JP2016192118A - 情報処理システム、情報処理装置、および情報処理プログラム並びに情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、および情報処理プログラム並びに情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】商品を構成する成分が人体に影響を及ぼすものであるか否かの判定を支援する情報処理システムを提供する。【解決手段】無線通信端末300は、商品に付された標識を認識する撮像部356と、認識した標識をデコードするデコード部360と、ユーザによって登録される物質を記憶する第1の記憶部3000と、デコードすることによって得られる標識の識別情報と、第1の記憶部に記憶した物質情報とを含む判定依頼要求を送信し、判定依頼要求に対する判定依頼応答を受信する送受信部352と、判定依頼応答に含まれる画像情報に基づいて、画像を表示する表示制御部358とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システムに関する。
拡張現実(AR: Augmented Reality)技術を利用して、店舗内の商品の商品情報をリアルタイムに提供できる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、撮像した画像に含まれる商品の位置に基づいて、取得した商品情報を現実空間に重畳して表示するための拡張現実画像を生成する。
食品などの商品の原材料情報などの成分情報を拡張現実技術によって提供する場合を考える。この場合、食品を購入する人は、食品に重畳して表示される原材料情報を参照し、購入するか否かを判断する必要がある。例えば、食品を購入する人が食物アレルギーを有する場合、該食品に重畳して表示される原材料情報を参照し、食物アレルギーの原因となる原材料が含まれるか否かを細心の注意を払って判定しなければならない。
食物アレルギーの原因となる原材料が含まれるか否かを判定することは、食品を購入する人にとっては、時間や労力を要し、とても大きな負荷となる。特に、商店、コンビニエンスストア、スーパー、ショッピングモール、デパートの食材売場などの小売店の調理食材において、その調理食材に食物アレルギーの原因となる原材料が含まれるか否かを判定することは非常に困難である。
そこで、本発明は、商品を構成する成分が人体に影響を及ぼすものであるか否かの判定を支援することを目的とする。
開示の一実施の形態の情報処理システムは、
通信デバイスと、第1のサーバと、第2のサーバとを有する情報処理システムであって、
前記通信デバイスは、
商品に付された標識を認識する撮像部と、
該撮像部によって認識した標識をデコードするデコード部と、
ユーザによって登録される物質を記憶する第1の記憶部と、
前記デコード部によってデコードすることによって得られる前記標識の識別情報と、前記第1の記憶部に記憶した物質情報とを含む判定依頼要求を送信し、該判定依頼要求に対する判定依頼応答を受信する送受信部と、
該判定依頼応答に含まれる画像情報に基づいて、画像を表示する表示制御部と
を有し、
前記第1のサーバは、
商品に付される標識の識別情報と、該商品の成分情報とを関連付けて記憶する第2の記憶部と、
前記判定依頼要求に含まれる標識の識別情報に基づいて、前記第2の記憶部から前記商品の成分情報を取得する取得部と、
該取得部によって取得した前記商品の成分情報に前記判定依頼要求に含まれる前記物質情報に一致するものがあるか否かを判定する判定部と、
該判定部による判定結果を前記第2のサーバに送信する送信部と
を有し、
前記第2のサーバは、
前記第1のサーバによって送信される判定結果に応じて、判定結果を表す画像を生成する画像生成部と、
前記第1のサーバによって送信される判定結果を受信するとともに、前記画像生成部によって生成した画像の画像情報を含む前記判定依頼応答を前記通信デバイスに送信する第2の送受信部と
を有する。
開示の実施の形態によれば、商品を構成する成分が人体に影響を及ぼすものであるか否かの判定を支援することができる。
一実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 一実施の形態に係る第1のサーバ、および第2のサーバのハードウェア構成例を示す図である。 一実施の形態に係る無線通信端末のハードウェア構成例を示す図である。 一実施の形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。 一実施の形態に係る情報処理システムの動作を示すシーケンスチャートである。 初期登録ガイドの一例を示す図である。 重畳画像の一例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施例は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施例に限られない。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<情報処理システム>
図1は、本実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示す。情報処理システムは、第1のサーバ100、第2のサーバ200、および無線通信端末300を備える。
第1のサーバ100は、PCなどの端末装置を適用でき、無線通信端末300などの外部によって送信される、食品に貼付されたラベルの撮像画像、該ラベルの撮像画像から認識される拡張現実(AR: Augmented Reality)マーカ(以下、「ARマーカ」という)のマーカIDなどの標識情報、および禁止物質を示す情報(以下、「禁止物質情報」という)を受信する。ここで、マーカIDは、ラベルの撮像画像に対して、付加情報を表示する位置を指定するための標識である。また、禁止物質情報とは、ユーザにとって食物アレルギーの原因となる原材料などの人体に影響を及ぼすものを示す情報である。
第1のサーバ100は、マーカIDと、該マーカIDを取得できるARマーカが貼付された食品に含まれる原材料、および原材料のうち食物アレルギーの原因となるものを関連付けて記憶する。第1のサーバ100は、マーカIDに基づいて、食物アレルギーの原因となる原材料を示す情報(以下、「アレルギー情報」という)を取得し、該アレルギー情報に、禁止物質情報と一致するものがあるか否かを判断する。
第1のサーバ100は、該アレルギー情報に禁止物質情報と一致するものがある場合、該禁止物質情報とともに送信されたマーカIDを取得できるARマーカが貼付された食品に禁止物質となる原材料が含まれると判断する。また、第1のサーバ100は、該アレルギー情報に禁止物質情報と一致するものがない場合、該禁止物質情報とともに送信されたマーカIDを取得できるARマーカが貼付された食品に禁止物質となる原材料が含まれないと判断する。第1のサーバ100は、ラベルの撮像画像とともに、食品に禁止物質となる原材料が含まれるか否かを表す情報(以下、「禁止物質含有情報」という)を第2のサーバ200に送信する。
第2のサーバ200は、PCなどの端末装置を適用できる。第2のサーバ200は、第1のサーバ100によって送信される、禁止物質含有情報が禁止物質情報が含まれるか否かのいずれかを示すかに基づいて、無線通信端末300によって撮像されたラベルの撮像画像に重畳する拡張現実画像を生成する。第2のサーバ200は、無線通信端末300によって撮像されたラベルの撮像画像に拡張現実画像を重畳した画像(以下、「重畳画像」という)を無線通信端末300に送信する。
無線通信端末300は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルデバイス、通信機能を有するデジタルカメラなどを適用できる。ウェアラブルデバイスには、腕時計型のものやヘッドマウントディスプレイ、ARメガネ、スマートグラス等が含まれる。無線通信端末300は、禁止物質情報を記憶する。ここで、禁止物質情報とは、上述したように、ユーザにとって食物アレルギーの原因となる原材料などの人体に影響を及ぼすものを示す情報であり、ユーザによって予め設定される。
無線通信端末300は、食品に貼付されたラベルを撮影する操作が行われることによって、撮影範囲に捉えられた画像からARマーカを認識し、ARマーカ部分の画像を取得する。無線通信端末300は、ARマーカ部分の画像をデコードすることによってマーカIDを取得し、該マーカIDとともに、禁止物質情報を第1のサーバ100に送信する。無線通信端末300は、第2のサーバ200によって送信される重畳画像を受信し、該重畳画像を表示する。
無線アクセスポイント400は、第1のサーバ100および第2のサーバ200と、無線通信端末300との間の通信経路を構築する。無線アクセスポイント400は、イーサネット(登録商標)などのLAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク50と接続されるとともに、IEEE802.11などの無線LANの規格にしたがって、無線通信端末300と通信を行う。
<<実施の形態のハードウェア構成>>
次に、本実施の形態のハードウェア構成を説明する。
<第1のサーバ>
図2は、本実施の形態に係る第1のサーバのハードウェア構成図である。第1のサーバ100は、第1のサーバ100全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、およびCPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103を備えている。さらに、第1のサーバ100は、第1のサーバ用プログラム等の各種データを記憶するHD104、およびCPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)105を備えている。さらに、第1のサーバ100は、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ108、および通信ネットワーク50を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)109を備えている。さらに、第1のサーバ100は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード111、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス112、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)113に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ114、および、上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
なお、上記第1のサーバ用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106やCD−ROM113等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記第1のサーバ用プログラムは、HD104ではなくROM102に記憶されるようにしてもよい。ここで、第1のサーバ用プログラムには、食品に食物アレルギー物質などの禁止物質が含まれるか否かを判定する禁止物質含有判定アプリケーション(第1のサーバ用)が含まれる。
また、第2のサーバ200は、上記第1のサーバと同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD104には、第2のサーバ200を制御するための第2のサーバ用プログラムが記録されている。この場合も、第2のサーバ用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106やCD−ROM113等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記第2のサーバ用プログラムは、HD104ではなくROM102に記憶されるようにしてもよい。ここで、第2のサーバ用プログラムには、食品に食物アレルギー物質などの禁止物質が含まれるか否かを判定する禁止物質含有判定アプリケーション(第2のサーバ用)が含まれる。
<無線通信端末300>
図3は、本発明の本実施の形態に係る無線通信端末300のハードウェア構成図である。図3に示されているように、本実施の形態の無線通信端末300は、無線通信端末300全体の動作を制御するCPU301、およびIPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM302を備えている。さらに、無線通信端末300は、CPU301のワークエリアとして使用されるRAM303、無線通信端末用プログラム、画像データ、および音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ304、およびCPU301の制御にしたがってフラッシュメモリ304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)305を備えている。さらに、無線通信端末300は、フラッシュメモリ等の記録メディア306に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ307、無線通信端末300の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン308、無線通信端末300の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ309、および通信ネットワーク50を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F311を備えている。
また、無線通信端末300は、CPU301の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ312、このカメラ312の駆動を制御する撮像素子I/F313、音声を入力する内蔵型のマイク314、音声を出力する内蔵型のスピーカ315、CPU301の制御に従ってマイク314およびスピーカ315との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F316、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ317、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F318、および上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン310を備えている。
カメラ312は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F318には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、および外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU301の制御に従って、内蔵型のカメラ312に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU301の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク314や内蔵型のスピーカ315に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア306は、無線通信端末300に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU301の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ304に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記無線通信端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア306等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記無線通信端末用プログラムは、フラッシュメモリ304ではなくROM302に記憶させるようにしてもよい。ここで、無線通信端末用プログラムには、食品に食物アレルギー物質などの禁止物質が含まれるか否かを判定する禁止物質含有判定アプリケーション(無線通信端末用)が含まれる。
<実施の形態の機能構成>
次に、本実施の形態の機能構成について説明する。図4は、本実施の形態の情報処理システムを構成する第1のサーバ100、第2のサーバ200、および無線通信端末300の機能ブロック図である。図4では、第1のサーバ100、第2のサーバ200、および無線通信端末300が、通信ネットワーク50を介してデータ通信することができるように接続されている。
<第1のサーバの機能構成>
第1のサーバ100は、送受信部152、アレルギー情報取得部154、禁止物質情報判定部156、および記憶・読出部158を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、HD104からRAM103上に展開された第1のサーバ用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、第1のサーバ100は、図2に示されているROM102、およびHD104の両方又は一方によって構築される記憶部1000を有している。
(食品情報管理テーブル)
記憶部1000には、表1に示されているような食品情報管理テーブルによって構成されている食品情報管理DB1001が構築されている。
Figure 2016192118
この食品情報管理テーブルには、食品に貼付されるラベルに含まれるARマーカのマーカIDに対して、食品名、および食品の識別情報である食品IDがそれぞれが関連付けられて管理される。例えば、表1に示されている食品情報管理テーブルにおいて、マーカID「M0001」の食品名は「AAAA」で、食品IDは「S0001」であることが示されている。
(原材料情報管理テーブル)
記憶部1000には、表2、表3に示されているような原材料情報管理テーブルによって構成されている原材料情報管理DB1002が構築されている。
Figure 2016192118
Figure 2016192118
この原材料情報管理テーブルには、食品IDに対して、原材料名、および原材料の識別情報である原材料IDがそれぞれが関連付けられて管理される。例えば、表2に示されている原材料情報管理テーブル(その1)において、食品ID「S0001」の原材料名は「ピーナッツ」、「食物油脂」、「大豆」、「食塩」、「米」などである。また、原材料名「ピーナッツ」の原材料IDは「g0001」であり、原材料名「食物油脂」の原材料IDは「g0002」であり、原材料名「大豆」の原材料IDは「g0003」であり、原材料名「食塩」の原材料IDは「g0004」であり、原材料名「米」の原材料IDは「g0005」である。また、例えば、表3に示されている原材料情報管理テーブル(その2)において、食品ID「S0002」の原材料名は「米」、「食物油脂」、「でん粉」、「砂糖」などである。また、原材料名「米」の原材料IDは「g0005」であり、原材料名「食物油脂」の原材料IDは「g0002」であり、原材料名「でん粉」の原材料IDは「g0006」であり、原材料名「砂糖」の原材料IDは「g0009」である。
(アレルギー情報管理テーブル)
記憶部1000には、表4、表5に示されているようなアレルギー情報管理テーブルによって構成されているアレルギー情報管理DB1003が構築されている。
Figure 2016192118
Figure 2016192118
このアレルギー情報管理テーブルには、食品IDの各々に対して、各食品IDに関連付けられた食品に含まれるアレルギーのアレルギー名、およびアレルギーの識別情報であるアレルギーIDがそれぞれが関連付けられて管理される。例えば、表4に示されているアレルギーID管理テーブル(その1)において、食品ID「S0001」に関連付けられた食品に含まれるアレルギーのアレルギー名は「卵」、「乳」、「小麦」、「えび」などである。また、アレルギー名「卵」のアレルギーIDは「a0001」であり、アレルギー名「乳」のアレルギーIDは「a0002」であり、アレルギー名「小麦」のアレルギーIDは「a0003」であり、アレルギー名「えび」のアレルギーIDは「a0004」である。
また、例えば、表5に示されているアレルギーID管理テーブル(その2)において、食品ID「S0002」に関連付けられた食品に含まれるアレルギーのアレルギー名は「卵」、「乳」、「小麦」、「えび」などである。また、アレルギー名「卵」のアレルギーIDは「a0001」であり、アレルギー名「乳」のアレルギーIDは「a0002」であり、アレルギー名「小麦」のアレルギーIDは「a0003」であり、アレルギー名「えび」のアレルギーIDは「a0004」である。
(第1のサーバの各機能構成)
第1のサーバ100の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、第1のサーバ100の各機能構成を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、第1のサーバ100の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図4に示されている第1のサーバ100の送受信部152は、図2に示されているCPU101からの命令、および図2に示されているネットワークI/F109によって実現され、通信ネットワーク50を介して第2のサーバ200、又は無線通信端末300と各種データ(または情報)の送受信を行う。例えば、送受信部152は、第3世代携帯電話(3G)、第4世代携帯電話(4G)などの携帯電話の通信規格、WiFi(Wireless Fidelity)などの無線LAN(Local Area Network)の規格にしたがって通信ネットワーク50を介して無線によって第2のサーバ200、又は無線通信端末300と各種データ(または情報)の送受信を行うようにしてもよい。また、送受信部152は、通信ネットワーク50を介して有線によって第2のサーバ200、又は無線通信端末300と各種データ(または情報)の送受信を行うようにしてもよい。
アレルギー情報取得部154は、図2に示されているCPU101からの命令によって実現され、無線通信端末300によって送信されるマーカIDに基づいて、アレルギー情報を取得する。アレルギー情報を取得する際に、アレルギー情報取得部154は、食品情報管理DB1001に格納される食品情報管理テーブルを参照して、マーカIDに関連付けられた食品IDを取得する。さらに、アレルギー情報取得部154は、原材料情報管理DB1002に格納される原材料情報管理テーブルを参照して、食品IDに関連付けられた原材料IDを取得する。さらに、アレルギー情報取得部154は、アレルギー情報管理DB1003に格納されるアレルギー情報管理テーブルを参照して、原材料IDに関連付けられたアレルギーIDを取得する。アレルギー情報取得部154は、アレルギーIDを禁止物質情報判定部156に入力する。
禁止物質情報判定部156は、図2に示されているCPU101からの命令によって実現され、アレルギー情報取得部154によって入力されたアレルギーIDに、無線通信端末300によって送信される禁止物質情報と一致するものがあるか否かを判定する。禁止物質情報判定部156は、アレルギーIDに禁止物質情報と一致するものがある場合、該禁止物質情報とともに送信されたマーカIDを取得できるARマーカが貼付された食品に禁止物質となる原材料が含まれると判断する。また、禁止物質情報判定部156は、アレルギーIDに禁止物質情報と一致するものがない場合、禁止物質情報とともに送信されたマーカIDを取得できるARマーカが貼付された食品に禁止物質となる原材料が含まれないと判断する。
禁止物質情報判定部156は、ラベルの撮像画像とともに、食品に禁止物質となる原材料が含まれるか否かを表す禁止物質含有情報を送受信部152から第2のサーバ200に送信する。
記憶・読出部158は、図2に示されているCPU101からの命令、および図2に示されているHDD105によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
<第2のサーバの機能構成>
第2のサーバ200は、送受信部252、拡張現実画像生成部254、および重畳画像生成部256を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、HD104からRAM103上に展開された第2のサーバ用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、第2のサーバ200は、図2に示されているRAM103、およびHD104の両方又は一方によって構築される記憶部1000を有している。
(第2のサーバの各機能構成)
次に、第2のサーバ200の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、第2のサーバ200の各機能構成を説明するにあたって、図2に示されている各構成要素のうち、第2のサーバ200の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図4に示されている第2のサーバ200の送受信部252は、図2に示されているCPU101からの命令、および図2に示されているネットワークI/F109によって実現され、通信ネットワーク50を介して第1のサーバ100、又は無線通信端末300と各種データ(または情報)の送受信を行う。例えば、送受信部252は、3G、4Gなどの携帯電話の通信規格、WiFiなどの無線LANの規格にしたがって通信ネットワーク50を介して無線によって第1のサーバ100、又は無線通信端末300と各種データ(または情報)の送受信を行うようにしてもよい。また、送受信部252は、通信ネットワーク50を介して有線によって第1のサーバ100、又は無線通信端末300と各種データ(または情報)の送受信を行うようにしてもよい。
拡張現実画像生成部254は、図2に示されているCPU101からの命令によって実現され、第1のサーバ100によって送信される禁止物質含有情報に基づいて、食品の画像に重畳する拡張現実画像を生成する。拡張現実画像生成部254は、拡張現実画像を重畳画像生成部256に入力する。例えば、拡張現実画像生成部254は、禁止物質含有情報が禁止物質を含有することを示す場合、禁止物質を含有することを直感的に理解させることができる拡張現実画像を生成する。具体的には、拡張現実画像生成部254は、禁止物質を含有することを直感的に理解させることができる拡張現実画像として「×」、「NG」などの拡張現実画像を生成できる。また、例えば、拡張現実画像生成部254は、禁止物質含有情報が禁止物質を含有しないことを示す場合、禁止物質を含有しないことを直感的に理解させることができる拡張現実画像を生成する。具体的には、拡張現実画像生成部254は、禁止物質を含有しないことを直感的に理解させることができる拡張現実画像として「○」、「OK」などの拡張現実画像を生成できる。拡張現実画像生成部254は、ユーザの使用する言語や、国などに応じて、禁止物質を含有するかしないかを直感的に理解させることができる拡張現実画像を変更するようにしてもよい。
重畳画像生成部256は、図2に示されているCPU101からの命令によって実現され、拡張現実画像生成部254によって入力される拡張現実画像を、送受信部252によって入力されるラベルの撮像画像に重畳することによって、重畳画像を生成する。重畳画像生成部256は、重畳画像を送受信部252から無線通信端末300に送信する。
<無線通信端末の機能構成>
無線通信端末300は、送受信部352、操作入力受付部354、撮像部356、表示制御部358、マーカデコード部360、食物アレルギー含有判定依頼部362、および記憶・読出部364を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ304からRAM303上に展開された無線通信端末用プログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、無線通信端末300は、図3に示されているフラッシュメモリ304によって構築される記憶部3000を有している。
(禁止物質情報管理テーブル)
記憶部3000には、表6に示されているような禁止物質情報管理テーブルによって構成されている禁止物質情報管理DB3001が構築されている。
Figure 2016192118
この禁止物質情報管理テーブルには、アレルギー名、およびアレルギーの識別情報であるアレルギーIDに対して、ユーザにとって食物アレルギーの原因となる原材料などの人体に影響を及ぼすものであるか否かを示す禁止状況がそれぞれが関連付けられて管理される。例えば、表6に示されている禁止物質情報管理テーブルにおいて、アレルギー名「卵」のアレルギーIDは「a0001」で、禁止状況は「許可」でありユーザにとって食物アレルギーの原因となる原材料などの人体に影響を及ぼすものでないことが示されている。
(無線通信端末の各機能構成)
次に、無線通信端末300の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、無線通信端末300の各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、無線通信端末300の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図4に示されている無線通信端末300の送受信部352は、図3に示されているCPU301からの命令、および図3に示されているネットワークI/F311によって実現され、通信ネットワーク50を介して第1のサーバ100、又は第2のサーバ200と各種データ(または情報)の送受信を行う。例えば、送受信部352は、3G、4Gなどの携帯電話の通信規格、WiFiなどの無線LANの規格にしたがって通信ネットワーク50を介して無線によって第1のサーバ100、又は第2のサーバ200と各種データ(または情報)の送受信を行うようにしてもよい。また、送受信部352は、通信ネットワーク50を介して有線によって第1のサーバ100、又は第2のサーバ200と各種データ(または情報)の送受信を行うようにしてもよい。
操作入力受付部354は、図3に示されているCPU301からの命令、並びに図3に示されている操作ボタン308および電源スイッチ309によって実現され、ユーザによる各種入力を受け付ける。例えば、操作入力受付部354は、禁止物質含有判定アプリケーションをダウンロードする操作や、インストールする操作を受け付ける。さらに、操作入力受付部354は、禁止物質含有判定アプリケーションを起動する操作を受け付ける。また、例えば、操作入力受付部354は、禁止物質情報を登録する操作を受け付ける。
撮像部356は、図3に示されているCPU301からの命令、並びに図3に示されているカメラ312および撮像素子I/F313によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。撮像部356は、禁止物質含有判定アプリケーションを起動することによって動作を開始し、食品に貼付されたラベルを撮影する操作が行われた際に、撮影範囲に捉えられた画像からARマーカを認識し、ARマーカ部分の画像を取得する。撮像部356は、ARマーカ部分の画像をマーカデコード部360に入力する。
表示制御部358は、図3に示されているCPU301からの命令、および図3に示されているディスプレイ317によって実現される。表示制御部358は、撮像部356によって撮像を行う際に食品に貼付されたラベルを表示したり、第2のサーバ200によって送信される重畳画像ををディスプレイ317に表示したりする制御を行う。
マーカデコード部360は、図3に示されているCPU301からの命令によって実現される。マーカデコード部360は、撮像部356によって入力されるARマーカ部分の画像からARマーカを認識し、該ARマーカをデコードすることによってマーカIDを取得する。
食物アレルギー含有判定依頼部362は、図3に示されているCPU301からの命令によって実現される。食物アレルギー含有判定依頼部362は、ユーザが操作ボタン308を操作することによって操作入力受付部354によって受け付けられる禁止物質含有判定アプリケーションの起動要求にしたがって、禁止物質含有判定アプリケーションが起動された後、食物アレルギー含有判定を要求する。具体的には、食物アレルギー含有判定依頼部362は、撮像部356からラベルの撮像画像を取得し、マーカデコード部360からマーカIDを取得する。さらに、食物アレルギー含有判定依頼部362は、記憶・読出部364に、記憶部3000の禁止物質情報管理部DB3001に格納されている禁止物質情報管理テーブルを読み出させることによって禁止物質情報を取得する。食物アレルギー含有判定依頼部362は、ラベルの撮像画像、マーカID、および禁止物質情報を第1のサーバ100に送信することによってラベルが貼付された食品に禁止物質が含有されているか否かの判定を依頼する。食物アレルギー含有判定依頼部362は、該依頼の応答として第2のサーバ200によって送信される重畳画像を取得し、表示制御部358に表示させる。
<情報処理システムの動作>
図5は、本実施の形態に係る情報処理システムの動作を示す。
ユーザが無線通信端末300の操作ボタン308を操作することによって禁止物質含有判定アプリケーション(アプリ)を起動すると、図4に示されている操作入力受付部354は、食物アレルギー含有判定の要求を受け付ける(ステップS502)。
操作入力受付部354は、食物アレルギー含有判定の要求を受け付けると、食物アレルギー含有判定依頼部362に、食物アレルギー含有判定を要求する。食物アレルギー含有判定依頼部362は、操作入力受付部354によって要求された食物アレルギー含有判定の要求に応じて、撮像部356にカメラ312を起動させる(ステップS504)。
食物アレルギー含有判定依頼部362は、アプリの起動が初期起動であるか否かを判断する(ステップS506)。
初期起動であると判断した場合(ステップS506:YES)、食物アレルギー含有判定依頼部362は、表示制御部358に初期登録ガイドを表示させる(ステップS508)。
図6は、初期登録ガイドの一例を示し、初期登録ガイドには言語を設定する言語設定欄が設けられる。言語設定欄には、日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語などの複数の言語とともに、言語の各々にラジオボタンが関連付けられる。いずれかのラジオボタンを選択することによって、使用する言語を設定できる。また、初期登録ガイドには、アレルゲンなどの禁止物質情報を設定するアレルゲン設定欄が設けられる。アレルゲン設定欄には、穀物・ごま、肉・魚介・卵、野菜・果物などのカテゴリ毎に、各カテゴリに属するアレルゲンとともに、アレルゲンの各々にラジオボタンが関連付けられる。ラジオボタンを選択することによって、禁止物質を設定できる。例えば、穀物・ごまに属するアレルゲンとして、小麦、そば、ごま、大豆、米などが用意され、肉・魚介・卵に属するアレルゲンとして、魚などが用意される。さらに、初期登録ガイドにおいて、禁止物質の許容量を設定できるようにしてもよい。これによって、禁止物質の含有量が禁止物質の許容量以上であるか否かに基づいて、食品に禁止物質となる原材料が含まれるか否かを判断できる。また、禁止物質の摂取量が許容量に近づいた場合に、ユーザに警告することができる。さらに、初期登録ガイドにおいて、個人的または家族的に食することを希望しない禁止物質を設定できるようにしてもよい。これによって、ハラールに対応できる。
さらに、図6に示される例では、痛風、高血圧などのユーザの状態に応じて禁止物質を設定できる「病状別簡易設定」ボタンが設けられる。「病状別簡易設定」ボタンが押し下げられることによって、痛風、高血圧などのユーザの状態とともに、ユーザの状態の各々について、禁止物質の候補や、該禁止物質の許容量を設定する欄が表示される。ユーザは、禁止物質の候補から禁止物質とすべきものや、その許容量を設定できる。これによって、ユーザの状態に応じて、アレルゲンや、禁止物質の許容量を設定できる。
初期起動でないと判断した場合(ステップS506:NO)、食物アレルギー含有判定依頼部362は、表示制御部358に初期登録ガイドを表示させるか否かを判断する(ステップS510)。
ステップS508において表示制御部358に初期登録ガイドを表示させた後、またはステップS510において表示制御部358に初期登録ガイドを表示させると判断した場合、食物アレルギー含有判定依頼部362は、ユーザに禁止物質を登録させる(ステップS512)。食物アレルギー含有判定依頼部362は、記憶・読出部364に禁止物質情報管理DB3001の禁止物質管理テーブルにユーザによって登録された禁止物質を格納させる。
無線通信端末300の撮像部356は、ユーザによって食品に貼付されたラベルを被写体とするようにカメラ312が向けられることによって、撮影範囲に捉えられた画像からARマーカを認識し、マーカデコード部360は該ARマーカのマーカIDを取得する(ステップS514)。
無線通信端末300の食物アレルギー含有判定依頼部362は、記憶・読出部364に記憶部3000の禁止物質情報管理DB3001の禁止物質情報管理テーブルに格納された禁止物質情報を取得させる。さらに、食物アレルギー含有判定依頼部362は、禁止物質情報、ラベルの撮像画像、およびマーカIDを送受信部352から第1のサーバ100に送信させる(ステップS516)。
第1のサーバ100の送受信部152は、無線通信端末300によって送信される禁止物質情報、ラベルの撮像画像、およびマーカIDを受信する。アレルギー情報取得部154は、マーカIDに基づいて、アレルギー情報を取得する(ステップS518)。
第1のサーバ100の禁止物質情報判定部156は、送受信部152によって受信した禁止物質情報、およびアレルギー情報取得部154によって取得したアレルギー情報に基づいて、アレルギー情報に禁止物質情報と一致するものがあるか否かを判断する(ステップS520)。
第1のサーバ100は、ラベルの撮像画像とともに、禁止物質含有情報を第2のサーバ200に送信する(ステップS522)。
第2のサーバ200の送受信部252は、第1のサーバ100によって送信されるラベルの撮像画像、および禁止物質含有情報を受信する。拡張現実画像生成部254は、禁止物質含有情報が、食品に禁止物質となる原材料が含まれることを示すか否かを判断する(ステップS524)。
禁止物質含有情報が食品に禁止物質となる原材料が含まれないことを示す場合(ステップS524:NO)、拡張現実画像生成部254は、禁止物質となる原材料が含まれないことを示す画像を生成する(ステップS526)。
禁止物質含有情報が食品に禁止物質となる原材料が含まれることを示す場合(ステップS524:YES)、拡張現実画像生成部254は、禁止物質となる原材料が含まれることを示す画像を生成する(ステップS528)。
重畳画像生成部256は、ステップS526において生成した禁止物質となる原材料が含まれないことを示す画像またはステップS528において生成した禁止物質となる原材料が含まれることを示す画像をラベルの撮像画像に重畳することによって重畳画像を生成する(ステップS530)。
第2のサーバ200の送受信部252は、重畳画像を無線通信端末300に送信する(ステップS530)。つまり、送受信部252は、無線通信端末300によって送信されるラベルの撮像画像に禁止物質となる原材料が含まれないことを示す画像または禁止物質となる原材料が含まれることを示す画像を重畳した重畳画像を無線通信端末300に送信する。これによって、第2のサーバ200から無線通信端末300に禁止物質となる原材料が含まれないことを示す情報または禁止物質となる原材料が含まれることを示す情報を送信する場合と比較して、信頼性を向上させることができる。
無線通信端末300の送受信部352は、第2のサーバ200によって送信された重畳画像を受信すると、表示制御部358は、該重畳画像をディスプレイ317に表示するように制御する(ステップS534)。
図7は、重畳画像の一例を示す。図7に示される例では、ラベルの撮像画像に禁止物質となる原材料が含まれることを示す画像(「NG」)が重畳されたものが示される。この禁止物質となる原材料が含まれることを示す画像は、ステップ508において登録される言語にしたがって作成される。さらに、図7に示される例では、商品名、原材料、禁止物質となる原材料、この食品と同じ工場の製造ラインで製造されている食品の原材料のうち、禁止物質となるものについても表示される。これによって、食品の流通経路を生産段階から最終消費段階まで追跡したトレーサビリティを使用して、禁止物質となる原材料が含まれるか否かを通知できる。
図5に戻り説明を続ける。ユーザが無線通信端末300の操作ボタン308を操作することによって終了する操作が行われたか否かを判断する(ステップS536)。終了する操作が行われた場合(ステップS536:YES)、終了する。終了する操作が行われない場合(ステップS536:NO)、ステップS510に戻る。
本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、無線通信端末300に、選択した食品に貼付されたARマーカのマーカIDの履歴を記憶しておくようにしてもよい。そして、ユーザが同じマーカIDのARマーカが貼付された食品の食物アレルギー含有判定を依頼し、且つ該マーカIDがマーカIDの履歴に含まれる場合には、無線通信端末300は、第1のサーバ100に禁止物質情報、ラベルの撮像画像、およびマーカIDを送信することなく、以前に選択されたことを表示するようにしてもよい。これによって、ユーザに早く通知できるとともに、情報処理システムの処理負荷を低減できる。
本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、無線通信端末300に、選択した食品について禁止物質の成分量を累積するようにしてもよい。これによって、無線通信端末300は、禁止物質の成分量の累積値が許容量に近づいた場合に、ユーザに警告することができる。
本実施の形態に係る情報処理システムによれば、食品ラベルの撮像画像に禁止物質となる原材料が含まれるか否かを示す画像が重畳されたものが表示される。これによって、食品を購入する人に直感的に禁止物質となる原材料が含まれるか否かを知らせることができるため、その購入を支援することができる。つまり、食物アレルギーを有する購入者は、食物アレルギーを起こすことなどによって禁止物質となる原材料が含まれる食品を直感的に知ることができる。これによって、購買プロセスを大幅に効率化でき、顧客の囲い込みや、食品の差別化を図ることができる。また、ユーザは、食品を安心して購入することができる。
さらに、多国語に対応しているため、外国人に対しても、食物アレルギーを起こすことなどによって禁止物質となる原材料が含まれる食品を直感的に知らせることができる。
<変形例(その1)>
本変形例に係る情報処理システムは、上述した実施の形態を適用できる。
本変形例に係る情報処理システムでは、無線通信端末300の撮像部356は、図3に示されているCPU301からの命令、並びに図3に示されているカメラ312および撮像素子I/F313によって実現される。撮像部356は、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する際に複数の被写体を撮像して、これらの撮像して得た複数の画像データを出力する。この複数の画像データには、撮影範囲における座標情報が含まれる。撮像部356は、禁止物質含有判定アプリケーションを起動することによって動作を開始し、食品に貼付されたラベルを撮影する操作が行われた際に、撮影範囲に捉えられた複数の画像の各々からARマーカを認識し、ARマーカ部分の画像を取得する。撮像部356は、ARマーカ部分の画像をマーカデコード部360に入力する。
表示制御部358は、図3に示されているCPU301からの命令、および図3に示されているディスプレイ317によって実現される。表示制御部358は、撮像部356によって撮像を行う際に複数の食品の各々に貼付されたラベルを表示したり、第2のサーバ200によって送信される複数の重畳画像を座標情報にしたがってディスプレイ317に表示したりする制御を行う。
食物アレルギー含有判定依頼部362は、図3に示されているCPU301からの命令によって実現される。食物アレルギー含有判定依頼部362は、ユーザが操作ボタン308を操作することによって操作入力受付部354によって受け付けられる禁止物質含有判定アプリケーションの起動要求にしたがって、禁止物質含有判定アプリケーションが起動された後、食物アレルギー含有判定を要求する。具体的には、食物アレルギー含有判定依頼部362は、撮像部356から複数のラベルの撮像画像を取得し、マーカデコード部360から複数のマーカIDを取得する。さらに、食物アレルギー含有判定依頼部362は、記憶・読出部364に、記憶部3000の禁止物質情報管理部DB3001に格納されている禁止物質情報管理テーブルを読み出させることによって禁止物質情報を取得する。食物アレルギー含有判定依頼部362は、複数のラベルの撮像画像、複数のマーカID、および禁止物質情報を第1のサーバ100に送信することによってラベルが貼付された食品に禁止物質が含有されているか否かの判定を依頼する。ここで、複数のラベルの撮像画像の各々に、ラベルのマーカのマーカIDが関連付けられる。
本変形例によれば、複数の食品の各々について、食品ラベルの撮像画像に禁止物質となる原材料が含まれるか否かを示す画像が重畳されたものを一度に表示できる。これによって、ユーザは、食品に近づくことなく、離れた位置から複数の食品の各々について禁止物質となる原材料が含まれるか否かを直感的に知ることができる。
<変形例(その2)>
本変形例に係る情報処理システムは、上述した実施の形態を適用できる。ただし、図4において、第2のサーバ200の重畳画像生成部256は省略される。
本変形例に係る情報処理システムでは、無線通信端末300の食物アレルギー含有判定依頼部362は、図3に示されているCPU301からの命令によって実現される。食物アレルギー含有判定依頼部362は、ユーザが操作ボタン308を操作することによって操作入力受付部354によって受け付けられる禁止物質含有判定アプリケーションの起動要求にしたがって、禁止物質含有判定アプリケーションが起動された後、食物アレルギー含有判定を要求する。具体的には、食物アレルギー含有判定依頼部362は、マーカデコード部360からマーカIDを取得する。さらに、食物アレルギー含有判定依頼部362は、記憶・読出部364に、記憶部3000の禁止物質情報管理部DB3001に格納されている禁止物質情報管理テーブルを読み出させることによって禁止物質情報を取得する。食物アレルギー含有判定依頼部362は、マーカID、および禁止物質情報を第1のサーバ100に送信することによってラベルが貼付された食品に禁止物質が含有されているか否かの判定を依頼する。
食物アレルギー含有判定依頼部362は、該依頼の応答として第2のサーバ200によって送信される禁止物質となる原材料が含まれるか否かを示す画像を取得し、表示制御部358に入力する。表示制御部238は、撮像部356からラベルの撮像画像を取得し、該ラベルの撮像画像と禁止物質となる原材料が含まれるか否かを示す画像とを重畳することによって重畳画像を生成して表示する。
第2のサーバ200の拡張現実画像生成部254は、図2に示されているCPU101からの命令によって実現され、第1のサーバ100によって送信される禁止物質含有情報に基づいて、食品の画像に重畳する拡張現実画像を生成する。拡張現実画像生成部254は、拡張現実画像を送受信部252から無線通信端末300に送信する。例えば、拡張現実画像生成部254は、禁止物質含有情報が禁止物質を含有することを示す場合、禁止物質を含有することを直感的に理解させることができる拡張現実画像を生成する。具体的には、拡張現実画像生成部254は、禁止物質を含有することを直感的に理解させることができる拡張現実画像として「×」、「NG」などの拡張現実画像を生成できる。また、例えば、拡張現実画像生成部254は、禁止物質含有情報が禁止物質を含有しないことを示す場合、禁止物質を含有しないことを直感的に理解させることができる拡張現実画像を生成する。具体的には、拡張現実画像生成部254は、禁止物質を含有しないことを直感的に理解させることができる拡張現実画像として「○」、「OK」などの拡張現実画像を生成できる。拡張現実画像生成部254は、ユーザの使用する言語や、国などに応じて、禁止物質を含有するかしないかを直感的に理解させることができる拡張現実画像を変更するようにしてもよい。
本変形例によれば、無線通信端末300から第1のサーバ100にラベルの撮像画像が送信されないため、第1のサーバ100に送信するデータ量を減少させることができる。さらに、無線通信端末300において重畳画像が生成されるため、第2のサーバ200の処理負荷を低減できる。
上述した実施の形態、および変形例を適宜組み合わせることも可能である。
〔実施形態の補足〕
上記実施形態における第1のサーバ100、第2のサーバ200、および無線通信端末300は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。
また、上記各実施形態の第1のサーバ用プログラム、第2のサーバ用プログラム、又は無線通信端末用プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD、メディア、フラッシュメモリなどは、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記第1のサーバ用プログラム、第2のサーバ用プログラム、又は無線通信端末用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。
また、上記実施形態では、ARマーカを認識する場合について説明したが、これに限るものではなく、バーコードなどの一次元のコードや、QR(Quick Response)などの二次元コートも適用できる。
また、上記実施形態では、拡張現実画像を重畳することによって、ユーザに食物アレルギーとなる原材料が含まれるか否かを通知する場合について説明したが、これに限るものではなく、触覚(touch)データであってもよい。この場合、食品に接触した感覚によって禁止物質となる原材料が含まれるか否かが通知される。更に、ユーザに禁止物質となる原材料が含まれるか否かが、嗅覚(smell)データによって通知されてもよい。この場合、食品の匂い(臭い)によって禁止物質となる原材料が含まれるか否かが通知される。
上述した実施の形態において、無線通信端末は通信デバイスの一例であり、第1のサーバ、および第2のサーバは情報処理装置の一例である。また、マーカデコード部はデコード部の一例であり、記憶部3000は第1の記憶部の一例であり、記憶部1000は第2の記憶部の一例であり、アレルギー情報取得部154は取得部の一例であり、禁止物質情報判定部156は判定部の一例であり、拡張現実画像生成部は画像生成部の一例である。
本発明は特定の実施例、変形例を参照しながら説明されてきたが、各実施例、変形例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウエアでまたはそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
50 通信ネットワーク
100 第1のサーバ
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 HD
105 HDD
106 メディア
107 メディアドライブ
108 ディスプレイ
109 ネットワークI/F
110 バスライン
111 キーボード
112 マウス
113 CD−ROM
114 CD−ROMドライブ
152 送受信部
154 アレルギー情報取得部
156 禁止物質情報判定部
158 記憶・読出部
200 第2のサーバ
252 送受信部
254 拡張現実画像生成部
256 重畳画像生成部
300 無線通信端末
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 フラッシュメモリ
305 SSD
306 記録メディア
307 メディアドライブ
308 操作ボタン
309 電源スイッチ
310 バスライン
311 ネットワークI/F
312 カメラ
313 撮像素子I/F
314 マイク
315 スピーカ
316 音声入出力I/F
317 ディスプレイ
318 外部機器接続I/F
352 送受信部
354 操作入力受付部
356 撮像部
358 表示制御部
360 マーカデコード部
362 食物アレルギー含有判定依頼部
364 記憶・読出部
400 無線アクセスポイント
1000、3000 記憶部
1001 食品情報管理DB
1002 原材料情報管理DB
1003 アレルギー情報管理DB
3001 禁止物質情報管理DB
国際公開第2012/056499号

Claims (9)

  1. 通信デバイスと、第1のサーバと、第2のサーバとを有する情報処理システムであって、
    前記通信デバイスは、
    商品に付された標識を認識する撮像部と、
    該撮像部によって認識した標識をデコードするデコード部と、
    ユーザによって登録される物質を記憶する第1の記憶部と、
    前記デコード部によってデコードすることによって得られる前記標識の識別情報と、前記第1の記憶部に記憶した物質情報とを含む判定依頼要求を送信し、該判定依頼要求に対する判定依頼応答を受信する送受信部と、
    該判定依頼応答に含まれる画像情報に基づいて、画像を表示する表示制御部と
    を有し、
    前記第1のサーバは、
    商品に付される標識の識別情報と、該商品の成分情報とを関連付けて記憶する第2の記憶部と、
    前記判定依頼要求に含まれる標識の識別情報に基づいて、前記第2の記憶部から前記商品の成分情報を取得する取得部と、
    該取得部によって取得した前記商品の成分情報に前記判定依頼要求に含まれる前記物質情報に一致するものがあるか否かを判定する判定部と、
    該判定部による判定結果を前記第2のサーバに送信する送信部と
    を有し、
    前記第2のサーバは、
    前記第1のサーバによって送信される判定結果に応じて、判定結果を表す画像を生成する画像生成部と、
    前記第1のサーバによって送信される判定結果を受信するとともに、前記画像生成部によって生成した画像の画像情報を含む前記判定依頼応答を前記通信デバイスに送信する第2の送受信部と
    を有する、情報処理システム。
  2. 前記撮像部は、食品に付された標識を認識し、
    前記第1の記憶部には、ユーザによって登録される摂取を禁止する物質が記憶され、
    前記第2の記憶部には、食品に付される標識の識別情報と、該食品の成分情報とが関連付けて記憶される、請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記画像生成部は、前記判定結果に応じて、前記商品に拡張現実を重畳することによって表示する画像を生成し、
    表示制御部は、前記商品に前記拡張現実を重畳した画像を表示する、請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の記憶部には、ユーザによって登録される物質、および該物質の許容量が記憶され、
    前記判定部は、前記商品の成分情報に、前記判定依頼要求に含まれる前記物質情報に一致し、且つ該物質の許容量以上のものがあるか否かを判定する、請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 商品に付される標識の識別情報と、該商品の成分情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
    通信デバイスによって送信される判定依頼要求に含まれる商品に付された標識の識別情報に基づいて、前記記憶部から前記商品の成分情報を取得する取得部と、
    該取得部によって取得した前記商品の成分情報に前記判定依頼要求に含まれる、ユーザによって登録される物質情報に一致するものがあるか否かを判定する判定部と、
    該判定部による判定結果に応じて、判定結果を表す画像を生成する画像生成部と、
    前記通信デバイスによって送信される判定依頼要求を受信し、画像生成部によって生成した画像の画像情報を含む判定依頼応答を前記通信デバイスに送信する送受信部と
    を有する、情報処理装置。
  6. 通信デバイスに、
    商品に付された標識を認識させ、
    該認識した標識をデコードさせ、
    該デコードすることによって得られる前記標識の識別情報と、ユーザによって登録される物質情報とを含む判定依頼要求を送信させ、
    該判定依頼要求に対する判定依頼応答を受信させ、
    該判定依頼応答に含まれる画像情報に基づいて、前記商品の成分に前記物質情報に一致するものがあるか否かを表す画像を表示させる、情報処理プログラム。
  7. 情報処理装置に、
    通信デバイスによって送信される判定依頼要求を受信させ、
    該判定依頼要求に含まれる商品に付された標識の識別情報に基づいて、商品に付される標識の識別情報と、該商品の成分情報とを関連付けて記憶する記憶部から前記商品の成分情報を取得させ、
    該取得した前記商品の成分情報に前記判定依頼要求に含まれる、ユーザによって登録される物質情報に一致するものがあるか否かを判定させ、
    該判定結果に応じて、判定結果を表す画像を生成させ、
    該生成した画像の画像情報を含む判定依頼応答を前記通信デバイスに送信させる、情報処理プログラム。
  8. 通信デバイスによって実行される情報処理方法であって、
    商品に付された標識を認識し、
    該認識した標識をデコードし、
    該デコードすることによって得られる前記標識の識別情報と、ユーザによって登録される物質情報とを含む判定依頼要求を送信し、
    該判定依頼要求に対する判定依頼応答を受信し、
    該判定依頼応答に含まれる画像情報に基づいて、前記商品の成分に前記物質情報に一致するものがあるか否かを表す画像を表示する、情報処理方法。
  9. 情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
    通信デバイスによって送信される判定依頼要求を受信し、
    該判定依頼要求に含まれる商品に付された標識の識別情報に基づいて、商品に付される標識の識別情報と、該商品の成分情報とを関連付けて記憶する記憶部から前記商品の成分情報を取得し、
    該取得した前記商品の成分情報に前記判定依頼要求に含まれる、ユーザによって登録される物質情報に一致するものがあるか否かを判定し、
    該判定結果に応じて、判定結果を表す画像を生成し、
    該生成した画像の画像情報を含む判定依頼応答を前記通信デバイスに送信する、情報処理方法。
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