JP2017078932A - 電子マネー口座の管理サーバ、電子マネーシステム、電子マネープログラム - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、サーバが電子マネー口座を管理し電子マネーの残高を記憶するシステムにおいては、残高が少なくなってしまえば、利用者は、通信網を介してチャージ(入金)する必要がある。このため、このようなシステムでは、従来と同様に特典を付与しても、媒体自体が電子マネーの残高を記憶するシステムに比べると、利用者をチャージにうまく促すことができない可能性があり、電子マネーの利用頻度が低くなってしまう。
・第2の発明は、第1の発明の電子マネー口座の管理サーバにおいて、前記入金端末(20)は、利用者が所持するものであり、前記第2特典付与条件の入金期限の通知情報を、前記第1特典付与条件を満たした利用者の前記入金端末に送信する通知情報送信手段(56b)を備えること、を特徴とする電子マネー口座の管理サーバである。
・第3の発明は、第2の発明の電子マネー口座の管理サーバにおいて、前記入金端末(20)は、前記通知情報を受信後に、利用者の操作に基づいて、利用者の入金の意志を示す意志情報をこの管理サーバ(50)に送信するものであり、前記特典付与手段(56b)は、前記入金端末からの入金が、前記通知情報の送信後であり、さらに、前記入金端末から前記意志情報を受信後である場合に、利用者に特典を付与すること、を特徴とする電子マネー口座の管理サーバである。
・第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明の電子マネー口座の管理サーバにおいて、前記媒体(10)は、利用者を識別する利用者識別情報(15a)を備え、前記利用履歴管理手段(56a)は、電子マネー利用時には、金額情報及び前記利用者識別情報を含む決済情報を受信し、前記決済情報に基づいて前記利用履歴情報(55b)を更新すること、を特徴とする電子マネー口座の管理サーバである。
・第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明の電子マネー口座の管理サーバにおいて、前記特典付与条件判定手段(56b)は、電子マネーの利用頻度が判定基準以上である場合に、前記第1特典付与条件を満たすと判定すること、を特徴とする電子マネー口座の管理サーバである。
・第6の発明は、第1から第4のいずれかの発明の電子マネー口座の管理サーバにおいて、前記特典付与条件判定手段(56b)は、電子マネーの利用頻度が判定基準以下である場合に、前記第1特典付与条件を満たすと判定すること、を特徴とする電子マネー口座の管理サーバである。
・第7の発明は、利用者が所持し電子マネーを利用可能な媒体(10)と、入金端末(20)と、第1から第6のいずれかに記載に記載され、前記媒体(10)に対応付いた電子マネー口座を管理し、利用者による前記入金端末の操作に基づいて電子マネーを電子マネー口座に入金する管理サーバ(50)と、を備える電子マネーシステムである。
・第8の発明は、管理サーバ(50)の電子マネー口座に入金するための操作を受け付ける入金端末(20)の電子マネープログラムであって、電子マネー口座は、利用者が所持し電子マネーを利用可能な媒体(10)に対応付いたものであり、前記入金端末は、利用者が所持するものであり、前記管理サーバは、利用頻度に関する第1特典付与条件を満たし、かつ、電子マネー口座への入金期限に関する第2特典付与条件を満たす場合に、利用者に特典を付与するものであり、前記入金端末であるコンピュータを、前記第1特典付与条件を満足したことにより、前記第2特典付与条件の入金期限の通知情報を、前記管理サーバから受信したことを報知する報知手段(26a)と、前記報知手段が報知したことに応じて、利用者の操作に基づいて、前記管理サーバの電子マネー口座への入金指示をする入金指示手段(26c)として機能させること、を特徴とする電子マネープログラムである。
・第9の発明は、第8の発明の電子マネープログラムにおいて、前記コンピュータ(50)を、前記通知情報の受信後に、利用者の入金の意志を示す意志情報を前記管理サーバ(50)に送信する意志情報送信手段(26b)として機能させること、を特徴とする電子マネープログラムである。
・第10の発明は、第8又は第9の発明の電子マネープログラムにおいて、前記入金指示手段(26c)を、前記入金端末(20)を振る操作にともなう加速度センサ(22)の出力に基づいて、入金指示をするように機能させること、を特徴とする電子マネープログラムである。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態の電子マネーシステム1の構成を説明する図である。
図2は、実施形態の電子マネーシステム1のブロック図である。
図3は、実施形態の口座情報記憶部55aが記憶する情報を説明する図である。
電子マネーシステム1は、電子マネーサービスの提供会社である運営者によって、管理、運営される。電子マネーシステム1は、利用者が、電子マネー口座に対応付いたカード10を使って、店舗等の決済に利用できるものである。店舗は、小売等の店舗である例を説明するが、これに限定されず、例えば、インターネットを利用したオンラインストア(ECサイト)等でもよい。
電子マネーシステム1は、利用者が、各種の条件を満たした場合に、特典を利用者に付与する。本実施形態では、特典は、チャージ金額(入金金額)の上乗せをする例を説明する。なお、実施形態では、利用者が電子マネー口座に入金をする場合のこの「入金」を、「チャージ」ともいう。
図1、図2に示すように、電子マネーシステム1は、カード10(媒体)、携帯端末20(入金端末)、店舗端末30、クレジットサーバ40、管理サーバ50を備える。
図1、図2は、簡略して1人の利用者に関する構成(携帯端末20、カード10)を図示するが、実際には複数利用者に関する構成を備える。また、同様に、実際には複数店舗に関する構成を備える。
各装置(携帯端末20、店舗端末30、管理サーバ50、クレジットサーバ40)は、通信装置を備えており、必要に応じて、インターネット通信網等の通信網2を介して通信できる。
なお、各装置の記憶部25,35,45,55(後述する)は、各装置の動作に必要なプログラム、情報等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。また、各装置の制御部26,36,46,56(後述する)は、各装置を統括的に制御し、また、各装置で各種処理をするための制御装置であり、CPU(中央処理装置)等から構成される。各制御部26,36,46,56は、各記憶部25,35,45,55に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働し、電子マネーシステム1の各種機能を実現している。各制御部26,36,46,56は、例えば、他の装置との通信に関する制御等をする。
カード10は、磁気ストライプ15(記憶部)を備える。磁気ストライプ15は、利用者を識別する情報である利用者ID15a(利用者識別情報)を記憶する。
携帯端末20は、タッチパネル21、加速度センサ22、記憶部25、制御部26を備える。
タッチパネル21(タッチパネルディスプレイともいう)は、利用者の入力操作を受け付ける操作部と、利用者に情報を表示する表示部との両方の機能を備えた装置である。
加速度センサ22は、携帯端末20の加速度を検出する検出部である。加速度センサ22は、例えば、利用者が携帯端末20を振る等の動作をした場合に、その動作を検出する。
口座管理プログラム25aは、利用者が電子マネー口座を管理するためのプログラムである。利用者は、口座管理プログラム25aを動作させることにより、例えば、口座残高の確認、口座への電子マネーのチャージ等を行うことができる。口座管理プログラム25aは、管理サーバ50、コンテンツサーバ(図示せず)からダウンロード等できる。
端末ID25bは、各携帯端末20に付与されたものであり、各携帯端末20を識別する識別情報である。後述するように、端末ID25bは、プッシュ通知の処理時等に利用される。
利用者ID15aは、カード10の磁気ストライプ15の利用者ID15aと同じ情報である。例えば、口座管理プログラム25aの利用開始時において、利用者が利用者ID15aを携帯端末20に入力操作することにより、制御部26は、これを取得し、記憶部25に記憶できる。
報知部26aは、プッシュ通知(後述する)に関する処理等を行う。
通信部26bは、他の装置との通信に関する処理等を行う。
チャージ指示部26cは、電子マネー口座へのチャージに関する処理等を行う。
制御部26の詳細な処理は、後述する。
店舗端末30は、カードリーダ31、記憶部35、制御部36を備える。
カードリーダ31は、磁気ストライプ15の利用者ID15aを読み取る読み取り装置である。
実施形態では、電子マネーのチャージ金(チャージされた金)は、クレジットカード会社が立て替える。クレジットカード会社は、チャージ金を、銀行振り込みによって運営者に支払う。利用者は、この立て替えて貰ったチャージ金を、クレジットカード会社に支払うために、予め、自分のクレジット口座を指定しておく。また、運営者は、クレジットカード会社からチャージ金を受取るために、銀行口座を指定しておく。
記憶部45は、クレジット口座記憶部45aを備える。
クレジット口座記憶部45aは、利用者のクレジットカードの利用履歴等の情報を記憶する。
また、クレジット口座記憶部45aは、利用者のクレジット口座番号と、管理サーバ50の運営者の指定銀行口座番号とを、対応付けて記憶している。
制御部46は、チャージ実行依頼部46aを備える。
チャージ実行依頼部46aは、利用者の電子マネー口座へのチャージ実行を、管理サーバ50へ依頼する。
制御部46の詳細な処理は、後述する。
管理サーバ50は、操作部51、記憶部55、制御部56を備える。
操作部51は、運営者の従業員等から入力操作を受け付ける入力装置である。操作部51は、例えばキーボート等を備える。
記憶部55は、口座情報記憶部55a(利用履歴記憶部)を備える。
図3に示すように、口座情報記憶部55aは、利用者の電子マネー口座に関する情報である口座情報を記憶する。図3は、複数の利用者のうち、利用者名A,Bの口座情報を説明する。
なお、クレジット口座番号は、電子マネー口座の開設時に、チャージ金の支払い元となるクレジット口座を、利用者が指定することにより登録される。
実施形態では、「電子マネーの利用」とは、電子マネー口座へのチャージ、電子マネーによる決済をいう。このため、利用履歴情報55bは、日付と、チャージ金額(入金情報)、決済金額及び残高とを、対応付けられている。
口座管理部56aは、電子マネー口座の利用履歴情報55bの管理等を行う。
特典管理部56bは、特典に関する処理、管理等を行う。
制御部56の詳細な処理は、後述する。
この電子マネーシステム1の特典付与条件、特典について説明する。
電子マネーシステム1は、第1条件(第1特典付与条件)、第2条件(第2特典付与条件)の少なくとも2つの条件を満たした利用者に対して、特典を付与する。運営者の従業員等は、上記条件、特典の情報を、管理サーバ50の操作部51を用いて入力する。管理サーバ50の特典管理部56bは、これらの情報を記憶部55に記憶する。
第1条件は、電子マネーの利用頻度に関するものである。実施形態では、特典付与条件は、「2015/10/05時点(抽出時)において、過去5日間において5日以上連続で利用した利用者であること」である例を説明する。つまり、利用頻度に関する判定基準は、「過去5日間において連続利用:5日」というものである。
このように、運営者は、第1条件として、電子マネーの利用動向を解析することにより、上記のように、利用頻度が高い利用者に適した条件を設定できる。
このように、運営者は、第2条件として、第1条件をさらに制限する内容を設定できる。実施形態では、「5日連続利用の利用者」に対して、第2条件として「2日以内のチャージ」を設定することにより、この利用者に対して、引き続き、電子マネーを高い頻度で利用することを促すことができる。
運営者は、第1条件、第2条件に関する情報を通知することより、電子マネーの利用促進のキャンペーンを催すことができる。
第1条件、第2条件、特典は、このシステムの運営者が適宜設定することができる。例えば、特典は、チャージ金の一部を、キャッシュバックすること等でもよい。
また、第1条件は、利用頻度が高いことを示すものであれば、「過去5日間において連続利用:5日」に限定されない。第1条件は、例えば、「過去10日間において8回利用」等でもよい。
(チャージ処理、決済処理)
図4は、実施形態のチャージ処理、決済処理の流れを説明する図である。
なお、前提として、利用者は、カード10を使用したチャージ、決済を利用可能な状態であるとする。つまり、既に、携帯端末20に口座管理プログラム25aがダウンロードされ携帯端末20を用いたチャージが利用可能な状態であり、また、利用者のクレジット口座、電子マネー口座が設けられた状態であるとする。
ステップS(以下「S」という)1において、携帯端末20の制御部26は、利用者の操作に基づいて口座管理プログラム25bを起動する。
図1に示すように、チャージ指示部26cは、利用者の操作に基づいてチャージ画面60を表示する。チャージ画面60は、チャージ指示を受け付ける画面である。
S2において、チャージ指示部26cは、チャージ画面60のチャージボタン60aがタッチ操作されると、クレジットサーバ40に、チャージ指示情報を送信する。チャージ指示情報は、チャージ金額の情報(金額情報)、クレジット口座識別情報を含む。
クレジット口座識別情報は、利用者のクレジット口座を特定できるものであればよい。クレジット口座識別情報は、例えば、利用者のクレジット口座番号、端末ID25b等を利用できる。クレジットサーバ40においても、これらの情報と、クレジット口座とを対応付けて記憶している。
チャージ金額は、利用者が予め設定した金額であり、記憶部25に記憶されている。詳細な説明は省略するが、利用者は、金額変更ボタン60bをタッチ操作することにより、必要に応じて設定したチャージ金額を変更できる。
この処理では、チャージ実行依頼部46aは、チャージ指示情報に含まれるクレジット口座識別情報に基づいて利用者のクレジット口座番号を特定後、そのクレジット口座の情報を、クレジット口座記憶部45aから読み出す。その後、チャージ実行依頼部46aは、チャージ実行情報を、指定銀行のサーバ(図示せず)に送信する。
チャージ実行情報は、チャージ実行日、運営者の銀行口座番号、利用者のクレジット口座番号、チャージ金額の情報を含む。
図1、図4は、これらの処理を簡略して、クレジットサーバ40が管理サーバ50に対して、チャージ実行を依頼するように図示した。
この処理では、口座管理部56aは、運営者が所有する銀行口座の銀行のサーバに問い合わせを行い、S3のチャージ実行依頼にともなう情報を確認する。これにより、口座管理部56aは、チャージ実行日、利用者のクレジット口座番号、チャージ金額を確認できる。また、口座管理部56aは、利用者からチャージの指示があったことを確認できる。
なお、図1、図4は、これらの処理を簡略して、管理サーバ50は、クレジットサーバ40から、直接のチャージ実行依頼を受けたように、図示した。
利用者は、店舗で購入の決済をする場合には、カード10の利用者ID15aを、店舗端末30に読み取らせる。
S10において、店舗端末30の制御部26は、利用者のカード読み取り操作に基づいて、カードリーダ31を制御することにより、カード10の利用者ID15aを読み取る。
S11において、制御部26は、店舗の店員等の操作に応じて、決済情報を、管理サーバ50に送信する。決済情報は、決済日、決済金額の情報(金額情報)、利用者ID15aを含む。
口座管理部56aは、決済情報に含まれる利用者ID15aに基づいて利用者の口座を特定し、口座情報記憶部55aから利用者の電子マネー口座の情報を読み出す。そして、口座管理部56aは、電子マネー口座の利用履歴情報55bに、決済日及び決済金額を記憶し、また、残高から決済金額分を減らす(図3の利用履歴情報55b参照)。
図5は、実施形態の特典付与処理の流れを説明する図である。
図6は、実施形態の特典付与処理時の携帯端末20の画面の遷移を説明する図である。
図5に示すように、S20において、特典管理部56bは、口座情報記憶部55aの利用履歴情報55bに基づいて、第1条件を満たすか否かを判定する。
この判定処理は、現在の日付が、「2015/10/05」になった場合に、口座情報記憶部55aを参照して、第1条件に該当する利用者を抽出する。
図3の例では、「利用者ID15a=001」の利用者は該当し、一方、「利用者ID15a=002」の利用者は該当しない。このため、特典管理部56bは、「利用者ID15a=001」の利用者を抽出する。図3に示すように、特典管理部56bは、第1条件の判定結果を、利用履歴情報55bに記憶させてもよい。
S21において、特典管理部56bは、チャージ期日の情報を含むキャンペーン通知(通知情報)を、利用者の携帯端末20に送信する。この送信は、プッシュ通知を用いる。このプッシュ通知の情報には、携帯端末20の口座管理プログラム25aを、後述するS22,S23等のように動作させる情報が含まれる。
特典管理部56bは、プッシュ通知をするために、S20で抽出した利用者ID15aに基づいて端末ID25bを読み出すことにより、利用者の携帯端末20を特定する。
これにより、第1条件を満たしたこと及びチャージ期日の情報が、第1条件を満たした全ての利用者の携帯端末20に、一斉に送信される。
なお、キャンペーン通知は、第1条件を満足した利用者のみに送信されるので、キャンペーン通知を送信することにより、結果として、利用者に対して、第1条件を満足したことも通知されることになる。
これにより、報知部26aは、利用者に対して、管理サーバ50からキャンペーン通知を受信したことを報知できる。
なお、キャンペーン通知の受信を報知する形態は、これに限定されず、例えば、口座管理プログラム25aの起動アイコンを、強調して表示するような形態でもよい。
応募画面62は、「キャンペーン:2015/10/07までにチャージすると、10%上乗せ」という表示62aを備える。
これにより、報知部26aは、利用者に対して、利用頻度の高さ(第1条件)を満足したこと、チャージ期日(第2条件)の情報を報知できる。
利用者は、特典を貰う場合には、このキャンペーンに応募し、かつ、期日までにチャージすればよい。
応募情報は、利用者が応募することを示す情報(つまり、入金の意志を示す意志情報)、利用者ID15aを備える。なお、応募情報は、利用者ID15aの代わりに、端末ID25bを備えていてもよい。
以上の処理によって、通信部26bは、キャンペーン通知を受信した後に、応募情報を管理サーバ50に送信できる。
チャージ指示部26cは、これに応じて、S2と同様なチャージ指示情報をクレジットサーバ40に送信する。
このように、電子マネーシステム1は、報知部26aの報知(S22、S23)に応じたチャージ受け付け時において、携帯端末20を振るという面白い操作を採用することにより、利用者に対して、チャージを促すことができる。
なお、利用者の電子マネー口座の特定は、利用者ID15aの代わりに端末ID25bを用いてもよい。この場合には、携帯端末20が応募情報に、端末ID25bを含むようにすればよい。
そして、特典管理部56bは、応募情報の受信日を、利用履歴情報55bに記憶する。これにより、特典管理部56bは、利用者から応募があった旨の情報を、利用履歴情報55bに記憶する。
図3に示すように、このS29の処理によって、チャージされた情報が利用履歴情報55bに記憶される。
特典付与処理では、以下のように、利用者を順次抽出する。
(1)キャンペーン通知を送信した利用者(つまり、第1条件を満たす利用者)を抽出する。
(2)キャンペーン通知を送信した利用者のなかから、応募があった利用者を抽出する。
(3)応募があった利用者のなかから、応募後に、第2条件(つまり期日までにチャージ)を満たす利用者を抽出する。
上記処理によって、特典管理部56bは、利用者が5日間連続で電子マネーを利用し(第1条件)、かつ、期日までにチャージした場合(第2条件)に、その利用者に特典を付与する。
このように、電子マネーシステム1は、電子マネーの利用頻度が高い利用者に対して、引き続き高い頻度で利用することを促すことができる。
これにより、運営者は、入金が、キャンペーン通知の送信後、さらに、携帯端末20から応募情報を受信後である場合に、利用者に特典を付与する。このため、運営者側は、キャンペーン通知の送信が起因となり、入金されたことの効果を確認できる。
また、管理サーバ50は、利用者ID15aに対応した電子マネー口座の残額を、店舗からの決済情報毎に更新する。つまり、電子マネーシステム1では、いわゆるウェブマネーのような形態で決済する。このため、カード10は、利用者ID15aを記憶するために、安価な磁気ストライプ15等を備えていればよく、また、店舗は、磁気ストライプ15等を読み込むために、安価なリーダを用意すればよい。例えば、クレジットカードで使う磁気リーダがそのまま利用できる。これにより、カード10は、残額を記憶するための高価なICチップが不要であり、また、店舗等においても、ICチップのリーダライタが不要である。これにより、電子マネーシステム1全体は、安価に構築できる。
(1)実施形態において、管理サーバの特典管理部(特典付与条件判定手段)は、特典対象者として、利用頻度が高い利用者を抽出する例を示したが、これに限定されない。例えば、特典管理部は、特典対象者として、利用頻度が低い利用者を抽出してもよい。この場合には、第1条件として、判定基準を例えば「過去5日の利用が2日」等とし、この判定基準以下の利用者を抽出すればよい。この場合にも、第2条件として、期日までのチャージ等を設定することにより、利用頻度が低い利用者に対して、チャージを促すことができる。
例えば、携帯端末が、利用者の操作に基づいて、直接、銀行のサーバに対して、利用者の銀行口座から運営者の指定銀行口座に振り込むように指示してもよい。
また、携帯端末が、利用者の操作に基づいて、直接、管理サーバに対して、利用者の銀行口座から運営者の指定銀行口座への引き落としを許可してもよい。
これらの場合には、クレジットサーバを介さずに管理サーバの電子マネー口座にチャージできるので、システム構成及び処理を簡単にすることができる。
また、実施形態において、管理サーバは、キャンペーンを通知する場合に、プッシュ通知によって、携帯端末の口座管理プログラムを動作させる例を示したが、これに限定されない。管理サーバは、キャンペーンの通知を、ホームページでの告知やEメール等によって行ってもよい。この場合には、管理サーバは、ホームページ、Eメール等に、キャンペーンの応募を受け付けるWEBページにアクセスするためのリンク等を設ければ、利用者は、応募手続きを、容易に行うことができる。
10…カード
15…磁気ストライプ
20…携帯端末
21…タッチパネル
22…加速度センサ
25,35,45,55…記憶部
25a…口座管理プログラム
26,36,46,56…制御部
26a…報知部
26b…通信部
26c…チャージ指示部
30…店舗端末
31…カードリーダ
40…クレジットサーバ
46a…チャージ実行依頼部
50…管理サーバ
55a…口座情報記憶部
55b…利用履歴情報
56a…口座管理部
56b…特典管理部
61…通知表示
62…応募画面
Claims (10)
- 媒体に対応付いた電子マネー口座を管理し、利用者による入金端末の操作に基づいて電子マネーを電子マネー口座に入金する管理サーバであって、
電子マネーの利用履歴情報を管理する利用履歴管理手段と、
前記利用履歴情報に基づいて利用頻度に関する第1特典付与条件を満たすか否かを判定後、電子マネー口座への入金期限に関する第2特典付与条件を満たすか否かを判定する特典付与条件判定手段と、
前記特典付与条件判定手段によって前記第1特典付与条件及び前記第2特典付与条件を満たすと判定された場合に、利用者に特典を付与する特典付与手段とを備えること、
を特徴とする電子マネー口座の管理サーバ。 - 請求項1に記載の電子マネー口座の管理サーバにおいて、
前記入金端末は、利用者が所持するものであり、
前記第2特典付与条件の入金期限の通知情報を、前記第1特典付与条件を満たした利用者の前記入金端末に送信する通知情報送信手段を備えること、
を特徴とする電子マネー口座の管理サーバ。 - 請求項2に記載の電子マネー口座の管理サーバにおいて、
前記入金端末は、前記通知情報を受信後に、利用者の操作に基づいて、利用者の入金の意志を示す意志情報をこの管理サーバに送信するものであり、
前記特典付与手段は、
前記入金端末からの入金が、前記通知情報の送信後であり、さらに、前記入金端末から前記意志情報を受信後である場合に、利用者に特典を付与すること、
を特徴とする電子マネー口座の管理サーバ。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子マネー口座の管理サーバにおいて、
前記媒体は、利用者を識別する利用者識別情報を備え、
前記利用履歴管理手段は、
電子マネー利用時には、金額情報及び前記利用者識別情報を含む決済情報を受信し、前記決済情報に基づいて前記利用履歴情報を更新すること、
を特徴とする電子マネー口座の管理サーバ。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子マネー口座の管理サーバにおいて、
前記特典付与条件判定手段は、
電子マネーの利用頻度が判定基準以上である場合に、前記第1特典付与条件を満たすと判定すること、
を特徴とする電子マネー口座の管理サーバ。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子マネー口座の管理サーバにおいて、
前記特典付与条件判定手段は、
電子マネーの利用頻度が判定基準以下である場合に、前記第1特典付与条件を満たすと判定すること、
を特徴とする電子マネー口座の管理サーバ。 - 利用者が所持し電子マネーを利用可能な媒体と、
入金端末と、
請求項1から請求項6のいずれかに記載に記載され、前記媒体に対応付いた電子マネー口座を管理し、利用者による前記入金端末の操作に基づいて電子マネーを電子マネー口座に入金する管理サーバと、
を備える電子マネーシステム。 - 管理サーバの電子マネー口座に入金するための操作を受け付ける入金端末の電子マネープログラムであって、
電子マネー口座は、利用者が所持し電子マネーを利用可能な媒体に対応付いたものであり、
前記入金端末は、利用者が所持するものであり、
前記管理サーバは、利用頻度に関する第1特典付与条件を満たし、かつ、電子マネー口座への入金期限に関する第2特典付与条件を満たす場合に、利用者に特典を付与するものであり、
前記入金端末であるコンピュータを、
前記第1特典付与条件を満足したことにより、前記第2特典付与条件の入金期限の通知情報を、前記管理サーバから受信したことを報知する報知手段と、
前記報知手段が報知したことに応じて、利用者の操作に基づいて、前記管理サーバの電子マネー口座への入金指示をする入金指示手段として機能させること、
を特徴とする電子マネープログラム。 - 請求項8に記載の電子マネープログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記通知情報の受信後に、利用者の入金の意志を示す意志情報を前記管理サーバに送信する意志情報送信手段として機能させること、
を特徴とする電子マネープログラム。 - 請求項8又は請求項9に記載の電子マネープログラムにおいて、
前記入金指示手段を、
前記入金端末を振る操作にともなう加速度センサの出力に基づいて、入金指示をするように機能させること、
を特徴とする電子マネープログラム。
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