JP2016115962A - Pon (passive optical network) system and communication device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、PONシステム及び通信装置に関する。 The present invention relates to a PON system and a communication device.
近年、ブロードバンドサービスの普及とともにFTTH(Fiber To The Home)の導入が進められている。FTTHは、主な形態としてPONシステムが挙げられる。 In recent years, FTTH (Fiber To The Home) has been introduced along with the spread of broadband services. FTTH is a PON system as a main form.
PONシステムは、1つの局側終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と、少なくとも1つ以上の加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)と、OLTとONUを接続する光スプリッタとを有する。 The PON system includes one station-side terminal device (OLT: Optical Line Terminal), at least one subscriber-side terminal device (ONU: Optical Network Unit), and an optical splitter that connects the OLT and the ONU.
図31は、PONシステムの一例を示す図である。図31に示すように、PONシステム1000は、光伝送路12001〜1200n(例えば、ファイバ伝送路)および1対n(nは自然数)の光スプリッタ1700を介して、OLT1100と複数のONU13001〜1300nとのポイントツーマルチポイントの通信を行うネットワ−クである。ギガビットクラスのPONの代表的な規格として、IEEE 802.3にて標準化されたEPON(Ethernet(登録商標)PON)がある。EPONは、例えば、IEEE 802.3av検討グル−プにおいて、10ギガビットクラスの10G−EPONが標準化されている。
FIG. 31 is a diagram illustrating an example of a PON system. As illustrated in FIG. 31, the
PONシステムは、複数のPONが多段に接続されるカスケ−ドPONも提案されている(例えば、非特許文献1参照)。カスケードPONは、単数のPONにおける分岐数の限界を超える多数のONUを収容可能にする。図32は、カスケードPONシステムの一例を示す図である。図32に示すように、カスケ−ドPON2000は、OLT2100と、複数のONU213021〜2130xzと、m台の光スプリッタ21701〜21703(分岐数は任意)と、通信装置である複数のカスケードノード装置(以下、Cノード)215011〜2150xyとを有する。
As a PON system, a cascade PON in which a plurality of PONs are connected in multiple stages has also been proposed (see, for example, Non-Patent Document 1). Cascade PONs can accommodate a large number of ONUs that exceed the limit of the number of branches in a single PON. FIG. 32 is a diagram illustrating an example of a cascade PON system. As shown in FIG. 32, the
光伝送路21201は、光スプリッタ21701を介して、OLT2110に接続される。さらに、Cノード215011と、複数のONU213021〜21302mと、Cノード215021とは、光スプリッタ21702を介して接続される。さらに、Cノード215021は、Cノード2150xyと接続される。このように、カスケ−ドPON2000は、多段のPONシステムを形成する。このようなカスケードPONは、OLTから光スプリッタまでの光伝送路を複数のONUで共用することができるので、費用を抑えることができる。 The optical transmission line 2120 1 is connected to the OLT 2110 via the optical splitter 2170 1 . Furthermore, the C node 2150 11, is a plurality of ONU2130 21 ~2130 2m, and C nodes 2150 21, are connected through an optical splitter 2170 2. Further, the C node 2150 21 is connected to the C node 2150 xy . Thus, the cascade PON 2000 forms a multistage PON system. Such a cascade PON can reduce the cost because the optical transmission line from the OLT to the optical splitter can be shared by a plurality of ONUs.
しかしながら、上記の従来技術では、通信の信頼性が低いという問題があった。具体的には、上記技術では、カスケ−ドPONが多数のONUを収容可能であるが、1台のOLT又は上位の位置にあるCノード下に配置されるONUの数が多くなる。このため、例えば、カスケ−ドPONは、OLTとCノードを結ぶ光伝送路(例えば、スプリッタ配下の光伝送路)や上位の位置にあるCノードが故障することで上位の位置にある装置と通信が行えなくなった場合に、故障したCノードよりも下位に配置される全てのONUが通信を行えない状態に陥るという問題があった。 However, the above-described conventional technology has a problem that the reliability of communication is low. Specifically, in the above technique, a cascade PON can accommodate a large number of ONUs, but the number of ONUs arranged under one OLT or a C node at a higher position increases. For this reason, for example, the cascade PON is connected to an optical transmission line connecting the OLT and the C node (for example, an optical transmission line under the splitter) or a device at a higher position due to a failure of the upper C node. When communication cannot be performed, there is a problem that all ONUs arranged below the failed C node cannot communicate.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のPONシステムは、通信装置が複数の上位終端装置と接続される第1のPONと、前記通信装置が下位終端装置と接続される第2のPONとを有するPONシステムであって、前記通信装置は、前記複数の上位終端装置と前記通信装置とが接続される複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路を介して前記複数の上位終端装置のうちいずれかの上位終端装置と通信を行う通信部と、前記通信部によって用いられる光伝送路を、障害状況に応じて前記複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路に切り替える切替部とを有することを特徴とする。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, the PON system of the present invention includes a first PON in which a communication device is connected to a plurality of higher-order terminal devices, and the communication device is connected to a lower-order terminal device. A PON system having a second PON, wherein the communication device is configured to pass through any one of a plurality of optical transmission lines to which the plurality of higher-level terminal devices and the communication device are connected. A communication unit that communicates with any one of a plurality of higher-level termination devices, and an optical transmission path used by the communication unit is selected from the plurality of optical transmission paths according to a failure situation. And a switching unit for switching to a road.
本発明によれば、通信の信頼性を高めることができるという効果を奏する。 According to the present invention, it is possible to improve the reliability of communication.
以下に、本願に係るPONシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係るPONシステムが限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of a PON system according to the present application will be described in detail with reference to the drawings. Note that the PON system according to the present application is not limited by this embodiment.
[第1の実施の形態]
以下の実施の形態では、第1の実施の形態に係るPONシステムの構成、Cノードの構成、PONシステムの全体の処理の流れを順に説明し、最後に第1の実施の形態による効果を説明する。
[First Embodiment]
In the following embodiments, the configuration of the PON system according to the first embodiment, the configuration of the C node, and the overall processing flow of the PON system will be described in order, and finally the effects of the first embodiment will be described. To do.
[PONシステムの構成]
PONシステム1は、通信装置(例えば、Cノード)が複数の上位終端装置(例えば、OLTやCノード)と接続される第1のPONと、通信装置が下位終端装置(例えば、ONUやCノード)と接続される第2のPONとを有するPONシステムである。この点について、図1を用いて、第1の実施の形態に係るPONシステム1の構成を説明する。図1は、第1の実施の形態に係るPONシステム1の構成を示す図である。PONシステム1は、図1に示すように、複数のOLT101〜102と、複数のONU3021〜302mと、複数のCノード5011〜501n及び5021と、複数の光スプリッタ701〜703とを有する。
[Configuration of PON system]
The
図1の例では、PONシステム1は、Cノード5011(通信装置に相当)が複数のOLT101〜102(上位終端装置に相当)と接続される第1のPONと、Cノード5011が複数のONU3021〜302m(下位終端装置に相当)と接続される第2のPONとを有する多段のPONシステムである。また、PONシステム1は、Cノード5011が複数のOLT101〜102との間で複数の光伝送路201〜202を形成する。
In the example of FIG. 1, the
なお、以下では、OLT101〜102、ONU3021〜302m、Cノード5011〜501n及び5021、光スプリッタ701〜703、光伝送路201〜202をそれぞれ区別しない場合には、OLT10、ONU30、Cノード50、光スプリッタ70、光伝送路20と表記する場合がある。
In the following, OLT10 1 ~10 2, ONU30 21 ~30 2m, C node 50 11 to 50 1n and 50 21, an optical splitter 70 1-70 3, when no
PONシステム1では、複数のOLT10が複数のONU30と光伝送路を介してポイントツーマルチポイントの通信を行う。例えば、PONシステム1は、OLT10から各ONU30へ送信される下り信号が波長分割多重(WDM)技術や時分割多重(TDM)技術を用いて多重され、かつ、OLT10に接続されている全てのONU30または一部のONU30が共通して受信可能な下り波長が少なくとも1つ存在するPONが多段に接続される多段PONシステムである。
In the
なお、図1の例では、PONシステム1は、光スプリッタ701の下位にCノードのみ有するが、光スプリッタ701の下位にONU30を有してもよい。また、Cノード5021の下位には、Cノード50やONU30があってもよい。また、上位終端装置は、OLT10に限らず、Cノード50であってもよい。
In the example of FIG. 1,
OLT10は、加入者側に設置されるONU30からの光信号を終端し各種サービスノードに信号を転送するために局側に置かれる装置である。例えば、OLT10は、映像、電話、LAN等のノード側電気信号と光信号との間のセンタ設置型変換装置である。一例としては、OLT10は、OLT10の配下にある複数のCノード50のそれぞれとの間で複数の光伝送路20を形成する。
The OLT 10 is a device placed on the station side for terminating an optical signal from the ONU 30 installed on the subscriber side and transferring the signal to various service nodes. For example, the OLT 10 is a center-installed conversion device between node-side electrical signals such as video, telephone, and LAN and optical signals. As an example, the OLT 10 forms a plurality of optical transmission lines 20 with each of a plurality of
ONU30は、局側に設置されるOLT10からの光信号を終端し各種サービスノードに信号を転送するために加入者側に置かれる装置である。例えば、ONU30は、光ファイバ上の伝送信号と、電話等の各種端末機器に対応した伝送信号間の変換を行う。 The ONU 30 is a device placed on the subscriber side in order to terminate the optical signal from the OLT 10 installed on the station side and transfer the signal to various service nodes. For example, the ONU 30 performs conversion between a transmission signal on an optical fiber and a transmission signal corresponding to various terminal devices such as a telephone.
Cノード50は、PONと他のPONとを通信可能に接続するノード装置である。具体的には、Cノード50は、Cノード50より上位の位置にあるOLT10またはCノード50と通信を行う機能を有する。また、Cノード50は、Cノード50より下位の位置にあるONU30またはCノード50と通信を行う機能を有する。
The
光スプリッタ70は、光アクセスで使われるPONシステム1において、OLT10を複数のユーザで共用するために光信号を等分配するための部品である。光スプリッタ70は、例えば、Y字型のPLC(Planar Lightwave Circuit)導波路をツリー状に接続して形成される。
The
図1の例では、複数のOLT101〜102と、複数のONU3021〜302mと、複数のCノード5011〜501n及び5021は、複数の光スプリッタ701〜703を介して接続される。具体的には、Cノード5011は、光スプリッタ701を介して、OLT101との間で光伝送路201を形成する。また、Cノード5011は、光スプリッタ702を介して、OLT102との間で光伝送路202を形成する。言い換えると、Cノード5011は、OLT101以外の他のOLT102とも接続され、複数のOLT101〜102に所属する。すなわち、Cノード5011は、冗長経路として、OLT102との間で光スプリッタ702から光伝送路202を形成する。なお、Cノード5011は、図1の例に限らず、複数の冗長経路を形成してもよい。
In the example of FIG. 1, a plurality of OLT 10 1 to 10 2, and a plurality of ONUs 30 21 to 30 2m, a plurality of node C 50 11 to 50 1n and 50 21, via a plurality of
また、PONシステム1では、複数のOLT101〜102が互いの状況を共有する。例えば、主系の上位装置であるOLT101は、ネットワーク5を介して、副系の上位装置であるOLT102とCノード5011のリンク状況や障害ステータス等の情報をリアルタイムに共有する。これにより、PONシステム1では、例えば、OLT101に障害が発生した場合に、OLT102に通信経路を切り替えることが可能となる。
In the
また、Cノード5011は、光スプリッタ703を介して、Cノード5011の配下にある複数のONU3021〜302mと接続される。また、Cノード5011は、光スプリッタ703を介して、配下にあるCノード5021と接続される。これにより、Cノード5011は、多段に接続される。なお、複数の光スプリッタ701〜703による分岐数は、図1に示す例に限らず、任意の数に分岐してもよい。
Also, the C-node 50 11, via the
このように、PONシステム1は、Cノード50がOLT10との間に冗長経路を有する。これにより、PONシステム1は、障害時に冗長経路を用いることができるので、システムの信頼性を高めることができる。例えば、PONシステム1は、障害が発生しやすい通信経路に冗長経路を設けるので、システムの信頼性を効率的に高めることができる。
Thus, the
[Cノードの構成]
Cノード50は、第1のPONに含まれる複数の上位装置(上位終端装置に相当)と、第2のPONに含まれる下位装置(下位終端装置に相当)と接続される。この点について、図2を用いて第1の実施の形態に係るCノード50を説明する。図2は、第1の実施の形態に係るCノードの構成を示すブロック図である。Cノード50は、図2に示すように、カスケードONU(以下、「C−ONU51」と表記する)51と、カスケードOLT52(以下、「C−OLT52」と表記する)と、切替部53とを有する。
[Configuration of C node]
The
C−ONU51は、上位終端装置と光伝送路を介して接続される加入者側の通信機能部である。例えば、C−ONU51は、光スプリッタ701〜70nを介して、Cノード50より上位の位置にある複数の上位装置801〜80n(例えば、OLT10やCノード50)と接続される。例えば、C−ONU51は、上位装置801〜80nそれぞれとの間で光伝送路201〜20nを形成する。なお、以下では、上位装置801〜80nを区別しない場合には、上位装置80と表記する場合がある。
The C-
また、C−ONU51は、光スプリッタ703を介して、Cノード50より下位の位置にある複数の下位装置901〜90n(例えば、ONU30やCノード50)と接続される。なお、以下では、下位装置901〜90nを区別しない場合には、下位装置90と表記する場合がある。
Further, C-
ここで、図3を用いて、図2に示したC−ONU51の構成を詳細に説明する。図3は、第1の実施の形態に係るC−ONUの構成を示すブロック図である。図3に示すように、C−ONU51は、電源部101と、外部計算処理部102と、記憶部103と、付加機能部104と、通信部105と、検知部106と、通知部107とを有する。
Here, the configuration of the C-
電源部101は、電源制御を行う。例えば、電源部101は、C−ONU51への給電を制御する。外部計算処理部102は、各種の計算を行う。例えば、外部計算処理部102は、後述のMPCP処理部110bによって実行される演算を行う。記憶部103は、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部103は、各種ファームウェアを記憶する。そして、記憶部103は、後述するPON信号処理部110におけるフレーム処理時にバッファとして利用される。付加機能部104は、その他の各種の機能を任意に有する。例えば、付加機能部104は、PON信号処理部110等における各種の処理でエラーが発生した場合に、アラームを通知する。なお、C−ONU51は、図示しないその他の各種の機能部を有してもよい。
The
通信部105は、各種の装置と通信を行う。具体的には、通信部105は、複数の上位装置801〜80nとCノード50とが接続される複数の光伝送路201〜20nのうちいずれかの光伝送路を介して複数の上位装置801〜80nのうちいずれかの上位終端装置と通信を行う。
The
例えば、通信部105は、OLT10や他のCノード50、C−OLT52などと通信を行う。一例としては、通信部105は、Cノード50より上位にあるOLT10や他のCノード50との間に形成される複数の光伝送路20のうちいずれかの光伝送路を介して通信を行う。他の例では、通信部105は、切替部53を介して、C−OLT52と通信を行う。
For example, the
図3に示すように、通信部105は、C−OLTとの接続ポート108と、PON−IFポート109と、PON信号処理部110とを有する。
As illustrated in FIG. 3, the
C−OLTとの接続ポート108及びPON−IFポート109は、外部からの信号を処理する。例えば、C−OLTとの接続ポート108は、切替部53を介して、C−OLT52との間で信号を送受信する。PON−IFポート109は、上位装置80との間で信号を送受信する。
The C-
PON信号処理部110は、例えば、Cノード50で送受信される各種信号(例えば、フレーム)に対する処理を制御する。PON信号処理部110は、図3に示すように、上り信号処理部110aと、MPCP処理部110bと、下り信号処理部110cとを有する。
The PON
上り信号処理部110aは、例えば、上りのバースト信号を再生する。また、上り信号処理部110aは、シリアルな上り信号をパラレルに変換する処理を行う。また、上り信号処理部110aは、上り信号の誤り訂正を行う。 For example, the upstream signal processing unit 110a reproduces an upstream burst signal. Further, the uplink signal processing unit 110a performs processing for converting a serial uplink signal into parallel. Further, the uplink signal processing unit 110a performs error correction on the uplink signal.
MPCP処理部110bは、例えば、信号を送信するタイミングを通知する処理を行う。また、MPCP処理部110bは、送信要求元(例えば、OLT10やCノード50)から受信した送信タイミングの要求や問い合わせに対する処理を行う。
For example, the
下り信号処理部110cは、例えば、下りのバースト信号を再生する。また、下り信号処理部110cは、シリアルな下り信号をパラレルに変換する処理を行う。また、下り信号処理部110cは、下り信号の誤り訂正を行う。
For example, the downlink
検知部106は、任意の部分に対し障害の監視及び検知を行う。具体的には、検知部106は、外部装置と接続される光伝送路の障害を検知する。例えば、検知部106は、複数の上位装置801〜80nと接続される複数の光伝送路201〜20nに発生した障害を検知する。一例としては、検知部106は、光伝送路201〜20nのうち、通信に用いられている光伝送路201に発生した障害を検知する。他の例では、検知部106は、上位装置80や光スプリッタ70に発生した障害を検知する。
The
通知部107は、障害に関する情報を通知する。例えば、通知部107は、検知部106によって障害が検知された場合に、PON−IFポート109を介して、上位装置80へ障害情報を通知する。他の例では、通知部107は、C−OLT52との接続ポート108を介して障害情報を受信し、受信した障害情報を上位装置80へ送信する。また、他の例では、通知部107は、C−OLT52の障害情報をインバウンドまたはアウトバウンドで受信し、受信した障害情報を上位装置80へ送信する。なお、通知部107は、外部の通信線を介して障害情報を受信してもよい。また、通知部107は、通信経路の切り替えが必要な場合には、通信経路の切替要求を上位装置80へ通知する。
The
図2の説明に戻って、C−OLT52は、下位終端装置と光伝送路を介して接続される局側の通信機能部である。例えば、C−OLT52は、光スプリッタ703を介して、Cノード50より下位の位置にある複数の下位装置901〜90n(例えば、ONU30やCノード50)と接続される。
Returning to the description of FIG. 2, the C-
ここで、図4を用いて、図2に示したC−OLT52の構成を詳細に説明する。図4は、第1の実施の形態に係るC−OLTの構成を示すブロック図である。図4に示すように、C−OLT52は、電源部111と、外部計算処理部112と、記憶部113と、付加機能部114と、通信部115と、検知部116と、通知部117とを有する。
Here, the configuration of the C-
電源部111は、電源制御を行う。例えば、電源部111は、C−OLT52への給電を制御する。外部計算処理部112は、各種の計算を行う。例えば、外部計算処理部112は、後述のMPCP処理部120bによって実行される演算を行う。記憶部113は、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部113は、各種ファームウェアを記憶する。そして、記憶部113は、後述するPON信号処理部120におけるフレーム処理時にバッファとして利用される。付加機能部114は、その他の各種の機能を任意に有する。例えば、付加機能部114は、PON信号処理部120等における各種の処理でエラーが発生した場合に、アラームを通知する。なお、C−OLT52は、図示しないその他の各種の機能部を有してもよい。
The power supply unit 111 performs power supply control. For example, the power supply unit 111 controls power supply to the C-
通信部115は、各種の装置と通信を行う。具体的には、通信部115は、下位終端装置と通信を行う。例えば、通信部115は、下位装置901〜90n(例えば、ONU30や下位の位置にあるCノード50)と通信を行う。
The
図4に示すように、通信部115は、PON−IFポート118と、C−ONUとの接続ポート119と、PON信号処理部120とを有する。
As illustrated in FIG. 4, the
PON−IFポート118及びC−ONUとの接続ポート119は、外部からの信号を処理する。例えば、PON−IFポート118は、下位の位置にあるPONに属する下位装置90との間で信号を送受信する。C−ONUとの接続ポート119は、C−OLT52より上位の位置にある装置内のC−ONU51との間で信号を送受信する。
The PON-
PON信号処理部120は、例えば、Cノード50で送受信される各種信号(例えば、フレーム)に対する処理を制御する。PON信号処理部120は、図4に示すように、上り信号処理部120aと、MPCP処理部120bと、下り信号処理部120cとを有する。
The PON
上り信号処理部120aは、例えば、上りのバースト信号を再生する。また、上り信号処理部120aは、シリアルな上り信号をパラレルに変換する処理を行う。また、上り信号処理部120aは、上り信号の誤り訂正を行う。
For example, the upstream
MPCP処理部120bは、例えば、信号を送信するタイミングを通知する処理を行う。また、MPCP処理部120bは、送信要求元(例えば、C−ONU51や下位装置90)から受信した送信タイミングの要求や問い合わせに対する処理を行う。
For example, the
下り信号処理部120cは、例えば、下りのバースト信号を再生する。また、下り信号処理部120cは、シリアルな下り信号をパラレルに変換する処理を行う。また、下り信号処理部120cは、下り信号の誤り訂正を行う。
For example, the downlink
検知部116は、任意の部分に対し障害の監視及び検知を行う。具体的には、検知部116は、外部装置と接続される光伝送路の障害を検知する。例えば、検知部116は、下位装置90(例えば、ONU30やCノード50)と接続される光伝送路の障害を検知する。他の例では、検知部116は、下位装置90や光スプリッタ70に発生した障害を検知する。
The
通知部117は、障害に関する情報を通知する。例えば、通知部117は、検知部116によって障害が検知された場合に、C−ONUとの接続ポート119を介して、C−ONU51へ障害情報を通知する。他の例では、通知部117は、障害情報をインバウンドまたはアウトバウンドで接続するC−ONU51へ障害情報を通知する。また、通知部117は、通信経路の切り替えが必要な場合には、通信経路の切替要求をC−ONU51へ通知する。
The
切替部53は、通信障害の状況に応じて通信経路を切り替える。具体的には、切替部53は、後述する通信部125によって用いられる光伝送路を、障害状況に応じて複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路に切り替える。例えば、切替部53は、障害が発生した通信経路から障害が発生していない他の通信経路に切り替える。一例としては、切替部53は、後述する検知部126によって光伝送路201に障害が発生したことが検知された場合に、光伝送路201から光伝送路202に切り替える。これにより、切替部53は、他の上位装置80と接続することができるので、通信障害を解消し、通信を継続することができる。
The switching
図5を用いて、図2に示した切替部53の構成を詳細に説明する。図5は、第1の実施の形態に係る切替部の構成を示すブロック図である。図5に示すように、切替部53は、電源部121と、外部計算処理部122と、記憶部123と、付加機能部124と、通信部125と、検知部126と、通知部127とを有する。
The configuration of the switching
電源部121は、電源制御を行う。例えば、電源部121は、切替部53への給電を制御する。外部計算処理部122は、各種の計算を行う。例えば、外部計算処理部122は、後述の切替処理部130によって実行される演算を行う。記憶部123は、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部123は、各種ファームウェアを記憶する。そして、記憶部123は、後述する切替処理部130におけるフレーム処理時にバッファとして利用される。付加機能部124は、その他の各種の機能を任意に有する。例えば、付加機能部124は、切替処理部130等における各種の処理でエラーが発生した場合に、アラームを通知する。なお、切替部53は、図示しないその他の各種の機能部を有してもよい。
The
通信部125は、各種の機能部と通信を行う。具体的には、通信部125は、C−ONU51やC−OLT52などと通信を行う。図5に示すように、通信部125は、C−OLTとの接続ポート128と、C−ONUとの接続ポート129と、指示部131と、切替処理部130とを有する。
The
C−OLTとの接続ポート128は、例えば、C−OLT52との間で信号を送受信する。C−ONUとの接続ポート129は、例えば、C−ONU51との間で信号を送受信する。
The
指示部131は、切替処理の指示を行う。具体的には、指示部131は、通信経路の切り替えを要求する切替情報を受信する。そして、指示部131は、切替情報を受信した場合に、切替指示を切替処理部130に送信する。例えば、指示部131は、C−ONUとの接続ポート129を介して主系のC−ONU51から切替情報を受信する。そして、指示部131は、受信した切替情報に基づいて切替指示を切替処理部130に送信する。
The
また、指示部131は、通信経路の切り替えに関する状況を示す切替状況を送受信する。具体的には、指示部131は、切替処理部130から切替状況を受信する。そして、指示部131は、C−ONUとの接続ポート129を介して、受信した切替状況を上位装置80へ送信する。
The
切替処理部130は、通信経路の切替処理を実行する。具体的には、切替処理部130は、C−ONUとの接続ポート129を介して上位装置80から受信される切替情報に基づいて、通信経路の切替処理を実行する。上位装置80からの指示に従って切替処理を実行するのは、OLT10などの上位装置80側で信号の送付先を変更するためのテーブルの書き換え処理などの準備ができるからである。例えば、切替処理部130は、指示部131から切替指示を受信した場合に、指示された通信経路の切り替えを行う。なお、切替処理部130は、上位装置80からの指示に限らず、Cノードの障害情報に基づいて任意のタイミングで通信経路の切り替えを行ってもよい。
The switching
検知部126は、任意の部分に対し障害の監視及び検知を行う。具体的には、検知部126は、主信号の導通経路にある処理部であるC−OLTとの接続ポート128や、C−ONUとの接続ポート129などの状態を監視し、障害が発生したことを検知する。
The
通知部127は、障害に関する情報を通知する。例えば、通知部127は、検知部126によって障害が検知された場合に、C−ONUとの接続ポート129を介して、C−ONU51へ障害情報を通知する。また、通知部127は、C−ONU51から障害情報をインバウンドまたはアウトバウンドで受信する。また、通知部127は、通信経路の切り替えが必要な場合には、通信経路の切替要求をC−ONU51へ通知する。
The
なお、障害の検知は、Cノード50に限らず、OLT10が行ってもよい。また、上位装置80が、下位装置90との間の通信障害を検知してもよい。この場合、例えば、上位の位置にあるCノード50またはOLT10が、障害が発生した通信経路から障害が発生していない他の通信経路に切り替える。また、下位装置90が上位装置80との間の通信障害を検知してもよい。この場合、例えば、下位の位置にあるCノード50が、障害が発生した通信経路から障害が発生していない他の通信経路に切り替える。
The failure detection is not limited to the
[処理手順]
次に、図6を用いて、第1の実施の形態に係るPONシステム1における切替処理の流れについて説明する。図6は、第1の実施の形態に係るPONシステムにおける切替処理の流れを示すシーケンス図である。
[Processing procedure]
Next, the flow of switching processing in the
図6の例では、実際に通信を行っている主系の上位装置80(例えば、OLT10または上位の位置にあるCノード50)は、上位装置80より下位の位置にあるCノード50の障害を検知した場合に、冗長系(副系)の通信経路を用いた通信を開始する。
In the example of FIG. 6, the main host device 80 (for example, the OLT 10 or the
具体的には、主系の上位装置80は、図6に示すように、実際に通信を行っている主系のCノード50に対して、障害ステータス通知のリクエストを定期的に送信する。例えば、主系の上位装置80は、主系の上位装置80に接続される光伝送路のうち通信に用いられている光伝送路に接続される主系のCノード50に対して、通信状態を示す障害ステータス通知のリクエストを送信する(ステップS101)。
Specifically, as shown in FIG. 6, the
そして、主系のCノード50は、通信状態が正常である場合には、主系の上位装置80に対して、通信状態が正常であることを示す障害ステータス通知を送信する(ステップS102)。そして、主系の上位装置80は、主系のCノード50から障害ステータス通知を受信した場合に、副系の上位装置80に障害ステータス通知を送信する(ステップS103)。主系の上位装置80及び主系のCノード50は、通信状態が正常である場合には、上述したステップS101〜S103を所定の期間ごとに繰り返し実行する。
When the communication state is normal, the
その後、主系のCノード50に障害が発生したものとする。この場合、主系の上位装置80は、まず、主系のCノード50に対して、通信状態を示す障害ステータス通知のリクエストを送信する(ステップS104)。
Thereafter, it is assumed that a failure has occurred in the
そして、主系のCノード50は、障害などが発生し通信状態が正常でないので、主系の上位装置80に対して、通信経路の切り替えを求める障害ステータス通知を送信する(ステップS105)。すなわち、主系のCノード50は、障害を検知して経路の切り替えが必要と判断した場合に、主系の上位装置80に対して、通信経路の切替許可を求める。
Then, since a failure or the like occurs and the communication state is not normal, the
そして、主系の上位装置80は、通信経路の切り替えを求める障害ステータス通知を受信した場合に、副系の上位装置80に対して、切替の準備を要求する切替スタンバイ要求を含む障害ステータス通知を送信する(ステップS106)。これにより、副系の上位装置80は、切替の準備を行う。
Then, when receiving the failure status notification for switching the communication path, the
また、主系の上位装置80は、主系のCノード50に対して、通信経路の切り替えを指示する切替指示を送信する(ステップS107)。すなわち、主系の上位装置80は、任意のタイミングで、主系のCノード50に対して、経路の切替指示を送信することで、主系のCノード50に通信経路の切替えを実行させる。
Further, the
その後、主系のCノード50は、切替指示を受信した場合に、上位装置80に接続される光伝送路のうち通信に用いられていない副系のCノード50に接続された光伝送路に通信経路を切り替える(ステップS108)。
After that, when receiving the switching instruction, the
そして、副系のCノード50は、主系のCノード50によって通信経路が切り替えられた場合に、副系の上位装置80に対して、切替完了通知を送信する(ステップS109)。すなわち、副系のCノード50は、経路切替制御の実行結果を副系の上位装置80に通知する。
Then, when the communication path is switched by the
その後、副系の上位装置80は、副系のCノード50に対して、障害ステータス通知のリクエストを送信する(ステップS110)。そして、副系のCノード50は、通信状態が正常である場合には、副系の上位装置80に対して、通信状態が正常であることを示す障害ステータス通知を送信する(ステップS111)。そして、副系の上位装置80は、副系のCノード50から障害ステータス通知を受信した場合に、主系の上位装置80に障害ステータス通知を送信する(ステップS112)。すなわち、副系の上位装置80は、副系のCノード50の通信経路に切り替えが成功した場合に、障害ステータス通知のリクエストを定期的に繰り返し副系のCノード50に送信することで、障害監視及び障害ステータス通知を行う。
Thereafter, the secondary higher-
なお、上記の切替処理は、副系の上位装置80が切替指示を行ってもよい。この点について、図7を用いて説明する。図7は、第1の実施の形態に係るPONシステムにおける切替処理の流れを示すシーケンス図である。
In the above switching process, the subordinate higher-
具体的には、PONシステム1は、まず、図6に示すステップS101〜S106と同様の処理を実行する。そして、副系の上位装置80は、主系の上位装置80から障害ステータス通知を受信した場合に、主系の上位装置80に対して、通信経路の切り替えを指示する切替指示を送信する(ステップS127)。また、副系の上位装置80は、主系のCノード50に対して、通信経路の切り替えを指示する切替指示を送信する(ステップS128)。その後、PONシステム1は、図6に示すステップS108〜S112と同様の処理を実行する。
Specifically, the
このように、PONシステム1は、副系の上位装置80が切替指示を行う。これにより、PONシステム1は、副系の上位装置80が主導して切替処理を実行することができるので、主系の上位装置80に障害が発生して副系の上位装置80が主系の上位装置80の代わりに通信を引き継ぐ場合などに有効である。
In this way, in the
また、上記の切替処理は、Cノード50による判断に基づいて行われてもよい。例えば、障害が発生した主系のCノード50は、上位装置80に対して障害通知や経路切替要求の通知が不可能または困難な場合に、主系のCノード50の判断によって通信経路の切り替えを実行する。この点について、図8を用いて説明する。図8は、第1の実施の形態に係るPONシステムにおける切替処理の流れを示すシーケンス図である。
Further, the above switching process may be performed based on the determination by the
具体的には、主系の上位装置80は、図7に示すように、実際に通信を行っている主系のCノード50に対して、障害ステータス通知のリクエストを定期的に送信する。例えば、主系の上位装置80は、主系の上位装置80に接続される光伝送路のうち通信に用いられている光伝送路に接続される主系のCノード50に対して、通信状態を示す障害ステータス通知のリクエストを送信する(ステップS141)。
Specifically, as shown in FIG. 7, the
そして、主系のCノード50は、通信状態が正常である場合には、主系の上位装置80に対して、通信状態が正常であることを示す障害ステータス通知を送信する(ステップS142)。そして、主系の上位装置80は、主系のCノード50から障害ステータス通知を受信した場合に、副系の上位装置80に障害ステータス通知を送信する(ステップS143)。主系の上位装置80及び主系のCノード50は、通信状態が正常である場合には、上述したステップS141〜S143を繰り返し実行する。
Then, when the communication state is normal, the
その後、主系のCノード50に障害通知や経路切替要求の通知を送信することが不可能となる障害が発生したものとする。この場合、まず、主系の上位装置80は、主系のCノード50に対して、障害ステータス通知のリクエストを送信する(ステップS144)。
Thereafter, it is assumed that a failure has occurred that makes it impossible to transmit a failure notification or a route switching request notification to the
その後、主系のCノード50は、主系の上位装置80に障害ステータス通知を送信せずに、障害を検知する(ステップS145)。そして、主系のCノード50は、通信経路の切り替えを求める障害ステータス通知を上位装置80に送信せずに、上位装置80に接続される光伝送路のうち通信に用いられていない副系のCノード50に接続された光伝送路に通信経路を切り替える(ステップS146)。
Thereafter, the
そして、副系のCノード50は、主系のCノード50によって通信経路が切り替えられた場合に、副系の上位装置80に対して、切替完了通知を送信する(ステップS147)。すなわち、副系のCノード50は、経路切替制御の実行結果を副系の上位装置80に通知する。
Then, when the communication path is switched by the
その後、副系の上位装置80は、副系のCノード50に対して、障害ステータス通知のリクエストを送信する(ステップS148)。そして、副系のCノード50は、通信状態が正常である場合には、副系の上位装置80に対して、通信状態が正常であることを示す障害ステータス通知を送信する(ステップS149)。そして、副系の上位装置80は、副系のCノード50から障害ステータス通知を受信した場合に、主系の上位装置80に障害ステータス通知を送信する(ステップS150)。
Thereafter, the subordinate higher-
[第1の実施の形態の効果]
このように、第1の実施の形態に係るPONシステム1は、Cノード50が複数の上位装置80と接続される第1のPONと、Cノード50が下位装置90と接続される第2のPONとを有するPONシステムであって、Cノード50は、複数の上位装置80とCノード50とが接続される複数の光伝送路20のうちいずれかの光伝送路を介して複数の上位装置80のうちいずれかの上位装置と通信を行う通信部105と、通信部105によって用いられる光伝送路を、障害状況に応じて複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路に切り替える切替部53とを有する。
[Effect of the first embodiment]
As described above, the
これにより、第1の実施の形態に係るPONシステム1は、通信障害が発生した場合に、冗長経路に通信を切り替えることで通信障害を解消することができるので、信頼性を高めることができる。例えば、PONシステム1は、上位装置の障害や光スプリッタ下部の光伝送路の障害による通信不能状態の影響を抑制することでできるので、通信障害が発生しても通信を継続することができる。
Thereby, since the
[変形例]
(バックアップ専用の上位装置)
上記の実施形態では、PONシステム1は、Cノード50が複数の上位装置80と接続される第1のPONと、Cノード50が下位装置90と接続される第2のPONとを有する例を示した。ここで、PONシステム1は、バックアップ専用の上位装置を有してもよい。
[Modification]
(Host device dedicated for backup)
In the above embodiment, the
この点について、図9を用いて、変形例に係るPONシステム2の構成を説明する。図9は、変形例に係るPONシステム2の構成を示す図である。PONシステム2は、図9に示すように、複数のOLT101〜10nと、複数のCノード5011〜501nと、複数の光スプリッタ701〜70nとを有する。
In this regard, the configuration of the
ここで、OLT102は、バックアップ専用の上位装置80である。例えば、OLT102は、実際に通信を行っている主系の上位装置80であるOLT101及びOLT10nのバックアップを行う副系の上位装置80である。
Here, OLT 10 2 is a higher-
具体的には、OLT102は、光スプリッタ702を介して、OLT101やOLT10nの配下に属する複数のCノード5011〜501nと接続される。例えば、OLT102は、光スプリッタ702を介して、複数のCノード5011〜501nとの間で副系の光伝送路2021〜202nが形成される。すなわち、OLT102は、副系のPONとして、主系のPONとなるOLT101やOLT10nのバックアップを行う。
Specifically, OLT 10 2 via the
なお、副系の光伝送路2021〜202nは、Cノード5011〜501nとの間でそれぞれ複数の冗長経路を形成してもよい。例えば、Cノード5011は、OLT102との間で副系の光伝送路2021だけでなく複数の光伝送路が形成されてもよい。また、副系の光伝送路2021〜202nは、複数のPONの冗長経路を一手に引き受ける形で、各Cノードと接続されてもよい。
The secondary optical transmission paths 20 21 to 202 n may form a plurality of redundant paths with the
これにより、PONシステム2は、副系のOLT102によって他のOLT101〜10nの配下に属するCノード5011〜501nとの間の冗長経路を確保することができるため、効率的に冗長経路を構築することができる。
As a result, the
なお、PONシステム2では、1つのPONに複数の冗長経路を必要とするCノード50が存在する場合にも、上述の副系のPONを形成するOLT102を用いてもよい。この場合、副系のPONの分岐数が、主系のPONよりも多い場合には、余剰な光伝送路を他のPONの副系の光伝送路として用いてもよい。また、副系のPONの分岐数が主系のPONよりも少ない場合には、副系の上位装置を複数用いることで分担して副系のPONを構成してもよい。
In the
(余剰な光伝送路によって副系を構築)
上記の変形例では、PONシステム2は、バックアップ専用の上位装置を有する例を示した。ここで、PONシステム2は、余剰な光伝送路を用いて副系の上位装置を構築してもよい。
(Construction of sub system by extra optical transmission line)
In the above modification, the
この点について、図10を用いて、変形例に係るPONシステム3の構成を説明する。図10は、変形例に係るPONシステム3の構成を示す図である。PONシステム3は、図10に示すように、複数のOLT101〜102と、複数のCノード5011〜501nと、複数の光スプリッタ701〜702とを有する。
In this regard, the configuration of the
具体的には、OLT101は、光スプリッタ701を介して、OLT101の配下に属する複数のCノード5011〜5012と接続される。例えば、OLT101は、光スプリッタ701を介して、複数のCノード5011〜5012との間で副系の光伝送路2011〜201nが形成される。
Specifically, OLT 10 1 via the
OLT102は、光スプリッタ702を介して、OLT102の配下に属するCノード501nと接続される。例えば、OLT102は、光スプリッタ702を介して、Cノード501nとの間で光伝送路202nが形成される。
OLT 10 2 via the
また、OLT102は、OLT101の配下に属するCノード5012と接続される。例えば、OLT102は、光スプリッタ702を介して、Cノード5012との間で光伝送路20Sが形成される。すなわち、OLT102は、OLT102の配下に属するCノード501nの主系の上位装置とともに、OLT101の配下に属するCノード5012の副系の上位装置として動作する。
Further, OLT 10 2 is connected to the C node 50 12 belonging under the OLT 10 1. For example, OLT 10 2 via the
これにより、PONシステム3は、余剰な光伝送路を用いて副系の上位装置を構築することができるので、効率的に副系の冗長経路を設けることができる。例えば、PONシステム3は、主に通信を行う上位装置の余剰な光伝送路を用いることで、バックアップ専用の上位装置を別個に構築することなく、より低い費用で副系の冗長経路を構築することができる。
As a result, the
(複数の冗長経路)
上記の実施形態では、PONシステム1は、Cノード50が複数の上位装置80と接続される第1のPONと、Cノード50が下位装置90と接続される第2のPONとを有する例を示した。ここで、PONシステム1は、Cノード50が上位装置80と複数の冗長経路によって接続されてもよい。
(Multiple redundant routes)
In the above embodiment, the
この点について、図11を用いて、変形例に係るPONシステム4の構成を説明する。図11は、変形例に係るPONシステム4の構成を示す図である。PONシステム4は、図11に示すように、複数のOLT101〜102と、複数のONU3021〜302mと、複数のCノード5011〜501n及び5021は、複数の光スプリッタ701〜703を介して接続される。
In this regard, the configuration of the PON system 4 according to the modification will be described with reference to FIG. FIG. 11 is a diagram illustrating a configuration of a PON system 4 according to a modification. PON system 4, as shown in FIG. 11, a plurality of OLT 10 1 to 10 2, and a plurality of ONUs 30 21 to 30 2m, a plurality of node C 50 11 to 50 1n and 50 21, a plurality of
具体的には、Cノード5011は、光スプリッタ701を介して、OLT101との間で複数の光伝送路201n及び光伝送路20bを形成する。また、Cノード5011は、光スプリッタ702を介して、OLT102との間で光伝送路20Sを形成する。すなわち、図11の例では、Cノード5011は、OLT101との間の光伝送路201nとOLT102との間の冗長経路である光伝送路20Sとに加えて、光伝送路20bによってさらに冗長経路が形成される。
Specifically, the
これにより、PONシステム4は、上位装置との間に複数の冗長経路を形成するので、通信の信頼性をより高めることができる。例えば、PONシステム4は、Cノードが主に通信を行っている主系の上位装置と接続された光スプリッタ下段の光伝送路の障害や、Cノードの上段側装置との通信部に障害が発生した場合に、通信断を回避することができる。また、PONシステム4は、Cノードが通信を行う上位装置を変えずに冗長経路に切り替えるので、他の上位装置へ光伝送路を切り替えて通信を回復させる場合と比較して、同じ装置内で切り替えを完結することができる。このため、PONシステム4は、上段装置側の切替手順や切替処理を単純化することができる。したがって、PONシステム4は、複数の冗長経路の選択手段を用いることにより、障害の度合いに応じて適した切替手段や経路を選択することができる。 As a result, the PON system 4 forms a plurality of redundant paths with the host device, so that communication reliability can be further improved. For example, the PON system 4 has a failure in the optical transmission path at the lower stage of the optical splitter connected to the upper system of the main system with which the C node is mainly communicating, or a failure in the communication unit with the upper side apparatus of the C node. When this occurs, communication disconnection can be avoided. In addition, since the PON system 4 switches to a redundant path without changing the host device with which the C node communicates, the PON system 4 can be used in the same device as compared with the case where the optical transmission path is switched to another host device to restore communication. The switch can be completed. For this reason, the PON system 4 can simplify the switching procedure and switching process on the upper apparatus side. Therefore, the PON system 4 can select a suitable switching means and route according to the degree of failure by using a plurality of redundant route selection means.
[第2の実施の形態]
上記の第1の実施の形態では、Cノード50は、1つのC−ONU51を有する場合を説明したが、複数のC−ONU51を有してもよい。具体的には、第2の実施の形態に係るCノード250は、複数の上位装置801〜80nと光伝送路20を介して接続される複数のC−ONU25111〜251nnと、複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかと接続されるとともに、第2のPONに含まれる下位装置90と接続されるC−OLT52とをさらにCノード250内に有し、通信部225は、Cノード250内に有する複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかを介して第1のPONに含まれる複数の上位装置801〜80nのいずれかと通信を行い、Cノード250内に有するC−OLT52を介して第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行い、切替部253は、障害状況に応じてCノード250内に有するC−OLT52と複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかとの接続を切り替えることで、複数のC−ONU25111〜251nnのうち第1のPONに含まれる複数の上位装置901〜90nのいずれかと通信を行うC−ONUを切り替える。この点について、図12を用いて詳細に説明する。なお、以下では、上記の実施の形態と同様の機能を発揮する機能部については同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
[Second Embodiment]
In the first embodiment described above, the case where the
[Cノードの構成]
図12は、第2の実施の形態に係るCノード250の構成を示す図である。図12に示すように、Cノード250は、複数のC−ONU25111〜251nnと、C−OLT52と、切替部253とを有する。なお、以下では、C−ONU25111〜251nnを、それぞれC−ONU251と表記する場合がある。
[Configuration of C node]
FIG. 12 is a diagram illustrating a configuration of the
複数のC−ONU25111〜251nnは、それぞれ第1の実施の形態に係るC−ONU51と同様の機能を有する。また、複数のC−ONU25111〜251nnは、それぞれ主系または副系の上位装置801〜80n(例えば、上位の位置にあるOLT10またはCノード250)と光スプリッタ70を介して光伝送路20により接続される。
The plurality of C-ONUs 251 11 to 251 nn have the same functions as the C-
切替部253は、複数のC−ONU25111〜251nnとC−OLT52と接続される。そして、切替部253は、複数のC−ONU25111〜251nnとC−OLT52とを接続する通信経路を切り替える。この点について、図13を用いて説明する。
The
図13は、第2の実施の形態に係る切替部253の構成を示す図である。図13に示すように、切替部253は、図5に示す切替部53と比較して、通信部225と、検知部226とを有する点が異なる。
FIG. 13 is a diagram illustrating a configuration of the
通信部225は、Cノード250内に有する複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかを介して第1のPONに含まれる上位装置801〜80nと通信を行い、Cノード250内に有するC−OLT52を介して第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行う。具体的には、通信部225は、図5に示す通信部125と比較して、複数のC−ONUとの接続ポート2291〜229nと、切替処理部230と、指示部231とを有する点が異なる。複数のC−ONUとの接続ポート2291〜229nは、それぞれ複数のC−ONU25111〜251nnと接続される。これにより、複数のC−ONUとの接続ポート2291〜229nは、それぞれ複数のC−ONU25111〜251nnと通信を行う。
The
切替処理部230は、障害状況に応じてCノード250内に有するC−OLT52と複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかとの接続を切り替えることで、複数のC−ONU25111〜251nnのうち第1のPONに含まれる上位装置801〜80nと通信を行うC−ONUを切り替える。具体的には、切替処理部230は、通信に使用中である主系のC−ONU251に障害が検知された場合に、上位の位置にあるOLT10またはCノード50と信号の通信可能な予備導通経路である他のC−ONUに接続を切り替える。これにより、切替処理部230は、使用中のC−ONUに障害が発生しても通信を維持することができる。
指示部231は、指示部131と比較して、C−ONUとの接続ポート2291〜229nを介してC−ONU25111〜251nnから切替情報を受信する点が異なる。また、指示部231は、指示部131と比較して、C−ONUとの接続ポート2291〜229nを介して、受信した切替状況をC−ONU25111〜251nnへ送信する点が異なる。
The
検知部226は、任意の部分に対し障害の監視及び検知を行う。具体的には、検知部226は、主信号の導通経路にある処理部であるC−OLTとの接続ポート128や、C−ONUとの接続ポート2291〜229n、切替処理部230となどの状態を監視し、障害が発生したことを検知する。また、検知部226は、外部装置と接続される光伝送路の障害を検知する。例えば、検知部226は、C−OLT52やC−ONU25111〜251nnに発生した障害を検知する。また、検知部226は、装置内の各部の障害を検知してもよい。例えば、検知部226は、電源部121や、外部計算処理部122、記憶部123、付加機能部124、通信部225、通知部127に発生した障害を検知する。
The
[処理手順]
次に、図14を用いて、上位装置80(例えば、OLT10または上位Cノード250)が主体となり切替指示を行う場合の切替処理の流れについて説明する。例えば、間もなく障害が発生する状況であるものの通信可能な状態である場合に、上位装置80が主体となって切替指示を行う。図14は、第2の実施の形態に係るCノード250における切替処理の流れを示すフローチャートである。
[Processing procedure]
Next, with reference to FIG. 14, a description will be given of the flow of switching processing when the host device 80 (for example, the OLT 10 or the host C node 250) performs the switching instruction. For example, when the failure is about to occur but the communication is possible, the higher-
例えば、上位装置80は、図14に示すように、下位に位置するCノード250から障害検知又は切替リクエストを受信したか否かを判定する(ステップS201)。ここで、上位装置80は、障害検知又は切替リクエストを受信した場合には(ステップS201;有)、他の上位装置(例えば、冗長経路に接続されたOLT10)へ通信を引き継ぎ可能か否かを判定する(ステップS202)。
For example, as shown in FIG. 14, the
ここで、上位装置80は、冗長経路に接続されたOLT10へ通信を引き継ぎ可能と判定した場合には(ステップS202;可)、通信経路を冗長経路へ切り替える切替指示をCノード250に送信する(ステップS203)。
Here, when it is determined that the communication can be taken over to the OLT 10 connected to the redundant path (step S202; Yes), the higher-
その後、上位装置80は、Cノード250から切替完了通知を受信したか否かを判定する(ステップS204)。ここで、上位装置80は、Cノード250から切替完了通知を受信したと判定した場合には(ステップS204;成功)、経路の切替処理を完了する(ステップS205)。
Thereafter, the
一方、上位装置80は、障害検知又は切替リクエストを受信していない場合には(ステップS201;無または不要)、Cノード250との通信可否を判定する(ステップS206)。ここで、上位装置80は、Cノード250との通信可と判定した場合には(ステップS206;可)、通信経路を維持する(ステップS208)。また、上位装置80は、冗長OLT10に通信の引き継ぎ不可と判定した場合にも(ステップS202;不可)、通信経路を維持する(ステップS208)。また、上位装置80は、Cノード250から切替完了通知を受信していないと判定した場合にも(ステップS204;無または失敗)、通信経路を維持する(ステップS208)。
On the other hand, when the
その後、上位装置80は、ステップS201を再び実行する。なお、上位装置80は、Cノード250との通信不可と判定した場合には(ステップS206;不可)、後述するCノード主体の切替処理を実行する(ステップS207)。
Thereafter, the higher-
なお、上位装置80は、このような切替処理を任意の回数繰り返し実行した場合には、切替処理を停止してもよい。また、上位装置80は、Cノード250から定期的な状態通知が無くなった場合や、障害によってCノード250から上位装置80への通知が困難になったと判断される場合に、独自に切替指示を行ってもよい。
Note that the
また、切替処理は、OLT10や上位Cノード250などの上位装置80に限らず、下位に位置するCノード250が主体となって行ってもよい。例えば、Cノード250は、障害が発生した状況で上位装置80から切替指示を受けることが困難な場合や、切替指示が不要な場合などに、自ら切替処理を実行する。この点について、図15を用いて詳細に説明する。図15は、第2の実施の形態に係るCノード250における切替処理の流れを示すフローチャートである。
Further, the switching process is not limited to the
例えば、Cノード250は、図15に示すように、障害を検知したか否かを判定する(ステップS210)。ここで、Cノード250は、障害を検知した場合には(ステップS210;可)、上位装置80との通信可否を判定する(ステップS211)。そして、上位装置80との通信が可と判定された場合には(ステップS211;可)、図14に示す上位装置80主体の切替処理を実行する(ステップS213)。
For example, as shown in FIG. 15, the
一方、Cノード250は、上位装置80との通信が不可または不要と判定された場合には(ステップS211;不可または不要)、冗長経路に接続されたOLT10へ通信を引き継ぎ可能か否かを判定する(ステップS214)。ここで、Cノード250は、冗長経路に接続されたOLT10へ通信を引き継ぎ可能と判定した場合には(ステップS214;可)、経路切替制御を実行する(ステップS215)。
On the other hand, when it is determined that communication with the
その後、Cノード250は、切替結果を判定する(ステップS216)。ここで、Cノード250は、切り換えを成功したと判定した場合には(ステップS216;成功)、切替完了通知を上位装置80に送信する(ステップS218)。そして、下位Cノード250は、経路切替を完了する(ステップS219)。
Thereafter, the
一方、Cノード250は、切り換えを失敗したと判定した場合には(ステップS216;失敗)、切替失敗通知を送信する(ステップS220)。そして、Cノード250は、通信経路を維持する(ステップS221)。
On the other hand, when it is determined that the switching has failed (step S216; failure), the
なお、Cノード250は、冗長経路に接続されたOLT10へ通信を引き継ぎ不可と判定した場合にも(ステップS214;否)、通信経路を維持する(ステップS221)。また、Cノード250は、障害を検知しなかった場合にも(ステップS210;無)、通信経路を維持する(ステップS221)。その後、Cノード250は、ステップS210を再び実行する。なお、Cノード250は、このような切替処理を任意の回数繰り返し実行した場合には、切替処理を停止してもよい。
Note that the
[第2の実施の形態の効果]
このように、第2の実施の形態に係るCノード250は、複数の上位装置801〜80nと光伝送路20を介して接続される複数のC−ONU25111〜251nnと、複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかと接続されるとともに、第2のPONに含まれる下位装置90と接続されるC−OLT52とをさらにCノード250内に有し、通信部225は、Cノード250内に有する複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかを介して第1のPONに含まれる複数の上位装置801〜80nのいずれかと通信を行い、Cノード250内に有するC−OLT52を介して第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行い、切替部253は、障害状況に応じてCノード250内に有するC−OLT52と複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかとの接続を切り替えることで、複数のC−ONU25111〜251nnのうち第1のPONに含まれる複数の上位装置901〜90nのいずれかと通信を行うC−ONUを切り替える。
[Effect of the second embodiment]
As described above, the
これにより、第2の実施の形態に係るCノード250は、主系となるC−ONUの故障による通信障害や、上段の光スプリッタからC−ONUに接続される光伝送路が断線や劣化などに伴う通信障害が発生した場合に、通信経路を切り替えることができるので、通信を継続することができる。例えば、第2の実施の形態に係るCノード250は、上位装置80と通信可能なC−ONU251に切り替えることで通信を回復することができる。
As a result, the
また、第2の実施の形態に係るCノード250は、Cノード250が単数のC−OLT52を有するため上位のPON区間の方が下位のPON区間と比較して高い信頼性が求められ、かつ、下位PON区間に低コスト性が求められる場合に適している。例えば、第2の実施の形態に係るCノード250は、信頼性を優先する通信会社が上位PON区間を管理し、低コスト性を優先する集合住宅等の管理者が下位PON区間を管理する場合等に適している。
In addition, since the
また、第2の実施の形態に係るCノード250は、Cノード250が有するC-OLT52の数を単数にすることで、経路切替部のスイッチ構成を簡単にすることができるので、使用する部品点数を削減することができる。このため、第2の実施の形態に係るCノード250は、Cノード250にかかるコストを削減することができる。
In addition, the
[第3の実施の形態]
上記の第2の実施の形態では、Cノード250は、1つのC−OLT52を有する場合を説明したが、複数のC−OLT52を有してもよい。具体的には、第3の実施形態に係るCノード350は、複数のC−ONU25111〜25121のいずれかと接続されるとともに、第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと光伝送路20を介して接続される複数のC−OLT3521〜352nをさらにCノード350内に有し、通信部325は、複数のC−OLT3521〜352nのいずれかを介して第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行い、切替部353は、障害状況に応じてCノード350内に有する複数のC−OLT3521〜352nのいずれかとC−ONU25111〜251nnとの接続を切り替えることで、複数のC−OLT3521〜352nのうち第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行うC−OLTを切り替える。
[Third Embodiment]
In the second embodiment, the case where the
[Cノードの構成]
図16は、第3の実施の形態に係るCノード350の構成を示す図である。Cノード350は、複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかと接続されるとともに、第2のPONに含まれる下位装置90と光伝送路を介して接続される複数のC−OLT3521〜352nをさらにCノード350内に有する。具体的には、Cノード350は、図16に示すように、図12に示すCノード250と比較して、複数のC−OLT3521〜352nと、切替部353と、接続部354とを有する点が異なる。なお、以下では、複数のC−OLT3521〜352nを、それぞれ複数のC−OLT352と表記する場合がある。
[Configuration of C node]
FIG. 16 is a diagram illustrating a configuration of the
複数のC−OLT3521〜352nは、それぞれ第2の実施の形態に係るC−OLT52と同様の機能を有する。また、複数のC−OLT3521〜352nは、Cノード350より下位の位置にある下位装置90(例えば、ONU30またはCノード350)と接続される。また、複数のC−OLT3521〜352nは、それぞれ接続部354に接続される。また、複数のC−OLT3521〜352nは、光カプラ、光スイッチまたは光フィルタを介して、下位の位置にある光伝送路と接続される。これにより、複数のC−OLT3521〜352nは、下位装置90と通信を行う。
The plurality of C-OLTs 352 1 to 352 n have the same functions as the C-
なお、本実施形態では、Cノード350内に複数のC-ONU25111〜251nnが搭載されるため、複数のC-ONU25111〜251nnのうち通信に用いられている主系(運用系)のC-ONUが障害情報や切替指示を通知する。また、主系(運用系)のC-ONUにおいて通信が困難な状況である場合には、通信可能な他のC−ONUが障害情報や切替指示を上位終端装置へ通知してもよい。
In this embodiment, since a plurality of C-ONUs 251 11 to 251 nn are mounted in the
切替部353は、複数のC−ONU25111〜251nnと複数のC−OLT3521〜352nと接続される。そして、切替部353は、複数のC−ONU25111〜251nnと複数のC−OLT3521〜352nとを接続する通信経路を切り替える。この点について、図17を用いて説明する。
The
図17は、第3の実施の形態に係る切替部353の構成を示す図である。図17に示すように、切替部353は、図13に示す切替部253と比較して、通信部325を有する点が異なる。
FIG. 17 is a diagram illustrating a configuration of the
通信部325は、複数のC−OLT3521〜352nのいずれかを介して第2のPONに含まれる下位装置90と通信を行う。具体的には、通信部325は、図13に示す通信部225と比較して、複数のC−OLTとの接続ポート3281〜328nと、切替処理部330とを有する点が異なる。複数のC−OLTとの接続ポート3281〜328nは、主系のC−OLTや副系のC−OLTと接続される。
The
具体的には、切替部353は、通信に使用中である主系のC−ONUやC−OLTに障害が検知された場合に、信号の通信可能な予備導通経路である他のC−ONUやC−OLTに接続を切り替える。これにより、切替部353は、使用中のC−ONUやC−OLTに障害が発生しても通信を維持することができる。
Specifically, the
ここで、切替部353は、C−OLTの切り替えに際して、切り替え後のC−OLTと下位装置90と通信を正常に行うために、切り替え前のC−OLTからの下り光信号が下位の位置にあるONU30またはCノード350に受信できないようにする。例えば、切替部353は、切り替え前のC−OLTの下り光信号を停止する。この場合、切替部353は、複数のC−OLT352同士を光カプラで接続し、複数のC−OLT352を下位の位置にある光伝送路と接続する。
Here, when switching the C-OLT, the
また、C−OLTの故障等によって下段への光信号(下り光信号)を停止できない場合がある。この場合、例えば、下段の光伝送路と任意のC−OLTを接続できる光スイッチを用いることで、故障したC−OLTの下段への光信号(下り光信号)を排除する。 In addition, the optical signal to the lower stage (downstream optical signal) may not be stopped due to a failure of the C-OLT or the like. In this case, for example, by using an optical switch that can connect the lower optical transmission line to an arbitrary C-OLT, an optical signal (downstream optical signal) to the lower stage of the failed C-OLT is eliminated.
接続部354は、複数のC−ONU25111〜251nnと複数のC−OLT3521〜352nより下位の位置にある下位装置90とを光伝送路で接続する。例えば、接続部354は、Cノード350より下位の位置にある下位装置90(例えば、ONU30またはCノード350)と複数のC−OLT3521〜352nとを接続することで光信号を導通させる。この点について、図18を用いて説明する。
The
図18は、第3の実施の形態に係る接続部354の構成を示す図である。図18に示すように、接続部354は、例えば、光スイッチが用いられる場合には、電源部331と、外部計算処理部332と、記憶部333と、付加機能部334と、通信部335と、検知部336と、通知部337とを有する。
FIG. 18 is a diagram illustrating a configuration of the
電源部331は、電源制御を行う。例えば、電源部331は、接続部354への給電を制御する。外部計算処理部332は、各種の計算を行う。例えば、外部計算処理部332は、後述の切替処理部340によって実行される演算を行う。記憶部333は、各種の情報を記憶する。例えば、記憶部333は、各種ファームウェアを記憶する。そして、記憶部333は、後述する切替処理部340におけるフレーム処理時にバッファとして利用される。付加機能部334は、その他の各種の機能を任意に有する。例えば、付加機能部334は、切替処理部340等における各種の処理でエラーが発生した場合に、アラームを通知する。なお、接続部354は、図示しないその他の各種の機能部を有してもよい。
The
通信部335は、各種の装置と通信を行う。具体的には、通信部335は、複数のC−OLT3521〜352nのいずれかを介して第2のPONに含まれる下位装置90と通信を行う。例えば、通信部335は、OLT10や他のCノード350、C−OLT352などと通信を行う。図14に示すように、通信部335は、光ポート338と、光ポート3391〜339nと、切替処理部340と、指示部341とを有する。
The
光ポート338及び光ポート3391〜339nは、外部からの信号を処理する。例えば、光ポート338は、下位装置90との間で信号を送受信する。光ポート3391〜339nは、切替部353やC−OLT3521〜352nとの間で信号を送受信する。
The
指示部341は、切替処理の指示を行う。例えば、指示部341は、切替部353または実際に通信を行っているC−OLTから切替情報を受信する。そして、指示部341は、受信した切替情報に基づいて切替指示を切替処理部340に送信する。
The
切替処理部340は、障害状況に応じてCノード350内に有する複数のC−OLT3521〜352nのいずれかと下位装置90との接続を切り替えることで、複数のC−OLT3521〜352nのうち第2のPONに含まれる下位装置90と通信を行うC−OLTを切り替える。具体的には、切替処理部340は、切替部353と連動し、C−OLTと下位装置90との通信経路を確保する。例えば、切替処理部340は、選択されたC−OLTと下位装置90とが通信できるように光経路の選択を行う。一例としては、切替処理部340は、指示部341から切替指示を受信した場合に、指示された通信経路の切り替えを行う。
The switching
ここで、切替処理部340は、C−OLTからの切替情報に基づいて通信経路の切替を行ってもよい。また、切替処理部340は、切替部353からの切替情報に基づいて通信経路の切替を行ってもよい。
Here, the switching
検知部336は、任意の部分に対して障害の監視・検知を行う。具体的には、検知部336は、通信経路の状態を監視し、通信経路に障害が発生したことを検知する。例えば、検知部336は、C−ONU251やC−OLT352と接続される通信経路に発生した障害を検知する。
The
通知部337は、障害に関する情報を通知する。具体的には、通知部337は、検知部336によって障害が検知された場合に、障害情報をC−OLT352または切替部353へ送信する。なお、通知部337は、光経路の切り替えが必要な場合には、切替要求情報を転送してもよい。
The
[処理手順]
次に、図19を用いて、上位装置80(例えば、OLT10または上位に位置するCノード350)が主体となって処理を行う切替処理の流れについて説明する。図19は、第3の実施の形態に係るCノード350における切替処理の流れを示すフローチャートである。
[Processing procedure]
Next, the flow of switching processing in which the host device 80 (for example, the OLT 10 or the upper C node 350) performs processing will be described with reference to FIG. FIG. 19 is a flowchart showing a flow of switching processing in the
例えば、上位装置80は、図19に示すように、下位に位置するCノード350から障害検知又は切替リクエストを受信したか否かを判定する(ステップS301)。ここで、上位装置80は、障害検知又は切替リクエストを受信していない場合には(ステップS301;無または不要)、Cノード350との通信可否を判定する(ステップS302)。そして、上位装置80は、Cノード350との通信不可と判定した場合には(ステップS302;不可)、後述のCノード350主体の切替処理を行う(ステップS303)。
For example, as shown in FIG. 19, the
一方、上位装置80は、Cノード350との通信可と判定した場合には(ステップS302;可)、通信経路を維持する(ステップS304)。その後、上位装置80は、ステップS301を再び実行する。
On the other hand, when it is determined that communication with the
また、上位装置80は、障害検知又は切替リクエストを受信した場合には(ステップS301;有)、他の上位装置(例えば、冗長経路に接続されたOLT)へ通信を引き継ぎ可能か否か判定する(ステップS305)。なお、他の上位装置への切替可否に関する情報は、Cノードからの切替リクエストに関係なく、事前に取得されてもよい。また、他の上位装置への切替可否について、切替リクエストの後に、主系のOLT(運用系)が副系のOLT(予備)に対して改めて確認を行ってもよい。
Further, when receiving a failure detection or switching request (step S301; present), the higher-
ここで、上位装置80は、冗長経路に接続されたOLTへ通信を引き継ぎ不可と判定した場合には(ステップS305;否)、通信経路を維持する(ステップS304)。一方、上位装置80は、冗長経路に接続されたOLTへ通信を引き継ぎ可能と判定した場合には(ステップS305;可)、C−ONU251の障害かC−OLT352の障害かを判定する(ステップS306)。
Here, when the
そして、上位装置80は、障害箇所の状況に応じて正常な通信が可能な経路に切り替える切替指示を障害が発生したCノード350に対して行う。例えば、上位装置80は、C−OLT352の障害であると判定した場合には(ステップS306;C−OLT障害)、障害が発生した主系のC−OLTを正常な他のC−OLT(予備)に切り替える切替指示を送信する(ステップS307)。一方、上位装置80は、C−ONU251の障害であると判定した場合には(ステップS306;C−ONU障害)、障害が発生した主系のC−ONUを正常な他のC−ONU(予備)に切り替える切替指示を送信する(ステップS308)。なお、上位装置80は、C−OLT352及びC−ONU251の両方が障害であると判定した場合には(ステップS306;両方が障害)、障害が発生した主系のC−OLT及びC−ONUの両方を正常な他のC−OLT及びC−ONUに切り替える切替指示を送信する(ステップS309)。
Then, the higher-
その後、上位装置80は、障害が発生したCノード350から切替完了通知を受信したか否か判定する(ステップS310)。ここで、上位装置80は、Cノード350から切替完了通知を受信したと判定した場合には(ステップS310;成功)、経路の切替処理を完了する(ステップS311)。
Thereafter, the
一方、上位装置80は、Cノード350から切替完了通知を受信していないと判定した場合には(ステップS310;無または失敗)、通信経路を維持する(ステップS304)。その後、上位装置80は、ステップS301を再び実行する。
On the other hand, when it is determined that the switching completion notification has not been received from the C node 350 (step S310; no or failure), the higher-
なお、上位装置80は、ポート等に障害が発生した場合には、正常なポートに経路を切り替えることで通信を維持してもよい。この場合、上位装置80は、ポートの変更に伴って使用するC−OLT352やC−ONU251も切り替える。
The
また、上位装置80は、このような切替処理を任意の回数繰り返し実行した場合には、切替処理を停止してもよい。また、上位装置80は、Cノード350から定期的な状態通知が無くなった場合や、障害によってCノード350から上位装置80への通知が困難になったと判断される場合に、独自に切替指示を行ってもよい。また、Cノード350がC−OLT352及び下位装置90に波長を切り替えて通信を行う機能を有する場合には、切り替え後のC−OLTは、故障したC−OLTの出力する光信号と干渉しない帯域の下り光信号を出力してもよい。この場合、下位装置90は、切り替え後のC−OLTに対応する波長を受信するように切り替える。
Further, the
また、切替処理は、OLT10や上位に位置するCノード350などの上位装置80に限らず、下位に位置するCノード350が主体となって行ってもよい。例えば、下位に位置するCノード350は、上位装置80へ障害の通知が困難な場合や、障害が発生した状況で上位装置80から切替指示を受けることが困難な場合、切替指示が不要な場合などに、自ら切替処理を実行する。この点について、図20を用いて詳細に説明する。図20は、第3の実施の形態に係るCノード350における切替処理の流れを示すフローチャートである。
Further, the switching process is not limited to the
例えば、下位に位置するCノード350は、図20に示すように、障害を検知したか否かを判定する(ステップS320)。ここで、Cノード350は、障害を検知した場合には(ステップS320;有)、上位装置80との通信可否を判定する(ステップS321)。そして、Cノード350は、上位装置80との通信が可と判定された場合には(ステップS321;可)、図19に示す上位装置80主体の切替処理を実行する(ステップS322)。
For example, as shown in FIG. 20, the
一方、Cノード350は、上位装置80との通信が不可または不要と判定された場合には(ステップS321;不可または不要)、冗長経路に接続されたOLTとの通信可否を判定する(ステップS323)。ここで、Cノード350は、冗長経路に接続されたOLTとの通信が可能であると判定した場合には(ステップS323;可)、経路切替制御を実行する(ステップS324)。
On the other hand, when it is determined that communication with the
まず、Cノード350は、C−ONU251の障害かC−OLT352の障害かを判定する(ステップS325)。そして、Cノード350は、障害箇所の状況に応じて正常な通信が可能な経路に切り替える。例えば、Cノード350は、C−OLT352の障害であると判定した場合には(ステップS325;C−OLT障害)、障害が発生した主系のC−OLTを正常な他のC−OLTに切り替える(ステップS326)。一方、Cノード350は、C−ONU251の障害であると判定した場合には(ステップS325;C−ONU障害)、障害が発生した主系のC−ONUを正常な他のC−ONUに切り替える(ステップS327)。なお、Cノード350は、C−OLT352及びC−ONU251の両方が障害であると判定した場合には(ステップS325;両方が障害)、障害が発生した主系のC−OLT及びC−ONUの両方を正常な他のC−OLT及びC−ONUに切り替える(ステップS328)。
First, the
その後、Cノード350は、切替結果を判定する(ステップS329)。ここで、Cノード350は、切り替えを全て成功したと判定した場合には(ステップS329;全て成功)、切替完了通知を上位装置80に送信する(ステップS330)。そして、Cノード350は、経路切替を完了する(ステップS331)。
Thereafter, the
一方、Cノード350は、切り替えを失敗したと判定した場合には(ステップS329;失敗)、切替失敗通知を送信する(ステップS332)。そして、Cノード350は、通信経路を維持する(ステップS333)。また、Cノード350は、障害が検知されていない場合にも(ステップS320;無)、通信経路を維持する(ステップS333)。また、Cノード350は、冗長経路に接続されたOLTとの通信が不可能であると判定した場合にも(ステップS323;否)、通信経路を維持する(ステップS333)。
On the other hand, when it is determined that the switching has failed (step S329; failure), the
その後、Cノード350は、ステップS320を再び実行する。なお、Cノード350は、このような切替処理を任意の回数繰り返し実行した場合には、切替処理を停止してもよい。また、Cノード350は、ポート等に障害が発生した場合には、正常なポートに経路を切り替えることで通信を維持してもよい。この場合、Cノード350は、ポートの変更に伴って使用するC−OLT352やC−ONU251も切り替える。
Thereafter, the
[第3の実施の形態の効果]
このように、第3の実施の形態に係るCノード350は、複数のC−ONU25111〜251nnのいずれかと接続されるとともに、第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと光伝送路20を介して接続される複数のC−OLT3521〜352nをさらにCノード350内に有し、通信部325は、複数のC−OLT3521〜352nのいずれかを介して第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行い、切替部353は、障害状況に応じてCノード350内に有する複数のC−OLT3521〜352nのいずれかとC−ONU25111〜251nnとの接続を切り替えることで、複数のC−OLT3521〜352nのうち第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行うC−OLTを切り替える。
[Effect of the third embodiment]
As described above, the
これにより、第3の実施の形態に係るCノード350は、主系となるC−ONUやC−OLTの故障による通信障害や、上段の光スプリッタからC−ONUに接続される光伝送路が断線や劣化などに伴う通信障害が発生した場合に、Cノード350内の信号の経路を通信可能な他の経路に切り替えることができるので、通信を回復させることができる。
As a result, the
また、第3の実施の形態に係るCノード350は、Cノード350内にC−OLT352が複数存在するので、実際に通信が行われているC−OLTに不具合が発生した場合でも、正常なC−OLTへ切替えることができるので、C−OLTの故障や不具合に対応することができる。このため、第3の実施の形態に係るCノード350は、Cノード350内のC−OLT及びC−ONUの両方の障害に対応することができるので、通信経路の信頼性をより高めることができる。
In addition, since the
[第4の実施の形態]
上記の第2の実施の形態では、Cノード250は、複数のC−ONU251を有する場合を説明したが、複数のC−ONU251がそれぞれ着脱可能であってもよい。この点について、図21を用いて詳細に説明する。なお、以下では、上記の実施の形態と同様の機能を発揮する機能部については同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
[Fourth Embodiment]
In the second embodiment, the case where the
[Cノードの構成]
図21は、第4の実施の形態に係るCノード450の構成を示す図である。図21に示すように、Cノード450は、複数のC−ONU451と、C−OLT52と、切替部253とを有する。
[Configuration of C node]
FIG. 21 is a diagram illustrating the configuration of the
複数のC−ONU451は、任意に着脱可能なC−ONUである。例えば、複数のC−ONU451は、物理的に取り外し可能なネットワークカードなどである。一例としては、複数のC−ONU451は、主系のC−ONUの故障による通信障害や、上段の光スプリッタからC−ONUに接続される光伝送路が断線や劣化などに伴う通信障害が発生した場合に、正常な他のC−ONU(予備)と着脱して交換される。
The plurality of C-
[第4の実施の形態の効果]
このように、第4の実施の形態に係るCノード450は、着脱可能な複数のC−ONU451を有する。
[Effect of the fourth embodiment]
As described above, the
これにより、第4の実施の形態に係るCノード450は、任意にC−ONUを着脱することができるので、故障・障害が発生したC−ONUを正常なC−ONUと容易に交換することできる。このため、第4の実施の形態に係るCノード450は、Cノードの機能を容易に回復させることができる。また、第4の実施の形態に係るCノード450は、C−ONUや光伝送路区間の故障率・障害率に応じて、設置するC−ONUの台数などの構成を容易に変更することができる。
As a result, the
[第5の実施の形態]
上記の第3の実施の形態では、Cノード350は、複数のC−ONU251と、複数のC−OLT352とを有する場合を説明したが、複数のC−ONU251及びC−ONU351がそれぞれ着脱可能であってもよい。この点について、図22を用いて詳細に説明する。なお、以下では、上記の実施の形態と同様の機能を発揮する機能部については同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
[Fifth Embodiment]
In the third embodiment, the case where the
[Cノードの構成]
図22は、第5の実施の形態に係るCノード550の構成を示す図である。図22に示すように、Cノード550は、複数のC−ONU4511〜451nと、複数のC−OLT5521〜552nと、切替部353と、接続部354とを有する。
[Configuration of C node]
FIG. 22 is a diagram illustrating a configuration of the
複数のC−ONU4511〜451nは、任意に着脱可能なC−ONUである。また、複数のC−OLT5521〜552nは、任意に着脱可能なC−OLTである。例えば、複数のC−ONU4511〜451n及び複数のC−OLT5521〜552nは、物理的に取り外し可能なネットワークカードなどである。一例としては、複数のC−ONU4511〜451n及び複数のC−OLT5521〜552nは、主系のC−ONUまたはC−OLTの故障による通信障害や、上段の光スプリッタからC−ONUまたはC−OLTに接続される光伝送路が断線や劣化などに伴う通信障害が発生した場合に、正常な他のC−ONUまたはC−OLT(予備)と着脱して交換される。
The plurality of C-
[第5の実施の形態の効果]
このように、第5の実施の形態に係るCノード550は、着脱可能な複数のC−ONU4511〜451nと、複数のC−OLT5521〜552nとを有する。
[Effect of Fifth Embodiment]
As described above, the
これにより、第5の実施の形態に係るCノード550は、任意にC−ONU及びC−OLTを着脱することができるので、故障・障害が発生したC−ONUまたはC−OLTを正常なC−ONUまたはC−OLTと容易に交換することできる。このため、第5の実施の形態に係るCノード550は、Cノードの機能を容易に回復させることができる。また、第5の実施の形態に係るCノード550は、C−ONUやC−OLT、光伝送路区間の故障率・障害率に応じて、設置するC−ONUやC−OLTの台数などの構成を容易に変更することができる。
As a result, the
[第6の実施の形態]
上記の第2の実施の形態及び第4の実施の形態では、Cノード250及びCノード450は、複数のC−ONU251を有する場合を説明したが、任意の数のC−ONUを同時に動作させてもよい。具体的には、第6の実施の形態に係るCノード650は、Cノード650内に有する複数のC−ONU25111〜251nnのうち、第1のPONに含まれる複数の上位装置801〜80nのいずれかと通信を行うC−ONUとして2以上のC−ONUを同時に動作させる。この点について、図23を用いて詳細に説明する。なお、以下では、上記の実施の形態と同様の機能を発揮する機能部については同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
[Sixth Embodiment]
In the second and fourth embodiments described above, the case where the
[Cノードの構成]
図23は、第6の実施の形態に係るCノード650の構成を示す図である。図23に示すように、Cノード650は、図12に示すCノード250と比較して、切替部653とを有する。
[Configuration of C node]
FIG. 23 is a diagram illustrating a configuration of the C node 650 according to the sixth embodiment. As illustrated in FIG. 23, the C node 650 includes a
切替部653は、Cノード650内に有する複数のC−ONU25111〜251nnのうち、第1のPONに含まれる複数の上位装置801〜80nのいずれかと通信を行うC−ONUとして2以上のC−ONUを同時に動作させる。具体的には、切替部653は、切替部253と比較して、切替処理部630を有する点が異なる。
The
切替処理部630は、Cノード650が有する複数のC−ONU2511〜251nのうち任意のC−ONUを動作させ同時に通信させる。すなわち、切替部653は、Cノード650における信号処理の負荷状況に応じて任意の数のC−ONUを稼働させることで信号を分散して処理する。例えば、切替部653は、図23に示すように、C−ONU25111と、C−ONU25121と、C−ONU2512nと、C−ONU251n1とを通過する複数の信号の処理経路Liを確保する。この点について、図24を用いて説明する。
The switching
図24は、第6の実施の形態に係る切替部653の構成を示す図である。図24に示すように、切替部653は、複数のC−ONUと接続される信号の導通経路1と導通経路mとを確保する。例えば、切替部653は、指示部231によってC−ONUからの負荷分散指示が受け付けられた場合に、負荷分散指示に基づいて通信経路を設定する。そして、切替部653は、C−ONU25111と、C−ONU25121と、C−ONU2512nと、C−ONU251n1との間の信号の導通経路を形成することで複数のC−ONUによる通信の負荷分散を行う。
FIG. 24 is a diagram illustrating a configuration of the
[第6の実施の形態の効果]
このように、第6の実施の形態に係るCノード650では、切替部653は、Cノード650内に有する複数のC−ONU25111〜251nnのうち、第1のPONに含まれる複数の上位装置801〜80nのいずれかと通信を行うC−ONUとして2以上のC−ONUを同時に動作させる。
[Effect of the sixth embodiment]
As described above, in the C node 650 according to the sixth embodiment, the
これにより、第6の実施の形態に係るCノード650は、複数のC−ONUに負荷を分散することができるので、1台当たりのC−ONUの負荷を低減することができる。例えば、第6の実施の形態に係るCノード650は、情報処理能力及びコストが低いC-ONUを複数搭載して負荷を分散することで、Cノード全体における信号処理能力の高さを維持することができる。 Thereby, since the C node 650 according to the sixth embodiment can distribute the load to a plurality of C-ONUs, the load of one C-ONU can be reduced. For example, the C node 650 according to the sixth embodiment maintains a high level of signal processing capability in the entire C node by installing a plurality of C-ONUs having low information processing capability and low cost and distributing the load. be able to.
[第7の実施の形態]
上記の第3の実施の形態及び第5の実施の形態では、Cノード350及びCノード550は、複数のC−ONUと、複数のC−OLTとを有する場合を説明したが、任意の数のC−ONU及び任意の数のC−OLTを同時に稼働させてもよい。具体的には、第7の実施の形態に係るCノード750は、Cノード750内に有する複数のC−OLT3521〜352nのうち、第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行うC−OLTとして2以上のC−OLTを同時に動作させる。この点について、図25を用いて詳細に説明する。なお、以下では、上記の実施の形態と同様の機能を発揮する機能部については同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
[Seventh Embodiment]
In the third embodiment and the fifth embodiment described above, the
[Cノードの構成]
図25は、第7の実施の形態に係るCノード750の構成を示す図である。図25に示すように、Cノード750は、図16に示すCノード350と比較して、切替部753と、接続部754とを有する。
[Configuration of C node]
FIG. 25 is a diagram illustrating a configuration of the C node 750 according to the seventh embodiment. As illustrated in FIG. 25, the C node 750 includes a
切替部753は、Cノード750内に有する複数のC−OLT3521〜352nのうち、第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行うC−OLTとして2以上のC−OLTを同時に動作させる。具体的には、切替部753の切替処理部730は、Cノード750が有する複数のC−ONU25111〜251nnのうち任意のC−ONUを動作させて通信させ、かつ、Cノード750が有する複数のC−OLT3521〜352nのうち任意のC−OLTを動作させて通信させる。すなわち、切替部753は、Cノード750における信号処理の負荷状況に応じて任意の数のC−ONUと任意の数のC−OLTを稼働させることで信号を分散して処理する。
Among the plurality of C-OLTs 352 1 to 352 n included in the C node 750, the
例えば、切替部753は、図25に示すように、C−ONU25111と、C−ONU25121と、C−ONU251nnと、C−OLT3521と、C−OLT352nとを通過する複数の信号の処理経路Liを確保する。この点について、図26を用いて説明する。
For example, as illustrated in FIG. 25, the
図26は、第7の実施の形態に係る切替部753の構成を示す図である。切替部753は、切替部353と比較して、通信部725を有する点が異なる。通信部725は、通信部325と比較して、切替処理部730を有する点が異なる。
FIG. 26 is a diagram illustrating a configuration of the
切替処理部730は、図26に示すように、複数のC−ONU25111〜251nnと、複数のC−OLT3521〜352nとを接続する信号の導通経路1−1と、導通経路m−1と、導通経路1−mと、導通経路m−nとを確保する。例えば、切替処理部730は、指示部231によってC−ONUからの負荷分散指示が受け付けられた場合に、負荷分散指示に基づいて通信経路を設定する。そして、切替処理部730は、C−ONU25111と、C−ONU25121と、C−ONU251nnと、C−OLT3521と、C−OLT352nとの間の信号の導通経路を形成することで複数のC−ONUと複数のC−OLTとによる通信の負荷分散を行う。
As illustrated in FIG. 26, the switching processing unit 730 includes a signal conduction path 1-1 that connects a plurality of C-ONUs 251 11 to 251 nn and a plurality of C-OLTs 352 1 to 352 n , and a conduction path m−. 1, a conduction path 1-m, and a conduction path mn are secured. For example, when the
接続部754は、C−ONUとC−OLTとを接続する。具体的には、接続部754は、複数のC−ONU25111〜251nnのうち切替部753によって稼働されたC−ONUと、複数のC−OLT3521〜352nのうち切替部753によって稼働されたC−OLTとを接続する。
The
[第7の実施の形態の効果]
このように、第7の実施の形態に係るCノード750は、Cノード750内に有する複数のC−OLT3521〜352nのうち、第2のPONに含まれる下位装置901〜90nと通信を行うC−OLTとして2以上のC−OLTを同時に動作させる。
[Effect of the seventh embodiment]
As described above, the C node 750 according to the seventh embodiment includes the subordinate devices 90 1 to 90 n included in the second PON among the plurality of C-OLTs 352 1 to 352 n included in the C node 750. Two or more C-OLTs are operated simultaneously as C-OLTs that perform communication.
これにより、第7の実施の形態に係るCノード750は、複数のC−ONU及び複数のC−OLTに負荷を分散することができるので、1台当たりのC−ONU及びC−OLTの負荷を低減することができる。例えば、第7の実施の形態に係るCノード750は、情報処理能力及びコストが低いC-ONU及びC−OLTを複数搭載して負荷を分散することで、Cノード全体における信号処理能力の高さを維持することができる。 Thus, the C node 750 according to the seventh embodiment can distribute the load to a plurality of C-ONUs and a plurality of C-OLTs, so the load of the C-ONUs and C-OLTs per unit Can be reduced. For example, the C node 750 according to the seventh embodiment has a high signal processing capability in the entire C node by mounting a plurality of C-ONUs and C-OLTs having low information processing capability and low cost and distributing the load. Can be maintained.
[第8の実施の形態]
上記の第2の実施の形態、第4の実施の形態及び第6の実施の形態では、Cノードは、複数のC−ONU25111〜251nnを有する場合を説明したが、C−ONUを任意に休止させてもよい。具体的には、第8の実施の形態に係るCノード850では、Cノード850内に有するC−ONUは、Cノード850内に有する複数のC−ONU85111〜851nnのうち少なくとも1つのC−ONUを動作させた状態で他のC−ONUを任意のタイミングで休止させる。この点について、図27を用いて詳細に説明する。なお、以下では、上記の実施の形態と同様の機能を発揮する機能部については同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
[Eighth Embodiment]
In the second embodiment, the fourth embodiment, and the sixth embodiment described above, the case where the C node has a plurality of C-ONUs 251 11 to 251 nn has been described. You may pause. Specifically, in the
[Cノードの構成]
図27は、第8の実施の形態に係るCノード850の構成を示す図である。図27に示すように、Cノード850は、図12に示すCノード250と比較して、複数のC−ONU85111〜851nnを有する。
[Configuration of C node]
FIG. 27 is a diagram illustrating a configuration of the
複数のC−ONU85111〜851nnは、例えば、信号処理等のタスクが発生しておらず、休止しても信号伝送に障害の発生しないC−ONUを任意に休止(スリープ)する。図27の例では、複数のC−ONU85111〜851nnのうちC−ONU85121〜851nnは、休止している。このため、複数のC−ONU85111〜851nnのうちC−ONU85111が信号の処理経路Liとなる。この点について、図28を用いて説明する。
The plurality of C-
図28は、第8の実施の形態に係るC−ONU851の構成を示す図である。図28に示すように、C−ONU851は、C−ONU51と比較して、休止部891(下位休止部に相当)をさらに有する。
FIG. 28 is a diagram illustrating a configuration of a C-
休止部891は、C−ONU851の休止を制御する。具体的には、休止部891は、Cノード850が有する複数のC−ONU85111〜851nnのうち少なくとも1台のC−ONUを動作させた状態で他のC−ONUを任意のタイミングで休止させる。例えば、休止部891は、PON−IFポート109、PON信号処理部110、C−OLTとの接続ポート108においてC−ONU851へ導通するトラフィックを監視する。そして、休止部891は、トラフィックの流入が任意の値以下であると判定した場合に、C−ONU851のスリープを行うための制御を開始する。
The
ここで、休止部891は、C−ONU851が主体となってスリープの開始を任意のタイミングでおこなってもよい。また、休止部891は、スリープを実行するか否かの許可を上位装置80から求めてもよい。例えば、休止部891は、PON−IFポート109を介して、上位の位置にあるOLT10またはCノード850にスリープ要求を送信する。また、休止部891は、PON−IFポート109を介して、上位の位置にあるOLT10またはCノード850からスリープ許可を受信する。
Here, the
そして、休止部891は、上位の位置にあるOLT10またはCノード850からスリープ許可が得られた場合に、スリープを開始する。また、休止部891は、C−ONU851が予備系(非運用系)として上位装置80から設定された場合に、信号の流入が無いものとしてスリープを開始してもよい。これにより、休止部891は、C−ONUを抑制状態とすることができるので、休止したC−ONUへの給電を必要最低限に抑えることができる。このため、休止部891は、C−ONUによる電力消費を減らすことができる。
Then, the
また、休止部891は、Cノード850の各部位の発熱状態を監視し、温度状況に応じてC−ONUを交互に動作させてもよい。これにより、休止部891は、一部の部位に発熱が集中し、機器類の熱的負荷発生に伴うCノードの劣化やデバイスの熱暴走によるリスクを低減することができる。
In addition, the
[第8の実施の形態の効果]
このように、第8の実施の形態に係るCノード850では、Cノード850内に有するC−ONUは、Cノード850内に有する複数のC−ONU85111〜851nnのうち少なくとも1つのC−ONUを動作させた状態で他のC−ONUを任意のタイミングで休止させる休止部891を有する。
[Effect of the eighth embodiment]
As described above, in the
これにより、第8の実施の形態に係るCノード850は、少なくとも1つのC−ONUを残して他のC−ONUを休止することができるので、システムを維持したまま消費電力を低減することができる。
As a result, the
また、副系の上位装置80や主系及び副系を混在して用いられる上位装置80においても、信号の流入が無い場合に、信号の流入がない装置を休止させることで、消費電力を低減及び抑制してもよい。また、少数の副系のPONで複数の主系のPONの冗長構成を行う場合、トラフィックが副系のPONの容量以下であれば、副系のPONに通信経路を切り替えて主系の上位装置80を休止させることで、消費電力を低減及び抑制してもよい。
Further, even in the
[第9の実施の形態]
上記の第3の実施の形態、第5の実施の形態及び第7の実施の形態では、Cノードは、複数のC−ONUと、複数のC−OLTとを有する場合を説明したが、C−ONU及びC−OLTを任意に休止させてもよい。具体的には、第9の実施の形態に係るCノード950では、Cノード950に有するC−OLTは、Cノード950内に有する複数のC−OLT9521〜952nのうち少なくとも1つのC−OLTを動作させた状態で他のC−OLTを任意のタイミングで休止させる。この点について、図29を用いて詳細に説明する。
[Ninth Embodiment]
In the third embodiment, the fifth embodiment, and the seventh embodiment described above, the C node has been described as having a plurality of C-ONUs and a plurality of C-OLTs. -The ONU and C-OLT may be arbitrarily paused. Specifically, in the
[Cノードの構成]
図29は、第9の実施の形態に係るCノード950の構成を示す図である。図29に示すように、Cノード950は、図16に示すCノード350と比較して、複数のC−ONU85111〜851nnと、複数のC−OLT9521〜952nとを有する。
[Configuration of C node]
FIG. 29 is a diagram illustrating the configuration of the
複数のC−OLT9521〜952nは、信号処理等のタスクが発生しておらず、休止しても信号伝送に障害の発生しないC−OLTを任意に休止(スリープ)する。図29の例では、複数のC−OLT9521〜952nのうちC−OLT9522〜952nは、休止している。このため、複数のC−OLT9521〜952nのうちC−OLT9521が信号の処理経路Liとなる。この点について、図30を用いて説明する。
The plurality of C-
図30は、第9の実施の形態に係るC−OLT952の構成を示す図である。図30に示すように、C−OLT952は、C−OLT352と比較して、休止部991(上位休止部に相当)をさらに有する。
FIG. 30 is a diagram illustrating the configuration of the C-
休止部991は、Cノード950内に有する複数のC−OLT9521〜952nのうち少なくとも1つのC−OLTを動作させた状態で他のC−OLTを任意のタイミングで休止させる。具体的には、休止部991は、Cノード950が有する複数のC−OLT9521〜952nのうち少なくとも1台のC−OLTを動作させた状態で他のC−OLTを任意のタイミングで休止させる。
The
例えば、休止部991は、C−ONUとの接続ポート119、PON−IFポート118、PON信号処理部120においてC−OLT952へ導通するトラフィックを監視する。そして、休止部991は、トラフィックの流入が任意の値以下であると判定した場合に、C−ONU851及びC−OLT952のスリープを行うための制御を開始する。
For example, the
ここで、休止部991は、C−OLT952が主体となってスリープの開始を任意のタイミングでおこなってもよい。また、休止部991は、スリープを実行するか否かの許可を上位装置80から求めてもよい。例えば、休止部991は、C−ONUとの接続ポートを介して、C−ONU851または上位の位置にあるOLT10またはCノード950にスリープ要求を送信する。また、休止部991は、C−ONUとの接続ポートを介して、C−ONU851または上位の位置にある上位装置80からスリープ許可を受信する。そして、休止部991は、上位装置80からスリープ許可が得られた場合に、スリープを開始する。
Here, the
また、休止部991は、C−OLT952が予備系(非運用系)として上位装置80から設定された場合に、信号の流入が無いものとしてスリープを開始してもよい。また、休止部991は、C−ONU851との間に通信経路が確立されている場合に、C−ONU851へスリープ要求を行い、C−ONU851からスリープ許可を得て、スリープを開始してもよい。
In addition, when the C-
これにより、休止部991は、C−ONU851及びC−OLT952を抑制状態とすることができるので、休止したC−ONU851及びC−OLT952への給電を必要最低限に抑えることができる。このため、休止部991は、C−ONU851及びC−OLT952による電力消費を減らすことができる。
As a result, the
また、休止部991は、Cノード950の各部位の発熱状態を監視し、温度状況に応じてC−ONU851及びC−OLT952を任意に動作させてもよい。これにより、休止部991は、一部の部位に発熱が集中し、機器類の熱的負荷発生に伴うCノードの劣化やデバイスの熱暴走によるリスクを低減することができる。
Further, the
[第9の実施の形態の効果]
このように、第9の実施の形態に係るCノード950は、Cノード950に有するC−OLTは、Cノード950内に有する複数のC−OLT9521〜952nのうち少なくとも1つのC−OLTを動作させた状態で他のC−OLTを任意のタイミングで休止させる休止部991を有する。
[Effect of the ninth embodiment]
As described above, in the
これにより、第9の実施の形態に係るCノード950は、少なくとも1つのC−ONU及びC−OLTを残して他のC−ONU及びC−OLTを休止することができるので、システムを維持したまま消費電力を低減することができる。
Accordingly, the
以上、本発明のいくつかの実施例を説明したが、これらの実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described above, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
上記の実施例において図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示された構成要素と同一であることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態(例えば、図2の形態)は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、C−ONU51とC−OLT52とを一つの部として統合してもよく、一方、切替部53を、通信部105と検知部106とに分散してもよい。また、例えば、通知部107をCノード50の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、検知部106、通知部107を別の装置がそれぞれ有し、ネットワークに接続されて協働することで、上記したCノード50の機能を実現するようにしてもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
Each component of each device illustrated in the above embodiments is functionally conceptual and does not necessarily have to be the same as the physically illustrated component. That is, the specific form of distribution / integration of each device (for example, the form shown in FIG. 2) is not limited to the one shown in the figure, and all or a part thereof can be changed in arbitrary units depending on various loads and usage conditions. It can be configured functionally or physically distributed and integrated. For example, the C-
また、上記の実施例においてCノードでは、C−ONU、C−OLT及び切替部のそれぞれが、検知部及び通知部を有する例を示した。ここで、Cノードでは、必ずしもC−ONU、C−OLT及び切替部のそれぞれが検知部及び通知部を有さなくてもよい。具体的には、少なくとも冗長する部位が検知部及び通知部を有すればよい。例えば、C−ONUのみが検知部及び通知部を有し、障害の検知及び通知を行ってもよい。 Further, in the above embodiment, in the C node, the C-ONU, the C-OLT, and the switching unit each have a detection unit and a notification unit. Here, in the C node, each of the C-ONU, the C-OLT, and the switching unit may not necessarily include the detection unit and the notification unit. Specifically, at least redundant parts may have a detection unit and a notification unit. For example, only the C-ONU may include a detection unit and a notification unit, and may detect and notify a failure.
また、上記の実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。 In addition, all or a part of the processes described as being automatically performed among the processes described in the above embodiments can be manually performed. Alternatively, all or part of the processing described as being performed manually can be automatically performed by a known method.
1 PONシステム
10 OLT
20 光伝送路
30 ONU
50 Cノード
51 C−ONU
52 C−OLT
53 切替部
70 光スプリッタ
1 PON system 10 OLT
20 Optical transmission line 30 ONU
50 C node 51 C-ONU
52 C-OLT
53
Claims (8)
前記通信装置は、
前記複数の上位終端装置と前記通信装置とが接続される複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路を介して前記複数の上位終端装置のうちいずれかの上位終端装置と通信を行う通信部と、
前記通信部によって用いられる光伝送路を、障害状況に応じて前記複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路に切り替える切替部と
を有することを特徴とするPONシステム。 A PON system having a first PON (Passive Optical Network) in which a communication device is connected to a plurality of upper terminal devices and a second PON in which the communication device is connected to a lower terminal device,
The communication device
Communication for communicating with any one of the plurality of higher-order terminal devices via any one of the plurality of optical transmission lines to which the plurality of higher-order terminal devices and the communication device are connected And
A PON system comprising: a switching unit that switches an optical transmission line used by the communication unit to one of the plurality of optical transmission lines according to a failure state.
前記複数の上位終端装置と前記通信装置とが接続される複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路を介して前記複数の上位終端装置のうちいずれかの上位終端装置と通信を行う通信部と、
前記通信部によって用いられる光伝送路を、障害状況に応じて前記複数の光伝送路のうちいずれかの光伝送路に切り替える切替部と
を有することを特徴とする通信装置。 A communication device connected to a plurality of upper terminal devices included in the first PON and a lower terminal device included in the second PON,
Communication for communicating with any one of the plurality of higher-order terminal devices via any one of the plurality of optical transmission lines to which the plurality of higher-order terminal devices and the communication device are connected And
And a switching unit that switches an optical transmission line used by the communication unit to any one of the plurality of optical transmission lines according to a failure state.
前記複数の下位終端装置のいずれかと接続されるとともに、前記第2のPONに含まれる下位終端装置と接続される上位終端装置と
をさらに前記通信装置内に有し、
前記通信部は、
前記通信装置内に有する複数の下位終端装置のいずれかを介して前記第1のPONに含まれる複数の上位終端装置のいずれかと通信を行い、前記通信装置内に有する上位終端装置を介して前記第2のPONに含まれる下位終端装置と通信を行い、
前記切替部は、
障害状況に応じて前記通信装置内に有する上位終端装置と複数の下位終端装置のいずれかとの接続を切り替えることで、前記複数の下位終端装置のうち前記第1のPONに含まれる複数の上位終端装置のいずれかと通信を行う下位終端装置を切り替える
ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 A plurality of lower terminators connected to the plurality of upper terminators via an optical transmission line;
The communication device further includes an upper terminal device connected to any one of the plurality of lower terminal devices and connected to a lower terminal device included in the second PON,
The communication unit is
Communicates with any of a plurality of higher-order terminal devices included in the first PON via any of a plurality of lower-order terminal devices included in the communication device, and passes through the higher-order terminal device included in the communication device. Communicate with the lower-end device included in the second PON,
The switching unit is
A plurality of higher-order terminations included in the first PON among the plurality of lower-order termination devices by switching connection between the higher-order termination device and any of the plurality of lower-order termination devices in the communication device according to a failure situation The communication apparatus according to claim 2, wherein a lower terminal apparatus that communicates with any one of the apparatuses is switched.
前記通信装置内に有する複数の下位終端装置のうち、前記第1のPONに含まれる複数の上位終端装置のいずれかと通信を行う下位終端装置として2以上の下位終端装置を同時に動作させる
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。 The switching unit is
Two or more lower-level terminal devices are operated simultaneously as lower-level terminal devices that communicate with any one of a plurality of higher-level terminal devices included in the first PON among a plurality of lower-level terminal devices included in the communication device. The communication device according to claim 3.
前記通信装置内に有する複数の下位終端装置のうち少なくとも1つの下位終端装置を動作させた状態で他の下位終端装置を任意のタイミングで休止させる下位休止部
を有することを特徴とする請求項3または4に記載の通信装置。 The lower-end terminal device included in the communication device is:
The low-order sleep part which makes another low-order termination apparatus pause at arbitrary timing in the state which operated the at least 1 low-order termination apparatus among the several low-order termination apparatuses which have in the said communication apparatus is characterized by the above-mentioned. Or the communication apparatus of 4.
前記通信部は、
前記複数の上位終端装置のいずれかを介して前記第2のPONに含まれる下位終端装置と通信を行い、
前記切替部は、
障害状況に応じて前記通信装置内に有する複数の上位終端装置のいずれかと下位終端装置との接続を切り替えることで、前記複数の上位終端装置のうち前記第2のPONに含まれる下位終端装置と通信を行う上位終端装置を切り替える
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の通信装置。 The communication device further includes a plurality of upper terminal devices connected to any of the plurality of lower terminal devices and connected to the lower terminal devices included in the second PON via an optical transmission line,
The communication unit is
Communicate with the lower-level termination device included in the second PON via any of the plurality of higher-level termination devices;
The switching unit is
By switching the connection between any one of the plurality of higher-order terminal devices in the communication device and the lower-order terminal device according to the failure status, the lower-order terminal device included in the second PON among the plurality of higher-order terminal devices; The communication apparatus according to any one of claims 2 to 5, wherein an upper terminal apparatus that performs communication is switched.
前記通信装置内に有する複数の上位終端装置のうち、前記第2のPONに含まれる下位終端装置と通信を行う上位終端装置として2以上の上位終端装置を同時に動作させる
ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。 The switching unit is
The two or more upper terminal devices are operated simultaneously as upper terminal devices that communicate with the lower terminal devices included in the second PON among a plurality of upper terminal devices included in the communication device. 6. The communication device according to 6.
前記通信装置内に有する複数の上位終端装置のうち少なくとも1つの上位終端装置を動作させた状態で他の上位終端装置を任意のタイミングで休止させる上位休止部
を有することを特徴とする請求項6または7に記載の通信装置。 The upper terminal device in the communication device is:
7. A high-level pause unit configured to pause other high-level termination devices at an arbitrary timing in a state where at least one high-level termination device is operated among a plurality of high-level termination devices included in the communication device. Or the communication apparatus of 7.
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