JP2016126134A - 表示装置およびウェアラブルデバイス - Google Patents

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博史 田代
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Abstract

【課題】ウェアラブルデバイスに備えられる表示装置において、投影光を視認する観察者に与える不快感を従来よりも低減する。【解決手段】ウェアラブルデバイスに備えられる表示装置(1)は、観察者の視認対象となる画像を表示領域に表示する表示部(20)と、外部から表示部(20)へ入射する外光(L2)の光量を調整する調光部(30)と、表示部(20)と調光部(30)との間に所定の厚さ(D)を有するスペーサ(40)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、ウェアラブルデバイスに備えられる表示装置に関する。
近年、頭部装着型ディスプレイ(HMD,Head Mounted Display)型のウェアラブルデバイスに好適な各種の表示装置が開発されている。特許文献1には、表示装置に入射する外光の光量が変化した場合においても、観察者(表示装置のユーザ)に与える不快感を低減させることを目的とした表示装置が開示されている。
具体的には、特許文献1の表示装置には、観察者の視認対象となる画像を表示する画像表示装置に加えて、入射光の透過率を制御する調光装置が設けられている。そして、調光装置を透過した外光は、画像表示装置の導光板を経て、観察者の瞳に入射する。これにより、表示装置の外部から観察者の瞳に入射する外光の光量を調整することが可能となる。
特開2014−160169号公報(2014年9月4日公開)
しかしながら、特許文献1の表示装置における調光装置は、画像表示装置の表面に接着剤によって貼り付けられている。加えて、特許文献1では、調光装置と画像表示装置との接触を防止する点については、何ら考慮されていない。このため、特許文献1の表示装置では、調光装置と画像表示装置とが部分的に接触する恐れがある。
調光装置画像および表示装置の各部材は、空気よりも高い屈折率を有しているため、調光装置と画像表示装置との接触面では、干渉縞が発生することとなる。この干渉縞は、観察者にとって不要な模様(観察者が視認対象として意図していなかった不要な画像)として、観察者に視認される。それゆえ、特許文献1の表示装置では、観察者の視認対象となる画像を形成する光(投影光)を視認する観察者に与える不快感を、十分に低減することができないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウェアラブルデバイスに備えられる表示装置であって、投影光を視認する観察者に与える不快感を従来よりも低減することが可能な表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、ウェアラブルデバイスに備えられる表示装置であって、観察者の視認対象となる画像を表示領域に表示する表示部と、外部から上記表示部へ入射する外光の光量を調整する調光部と、上記表示部と上記調光部との間に所定の厚さを有するスペーサと、を備えている。
本発明の一態様に係る表示装置によれば、投影光を視認する観察者に与える不快感を従来よりも低減することが可能となるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る表示装置の要部の構成を示す図である。 (a)〜(e)はそれぞれ、本発明の実施形態1に係るウェアラブルデバイスの概略的な構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置の概略的な構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態2に係る表示装置の要部の構成を図である。 本発明の実施形態3に係る表示装置の要部の構成を図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について、図1〜図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。はじめに、本実施形態の表示装置1を備えたウェアラブルデバイス100の概略的な構成について説明する。
なお、本実施形態では、ウェアラブルデバイス100として眼鏡型ウェアラブルデバイスを例示して説明を行っている。しかしながら、本発明の一態様に係る表示装置を備えたウェアラブルデバイスは、必ずしも眼鏡型ウェアラブルデバイスのみに限定されず、その他のHMD型のウェアラブルデバイスであってもよい。
(ウェアラブルデバイス100)
図2の(a)〜(e)は、本実施形態のウェアラブルデバイス100の概略的な構成を示す図である。ウェアラブルデバイス100は、観察者(表示装置1のユーザ)の頭部に装着可能なデバイスであり、例えば眼鏡型ウェアラブルデバイスである。
なお、図2の(a)〜(e)のそれぞれは、様々な方法によるウェアラブルデバイス100の図示を表しており、(a)は上部方向からの斜視図であり、(b)は斜め上方向からの斜視図であり、(c)は正面図であり、(d)は側面図であり、(e)は下部付近での断面図である。
図2の(a)〜(e)に示されるように、ウェアラブルデバイス100は、表示装置1と、観察者の頭部に装着可能なフレーム90(装着部)とを備えている。フレーム90は、公知の眼鏡フレームと同様の構造を有していてよく、また、公知の眼鏡フレームと同様の材料によって製作されてよい。
表示装置1は、観察者の視認対象となる画像を表示する画像表示装置として機能する。表示装置1は、フレーム90に取り付けられている。ウェアラブルデバイス100において、表示装置1は、公知の眼鏡のレンズと同様の位置に配置されてよい。なお、表示装置1の詳細な構成についての説明は、後述する(図1を参照)。
また、ウェアラブルデバイス100に備えられる表示装置1の個数は、1つであってもよいし、2つであってもよい。図2に示すように、表示装置1の個数を1つとした場合には、片眼型のウェアラブルデバイス100が実現される。この場合、観察者の片方の瞳(例えば右目の瞳)のみに、観察者の視認対象となる画像を形成する投影光が入射される。他方、表示装置1の個数を2つとした場合には、両目型のウェアラブルデバイス100が実現される。この場合、観察者の両方の瞳のそれぞれに投影光が入射される。
(表示装置1の概略的な説明)
図3は、表示装置1の概略的な構成を示す機能ブロック図である。はじめに、図3を参照して、表示装置1の機能を簡単に説明する。図3に示すように、表示装置1は、投影部10、表示部20、調光部30、投影制御部35、および調光制御部36を備えている。なお、後述の図1に示すように、表示装置1には、表示部20と調光部30との接触を防止するためのスペーサ40がさらに設けられている。
投影部10は、観察者の視認対象となる画像を形成する投影光L1を、表示部20に出射する(図1を参照)。投影光L1は、表示部20を介して観察者の瞳80に入射する。このように、表示部20は、投影部10から出射された投影光L1を導光し、瞳80に入射させる役割を担う。すなわち、表示部20は、観察者の視認対象となる画像を表示領域に表示する機能を有している。
調光部30は、表示装置1の外部から表示部20に入射する外光L2の光量を調整する光シャッタ(調光装置)として機能する。調光部30によれば、表示部20を介して瞳80に入射する外光L2の光量を適宜調節することができるため、外光L2の光量が変化した場合においても、観察者に与える不快感を低減させることが可能となる。
投影制御部35は、投影部10の動作を制御する。調光制御部36は、調光部30の動作を制御する。投影制御部35はさらに、表示部20に映像が表示されているか否かを調光制御部36に通知する。調光制御部36は、その通知に基づき調光部30を制御する。
(表示装置1の要部の構成)
図1は、表示装置1の要部の構成を示す図である。以下、図1を参照し、表示装置1の詳細な構成について説明する。なお、図1には、図示の簡略化のために、1つの表示装置1、観察者の片方の瞳80、およびその近傍の構成のみが示されている。
図1には、表示装置1の構成要素として、投影部10、表示部20、調光部30、およびスペーサ40が図示されている。なお、上述の投影制御部35および調光制御部36は、瞳80の近傍以外の位置(例えばフレーム90の先端付近)に設けられてよいため、図1において図示を省略している。以下、各部材の詳細な構成および機能について述べる。
まず、投影部10の構成について説明する。投影部10は、光源11、ビームスプリッタ12、画像形成部13、およびコリメータレンズ14を備えている。投影部10および瞳80は、表示部20から見て同じ側に位置している。他方、調光部30は、表示部20から見て、投影部10および瞳80とは反対側に位置している。
光源11は、例えば白色LED(Light Emitting Diode)であり、ビームスプリッタ12に向けて無偏光の白色光を出射する。光源11は、白色LEDの他、3色LEDまたはレーザ光源であってもよい。ビームスプリッタ12は、自身に入射した白色光を偏光させ、P成分(入射面に平行な成分)とS成分(入射面に垂直な成分)とに分離する。その結果、白色光のP成分は、ビームスプリッタ12を透過し、表示装置1の外部に出射される。他方、白色光のS成分は、ビームスプリッタ12に反射され、画像形成部13に出射される。なお、ビームスプリッタ12は、公知のものであってよい。
画像形成部13は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、2次元的なマトリクス状に配列された複数(例えば、640×480個)の画素(液晶セル)を備えている。画像形成部13に入射した白色光のS成分は、画像形成部13の内部において反射され、反射光として画像形成部13からビームスプリッタ12に向けて出射される。
ビームスプリッタ12に向かう反射光のうち、(i)「白色」を表示する画素から出射された光には、P成分が多く含まれ、(ii)「黒色」を表示する画素から出射された光には、S成分が多く含まれる。従って、反射光のP成分は、ビームスプリッタ12を透過し、コリメータレンズ14に入射する。この反射光のP成分が、投影光L1となる。
投影光L1は、観察者の視認対象となる画像(すなわち、画像形成部13内の画素の分布に対応する画像)を形成する役割を果たす。他方、反射光のS成分は、ビームスプリッタ12に反射され、光源11に戻される。コリメータレンズ14は、例えば、凸レンズであり、投影光L1を平行光とする。コリメータレンズ14によって平行光とされた投影光L1は、表示部20の導光板21に入射する。
なお、画像形成部13としては、LCDのほか、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)等のデバイスを用いることもできる。これらのデバイスを用いる場合、投影部10の光学系は、各々のデバイスに適したものとすればよい。
続いて、表示部20の構成について説明する。表示部20は、導光板21、第1プリズム22a、第2プリズム22b、および保護板23を備えている。ここで、導光板21において、投影部10および瞳80と対向する面を第1面と呼称する。なお、第1面は、調光部30とは反対側の、表示部20の入射面と理解されてもよい。また、第1面とは反対側の面を第2面と呼称する。
第1プリズム22aおよび第2プリズム22bは、導光板21の第2面上に配置されている。また、導光板21の第2面と保護板23とは、接着部材24によって接着されている。保護板23は、導光板21、第1プリズム22a、および第2プリズム22bを保護するために設けられた部材である。また、接着部材24は、公知の接着剤であってよい。
導光板21の内部には、コリメータレンズ14から入射した投影光L1を全反射させつつ導光する光路が設けられている。導光板21は、公知のものであってよい。第1プリズム22aは、導光板21の第1面に入射された投影光L1を反射させる。これにより、導光板21に入射された投影光L1を、導光板21の光路において確実に全反射させることができる。また、第2プリズム22bは、導光板21の光路において全反射されつつ導光された投影光L1を受光する。そして、第2プリズム22bは、投影光L1を反射または回折させ、導光板21の第1面から瞳80に向けて投影光L1を出射する。
なお、本実施形態では、第1プリズム22aおよび第2プリズム22bの2つのプリズムが設けられた構成が例示されているが、1つのプリズムのみを設け、当該プリズムに第1プリズム22aおよび第2プリズム22bの機能を併有させてもよい。なお、第1プリズム22aおよび第2プリズム22bは、公知の光反射膜または回折格子等によって構成されてよい。
さらに、コリメータレンズ14を介して入射する光の入射角を、導光板21内において全反射される光の角度(斜め方向)に設定することにより、第1プリズム22aを無くしてもよい。
続いて、調光部30の構成について説明する。調光部30は、光透過制御材料層31、第1基板32、第2基板33を備えている。光透過制御材料層31は、第1基板32と第2基板33との間に封止されている。また、第1基板32と第2基板33との間には、封止材34が介在している。封止材34は、公知のものであってよい。
図1に示されるように、調光部30は、表示部20を介して、瞳80の前方に配置されている。換言すれば、調光部30は、表示装置1の外部からの外光L2を、表示部20に先立って受光するように配置されている。ここで、表示部20における外光L2の入射面を、表示部20の上面と呼称する。調光部30は、表示部20の上面の一部を覆うように配置されている。
光透過制御材料層31は、例えばTN(Twisted Nematic)型の液晶材料層を含んでいる。また、第1基板32および第2基板33のそれぞれには、外部からの電圧を印加するための不図示の電極が設けられている。一例として、第1基板32および第2基板33はプラスチック材料から成り、上述の電極はITO(Indium Tin Oxide,インジウム−スズ酸化物)から成る。
第1基板32の電極には電圧V1が、第2基板33の電極には電圧V2が、それぞれ印加される。これにより、光透過制御材料層31には、電圧V=V1−V2が印加されることとなる。当該構成によれば、電圧V1およびV2の値を適宜調整することにより、電圧Vの値を変化させることが可能となる。例えば、第2基板33の電極を接地し、V2=0に固定した場合には、V=V1となる。この場合、電圧Vの値を、1つの電圧V1のみを調整することよって変化させることができる。
光透過制御材料層31内の液晶材料層における液晶の配列状態は、電圧Vの値に応じて変化する。換言すれば、液晶材料層の光透過率を、電圧Vの値に応じて変化させることができる。例えば、電圧Vの値を低下させることにより、液晶材料層の光透過率を増加させることができる。他方、電圧Vの値を増加させることにより、液晶材料層の光透過率を低下させることができる。このように、光透過制御材料層31は、自身を透過させる外光L2の光量を調整する液晶シャッタとして機能する。
(スペーサ40)
続いて、スペーサ40について詳細に説明する。図1に示されるように、スペーサ40は、表示部20と調光部30との間に所定の厚さDを有している。この厚さDは、表示部20と調光部30との間の距離と理解されてもよい。図1の場合には、厚さDは、保護板23と第1基板32との間との間の距離に相当する。また、スペーサ40は、第1基板32の外縁部に設けられている。
スペーサ40は、表示部20と調光部30との接触を防止するために設けられた部材であると理解されてもよい。本実施形態の表示装置1では、厚さDを有するスペーサ40が設けられることにより、表示部20と調光部30との接触を、従来よりも確実に防止することができる。従って、表示部20と調光部30との接触面における干渉縞の発生を抑制することができるため、投影光L1を視認する観察者に与える不快感を、従来よりも低減させることが可能となる。
スペーサ40の厚さDは、表示装置1の各部材のサイズおよび機械的な材料特性等の各条件を考慮した上で、表示装置1の設計者によって適宜決定されてよい。また、スペーサの材料は、特に限定されなくともよい。従って、厚さDは、表示部20と調光部30との接触を防止できる程度の適当な値として設定されればよい。
但し、厚さDは、調光部30の変形量以上とすることが好ましい。当該構成によれば、調光部30が変形した場合(例えば、表示装置1に外力が印加され、調光部30が撓んだ場合)にも、表示部20と調光部30との接触をより確実に防止することができる。
また、スペーサ40はプラスチック材料によって形成されることが好ましい。その理由は、スペーサ40の重量を軽量化できるためである。これにより、表示装置1の装着時に、観察者に重く不快な気分を抱かせることを防ぎ、観察者に軽快な装着感を提供することができる。
表示装置1が落下して、スペーサ40が他の部材に衝突した場合にも、当該他の部材の破損を防ぐことが可能となる。加えて、スペーサ40の材料としてプラスチック材料を選択した場合には、射出成形によってスペーサ40を製造することが可能となる。これにより、スペーサ40を容易かつ大量に製造することができるという利点も得られる。
ところで、図1の表示装置1の構成では、調光部30の端面が観察者の視界範囲内に入るため、スペーサ40も観察者の視界範囲内に入ることとなる。しかしながら、透明なスペーサ40(プラスチック製のスペーサ40)を適用した場合には、スペーサ40が観察者によって視認されにくくなる。このため、観察者が視認する画像の品質を向上させることが可能となる。
但し、後述の図4に示された表示装置2のように、スペーサ(ホルダ50)が観察者の視界範囲内に入らない場合には、スペーサは透明でなくともよい。例えば、アルミニウム等の比較的軽量な金属材料を用いて、軽量なスペーサが製造されてもよい。
(表示装置1の効果)
以上のように、実施形態の表示装置1によれば、所定の厚さDを有するスペーサ40が設けられることにより、表示部20と調光部30との接触を従来よりも確実に防止することができる。それゆえ、投影光L1を視認する観察者に与える不快感を、従来よりも低減させることが可能となる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(表示装置2の要部の構成)
図4は、本実施形態の表示装置2の要部の構成を示す図である。図4では、表示装置2
の構成要素として、投影部10、表示部20、調光部30a、およびホルダ50(スペーサ)が図示されている。本実施形態の表示装置2は、実施形態1の表示装置1において、(i)調光部30を調光部30aに、(ii)スペーサ40をホルダ50に、それぞれ置き換えることによって得られる構成である。
本実施形態の調光部30aは、表示部20の上面全体を覆うように配置されている点において、実施形態1の調光部30と異なる。図4に示されるように、調光部30aは、光透過制御材料層31a、第1基板32a、および第2基板33aを備えている。但し、これらの部材は、サイズを除いては、実施形態1の調光部30の各部材と同様であるため、説明を省略する。
(ホルダ50)
続いて、ホルダ50について詳細に説明する。以下に示すように、本実施形態のホルダ50は、実施形態1のスペーサ40と同様の役割を担う。なお、ホルダ50は、スペーサ40と同様にプラスチック材料等によって製作されてよい。
図4に示されるように、ホルダ50は、表示部20の側面と調光部30aの側面とを囲むベゼル(外枠)状の形状を有している。なお、表示部20の側面とは、表示部20における外光L2の入射面を上面としたときの側面を意味する。同様に、調光部30aの側面とは、調光部30aにおける外光L2の入射面を上面としたときの側面を意味する。
ホルダ50は、表示部20の側面および調光部30aの側面のそれぞれを、支持および保護する役割を担う。これにより、表示装置2の機械的な強度が向上し、表示装置2が落下した場合にも、表示部20および調光部30aの破損を防ぐことが可能となる。
加えて、ホルダ50の形状を表示部20および調光部30aの側面との両方を囲むベゼル状とすることにより、ホルダ50が観察者の視界範囲内に入らないように、ホルダ50を配置することができる。このようにホルダ50が配置されることにより、より一体感のある表示装置2のデザインを提供することが可能となる。
また、図4に示されるように、ホルダ50は、表示部20と調光部30aとの間に所定の厚さDを有している。本実施形態では、この厚さDは、保護板23と第1基板32aとの間の距離に相当する。このように、ホルダ50は、表示部20と調光部30aとの接触を防止するスペーサとしての機能をも併有する。
以上のように、本実施形態の表示装置2によれば、上述の実施形態1に比べて、表示装置の機械的な強度をさらに向上させることができる。加えて、より一体感のある表示装置のデザインを提供することが可能となる。
なお、本実施形態の表示装置2では、ホルダ50によって表示部20が保護されているため、表示部20から保護板23および接着部材24を除外することもできる。これにより、表示部20の構成がより簡単化される。この場合には、表示部20と調光部30aとの間の所定の厚さDは、第1プリズム22aおよび第2プリズム22bと第1基板32aとの間の距離に相当する。
〔変形例〕
なお、上述の実施形態2では、ホルダ50が表示部20の側面と調光部30aの側面との両方を囲む構成が例示されていたが、ホルダ50の構成は、必ずしもこれに限定されなくともよい。
一例として、実施形態1の表示装置1において、スペーサ40に替えて、調光部30の側面を囲むベゼル状の形状を有するホルダが設けられてもよい。この場合、ホルダによって調光部30の側面が支持および保護されるため、上述の実施形態1における表示装置1の機械的な強度を向上させることが可能となる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図5は、本実施形態の表示装置3の要部の構成を示す図である。図5に示されるように、本実施形態の表示装置3は、実施形態2の表示装置2に、防眩処理AD1〜AD4を付加することによって得られる構成である。
防眩処理AD1〜AD4は、入射面における光の反射を防止するために、当該入射面に施される表面処理である。例えば、防眩処理AD1〜AD4は、(i)ノングレア処理(入射面に微細な凹凸形状を設ける処理)であってもよいし、または、(ii)AR(Anti-Reflection)処理(反射防止被膜によって入射面を覆う処理)であってもよい。
防眩処理AD1は、導光板21の第1面(換言すれば、調光部30とは反対側の、表示部20の入射面)に施されている。防眩処理AD1により、瞳80に入射する周囲光の反射、および迷光の発生が抑制されるため、投影光L1を視認する観察者に与える不快感を好適に低減させることが可能となる。
さらに、導光板21の第1面以外の様々な表面に防眩処理を施すことにより、瞳80に入射する周囲光の反射、および迷光の発生をより一層抑制することができる。防眩処理AD2およびAD3は、調光部30に対向する保護板23の各入射面(換言すれば、調光部30に対向する表示部20の各入射面)に施されている。防眩処理AD4は、第1基板32aの入射面(換言すれば、調光部30の入射面)に施されている。
このように、防眩処理AD2〜AD4の少なくともいずれかが施されることによって、投影光L1を視認する観察者に与える不快感をより一層低減させることができる。なお、表示装置3の各部材のその他の表面に、防眩処理が施されてもよい。
なお、上述の各実施形態では、表示部20は、導光板21、第1プリズム22a、第2プリズム22b、および保護板23等を備えた構成としているが、表示部の構成はこれに限定されない。
すなわち、表示部として用いられる光学装置を、導光板ではなくハーフミラーおよび凹面鏡等の反射タイプの光学材料を組み合わせることにより、表示部を形成してもよい。あるいは、所定の表示領域を有する半透過型の平面ディスプレイを、表示部として配置した構成としてもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置(1)は、ウェアラブルデバイス(100)に備えられる表示装置であって、観察者の視認対象となる画像を表示領域に表示する表示部(20)と、外部から上記表示部へ入射する外光(L2)の光量を調整する調光部(30)と、上記表示部と上記調光部との間に所定の厚さ(D)を有するスペーサ(40)と、を備えている。
上記の構成によれば、所定の厚さを有するスペーサを設けることにより、表示部と調光部との接触を従来よりも確実に防止することができるため、接触面における干渉縞の発生が抑制される。これにより、投影光を視認する観察者に与える不快感を従来よりも低減させることが可能となる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、上記スペーサの上記所定の厚さは、上記調光部の変形量以上であることが好ましい。上記の構成によれば、調光部が変形した場合であっても、表示部と調光部との接触をより確実に防止することができる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様1または2において、上記スペーサは、上記調光部における上記外光の入射面を上面としたときの側面を囲むベゼル状の形状を有していることが好ましい。上記の構成によれば、スペーサを、調光部の側面を支持および保護するホルダとして機能させることができる。これにより、表示装置の機械的な強度が向上し、表示装置が落下した場合にも、調光部の破損を防ぐことが可能となる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様3において、上記スペーサは、上記表示部における上記外光の入射面を上面としたときの側面をさらに囲むことが好ましい。
上記の構成によれば、スペーサを、表示部の側面をも支持および保護するホルダとして機能させることができるため、表示装置の機械的な強度をさらに向上させることが可能となる。加えて、より一体感のある表示装置のデザインを提供することが可能となる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様1から4のいずれか1つにおいて、上記調光部に対向する上記表示部の入射面、および、上記調光部の入射面の少なくともいずれかには、防眩処理(AD2〜AD4)が施されていることが好ましい。
上記の構成によれば、投影光を視認する観察者に与える不快感をさらに低減させることが可能となる。
本発明の態様6に係るウェアラブルデバイスは、上記態様1から5のいずれか1つに係る表示装置と、上記観察者の頭部に装着可能な装着部(フレーム90)と、を備えており、上記表示装置は、上記装着部に取り付けられていることが好ましい。上記の構成によれば、本発明の一態様に係る表示装置を備えたウェアラブルデバイス(例えば、眼鏡型ウェアラブルデバイス)を実現することが可能となる。
〔付記事項〕
なお、本発明は以下のようにも表現できる。
本発明の一態様に係る表示装置において、上記スペーサは、プラスチック材料によって形成されていることが好ましい。上記の構成によれば、スペーサの重量を軽量化できるため、表示装置の装着時に、観察者に重く不快な気分を抱かせることを防ぎ、観察者に軽快な装着感を提供することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る表示装置において、上記スペーサは、射出成形によって製造されたものであることが好ましい。上記の構成によれば、スペーサを容易かつ大量に製造することが可能となる。
また、本発明の一態様に係る表示装置において、上記スペーサは、透明であってもよい。上記の構成によれば、調光部の端面が観察者の視界範囲内に入る場合に、スペーサが観察者によって視認されにくくなるため、観察者が視認する画像の品質を向上させることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る表示装置において、上記調光部とは反対側の、上記表示部の入射面には、防眩処理(AD1)が施されていることが好ましい。上記の構成によれば、観察者の瞳に入射する周囲光の反射、および迷光の発生が抑制されるため、投影光を視認する観察者に与える不快感をさらに低減させることが可能となる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成できる。
本発明は、ウェアラブルデバイスに備えられる表示装置に利用することができる。
1,2,3 表示装置、10 投影部、20 表示部、30,30a 調光部、
40 スペーサ、50 ホルダ(スペーサ)、80 瞳、
90 フレーム(装着部)、100 ウェアラブルデバイス、
L1 投影光、 L2 外光、 D 厚さ(所定の厚さ)、
AD1〜AD4 防眩処理

Claims (6)

  1. ウェアラブルデバイスに備えられる表示装置であって、
    観察者の視認対象となる画像を表示領域に表示する表示部と、
    外部から上記表示部へ入射する外光の光量を調整する調光部と、
    上記表示部と上記調光部との間に所定の厚さを有するスペーサと、を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記スペーサの上記所定の厚さは、上記調光部の変形量以上であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記スペーサは、上記調光部における上記外光の入射面を上面としたときの側面を囲むベゼル状の形状を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記スペーサは、上記表示部における上記外光の入射面を上面としたときの側面をさらに囲むことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 上記調光部に対向する上記表示部の入射面、および、上記調光部の入射面の少なくともいずれかには、防眩処理が施されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置と、
    上記観察者の頭部に装着可能な装着部と、を備えており、
    上記表示装置は、上記装着部に取り付けられていることを特徴とするウェアラブルデバイス。
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