JP2016082455A - 伝送システム、伝送端末、伝送方法及び伝送プログラム - Google Patents

伝送システム、伝送端末、伝送方法及び伝送プログラム Download PDF

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拓也 今井
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Abstract

【課題】ネットワークにおける伝送の負荷を軽減する。
【解決手段】画像データ及び音声データの少なくともいずれかを複数の伝送端末間で伝送する伝送システムであって、第1の伝送端末は、周囲に利用者が存在する状態であるか否かを検知する状態検知部と、状態検知部が検知する状態が変化した場合に、状態検知部が検知した結果に対応する対応データを第2の伝送端末に対して送信するよう制御する制御部と、を有し、第2の伝送端末は、対応データを受信した場合、第1の伝送端末に対して伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、対応データに応じて変更して伝送する。
【選択図】図6

Description

本発明は、伝送システム、伝送端末、伝送方法及び伝送プログラムに関する。
インターネット等の通信ネットワークを介して、遠隔地との間で遠隔会議を行う会議システムが普及している。この会議システムにおいては、遠隔会議を行う出席者等の当事者の一方がいる会議室において、遠隔会議システムの端末装置を用いて会議の当事者などの会議室の画像を撮影し、発言などの音声を収集する。そして、会議システムは、これらをデジタルデータに変換して相手方の端末装置に送信し、相手方の会議室のディスプレイに画像を表示し、スピーカにより音声を出力して、実際の会議に近い状態で遠隔地間の会議を行うことを可能にしている。
また、特許文献1には、被写体の動きが検知された場合、動きが検知されない場合よりも高いフレームレートで映像データを外部に送信し、送信が失敗した映像データを保存して、保存されたデータ量が閾値以上となった場合、データ量が閾値未満のときよりも動きが検知されにくくなるように動き検知に用いるパラメータを設定する設定手段を有する撮像装置が開示されている。
しかしながら、従来の遠隔会議システムでは、複数の拠点を長時間接続し、それぞれの拠点の状況を常に共有するような利用方法をされており、対象の端末に注目している利用者がいない場合でも常時同じ品質で情報を送受信するため、伝送経路であるネットワークやこれらの情報の送受信を制御するサーバに不必要な負荷をかけてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークにおける伝送の負荷を軽減することができる伝送システム、伝送端末、伝送方法及び伝送プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像データ及び音声データの少なくともいずれかを複数の伝送端末間で伝送する伝送システムであって、第1の伝送端末は、周囲に利用者が存在する状態であるか否かを検知する状態検知部と、前記状態検知部が検知する状態が変化した場合に、前記状態検知部が検知した結果に対応する対応データを第2の伝送端末に対して送信するよう制御する制御部と、を有し、前記第2の伝送端末は、前記対応データを受信した場合、前記第1の伝送端末に対して伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送することを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークにおける伝送の負荷を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る伝送システムの概略図である。 図2は、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 図3は、画像データの画質を説明する概念図である。 図4は、本実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 図5は、本実施形態に係る管理システム、中継装置、又はプログラム提供システムのハードウェア構成図である。 図6は、本実施形態に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。 図7は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。 図8は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。 図9は、端末管理テーブルを示す概念図である。 図10は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。 図11は、セッション管理テーブルを示す概念図である。 図12は、品質要求管理テーブルを示す概念図である。 図13は、端末間で遠隔通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 図14は、伝送端末間で画像データ及び音声データを送受信する処理を示したシーケンス図である。 図15は、伝送システムの動作例を示すフローチャートである。 図16は、端末状態変更の送信端末への第1通知例を示す図である。 図17は、端末状態変更の送信端末への第2通知例を示す図である。
図1は、本発明の本実施形態に係る伝送システム1の概略図である。伝送システム1は、画像データ及び音声データの少なくともいずれかを複数の伝送端末間で伝送する伝送システムである。図2は、伝送システムにおける画像データ、音声データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。図3は、画像データの画質を説明する概念図である。
また、伝送システムには、伝送管理システムを介して一方の伝送端末から他方の伝送端末に一方向でコンテンツデータを伝送するデータ提供システムや、伝送管理システムを介して複数の伝送端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム等が例として挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、伝送システム、伝送管理システム、及び伝送端末について説明する。即ち、本発明の伝送端末及び伝送管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、コミュニケーションシステム、又は伝送システムにも適用される。
まず、図1に示されている伝送システム1は、複数の伝送端末(10aa,10ab,…)、各伝送端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、伝送管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。
複数の端末10は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音声データの送受信による伝送を行う。
なお、以下では、「伝送端末」を単に「端末」として表し、「伝送管理システム」を単に「管理システム」として表す。また、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は、「端末10」と表され、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表され、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表されている。更に、テレビ会議の開始を要求する要求元としての端末は「要求元端末」と表され、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表されている。
また、図2に示されているように、伝送システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、及び音声データの4つの各データを送受信するための4つのセッションが確立される。ここでは、これら4つのセッションをまとめて、画像・音声データ用セッションsedとして示している。
ここで、本実施形態で扱われる画像データの画像の解像度について説明する。図3(a)に示されているように、横が160画素、縦が120画素から成り、ベース画像となる低解像度の画像と、図3(b)に示されているように、横が320画素、縦が240画素から成る中解像度の画像と、図3(c)に示されているように、横が640画素、縦が480画素から成る高解像度の画像とがある。このうち、狭帯域経路を経由する場合には、ベース画像となる低解像度の画像データのみから成る低画質の画像データが中継される。帯域が比較的広い場合には、ベース画像となる低解像度の画像データ、及び中解像度の画像データから成る中画質の画像データが中継される。また、帯域が非常に広い場合には、ベース画質となる低解像度の画像データ、中画解像度の画像データ、及び高解像度の画像データから成る高画質の画像データが中継される。
図1に示されている中継装置30は、複数の端末10の間で、コンテンツデータの中継を行う。管理システム50は、端末10からのログイン認証、端末10の通話状況の管理、宛先リストの管理等、及び中継装置30の通信状況等を一元的に管理する。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音声データの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
プログラム提供システム90は、後述のHD(Hard Disk)204を備えており、端末10に各種機能を実現させる(又は、端末10を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶され、端末10に端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能を実現させる(又は、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHD204には、管理システム50に各種機能を実現させる(又は、管理システム50を各種手段として機能させる)ための伝送管理用プログラムも記憶されており、管理システム50に、伝送管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
ところで、端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されており、LAN2bは大阪の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末10d(a,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Bはアメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内で構築されており、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内で構築されている。地域A及び地域Bは、それぞれルータ(70ab,70cd)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、管理システム50、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、及び中継装置30と通信可能に接続されている。管理システム50、及びプログラム提供システム90は、地域A又は地域Bに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、専用線2ab、インターネット2i、専用線2cd、LAN2c、及びLAN2dによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、及びプログラム提供システム90の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通話や、同じ事業所内の異なる部屋間での通話だけでなく、同じ部屋内での通話や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通話で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。本実施形態では、宛先(中継先)としての端末10で画像データの受信に遅延が生じた場合に、中継装置30によって画像データの画像の解像度を変更してから、中継先としての端末10へ画像データを送信する場合について説明する。
図4は、本発明の本実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。図4に示されているように、本実施形態の端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、端末用プログラム、画像データ、及び音声データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音声を入力する内蔵型のマイク114、音声を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音声信号の入出力を処理する音声入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、及び上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
図5は、本発明の本実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、伝送管理用プログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図5に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記伝送管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記伝送管理用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、中継装置30は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、中継装置30を制御するための中継装置用プログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記中継装置用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
また、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供用プログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。また、上記プログラム提供システム用プログラムは、HD204ではなくROM202に記憶されるようにしてもよい。
なお、上記着脱可能な記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
<<実施形態の機能構成>>
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図6は、本実施形態の伝送システム1を構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。図6では、端末10、中継装置30、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図6では省略されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、ログイン要求部13、撮像部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部17、及び記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、端末10は、図4に示されているRAM103、及び図4に示されているフラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。
(端末の各機能構成)
次に、図4及び図6を用いて、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図6に示されている端末10の送受信部11は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。この送受信部11は、所望の宛先端末と通話を開始する前から、管理システム50より、宛先候補としての各端末の状態を示す各状態情報の受信を開始する。なお、この状態情報は、各端末10の稼動状態(オンラインかオフラインかの状態)だけでなく、オンラインであっても更に通話可能であるか、通話中であるか、離席中であるか等の詳細な状態を示す。また、この状態情報は、各端末10の稼動状態だけでなく、端末10でケーブル120cが端末10から外れていたり、音声を出力するが画像は出力させなかったり、音声を出力さないようにする(MUTE)等、様々な状態を示す。以下では、一例として、状態情報が稼動状態を示す場合について説明する。
操作入力受付部12は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
ログイン要求部13は、図4に示されているCPU101からの命令によって実現され、上記電源ONの受け付けを契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源を完全にOFFにする。これにより、管理システム50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
撮像部14は、図4に示されているCPU101からの命令、並びに図4に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。
音声入力部15aは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号に係る音声データを入力する。音声出力部15bは、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音声データに係る音声信号をスピーカに出力し、スピーカ115から音声を出力させる。
表示制御部17は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているディスプレイI/F117によって実現され、後述のように、受信された解像度の異なる画像データを組み合わせ、この組み合わされた画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。また、表示制御部17は、管理システム50から受信した宛先リストの情報をディスプレイ120に送信して、ディスプレイ120に宛先リストを表示させることができる。
記憶・読出処理部19は、図4に示されているCPU101からの命令及び図4に示すSSD105によって実行され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。この記憶部1000には、端末10を識別するための端末ID(Identification)、及びパスワード等が記憶される。更に、記憶部1000には、宛先端末との通話を行う際に受信される画像データ及び音声データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音声データによってスピーカ115から音声が出力される。
利用状態検知部(状態検知部)20は、端末10の周辺の状態を検知し、周囲に利用者が存在する状態であるか否かを検知する。例えば、利用状態検知部20は、撮像部14が取得した映像データ、音声入力部15aが取得した音声データ、又は外部機器接続I/F118に接続された他の装置(赤外線センサなど)が取得したデータに基づいて、端末周辺に利用者が存在するか否かを判断する。そして、端末10は、利用状態検知部20の検知結果に応じて、ウェイト状態又はアクティブ状態に遷移する。
送信品質制御部(制御部)21は、端末10(自端末)がウェイト状態若しくはアクティブ状態への状態遷移の結果、又は、セッションに参加している他の端末からの品質変更要求に従って、自端末から送信する映像及び音声データの少なくともいずれかの品質を動的に制御する。即ち、送信品質制御部21は、利用状態検知部20が検知する状態が変化した場合に、利用状態検知部20が検知した結果に対応する対応データ(後述)を他の端末10に対して送信するよう制御する。
なお、本実施形態の端末ID及び後述の中継装置IDは、それぞれ端末10及び中継装置30を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。また、端末ID及び中継装置IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
中継装置30は、送受信部31、状態検知部32、データ品質確認部33、変更品質管理部34、データ品質変更部35、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された中継装置用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、中継装置30は、図5に示されているRAM203、及び/又は図5に示されているHD204によって構築される記憶部3000を有している。
(品質要求管理テーブル)
記憶部3000には、図12に示されているような品質要求管理テーブルによって構成されている品質要求管理DB3002を備え、中継装置30が現在管理しているセッションに参加している端末10から他の端末に対する品質の要求を記録し管理している。品質要求管理DB3002は、図12に例示するように、品質要求を出している端末のIPアドレス、要求している対象端末のIPアドレス、及び要求している品質の詳細を管理する。
(中継装置の各機能構成)
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
図6に示されている中継装置30の送受信部31は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
状態検知部32は、図5に示されているCPU201からの命令によって実現され、この状態検知部32を有する中継装置30の稼動状態を検知する。稼動状態としては、「オンライン」、「オフライン」、「通話中」又は「一時中断」の状態がある。
記憶・読出処理部39は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実現され、記憶部3000に各種データを記憶したり、記憶部3000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<管理システムの機能構成>
管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、状態管理部53、端末抽出部54、端末状態取得部55、選択部56、セッション管理部57及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、管理システム50は、図5に示されているHD204により構築される記憶部5000を有している。
(中継装置管理テーブル)
記憶部5000には、図7に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5001が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、各中継装置30の中継装置ID毎に、中継装置30のIPアドレス、及び中継装置30における最大データ伝送速度(Mbps)が関連付けられて管理される。例えば、図7に示されている中継装置管理テーブルにおいて、中継装置IDが「111a」の中継装置30aは、中継装置30aのIPアドレスが「1.2.1.2」で、この中継装置30aにおける最大データ伝送速度が100Mbpsであることが示されている。
(端末認証管理テーブル)
更に、記憶部5000には、図8に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5002が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、各パスワードが関連付けられて管理される。例えば、図8に示されている端末認証管理テーブルにおいて、端末10aaの端末IDは「01aa」で、パスワードは「aaaa」であることが示されている。
(端末管理テーブル)
また、記憶部5000には、図9に示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5003が構築されている。この端末管理テーブルでは、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名、各端末10の稼動状態、後述のログイン要求情報が管理システム50で受信された受信日時、及び端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図9に示されている端末管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」の端末10aaは、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「オンライン(通話可能)」で、管理システム50でログイン要求情報が受信された日時が「2009年11月10日の13時40分」で、この端末10aaのIPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。
(宛先リスト管理テーブル)
更に、記憶部5000には、図10に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、テレビ会議における通話の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図10に示されている宛先リスト管理テーブルにおいて、端末IDが「01aa」である要求元端末(端末10aa)からテレビ会議における通話の開始を要求することができる宛先端末(端末10db)の候補は、端末IDが「01ab」の端末10ab、端末IDが「01ba」の端末10ba、及び端末IDが「01bb」の端末10bb等であることが示されている。この宛先端末の候補は、任意の要求元端末から管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
(セッション管理テーブル)
また、この記憶部5000には、図11に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5005が構築されている。このセッション管理テーブルでは、選択された中継装置30を介したセッションを識別するためのセッションID毎に、画像データ及び音声データの中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の端末ID、宛先端末の端末IDが関連付けられて管理される。例えば、図11に示されているセッション管理テーブルにおいて、セッションID「se1」によって識別されるセッションが中継装置30a(中継装置ID「111a」)を介して、端末IDが「01aa」の要求元端末(端末10aa)と、端末IDが「01db」の宛先端末(端末10db)との間で確立されており、セッションを利用して画像データ及び音声データを中継していることが示されている。
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図5に示されているCPU201からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
端末認証部52は、図5に示されているCPU102からの命令によって実現され、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、記憶部5000の端末認証管理DB5002を検索し、端末認証管理DB5002に同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。
状態管理部53は、図5に示されているCPU102からの命令によって実現され、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理すべく、端末管理DB5003(図9参照)に、この要求元端末の端末ID、要求元端末の稼動状態、管理システム50でログイン要求情報が受信された受信日時、及び要求元端末のIPアドレスを関連付けて記憶して管理する。また、状態管理部53は、利用者が端末10の電源スイッチ109の状態をONからOFFにすることで、端末10から送られてきた、電源をOFFする旨の状態情報に基づいて、端末管理DB5003(図9参照)のオンラインを示す稼動状態をオフラインに変更する。
端末抽出部54は、図5に示されているCPU102からの命令によって実現され、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5004(図10参照)を検索し、要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の端末IDを読み出すことで、端末IDを抽出する。また、端末抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5004(図10参照)を検索し、上記要求元端末の端末IDを宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDも抽出する。
端末状態取得部55は、図5に示されているCPU102からの命令によって実現され、上記端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、端末管理DB5003(図9参照)を検索し、上記端末抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出す。これにより、端末状態取得部55は、ログイン要求してきた要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の稼動状態を取得することができる。また、端末状態取得部55は、上記端末抽出部54によって抽出された端末IDを検索キーとして、端末管理DB5003を検索し、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態も取得する。
選択部56は、図5に示されているCPU102からの命令によって実現され、複数の中継装置30から1つの中継装置30を選択する処理を行う。
続いて、セッション管理部57は、図5に示されているCPU102からの命令によって実現され、記憶部5000のセッション管理DB5005(図11参照)に、セッションを識別するために生成したセッションID、要求元端末の端末ID、及び宛先端末の端末IDを関連付けて記憶して管理する。また、セッション管理部57は、セッション管理DB5005(図11参照)に対して、セッションID毎に、選択部56によって選択された中継装置30の中継装置IDを記憶して管理する。
記憶・読出処理部59は、図5に示されているCPU102からの命令、及び図5に示されているHDD205によって実行され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<<実施形態の処理または動作>>
次に、本実施形態に係る伝送システム1における処理方法を説明する。なお、図13は、複数の端末10の間で通話を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図14は、端末間で画像データ及び音声データを送受信する処理を示したシーケンス図である。
次に、図13を用いて、端末10aaと端末10dbとの間で、通話を開始する前の準備段階における各管理情報の送受信処理について説明する。なお、図13では、全て図2に示されている管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される。
まず、利用者が、図4に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする(ステップS21:S21)。そして、ログイン要求部13は、上記電源ONの受け付けを契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログイン要求を示すログイン要求情報を自動的に送信する(S22)。このログイン要求情報には、要求元としての自端末である端末10aaを識別するための端末ID及びパスワードが含まれている。これら端末ID及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、端末10aaから管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である管理システム50は、送信側である端末10abのIPアドレスを把握することができる。
次に、管理システム50の端末認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、記憶部5000の端末認証管理DB5002(図8参照)を検索し、端末認証管理DB5002に同一の端末ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う(S23)。この端末認証部52によって、同一の端末ID及びパスワードが管理されているため、正当な利用権限を有する端末10からのログイン要求であると判断された場合には、状態管理部53は、端末管理DB5003(図9参照)に、端末10aaの端末ID、稼動状態、上記ログイン要求情報が受信された受信日時、及び端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する(S24)。これにより、図9に示されている端末管理テーブルには、端末ID「01aa」に、稼動状態「オンライン」、受信日時「2009.11.10.13:40」及び端末10aaのIPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理されることになる。
そして、管理システム50の送受信部51は、上記端末認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)に送信する(S25)。本実施形態では、端末認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合につき、以下続けて説明する。
管理システム50の端末抽出部54は、ログイン要求した要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理DB5004(図10参照)を検索し、要求元端末(端末10aa)と通信することができる宛先端末の候補の端末IDを読み出すことによって抽出する(S26)。ここでは、要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」に対応する宛先端末(端末10ab,10ba,10db)のそれぞれの端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)が抽出されることになる。
次に、端末状態取得部55は、上記端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)を検索キーとして、端末管理DB5003(図9参照)を検索し、上記端末抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態(「オフライン」、「オンライン」、「オンライン」)を読み出すことにより、端末(10ab,10ba,10db)の各稼動状態を取得する(S27)。
次に、送受信部51は、上記S27で使用された検索キーとしての端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)と、それぞれに対応する宛先端末(端末10ab,10ba,10db)のそれぞれの稼動状態(「オフライン」、「オンライン」、「オンライン」)とが含まれた宛先状態情報を、通信ネットワーク2を介して要求元端末(端末10aa)に送信する(S28)。これにより、要求元端末(端末10aa)は、この要求元端末(端末10aa)と通信することができる宛先端末の候補である端末(10ab,10ba,10db)の現時点のそれぞれの稼動状態(「オフライン」、「オンライン」、「オンライン」)を把握することができる。
更に、管理システム50の端末抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理DB5004(図10参照)を検索し、上記要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDを抽出する(S29)。図10に示されている宛先リスト管理テーブルでは、抽出される他の要求元端末の端末IDは、「01ab」、「01ba」、及び「01db」である。
次に、管理システム50の端末状態取得部55は、上記ログイン要求して来た要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」を検索キーとして、端末状態管理DB5003(図9参照)を検索し、ログイン要求してきた要求元端末(端末10aa)の稼動状態を取得する(S30)。
そして、送受信部51は、上記S29で抽出された端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)に係るそれぞれの端末(10ab,10ba,10db)のうち、端末管理DB5003(図9参照)で稼動状態が「オンライン」となっている端末(10ba,10db)に、上記S30で取得された要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」と稼動状態「オンライン」が含まれる宛先状態情報を送信する(S31−1,2)。なお、送受信部51が端末(10ba,10db)に宛先状態情報を送信する際に、各端末ID(「01ba」、「01db」)に基づいて、図9に示されている端末管理テーブルで管理されている端末のIPアドレスを参照する。これにより、ログイン要求した要求元端末(端末10aa)を宛先として通信することができる他の宛先端末(端末10db,10ba)のそれぞれに、上記ログイン要求した要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」、及び稼動状態「オンライン」を伝えることができる。
一方、他の端末10でも、上記S21と同様に、利用者が図5に示されている電源スイッチ109をONにすると、図6に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付け、上記S22〜S31−1,2の処理と同様の処理を行うため、その説明を省略する。
続いて、図6及び図14を用いて、要求元端末と宛先端末との間で、テレビ会議の通話を行うために、中継装置を介して画像データ及び音声データを送受信する処理を説明する。なお、端末10aaから端末10dbに画像データ及び音声データを送信する一方向の処理と、端末10dbから端末10aaに画像データ及び音声データを送信する逆方向の処理とで、画像データ及び音声データの送受信等は同じ処理であるため、上記一方向の通信について説明し、上記逆方向の通信は省略する。
なお、図14では、全て図14に示されている管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信される。また、本実施形態においては、要求元端末(端末10aa)は、宛先の候補としての端末10のうち、上記S31によって受信した端末の状態情報により、稼動状態がオンラインである端末(10ba,10db)の少なくとも一方と通話を行うことができる。そこで、以下では、要求元端末(端末10aa)の利用者が、宛先端末(端末10db)と通話を開始することを選択した場合について説明する。
まず、利用者が図4に示されている操作ボタン108を押下して端末10dbを選択すると、図6に示されている操作入力受付部12は、宛先端末(端末10db)との通話を開始する要求を受け付ける(S41)。そして、要求元端末(端末10aa)の送受信部11は、端末10aaの端末ID「01aa」、及び宛先端末(端末10db)の端末ID「01db」が含まれ、通話を開始したい旨を示す開始要求情報を、管理システム50へ送信する(S42)。これにより、管理システム50の送受信部51は、上記開始要求情報を受信すると共に、送信元である要求元端末(端末10aa)のIPアドレス「1.2.1.3」を把握することができる。
そして、状態管理部53は、開始要求情報に含まれる要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」及び宛先端末(端末10db)の端末ID「01db」に基づき、端末管理DB5003(図9参照)の端末管理テーブルにおいて、上記端末ID「01aa」及び端末ID「01db」がそれぞれ含まれるレコードの稼動状態のフィールド部分を、ともに「通話中」に変更する(S43)。なお、この状態では、要求元端末(端末10aa)と宛先端末(端末10db)は、通話を開始していないが、通話中状態となり、他の端末10が要求元端末(端末10aa)又は宛先端末(端末10db)と通話しようとすると、いわゆる通話中状態を示す旨の通知音又は表示が出力される。
次に、中継装置30を選択し、選択された中継装置を介して端末間でセッションを確立する処理を説明する。まず、セッション管理部は、中継装置30を介して確立されるセッションを識別するためのセッションIDを生成する(S44)。
そして、セッション管理部57は、記憶部5000のセッション管理DB5005(図11参照)に、上記S44で生成されたセッションID「se1」、要求元端末(端末10aa)の端末ID「01aa」、及び宛先端末(端末10db)の端末ID「01db」を関連付けて記憶して管理する(S45)。
そして選択部は、中継装置管理DB5001(図7参照)で管理されている中継装置30の中から、任意の中継装置IDを1つ選択することにより、中継装置30の選択を実行する(S46)。なお、中継装置の選択は中継装置のIPアドレスや最大データ伝送速度に基づいて選択してもよい。
次に、管理システム50のセッション管理部57は、セッション管理DB5005(図11参照)のセッション管理テーブルにおいて、セッションID「se1」が含まれるレコードの中継装置IDのフィールド部分に、上記選択された中継装置30aの中継装置ID「111a」を記憶して管理する(S47)。
そして、管理システム50の送受信部51は、通信ネットワーク2を介して中継装置30aへ、中継を開始する旨の要求が示された中継開始要求情報を送信する(S48)。この中継開始要求情報には、中継される要求元端末(端末10aa)及び宛先端末(端末10db)の各IPアドレス(「1.2.1.3」,「1.3.2.4」)が含まれている。これにより、中継装置30aは、自装置である中継装置30aが選択されたことを把握できるため、端末(10aa,10db)の双方に対し、低解像度、中解像度、及び高解像度の3つ画像データ、並びに、音声データを通話するためのセッションを確立する(S49)。よって、端末(10aa,10db)は、テレビ会議の通話を開始することができる。
次に、図15を用いて、伝送システム1の動作例について説明する。まず、端末10は、自端末の現在の状態(すでに確定している状態)を確認する(S100)。端末10は、自端末の状態が「ウェイト状態」であれば(S100:Yes)、S102の端末状態の判定処理へ移る。S102の処理では、端末10は、例えば接続されているデバイスを利用して、周囲に利用者が存在しているか否かを判定する。詳細については後述する。
S104において、端末10は、端末状態の判定処理の結果を確認する。端末10は、判定結果が「ウェイト状態」であれば(S104:No)、現在の状態には変化が無いためそのまま今回の処理を終了する。また、端末10は、判定結果が「アクティブ状態」であれば(S104:Yes)、S106の処理で現在の時刻(アクティブ状態へ遷移した時刻)T1を記録し、S108の処理において現在の状態が「アクティブ状態」に遷移したことを記録する。
そして、端末10は、S116の処理において送信品質の変更処理を行う。この場合には、端末10は、自端末が参加中のセッションに対して送信している映像・音声等のストリームの品質を向上させる処理を行うことにより、自端末の状況が他の端末の参加者から把握しやすいようにする。詳細は後述する。
その後、端末10は、S118の処理において、中継装置30aに対して自端末が受信している(画面に表示している)それぞれの拠点が送出している映像の品質を向上させるように要求を出してもよい。実際には、S116の処理での自端末から送信しているストリームの品質を変更する制御と、S118の処理での自端末が受信しているストリームの品質変更の要求とは互いに独立である。端末10は、両方を行ってもよいし、どちらか片方だけを行ってもよい。S118の処理については図16を用いて詳述する。
また、端末10は、S100の処理において現在の端末状態が「アクティブ状態」である場合には(S100:No)、アクティブ状態に遷移した時刻(T1)から現在までの間に所定の時間(Tth)以上経過しているかどかをまず判断する(S110)。端末10は、一旦アクティブ状態になった後には、Tthだけは最低限アクティブ状態を継続することにより、高品質の状態と低品質の状態を過剰に頻繁に遷移しないようにするためである。Tthは、実際に利用される各々のアプリケーションに応じて任意に決定されてもよい。
端末10は、アクティブ状態に遷移してから現在までTthだけの時間が経過していないと判定した場合には(S110:No)、アクティブ状態を維持するためにそのまま処理を終了する。また、端末10は、Tth以上の時間が経過している場合には(S110:Yes)、S112の処理においてS102の処理と同様の端末状態判定処理を行う。
端末10は、S112の判定処理の結果をS114の処理で判定し、判定結果が「アクティブ状態」であり(S114:No)現状と変化がない場合にはそのまま今回の処理を終了する。また、端末10は、判定結果が「ウェイト状態」であれば(S114:Yes)、S108の処理でウェイト状態に変化した事を記録し、S116の処理で送信品質の変更処理を行う。この場合には、端末10は、自端末がセッションに送信している映像・音声等のストリーム品質を低下させる処理を行う。
その後、端末10は、アクティブ状態に遷移したときに中継装置30aに対して品質向上を要求していた場合に、品質の低下の要求を行い、前回要求の取り消しを行う。
端末10は、以上の処理を各端末で定期的に実行することにより、各端末での利用状態を検出し、その結果に応じて自端末が送信しているストリーム品質の変更、又は、自端末が受信している他拠点が送出するストリームの品質の変更要求を動的に行うことになり、端末の状態に応じて適切に品質を制御する。
尚、上記の説明においては、S118の処理における品質変更要求について、自端末が受信している全ての拠点それぞれについて品質変更の要求を出す例を述べたが、この際、自端末の利用者に現在のセッションに参加している拠点の一覧を提示し、その中から高品質に変更したい拠点を任意に選択できるようにする等、全てのストリームではなく一部のストリームを選択できるようにしてもよい。
次に、図15に示した端末状態判定処理(S102)の詳細について説明する。ここでは、端末10は、各端末の周辺に利用者が存在するか否かを検知し、その結果、利用者が存在する事を検知した場合にアクティブ状態と判定し、そうでない場合にはウェイト状態として判定する。以下に具体的な検知の方法について幾つか例を述べるが、本発明の主旨を逸脱しない範囲でこれらに限定されない。また、端末10は、検出の精度を向上させるため、これらの検出を複数実施し、所定個数以上の方法によって利用者の存在を検知した場合に限りアクティブ状態として判定するようにしてもよい。
利用状態検知部20は、例えば撮像部14が取得した映像に基づいて検知を行う。具体的には、利用状態検知部20は、撮像部14が取得する映像のフレーム毎にフレーム間の変化量の検知を行う。これは、撮像部14が写している範囲内で人通りがあるかどうかを判定する目的である。例えば、利用状態検知部20は、撮像部14が新たなフレームを取得する毎に、前回取得したフレームと画素毎に差分を算出し、その差分が所定の閾値を越えたときに端末周辺に人が存在すると判断する。
また、利用状態検知部20は、例えば撮像部14が取得する映像のフレーム毎に、顔検出処理を行う。これは、端末の前に端末を利用しようとしている(カメラを覗きこむ、端末に接続される表示装置に注目している等)利用者が存在するかどうかを判定する目的である。例えば、利用状態検知部20は、撮像部14が新たなフレームを取得する毎に、そのフレームに対して顔検出処理を施す。その結果、利用状態検知部20は、顔部分として抽出された領域が所定のサイズを越えたときに端末に利用者が存在すると判断する。
また、利用状態検知部20は、音声入力部15が取得した音声データに基づいて検知を行ってもよい。具体的には、利用状態検知部20は、音声入力部15が取得した一定期間の音声データ毎に、音量の検出処理を行う。これは、端末の周りに利用者が存在し、その利用者が端末に接続された表示装置に表示されている他拠点に対して呼びかけなどを行っているかどうかを判定する目的である。例えば、利用状態検知部20は、音声入力部15が取得した一定期間の音声データのなかで、所定の音量を超える部分が一定割合以上存在するか否かによって利用者が存在するかどうかを判断する。
また、利用状態検知部20は、外部機器接続I/F118に接続された外部機器を用いて判断をするように構成されてもよい。例えば、利用状態検知部20は、外部機器接続I/F118に赤外線センサが接続されて、その赤外線センサの出力を確認する。これは、端末の前に利用者が存在するかどうか判定する目的である。例えば、利用状態検知部20は、赤外線センサが端末の前に設置され、赤外線センサが物体又は人物の存在を検知する時間が連続して所定時間以上となった場合に、端末の利用者が存在することを判断できる。
また、利用状態検知部20は、端末利用者による操作の有無に応じて、自端末の状態を変更してもよい。
次に、図15に示した送信品質変更処理(S116)についてその詳細を説明する。送信品質制御部21は、端末10から送信される映像、音声等のメディアストリームの品質制御を行う。以下に映像・音声それぞれに対しての具体的な例を述べるが、本発明の主旨を逸脱しない範囲でこれらに限定されない。
送信品質制御部21は、映像の品質を制御して変更する場合、解像度の変更、又はフレームレートの変更を行う。送信品質制御部21が解像度の変更を行う場合、例えば自端末から送信する映像の解像度を変更する。例えば、端末10は、高品質、低品質それぞれに応じた解像度が予め設定されており、決定された品質に応じた解像度で映像の取得を行うように撮像部14の制御を行う。この場合には、デバイスから取得する映像の解像度を変更するため、コーデックとは独立に変更される。そのため、SVCコーデックを利用している場合には、エンコーダが出力する最高解像度が決定された品質になり、その解像度を基準として階層的に縮小された解像度のデータが多レイヤーで出力されることになる。
また、送信品質制御部21は、解像度の変更を行う場合、例えば自端末の撮像部14が取得する映像の解像度を変更せずに、それを基準としてSVCコーデックによりエンコードされた多レイヤーの解像度データから、決定された品質に応じたSpatialレイヤー以下の画像レイヤーだけを送出してもよい。
また、送信品質制御部21がフレームレートの変更を行う場合、例えば自端末から送信される映像のフレームレートを変更する。例えば、送信品質制御部21は、高品質、低品質それぞれに応じてフレームレートが予め設定されており、決定された品質に応じたフレームレートで映像の取得を行うように撮像部14の制御を行う。この場合、送信品質制御部21は、デバイスから取得する映像のフレームレートを変更するため、コーデックとは独立に変更される。そのため、SVCコーデックを利用している場合には、エンコーダが出力する最高フレームレートが決定された品質になり、そのフレームレートを基準として階層的に間引かれたデータが多レイヤーで出力されることになる。
また、送信品質制御部21は、自端末の撮像部14が取得する映像のフレームレートは変更せずに、それを基準にSVCコーデックによりエンコードされた多レイヤーの時間軸データから、決定された品質に応じたTemporalレイヤー以下のレイヤーだけを送出するように構成されてもよい。
また、送信品質制御部21は、色情報の変更を行ってもよい。例えば、送信品質制御部21は、自端末から送信される映像の色情報を変更する。例えば、決定された品質が高品質の場合にはカラーの映像を送信し、低品質である場合には色情報を削除してモノクロ(グレースケール)に変換して圧縮、送信する。
また、送信品質制御部21は、音声の品質を制御してもよい。例えば、送信品質制御部21は、自端末から送信される音声データのサンプリングレートを動的に変更する。例えば、送信品質制御部21は、高品質、低品質それぞれの場合に応じたサンプリングレートが予め設定されており、決定された品質応じたサンプリングレートで音声データの取得を行うように音声入力部15aの制御を変更する。
また、送信品質制御部21は、低品質とすることが決定されている間は、音声入力部15aをミュート状態(消音)に設定し、音声データの取得、及び送信を行わないようにされてもよい。送信品質制御部21は、高品質に復帰した際に、このミュート状態を解除し通常通り音声データの取得、及び、送信を再開する。
次に、図16及び図17を用いて、図15に示したS118の処理における中継装置30aに希望する品質を要求する場合について説明する。図16において、伝送端末10aaには利用者が存在せず「ウェイト状態」となっているとする。その場合は、伝送端末10aaから送信される画像データ・音声データは全て低品質レイヤーのもののみに制限されている(S200)。
このため、中継装置30aを経由して伝送端末10db、伝送端末10abに伝送される画像・音声データも低品質のもののみとなっている(S202、S204)。そして、S206のタイミングに、伝送端末10dbが上述した状態検知を行い、アクティブ状態に遷移したとする。その場合、自端末が受信している伝送端末10aa及び伝送端末10abが送信するソースに対して高品質を要求する(S208)。この要求を受けた中継装置30aは、S210の処理において品質要求管理DB3002を変更し、伝送端末10dbが伝送端末10aa及び伝送端末10abに対して高品質を要求している旨を記録する。
そして、中継装置30aは、伝送端末10aa及び伝送端末10abに対して高品質での送信を要求する(S212、S214)。この要求を受けた伝送端末10aaは、上述した方法を用いて送信するメディアの品質の変更を行う(S216)。ここでは、SVCコーデックを用いて得られる多層のストリームを全て送信することにより、高品質なデータの送信を行うものとする。これにより、伝送端末10aaから送信される画像、及び、音声データには高・中・低全ての品質の物が含まれる様になる(S218)。
このデータを受けた中継装置30aは、品質要求管理DB3002を参照して、伝送端末10dbが伝送端末10aaの高品質データを要求しており、伝送端末10abが伝送端末10aaに対して低品質のデータを要求している事が確認できるため、これに基づいてフィルタ処理を行う。つまり、中継装置30aは、伝送端末10dbに対しては高・中・低全ての品質のストリームを転送し(S220)、伝送端末10abには低品質のストリームのみを転送する(S222)。
次に、図17を用いて、図16に示した状態から伝送端末10dbがウェイト状態に戻る場合のシーケンスを説明する。図17に示したS300、S302、S304の状態は、図16に示したS218、S220、S222の状態と同じである。
この状態で伝送端末10dbがアクティブ状態に遷移してから所定時間が経過した後に端末周辺に利用者がいないことを検知し、ウェイト状態に遷移したとする(S306)。その場合は、図16に示したS208の処理において要求したものと同様に、自端末が受信している伝送端末10aa、及び伝送端末10abが送信するソースに対して低品質を要求することにより、前回の高品質の要求を取り下げる(S308)。
この要求を受けた中継装置30aは、S310の処理において品質要求管理DB3002を変更し、伝送端末10dbが伝送端末10aa及び伝送端末10abに対して低品質を要求している旨を記録する。すると、伝送端末10aa及び伝送端末abに対して全ての端末が低品質を要求している事が確認されるため、中継装置30aは、伝送端末10aa及び伝送端末10abに対して低品質での送信を要求する(S312、S314)。この要求を受けた伝送端末10aaは、前述の方法を用いて送信するメディアの品質の変更を行う(S316)。ここでは、SVCコーデックを用いて得られる多層のストリームのうち、低品質レイヤーのストリームのみを送信することで低品質のデータのみを送信する。これにより、伝送端末10aaから送信される画像、及び、音声データには低品質の物のみが含まれる様になる(S318)。
このデータを受けた中継装置30aは、伝送端末10db、伝送端末10ab共に低品質のストリームのみを転送するようになり、ネットワーク負荷が低減される(S320、S322)。
上記実施形態における中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記各実施形態の端末用プログラム、中継装置用プログラム、又は伝送管理用プログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び伝送管理用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。
更に、上記実施形態では、図9に示されている変更品質管理テーブル、及び図17に示されている品質管理テーブルによって、中継装置30で中継される画像データの画像の品質の一例として、画像データの画像の解像度に着目して管理したが、これに限られるものではなく、品質の他の例として、画像データの画質の深度、音声データの音声におけるサンプリング周波数、音声データの音声におけるビット長などに着目して管理してもよい。また、音声データが3種類の解像度(高解像度、中解像度、低解像度)のデータに分かれて送受信されるようにしてもよい。
また、図7、図9、及び図11では、受信日時について管理しているが、これに限るものではなく、受信日時のうち少なくとも受信時間を管理すればよい。
更に、上記実施形態では、図7で中継装置のIPアドレス、図9で端末のIPアドレスを管理することとしたが、これに限るものではなく、通信ネットワーク2上で中継装置30を特定するための中継装置特定情報、又は通信ネットワーク2上で端末10を特定するための端末特定情報であれば、それぞれのFQDN(Fully Qualified Domain Name)を管理してもよい。この場合、周知のDNS(Domain Name System)サーバによって、FQDNに対応するIPアドレスが取得されることになる。なお、「通信ネットワーク2で中継装置30を特定するための中継装置特定情報」だけでなく、「通信ネットワーク2上における中継装置30への接続先を示した中継装置接続先情報」、又は「通信ネットワーク2上における中継装置30への宛先を示した中継装置宛先情報」と表現してもよい。同じく、「通信ネットワーク2で端末10を特定するための端末特定情報」だけでなく、「通信ネットワーク2上における端末10への接続先を示した端末接続先情報」、又は「通信ネットワーク2上における端末10への宛先を示した端末宛先情報」と表現してもよい。
また、上記実施形態では、伝送システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであってもよい。また、伝送システム1は、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。また、伝送システム1は、携帯電話機の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機に相当する。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、画像データ及び音声データについて説明したが、これに限るものではなく、触覚(touch)データであってもよい。この場合、一方の端末側でユーザが接触した感覚が、他方の端末側に伝達される。更に、コンテンツデータは、嗅覚(smell)データであってもよい。この場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータは、画像データ、音声データ、触覚データ、及び嗅覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。
また、上記実施形態では、伝送システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
1 伝送システム
10 伝送端末
11 送受信部
17 表示制御部
19 記憶・読出処理部
20 利用状態検知部(状態検知部)
21 送信品質制御部
30 中継装置
31 送受信部
32 状態検知部
50 伝送管理システム
51 送受信部
52 端末認証部
53 状態管理部
54 端末抽出部
55 端末状態取得部
56 選択部
57 セッション管理部
70 ルータ
90 プログラム提供システム
100 メンテナンスシステム
1000 記憶部
3000 記憶部
3001 変更品質管理DB
3002 品質要求管理DB
5000 記憶部
5001 中継装置管理DB
5002 端末認証管理DB
5003 端末管理DB
5004 宛先リスト管理DB
5005 セッション管理DB
5006 優先度管理DB
5007 品質管理DB
特許第4646668号公報

Claims (11)

  1. 画像データ及び音声データの少なくともいずれかを複数の伝送端末間で伝送する伝送システムであって、
    第1の伝送端末は、
    周囲に利用者が存在する状態であるか否かを検知する状態検知部と、
    前記状態検知部が検知する状態が変化した場合に、前記状態検知部が検知した結果に対応する対応データを第2の伝送端末に対して送信するよう制御する制御部と、
    を有し、
    前記第2の伝送端末は、
    前記対応データを受信した場合、前記第1の伝送端末に対して伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送すること
    を特徴とする伝送システム。
  2. 前記第1の伝送端末は、
    前記状態検知部が検知する状態が変化した場合に、前記第2の伝送端末に対して伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送すること
    を特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記第2の伝送端末は、
    複数の伝送端末間で画像データ及び音声データの少なくともいずれかを中継する中継装置を介して、前記第1の伝送端末に対して伝送を行い、
    前記中継装置は、
    前記対応データを送信した前記第1の伝送端末のみに対して、画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の伝送システム。
  4. 前記第1の伝送端末は、
    撮像を行う撮像部を有し、
    前記状態検知部は、
    前記撮像部が撮像した画像のフレーム間の変化量が所定の閾値を超えた場合、又は、前記撮像部が撮像した画像から検出される人の顔の領域が所定のサイズを超えた場合に、周囲に利用者が存在する状態であることを検知すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の伝送システム。
  5. 前記第1の伝送端末は、
    音声入力を取得する音声入力部、物体若しくは人の存在を検知するセンサ、又は、操作入力を受け付ける操作入力受付部を有し、
    前記状態検知部は、
    前記音声入力部が取得した音声入力が所定の閾値を超えた場合、前記センサが物体若しくは人の存在を検知した時間が所定の閾値を超えた場合、又は、前記操作入力受付部が操作入力を受け付けた場合に、周囲に利用者が存在する状態であることを検知すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の伝送システム。
  6. 前記第2の伝送端末は、
    前記対応データを受信した場合、前記第1の伝送端末に対して伝送する画像データに対して解像度の変更、フレームレートの変更、複数の画像レイヤーからの画像レイヤーの選択、又は色情報の変更により、画像データの品質を前記対応データに応じて変更して伝送すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の伝送システム。
  7. 前記第2の伝送端末は、
    前記対応データを受信した場合、前記第1の伝送端末に対して伝送する音声データのサンプリングレートを変更すること、又は消音により、音声データの品質を前記対応データに応じて変更して伝送すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の伝送システム。
  8. 画像データ及び音声データの少なくともいずれかを他の伝送端末との間で伝送する送受信部と、
    周囲に利用者が存在する状態であるか否かが変化したことを検知した結果に対応する対応データを前記他の伝送端末から受信した場合に、前記他の伝送端末に対して前記送受信部が伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送するよう制御する送信品質制御部と、
    を有することを特徴とする伝送端末。
  9. 画像データ及び音声データの少なくともいずれかを複数の伝送端末間で伝送する伝送方法であって、
    第1の伝送端末が周囲に利用者が存在する状態であるか否かを検知する工程と、
    検知した状態が変化した場合に、検知した結果に対応する対応データを前記第1の伝送端末から第2の伝送端末に対して送信するよう制御する工程と、
    前記第2の伝送端末が前記対応データを受信した場合、前記第2の伝送端末から前記第1の伝送端末に対して、伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送する工程と、
    を含む伝送方法。
  10. 画像データ及び音声データの少なくともいずれかを他の伝送端末との間で伝送する工程と、
    周囲に利用者が存在する状態であるか否かが変化したことを検知した結果に対応する対応データを前記他の伝送端末から受信した場合に、前記他の伝送端末に対して伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送するよう制御する工程と、
    を含む伝送方法。
  11. 画像データ及び音声データの少なくともいずれかを他の伝送端末との間で伝送するステップと、
    周囲に利用者が存在する状態であるか否かが変化したことを検知した結果に対応する対応データを前記他の伝送端末から受信した場合に、前記他の伝送端末に対して伝送する画像データ及び音声データの少なくともいずれかの品質を、前記対応データに応じて変更して伝送するよう制御するステップと、
    をコンピュータに実行させるための伝送プログラム。
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