JP2016100116A - Led照明装置、led点灯装置およびled照明調光制御方法 - Google Patents

Led照明装置、led点灯装置およびled照明調光制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】0〜100%の範囲で実質線形調光を行うことができるLED照明装置、LED点灯装置およびLED照明調光制御方法の提供。【解決手段】相互に並列に接続される複数個のLEDモジュールに直流電圧を供給する可変定電圧電源部と、前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧出力を制御して発光部を所望の光量で点灯させる調光制御回路と、を備えたLED点灯装置において、前記可変定電圧電源部が、前記PWM信号に基づき生成したゲート信号によりON/OFF動作するパワーMOSFETを含み、前記調光制御回路が、前記ゲート信号の立ち上がりを鈍らせる波形整形回路を含み、光量数%以下の範囲で実質線形調光を行うことができることを特徴とするLED点灯装置および同点灯装置を備えるLED照明装置並びにLED照明調光制御方法。【選択図】図3

Description

本発明は、0〜100%の調光を、簡易な回路構成で安定して行うことができるLED照明装置、LED点灯装置およびLED照明調光制御方法に関する。
近年、発光部をLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)に代替した照明装置が多数提案されている。多数のLED素子を集積して大光量化したLED照明装置も提案されている。調光機能を有するLED照明装置も提案されており、所定の周期に対してパワーデバイスをオンさせる時間を制御するPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号のオンデューティを変化させる調光制御が広く行われている。
しかしながら、外部からのPWM信号のオンデューティ比が小さくなると、PWM信号の1サイクルあたりのパワーデバイスのオン時間が少なくなり、出力電圧を一定に保つことができなくなることから、発光のちらつきなどの原因となるという課題がある。
そこで、特許文献1では、PWM信号により発光素子の駆動を制御すると共に、前記発光素子に流れる電流に基づいてフィードバック制御を行い、前記発光素子を駆動する出力電圧を生成するDC/DCコンバータを備えたPWM調光回路において、パワーデバイスのオン時間の最小値設定信号に基づいて、前記PWM信号が前記最小値設定信号より短い場合に、前記フィードバック制御を停止し、前記出力電圧を上昇させる制御に遷移するPWM調光回路が提案されている。
特開2011−60696号公報
調光制御機能を有する電源が市販されているが、一般には調光範囲は10〜100%であり、揺らぎやちらつきなく0%付近まで調光制御が可能な製品は販売されていなかった。また、ディジタル方式での調光の場合も分解能に限界があり、0%までの連続調光はできなかった。
ところで、発光部を水中に投下して使用する水中集魚灯においては、光で集めた魚の密度を高めるために数%以下の範囲で実質線形調光を行うことが必要とされており、限りなくゼロに近い範囲(すなわち1%以下)における実質線形調光が求められており(後述の図3参照)、揺らぎやちらつきの問題も解消しなくてはならない。
そこで、本発明は、0〜100%の範囲で実質線形調光を行うことができるLED照明装置、LED点灯装置およびLED照明調光制御方法を提供することを目的とする。
本発明のLED照明装置は、相互に並列に接続される複数個のLEDモジュールを有する発光部と、前記LEDモジュールに直流電圧を供給する可変定電圧電源部と、前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧出力をPWM信号によって制御して前記発光部を所望の光量で点灯させる調光制御回路と、前記発光部と前記可変定電圧電源部および前記調光制御回路を接続するケーブルと、を備えたLED照明装置において、前記可変定電圧電源部が、前記PWM信号に基づき生成したゲート信号によりON/OFF動作するパワーMOSFETを含み、前記調光制御回路が、前記ゲート信号の立ち上がりを鈍らせる波形整形回路を含み、光量数%以下の範囲で実質線形調光を行うことができることを特徴とする。
上記LED照明装置において、前記調光制御回路が、光量1%以下の範囲で実質線形調光を行うことができることを特徴としてもよい。
上記LED照明装置において、前記調光制御回路が、周波数が20kHz〜200kHzのPWM信号を生成し、前記波形整形回路が、ON動作を制御するゲート信号の立ち上がり時間がPWMの周期の1%〜20%となるように制御する時定数回路として機能することを特徴としてもよい。
上記LED照明装置において、水中集魚灯であることを特徴としてもよく、この場合、さらに、前記LEDモジュールの点灯状況を多段階表示する点灯モニタ装置を備えることが好ましく、前記ケーブルの長さが150m以上かつ400m以内であることを特徴とすることがより好ましい。
上記LED照明装置において、前記波形整形回路が、ON信号用抵抗およびコンデンサを備え、ON動作を制御するゲート信号を入力する入力回路と、OFF信号用抵抗およびダイオードを備え、入力回路と並列に接続された放電回路とを備え、前記ON信号用抵抗の抵抗値が、前記OFF信号用抵抗の抵抗値の5〜20倍大きいことを特徴としてもよく、この場合、前記ON信号用抵抗の抵抗値が、10Ω〜1kΩであることを特徴とすることが好ましい。
上記LED照明装置において、定格消費電力が100W〜3000Wであることを特徴としてもよい。
本発明のLED点灯装置は、相互に並列に接続される複数個のLEDモジュールに直流電圧を供給する可変定電圧電源部と、前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧出力を制御して発光部を所望の光量で点灯させる調光制御回路と、を備えたLED点灯装置において、前記可変定電圧電源部が、前記PWM信号に基づき生成したゲート信号によりON/OFF動作するパワーMOSFETを含み、前記調光制御回路が、前記ゲート信号の立ち上がりを鈍らせる波形整形回路を含み、光量数%以下の範囲で実質線形調光を行うことができることを特徴とする。
本発明のLED照明調光制御方法は、相互に並列に接続される複数個のLEDモジュールを有する発光部と、前記LEDモジュールに直流電圧を供給する可変定電圧電源部と、前記LEDモジュールと一対一に接続され、前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧を制御対象電圧に変換する複数個のレベル変換回路と、前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧出力をPWM信号によって制御して前記発光部を所望の光量で点灯させる調光制御回路と、前記発光部と前記可変定電圧電源部および前記調光制御回路を接続するケーブルと、を備えたLED照明装置の調光制御方法において、前記可変定電圧電源部が、前記PWM信号に基づき生成したゲート信号によりON/OFF動作するパワーMOSFETを含み、前記調光制御回路に前記ゲート信号の立ち上がりを鈍らせる波形整形回路を設け、光量数%以下の範囲で実質線形調光を行うことを特徴とする。
本発明の集魚方法は、前記水中集魚灯であるLED照明装置を用いて、水深400m以下で集魚する方法であって、前記発光部を100%から数%の光量まで段階的に暗くする第1工程、前記発光部を数%から0%の光量まで実質線形調光により段階的に暗くする第2工程、を含むことを特徴とし、好ましくは水深150m以上かつ400m以下で集魚することを特徴とし、より好ましくは水深150m以上かつ300m以下で集魚することを特徴とする。
本発明によれば、0〜100%の範囲で実質線形調光を行うことができるLED照明装置、LED点灯装置およびLED照明調光制御方法を提供することが可能となる。
実施形態例1に係るLED照明装置の概要回路構成図である。 過電流および断線を検出するための回路の構成図である。 実施形態例1におけるパワーデバイス(パワーMOSFET)のゲート波形例である。 実施形態例2に係るLED照明装置の概要回路構成図である。
本発明の好ましい実施形態例に係るLED照明装置を説明する。
《実施形態例1》
[構成]
図1は、実施形態例1に係るLED照明装置の概要回路構成図である。本実施形態例のLED照明装置は、直列に接続された多数個のLED素子31からなる単位直列モジュール2個を並列接続してなるLEDモジュール3をN組備える回路構成である。本実施形態例では、単位直列モジュールを36個のLED素子により構成しているが、素子数は例示の個数に限定されず、例えば、10〜50個のLED素子により単位直列モジュールを構成することが可能である。LED素子31はパッケージタイプのものにより構成してもよいし、COB(chip on board)実装されたベアチップにより構成してもよい。また、LEDモジュール3を、単一の単位直列モジュールにより構成してもよい。
N組のLEDモジュール3〜3は並列に接続され、N組のレベル変換回路4〜4がそれぞれ一対一で接続されている。ここで、Nは正の自然数であり、例えばLEDモジュールの数は2〜30個、好ましくは2〜10個である。
LED素子31は流れる電流に応じて光出力が変化するため、多数個のLED素子31は全て同一仕様のものを使用する。しかし、個体差のばらつきや雰囲気温度により順方向電圧が変動するため、同一仕様のものでも適正な順方向電流にばらつきが生じる。LED素子31に流れる電流が最大定格を越えると破損したり、寿命が短くなったりするという問題が生じるため、本実施形態例ではLEDモジュール3〜3に流れる電流をモニタするためのレベル変換回路4〜4を設けている。
レベル変換回路4は、抵抗41と、電流センシングアンプ42と、トランジスタ43と、抵抗44および45とを備えて構成される。
抵抗41は定電流制御用のハイサイド側(高電位側)検出抵抗である。
電流センシングアンプ42は、抵抗41の電圧に比例した定電流を発生させるため、トランジスタ43のベースに電圧を供給する構成としている。
トランジスタ43は、抵抗41に流れる電流に比例した定電流を流すことを可能とするため、電流センシングアンプ42と連動して動作する定電流回路を構成している。トランジスタ43はMOSFETに置き換えてもよい。
抵抗44はLED素子31に流れる電流に比例した値を電圧に変換すると共に、ローサイド側(低電位側)の電位に変換するための抵抗である。
抵抗45は電流をセンシングするための抵抗であり、電力損失を軽減させる観点から低い値(例えば0.2Ω)により構成している。
レベル変換回路4は、定電流を抵抗44に流すことで制御対象電圧に変換を行い、LED素子31の調光制御(0〜100%の調光制御)を行う。例えば、可変定電圧電源9によりLED素子31に流れる電流を0〜0.7Aの範囲で可変して0〜100%の調光制御を行う場合、レベル変換回路4側では、抵抗41を200Ωで構成して0〜0.7mAの定電流とし、この定電流を抵抗44に流すことで制御対象電圧に変換を行う。この場合、抵抗44は可能な範囲で高い抵抗値(例えば、200〜10kΩ)とすることで、微小な電流領域までの制御動作が可能となる。
例えば、抵抗44を10kΩとした場合、抵抗41には0〜0.7mAが流れるため、抵抗44の両端には0〜7Vの電圧が発生する。この電圧には多くのノイズが含まれているため、ローパスフィルタ回路を介して最大値検出回路13および最小値検出回路15に入力することが好ましい。
DC/DCコンバータ6は、フライバック式コンバータであり、PWM変調器8によりパルス信号をパワーデバイス(例えばパワーMOSFET)のゲートに入力し、各LEDモジュールに適正な直流電圧を供給する役割をする。例えば、各LEDモジュールの単位直列モジュールの素子数が36個であり、LED素子31の順方向電圧を3.5Vと仮定すると、100%点灯に必要な供給電圧は126Vであり、また、消灯状態ではLED素子の順方向電圧は2.5V以下であるため供給電圧は90V程度となるところ、調光設定範囲に応じて出力電圧を可変する構成としている。DC/DCコンバータ6およびAC/DCコンバータ7が、可変定電圧電源9を構成する。なお、定電流電源は、LEDモジュールの故障時に他の各LEDモジュールの電流値が増えてしまうという課題があるため採用しえない。
PWM変調器8は、パルス波のデューティ比を変化させて変調するパルス幅変調(pulse width modulation)を行うことで、全発光光量を0〜100%の間で調整する。実施形態例1のLED照明装置は水中集魚灯であり、PWM信号の周波数は例えば100kHzである。この水中集魚灯は、最初は100%の光量で広範囲の魚を集め、徐々に光量減らすことで魚を集約し、最終的には0%まで調光する用途に用いられる。
ゲートドライバー19は、PWM変調器8からのPWM信号に基づきパワーデバイス30のゲート信号を生成する。ゲートドライバー19は、PWM変調器8の電圧出力を受けてパワーデバイス30を駆動するのに必要な電流増幅機能を有する。パワーデバイス30は、入力側に静電容量分が存在するため、このコンデンサを充電するための十分な電流出力が可能な能力が必要である。
波形整形回路20は、抵抗21と、コンデンサ22と、ダイオード23と、抵抗24とを備えて構成され、抵抗21とコンデンサ22およびパワーデバイス30の入力容量分から構成される時定数回路となる。ここで、抵抗21は、抵抗24の抵抗値よりも5〜20倍大きい値とすることが好ましい。例えば抵抗21を100Ω、コンデンサ22を330pF、パワーデバイス30の入力容量を3780pFとした場合の時定数は、約0.4μsとなる。一方、ゲートドライバー19の出力が0Vの場合にはパワーデバイス30のゲートに蓄積された電荷が放電されることとなり、抵抗24を10Ωとした場合の時定数は0.04μsとなる。このように、波形整形回路20は、パワーデバイス30のゲートへの入力波形が、オン時には緩やかな立ち上がりとなり、オフ時には急峻な立下り波形となるよう作用する。
波形整形回路20により立ち上がり波形を鈍している理由は、光量数%以下から0%までの調光制御を安定的に行うためである。立ち上がり波形を制御しない急峻な立ち上がりのままでデューティ比を下げ、調光制御が0%に近づくと定周期のパルスが出なくなり、揺らぎやちらつきの原因になる。立ち上がり波形を鈍す制御をすることで、パルスの波高値が自然に下がってくるため、パワーデバイス(パワーMOSFET)30の半オン状態を作り出すことができ、微小な電流まで調光制御を継続させられるという有利な効果が奏される。ここで、光量数%以下(特に1%以下)から0%までの調光制御を行うためには、人の目では消灯状態と見えるが実際には微小な電流が流れた状態まで継続して制御を行うことが重要であり、本実施形態例ではこのような微少な電流の制御を行うことにより光量数%以下(特に1%以下)から0%までのスムーズな調光を実現している。このような高精度の0%までの調光制御は、深海魚の漁業に用いられる水中集魚灯において特に有利であるといえる。
立ち上がり波形の時定数は、例えば、PWMの周期の1%〜20%の範囲が適切であるが、波形の鈍りの部分の占める割合が大きいとパワーデバイス30の発熱が多くなるため、適切な割合を選択する必要がある。具体例をあげると、周波数が100kHzの場合では0.1μs〜2μsの範囲となる。
図3は、本実施形態例におけるパワーデバイス(パワーMOSFET)30のゲート波形例である。ここで、(a)100%点灯時のゲート波形であり、(b)1%点灯時のゲート波形であり、(c)0.1%点灯時のゲート波形である。図3から、本実施形態例では、1%以下から0%までの調光制御において、ゲート波形の立ち上がりを緩やかにする制御が行われている。ここで、本実施形態例では、OFF動作を制御するゲート信号の立下り時の波形についても波形が鈍る構成となっているが、立下り波形については急峻な形状としても問題はない。パワーデバイス30を制御しているゲートドライバー19が壊れないようにするために電流制限抵抗を入れたため、立ち下がり波形の鈍りを生じる結果となっている。
調光設定回路11は、調光信号としての電圧信号(例えば0〜7V)を、調光制御アンプ12に基準電圧として入力する。一方で調光制御アンプ12には、各LEDモジュール3〜3の負荷電流の最大値に対応した電圧信号が入力され、基準電圧と実質同一となるように制御される。このような制御を調光制御アンプ12で行うことで、LEDグループ1〜Nのいずれかに過電流が発生した場合には、LEDモジュール全体の出力を抑えて、LED素子31が損傷することを防ぐよう作用する。図2に示す調光制御回路10は、調光設定回路11と、調光制御アンプ12と、波形整形回路20とから構成され、可変定電圧電源9と接続される。本実施形態例ではLEDモジュール毎の電流値制御は行わず、電源電圧は一括での制御となる。LEDモジュール毎の電流値制御を行うためには、モジュール数と同数の電源が必要となり、高コストとなるからである。
最大値検出回路13は、LEDモジュール3〜3に流れる電流の最大値を検出するための回路であり、LEDモジュール3〜3と一対一で接続されたN個の最大値検出アンプを備えている。最大値検出回路13は、N個のLEDモジュールに流れる電流の最大値のみを検出し、この最大値の電流に対して、調光設定回路11からの調光信号に基づいて調光制御アンプ12により制御が行われる。その結果、各LEDモジュールの電流は調光設定に基づく電流値以下となり、LED素子の短絡や断線に伴う負荷変動があった場合にも適正な条件で全てのLED素子を駆動することが可能となる。
過電流検出回路14は、最大値(OUT−MAX)が基準値以上(例えば、目標電流値の+30%)となった場合に過電流有りと判定する。調光設定に基づく基準値により各LEDモジュールに流れる電流の最大値を比較制御する方式であるため、基準値よりも多くの電流値が検出された場合は、過電流が発生していると判定し、照明装置に異常があるとして異常表示ランプを点滅させる。例えば、100%点灯時の各LEDモジュール3〜3の電流値が0.7Aであり、過電流検出回路14への入力電圧が7Vである場合、過電流判定基準値を10Vに設定しておけば、100%点灯は過電流としては検出されない。一方、各LEDモジュールの電流の最大値が1.0Aを超えた場合には、過電流として検知される。過電流があると、最大値検出回路13および調光制御アンプ12により、LEDモジュール3〜3の出力が全体的に下げられる。
最小値検出回路15は、LEDモジュール3〜3のうち、断線により電流が流れなくなったLEDモジュールを検出するためのものであり、LEDモジュール3〜3と一対一で接続されたN個の最小値検出アンプを備えている。最小値検出回路15は、N個のLEDモジュールに流れる電流の最小値のみを検出し、断線検出回路16に出力する。本実施形態例では、断線判定基準値に対して50〜70%を下回った場合に断線故障が発生したと判定しているが、調光範囲の1%以下の場合は、断線故障の判定の対象外としている。また、本実施形態例では、LED素子31の損傷による断線の場合と、電源を供給しているケーブル側の断線も含めた形で照明装置の断線故障を検出している。
断線検出回路16は、最小値(OUT−MIN)が基準値以下(例えば、下限の電流値の−50%)となった場合に断線有りと判定する。断線検出回路16は、断線があると判定した場合には、リモコン部80の異常表示ランプを点滅させる。断線時には負荷が減り電流が増えるが、最大値検出回路13および調光制御アンプ12により、LEDモジュール3〜3の出力が全体的に下げられる。
《実施形態例2》
実施形態例2に係るLED照明装置は、図4に示すように、回路部60と、発光部70と、リモコン部80とを主要な構成要素とする。発光部70とリモコン部80とがLED点灯装置を構成する。
回路部60は、DC/DCコンバータ61および電源制御部62が実装された基板63と、点滅周期設定スイッチ64と、AC/DCコンバータ65と、電流検知回路66とを主要な構成要素とし、これらは防水仕様のボックスに収納されている。
DC/DCコンバータ61は、複数の電源装置(例えば、240W・36Vの電源装置4台)から供給される144Vの直流電圧を調光設定が100%時には、126Vまで降圧して発光部70に供給する。
電源制御部62は、PWM変調装置と、調光制御装置と、断線判定装置と、異常検知装置と、点灯モニタ装置と、パルス点灯装置とを備えている。
PWM変調装置は、実施形態例1と同様のPWM変調回路により実現される。実施形態例2のLED照明装置も水中集魚灯であり、水中灯の全発光光量を0〜100%の間で調整する。なお、実施形態例2のLED照明装置は、発光部70を取り付け可能な支持部材を気中に設ければ、同様の回路構成のまま気中集魚灯として使用することも可能である。
調光制御装置は、調光設定回路11、調光制御アンプ12、波形整形回路20、最大値検出回路13および過電流検出回路14により実現され、いずれの要素も実施形態例1と同様の構成である。6個の最大値検出回路13により6個のLEDモジュール71を流れる電流値の最大値のみを検出し、過電流検出回路14は最大値が基準値以上(例えば、目標電流値の+10〜30%)となった場合に過電流有りと判定する。過電流有りと判定された場合には、電流量を制御することで過電流発生時のLED素子31の損傷を回避すると共に、リモコン部80で過電流発生を知らせる警告が出力される。
断線判定装置は、実施形態例1と同様であり(図2参照)、断線検出回路16および最小値検出回路15により実現される。6個の最小値検出回路15により6個のLEDモジュール71を流れる電流値の最小値のみを検出し、断線検出回路16は最小値が基準値以下(例えば、目標電流値の−30〜50%)となった場合に断線と判定する。断線有りと判定された場合には、リモコン部80で断線を知らせる警告が出力される。
異常検知装置は、過電流、断線、LED基板温度異常を検出する。過電流および断線が検出された場合は、故障ランプを点滅動作させる。また、LED基板温度が異常に上昇した場合には、サーマルガード72が動作し、故障ランプが点灯表示する。
点灯モニタ装置は、水没させて使用する水中集魚灯では船上から点灯状況が把握できないところ、点灯状況を確認するためのものである。本実施形態例では、5%以下、20%、40%、60%、80〜100%の5段階により点灯表示する仕様としている。特に、5%以下の場合には表示灯の明るさが調光制御と連動しており、消灯までの間の明るさをモニタ可能な構成としている。
パルス点灯装置は、点滅周期設定スイッチ64を備えており、予め設定されたパルス点灯周期を選択することを可能としている。
AC/DCコンバータ65は、電源制御部62を駆動するための制御用電源装置と、水中集魚灯を点灯するための点灯用電源装置とから構成される。点灯用電源装置と制御用電源装置とは兼用してもよいし、別体としてもよい。本実施形態例では三個の同一仕様の電源装置(定格電力300W、直流電圧48V)を直列接続することにより出力144Vの点灯用電源装置を構成したが電源装置の個数はこれに限定されず、例えば四個の36Vの電源装置を直列接続することにより144Vの出力を得てもよい。
発光部70は、72個のLED素子を具備するLEDモジュール71を6個備えており、各LEDモジュール71は並列に接続されている。各LEDモジュール71は、36個のLED素子を直列に接続した単位直列モジュール2個を並列接続して構成されている。LED素子は、電流値の最大定格が0.7A、順電圧が3.5V(I=0.35A)であり、全て同一仕様のものを使用している。発光部70の全光束は39,000lm、定格消費電力は約600W、耐水深は300mである。定格消費電力は例示のものに限定されず、例えば100W〜3000Wの範囲のものを構成することが技術的には可能である。
サーマルガード72は、基板温度が高温になると電力供給をシャットダウンし、所定時間経過後に電力供給を再開する間欠制御を行う。サーマルガード72が作動すると、リモコン部80でサーマルガード72の作動を知らせる警告が出力される。ケーブル73は、例えば25〜300mの長さであり、船内に配置される回路部60と発光部70とを電気的に接続する。
リモコン部80は、回路部60と電気的に接続され、回路部60および発光部70を制御することが可能である。上述したように、リモコン部80は調光モニタ82に、過電流、断線およびサーマルガード作動の警告を出力するので、漁業従事者は船内で回路部60および発光部70の異常を知ることが可能である。より詳細には、エラー表示LED81に、警告が表示される。これに加え、スピーカにより音で警告を出力するようにしてもよい。発光部70は視認不能な海中に位置することが想定されるところ、発光部70の異常を船内で知ることができることの意義は大きい。なお、発光部70を気中に配置した場合においても、発光部70の異常を直ちには視認できない場所にいるリモコン部80の操作者が、発光部70の異常を知ることができるという効果が奏される(かかる効果は集魚灯に限定されず、例えば投光器においても認められるものである。)。
調光設定ボリューム83は、つまみ式の可変抵抗器であり、全発光光量を0〜100%の間で調整することが可能である。
以上に説明した実施形態例2のLED照明装置によれば、電源制御部と調光制御部が切り離されているので、安価なスイッチング電源を採用することが可能である。また、光量1%以下の範囲で実質線形調光ができるので、水深150〜400m(特に200〜300m)に生息する深海魚の漁業に特に好適である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。上記実施形態には様々な変更・改良を加えることが可能であり、そのような変更または改良を加えた形態のものも本発明の技術的範囲に含まれる。
3 LEDモジュール
4 レベル変換回路
5 ローパスフィルタ回路
6,61 DC−DCコンバータ
7,65 AC−DCコンバータ
8 PWM変調器
9 可変定電圧電源
10 調光制御回路
11 調光設定回路
12 調光制御アンプ
13 最大値検出回路
14 過電流検出回路
15 最小値検出回路
16 断線検出回路
19 ゲートドライバー
20 波形整形回路
21,24 抵抗
22 コンデンサ
23 ダイオード
30 パワーデバイス
31 LED素子
41,44,45 抵抗
42 電流センシングアンプ
43 トランジスタ
60 回路部
61 DC/DCコンバータ
62 電源制御部
63 基板
64 点滅周期設定スイッチ
65 AC/DCコンバータ
66 電流検知回路
70 発光部
71 LEDモジュール
72 サーマルガード
73 ケーブル
80 リモコン部
81 エラー表示LED
82 調光モニタ
83 調光設定ボリューム

Claims (13)

  1. 相互に並列に接続される複数個のLEDモジュールを有する発光部と、
    前記LEDモジュールに直流電圧を供給する可変定電圧電源部と、
    前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧出力をPWM信号によって制御して前記発光部を所望の光量で点灯させる調光制御回路と、
    前記発光部と前記可変定電圧電源部および前記調光制御回路を接続するケーブルと、備えたLED照明装置において、
    前記可変定電圧電源部が、前記PWM信号に基づき生成したゲート信号によりON/OFF動作するパワーMOSFETを含み、
    前記調光制御回路が、前記ゲート信号の立ち上がりを鈍らせる波形整形回路を含み、光量数%以下の範囲で実質線形調光を行うことができることを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記調光制御回路が、光量1%以下の範囲で実質線形調光を行うことができることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記調光制御回路が、周波数が20kHz〜200kHzのPWM信号を生成し、
    前記波形整形回路が、ON動作を制御するゲート信号の立ち上がり時間がPWMの周期の1%〜20%となるように制御する時定数回路として機能することを特徴とする請求項1または2に記載のLED照明装置。
  4. 水中集魚灯であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のLED照明装置。
  5. さらに、前記LEDモジュールの点灯状況を多段階表示する点灯モニタ装置を備えることを特徴とする請求項4に記載のLED照明装置。
  6. 前記ケーブルの長さが150m以上かつ400m以内であることを特徴とする請求項4または5に記載のLED照明装置。
  7. 前記波形整形回路が、ON信号用抵抗およびコンデンサを備え、ON動作を制御するゲート信号を入力する入力回路と、OFF信号用抵抗およびダイオードを備え、入力回路と並列に接続された放電回路とを備え、
    前記ON信号用抵抗の抵抗値が、前記OFF信号用抵抗の抵抗値の5〜20倍大きいことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のLED照明装置。
  8. 前記ON信号用抵抗の抵抗値が、10Ω〜1kΩであることを特徴とする請求項7に記載のLED照明装置。
  9. 定格消費電力が100W〜3000Wであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のLED照明装置。
  10. 相互に並列に接続される複数個のLEDモジュールに直流電圧を供給する可変定電圧電源部と、
    前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧出力を制御して発光部を所望の光量で点灯させる調光制御回路と、を備えたLED点灯装置において、
    前記可変定電圧電源部が、前記PWM信号に基づき生成したゲート信号によりON/OFF動作するパワーMOSFETを含み、
    前記調光制御回路が、前記ゲート信号の立ち上がりを鈍らせる波形整形回路を含み、光量数%以下の範囲で実質線形調光を行うことができることを特徴とするLED点灯装置。
  11. 相互に並列に接続される複数個のLEDモジュールを有する発光部と、
    前記LEDモジュールに直流電圧を供給する可変定電圧電源部と、
    前記LEDモジュールと一対一に接続され、前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧を制御対象電圧に変換する複数個のレベル変換回路と、
    前記可変定電圧電源部から供給される直流電圧出力をPWM信号によって制御して前記発光部を所望の光量で点灯させる調光制御回路と、
    前記発光部と前記可変定電圧電源部および前記調光制御回路を接続するケーブルと、を備えたLED照明装置の調光制御方法において、
    前記可変定電圧電源部が、前記PWM信号に基づき生成したゲート信号によりON/OFF動作するパワーMOSFETを含み、
    前記調光制御回路に前記ゲート信号の立ち上がりを鈍らせる波形整形回路を設け、光量数%以下の範囲で実質線形調光を行うことを特徴とするLED照明調光制御方法。
  12. 請求項4または5に記載のLED照明装置を用いて、水深400m以下で集魚する方法であって、
    前記発光部を100%から数%の光量まで段階的に暗くする第1工程、
    前記発光部を数%から0%の光量まで実質線形調光により段階的に暗くする第2工程、を含む集魚方法。
  13. 請求項6に記載のLED照明装置を用いて、水深150m以上かつ400m以下で集魚する方法であって、
    前記発光部を100%から数%の光量まで段階的に暗くする第1工程、
    前記発光部を数%から0%の光量まで実質線形調光により段階的に暗くする第2工程、を含む集魚方法。
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