JP2016094801A - ドアロック制御システム - Google Patents

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淑敏 関根
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正則 小杉
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Abstract

【課題】ユーザの意志通りにドアロックを作動させることができるドアロック制御システムを提供する。
【解決手段】室外で車両ドアのドアロックトリガ5が操作されると、まず車両アンテナ15で広めのエリアを形成し、広域閾値K1を用いて携帯端末2が広域室内エリア内か否かを判定する。続いて、車両アンテナ15で狭めのエリアを形成し、狭域閾値K2を用いて携帯端末2が狭域室内エリア内か否かを判定する。ここで、携帯端末2が広域室内エリア内かつ狭域室内エリア外に位置すると判定されると、ユーザに対して携帯端末2の所在を確認させる報知を行い、その後、ドアロックトリガ5を再操作させる。ドアロックトリガ5が再操作されたとき、狭域室内エリア判定を再度行い、携帯端末2が狭域室内エリア外と判定されると、車両ドアをロックする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアロックの作動を制御するドアロック制御システムに関する。
従来から周知のように、多くの車両には、車両と電子キーとの間で無線によりID照合を行い、ID照合が成立することを条件に車載機器の作動が許可又は実行される電子キーシステムが搭載されている(特許文献1等参照)。この電子キーシステムには、車外に位置する電子キーと車両との間で双方向通信によるID照合(スマート照合)が成立すると、電子キーを別途操作しなくとも、車両ドアの施解錠が許可又は実行されるスマート入退室機能(ドアロック制御システム)がある。
ところで、近年は、例えば高機能携帯電話(スマートフォン)等の携帯端末を電子キーの替わりとして使用したいニーズが高い(特許文献2等参照)。この場合、高機能携帯電話には、予めブルートゥース(Bluetooth:登録商標)が搭載されていることから、車両とのID照合の通信(スマート通信)を、ブルートゥース通信を通じて実行する可能性が高い。このとき、ID照合の通信においては、例えば車両のアンテナから送信される電波を電子キーで受信したときの受信信号強度を測定し、受信信号強度が閾値に対して高い又は低いかで、携帯端末が車内外のどちらに位置するのかを判定する。すなわち、受信信号強度が閾値未満であれば携帯端末が車外に位置すると判定して、車両ドアの施解錠を許可する。
特開2005−262915号公報 特開2014−54903号公報
ところで、前述のエリア判定は、受信信号強度を判定する閾値を1つ設定し、その閾値に対して受信信号強度が高い又は低いかを確認する方法をとっている。しかし、実際のところ、エリア形成にあたっては、携帯端末が車内に位置したままドアロックが施錠されてしまう「インロック」を防止するために、室内エリアを広く形成する傾向がある。こうなると、車外において携帯端末がドア付近に位置するとき、携帯端末が車外に位置するにもかかわらず車内にあると判定され、車両ドアをロックすることができない問題があった。
本発明の目的は、ユーザの意志通りにドアロックを作動させることができるドアロック制御システムを提供することにある。
前記問題点を解決するドアロック制御システムは、携帯端末とその通信対象との間の無線による認証が成立するか否かを確認し、当該認証が成立することを条件に前記通信対象のドアロックの作動を制御する構成において、前記通信対象の室内及び室外の両方に及ぶ広域室内エリアを当該通信対象に形成可能であり、前記通信対象におけるロック操作時に前記携帯端末が広域室内エリア内に位置するか否かを判定する第1判定部と、前記通信対象の室内のみに範囲が及ぶ狭域室内エリアを当該通信対象に形成可能であり、前記通信対象におけるロック操作時に前記携帯端末が狭域室内エリア内に位置するか否かを判定する第2判定部とを有し、前記携帯端末が前記広域室内エリア内に位置するものの、当該携帯端末が狭域室内エリア外に位置すると判定されたとき、ユーザに当該携帯端末を確認させるべく、その旨を報知する確認要求部とを備えた。
本構成によれば、携帯端末が室外において室内外の境界付近に位置するときには、第1判定部の位置判定によって携帯端末が広域室内エリア内にあると判定され、第2判定部の位置判定によって携帯端末が狭域室内エリア外にあると判定される。これにより、通信対象においてロック操作がなされたとき、携帯端末が室内外の際(きわ)に位置していても、携帯端末が室外に位置すると判定して、ドアロックをロックに切り替えることが可能となる。よって、ユーザの意志通りにドアロックを作動させることが可能となる。
また、第1判定部及び第2判定部による一連の判定により、携帯端末が広域室内エリアに位置するものの狭域室内エリア外に位置すると判定されたときには、その旨が確認要求部によって報知される。すなわち、この報知によってユーザに携帯端末を確認させる。これにより、携帯端末の所在位置が明確化される。よって、ユーザの手元に携帯端末が存在する状態が確保されるので、無線による認証を、より確実に行うのにも有利となる。
前記ドアロック制御システムにおいて、前記第1判定部及び第2判定部は、前記携帯端末及び通信対象が通信するときに取得される電波の受信信号強度を基に、前記携帯端末のエリア内外の判定を実行することが好ましい。この構成によれば、受信信号強度を確認するという簡素な処理により、携帯端末のエリア内外を判定することが可能となる。
前記ドアロック制御システムにおいて、前記第1判定部は、前記通信対象及び携帯端末の通信が確立するものの、前記携帯端末が広域室内エリア外に位置すると判定したとき、前記携帯端末が室外に位置すると判定し、前記ドアロックは、前記携帯端末が室外に位置すると前記第1判定部により判定されたとき、直ちにロックされることが好ましい。この構成によれば、第1判定部の位置判定において、携帯端末が広域室内エリア外に位置すると判定されたとき、ドアロックが実行されるので、第1判定部の判定が済んだ後、ドアを直ちにロック状態に切り替えることが可能となる。
前記ドアロック制御システムにおいて、前記第1判定部は、前記携帯端末が確実に室外に位置すると判定し得る受信信号強度に相当する広域閾値に基づき、当該携帯端末が前記広域室内エリア内に位置するか否かを判定し、前記第2判定部は、前記携帯端末が確実に室内に位置すると判定し得る受信信号強度に相当する狭域閾値に基づき、当該携帯端末が前記狭域室内エリア内に位置するか否かを判定することが好ましい。この構成によれば、広域閾値及び狭域閾値を室内外判定に適した値に設定するので、携帯端末の室内外位置を、より正しく判定するのに有利となる。
前記ドアロック制御システムにおいて、前記第2判定部は、前記確認要求部による報知後、前記狭域室内エリアの形成に基づく通信を再度実行し、この通信において前記携帯端末が狭域室内エリア外に位置することを確認できれば、前記通信対象にドアロックの作動を実行させることが好ましい。この構成によれば、確認要求部による報知の後、携帯端末が狭域室内エリア外に位置するか否かを再確認した上で、ドアロックを作動させるので、ドアロックの切り替えを正しく行うのに一層有利となる。
前記ドアロック制御システムにおいて、前記第2判定部の判定において前記携帯端末が狭域室内エリア内に位置すると判定されたとき、当該携帯端末が室内に置き忘れられていることをユーザに通知する室内置き忘れ確認部を備えることが好ましい。この構成によれば、ドアロックトリガの操作によってドアをロックするとき、室内に携帯端末が置き忘れられているときには、これを検出することが可能となるので、携帯端末を室内に置き忘れたままのインロックを防止することが可能となる。
前記ドアロック制御システムにおいて、前記通信対象は、車両であり、前記ドアロックは、車両ドアのロックであることが好ましい。この構成によれば、ドアロック制御システムを車両ドアのドアロック制御に適用するので、ユーザの意志通りに車両ドアを施解錠するのに有利となる。
本発明によれば、ユーザの意志通りにドアロックを作動させることができる。
一実施形態のドアロック制御システムの構成図。 位置判定のロジックで識別できる判定エリアの概要図。 (a)は理想環境の受信信号強度の変化波形図、(b)は現実環境の受信信号強度の変化波形図、(c)は判定閾値の設定の仕方を示した受信信号強度の変化波形図。 (a)〜(c)は、室外照合の判定ロジックの流れを示す説明図。 携帯端末の位置判定時に実行されるフローチャート。
以下、ドアロック制御システムの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、車両1の電子キーとして作動することが可能な携帯端末2と無線により認証を行う携帯端末キーシステム3を備える。携帯端末2は、例えばスマートフォン等の高機能携帯電話であることが好ましい。携帯端末2は、電子キーとは異なる周波数の電波により車両1と無線通信が可能である。この場合、携帯端末キーシステム3の通信は、例えばブルートゥース(Bluetooth:登録商標)を使用するとよい。ブルートゥース通信は、ある帯域の周波数(2.4GHz)を規定の周波数チャネル(79チャネル)に分け、通信できる周波数を周波数ホッピングにより選択しながら通信する方式をとる。以降、携帯端末キーシステム3におけるID照合の通信を「近距離無線通信」と記す。ちなみに、電子キーは、車両1を作動し得る専用キーとして位置付けられた通信端末である。
携帯端末キーシステム3は、車外に位置する携帯端末2と近距離無線通信による認証(車外照合)が成立することを条件に車両ドアのドアロックの作動を制御するスマート入退室機能(ドアロック制御システム4)を備える。車外照合は、例えば車両ドアのドアロックトリガ5が操作されたときに開始されるとよい。携帯端末キーシステム3は、車内に位置する携帯端末2と近距離無線通信による認証(車内照合)が成立することを条件にエンジンスイッチ6の操作(ワンプッシュ操作)によるエンジン始動が許可されるワンプッシュエンジン始動機能を備える。車内照合は、例えばユーザが乗車したときや、エンジンスイッチ6が操作されたときに開始されるとよい。
車両1は、携帯端末2を認証する端末認証ECU(Electric Control Unit)7と、車載機器の電源を管理するボディECU8と、エンジン10を制御するエンジンECU9とを備える。これらECUは、車内に設けられた通信線11を通じて電気接続されている。通信線11は、例えばCAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)が使用される。端末認証ECU7のメモリ12には、車両1に登録された携帯端末2の固有IDである携帯端末キーIDが書き込み保存されている。ボディECU8は、車両ドアの施解錠を切り替えるときのメカ部分であるドアロック機構13の作動を制御する。
通信対象14(一例は車両1、以下同様)は、通信対象14において携帯端末キーシステム3の通信を実行するアンテナ(以降、車両アンテナ15と記す)を備える。車両アンテナ15は、例えば電波の送信及び受信の両方を行うことが可能な送受信アンテナであるとよい。車両アンテナ15は、例えばブルートゥース通信に準拠した電波を送受信する。車両アンテナ15は、例えばダイポールアンテナである。
車両1は、車両電源を切り替えるときに操作するエンジンスイッチ6を備える。エンジンスイッチ6は、例えばモーメンタリスイッチからなり、ノブ操作時に操作信号を端末認証ECU7に出力する。車両電源は、エンジンスイッチ6の操作に応じて、例えばIGオフ、ACCオン、IGオン、エンジンスタートのいずれかに切り替えられる。
携帯端末2は、携帯端末2の動作を制御する端末制御部16と、携帯端末2において車両1との通信の際に電波を送受信する通信アンテナ17とを備える。端末制御部16のメモリ18には、各携帯端末2の固有IDである携帯端末キーIDが書き込み保存されている。この携帯端末キーIDは、例えばブルートゥース通信のペアリングに用いる固有ID、ネットワーク等の通信を通じて専用のサイト(センター)からダウンロードすることにより携帯端末2に登録されるID、又はそれらの両方でもよい。
図2に示すように、ドアロック制御システム4は、近距離無線通信による認証(車外照合)の通信課程において、大きさが異なる通信エリアを順に形成(2段階形成)して携帯端末2の室内外位置を判定する端末位置判定機能を備える。本例の場合、通信対象14(一例車両1、以下同様)に設けられたドアロックトリガ5が操作されたとき、1回目は、室内のみならず室外にも範囲が及ぶ「広めのエリア」を車両アンテナ15で形成することにより、携帯端末2が広域室内エリアE1内に位置するかを判定する。続く2回目は、室内にのみ電波が届く「狭めのエリア」を車両アンテナ15で形成することにより、携帯端末2が狭域室内エリアE2内に位置するか否かを判定する。そして、1回目の位置判定結果と2回目の位置判定結果とに基づき、携帯端末2の室内外位置を判定する。ドアロックトリガ5は、車両ドアの車外ドアハンドル19に形成される。
図1に戻り、ドアロック制御システム4は、携帯端末キーシステム3の通信課程において、受信する電波の受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を測定可能な強度測定部20を備える。本例の強度測定部20は、携帯端末2(端末制御部16)に設けられる。この場合、携帯端末2は、強度測定部20で測定した受信信号強度の測定データを、近距離無線通信による認証の通信課程において車両1に通知する。
ドアロック制御システム4は、通信対象14におけるロック操作時、通信対象14に広めの電波のエリアを形成して、携帯端末2が広域室内エリアE1内に位置するか否かを判定する第1判定部21を備える。第1判定部21は、端末認証ECU7に設けられる。本例の第1判定部21は、例えば通信対象14のドアロックトリガ5が操作されたときに、携帯端末2のエリア判定を行う。第1判定部21は、車両アンテナ15で広めの通信エリアを形成したとき、同エリアでの通信時に取得する受信信号強度を基に、携帯端末2が広域室内エリアE1内に位置するか否かを判定する。
ドアロック制御システム4は、通信対象14におけるロック操作時、通信対象14に狭めの電波のエリアを形成して、携帯端末2が狭域室内エリアE2内に位置するか否かを判定する第2判定部22を備える。第2判定部22は、端末認証ECU7に設けられる。第2判定部22は、ドアロックトリガ5が操作されたとき、第1判定部21の判定に引き続き実行される。第2判定部22は、車両アンテナ15で狭めの通信エリアを形成し、同エリアでの通信時に取得する受信信号強度を基に、携帯端末2が狭域室内エリアE2内に位置するか否かを判定する。
ドアロック制御システム4は、携帯端末2が室外においてドア壁近傍に位置するときに、その旨を報知する確認要求部23を備える。確認要求部23は、端末認証ECU7に設けられる。確認要求部23は、携帯端末2が広域室内エリアE1内に位置するものの狭域室内エリアE2外に位置すると判定されたとき、ユーザに携帯端末2を確認させるべく、その旨を報知する。確認要求部23は、例えば車外スピーカなどによって、ユーザに携帯端末2の所在を確認させる音声を出力するとよい。
ドアロック制御システム4は、第1判定部21及び第2判定部22の各判定結果を基にドアロックを制御する錠制御部24を備える。錠制御部24は、端末認証ECU7に設けられる。錠制御部24は、確認要求部23による報知の後、第2判定部22に携帯端末2の位置を再度判定させ、携帯端末2が狭域室内エリアE2外に位置することを確認することができれば、ドアロックをロックに切り替えるとよい。
ドアロック制御システム4は、携帯端末2が室内に置き忘れられていることをユーザに通知する室内置き忘れ確認部25を備える。室内置き忘れ確認部25は、端末認証ECU7に設けられる。室内置き忘れ確認部25は、第2判定部22の判定において携帯端末2が狭域室内エリアE2内に位置すると判定されたとき、携帯端末2が室内に置き忘れられている旨をユーザに通知する。
次に、図3〜図5を用いて、ドアロック制御システム4の動作を説明する。
図3(a)に示すように、近距離無線通信の理想環境を想定した場合、携帯端末2の受信信号強度と、車両アンテナ15からの距離との関係性は、携帯端末2が車両アンテナ15から離れていくに従って、受信信号強度が徐々に低下していく波形をとる。受信信号強度の変化特性が同図の波形をとるのであれば、携帯端末2の車内外の判定閾値は1つで足りる。すなわち、受信信号強度が判定閾値未満であれば、携帯端末2が車外に位置すると判定することができ、受信信号強度が判定閾値以上であれば、携帯端末2が車内に位置すると判定することができる。
しかし、図3(b)に示すように、現実環境においては、例えば電波のマルチパス等が原因で受信信号強度の波形が脈動してしまうので、正確な位置判定に支障を来す。具体的には、室内である地点Paでは、受信信号強度が判定閾値未満となってしまい、車外と判定され、室外である地点Pbでは受信信号強度が判定閾値以上となっていまい、車内と判定されてしまう。
そこで、図3(c)に示すように、本例の場合、携帯端末2が確実に車外に位置すると判定できる広域閾値K1と、携帯端末2が確実に室内に位置すると判定できる狭域閾値K2との2つを設定する。広域閾値K1は、車両アンテナ15で広めの通信エリアを形成して位置判定を行う広域室内エリア判定で使用する閾値である。狭域閾値K2は、車両アンテナ15で狭めの通信エリアを形成して位置判定を行う狭域室内エリア判定で使用する閾値である。そして、広域室内エリア判定において受信信号強度が広域閾値K1未満であれば、携帯端末2が室外に位置すると判定できるようにし、狭域室内エリア判定において受信信号強度が狭域閾値K2以上であれば、携帯端末2が室内に位置すると判定できるようにする。また、受信信号強度が広域閾値K1及び狭域閾値K2の間の値をとるときには、広域室内エリア判定及び狭域室内エリア判定の両判定結果から、携帯端末2の車内外位置を判定する。
図4(a)に示すように、ドアロックトリガ5の操作時、携帯端末2が車外に位置するか否かを判定するとき、車両アンテナ15は、車外の遠い位置まで電波が届く広めのエリアとして室外エリアEk(>E1)を形成する。このとき、第1判定部21は、携帯端末2で測定した受信信号強度を基に、携帯端末2が広域室内エリアE1の内外のどちらに位置するのかを広域閾値K1によって判定すれば、携帯端末2が車内外のどちらに位置するのかを判断することが可能である。よって、第1判定部21は、携帯端末2との通信が確立する(ID照合が成立する)ものの、受信信号強度が広域閾値K1未満となれば、携帯端末2が室外にあると判定する。
図4(b)に示すように、ドアロックトリガ5の操作時、携帯端末2が車内に位置するか否かを判定するとき、車両アンテナ15は、広域閾値K1を用いた判定のときと比べて狭めの範囲で電波のエリアを形成する。そして、第2判定部22は、このとき通信が確立する携帯端末2に対し、携帯端末2が狭域室内エリアE2(<E1)に位置するか否かを狭域閾値K2によって判定することにより、携帯端末2が室内に存在するか否かを判断する。このとき、第2判定部22は、受信信号強度が狭域閾値K2以上となれば、携帯端末2が室内にあると判定する。
図4(c)に示すように、携帯端末2が例えば車外ドア壁の極近傍に位置する場合には、広域室内エリア判定において、携帯端末2の受信信号強度が広域閾値K1以上となり、携帯端末2が広域室内エリアE1内に位置すると判定される。このとき、車両アンテナ15で小さめのエリアを形成し、狭域室内エリアE2に携帯端末2が存在しないと判定できれば、携帯端末2が車外において車外ドア壁の近傍に位置していても、携帯端末2が車外に存在すると判定することができる。本例は、この点に着目して携帯端末2の車内外位置を識別するのである。
続いて、図5を用いて、携帯端末2の具体的な位置判定処理を説明する。
ステップ101において、第1判定部21は、ドアロックトリガ5が操作されたことを検出する。ドアロックトリガ5が操作されると、携帯端末2と車両アンテナ15との間の近距離無線(車外照合)が開始される。端末認証ECU7は、ドアロックトリガ5が操作されたことを検出すると、携帯端末2を起動させるウェイク信号Swk(図4(a)参照)を車両アンテナ15から断続的に送信する。また、最初は、車両アンテナ15で広めの通信エリアが形成され、携帯端末2が広域室内エリアE1内か否かが確認される。ちなみに、ブルートゥースの電波は通信距離が数十mあるので、ウェイク信号Swkは車内及び車外の両方のエリアに届く。
携帯端末2は、車両アンテナ15から送信されたウェイク信号Swkを受信すると、例えばキー機能が起動し、アック信号Sack(図4(a)参照)を車両1に返信する。端末認証ECU7は、ウェイク信号Swkを送信してから所定時間内にアック信号Sackを受信できると、ブルートゥース通信が確立したと認識する。なお、ここでは、ウェイク信号Swk及びアック信号Sackの通信例を述べたが、このときに実施される通信は、例えばブルートゥース通信のプロトコルに従ったペアリング済み機器のリンク確立と同義である。すなわち、ウェイク信号Swk及びアック信号Sackの通信は、ペアリング済み機器のリンク確立に変更することも可能である。
端末認証ECU7は、携帯端末2との通信が確立すると、車両アンテナ15から携帯端末2に車両電波Scr(図4(a)参照)を送信し、この車両電波Scrによって携帯端末2から端末電波Ste(図4(a)参照)を返信させて、ID照合を実行する。具体的に述べると、ID照合は、例えば車両コード照合、チャレンジレスポンス認証、携帯端末キーID照合などを含む照合であることが好ましい。車両コード照合は、車両1の固有IDである車両コードを携帯端末2に送信し、携帯端末2において車両コードを確認させる照合である。チャレンジレスポンス認証は、送信の度にコードが毎回変わるチャレンジコードを車両1から携帯端末2に送信して携帯端末2の暗号鍵に通し、このレスポンスコードを車両1に返信させ、車両1において同様に演算したレスポンスコードにより、車両1において携帯端末2のレスポンスコードの正当性を確認する認証である。携帯端末キーID照合は、携帯端末2に登録された携帯端末キーIDを車両1において確認する照合である。端末認証ECU7は、これら各種ID照合の全てが成立するか否かを確認する。
携帯端末2は、近距離無線通信の認証(車外照合)の通信課程において、車両1から受信する電波の受信信号強度を測定し、その測定データを車両アンテナ15に返信する。すなわち、携帯端末2は、認証の通信過程において測定した受信信号強度のデータを車両1に送信し、車両1に距離照合を実行させる。受信信号強度の測定データは、認証(車外照合)の通信課程であれば、どのタイミングで車両1に送信されてもよい。
ステップ102において、第1判定部21は、広域室内エリア判定において、携帯端末2が広域室内エリアE1内にあるか否かを判定する。このとき、第1判定部21は、携帯端末2から取得した受信信号強度と広域閾値K1とを比較することにより、携帯端末2が広域室内エリアE1内か否かを判定する。ここで、受信信号強度が広域閾値K1未満であって、携帯端末2が広域室内エリアE1外と判定されれば、携帯端末2が室外エリアEk及び広域室内エリアE1の間に位置することとなり、ステップ103に移行する。一方、受信信号強度が広域閾値K1以上であって、携帯端末2が広域室内エリアE1内と判定されれば、ステップ104に移行する。
ステップ103において、端末認証ECU7は、携帯端末2が室外に位置すると判定し、車両ドアのドアロック作動を許可する。すなわち、端末認証ECU7は、携帯端末2との各種ID照合が成立し、かつ距離照合において携帯端末2が車外に位置することを認識するので、車外照合を成立として処理する。これにより、ボディECU8が車両ドアを施錠する。
ステップ104において、第2判定部22は、車両アンテナ15で狭めのエリアを形成することにより、携帯端末2が狭域室内エリアE2内にあるか否かを判定する。この判定において、第2判定部22は、携帯端末2で測定された受信信号強度の測定データを取得する。この通信は、例えば受信信号強度のデータを単に得るためだけの通信でもよいし、又は前述の各種ID照合も課した通信のいずれでもよい。第2判定部22は、この通信で取得した受信信号強度と狭域閾値K2とを比較することにより、携帯端末2が狭域室内エリアE2内か否かを判定する。このとき、受信信号強度が狭域閾値K2以上であって、携帯端末2が狭域室内エリアE2内と判定されれば、ステップ105に移行する。一方、受信信号強度が狭域閾値K2未満であって、携帯端末2が狭域室内エリアE2外と判定されれば、ステップ106に移行する。
ステップ105において、端末認証ECU7(室内置き忘れ確認部25)は、ユーザに対して携帯端末2が室内に置き忘れられている旨の警告を実行する。このときに行う警告としては、例えば「キーが室内にあるので、ドアロックできません」などがある。
ステップ106において、確認要求部23は、携帯端末2が狭域室内エリアE2にないと判断されたとき、ユーザに対して携帯端末2の確認を実行させる。このときに行う確認は、例えば「キーが室外にあることを確認し、トリガスイッチをもう一度押してください」などがある。ユーザは、このアナウンスに基づき、例えば携帯端末2が何処にあるのかを確認した上で、ドアロックトリガ5を再操作する。
ステップ107において、第2判定部22は、ユーザに対しての携帯端末2の確認の報知から、ドアロックトリガ5が一定時間内に操作されたか否かを判定する。ドアロックトリガ5が一定時間内に操作されれば、ステップ108に移行し、操作されなければ、処理を終了する。
ステップ108において、第2判定部22は、2度目のドアロックトリガ5の操作を契機に車両アンテナ15で狭めのエリアを形成することにより、狭域室内エリア判定を再度実行し、携帯端末2が狭域室内エリアE2内にあるか否かを判定する。なお、同ステップの判定は、スマート照合の成立可否を判定するものでもよいし、単に受信信号強度だけを確認する通信のいずれでもよい。このとき、携帯端末2が狭域室内エリアE2内に存在すれば、ステップ105に移行して、ユーザに対して警告を出す。一方、携帯端末2が狭域室内エリアE2外に存在すれば、ステップ109に移行する。
ステップ109において、端末認証ECU7は、携帯端末2が室外に位置すると判定し、車両ドアのドアロック作動を許可する。すなわち、端末認証ECU7は、携帯端末2との各種ID照合が成立し、かつ距離照合において携帯端末2が車外に位置することを認識するので、車外照合を成立として処理する。これにより、仮に携帯端末2が車外ドア壁近傍に位置していても、ユーザの意志通りに車両ドアがロックされるのである。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)室外で車両ドアのドアロックトリガ5が操作されると、まず車両アンテナ15で広めのエリアを形成して携帯端末2が広域室内エリアE1内か否かを判定し、続いて、車両アンテナ15で狭めのエリアを形成して携帯端末2が狭域室内エリアE2内か否かを判定する。このとき、携帯端末2が広域室内エリアE1内に位置しつつ、狭域室内エリアE2外に位置すると判定されたときには、ユーザに対して携帯端末2の所在を確認させる報知を行い、携帯端末2の位置を明確化させる。
このように、本例においては、携帯端末2が室外においてドア壁近傍に位置していても、大小2つの通信エリアを形成して携帯端末2の位置が確認される判定により、携帯端末2が室外に位置すると判定される。よって、携帯端末2が室外においてドア壁近傍に位置していても、ドアロックトリガ5の操作時には、ユーザの意志通りに車両ドアをロックに切り替えることができる。また、携帯端末2が広域室内エリアE1内に位置しつつ、狭域室内エリアE2外に位置すると判定されたときには、報知によってユーザに携帯端末2の所在を確認させる。よって、ユーザの手元に携帯端末2が存在する状態が確保されるので、近距離無線通信による認証を、より確実に行うのにも有利となる。
(2)携帯端末2のエリア内外の判定は、通信時に測定される受信信号強度を基に実行される。よって、受信信号強度を確認するという簡素な処理により、携帯端末2のエリア内外を判定することができる。
(3)1回目の判定において、携帯端末2が広域室内エリアE1外に位置すると判定されたとき、ドアロックが実行されるので、1回目の判定が済んだ後、ドアを直ちにロック状態に切り替えることができる。
(4)広域閾値K1は、携帯端末2が確実に室外に位置していると判定できる受信信号強度に設定される。狭域閾値K2は、携帯端末2が確実に室内に位置していると判定できる受信信号強度に設定される。このように、広域閾値K1及び狭域閾値K2は室内外判定に適した値に設定されるので、携帯端末2の室内外位置を、より正しく判定するのに有利となる。
(5)第2判定部22は、確認要求部23による報知後、狭域室内エリアE2の形成に基づく通信を再度実行し、この通信において携帯端末2が狭域室内エリアE2外に位置することを確認できれば、車両1に車両ドアをロックさせる。よって、確認要求部23による報知の後、携帯端末2が確かに狭域室内エリアE2外に位置するのを確認した上で、ドアロックを作動させるので、ドアロックの切り替えを正しく行うのに一層有利となる。
(6)ドアロック制御システム4に携帯端末2の置き忘れ検出機能を設けた。よって、ドアロックトリガ5の操作によって車両ドアをロックするとき、室内に携帯端末2が置き忘れられているときには、これを検出することが可能となるので、携帯端末2を室内に置き忘れたままのインロックを防止することができる。
(7)ドアロック制御システム4を車両ドアのドアロック制御に適用するので、ユーザの意志通りに車両ドアを施解錠するのに有利となる。
(8)ドアロック制御システム4の通信にブルートゥースが使用される。ところで、携帯端末2にはブルートゥースが搭載されていることが多いので、この通信機能を利用して、車両1及び携帯端末2の間の無線認証を実行することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ユーザが乗車してエンジンスイッチ6が操作されたとき、2回目の判定と同じロジックの室内照合を実行し、この室内照合が成立すれば、エンジンスイッチ6の操作による車両電源の遷移を許可するようにしてもよい。
・受信信号強度は、携帯端末2側で測定されることに限らず、車両1側で測定されてもよい。
・通信の最初にID照合の通信を行い、ID照合が成立することが確認できた後、距離照合を実行するようにしてもよい。
・ドアロックトリガ5は、車外ドアハンドル19に設けられることに限らず、他の車両部品に配置されてもよい。また、ドアロック作動の開始のトリガは、例えば携帯端末2で実行される操作としてもよい。
・携帯端末2の所在確認は、車両1が報知を行うことに限らず、携帯端末2が行うようにしてもよい。
・2回目の位置判定は、ドアロックトリガ5の再操作を契機に実行されることに限らず、例えばドアロックトリガ5以外の他の操作部が操作されたことを契機に開始されてもよい。この操作例としては、例えば車外ドアハンドル19を複数回操作することや、携帯端末2で所定操作を行うことなどがある。
・1回目の判定で携帯端末2が広域室内エリアE1内にあると判定されたとき、直ちに2回目の判定を行い、この判定で携帯端末2が狭域室内エリアE2外に位置すると判定された上で、ドアロックトリガ5が操作されたとき、車両ドアをロックに切り替えてもよい。
・携帯端末2は、高機能携帯電話に限定されず、種々の端末に変更することが可能である。
・車両アンテナ15の本数は、1本に限らず、複数としてもよい。
・通信対象14は、車両1に限定されず、室内外が区分けされていてドアを有していれば、どのようなものでもよい。
・ドアロック制御システム4の通信は、ブルートゥースを使用した通信に限定されず、種々の周波数や通信規格のものに変更することが可能である。
・「広めのエリア」とは、室内外の両方をカバーするエリアであればよい。また、「狭めのエリア」とは、前述の「広めのエリア」よりも狭い範囲のエリアであればよい。
・確認要求部23による報知は、例えば広域室内エリア判定で携帯端末2が広域室内エリアE1内にあると判定された時点で実行してもよい。このように、確認要求部23による報知は、いつ実施してもよい。
・ドアロック制御システム4は、車両1に適用されることに限らず、他のシステムや装置に適用することも可能である。
1…通信対象の一例である車両、2…携帯端末、4…ドアロック制御システム、5…ドアロックトリガ、14…通信対象、21…第1判定部、22…第2判定部、23…確認要求部、24…錠制御部、25…室内置き忘れ確認部、E1…広域室内エリア、E2…狭域室内エリア、K1…広域閾値、K2…狭域閾値。

Claims (7)

  1. 携帯端末とその通信対象との間の無線による認証が成立するか否かを確認し、当該認証が成立することを条件に前記通信対象のドアロックの作動を制御するドアロック制御システムにおいて、
    前記通信対象の室内及び室外の両方に及ぶ広域室内エリアを当該通信対象に形成可能であり、前記通信対象におけるロック操作時に前記携帯端末が広域室内エリア内に位置するか否かを判定する第1判定部と、
    前記通信対象の室内のみに範囲が及ぶ狭域室内エリアを当該通信対象に形成可能であり、前記通信対象におけるロック操作時に前記携帯端末が狭域室内エリア内に位置するか否かを判定する第2判定部とを有し、
    前記携帯端末が前記広域室内エリア内に位置するものの、当該携帯端末が狭域室内エリア外に位置すると判定されたとき、ユーザに当該携帯端末を確認させるべく、その旨を報知する確認要求部と
    を備えたことを特徴とするドアロック制御システム。
  2. 前記第1判定部及び第2判定部は、前記携帯端末及び通信対象が通信するときに取得される電波の受信信号強度を基に、前記携帯端末のエリア内外の判定を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドアロック制御システム。
  3. 前記第1判定部は、前記通信対象及び携帯端末の通信が確立するものの、前記携帯端末が広域室内エリア外に位置すると判定したとき、前記携帯端末が室外に位置すると判定し、
    前記ドアロックは、前記携帯端末が室外に位置すると前記第1判定部により判定されたとき、直ちにロックされる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のドアロック制御システム。
  4. 前記第1判定部は、前記携帯端末が確実に室外に位置すると判定し得る受信信号強度に相当する広域閾値に基づき、当該携帯端末が前記広域室内エリア内に位置するか否かを判定し、
    前記第2判定部は、前記携帯端末が確実に室内に位置すると判定し得る受信信号強度に相当する狭域閾値に基づき、当該携帯端末が前記狭域室内エリア内に位置するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のドアロック制御システム。
  5. 前記第2判定部は、前記確認要求部による報知後、前記狭域室内エリアの形成に基づく通信を再度実行し、この通信において前記携帯端末が狭域室内エリア外に位置することを確認できれば、前記通信対象にドアロックの作動を実行させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のドアロック制御システム。
  6. 前記第2判定部の判定において前記携帯端末が狭域室内エリア内に位置すると判定されたとき、当該携帯端末が室内に置き忘れられていることをユーザに通知する室内置き忘れ確認部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のドアロック制御システム。
  7. 前記通信対象は、車両であり、
    前記ドアロックは、車両ドアのロックである
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のドアロック制御システム。
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