JP2017123979A - ゲーム装置及びゲームシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム参加者のゲームに対する興趣を向上させることが可能なゲーム装置及びゲームシステムを提供する。
【解決手段】バカラゲーム等において、ゲーム装置におけるゲーム制御部は、管理サーバから選択図柄情報を受信すると、未開示の1枚のカードの内容を事前に示唆する単独図柄示唆画像402cをゲーム表示部4dに表示させ、その後に、選択図柄情報に対応したプレイヤー側とバンカー側との全てのトランプのカードをゲーム表示部4dに表示させる。
【選択図】図19

Description

本発明は、カードやルーレットなどゲームを行うゲーム装置及びゲームシステムに関するものである。
一般に、トランプなどのカードゲーム(例えば、バカラゲーム)やルーレットを用いたルーレットゲームなどのテーブルゲームは、カジノゲームとして広く知られている。
近年、このようなテーブルゲームを支援するシステムとして、例えば、ディーラーがカードの配布や開示等を行うためのディーラー用ゲームテーブルから離れた位置に、ゲーム参加者が使用するゲーム装置を複数設置するとともに、ビデオカメラにより撮影されたカードやシュータの画像を、ゲーム装置に配信する技術が提案されている(特許文献1参照)。
このようなゲームシステムによれば、多数のゲーム参加者が同時にディーラー用ゲームテーブルで行われているゲームに参加することが可能となる。
特開2005−168664号公報
しかしながら、特許文献1のゲームシステムでは、ディーラー用ゲームテーブルとゲーム装置とを相互に離間させて設置したにすぎず、ゲーム参加者によるゲーム結果の予想(ベット)、ディーラーによるゲーム結果の決定、及び、ゲーム参加者に対する配当の支払いといった、テーブルゲームの基本的な進行については、ディーラー及びゲーム参加者が同一のテーブルで行う旧来のテーブルゲームと何ら変わりがなく、新たな面白みを見出すことができないといった不都合があった。
本発明の目的は、多数のゲーム参加者が同時に参加可能なテーブルゲーム等のゲームに対して新たな面白みを付加して、ゲーム参加者のゲームに対する興趣を向上させることが可能なゲーム装置及びゲームシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るゲーム装置は、特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムによって複数の図柄からランダムに任意の図柄を選択するゲームが進行されたゲーム結果に関する情報の処理を行う管理情報処理装置とネットワークを介して接続され、遊技者が前記ゲームに参加するゲーム装置において、
前記ゲームに関する画像を表示する表示手段と、前記管理情報処理装置側の特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムにより前記ゲームで選択された図柄を示す選択図柄情報を前記管理情報処理装置から受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記選択図柄情報に基づいて、前記表示手段にゲームに関する画像を表示させる制御を行う表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記受信手段によって前記選択図柄情報を受信すると、受信した選択図柄情報に対応する図柄を示唆する示唆図柄画像を表示させ、その後に、当該選択図柄情報に対応する図柄を示す図柄画像を表示させることを特徴とする。
また、本発明に係るゲームシステムは、特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムによって複数の図柄からランダムに任意の図柄を選択するゲームが進行されたゲーム結果に関する情報の処理を行う管理情報処理装置と、前記管理情報処理装置にネットワークを介して接続され、遊技者が前記ゲームに参加するゲーム装置とを備えたゲームシステムにおいて、
前記ゲーム装置は、前記ゲームに関する画像を表示する表示手段と、前記管理情報処理装置側の特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムにより前記ゲームで選択された図柄を示す選択図柄情報を前記管理情報処理装置から受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した前記選択図柄情報に基づいて、前記表示手段にゲームに関する画像を表示させる制御を行う表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記受信手段によって前記選択図柄情報を受信すると、受信した選択図柄情報に対応する図柄を示唆する示唆図柄画像を表示させ、その後に、当該選択図柄情報に対応する図柄を示す図柄画像を表示させることを特徴とする。
本発明に係るゲーム装置及びゲームシステムによれば、テーブルゲーム等のゲームに対して新たな面白みを付加して、ゲーム参加者のゲームに対する興趣を向上させることができる。
第1の実施形態に係るゲームシステムの構成を示す構成図の一例である。 第1の実施形態に係るゲームシステムの設置例を説明するための設置図の一例である。 第1の実施形態に係るゲーム装置の斜視図の一例である。 第1の実施形態に係るディーラー用端末の構成を示すブロック図の一例である。 第1の実施形態に係るゲーム装置の構成を示すブロック図の一例である。 第1の実施形態に係る管理サーバの構成を示すブロック図の一例である。 第1の実施形態に係るゲーム装置におけるゲーム表示部に表示される表示画面の構成を示す図の一例である。 第1の実施形態に係るゲームシステムの処理を示すシーケンス図の一例である。 第1の実施形態に係る管理サーバのサーバ記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置のゲーム記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置における示唆画像決定処理の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置のゲーム記憶部に記憶されるプレイヤー枠画像決定テーブル、プレイヤー役画像決定テーブルの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置のゲーム記憶部に記憶されるバンカー枠画像決定テーブル、バンカー役画像決定テーブルの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置のゲーム記憶部に記憶されるプレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置のゲーム記憶部に記憶されるバンカーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置のゲーム記憶部に記憶される的中示唆画像決定テーブルの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置のゲーム記憶部に記憶される配当示唆画像決定テーブルの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るゲーム装置において、トランプのカードが配布されたときにゲーム表示部に表示される示唆画像の表示内容を示す図の一例である。 第1の実施形態に係るゲーム装置において、1枚目のトランプのカードが開示されたときにゲーム表示部に表示される示唆画像の表示内容を示す図の一例である。 第1の実施形態に係るゲーム装置において、全てのトランプのカードが開示されたときにゲーム表示部に表示される示唆画像の表示内容を示す図の一例である。 第2の実施形態に係るゲームシステムの処理を示すシーケンス図の一例である。 第3の実施形態に係るゲームシステムの処理を示すシーケンス図の一例である。
(ゲームシステムの構成)
まず、図1を参照して、第1の実施形態に係るゲームシステムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るゲームシステムの構成を示す構成図の一例である。
図1に示すように、第1の実施形態に係るゲームシステムは、テーブルゲームとしてのバカラゲームを行うための複数(第1の実施形態では「2台」)のディーラー用ゲームテーブル1と、各ディーラー用ゲームテーブル1で行われているテーブルゲームのゲーム結果情報等を入力することが可能なディーラー用端末2と、各ディーラー用ゲームテーブル1において実際に使用されるカードCや複数のカードCが格納されているシュータ10等を撮影することが可能な撮影カメラ3と、各ディーラー用ゲームテーブル1で行われるテーブルゲームに対してプレイヤーが予想情報等を入力することが可能な複数のゲーム装置4と、テーブルゲームについてのゲーム結果の情報等を管理する管理サーバ5と、第1のネットワーク6と、第2のネットワーク7と、を備えている。
また、第1の実施形態では、ディーラー用ゲームテーブル1A及びディーラー用ゲームテーブル1Bにおいて、それぞれバカラゲームを行うようにしているが、他のトランプゲームを行うようにしてもよいし、ディーラー用ゲームテーブル1A及びディーラー用ゲームテーブル1Bにおいて、異なる種類のテーブルゲームを行うようにしてもよい。
さらには、第1の実施形態では、テーブルゲームを行うためのディーラー用ゲームテーブル1を2台設置したが、1台としてもよいし、それ以上としてもよい。
(ゲームシステムの設置例)
次に、図2を参照して、第1の実施形態に係るゲームシステムの設置例について説明する。図2は、第1の実施形態に係るゲームシステムの設置を説明するための設置図の一例である。
図2に示すように、各ディーラー用ゲームテーブル1には、それぞれ、ディーラー用端末2、シュータ10、バンカー用カード配置位置、プレイヤー用カード配置位置、ベット位置等が設けられている。
ディーラー用端末2は、ディーラー11等が操作可能な端末であって、テーブルゲームのゲーム結果を入力することができるように構成されている。なお、ディーラー用端末2は、ディーラー11の補助者やゲームシステムの管理者が操作してもよい。
撮影カメラ3は、各ディーラー用ゲームテーブル1A、1Bに対し、それぞれ支持部材等を介して取り付けられている。この撮影カメラ3は、例えば、一個のCCDを用いて画像を撮影し、カードCやシュータ10等を二次元形状で認識するためのビデオカメラである。
撮影カメラ3によって撮影された画像データは、第2のネットワーク7を介して、ゲーム装置4に送信され、ゲーム装置4は、その画像データを受信して、後述するゲーム表示部4d及びカメラ表示部4eで表示する。また、その画像データは、各ディーラー用ゲームテーブル1毎に設けられた、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ等の大型ディスプレイ15によって表示されるように構成されている。
なお、第1の実施形態では、各ディーラー用ゲームテーブル1に対して、カードC及びシュータ10を撮影する撮影カメラ3をそれぞれ1台ずつ設けたが、カードCを撮影する撮影カメラ及びディーラー用ゲームテーブル1全体を撮影する撮影カメラといったように2台ずつ設けてもよい。
ゲーム装置4は、ゲーム参加者12のみが使用する端末であって、各ディーラー用ゲームテーブル1から所定距離離間して設けられた、ゲーム参加者用スペースYに、横方向に5台及び縦方向に4台の合計20台が整然と配置されている。また、このゲーム装置4には、それぞれ、ゲーム参加者12が着座することが可能なイス14が付設されている。
このように、第1の実施形態では、1つのテーブルにユーザであるゲーム参加者全員が座るのではなく、ディーラー用ゲームテーブル1とゲーム装置4とに分離することで、広い個人スペースを提供することができ、ゲーム参加者12は、他人のプレイに注意を逸らしたりすることなく、集中して、あるいはゆとりをもってゲームに参加することができるようになっている。
なお、ディーラー用ゲームテーブル1とゲーム装置4とは必ずしも同一の場所にある必要はなく、例えば、ゲーム参加者用スペースYをカフェ、レストラン、ホテルの客室、自宅の部屋等に設置して、LANやインターネット等のネットワークに接続してもよい。この場合、実際のテーブルゲームは、ディーラー用ゲームテーブル1で行われ、ユーザは、カフェ、レストラン、ホテルの客室、自宅の部屋等でベットすることが可能となる。
(ゲーム装置4の構成)
次に、図3を参照して、第1の実施形態に係るゲーム装置4の構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係るゲーム装置4の斜視図の一例である。
図3に示すように、ゲーム装置4には、テーブルゲームを行うための各種データを表示したり、ディーラー用ゲームテーブル1における撮影カメラ3で撮影されたカードCを表示したり、ゲーム参加者12がテーブルゲームの予想等の入力したりすることが可能なタッチパネル式のゲーム表示装置40が設けられている。
また、ゲーム表示装置40の後方側には、各撮影カメラ3A、3Bのそれぞれにより撮影されたカードCやシュータ10の画像をそれぞれ表示することが可能な2つのカメラ表示部4eが設けられている。
なお、撮影カメラ3により撮影されたカードCは、ゲーム表示装置40及びカメラ表示部4eに表示されることになるが、ゲーム表示装置40には、ゲーム参加者12が選択したディーラー用ゲームテーブル1の撮影カメラ3で撮影されたカードCの拡大画像が表示され、2つのカメラ表示部4eには、各撮影カメラ3A、3Bのそれぞれにより撮影されたカードCを含めたディーラー用ゲームテーブル1全体の画像が表示されることになる。
また、ゲーム表示装置40の右方には、金銭情報が記録された記録カードを挿入するためのカード挿入口41が設けられている。
なお、第1の実施形態では、カード挿入口41に記録カードを挿入するように構成したが、カード挿入口41に紙幣を挿入するように構成してもよい。
(ディーラー用端末2のブロック図)
次に、図4を参照して、ディーラー用端末2の構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係るディーラー用端末2の構成を示すブロック図の一例である。
図4に示すように、ディーラー用端末2は、各種データを入力することが可能なディーラー入力部2aと、各種データを表示することが可能なディスプレイ等のディーラー表示部2bと、第1のネットワーク6と接続し、各種データの送受信を行うためのモデム、ターミナルアダプタ等のディーラー送受信部2cと、各種データを記憶するディーラー記憶部2dと、ディーラー入力部2a、ディーラー表示部2b、ディーラー送受信部2c、ディーラー記憶部2dを制御するディーラー制御部2eとを備えている。
ディーラー入力部2aは、キーボード、テンキー、マウス等により構成されている。ディーラー11は、テーブルゲームの進行に応じて、ディーラー入力部2aを操作することにより、テーブルゲームのゲームの結果を入力することができるように構成されている。
ディーラー記憶部2dは、ROMやRAM等の記憶装置により構成され、各種のデータを記憶する。
(ゲーム装置4のブロック図)
次に、図5を参照して、ゲーム装置4の構成について説明する。図5は、第1の実施形態に係るゲーム装置4の構成を示すブロック図の一例である。
図5に示すように、ゲーム装置4は、情報を入力するゲーム入力部4aと、第1のネットワーク6と接続するためのゲーム送受信部4bと、第2のネットワーク7と接続するためのゲーム受信部4cと、テーブルゲームに関する画像を表示するゲーム表示部4dと、撮影カメラ3により撮影された撮影画像を表示するカメラ表示部4eとに加え、各種データを記憶するゲーム記憶部4fと、記録カードの読み書きを行うカードリードライト装置4gと、ゲーム入力部4a、ゲーム送受信部4b、ゲーム受信部4c、ゲーム表示部4d、複数のカメラ表示部4e、ゲーム記憶部4f、カードリードライト装置4gを制御するゲーム制御部4hとを備えている。
ゲーム入力部4aは、タッチパネルで構成され、ゲーム表示装置40におけるゲーム表示部4dの上面に配置されている。このゲーム入力部4aにより、ゲーム参加者12がテーブルゲームに対する予想等の入力を行うことが可能になっている。
なお、第1の実施形態では、ゲーム入力部4aをタッチパネルで構成したが、ゲーム表示装置40の下方に、押圧式の複数の押しボタンを設けて構成してもよい。
また、ゲーム送受信部4bは、各種データの送受信を行うためのモデム、ターミナルアダプタ等により構成され、管理サーバ5とで情報の送受信を行う。
ゲーム受信部4cは、ゲーム送受信部4bと同様に、モデム、ターミナルアダプタ等により構成され、各撮影カメラ3A、3Bにより撮影されたカードCやシュータ10等のビデオデータを受信する。このビデオデータがゲーム受信部4cにより受信されると、ゲーム制御部4hが必要に応じてビデオデータを加工(拡大・縮小)して、ゲーム表示部4d及びカメラ表示部4eにカードCやシュータ10等の撮影画像を映し出すこととなる。
ゲーム表示部4dは、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELパネル等により構成され、テーブルゲームを行うための各種の画像を表示したり、ゲーム参加者12が選択したディーラー用ゲームテーブル1における撮影カメラ3で撮影されたカードCを表示したりすることが可能になっている。
カメラ表示部4eは、ゲーム表示部4dと同様に、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELパネル等により構成されている。正面左側のカメラ表示部4eには、ディーラー用ゲームテーブル1Aの撮影カメラ3Aにより撮影されたカードCやシュータ10等の画像がリアルタイムで映し出されるようになっている。同様に、正面右側のカメラ表示部4eには、ディーラー用ゲームテーブル1Bの撮影カメラ3Bにより撮影されたカードCやシュータ10等の画像がリアルタイムで映し出されるようになっている。
ゲーム記憶部4fは、ROMやRAM等の記憶装置により構成され、プレイヤー枠画像決定テーブル(図12(a)参照)、プレイヤー役画像決定テーブル(図12(b)参照)、バンカー枠画像決定テーブル(図13(a)参照)、バンカー役画像決定テーブル(図13(b)参照)、プレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブル(図14参照)、バンカーカードの単独図柄示唆画像決定テーブル(図15参照)、的中示唆画像決定テーブル(図16参照)、配当示唆画像決定テーブル(図17参照)等を記憶している。これらの各種テーブルについては、詳しくは後述する。
カードリードライト装置4gは、記録カードに記録された金銭情報の読み取りや消去を行うとともに、記録カードに金銭情報の書き込みを行うための装置である。記録カードは、例えば、磁器カードやICカードなど、カード情報(金銭情報)の書き込みや消去を行うことが可能なものであれば、いかなる形式のものも際用することが可能である。
第1の実施形態では、金銭情報が記録された記録カードをカード挿入口41から挿入すると、カード情報の読み取りが行われるとともに、この金銭情報が、ゲーム記憶部4fに記憶されるようになっている。これにより、ゲーム参加者12は、各テーブルゲームにおいて金銭情報をベットすることが可能となっている。
なお、第1の実施形態では、金銭情報の精算は、ゲーム表示部4dに表示される精算ボタン413(図7参照)を介してタッチすることにより行うことができるようになっている。これにより、金銭情報が記録カードに上書きされ、その後、金銭情報が記録された記録カードは、カード挿入口41から排出されるように構成されている。
ゲーム制御部4hは、例えば、CPU(中央演算装置)により構成されている。このゲーム制御部4hは、ゲーム表示部4dに表示される画像の表示制御等を行うように構成されている。
(管理サーバ5のブロック図)
次に、図6を参照して、管理サーバ5の構成について説明する。図6は、第1の実施形態に係る管理サーバの構成を示すブロック図の一例である。
図6に示すように、管理サーバ5は、各種のデータを入力することが可能なキーボード、テンキー、マウス等のサーバ入力部5aと、各種データを表示することが可能なサーバ表示部5bと、各種データ記憶するサーバ記憶部5cと、第1のネットワーク6と接続するためのサーバ送受信部5dと、サーバ入力部5a、サーバ表示部5b、サーバ記憶部5c、サーバ送受信部5dを制御するサーバ制御部5eとを備えている。
ここで、サーバ記憶部5cは、ROMやRAM等の記憶装置により構成され、ゲーム結果情報、的中情報、配当情報、選択図柄情報等を記憶する。
また、サーバ送受信部5dは、モデム、ターミナルアダプタ等により構成され、ゲーム装置4から送信された予想情報、ベット情報等を受信するとともに、テーブルゲームの結果に対応したゲーム結果情報、的中情報、配当情報、選択図柄情報等をゲーム装置4に送信する。さらには、サーバ送受信部5dは、ディーラー用端末2から送信された選択図柄情報やゲーム終了情報を受信するとともに、未開示のトランプのカードを所定方向から開示させること指示する開示方向情報等を管理サーバ5に送信する。
(ゲーム装置の表示画面)
次に、図7を用いて、ゲーム装置4におけるゲーム表示部4dに表示される表示画面の構成について説明する。図7は、ゲーム装置4におけるゲーム表示部4dに表示される表示画面の構成を示す図の一例である。
図7に示すように、ゲーム表示部4dは、テーブルゲームに対する予想等の入力を行うための画像等を表示する予想入力表示領域401と、ゲーム参加者12が選択したディーラー用ゲームテーブル1の撮影カメラ3で撮影されたカードCの拡大画像等を表示するゲーム進行表示領域402と、テーブルゲームに対する予想の入力結果等を表示する補助表示領域403と、テーブルゲームのゲーム結果の履歴等を表示する履歴情報表示領域404とを有している。
予想入力表示領域401には、ゲーム参加者12が予想した予想結果に対する賭数となるベット情報を選択するためのベット情報画像406と、テーブルゲームに対する第1の予想の入力を行うための第1予想選択画像407と、テーブルゲームに対する第2の予想の入力を行うための第2予想選択画像408と、テーブルゲームのカードの開示を指示するためのカード開示指示画像409と、ユーザがトイレ等で席を離れる場合、その端末をリザーブする際に操作するリザーブボタン410と、全てのベットの金額をクリアする際に操作するクリアボタン411と、前回行ったテーブルゲームと同じ賭数情報をベットする際に操作する再ベットボタン412と、テーブルゲームを終了するときに金銭情報の精算を行うための精算ボタン413と、ゲーム参加者12が所持している金銭情報等を表示することが可能な金銭情報画像414等が表示されるようになっている。
また、詳しくは後述するが、予想入力表示領域401には、ゲーム参加者12の予想の的中の有無を事前に示唆する的中示唆画像405(図18参照)も表示されるようになっている。
ベット情報画像406は、例えば、「10」、「50」、「100」及び「MAX」が描かれた、チップを模した複数のベット情報画像406a〜406dで構成されている。
第1予想選択画像407は、バカラゲームにおける第1のゲームの予想を示す画像、すなわち、「プレイヤー」、「バンカー」及び「タイ」といった3種類の第1予想選択画像407a〜407cで構成されている。
第2予想選択画像408には、バカラゲームにおける第1のゲームとは異なる第2のゲームの予想を示す画像として、「プレイヤーペア」、「バンカーペア」といった2種類の第2予想選択画像408a、408bで構成されている。
なお、第2のゲームの予想を示す画像としては、上記の種類に限られず、「2ドロー」や「スーパー6」等といった第2予想選択画像408を表示してもよく、店側で任意に決定した第2予想選択画像408が表示されるように構成してもよい。
カード開示指示画像409は、未開示のトランプのカードを横方向から開示させることを指示する第1カード開示指示画像409aと、未開示のトランプのカードを縦方向から開示させることを指示する第2カード開示指示画像409bとで構成されている。
ゲーム進行表示領域402には、撮影カメラ3で撮影されたカードCの拡大画像等が表示されるとともに、バカラゲームにおけるプレイヤー側の複数のトランプのカードの組合せを事前に示唆するためのプレイヤー枠画像402aと、バカラゲームにおけるバンカー側の複数のトランプのカードの組合せを事前に示唆するためのバンカー枠画像402b等が表示されるようになっている。
また、詳しくは後述するが、ゲーム進行表示領域402には、バカラゲームにおける未開示の1枚のトランプのカードの図柄を事前に示唆する単独図柄示唆画像402c、バカラゲームにおける複数のトランプのカードの組合せを事前に示唆するための役画像402d(図19参照)も表示されるようになっている。
補助表示領域403には、ゲーム参加者12が選択したテーブルゲームの予想とベット情報とを対応付けたゲーム予想結果情報の内容を示す画像が表示されるとともに、ゲーム参加者12が予想した予想結果に対しての配当を事前に示唆する配当示唆画像403a等が表示されるようになっている。
履歴情報表示領域404には、過去のテーブルゲームのゲーム結果を示した履歴が表示されるようになっている。
その他、ゲーム表示部4dにおいては、予想入力表示領域401、ゲーム進行表示領域402、補助表示領域403及び履歴情報表示領域404のいずれかの表示領域に現在のテーブルゲームの状況、具体的に、「ベットすることができます」や「ベット受付終了」等といった情報も表示されるように構成されている。
そして、予想入力表示領域401に表示されるベット情報画像406、第1予想選択画像407、第2予想選択画像408、カード開示指示画像409、リザーブボタン410、クリアボタン411、再ベットボタン412、精算ボタン413をタッチすることにより、ゲーム入力部4aがその画像に対応した情報を読み取ることになる。
ここで、ゲーム参加者12がテーブルゲームに対して予想を行い、その予想に対してベットする際の手順について簡単に説明しておく。
先ず、ゲーム参加者12は、ベット情報画像406a〜406dの何れかをタッチすると、タッチしたベット情報画像406は点灯したように明るく色が変化し、タッチされなかったベット情報画像406は消灯したように薄暗く色が変化する。
この状態において、タッチしたベット情報画像406に対応する1回のベット情報が設定されており、さらに、同じベット情報画像406をタッチすると、2回のベット情報が設定されることになり、操作回数に応じてベット情報が加算されていくことになる。例えば、ベット情報が「10」に対応するベット情報画像406aを2回操作すると、「20」のベット情報が設定されていることになる。
そして、ゲーム参加者12が、第1予想選択画像407a〜407c、第2予想選択画像408a、408bの何れかをタッチすると、タッチしたテーブルゲームの予想を示す予想情報と上記設定されたベット情報とを対応付けて、1つのゲーム予想結果情報として設定することになる。
(ゲームシステムのシーケンス図)
次に、図8を用いて、本発明の特徴部におけるゲームシステムの処理について説明する。図8は、第1の実施形態に係るゲームシステムの処理を示すシーケンス図の一例である。なお、図8において、左列はゲーム装置4の処理を示し、中央列は管理サーバ5の処理を示し、右列はディーラー用端末2の処理を示している。
まず、ゲーム参加者12は、ゲーム表示部4dをタッチすることにより、ベット情報を選択するとともに、テーブルゲームに対する予想を行う。
ゲーム装置4は、ゲーム参加者12が選択しているディーラー用ゲームテーブル1及びそのゲーム回数を示すテーブルゲーム情報と、ゲーム参加者12が予想したテーブルゲームの予想を示す予想情報と、ゲーム参加者12が選択したベット情報とを対応付けて記憶する予想情報等入力記憶処理(ステップS1−1)を行う。
より具体的には、予想情報等入力記憶処理においては、ゲーム入力部4aが、テーブルゲーム情報と予想情報とベット情報等を読み取り、読み取ったテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とをゲーム制御部4hに出力する。
そして、ゲーム制御部4hが、入力したテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とを対応付けて1つのゲーム予想結果情報(いわゆる1つのレコード情報)として設定し、1つのゲーム予想結果情報として設定されたテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とをゲーム記憶部4fに記憶する。
さらには、ゲーム制御部4hは、ゲーム記憶部4fに記憶された金銭情報からベット情報を減算して更新する。
次に、ゲーム装置4は、テーブルゲーム情報と予想情報とベット情報と対応付けて管理サーバ5に送信する予想情報等送信処理(ステップS1−2)を行う。
より具体的には、予想情報等送信処理においては、ゲーム制御部4hが、1つのゲーム予想結果情報として設定されたテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報と対応付けたまま、ゲーム装置4の固有の参加者用端末IDとともに、管理サーバ5に送信する。
管理サーバ5は、ゲーム装置4からテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報と参加者用端末IDとを受信すると、参加者用端末IDの認証処理を行い、認証が成功すると、テーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とを参加者用端末IDに対応付けて記憶するゲーム予想結果情報記憶処理(ステップS2−1)を行う。
より具体的には、このゲーム予想結果情報記憶処理においては、最初にサーバ制御部5eが、参加者用端末IDについて予め登録されたIDであるか否かを判定し、予め登録されたIDでないと判定したときには、テーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とを破棄して本処理を終了する。一方、サーバ制御部5eが、参加者用端末IDが予め登録されたIDであると判定したときには、現在の日時を取得した上で、現在の日時と参加者用端末IDとテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とを対応付けてサーバ記憶部5cに記憶する。
さらには、サーバ制御部5eは、サーバ記憶部5cに記憶された参加者用端末IDの金銭情報からベット情報を減算し更新する。
なお、サーバ記憶部5cに記憶された参加者用端末IDの金銭情報は、ゲーム表示装置40のカード挿入口41に金銭情報が記録された記録カードが挿入されたときに、ゲーム装置4によって参加者用端末IDと金銭情報とを対応付けて管理サーバ5に送信され、サーバ制御部5eによって参加者用端末IDと金銭情報とを対応付けてサーバ記憶部5cに記憶されたものである。
バカラゲームのテーブルゲームが開始されると、ディーラー11は、シュータ10からトランプのカードを取り出して、未開示のままプレイヤー側とバンカー側とに2枚のトランプのカードを配布する。
そして、ディーラー用端末2からは、配布された全ての未開示のトランプのカードの図柄を示す選択図柄情報を管理サーバ5に送信する。
ここで、第1の実施形態においては、今回のテーブルゲームで用いられるトランプのカードの図柄を事前に識別するため(配布されるトランプのカードを裏面まで図柄を識別するため)に、トランプのカードの裏面には赤外線等でカードの図柄を識別可能な識別コードが付されている。そして、ディーラー11が、シュータ10からカードを取り出したときに、シュータ10に設けられた読取り装置から取り出したトランプのカードの図柄を識別し、読取り装置が取り出されたトランプのカードの図柄を示す選択図柄情報をディーラー用端末2に出力して、ディーラー用端末2が選択図柄情報を管理サーバ5に送信する。
なお、トランプのカードにICチップを含めておき、ICリーダを介して、トランプのカードの図柄を事前に識別できるように構成してもよいし、ディーラー用ゲームテーブル1を透明に構成して、テーブルの下からトランプのカードの内容を事前に識別できるように構成してもよい。
管理サーバ5は、ディーラー用端末2から選択図柄情報を受信すると、今回のテーブルゲームのゲーム結果に関する情報を生成する結果情報生成処理(ステップS2−2)を行う。
具体的には、結果情報生成処理においては、サーバ制御部5eは、受信した選択図柄情報に基づいて、テーブルゲームのゲーム結果を示すゲーム結果情報(例えば、勝利した「PLAYER」か「BANKER」等)を生成する。
また、サーバ制御部5eは、生成されたゲーム結果情報とサーバ記憶部5cに記憶された予想情報とを対比して、ゲーム結果の予想の的中の有無を示す的中情報(「WIN」または「LOSE」)を生成する。
さらには、サーバ制御部5eは、ゲーム結果の予想が的中した場合(的中情報が「WIN」である場合)に、ベット情報と予想情報に対応した予め定められた倍率とを乗算して配当情報を生成する。
以上により、結果情報生成処理においては、ゲーム結果情報と的中情報と配当情報とが生成されることになるが、ゲーム結果情報がゲーム参加者12の予想結果に基づかないものであるのに対し、的中情報と配当情報とがゲーム参加者12の予想結果に基づくものであることで相違している。
管理サーバ5におけるサーバ制御部5eは、ディーラー用端末2から受信した選択図柄情報、上記結果情報生成処理において生成されたゲーム結果情報、的中情報及び配当情報を、上記ゲーム予想結果情報記憶処理において記憶された現在の日時と参加者用端末IDとテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とに対応付けてサーバ記憶部5cに記憶する結果情報記憶処理(ステップS2−3)を行う。
さらには、この結果情報記憶処理において、サーバ制御部5eは、サーバ記憶部5cに記憶された参加者用端末IDの金銭情報から配当情報を加算して更新する。
これにより、サーバ記憶部5cには、図9に示すように、1つのゲーム予想結果情報に対して、現在の日時、参加者用端末ID、テーブルゲーム情報、予想情報、ベット情報、選択図柄情報、ゲーム結果情報、的中情報、配当情報が記憶されることになる。
なお、サーバ記憶部5cに記憶された参加者用端末IDの金銭情報は、図9に示したデータの記憶領域とは異なる記憶領域に記憶されている。
ここで、図9においては、「プレイヤーカード情報」及び「バンカーカード情報」が「選択図柄情報」に相当しており、トランプのカードの内容として、トランプのカードの種類(H:ハート、スペード:S、ダイヤ:D、クローバ:C)と数字(1〜9、J、Q、K)とを示している。
ここまでの説明から、図9を参照して、サーバ記憶部5cに記憶されていくデータの流れを簡単に説明する。
まず、上述したように、ステップS2−1におけるゲーム予想結果情報記憶処理により、「日時」、「参加者用端末ID」、「テーブルゲーム情報」、「予想情報」、「ベット情報」のデータが記憶される。
例えば、図9の上段の行を参照すると、参加者用端末IDとして「****01」を示すデータ、テーブルゲーム情報として「A1」を示すデータ、予想情報として「BANKER」を示すデータ、ベット情報として「$500」を示すデータが記憶されている。なお、ステップS2−1のゲーム予想結果情報記憶処理の段階においては、参加者用端末IDの「****01」に対応付けられているゲーム結果情報、的中情報、プレイヤーカード情報及びバンカーカード情報、及び配当情報には、初期値のデータ(いわゆるブランクデータ、例えば0)が記憶されることになる。
次に、ステップS2−2における結果情報生成処理により「ゲーム結果情報」、「的中情報」、「配当情報」を生成し、ステップS2−3における結果情報記憶処理により「ゲーム結果情報」、「的中情報」、「プレイヤーカード情報」、「バンカーカード情報」及び「配当情報」のデータが記憶される。
例えば、図9の上段の行を参照すると、参加者用端末IDの「****01」に対応付けられている「ゲーム結果情報」として、プレイヤーカード情報(プレイヤー側のトランプの合計数字の下一桁の2)及びバンカーカード情報(バンカー側のトランプの合計数字の下一桁の9)に基づいて「BANKER」を示すゲーム結果情報を生成して記憶する。また、参加者用端末IDの「****01」に対応付けられている「的中情報」として、予想情報「BANKER」とゲーム結果情報「BANKER」とを対比して、「WIN」を示す的中情報を生成して記憶する。また、参加者用端末IDの「****01」に対応付けられている「配当情報」として、的中情報が「WIN」であることから、ベット情報「500」に対して予想情報のBANKERに対応した倍率1.9を乗算して、「950」を示す配当情報を生成して記憶することになる。なお、的中情報が「LOSE」である場合には、「配当情報」として「0」を示す配当情報を生成して記憶する。また、参加者用端末IDの「****01」に対応付けられている「プレイヤーカード情報」及び「バンカーカード情報」として、ディーラー用端末2から送信された選択図柄情報を記憶することになる。
以上により、図9に示すように、現在の日時、参加者用端末ID、テーブルゲーム情報、予想情報、ベット情報、選択図柄情報、ゲーム結果情報、的中情報、配当情報がサーバ記憶部5cに記憶されていくことになる。
再び、図8に説明を戻し、ステップS2−3の結果情報記憶処理よりも後に行われるゲームシステムの処理について説明する。
管理サーバ5におけるサーバ制御部5eは、直前のステップS2−3の結果情報記憶処理によりサーバ記憶部5c記憶された「ゲーム結果情報」、「的中情報」、「選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)」及び「配当情報」をゲーム装置4に送信する結果情報送信処理(ステップS2−4)を行う。
ゲーム装置4におけるゲーム制御部4hは、管理サーバ5から受信した「的中情報」、「選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)」及び「配当情報」を、上記予想情報等入力記憶処理において記憶されたテーブルゲーム情報と予想情報とベット情報とに対応付けて、ゲーム記憶部4fに記憶する予想結果記憶処理(ステップS1−3)を行う。
さらには、この予想結果記憶処理において、ゲーム制御部4hは、ゲーム記憶部4fに記憶された金銭情報から配当情報を加算して更新する。
これにより、ゲーム記憶部4fには、図10に示すように、1つのゲーム予想結果情報に対して、テーブルゲーム情報、予想情報、ベット情報、ゲーム結果情報、的中情報、選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)及び配当情報が記憶されることになる。
なお、ゲーム記憶部4fに記憶された金銭情報は、図10に示したデータの記憶領域とは異なる記憶領域に記憶されている。
ゲーム装置4は、ゲーム記憶部4fに記憶された「的中情報」、「選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)」及び「配当情報」を解析して、(a)複数のトランプのカードの組合せを事前に示唆するためのプレイヤー枠画像402a、バンカー枠画像402b、役画像402d(b)未開示の1枚のカードの内容を事前に示唆する単独図柄示唆画像402c(c)ゲーム参加者12の予想の的中の有無を事前に示唆する的中示唆画像405(d)ゲーム参加者12が予想した予想結果に対しての配当を事前に示唆する配当示唆画像403aの各種の画像データを決定する示唆画像決定処理(ステップS1−4)を行う。
(ゲーム装置における示唆画像決定処理)
ここで、図11を用いて、ゲーム装置4における示唆画像決定処理の詳細について説明する。図11は、第1の実施形態に係るゲーム装置4における示唆画像決定処理の一例を示す図である。
まず、ゲーム制御部4hは、ゲーム装置4に設けられた乱数発生装置(図示せず)から、第1〜8の乱数値のそれぞれを取得する取得処理を行う(ステップS10)。
ここで、第1〜8の乱数値は、0〜99の範囲でランダムに更新されており、第1〜8の乱数値のそれぞれが同期して取得しないように構成されている。
次に、ゲーム制御部4hは、プレイヤーカード情報から、プレイヤー側の複数のトランプのカードの図柄の組合せを解析して、複数のトランプのカードの図柄の組合せを示す「プレイヤーカードの組合せ情報」を生成する生成処理を行う(ステップS11)。
具体的には、プレイヤー側の複数のトランプのカードにおいて、同じ図柄のカードがあるか否かの判定を行い、同じ図柄のカードがない場合には、「プレイヤーノーペア」の情報を生成し、同じ図柄のカードがある場合には、「プレイヤーペア」の情報を生成する。
次に、プレイヤー側の複数のトランプのカードの数字の合計した下1桁の特定の合計数を算出する。ここで、バカラゲームにおいては、トランプのカードとして、「J(ジャック)」、「Q(クイーン)」、「K(キング)」は、「0」として取り扱い、特定の合計数を算出することになる。
そして、ゲーム制御部4hは、図12(a)に示すプレイヤー枠画像決定テーブルを参照し、「プレイヤーカードの組合せ情報(プレイヤーノーペア、プレイヤーペア)」と取得した「第1乱数値」とに基づいて、「プレイヤー枠画像データ」を決定する決定処理を行う(ステップS12)。
ここで、図12(a)に示すプレイヤー枠画像決定テーブルは、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「プレイヤーカードの組合せ情報(プレイヤーノーペア、プレイヤーペア)」と「第1乱数値」と「プレイヤー枠画像データ」とが対応付けられている。
また、図12(a)に示すプレイヤー枠画像決定テーブルの最右欄の「表示内容」の項目には、プレイヤー枠画像データの表示内容を参考として記載しており、「プレイヤー枠画像データ1、2」は、プレイヤー側とバンカー側とに最初に2枚のトランプが配布されたときから、最後に配布されたカードが開示されるまでの期間に亘って、プレイヤー枠画像402aを所定の色で輝き続けさせるデータである。
また、第1の実施形態においては、図12(a)に示すプレイヤー枠画像決定テーブルに示すように、「プレイヤー枠画像データ1」が「プレイヤーペア」となっている可能性が高いことを事前に示唆し、「プレイヤー枠画像データ2」が「プレイヤーペア」となっていることを事前に報知するように構成されている。
そして、ゲーム制御部4hは、図12(b)に示すプレイヤー役画像決定テーブルを参照し、「プレイヤーカードの組合せ情報(特定の合計数)」と取得した「第2乱数値」とに基づいて、「プレイヤー役画像データ」を決定する決定処理を行う(ステップS13)。
ここで、図12(b)に示すプレイヤー役画像決定テーブルは、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「プレイヤーカードの組合せ情報(特定の合計数)」と「第2乱数値」と「プレイヤー役画像データ」とが対応付けられている。
また、図12(b)に示すプレイヤー役画像決定テーブルの最右欄の「表示内容」の項目には、プレイヤー役画像データの表示内容を参考として記載しており、「プレイヤー役画像データ1、2」は、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のカードが開示されたときに、プレイヤー側のトランプ上に所定のキャラクタ(天使・悪魔)を通過させるデータである。
また、第1の実施形態においては、図12(b)に示すプレイヤー役画像決定テーブルに示すように、「プレイヤー役画像データ1」が「特定の合計数=8or9」となっている可能性が高いことを事前に示唆し、「プレイヤー役画像データ2」が「特定の合計数=0」となっている可能性が高いことを事前に示唆するように構成されている。
次に、ゲーム制御部4hは、バンカーカード情報から、バンカー側の複数のトランプのカードの図柄の組合せを解析して、複数のトランプのカードの図柄の組合せを示す「バンカーカードの組合せ情報」を生成する生成処理を行う(ステップS14)。
具体的には、バンカー側の複数のトランプのカードにおいて、同じ図柄のカードがあるか否かの判定を行い、同じ図柄のカードがない場合には、「バンカーノーペア」の情報を生成し、同じ図柄のカードがある場合には、「バンカーペア」の情報を生成する。
次に、バンカー側の複数のトランプのカードの数字の合計した下1桁の特定の合計数を算出する。
そして、ゲーム制御部4hは、図13(a)に示すバンカー枠画像決定テーブルを参照し、「バンカーカードの組合せ情報(バンカーノーペア、バンカーペア)」と取得した「第3乱数値」とに基づいて、「バンカー枠画像データ」を決定する決定処理を行う(ステップS15)。
ここで、図13(a)に示すバンカー枠画像決定テーブルも、プレイヤー枠画像決定テーブルと同様に、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「バンカーカードの組合せ情報(バンカーノーペア、バンカーペア)」と「第3乱数値」と「バンカー枠画像データ」とが対応付けられている。
また、図13(a)に示すバンカー枠画像決定テーブルの最右欄の「表示内容」の項目には、バンカー枠画像データの表示内容を参考として記載しており、「バンカー枠画像データ1、2」は、プレイヤー側とバンカー側とに最初に2枚のトランプが配布されたときから、最後に配布されたカードが開示されるまでの期間に亘って、バンカー枠画像402bを所定の色で輝き続けさせるデータである。
また、第1の実施形態においては、図13(a)に示すバンカー枠画像決定テーブルに示すように、「バンカー枠画像データ1」が「バンカーペア」となっている可能性が高いことを事前に示唆し、「バンカー枠画像データ2」が「バンカーペア」となっていることを事前に報知するように構成されている。
そして、ゲーム制御部4hは、図13(b)に示すバンカー役画像決定テーブルを参照し、「バンカーカードの組合せ情報(特定の合計数)」と取得した「第4乱数値」とに基づいて、「バンカー役画像データ」を決定する決定処理を行う(ステップS16)。
ここで、図13(b)に示すバンカー役画像決定テーブルは、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「バンカーカードの組合せ情報(特定の合計数)」と「第4乱数値」と「バンカー役画像データ」とが対応付けられている。
図13(b)に示すバンカー役画像決定テーブルの最右欄の「表示内容」の項目には、バンカー役画像データの表示内容を参考として記載しており、「バンカー役画像データ1、2」は、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のカードが開示されたときに、バンカー側のトランプ上に所定のキャラクタ(天使・悪魔)を通過させるデータである。
また、第1の実施形態においては、図13(b)に示すバンカー役画像決定テーブルに示すように、「バンカー役画像データ1」が「特定の合計数=8or9」となっている可能性が高いことを事前に示唆し、「バンカー役画像データ2」が「特定の合計数=0」となっている可能性が高いことを事前に示唆するように構成されている。
次に、ゲーム制御部4hは、プレイヤー側の1枚目のトランプのカードが開示された後に、次に開示されるプレイヤー側のトランプのカードを「未開示のプレイヤーカード情報」として特定する(ステップS17)。
例えば、図10を参照すれば、最上段の行においては、「H・5」(ハートの5)が特定されることになる。
そして、ゲーム制御部4hは、図14に示すプレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルを参照し、「未開示のプレイヤーカード情報」と取得した「第5乱数値」とに基づいて、「単独図柄示唆画像」を決定する決定処理を行う(ステップS18)。
ここで、図14に示すプレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルは、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「未開示のプレイヤーカード情報」と「第5乱数値」と「単独図柄示唆画像データ」とが対応付けられている。
なお、図14に示すプレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルにおける最左欄の「未開示のプレイヤーカード情報」の項目には、未開示のプレイヤーカード情報に対応した実際のトランプカードの図柄を参考として記載しているが、トランプのカードの種類(ハート・クローバ・ダイヤ・スペード)は識別していない。
また、図14に示すプレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルにおける最右欄の「表示内容」の項目には、単独図柄示唆画像データの表示内容を参考として記載しており、「単独図柄示唆画像データ1〜5」は、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のカードが開示されたときに、プレイヤー枠画像402aに沿って、特定のキャラクタ(縦・旗・シューズ)を表示させるデータである。
第1の実施形態においては、図14に示すプレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルに示すように、「単独図柄示唆画像データ1」は、プレイヤー側の次に開示されるトランプのカードが縦方向の端部(長手方向の端部)に1つのマークが配置された図柄の「2」か「3」である可能性が高いことを事前に示唆し、「単独図柄示唆画像データ2」は、プレイヤー側の次に開示されるトランプのカードが縦方向の端部に2つのマークが配置された図柄の「4」〜「10」である可能性が高いことを事前に示唆することになる。また、「単独図柄示唆画像データ3」は、プレイヤー側の次に開示されるトランプのカードが横方向の端部(短手方向の端部)に2つのマークが配置された図柄の「4」か「5」である可能性が高いことを事前に示唆し、「単独図柄示唆画像データ4」は、プレイヤー側の次に開示されるトランプのカードが横方向の端部に3つのマークが配置された図柄の「6」〜「8」である可能性が高いことを事前に示唆し、「単独図柄示唆画像データ5」は、プレイヤー側の次に開示されるトランプのカードが横方向の端部に4つのマークが配置された図柄の「9」か「10」である可能性が高いことを事前に示唆することになる。
次に、ゲーム制御部4hは、バンカー側の1枚目のトランプのカードが開示された後に、次に開示されるバンカー側のトランプのカードを「未開示のバンカーカード情報」として特定する(ステップS19)。
例えば、図10を参照すれば、最上段の行においては、「S・9」(スペードの9)が特定されることになる。
そして、ゲーム制御部4hは、図15に示すバンカーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルを参照し、「未開示のバンカーカード情報」と取得した「第6乱数値」とに基づいて、「単独図柄示唆画像データ」を決定する決定処理を行う(ステップS20)。
ここで、図15に示すバンカーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルは、プレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルと同様に、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「未開示のバンカーカード情報」と「第6乱数値」と「単独図柄示唆画像データ」とが対応付けられている。
また、図15に示すバンカーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルの項目は、プレイヤーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルの項目と同様に記載されており、「単独図柄示唆画像データ11〜15」は、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のカードが開示されたときに、バンカー枠画像402bに沿って、特定のキャラクタ(縦・旗・シューズ)を表示させるデータである。
第1の実施形態においては、図15に示すバンカーカードの単独図柄示唆画像決定テーブルに示すように、「単独図柄示唆画像データ11」は、バンカー側の次に開示されるトランプのカードが縦方向の端部(長手方向の端部)に1つのマークが配置された図柄の「2」か「3」である可能性が高いことを事前に示唆し、「単独図柄示唆画像データ12」は、バンカー側の次に開示されるトランプのカードが縦方向の端部に2つのマークが配置された図柄の「4」〜「10」である可能性が高いことを事前に示唆することになる。また、「単独図柄示唆画像データ13」は、バンカー側の次に開示されるトランプのカードが横方向の端部(短手方向の端部)に2つのマークが配置された図柄の「4」か「5」である可能性が高いことを事前に示唆し、「単独図柄示唆画像データ14」は、バンカー側の次に開示されるトランプのカードが横方向の端部に3つのマークが配置された図柄の「6」〜「8」である可能性が高いことを事前に示唆し、「単独図柄示唆画像データ15」は、バンカー側の次に開示されるトランプのカードが横方向の端部に4つのマークが配置された図柄の「9」か「10」である可能性が高いことを事前に示唆することになる。
次に、ゲーム制御部4hは、今回(1回)のテーブルゲームに対して、1つのゲーム予想結果情報(いわゆる1つのレコード情報)の個数である「予想の個数」と、管理サーバ5から受信した「的中情報の個数」とを算出する算出処理を行う(ステップS21)。
例えば、図10を参照すれば、同じテーブルゲーム情報の「A1」である最上段の行と2段目の行が今回のテーブルゲームに対応しており、「予想の個数」として「2」を算出し、「的中情報の個数」として「1」を算出する。
そして、ゲーム制御部4hは、図16に示す的中示唆画像決定テーブルを参照し、「予想の個数」と「的中情報の個数」と取得した「第7乱数値」とに基づいて、「的中示唆画像データ」を決定する決定処理を行う(ステップS22)。
ここで、図16に示す的中示唆画像決定テーブルは、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「予想の個数」と「的中情報の個数」と「第7乱数値」と「的中示唆画像データ」とが対応付けられている。
また、図16に示す的中示唆画像決定テーブルの最右欄の「表示内容」の項目には、的中示唆画像データの表示内容を参考として記載しており、「的中示唆画像データ1〜3」は、プレイヤー側とバンカー側とに最初にトランプが配布され、配布されたカードが全て未開示であるときに、特別のキャラクタ(メダル群・紙幣群・金塊群)通過させるデータである。
第1の実施形態においては、図16に示す的中示唆画像決定テーブルに示すように、「的中示唆画像データ1」は、ゲーム参加者12の1以上の予想が的中したことを事前に示唆し、「的中示唆画像データ2」は、ゲーム参加者12の複数の予想が的中したことを事前に示唆し、「的中示唆画像データ3」は、ゲーム参加者12の予想が的中したことを事前に報知することになる。
なお、第1の実施形態においては、「予想の個数」と「的中情報の個数」に基づいて的中示唆画像データを決定するように構成したが、予想の個数を算出せずに、的中情報の個数に基づいて的中示唆画像データを決定するように構成してもよい。このように構成する場合には、上記ステップS21の算出処理において、的中情報の個数のみを算出するように構成し、図16に示す的中示唆画像決定テーブルを「的中情報の個数」と「第7乱数値」と「的中示唆画像データ」とが対応付けられたテーブルとすればよい。
次に、ゲーム制御部4hは、今回(1回)のテーブルゲームに対して、配当情報の合計とベット情報の合計とを算出した上で、配当情報の合計からベット情報の合計を減算した「利益情報」を算出する算出処理を行う(ステップS23)。
例えば、図10を参照すれば、同じテーブルゲーム情報の「A1」である最上段の行と2段目の行が今のテーブルゲームに対応しており、「配当情報の合計」として「950」を算出し、「ベット情報の合計」として「550」を算出し、「利益情報」として「400」を算出する。
そして、ゲーム制御部4hは、図17に示す配当示唆画像決定テーブルを参照し、「利益情報」と取得した「第8乱数値」とに基づいて、「配当示唆画像」を決定する決定処理を行う(ステップS24)。
ここで、図17に示す配当示唆画像決定テーブルは、ゲーム記憶部4fに記憶されており、「利益情報」と「第8乱数値」と「配当示唆画像データ」とが対応付けられている。
また、図17に示す配当示唆画像決定テーブルの最右欄の「表示内容」の項目には、配当示唆画像データの表示内容を参考として記載しており、「配当示唆画像データ1〜3」は、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のカードが開示されたときに、女の子のキャラクタに所定の動作させるデータである。
第1の実施形態においては、図17に示す配当示唆画像決定テーブルに示すように、「配当示唆画像データ1」は、利益情報が0以上である可能性があることを事前に示唆し、「配当示唆画像データ2」は、利益情報が0以上である可能性が高いことを事前に示唆し、「配当示唆画像データ3」は、利益情報が100以上であることを事前に報知することになる。
なお、第1の実施形態においては、配当情報の合計からベット情報の合計を減算した「利益情報」に基づいて、配当示唆画像データを決定するように構成したが、利益情報を算出せずに、「配当情報の合計」に基づいて配当示唆画像データを決定するように構成してもよい。このように構成する場合には、上記ステップS23の算出処理において、配当情報の合計のみを算出するように構成し、図17に示す配当示唆画像決定テーブルを「配当情報の合計値」と「第8乱数値」と「配当示唆画像データ」とが対応付けられたテーブルとすればよい。すなわち、図17に示す配当示唆画像決定テーブルの「利益情報」を「配当情報の合計値」に置き換えればよい。
さらには、利益情報を算出せずに、「最大の配当情報」に基づいて配当示唆画像データを決定するように構成してもよい。このように構成する場合には、上記ステップS23の算出処理において、複数の配当情報がある場合には、その中から「最大の配当情報」を特定し、配当情報が1つしかない場合には、その配当情報を「最大の配当情報」を特定するように構成し、図17に示す配当示唆画像決定テーブルを「最大の配当情報」と「第8乱数値」と「配当示唆画像データ」とが対応付けられたテーブルとすればよい。すなわち、図17に示す配当示唆画像決定テーブルの「利益情報」を「最大の配当情報」に置き換えればよい。
再び、図8に説明を戻し、ステップS1−4の示唆画像決定処理よりも後に行われるゲームシステムの処理について説明する。
ゲーム装置4におけるゲーム制御部4hは、上記示唆画像決定処理(ステップS1−4)で決定され、プレイヤー側とバンカー側とに2枚のトランプのカードが配布されたときに表示する示唆画像をゲーム表示部4dに表示させる第1示唆画像表示処理(ステップS1−5)を行う。
具体的には、第1示唆画像表示処理においては、上記示唆画像決定処理(ステップS1−4)で決定された「プレイヤー枠画像データ1、2」、「バンカー枠画像データ1、2」、「的中示唆画像データ1〜3」に対応する画像をゲーム表示部4dに表示させることになる。
ディーラー11は、バカラゲームのテーブルゲームにおいては、プレイヤー側とバンカー側とに2枚の未開示のトランプのカードを配布した後、所定時間の経過後(例えば、5秒後)に、プレイヤー側とバンカー側とに配布したそれぞれ1枚目のトランプのカードを開示する。
そして、ディーラー11は、プレイヤー側とバンカー側とにおける1枚目のトランプのカードを開示したことを示す「初回開示情報」をディーラー用端末2に入力する。ディーラー用端末2は、初回開示情報が入力されると、「初回開示情報」を管理サーバ5に送信することになる。
管理サーバ5のサーバ制御部5eは、サーバ送受信部5dを介して、ディーラー用端末2から受信した「初回開示情報」を今回のテーブルゲームに参加している全てのゲーム装置4に送信する初回開示情報送信処理(ステップS2−5)を行う。
ゲーム装置4におけるゲーム制御部4hは、管理サーバ5から初回開示情報を受信すると、上記示唆画像決定処理(ステップS1−4)で決定され、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のトランプのカードが開示された後に表示する示唆画像をゲーム表示部4dに表示させる第2示唆画像表示処理(ステップS1−6)を行う。
具体的には、第2示唆画像表示処理においては、上記示唆画像決定処理(ステップS1−4)で決定された「プレイヤー役画像データ1、2」、「バンカー役画像データ1、2」、「単独図柄示唆画像データ1〜5、11〜15」、「配当示唆画像データ1〜3」に対応する画像をゲーム表示部4dに表示させることになる。
管理サーバ5は、ゲーム参加者12に未開示のトランプのカードを開示させることを許可する「開示許可情報」をゲーム装置4に送信する開示許可情報送信処理(ステップS2−6)を行う。
具体的には、開示許可情報送信処理においては、サーバ制御部5eは、今回のテーブルゲームにおいて複数のゲーム参加者12が参加している場合に、最もベット情報の合計値が多いゲーム参加者12の参加者用端末IDを特定し、特定した参加者用端末IDに対応したゲーム装置4のみに開示許可情報を送信することになる。なお、ゲーム参加者12が1人のみである場合には、その1人のゲーム参加者12の参加者用端末IDに対応したゲーム装置4に開示許可情報を送信することになる。
ゲーム装置4は、管理サーバ5から開示許可情報を受信することを条件として、ゲーム入力部4aによりゲーム参加者12が第1カード開示指示画像409aまたは第2カード開示指示画像409bをタッチしたかを読み取り、読み取った第1カード開示指示画像409aまたは第2カード開示指示画像409bに対応した開示方向情報を管理サーバ5に送信するカード開示指示処理(ステップS1−7)を行う。
具体的には、カード開示指示処理においては、第1ステップとして、管理サーバ5から開示許可情報を受信すると、ゲーム入力部4aは、ゲーム参加者12が第1カード開示指示画像409aまたは第2カード開示指示画像409bをタッチしたかを読み取り、第1カード開示指示画像409aをタッチしたことを読み取った場合には、未開示のトランプのカードを横方向から開示させることを指示する「第1開示方向情報」をゲーム制御部4hに出力し、第2カード開示指示画像409bをタッチしたことを読み取った場合には、未開示のトランプのカードを縦方向から開示させることを指示する「第2開示方向情報」をゲーム制御部4hに出力する。
その後、第2ステップとして、ゲーム制御部4hは、ゲーム入力部4aから入力した「第1開示方向情報」または「第2開示方向情報」を、ゲーム送受信部4bを介して管理サーバ5に送信することになる。
管理サーバ5のサーバ制御部5eは、ゲーム装置4から受信した「第1開示方向情報」または「第2開示方向情報」をディーラー用端末2に送信する開示方向情報送信処理(ステップS2−7)を行う。
これにより、ディーラー用端末2には、「第1開示方向情報」または「第2開示方向情報」に基づいて、ゲーム参加者12が選択した未開示のトランプのカードを所定方向から開示させること指示する指示内容がディーラー表示部2bに表示されることになる。
ディーラー11は、ディーラー表示部2bに表示された指示内容に基づいて、未開示のトランプのカードの表面の角に記載された数字を親指等で隠しつつ、トランプの中央を中指等で押さえながら、ゲーム参加者12が選択した所定方向から徐々に開示する(所謂しぼりながら開示する)。
そして、トランプのカードの開示が終了すると、ディーラー11は、ディーラー用端末2にトランプのカードの開示が終了したことを示す「開示済情報」を入力する。ディーラー用端末2は、開示済情報が入力されると、「開示済情報」を管理サーバ5に送信することになる。
管理サーバ5のサーバ制御部5eは、サーバ送受信部5dを介して、ディーラー用端末2から受信した「開示済情報」を今回のテーブルゲームに参加している全てのゲーム装置4に送信する開示済情報送信処理(ステップS2−8)を行う。
ゲーム装置4におけるゲーム制御部4hは、管理サーバ5から開示済情報を受信すると、必要に応じて新たな示唆画像をゲーム表示部4dに表示させる第3示唆画像表示処理(ステップS1−8)を行う。
例えば、第3示唆画像表示処理においては、未開示の3枚目のトランプのカードが配布される場合に、図14及び図15に示す単独図柄示唆画像決定テーブルを参照して、未開示の3枚目のトランプのカードを示唆する単独図柄示唆画像データを決定し、決定した単独図柄示唆画像データに対応する示唆画像をゲーム表示部4dに表示させたりする。
ディーラー11は、バカラゲームのテーブルゲームが終了すると、ディーラー用端末2に今回のバカラゲームが終了したことを示す「ゲーム終了情報」を入力する。ディーラー用端末2は、ゲーム終了情報が入力されると、「ゲーム終了情報」を管理サーバ5に送信することになる。
管理サーバ5のサーバ制御部5eは、サーバ送受信部5dを介して、ディーラー用端末2から受信した「ゲーム終了情報」を今回のテーブルゲームに参加している全てのゲーム装置4に送信するゲーム終了情報送信処理(ステップS2−9)を行う。
ゲーム装置4におけるゲーム制御部4hは、管理サーバ5からゲーム終了情報を受信すると、ゲーム記憶部4fに記憶された「的中情報」、「選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)」及び「配当情報」に対応した画像をゲーム表示部4dに表示させる結果画像表示処理(ステップS1−9)を行う。
より具体的には、この結果画像表示処理により、「的中情報」に対応した「WIN」等の的中結果画像を表示したり、「選択図柄情報」に対応したプレイヤー側とバンカー側との全てのトランプのカードを開示(表示)したり、「配当情報」に対応した「YOU GET $950」等の配当結果画像を表示したりする。
次に、金銭情報が記録された記録カードの払出しについての処理について簡単に説明する。
ゲーム装置4は、精算ボタン413をタッチしたかを読み取り、精算ボタン413をタッチしたことを読み取ると、金銭情報が記録された記録カードの払出しを指示する「払出指示情報」を管理サーバ5に送信する払出処理(ステップS1−10)を行う。
具体的には、払出処理においては、ゲーム入力部4aは、ゲーム参加者12が精算ボタン413をタッチしたかを読み取り、ゲーム入力部4aが精算ボタン413をタッチしたことを読み取った場合には、ゲーム制御部4hは、ゲーム記憶部4fに記憶された金銭情報を読み出し、参加者用端末IDと金銭情報と払出指示情報とを対応付けて管理サーバ5に送信することになる。
管理サーバ5は、参加者用端末IDと金銭情報と払出指示情報とを受信すると、サーバ記憶部5cに記憶された参加者用端末IDの金銭情報をゲーム装置4に送信する金銭情報送信処理(ステップS2−10)を行う。
より具体的には、金銭情報送信処理においては、サーバ制御部5eは、今回受信した参加者用端末IDから、その参加者用端末IDに対応した金銭情報をサーバ記憶部5cから読み取る。
次に、サーバ制御部5eは、読み取ったサーバ記憶部5cに記憶された金銭情報(以下「サーバ金銭情報」)と今回受信したゲーム装置4からの金銭情報(以下「ゲーム装置金銭情報」)とが一致するか否かを判定する。
そして、サーバ制御部5eは、サーバ金銭情報とゲーム装置金銭情報とが一致すると判定した場合には、サーバ金銭情報とそのサーバ金銭情報を記録カードに書き込むことを指示する書込指示情報とを対応付けてゲーム装置4に送信する。なお、サーバ金銭情報とゲーム装置金銭情報とが一致しないと判定した場合には、エラー情報をゲーム装置4に送信する。
ゲーム装置4におけるゲーム制御部4hは、管理サーバ5からサーバ金銭情報と書込指示情報とを受信すると、カードリードライト装置4gに対して、記録カードにサーバ金銭情報を上書きして書き込ませるカード書込処理(ステップS1−11)を行う。
その後、カードリードライト装置4gによって記録カードにサーバ金銭情報が書き込まれると、ゲーム装置4は、記録カードをカード挿入口41から排出するカード払出処理(ステップS1−12)を行う。
これにより、ゲーム参加者12は、金銭情報が記録された記録カードを持ち運びすることができる。
なお、上述したように、上記ゲームシステムにおけるゲーム装置4、管理サーバ5及びディーラー用端末2の処理は、本発明の特徴部における処理を示したものに過ぎず、その他の処理も行われている。
(示唆画像の表示内容)
次に、図18〜図20を用いて、ゲーム装置4のゲーム表示部4dに表示される示唆画像の表示内容の一例について説明する。
図18は、トランプのカードが配布されたときにゲーム表示部4dに表示される示唆画像の表示内容を示しており、上記第1示唆画像表示処理(ステップS1−5)により表示される画像である。
図18は、バカラゲームにおいて、プレイヤー側とバンカー側とに2枚のトランプのカードが配布され、2枚のトランプのカードが未開示の状態となっている。
図18に示す表示内容では、ゲーム表示部4dの左上のゲーム進行表示領域402において、金色に輝いたプレイヤー枠画像402aを表示するとともに、ゲーム表示部4dの予想入力表示領域401において、メダル群が通過をしている的中示唆画像405を表示している。
ここで、金色に輝いたプレイヤー枠画像402aは、図12(a)に示すように、「プレイヤー枠画像データ1」に対応する画像であり、「プレイヤーペア」となっている可能性が高いことを事前に示唆する画像である。
また、メダル群が通過をしている的中示唆画像405は、図16に示すように、「的中示唆画像データ1」に対応する画像であり、ゲーム参加者12の予想が的中している可能性が高いことを事前に示唆する画像である。
これらの画像によって、図18に示す表示内容では、「プレイヤーペア」となっている可能性が高く、ゲーム参加者12の予想が的中している可能性が高いことが事前に示唆されていることになる。
図19は、1枚目のトランプのカードが開示されたときにゲーム表示部4dに表示される示唆画像の表示内容を示しており、上記第2示唆画像表示処理(ステップS1−6)により表示される画像である。
図19は、バカラゲームにおいて、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のトランプのカードが開示され、2枚目のトランプのカードが未開示の状態となっている。
図19に示す表示内容では、ゲーム表示部4dの左上のゲーム進行表示領域402において、金色に輝いたプレイヤー枠画像402aを表示するとともに、プレイヤー枠画像402aの左枠に3つの旗が立っている単独図柄示唆画像402cを表示し、バンカー側のトランプのカードの上を天使が通過する役画像402dを表示している。また、ゲーム表示部4dの右上の補助表示領域403において、CHANCEと所定の動作しているキャラクタの配当示唆画像403aを表示している。
さらに、金色に輝いたプレイヤー枠画像402aも、プレイヤー側とバンカー側とに2枚のトランプのカードが配布されたときから引き続き表示されている。
ここで、プレイヤー枠画像402aの左枠に3つの旗が立っている単独図柄示唆画像402cは、図14に示すように、「単独図柄示唆画像データ4」に対応する画像であり、プレイヤー側の2枚目のトランプのカードが横方向の端部に3つのマークが配置された図柄の「6」〜「8」である可能性が高いことを事前に示唆する画像である。
また、バンカー側のトランプのカードの上を天使が通過する役画像402dは、図13(b)に示すように、「バンカー役画像データ1」に対応する画像であり、バンカー側のトランプの組合せ(役)として、バンカー側のトランプの特定の合計数が「8」か「9」である可能性が高いことを事前に示唆する画像である。
また、CHANCEと所定の動作しているキャラクタの配当示唆画像403aは、図17に示すように、「配当示唆画像データ1」に対応する画像であり、利益情報がある可能性があることを事前に示唆する画像である。
これらの画像によって、図19に示す表示内容では、プレイヤー側の2枚目のトランプのカードが横方向の端部に3つのマークが配置された図柄の「6」〜「8」である可能性が高く、バンカー側のトランプの特定の合計数が「8」か「9」である可能性が高く、利益情報(配当)がある可能性があることを事前に示唆していることになる。
図20は、全てのトランプのカードが開示されたときにゲーム表示部4dに表示される示唆画像の表示内容を示しており、上記結果画像表示処理(ステップS1−9)により表示される画像である。
図20は、バカラゲームにおいて、プレイヤー側とバンカー側との全てのトランプのカードが開示され、今回のバカラゲームが終了したときの状態となっている。
図20に示す表示内容では、ゲーム表示部4dの予想入力表示領域401において、的中した第1予想選択画像407cが点滅表示するとともに、「WIN」という文字画像を表示している。
これらの画像によって、図20に示す表示内容では、バカラゲームのゲーム結果を認識することができるようになる。
このように、「的中情報」、「選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)」及び「配当情報」の各種の情報に基づいて、それぞれの内容を事前に示唆することにより、テーブルゲームの遊技の興趣をより高めることができる。
すなわち、複数のトランプの図柄の組合せを事前に示唆したり、未開示の1枚のカードの内容を事前に示唆したり、ゲーム参加者12の予想の的中の有無を事前に示唆したり、ゲーム参加者12が予想した予想結果に対しての配当を事前に示唆したりすることによって、テーブルゲームの遊技の興趣をより高めることができる。
特に、複数の情報(的中情報、選択図柄情報及び配当情報)に基づいて、それぞれの内容を事前に示唆することから、それらの示唆内容の組合せによって、示唆内容の信頼度を高めたり低めたりして、ゲーム結果の内容を詳細に推測させることができる。
例えば、図18に示すような表示内容が行われた後に、図19に示すような表示内容が行われた場合には、プレイヤー側で1枚目に開示されているトランプのカードが「8」であるときには、プレイヤー枠画像402aによって「プレイヤーペア」(2枚目の未開示のトランプのカードも「8」)となっている可能性を示唆していることに加え、単独図柄示唆画像402cによっても「6」〜「8」である可能性が高いことを示唆していることから、未開示のトランプのカードが「8」である可能性が極めて高いと推測できることになる。
その一方、プレイヤー枠画像402aと単独図柄示唆画像402cとの示唆内容が矛盾する場合には、いずれか一方が偽の示唆であることを推測でき、ゲーム参加者12は自己に有利な方の示唆内容が正しいことを願うようになる。
その他にも、トランプのカードの図柄を絞り込めるだけでなく、ゲーム参加者12が複数の予想を行ったときには、配当の大きい方の予想が的中しているのか、配当の小さい方の予想が複数的中しているのか等を絞り込めたりすることができる。
さらには、ゲーム参加者12が未開示のトランプのカードを開示させる開示方向を選択することができるので、ゲーム参加者12が期待するトランプのカードの図柄やゲーム参加者12が推測したゲーム結果に基づいて、未開示のトランプの開示方向を選択し、トランプのカードの図柄やゲーム結果を段階的に把握していく楽しみを持つことができる。
例えば、未開示のトランプのカードが縦方向の端部に2つのマークが配置された図柄の「4」〜「10」である可能性が高いことが示唆されている場合に、カードを横方向から開示させることを選択すると、角の数字が隠されたまま横方向から徐々にマークが現れていき、横方向の端部から2つのマークが現れれば、図柄の「4」か「5」であることが把握でき、横方向の端部から3つのマークが現れれば、図柄の「6」〜「8」であることが把握でき、横方向の端部から4つのマークが現れれば、図柄の「9」か「10」であることが把握できることになり、示唆内容とトランプの開示方向とによってトランプのカードの図柄やゲーム結果を段階的に把握していくことができる。
このように、「的中情報」、「選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)」及び「配当情報」の各種の情報に基づいて、それぞれの内容を事前に示唆することにより、遊技者がその結果を推測できるとともに、未開示のトランプのカードを開示させる開示方向を選択することにより、その結果を報知される過程も楽しむことができ、テーブルゲームの遊技の興趣をより高めることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るゲームシステムは、管理サーバ5がソフトウェアによってテーブルゲームを行う点で、ディーラー11がテーブルゲームを行う第1の実施形態に係るゲームシステムと相違しており、示唆画像の内容等は第1の実施形態と同様である。
以下、図21を用いて、第2の実施形態に係るゲームシステムの処理について説明する。
図21は、図8に示したゲームシステムの処理を示すシーケンス図に対応しており、図8と同様の処理内容については同一の番号を付し、その説明を省略する。
ステップS2−20のゲーム進行処理において、サーバ制御部5eは、テーブルゲームとしてバカラゲームを行い、ランダムにプレイヤー側のトランプのカード及びバンカー側のトランプのカードを決定し、プレイヤー側のトランプのカードをプレイヤーカード情報とし、バンカー側のトランプのカードをバンカーカード情報として、選択図柄情報を決定する。
ステップS2−21の結果情報送信処理において、サーバ制御部5eは、サーバ記憶部5c記憶されたゲーム結果情報、的中情報、選択図柄情報(プレイヤーカード情報、バンカーカード情報)及び配当情報に加え、「カード配布情報」をゲーム装置4に送信する。
この「カード配布情報」とは、プレイヤー側とバンカー側とに2枚のトランプのカードを配布するまでの動画をゲーム装置4に表示させるための情報である。
ゲーム装置4は、このカード配布情報を受信することにより、ゲーム表示部4dのゲーム進行表示領域402に、カード配布情報に基づいた動画を表示することになる。
より具体的には、カード配布情報により、プレイヤー側とバンカー側とにそれぞれ2枚のトランプのカードを配布する動画が、ゲーム表示部4dのゲーム進行表示領域402に表示されることになる。
ステップS2−22の初回開示情送信処理において、サーバ制御部5eは、上記ステップS2−21の結果情報送信処理により所定の情報を送信してから、所定時間(例えば、5秒)が経過すると、「初回開示情報」をゲーム装置4に送信する。
ステップS1−20の第2示唆画像表示処理において、ゲーム制御部4hは、管理サーバ5から初回開示情報を受信すると、1枚目の選択図柄情報に基づいて、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のトランプのカードを開示する動画を、ゲーム表示部4dのゲーム進行表示領域402に表示させる。その後、ステップS1−6と同様に、上記示唆画像決定処理(ステップS1−4)で決定された「プレイヤー役画像データ1、2」、「バンカー役画像データ1、2」、「単独図柄示唆画像データ1〜5、11〜15」、「配当示唆画像データ1〜3」に対応する画像をゲーム表示部4dに表示させる。
ステップS2−23のカード開示処理において、サーバ制御部5eは、ゲーム装置4から第1開示方向情報を受信すると、未開示のトランプのカードを横方向から開示させる「第1カード開示情報」を生成し、第2開示方向情報を受信すると、未開示のトランプのカードを縦方向から開示させる「第2カード開示情報」を生成する。そして、生成した「第1カード開示情報」または「第2カード開示情報」を今回のテーブルゲームに参加している全てのゲーム装置4に送信する。
ステップS1−21の第3示唆画像表示処理において、ゲーム制御部4hは、管理サーバ5から開示情報を受信すると、2枚目の選択図柄情報と開示情報(第1カード開示情報または第2カード開示情報)に基づいて、プレイヤー側とバンカー側との2枚目のトランプのカードを所定方向から開示する動画を、ゲーム表示部4dのゲーム進行表示領域402に表示させる。その後、ステップS1−8と同様に、必要に応じて新たな示唆画像をゲーム表示部4dに表示させる。
ステップS2−23のゲーム終了判定処理において、サーバ制御部5eは、今回のバカラゲームで用いられる全てのトランプのカードが開示されたか否かを判定して、今回のバカラゲームが終了したか否かを判定する。
ステップS2−24のゲーム終了情報送信処理において、サーバ制御部5eは、上記ステップS2−23のゲーム終了判定処理により今回のバカラゲームが終了したと判定されたときには、「ゲーム終了情報」を今回のテーブルゲームに参加している全てのゲーム装置4に送信する。
このように、第2の実施形態に係るゲームシステムにおいては、管理サーバ5のソフトウェアによりテーブルゲームが進行することから、ディーラー11が不要になり、人件費等を抑えることができる。
また、第2の実施形態に係るゲームシステムにおいては、管理サーバ5のソフトウェアによる1つのテーブルゲームに対し、複数のゲーム参加者12が参加しているものの、管理サーバ5から送信される「カード配布情報」、「初回開示情報」、「開示情報」、「ゲーム終了情報」により、同一タイミングでテーブルゲームを進行させることができ、同じテーブルゲームであるにも関わらず、ゲーム装置4毎にテーブルゲームの進行が異なってしまうという弊害を防止することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係るゲームシステムは、管理サーバ5のソフトウェアによる1つのテーブルゲームに対し、1人のゲーム参加者12のみが参加する点で、第1の実施形態及び第2の実施形態に係るゲームシステムと相違している。
以下、図22を用いて、第3の実施形態に係るゲームシステムの処理について説明する。
図22は、図8及び図21に示したゲームシステムの処理を示すシーケンス図に対応しており、図8及び図21と同様の処理内容については同一の番号を付し、その説明を省略する。また、示唆画像の内容等は第1の実施形態と同様である。
ステップS1−30の配布表示処理において、ゲーム制御部4hは、プレイヤー側とバンカー側とに2枚のトランプのカードを配布するまでの動画をゲーム表示部4dのゲーム進行表示領域402に表示させる。
ステップS1−31の初回開示処理において、ゲーム制御部4hは、1枚目の選択図柄情報に基づいて、プレイヤー側とバンカー側との1枚目のトランプのカードを開示する動画を、ゲーム表示部4dのゲーム進行表示領域402に表示させる。
ステップS1−32の開示方向選択処理において、ゲーム制御部4hは、ゲーム入力部4aによりゲーム参加者12が第1カード開示指示画像409aまたは第2カード開示指示画像409bをタッチしたかを読み取り、読み取った第1カード開示指示画像409aまたは第2カード開示指示画像409bに対応した開示方向情報を生成する。
ステップS1−33のカード開示処理において、ゲーム制御部4hは、2枚目の選択図柄情報と上記ステップS1−32で生成した開示方向情報とに基づいて、プレイヤー側とバンカー側との2枚目のトランプのカードを所定方向から開示する動画を、ゲーム表示部4dのゲーム進行表示領域402に表示させる。
ステップS1−34のゲーム終了判定処理において、ゲーム制御部4hは、今回のバカラゲームで用いられる全てのトランプのカードが開示されたか否かを判定して、今回のバカラゲームが終了したか否かを判定する。
そして、今回のバカラゲームが終了したと判定されたときには、「ゲーム終了情報」を生成する。
このように、第3の実施形態に係るゲームシステムにおいては、管理サーバ5が最初に決定した情報をゲーム装置4に送信するだけで、テーブルゲームが進行していくので、管理サーバ5への制御負担を抑えることができる。
なお、第1〜3の実施形態においては、図12(a)、図13(a)、図16に示すように、「プレイヤー枠画像データ1、2」、「バンカー枠画像データ1、2」及び「的中示唆画像データ1〜3」に対応する示唆画像を、「プレイヤー側とバンカー側とに最初にトランプが配布されたとき」に表示するように構成したが、「プレイヤー側とバンカー側との1枚目のカードが開示されたとき」に表示するように構成してもよく、「プレイヤー側またはバンカー側のいずれか一方のカードが開示されたとき」に表示するように構成してもよい。
また、図12(b)、図13(b)、図14、図15、図17に示すように、「プレイヤー役画像データ1、2」、「バンカー役画像データ1、2」、「単独図柄示唆画像データ1〜5、11〜15」及び「配当示唆画像データ1〜3」に対応する示唆画像を、「プレイヤー側とバンカー側との1枚目のカードが開示されたとき」に表示するように構成したが、「プレイヤー側とバンカー側とに最初にトランプが配布されたとき」に表示するように構成してもよく、「プレイヤー側またはバンカー側のいずれか一方のカードが開示されたとき」に表示するように構成してもよい。
さらには、第1〜3の実施形態においては、「テーブルゲーム」として、バカラゲームを用いて構成したが、ポーカー、スリーカードポーカー、カジノウォー、ロト、キノ、回転する円盤に球を投げ入れるルーレットゲーム、及び、ダイスを用いたダイスゲームなどを行うように構成してもよい。
1 ディーラー用ゲームテーブル
1A,1B ディーラー用ゲームテーブル
2 ディーラー用端末
3,3A,3B 撮影カメラ
4 ゲーム装置
4a ゲーム入力部
4b ゲーム送受信部
4c ゲーム受信部
4d ゲーム表示部
4e カメラ表示部
4f ゲーム記憶部
4g カードリードライト装置
4h ゲーム制御部
5 管理サーバ
5a サーバ入力部
5b サーバ表示部
5c サーバ記憶部
5d サーバ送受信部
5e サーバ制御部
11 ディーラー
12 ゲーム参加者
15 大型ディスプレイ
401 予想入力表示領域
402 ゲーム進行表示領域
402a プレイヤー枠画像
402b バンカー枠画像
402c 単独図柄示唆画像
402d 役画像
403 補助表示領域
403a 配当示唆画像
404 履歴情報表示領域
405 的中示唆画像
409a 第1カード開示指示画像
409b 第2カード開示指示画像
C カード

Claims (4)

  1. 特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムによって複数の図柄からランダムに任意の図柄を選択するゲームが進行されたゲーム結果に関する情報の処理を行う管理情報処理装置とネットワークを介して接続され、遊技者が前記ゲームに参加するゲーム装置において、
    前記ゲームに関する画像を表示する表示手段と、
    前記管理情報処理装置側の特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムにより前記ゲームで選択された図柄を示す選択図柄情報を前記管理情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記選択図柄情報に基づいて、前記表示手段にゲームに関する画像を表示させる制御を行う表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記受信手段によって前記選択図柄情報を受信すると、受信した選択図柄情報に対応する図柄を示唆する示唆図柄画像を表示させ、その後に、当該選択図柄情報に対応する図柄を示す図柄画像を表示させる、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  2. 前記ゲームは、複数の図柄からランダムに2以上の図柄を選択して、選択した2以上の図柄を順番に表示し、
    前記受信手段は、前記ゲームで選択された2以上の図柄の選択図柄情報を受信し、
    前記表示制御手段は、前記受信手段によって前記選択図柄情報を受信すると、特定順番までの第1の図柄を示す図柄画像を表示させ、その後に、前記特定順番よりも後の第2の図柄を示唆する示唆図柄画像を表示させた後、前記第2の図柄を示す図柄画像を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のゲーム装置。
  3. 前記受信手段によって前記選択図柄情報を受信すると、受信した選択図柄情報に基づいて、複数の示唆図柄画像の中から表示する示唆図柄画像を決定する示唆図柄画像決定手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載のゲーム装置。
  4. 特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムによって複数の図柄からランダムに任意の図柄を選択するゲームが進行されたゲーム結果に関する情報の処理を行う管理情報処理装置と、前記管理情報処理装置にネットワークを介して接続され、遊技者が前記ゲームに参加するゲーム装置とを備えたゲームシステムにおいて、
    前記ゲーム装置は、
    前記ゲームに関する画像を表示する表示手段と、
    前記管理情報処理装置側の特定のディーラーまたは特定のソフトウェアプログラムにより前記ゲームで選択された図柄を示す選択図柄情報を前記管理情報処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した前記選択図柄情報に基づいて、前記表示手段にゲームに関する画像を表示させる制御を行う表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記受信手段によって前記選択図柄情報を受信すると、受信した選択図柄情報に対応する図柄を示唆する示唆図柄画像を表示させ、その後に、当該選択図柄情報に対応する図柄を示す図柄画像を表示させる、
    ことを特徴とするゲームシステム。
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