JP2016181171A - 情報処理装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、特定の機関に提供された個人情報等の顧客の属性情報を、簡単に他の機関へ通知できる情報処理技術を提供することを課題とする。
【解決手段】顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を格納する属性情報格納手段と、特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供手段と、前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供手段が過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知手段と、を備える。
【選択図】図10

Description

本願は、情報処理装置、システム、方法およびプログラムに関する。
銀行口座の開設申込み、携帯電話の利用契約、レンタルショップ会員の入会申込み、商品等の配達申込み等、様々なサービスに関する申込み等の手続きにあたり、顧客は、住所や氏名等の自身の個人情報を、サービスを提供するサービス機関に提供することがある。この際、顧客は、個人情報等をサービス機関の申込用紙等へ記入する。
従来、このような個人情報の記入の手間を軽減する技術として、挿入されたカード等の媒体から読み取った情報を基に、顧客データベースを参照し、顧客の住所及び氏名を取得して申込書等に印字する自動取引装置が提案されている(特許文献1を参照)。また、カード等の媒体の代わりに個人の生体情報を用いて個人情報を管理する個人情報管理方法も提案されている(特許文献2を参照)。
特開2001−250147号公報 特開2002−83064号公報
顧客から受け取った住所等の個人情報等を用いてサービスを提供するサービス機関は、サービスの継続等のために、一旦受け取った個人情報等を保管して継続利用することがある。そのため、顧客は、住所等の個人情報に変更があった場合、サービスを継続して享受するために、その変更をサービス機関へ知らせることが求められる。このような個人情報の変更の手続きにより、顧客及びサービス機関双方に作業負担が生じ得る。特に、多数のサービス機関に変更前の個人情報が提供されていた場合、サービス機関すべてに対して変更の手続きが個別に求められると、より大きな作業負担が生じ得る。
このような状況に鑑み、本発明は、特定の機関に提供された個人情報等の顧客の属性情報を、簡単に他の機関へ通知できる情報処理技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、情報処理装置が顧客の属性情報を外部機関へ提供する。また、情報処理装置は、属性情報が更新された場合に、更新前の属性情報を過去に提供したサービス機関へ更新の通知を行う。
詳細には、顧客の属性情報を使って事業を行う外部機関の情報機器と通信可能な情報処理装置であって、顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を格納する属性情報格納手段と、特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供手段と、前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供手段が過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知手段と
、を備える。
上記情報処理装置であれば、属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、属性情報提供手段が過去に属性情報を提供した外部機関が提供履歴情報から抽出され、抽出された外部機関への属性情報の更新の通知が行われる。よって、顧客が過去に利用したことのある他の機関への個人情報等の通知を自ら行わなくても、情報が自動的に他の機関へ通知される。この結果、個人情報の変更の手続きによって生じる顧客及び外部機関の双方の作業負担が低減される。
なお、前記識別情報とは、生体認証に用いることが可能な生体情報であり、前記外部機関の情報機器には、顧客の生体画像を読み取る装置が設けられており、前記属性情報提供手段は、特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の生体情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた生体情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶するものであってもよい。このような情報処理装置であれば、生体情報を用いて顧客が特定されるので、外部機関を訪れた顧客の本人確認処理と、属性情報格納手段に格納されている属性情報の検索に用いる識別情報の取得処理とを生体情報で行うことができる。このため、外部機関を訪れた顧客の特定が容易である。
また、前記属性情報提供手段が属性情報を提供した前記特定の外部機関の情報機器から、提供した属性情報と異なる属性情報を受信した場合に、前記異なる属性情報に基づいて、前記属性情報格納手段に格納されている属性情報を更新する属性情報更新手段を更に備えるものであってもよい。このような情報処理装置であれば、特定の外部機関で情報処理装置からの属性情報を確認した顧客が属性情報格納手段の情報の更新を求めた場合に、新たな属性情報が当該特定の外部機関から送られて属性情報格納手段の情報が更新されるので、属性情報格納手段の属性情報の更新が容易になる。
また、前記情報処理装置は、金融機関が用いる情報機器であり、前記属性情報格納手段は、前記金融機関における預入額、借入金、取引履歴の何れかに少なくとも基づいて算出される顧客の資金力の評価値を含む前記属性情報を格納しており、前記属性情報提供手段は、前記属性情報格納手段に格納されている前記属性情報のうち少なくとも前記資金力の評価値が更新された場合に、前記属性情報提供手段が過去に評価値を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ少なくとも前記評価値の更新を通知するものであってもよい。このような情報処理装置であれば、金融機関において評価値の更新が行われる度に、過去に評価値の情報が提供された外部機関へ新たな情報が提供されるので、情報の提供を受ける外部機関は顧客の状況の変化を容易に把握することができる。
また、前記情報処理装置は、前記情報処理装置を用いる機関内の回線を通じて前記情報処理装置と接続されるサーバを介して、公衆回線を通じて前記サーバと繋がる前記外部機関の情報機器と通信可能な情報機器であってもよい。また、前記識別情報とは、生体認証に用いることが可能な生体情報であり、前記外部機関の情報機器には、顧客の生体画像を読み取る装置が設けられており、前記サーバは、生体画像を生体情報へ変換処理するサーバであってもよい。このような情報処理装置であれば、公衆回線に直接繋がる場合に比べて、外部からの不正アクセスを受けにくくすることができるので、顧客の属性情報の外部流出等のリスクを低減することができる。
また、本発明は、システムとしての側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、顧客の属性情報を使って事業を行う複数の機関の情報機器によって形成される情報処理シ
ステムであって、前記複数の機関のうち少なくとも何れかの機関が用いる情報処理装置は、顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を格納する属性情報格納手段と、特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供手段と、前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供手段が過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知手段と、を備え、前記複数の機関のうち少なくとも前記情報処理装置を用いる機関以外の外部機関が用いる情報機器は、前記外部機関の顧客の属性情報を格納する顧客情報格納手段と、前記外部機関を訪れた顧客から識別情報が取得された場合に、顧客の識別情報を含む属性情報要求を前記情報処理装置へ送信する属性情報要求手段と、前記情報処理装置から送信される顧客の属性情報が受信された場合に、受信された属性情報を前記顧客情報格納手段に格納する顧客情報管理手段と、を備えるものであってもよい。
また、前記外部機関が用いる情報機器の前記属性情報要求手段は、前記属性情報要求の送信を行った後に、前記外部機関が受け取る属性情報の項目名を顧客に提示し、顧客の承認操作を受け付けた場合に、項目に対する承認情報を前記情報処理装置へ送信し、前記情報処理装置の前記属性情報提供手段は、前記承認情報を受信した場合に、前記承認情報に含まれる項目名に対応する属性情報を、前記外部機関が用いる情報機器へ送信するものであってもよい。
また、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、顧客の属性情報を使って事業を行う外部機関の情報機器と通信可能な情報処理装置が、顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を属性情報格納手段に格納する属性情報格納処理と、特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供処理と、前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供処理によって過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知処理と、を実行する情報処理方法であってもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムの側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、顧客の属性情報を使って事業を行う外部機関の情報機器と通信可能な情報処理装置に、顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を属性情報格納手段に格納する属性情報格納処理と、特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供処理と、前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供処理によって過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知処理と、を実行させる情報処理プログラムであってもよい。
上記情報処理装置、システム、方法及びプログラムであれば、特定の機関に提供された個人情報等の顧客の属性情報を、簡単に他の機関へ通知できる。
図1は、情報処理システムにおいて実現される情報処理の概要を示した図の一例である。 図2は、情報処理システムを形成する生体情報変換サーバや原簿サーバ、情報機器がコンピュータプログラムを各々実行することによって実現される機能ブロックを示した図の一例である。 図3は、原簿サーバが実現する処理フローの一例である。 図4は、情報機器が実現する処理フローの一例である。 図5は、情報機器がステップS204で表示する画面の一例である。 図6は、情報機器がステップS208で表示する画面の一例である。 図7Aは、属性情報データベース内の属性情報の一例である。 図7Bは、機関の情報機器が管理する顧客情報データベース内の顧客情報の一例である。 図8は、生体情報変換サーバが実現する処理フローの一例である。 図9は、外部機関が原簿サーバから顧客の属性情報を正常に取得し、属性情報の更新も無い場合に実現される情報処理を示した図の一例である(パターン1)。 図10は、外部機関が原簿サーバから顧客の属性情報を正常に取得したが、顧客情報の更新が有る場合に実現される情報処理を示した図の一例である(パターン2)。 図11は、外部機関の店舗に来店した顧客の属性情報が原簿サーバに登録されていない場合に実現される情報処理を示した図の一例である(パターン3)。 図12は、属性情報データベース内のデータの変形例である。 図13Aは、原簿サーバ1が行うステップS103の処理の変形例を示した図である。 図13Bは、原簿サーバ1が行うステップS106の処理の変形例を示した図である。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
図1は、情報処理システムにおいて実現される情報処理の概要を示した図の一例である。情報処理システムは、図1に示すように、金融機関が有する原簿サーバ1および生体情報変換サーバ3と、金融機関の外部にある機関であり、各種サービスを提供する外部機関の情報機器2とによって形成される。情報機器2と生体情報変換サーバ3は、互いにネットワーク4を通じて通信可能である。ネットワーク4は、コンピュータを相互接続してデータを取り交わすことが可能なネットワークであればよく、例えば、インターネットやイントラネット、その他各種のネットワークを適用可能である。また、原簿サーバ1は、金融機関内のネットワークを介して生体情報変換サーバ3と通信可能である。金融機関内のネットワークは、公衆のネットワークよりも安全性の高い通信を行うことが可能である。
なお、原簿サーバ1には、金融機関が保有する顧客の個人情報等の属性情報を格納した属性情報データベース1DB(本願でいう「属性情報格納手段」の一例である)が備わっている。また、情報機器2は、各外部機関が管理するデータベースであり、各外部機関が保有する顧客の個人情報等の顧客情報を格納した顧客情報データベース2DB(本願でいう「顧客情報格納手段」の一例である)にアクセス可能である。
金融機関は、顧客の預金を管理する機関であり、例えば、銀行や信用金庫、信用組合等を例示できる。金融機関は、顧客へ貸付可能な貸付上限額の算定や、顧客への連絡、その
他各種の事務的処理を行う際に、顧客の属性情報を利用する。金融機関の原簿サーバ1は、金融機関が保有する属性情報を取り扱う装置であり、例えば、金融機関における金融取引の処理や預金の管理を行う勘定系システム、その他各種の情報機器を例示できる。また、金融機関の生体情報変換サーバ3は、人間の身体的特徴を撮った画像から生体情報を得る機能や、原簿サーバ1と情報機器2との間で取り交わされる情報を中継する機能を司る。
外部機関は、顧客の属性情報を使って事業を行う機関であり、例えば、携帯電話会社やレンタルビデオショップ、金融機関、その他各種の機関を例示できる。また、属性情報としては、例えば、顧客の氏名や住所、電話番号、職業といった個人情報が挙げられる。また、その他の属性情報としては、例えば、顧客間の血縁関係、機関の顧客に対する格付けといった個人情報以外の情報が挙げられる。外部機関は、自らが行う事業の内容に則した属性情報の利用を行う。例えば、携帯電話会社であれば属性情報を基にした通話料の請求先の把握が行われ、レンタルビデオショップであれば属性情報を基にした商品の貸出の承認が行われる。外部機関の情報機器2は、外部機関が保有する属性情報を取り扱う装置であり、例えば、外部機関が運営する店舗の受付やレジカウンターに設置される端末、外部機関の本部に設置されて外部機関内の情報を集中管理するサーバ、その他各種の情報機器を例示できる。外部機関の情報機器2には、顧客の識別に用いる識別情報の一種である生体情報を顧客の体から読み取るための生体情報画像読取装置が内蔵され又は外部接続されている。生体情報画像読取装置は、人間の身体的特徴を基に個人を特定可能な程度の情報量の画像を顧客の体から読み取り可能な装置であり、例えば、指の静脈や目の網膜等の画像を読み取る装置を例示できる。
金融機関の原簿サーバ1と生体情報変換サーバ3、外部機関の情報機器2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、通信I/F(Interface)、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid
State Drive)等の大容量記憶装置、表示装置や入力装置を備えたコンピュータによって実現可能である。
図2は、情報処理システムを形成する生体情報変換サーバ3や原簿サーバ1、情報機器2がコンピュータプログラムを各々実行することによって実現される機能ブロックを示した図の一例である。
原簿サーバ1は、RAMに展開されたコンピュータプログラムを解釈及び実行するCPUが大容量記憶装置や通信I/F等と協働することにより、属性情報提供処理部1Aや更新通知処理部1B、属性情報更新処理部1Cを実現する。属性情報提供処理部1Aは、生体情報変換サーバ3を介して情報機器2から要求される属性情報の提供処理に関わる処理の実行を司る。更新通知処理部1Bは、属性情報データベース1DBに格納されている属性情報に更新があった場合に、情報の更新を外部機関へ通知する処理の実行を司る。属性情報更新処理部1Cは、外部機関の情報機器2から得た属性情報を基に、属性情報データベース1DBに格納されている属性情報を管理する処理の実行を司る。
生体情報変換サーバ3は、RAMに展開されたコンピュータプログラムを解釈及び実行するCPUが大容量記憶装置や通信I/F等と協働することにより、生体情報変換処理部3Aや情報転送処理部3Bを実現する。生体情報変換処理部3Aは、外部機関から得た顧客の生体画像を生体情報に変換する処理の実行を司る。また、情報転送処理部3Bは、外部機関の情報機器2から送られる情報を原簿サーバ1へ送ったり、原簿サーバ1から送られる情報を外部機関の情報機器2へ送ったりする処理を司る。
情報機器2は、RAMに展開されたコンピュータプログラムを解釈及び実行するCPU
が大容量記憶装置や通信I/F等と協働することにより、属性情報要求処理部2Aや顧客情報管理処理部2Bを実現する。属性情報要求処理部2Aは、店舗に来店した顧客の属性情報を金融機関へ要求する処理の実行を司る。また、顧客情報管理処理部2Bは、金融機関から通知された属性情報を基に、顧客情報データベース2DB内の顧客情報を管理する処理の実行を司る。
以下、原簿サーバ1や生体情報変換サーバ3、情報機器2が実現する処理フローについて説明する。
図3は、原簿サーバ1が実現する処理フローの一例である。原簿サーバ1にインストールされたコンピュータプログラムを実行した原簿サーバ1は、以下のような処理を実現する。すなわち、原簿サーバ1は、ネットワーク4を通じた生体情報変換サーバ3からの生体情報の通知と属性情報の要求の有無を判定する(S101)。原簿サーバ1は、ステップS101で肯定判定を行った場合、属性情報データベース1DBを照会し、生体情報変換サーバ3から通知された生体情報に一致する顧客の有無を判定する(S102)。図7Aは、属性情報データベース1DB内の属性情報の一例である。原簿サーバ1は、ステップS102で肯定判定を行った場合、属性情報データベース1DBから索出された当該顧客の属性情報を読み出し、生体情報変換サーバ3へ送信する(S103)。また、原簿サーバ1は、ステップS102で否定判定を行った場合、生体情報変換サーバ3から通知された生体情報に一致する顧客の属性情報が属性情報データベース1DBに存在しない旨を生体情報変換サーバ3へ通知する(S104)。
また、原簿サーバ1は、ステップS101で否定判定を行った場合、ネットワーク4を通じた生体情報変換サーバ3からの更新情報の通知の有無を判定する(S105)。原簿サーバ1は、ステップS105で肯定判定を行った場合、属性情報データベース1DBにアクセスし、属性情報データベース1DBに記憶されている顧客の情報を生体情報変換サーバ3から通知された新たな情報に更新する(S106)。次に、原簿サーバ1は、属性情報データベース1DBにアクセスし、ステップS106の処理によって情報を更新された顧客の情報が、当該原簿サーバ1によって過去に外部機関へ提供されたことの有無を照会する。原簿サーバ1は、ステップS106の処理によって情報を提供された顧客の情報が、当該原簿サーバ1によって過去に外部機関へ提供されていた場合、当該外部機関へ更新情報を通知する(S108)。なお、原簿サーバ1は、ステップS105で否定判定を行った場合、ステップS106からステップS108までの処理を省略する。また、原簿サーバ1は、ステップS107で否定判定を行った場合、ステップS108の処理を省略する。
原簿サーバ1は、上述したステップS101からステップS108までの一連の処理を繰り返し実行する。
図4は、情報機器2が実現する処理フローの一例である。情報機器2にインストールされたコンピュータプログラムを実行した情報機器2は、以下のような処理を実現する。すなわち、情報機器2は、店舗に来店した顧客に対し、生体情報を要求する(S201)。生体情報を要求された顧客が情報機器2に生体の一部(例えば、指や手のひら等)をかざす。情報機器2は、生体の一部がかざされて撮像が完了したか否かを判定する(S202)。情報機器2は、ステップS202で肯定判定を行うと、原簿サーバ1に属性情報を要求するための属性情報要求を発行し、生体画像と属性情報要求を生体情報変換サーバ3へ送信する(S203)。そして、情報機器2は、原簿サーバ1から呼び出す情報を画面に表示する(S204)。図5は、情報機器2がステップS204で表示する画面の一例である。情報機器2は、例えば、図5に示されるように、原簿サーバ1から呼び出す情報(例えば、氏名や住所といった項目名)を画面に表示する。情報機器2は、原簿サーバ1か
ら呼び出す情報を画面で確認した顧客が、情報を呼び出すことを承認したか否かの判定を行う(S205)。情報機器2は、例えば、ユーザが画面の承認ボタンを押下することにより、ステップS205で肯定判定を行った場合、原簿サーバ1から呼び出す顧客の情報(本願でいう「承認情報」の一例であり、例えば、項目名の情報が含まれる)を生体情報変換サーバ3に要求する(S206)。
情報機器2は、ステップS206で要求した呼び出し情報を受信したか否かの判定を行う(S207)。情報機器2は、生体情報変換サーバ3に要求した呼び出し情報を受信した場合、原簿サーバ1から呼び出した情報と、情報の内容確認を求めるメッセージを画面に表示する(S208)。図6は、情報機器2がステップS208で表示する画面の一例である。情報機器2は、例えば、図6に示されるように、原簿サーバ1から呼び出した情報(例えば、氏名や住所)を画面に表示する。情報機器2は、原簿サーバ1から呼び出した情報を画面で確認した顧客が、情報の内容を承認したか否かの判定を行う(S209)。
情報機器2は、例えば、ユーザが画面の承認ボタンを押下することにより、ステップS209で肯定判定を行った場合、原簿サーバ1から呼び出した顧客の情報を基に、機関で管理する顧客情報を処理する(S210)。図7Bは、機関の情報機器2が管理する顧客情報データベース2DB内の顧客情報の一例である。例えば、原簿サーバ1から情報が呼び出された顧客の情報が機関の顧客情報に載っておらず、当該顧客が機関にとって新規の顧客であった場合、情報機器2は、ステップS210の処理において、原簿サーバ1から呼び出された顧客の情報を元に、顧客情報データベース2DB内に当該顧客の顧客情報を新規作成する。情報機器2は、ステップS210の処理で顧客情報を処理した後、処理結果を生体情報変換サーバ3へ通知する(S211)。
情報機器2は、例えば、顧客が画面の否認ボタンを押下することによりステップS205若しくはステップS209で否定判定を行うか、又は、生体情報変換サーバ3から認証失敗の通知を受けることによりステップS207で否定判定を行った場合、個人情報の入力画面を表示し、顧客による新たな個人情報の入力操作を受け付ける(S212)。そして、情報機器2は、ステップS212の処理において入力された顧客の情報を元に、顧客情報データベース2DB内に当該顧客の顧客情報を生成・更新する(S213)。情報機器2は、ステップS213の処理で顧客情報を処理した後、処理結果を生体情報変換サーバ3へ通知する(S214)。
情報機器2は、上述したステップS201からステップS214までの一連の処理を繰り返し実行する。
図8は、生体情報変換サーバ3が実現する処理フローの一例である。生体情報変換サーバ3にインストールされたコンピュータプログラムを実行した生体情報変換サーバ3は、以下のような処理を実現する。すなわち、生体情報変換サーバ3は、ネットワーク4を通じた情報機器2からの生体画像と属性情報の要求の有無を判定する(S301)。生体情報変換サーバ3は、ステップS301で肯定判定を行った場合、生体画像を生体情報へ変換する(S302)。生体画像を生体情報へ変換する処理としては、例えば、生体画像に写った生体の特徴のパターンをデータとして抽出するものが挙げられる。生体情報変換サーバ3は、ステップS302の処理の後、属性情報要求と生体情報を原簿サーバ1へ送信する(S303)。そして、生体情報変換サーバ3は、原簿サーバ1から送られる属性情報を受信したか否かの判定を行う(S304)。
属性情報要求と生体情報が送られた原簿サーバ1が、生体情報変換サーバ3へ属性情報を送信することにより、ステップS304で肯定判定が行われると、生体情報変換サーバ
3は、認証が成功した旨を情報機器2へ通知する(S305)。そして、生体情報変換サーバ3は、情報機器2から送られる呼び出し情報の要求を受信したか否かの判定を行う(S306)。認証が成功した旨の通知を受けた情報機器2が、生体情報変換サーバ3へ呼び出し情報の要求を送信することにより、ステップS306で肯定判定が行われると、生体情報変換サーバ3は、原簿サーバ1から呼び出した顧客の属性情報のうち、要求のあった項目名に対応する情報を情報機器2へ送信する(S307)。
また、ステップS304で否定判定が行われると、生体情報変換サーバ3は、生体情報変換サーバ3から原簿サーバ1へ送られた生体情報に一致する顧客の情報が属性情報データベース1DBに存在しない旨の通知を受信したか否かの判定を行う(S308)。ここで、生体情報変換サーバ3から原簿サーバ1へ送られた生体情報に一致する顧客の情報が属性情報データベース1DBに存在しない旨の通知を生体情報変換サーバ3が原簿サーバ1から受信することにより、ステップS308で肯定判定が行われた場合、生体情報変換サーバ3は、認証が失敗した旨を情報機器2へ通知する(S309)。そして、生体情報変換サーバ3は、ステップS302の処理によって一時的に記憶されている生体情報を、生体情報変換サーバ3内のRAM等の記憶装置から削除する(S310)。
また、ステップS301で否定判定が行われると、生体情報変換サーバ3は、情報機器2における属性情報の処理結果の受信の有無を判定する(S311)。生体情報変換サーバ3は、ステップS311で肯定判定を行った場合、一時的に記憶されている生体情報と属性情報を、生体情報変換サーバ3内のRAM等の記憶装置から削除する(S312)。また、生体情報変換サーバ3は、更新情報があるか否かを判定する(S313)。情報機器2において顧客の新たな情報の登録操作が受け付けられ、その処理結果が生体情報変換サーバ3へ通知されることにより、ステップS313で肯定判定が行われると、生体情報変換サーバ3は、更新された新たな情報の登録を原簿サーバ1へ通知する(S314)。そして、生体情報変換サーバ3は、原簿サーバ1からの通知を待つ(S315)。原簿サーバ1へ通知した新たな情報の登録がなされる顧客の情報が、過去に外部機関へ提供されたものであり、情報提供履歴を有していたことにより、過去の提供先への更新情報の通知が原簿サーバ1から生体情報変換サーバ3へ送られると、生体情報変換サーバ3は、原簿サーバ1から得た属性情報を各提供先(外部機関等)へ送信する(S316)。その後、生体情報変換サーバ3は、ステップS316の処理によって一時的に記憶されている属性情報を、生体情報変換サーバ3内のRAM等の記憶装置から削除する(S317)。
また、生体情報変換サーバ3は、ステップS311で否定判定を行った場合、ステップS312からステップS317までの一連の処理を省略する。また、生体情報変換サーバ3は、ステップS313で否定判定を行った場合、ステップS314からステップS317までの一連の処理を省略する。また、生体情報変換サーバ3は、ステップS315で否定判定を行った場合、ステップS316とステップS317の処理を省略する。
生体情報変換サーバ3は、上述したステップS301からステップS317までの一連の処理を繰り返し実行する。
情報機器2と生体情報変換サーバ3と原簿サーバ1が各々上述の処理フローに従って動作することにより、情報処理システム全体では、例えば、以下のような情報処理を実現することができる。
図9は、外部機関が原簿サーバ1から顧客の属性情報を正常に取得し、属性情報の更新も無い場合に実現される情報処理を示した図の一例である(パターン1)。例えば、外部機関の店舗に来店した顧客が情報機器2を操作すると、情報機器2では、上述したステップS201の処理が実行され、顧客に対する生体情報の要求が行われる(1P01)。生
体情報を要求された顧客は、情報機器2に生体の一部をかざす(1P02)。顧客が生体の一部を情報機器2にかざすと、情報機器2では、生体画像の読み取りが行われる(1P03)。そして、情報機器2では、上述したステップS202からステップS203までの処理が実行され、生体画像と属性情報要求が生体情報変換サーバ3へ送られる(1P04)。
生体情報変換サーバ3では、上述したステップS301からステップS302までの処理が実行され、生体画像が生体情報へ変換される(1P05)。そして、生体情報変換サーバ3では、上述したステップS303の処理が実行され、生体情報と属性情報要求が原簿サーバ1へ送られる(1P06)。
原簿サーバ1では、上述したステップS101からステップS102までの処理が実行され、生体情報に一致する顧客の属性情報の検索が属性情報データベース1DBで行われる(1P07)。そして、原簿サーバ1では、上述したステップS103の処理が実行され、属性情報データベース1DBから索出された顧客の情報が生体情報変換サーバ3へ送信される(1P08)。
原簿サーバ1でステップS101からステップ103までの処理が実行されている間、情報機器2では、ステップS204の処理が実行され、顧客に対する呼び出し情報の提示が行われる(1P09)。そして、情報機器2では、ステップS205の処理が実行され、顧客による承認ボタンの押下操作が検知される(1P10)。生体情報に基づく属性情報データベース1DB内のデータ検索には時間を要する可能性があるが、原簿サーバ1でステップS101からステップ103までの処理が実行されている間に、顧客に対する呼び出し情報の提示や承認操作の受け付け等が行われることにより、属性情報データベース1DB内のデータ検索に要する時間の有効活用が図られる。
生体情報変換サーバ3では、ステップS304の処理により原簿サーバ1からの属性情報の送信が検知されると、ステップS305の処理が実行されて、認証が成功した旨が情報機器2へ通知される(1P11)。
情報機器2では、顧客による承認ボタンの押下や生体情報変換サーバ3からの認証成功通知を受けてステップS206の処理が実行され、呼び出し情報の要求が行われる(1P12)。そして、情報機器2からの呼び出し情報の要求を受けた生体情報変換サーバ3においてステップS306とステップS307の処理が実行されると、生体情報変換サーバ3では呼び出し情報の送信が行われる(1P13)。情報機器2では、生体情報変換サーバ3から送信された呼び出し情報の受信がステップ207の処理によって検知されると、ステップS208の処理により、顧客に対する情報確認の依頼が行われる(1P14)。そして、情報機器2では、ステップS209の処理が実行され、顧客による承認ボタンの押下操作が検知される(1P15)。情報機器2では、顧客による承認ボタンの押下を受けてステップS210やステップS211の処理が実行され、処理結果が生体情報変換サーバ3へ通知される(1P16)。また、生体情報変換サーバ3では、情報機器2から通知された属性情報の処理結果の通知がステップS311の処理により検知されると、ステップS312の処理が実行され、生体情報変換サーバ3に一時的に記憶されていた生体情報と属性情報の削除が行われる(1P17)。図9に示す情報処理の例では、属性情報の更新が無いため、生体情報変換サーバ3では、ステップS313において否定判定が行われ、外部機関の店舗に来店した顧客の情報の取扱いに関する一連の処理が完了する。
次に、外部機関の店舗に来店した顧客が顧客情報の更新を望んだ場合に実現される情報処理について説明する。図10は、外部機関が原簿サーバ1から顧客の属性情報を正常に取得したが、顧客情報の更新が有る場合に実現される情報処理を示した図の一例である(
パターン2)。なお、外部機関が原簿サーバ1から顧客の属性情報を正常に取得したが、顧客情報の更新が有る場合には、図9に示す情報処理のうち符号1P15以降で行われる情報処理が相違するのであり、符号1P01から符号1P14までの情報処理の流れは何れも同様なので、図10では、図9の情報処理との相違部分について示している。
顧客に対する情報確認依頼(1P14)が行われた後に、顧客が行う否認ボタンの押下操作(2P01)を情報機器2がステップS209で検知すると、情報機器2ではステップS212の処理が実行されて、個人情報の入力の受付処理が行われる(2P02)。そして、情報機器2では、ステップS213やステップS214の処理が実行されることにより、入力された個人情報が新たな属性情報として生体情報変換サーバ3へ通知される(2P03)。生体情報変換サーバ3では、情報機器2からの新たな属性情報の通知がステップS311の処理により検知されると、ステップS312の処理が実行され、生体情報変換サーバ3に一時的に記憶されていた生体情報と属性情報の削除が行われる(2P04)。そして、生体情報変換サーバ3では、新たな属性情報の通知を受けているのでステップS313の処理で肯定判定が行われ、ステップS314の新たな属性情報の通知処理が行われる(2P05)。
原簿サーバ1では、生体情報変換サーバ3から更新情報の通知を受けたことがステップS105で検知されてステップS106の処理が実行され、属性情報データベース1DBに登録されている顧客の属性情報の更新処理が行われる(2P06)。そして、原簿サーバ1では、ステップS107以降の処理が実行される。情報の更新がなされた顧客の情報が過去に外部機関へ提供された履歴があった場合、原簿サーバ1では、ステップS108の処理が実行され、情報の更新がなされた顧客の新たな属性情報を生体情報変換サーバ3へ送信する処理が行われる(2P07)。生体情報変換サーバ3では、原簿サーバ1から新たな属性情報が送られたことがステップS315の処理によって検知され、ステップS316以降の処理が実行される。すなわち、生体情報変換サーバ3では、更新された新たな属性情報を外部機関の情報機器2へ送信する処理(2P08)や、情報機器2へ送信し終えた属性情報を生体情報変換サーバ3の記憶装置類から削除する処理(2P09)が実行される。生体情報変換サーバ3から送信された属性情報を情報機器2で受信した各外部機関では、生体情報変換サーバ3から送られた顧客の新たな情報が、例えば、顧客情報データベース2DBに上書きされ、或いは、当該顧客が次回来店した際の確認作業に利用される。
次に、外部機関の店舗に来店した顧客の属性情報が原簿サーバ1に登録されていない場合に実現される情報処理について説明する。図11は、外部機関の店舗に来店した顧客の属性情報が原簿サーバ1に登録されていない場合に実現される情報処理を示した図の一例である(パターン3)。なお、外部機関の店舗に来店した顧客の属性情報が原簿サーバ1に登録されていない場合には、図9に示す情報処理のうち符号1P08以降で行われる情報処理が相違するのであり、符号1P01から符号1P07までの情報処理の流れは何れも同様なので、図11では、図9の情報処理との相違部分について示している。
原簿サーバ1において、生体情報に一致する顧客の属性情報の検索(1P07)が属性情報データベース1DBで行われ、ステップS102で否定判定が行われると、ステップS104の処理が実行されることにより、生体情報に一致する顧客の属性情報が属性情報データベース1DBに存在しない旨(不一致)が生体情報変換サーバ3へ通知される(3P01)。生体情報変換サーバ3では、不一致の通知を受けることにより、ステップS304の処理で否定判定が行われ、ステップS308で肯定判定が行われる。そして、生体情報変換サーバ3では、ステップS308で肯定判定が行われることで、ステップS309の認証失敗通知が行われる(3P02)。そして、生体情報変換サーバ3では、ステップS309の認証失敗通知が行われた後にステップS310の処理が行われ、生体情報変
換サーバ3の記憶装置に一時的に記憶されていた生体情報の削除が行われる(3P03)。認証失敗通知を受けた情報機器2では、属性情報の代わりに認証失敗通知を受けることで、ステップS207の処理で否定判定が行われ、認証に失敗した旨の表示や新規顧客の登録処理が行われる(3P04)。
上記実施形態であれば、特定の外部機関に提供された個人情報等の顧客の属性情報が原簿サーバ1へ通知され、更新された属性情報が他の機関へ通知される。よって、個人情報の変更の手続きによって生じる顧客及び外部機関の双方の作業負担が低減される。
なお、上記実施形態では、顧客の承認を得た場合に、金融機関で管理される属性情報が外部機関の情報機器2へ提供されていたが、顧客の承認に係る処理は省略してもよい。
また、上記実施形態では、金融機関の原簿サーバ1が、生体情報変換サーバ3を介して外部機関の情報機器2と通信を行っていたが、生体情報変換サーバ3が司る機能は原簿サーバ1で実現されてもよい。
また、上記実施形態では、属性情報データベース1DBの属性情報が更新されると、過去に属性情報が提供された外部機関へ更新情報が一律に通知されていたが、例えば、更新情報が自動的に通知される外部機関を顧客が任意に設定可能にしてもよい。
また、上記実施形態では、生体情報を用いて顧客を特定しているので、外部機関の店舗を訪れた顧客の本人確認処理と、属性情報データベース1DBに格納されている情報の検索に用いる識別情報の取得処理とを、情報機器2が得た生体情報だけで行っているが故に、様々な外部機関を訪れた顧客を金融機関側で容易に特定可能にしている。しかし、上記実施形態は、生体情報を用いた処理に限定されるものではない。例えば、いわゆるマイナンバーや、その他、各人に固有の番号を生体情報の代わりに用いて上記一連の処理を実現するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、顧客が訪れた外部機関から更新情報の通知がなされた場合に属性情報データベース1DBが更新され、更新情報が他の外部機関へ通知されていたが、上記実施形態は、例えば、外部機関から更新情報の通知がなくても属性情報データベース1DBを更新してもよい。例えば、属性情報データベース1DBの属性情報に、金融機関における預入額、借入金、取引履歴の何れかに少なくとも基づいて算出される顧客の資金力の評価値が含まれており、当該評価値のデータが金融機関のオペレータ等により更新可能であってもよい。この場合、上記実施形態は、例えば、原簿サーバ1が過去に評価値を提供した外部機関を属性情報データベース1DBから抽出し、抽出された外部機関へ評価値の更新を通知することが好ましい。
また、上記実施形態では、属性情報データベース1DBに格納されている属性情報の格納状態について特に限定していなかったが、上記実施形態は、例えば、属性情報を以下のように取り扱うようにしてもよい。図12は、属性情報データベース1DB内のデータの変形例である。すなわち、上記実施形態は、例えば、図12に示すように、属性情報データベース1DB内のデータを都道府県別に整理しておき、生体情報に基づく検索を行う際、顧客が訪れた店舗の地域に近いデータから順に属性情報データベース1DB内の属性情報を検索するようにしてもよい。属性情報データベース1DBに属性情報が格納されている顧客の数が膨大な場合、生体情報に基づく検索を行う度に、膨大な数の属性情報を照会する必要があり、上述したステップS102の処理に長時間を要する虞がある。通常、顧客は、住居に近い店舗を訪れる頻度の方が、住居から遠い店舗を訪れる頻度よりも高い。そこで、例えば、顧客が訪れた店舗の地理的な位置を特定できる情報(例えば、店舗の情報機器が設置されている場所の情報)を属性情報要求に含ませることで、生体情報に基づ
く属性情報データベース1DB内の検索に係る処理時間を短縮することができる。
<情報提供履歴の更新>
図13Aは、原簿サーバ1が行うステップS103の処理の変形例を示した図である。原簿サーバ1は、例えば、以下のような処理を上述のステップS103において実行するようにしてもよい。すなわち、原簿サーバ1は、ステップS102で肯定判定を行った場合、属性情報データベース1DBから索出された当該顧客の属性情報を読み出し、生体情報変換サーバ3へ送信する(S103−1)。次に、原簿サーバ1は、属性情報要求に含まれる外部機関の識別子を基に、属性情報データベース1DBの情報提供履歴を照会し、属性情報の要求元の外部機関に対する当該顧客の属性情報の提供が過去に行われているか否かの判定を行う(S103−2)。原簿サーバ1は、ステップS103−2で否定判定を行った場合、属性情報データベース1DBの情報提供履歴に当該外部機関の識別子を追加し、当該外部機関へ属性情報の提供が行われたことの履歴を属性情報データベース1DBに残す(S103−3)。また、原簿サーバ1は、ステップS103−2で肯定判定を行った場合、ステップS103−3の処理を省略する。このような仮受付の処理が行われれば、外部機関から送られた情報で直ちに金融機関の顧客情報が更新されることが無いので、金融機関の顧客情報の信頼性を保つことができる。
<属性情報更新の仮受付>
図13Bは、原簿サーバ1が行うステップS106の処理の変形例を示した図である。原簿サーバ1は、例えば、以下のような処理を上述のステップS106において実行するようにしてもよい。すなわち、原簿サーバ1は、ステップS105で肯定判定を行った場合、通知された更新情報を属性情報データベース1DBに仮登録する(S106−1)。原簿サーバ1は、通知された更新情報を、例えば、属性情報データベース1DBにある仮登録用の領域に格納する。次に、原簿サーバ1は、属性情報の変更手続きの有無の判定を行う(S106−2)。ステップS106−2の判定処理は、例えば、更新情報が属性情報データベース1DBに仮登録されている顧客が金融機関に来店し、窓口の担当者が操作するコンピュータ端末から原簿サーバ1へ住所変更の届け出が通知された場合に肯定判定が行われるようにしてもよいし、顧客が金融機関のインターネットバンキングサービスの画面上で行う住所変更の届け出が原簿サーバ1へ通知された場合に肯定判定が行われるようにしてもよい。原簿サーバ1は、ステップS106−2で肯定判定を行った場合、属性情報データベース1DBにアクセスし、属性情報データベース1DBに仮登録用の領域に格納されている更新情報を顧客の属性情報に上書きし、属性情報の更新を行う(S106−3)。
1・・原簿サーバ:1DB・・属性情報データベース:1A・・属性情報提供処理部:1B・・更新通知処理部:1C・・属性情報更新処理部:2・・情報機器:2DB・・顧客情報データベース:2A・・属性情報要求処理部:2B・・顧客情報管理処理部:3・・生体情報変換サーバ:3A・・生体情報変換処理部:3B・・情報転送処理部:4・・ネットワーク

Claims (10)

  1. 顧客の属性情報を使って事業を行う外部機関の情報機器と通信可能な情報処理装置であって、
    顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を格納する属性情報格納手段と、
    特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供手段と、
    前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供手段が過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知手段と、を備える
    情報処理装置。
  2. 前記識別情報とは、生体認証に用いることが可能な生体情報であり、
    前記外部機関の情報機器には、顧客の生体画像を読み取る装置が設けられており、
    前記属性情報提供手段は、特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の生体情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた生体情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記属性情報提供手段が属性情報を提供した前記特定の外部機関の情報機器から、提供した属性情報と異なる属性情報を受信した場合に、前記異なる属性情報に基づいて、前記属性情報格納手段に格納されている属性情報を更新する属性情報更新手段を更に備える、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、金融機関が用いる情報機器であり、
    前記属性情報格納手段は、前記金融機関における預入額、借入金、取引履歴の何れかに少なくとも基づいて算出される顧客の資金力の評価値を含む前記属性情報を格納しており、
    前記属性情報提供手段は、前記属性情報格納手段に格納されている前記属性情報のうち少なくとも前記資金力の評価値が更新された場合に、前記属性情報提供手段が過去に評価値を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ少なくとも前記評価値の更新を通知する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、前記情報処理装置を用いる機関内の回線を通じて前記情報処理装置と接続されるサーバを介して、公衆回線を通じて前記サーバと繋がる前記外部機関の情報機器と通信可能な情報機器である、
    請求項1から4の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記識別情報とは、生体認証に用いることが可能な生体情報であり、
    前記外部機関の情報機器には、顧客の生体画像を読み取る装置が設けられており、
    前記サーバは、生体画像を生体情報へ変換処理するサーバである、
    請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 顧客の属性情報を使って事業を行う複数の機関の情報機器によって形成される情報処理システムであって、
    前記複数の機関のうち少なくとも何れかの機関が用いる情報処理装置は、
    顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を格納する属性情報格納手段と、
    特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供手段と、
    前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供手段が過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知手段と、を備え、
    前記複数の機関のうち少なくとも前記情報処理装置を用いる機関以外の外部機関が用いる情報機器は、
    前記外部機関の顧客の属性情報を格納する顧客情報格納手段と、
    前記外部機関を訪れた顧客から識別情報が取得された場合に、顧客の識別情報を含む属性情報要求を前記情報処理装置へ送信する属性情報要求手段と、
    前記情報処理装置から送信される顧客の属性情報が受信された場合に、受信された属性情報を前記顧客情報格納手段に格納する顧客情報管理手段と、を備える
    情報処理システム。
  8. 前記外部機関が用いる情報機器の前記属性情報要求手段は、前記属性情報要求の送信を行った後に、前記外部機関が受け取る属性情報の項目名を顧客に提示し、顧客の承認操作を受け付けた場合に、項目に対する承認情報を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報処理装置の前記属性情報提供手段は、前記承認情報を受信した場合に、前記承認情報に含まれる項目名に対応する属性情報を、前記外部機関が用いる情報機器へ送信する、
    請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 顧客の属性情報を使って事業を行う外部機関の情報機器と通信可能な情報処理装置が、
    顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を属性情報格納手段に格納する属性情報格納処理と、
    特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情報提供処理と、
    前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供処理によって過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知処理と、を実行する
    情報処理方法。
  10. 顧客の属性情報を使って事業を行う外部機関の情報機器と通信可能な情報処理装置に、
    顧客を識別する識別情報に関連付けて、各顧客の属性情報を属性情報格納手段に格納する属性情報格納処理と、
    特定の外部機関の情報機器が要求する、顧客の識別情報を含む属性情報要求を受信した場合に、前記属性情報要求に含まれた識別情報と関連付けられて格納された属性情報を、前記属性情報格納手段から抽出して前記特定の外部機関の情報機器へ提供するとともに、前記特定の外部機関へ前記属性情報を提供したことを示す提供履歴情報を記憶する属性情
    報提供処理と、
    前記属性情報格納手段に格納されている属性情報が更新された場合に、前記属性情報提供処理によって過去に属性情報を提供した外部機関を前記提供履歴情報から抽出し、抽出された外部機関へ前記属性情報の更新を通知する更新通知処理と、を実行させる
    情報処理プログラム。
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