JP2017112706A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】NFC機能を搭載した携帯端末装置を非接触充電器上に置いても、NFC用ICチップと周辺回路が故障しない携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置は、非接触で電力を受ける受電手段と、電力の受電に係る信号を通信する第1の通信手段と、通信アンテナ、近距離無線通信部、通信アンテナと近距離無線通信部の間に配置されたスイッチとから成る近距離無線通信を行う第2の通信手段とを備えている。受電手段が非接触で受電を開始したことを第1の通信手段により検知すると、スイッチによって通信アンテナと近距離無線通信部とを切り離す。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、非接触充電機能と近距離無線通信機能を備えた携帯端末装置に関する。
近年、非接触充電機能を搭載したスマートフォンなどの携帯端末装置が利用されるようになっている。携帯端末装置は二次電池とその二次電池へ充電する回路を内蔵し、非接触充電器から送電される電力で充電するようになっている。非接触で充電を行うために、携帯端末装置は電力を受電するための受電コイルと受電回路、二次電池に充電するための充電回路などを備えている。
非接触充電では、非接触充電器内に配置された送電コイルと、携帯端末装置内に配置された受電コイルとの間の電磁誘導により電力を伝送する方法が普及している。電力を伝送する周波数は100kHz〜200kHz程度の帯域が使われている。
非接触でデータを伝送する技術として、NFC(Near Field Communication)と呼ばれている近距離無線通信技術が知られている。近距離無線通信技術は、10cm程度以下の距離で、送信装置と携帯端末装置との間でデータの伝達を行っている。
NFCは13.56MHzの帯域が利用されている。送信装置内に配置された通信用アンテナ(コイル)と、携帯端末装置内に配置された通信用アンテナ(コイル)との間で、電磁誘導を利用して通信を行っている。NFCは通信可能距離が10cm程度と短く、送信装置に携帯端末装置をかざす、置く、あるいは触れることで通信を行うことが一般的となっている。
携帯端末装置の中には、上記非接触充電の機能とNFCの機能の両方を備えた装置がある。非接触充電用の周波数は100kHz〜200kHz、NFC用の周波数は13.56MHzであり、それぞれの周波数は大きく異なっている。周波数に差があるため、互いに干渉することは殆どない。干渉がないので、非接触充電を行いながらNFCによるデータ通信を行うということが可能となっている。
電磁誘導を用いる構成とは異なり、非接触充電用に6.78MHzの周波数を用いた磁界結合による方式が、国内外で制度化されつつある。近い将来、6.78MHzに対応した非接触充電機能を搭載した携帯端末装置が普及することが予想される。6.78MHzの磁界結合を用いた携帯端末装置においても、13.56MHzのNFCを搭載することは十分に考えられる。
6.78MHzを使用する非接触充電用の送電装置からは、高調波成分が少なからず発生する。特に2次高調波は13.56MHzであり、NFCで使う周波数の13.56MHzと一致してしまう。また、非接触充電用の出力は、電力を伝送するという目的から、NFCの出力と比べると非常に大きい出力(例えば10W〜数十W)である。そのために、非接触充電とNFCの両方の機能を備えた携帯端末装置を非接触充電器に近づけると、携帯端末装置内のNFC用ICチップの定格を超える大きな値の電力が入力されてしまう。定格を超える電力のため、NFC用ICチップやその周辺回路が故障する可能性がある。
携帯端末装置内のNFC用ICチップの故障を避けるための従来技術として、特許文献1及び特許文献2に記載された技術が知られている。特許文献1にはワイヤレス給電によって充電する電池を備える通信装置が記載されている。その通信装置では、非接触充電中に受電電圧を検出し、所定の給電閾値電圧よりも高い電圧を検出した場合に、NFC用ICチップに供給する系統のスイッチをオフ制御するようにしている。
特許文献2には非接触充電可能な通信機器が記載されている。通信機器は、充電用電力供給部とNFCチップを有する非接触充電器と、充電用電力受電部とNFCチップを有する携帯端末装置を備えている。非接触充電器の送電側と携帯端末装置の受電側が、同期して、充電とNFCを行うタイミングを切り替えるようになっている。
特開2014−33504号公報 特開2009−253649号公報
特許文献1では、非接触充電の期間中もNFCを動作させることが可能な構成としている。しかし、非接触充電とNFCとは同時に使う必要のない機器も多い。非接触充電とNFCを同時に使わない機器でも、非接触充電中に、たとえ給電閾値電圧以下であっても、非接触充電用の電力の受電で発生する高い電圧をNFC用ICチップやその周辺回路に供給することになる。NFC用ICチップが高い電圧を受けることは、ICチップを故障させる可能性がある。
特許文献2では、NFC機能を搭載した充電器でなければ、非接触充電とNFC動作とを切り替えて正常に動作させることができない。例えば、NFC機能を持たない非接触充電器に携帯端末装置が置かれた場合には、NFC用ICチップや周辺回路に高電圧の信号が入力されることになる。高電圧が入力されると、ICチップや周辺回路が故障する可能性がある。
本実施の形態では、非接触充電機能とNFC機能を搭載した携帯端末装置において、携帯端末装置を非接触充電器上に置いても、NFC用ICチップと周辺回路が故障しない携帯端末装置を提供することである。
非接触で電力を受ける受電手段と、電力の受電に係る信号を通信する第1の通信手段と、通信アンテナ、近距離無線通信部、前記通信アンテナと前記近距離無線通信部の間に配置されたスイッチとから成る近距離無線通信を行う第2の通信手段とを備え、前記受電手段が非接触で受電を開始したことを前記第1の通信手段により検出すると、前記スイッチによって前記通信アンテナと近距離無線通信部とを切り離す携帯端末装置。
第1の実施形態に係る非接触充電器と携帯端末装置を示す図。 第1の実施形態に係る携帯端末装置とPOSターミナルを示す図。 第1の実施形態に係る非接触充電器、携帯端末装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る携帯端末装置の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る携帯端末装置の構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係るインピーダンス可変回路の構成図。 第2の実施形態に係るインピーダンス可変回路の構成図。 第3の実施形態に係る非接触充電器、携帯端末装置の構成を示すブロック図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付す。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る携帯端末装置110が、非接触充電器100に置かれて、あるいは近接して配置されて、非接触で充電する例を示している。図2は、携帯端末装置110をPOSターミナル150に近接させ後述するNFCを利用する例を示している。図3は、第1の実施形態に係る携帯端末装置110と非接触充電器100の構成を示すブロック図である。
非接触充電器100は、電源部101と、高周波電力を発生する送電部102と、電力を送電するための送電コイル103と、各部を制御する制御部104と、通信部105と、通信用アンテナ106とを備えている。電源部101は、ACアダプタ等から電力を供給され、非接触充電器内の各部に適した電力を供給する。制御部104はマイコンである。
携帯端末装置110は、送電コイル103と磁気結合して電力を受電する受電コイル111と、受電部112と、二次電池114に充電するための充電部113と、各部を制御するマイコン等から成る制御部115とを備えている。携帯端末装置110は、さらに、非接触充電器100の通信部105と通信するための通信部116と通信用アンテナ117(第1の通信手段)と、近距離無線通信(NFC)を行うNFC用のICなどから成るNFC部118と、NFC用のアンテナ119とを備えている。携帯端末装置110のアンテナ119とNFC部118の間に、スイッチ120を設け、制御部115が出力する制御信号により、スイッチ120のオン、オフを切り替えられるようになっている。(第2の通信手段)
携帯端末装置110は、非接触充電部や通信部以外に、携帯端末としての機能部である表示部140や通話部142等を備えている。
受電部112は、非接触充電器100の送電部102で生成される、6.78MHzの電力を受電するように構成されている。受電コイル111と直列にコンデンサ144、並列にコンデンサ146を設けて、6.78MHzに共振するようにしている。6.78MHzの共振現象を利用することで、送電コイル103から送電される電力を、数cm〜数十cm離れた位置でも、電力を受電するようにすることもできる。本実施形態のコンデンサ144、146の組合せの代りに、受電コイル111のみでも、また、直列または並列コンデンサのいずれかのみでも6.78MHzに共振させることは可能である。
非接触充電器100の通信部105及び携帯端末装置110の通信部116は、非接触充電器100と携帯端末装置110との間で情報の通信を行うために設けられている。通信する情報としては、例えば、非接触充電器100に携帯端末装置110が載置されたことを示す情報、携帯端末装置のIDを特定するための認証情報、受電した電力量や電力伝送効率などの、電力伝送を行うために必要な情報などである。通信部105及び通信部116はアンテナ106、117を通して、2.4GHz帯を使う、通信距離が10m程度の近距離無線通信手段を用いて通信している。
通信部105と通信部116の通信は、電力伝送周波数の6.78MHz帯と大きく異なる2.4GHz帯の周波数を使うため、電力伝送時に電力伝送周波数の影響を受けにくい。したがって、通信部105と通信部116は信頼性の高い通信が可能となる。2.4GHz帯の周波数は例示であって、周波数を2.4GHz帯に限定するものではなく、また近距離無線通信手段以外の通信方式、例えば無線LAN等を利用することもできる。
NFCは十数cm以下の距離での通信が可能な小電力無線通信技術である。NFC部118は13.56MHzの周波数で通信を行う部分で、NFC機能に対応した送信装置との間で通信を行う。
NFC機能を利用してプリペイド型の電子マネーの処理を行う例を示す。携帯端末装置110は電子マネーの情報を通信するNFC部118を有している。店舗では、電子マネーやNFC機能を有する携帯端末装置による支払いを可能にするために、NFC機能に対応した送受信装置を備えるPOSターミナルが利用されている。顧客は、買い物の際に、POSターミナルの通信装置に携帯端末装置をかざすだけで、支払を完了させることが可能である。実際には、電子マネー機能を有する携帯端末装置を通信装置にかざす、または接触させるようにして、NFC通信を行っている。POSターミナルによる支払いだけではなく、他の例として、NFC機能は鉄道の改札やバスの乗降時の自動精算でも利用されている。
図2は、携帯端末装置110をPOSターミナル150の近傍にかざすことで、電子マネーの処理を行う例を示している。POSターミナル150は、本体1の上面前方側に、商品販売登録用の各種キーが配設されたキーボード3を備えている。本体1の正面後方側に、オペレータに対して販売登録された商品の品名,金額等を表示する正面表示器4を備えている。さらに、本体1はレシート印字やジャーナル印字等を行うプリンタ5を内蔵し、プリンタ5によって印字されたレシートを発行するようになっている。また、POSターミナル150は、NFC機能に対応した通信装置6および顧客に対して販売登録された商品の品名,金額等を表示する客面表示器8を備えている。携帯端末装置110を通信装置6に近接、またはかざすことで近距離無線通信を行っている。携帯端末装置110のNFC部118と通信装置6を通して、近距離無線通信による電子マネーの処理を行っている。
NFCで使われる周波数は13.56MHzである。非接触充電の周波数に13.56MHzの1/2の周波数である6.78MHzが使われていると、非接触充電の電波とNFCの電波が干渉することがある。電波干渉により、大電力の信号が非接触充電器からNFC部118に入力され、故障する可能性がある。
電波干渉について詳述する。非接触充電器100が6.78MHzの周波数で携帯端末装置110へ送電すると、送電部102では高調波が発生する。送電コイル103からは6.78MHzの基本波成分と、その高調波成分が送出される。NFCで使われる13.56MHzは、ちょうど6.78MHzの2倍の高調波になっている。送電コイル103から送出された高調波成分13.56MHzの電力は、NFC用のアンテナ119で受信され、NFC部118に供給される。
スマートフォンなどの携帯端末装置110は小型であるため、送電コイル103とアンテナ119とが近接することは十分に想定される。非接触充電器100は、非接触で電力を送るために、送電コイル103から通常10Wあるいは数十Wという大きな電力を送電する。しかし、NFCでは10Wから数十Wという大きな電力を受けることは想定しておらず、概ね1W程度である。そのため、NFC部118に定格を超えるような大電力の信号が入力され、故障してしまう可能性がある。
本実施例では、NFC部の故障を避けるために、携帯端末装置110のアンテナ119とNFC部118との間に、スイッチ120を設けている。
スイッチ120は制御部115によってオン、オフを制御される。その制御方法について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
携帯端末装置110の動作が開始すると(200)、制御部115はスイッチ120をオンし、NFC機能を有効にする。同時に通信部116もオンし、通信部116による通信機能も有効になる(201)。この状態で、電子マネー等のNFC機能は有効となっている。
次に、制御部では非接触充電器100に置かれたか、あるいは近接して配置されたかを確認する(202)。携帯端末装置110が非接触充電器100に置かれた場合、通信部105及び116間の通信により認証動作を行い、非接触充電器100の制御部104は携帯端末装置110が置かれたことを認識する。即ち認証が成立する。同時に携帯端末装置110の制御部も、非接触充電器100に置かれたことを認識する。
非接触充電器100に携帯端末装置110が置かれたことを制御部115が認識すると、スイッチ120をオフにし、アンテナ119とNFC部118とを切り離す(203)。なお、スイッチはFET等を使い電気的に切り離してもよいし、メカニカルスイッチを使って物理的に切り離してもよい。
この後、非接触充電器100は送電を開始し(204)、携帯端末装置110は非接触で電力を受電し、二次電池114に充電を行う。
通信部105と116との間の通信を介して、非接触充電器100から携帯端末装置110が離されたことを検知すると(205)、制御部115は再びスイッチ120をオンにする。結果、アンテナ119とNFC部118が接続し、NFC機能を有効にする。
スイッチ120をオフにする制御は、非接触充電器100に携帯端末装置110が置かれたか、もしくは非接触充電可能な距離に近接した場合に行われる。しかし、非接触充電器100および携帯端末装置110の周囲環境によっては、通信部105、116による通信距離は、数十メートル程度に及ぶことがある。通信距離が延びることがあるため、携帯端末装置110と非接触充電器100とが近づいていない状態であっても、スイッチ120をオフにする制御が発生する可能性がある。そのような誤動作を避け、携帯端末装置110が非接触充電器100に置かれた、または近接したことを正しく検知する必要がある。載置または近接していることを正確に検知するために、通信部105、116を介した判断に加えて、携帯端末装置110の通信部116の電源を受電部112経由で供給している。
通信部116の電源を受電部112経由で供給する構成の代りに、周期的に受電部112が送電部102から電力を受けているかどうかを制御部115で検出し、電力を受けていれば非接触充電器100に近接したと判定する、構成にすることも可能である。
なお、スイッチ120がオンしている間に大電力がNFC部118に入力するのを避けるため、通信部105、116を介して認証が完了するまで非接触充電器100は微小な電力を送電する。認証完了後、非接触充電器100は非接触充電可能な電力を携帯端末装置110へ送電する構成とすることが望ましい。
上述したように、携帯端末装置110が非接触充電器100に置かれた、または近接した状態では、NFC部118がNFC用のアンテナ119から切り離される。NFC部118とNFC用アンテナ119が分離されるため、非接触充電器100から送電される大きな電力がNFC部118に入力されることがない。したがって、NFC機能を搭載した携帯端末装置110に非接触充電を行う場合でも、NFC部118が故障しないようにすることができる。
(第2の実施形態)
図5乃至図7を参照して第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、非接触充電器100の構成は第1の実施形態と同じである。携帯端末装置110は、基本的な構成及び動作は第1の実施形態と同様である。第2の実施形態ではスイッチ120の代わりにインピーダンス可変回路121を備えている。
NFC用のアンテナ119とNFC部118との間に、制御部115からの制御信号によってインピーダンスを変化させることが可能な、インピーダンス可変回路121を備えている。
図6に示すように、インピーダンス可変回路121はスイッチ122で構成される。通常、スイッチ122はオフの状態で、ハイインピーダンス状態になっているため、アンテナ119のインピーダンスには影響を与えない。したがって、NFC用のアンテナ119がNFCの送信装置のアンテナに近接すると、NFCによるデータ通信を行うことができる。
携帯端末装置110が非接触充電器100に置かれたか、あるいは近接したことを検知すると、制御部115はスイッチ122をオンにする。オン時には、スイッチ122はショート状態になるため、NFC部118からアンテナ119側を見たときのインピーダンスはローインピーダンスになる。結果、携帯端末装置110が非接触充電器100から離れている通常時のインピーダンス値と、載置または近接している時のインピーダンス値は、大きく変化する。
インピーダンス可変回路121がローインピーダンスになっている時は、アンテナ119を介して信号をほとんど受信できなくなる。結果、携帯端末装置110が非接触充電器100に置かれた状態であっても、NFC部118には大きな電力が入力されることがない。
図7は、インピーダンス可変回路121の他の構成を示している。インピーダンス可変回路121はアンテナ119と直列にコンデンサ123を備え、NFC通信に使う周波数(13.56MHz)に共振するように構成されている。このコンデンサ123と並列にスイッチ124を設け、制御部115によりスイッチ124をオン、オフ制御し、インピーダンスを変化するようにしている。
携帯端末装置110が非接触充電器100から離れている通常時は、スイッチ124はオフであり、アンテナ119とコンデンサ123が13.56MHzに共振して、効率よくNFC用の信号を受信するようになっている。携帯端末装置110が非接触充電器100に置かれたか、あるいは近接したことを検知すると、制御部115はスイッチ122をオンにして、アンテナ119の共振周波数を13.56MHzから大きくずらすようにする。なお、非接触充電器100が送電する6.78MHzの周波数からも、共振周波数がずれるようにしている。
図6または図7に示すインピーダンス可変回路121によって、NFC部118には電力伝送の周波数である6.78MHzや、その高調波である13.56MHzがNFC部118へほとんど入力されなくなる。結果、NFC部118は大電力の入力により故障することがない。
上記に示したインピーダンス可変回路121の構成例は一例であり、上記の構成に限るものではない。例えば、図7に示す例では、アンテナ119とコンデンサ123が直列に配置された構成を示したが、アンテナ119と共振用のコンデンサを並列に配置する構成とし、さらにスイッチも共振用のコンデンサに並列に設けることも可能である。
(第3の実施形態)
図8を参照して第3の実施形態を説明する。第3の実施形態においても、基本的な構成及び動作は第1の実施形態と同様である。非接触充電器100の通信部130を送電部102に設け、携帯端末装置110の通信部131を受電部112内に設ける構成になっている。通信用アンテナ106及び117を不要とした構成になっている。非接触充電器100のアンテナ103を送電部102と通信部130で共用し、携帯端末装置110のアンテナ111を受電部112と通信部131で共用するようになっている。第1、第2の実施形態の非接触充電器100が有しているアンテナ106、および、携帯端末装置110が有しているアンテナ117を必要としない構成になっている。
通信の方法としては負荷変調方式を利用している。電力の伝送周波数を搬送周波数とし、この搬送周波数を例えば数kbps以下の遅い伝送速度で負荷変調することで、送電部102の通信部130と受電部112の通信部131間で必要な情報を通信することが可能である。なお、負荷変調方式による通信方法は、第1、第2の実施形態においても適用可能である。
通信部130及び131は、送電コイル103及び受電コイル111を介して、負荷変調による通信を行うため、送電コイル103と受電コイル111は電力伝送が可能な位置関係、例えば数cm以内の距離に配置されている必要がある。
通信部130及び131によって認証が成立した時点においては、すでに送電コイル103と受電コイル111は近接した状態で、さらに送電コイル103とNFC用の通信アンテナ119も近接した状態になる。したがって、負荷変調による通信時に大電力がNFC部118に入力するのを避けるため、非接触充電開始前の通信実施時(図2における動作202に相当)において、非接触充電器100が出力する電力量を、NFC部118に影響しない範囲に小さくしている。
上記いずれの実施例においても、非接触充電器100が送電する周波数は6.78MHzとして述べたが、それに限るものではない。他の周波数で送電することも可能である。例えば、送電周波数をNFCで使用する周波数と同じ13.56MHzとしてもよい。
尚、本発明のいくつかの実施形態を述べたが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…非接触充電器
101…電源部
102…送電部
103…送電コイル
104、115…制御部
105、116…通信部
106、117…アンテナ
110…携帯端末装置
111…受電コイル
112…受電部
113…充電部
114…二次電池
118…NFC部
120…スイッチ
121…インピーダンス可変回路
140…表示部
142…通話部

Claims (5)

  1. 非接触で電力を受ける受電手段と、
    電力の受電に係る信号を通信する第1の通信手段と、
    通信アンテナ、近距離無線通信部、前記通信アンテナと前記近距離無線通信部の間に配置されたスイッチとから成る近距離無線通信を行う第2の通信手段とを備え、
    前記受電手段が非接触で受電を開始したことを前記第1の通信手段により検出すると、前記スイッチによって前記通信アンテナと近距離無線通信部とを切り離す携帯端末装置。
  2. 非接触で電力を受ける受電手段と、
    電力の受電に係る信号を通信する第1の通信手段と、
    通信アンテナ、近距離無線通信部、前記通信アンテナと前記近距離無線通信部の間に配置されたスイッチとから成る近距離無線通信を行う第2の通信手段とを備える携帯端末装置において、
    前記携帯端末装置が非接触で電力を送る送電装置に置かれた、または近接したことを前記第1の通信手段により検出すると、前記スイッチによって前記通信アンテナと近距離無線通信部とを切り離す携帯端末装置。
  3. 非接触で電力を受ける受電手段と、
    電力の受電に係る信号を通信する第1の通信手段と、
    通信アンテナ、近距離無線通信部、前記通信アンテナと前記近距離無線通信部の間に配置されたインピーダンスを変化させるインピーダンス可変回路とから成る近距離無線通信を行う第2の通信手段とを備え、
    前記受電手段が非接触で受電を開始したことを前記第1の通信手段により検出すると、前記インピーダンス可変回路のインピーダンスを変化させる携帯端末装置。
  4. 前記インピーダンス可変回路は前記通信アンテナと並列に設けられたスイッチを備え、
    前記受電手段が非接触で受電を開始したことを前記第1の通信手段により検出すると、前記スイッチはオン状態になる請求項3記載の携帯端末装置。
  5. 前記第1の通信手段は負荷変調である請求項1乃至4の1項に記載の携帯端末装置。

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