JP2017122634A - 検知装置および移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】材質や形状によって検知が難しい被検知物に対しても、異なる手段で検知を行うことで、見落としを防ぐことができる検知装置を提供する。【解決手段】移動体1は、検知範囲(第1検知範囲KR1および第2検知範囲KR2)内の被検知物の検知を行う検知装置を備えている。検知装置は、予め設定された第1検知範囲KR1内の被検知物を検知する第1検知部21と、予め設定された第2検知範囲KR2内の被検知物を検知する第2検知部22と、第1検知部21および第2検知部22の検知結果に応じて、被検知物が有るか否かの検知判定を行う検知判定部とを備えている。第1検知部21と第2検知部22とは、互いに異なる手段を用いて検知する。第1検知範囲KR1および第2検知範囲KR2は、一部が互いに重なるように設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、被検知物の検知を行う検知装置および移動体に関する。
近年、自律走行する移動体などが実用化されており、センサなどで障害物を検知することで、事故を回避するように動作を制御していた。ここで、障害物を検知する際、センサの検知範囲によって、車両を停止させるタイミングが異なっており、走行効率を低下させずに停止させることが困難であった。そこで、車体に複数のセンサを取り付け、減速させてから停止させることで障害物との衝突を防止する衝突防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平6−51094号公報
特許文献1に記載の走行車両の衝突防止装置では、検知範囲の長い第1障害物検出センサと検知範囲の短い第2障害物検出センサとを車体の前方に向けて取り付けており、第1障害物検出センサの検出信号によって減速し、第2障害物検出センサの検出信号によって停止する主コントローラを設けている。ところで、障害物においては、形状や材質などによってセンサと相性が悪いものがあり、検出できない場合がある。上述した衝突防止装置のように、複数のセンサを備えているだけでは、障害物を見落として衝突を回避できない虞がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、材質や形状によって検知が難しい被検知物に対しても、異なる手段で検知を行うことで、見落としを防ぐことができる検知装置および移動体を提供することを目的とする。
本発明に係る検知装置は、予め設定された第1検知範囲内の被検知物を検知する第1検知部と、予め設定された第2検知範囲内の被検知物を検知する第2検知部と、前記第1検知部および前記第2検知部の検知結果に応じて、被検知物が有るか否かの検知判定を行う検知判定部とを備えた検知装置であって、前記第1検知部と前記第2検知部とは、互いに異なる手段を用いて検知しており、前記第1検知範囲および前記第2検知範囲は、一部が互いに重なるように設定されていることを特徴とする。
本発明に係る検知装置では、前記検知判定部は、前記第1検知範囲と前記第2検知範囲とが重なる領域において、前記第1検知部または前記第2検知部のいずれかが被検知物を検知した際、被検知物が有ると判定する構成としてもよい。
本発明に係る検知装置では、前記第1検知部と前記第2検知部とは、互いに異なる物理量を検知する構成としてもよい。
本発明に係る検知装置では、前記第1検知部は、立体空間に対して検知を行い、前記第2検知部は、平面に対して検知を行う構成としてもよい。
本発明に係る検知装置では、前記第1検知部と前記第2検知部とは、上面視において、重なる位置に配置されている構成としてもよい。
本発明に係る移動体は、本発明に係る検知装置を備え、路面を走行することを特徴とする。
本発明によると、第1検知部と第2検知部との検知範囲を異ならせることで、一方の死角となる部分を他方で補うことができる。また、材質や形状によって検知が難しい被検知物に対しても、異なる手段で検知を行うことで、見落としを防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係る移動体の概略上面図である。 本発明の第1実施形態に係る移動体の概略側面図である。 本発明の第1実施形態に係る移動体の概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る移動体の概略上面図である。 本発明の第3実施形態に係る移動体の概略上面図である。 本発明の第4実施形態に係る移動体の概略上面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る安全補助装置および移動体について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る移動体の概略上面図であって、図2は、本発明の第1実施形態に係る移動体の概略側面図であって、図3は、本発明の第1実施形態に係る移動体の概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係る移動体1は、予め設定された経路に沿って移動する四輪の車両であって、検知範囲(第1検知範囲KR1および第2検知範囲KR2)内の被検知物の検知を行う検知装置20を備えている。検知装置20は、予め設定された第1検知範囲KR1内の被検知物を検知する第1検知部21と、予め設定された第2検知範囲KR2内の被検知物を検知する第2検知部22と、第1検知部21および第2検知部22の検知結果に応じて、被検知物が有るか否かの検知判定を行う検知判定部24とを備えている。移動体1は、主に、前方(図1および図2では、右方)に向かって直進する。
なお、以下では説明の簡略化のため、移動体1が直進する方向を直進方向Xと呼び、直進方向Xにおける前方を前方と省略することがある。また、上面視において、移動体1の直進方向Xに対して垂直な方向を幅方向Yと呼ぶことがあり、側面視において、直進方向Xに対して垂直な方向を高さ方向Zと呼ぶことがある。上述したように、本実施の形態において、移動体1の進行方向は、直進方向Xとされている。
また、移動体1は、駆動部11へ電力を供給する電源12と、駆動部11への電源供給を遮断させる安全装置13と、第1検知部21の検知結果に応じて、安全装置13を作動させるか否かの安全判定を行う安全判定部23とを備えている。
駆動部11は、4つの車輪とモータ等の駆動源とによって構成されている。なお、駆動部11は、これに限定されず、車輪の数を変更したり、ベルト等を用いたりしてもよく、移動体1を走行させ、適宜走行する速度を調整できる構成とされていればよい。駆動部11は、CPU(図示しない)からの指示によって、走行する速度や方向を適宜制御する。
電源12は、充電池であって、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、Ni−Cd電池、鉛電池、燃料電池、空気電池などを用いればよく、主として、走行機能、距離検出機能、通信機能を行うための電力を供給する。
安全装置13は、電源12からの電力の供給を遮断し、移動体1を強制的に停止させる。ISO13482では、停止の判定をした場合に、動力への電源供給を遮断(安全停止)するように安全装置13を設けることが求められている。
第1検知部21は、移動体1の前面に取り付けられ、LIDAR(Light Detection and Ranging)を用いた光学センサであって、検知波であるレーザ光を広範囲に照射し、物体からの反射光(反射波)を受光している。それによって、第1検知部21は、走行面30および被検知物の位置や距離などを検知している。なお、第1検知部21は、レーザ光に限定されず、赤外線、可視光、超音波、電磁波などを放射して、検知を行ってもよい。
第1検知範囲KR1は、立体空間とされており、具体的に、第1検知部21から直進方向Xの前方に向かって、扇状に広がるように設定されている。つまり、第1検知範囲KR1は、第1検知部21から離れるに従って、高さ方向Zへ広がると伴に、幅方向Yへ広がっている。本実施の形態において、第1検知範囲KR1の直進方向Xでの距離(第1検知距離KW1)は、約3mとされており、上面視において、第1検知範囲KR1が広がる角度(第1幅角度θa1)は、約60°とされている。また、側面視において(図2参照)、第1検知範囲KR1が広がる角度(第1高さ角度θa2)は、約50°とされている。すなわち、第1検知範囲KR1は、主に、移動体1近傍の前方を含む範囲とされている。
なお、第1検知部21から照射される検知波は、第1検知範囲KR1だけに限らず、より遠方へ照射されていてもよい。被検知物からの反射波を検知した際、第1検知範囲KR1として設定されている範囲を安全判定の対象とし、それ以外の範囲では、単に被検知物の位置を把握するだけでよい。
第2検知部22は、移動体1の前面に取り付けられた光学センサであって、第1検知部21と同様に、レーザ光以外を照射するセンサとしてもよい。
第2検知範囲KR2は、平面とされており、第2検知部22を中心に扇状に広がるように設定されている。つまり、第2検知範囲KR2は、第2検知部22から離れるに従って幅方向Yへ広がっている。なお、第2検知範囲KR2は、高さ方向Zに対し、第1検知範囲KR1のように広がっておらず、前方の走行面30に向けて僅かに傾斜している。本実施の形態において、第2検知範囲KR2の距離(第2検知距離KW2)は、約5mとされており、上面視において、第2検知範囲KR2が広がる角度(第2幅角度θb)は、約270°とされている。すなわち、第2検知範囲KR2は、主に、移動体1の前方および側方を含む範囲とされている。
上述したように、第1検知範囲KR1と第2検知範囲KR2とは、互いに一部が重なるように設定されており、図1に示すように、上面視において、第2検知範囲KR2は、第1検知範囲KR1の全体を覆っている。したがって、第1検知部21と第2検知部22との検知範囲を異ならせることで、一方の死角となる部分を他方で補うことができる。また、材質や形状によって検知が難しい被検知物に対しても、異なる手段で検知を行うことで、見落としを防ぐことができる。
また、本実施の形態において、第1検知部21は、立体空間に対して検知を行い、第2検知部22は、平面に対して検知を行う構成とされている。すなわち、第1検知部21と第2検知部22とは、互いに異なる手段を用いて検知する構成とされている。したがって、第1検知部21は、立体的に検知を行うことで、被検知物の形状などを詳細に把握することができる。また、第2検知部22は、平面的な検知範囲とすることで、広い範囲であっても、素早く検知を行うことができる。
さらに、第1検知部21と第2検知部22とで検知結果を共有する構成とすれば、より高度な判断ができる。本実施の形態のように、立体検知(第1検知部21)と平面検知(第2検知部22)とを組み合わせた場合では、平面検知で被検知物と見なすサイズを規定し、基準以下の物体を無視すると、細い柵やフェンスなどが除去されることがある。しかしながら、立体検知で得られた高さ方向Zの情報を共有すると、柵などの形状が分かるので、誤除去といった問題を回避することができる。
図1に示すように、第1検知部21と第2検知部22とは、上面視において、重なる位置に配置されている。したがって、第1検知部21と第2検知部22とを上方から見た際の座標が重なっているので、互いの検知結果における座標を揃える処理を簡略化でき、検知結果を素早く出力することができる。
検知判定部24は、第1検知範囲KR1および第2検知範囲KR2のそれぞれにおいて、被検知物が有るか否かの検知判定を行っているが、第1検知範囲KR1と第2検知範囲KR2とが重なる領域では、第1検知部21または第2検知部22のいずれかが被検知物を検知した際、被検知物が有ると判定する。したがって、第1検知部21または第2検知部22のいずれか一方が検知できなくても、被検知物が有るという判定を優先することで、被検知物の見落としを確実に防ぐことができる。
安全判定部23は、第1検知範囲KR1において、移動体1の近傍に被検知物が有ることを検知すると、安全判定を行って安全装置13を作動させる。安全装置13が作動した際には、駆動部11への電力の供給を遮断し、移動体1を非常停止させる。本実施の形態では、安全判定を行う範囲よりも遠方に被検知物が有ることを検知した際には、安心判定を行って、移動体1の停止や減速を指示している。電源12を遮断するといった急な操作は、搭載されたPCや記憶装置へのダメージが懸念されるので、予め安心判定を行って、安全判定が行われる前に、移動体1を停止させることで、装置へのダメージを軽減している。
検知装置20は、図示しないCPUを備えており、安全判定部23および検知判定部24を予め組み込まれたプログラムとして記憶しており、記憶したプログラムを実行することにより、安全判定や検知判定を実行する。なお、CPUは、移動体1と検知装置20とで共通に用いられてもよい。また、図3では、省略されているが、移動体1には、第1検知部21および第2検知部22の検知結果や、走行速度等の各種設定を記憶させるための記憶装置が設けられていてもよい。
移動体1は、第1検知部21および第2検知部22の他に、例えば、移動体1を覆う程度の狭い範囲で検知を行うセンサや、周囲の画像を撮影するカメラなどを備えていてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る移動体について、図面を参照して説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る移動体の概略上面図である。なお、第1実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、第1実施形態に対して、第1検知部21および第2検知部22の種類が異なる。具体的に、第1検知部21は、移動体1の前面に取り付けられたバンパーセンサであって、物体に接触した際に押圧された力によって、被検知物の有無を検知している。したがって、第1検知範囲KR1は、第1検知部21と略一致する。第2検知部22は、移動体1の前面側に設けられた超音波センサであって、レーザ光と同様に、物体からの反射波によって検知を行う。第2検知範囲KR2は、主に、移動体1の前方および斜め前方を含む範囲とされ、直進方向Xで第1検知範囲KR1よりも遠方を含み、第2検知範囲KR2内に第1検知部21が含まれるように設定されている。
本実施の形態において、第1検知部21と第2検知部22とは、互いに異なる手段で被検知物を検知する構成とされている。したがって、複数の検知手段を備えていれば、一方の手段では、検知が困難な被検知物に対して、他方の手段で検知することで、見落としなどの誤検知を防ぐことができる。
本実施の形態において、第1検知部21は、バンパーセンサとされ、被検知物に接触した際に移動体1を停止させる。つまり、バンパーセンサによって、被検知物が直に移動体1に接触することを防ぐことで、移動体1の損傷を抑制している。また、第2検知部22で被検知物の接近を検知している際には、第1検知部21で検知する際の閾値を変化させれば、弱い力でも被検知物との接触したと判定することができる。なお、本実施の形態では、移動体1の前面にバンパーセンサを設けたが、これに限定されず、移動体1の後面や側面に設けてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る移動体について、図面を参照して説明する。
図5は、本発明の第3実施形態に係る移動体の概略上面図である。なお、第1実施形態および第2実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施形態は、第1実施形態に対して、第2検知部22の種類が異なる。具体的に、第1検知部21は、第1実施形態と同様に、光学センサであって、第1検知範囲KR1も略同様である。第2検知部22は、移動体1の前面であって、幅方向Yでの両端のそれぞれに設けられた超音波センサである。第2検知範囲KR2は、移動体1の斜め前方であって、それぞれの第2検知部22に対応する範囲とされている。すなわち、第2検知範囲KR2は、上面視において、第1検知範囲KR1の幅方向Yでの両側縁部と重なるように設定されている。換言すると、第1検知範囲KR1は、幅方向Yで第2検知範囲KR2に挟まれている。
本実施の形態は、光学センサと超音波センサとを組み合わせた構成とされている。つまり、第1検知部21と第2検知部22とは、互いに異なる物理量を検知する構成とされている。したがって、異なる物理量を検知することで、被検知物を様々な側面から検知する検知装置20とすることができる。このようにすると、例えば、光線を完全に反射する鏡面を持つ被検知物を検知する際、光学センサでは検知が難しくても、音波で鏡面に影響されずに検知することで、見落としを防ぎ、より安全性を高めることができる。また、光学センサに僅かに反応した被検知物に対しては、超音波センサでの検知に、光学センサに反応した位置を反映して、検知結果を確認する。それぞれのセンサで検知した結果を加算して、確度が高まったものを検知判定の処理に用いることで、誤検知の確率を低減することができる。
移動体1は、図6に示す矢符R1または矢符R2で示すように、斜め前方へ向かって曲線を描くように移動し、旋回またはスラローム走行をしてもよい。さらに、適宜進行方向を変える移動体1として、第1実施形態と第3実施形態とを組み合わせてもよく、複数の第2検知部22を備えた構成としてもよい。
移動体1が旋回やスラローム走行をする際には、第2検知範囲KR2内に位置していた被検知物が第1検知範囲KR1へと推移することがある。例えば、被検知物が移動体1の左前方に位置し、移動体1が左側(矢符R1の方向)へ旋回する場合などに相当する。この場合、第2検知範囲KR2での検知結果を第1検知範囲KR1での検知に反映すると、第1検知範囲KR1での被検知物の検知が予測でき、移動体1を減速させることで、移動体1を急停止させることを防止できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る移動体について、図面を参照して説明する。
図6は、本発明の第4実施形態に係る移動体の概略上面図である。なお、第1実施形態ないし第3実施形態と機能が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
第4実施形態は、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせた構成とされている。具体的に、第3実施形態と同様にして、第1検知部21は光学センサとされ、第2検知部22は超音波センサとされている。第1検知範囲KR1および第2検知範囲KR2は、第3実施形態と同様に設定されている。本実施の形態では、第1検知部21および第2検知部22に加えて、被検知物を検知する第3検知部25を備えている。第3検知部25は、第2実施形態の第2検知部22と同じであって、移動体1の前面のバンパーセンサとされている。このように、種類の異なる複数のセンサを備えることで、様々な事態に対処することができる。
また、同じ物理量を検知するセンサを用いる場合には、それぞれ異なる方式を適用してもよい。例えば、焦電型赤外センサと近赤外センサとを組み合わせた際、焦電型赤外センサは赤外線の微分量(変化量)を検知し、近赤外センサは赤外線の瞬時値(瞬間の照射量)を検知することができる。この場合、強い光が照射されて、近赤外センサがハレーションを起こしても、焦電型赤外センサによって線量が増える瞬間を捉えることで、被検知物の動きを検知することができる。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 移動体
11 駆動部
12 電源
13 安全装置
20 検知装置
21 第1検知部
22 第2検知部
23 安全判定部
24 検知判定部
30 走行面
KR1 第1検知範囲
KR2 第2検知範囲
KW1 第1検知距離
KW2 第2検知距離
X 直進方向
Y 幅方向
Z 高さ方向
実開平6−51904号公報

Claims (6)

  1. 予め設定された第1検知範囲内の被検知物を検知する第1検知部と、
    予め設定された第2検知範囲内の被検知物を検知する第2検知部と、
    前記第1検知部および前記第2検知部の検知結果に応じて、被検知物が有るか否かの検知判定を行う検知判定部とを備えた検知装置であって、
    前記第1検知部と前記第2検知部とは、互いに異なる手段を用いて検知しており、
    前記第1検知範囲および前記第2検知範囲は、一部が互いに重なるように設定されていること
    を特徴とする検知装置。
  2. 請求項1に記載の検知装置であって、
    前記検知判定部は、前記第1検知範囲と前記第2検知範囲とが重なる領域において、前記第1検知部または前記第2検知部のいずれかが被検知物を検知した際、被検知物が有ると判定すること
    を特徴とする検知装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の検知装置であって、
    前記第1検知部と前記第2検知部とは、互いに異なる物理量を検知すること
    を特徴とする検知装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の検知装置であって、
    前記第1検知部は、立体空間に対して検知を行い、
    前記第2検知部は、平面に対して検知を行うこと
    を特徴とする検知装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の検知装置であって、
    前記第1検知部と前記第2検知部とは、上面視において、重なる位置に配置されていること
    を特徴とする検知装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の検知装置を備え、路面を走行する移動体。
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