単位期間101に分割する。図1の下段の太い線の枠は、単位期間101に含まれるフレーム画像を囲んでいる。
本実施の形態では、各単位期間101を代表する第1代表画像103が選定される。この例では、エッジが最も鋭いフレーム画像が選ばれる。
そして、第1代表画像103の並びにおいて直接の前後関係にある第1代表画像103同士を比較する。例えば、第1代表画像103aと第1代表画像103bとを比較する。また、第1代表画像103bと第1代表画像103cとを比較する。両第1代表画像103における被写体の位置変化が小さい場合に、両第1代表画像103は同じ安定期間に該当すると判断する。つまり、安定期間では、構図が近似する画像が連なる。安定期間は、注視状態が続いている期間に相当する。
図2の説明に移る。この例で、第1代表画像103bと第1代表画像103cとの間で被写体の位置変化が小さく、また第1代表画像103cと第1代表画像103dとの間で被写体の位置変化が小さいものとする。この例では、2つのボタンスイッチのうち左側のボタンスイッチを操作している様子が写されている。このように、画像内における被写体の位置変化が小さい第1代表画像103同士の連なりを安定期間201とする。この例では、単位期間101b乃至単位期間101dが安定期間201aに該当する。
そして、各安定期間201において第2代表画像203を選定する。この例では、安定期間201aに含まれる第1代表画像103b乃至第1代表画像103dのうち、エッジが最も鋭い第1代表画像103cが第2代表画像203aとして選ばれる。
続いて、これらの分析に基づく画像表示について説明する。図3に、第1ビューアによる表示操作画面を示す。本実施の形態におけるビューアを第1ビューアという。画像領域301には、フレーム画像(例えば、第1代表画像103又は第2代表画像203)が表示される。画像領域301には、動画が表示されることもある。
中央のサムネイル303dは、画像領域301に表示中のフレーム画像に最も近い第2代表画像203の縮小画像である。遡ってサムネイル303c乃至サムネイル303aは、順次それより前の第2代表画像203の縮小画像である。サムネイル303e乃至サムネイル303gは、順次それより後の第2代表画像203の縮小画像である。
いずれかのサムネイル303a乃至gがタッチされると当該サムネイル303に対応する第2代表画像203が画像領域301に表示される。そして、タッチされたサムネイル303が中央になるようにサムネイル303a乃至gが並び替えられる。また、サムネイル303の表示領域をスライドさせる操作を行えば、そのスライド量に応じてサムネイル303a乃至gが移動し、入れ替わる。
縁のみの丸で示した第1マーク305は、第2代表画像203に該当しない第1代表画像103に相当する。塗りつぶした丸で示した第2マーク307は、第2代表画像203のうち付加データが登録されていないものに相当する。塗りつぶした正方形で示した第3マーク309は、第2代表画像203のうち付加データが登録されているものに相当する。付加データは、代表画像に対応付けて登録されるデータであって、例えば画像の名称や画像を説明する文などである。
三角マーク311は、画像領域301に表示中の代表画像を表している。三角マーク311より左側のマークは、画像領域301に表示中のフレーム画像よりも順次前の代表画像に対応する。三角マーク311より右側のマークは、画像領域301に表示中のフレーム画像よりも順次後の代表画像に対応する。また、枠313は、安定期間201の範囲を示している。枠313の内側には、所定の背景色が設定されている。
いずれかのマークをタッチ(タップ)すると、当該マークに対応する代表画像が画像領域301に表示される。そして、タッチされたマークが中央になるようにマークが並び替えられる。マークの表示領域をスライドさせる操作を行えば、そのスライド量に応じてマークが移動し、入れ替わる。また、マークがタッチされた場合に、当該マークに対応する代表画像の再生タイミングから動画が再生されるようにしてもよい。
第1の次ボタン315をタッチすれば、次の第1代表画像103を画像領域301に表示させる指示をすることになる。第2の次ボタン317をタッチすれば、次の第2代表画像203を画像領域301に表示させる指示をすることになる。第1の前ボタン319をタッチすれば、前の第1代表画像103を画像領域301に表示させる指示をすることになる。第2の前ボタン321をタッチすれば、前の第2代表画像203を画像領域301に表示させる指示をすることになる。
この例では、動画処理装置が有するタッチパネルに対するタッチ操作やスライド操作を受け付けるが、他の操作(例えば、動画処理装置が有するマウスによるクリック操作やドラッグ操作)を受け付けるようにしてもよい。
システムメニュー領域323は、システムの利用に係る機能を指示するために用いられる。付加データ入力領域325は、代表画像に付加するデータの入力を受け付けるために用いられる。出力メニュー領域327は、代表画像集の出力を指示するために用いられる。その他、安定期間201の長さを表示するようにしてもよい。
以下、本実施の形態に係る動画処理装置を、第1動画処理装置という。図4に、第1動画処理装置のモジュール構成を示す。第1動画処理装置400は、第1データ受付部401、第1分析部403、第1ビューア405、第1操作受付部407、第1更新部409、第1動画記憶部421、第1パラメータ記憶部423、第1フレームテーブル記憶部425、第1フレーム画像記憶部427及び第1期間テーブル記憶部429を有する。
第1データ受付部401は、動画データを受け付ける。第1分析部403は、動画データの分析を行う。第1ビューア405は、フレーム画像及び動画を表示する。第1ビューア405は、更に付加データの登録を受け付け、代表画像集の生成も行う。第1操作受付部407は、ユーザによる操作を受け付ける。第1更新部409は、動画データの分析に用いられるパラメータを更新する。
第1動画記憶部421は、動画データを記憶する。第1パラメータ記憶部423は、動画データの分析に用いられるパラメータを記憶する。第1フレームテーブル記憶部425は、フレームテーブルを記憶する。フレームテーブルについては、図8を用いて後述する。第1フレーム画像記憶部427は、フレーム画像のファイルを記憶する。第1期間テーブル記憶部429は、期間テーブルを記憶する。期間テーブルについては、図11A及び図11Bを用いて後述する。
上述した第1データ受付部401、第1分析部403、第1ビューア405、第1操作受付部407及び第1更新部409は、ハードウエア資源(例えば、図59)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
上述した第1動画記憶部421、第1パラメータ記憶部423、第1フレームテーブル記憶部425、第1フレーム画像記憶部427及び第1期間テーブル記憶部429は、ハードウエア資源(例えば、図59)を用いて実現される。
続いて、第1動画処理装置400における第1メイン処理について説明する。図5に、第1メイン処理フローを示す。第1データ受付部401は、動画データを受け付ける(S501)。受け付けた動画データは、第1動画記憶部421に記憶される。
第1分析部403は、第1分析フェーズ処理を実行する(S503)。第1分析フェーズ処理では、動画データの分析を行う。第1分析フェーズ処理については、図7他を用いて後述する。
第1ビューア405は、第1閲覧フェーズ処理を実行する(S505)。第1閲覧フェーズ処理では、フレーム画像と再生動画の閲覧、付加データの登録及び代表画像集生成のための処理を行う。第1閲覧フェーズ処理については、図16他を用いて後述する。
第1操作受付部407は、パラメータの変更指示を受け付けたか否かを判定する(S507)。変更対象のパラメータは、第1パラメータ記憶部423に記憶されている。変更対象のパラメータは、例えば、単位期間101の長さ及び後述する図13のS1311において用いられる閾値である。
パラメータの変更指示を受け付けたと判定した場合には、第1更新部409は、変更指示に従ってパラメータを更新する(S509)。そして、S503に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、パラメータの変更指示を受け付けていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、終了指示を受け付けたか否かを判定する(S511)。終了指示を受け付けたと判定した場合には、第1メイン処理を終了する。
一方、終了指示を受け付けていないと判定した場合には、S507に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
続いて、第1分析フェーズ処理を行う第1分析部403について説明する。図6に、第1分析部403のモジュール構成を示す。第1分析部403は、第1生成部601、分割部603、第1選定部605、第1特定部607及び第2選定部609を有する。
第1生成部601は、動画データに基づいてフレーム画像を生成する。分割部603は、動画データの再生に係る全体の時間(以下、動画再生時間という。)を単位期間101に分割する。第1選定部605は、単位期間101を代表する第1代表画像103を選定する。第1特定部607は、安定期間201を特定する。第2選定部609は、安定期間201を代表する第2代表画像203を選定する。
上述した第1生成部601、分割部603、第1選定部605、第1特定部607及び第2選定部609は、ハードウエア資源(例えば、図59)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
図7に、第1分析フェーズ処理フローを示す。第1生成部601は、動画データに基づいてフレーム画像を生成する(S701)。この例では、1秒間に30個のフレーム画像が含まれているものとする。動画再生時間が20分であれば、36000個のフレーム画像が生成される。生成されたフレーム画像は、第1フレーム画像記憶部427に記憶される。このとき、フレームテーブルにはフレームID、フレーム画像のファイル名及び再生タイミングが設定される。尚、分析を終了した段階で、代表画像に該当しないフレーム画像を削除するようにしてもよい。
図8に、フレームテーブルの例を示す。この例におけるフレームテーブルは、フレームに対応するレコードを有している。フレームテーブルのレコードは、フレームIDが格納されるフィールドと、フレーム画像のファイル名が格納されるフィールドと、再生タイミングが格納されるフィールドと、エッジの鋭さが格納されるフィールドとを有している。
フレームIDは、フレームを特定する。フレーム画像のファイル名は、第1フレーム画像記憶部427に記憶されるファイルの名前である。再生タイミングは、動画再生時間中において当該フレームが再生される時間を示す。エッジの鋭さは、エッジの明確さに相当する。この例では、エッジの鋭さは、フレームの鮮明度を示す指標として用いられる。フレームの鮮明度を示す指標は、ピントが合っている度合いを示すということもできる。フレームの鮮明度を示す指標は、フレーム画像におけるエッジの検出量であってもよい。エッジの鋭さは、後述される第1選定処理(A)において求められる。例えばフレームIDに基づいてファイル名が特定される場合には、ファイル名は省略してもよい。また、再生タイミングを算出する処理を含むようにすれば、再生タイミングを保持しなくてもよい。
図7の説明に戻る。第1分析部403は、単位期間処理を実行する(S703)。単位期間処理では、単位期間101における代表画像(つまり、第1代表画像103)を選定する。単位期間処理については、図9を用いて後述する。
第1分析部403は、安定期間処理を実行する(S705)。安定期間処理では、安定期間201を特定し、安定期間201における代表画像(つまり、第2代表画像203)を選定する。安定期間処理については、図12を用いて後述する。第1分析フェーズ処理を終えると、呼び出し元の第1メイン処理に復帰する。
図9に、単位期間処理フローを示す。まず、分割部603は、動画再生時間を単位期間101に分割する(S901)。単位期間101は、所定の時間の長さを有する。この例では、単位期間101の長さは1秒であるものとする。つまり、1番目の単位期間101(単位期間ID:U0001)は再生タイミングの0秒から1秒までに相当する。同様に2番目の単位期間101(単位期間ID:U0002)は再生タイミングの1秒から2秒までに相当する。同様に3番目の単位期間101(単位期間ID:U0003)は再生タイミングの2秒から3秒までに相当する。以降、N番目の単位期間101は再生タイミングのN−1秒からN秒までに相当する。このように設定された単位期間101のデータは、第1パラメータ記憶部423に記憶される。
第1選定部605は、第1選定処理を実行する(S903)。第1選定処理では、単位期間101に含まれるフレーム画像の中から第1代表画像103を選定する。
本実施の形態では、第1選定処理(A)を実行する。図10に、第1選定処理(A)フローを示す。第1選定部605は、単位期間101を1つ特定する(S1001)。例えば、第1選定部605は、再生の順番で単位期間101を特定する。
第1選定部605は、当該単位期間101に含まれるフレーム画像を1つ特定する(S1003)。例えば、第1選定部605は、再生の順番でフレーム画像を特定する。このとき、期間テーブルにおけるレコードに、フレームID及び単位期間IDが設定される。
図11A及び図11Bに、期間テーブルの例を示す。図11Bは、図11Aの続きを示している。この例における期間テーブルは、フレームに対応するレコードを有している。期間テーブルのレコードは、フレームIDが格納されるフィールドと、単位期間IDが格納されるフィールドと、第1代表画像フラグのフィールドと、安定期間IDが格納されるフィールドと、第2代表画像フラグのフィールドと、安定期間201の長さが格納されるフィールドと、付加データが格納されるフィールドとを有している。
フレームIDは、フレームを特定する。単位期間IDは、当該フレームが属する単位期間101を特定する。第1代表画像フラグは、当該フレームの画像が第1代表画像103に該当する場合にONとなる。第1代表画像フラグがOFFであれば、当該フレームは第1代表画像103に該当しない。安定期間IDは、当該フレームが属する安定期間201を特定する。当該フレームが安定期間201に含まれない場合には、「該当せず」の旨が設定される。第2代表画像フラグは、当該フレームが第2代表画像203に該当する場合にONとなる。第2代表画像フラグがOFFであれば、当該フレームは第2代表画像203に該当しない。第2代表画像203に該当するレコードには、安定期間201の長さが設定される。また、第1代表画像103又は第2代表画像203に該当するレコードには、付加データが設定されることがある。
図10の説明に戻る。第1選定部605は、S1003において特定したフレーム画像におけるエッジを検出する(S1005)。更に、第1選定部605は、検出されたエッジの鋭さ(明確さ)を求める(S1007)。エッジの鋭さは、フレームテーブルに格納される。このとき、フレームの鮮明度を示す他の指標を求めるようにしてもよい。具体的には、第1選定部605は、フレーム画像におけるエッジの検出量を算出してもよい。
第1選定部605は、未処理のフレーム画像があるか否かを判定する(S1009)。未処理のフレーム画像があると判定した場合には、S1003に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理のフレーム画像がないと判定した場合には、第1選定部605は、S1001で特定した単位期間101に含まれるフレーム画像のうち、最もエッジが鋭いフレーム画像(つまり、最も鮮明なフレーム画像)を特定する(S1011)。そして、第1選定部605は、当該フレーム画像を当該単位期間101における第1代表画像103に定める(S1013)。具体的には、当該フレーム画像に対応するレコードにおける第1代表画像フラグをONに設定する。また、当該第1代表画像103以外のフレーム画像に対応するレコードにおける第1代表画像フラグはOFFに設定される。
第1選定部605は、未処理の単位期間101があるか否かを判定する(S1015)。未処理の単位期間101があると判定した場合には、S1001に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理の単位期間101がないと判定した場合には、第1選定処理(A)を終える。第1選定処理(A)を終えると、呼び出し元の単位期間処理に復帰する。そして、図9に示すように単位期間処理も終え、呼び出し元の第1分析フェーズ処理に復帰する。
図12に、安定期間処理フローを示す。第1特定部607は、安定期間201の特定処理を実行する(S1201)。
図13に、安定期間201の特定処理フローを示す。第1特定部607は、単位期間101を1つ特定する(S1301)。例えば、第1特定部607は、再生の順番で単位期間101を特定する。但し、最後の単位期間101は特定されない。
第1特定部607は、当該単位期間101における第1代表画像103を特定する(S1303)。また、第1特定部607は、当該単位期間101の次の単位期間101における第1代表画像103を特定する(S1305)。
そして、第1特定部607は、当該2つの第1代表画像103の間で特徴点のマッチングを行う(S1307)。特徴点は、例えばエッジに含まれる点である。被写体の輪郭のうち角が特徴点となることもある。マッチングでは、被写体の同一箇所を指すと見込まれる特徴点同士を対応付けて、それらの特徴点の位置関係を特定する。この例で、第1特定部607は、各特徴点の距離に関する平均値を求め、画像の変化量とする(S1309)。ここで求められた画像の変化量は、第1代表画像103内における被写体の位置変化の量に相当する。尚、画像の変化量は、第1代表画像103内における被写体の位置変化の量と色調の変化量(例えば、特徴量ベクトルの差分)との組み合わせに基づく値であってもよい。
第1特定部607は、画像の変化量が閾値以下であるか否かを判定する(S1311)。画像の変化量が閾値以下であると判定した場合には、第1特定部607は、当該単位期間101とその次の単位期間101とを同じ安定期間201に含める(S1313)。具体的には、当該次の単位期間101に含まれる各フレームのレコードにおける安定期間IDに、その前の単位期間101に含まれる各フレームのレコードにおける安定期間IDと同じ値を設定する。前の単位期間101に含まれる各フレームのレコードに安定期間IDが設定されていない場合には、新たな安定期間IDを両単位期間101に含まれる各フレームのレコードに設定する。
一方、画像の変化量が閾値以下ではないと判定した場合には、そのままS1315の処理に移る。
第1特定部607は、未処理の単位期間101があるか否かを判定する(S1315)。未処理の単位期間101があると判定した場合には、S1301に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理の単位期間101がないと判定した場合には、安定期間201の特定処理を終える。安定期間201の特定処理を終えると、呼び出し元の安定期間処理に復帰する。
図12の説明に戻る。第2選定部609は、第2代表画像203の選定処理を実行する(S1203)。
図14に、第2代表画像203の選定処理フローを示す。第2選定部609は、安定期間201を1つ特定する(S1401)。例えば、第2選定部609は、期間テーブルにおいて、再生の順番で安定期間IDを特定する。
第2選定部609は、特定した安定期間201に含まれる単位期間101毎に、当該単位期間101の第1代表画像103におけるエッジの鋭さを特定する(S1403)。具体的には、第2選定部609は、フレームテーブルから第1代表画像103におけるエッジの鋭さを読む。フレームの鮮明度を示す他の指標を用いる場合も、同様である。
第2選定部609は、当該安定期間201に含まれる単位期間101の第1代表画像103のうち、最もエッジが鋭い第1代表画像103(つまり、最も鮮明な第1代表画像103)を特定する(S1405)。第2選定部609は、当該第1代表画像103を当該安定期間201における第2代表画像203に定める(S1407)。具体的には、当該第1代表画像103に対応するレコードにおける第2代表画像フラグをONに設定する。また、当該第2代表画像203以外のフレーム画像に対応するレコードにおける第2代表画像フラグはOFFに設定される。
第2選定部609は、未処理の安定期間201があるか否かを判定する(S1409)。未処理の安定期間201があると判定した場合には、S1401に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理の安定期間201がないと判定した場合には、第2選定部609は、各安定期間201の長さを算出する(S1411)。算出した安定期間201の長さは、期間テーブルにおける第2代表画像203のレコードに設定される。具体的には、期間テーブルにおいて、同一の安定期間IDが設定されているレコードのうち、最後のレコードにおけるフレームの再生タイミングから最初のレコードにおけるフレームの再生タイミングを引くことによって、当該安定期間IDで特定される安定期間201の長さを求める。第2代表画像203の選定処理を終えると、呼び出し元の安定期間処理に復帰する。
図12の説明に戻る。安定期間処理を終えると、呼び出し元の第1分析フェーズ処理に復帰する。以上で、第1分析フェーズ処理についての説明を終える。
続いて、第1閲覧フェーズ処理について説明する。図15に、第1ビューア405のモジュール構成を示す。第1ビューア405は、第1初期化部1501、第1表示処理部1503、第2表示処理部1505、第3表示処理部1507、第2特定部1509、第3特定部1511、第4表示処理部1513、第1再生部1515、第2生成部1517、第1設定部1518及び第4特定部1519を有する。
第1初期化部1501は、表示対象を特定するためのポインタを初期化する。第1表示処理部1503は、ポインタが指す代表画像を画像領域301に表示する。第2表示処理部1505は、第1サムネイル表示処理を実行する。第3表示処理部1507は、第1マーク列表示処理を実行する。第2特定部1509は、サムネイル303に対するユーザ操作に応じて表示対象を特定する。第3特定部1511は、次ボタン又は前ボタンに対するユーザ操作に応じて表示対象を特定する。第4表示処理部1513は、第1動画再生処理を実行する。第1再生部1515は、動画の再生を行う。第2生成部1517は、代表画像集を生成する。第1設定部1518は、動画として最後に再生したフレームのID(又は最後に再生した第1代表画像103のフレームID)をポインタに設定する。第4特定部1519は、マークに対するユーザ操作に応じて表示対象を特定する。
上述した第1初期化部1501、第1表示処理部1503、第2表示処理部1505、第3表示処理部1507、第2特定部1509、第3特定部1511、第4表示処理部1513、第1再生部1515、第2生成部1517、第1設定部1518及び第4特定部1519は、ハードウエア資源(例えば、図59)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
図16に、第1閲覧フェーズ処理フローを示す。第1初期化部1501は、ポインタを初期化する(S1601)。ポインタは、画像領域301に表示させる代表画像のフレームIDを示す内部パラメータである。第1初期化部1501は、例えば先頭の第1代表画像103のフレームIDをポインタに設定する。或いは、先頭の第2代表画像203のフレームIDをポインタに設定してもよい。ポインタの初期化の仕方は、任意である。
第1表示処理部1503は、ポインタが指す代表画像を画像領域301に表示する(S1603)。具体的には、ポインタが示すフレームIDに対応するフレーム画像のファイル名を特定し、当該ファイルのフレーム画像を展開して、画像領域301に表示させる。
第2表示処理部1505は、第1サムネイル表示処理を実行する(S1605)。サムネイル表示処理では、第2代表画像203のサムネイル303a乃至gを表示する。
図17に、第1サムネイル表示処理フローを示す。第2表示処理部1505は、ポインタに最も近い第2代表画像203を特定する(S1700)。具体的には、第2表示処理部1505は、期間テーブルにおいて第2代表画像フラグがONに設定されているレコードのうち、ポインタが示すフレームIDのレコードに最も近いレコードを特定する。
第2表示処理部1505は、ポインタが指す第2代表画像203の前後T個(この例では3個)ずつの第2代表画像203を特定する(S1701)。具体的には、第2表示処理部1505は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。更に、第2表示処理部1505は、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。
第2表示処理部1505は、特定した各第2代表画像203のサムネイル303を生成する(S1703)。具体的には、各フレームIDに対応するフレーム画像のファイル名を特定し、当該ファイルのフレーム画像をサムネイル303の画像に変換する。
第2表示処理部1505は、生成した各サムネイル303a乃至gを表示する(S1705)。具体的には、第2表示処理部1505は、再生の順番に従ってサムネイル303a乃至gを配置する。そして、サムネイル表示処理を終え、呼び出し元の第1閲覧フェーズ処理に復帰する。
図16の説明に戻る。第3表示処理部1507は、第1マーク列表示処理を実行する(S1607)。第1マーク列表示処理では、マークによって第1代表画像103及び第2代表画像203の並びを表す。
図18に、第1マーク列表示処理フローを示す。第3表示処理部1507は、ポインタが指す代表画像の前後M個(この例では11個)ずつの第1代表画像103に相当するフレームIDを抽出する(S1801)。具体的には、第3表示処理部1507は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のM個のレコードを探索する。更に、第3表示処理部1507は、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のM個のレコードを探索する。
第3表示処理部1507は、抽出されたフレームIDのうち、1つのフレームIDを特定する(S1803)。例えば、第3表示処理部1507は、再生の順番に従ってフレームIDを特定する。
第3表示処理部1507は、当該フレームIDが第2代表画像203にも該当するか否かを判定する(S1805)。当該フレームIDが第2代表画像203に該当しないと判定した場合には、第3表示処理部1507は、第1マーク305を当該フレームIDの順位に相当する位置に表示する(S1807)。順位は、表示操作画面の左から右に向けて、再生の順番に従って定まる。そして、S1819の処理に移る。
一方、当該フレームIDが第2代表画像203に該当すると判定した場合には、第3表示処理部1507は、当該第2代表画像203に付加データが登録されているか否かを判定する(S1809)。具体的には、第3表示処理部1507は、期間テーブルにおいて、当該第2代表画像203に相当するレコードに付加データが設定されているか否かを判定する。当該第2代表画像203に付加データが登録されていないと判定した場合には、第3表示処理部1507は、第2マーク307を当該フレームIDの順位に相当する位置に表示する(S1811)。そして、S1815の処理に移る。
一方、当該第2代表画像203に付加データが登録されていると判定した場合には、第3表示処理部1507は、第3マーク309を当該フレームIDの順位に相当する位置に表示する(S1813)。そして、S1815の処理に移る。
第3表示処理部1507は、当該第2代表画像203を含む安定期間201を特定する(S1815)。具体的には、第3表示処理部1507は、期間テーブルにおいて、当該第2代表画像203に相当するレコードに設定されている安定期間IDと同じIDが設定されているレコードのうち、先頭のレコードから最後のレコードまでを安定期間201として特定する。そして、第3表示処理部1507は、当該安定期間201に含まれる代表画像に相当するマーク列の位置を特定する。
第3表示処理部1507は、安定期間201の範囲に背景色を設定する(S1817)。具体的には、第3表示処理部1507は、安定期間201の範囲を示す枠313を表示するとともに、当該枠313の内側にある代表画像の背景に所定の色を表示させる。尚、安定期間201同士が隣接する場合には、間をあけて背景色が連続しないようにしてもよい。
第3表示処理部1507は、未特定のフレームIDがあるか否かを判定する(S1819)。未特定のフレームIDがあると判定した場合には、S1803に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未特定のフレームIDがないと判定した場合には、第3表示処理部1507は、ポインタが指す代表画像のマークの位置に三角マーク311を表示する(S1821)。そして、第1マーク列表示処理を終え、呼び出し元の第1閲覧フェーズ処理に復帰する。
図16の説明に戻る。第1マーク列表示処理を終えると、第1操作受付部407は、サムネイル303がタッチされたか否かを判定する(S1609)。サムネイル303がタッチされたと判定した場合には、第2特定部1509は、タッチされたサムネイル303に対応するフレームIDをポインタに設定する(S1611)。そして、S1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S1609において、サムネイル303がタッチされていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、サムネイル303の表示領域におけるスライド操作を受け付けたか否かを判定する(S1613)。サムネイル303の表示領域におけるスライド操作を受け付けたと判定した場合には、第2特定部1509は、スライド量に応じてポインタを変更する(S1615)。このとき、第2特定部1509は、スライド量に所定比率を乗じて移動分の代表画像数を求める。ポインタを変更すると、S1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、サムネイル303の表示領域におけるスライド操作を受け付けていないと判定した場合には、端子Aを介して図19に示したS1901の処理に移る。
図19の説明に移る。第1操作受付部407は、第1の次ボタン315がタッチされたか否かを判定する(S1901)。第1の次ボタン315がタッチされたと判定した場合には、第3特定部1511は、ポインタより後の最も近い第1代表画像103を特定する(S1903)。具体的には、第3特定部1511は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第3特定部1511は、当該第1代表画像103のフレームIDをポインタに設定する(S1905)。その後、端子Bを介して図16のS1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第1の次ボタン315がタッチされていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、第2の次ボタン317がタッチされたか否かを判定する(S1907)。第2の次ボタン317がタッチされたと判定した場合には、第3特定部1511は、ポインタより後の最も近い第2代表画像203を特定する(S1909)。具体的には、第3特定部1511は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第3特定部1511は、当該第2代表画像203のフレームIDをポインタに設定する(S1911)。その後、端子Bを介して図16のS1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第2の次ボタン317がタッチされていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、第1の前ボタン319がタッチされたか否かを判定する(S1913)。第1の前ボタン319がタッチされたと判定した場合には、第3特定部1511は、ポインタより前の最も近い第1代表画像103を特定する(S1915)。具体的には、第3特定部1511は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第3特定部1511は、当該第1代表画像103のフレームIDをポインタに設定する(S1917)。その後、端子Bを介して図16のS1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第1の前ボタン319がタッチされていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、第2の前ボタン321がタッチされたか否かを判定する(S1919)。第2の前ボタン321がタッチされたと判定した場合には、第3特定部1511は、ポインタより前の最も近い第2代表画像203を特定する(S1921)。具体的には、第3特定部1511は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第3特定部1511は、当該第2代表画像203のフレームIDをポインタに設定する(S1923)。その後、端子Bを介して図16のS1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第2の前ボタン321がタッチされていないと判定した場合には、端子Dを介して図20に示したS2001の処理に移る。
図20の説明に移る。第1操作受付部407は、マーク表示領域において安定期間201がタッチされたか否かを判定する(S2001)。第1操作受付部407は、例えば、枠313又は背景の部分がタッチされたか否かを判定する。安定期間201がタッチされたと判定した場合には、第4表示処理部1513は、第1動画再生処理を実行する(S2003)。第1動画再生処理では、当該安定期間201の先頭から動画の再生を行う。
図21に、第1動画再生処理フローを示す。第1再生部1515は、安定期間201の先頭フレームの再生タイミングから動画の再生を開始し、第4表示処理部1513は、再生した動画を画像領域301に表示する(S2101)。
第1操作受付部407は、再生停止が指示されたか否かを判定する(S2103)。再生停止が指示されていないと判定した場合には、S2103の処理を繰り返す。
一方、再生停止が指示されたと判定した場合には、第1再生部1515は、動画再生を停止する(S2105)。そして、第1設定部1518は、最後に再生したフレームID(又は最後に再生した第1代表画像103のフレームID)をポインタに設定する(S2107)。動画再生処理を終えると、呼び出し元の第1閲覧フェーズ処理に復帰する。
図20の説明に戻る。第1動画再生処理を終えると、端子Bを介して図16のS1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S2001において、安定期間201がタッチされていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がダブルタップされたか否かを判定する(S2005)。本実施の形態では、マークをダブルタップすることによって、付加データを受け付ける処理に移る。マウス操作の場合には、ダブルクリックによって、付加データを受け付ける処理に移るようにしてもよい。或いは、他の操作によって付加データを受け付ける処理に移るようにしてもよい。
第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がダブルタップされたと判定した場合には、第2生成部1517は、付加データ入力領域325において付加データの入力を受け付ける(S2007)。ユーザは、例えば画像に関する名称やコメントを入力する。付加データは、期間テーブルに格納される。具体的には、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309に相当する代表画像のレコードに、付加データが設定される。付加データの入力を終えると、端子Cを介して図16のS1609に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309のいずれもダブルタップされていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、出力メニュー領域327において出力フォーマットの選択を受け付けたか否かを判定する(S2009)。出力メニュー領域327において出力フォーマットの選択を受け付けたと判定した場合には、第2生成部1517は、選択された出力フォーマットの種類を第1パラメータ記憶部423に記憶する(S2011)。そして、端子Cを介して図16のS1609に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、S2009において、出力フォーマットの選択を受け付けていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、出力メニュー領域327において出力先の選択を受け付けたか否かを判定する(S2013)。出力先は、例えばドライブ及びフォルダで特定される。出力メニュー領域327において出力先の選択を受け付けたと判定した場合には、第2生成部1517は、出力先を第1パラメータ記憶部423に記憶する(S2015)。そして、端子Cを介して図16のS1609に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、S2013において、出力先の選択を受け付けていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、出力メニュー領域327において代表画像選択が指示されたか否かを判定する(S2017)。代表画像選択が指示されたと判定した場合には、第2生成部1517は、代表画像の一覧を表示する(S2019)。当該一覧を表示するウインドウは、代表画像の選択及び当該選択の取消を受け付けるインターフェースを有する。第2生成部1517は、代表画像集に含める代表画像の選択を受け付ける(S2021)。尚、デフォルトとして、すべての代表画像が選択されているようにしてもよい。代表画像の選択を終えると、端子Cを介して図16のS1609に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、S2017において、代表画像選択が指示されていないと判定した場合には、第1操作受付部407は、出力メニュー領域327において代表画像集生成が指示されたか否かを判定する(S2023)。代表画像集生成が指示されたと判定した場合には、第2生成部1517は、代表画像集を生成する(S2025)。具体的には、第2生成部1517は、選択されている代表画像毎に期間テーブルに設定されている付加データを読み、代表画像のフレーム画像と付加データとを対として、出力フォーマットに従う代表画像集データに設定する。生成された代表画像集データは、出力先に格納される。そして、端子Cを介して図16のS1609に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、S2023において、代表画像集生成が指示されていないと判定した場合には、端子Eを介して図22のS2201に示した処理に移る。
図22の説明に移る。第1操作受付部407は、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がタップされたか否かを判定する(S2201)。この例では、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がタップされると、当該マークに対応する代表画像が画像領域301に表示される。従って、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がタップされたと判定した場合には、第4特定部1519は、タップされたマークに相当するフレームIDをポインタに設定する(S2203)。そして、端子Bを介して図16のS1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309のいずれもタップされていないと判定した場合には、端子Cを介して図16のS1609に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
図22の例によらず、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がタップされると、当該マークに対応する代表画像から動画を再生するようにしてもよい。その場合の処理フローを図23に示す。図20のS2023におけるNOルートから端子Eを介してS2301の処理に移る。
第1操作受付部407は、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がタップされたか否かを判定する(S2301)。第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309がタップされたと判定した場合には、第4特定部1519は、タップされたマークに相当するフレームIDをポインタに設定する(S2303)。そして、第4表示処理部1513は、第2動画再生処理を実行する(S2305)。第2動画再生処理では、ポインタが指すフレームを起点として動画を再生する。
図24に、第2動画再生処理フローを示す。第1再生部1515は、ポインタが指すフレームの再生タイミングから動画の再生を開始し、第4表示処理部1513は、再生した動画を画像領域301に表示する(S2401)。
第1操作受付部407は、再生停止が指示されたか否かを判定する(S2403)。再生停止が指示されていないと判定した場合には、S2403の処理を繰り返す。
一方、再生停止が指示されたと判定した場合には、第1再生部1515は、動画再生を停止する(S2405)。そして、第1設定部1518は、最後に再生したフレームID(又は最後に再生した第1代表画像103のフレームID)をポインタに設定する(S2407)。第2動画再生処理を終えると、呼び出し元の第1閲覧フェーズ処理に復帰する。
図23の説明に戻る。第2動画再生処理を終えると、端子Bを介して図16のS1603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。S2301において、第1マーク305、第2マーク307又は第3マーク309のいずれもタップされていないと判定した場合には、端子Cを介して図16のS1609に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。以上で、第1閲覧フェーズ処理の説明を終える。
本実施の形態によれば、より的確な代表フレームを抽出することができる。鮮明な代表フレームが得られる面がある。
また、あまり意味の無い映像を再生する時間を省きやすい。例えば作業場を移動している間は、映像がぶれていて不安定な画像が繰り返される。また、撮影者の注意が集中していないときの映像も、視線方向が定まらず不安定な画像が繰り返される。このような映像を避けて再生するように操作し易い。
[実施の形態2]
本実施の形態では、どの再生タイミングにどのようなシーンが含まれているかを簡単に把握できるようにして、動画を分析する際の労力を軽減する。具体的には、有意義であると見込まれるシーンを抽出すると共に、当該シーンの代表画像をめくりながら、全体の流れを把握できるようにする。
本実施の形態では、図1及び図2に示した第1代表画像103同士の比較に続いて、図25に示す第2代表画像203同士の比較を行う。図25について説明する。安定期間201aの他に、安定期間201bが特定され、単位期間101fにおける第1代表画像103fが第2代表画像203bとして選ばれているものとする。
この段階で、第2代表画像203の並びにおいて直接の前後関係にある第2代表画像203同士を比較する。例えば、第2代表画像203aと第2代表画像203bとを比較する。両第2代表画像203における色調が近似する場合に、両第2代表画像203は同じ場面期間に該当すると判断する。場面期間は、1つのシーンに相当する。
図26では、第2代表画像203bと第2代表画像203cとを比較する。このように、比較対象となる第2代表画像203を含む安定期間201同士が連続するとは限らない。単位期間101i及び単位期間101jのように、安定期間201に該当しない単位期間101を挟んで比較を行うことがある。
図27の説明に移る。この例で、第2代表画像203aと第2代表画像203bとは色調が近似し、更に第2代表画像203bと第2代表画像203cとは色調が近似するものとする。この例では、2つのボタンスイッチを有する操作面上で作業者の手が写っている。手の位置が異なるので画像内における被写体の位置変化が大きいが、映し出されている被写体自体は同じであるので色調は近似する。このように、色調が近似する第2代表画像203同士の連なりを場面期間501とする。この例では、第2代表画像203a乃至第2代表画像203cが場面期間501aに該当する。
そして、各場面期間501において第3代表画像503を選定する。この例では、場面期間501aに含まれる第2代表画像203a乃至第2代表画像203cのうち、エッジが最も鋭い第2代表画像203bが第3代表画像503aとして選ばれる。
尚、安定期間201に該当しない単位期間101i及び単位期間101jでは、作業者が一瞬余所見をして映像が乱れている。この間のフレーム画像における色調は、第2代表画像203a乃至第2代表画像203cにおける色調と近似しない。しかし、本実施の形態では、この間も含めて1つの場面期間501を特定することができる。
図28に、第1代表画像103、第2代表画像203及び第3代表画像503の配列を示す。図28で斜線パターンを付した矩形は、第2代表画像203及び第3代表画像503のいずれにも該当しない第1代表画像103を示している。このように、本実施の形態における分析の結果、第2代表画像203及び第3代表画像503のいずれにも該当しない第1代表画像103、第3代表画像503に該当しない第2代表画像203、及び第3代表画像503が並ぶことになる。本実施の形態では、これらの代表画像を選択的に表示させる処理も行う。
図29に、第2ビューアによる表示操作画面を示す。第1画像領域2901には、フレーム画像(例えば、第1代表画像103乃至第3代表画像503)が表示される。第2画像領域2903には、動画が表示される。
第1の次ボタン2905をタッチすれば、次の第1代表画像103を第1画像領域2901に表示させる指示をすることになる。第2の次ボタン2907をタッチすれば、次の第2代表画像203を第1画像領域2901に表示させる指示をすることになる。第3の次ボタン2909をタッチすれば、次の第3代表画像503を第1画像領域2901に表示させる指示をすることになる。第1の前ボタン2911をタッチすれば、前の第1代表画像103を第1画像領域2901に表示させる指示をすることになる。第2の前ボタン2913をタッチすれば、前の第2代表画像203を第1画像領域2901に表示させる指示をすることになる。第3の前ボタン2915をタッチすれば、前の第3代表画像503を第1画像領域2901に表示させる指示をすることになる。
動画再生ボタン2917をタッチすれば、第1画像領域2901に表示されているフレーム画像を起点として再生された動画が第2画像領域2903に表示される。再生停止ボタン2919をタッチすれば、動画の再生が停止し、最後に再生したフレーム(又は最後に再生した第1代表画像)が第1画像領域2901に表示される。この例では、第2動画処理装置が有するタッチパネルに対するタッチ操作やスライド操作を受け付けるが、他の操作(例えば、第2動画処理装置が有するマウスによるクリック操作やドラッグ操作)を受け付けるようにしてもよい。尚、以降の実施例に係る動画処理装置を、第2動画処理装置という。
その他、第1代表画像103の数(この例では、16384)、第2代表画像203の数(この例では、128)及び第3代表画像503の数(この例では、32)が表示されている。また、動画の再生時間(この例では、10分24秒)と現在の再生タイミング(この例では、2分56秒)も表示されている。また、安定期間201の長さ及び/又は場面期間501の長さを表示するようにしてもよい。
図30に、第2動画処理装置のモジュール構成を示す。第2動画処理装置3000は、第2データ受付部3001、第2分析部3003、第2ビューア3005、第2操作受付部3007、第2更新部3009、第2動画記憶部3021、第2パラメータ記憶部3023、第2フレームテーブル記憶部3025、第2フレーム画像記憶部3027及び第2期間テーブル記憶部3029を有する。
第2データ受付部3001は、動画データを受け付ける。第2分析部3003は、動画データの分析を行う。第2ビューア3005は、フレーム画像及び動画を表示する。第2操作受付部3007は、ユーザによる操作を受け付ける。第2更新部3009は、動画データの分析に用いられるパラメータを更新する。尚、第2ビューア3005は、付加データの登録及び代表画像集生成のための処理を行うようにしてもよい。
第2動画記憶部3021は、動画データを記憶する。第2パラメータ記憶部3023は、動画データの分析に用いられるパラメータを記憶する。第2フレームテーブル記憶部3025は、フレームテーブルを記憶する。フレームテーブルは、実施の形態1の場合と同様である。第2フレーム画像記憶部3027は、フレーム画像のファイルを記憶する。第2期間テーブル記憶部3029は、期間テーブルを記憶する。本実施の形態に係る期間テーブルについては、図34A乃至図34Dを用いて後述する。
上述した第2データ受付部3001、第2分析部3003、第2ビューア3005、第2操作受付部3007及び第2更新部3009は、ハードウエア資源(例えば、図59)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
上述した第2動画記憶部3021、第2パラメータ記憶部3023、第2フレームテーブル記憶部3025、第2フレーム画像記憶部3027及び第2期間テーブル記憶部3029は、ハードウエア資源(例えば、図59)を用いて実現される。
続いて、第2動画処理装置3000における第2メイン処理について説明する。図31に、第2メイン処理フローを示す。第2データ受付部3001は、動画データを受け付ける(S3101)。受け付けた動画データは、第2動画記憶部3021に記憶される。
本実施の形態では、第2分析部3003は、第2分析フェーズ処理を実行する(S3103)。第2分析フェーズ処理では、動画データの分析を行う。第2分析フェーズ処理については、図33他を用いて後述する。
第2ビューア3005は、第2閲覧フェーズ処理を実行する(S3105)。第2閲覧フェーズ処理では、フレーム画像及び再生動画の閲覧のための処理を行う。第2閲覧フェーズ処理については、図41他を用いて後述する。
第2操作受付部3007は、パラメータの変更指示を受け付けたか否かを判定する(S3107)。変更対象のパラメータは、第2パラメータ記憶部3023に記憶されている。変更対象のパラメータは、例えば、単位期間101の長さ、図13のS1311において用いられる閾値及び後述する図37のS3707において用いられる閾値である。
パラメータの変更指示を受け付けたと判定した場合には、第2更新部3009は、変更指示に従ってパラメータを更新する(S3109)。そして、S3103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、パラメータの変更指示を受け付けていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、終了指示を受け付けたか否かを判定する(S3111)。終了指示を受け付けたと判定した場合には、第2メイン処理を終了する。
一方、終了指示を受け付けていないと判定した場合には、S3107に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
続いて、第2分析フェーズ処理を行う第2分析部3003について説明する。図32に、第2分析部3003のモジュール構成を示す。第2分析部3003は、第1生成部601、分割部603、第1選定部605、第1特定部607、第2選定部609、第5特定部3201及び第3選定部3203を有する。
第1生成部601は、動画データに基づいてフレーム画像を生成する。分割部603は、動画再生時間を単位期間101に分割する。第1選定部605は、単位期間101を代表する第1代表画像103を選定する。第1特定部607は、安定期間201を特定する。第2選定部609は、安定期間201を代表する第2代表画像203を選定する。第5特定部3201は、場面期間501を特定する。第3選定部3203は、場面期間501を代表する第3代表画像503を選定する。
上述した第1生成部601、分割部603、第1選定部605、第1特定部607、第2選定部609、第5特定部3201及び第3選定部3203は、ハードウエア資源(例えば、図59)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
図33に、第2分析フェーズ処理フローを示す。第1生成部601は、動画データに基づいてフレーム画像を生成する(S3301)。生成されたフレーム画像は、第2フレーム画像記憶部3027に記憶される。このとき、フレームテーブルにはフレームID、フレーム画像のファイル名及び再生タイミングが設定される。尚、分析を終了した段階で、代表画像に該当しないフレーム画像を削除するようにしてもよい。
S3303における処理は、図7のS703における処理と同様である。S3305における処理は、図7のS705における処理と同様である。
第2分析部3003は、場面期間処理を実行する(S3307)。場面期間処理では、場面期間501を特定し、場面期間501における代表画像(つまり、第3代表画像503)を選定する。場面期間処理については、図35を用いて後述する。第2分析フェーズ処理を終えると、呼び出し元の第2メイン処理に復帰する。
図34A乃至図34Dに、本実施の形態に係る期間テーブルの例を示す。この例における期間テーブルは、フレームに対応するレコードを有している。期間テーブルのレコードは、フレームIDが格納されるフィールドと、単位期間IDが格納されるフィールドと、第1代表画像フラグのフィールドと、安定期間IDが格納されるフィールドと、第2代表画像フラグのフィールドと、安定期間201の長さが格納されるフィールドと、場面期間IDが格納されるフィールドと、第3代表画像フラグのフィールドと、場面期間501の長さが格納されるフィールドと、付加データが格納されるフィールドとを有している。
フレームIDは、フレームを特定する。単位期間IDは、当該フレームが属する単位期間101を特定する。第1代表画像フラグは、当該フレームの画像が第1代表画像103に該当する場合にONとなる。第1代表画像フラグがOFFであれば、当該フレームは第1代表画像103に該当しない。安定期間IDは、当該フレームが属する安定期間201を特定する。当該フレームが安定期間201に含まれない場合には、「該当せず」の旨が設定される。第2代表画像フラグは、当該フレームが第2代表画像203に該当する場合にONとなる。第2代表画像フラグがOFFであれば、当該フレームは第2代表画像203に該当しない。第2代表画像203に該当するレコードには、安定期間201の長さが設定される。場面期間IDは、当該フレームが属する場面期間501を特定する。第3代表画像フラグは、当該フレームが第3代表画像503に該当する場合にONとなる。第3代表画像フラグがOFFであれば、当該フレームは第3代表画像503に該当しない。第3代表画像503に該当するレコードには、場面期間501の長さが設定される。尚、図34Cは、図34Aの続きを示している。図34Dは、図34Bの続きを示している。
図35に、場面期間処理フローを示す。第5特定部3201は、場面期間501の特定処理を実行する(S3501)。
図36に、場面期間501の特定処理フローを示す。第5特定部3201は、安定期間201を1つ特定する(S3601)。例えば、第5特定部3201は、再生の順番で安定期間201を特定する。但し、最後の安定期間201は特定されない。
第5特定部3201は、当該安定期間201における第2代表画像203を特定する(S3603)。更に、第5特定部3201は、その次の安定期間201における第2代表画像203を特定する(S3605)。そして、第5特定部3201は、色調に関する近似判定処理を実行する(S3607)。
図37に、色調に関する近似判定処理フローを示す。第5特定部3201は、S3603で特定された第2代表画像203に関する特徴量ベクトル算出処理を実行する(S3701)。特徴量ベクトル算出処理では、色調を示す特徴量ベクトルを算出する。
図38に、特徴量ベクトル算出処理フローを示す。第5特定部3201は、第2代表画像203をより少ない画素数の画像(縮小画像)に変換する(S3801)。第5特定部3201は、縮小画像における各画素の画素値成分(例えば、輝度或いはRGB値)に関する度数分布を求める(S3803)。第5特定部3201は、階級毎の度数を要素とする特徴量ベクトルを生成する(S3805)。そして、特徴量ベクトル算出処理を終えると、呼び出し元である色調に関する近似判定処理に復帰する。尚、S3801の処理を省き、S3803において、第2代表画像203における各画素の画素値成分に関する度数分布を求めるようにしてもよい。
図37の説明に戻る。第5特定部3201は、S3605で特定された第2代表画像203に関する特徴量ベクトル算出処理を実行する(S3703)。第5特定部3201は、2つの特徴量ベクトルの類似度を算出する(S3705)。第5特定部3201は、特徴量ベクトルの類似度が閾値以上であるか否かを判定する(S3707)。特徴量ベクトルの類似度が閾値以上である場合には、第5特定部3201は、色調が近似すると判定する(S3709)。一方、特徴量ベクトルの類似度が閾値以上でない場合には、第5特定部3201は、色調が近似しないと判定する(S3711)。色調に関する近似判定処理を終えると、呼び出し元である場面期間501の特定処理に復帰する。
図36の説明に戻る。第5特定部3201は、色調が近似すると判定したか否かによって処理を分岐させる(S3609)。色調が近似すると判定した場合には、第5特定部3201は、当該安定期間201とその次の安定期間201とを同じ場面期間501に含める(S3611)。具体的には、当該次の安定期間201に含まれる各フレームのレコードにおける場面期間IDに、その前の安定期間201に含まれる各フレームのレコードにおける場面期間IDと同じ値を設定する。前の安定期間201に含まれる各フレームのレコードに場面期間IDが設定されていない場合には、新たな場面期間IDを両安定期間201に含まれる各フレームのレコードに設定する。
一方、色調が近似しないと判定した場合には、そのままS3613の処理に移る。
第5特定部3201は、未処理の安定期間201があるか否かを判定する(S3613)。未処理の安定期間201があると判定した場合には、S3601に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理の安定期間201がないと判定した場合には、場面期間501の特定処理を終える。場面期間501の特定処理を終えると、呼び出し元の場面期間処理に復帰する。
図35の説明に戻る。第3選定部3203は、第3代表画像503の選定処理を実行する(S3503)。
図39に、第3代表画像503の選定処理フローを示す。第3選定部3203は、場面期間501を1つ特定する(S3901)。例えば、第3選定部3203は、期間テーブルにおいて、再生の順番で場面期間IDを特定する。
第3選定部3203は、当該場面期間501に含まれる安定期間201毎に、当該安定期間201の第2代表画像203のエッジの鋭さを特定する(S3903)。具体的には、第3選定部3203は、フレームテーブルから第2代表画像203におけるエッジの鋭さを読む。フレームの鮮明度を示す他の指標を用いる場合も、同様である。
第3選定部3203は、当該場面期間501に含まれる安定期間201の第2代表画像203のうち、最もエッジが鋭い第2代表画像203(つまり、最も鮮明な第2代表画像203)を特定する(S3905)。第3選定部3203は、当該第2代表画像203を当該場面期間501における第3代表画像503に定める(S3907)。具体的には、当該第2代表画像203に対応するレコードにおける第3代表画像フラグをONに設定する。また、当該第3代表画像503以外のフレーム画像に対応するレコードにおける第3代表画像フラグはOFFに設定される。
第3選定部3203は、未処理の場面期間501があるか否かを判定する(S3909)。未処理の場面期間501があると判定した場合には、S3901に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理の場面期間501がないと判定した場合には、第3選定部3203は、各場面期間501の長さを算出する(S3911)。算出した場面期間501の長さは、期間テーブルにおける第3代表画像503のレコードに設定される。具体的には、期間テーブルにおいて、同一の場面期間IDが設定されているレコードのうち、最後のレコードにおけるフレームの再生タイミングから最初のレコードにおけるフレームの再生タイミングを引くことによって、当該場面期間IDで特定される場面期間501の長さを求める。第3代表画像503の選定処理を終えると、呼び出し元の場面期間処理に復帰する。
ある実験では、第1代表画像103の数は、フレーム画像数のおよそ4.0パーセントであった。また、第2代表画像203の数は、フレーム画像数のおよそ0.85パーセントであった。更に、第3代表画像503の数は、フレーム画像数のおよそ0.20パーセントであった。本実施の形態では、このように閲覧対象のフレーム画像を絞り込むことができる。以上で、第2分析フェーズ処理についての説明を終える。
続いて、第2閲覧フェーズ処理について説明する。図40に、第2ビューア3005のモジュール構成を示す。第2ビューア3005は、第2初期化部4001、第5表示処理部4003、第6特定部4005、第2再生部4007、第6表示処理部4009、第2設定部4011、変更部4013、第7特定部4015、第7表示処理部4017、第8特定部4019、第8表示処理部4021及び第9特定部4023を有する。
第2初期化部4001は、表示対象を特定するためのポインタ及びモードを初期化する。第5表示処理部4003は、フレーム画像を第1画像領域2901に表示する。第6特定部4005は、実施の形態2においてユーザ操作に応じて表示対象を特定する。第2再生部4007は、動画の再生を行う。第6表示処理部4009は、動画を表示する。第2設定部4011は、動画として最後に再生したフレームのID(又は最後に再生した第1代表画像103のフレームID)をポインタに設定する。変更部4013は、ユーザ操作に応じてモードを変更する。第7特定部4015は、実施の形態4においてユーザ操作に応じて表示対象を特定する。第7表示処理部4017は、実施の形態5において第2サムネイル表示処理を実行する。第8特定部4019は、実施の形態5においてユーザ操作に応じて表示対象を特定する。第8表示処理部4021は、実施の形態6及び7において第2マーク列表示処理を実行する。第9特定部4023は、実施の形態6及び7においてユーザ操作に応じて表示対象を特定する。
上述した第2初期化部4001、第5表示処理部4003、第6特定部4005、第2再生部4007、第6表示処理部4009、第2設定部4011、変更部4013、第7特定部4015、第7表示処理部4017、第8特定部4019、第8表示処理部4021及び第9特定部4023は、ハードウエア資源(例えば、図59)と、以下で述べる処理をプロセッサに実行させるプログラムとを用いて実現される。
本実施の形態では、図31に示したS3105において、第2閲覧フェーズ処理(A)を実行する。図41及び図42に、第2閲覧フェーズ処理(A)フローを示す。第2初期化部4001は、ポインタを初期化する(S4101)。ポインタは、第1画像領域2901に表示させる代表画像のフレームIDを示す内部パラメータである。第2初期化部4001は、例えば先頭の第1代表画像103のフレームIDをポインタに設定する。また、先頭の第2代表画像203のフレームIDをポインタに設定してもよい。或いは、先頭の第3代表画像503のフレームIDをポインタに設定してもよい。ポインタの初期化の仕方は、任意である。
第5表示処理部4003は、ポインタが指す代表画像を第1画像領域2901に表示する(S4103)。具体的には、ポインタが示すフレームIDに対応するフレーム画像のファイル名を特定し、当該ファイルのフレーム画像を展開して、第1画像領域2901に表示させる。
第2操作受付部3007は、第1の次ボタン2905がタッチされたか否かを判定する(S4105)。第1の次ボタン2905がタッチされたと判定した場合には、第6特定部4005は、ポインタより後の最も近い第1代表画像103を特定する(S4107)。具体的には、第6特定部4005は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第6特定部4005は、当該第1代表画像103のフレームIDをポインタに設定する(S4109)。その後、S4103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第1の次ボタン2905がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、第2の次ボタン2907がタッチされたか否かを判定する(S4111)。第2の次ボタン2907がタッチされたと判定した場合には、第6特定部4005は、ポインタより後の最も近い第2代表画像203を特定する(S4113)。具体的には、第6特定部4005は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第6特定部4005は、当該第2代表画像203のフレームIDをポインタに設定する(S4115)。その後、S4103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第2の次ボタン2907がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、第3の次ボタン2909がタッチされたか否かを判定する(S4117)。第3の次ボタン2909がタッチされたと判定した場合には、第6特定部4005は、ポインタより後の最も近い第3代表画像503を特定する(S4119)。具体的には、第6特定部4005は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第3代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第6特定部4005は、当該第3代表画像503のフレームIDをポインタに設定する(S4121)。その後、S4103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第3の次ボタン2909がタッチされていないと判定した場合には、端子Fを介して、図42に示したS4201の処理に移る。
図42の説明に移る。第2操作受付部3007は、第1の前ボタン2911がタッチされたか否かを判定する(S4201)。第1の前ボタン2911がタッチされたと判定した場合には、第6特定部4005は、ポインタより前の最も近い第1代表画像103を特定する(S4203)。具体的には、第6特定部4005は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第6特定部4005は、当該第1代表画像103のフレームIDをポインタに設定する(S4205)。その後、端子Gを介して、図41のS4103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第1の前ボタン2911がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、第2の前ボタン2913がタッチされたか否かを判定する(S4207)。第2の前ボタン2913がタッチされたと判定した場合には、第6特定部4005は、ポインタより前の最も近い第2代表画像203を特定する(S4209)。具体的には、第6特定部4005は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第6特定部4005は、当該第2代表画像203のフレームIDをポインタに設定する(S4211)。その後、端子Gを介して、図41のS4103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第2の前ボタン2913がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、第3の前ボタン2915がタッチされたか否かを判定する(S4213)。第3の前ボタン2915がタッチされたと判定した場合には、第6特定部4005は、ポインタより前の最も近い第3代表画像503を特定する(S4215)。具体的には、第6特定部4005は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第3代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。そして、第6特定部4005は、当該第3代表画像503のフレームIDをポインタに設定する(S4217)。その後、端子Gを介して、図41のS4103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、第3の前ボタン2915がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、動画再生ボタン2917がタッチされたか否かを判定する(S4219)。動画再生ボタン2917がタッチされたと判定した場合には、第2ビューア3005は、第3動画再生処理を実行する(S4221)。第3動画再生処理では、ポインタが指すフレーム画像を起点として動画の再生を行う。
図43に、第3動画再生処理フローを示す。第2再生部4007は、ポインタが示すフレーム画像の再生タイミングから動画の再生を開始し、第6表示処理部4009は、再生した動画を第2画像領域2903に表示する(S4301)。
第2操作受付部3007は、再生停止ボタン2919がタッチされたか否かを判定する(S4303)。再生停止ボタン2919がタッチされていないと判定した場合には、S4303の処理を繰り返す。
一方、再生停止ボタン2919がタッチされたと判定した場合には、第2再生部4007は、動画再生を停止する(S4305)。そして、第2設定部4011は、最後に再生したフレームID(又は最後に再生した第1代表画像103のフレームID)をポインタに設定する(S4307)。第3動画再生処理を終えると、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(A)に復帰する。
図42の説明に戻る。第3動画再生処理を終えると、端子Gを介して、図41に示したS4103の処理に戻る。
S4219において、動画再生ボタン2917がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、閲覧終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S4223)。閲覧終了の指示を受け付けたと判定した場合には、第2閲覧フェーズ処理(A)を終え、呼び出し元の第2メイン処理に復帰する。
一方、閲覧終了の指示を受け付けていないと判定した場合には、端子Hを介して、図41のS4105に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
以上で第2閲覧フェーズ処理(A)の説明を終える。尚、第2分析フェーズで選定された第1代表画像103には、不鮮明な画像が含まれ難いので閲覧しやすい。同じく第2代表画像203には、似た構図の画像が含まれないので閲覧しやすい。同じく第3代表画像503には、同一シーンに含まれる画像が重複しないので閲覧しやすい。
第1代表画像103を選定する段階で不明瞭な画像を排除して、第1代表画像103を候補として第2代表画像203及び第3代表画像503を選定するので、第2代表画像203及び第3代表画像503は明瞭なものとなるという面もある。
第2閲覧フェーズにおいて、次の第1代表画像103を表示させ、又は前の第1代表画像103を表示させれば、短い期間の遷移を確認することもできる。
また、同じシーンの中での変遷を把握しようとする場合、次の第2代表画像203を表示させ、又は前の第2代表画像203を表示させれば、ユーザにとって便利である。
また、次の第3代表画像503を表示させれば、ユーザは直ぐに次のシーンを把握できる。逆に、前の第3代表画像503を表示させれば、ユーザは直ぐに前のシーンを把握できる。
この例では、第1代表画像103乃至第3代表画像503に対するめくり操作のためのボタンを1つの表示操作画面に含めているので、第1代表画像103乃至第3代表画像503に対するめくり操作を適宜組み合わせることができる。このようにすれば、所望のフレーム画像を見つけ出すための作業が簡単になる。
また、1枚ずつ指示しながら代表画像をめくるので、スライド閲覧の場合と似た操作が実現される。従って、例えばプレゼンテーションの資料としても活用しやすい。
上述した例では、動画データの再生時間を分割する第1期間(単位期間101)の各々について、当該第1期間に含まれるフレーム画像のうち当該第1期間を代表する第1代表画像103を選定する。同じく、第1代表画像103の並びにおいて前後関係にあり且つ画像内における被写体の位置変化が基準よりも小さい第1代表画像103同士の連なりによって第2期間(安定期間201)を特定する。同じく、第2期間の各々について、当該第2期間に含まれる第1代表画像103のうち当該第2期間を代表する第2代表画像203を選定する。同じく、第2代表画像203の並びにおいて前後関係にあり且つ画素値成分の度数分布が近似する第2代表画像203同士の連なりによって第3期間(場面期間501)を特定する。同じく、第3期間の各々について、当該第3期間に含まれる第2代表画像203のうち当該第3期間を代表する第3代表画像503を選定する処理を含む。
従って、本実施の形態によれば、シーンを代表する画像を、より的確に抽出することができる。例えば、1つのシーンに相当する動画部分の中に、一時的に色調の異なるフレーム画像が写り込んでいる場合であっても的確にシーン期間を特定するので、無用な代表画像を抽出せずに済む。
[実施の形態3]
本実施の形態では、第1代表画像103を選定する工程を簡略化する例について説明する。例えば、手振れによる映像やピントが合っていない画像を含まない動画においては、第1代表画像103を選定する工程を簡略化しても実質的に不具合は少ない。
本実施の形態では、図9に示したS903において、第1選定処理(B)を実行する。第1選定処理(B)を、上述した実施の形態1及び2のいずれに適用するようにしてもよい。
図44に、第1選定処理(B)フローを示す。第1選定部605は、図10のS1001の場合と同様に、単位期間101を1つ特定する(S4401)。
第1選定部605は、当該単位期間101におけるN番目のフレーム画像を特定する(S4403)。Nは、1からフレーム画像数までのうちいずれであってもよい。つまり、先頭のフレーム画像を特定してもよいし、中間のフレーム画像を特定してもよいし、最後のフレーム画像を特定するようにしてもよい。
第1選定部605は、図10のS1013の場合と同様に、当該フレーム画像を当該単位期間101における第1代表画像103に定める(S4405)。
第1選定部605は、未処理の単位期間101があるか否かを判定する(S4407)。未処理の単位期間101があると判定した場合には、S4401に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未処理の単位期間101がないと判定した場合には、第1選定処理(B)を終える。第1選定処理(B)を終えると、呼び出し元の単位期間処理に復帰する。
本実施の形態によれば、処理負担が軽減される。また、映像が全般的に明瞭であれば実質的な不具合は少ない。
[実施の形態4]
本実施の形態では、代表画像を自動的に順次表示する例について説明する。
図45に、実施の形態4に係る第2ビューア3005による表示操作画面を示す。ラジオボタン4501aを選択すれば、自動めくりの対象が第1代表画像103となる。このときのモードを第1モードという。ラジオボタン4501bを選択すれば、自動めくりの対象が第2代表画像203となる。このときのモードを第2モードという。ラジオボタン4501cを選択すれば、自動めくりの対象が第3代表画像503となる。このときのモードを第3モードという。
めくり開始ボタン4503をタッチすれば、自動めくりの開始を指示したことになる。自動めくりを開始すれば、現在のモードに従って選択される代表画像が、めくり間隔に従って順次第1画像領域2901に表示される。
そして、めくり停止ボタン4505をタッチすれば、自動めくりを停止させることになる。また、めくり間隔の変更も受け付けるようになっている。
本実施の形態では、図31に示したS3105において、第2閲覧フェーズ処理(B)を実行する。図46に、第2閲覧フェーズ処理(B)フローを示す。第2初期化部4001は、ポインタ及びモードを初期化する(S4601)。モードは、内部パラメータである。この例では、第1代表画像103を表示させる第1モード、第2代表画像203を表示させる第2モード或いは第3代表画像503を表示させる第3モードのいずれかが設定される。但し、初期化の仕方は任意であって、いずれのモードを設定するようにしてもよい。初期のモードをユーザが予め指定している場合には、そのモードを設定するようにしてもよい。
第5表示処理部4003は、図41のS4103の場合と同様に、ポインタが指す代表画像を第1画像領域2901に表示する(S4603)。
第2操作受付部3007は、ラジオボタン4501a乃至cによるモードの選択を受け付けたか否かを判定する(S4605)。ラジオボタン4501a乃至cによるモードの選択を受け付けたと判定した場合には、変更部4013は、選択されたモードに変更する(S4607)。そして、S4605に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、ラジオボタン4501a乃至cによるモードの選択を受け付けていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、めくり間隔の変更指示を受け付けたか否かを判定する(S4609)。めくり間隔の変更指示を受け付けたと判定した場合には、第2操作受付部3007は、めくり間隔を変更する(S4611)。めくり間隔は、内部パラメータである。以降、S4605に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、めくり間隔の変更指示を受け付けていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、めくり開始ボタン4503がタッチされたか否かを判定する(S4613)。めくり開始ボタン4503がタッチされたと判定した場合には、第2ビューア3005は、自動めくり処理を実行する(S4615)。自動めくり処理では、自動的に順次代表画像を表示する。
図47乃至図49に、自動めくり処理フローを示す。第7特定部4015は、現在第1モードに設定されているか否かを判定する(S4701)。現在第1モードに設定されていると判定した場合には、第7特定部4015は、ポインタより後に第1代表画像103があるか否かを判定する(S4703)。具体的には、第7特定部4015は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。
ポインタより後に第1代表画像103がないと判定した場合には、自動めくり処理を終えて、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(B)に復帰する。
一方、ポインタより後に第1代表画像103があると判定した場合には、第7特定部4015は、ポインタより後の最も近い第1代表画像103を特定し(S4705)、当該第1代表画像103のフレームIDをポインタに設定する(S4707)。そして、第5表示処理部4003は、ポインタが指す第1代表画像103を第1画像領域2901に表示する(S4709)。
その後、第2操作受付部3007は、めくり停止ボタン4505がタッチされたか否かを判定する(S4711)。めくり停止ボタン4505がタッチされたと判定した場合には、自動めくり処理を終えて、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(B)に復帰する。
一方、めくり停止ボタン4505がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、S4709の処理を行った時点から、めくり間隔に相当する時間が経過したか否かを判定する(S4713)。めくり間隔に相当する時間が経過したと判定した場合には、S4703に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、めくり間隔に相当する時間が経過していないと判定した場合には、S4711に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S4701の説明に戻る。S4701において、現在第1モードに設定されていないと判定した場合には、端子Iを介して、図48に示したS4801の処理に移る。
図48の説明に移る。第7特定部4015は、現在第2モードに設定されているか否かを判定する(S4801)。現在第2モードに設定されていると判定した場合には、第7特定部4015は、ポインタより後に第2代表画像203があるか否かを判定する(S4803)。具体的には、第7特定部4015は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。
ポインタより後に第2代表画像203がないと判定した場合には、自動めくり処理を終えて、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(B)に復帰する。
一方、ポインタより後に第2代表画像203があると判定した場合には、第7特定部4015は、ポインタより後の最も近い第2代表画像203を特定し(S4805)、当該第2代表画像203のフレームIDをポインタに設定する(S4807)。そして、第5表示処理部4003は、ポインタが指す第2代表画像203を第1画像領域2901に表示する(S4809)。
その後、第2操作受付部3007は、めくり停止ボタン4505がタッチされたか否かを判定する(S4811)。めくり停止ボタン4505がタッチされたと判定した場合には、自動めくり処理を終えて、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(B)に復帰する。
一方、めくり停止ボタン4505がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、S4809の処理を行った時点から、めくり間隔に相当する時間が経過したか否かを判定する(S4813)。めくり間隔に相当する時間が経過したと判定した場合には、S4803に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、めくり間隔に相当する時間が経過していないと判定した場合には、S4811に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S4801の説明に戻る。S4801において、現在第2モードに設定されていないと判定した場合、つまり現在第3モードに設定されている場合には、端子Jを介して、図49に示したS4901の処理に移る。
図49の説明に移る。第7特定部4015は、ポインタより後に第3代表画像503があるか否かを判定する(S4901)。具体的には、第7特定部4015は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第3代表画像フラグがONに設定されている直近のレコードを探索する。
ポインタより後に第3代表画像503がないと判定した場合には、自動めくり処理を終えて、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(B)に復帰する。
一方、ポインタより後に第3代表画像503があると判定した場合には、第7特定部4015は、ポインタより後の最も近い第3代表画像503を特定し(S4903)、当該第3代表画像503のフレームIDをポインタに設定する(S4905)。そして、第5表示処理部4003は、ポインタが指す第3代表画像503を第1画像領域2901に表示する(S4907)。
その後、第2操作受付部3007は、めくり停止ボタン4505がタッチされたか否かを判定する(S4909)。めくり停止ボタン4505がタッチされたと判定した場合には、自動めくり処理を終えて、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(B)に復帰する。
一方、めくり停止ボタン4505がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、S4907の処理を行った時点から、めくり間隔に相当する時間が経過したか否かを判定する(S4911)。めくり間隔に相当する時間が経過したと判定した場合には、S4901に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、めくり間隔に相当する時間が経過していないと判定した場合には、S4909に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。以上で、自動めくり処理の説明を終える。
図46の説明に戻る。自動めくり処理を終えると、S4605に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S4613において、めくり開始ボタン4503がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、動画再生ボタン2917がタッチされたか否かを判定する(S4617)。動画再生ボタン2917がタッチされたと判定した場合には、第2ビューア3005は、第3動画再生処理を実行する(S4619)。第3動画再生処理を終えると、S4603に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、動画再生ボタン2917がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、閲覧終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S4621)。閲覧終了の指示を受け付けたと判定した場合には、第2閲覧フェーズ処理(B)を終え、呼び出し元の第2メイン処理に復帰する。
一方、閲覧終了の指示を受け付けていないと判定した場合には、S4605に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
本実施の形態によれば、第3代表画像503を自動的に順次表示するので、シーンの遷移を把握し易い。
また、第2代表画像203を自動的に順次表示するので、シーン期間内のフレーム画像の変遷を把握し易い。
更に、第1代表画像103を自動的に順次表示するので、短い期間におけるフレーム画像の変化も把握し易い。
[実施の形態5]
本実施の形態では、連続する代表画像のサムネイルを表示する例について説明する。
図50に、実施の形態5に係る第2ビューア3005による表示操作画面を示す。ラジオボタン4501aを選択すれば、サムネイル表示の対象が第1代表画像103になる。このときのモードを第1モードという。ラジオボタン4501bを選択すれば、サムネイル表示の対象が第2代表画像203になる。このときのモードを第2モードという。ラジオボタン4501cを選択すれば、サムネイル表示の対象が第3代表画像503になる。このときのモードを第3モードという。
第1モードにおける中央のサムネイル5001dは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像に最も近い第1代表画像103の縮小画像である。遡ってサムネイル5001c乃至サムネイル5001aは、順次それより前の第1代表画像103の縮小画像である。サムネイル5001e乃至サムネイル5001gは、順次それより後の第1代表画像103の縮小画像である。
第1モードにおいて、いずれかのサムネイル5001a乃至gがタッチされると当該サムネイル5001に対応する第1代表画像103が第1画像領域2901に表示される。そして、タッチされたサムネイル5001が中央になるようにサムネイル5001a乃至gが並び替えられる。また、サムネイル5001の表示領域をスライドさせる操作を行えば、そのスライド量に応じてサムネイル5001a乃至gが移動し、入れ替わる。
同様に第2モードにおける中央のサムネイル5001dは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像に最も近い第2代表画像203の縮小画像である。遡ってサムネイル5001c乃至サムネイル5001aは、順次それより前の第2代表画像203の縮小画像である。サムネイル5001e乃至サムネイル5001gは、順次それより後の第2代表画像203の縮小画像である。
また、第2モードにおいて、いずれかのサムネイル5001a乃至gがタッチされると当該サムネイル5001に対応する第2代表画像203が第1画像領域2901に表示される。そして、タッチされたサムネイル5001が中央になるようにサムネイル5001a乃至gが並び替えられる。また、サムネイル5001の表示領域をスライドさせる操作を行えば、そのスライド量に応じてサムネイル5001a乃至gが移動し、入れ替わる。
同様に第3モードにおける中央のサムネイル5001dは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像に最も近い第3代表画像503の縮小画像である。遡ってサムネイル5001c乃至サムネイル5001aは、順次それより前の第3代表画像503の縮小画像である。サムネイル5001e乃至サムネイル5001gは、順次それより後の第3代表画像503の縮小画像である。
また、第3モードにおいて、いずれかのサムネイル5001a乃至gがタッチされると、当該サムネイル5001に対応する第3代表画像503が第1画像領域2901に表示される。そして、タッチされたサムネイル5001が中央になるようにサムネイル5001a乃至gが並び替えられる。また、サムネイル5001の表示領域をスライドさせる操作を行えば、そのスライド量に応じてサムネイル5001a乃至gが移動し、入れ替わる。
本実施の形態では、図31に示したS3105において、第2閲覧フェーズ処理(C)を実行する。図51に、第2閲覧フェーズ処理(C)フローを示す。第2初期化部4001は、図46のS4601の場合と同様に、ポインタ及びモードを初期化する(S5101)。また、第5表示処理部4003は、図41のS4103の場合と同様に、ポインタが指す代表画像を第1画像領域2901に表示する(S5103)。
第7表示処理部4017は、第2サムネイル表示処理を実行する(S5105)。第2サムネイル表示処理では、現在のモードに応じて代表画像のサムネイル5001a乃至gを表示する。
図52に、第2サムネイル表示処理フローを示す。第7表示処理部4017は、現在第1モードに設定されているか否かを判定する(S5201)。現在第1モードに設定されていると判定した場合には、第7表示処理部4017は、ポインタが指す第1代表画像103(或いは、ポインタに最も近い第1代表画像103)の前後T個(この例では3個)ずつの第1代表画像103を特定する(S5203)。具体的には、第7表示処理部4017は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。更に、第7表示処理部4017は、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。
第7表示処理部4017は、特定した各第1代表画像103のサムネイル5001を生成する(S5205)。具体的には、第7表示処理部4017は、各フレームIDに対応するフレーム画像のファイル名を特定し、当該ファイルのフレーム画像をサムネイル5001の画像に変換する。
第7表示処理部4017は、生成した各サムネイル5001a乃至gを表示する(S5207)。具体的には、第7表示処理部4017は、再生の順番に従ってサムネイル5001a乃至gを配置する。そして、第2サムネイル表示処理を終え、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(C)に復帰する。
S5201において、現在第1モードに設定されていないと判定した場合には、第7表示処理部4017は、現在第2モードに設定されているか否かを判定する(S5209)。現在第2モードに設定されていると判定した場合には、第7表示処理部4017は、ポインタに最も近い第2代表画像203を特定する(S5211)。具体的には、第7表示処理部4017は、期間テーブルにおいて第2代表画像フラグがONに設定されているレコードのうち、ポインタが示すフレームIDのレコードに最も近いレコードを特定する。
第7表示処理部4017は、ポインタが指す第2代表画像203の前後T個(この例では3個)ずつの第2代表画像203を特定する(S5213)。具体的には、第7表示処理部4017は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。更に、第7表示処理部4017は、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第2代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。
第7表示処理部4017は、特定した各第2代表画像203のサムネイル5001を生成する(S5215)。具体的には、各フレームIDに対応するフレーム画像のファイル名を特定し、当該ファイルのフレーム画像をサムネイル5001の画像に変換する。
第7表示処理部4017は、生成した各サムネイル5001a乃至gを表示する(S5217)。具体的には、第7表示処理部4017は、再生の順番に従ってサムネイル5001a乃至gを配置する。そして、第2サムネイル表示処理を終え、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(C)に復帰する。
S5209において、現在第2モードに設定されていないと判定した場合、つまり現在第3モードに設定されている場合には、第7表示処理部4017は、ポインタに最も近い第3代表画像503を特定する(S5219)。具体的には、第7表示処理部4017は、期間テーブルにおいて第3代表画像フラグがONに設定されているレコードのうち、ポインタが示すフレームIDのレコードに最も近いレコードを特定する。
第7表示処理部4017は、ポインタが指す第3代表画像503の前後T個(この例では3個)ずつの第3代表画像503を特定する(S5221)。具体的には、第7表示処理部4017は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第3代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。更に、第7表示処理部4017は、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第3代表画像フラグがONに設定されている直近のT個のレコードを探索する。
第7表示処理部4017は、特定した各第3代表画像503のサムネイル5001を生成する(S5223)。具体的には、各フレームIDに対応するフレーム画像のファイル名を特定し、当該ファイルのフレーム画像をサムネイル5001の画像に変換する。
第7表示処理部4017は、生成した各サムネイル5001a乃至gを表示する(S5225)。具体的には、第7表示処理部4017は、再生の順番に従ってサムネイル5001a乃至gを配置する。そして、第2サムネイル表示処理を終え、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(C)に復帰する。
図51の説明に戻る。第2サムネイル表示処理を終えると、第2操作受付部3007は、サムネイル5001がタッチされたか否かを判定する(S5107)。サムネイル5001がタッチされたと判定した場合には、第8特定部4019は、タッチされたサムネイル5001に対応するフレームIDをポインタに設定する(S5109)。そして、S5103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、サムネイル5001がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、サムネイル5001の表示領域におけるスライド操作を受け付けたか否かを判定する(S5111)。サムネイル5001の表示領域におけるスライド操作を受け付けたと判定した場合には、第8特定部4019は、スライド量に応じてポインタを変更する(S5113)。このとき、第8特定部4019は、スライド量に所定比率を乗じて移動分の代表画像数を求める。ポインタを変更すると、S5103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、サムネイル5001の表示領域におけるスライド操作を受け付けていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、ラジオボタン4501a乃至cによるモードの選択を受け付けたか否かを判定する(S5115)。ラジオボタン4501a乃至cによるモードの選択を受け付けたと判定した場合には、変更部4013は、選択されたモードに変更する(S5117)。そして、S5105に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、ラジオボタン4501a乃至cによるモードの選択を受け付けていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、動画再生ボタン2917がタッチされたか否かを判定する(S5119)。動画再生ボタン2917がタッチされたと判定した場合には、第2ビューア3005は、第3動画再生処理を実行する(S5121)。そして、S5103に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、動画再生ボタン2917がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、閲覧終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S5123)。閲覧終了の指示を受け付けたと判定した場合には、第2閲覧フェーズ処理(C)を終え、呼び出し元の第2メイン処理に復帰する。
一方、閲覧終了の指示を受け付けていないと判定した場合には、S5107に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
本実施の形態によれば、連続する第3代表画像503のサムネイル5001を表示し、サムネイル5001の選択を受け付けた場合に第3代表画像503の画面表示を切り替えるので、画面表示させるシーンを選択し易い。
また、連続する第2代表画像203のサムネイル5001を表示し、サムネイル5001の選択を受け付けた場合に第2代表画像203の画面表示を切り替えるので、シーン期間内で構図の異なるフレーム画像を選択し易い。
更に、連続する第1代表画像103のサムネイル5001を表示し、サムネイル5001の選択を受け付けた場合に第1代表画像103の画面表示を切り替えるので、短期間に含まれるフレーム画像も選択し易い。
[実施の形態6]
本実施の形態では、第2代表画像203に該当しない第1代表画像103に相当するマークと、第2代表画像203に相当するマークとを再生順に並べて表示する例について説明する。
図53に、実施の形態6に係る第2ビューア3005による表示操作画面を示す。縁のみの丸で示した第4マーク5301は、第2代表画像203に該当しない第1代表画像103に相当する。塗りつぶした丸で示した第5マーク5303は、第2代表画像203に相当する。中央のマークは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像に対応する。中央のマークより左側のマークは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像よりも順次前の代表画像に対応する。中央のマークより右側のマークは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像よりも順次後の代表画像に対応する。また、枠5305は、安定期間201の範囲を示している。
いずれかのマークをタッチすると、当該マークに対応する代表画像が第1画像領域2901に表示される。そして、タッチされたマークが中央になるようにマークが並び替えられる。また、マークの表示領域をスライドさせる操作を行えば、そのスライド量に応じてマークが移動し、入れ替わる。
本実施の形態では、図31に示したS3105において、第2閲覧フェーズ処理(D)を実行する。図54に、第2閲覧フェーズ処理(D)フローを示す。第2初期化部4001は、図41のS4101の場合と同様に、ポインタを初期化する(S5401)。また、第5表示処理部4003は、図41のS4103の場合と同様に、ポインタが指す代表画像を第1画像領域2901に表示する(S5403)。
第8表示処理部4021は、第2マーク列表示処理を実行する(S5405)。第2マーク列表示処理では、マークによって各種の代表画像の並びを表す。本実施の形態では、第2マーク列表示処理(A)を実行する。
図55に、第2マーク列表示処理(A)フローを示す。第8表示処理部4021は、ポインタが指す代表画像(或いは、ポインタに最も近い代表画像)の前後M個(この例では11個)ずつの第1代表画像103に相当するフレームIDを抽出する(S5501)。具体的には、第7表示処理部4017は、期間テーブルにおいて、ポインタが示すフレームIDのレコードより前のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のM個のレコードを探索する。更に、第7表示処理部4017は、ポインタが示すフレームIDのレコードより後のレコードの中で第1代表画像フラグがONに設定されている直近のM個のレコードを探索する。
第8表示処理部4021は、抽出されたフレームIDのうち、1つのフレームIDを特定する(S5503)。例えば、第8表示処理部4021は、再生の順番に従ってフレームIDを特定する。
第8表示処理部4021は、当該フレームIDが第2代表画像203にも該当するか否かを判定する(S5505)。当該フレームIDが第2代表画像203に該当しないと判定した場合には、第8表示処理部4021は、第4マーク5301を当該フレームIDの順位に相当する位置に表示する(S5507)。順位は、表示操作画面の左から右に向けて、再生の順番に従って定まる。S5515の処理に移る。
一方、当該フレームIDが第2代表画像203にも該当すると判定した場合には、第8表示処理部4021は、第5マーク5303を当該フレームIDの順位に相当する位置に表示する(S5509)。
第8表示処理部4021は、当該第2代表画像203を含む安定期間201を特定して(S5511)、安定期間201の範囲を囲む枠5305を表示する(S5513)。このとき、枠5305の内側に背景色を設定するようにしてもよい。
第8表示処理部4021は、未特定のフレームIDがあるか否かを判定する(S5515)。未特定のフレームIDがあると判定した場合には、S5503に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、未特定のフレームIDがないと判定した場合には、第2マーク列表示処理(A)を終え、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(D)に復帰する。
図54の説明に戻る。第2操作受付部3007は、いずれかのマークがタッチされたか否かを判定する(S5407)。いずれかのマークがタッチされたと判定した場合には、第9特定部4023は、タッチされたマークに対応するフレームIDをポインタに設定する(S5409)。そして、S5403に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、いずれのマークもタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、マークの表示領域におけるスライド操作を受け付けたか否かを判定する(S5411)。マークの表示領域におけるスライド操作を受け付けたと判定した場合には、第9特定部4023は、スライド量に応じてポインタを変更する(S5413)。このとき、第9特定部4023は、スライド量に所定比率を乗じて移動分の代表画像数を求める。ポインタを変更すると、S5403に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、マークの表示領域におけるスライド操作を受け付けていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、動画再生ボタン2917がタッチされたか否かを判定する(S5415)。動画再生ボタン2917がタッチされたと判定した場合には、第2ビューア3005は、第3動画再生処理を実行する(S5417)。第3動画再生処理を終えると、S5403に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、動画再生ボタン2917がタッチされていないと判定した場合には、第2操作受付部3007は、閲覧終了の指示を受け付けたか否かを判定する(S5419)。閲覧終了の指示を受け付けたと判定した場合には、第2閲覧フェーズ処理(D)を終え、呼び出し元の第2メイン処理に復帰する。
一方、閲覧終了の指示を受け付けていないと判定した場合には、S5407に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
本実施の形態によれば、構図が安定している期間とそれ以外の期間との組み合わせに係る代表画像の構成を把握し易い。
[実施の形態7]
本実施の形態では、第3代表画像503に相当するマークと、第3代表画像503に該当しない第1代表画像103に相当するマークとを再生順に並べて表示する例について説明する。
図56に、実施の形態7に係る第2ビューア3005による表示操作画面を示す。塗りつぶした正方形で示した第6マーク5601は、第3代表画像503に相当する。縁のみの丸で示した第7マーク5602は、第3代表画像503に該当しない第1代表画像103に相当する。中央のマークは、第1画像領域2901に表示中の代表画像(又は第1画像領域2901に表示中のフレーム画像に最も近い代表画像)に対応する。中央のマークより左側のマークは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像よりも順次前の代表画像に対応する。中央のマークより右側のマークは、第1画像領域2901に表示中のフレーム画像よりも順次後の代表画像に対応する。また、枠5603は、場面期間501の範囲を示している。
いずれかのマークをタッチすると、当該マークに対応する代表画像が第1画像領域2901に表示される。そして、タッチされたマークが中央になるようにマークが並び替えられる。マークの表示領域をスライドさせる操作を行えば、そのスライド量に応じてマークが移動し、入れ替わる。
本実施の形態では、図54に示したS5405において、第2マーク列表示処理(B)を実行する。図57に、第2マーク列表示処理(B)フローを示す。S5701及びS5703の処理は、図55のS5501及びS5503の場合と同様である。
第8表示処理部4021は、当該フレームIDが第3代表画像503にも該当するか否かを判定する(S5705)。当該フレームIDが第3代表画像503に該当しないと判定した場合には、第8表示処理部4021は、第7マーク5602を当該フレームIDの順位に相当する位置に表示する(S5707)。順位は、表示操作画面の左から右に向けて、再生の順番に従って定まる。そして、S5715の処理に移る。
一方、当該フレームIDが第3代表画像503にも該当すると判定した場合には、第8表示処理部4021は、第6マーク5601を当該フレームIDの順位に相当する位置に表示する(S5709)。
第8表示処理部4021は、当該第3代表画像503を含む場面期間501を特定して(S5711)、場面期間501の範囲を囲む枠5603を表示する(S5713)。このとき、枠5603の内側に背景色を設定するようにしてもよい。
S5715の処理は、図55のS5515の場合と同様である。第2マーク列表示処理(B)を終えると、呼び出し元の第2閲覧フェーズ処理(D)に復帰する。
本実施の形態によれば、シーンの期間とそれ以外の期間との組み合わせに係る代表画像の構成を把握し易い。
[実施の形態8]
上述した第2閲覧フェーズ処理を組み合わせるようにしてもよい。図58に、上述した第2閲覧フェーズ処理を組み合わせる場合の表示操作画面を示す。尚、実施の形態6及び実施の形態7においてマーク化する代表画像の範囲を、再生時間のタイミングによって指定するようにしてもよい。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成はプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ、処理の順番を入れ替えることや複数の処理を並列に実行させるようにしても良い。
なお、上で述べた第1動画処理装置400及び第2動画処理装置3000は、コンピュータ装置であって、図59に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係るフレーム抽出方法は、(A)動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、(B)上記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、(C)上記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた上記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する、処理を含む。
このようにすれば、より的確な代表フレームを抽出することができる。鮮明な代表フレームが得られる面がある。
更に、上記鮮明度に関する指標は、フレーム画像におけるエッジの検出量であってもよい。
このようにすれば、ピントが合っているフレーム画像を選定することができる。
更に、上記変化量は、フレーム内に含まれる被写体の移動量であってもよい。
このようにすれば、画像が安定している期間毎に代表フレームが得られる。尚、上記変化量は、フレーム内に含まれる被写体の移動量と色調の変化量との組み合わせに基づく値であってもよい。
更に、グルーピングされた上記複数のフレームのうち、いずれかのグループにグルーピングされたフレーム群に対応する時間幅を、上記代表フレームに関連付けて、特定するようにしてもよい。
このようにすれば、代表フレームによって代表される期間の長さを知ることができる。
更に、複数の抽出された上記代表フレームを含む第1の代表フレーム群を、フレームの色調に基づいてグルーピングし、グルーピングされた上記第1の代表フレーム群のうち、グループ毎にフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、第2の代表フレーム群を抽出するようにしてもよい。
このようにすれば、シーンを代表する画像を、より的確に抽出することができる。
更に、グルーピングされた上記第1の代表フレーム群のうち、いずれかのグループにグルーピングされたフレーム群に対応する時間幅を、上記いずれかのグループに含まれるフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに関連付けて、特定するようにしてもよい。
このようにすれば、代表フレームを含むシーン期間の長さを知ることができる。
更に、再生指示に応じて、上記各グループにおいて特定したフレーム、又は、上記第1の代表フレーム群に含まれるフレーム、又は、上記第2の代表フレーム群に含まれるフレーム、を順に表示するようにしてもよい。
このようにすれば、所望のフレーム画像を見つけ出し易い。
本実施の形態に係る動画再生制御方法は、(D)動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを上記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、上記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、上記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、上記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行ない、(E)上記タイムバーに対する操作に応じて上記動画を再生する、処理を含む。
このようにすれば、代表フレームによって代表される再生時間区間を把握した上で、動画を再生させることができる。
更に、上記マークの指定に応じて、上記代表フレームに対応する画像の表示又は上記マークに対応する再生タイミングからの上記動画の再生を開始するようにしてもよい。
このようにすれば、個々のマークで示した再生タイミングで、画像の表示又は動画再生の開始を行うことができる。
更に、上記再生時間区間の指定に応じて、上記被代表フレーム群の先頭のフレームに対応するタイミングからの上記動画の再生を実行するようにしてもよい。
このようにすれば、再生時間区間の当初からの動画を閲覧する際の指示が簡便になる。
更に、上記マークの指定に応じて、上記代表フレームに対応づけて登録する情報の入力を受け付けるようにしてもよい。
このようにすれば、個々の代表フレームに対応する情報を登録する操作が簡単になる。
更に、指示操作に応じて、代表フレームに対応する画像と入力された情報とがセットとなった代表画像集を生成するようにしてもよい。
このようにすれば、代表フレームと登録された情報とを一括して扱えるようになる。
更に、上記代表フレームのうち、入力操作により選択された代表フレームのみに対応する画像と入力された情報とがセットとなった代表画像集を生成するようにしてもよい。
このようにすれば、情報が登録されていない代表フレームを省くことができる。
更に、上記代表フレームは、上記動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、上記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、上記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた上記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、選択されるようにしてもよい。
このようにすれば、鮮明な代表フレームを表示対象とすることができる。
なお、上記方法による処理をコンピュータに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、
前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、
前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするフレーム抽出方法。
(付記2)
前記鮮明度に関する指標は、フレーム画像におけるエッジの検出量である、ことを特徴とする付記1に記載のフレーム抽出方法。
(付記3)
前記変化量は、フレーム内に含まれる被写体の移動量である、ことを特徴とする付記1に記載のフレーム抽出方法。
(付記4)
グルーピングされた前記複数のフレームのうち、いずれかのグループにグルーピングされたフレーム群に対応する時間幅を、前記代表フレームに関連付けて、特定する、ことを特徴とする付記1に記載のフレーム抽出方法。
(付記5)
複数の抽出された前記代表フレームを含む第1の代表フレーム群を、フレームの色調に基づいてグルーピングし、グルーピングされた前記第1の代表フレーム群のうち、グループ毎にフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、第2の代表フレーム群を抽出する、ことを特徴とする付記1に記載のフレーム抽出方法。
(付記6)
グルーピングされた前記第1の代表フレーム群のうち、いずれかのグループにグルーピングされたフレーム群に対応する時間幅を、前記いずれかのグループに含まれるフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに関連付けて、特定する、ことを特徴とする付記5に記載のフレーム抽出方法。
(付記7)
再生指示に応じて、前記各グループにおいて特定したフレーム、又は、前記第1の代表フレーム群に含まれるフレーム、又は、前記第2の代表フレーム群に含まれるフレーム、を順に表示する、ことを特徴とする付記5に記載のフレーム抽出方法。
(付記8)
動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを前記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、前記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、前記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、前記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行ない、
前記タイムバーに対する操作に応じて前記動画を再生する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする動画再生制御方法。
(付記9)
前記マークの指定に応じて、前記代表フレームに対応する画像の表示又は前記マークに対応する再生タイミングからの前記動画の再生を開始する、ことを特徴とする付記8に記載の動画再生制御方法。
(付記10)
前記再生時間区間の指定に応じて、前記被代表フレーム群の先頭のフレームに対応するタイミングからの前記動画の再生を実行する、ことを特徴とする付記8に記載の動画再生制御方法。
(付記11)
前記マークの指定に応じて、前記代表フレームに対応づけて登録する情報の入力を受け付ける、ことを特徴とする付記8記載の動画再生制御方法。
(付記12)
指示操作に応じて、代表フレームに対応する画像と入力された情報とがセットとなった代表画像集を生成する、ことを特徴とする付記11に記載の動画再生制御方法。
(付記13)
前記代表フレームのうち、入力操作により選択された代表フレームのみに対応する画像と入力された情報とがセットとなった代表画像集を生成する、ことを特徴とする付記11に記載の動画再生制御方法。
(付記14)
前記代表フレームは、前記動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、選択される、ことを特徴とする付記8乃至13のいずれか1項に記載の動画再生制御方法。
(付記15)
動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、
前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、
前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記16)
動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定する特定部と、
前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングするグルーピング部と、
前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する抽出部と、
を有することを特徴とするフレーム抽出装置。
(付記17)
動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを前記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、前記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、前記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、前記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行ない、
前記タイムバーに対する操作に応じて前記動画を再生する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記18)
動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを前記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、前記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、前記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、前記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行なう表示処理部と、
前記タイムバーに対する操作に応じて前記動画を再生する再生部と、
を有することを特徴とする動画再生制御装置。
101 単位期間 103 第1代表画像
201 安定期間 203 第2代表画像
301 画像領域 303 サムネイル
305 第1マーク 307 第2マーク
309 第3マーク 311 三角マーク
313 枠 315 第1の次ボタン
317 第2の次ボタン 319 第1の前ボタン
321 第2の前ボタン 323 システムメニュー領域
325 付加データ入力領域 327 出力メニュー領域
400 第1動画処理装置 401 第1データ受付部
403 第1分析部 405 第1ビューア
407 第1操作受付部 409 第1更新部
421 第1動画記憶部 423 第1パラメータ記憶部
425 第1フレームテーブル記憶部 427 第1フレーム画像記憶部
429 第1期間テーブル記憶部 501 場面期間
503 第3代表画像 601 第1生成部
603 分割部 605 第1選定部
607 第1特定部 609 第2選定部
1501 第1初期化部 1503 第1表示処理部
1505 第2表示処理部 1507 第3表示処理部
1509 第2特定部 1511 第3特定部
1513 第4表示処理部 1515 第1再生部
1517 第2生成部 1518 第1設定部
1519 第4特定部 2901 第1画像領域
2903 第2画像領域 2905 第1の次ボタン
2907 第2の次ボタン 2909 第3の次ボタン
2911 第1の前ボタン 2913 第2の前ボタン
2915 第3の前ボタン 2917 動画再生ボタン
2919 再生停止ボタン 3000 第2動画処理装置
3001 第2データ受付部 3003 第2分析部
3005 第2ビューア 3007 第2操作受付部
3009 第2更新部 3021 第2動画記憶部
3023 第2パラメータ記憶部 3025 第2フレームテーブル記憶部
3027 第2フレーム画像記憶部 3029 第2期間テーブル記憶部
3201 第5特定部 3203 第3選定部
4001 第2初期化部 4003 第5表示処理部
4005 第6特定部 4007 第2再生部
4009 第6表示処理部 4011 第2設定部
4013 変更部 4015 第7特定部
4017 第7表示処理部 4019 第8特定部
4021 第8表示処理部 4023 第9特定部
4501 ラジオボタン 4503 めくり開始ボタン
4505 めくり停止ボタン 5001 サムネイル
5301 第4マーク 5303 第5マーク
5305 枠 5601 第6マーク
5602 第7マーク 5603 枠

Claims (18)

  1. 動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、
    前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、
    前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするフレーム抽出方法。
  2. 前記鮮明度に関する指標は、フレーム画像におけるエッジの検出量である、ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム抽出方法。
  3. 前記変化量は、フレーム内に含まれる被写体の移動量である、ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム抽出方法。
  4. グルーピングされた前記複数のフレームのうち、いずれかのグループにグルーピングされたフレーム群に対応する時間幅を、前記代表フレームに関連付けて、特定する、ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム抽出方法。
  5. 複数の抽出された前記代表フレームを含む第1の代表フレーム群を、フレームの色調に基づいてグルーピングし、グルーピングされた前記第1の代表フレーム群のうち、グループ毎にフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、第2の代表フレーム群を抽出する、ことを特徴とする請求項1に記載のフレーム抽出方法。
  6. グルーピングされた前記第1の代表フレーム群のうち、いずれかのグループにグルーピングされたフレーム群に対応する時間幅を、前記いずれかのグループに含まれるフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに関連付けて、特定する、ことを特徴とする請求項5に記載のフレーム抽出方法。
  7. 再生指示に応じて、前記各グループにおいて特定したフレーム、又は、前記第1の代表フレーム群に含まれるフレーム、又は、前記第2の代表フレーム群に含まれるフレーム、を順に表示する、ことを特徴とする請求項5に記載のフレーム抽出方法。
  8. 動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを前記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、前記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、前記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、前記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行ない、
    前記タイムバーに対する操作に応じて前記動画を再生する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする動画再生制御方法。
  9. 前記マークの指定に応じて、前記代表フレームに対応する画像の表示又は前記マークに対応する再生タイミングからの前記動画の再生を開始する、ことを特徴とする請求項8に記載の動画再生制御方法。
  10. 前記再生時間区間の指定に応じて、前記被代表フレーム群の先頭のフレームに対応するタイミングからの前記動画の再生を実行する、ことを特徴とする請求項8に記載の動画再生制御方法。
  11. 前記マークの指定に応じて、前記代表フレームに対応づけて登録する情報の入力を受け付ける、ことを特徴とする請求項8記載の動画再生制御方法。
  12. 指示操作に応じて、代表フレームに対応する画像と入力された情報とがセットとなった代表画像集を生成する、ことを特徴とする請求項11に記載の動画再生制御方法。
  13. 前記代表フレームのうち、入力操作により選択された代表フレームのみに対応する画像と入力された情報とがセットとなった代表画像集を生成する、ことを特徴とする請求項11に記載の動画再生制御方法。
  14. 前記代表フレームは、前記動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、選択される、ことを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載の動画再生制御方法。
  15. 動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定し、
    前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングし、
    前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 動画像に含まれる複数のフレームを所定の時間間隔でグルーピングして得られる各グループにおいて、フレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームを特定する特定部と、
    前記各グループにおいて特定したフレーム間で、時間的に前後するフレームとの間の変化量が所定の基準以下の複数のフレームをグルーピングするグルーピング部と、
    前記各グループにおいて特定したフレームから、グルーピングされた前記複数のフレームのうちフレームの鮮明度に関する指標が最も鮮明であることを示すフレームに基づいて、代表フレームを抽出する抽出部と、
    を有することを特徴とするフレーム抽出装置。
  17. 動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを前記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、前記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、前記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、前記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行ない、
    前記タイムバーに対する操作に応じて前記動画を再生する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 動画に含まれる複数のフレームの中から選択された代表フレームの再生タイミングに対応するマークを前記動画の再生タイミングを示すタイムバー上に表示するとともに、前記代表フレームより再生タイミングが早いフレーム、再生タイミングが遅いフレームの双方を含み、前記代表フレームにより代表される被代表フレーム群が属する再生時間区間であって、前記タイムバーが示す時間区間の一部を示す表示を行なう表示処理部と、
    前記タイムバーに対する操作に応じて前記動画を再生する再生部と、
    を有することを特徴とする動画再生制御装置。
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