JP2016096588A - Ip電話用主装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置間の接続関係を把握し易くすると共に、装置スペースを縮小して装置コストの低減化を図り得るセキュリティ性の高いIP電話用主装置を提供する。【解決手段】IP電話用交換機モジュール12m及びルータモジュール11mを備えたIP−PBXユニット12uと、セキュリティ管理装置ユニット13uと、電源ユニット14uと、を1つの筐体40内に収めて一体構成としたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、公衆網等に接続されて複数のIP電話機の交換処理を行う交換用のIP電話主装置に係り、特に、IP電話用主装置に関するものである。
近年、電話網の一部もしくは全てにVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を利用したIP(Internet Protocol)電話が普及している。VoIP技術は、音声を各種符号化方式で圧縮してパケットに変換し、このパケットをインターネット網(以下では、IP(Internet Protocol)ネットワークとも表記する)上にリアルタイムで伝送する技術である。このIP電話で利用されている電話機をIP電話機という。また、このIP電話において、公衆網またはWAN(Wide Area Network)と内線との間の交換処理を行うIP電話用の交換機をIP−PBX(Intenet Protocol Private Branch eXchange)という。IP電話用主装置は、このIP−PBXを備えると共に、インターネット網に対するルータ機能をも備えた構成である。
これらIP−PBX及びIP電話機間の接続には、有線LAN(Local Area Network)や無線LANが用いられることが多く、該LANには、複合機等の各種OA機器や、パーソナルコンピュータ(Personal Computer;以下、PCと略記する)、或いはサーバ等の情報機器なども接続され、全体として、統合的OAシステムの態様が採られることが多くなってきている。
また他方で、インターネットの普及と共に、インターネット接続を行うとグローバルなIPアドレスにより何れのホストとも接続可能となり、外部からの不正侵入によるデータ破壊、改ざん、盗用等のセキュリティ上の課題が指摘されている。例えば、特開2004−320226号公報に開示の「ネットワーク電話システムとその交換装置、ネットワーク電話端末及び認証方法」では、初期設定時に、交換装置にて内部通信ネットワークに接続される各ネットワーク電話端末から固定識別子を全て取得して記憶し、記憶装置に記憶された固定識別子と端末識別情報とを対応付けて管理し、これら端末識別情報を交換装置から各ネットワーク電話端末に通知して該端末識別情報を登録させることにより、簡易な構成で、ネットワーク上のセキュリティを強化する技術が開示されている。
特開2004−320226号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示された技術は、簡易な構成による認証技術を提案するものであり、統合的なセキュリティ対策には不十分であった。つまり、インターネット網に接続されるシステムでは、不正侵入、ウィルス、脆弱性攻撃等に対する対策を統合的に行うことがシステム構成の重要課題ともなってきており、統合的なセキュリティ対策を行うセキュリティ管理装置をIP電話用主装置に付設する態様が望まれているという事情がある。
このように、IP電話用主装置に、交換機能、ルータ機能及び統合的セキュリティ対策機能を持たせるには、IP−PBX、ルータ及びセキュリティ管理装置を備えた構成となるが、それぞれを単体として配置する構成はこれら3個の装置分の設置スペースを必要とし、特にばらばらに配置される場合などでは、装置間の配線が煩雑で接続関係の把握が難しいという事情があった。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであって、装置間の接続関係を把握し易くすると共に、装置スペースを縮小して装置コストの低減化を図り得るセキュリティ性の高いIP電話用主装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、IP電話用交換機及びルータと、ファイアウォールの機能を有するセキュリティ管理装置と、電源と、をそれぞれ機能ユニットとして、IP電話用交換機及びルータユニット、セキュリティ管理装置ユニット及び電源ユニットを一体構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、装置間の接続関係を把握し易くすると共に、装置スペースを縮小して装置コストの低減化を図り得るセキュリティ性の高いIP電話用主装置を実現することができる。
本発明の第1実施形態に係るIP電話用主装置の(表方向から見た)斜視図である。 第1実施形態のIP電話用主装置の(裏方向から見た)斜視図である。 第1実施形態のIP電話用主装置を含むIP電話システムの構成図である。 第1実施形態のIP電話用主装置の変形例を例示する構成図である。 第1実施形態のIP電話用主装置の各機能ユニットへの電源供給を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係るIP電話用主装置の組み立てを説明する説明図である。 本発明の第3実施形態に係るIP電話用主装置の組み立てを説明する説明図である。
以下、本発明のIP電話用主装置の実施形態について、第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態の順に図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、IP電話用主装置は、機能モジュールとしてIP電話用交換機モジュール、ルータモジュール、セキュリティ管理モジュール及び電源モジュールを備えるが、IP電話用交換機モジュール及びルータモジュールが一体化されたものをIP−PBXユニットとし、セキュリティ管理モジュール及び電源モジュールは、それぞれセキュリティ管理ユニット及び電源ユニットとして扱うものとする。
また、IP電話用主装置のセキュリティ管理装置が持つ機能について、簡単に説明しておく。セキュリティ管理装置は、アンチウィルス、アンチスパム、不正侵入防御、コンテンツフィルタ、ファイアウォール及びウェブファイアウォールの各機能を有し、ウィルス、迷惑メール、フィッシング、情報漏洩、不正侵入及び脆弱性攻撃等に対処可能である。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態に係るIP電話用主装置を表方向から見た斜視図であり、また図2はIP電話用主装置を裏方向から見た斜視図である。
図1において、本実施形態のIP電話用主装置10は、筐体40内に、IP電話用交換機モジュール12m及びルータモジュール11mを備えたIP−PBXユニット12uと、セキュリティ管理装置ユニット13u(セキュリティ管理装置モジュール)と、電源ユニット14uと、を備える。
同図に示すように、IP電話用主装置10は、セキュリティ管理装置ユニット13uの上にIP−PBXユニット12u及び電源ユニット14uを載置し、これを筐体40で覆った構造である。また、筐体40の上面は蓋構造を備えており、通常時はネジ42で固定され、メンテナンス時には、該ネジ42を弛めることにより蓋部41が上方に開く構造である。また、IP−PBXユニット12uは2枚の基板を重ねた構造である。このような構造により、装置の設置面積としては、セキュリティ管理装置ユニット13u分の設置面積で足りることとなり、IP−PBX、ルータ及びセキュリティ管理装置を単体として配置する構成と比較して省スペース化を図ることができる。
なお、本実施形態では、ルータモジュール11m及びIP電話用交換機モジュール12mを一体化してIP−PBXユニット12uとして扱っており、厳密には基板単位でルータモジュール11m及びIP電話用交換機モジュール12mに分けた構成としていない。すなわち、ルータモジュールと称呼する11mの基板には、ルーティング機能を実現する回路と共に回線交換機能を実現する回路が搭載されており、また、IP電話用交換機モジュールと称呼する12mの基板には、ISDNを収容、制御するための回路が搭載されている。このように、2つの機能モジュールを一体化することにより、さらなる省スペース化が実現されている。
さらに、セキュリティ管理ユニット13uについては、該セキュリティ管理ユニット13uの取り外しまたは開放を防止するための封印シール46が張り付けられている。これにより、ユーザによるむやみな改良や、第三者による不正な改ざんなどを目的した取り外し及び開放を防ぐことができる。
より具体的には、例えば、筐体40にセキュリティ管理ユニット13uを固定する取付ネジを覆うような形で、例えば材質を紙とする封印シール46が糊付けされ、第三者が該封印シール46を剥がした後で元の状態に復元できないような形態が採られる。なお、図1では、IP電話用主装置10の筐体40の外側壁面に張り付けたが、これに限らず、IP電話用主装置10の筐体40内部で、セキュリティ管理ユニット13uと隣接設置される他の部材との間に張り付け、放熱用の開口部等から確認できるようにしても良い。
ここで、ルーティング機能や電話の交換処理と、セキュリティ管理とでは技術分野が異なるため、IP−PBXユニット12u及びセキュリティ管理ユニット13uは、それぞれ異なるメーカによって製造・販売・保守等が行われるのが一般的である。したがって、異なる製造メーカによる機能ユニットを1つの筐体に収めて1個の製品とする場合、責任範囲を物理的に分けると共に、メンテナンスを独立して行うことができるようにする必要がある。
本実施形態のIP電話用主装置10では、前記のように、IP電話用交換機モジュール及びルータモジュールが一体化されたIP−PBXユニット12uと、セキュリティ管理ユニット13uとに機能ユニットを分け、責任範囲を物理的に分けて明確なものとすることができる態様としている。また、本実施形態のIP電話用主装置10では、筐体40の蓋部41を1本のネジ42で開けて、IP−PBXユニット12uが収容されている部位を開放可能な構造とし、他方で、セキュリティ管理ユニット13uについては、封印シール46の張り付けによって取り外しまたは開放を防止している。
これにより、セキュリティ管理ユニット13uの収容部位を開放することなく、IP−PBXユニット12uのみを取り出してメンテナンスを行うことが可能である。なお、セキュリティ管理ユニット13uのメンテナンスに関しては、例えば、ソフトウェアやデータのバージョンアップ等についてはインターネット網36を介した自動更新等で行い、また、不具合発生時の対処やハードウェアのグレードアップ等については製造メーカがユニットを回収して行うような態様が採られる。このように、本実施形態のIP電話用主装置10では、機能ユニット毎に個々の製造メーカがメンテナンスを独立して行うことが可能となる。
また、図2の裏方向から見た斜視図に示すように、IP電話用主装置10の裏面には、セキュリティ管理装置ユニット13uの接続端子(コネクタ)として、モジュラージャック83〜86、USB用コネクタ82、並びにコンソール用コネクタ81が配されている。また、IP電話用主装置10の裏面の凹部48には、IP−PBXユニット12uの接続端子(コネクタ)として、モジュラージャック61,62,66,67,68,71,72及び73、USB用コネクタ63及び64、並びにRS232C用コネクタ65が配されている。なお、74は各種設定を行うディップスイッチである。さらに、IP電話用主装置10の裏面には、電源ユニット14uに商用電源を供給するジャックコネクタ51や電源スイッチ52,53も配されている。
次に、図3には、本実施形態のIP電話用主装置10を含むIP電話システムの構成を例示する。このIP電話システムで用いられるIP電話用主装置10には、ルータ11、セキュリティ管理装置13及びIP電話用交換機12を備えている。ここで、IP−PBXユニット12u(ルータモジュール11m)とセキュリティ管理装置ユニット13uとの間は、例えば両端をそれぞれコネクタ62及び83に差し込まれるケーブルを介して接続される。
また、IP−PBXユニット12u(ルータモジュール11m)のコネクタ68に差し込まれるケーブルによりアナログ回線と接続され、また、IP−PBXユニット12u(IP電話用交換機モジュール12m)のコネクタ71,72の何れかに差し込まれるケーブルによりISDN回線と接続され、公衆網35に接続可能な構成である。なお、コネクタ66,67にはアナログ電話機またはFAXを接続可能である。またさらに、IP−PBXユニット12u(ルータモジュール11m)の例えばコネクタ61に差し込まれるケーブルを介してモデム(回線終端装置)31と接続することにより、ブロードバンド回線(光またはADSL回線)と接続され、インターネット網36に接続可能な構成である。
さらに、IP電話用主装置10に対して、例えばコネクタ84〜86の何れかに差し込まれるケーブル、或いはハブ(図示せず)を介して多機能スイッチ21を接続可能な構成である。この多機能スイッチ21へ各種機器を接続することにより、IP電話用交換機12に接続される有線LAN20を構成することができる。図3の例では、多機能スイッチ21に、多機能電話機22−1,22−2、サーバ23、PC24−1、複合機26及び無線LANアクセスポイント25が接続されている。さらに、多機能電話機22−1にはPC24−2が有線接続され、また、無線LANアクセスポイント25に携帯電話機27−1などが無線接続可能な構成となっている。
以上、機能ユニット間の接続及び外部機器との接続について、図3のIP電話システムの構成を例に説明したが、本実施形態のIP電話用主装置10では、図2に示したように、IP電話用主装置10の裏側の1面に、各機能ユニットの他機能ユニットまたは外部機器との接続端子を配した構成となっているので、従来のようにIP−PBX、ルータ及びセキュリティ管理装置が単体としてばらばらに配置され、装置間の配線が煩雑で接続関係の把握が難しいといった状況を解消することができ、設置またはメンテナンス時の作業効率を向上させることができる。
また図4は、図3のIP電話システムに適用されるIP電話用主装置の変形例を例示する構成図である。本変形例のIP電話用主装置10aは、図3と同様に、ルータ11a、セキュリティ管理装置13a及びIP電話用交換機12aを備えるが、セキュリティ管理装置13aをルータ11aよりインターネット網36に近い位置に配した構成である。例えば、不正侵入や脆弱性攻撃に対して対策を強化したいユーザなどには、このようなIP電話用交換機12aの構成が提案されることとなる。本発明のIP電話用主装置では、装置の裏側一面に、各機能ユニットの他機能ユニットまたは外部機器との接続端子を配した構成であるので、本変形例のようにIP電話用主装置内の機能ユニットの接続関係を柔軟に変更可能であり、システムの構築を柔軟に行うことができる。
次に、図5は、本実施形態のIP電話用主装置10の各機能ユニットへの電源供給を示す回路図である。本実施形態のIP電話用主装置10では、電源ユニット14uからIP電話用交換機12及びルータ11を備えたIP−PBXユニット12uへの電源供給線には電源スイッチ53を、電源ユニット14uからセキュリティ管理装置ユニット13uへの電源供給線には電源スイッチ52を、それぞれ独立して設置している。これにより、IP−PBXユニット12u及びセキュリティ管理装置ユニット13uへの電源供給を独立してオンオフ制御することが可能となり、メンテナンス時の障害部位の切り分けが容易に可能となって、メンテナンス作業効率を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態のIP電話用主装置10では、IP電話用交換機モジュール12m及びルータモジュール11mを備えたIP−PBXユニット12uと、セキュリティ管理装置ユニット13u(セキュリティ管理装置モジュール)と、電源ユニット14uと、を1つの筐体40内に収めて一体構成としたので、筐体を各ユニットで共有できると共に、IP−PBXユニット12u及びセキュリティ管理装置ユニット13uへの電源供給を電源ユニット14uで共有化することができ、その結果として装置コストを低減させると共に、装置スペースを縮小させることができる。
また、IP電話用主装置10の一の面に、各機能ユニットの他機能ユニットまたは外部機器との接続端子を配したことにより、装置間の接続関係を把握し易くすることができる。さらに、電源ユニット14uからIP−PBXユニット12u及びセキュリティ管理装置ユニット13uへの電源供給線にそれぞれ独立した電源スイッチを設置したことにより、メンテナンス作業効率を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るIP電話用主装置について説明する。本実施形態は、IP電話用交換機及びルータを備えたIP−PBXユニット12ua並びにセキュリティ管理ユニット13uaの取り付け/取り外しに特徴があり、図6は本実施形態のIP電話用主装置の組み立てを説明する説明図である。なお、本実施形態のIP電話用主装置も、第1実施形態と同様に、IP−PBXユニット12uaと、セキュリティ管理装置ユニット13uaと、電源ユニット14uと、を1つの筐体40a内に収めて一体化する構造を備える。
IP−PBXユニット12uaは、第1実施形態と同様に、IP電話用交換機モジュール12maの基板と、ルータモジュール11maの基板とを2枚重ねにした構造であるが、さらに、各種コネクタが配された板状部材15をも含めた一体構造となっている。すなわち、このIP−PBXユニット12uaを、IP電話用主装置10の裏面の凹状の開口部48aに挿入して。当該P−PBXユニット12uaの電源端子(図示せず)を、筐体40aの挿入方向の奥側にある電源用コネクタ(図示せず)に差し込んだ後に、板状部材15をネジ等によって筐体40aに固定する取り付け構造である。
また、セキュリティ管理ユニット13uaは、第1実施形態と同様の構造であり、このセキュリティ管理ユニット13uaを筐体40a下方側からガイド部に沿ってスライドさせながら嵌合した後に、筐体40aのガイド部にネジ等によって固定する取り付け構造である。なお、それぞれのユニットの取り外しは、上述の取り付け手順の逆を行えばよく、説明を省略する。また、図6では、筐体40aの下方側から縦方向にスライドさせて嵌合する構造としたが、IP−PBXユニット12uaと同様に筐体40aの裏面側から、或いは表面側から横方向にスライドさせて嵌合する構造としても良い。
このように、第2実施形態に係るIP電話用主装置では、IP電話用交換機及びルータを備えたIP−PBXユニット12ua並びにセキュリティ管理ユニット13uaの取り付け/取り外しを各ユニットの着脱によって行うので、製造の組み立て工程(或いは、装置設置時の組み立て作業)をより簡単なものとすることができると共に、メンテナンス作業時の取り外し作業をより簡単なものとすることができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係るIP電話用主装置について説明する。本実施形態は、IP電話用交換機及びルータを備えたIP−PBXユニット12ub並びにセキュリティ管理ユニット13ubの取り付け/取り外しに特徴があり、図7は本実施形態のIP電話用主装置の組み立てを説明する説明図である。
本実施形態のIP電話用主装置は、電源ユニット14ubをベースとして、該電源ユニット14ub上に、外形形状が統一化されたIP−PBXユニット12ub及びセキュリティ管理ユニット13ubを載置して一体化する構造である。
電源ユニット14ubは、第1実施形態と同様に、その筐体の一側面にジャックコネクタ51b及び電源スイッチ52b,53bが配されているが、当該電源ユニット14ubをベースとして使用するべく、上面には各ユニットへ電源を供給するためのコネクタ55,56が配されている。
また、IP−PBXユニット12ub及びセキュリティ管理ユニット13ubは、それら筐体の外形寸法は同一形状であり、また、電源供給用コネクタの形状及び相対的位置についても同一のものとなっている。IP−PBXユニット12ub及びセキュリティ管理ユニット13ubは、(図7において)下方に位置している電源供給用コネクタ(図示せず)を、電源ユニット14ub上面のコネクタ55,56に嵌め込むことにより、電源ユニット14ubと一体化される。なお、一体化構造の強度を向上させるために、IP−PBXユニット12ub及びセキュリティ管理ユニット13ubの下面と、電源ユニット14ubの上面とに相補関係を持つ嵌合構造を付加しても良く、また、別途補強材で連結する構造としても良い。
このように、第3実施形態に係るIP電話用主装置では、IP電話用交換機及びルータを備えたIP−PBXユニット12ub並びにセキュリティ管理ユニット13ubの取り付け/取り外しを各ユニットの着脱によって行うので、製造の組み立て工程(或いは、装置設置時の組み立て作業)をより簡単なものとすることができると共に、メンテナンス作業時の取り外し作業をより簡単なものとすることができる。また、電源ユニット14ub上に載置される各ユニットの外形形状が統一されているので、IP電話用主装置の機能拡張にも容易に対応することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、本発明はこれら実施形態およびその変形に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、第1〜第3実施形態では、IP電話用交換機及びルータと、セキュリティ管理装置と、電源と、をそれぞれ機能ユニットとして一体構成としたが、IP電話用交換機と、ルータと、セキュリティ管理装置と、電源と、をそれぞれ機能モジュールとして一体構成するようにしても良い。
例えば、第1実施形態において、IP−PBXユニット12uにおける2枚の基板を、それぞれルータモジュール11m及びIP電話用交換機モジュール12mとして独立した構成とすることにより、機能モジュールの一体化構成を実現できる。このような機能モジュールの一体化構成によっても、第1実施形態と同様に、筐体を各モジュールで共有できると共に、IP電話用交換機モジュール、ルータモジュール及びセキュリティ管理装置モジュールへの電源供給を電源モジュールで共有化することができ、その結果として装置コストを低減させると共に、装置スペースを縮小させることができる。
10,10a IP電話用主装置
11,11a ルータ
11m,11ma ルータモジュール
12,12a IP電話用交換機
12m,12ma IP電話用交換機モジュール
12u,12ua,12ub IP−PBXユニット
13,13a セキュリティ管理装置
13u,13ua,13ub セキュリティ管理装置ユニット
14u,14ub 電源ユニット
15 板状部材
20 LAN
21 多機能スイッチ
22−1,22−2 多機能電話機
23 サーバ
24−1,24−2 PC
25 無線LANアクセスポイント
26 複合機
27−1 携帯電話機
31 モデム(回線終端装置)
35 公衆網
36 インターネット網
40,40a 筐体
41 蓋部
42 ネジ
46 封印シール
48,48a 裏面の凹部
51,51b,55,56,61〜73,81〜86 コネクタ
52,52b,53,53b 電源スイッチ
74 ディップスイッチ

Claims (5)

  1. IP電話用交換機及びルータと、ファイアウォールの機能を有するセキュリティ管理装置と、電源と、をそれぞれ機能ユニットとして、IP電話用交換機及びルータユニット、セキュリティ管理装置ユニット及び電源ユニットを一体構成としたことを特徴とするIP電話用主装置。
  2. 前記セキュリティ管理装置は、前記ファイアウォールの機能として、LANへの不正侵入を防御する機能を有することを特徴とする請求項1に記載のIP電話用主装置。
  3. 前記セキュリティ管理装置は、前記ファイアウォールの機能として、LANへのウェブ通信に対するファイアウォールの機能を有することを特徴とする請求項1に記載のIP電話用主装置。
  4. 前記セキュリティ管理装置は、前記ファイアウォールの機能として、LANへのコンテンツをフィルタする機能を有することを特徴とする請求項1に記載のIP電話用主装置。
  5. IP電話用交換機と、ルータと、ファイアウォールの機能を有するセキュリティ管理装置と、電源と、をそれぞれ機能モジュールとして、IP電話用交換機モジュール、ルータモジュール、セキュリティ管理装置モジュール及び電源モジュールを一体構成としたことを特徴とするIP電話用主装置。
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