JP2017078657A - ナビゲーション支援装置、サーバ装置およびナビゲーション支援方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報および車室内での通話音声に含まれる雑音情報に基づいて動的に決定された接続順位で、車両搭乗者とサーバ装置4のオペレータとを通話接続する。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、ユーザの携帯端末を用いて銀行などの受け付け順番の登録、受け付け順番の確認、ユーザの呼び出しを行うシステムが記載されている。このシステムでは、ユーザから要求された条件に応じて受け付け順番を変更することができる。
例えば、トンネル、山間部といった電波状況が悪い領域を車両が走行すると、通話接続順番になっても音声通話が開始されないまたは音声通話が遮断される可能性があり、車両の移動で発生するロードノイズによって通話相手の声が聞き取り難くなる場合もある。
このように音声通話が適切に実行されなかった場合、車両搭乗者は音声通話をやり直す必要があり、サービスの利用効率が著しく低下するという課題があった。
図1は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション支援装置3およびサーバ装置4を利用したナビゲーションシステム1の構成を示すブロック図である。
図1において、ナビゲーションシステム1は、車両に搭載されたナビゲーション装置2と、ナビゲーション装置2に内蔵されたナビゲーション支援装置3、ナビゲーション支援装置3に対してナビゲーション支援情報を提供するサーバ装置4とを備える。
なお、図1では、ナビゲーション支援装置3がナビゲーション装置2に内蔵された場合を示しているが、ナビゲーション装置2とは別の装置であってもよい。
なお、図1では、地図情報記憶部6がナビゲーション装置2に内蔵された構成を示したが、地図情報記憶部6は、ナビゲーション装置2の外部に設けた装置に構築してもよい。
すなわち、地図情報記憶部6を構築する外部装置は、ナビゲーション支援装置3およびナビゲーション処理部7との間でデータ通信が可能な装置であればよく、例えば、サーバ装置4に構築してもよい。
また、ナビゲーション処理部7は、サーバ装置4から受信したナビゲーション支援情報を用いたナビゲーション処理を実行する。
このとき出力される通信障害情報は、自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す情報である。これにより、通話接続を要求した車両搭乗者は接続順位から通話接続が開始されるまでにどの程度待てばよいのかを知ることができる。
また、車両搭乗者は、出力部9に出力された通信障害情報または雑音情報から通話接続が待ち状態となった自車両の状況を認識することができる。
なお、表示装置は、ナビゲーション装置2が備えるディスプレイであってもよく、車室内に持ち込まれた携帯情報端末が備えるディスプレイであってもよい。
また、運転者の前方視界に情報を重畳させて表示するヘッドアップディスプレイであっても構わない。
例えば、入力部10は、車室内のマイクで集音された音声を音声認識する音声認識部、ジェスチャー操作を画像解析で特定するカメラ装置、タッチ操作の情報入力を受け付けるタッチパネル、ボタン操作の情報入力を受け付けるハードウェアボタンなどを備える。
なお、車両搭乗者とサーバ装置4のオペレータとの音声通話においては、車両搭乗者の発話音声が上記マイクによって集音されてサーバ装置4へ送信され、オペレータの発話音声が上記スピーカから音声出力される。
このように取得された通信障害情報は、通信障害情報取得部30からデータ通信部32に出力される。
例えば、入力部10の上記マイクによって集音された通話音声を入力し、予め規定されたロードノイズなどの雑音成分の信号レベルを解析する。この雑音成分の信号レベルを通話音声に含まれる雑音情報として取得する。このように取得された雑音情報は、雑音情報取得部31からデータ通信部32に出力される。
例えば、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標、以下記載を省略する)方式の無線通信でモバイル通信デバイスに接続して、モバイル通信デバイスを介してサーバ装置4との間でデータを送受信する。
なお、モバイル通信デバイスは、ナビゲーション支援装置3の外部機器であってもよいが、内蔵されたデバイスであってもよい。
例えば、自車両の通信障害情報が取得されない場合、データ通信部32は、雑音情報のみを取得して接続要求情報に設定する。また、自車両の通信障害情報が取得され、さらに雑音情報が取得された場合、データ通信部32は、通信障害情報を優先して通信障害情報のみを設定した接続要求情報をサーバ装置4に送信してもよい。
例えば、音声通話部33は、USB(Universal Serial Bus)、無線LAN、Bluetoothによる有線または無線で、スマートフォン、携帯電話、PDA、PHS(Personal Handy−phone System)といった携帯端末と接続して通話接続する。
また、サーバ装置4は、図1に示すように、音声通話部40、データ通信部41、接続キュー管理部42、接続キュー制御部43、通話接続制御部44およびナビ支援情報取得部45を備えて構成される。
また、データ通信部41は、音声通話で車両搭乗者から要求されたナビゲーション支援情報を接続要求元のナビゲーション支援装置3に送信する。
さらに、データ通信部41は、後述する接続キュー制御部43によって決定された接続順位を接続要求元のナビゲーション支援装置3に返信してもよい。
データ通信部41によってナビゲーション支援装置3から受信された接続要求情報は、接続キュー管理部42が管理する接続キューに逐次格納される。
接続キューに格納された接続要求情報は、一般的に、先入れ先出し(FIFO)方式で読み出され、読み出された接続要求情報の送信元の音声通話部33と音声通話部40とが通話接続される。すなわち、接続キューに格納された順番が接続順位となる。
そこで、接続キュー管理部42では、通信障害情報および雑音情報の少なくとも一方に基づいて接続キュー制御部43により決定された順位で通話接続を管理している。
例えば、接続要求情報に通信障害情報が設定されており、接続要求情報が接続キューに最も早く格納された場合であっても、接続キュー制御部43は、通信障害情報に基づいて接続キューにおける接続順位を下げる方向に制御する。このとき接続キューにおける次の接続要求情報の接続順位が繰り上がる。このように、接続キュー制御部43は、車両ごとの状況に応じて接続キューにおける接続順位を動的に変更する。
すなわち、ナビゲーション支援装置3は、下記のステップを逐次行うための処理回路を備えている。まず、自車両の位置情報に基づいて音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報を取得するステップがある。次に、自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得するステップがある。続いて、通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置4に送信するステップがある。最後に、接続要求情報に設定された通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいてサーバ装置4によって決定された接続順位でサーバ装置4と通話接続して、サーバ装置4のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信するステップがある。処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
また、通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32、音声通話部33の各部の機能をそれぞれ処理回路で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
ソフトウェアとファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。CPU101は、メモリ102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、ナビゲーション支援装置3は、CPU101によって実行されるときに、前述した各ステップの処理が結果的に実行されるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。
また、これらのプログラムは、通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32、音声通話部33の手順または方法をコンピュータに実行させるものである。
例えば、通信障害情報取得部30は、専用のハードウェアの処理回路100でその機能を実現し、雑音情報取得部31、データ通信部32および音声通話部33は、CPU101が、メモリ102に格納されたプログラム実行することによりその機能を実現する。
このように、上記処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって前述の機能を実現することができる。
図3は、実施の形態1に係るナビゲーション支援装置3の動作を示すフローチャートであり、サーバ装置4のオペレータと音声通話を開始するまでの一連の処理を示している。
自車両の位置情報に基づいて、地図情報の中から自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報を取得するステップは、図3のステップST1およびステップST2の処理に相当する。
また、自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得するステップは、ステップST4の処理に相当する。
通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置4に送信するステップは、図3におけるステップST3、ステップST5およびステップST6の処理に相当する。
接続要求情報に設定された通信障害情報および雑音情報の少なくとも一方に基づいてサーバ装置4により決定された接続順位で通話接続して、サーバ装置4のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信するステップは、図3のステップST7の処理に相当する。
従って、ナビゲーション支援装置3による動作は、図3に示す各ステップを説明することによって明らかになるため、以降では、図3に基づいて説明を行う。
例えば、自車両が予め定められた時間または距離だけ走行するごとに、通信障害情報の取得処理を開始する。通信障害情報が取得されなければ(ステップST2;NO)、ステップST4の処理に移行する。
次に、雑音情報取得部31は、車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する(ステップST4)。例えば、マイクによって集音された通話音声を入力し、雑音成分の信号レベルを解析する。この雑音成分の信号レベルを通話音声に含まれる雑音情報として取得する。雑音情報は、雑音情報取得部31からデータ通信部32に出力される。データ通信部32は、入力した雑音情報を接続要求情報に設定する(ステップST5)。
音声通話部33は、接続要求情報に設定した通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいてサーバ装置4によって決定された接続順位で音声通話を開始する(ステップST7)。これにより、音声通話部33は、サーバ装置4のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信する。
まず、データ通信部41は、ナビゲーション支援装置3からの接続要求情報を受信する(ステップST1a)。データ通信部41により受信された接続要求情報は、接続キュー管理部42に出力される。
接続キュー管理部42は、ナビゲーション支援装置3から受信された接続要求情報を、接続キューに格納する(ステップST2a)。
接続キュー制御部43は、接続キューに格納された接続要求情報に通信障害情報が設定されているか否かを確認する(ステップST3a)。
接続要求情報に通信障害情報が設定されていない場合(ステップST3a;NO)、接続キュー制御部43は、接続要求情報に設定された雑音情報が示す雑音成分の信号レベルが閾値未満であるか否かを確認する(ステップST4a)。
ステップST6aにおいて、通話接続制御部44は、接続キュー制御部43によって更新された接続順位が接続キューにおいて最上位となったナビゲーション支援装置3の音声通話部33と音声通話部40とを通話接続させる。これにより、車両搭乗者とオペレータとの音声通話が開始する。この後、ナビ支援情報取得部45は、オペレータによって検索された情報からナビゲーション支援情報を生成して、データ通信部41によってナビゲーション支援装置3に送信させる。
図5は、この発明の実施の形態2に係るナビゲーション支援装置3Aの構成を示すブロック図である。図5において、図1と同一またはこれに相当する構成要素は同一の符号を付して説明を省略する。ナビゲーション支援装置3Aは、実施の形態1で示したナビゲーション支援装置3の構成に対して更新要求部34を追加している。
図6は、実施の形態2に係るナビゲーション支援装置3Aの動作を示すフローチャートであり、サーバ装置4へ更新要求情報を送信するまでの一連の処理を示している。
まず、更新要求部34は、更新要求タイミングであるか否かを確認する(ステップST1b)。ここで、更新要求タイミングとは、前述した予め定められたタイミングである。
更新要求タイミングでなければ(ステップST1b;NO)、ステップST1bの処理を繰り返す。
これにより、通信障害情報取得部30は、自車両の位置情報に基づいて通信障害情報が設定された地図情報を記憶する地図情報記憶部6から自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報の取得処理を開始する(ステップST2b)。
ここで、通信障害情報が取得されなければ(ステップST3b;NO)、ステップST5bの処理に移行する。
次に、雑音情報取得部31が、車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する(ステップST5b)。雑音情報は、雑音情報取得部31から更新要求部34に出力される。更新要求部34は、入力した雑音情報を更新要求情報に設定する(ステップST6b)。
続いて、更新要求部34は、データ通信部32によって更新要求情報をサーバ装置4に送信する(ステップST7b)。
まず、データ通信部41は、ナビゲーション支援装置3Aから更新要求情報を受信する(ステップST1c)。データ通信部41により受信された更新要求情報は、接続キュー管理部42に出力される。
ステップST2cにおいて、接続キュー管理部42は、接続キューに更新要求元の接続要求情報が格納されているかどうかを確認する。
接続キュー制御部43は、この通知を受けると、更新要求情報に設定されている通信障害情報または雑音情報で、接続キューにおける更新要求元に対応する接続要求情報に設定されている通信障害情報または雑音情報を更新する(ステップST3c)。
また、実施の形態2に係るサーバ装置4において、接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Aから更新要求情報を受信すると、この更新要求情報に設定された通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を用いて、接続キューに格納されている更新要求元に対応する接続要求情報を更新する。
このように予め定められたタイミングで接続要求情報に設定された通信障害情報または雑音情報が更新されるので、接続順位を的確に変更することができる。これにより、音声通話の遮断を回避することができ、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
図8は、この発明の実施の形態3に係るナビゲーションシステム1Aの構成を示すブロック図である。図8において、図1と同一またはこれに相当する構成要素は同一の符号を付して説明を省略する。ナビゲーションシステム1Aのナビゲーション支援装置3Bは、実施の形態1で示したナビゲーション支援装置3の構成に対して通信障害情報更新部35を追加している。
また、通信障害情報更新部35は、更新した通信障害情報が設定された更新要求情報をデータ通信部32によってサーバ装置4に送信させる。
なお、更新要求情報には、実施の形態2と同様に更新要求元のナビゲーション支援装置3Bを識別するための識別情報が設定される。サーバ装置4Aは、この識別情報から更新要求元のナビゲーション支援装置3Bを識別することができる。
なお、識別情報は、サーバ装置4との間で通話接続するための通信会社ごとのアドレス情報(例えば、電話番号など)であってもよい。
通信障害情報管理部46は、接続キュー制御部43によって接続キューの通信障害情報が更新された場合、この通信障害情報が設定された更新要求情報を、データ通信部41によって複数の車両に搭載されたナビゲーション支援装置3Bに送信させる。これにより、複数のナビゲーション支援装置3Bで通信障害情報の更新情報を共有することができる。
図9は、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bの動作を示すフローチャートであり、通信障害領域が新たに発見されたときの一連の処理を示している。
まず、通信障害情報更新部35は、音声通話部33とサーバ装置4Aの音声通話部40が通話接続している間、この音声通話が切断されたか否かを確認している(ステップST1d)。音声通話が切断されなければ(ステップST1d;NO)、この確認処理を繰り返す。
次に、通信障害情報更新部35は、取得した位置情報に基づいて新たな通信障害情報を生成する(ステップST3d)。例えば、取得した位置を中心とした予め定められた範囲の領域を通信障害領域と規定し、この通信障害領域を示す通信障害情報を生成する。
なお、予め定められた範囲は、例えば、通話不可能となった位置と同じ電波状態であると予想される範囲であればよい。
これにより、サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を用いて、接続キューに格納された、更新要求元に対応する接続要求情報の通信障害情報を更新する。
まず、通信障害情報取得部30は、自車両の位置情報に基づいて、通信障害情報が設定された地図情報を記憶する地図情報記憶部6から自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報の取得処理を開始する(ステップST1e)。
ここで、通信障害情報が取得されなければ(ステップST2e;NO)、ステップST2eの処理を繰り返す。
音声通話が継続されなかった場合(ステップST3e;NO)、ステップST2eの処理に戻る。
これにより、サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を、接続キューに格納された更新要求元に対応する接続要求情報から削除する更新を行う。
例えば、実施の形態1で示したように、通信障害情報が取得されると接続順位は下位に変更される。このとき、他に接続要求がなければ、接続順位は最高位になる。この場合、音声通話部33と音声通話部40との通話接続が開始される。このため、車両が通信障害領域に差し掛かると、通常は、音声通話が切断されるなどの通信障害が発生する。
これに対して、電波を遮断する建物が取り壊されて電波状況が改善した場合、この領域を車両が走行しても通信障害は発生しない。
そこで、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bでは、この領域を示す通信障害情報を地図情報の通信障害情報から削除する更新を行う。これにより、実際の電波状況の変化に応じて接続順位を的確に変更することができる。
まず、通信障害情報管理部46は、通信障害情報の更新要求情報の配信タイミングになったか否かを確認する(ステップST1f)。配信タイミングでなければ(ステップST1f;NO)、この確認処理を繰り返す。
例えば、接続キュー制御部43によって接続キューの通信障害情報が更新された場合、通信障害情報管理部46は、この通信障害情報が設定された更新要求情報の配信タイミングであると判断する。
ナビゲーション支援装置3Bのデータ通信部32は、サーバ装置4Aから更新要求情報を受信する(ステップST1g)。データ通信部32により受信された更新要求情報は、通信障害情報更新部35に出力される。
このように実際の電波状況の変化を定期的にモニタして、電波状況の変化に応じて接続順位を的確に変更することができる。
サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を用いて更新要求元に対応する接続要求情報の通信障害情報を更新する。このように構成することで、実際の電波状況の変化に応じて接続順位を変更することができる。これにより、音声通話の遮断を回避することができ、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
また、通信障害情報更新部35は、この通信障害領域を外すための更新要求情報を、データ通信部32によってサーバ装置4Aに送信させる。
サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を、接続キューに格納された、更新要求元に対応する接続要求情報から削除する更新を行う。このように構成することで、実際の電波状況の変化に応じて接続順位を変更することができる。これにより、音声通話の遮断を回避することができ、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
通信障害情報管理部46は、接続キュー制御部43によって接続キューの通信障害情報が更新された場合、この通信障害情報が設定された更新要求情報を、データ通信部41によって複数の車両に搭載されたナビゲーション支援装置3Bに送信させる。
ナビゲーション支援装置3Bの通信障害情報更新部35は、更新要求情報に設定されている通信障害情報で地図情報の通信障害情報を更新する。
これにより、実際の電波状況の変化が定期的にモニタされて、電波状況の変化に応じて接続順位を的確に変更することができる。
図13は、この発明の実施の形態4に係るナビゲーションシステム1Bの構成を示すブロック図である。図13において、図1と同一またはこれに相当する構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
ナビゲーションシステム1Bのナビゲーション支援装置3Cは、実施の形態1で示したナビゲーション支援装置3の構成に対して事前入力制御部36を追加している。
事前入力情報とは、ナビゲーション支援情報を構成する情報を得る検索条件となる情報であり、例えば、施設検索である場合、施設のジャンル、住所などの情報が挙げられる。
また、予め定められた順位は、事前入力情報の入力が完了すると予想される時間よりも長い待ち時間となる順位であればよい。
さらに、事前入力情報は、データ通信部32によってサーバ装置4Bに送信される。
このように事前入力情報を入力することで、車両搭乗者とオペレータの音声通話で送受信する情報が減るため、通話時間を短縮することができる。これにより、より多くの通話接続を受け付けることが可能となり、サービスの利用効率の向上を図ることができる。
図14は、実施の形態4に係るサーバ装置4Bの動作を示すフローチャートであって、事前入力を指示する一連の処理を示している。
まず、接続キュー管理部42は、接続キューにおける接続要求情報の接続順位が予め定められた順位よりも低いか否かを確認する(ステップST1h)。
接続要求情報の接続順位が予め定められた順位以上である場合(ステップST1h;NO)、ステップST1hの処理を繰り返す。
この後、ナビ支援情報取得部45は、事前入力情報に基づいて検索された情報からナビゲーション支援情報を生成して、データ通信部41によって接続要求元のナビゲーション支援装置3に送信させる。
データ通信部32は、サーバ装置4Bからの事前入力の指示情報を受信する(ステップST1i)。この指示情報は、データ通信部32から事前入力制御部36に出力される。
事前入力情報が入力されない場合(ステップST4i;NO)、入力されるまで、ステップST4iの処理を繰り返す。
一方、事前入力情報が入力された場合(ステップST4i;YES)、事前入力制御部36は、データ通信部32を介して事前入力情報をサーバ装置4Bに送信させる(ステップST5i)。
また、実施の形態4に係るサーバ装置4Bは、事前入力指示部47を備える。事前入力指示部47は、接続キュー管理部42によって接続キューにおける接続順位が予め定められた順位よりも低いと判定されたナビゲーション支援装置3Cに対して、音声通話部40で通話接続する前に、事前入力情報の入力を指示する指示情報を、データ通信部41によって送信させる。
このように構成することで、車両搭乗者とオペレータとの音声通話で送受信する情報が減るため、通話時間を短縮することができる。これにより、より多くの通話接続を受け付けることが可能となり、サービスの利用効率の向上を図ることができる。
Claims (12)
- 自車両の位置情報に基づいて、音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、前記自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある前記通信障害領域を示す前記通信障害情報を取得する通信障害情報取得部と、
前記自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する雑音情報取得部と、
前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置に送信し、音声通話で車両搭乗者が前記サーバ装置のオペレータに要求した条件に対応するナビゲーション支援情報を、当該サーバ装置から受信するデータ通信部と、
前記接続要求情報に設定した前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいて前記サーバ装置によって決定された接続順位で当該サーバ装置と通話接続して当該サーバ装置のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信する音声通話部と
を備えたことを特徴とするナビゲーション支援装置。 - 前記通信障害情報、前記雑音情報および前記データ通信部によって前記サーバ装置から受信された接続順位のうちの少なくとも一つを出力部に出力する出力制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション支援装置。
- 予め定められたタイミングで前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方が設定された更新要求情報を生成して、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させる更新要求部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のナビゲーション支援装置。
- 前記通信障害領域ではなかった領域で音声通話が不可能となった場合、前記自車両の位置情報に基づいて前記地図情報の前記通信障害情報を更新し、当該通信障害情報を設定した更新要求情報を、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させる通信障害情報更新部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のナビゲーション支援装置。
- 前記通信障害情報更新部は、前記自車両が前記通信障害領域を走行しても前記サーバ装置との音声通話が継続された場合に、前記地図情報の前記通信障害情報から当該通信障害領域を外し、当該通信障害領域を外すための更新要求情報を、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させることを特徴とする請求項4記載のナビゲーション支援装置。
- 前記サーバ装置との接続順位が予め定められた順位よりも低い場合、通話接続する前に前記ナビゲーション支援情報を特定するために必要な情報の入力を受け付け、入力された情報を、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させる事前入力制御部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のナビゲーション支援装置。
- 音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報および車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報のうちの少なくとも一方が設定された接続要求情報を受信し、音声通話で車両搭乗者が自装置のオペレータに要求した条件に対応するナビゲーション支援情報を接続要求元のナビゲーション支援装置に送信するデータ通信部と、
前記接続要求情報を通話接続の接続キューに格納して、前記接続キューにおける複数の接続要求元のナビゲーション支援装置の各接続順位を管理する接続キュー管理部と、
前記接続要求情報に設定された前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいて、前記接続キューにおけるナビゲーション支援装置の接続順位を変更する接続キュー制御部と、
ナビゲーション支援装置を搭載する車両の車両搭乗者と前記自装置のオペレータとの通話音声を送受信する音声通話部と、
前記接続キューにおける接続順位でナビゲーション支援装置と前記音声通話部とを通話接続させる通話接続制御部と
を備えたことを特徴とするサーバ装置。 - 前記データ通信部は、前記接続要求情報を受信した場合、前記接続キューにおける接続順位を接続要求元のナビゲーション支援装置に送信することを特徴とする請求項7記載のサーバ装置。
- 前記接続キュー制御部は、ナビゲーション支援装置から更新要求情報を受信すると、この更新要求情報に設定された前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方を用いて、前記接続キューに格納されている、更新要求元に対応する前記接続要求情報を更新することを特徴とする請求項7または請求項8記載のサーバ装置。
- 前記接続キュー制御部によって前記接続キューの前記通信障害情報が更新された場合、当該通信障害情報が設定された前記更新要求情報を、前記データ通信部によって複数の車両に搭載されたナビゲーション支援装置に送信させる通信障害情報管理部を備えたことを特徴とする請求項9記載のサーバ装置。
- 前記接続キュー管理部によって前記接続キューにおける接続順位が予め定められた順位よりも低いと判定されたナビゲーション支援装置に対して、前記音声通話部で通話接続する前に、前記ナビゲーション支援情報の特定に必要な情報の入力を指示する指示情報を、前記データ通信部によって送信させる事前入力指示部を備えたことを特徴とする請求項7から請求項10のうちのいずれか1項記載のサーバ装置。
- 通信障害情報取得部が、自車両の位置情報に基づいて音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、前記自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある前記通信障害領域を示す前記通信障害情報を取得するステップと、
雑音情報取得部が、前記自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得するステップと、
データ通信部が、前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置に送信するステップと、
音声通話部が、前記接続要求情報に設定した前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいて前記サーバ装置によって決定された接続順位で当該サーバ装置と通話接続して当該サーバ装置のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信するステップと
を備えたことを特徴とするナビゲーション支援方法。
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