JP2017068520A - リマインダ通知システム及びリマインダ通知方法 - Google Patents

リマインダ通知システム及びリマインダ通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】目標位置を個々に登録することによる手間を軽減できるリマインダ通知システムを提供する。
【解決手段】所定の位置を取得し、目標位置を設定し、目標位置からの近接領域にあるときに、近接領域についてのリマインダを通知する。目標位置設定部は、所定のカテゴリに関連付けられた目標位置を設定し、リマインダ通知部は、予め設定されたカテゴリに属する複数の目標位置からの近接領域における少なくとも一つに到達した際にリマインダを通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リマインダ通知システム及びリマインダ通知方法に関する。
ユーザが目標位置などに到達したときにリマインダをユーザに通知する情報処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。この情報処理装置は、GPSなどの位置情報を取得する装置を備えており、GPSによって取得した位置が予め設定された目標位置に近づいたり到達したりしたときにリマインダを通知するものである。なお、リマインダとは、画像、音声、振動などの伝達手段によって目標位置への到達をユーザに知らせることをいう。
特開2006−23793号公報
しかし、上記特許文献1に開示された情報処理装置では、予め設定した目標位置に到達したときにユーザにリマインダがなされるものの、目標位置を個々に登録する必要があった。このため、ユーザは、目標位置が複数ある場合には、個々に目標位置を設定しなければならなかった。例えば、公共料金の支払いを果たす場合、銀行、郵便局、コンビニエンスストアなど、複数の施設のいずれかが目標位置となる。このような場合に、これらの施設を目標位置として設定する場合に、設定の手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、目標位置を個々に登録することによる手間を軽減できるリマインダ通知システム及びリマインダ通知方法を提供することである。
(1)上記の課題を解決するため、本発明の一態様に係るリマインダ通知システムは、所定の位置を取得する位置取得部と、目標位置を設定する目標位置設定部と、前記目標位置設定部で設定された目標位置からの近接領域にあるときに、前記近接領域についてのリマインダを通知するリマインダ通知部と、を有するリマインダ通知システムであって、前記目標位置設定部は、所定のカテゴリに関連付けられた目標位置を設定し、前記リマインダ通知部は、予め設定されたカテゴリに属する前記複数の目標位置からの近接領域における少なくとも一つに到達した際に前記リマインダを通知する。
(2)また、本発明の一態様に係るリマインダ通知システムにおいて、所定の探索範囲内における前記目標位置を探索する探索部と、前記探索部で探索された前記探索範囲内における目標位置に関する目標位置情報を通知する目標位置情報通知部と、をさらに備えるようにしてもよい。
(3)また、本発明の一態様に係るリマインダ通知システムにおいて、前記探索部は、前記位置取得部の移動に伴ってカテゴリに属する目標位置のリストである目標位置リストを更新するようにしてもよい。
(4)また、本発明の一態様に係るリマインダ通知システムにおいて、前記探索範囲内に複数の目標位置が探索された場合に、最も早く到達する目標位置である最速到達目標位置を算出する算出部をさらに備え、前記目標位置情報通知部は、前記最速到達目標位置に関する最速到達目標位置情報を通知するようにしてもよい。
(5)また、本発明の一態様に係るリマインダ通知システムにおいて、ユーザによる前記リマインダの通知の確認を検出する確認検出部をさらに備えるようにしてもよい。
(6)また、本発明の一態様に係るリマインダ通知システムにおいて、音響信号を収録する収音部と、前記収音部で収音された音響信号を認識する音声認識部と、さらに備え、前記目標位置設定部は、前記音声認識部で認識された音響信号に基づいて、前記目標位置を設定するようにしてもよい。
(7)また、本発明の一態様に係るリマインダ通知システムにおいて、音響信号を収録する収音部と、前記収音部で収音された音響信号を認識する音声認識部と、前記確認検出部は、前記音声認識部で認識された音響信号に基づいて、前記リマインダ通知の確認を検出するようにしてもよい。
(8)上記の課題を解決するため、本発明の一態様に係るリマインダ通知方法は、位置取得部が所定の位置を取得する位置取得手順と、目標位置設定部が目標位置を設定する目標位置設定手順と、リマインダ通知部が前記目標位置設定手順で設定された目標位置からの近接領域にあるときに、前記近接領域についてのリマインダを通知するリマインダ通知手順と、を含むリマインダ通知方法であって、前記目標位置設定部は、前記目標位置設定手順では、所定のカテゴリに関連付けられた目標位置を設定し、前記リマインダ通知部は、前記リマインダ通知手順では、予め設定されたカテゴリに属する前記複数の目標位置からの近接領域における少なくとも一つに到達した際に前記リマインダを通知する。
上述した(1)及び(8)の構成によれば、所定のカテゴリに関連付けられた目標位置を設定するので、所定のカテゴリを決定することで複数の目標位置を設定することができる。また、複数の目標位置のうちの近接領域における少なくとも一つに到達した際にリマインダを通知する。したがって、複数の目標位置を個々に登録する手間を省くことができる。
上述した(2)の構成によれば、設定される目標位置の数を限定することができる。このため、演算量の削減に寄与することができる。
上述した(3)の構成によれば、ユーザの移動に伴って、目標位置のリストを更新するので、近接の目標位置を随時更新することができる。
上述した(4)の構成によれば、ユーザが最も到達しやすい目標位置を提供することができる。
上述した(5)の構成によれば、ユーザの目標位置への到達を確認することができる。
上述した(6)の構成によれば、目標位置の設定を音声入力で行うことができるので、目標位置の設定を容易なものとすることができる。
上述した(7)の構成によれば、ユーザの目標位置への到達の確認を音声入力で行うことができるので、目標位置への到達の確認を容易なものとすることができる。
一実施形態に係るリマインダ通知システムの構成を示すブロック図である。 携帯端末の構成を示すブロック図である。 POI情報のデータの一例を示す図である。 リマインダ通知システムの処理手順を示すフローチャートである。 目標位置と自己位置との関係を説明するための図である。 ユーザの移動に伴う探索領域、目標位置、特定目標位置の変動の説明をするための図である。 特定目標位置の近傍にユーザが到達した状態を説明するための図である。
まず、本発明の一実施形態の概要について説明する。
本実施形態のリマインダ通知システムは、例えば、ユーザが所有するスマートフォン、タブレットなどの携帯端末及びサーバを備えて構成される。携帯端末から目標位置に関する情報を入力し、ユーザが目標位置に近接したときにリマインダを通知する。目標位置は、所定のカテゴリに分類されており、当該カテゴリを決定することでカテゴリに属する複数の目標位置を設定できる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るリマインダ通知システムの構成を示すブロック図である。図2は、携帯端末2の構成を示すブロック図である。図1に示すように、リマインダ通知システム1は、携帯端末2及びサーバ3を備えている。携帯端末2とサーバ3とは、ネットワーク4を介して互いに通信可能に接続されている。
携帯端末2は、ユーザが所有している。サーバ3は、基地局やクラウドなどの携帯端末2の外部に設けられている。携帯端末2は、入力部10、制御部20、通知部40、及び送受信部50を備えている。サーバ3は、送受信部60、探索部70、及びPOI(Point Of Interest)情報データベースDB(データベース)80を備えている。
<サーバ3>
まず、サーバ3について説明する。サーバ3における送受信部60は、ネットワーク4を介して携帯端末2における送受信部50との間で各種情報の送受信を行う。POI情報DB80には、POI情報のデータが複数記憶されている。POI情報DB80には、POI情報が予め記憶されている。は、固定された情報である。ただし、POI情報DB80に記憶されるPOI情報は例えばユーザの移動に応じて更新されるものであってもよい。POI情報としては、図3に示すように、カテゴリに分類された目標位置の住所が記憶されている。図3は、POI情報のデータの一例を示す図である。図3に示す例では、カテゴリは、店舗の種類に応じて定められている。具体的には、コンビニ(コンビニエンスストア)A、コンビニB、スーパーA、薬局AのカテゴリでPOI情報が分類されている。例えば、コンビニAの各POI情報としての住所は、コンビニAのカテゴリに属する。POI情報DB80には、これらのカテゴリに属する店舗の住所が目標位置の住所として複数記憶されている。
POI情報を分類するカテゴリは、種々の態様で定められている。POI情報を分類するカテゴリには、上記の店舗の種類のほか、店舗の規模、販売される物品の種類及び数量、提供されるサービスの種類、顧客の特性、営業時間などがある。POI情報DB80には、これらのカテゴリに分類されたPOI情報が組み合わされて記憶されていてもよい。例えば、販売される物品には、野菜、酒類、書籍、など種々の物品がある。このうち、野菜が販売される店舗のPOI情報として、コンビニA、コンビニB、スーパーAに含まれる住所が記憶されていてもよい。また、POI情報DB80は、当該物品を販売する店舗の種類をカテゴリとして分類して記憶していてもよい。例えば、野菜について、コンビニ、スーパーの各店舗で販売していることを記憶していてもよい。いわば、「野菜の販売」は、「コンビニ」「スーパー」といった店舗のカテゴリの上位のカテゴリとなる。このように、カテゴリは階層化されていてもよい。
例えば、カテゴリとして「コンビニ」を決定した場合、コンビニA、コンビニBのカテゴリに属するPOI情報が目標位置の情報となる。また、カテゴリとして「野菜の購入」を決定した場合、「コンビニ」「スーパー」のカテゴリに属するコンビニA、コンビニB、スーパーAのカテゴリに属するPOI情報が目標位置の情報となる。POI情報DB80が設けられているサーバ3は、ユーザが所有する携帯端末2以外の端末との情報の送受信を行っている。また、携帯端末以外の機器等との情報交換も行っている。このため、POI情報DB80は、サーバ3に設けられていることによって、携帯端末2に設けられている場合よりも情報収集の機会を多くできるので、POI情報の更新を容易に行うことができる。
探索部70は、携帯端末2から送信された入力情報及び探索領域情報を受信した場合に、探索領域情報に基づく探索領域内における入力情報に基づくカテゴリに属するPOI情報をPOI情報DBに対して探索する。探索部70は、探索した探索領域内POI情報を、送受信部60に出力する。送受信部60は、探索部70から出力された探索領域内POI情報を携帯端末2に送信する。
これらの探索部70及びPOI情報DB80は、サーバ3ではなく携帯端末2に設けることもできる。この場合、リマインダ通知システム1においてサーバ3は不要となり、携帯端末2における送受信部50なども不要となる。ただし、POI情報DB80に記憶される情報量が膨大となることがある。このため、携帯端末2の外部におけるサーバ3でPOI情報記憶する態様が好適である。
<携帯端末2>
次に、携帯端末2について説明する。図2に示すように、携帯端末2における入力部10は、タッチ入力部11及び収音部12を備えている。制御部20は、位置取得部21、地図情報DB22、音声認識部23、入力情報処理部24、自己位置判定部25、探索領域判定部26,目標位置設定部27、目標位置通知情報生成部28、特定目標位置判定部29、リマインダ通知情報生成部30、確認検出部31、表示画像制御部32、音声制御部33、及び振動制御部34を備えている。通知部40は、画像表示部41、スピーカ42、及びバイブレータ43を備えている。
タッチ入力部11は、携帯端末2の画面に設けられたタッチパネルで構成されている。タッチ入力部11は、所定の目的に応じたアイコンが表示された画面及び当該画面に対するユーザ等のタッチ入力を検出する。タッチ入力部11は、ユーザが画面に表示されたアイコンをタッチして入力した入力情報を検出する。タッチ入力部11は、検出した入力情報を入力情報処理部24に出力する。また、タッチ入力部11に文字入力画面(例えばキーボード)が表示され、該文字入力画面からユーザによる指操作により所望の内容が入力されてもよい。
タッチ入力部11には、POI情報のカテゴリに応じたアイコンが表示される。例えば、タッチ入力部11には、野菜、酒類、書籍などの商品のアイコンが表示される。タッチ入力部11におけるこれらのアイコンが操作されることにより、操作されたアイコンに対応する商品の購入がユーザによって要求される。
また、タッチ入力部11に表示されるアイコンには、所定の店舗に対応するアイコン、公共料金の支払いなどのサービスの提供に対応するアイコンなどがある。タッチ入力部11におけるこれらのアイコンが操作されることにより、操作されたアイコンに対応する店舗への入店、サービスの提供がユーザによって要求される。
収音部12は、携帯端末2に設けられたマイクロフォンによって構成されている。収音部12は、ユーザ等が発する音声信号を収録する。収音部12は、取得した音声信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、変換した音声信号を制御部20における音声認識部23に出力する。音声信号には、例えば、目標位置を設定するための情報及び目標位置に到着したことを表すための情報が含まれている。なお、収音部12は接話型のマイクロフォンを用いてもよいし、複数のマイクロフォンで構成されるマイクロフォンアレイを用いて構成してもよい。マイクロフォンアレイを用いる場合、例えば、周知の遅延和型ビームフォーミング(Beam Forming)などのアルゴリズムを用いることによって、雑音下における音声認識精度を向上させることができる。
収音部12では、ユーザの発声に基づく音声信号を収録する。例えば、収音部12に対してユーザが「野菜が欲しい」という発声に基づく音声信号を収録する。このため、収音部12による入力は、タッチ入力部11に表示されたアイコンの操作による入力よりもユーザの入力が容易となる。
制御部20における位置取得部21は、GPS(全地球測位網、Global Positioning System)であり、携帯端末2の現在地の位置情報を取得する。位置取得部21は、取得した現在地の位置情報を自己位置判定部25に出力する。また、位置取得部21は、携帯端末の基地局等から現在地の位置情報を取得するようにしてもよい。
地図情報DB22には、ユーザの行動範囲、例えば日本国内の地図情報が格納されている。地図情報DB22は、自己位置判定部25が地図情報を読み出した場合に、格納されている地図情報を自己位置判定部25に出力する。地図情報DB22は、目標位置設定部27が地図情報を読み出した場合に、格納されている地図情報を目標位置設定部27に出力する。
音声認識部23は、収音部12によって収音された音声信号を認識し、かつ意図理解し、ユーザの音声に基づく入力情報を生成する。例えば「野菜が欲しい」という発声に基づく音声信号を認識した場合は、入力情報として「野菜の購入」に応じた入力情報を生成する。音声認識部23は、生成した入力情報を入力情報処理部24に出力する。ここで、音声認識部23は、HMM(Hidden Markov model;隠れマルコフモデル)やN-gramなどの周知の音声認識の手法を用いて動作する。なお、本実施の形態では、音声認識部23が携帯端末内で動作する例が示されているが、音声認識部23を音声を入力する機能のみを実行させるようにし、入力された音声信号を図示しないサーバ側に送信し、そのサーバにて音声認識させるようにしてもよい。また、音声認識部23は、自部に記憶されている概念モデルを用いて、周知の方法によって発話内容の意図を理解する。なお、概念モデルとは、意味理解に用いる規則や方法などが記述されているモデルである。
入力情報処理部24は、タッチ入力部11から出力された入力情報又は音声認識部23から出力された入力情報に基づいて、目標位置入力情報、到着確認情報、又は目標位置キャンセル情報を生成する。入力情報処理部24は、生成した目標位置入力情報を自己位置判定部25及び送受信部50に出力する。入力情報処理部24は、生成した到着確認情報及び目標位置キャンセル情報を確認検出部31に出力する。入力情報処理部24は、生成した目標位置入力情報を目標位置設定部27に出力する。また、目標位置キャンセル情報とは、目標位置入力情報を消去する情報である。
自己位置判定部25は、入力情報処理部24から目標位置入力情報が出力された際に、位置取得部21から出力された現在地の位置情報に基づいて、当該現在位置の周囲における地図情報を地図情報DB22から読み出す。自己位置判定部25は、現在地の位置情報及び地図情報DB22から読み出した地図情報に基づいて、ユーザの自己位置を判定し、自己位置情報を生成する。自己位置判定部25は、生成した自己位置に関する自己位置情報を探索領域判定部26、目標位置設定部27、及び特定目標位置判定部29に出力する。
探索領域判定部26は、自己位置判定部25から出力された自己位置情報に基づいて、目標位置を探索する探索領域を判定する。探索領域判定部26は、判定した探索領域に関する探索領域情報を送受信部50に出力する。探索領域としては、例えばユーザの周囲における所定の範囲内としてもよい。例えば、ユーザの周囲の半径500m、1kmなどの圏内を探索領域としてもよい。
また、探索領域は、ユーザの状況に応じて適宜決定としてもよい。ユーザの状況は、ユーザが利用している移動手段によって判断するようにしてもよい。例えば、ユーザが徒歩で移動中の場合と自動車で移動中の場合とでは、徒歩で移動中の場合の方が自動車で移動中の場合よりも探索領域を狭くするようにしてもよい。また、ユーザが電車で移動中の場合は、電車の進行方向に絞って探索領域を設定ようにしてもよい。また、ユーザが自動車で自動車専用道路を走行中の場合には、自動車専用道路の出口の近辺で探索領域を設定するようにしてもよい。
目標位置設定部27は、サーバ3からネットワーク4を介して送信され、送受信部50が受信した探索領域内のPOI情報を取得した場合に、地図情報DB22から地図情報を読み出す。目標位置設定部27は、読み出した地図情報と、取得したPOI情報と、入力情報処理部24から出力された目標位置入力情報と、に基づいて、目標位置のリスト(以下「目標位置リスト」という)を作成し、当該目標位置リストに含まれる目標位置の設定を行う。目標位置設定部27で作成される目標位置リストに含まれ、目標位置設定部27で設定される目標位置の情報(以下「目標位置情報」という)は、単数であることもあるし、複数であることもある。
目標位置設定部27は、設定した目標位置情報と、自己位置判定部25から出力された自己位置情報と、に基づいて特定目標位置を算出する。目標位置設定部27は、ユーザが最も早く到達する目標位置を特定目標位置として算出する。特定目標位置は、目標位置リストに含まれる目標位置の中から決定される。特定目標位置とは、目標位置が複数存在する場合に、ユーザが最も早く到達する目標位置である。本実施形態では、特定目標位置を、目標位置の中でユーザから最も近い位置にある目標位置としている。ただし、他の態様で特定目標位置を算出することもできる。例えば、ユーザが車両で移動中の場合に、高速道路を利用することで早く到達できる目標位置よりも高速道路を利用しても早く到着できない目標位置とでは、高速道路を利用することで早く到着できる目標位置の方を特定目標位置とすることができる。目標位置設定部27は、設定した目標位置情報及び算出した特定目標位置に関する特定目標位置情報を地図情報とともに目標位置通知情報生成部28及び特定目標位置判定部29に出力する。
目標位置設定部27は、地図上における自己位置及び算出した特定目標位置に基づいて、地図情報DBを探索して周知の手法を用いて自己位置から特定目標位置までの最短経路を算出する。目標位置設定部27は、算出した最短経路に関する最短経路情報を、目標位置情報に付加して目標位置通知情報生成部28及び特定目標位置判定部29に出力する。
目標位置通知情報生成部28は、目標位置設定部27から出力された目標位置情報、特定目標位置情報、及び地図情報に基づいて、目標位置を通知するための目標位置通知情報と、特定目標位置を通知するための特定目標位置通知情報と、を生成する。また、目標位置通知情報生成部28は、目標位置設定部27から出力された最短経路情報に基づいて、特定目標位置までの最短経路通知情報を生成する。目標位置通知情報生成部28は、生成した目標位置通知情報、特定目標位置通知情報、及び最短経路情報を表示画像制御部32、音声制御部33、及び振動制御部34に出力する。
特定目標位置判定部29は、目標位置設定部27から出力された特定目標位置と、自己位置判定部25から出力された自己位置情報と、に基づいて、ユーザが特定目標位置の近接領域に入ったか否かを判定する。特定目標位置の近接領域は、携帯端末2を所有するユーザの例えば半径10m以内、30m以内、半径50m以内などの特定目標位置が携帯端末2を所有するユーザの視界に入る程度の範囲とする。ただし、特定目標位置の近接領域を他の範囲に設定してもよい。特定目標位置判定部29は、ユーザが特定目標位置の近接領域に入った場合に、特定目標位置接近情報をリマインダ通知情報生成部30に出力する。
特定目標位置判定部29は、特定目標位置と自己位置情報とに基づいて、ユーザが特定目標位置に到着したか否かを判定する。ユーザが特定目標位置に到着したか否かの判定は、ユーザの自己位置と特定目標位置とが一致しているか否か又は所定の範囲に入っているか否かによって行う。なお、所定の範囲とは、例えば半径3m以内である。特定目標位置判定部29は、ユーザが特定目標位置に到着したと判定した場合に、特定目標位置到着情報を生成してリマインダ通知情報生成部30に出力する。
特定目標位置判定部29は、ユーザが特定目標位置に到着したと判定した場合に、確認タイマをセットする。確認タイマは、特定目標位置への到着確認をユーザが行うまでの時間である到着確認時間をカウントダウン又はカウントアップするタイマであり、例えば30秒とすることができる。到着確認時間は、他の時間でもよい。
リマインダ通知情報生成部30は、特定目標位置判定部29から特定目標位置接近情報が出力されたときに、接近通知情報を生成する。リマインダ通知情報生成部30は、特定目標位置判定部29から特定目標位置到着情報が出力されたときに、到着通知情報を生成する。リマインダ通知情報生成部30は、生成した接近通知情報及び到着通知情報を表示画像制御部32、音声制御部33、及び振動制御部34に出力する。なお、接近通知情報と到着通知情報とを合わせてリマインダ通知情報ともいう。
確認検出部31は、入力情報処理部24から到着確認情報が出力されたときに、携帯端末2を所有するユーザの目標位置への到着を確認して目標位置設定をキャンセルする。確認検出部31は、入力情報処理部24から目標位置キャンセル情報が出力されたときに、目標位置の設定をキャンセルする。確認検出部31は、目標位置設定をキャンセルする場合に、画像取消情報、音声取消情報、及び振動取消情報を表示画像制御部32、音声制御部33、及び振動制御部34にそれぞれ出力する。
表示画像制御部32は、画像表示部41に表示される画像の制御を行う。表示画像制御部32は、目標位置通知情報生成部28から出力された目標位置通知情報に応じた目標位置通知画像情報及び特定目標位置通知情報に応じた特定目標位置通知画像情報を生成する。表示画像制御部32は、目標位置通知情報生成部28から出力された最短経路情報に応じた最短経路画像情報を生成する。表示画像制御部32は、リマインダ通知情報生成部30から出力された接近通知情報に応じた接近通知画像情報を生成する。表示画像制御部32は、リマインダ通知情報生成部30から出力された到着通知情報に応じた通知画像情報を生成する。表示画像制御部32は、生成した目標位置通知画像情報、特定目標位置通知画像情報、最短経路画像情報、接近通知画像情報、及び到着通知情報を画像表示部41に出力する。表示画像制御部32は、確認検出部31から目標位置キャンセル情報が出力されたときに、目標位置通知画像情報、特定目標位置通知画像情報、最短経路画像情報、接近通知画像情報、及び到着通知情報に基づく画像を消去させる画像取消情報を生成する。表示画像制御部32は、生成した画像取消情報を画像表示部41に出力する。
音声制御部33は、スピーカ42から発せられる音声の制御を行う。音声制御部33は、目標位置通知情報生成部28から出力された目標位置通知情報に応じた目標位置通知音声情報及び特定目標位置通知情報に応じた特定目標位置通知音声情報を生成する。音声制御部33は、目標位置通知情報生成部28から出力された最短経路情報に応じた最短経路音声情報を生成する。音声制御部33は、リマインダ通知情報生成部30から出力された接近通知情報に応じた接近通知音声情報を生成する。音声制御部33は、リマインダ通知情報生成部30から出力された到着通知情報に応じた到着通知音声情報を生成する。音声制御部33は、生成した目標位置通知音声情報、特定目標位置通知音声情報、最短経路音声情報、接近通知音声情報、及び到着通知音声情報をスピーカ42に出力する。音声制御部33は、確認検出部31から目標位置キャンセル情報が出力されたときに、目標位置通知音声情報、特定目標位置通知音声情報、最短経路音声情報、接近通知音声情報、及び到着通知音声情報に基づく音声を消去させる音声取消情報を生成する。音声制御部33は、生成した音声取消情報をスピーカ42に出力する。
振動制御部34は、バイブレータ43における振動の制御を行う。振動制御部34は、目標位置通知情報生成部28から出力された目標位置通知情報に応じた目標位置通知振動情報及び特定目標位置通知情報に応じた特定目標位置通知振動情報を生成する。振動制御部34は、リマインダ通知情報生成部30から出力された接近通知情報に応じた接近通知振動情報を生成する。振動制御部34は、リマインダ通知情報生成部30から出力された到着通知情報に応じた到着通知振動情報を生成する。振動制御部34は、生成した目標位置通知振動情報、特定目標位置通知振動情報、接近通知振動情報、及び到着通知振動情報をスピーカ42に出力する。振動制御部34は、確認検出部31から目標位置キャンセル情報が出力されたときに、目標位置通知振動情報、特定目標位置通知振動情報、接近通知振動情報、及び到着通知振動情報に基づく振動を終了させる振動取消情報を生成する。振動制御部34は、生成した振動取消情報をバイブレータ43に出力する。
通知部40における画像表示部41は、例えば液晶表示パネルを備えて構成されている。画像表示部41は、表示画像制御部32から出力された目標位置通知画像情報に応じた目標位置通知画像を表示する。画像表示部41は、表示画像制御部32から出力された特定目標位置通知画像情報に応じた特定目標位置通知画像を表示する。画像表示部41は、表示画像制御部32から出力された接近通知画像情報に応じた接近通知画像を表示する。画像表示部41は、表示画像制御部32から出力された到着通知画像情報に応じた到着通知画像を表示する。画像表示部41は、目標位置通知画像、特定目標位置通知画像、接近通知画像、到着通知画像が表示されているときに画像取消情報が出力された場合に、表示されている目標位置通知画像、特定目標位置通知画像、接近通知画像、到着通知画像を消去する。
目標位置通知画像は、例えば地図及び地図上における目標位置を表した画像である。目標位置通知画像では、地図上で目標位置が目立つように、目標位置が明るい色で表示される。目標位置通知画像は、地図を表示しない態様であってもよく、目標位置が点滅していない態様であってもよい。目標位置通知画像は、これらの表示態様を合わせた表示態様の画像であってもよい。目標位置通知画像は、他の態様であってもよい。
特定目標位置通知画像は、例えば地図及び地図上における特定目標位置を表した画像である。特定目標位置通知画像では、地図上で目標位置が目立つように、特に目標位置通知画像よりも目立つように大きく明るい色で点滅した状態で表示される。特定目標位置通知画像は、目標位置が点滅していない態様であってもよい。特定目標位置通知画像は、これらの表示態様を合わせた表示態様の画像であってもよく、他の態様であってもよい。
接近通知画像は、例えば目標位置が近接したことを説示する画像である。接近通知画像は、ユーザの現在の位置から特定目標位置までの最短の道順を示す画像である。接近通知画像は、目標位置が近接したことを文字で表示する画像であってもよい。接近通知画像は、目標位置通知画像と合わせて表示してもよい。接近通知画像は、これらの表示態様を合わせた表示態様の画像であってもよい。接近通知画像は、他の態様であってもよい。
到着通知画像は、例えばユーザが目標位置に到達したことを説示する画像である。到着通知画像は、例えば目標位置を点滅させながら大きく表示した画像である。到着通知画像は、他の態様であってもよい。到着通知画像は、例えば、「目標位置に到着しました。到着確認してください。」の文字表示である。
スピーカ42は、音声制御部33から出力された目標位置通知音声情報に応じた目標位置通知音を発する。特定目標位置通知音は、例えば、現在地から特定目標位置までの道順を説明する音声である。特定目標位置通知音は、特定目標位置の特徴を説明する音声としてもよい。目標位置通知音は、他の音声であってもよい。
スピーカ42は、接近通知音声情報に応じた接近通知音を発する。接近通知音は、例えば、「目標位置が近づきました」の言葉を発する音声である。接近通知音は、他の音声以外の音であってもよい。スピーカ42は、到着通知音声情報に応じた到着通知音を発する。到着通知音は、例えば、「目標位置に到着しました。到着確認をしてください。」の言葉を発する音声である。到着通知音は、他の音声であってもよい。スピーカ42は、目標位置通知音、特定目標位置通知音、接近通知音、到着通知音を発しているときに画像取消情報が出力された場合に、発している目標位置通知音、特定目標位置通知音、接近通知音、到着通知音の発声を中止する。
バイブレータ43は、振動制御部34から出力された位置通知振動情報に応じた目標位置通知振動を発する。バイブレータ43は、振動制御部34から出力された特定目標位置通知振動情報に応じた特定目標位置通知振動を発する。バイブレータ43は、接近通知振動情報に応じたリ接近通知振動を発する。バイブレータ43は、到着通知振動情報に応じた到着通知振動を発する。これらの目標位置通知振動、特定目標位置通知振動、接近通知振動、及び到着通知振動は、共通する振動パターンの振動であってもよく、異なる振動パターンの振動であってもよい。また、目標位置通知振動、特定目標位置通知振動、接近通知振動、及び到着通知振動のうちの2つ又は3つが共通する振動パターンであり、他の振動パターンが異なる振動パターンであってもよい。バイブレータ43は、接近通知振動、到着通知振動を発しているときに画像取消情報が出力された場合に、発している振動を停止させる。
送受信部50は、入力情報処理部24から出力された目標位置入力情報及び探索領域判定部26から出力された探索領域情報をサーバ3の送受信部60にネットワーク4を介して送信する。送受信部50は、サーバ3の送受信部60から送信されるPOI情報を受信する。送受信部50は、受信したPOI情報を目標位置設定部27に出力する。
次に、本実施形態に係るリマインダ通知システムにおける処理について説明する。図4は、本実施形態に係るリマインダ通知システムの処理手順を示すフローチャートである。本実施形態に係るリマインダ通知システムでは、ユーザによって目標位置入力が行われたか否かを判断する(ステップS11)。目標位置入力は、入力部10におけるタッチ入力部11への入力又は収音部12への発声によって行われる。目標位置入力としては、例えば、具体的な行き先及びユーザの目的がある。行き先としては、例えば、コンビニA、薬局Aがある。ユーザの目的には、例えば、野菜の購入、公共料金の支払いがある。制御部20は、入力情報処理部24に目標位置入力情報が出力されたか否かによって目標位置設定が行われたか否かを判断する。
目標位置入力の手法について更に詳細に説明する。音声を用いて目標位置を入力する場合、ユーザは、例えば、『○○駅の近くのコンビニで牛乳を買う』と発話する。すると、発話内容は音声認識部23により音声認識されるとともに、意図理解がされ、目的地:『○○駅の近くのコンビニ』、『タスク:牛乳を買う』と制御部20内にてタスクが認識される。そして、表示画像制御部32は、画像表示部41に、『目的地:○○駅の近くのコンビニ』、『タスク:牛乳を買う』と表示し、更に図示しない確認ボタン及び取り消しボタンを表示する。ユーザは、目的地及びタスクが画像表示部41に表示されている内容でよい場合には、確認ボタンをタッチし、少なくとも目的地またはタスクの一つが所望のものと異なる場合には、キャンセルボタンをタッチする。確認ボタンが押された場合には、画像表示部41に表示されている内容で目的地及びタスクが登録され、一方、キャンセルボタンがタッチされた場合には、音声制御部33は、予め用意されたシナリオを用いて、例えば、『目的地及びタスクをもう一度発話してください』のように、ユーザに再度目的地及びタスクを入力するように促す。
なお、目的地及びタスクの確認手法は、画像表示部41における表示に限らず、音声によって行ってもよい。その場合、先の例でいうと、音声制御部33は、『目的地は○○駅の周辺のコンビニでよろしいですか?』をスピーカ42から周知の音声合成の手法等を用いて発話し、ユーザは、その内容でよい場合には、『はい』、そうでない場合には『いいえ』または『違います』のように発話し、その発話は収音部12にて収音され音声認識部23に出力される。『はい』と肯定的な内容が発話された場合には、制御部20は、先にスピーカで発話された目的地及びタスクを登録し、『いいえ』『違います』などのように否定的な内容が発話された場合には、音声制御部33は、予め用意されたシナリオを用いて、例えば、『目的地及びタスクをもう一度発話してください』のように、ユーザに再度目的地及びタスクを入力するように促す。なお、音声制御部33は『目的地は○○駅でよろしいですか?』、『タスクは牛乳を買うでよろしいですか?』とユーザから発話された内容を意味毎に個別にユーザに尋ねることにより、音声認識全体としての認識精度を向上させることができる。さらに、目的地及びタスクの確認手法は、画像表示部41に表示させる方法と音声によりユーザに確認させる方法の双方(ハイブリッド型)を用いてもよい。
判断の結果、目標位置入力が行われていない場合には(ステップS11:NO)、目標位置入力が行われるまでステップS11の処理を繰り返す。一方、目標位置入力が行われた場合(ステップS11:YES)、自己位置判定部25は、自己位置して自己位置情報を取得する(ステップS12)。自己位置判定部25は、取得した自己位置情報を探索領域判定部26、目標位置設定部27、及び特定目標位置判定部29に出力する。続いて、探索領域判定部26は、自己位置判定部25から出力された自己位置情報に基づいて、探索領域を判定する(ステップS13)。
探索領域判定部26は、判定した探索領域を送受信部50に出力する(ステップS13)。送受信部50は、入力情報処理部24から出力された目標位置入力情報及び探索領域判定部26から出力された探索領域をサーバ3に送信する。サーバ3は、携帯端末2から送信された目標位置入力情報及び探索領域情報に基づいて、探索領域内におけるPOI情報を作成して、携帯端末2に送信する。
携帯端末2における送受信部50は、送信された探索領域内POI情報を受信して目標位置設定部27に出力する。続けて、目標位置設定部27は、探索領域内に目標位置があるか否かを判断する(ステップS14)。探索領域内に目標位置があるか否かの判断は、受信した探索領域POI情報に目標位置が含まれているか否かによって行う。
判断の結果、目標位置設定部27は、探索領域内POI情報に目標位置が含まれておらず、探索領域内に目標位置がないと判断した場合(ステップS14:NO)、そのままリマインダ通知システムにおける処理を終了する。また、目標位置設定部27は、探索領域内POI情報に目標位置が含まれており、探索領域内に目標位置があると判断した場合(ステップS14:YES)、探索領域内POI情報に基づいて、目標位置リストを作成し、目標位置リストに基づく目標位置情報を生成して、目標位置通知情報生成部28に出力する(ステップS15)。続けて、目標位置通知情報生成部28は、出力された目標位置情報に基づいて目標位置通知情報を生成し、表示画像制御部32、音声制御部33、及び振動制御部34に出力する。
目標位置設定部27は、自己位置情報及び目標位置情報に基づいて、特定目標位置を決定する(ステップS16)。目標位置設定部27は、生成した目標位置情報が一つである場合、その目標位置を特定目標位置として決定する。また目標位置設定部27は、生成した目標位置が複数である場合、これらの複数の目標位置のうち、自己位置に最も近い目標位置を特定目標位置として決定する。
その後、特定目標位置判定部29は、自己位置が特定目標位置の近接領域に入ったか否かを判断する(ステップS17)。その結果、特定目標位置判定部29は、自己位置が特定目標位置の近接領域に入ったと判断した場合(ステップS17:YES)、特定目標位置接近情報を生成してリマインダ通知情報生成部30に出力する(ステップS18)。リマインダ通知情報生成部30は、出力された特定目標位置接近情報に基づいて接近通知情報を生成し、表示画像制御部32、音声制御部33、及び振動制御部34に出力する。
続いて、特定目標位置判定部29は、ユーザが特定目標位置に到着したか否かを判断する(ステップS19)。ユーザが特定目標位置に到着したと特定目標位置判定部29が判断した場合(ステップS19:YES)、確認検出部31は、入力情報処理部24から出力された到着確認情報に基づいて、到着確認の有無を判定する(ステップS20)。その結果、確認検出部31は、入力情報処理部24から到着確認情報が出力されており、ユーザによって到着確認が行われた(到着確認があった)と判定した場合(ステップS20:YES)、目標位置設定を解除し(ステップS22)、リマインダ通知システムにおける処理を終了する。
ここで、リマインダ通知及びその確認手法について更に詳細に説明する。例えば、目的地:『○○駅の近くのコンビニ』、タスク:『牛乳を買う』が入力されたとする。ユーザの現在位置が『○○駅の近くのコンビニ』に接近した場合には、制御部20は、振動制御部34の制御によりバイブレータ43を動作させユーザに目的地に接近したことを通知し、表示画像制御部32の制御により画像表示部41に『○○駅の近くのコンビニに近づきました、牛乳を購入してください』と表示させることにより、ユーザにタスクを知らせる。また、画像表示部41とともに音声制御部33の制御により『○○駅の近くのコンビニに近づきました、牛乳を購入してください』と発話してもよい。ユーザに対するリマインダの通知方法は、画像表示部41及びスピーカ42の双方を用いて行ってもよいし、画像表示部41またはスピーカ42のどちらかを用いてもよい。
表示画像制御部32は、図示しない『確認』ボタンを画像表示部41に表示させる。ユーザは、リマインダの内容を実行、上記の例では、『牛乳を買った』場合には、『確認』ボタンを指操作によりタッチすると、制御部20はリマインダをユーザが実行したと判断することができる。また、ユーザは、リマインダを実行した場合には、『牛乳を買った』あるいは『リマインダ実行完了』など、リマインダを実行した旨を発話し、実行した旨が収音部12及び音声認識部23を介して制御部が理解するようにしてもよい。確認手法は、画像表示部41と音声認識部23の両方を用いた場合でもよいし、画像表示部41又は音声認識部23の少なくとも一つが用いられた場合であってもよい。
また、確認検出部31は、入力情報処理部24から到着確認情報が出力されておらず、到着確認がなかったと判定した場合(ステップS20:NO)、確認タイマによって計測される到着確認時間が経過したか否かを判断する(ステップS21)。その結果、確認検出部31は、到着確認時間が経過していないと判断した場合(ステップS21:NO)、そのままリマインダ通知システムにおける処理を終了する。また、到着確認時間が経過したと判断した場合(ステップS21:YES)、目標位置設定を解除し(ステップS22)、リマインダ通知システムにおける処理を終了する。
ステップS17において、特定目標位置判定部29が、自己位置が特定目標位置の近接領域に入っていないと判断した場合(ステップS17:NO)、確認検出部31は、目標位置設定がキャンセルされたか否かを判断する(ステップS22)。また、ステップS19において、ユーザが特定目標位置に到着していないと特定目標位置判定部29が判断した場合(ステップS19:NO)、確認検出部31は、目標位置設定がキャンセルされたか否かを判断する(ステップS23)。確認検出部31は、入力情報処理部24からキャンセル情報が出力されたか否かによって目標位置設定がキャンセルされたか否かを判断する。
その結果、確認検出部31は、入力情報処理部24からキャンセル情報が出力されており、目標位置設定がキャンセルされたと判断した場合(ステップS23:YES)、目標位置設定を解除し(ステップS22)、リマインダ通知システムにおける処理を終了する。また、入力情報処理部24からキャンセル情報が出力されておらず、目標位置設定がキャンセルされていないと判断した場合(ステップS23:NO)、特定目標位置判定部29は、ユーザが目標位置入力をしてから所定距離移動したか否かを判断する(ステップS24)。ここでの所定距離は、例えば探索範囲に含まれる目標位置に変更が生じる可能性が高くなる距離であり、例えば30m、50m、200m、500m、1kmなどとすることができる。所定距離は、その他の距離でもよい。
特定目標位置判定部29は、ユーザが目標位置入力をしてから所定距離移動したと判断した場合(ステップS24:YES)、ステップS12に戻り、自己位置判定部25は、自己位置を判定する。また、特定目標位置判定部29は、ユーザが目標位置入力をしてから所定距離移動していないと判断した場合には(ステップS24:NO)、ステップS16に戻り、特定目標位置を決定する。以後、ステップS21において目標位置設定が解除された後に、リマインダ通知システムにおける処理が終了する。
次に、目標位置と自己位置との関係について図5を参照して説明する。図5は、目標位置と自己位置との関係を説明するための図である。自己位置判定部25で判定された位置をユーザUの自己位置PPとすると、探索領域判定部26では、自己位置PPを中心とした半径Rの円内の領域を探索領域ARとする。目標位置設定部27は探索領域内POI情報に基づいて、目標位置リストを作成し、目標位置リストに基づいて探索領域AR内における目標位置PM1〜PM6を設定する。目標位置PM1〜PM6は、いずれも目標位置リストに含まれる目標位置である。なお、目標位置PM1〜PM6の周囲には、進入判定領域MJTが設定されている。進入判定領域MJTは、目標位置PMの近接領域に相当する領域であり、半径rの円形の範囲とされている。半径rは、適宜の長さとすることができ、例えば10m、30m、50mとすることができる。
目標位置設定部27は、自己位置PPから各目標位置PM1〜PM6までのそれぞれ距離を求めて比較する。そして、目標位置設定部27は、自己位置PPから最も近くに位置する目標位置を特定目標位置として決定する。図5に示す例では、第5目標位置PM5が特定目標位置となる。
目標位置設定部27は、自己位置PPを中心とする地図上における自己位置PP及び目標位置PM1〜PM5に基づいて、自己位置PPから特定目標位置PM5までの最短経路を算出する。図5に示す例では、自己位置PP〜第5目標位置PM5をつなぐ経路NR1が最短経路となる。これらの目標位置、特定目標位置、最短経路は、通知部40における画像表示部41に表示される。また、画像表示部41には、目標位置及び特定目標位置のプロフィールが表示される。ここでのプロフィールには、店舗の名称、店舗の種類、販売品目、営業時間、店舗までの距離が含まれる。これらのプロフィールは、スピーカ42から発声もされる。
目標位置及び特定目標位置が通知されると、ユーザUは、これらの通知を参照して、行先の目標位置を決定することができる。行先の目標位置は、特定目標位置でもよいし、特定目標位置以外の目標位置であってもよい。ユーザUが行先の目標位置に移動を開始し、所定距離移動すると、リマインダ通知システム1は、目標位置設定がキャンセルされるまで目標位置設定を再度実行する。
また、ユーザが所定距離移動として例えば50m移動すると、目標位置設定を再度実行する。このため、ユーザが移動すると、目標位置及び特定目標位置が変動して随時更新される。この目標位置及び特定目標位置の変動について説明する。図6は、ユーザUの移動に伴う探索領域、目標位置、特定目標位置の変動の説明をするための図である。
図6に示す例では、ユーザUが第1自己位置PP1〜第6自己位置PP6まで順に移動したとする。ここで、ユーザUの移動に伴い、探索領域も第1探索領域AR1〜第6探索領域AR6まで移動する。探索領域が移動すると、探索領域内における目標位置が変動する。目標位置設定部27は、ユーザUの自己位置PP及び探索領域ARの移動に伴って、目標位置リストを随時更新する。なお、図5では、図6におけるユーザが第3自己位置PP3に位置する状態を示しており、図6中の、目標位置PM1〜PM6は、図5に示した目標位置である。また、第0目標位置PM0は、第3探索領域AR3には含まれない目標位置であるため、図5には示されていない目標位置である。
図6に示すように、ユーザUが第1自己位置PP1に位置しているときには、第1探索領域AR1には、第0目標位置PM0〜第2目標位置PM2の3つの目標位置が含まれる。この状態では、第0目標位置PM0〜第2目標位置PM2のうち、第1目標位置PM1が自己位置PP1から最も近い目標位置である。このため、第1目標位置PM1が特定目標位置となる。
このとき、通知部40は、第1目標位置PM1を特定目標位置として通知する。ところが、ユーザUが第1目標位置PM1の方向に移動せず、第2自己位置PP2に移動したとする。この状態では、第2探索領域AR2から、第0目標位置PM0が外れて第2探索領域AR2内には、第1目標位置PM1及び第2目標位置PM2の2つの目標位置が含まれる。また、第2自己位置PP2からは、第2目標位置PM2の方が第1目標位置PM1よりも近くなり、第2目標位置PM2が特定目標位置となる。
さらに、ユーザUは、第2目標位置PM2の方向に移動せず、第3自己位置PP3に移動したとする。この状態では、第3探索領域AR3には、第1目標位置PM1〜第6目標位置PM6までの6つの目標位置が含まれる。また、第3自己位置PP3からは、第5目標位置PM5の方が第2目標位置PM2よりも近くなり、第5目標位置PM5が特定目標位置となる。
このように、ユーザの移動に伴って探索領域ARが変動するとともに、特定目標位置も変化する。そして、最終的に、特定目標位置に到達するまで、同様の処理が繰り返される。図6に示す例では、ユーザUは、最終的に第6目標位置PM6を特定目標位置として、第6目標位置PM6に到着している。この間、探索領域AR、探索領域ARに含まれる目標位置PM、及び特定目標位置が変動する。なお、ユーザUが特定目標位置の方向に移動する場合には、通常、特定目標位置が変化することはない。この場合でも、探索領域ARは変動し、探索領域ARに含まれる目標位置PMが変動することはある。
次に、ユーザが目標位置に到達した場合について説明する。図7は、特定目標位置の近傍にユーザが到達した状態を説明するための図である。 特定目標位置判定部29は、当該進入判定領域MJTにユーザU1が進入した場合に、ユーザが目標位置の近傍に到達したと判定する。さらに、特定目標位置判定部29は、ユーザの自己位置と特定目標位置とが一致したときにユーザが目標位置に到達したと判定する。特定目標位置判定部29は、進入判定路領域MJTへのユーザUの進入を判定して、リマインダを通知する。さらには、ユーザU2のように、ユーザが特定目標位置判定部29から退出した場合にリマインダを通知することもできる。例えば、この場合のリマインダとしては、「目標位置から遠ざかりました」とすることができる。
このように、本実施形態に係るリマインダ通知システム1においては、所定のカテゴリに関連付けられた目標位置を複数設定し、複数の目標位置からの近接領域における少なくとも一つに到達したときにリマインダを通知する。このため、ユーザは、所定のカテゴリの関連事項を入力するだけで、複数の目標位置を設定することができる。例えば、所定のカテゴリの関連事項として、野菜を購入したい旨を入力したとする。この場合、リマインダ通知システムは、野菜を販売する店舗のPOI情報を取得して、目標位置リストを作成し、目標位置リストに含まれる目標位置を近隣の地図とともに画像表示部41に表示する。このため、野菜販売店の情報を個々に登録する必要がないので、目標位置の登録の手間を軽減することができる。
また、リマインダ通知システム1では、探索領域判定部26において、カテゴリに関連する目標位置を探索する範囲を所定の範囲に限定している。このため、探索する目標位置の数を少数に限定することができるので、ユーザの位置に近い範囲での目標位置の探索を実行しながらも演算量の削減に寄与することができる。
また、リマインダ通知システム1は、目標位置が複数存在する場合に、ユーザから最も近い目標位置を算出し、特定目標位置情報を生成している。この特定目標位置を画像表示部41に表示するので、ユーザが最も到達しやすい目標位置を提供することができる。さらには、特定目標位置までの最短経路も表示するので、ユーザは、最も到達しやすい目標位置に容易に到達することができる。
さらに、リマインダ通知システム1は、ユーザが目標位置に到着したときに、到着確認ができるようにしている。このため、ユーザの目標位置への到着を確認できるので、リマインダが不要となった時に、確実に処理を終了させることができる。また、目標位置設定がキャンセルされた場合に、処理を終了させるようにしている。このため、リマインダが不要となった時に、さらに確実に処理を終了させることができる。
また、入力部10は、タッチ入力部11のほか、収音部12を備えている。このため、ユーザは、目標位置の情報、目標位置への到着情報、目標位置をキャンセルする情報などを容易に入力することができる。
なお、上記の一実施形態では、地図情報DB、目標位置設定部27、自己位置判定部25、探索領域判定部26、目標位置設定部27、目標位置通知情報生成部28、特定目標位置判定部29、及びリマインダ通知情報生成部30を携帯端末2が備える構成とした。この構成に代えて、これらの一部又は全部をサーバ3が備えるようにしてもよい。この場合、サーバ3が携帯端末2の自己位置情報を同期的に取得してリマインダ通知情報を生成し、携帯端末2に送信するようにしてもよい。
くわえて、上記の一実施形態では、スマートフォンなどの携帯端末を用いた構成を例示したが、車両のナビゲーション装置に適用してもよい。音声により目的地等を入力可能なハンズフリー機能を備えたナビゲーション装置においては、ユーザは、『○○市のホームセンターで電池を買う』と目的地とタスクを発話し、ナビゲーション装置に目的地及びタスクを登録させる。音声認識による目的地及びタスクの指定方法は上記の一実施形態に記載された内容と同様なものを用いてもよい。車両の走行中に、『○○市のホームセンター』に近づいたら、ナビゲーション装置は、『この近くに△△というホームセンターがあります。行きますか?』などと音声発話をし、ユーザが『はい』などの肯定的な発話をした場合には、『それでは△△ホームセンターへの経路を探索します』と発話しつつそのホームセンターへの経路探索を行い、ユーザに対してナビゲーションを行う。そして、目的地に到着したら、ナビゲーション装置は、『電池を買ってください』とタスクを発話によりユーザに通知することによって、ユーザは、所望のタスクを実行することができる。
一方、ナビゲーション装置による『この近くに△△というホームセンターがあります。行きますか?』の発話に対して、ユーザが『いいえ』『行きません』と発話した場合、ナビゲーション装置は、経路の途中の次の『となりの市の□□ホームセンターに行きますか?』などと発話することにより代替案を提供してもよい。また、ナビゲーション装置は、『タスクをキャンセルしますか?』と発話することにより、ユーザによるタスクのキャンセルを促すようにしてもよい。
もっとも、このような動作は、音声認識によるタスク設定に留まらず、ナビゲーション装置に備えられている画像表示部(タッチパネル)にて目的地及びタスク設定を指操作によって行ってもよい。画像表示部に対する入力方法は、指操作にのみならず、ジョイスティックのような操作部を用いてもよい。
また、本発明におけるリマインダ通知システムの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによってリマインダ通知を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
1…リマインダ通知システム、
2…携帯端末、10…入力部、11…タッチ入力部、12…収音部、20…制御部、21…位置取得部、22…地図情報データベース、23…音声認識部、24…入力情報処理部、25…自己位置判定部、26…探索領域判定部、27…目標位置設定部、28…目標位置通知情報生成部、29…特定目標位置判定部、30…リマインダ通知情報生成部、31…確認検出部、32…表示画像制御部、33…音声制御部、34…振動制御部、40…通知部、41…画像表示部、42…スピーカ、43…バイブレータ
3…サーバ、70…探索部、80…POI情報DB

Claims (8)

  1. 所定の位置を取得する位置取得部と、
    目標位置を設定する目標位置設定部と、
    前記目標位置設定部で設定された目標位置からの近接領域にあるときに、前記近接領域についてのリマインダを通知するリマインダ通知部と、を有するリマインダ通知システムであって、
    前記目標位置設定部は、所定のカテゴリに関連付けられた目標位置を設定し、
    前記リマインダ通知部は、予め設定されたカテゴリに属する前記複数の目標位置からの近接領域における少なくとも一つに到達した際に前記リマインダを通知する、リマインダ通知システム。
  2. 所定の探索範囲内における前記目標位置を探索する探索部と、
    前記探索部で探索された前記探索範囲内における目標位置に関する目標位置情報を通知する目標位置情報通知部と、
    をさらに備える請求項1に記載のリマインダ通知システム。
  3. 前記探索部は、前記位置取得部の移動に伴ってカテゴリに属する目標位置のリストである目標位置リストを更新する請求項1又は請求項2に記載のリマインダ通知システム。
  4. 前記探索範囲内に複数の目標位置が探索された場合に、最も早く到達する目標位置である最速到達目標位置を算出する算出部をさらに備え、
    前記目標位置情報通知部は、前記最速到達目標位置に関する最速到達目標位置情報を通知する請求項2又は3に記載のリマインダ通知システム。
  5. ユーザによる前記リマインダの通知の確認を検出する確認検出部をさらに備える請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のリマインダ通知システム。
  6. 音響信号を収録する収音部と、
    前記収音部で収音された音響信号を認識する音声認識部と、
    さらに備え、
    前記目標位置設定部は、前記音声認識部で認識された音響信号に基づいて、前記目標位置を設定する請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載のリマインダ通知システム。
  7. 音響信号を収録する収音部と、
    前記収音部で収音された音響信号を認識する音声認識部と、
    前記確認検出部は、前記音声認識部で認識された音響信号に基づいて、前記リマインダ通知の確認を検出する請求項5に記載のリマインダ通知システム。
  8. 位置取得部が所定の位置を取得する位置取得手順と、
    目標位置設定部が目標位置を設定する目標位置設定手順と、
    リマインダ通知部が前記目標位置設定手順で設定された目標位置からの近接領域にあるときに、前記近接領域についてのリマインダを通知するリマインダ通知手順と、を含むリマインダ通知方法であって、
    前記目標位置設定部は、前記目標位置設定手順では、所定のカテゴリに関連付けられた目標位置を設定し、
    前記リマインダ通知部は、前記リマインダ通知手順では、予め設定されたカテゴリに属する前記複数の目標位置からの近接領域における少なくとも一つに到達した際に前記リマインダを通知する、リマインダ通知方法。
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