JP2017078657A - ナビゲーション支援装置、サーバ装置およびナビゲーション支援方法 - Google Patents

ナビゲーション支援装置、サーバ装置およびナビゲーション支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができるナビゲーション支援装置、サーバ装置、ナビゲーションシステムおよびナビゲーション支援方法を提供する。
【解決手段】音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報および車室内での通話音声に含まれる雑音情報に基づいて動的に決定された接続順位で、車両搭乗者とサーバ装置4のオペレータとを通話接続する。
【選択図】図1

Description

この発明は、音声通話でオペレータに伝えた内容に対応するナビゲーション支援情報を受信して自車両のナビゲーションを支援するナビゲーション支援装置、サーバ装置およびナビゲーション支援方法に関する。
従来から、車両搭乗者が音声通話でサーバ装置のオペレータに要求したナビゲーション支援情報を用いて車両を目的地へ案内するナビゲーション処理を支援するナビゲーション支援サービスが普及している。例えば、車両搭乗者からオペレータに目的地の検索条件を音声通話で伝え、オペレータによって当該検索条件を基に検索された目的地候補を車両側に返信する。車両搭乗者が、サーバ装置側から受信した目的地候補から目的地を選択することで、この目的地までの経路のナビゲーションを行うことができる。
このようにユーザとオペレータとが音声通話を行ってサービスの提供を受ける場合に、ユーザの接続要求順にオペレータとの間で待機状態が生じることがある。そこで、ユーザの接続要求を効率的に処理するために様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、ユーザの携帯端末を用いて銀行などの受け付け順番の登録、受け付け順番の確認、ユーザの呼び出しを行うシステムが記載されている。このシステムでは、ユーザから要求された条件に応じて受け付け順番を変更することができる。
特開2003−44684号公報
しかしながら、音声通話を用いたナビゲーション支援サービスにおいては、車両が移動した領域によってはオペレータとの通話接続が継続できないことがある。
例えば、トンネル、山間部といった電波状況が悪い領域を車両が走行すると、通話接続順番になっても音声通話が開始されないまたは音声通話が遮断される可能性があり、車両の移動で発生するロードノイズによって通話相手の声が聞き取り難くなる場合もある。
このように音声通話が適切に実行されなかった場合、車両搭乗者は音声通話をやり直す必要があり、サービスの利用効率が著しく低下するという課題があった。
この発明は上記課題を解決するもので、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができるナビゲーション支援装置、サーバ装置およびナビゲーション支援方法を得ることを目的とする。
この発明に係るナビゲーション支援装置は、通信障害情報取得部、雑音情報取得部、データ通信部および音声通話部を備える。通信障害情報取得部は、自車両の位置情報に基づいて、音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報を取得する。雑音情報取得部は、自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する。データ通信部は、通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置に送信し、音声通話で車両搭乗者がサーバ装置のオペレータに要求した条件に対応するナビゲーション支援情報をサーバ装置から受信する。音声通話部は、接続要求情報に設定した通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいてサーバ装置によって決定された接続順位で当該サーバ装置と通話接続して、当該サーバ装置のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信する。
この発明によれば、音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報および車室内での通話音声に含まれる雑音情報に基づいて車両搭乗者とオペレータとの通話の接続順位を動的に変更することにより、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係るナビゲーション支援装置およびサーバ装置を利用したナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。 図2Aは、実施の形態1に係るナビゲーション支援装置を実現するハードウェア構成を示す図であり、図2Bは、実施の形態1に係るナビゲーション支援装置を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1に係るナビゲーション支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るナビゲーション支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るナビゲーション支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係るナビゲーション支援装置およびサーバ装置を利用したナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。 通信障害領域を新たに発見したときの実施の形態3に係るナビゲーション支援装置の動作を示すフローチャートである。 通信障害領域ではなくなったときの実施の形態3に係るナビゲーション支援装置の動作を示すフローチャートである。 通信障害情報の更新要求情報の配信タイミングにおける実施の形態3に係るサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 通信障害情報の更新要求情報を受信したときの実施の形態3に係るナビゲーション支援装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係るナビゲーション支援装置およびサーバ装置を利用したナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態4に係るサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るナビゲーション支援装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション支援装置3およびサーバ装置4を利用したナビゲーションシステム1の構成を示すブロック図である。
図1において、ナビゲーションシステム1は、車両に搭載されたナビゲーション装置2と、ナビゲーション装置2に内蔵されたナビゲーション支援装置3、ナビゲーション支援装置3に対してナビゲーション支援情報を提供するサーバ装置4とを備える。
なお、図1では、ナビゲーション支援装置3がナビゲーション装置2に内蔵された場合を示しているが、ナビゲーション装置2とは別の装置であってもよい。
また、ナビゲーション装置2は、ナビゲーション支援装置3、位置検出部5、地図情報記憶部6、ナビゲーション処理部7および出力制御部8を備えており、目的地などの情報の入力を受け付ける入力部10と接続されている。なお、ナビゲーション装置2は、車両に備え付けのナビゲーション装置でもよいが、車両搭乗者によって車室内に持ち込まれるPND(Portable Navigation Device)、タブレット端末、スマートフォンなどの携帯通信端末の一つの機能であってもよい。
位置検出部5は、ナビゲーション装置2の位置情報、すなわち、これを搭載する車両の位置情報を検出する。例えば、位置検出部5は、GPS(Global Positioning System)受信装置によって具体化される。なお、GPS受信装置とは、GPSアンテナを介してGPS衛星から受信したGPS電波を解析して車両の位置情報を取得する装置である。また、ジャイロセンサによる進行方角検出を用いて車両の位置情報を検出してもよい。
地図情報記憶部6は地図情報を記憶する記憶部である。地図情報記憶部6に記憶された地図情報には、音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が、位置情報または特定の地物(トンネル、山間部など)に対応付けて記憶されている。
なお、図1では、地図情報記憶部6がナビゲーション装置2に内蔵された構成を示したが、地図情報記憶部6は、ナビゲーション装置2の外部に設けた装置に構築してもよい。
すなわち、地図情報記憶部6を構築する外部装置は、ナビゲーション支援装置3およびナビゲーション処理部7との間でデータ通信が可能な装置であればよく、例えば、サーバ装置4に構築してもよい。
ナビゲーション処理部7は、自車両の位置情報および地図情報に基づいて、目的地までの経路の探索、探索した経路の案内、地図表示といったナビゲーション処理を実行する。
また、ナビゲーション処理部7は、サーバ装置4から受信したナビゲーション支援情報を用いたナビゲーション処理を実行する。
例えば、ナビゲーション支援情報が車両搭乗者によって要求された検索条件に合致した目的地候補を示す情報である場合、ナビゲーション処理部7は、出力制御部8に指示してナビゲーション支援情報が示す目的地候補を出力部9に出力させる。そして、ナビゲーション処理部7は、車両搭乗者によって目的地候補から目的地が選択されると、選択された目的地までの経路を探索し、出力制御部8に指示して、この経路の案内情報を出力部9に視覚的および聴覚的に出力する。
出力制御部8は、ナビゲーション処理部7からの情報を出力部9に出力させる制御部である。例えば、出力部9が表示装置である場合、出力制御部8は、表示装置による表示を制御する表示制御部となり、出力部9が音声出力装置である場合、出力制御部8は、音声出力装置による音声出力を制御する音声出力制御部となる。
図1では、ナビゲーション支援装置3が出力制御部8を含まない構成を示したが、ナビゲーション支援装置3が出力制御部8を含む構成としてもよい。この構成において、出力制御部8が、通信障害情報、雑音情報およびサーバ装置4から受信した通話接続の接続順位のうちの少なくとも一つを出力部9に出力させるように構成してもよい。
このとき出力される通信障害情報は、自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す情報である。これにより、通話接続を要求した車両搭乗者は接続順位から通話接続が開始されるまでにどの程度待てばよいのかを知ることができる。
また、車両搭乗者は、出力部9に出力された通信障害情報または雑音情報から通話接続が待ち状態となった自車両の状況を認識することができる。
出力部9は、出力制御部8からの制御によって、ナビゲーション装置2またはナビゲーション支援装置3からの情報を視覚的および聴覚的に出力する。例えば、車室内に搭載された表示装置、スピーカにより実現される。
なお、表示装置は、ナビゲーション装置2が備えるディスプレイであってもよく、車室内に持ち込まれた携帯情報端末が備えるディスプレイであってもよい。
また、運転者の前方視界に情報を重畳させて表示するヘッドアップディスプレイであっても構わない。
入力部10は、車両搭乗者からの情報入力を受け付ける装置の総称である。
例えば、入力部10は、車室内のマイクで集音された音声を音声認識する音声認識部、ジェスチャー操作を画像解析で特定するカメラ装置、タッチ操作の情報入力を受け付けるタッチパネル、ボタン操作の情報入力を受け付けるハードウェアボタンなどを備える。
なお、車両搭乗者とサーバ装置4のオペレータとの音声通話においては、車両搭乗者の発話音声が上記マイクによって集音されてサーバ装置4へ送信され、オペレータの発話音声が上記スピーカから音声出力される。
ナビゲーション支援装置3は、音声通話で車両搭乗者からサーバ装置4のオペレータに要求されたナビゲーション支援情報を用いてナビゲーション装置2によるナビゲーション処理を支援する装置である。その構成として、通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32および音声通話部33を備える。
通信障害情報取得部30は、自車両の位置情報に基づいて、音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報を取得する。予め定めた範囲としては、自車両の現在位置から進行方向に予め定めた距離範囲あるいは予め定めた時間内に自車両が到達することが予想される範囲が挙げられる。
例えば、自車両の進行方向に現在位置から10km先の距離範囲内に通信障害領域として対応付けられた位置情報または地物(トンネル、山間部など)が存在する場合、この通信障害領域を示す位置情報が、通信障害情報として地図情報記憶部6から取得される。
このように取得された通信障害情報は、通信障害情報取得部30からデータ通信部32に出力される。
なお、通信障害情報取得部30の情報取得は、自車両が走行している間、周期的または特定のタイミングで実行される。例えば、自車両が予め定められた時間または距離だけ走行するごとに通信障害情報の取得処理を開始する。または、山間部などの通信障害領域が多いと予測される地域に自車両が進入したタイミングで、通信障害情報の取得処理を開始してもよい。
雑音情報取得部31は、自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する。
例えば、入力部10の上記マイクによって集音された通話音声を入力し、予め規定されたロードノイズなどの雑音成分の信号レベルを解析する。この雑音成分の信号レベルを通話音声に含まれる雑音情報として取得する。このように取得された雑音情報は、雑音情報取得部31からデータ通信部32に出力される。
データ通信部32は、サーバ装置4との間でデータ通信を行う通信部であって、特に、接続要求情報をサーバ装置4に送信する。接続要求情報は、通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に加え、接続要求元のナビゲーション支援装置3を識別するための識別情報が設定された情報である。また、識別情報は、サーバ装置4との間で通話接続するための通信会社ごとのアドレス情報(例えば、電話番号など)であってもよい。
また、データ通信部32は、音声通話で車両搭乗者がサーバ装置4のオペレータに要求した条件に対応するナビゲーション支援情報をサーバ装置4から受信する。
例えば、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標、以下記載を省略する)方式の無線通信でモバイル通信デバイスに接続して、モバイル通信デバイスを介してサーバ装置4との間でデータを送受信する。
なお、モバイル通信デバイスは、ナビゲーション支援装置3の外部機器であってもよいが、内蔵されたデバイスであってもよい。
接続要求情報には、自車両の通信障害情報と雑音情報との両方を設定してもよいが、通信障害情報または雑音情報が設定されていてもよい。
例えば、自車両の通信障害情報が取得されない場合、データ通信部32は、雑音情報のみを取得して接続要求情報に設定する。また、自車両の通信障害情報が取得され、さらに雑音情報が取得された場合、データ通信部32は、通信障害情報を優先して通信障害情報のみを設定した接続要求情報をサーバ装置4に送信してもよい。
音声通話部33は、接続要求情報に設定した通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいてサーバ装置4によって決定された接続順位でサーバ装置4と通話接続して、サーバ装置4のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信する。
例えば、音声通話部33は、USB(Universal Serial Bus)、無線LAN、Bluetoothによる有線または無線で、スマートフォン、携帯電話、PDA、PHS(Personal Handy−phone System)といった携帯端末と接続して通話接続する。
サーバ装置4は、サービスセンタ側に設けられ、音声通話で車両搭乗者から要求されたナビゲーション支援情報を提供する。例えば、オペレータが、音声通話で車両搭乗者から検索条件が伝えられると、この検索条件に基づいて車両搭乗者の代わりに情報検索を実行する。ナビゲーション支援情報は、このようにして得られた情報から構成される。
また、サーバ装置4は、図1に示すように、音声通話部40、データ通信部41、接続キュー管理部42、接続キュー制御部43、通話接続制御部44およびナビ支援情報取得部45を備えて構成される。
音声通話部40は、ナビゲーション支援装置3を搭載する車両の車両搭乗者とサーバ装置4のオペレータとの通話音声を送受信する。例えば、ナビゲーション支援装置3の音声通話部33と電話回線網を介して接続して、車両搭乗者とサーバ装置4のオペレータとの音声通話を実現する。
データ通信部41は、車両の通信障害情報および車室内の雑音情報のうちの少なくとも一方が設定された接続要求情報を車両のナビゲーション支援装置3から受信する。
また、データ通信部41は、音声通話で車両搭乗者から要求されたナビゲーション支援情報を接続要求元のナビゲーション支援装置3に送信する。
さらに、データ通信部41は、後述する接続キュー制御部43によって決定された接続順位を接続要求元のナビゲーション支援装置3に返信してもよい。
接続キュー管理部42は、接続要求情報を通話接続の接続キューに格納して、接続キューにおける複数の接続要求元のナビゲーション支援装置3の各接続順位を管理する。
データ通信部41によってナビゲーション支援装置3から受信された接続要求情報は、接続キュー管理部42が管理する接続キューに逐次格納される。
接続キューに格納された接続要求情報は、一般的に、先入れ先出し(FIFO)方式で読み出され、読み出された接続要求情報の送信元の音声通話部33と音声通話部40とが通話接続される。すなわち、接続キューに格納された順番が接続順位となる。
しかしながら、接続順位が最上位(最も早く接続要求を行った)のナビゲーション支援装置3であっても、これを搭載する車両が通信障害領域に進入すると、音声通話が遮断されるなどしてサービスの利用効率を低下させる可能性がある。
そこで、接続キュー管理部42では、通信障害情報および雑音情報の少なくとも一方に基づいて接続キュー制御部43により決定された順位で通話接続を管理している。
接続キュー制御部43は、接続要求情報に設定されている通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいて接続キューにおけるナビゲーション支援装置3の接続順位を変更する。
例えば、接続要求情報に通信障害情報が設定されており、接続要求情報が接続キューに最も早く格納された場合であっても、接続キュー制御部43は、通信障害情報に基づいて接続キューにおける接続順位を下げる方向に制御する。このとき接続キューにおける次の接続要求情報の接続順位が繰り上がる。このように、接続キュー制御部43は、車両ごとの状況に応じて接続キューにおける接続順位を動的に変更する。
通話接続制御部44は、接続キュー制御部43により決定された接続順位で、ナビゲーション支援装置3の音声通話部33と音声通話部40とを通話接続させる。これにより、車両搭乗者とオペレータは、音声通話部33と音声通話部40を介した音声通話で情報をやり取りする。例えば、車両搭乗者から、音声通話で車両周辺のレストラン、駐車場などの検索条件をオペレータに伝える。オペレータは、車両搭乗者から伝えられた検索条件で情報検索を行う。これにより得られた情報は、ナビゲーション支援情報を構成するための情報としてナビ支援情報取得部45に送られる。
ナビ支援情報取得部45は、オペレータにより検索された情報からナビゲーション支援情報を生成し、データ通信部41によって接続要求元のナビゲーション支援装置3に送信させる。例えば、車両搭乗者から要求された検索条件に合致した目的地候補の情報などが接続要求元のナビゲーション支援装置3に返信される。
図2Aは、ナビゲーション支援装置3の機能を実現するハードウェア構成、図2Bは、ナビゲーション支援装置3の機能を実現するソフトウェアを実行するハードウェア構成を示している。ナビゲーション支援装置3における通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32、音声通話部33の各機能は、処理回路により実現される。
すなわち、ナビゲーション支援装置3は、下記のステップを逐次行うための処理回路を備えている。まず、自車両の位置情報に基づいて音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報を取得するステップがある。次に、自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得するステップがある。続いて、通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置4に送信するステップがある。最後に、接続要求情報に設定された通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいてサーバ装置4によって決定された接続順位でサーバ装置4と通話接続して、サーバ装置4のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信するステップがある。処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリに格納されたプログラムを読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)であってもよい。
図2Aに示すように、処理回路が専用のハードウェアの処理回路100である場合、処理回路100は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、または、これらを組み合わせたものが該当する。
また、通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32、音声通話部33の各部の機能をそれぞれ処理回路で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路で実現してもよい。
図2Bに示すように、処理回路がCPU101である場合、通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32、音声通話部33の機能は、ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
ソフトウェアとファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。CPU101は、メモリ102に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、ナビゲーション支援装置3は、CPU101によって実行されるときに、前述した各ステップの処理が結果的に実行されるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。
また、これらのプログラムは、通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32、音声通話部33の手順または方法をコンピュータに実行させるものである。
ここで、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などが該当する。
なお、通信障害情報取得部30、雑音情報取得部31、データ通信部32、音声通話部33の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。
例えば、通信障害情報取得部30は、専用のハードウェアの処理回路100でその機能を実現し、雑音情報取得部31、データ通信部32および音声通話部33は、CPU101が、メモリ102に格納されたプログラム実行することによりその機能を実現する。
このように、上記処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって前述の機能を実現することができる。
次に動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係るナビゲーション支援装置3の動作を示すフローチャートであり、サーバ装置4のオペレータと音声通話を開始するまでの一連の処理を示している。
自車両の位置情報に基づいて、地図情報の中から自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報を取得するステップは、図3のステップST1およびステップST2の処理に相当する。
また、自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得するステップは、ステップST4の処理に相当する。
通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置4に送信するステップは、図3におけるステップST3、ステップST5およびステップST6の処理に相当する。
接続要求情報に設定された通信障害情報および雑音情報の少なくとも一方に基づいてサーバ装置4により決定された接続順位で通話接続して、サーバ装置4のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信するステップは、図3のステップST7の処理に相当する。
従って、ナビゲーション支援装置3による動作は、図3に示す各ステップを説明することによって明らかになるため、以降では、図3に基づいて説明を行う。
まず、通信障害情報取得部30は、自車両の位置情報に基づいて、通信障害情報が設定された地図情報を記憶する地図情報記憶部6から、自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報の取得処理を開始する(ステップST1)。
例えば、自車両が予め定められた時間または距離だけ走行するごとに、通信障害情報の取得処理を開始する。通信障害情報が取得されなければ(ステップST2;NO)、ステップST4の処理に移行する。
通信障害情報が取得されると(ステップST2;YES)、この通信障害情報は、通信障害情報取得部30からデータ通信部32に出力される。データ通信部32は、入力した通信障害情報を接続要求情報に設定する(ステップST3)。
次に、雑音情報取得部31は、車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する(ステップST4)。例えば、マイクによって集音された通話音声を入力し、雑音成分の信号レベルを解析する。この雑音成分の信号レベルを通話音声に含まれる雑音情報として取得する。雑音情報は、雑音情報取得部31からデータ通信部32に出力される。データ通信部32は、入力した雑音情報を接続要求情報に設定する(ステップST5)。
続いて、データ通信部32は、通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報をサーバ装置4に送信する(ステップST6)。
音声通話部33は、接続要求情報に設定した通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいてサーバ装置4によって決定された接続順位で音声通話を開始する(ステップST7)。これにより、音声通話部33は、サーバ装置4のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信する。
図4は、実施の形態1に係るサーバ装置4の動作を示すフローチャートであり、ナビゲーション支援装置3を搭載する車両の車両搭乗者と音声通話を開始するまでの一連の処理を示している。
まず、データ通信部41は、ナビゲーション支援装置3からの接続要求情報を受信する(ステップST1a)。データ通信部41により受信された接続要求情報は、接続キュー管理部42に出力される。
接続キュー管理部42は、ナビゲーション支援装置3から受信された接続要求情報を、接続キューに格納する(ステップST2a)。
ステップST2a以降の処理は、音声通話部33と音声通話部40との間で通話接続を開始するときの処理であり、ステップST1aおよびステップST2aとは別のプロセスとなる。これらの通話接続の開始処理を、図4において鎖線で囲って示している。
接続キュー制御部43は、接続キューに格納された接続要求情報に通信障害情報が設定されているか否かを確認する(ステップST3a)。
接続要求情報に通信障害情報が設定されていない場合(ステップST3a;NO)、接続キュー制御部43は、接続要求情報に設定された雑音情報が示す雑音成分の信号レベルが閾値未満であるか否かを確認する(ステップST4a)。
上記接続要求情報に通信障害情報が設定されている場合(ステップST3a;YES)あるいは雑音成分の信号レベルが閾値以上である場合(ステップST4a;NO)、接続キュー制御部43は、上記接続要求情報の接続順位を下げる方向に更新する(ステップST5a)。
雑音成分の信号レベルが閾値未満であった場合(ステップST4a;YES)あるいはステップST5aの処理が完了すると、ステップST6aの処理に移行する。
ステップST6aにおいて、通話接続制御部44は、接続キュー制御部43によって更新された接続順位が接続キューにおいて最上位となったナビゲーション支援装置3の音声通話部33と音声通話部40とを通話接続させる。これにより、車両搭乗者とオペレータとの音声通話が開始する。この後、ナビ支援情報取得部45は、オペレータによって検索された情報からナビゲーション支援情報を生成して、データ通信部41によってナビゲーション支援装置3に送信させる。
以上のように、実施の形態1に係るナビゲーション支援装置3は、図1に示した構成を有して、音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報および車室内での通話音声に含まれる雑音情報に基づいて動的に決定された接続順位でサーバ装置4のオペレータと通話接続する。これにより、車両内外の状況に応じて効率よく音声通話が行えるので、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
また、実施の形態1に係るナビゲーション支援装置3は、通信障害情報、雑音情報およびデータ通信部32によってサーバ装置4から受信された接続順位のうちの少なくとも一つを出力部9に出力する出力制御部8を備える。この構成を有することで、通話接続を要求した車両搭乗者は、接続順位から通話接続が開始されるまでにどの程度待てばよいのかを知ることができる。また、車両搭乗者は、出力部9に出力された通信障害情報または雑音情報から通話接続が待ち状態となった自車両の状況を認識することができる。
さらに、実施の形態1に係るサーバ装置4は、図1に示した構成を有して、車両側から受信した通信障害情報および雑音情報に基づいて、接続キューにおける当該車両の接続順位を動的に変更する。これにより、車両内外の状況に応じて効率よく音声通話が行えるので、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
さらに、実施の形態1に係るナビゲーション支援方法は、前述したように通信障害情報および雑音情報に基づいて動的に決定された接続順位でサーバ装置4のオペレータと通話接続する。これにより、車両内外の状況に応じて効率よく音声通話が行えるので、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2に係るナビゲーション支援装置3Aの構成を示すブロック図である。図5において、図1と同一またはこれに相当する構成要素は同一の符号を付して説明を省略する。ナビゲーション支援装置3Aは、実施の形態1で示したナビゲーション支援装置3の構成に対して更新要求部34を追加している。
更新要求部34は、予め定められたタイミングで、通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した更新要求情報を生成して、データ通信部32によってサーバ装置4に送信させる。更新要求情報には、更新対象となる通信障害情報または雑音情報の他に、更新要求元のナビゲーション支援装置3Aを識別するための識別情報が設定されている。サーバ装置4は、この識別情報から更新要求元のナビゲーション支援装置3Aを識別することができる。なお、識別情報は、サーバ装置4との間で通話接続するための通信会社ごとのアドレス情報(例えば、電話番号など)であってもよい。
また、予め定められたタイミングは、接続要求情報を前回に送信した日時から予め定めた時間が経過したタイミングであってもよいし、自車両が予め定めた距離を走行したタイミングでもよいし、自車両が停車したタイミングであってもよい。
次に動作について説明する。
図6は、実施の形態2に係るナビゲーション支援装置3Aの動作を示すフローチャートであり、サーバ装置4へ更新要求情報を送信するまでの一連の処理を示している。
まず、更新要求部34は、更新要求タイミングであるか否かを確認する(ステップST1b)。ここで、更新要求タイミングとは、前述した予め定められたタイミングである。
更新要求タイミングでなければ(ステップST1b;NO)、ステップST1bの処理を繰り返す。
一方、更新要求タイミングである場合(ステップST1b;YES)、更新要求部34は、自車両の現在の通信障害情報を取得するように通信障害情報取得部30に指示する。
これにより、通信障害情報取得部30は、自車両の位置情報に基づいて通信障害情報が設定された地図情報を記憶する地図情報記憶部6から自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報の取得処理を開始する(ステップST2b)。
ここで、通信障害情報が取得されなければ(ステップST3b;NO)、ステップST5bの処理に移行する。
通信障害情報が取得されると(ステップST3b;YES)、この通信障害情報は、通信障害情報取得部30から更新要求部34に出力される。更新要求部34は、入力した通信障害情報を更新要求情報に設定する(ステップST4b)。
次に、雑音情報取得部31が、車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する(ステップST5b)。雑音情報は、雑音情報取得部31から更新要求部34に出力される。更新要求部34は、入力した雑音情報を更新要求情報に設定する(ステップST6b)。
続いて、更新要求部34は、データ通信部32によって更新要求情報をサーバ装置4に送信する(ステップST7b)。
図7は、実施の形態2に係るサーバ装置4の動作を示すフローチャートであって、ナビゲーション支援装置3Aからの更新要求情報によって接続要求情報を更新するまでの一連の処理を示している。
まず、データ通信部41は、ナビゲーション支援装置3Aから更新要求情報を受信する(ステップST1c)。データ通信部41により受信された更新要求情報は、接続キュー管理部42に出力される。
ステップST2cにおいて、接続キュー管理部42は、接続キューに更新要求元の接続要求情報が格納されているかどうかを確認する。
接続キューに更新要求元の接続要求情報が格納されている場合(ステップST2c;YES)、接続キュー管理部42は、これを接続キュー制御部43に通知する。
接続キュー制御部43は、この通知を受けると、更新要求情報に設定されている通信障害情報または雑音情報で、接続キューにおける更新要求元に対応する接続要求情報に設定されている通信障害情報または雑音情報を更新する(ステップST3c)。
一方、接続キューに更新要求元の接続要求情報が格納されていなければ(ステップST2c;NO)、接続キュー制御部43は、更新要求情報を接続要求情報として接続キューに格納する(ステップST4c)。
以上のように、実施の形態2に係るナビゲーション支援装置3Aは、更新要求部34をさらに備える。更新要求部34は、予め定められたタイミングで通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方が設定された更新要求情報を生成して、データ通信部32によってサーバ装置4に送信させる。
また、実施の形態2に係るサーバ装置4において、接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Aから更新要求情報を受信すると、この更新要求情報に設定された通信障害情報および雑音情報のうちの少なくとも一方を用いて、接続キューに格納されている更新要求元に対応する接続要求情報を更新する。
このように予め定められたタイミングで接続要求情報に設定された通信障害情報または雑音情報が更新されるので、接続順位を的確に変更することができる。これにより、音声通話の遮断を回避することができ、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3に係るナビゲーションシステム1Aの構成を示すブロック図である。図8において、図1と同一またはこれに相当する構成要素は同一の符号を付して説明を省略する。ナビゲーションシステム1Aのナビゲーション支援装置3Bは、実施の形態1で示したナビゲーション支援装置3の構成に対して通信障害情報更新部35を追加している。
通信障害情報更新部35は、通信障害領域ではなかった領域で音声通話が不可能となった場合に、自車両の位置情報に基づいて地図情報の通信障害情報を更新する。
また、通信障害情報更新部35は、更新した通信障害情報が設定された更新要求情報をデータ通信部32によってサーバ装置4に送信させる。
なお、更新要求情報には、実施の形態2と同様に更新要求元のナビゲーション支援装置3Bを識別するための識別情報が設定される。サーバ装置4Aは、この識別情報から更新要求元のナビゲーション支援装置3Bを識別することができる。
なお、識別情報は、サーバ装置4との間で通話接続するための通信会社ごとのアドレス情報(例えば、電話番号など)であってもよい。
また、通信障害情報更新部35は、自車両が通信障害領域を走行してもサーバ装置4Aとの音声通話が継続された場合、地図情報の通信障害情報から、この通信障害領域を外す更新を行う。さらに、通信障害情報更新部35は、この通信障害領域を外すための更新要求情報を、データ通信部32によってサーバ装置4Aに送信させる。
サーバ装置4Aは、実施の形態1で示したサーバ装置4の構成に対して通信障害情報管理部46を追加している。
通信障害情報管理部46は、接続キュー制御部43によって接続キューの通信障害情報が更新された場合、この通信障害情報が設定された更新要求情報を、データ通信部41によって複数の車両に搭載されたナビゲーション支援装置3Bに送信させる。これにより、複数のナビゲーション支援装置3Bで通信障害情報の更新情報を共有することができる。
次に動作について説明する。
図9は、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bの動作を示すフローチャートであり、通信障害領域が新たに発見されたときの一連の処理を示している。
まず、通信障害情報更新部35は、音声通話部33とサーバ装置4Aの音声通話部40が通話接続している間、この音声通話が切断されたか否かを確認している(ステップST1d)。音声通話が切断されなければ(ステップST1d;NO)、この確認処理を繰り返す。
一方、音声通話が切断された場合(ステップST1d;YES)、通信障害情報更新部35は、これまで通話可能であった領域が通話不可能な領域に変化したと判断して、このときの位置情報を位置検出部5から取得する(ステップST2d)。
次に、通信障害情報更新部35は、取得した位置情報に基づいて新たな通信障害情報を生成する(ステップST3d)。例えば、取得した位置を中心とした予め定められた範囲の領域を通信障害領域と規定し、この通信障害領域を示す通信障害情報を生成する。
なお、予め定められた範囲は、例えば、通話不可能となった位置と同じ電波状態であると予想される範囲であればよい。
続いて、通信障害情報更新部35は、ステップST3dにおいて生成した通信障害情報が設定された更新要求情報を、データ通信部32によってサーバ装置4Aに送信する(ステップST4d)。
これにより、サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を用いて、接続キューに格納された、更新要求元に対応する接続要求情報の通信障害情報を更新する。
また、通信障害情報更新部35は、ステップST3dにおいて生成した通信障害情報を使用して、地図情報記憶部6に記憶された地図情報の通信障害情報を更新する(ステップST5d)。例えば、電波を遮断する建物が建設されて電波状況が悪化した場合であっても、通信障害情報を的確に更新することができる。これにより、実際の電波状況の悪化に応じて接続順位を変更することができる。このため、音声通話の遮断を回避することが可能で、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
図10は、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bの動作を示すフローチャートであり、これまで通信障害領域であった領域において通話が可能になったときの一連の処理を示している。
まず、通信障害情報取得部30は、自車両の位置情報に基づいて、通信障害情報が設定された地図情報を記憶する地図情報記憶部6から自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある通信障害領域を示す通信障害情報の取得処理を開始する(ステップST1e)。
ここで、通信障害情報が取得されなければ(ステップST2e;NO)、ステップST2eの処理を繰り返す。
一方、通信障害情報が取得された場合(ステップST2e;YES)、通信障害情報更新部35は、この通信障害情報が示す通信障害領域においても音声通話部33と音声通話部40との音声通話が継続されたか否かを確認する(ステップST3e)。
音声通話が継続されなかった場合(ステップST3e;NO)、ステップST2eの処理に戻る。
通信障害領域においても音声通話が継続された場合(ステップST3e;YES)、通信障害情報更新部35は、電波状況の改善によりこの領域が通信障害領域ではなくなったと判断して、この通信障害情報を外すための更新要求情報を、データ通信部32によってサーバ装置4Aに送信させる(ステップST4e)。
これにより、サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を、接続キューに格納された更新要求元に対応する接続要求情報から削除する更新を行う。
次に、通信障害情報更新部35は、この通信障害領域を、地図情報の通信障害情報から削除する更新を行う(ステップST5e)。
例えば、実施の形態1で示したように、通信障害情報が取得されると接続順位は下位に変更される。このとき、他に接続要求がなければ、接続順位は最高位になる。この場合、音声通話部33と音声通話部40との通話接続が開始される。このため、車両が通信障害領域に差し掛かると、通常は、音声通話が切断されるなどの通信障害が発生する。
これに対して、電波を遮断する建物が取り壊されて電波状況が改善した場合、この領域を車両が走行しても通信障害は発生しない。
そこで、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bでは、この領域を示す通信障害情報を地図情報の通信障害情報から削除する更新を行う。これにより、実際の電波状況の変化に応じて接続順位を的確に変更することができる。
図11は、実施の形態3に係るサーバ装置4Aの動作を示すフローチャートであって、通信障害情報の更新要求情報の配信タイミングにおける一連の処理を示している。また、図12は、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bの動作を示すフローチャートであり、通信障害情報の更新要求情報を受信したときの一連の処理を示している。
まず、通信障害情報管理部46は、通信障害情報の更新要求情報の配信タイミングになったか否かを確認する(ステップST1f)。配信タイミングでなければ(ステップST1f;NO)、この確認処理を繰り返す。
例えば、接続キュー制御部43によって接続キューの通信障害情報が更新された場合、通信障害情報管理部46は、この通信障害情報が設定された更新要求情報の配信タイミングであると判断する。
通信障害情報の更新要求情報の配信タイミングになった場合(ステップST1f;YES)、通信障害情報管理部46は、この通信障害情報が設定された更新要求情報を、データ通信部41によって複数の車両に搭載されたナビゲーション支援装置3Bに配信させる(ステップST2f)。
ナビゲーション支援装置3Bのデータ通信部32は、サーバ装置4Aから更新要求情報を受信する(ステップST1g)。データ通信部32により受信された更新要求情報は、通信障害情報更新部35に出力される。
通信障害情報更新部35は、更新要求情報に設定されている通信障害情報で、地図情報の通信障害情報を更新する(ステップST2g)。
このように実際の電波状況の変化を定期的にモニタして、電波状況の変化に応じて接続順位を的確に変更することができる。
以上のように、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bは、通信障害情報更新部35を備える。通信障害情報更新部35は、通信障害領域ではなかった領域で音声通話が不可能となった場合に、自車両の位置情報に基づいて地図情報の通信障害情報を更新する。また、通信障害情報更新部35は、この通信障害情報を設定した更新要求情報を、データ通信部32によってサーバ装置4に送信させる。
サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を用いて更新要求元に対応する接続要求情報の通信障害情報を更新する。このように構成することで、実際の電波状況の変化に応じて接続順位を変更することができる。これにより、音声通話の遮断を回避することができ、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
また、実施の形態3に係るナビゲーション支援装置3Bにおいて、通信障害情報更新部35は、自車両が通信障害領域を走行してもサーバ装置4Aとの音声通話が継続された場合、この通信障害領域を地図情報の通信障害情報から外す更新を行う。
また、通信障害情報更新部35は、この通信障害領域を外すための更新要求情報を、データ通信部32によってサーバ装置4Aに送信させる。
サーバ装置4Aの接続キュー制御部43は、ナビゲーション支援装置3Bからの更新要求情報に設定された通信障害情報を、接続キューに格納された、更新要求元に対応する接続要求情報から削除する更新を行う。このように構成することで、実際の電波状況の変化に応じて接続順位を変更することができる。これにより、音声通話の遮断を回避することができ、ナビゲーション支援サービスの利用効率の向上を図ることができる。
さらに、実施の形態3に係るサーバ装置4Aは、通信障害情報管理部46を備える。
通信障害情報管理部46は、接続キュー制御部43によって接続キューの通信障害情報が更新された場合、この通信障害情報が設定された更新要求情報を、データ通信部41によって複数の車両に搭載されたナビゲーション支援装置3Bに送信させる。
ナビゲーション支援装置3Bの通信障害情報更新部35は、更新要求情報に設定されている通信障害情報で地図情報の通信障害情報を更新する。
これにより、実際の電波状況の変化が定期的にモニタされて、電波状況の変化に応じて接続順位を的確に変更することができる。
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4に係るナビゲーションシステム1Bの構成を示すブロック図である。図13において、図1と同一またはこれに相当する構成要素は同一符号を付して説明を省略する。
ナビゲーションシステム1Bのナビゲーション支援装置3Cは、実施の形態1で示したナビゲーション支援装置3の構成に対して事前入力制御部36を追加している。
事前入力制御部36は、サーバ装置4Bとの接続順位が予め定められた順位よりも低い場合、通話接続する前に、ナビゲーション支援情報を特定するために必要な情報(以下、事前入力情報と記載する)の入力を受け付ける。
事前入力情報とは、ナビゲーション支援情報を構成する情報を得る検索条件となる情報であり、例えば、施設検索である場合、施設のジャンル、住所などの情報が挙げられる。
また、予め定められた順位は、事前入力情報の入力が完了すると予想される時間よりも長い待ち時間となる順位であればよい。
さらに、事前入力情報は、データ通信部32によってサーバ装置4Bに送信される。
サーバ装置4Bは、実施の形態1で示したサーバ装置4の構成に対して事前入力指示部47を追加している。事前入力指示部47は、接続キュー管理部42によって接続順位が予め定められた順位よりも低いと判定されたナビゲーション支援装置3Cに対し、音声通話部40で通話接続する前に事前入力情報の入力を指示する指示情報をデータ通信部41によって送信させる。
このように事前入力情報を入力することで、車両搭乗者とオペレータの音声通話で送受信する情報が減るため、通話時間を短縮することができる。これにより、より多くの通話接続を受け付けることが可能となり、サービスの利用効率の向上を図ることができる。
次に動作について説明する。
図14は、実施の形態4に係るサーバ装置4Bの動作を示すフローチャートであって、事前入力を指示する一連の処理を示している。
まず、接続キュー管理部42は、接続キューにおける接続要求情報の接続順位が予め定められた順位よりも低いか否かを確認する(ステップST1h)。
接続要求情報の接続順位が予め定められた順位以上である場合(ステップST1h;NO)、ステップST1hの処理を繰り返す。
接続要求情報の接続順位が予め定められた順位よりも低い場合(ステップST1h;YES)、接続キュー管理部42は、これを事前入力指示部47に通知する。これにより、事前入力指示部47は、音声通話部40で通話接続する前に、事前入力情報の入力を指示する指示情報を、データ通信部41によってナビゲーション支援装置3Cに送信させる(ステップST2h)。
次に、データ通信部41は、指示情報に応じてナビゲーション支援装置3Cから送信された事前入力情報を受信する(ステップST3h)。この事前入力情報は、データ通信部41からナビ支援情報取得部45に出力される。
この後、ナビ支援情報取得部45は、事前入力情報に基づいて検索された情報からナビゲーション支援情報を生成して、データ通信部41によって接続要求元のナビゲーション支援装置3に送信させる。
図15は、実施の形態4に係るナビゲーション支援装置3Cの動作を示すフローチャートであり、事前入力の指示情報を受信してから事前入力情報を返信するまでの一連の処理を示している。
データ通信部32は、サーバ装置4Bからの事前入力の指示情報を受信する(ステップST1i)。この指示情報は、データ通信部32から事前入力制御部36に出力される。
事前入力制御部36は、上記指示情報を入力すると、出力制御部8に指示して事前入力の方法を出力部9に出力させる(ステップST2i)。事前入力の方法とは、入力部10で受け付け可能な入力方法であり、例えば、音声認識、ジェスチャー操作、タッチ操作、ボタン操作のいずれかを使用した入力方法が挙げられる。
次に、事前入力制御部36は、事前入力の受け付けを開始する(ステップST3i)。
事前入力情報が入力されない場合(ステップST4i;NO)、入力されるまで、ステップST4iの処理を繰り返す。
一方、事前入力情報が入力された場合(ステップST4i;YES)、事前入力制御部36は、データ通信部32を介して事前入力情報をサーバ装置4Bに送信させる(ステップST5i)。
以上のように、実施の形態4に係るナビゲーション支援装置3Cは事前入力制御部36を備える。事前入力制御部36は、サーバ装置4Bとの接続順位が予め定められた順位よりも低い場合、通話接続する前に事前入力情報の入力を受け付け、入力された情報を、データ通信部32によってサーバ装置4Bに送信させる。
また、実施の形態4に係るサーバ装置4Bは、事前入力指示部47を備える。事前入力指示部47は、接続キュー管理部42によって接続キューにおける接続順位が予め定められた順位よりも低いと判定されたナビゲーション支援装置3Cに対して、音声通話部40で通話接続する前に、事前入力情報の入力を指示する指示情報を、データ通信部41によって送信させる。
このように構成することで、車両搭乗者とオペレータとの音声通話で送受信する情報が減るため、通話時間を短縮することができる。これにより、より多くの通話接続を受け付けることが可能となり、サービスの利用効率の向上を図ることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1A,1B ナビゲーションシステム、2 ナビゲーション装置、3,3A,3B,3C ナビゲーション支援装置、4,4A,4B サーバ装置、5 位置検出部、6 地図情報記憶部、7 ナビゲーション処理部、8 出力制御部、9 出力部、10 入力部、30 通信障害情報取得部、31 雑音情報取得部、32,41 データ通信部、33,40 音声通話部、34 更新要求部、35 通信障害情報更新部、36 事前入力制御部、42 接続キュー管理部、43 接続キュー制御部、44 通話接続制御部、45 ナビ支援情報取得部、46 通信障害情報管理部、47 事前入力指示部、100 処理回路、101 CPU、102 メモリ。

Claims (12)

  1. 自車両の位置情報に基づいて、音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、前記自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある前記通信障害領域を示す前記通信障害情報を取得する通信障害情報取得部と、
    前記自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得する雑音情報取得部と、
    前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置に送信し、音声通話で車両搭乗者が前記サーバ装置のオペレータに要求した条件に対応するナビゲーション支援情報を、当該サーバ装置から受信するデータ通信部と、
    前記接続要求情報に設定した前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいて前記サーバ装置によって決定された接続順位で当該サーバ装置と通話接続して当該サーバ装置のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信する音声通話部と
    を備えたことを特徴とするナビゲーション支援装置。
  2. 前記通信障害情報、前記雑音情報および前記データ通信部によって前記サーバ装置から受信された接続順位のうちの少なくとも一つを出力部に出力する出力制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション支援装置。
  3. 予め定められたタイミングで前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方が設定された更新要求情報を生成して、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させる更新要求部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のナビゲーション支援装置。
  4. 前記通信障害領域ではなかった領域で音声通話が不可能となった場合、前記自車両の位置情報に基づいて前記地図情報の前記通信障害情報を更新し、当該通信障害情報を設定した更新要求情報を、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させる通信障害情報更新部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のナビゲーション支援装置。
  5. 前記通信障害情報更新部は、前記自車両が前記通信障害領域を走行しても前記サーバ装置との音声通話が継続された場合に、前記地図情報の前記通信障害情報から当該通信障害領域を外し、当該通信障害領域を外すための更新要求情報を、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させることを特徴とする請求項4記載のナビゲーション支援装置。
  6. 前記サーバ装置との接続順位が予め定められた順位よりも低い場合、通話接続する前に前記ナビゲーション支援情報を特定するために必要な情報の入力を受け付け、入力された情報を、前記データ通信部によって前記サーバ装置に送信させる事前入力制御部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のナビゲーション支援装置。
  7. 音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報および車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報のうちの少なくとも一方が設定された接続要求情報を受信し、音声通話で車両搭乗者が自装置のオペレータに要求した条件に対応するナビゲーション支援情報を接続要求元のナビゲーション支援装置に送信するデータ通信部と、
    前記接続要求情報を通話接続の接続キューに格納して、前記接続キューにおける複数の接続要求元のナビゲーション支援装置の各接続順位を管理する接続キュー管理部と、
    前記接続要求情報に設定された前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいて、前記接続キューにおけるナビゲーション支援装置の接続順位を変更する接続キュー制御部と、
    ナビゲーション支援装置を搭載する車両の車両搭乗者と前記自装置のオペレータとの通話音声を送受信する音声通話部と、
    前記接続キューにおける接続順位でナビゲーション支援装置と前記音声通話部とを通話接続させる通話接続制御部と
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  8. 前記データ通信部は、前記接続要求情報を受信した場合、前記接続キューにおける接続順位を接続要求元のナビゲーション支援装置に送信することを特徴とする請求項7記載のサーバ装置。
  9. 前記接続キュー制御部は、ナビゲーション支援装置から更新要求情報を受信すると、この更新要求情報に設定された前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方を用いて、前記接続キューに格納されている、更新要求元に対応する前記接続要求情報を更新することを特徴とする請求項7または請求項8記載のサーバ装置。
  10. 前記接続キュー制御部によって前記接続キューの前記通信障害情報が更新された場合、当該通信障害情報が設定された前記更新要求情報を、前記データ通信部によって複数の車両に搭載されたナビゲーション支援装置に送信させる通信障害情報管理部を備えたことを特徴とする請求項9記載のサーバ装置。
  11. 前記接続キュー管理部によって前記接続キューにおける接続順位が予め定められた順位よりも低いと判定されたナビゲーション支援装置に対して、前記音声通話部で通話接続する前に、前記ナビゲーション支援情報の特定に必要な情報の入力を指示する指示情報を、前記データ通信部によって送信させる事前入力指示部を備えたことを特徴とする請求項7から請求項10のうちのいずれか1項記載のサーバ装置。
  12. 通信障害情報取得部が、自車両の位置情報に基づいて音声通話が不可能な通信障害領域を示す通信障害情報が設定された地図情報の中から、前記自車両の進行方向の予め定めた範囲内にある前記通信障害領域を示す前記通信障害情報を取得するステップと、
    雑音情報取得部が、前記自車両の車室内での通話音声に含まれる雑音情報を取得するステップと、
    データ通信部が、前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方を設定した接続要求情報を生成してサーバ装置に送信するステップと、
    音声通話部が、前記接続要求情報に設定した前記通信障害情報および前記雑音情報のうちの少なくとも一方に基づいて前記サーバ装置によって決定された接続順位で当該サーバ装置と通話接続して当該サーバ装置のオペレータと車両搭乗者との通話音声を送受信するステップと
    を備えたことを特徴とするナビゲーション支援方法。
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