JP2015535409A - データドメインサービスを処理するための方法、装置およびシステム - Google Patents

データドメインサービスを処理するための方法、装置およびシステム Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、通信分野に関し、GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いるEPSネットワークまたは2Gネットワークのリソース不足問題を軽減する、データドメインサービスを処理するための方法、装置、およびシステムを開示する。具体的な解決策として、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信され、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含むユーザプレーン・データパケットをソースアクセスネットワークエレメントによって受信し;ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する。本発明はデータドメインサービスを処理するのに用いられる。

Description

技術分野
本発明は、通信分野に関し、特に、データドメインサービスを処理するための方法、装置およびシステムに関する。
背景
移動通信ネットワークの開発にともない、GSM/EDGE無線アクセスネットワーク(GSM EDGE Radio Access Network:GERAN)をアクセスネットワークとして用いる第二世代移動通信技術(Second Generation:2G)ネットワークによってサポートされるサービスタイプが増加し続けており、そのユーザの数も増加し続けている。開発の初期段階においては、GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いる2Gネットワークは、音声およびSMSメッセージなどの基本的なサービスしかサポートしておらず、移動通信ネットワークの開発により、GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いる2Gネットワークが、基本的なサービスだけではなく、ビデオ・オン・デマンド、ファイルダウンロード、ウェブページブラウジングおよびインスタントメッセージングなどのデータドメインサービスをもサポートすることが可能となる。
先行技術においては、異なるタイプのサービスの導入がますます増えているので、エアー・インターフェイス・リソースの使用頻度がますます高くなっている。GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いるいくつかの2Gネットワーク上では、いくつかのサービスがエアー・インターフェイス・リソースを大きく占有してしまうせいでネットワーク輻輳がもたらされた場合、他のいくつかのサービスを正常に利用することができなくなる。なぜなら、これら他のいくつかのサービスがエアー・インターフェイス・リソースを得ることができず、ユーザの経験内容に影響を及ぼしてしまうからである。GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いる2Gネットワークは専用チャンネル割当て方式を用いるため、エアー・インターフェイス・リソースの消費を加速してしまい、他のタイプのネットワークと比較して、リソース不足問題がより顕著になる。専用チャンネル割当て方式のせいで、GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いる進化型パケット交換ネットワーク(Evolved Data packet System(進化型データパケットシステム):EPS)ネットワーク上でも、リソース不足の問題が起こる可能性がある。
汎用地上無線アクセスネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network:UTRAN)をアクセスネットワークとして用いる第3世代移動通信技術(The third Generation Telecommunication:3G)ネットワーク、または、UTRANもしくは進化型汎用地上無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network:E−UTRAN)をアクセスネットワークとして用いるEPSネットワークを実現する際のデータドメインサービスのベアラにより注目が集まっており、GERANをアクセスネットワークとして用いる2GネットワークまたはEPSネットワークと比較して、比較的高いデータドメインサービスベアラ能力が得られる。
したがって、現在、リソース不足の問題を軽減するために、GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いるEPSネットワークまたは2Gネットワーク上でエアー・インターフェイス・リソースをセーブするための解決策が至急必要とされている。
概要
本発明の実施形態は、GERANをアクセスネットワークとして用いるEPSネットワークまたは2Gネットワークのリソース不足問題を軽減する、データドメインサービスを処理するための方法、装置およびシステムを提供する。
本発明の第1の局面は、データドメインサービスを決定するための方法を提供する。当該方法は、
ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットをソースアクセスネットワークエレメントによって受信するステップを含み、ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含む。当該方法はさらに、
ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってハンドオーバ要求をソース移動度管理ネットワークエレメントに送信するステップを含む。
第1の局面に関して、可能な実現方式においては、ハンドオーバ命令は、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによって、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される。
第1の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する前に、当該方法はさらに、
ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうステップを含む。ユーザ端末情報は、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況、およびターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を含む。当該方法はさらに、
ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、かつ、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、ハンドオーバの決定の結果は、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信している。
第1の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスは、予め構成されたハンドオーバされるべきデータドメインサービス、および/または、データドメインサービスのリソース占有状況に従って決定されたデータドメインサービスである。
第1の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ハンドオーバ要求をソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する前に、当該方法はさらに、
ユーザ端末によって送信された測定レポートに従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定するステップと、
初期のアクセス中におけるユーザ端末の無線アクセス能力情報に従って、ターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を決定するステップとを含む。
第1の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ソース移動度管理ネットワークエレメントは、システム構成情報に従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定する。
第1の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含む。
明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる。
第1の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行うステップは、
オペレータ構成情報、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうステップを含み、オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられ、さらに、
ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、かつ、ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするステップを含む。
本発明の第2の局面は、データドメインサービスを決定するための装置を提供する。当該装置は、
ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信するように構成された受信ユニットを含み、ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含む。当該装置はさらに、
ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、受信ユニットによって受信されたハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成された送信ユニットを含む。
第2の局面に関して、可能な実現方式においては、ハンドオーバ命令は、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによってソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される。
第2の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、データドメインサービスを処理するための装置はさらに、
意思決定ユニットを含む。意思決定ユニットは、送信ユニットがソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する前に、受信ユニットによって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成される。ユーザ端末情報は、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況、およびターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を含む。
送信ユニットはさらに、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成される。
第2の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、当該装置はさらに、
送信ユニットがハンドオーバ要求をソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する前に、ユーザ端末によって送信された測定レポートに従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定するように構成される。当該装置はさらに、
初期のアクセス中におけるユーザ端末の無線アクセス能力情報に従って、ターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を決定するように構成される第2の決定ユニットを含む。
第2の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含む。
明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる。
第2の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、意思決定ユニットはさらに、オペレータ構成情報、受信ユニットによって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプ、ならびに第1の決定ユニットおよび第2の決定ユニットによって決定されたユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成される。オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられる。
送信ユニットはさらに、受信ユニットによって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするように構成される。
本発明の第3の局面は、データドメインサービスを決定するための装置を提供する。当該装置は、
ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信するように構成された受信機を含み、ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含む。当該装置はさらに、
ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、受信機によって受信されたハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成された送信機を含む。
第3の局面に関して、可能な実現方式においては、ハンドオーバ命令は、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによって、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される。
第3の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、データドメインサービスを処理するための装置はさらに、
プロセッサを含む。当該プロセッサは、送信機がソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する前に、受信機によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成される。ユーザ端末情報は、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況、およびターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を含む。
送信機はさらに、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成される。
第3の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、
受信機はさらに、送信機がハンドオーバ要求をソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する前に、ユーザ端末によって送信された測定レポートを受信するように構成され、
プロセッサはさらに、受信機によって受信された測定レポートに従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定するように構成され、
受信機はさらに、初期のアクセス中にユーザ端末の無線アクセス能力情報を受信するように構成され、
プロセッサはさらに、受信機によって受信された無線アクセス能力情報に従って、ターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を決定するように構成される。
第3の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含む。
明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる。
第3の局面および上述の可能な実現方式に関して、別の可能な実現方式においては、データドメインサービスを処理するための装置はさらに、
予め構成されたオペレータ構成情報を格納するように構成されたメモリを含む。
プロセッサはさらに、メモリに格納されたオペレータ構成情報、受信機によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成される。オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられる。
送信機はさらに、受信機によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、かつ、ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするように構成される。
本発明の第4の局面は、データドメインサービスを決定するためのシステムを提供する。当該システムは、データドメインサービスを処理するための装置、ソース移動度管理ネットワークエレメント、およびターゲット移動度管理ネットワークエレメントを含む。
データドメインサービスを処理するための装置は、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されかつハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含むユーザプレーン・データパケットを受信し;ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成される。
ソース移動度管理ネットワークエレメントは、データドメインサービスを処理するための装置にユーザプレーン・データパケットを送信し;データドメインサービスを処理するための装置によって送信されたハンドオーバ要求を受信し;ターゲット移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を転送するように構成される。
ターゲット移動度管理ネットワークエレメントは、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたハンドオーバ要求を受信し;ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために後続のハンドオーバプロセスを開始するように構成される。
本発明によって提供されるデータドメインサービスを決定するための方法、装置、およびシステムに従うと、ハンドオーバ要求は、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされるように、ユーザプレーン・データパケットに含まれるハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントに送信される。先行技術においては、データドメインサービスがエアー・インターフェイス・リソースを占有してしまうので、ネットワーク輻輳がもたらされる。これに比べて、ユーザ端末のデータドメインサービスはターゲットネットワークにハンドオーバされ、対応するデータドメインサービスはターゲットネットワークによってユーザ端末に提供される。これにより、データドメインサービスの点でユーザのサービスが保証されるだけでなく、ソースネットワークのエアー・インターフェイス・リソースもセーブされ、ソースネットワークのリソース不足問題が軽減される。
図面の簡単な説明
本発明の実施形態または先行技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下において、実施形態または先行技術を説明するのに必要な添付の図面を簡潔に紹介する。見かけ上、以下において説明される添付の図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を図示しているに過ぎず、当業者であれば、創造努力なしにこれらの添付の図面から他の図を導き出し得るだろう。
本発明の実施形態1に従ったデータドメインサービスを決定するための方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に従ったデータドメインサービスを決定するための方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に従ったデータドメインサービスを決定するための方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に従ったデータドメインサービスを決定するための装置を示す概略組成図である。 本発明の実施形態4に従ったデータドメインサービスを決定するための別の装置を示す概略組成図である。 本発明の実施形態4に従ったデータドメインサービスを決定するためのシステムを示す概略組成図である。 本発明の実施形態5に従ったデータドメインサービスを決定するための装置を示す概略組成図である。
実施形態の説明
以下において、本発明の実施形態における添付の図面に関連付けて本発明の実施形態において技術的解決策を明確かつ十分に説明する。見かけ上、説明される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく単に一部をなすものである。当業者によって創造努力なしに本発明の実施形態に基づいて得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲内に収まるものとする。
実施形態1
本発明のこの実施形態は、データドメインサービスを処理するための方法を提供する。
図1に示されるように、当該方法は以下のステップを含み得る。
101.ソースアクセスネットワークエレメントは、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信する。ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含む。
ユーザ端末の、ネットワークによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信すると、ソース移動度管理ネットワークエレメントは、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含むユーザプレーン・データパケットをソースアクセスネットワークエレメントに送信する。
102.ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する。
ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含み、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信した後、ソースアクセスネットワークエレメントは、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する。具体的には、ハンドオーバ要求が、ユーザプレーン・データパケットに含まれるハンドオーバ命令に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントに送信されるか、または、ハンドオーバの決定が、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従って行なわれ、そして、サービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、ハンドオーバ要求がソース移動度管理ネットワークエレメントに送信される。ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスは、予め構成されたハンドオーバされるべきデータドメインサービス、および/または、データドメインサービスのリソース占有状況に従って決定されたデータドメインサービスである。たとえば、ユーザ端末は、映像通信およびインスタントメッセージングなどのデータドメインサービスを有するが、インスタントメッセージングサービスはソースネットワークにおいてあまりにも多くのリソースを占有してしまう。この場合、ユーザ端末がインスタントメッセージングサービスを行う場合にのみ、ソースアクセスネットワークエレメントがソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する。
ターゲットネットワークは、同じタイプのGERANネットワークではなく、UTRANまたはE−UTRANなどの強固なデータドメインサービスベアラ能力を備えたネットワークであってもよい。
なお、本発明のこの実施形態によって提供されるデータドメインサービスを決定するための方法のうちいくつかのステップを具体的に説明するために、実施形態2、3、4および5において対応する内容が言及される可能性があり、詳細が本発明のこの実施形態においては繰返し記載されないことに留意されたい。
本発明によって提供されるデータドメインサービスを処理するための方法に従うと、ハンドオーバ要求は、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされるように、ユーザプレーン・データパケットに含まれるハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントに送信される。先行技術においては、データドメインサービスがエアー・インターフェイス・リソースを占有しているので、ネットワーク輻輳がもたらされる。これに比べて、ユーザ端末のデータドメインサービスはターゲットネットワークにハンドオーバされ、対応するデータドメインサービスはターゲットネットワークによってユーザ端末に提供される。これにより、データドメインサービスの点でユーザのサービスが保証されるだけでなく、ソースネットワークのエアー・インターフェイス・リソースもセーブされ、ソースネットワークのリソース不足問題が軽減される。
実施形態2
本発明のこの実施形態は、データドメインサービスを処理するための方法を提供する。図2に示されるように、アプリケーションシナリオにおいては、ハンドオーバされる必要のあるユーザ端末のデータドメインサービスは、GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いる2Gネットワークから、UTRANネットワークをアクセスネットワークとして用いる3Gネットワークにハンドオーバされる。当該方法は以下のステップを含み得る。
201.ソースアクセスネットワークエレメントは、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信する。
ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザ端末のものでありソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信する。ユーザプレーン・データパケットは対応するサービスタイプ情報を含み、ソースアクセスネットワークエレメントは、サービスタイプ情報を用いることによってユーザプレーン・データパケットに対応するサービスタイプを学習する。たとえば、サービスタイプは、音声通信またはSMSメッセージなどの基本的なサービスであってもよく、または、ビデオ・オン・デマンド、ファイルダウンロード、ウェブページブラウジングもしくはインスタントメッセージングなどのデータドメインサービスであってもよい。
ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザプレーン・データパケットのBSS GPRSプロトコル(BSS GPRS Protocol:BSSGP)ヘッダに担持されるサービスタイプ表示を用いることによって、または、インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)ヘッダに担持される差別化されたサービスコードポイント(Differentiated Services Code Point:DSCP)フィールドを用いることによって、ユーザプレーン・データパケットに対応するサービスタイプを学習し得る。
202.ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なう。ユーザ端末情報は、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況、およびターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を含む。ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあれば、ステップ203が実行される。ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスでない場合、または、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートしない場合、または、ユーザ端末がターゲットネットワークによってカバーされない場合、ユーザ端末のデータドメインサービスがソースネットワーク上で実行される。ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスは、予め構成されたハンドオーバされるべきデータドメインサービス、および/または、データドメインサービスのリソース占有状況に従って決定されたデータドメインサービスである。
ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザ端末によって送信された測定レポートに従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を学習し、初期のアクセス中におけるユーザ端末の無線アクセス能力情報に従って、ターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を学習する。たとえば、ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザ端末が当該ユーザ端末によって送信された測定レポートに従った3Gネットワークのサービス範囲内にあることを学習し、初期のアクセス中にユーザ端末が有する無線アクセスネットワーク能力に従った3G無線能力をユーザ端末が有することを学習する。
さらに、ソースアクセスネットワークエレメントはまた、オペレータ構成情報に従って、特定のユーザ端末のためのハンドオーバプロセスを開始してもよい。オペレータ構成情報は、契約に署名することによってハンドオーバに同意するユーザ、要人(Very Important Person:VIP)ユーザなどであり得る。構成情報は、オペレーションおよびメンテナンスネットワークエレメントまたは(本発明のこの実施形態においてパラメータ配信ネットワークエレメントとも称され得る)別のネットワークエレメントから得られてもよく、パラメータ配信ネットワークエレメントは、ホーム・ロケーション・レジスタ(Home Location Register:HLR)、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server:HSS)、移動度管理ネットワークエレメント、データゲートウェイ、またはポリシーおよび課金ルール機能(Policy and Charging Rules Function:PCRF)などのネットワークエレメントであってもよい。
203.ハンドオーバ要求をソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する。
ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあるとソースアクセスネットワークエレメントが判断する場合、ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する。ターゲットアクセスネットワークのノード識別子などの情報はハンドオーバ要求に担持され、ターゲットアクセスネットワークのノード情報に従って、ハンドオーバされるターゲットネットワークを決定するようソース移動度管理ネットワークエレメントに指示するのに用いられる。この場合、ターゲットネットワークは、ユーザ端末の測定レポートに従って選択することによって獲得されてもよい。
さらに、ステップ202において決定を行うための参照情報はまたオペレータ構成情報を含んでもよい。オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられる。ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、かつ、ユーザ端末が、オペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末であるとソースネットワークエレメントが判断する場合、ソースアクセスネットワークエレメントは、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する。
ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをソースネットワークからターゲットネットワークにハンドオーバするハンドオーバプロセスについて当業者が理解するのを助けるために、ハンドオーバプロセスを以下のステップ204〜213において具体的に説明する。具体的には、ソースネットワークのアクセスネットワークはGERANネットワークであり、対応するソースアクセスネットワークエレメントは基地局システム(Based Station System:BBS)であり、ソース移動度管理ネットワークエレメントはサービングGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node:SGSN)である。ターゲットネットワークのアクセスネットワークはUTRANネットワークであり、対応するターゲットアクセスネットワークエレメントは無線ネットワークサブシステム(Radio Network Subsystem:RNS)であり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはSGSNである。データゲートウェイはゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node:GGSN)である。HLRはホームユーザサブスクリプション情報の管理およびメンテナンスに関与している。
204.ソース移動度管理ネットワークエレメントは、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントに転送リロケーション要求メッセージを送信する。この場合、メッセージはユーザ識別子およびユーザ文脈などの情報を担持している。
205.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはターゲットアクセスネットワークエレメントにリロケーション要求メッセージを送信し、ターゲットアクセスネットワークエレメントはリロケーション応答メッセージを返す。
このメッセージインタラクションは、対応する無線ベアラを確立するようターゲットアクセスネットワークエレメントに指示するために、ソースアクセスネットワークエレメントによって送信された無線ベアラ情報などをターゲットアクセスネットワークエレメントに転送するのに用いられる。
206.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントは、ソース移動度管理ネットワークエレメントに転送リロケーション応答メッセージを返す。
207.ソース移動度管理ネットワークエレメントは、ソースアクセスネットワークエレメントにハンドオーバ応答メッセージを送信する。
ハンドオーバ応答メッセージは、リソース割当てなどの対応する準備がターゲットネットワーク上で既に完了していることを示すのに用いられる。
208.ソースアクセスネットワークエレメントはユーザ端末にハンドオーバ要件を送信する。この場合、ハンドオーバ要件は、ターゲットネットワークにハンドオーバされるようユーザ端末に指示するのに用いられる。
209.ユーザ端末は、ターゲットアクセスネットワークエレメントにハンドオーバ完了メッセージを送信する。
210.ターゲットアクセスネットワークエレメントは、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ完了メッセージを送信する。
211.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはソース移動度管理ネットワークエレメントに転送リロケーション完了メッセージを送信し、ソース移動度管理ネットワークエレメントは転送リロケーション確認メッセージを返す。
212.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントは、パケットデータプロトコル(Packet Data Protocol:PDP)文脈更新要求メッセージをデータゲートウェイに送信し、データゲートウェイは対応する応答メッセージを返す。
PDP文脈更新要求メッセージは、ユーザ端末の制御プレーン経路およびユーザプレーン経路を更新するために用いられる。
213.ユーザ端末はルーティングエリア更新プロセスを開始する。
エリア更新プロセスは、HLRにおける登録情報を更新し、ユーザ端末のサブスクリプション情報を獲得し、仮ユーザアイデンティティを再び割当てるのに用いられる。
アクセスネットワーク文脈転送などの動作、ならびに、ユーザプレーン・データパケット転送トンネルの確立および削除も、本発明のこの実施形態においては詳細に説明されていないハンドオーバプロセスにおいて実行され得ることに留意されたい。
この実施形態においては、ソースアクセスネットワークエレメントおよびターゲットアクセスネットワークエレメントも同じ移動度管理ネットワークエレメントによって管理され得ることに留意されたい。上述のプロセスは、移動度管理ネットワークエレメントが変化するシナリオにおけるハンドオーバプロセスである。ソース移動度管理ネットワークエレメントおよびターゲット移動度管理ネットワークエレメントが同じ移動度管理ネットワークエレメントである場合、上述のハンドオーバプロセスとの差は、上述のステップ204、206および211が実行されず、中でも、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントによって実行されるステップがすべて、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって実行される点にある。
上述の実施形態は、一例として2G GERANネットワークから3G UTRANネットワークまでのハンドオーバを用いることによって説明される。この実施形態はまた、2G GERANネットワークからEPS UTRANネットワークまでのハンドオーバ、2G GERANネットワークからEPS E−UTRANネットワークまでのハンドオーバ、EPS GERANネットワークから3G UTRANネットワークまでのハンドオーバ、EPS GERANネットワークからEPS UTRANネットワークまでのハンドオーバ、EPS GERANネットワークからEPS E−UTRANネットワークまでのハンドオーバなどに適用され得る。
2G GERANネットワークから3G UTRANネットワークまでのハンドオーバとは異なるネットワーク上でのハンドオーバプロセスは、基本的には、この実施形態において記載されるハンドオーバプロセスと同じであり、主な相違点は以下のとおりである。
ソースネットワークがEPSネットワークであり、ターゲットネットワークが3Gネットワークである場合、ターゲットアクセスネットワークエレメントはUTRANであり、データゲートウェイは、PDN−GWとGGSNとが組合わされているノードであり、ソース移動度管理ネットワークエレメントとデータゲートウェイとの間にサービングゲートウェイがさらに存在する。ハンドオーバの後、ソース移動度管理ネットワークエレメントは、サービングゲートウェイに関するユーザ情報を削除するようセッション削除要求メッセージを送信してもよい。
ソースネットワークが2Gネットワークであり、ターゲットネットワークがEPSネットワークである場合、ターゲットアクセスネットワークエレメントはUTRAN/E−UTRANであり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはSGSNまたはMMEであり、データゲートウェイは、PDN−GWとGGSNとが組合わされているノードであり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントとデータゲートウェイとの間にサービングゲートウェイがさらに存在する。
ステップ204の後、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントがサービングゲートウェイを選択し、サービングゲートウェイにセッション確立要求メッセージを送信し、サービングゲートウェイが対応する応答メッセージを返す。ステップ212は、以下のとおりとなる。ターゲット移動度管理ネットワークエレメントがサービングゲートウェイにベアラ変更要求メッセージを送信し、サービングゲートウェイがデータゲートウェイにベアラ変更要求メッセージを送信し、データゲートウェイがサービングゲートウェイにベアラ変更応答メッセージを返し、サービングゲートウェイがターゲット移動度管理ネットワークエレメントにベアラ変更応答メッセージを返す。ユーザ端末のシグナリング経路およびユーザプレーン経路は、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントとサービングゲートウェイ(Serving Gateway:S−GW)とデータゲートウェイとの間で確立される。この場合、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントおよびサービングゲートウェイはターゲットネットワーク上にある。
ソースネットワークがEPSネットワークであり、ターゲットネットワークがEPSネットワークである場合、ターゲットアクセスネットワークエレメントはUTRAN/E−UTRANであり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはSGSNまたはMMEであり、データゲートウェイはPDN−GWであり、ソース移動度管理ネットワークエレメントとデータゲートウェイとの間にさらにサービングゲートウェイが存在し、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントとデータゲートウェイとの間にもサービングゲートウェイが存在する。
ソースネットワークおよびターゲットネットワークのサービングゲートウェイがハンドオーバプロセスにおいて同じである場合、ステップ212は以下のとおりとなる。ターゲット移動度管理ネットワークエレメントがサービングゲートウェイにベアラ変更要求メッセージを送信し、サービングゲートウェイがベアラ変更応答メッセージを返して、ユーザ端末のシグナリング経路およびユーザプレーン経路をソースネットワークからターゲットネットワークまでハンドオーバするようにする。ソースネットワークおよびターゲットネットワークのサービングゲートウェイがハンドオーバプロセスにおいて異なっている場合、ステップ204の後、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはターゲットサービングゲートウェイを選択し、ターゲットサービングゲートウェイにセッション確立要求メッセージを送信し、ターゲットサービングゲートウェイは対応する応答メッセージを返す。ステップ212は以下のとおりとなる。ターゲット移動度管理ネットワークエレメントがターゲットサービングゲートウェイにベアラ変更要求メッセージを送信し、ターゲットサービングゲートウェイがデータゲートウェイにベアラ変更要求メッセージを送信し、データゲートウェイがターゲットサービングゲートウェイにベアラ変更応答メッセージを返し、ターゲットサービングゲートウェイがターゲット移動度管理ネットワークエレメントにベアラ変更応答メッセージを返す。ユーザ端末のシグナリング経路およびユーザプレーン経路が、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントとサービングゲートウェイとデータゲートウェイとの間で確立され、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントおよびサービングゲートウェイがターゲットネットワーク上にある。ハンドオーバの後、ソース移動度管理ネットワークエレメントは、ソースサービングゲートウェイに関するユーザ情報を削除するようセッション削除要求メッセージを送信する。
この実施形態が具体的に適用される場合、意思決定ルールがソースアクセスネットワークエレメント上で構成されてもよく、たとえば、特定のサービスを用いるユーザ端末を別のネットワークにハンドオーバすることが必要となり、このようにして、ネットワーク上で比較的多くのリソースを占有するサービスが比較的軽負荷の別のタイプのネットワークにハンドオーバされてもよく、これにより、ソースネットワークの負荷が軽減され得ることに留意されたい。
本発明のこの実施形態によって提供されるデータドメインサービスを処理するための方法のうちいくつかのステップを具体的に説明するために、実施形態1、3、4および5において対応する内容が言及される可能性があり、詳細が本発明のこの実施形態において繰返し記載されないことに留意されたい。
本発明によって提供されるデータドメインサービスを処理するための方法に従うと、ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信し、これにより、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバする。先行技術においては、データドメインサービスがエアー・インターフェイス・リソースを占有するので、ネットワーク輻輳がもたらされる。これに比べて、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされ、対応するデータドメインサービスがターゲットネットワークによってユーザ端末に提供され、これにより、データドメインサービスの点でユーザのサービスが保証されるだけでなく、ソースネットワークのエアー・インターフェイス・リソースもセーブされ、ソースネットワークのリソース不足問題が軽減される。
実施形態3
本発明のこの実施形態は、データドメインサービスを処理するための方法を提供する。図3に示されるように、別のアプリケーションシナリオにおいては、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスは、GERANネットワークをアクセスネットワークとして用いるEPSネットワークから、E−UTRANネットワークをアクセスネットワークとして用いる別のEPSネットワークにハンドオーバされる。当該方法は以下のステップを含み得る。
301.ソース移動度管理ネットワークエレメントは、ユーザ端末のものでありソースサービングゲートウェイによって送信されるユーザプレーン・データパケットを受信する。
ユーザプレーン・データパケットは対応するサービスタイプ情報を含み、ソース移動度管理ネットワークエレメントは、サービスタイプ情報を用いることによってユーザプレーン・データパケットに対応するサービスタイプを学習する。
ソース移動度管理ネットワークエレメントは、ユーザプレーン・データパケットのGTPプロトコルヘッダに担持されるサービスタイプ表示を用いることによって、または、IPヘッダに担持されるDSCPフィールドを用いることによって、ユーザプレーン・データパケットに対応するサービスタイプを学習し得る。
302.ソース移動度管理ネットワークエレメントは、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なう。この場合、ユーザ端末情報は、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況、および、ターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を含む。
ソース移動度管理ネットワークエレメントは、システム構成情報に従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を学習し、初期のアクセス中におけるユーザ端末の無線アクセス能力情報に従って、ターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を学習する。たとえば、ソース移動度管理ネットワークエレメントは、周囲にE−UTRANによってアクセスされるEPSネットワークがあるかどうかを、システム構成情報を用いることによって学習し、ユーザ端末が初期のアクセス中に有している無線アクセス能力を用いることによって、ユーザ端末がE−UTRANによってアクセスされるEPSネットワークをサポートする能力を有していることを学習する。
さらに、ソース移動度管理ネットワークエレメントはまた、オペレータ構成情報に従って、特定のユーザ端末のためのハンドオーバプロセスを開始してもよい。この場合、オペレータ構成情報は、契約に署名することによってハンドオーバに同意するユーザ、VIPユーザなどであり得る。構成情報は、オペレーションおよびメンテナンスネットワークエレメントまたはパラメータ配信ネットワークエレメントから獲得されてもよい。
303.ソース移動度管理ネットワークエレメントはソースアクセスネットワークエレメントにユーザプレーン・データパケットを転送し、ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザプレーン・データパケットに担持されたハンドオーバ命令に従ってハンドオーバプロセスを開始する。
ハンドオーバ命令は、ソース移動度管理ネットワークエレメントによってソースアクセスネットワークエレメントに転送されるユーザプレーン・データパケットに担持される。この場合、ハンドオーバ命令は、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによって、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される。
ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含む。明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる。具体的には、ハンドオーバ命令は、ハンドオーバプロセスを開始しないようソースアクセスネットワークエレメントに指示するために、ソース移動度管理ネットワークエレメントによってソースアクセスネットワークエレメントに送信されるユーザプレーン・データパケットに担持される。ハンドオーバプロセスが開始される場合には限定されず、たとえば、ハンドオーバ命令はユーザプレーン・データパケットに担持されず、ソースアクセスネットワークエレメントがハンドオーバプロセスを開始するよう指示される。
ハンドオーバ命令は、ハンドオーバプロセスを開始するようソースアクセスネットワークエレメントに指示するために、ソース移動度管理ネットワークエレメントによってソースアクセスネットワークエレメントに送信されるユーザプレーン・データパケットに担持される。ハンドオーバプロセスが開始されない場合には限定されず、ある場合には、ソースアクセスネットワークエレメントによって受信されたユーザプレーン・データパケットが、ハンドオーバプロセスを開始する命令を担持しないのであれば、ソースアクセスネットワークエレメントはハンドオーバプロセスを開始しない。たとえば、ユーザプレーン・データパケットに担持されるハンドオーバ命令においては、1がハンドオーバプロセスを開始するよう指示するためのものであって、ソースアクセスネットワークエレメントによって受信されるハンドオーバ命令が1であれば、ハンドオーバプロセスが開始される。ハンドオーバ命令が受信されないかまたは別の数値の命令が受信される場合、ハンドオーバプロセスは開始されない。
ハンドオーバ命令は、ソース移動度管理ネットワークエレメントによってソースアクセスネットワークエレメントに送信されるユーザプレーン・データパケットに担持され、異なる意味を有する2つの命令情報は、それぞれ、ソースアクセスネットワークエレメントに対して、ハンドオーバプロセスを開始するよう指示するかまたは開始しないよう指示するために用いられるように構成されてもよい。たとえば、ユーザプレーン・データパケットに担持されるハンドオーバ命令においては、1である第1のビットはハンドオーバプロセスを示すよう指示するためのものであり、1である第2のビットはハンドオーバプロセスを開始しないよう指示するためのものである。
ソース移動度管理ネットワークエレメントは、システム構成情報に従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定し得る。ソース移動度管理ネットワークエレメントによって決定されるユーザ端末情報に誤差が生じる可能性があるので、ハンドオーバプロセスを適切に実現することを確実にするために、任意には、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況は、ソースアクセスネットワークエレメントによってさらにチェックされてもよい。ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザ端末によって送信された測定レポートに従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定する。
ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをソースネットワークからターゲットネットワークにハンドオーバするハンドオーバプロセスについて当業者が理解するのを助けるために、ハンドオーバプロセスを以下のステップ304〜321において具体的に説明する。具体的には、ソースネットワークのアクセスネットワークはGERANネットワークであり、対応するソースアクセスネットワークエレメントはBBSであり、ソース移動度管理ネットワークエレメントはSGSNである。ターゲットネットワークのアクセスネットワークはE−UTRANネットワークであり、対応するターゲットアクセスネットワークエレメントは進化型NodeB(Evolved NodeB:eNodeB)であり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントは移動度管理エンティティ(Mobility Management Entity:MME)であり、データゲートウェイはデータゲートウェイ(Packet Data Network Gateway(パケットデータネットワークゲートウェイ):PDN−GW)である。HSSはホームユーザサブスクリプション情報の管理およびメンテナンスに関与している。
304.ソースアクセスネットワークエレメントはソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求メッセージを送信する。この場合、メッセージは、ターゲットアクセスネットワークのノード識別子などの情報を担持する。
305.ソース移動度管理ネットワークエレメントはターゲット移動度管理ネットワークエレメントに転送リロケーション要求メッセージを送信する。この場合、メッセージは、ユーザ識別子およびユーザ文脈などの情報を担持する。
306.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントは、ソースサービングゲートウェイがユーザ端末のために機能し続けることができるかどうかを判断し、ソースサービングゲートウェイがユーザ端末のために機能し続けることができない場合、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはターゲットサービングゲートウェイを選択し、ターゲットサービングゲートウェイとの新しいセッションを確立する。
307.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはターゲットアクセスネットワークエレメントにリロケーション要求メッセージを送信し、ターゲットアクセスネットワークエレメントはリロケーション応答メッセージを返す。このメッセージインタラクションは、対応する無線ベアラを確立するようターゲットアクセスネットワークエレメントに指示するために、ソースアクセスネットワークエレメントによって送信された無線ベアラ情報などをターゲットアクセスネットワークエレメントに転送するために用いられる。
308.間接的に転送するために、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはサービングゲートウェイを選択し、間接的なデータパケット転送トンネルを確立する。
309.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはソース移動度管理ネットワークエレメントに転送リロケーション応答メッセージを返す。
310.間接的に転送するために、ソース移動度管理ネットワークエレメントはサービングゲートウェイを選択し、間接的なデータパケット転送トンネルを確立する。
311.ソース移動度管理ネットワークエレメントは、リソース割当てなどの対応する準備がターゲットネットワーク上で既に完了していることを示すハンドオーバ応答メッセージをソースアクセスネットワークエレメントに送信する。
312.ソースアクセスネットワークエレメントはユーザ端末にハンドオーバ要件を送信する。この場合、ハンドオーバ要件は、ターゲットネットワークにハンドオーバされるようユーザ端末に指示するために用いられる。
313.ユーザ端末はターゲットアクセスネットワークエレメントにハンドオーバ完了メッセージを送信する。
314.ターゲットアクセスネットワークエレメントはターゲット移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ完了メッセージを送信する。
315.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはソース移動度管理ネットワークエレメントに転送リロケーション完了メッセージを送信し、ソース移動度管理ネットワークエレメントが転送リロケーション確認メッセージを返す。
316a.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはターゲットサービングゲートウェイにベアラ変更要求メッセージを送信する。
317a.ターゲットサービングゲートウェイは、データゲートウェイにベアラ変更要求メッセージを転送する。
317b.データゲートウェイはターゲットサービングゲートウェイにベアラ変更応答メッセージを返す。
316b.ターゲットサービングゲートウェイはターゲット移動度管理ネットワークエレメントにベアラ変更応答メッセージを返す。
318.ユーザ端末は追跡エリア更新プロセスを開始する、この場合、プロセスは、HSSに関する登録情報を更新し、ユーザ端末のサブスクリプション情報を獲得し、仮のユーザアイデンティティを再び割当てるのに用いられる。
319.ソース移動度管理ネットワークエレメントはソースサービングゲートウェイにセッション削除要求メッセージを送信し、ソースサービングゲートウェイはセッション削除応答メッセージを返す。
320.ソース移動度管理ネットワークエレメントは間接的なデータパケット転送トンネルを削除する。
321.ターゲット移動度管理ネットワークエレメントは間接的なデータパケット転送トンネルを削除する。
なお、この実施形態におけるハンドオーバプロセスがサービングゲートウェイが変化するプロセスであることに留意されたい。ソースサービングゲートウェイおよびターゲットサービングゲートウェイが同じサービングゲートウェイである場合、プロセスの相違点は、ステップ306および308が実行されず、ステップ317aおよびステップ317bが実行されない可能性がある点である。
上述の実施形態は、一例として、EPS GERANネットワークからEPS E−UTRANネットワークまでのハンドオーバを用いることによって説明される。この実施形態はまた、2G GERANネットワークから3G UTRANネットワークまでのハンドオーバ、2G GERANネットワークからEPS UTRANネットワークまでのハンドオーバ、2G GERANネットワークからEPS E−UTRANネットワークまでのハンドオーバ、EPS GERANネットワークから3G UTRANネットワークまでのハンドオーバ、および、EPS GERANネットワークからEPS UTRANネットワークまでのハンドオーバに適用され得る。
EPS GERANネットワークからEPS E−UTRANネットワークまでのハンドオーバとは異なるネットワーク上でのハンドオーバプロセスは、基本的には、この実施形態において説明されたハンドオーバプロセスと同じであり、主な相違点は以下のとおりである。
ソースネットワークが2Gネットワークであり、ターゲットネットワークが3Gネットワークである場合、ターゲットアクセスネットワークエレメントはUTRANであり、データゲートウェイはGGSNであり、ソース/ターゲットSGSNとGGSNとの間にサービングゲートウェイは存在せず、ソース/ターゲットサービングゲートウェイに関するステップがすべてキャンセルされ、ステップ316およびステップ317が以下のとおりとなる。ターゲット移動度管理ネットワークエレメントがデータゲートウェイにPDP文脈更新要求メッセージを送信し、データゲートウェイが、対応する応答メッセージを返す。
ソースネットワークが2Gネットワークであり、ターゲットネットワークがEPSネットワークである場合、ターゲットアクセスネットワークエレメントはUTRAN/E−UTRANであり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはSGSNまたはMMEであり、データゲートウェイはPDN−GWとGGSNとが組合わされているノードである。ソース移動度管理ネットワークエレメントとデータゲートウェイとの間にサービングゲートウェイは存在せず、ソース移動度管理ネットワークエレメントとソースサービングゲートウェイとの間で実行されるステップがすべてキャンセルされる。
ソースネットワークがEPSネットワークであり、ターゲットネットワークが3Gネットワークである場合、ターゲットアクセスネットワークエレメントはUTRANであり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントはSGSNであり、データゲートウェイはGGSNとPDN−GWとが組合わされているノードであり、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントとデータゲートウェイとの間にサービングゲートウェイは存在せず、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントとターゲットサービングゲートウェイとの間で実行されるステップがすべてキャンセルされる。ステップ316およびステップ317は以下のとおりとなる。ターゲット移動度管理ネットワークエレメントが、データゲートウェイにPDP文脈更新要求メッセージを送信し、データゲートウェイが対応する応答メッセージを返す。
なお、本発明のこの実施形態によって提供されるデータドメインサービスを処理するための方法のうちいくつかのステップを具体的に説明するために、実施形態1、2、4および5において対応する内容が言及される可能性があり、詳細が本発明のこの実施形態においては繰返し記載されないことに留意されたい。
本発明によって提供されるデータドメインサービスを処理するための方法に従うと、ソースアクセスネットワークエレメントは、ユーザプレーン・データパケットに担持されるハンドオーバ命令に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信し、これにより、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバする。先行技術においては、データドメインサービスがエアー・インターフェイス・リソースを占有するので、ネットワーク輻輳がもたらされる。これに比べて、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされ、対応するデータドメインサービスがターゲットネットワークによってユーザ端末に提供され、これにより、データドメインサービスの点でユーザのサービスが保証されるだけでなく、ソースネットワークのエアー・インターフェイス・リソースもセーブされ、ソースネットワークのリソース不足問題が軽減される。
実施形態4
本発明のこの実施形態はデータドメインサービスを処理するための装置を提供する。図4に示されるように、当該装置は受信ユニット41および送信ユニット42を含む。
受信ユニット41は、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信するように構成される。この場合、ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含む。
送信ユニット42は、ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、受信ユニット41によって受信されたハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成される。
さらに、ハンドオーバ命令は、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによって、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される。
さらに、データドメインサービスを処理するための装置は、図5に示されるように、意思決定ユニット43をさらに含み得る。
意思決定ユニット43は、送信ユニット42がソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する前に、受信ユニット41によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成される。この場合、ユーザ端末情報は、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況、およびターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を含む。
送信ユニット42はさらに、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成される。
さらに、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスは、予め構成されたハンドオーバされるべきデータドメインサービス、および/または、データドメインサービスのリソース占有状況に従って決定されるデータドメインサービスである。
さらに、データドメインサービスを処理するための装置は、第1の決定ユニット44および第2の決定ユニット45をさらに含み得る。
第1の決定ユニット44は、送信ユニット42がハンドオーバ要求をソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する前に、ユーザ端末によって送信された測定レポートに従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定するように構成される。
第2の決定ユニット45は、初期のアクセス中におけるユーザ端末の無線アクセス能力情報に従って、ターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を決定するように構成される。
さらに、ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含む。
明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる。
さらに、意思決定ユニット43は、オペレータ構成情報、受信ユニット41によって受信されるユーザプレーン・データパケットのサービスタイプ、ならびに第1の決定ユニット44および第2の決定ユニット45によって決定されるユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうようにさらに構成される。この場合、オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられる。
送信ユニット42はさらに、受信ユニット41によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、かつ、ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするように構成される。
本発明のこの実施形態はさらに、図6に示されるように、データドメインサービスを処理するためのシステムを提供する。当該システムは、データドメインサービスを決定するための装置51、ソース移動度管理ネットワークエレメント52、およびターゲット移動度管理ネットワークエレメント53を含む。
データドメインサービスを決定するための装置51は、ソース移動度管理ネットワークエレメント52によって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信するように構成され、ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含む。装置51はさらに、ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメント52にハンドオーバ要求を送信するように構成される。
ソース移動度管理ネットワークエレメント52は、データドメインサービスを決定するための装置51にユーザプレーン・データパケットを送信し、データドメインサービスを決定するための装置51によって送信されたハンドオーバ要求を受信し、ターゲット移動度管理ネットワークエレメント53にハンドオーバ要求を転送するように構成される。
ターゲット移動度管理ネットワークエレメント53は、ソース移動度管理ネットワークエレメント52によって送信されたハンドオーバ要求を受信し、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために後続のハンドオーバプロセスを開始するように構成される。
なお、本発明のこの実施形態によって提供されるデータドメインサービスを処理するための装置およびシステムのうちいくつかの機能モジュールを具体的に説明するために、実施形態1、2、3および5において対応する内容が言及される可能性があり、詳細が本発明のこの実施形態において繰返し記載されないことに留意されたい。
本発明によって提供されるデータドメインサービスを処理するための装置およびシステムに従うと、ハンドオーバ要求は、ユーザプレーン・データパケットに含まれるハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントに送信され、これにより、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされる。先行技術においては、データドメインサービスがエアー・インターフェイス・リソースを占有するので、ネットワーク輻輳がもたらされる。これに比べて、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされ、対応するデータドメインサービスがターゲットネットワークによってユーザ端末に提供され、これにより、データドメインサービスの点でユーザのサービスが保証されるだけでなく、ソースネットワークのエアー・インターフェイス・リソースもセーブされ、ソースネットワークのリソース不足問題が軽減される。
実施形態5
本発明のこの実施形態はデータドメインサービスを処理するための装置を提供する。図7に示されるように、当該装置は受信機61および送信機62を含む。
受信機61は、ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されるユーザプレーン・データパケットを受信するように構成される。ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含む。
送信機62は、ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、受信機61によって受信されたハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成される。
さらに、ハンドオーバ命令は、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによってソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される。
さらに、データドメインサービスを処理するための装置はさらにプロセッサ63を含み得る。
プロセッサ63は、送信機62がソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する前に、受信機61によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成される。この場合、ユーザ端末情報は、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況およびターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を含む。
送信機62はさらに、ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために、ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成される。
さらに、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスは、予め構成されたハンドオーバされるべきデータドメインサービス、および/または、データドメインサービスのリソース占有状況に従って決定されたデータドメインサービスである。
さらに、受信機61は、送信機62がソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する前に、ユーザ端末によって送信された測定レポートを受信するように構成される。
プロセッサ63はさらに、受信機61によって受信された測定レポートに従って、ターゲットネットワークによってユーザ端末をカバーする状況を決定するように構成される。
受信機61はさらに、初期のアクセス中にユーザ端末の無線アクセス能力情報を受信するように構成される。
プロセッサ63はさらに、受信機61によって受信された無線アクセス能力情報に従ってターゲットネットワークをサポートするユーザ端末の能力を決定するように構成される。
さらに、ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含む。
明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる。
さらに、データドメインサービスを処理するための装置はさらにメモリ64を含み得る。
メモリ64は、予め構成されたオペレータ構成情報を格納するように構成される。
プロセッサ63はさらに、メモリ64に格納されたオペレータ構成情報、受信機61によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従って、ハンドオーバの決定を行なうように構成される。この場合、オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられる。
送信機62はさらに、受信機61によって受信されたユーザプレーン・データパケットのサービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、ユーザ端末がターゲットネットワークをサポートし、ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、かつ、ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするように構成される。
なお、本発明のこの実施形態によって提供されるデータドメインサービスを処理するための装置のうちいくつかの機能モジュールを具体的に説明するために、実施形態1〜4において対応する内容が言及される可能性があり、詳細が本発明のこの実施形態において繰返し記載されないことに留意されたい。
本発明によって提供されるデータドメインサービスを処理するための装置に従うと、ハンドオーバ要求は、ユーザプレーン・データパケットに含まれるハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従ってソース移動度管理ネットワークエレメントに送信され、これにより、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされる。先行技術においては、データドメインサービスがエアー・インターフェイス・リソースを占有するので、ネットワーク輻輳がもたらされる。これに比べて、ユーザ端末のデータドメインサービスがターゲットネットワークにハンドオーバされ、対応するデータドメインサービスがターゲットネットワークによってユーザ端末に提供され、これにより、データドメインサービスの点でユーザのサービスが保証されるだけでなく、ソースネットワークのエアー・インターフェイス・リソースもセーブされ、ソースネットワークのリソース不足問題が軽減される。
実現方式についての上述の説明に基づけば、当業者は、必要な汎用ハードウェアに加えてソフトウェアによって、またはハードウェアのみによって本発明が実現され得ることを明確に理解し得るだろう。大抵の環境においては、前者が好ましい実現方式である。このような理解に基づいて、先行技術に本質的にまたは部分的に寄与する本発明の技術的解決策がソフトウェアプロダクト形式で実現され得る。コンピュータソフトウェアプロダクトは、コンピュータのフロッピーディスク(登録商標)、ハードディスクまたは光ディスクなどの読取可能記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において記載される方法を実行するよう(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであり得る)コンピュータデバイスに指示するためのいくつかの命令を含む。
上述の説明は、単に本発明の具体的な実施形態に過ぎないが、本発明の保護範囲を限定するように意図されるものではない。本発明において開示される技術範囲内で当業者によって容易に想到されるいかなる変形例または置換え例も、本発明の保護範囲内にあるものとする。したがって、本発明の保護範囲は添付の特許請求の保護範囲内にあるものとする。

Claims (21)

  1. データドメインサービスを処理するための方法であって、
    ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットをソースアクセスネットワークエレメントによって受信するステップを含み、前記ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含み、前記方法はさらに、
    ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、前記ハンドオーバ命令または前記サービスタイプ情報に従ってハンドオーバ要求を前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに送信するステップを含む、データドメインサービスを処理するための方法。
  2. 前記ハンドオーバ命令は、前記ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによって、前記ソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される、請求項1に記載の、データドメインサービスを処理するための方法。
  3. 前記ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信する前に、前記方法はさらに、
    前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプおよび前記ユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうステップを含み、前記ユーザ端末情報は、前記ターゲットネットワークによって前記ユーザ端末をカバーする状況、および前記ターゲットネットワークをサポートする前記ユーザ端末の能力を含み、前記方法はさらに、
    前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、かつ、前記ユーザ端末が前記ターゲットネットワークをサポートし、前記ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、前記ハンドオーバの決定の結果は、前記ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスを前記ターゲットネットワークにハンドオーバするために、前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに前記ハンドオーバ要求を送信している、請求項1または2に記載の、データドメインサービスを処理するための方法。
  4. ハンドオーバされる必要のある前記データドメインサービスは、予め構成されたハンドオーバされるべきデータドメインサービス、および/または、前記データドメインサービスのリソース占有状況に従って決定されたデータドメインサービスである、請求項3に記載の、データドメインサービスを処理するための方法。
  5. ハンドオーバ要求を前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する前に、前記方法はさらに、
    前記ユーザ端末によって送信された測定レポートに従って、前記ターゲットネットワークによって前記ユーザ端末をカバーする前記状況を決定するステップと、
    初期のアクセス中における前記ユーザ端末の無線アクセス能力情報に従って、前記ターゲットネットワークをサポートする前記ユーザ端末の前記能力を決定するステップとを含む、請求項3または4に記載の、データドメインサービスを処理するための方法。
  6. 前記ソース移動度管理ネットワークエレメントは、システム構成情報に従って、前記ターゲットネットワークによって前記ユーザ端末をカバーする状況を決定する、請求項2に記載の、データドメインサービスを処理するための方法。
  7. 前記ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含み、
    前記明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる、請求項2から6のいずれか一項に記載の、データドメインサービスを処理するための方法。
  8. 前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプおよび前記ユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行う前記ステップは、
    オペレータ構成情報、前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプおよび前記ユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうステップを含み、前記オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられ、ハンドオーバの決定を行う前記ステップはさらに、
    前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、前記ユーザ端末が前記ターゲットネットワークをサポートし、前記ターゲットネットワークの前記カバレッジ範囲内にあり、かつ、前記ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、前記ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のある前記データドメインサービスを前記ターゲットネットワークにハンドオーバするステップを含む、請求項2から7のいずれか一項に記載の、データドメインサービスを処理するための方法。
  9. データドメインサービスを決定するための装置であって、
    ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信するように構成された受信ユニットを含み、前記ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含み、前記装置はさらに、
    ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、前記受信ユニットによって受信された前記ハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報に従って前記ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成された送信ユニットを含む、データドメインサービスを処理するための装置。
  10. 前記ハンドオーバ命令は、前記ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによって前記ソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される。請求項9に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  11. データドメインサービスを処理するための前記装置はさらに、
    意思決定ユニットを含み、前記意思決定ユニットは、前記送信ユニットが前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに前記ハンドオーバ要求を送信する前に、前記受信ユニットによって受信された前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプおよび前記ユーザ端末情報に従って前記ハンドオーバの決定を行なうように構成され、前記ユーザ端末情報は、前記ターゲットネットワークによって前記ユーザ端末をカバーする状況、および前記ターゲットネットワークをサポートする前記ユーザ端末の能力を含み、
    前記送信ユニットはさらに、前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、前記ユーザ端末が前記ターゲットネットワークをサポートし、前記ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、前記ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスを前記ターゲットネットワークにハンドオーバするために、前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに前記ハンドオーバ要求を送信するように構成される、請求項9または10に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  12. 前記装置はさらに、
    前記送信ユニットが前記ハンドオーバ要求を前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する前に、前記ユーザ端末によって送信された測定レポートに従って、前記ターゲットネットワークによって前記ユーザ端末をカバーする前記状況を決定するように構成される第1の決定ユニットと、
    初期のアクセス中における前記ユーザ端末の無線アクセス能力情報に従って、前記ターゲットネットワークをサポートする前記ユーザ端末の前記能力を決定するように構成される第2の決定ユニットを含む、請求項10または11に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  13. 前記ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含み、
    前記明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる、請求項10から12のいずれか一項に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  14. 前記意思決定ユニットはさらに、オペレータ構成情報、前記受信ユニットによって受信された前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプ、ならびに前記第1の決定ユニットおよび前記第2の決定ユニットによって決定された前記ユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成され、前記オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられ、
    前記送信ユニットはさらに、前記受信ユニットによって受信された前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、前記ユーザ端末が前記ターゲットネットワークをサポートし、前記ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、前記ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、前記ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のある前記データドメインサービスを前記ターゲットネットワークにハンドオーバするように構成される、請求項10から13のいずれか一項に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  15. データドメインサービスを処理するための装置であって、
    ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信されたユーザプレーン・データパケットを受信するように構成された受信機を含み、前記ユーザプレーン・データパケットはハンドオーバ命令またはサービスタイプ情報を含み、前記装置はさらに、
    ターゲットネットワークにユーザ端末のデータドメインサービスをハンドオーバするために、前記受信機によって受信された前記ハンドオーバ命令または前記サービスタイプ情報に従って前記ソース移動度管理ネットワークエレメントにハンドオーバ要求を送信するように構成された送信機を含む、データドメインサービスを処理するための装置。
  16. 前記ハンドオーバ命令は、前記ユーザプレーン・データパケットのサービスタイプおよびユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうことによって、前記ソース移動度管理ネットワークエレメントによって獲得される、請求項15に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  17. データドメインサービスを処理するための前記装置はさらに、
    プロセッサを含み、前記プロセッサは、前記送信機が前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに前記ハンドオーバ要求を送信する前に、前記受信機によって受信された前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプおよび前記ユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成され、前記ユーザ端末情報は、前記ターゲットネットワークによって前記ユーザ端末をカバーする状況、および前記ターゲットネットワークをサポートする前記ユーザ端末の能力を含み、
    前記送信機はさらに、前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプがハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、前記ユーザ端末が前記ターゲットネットワークをサポートし、前記ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にある場合、前記ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスを前記ターゲットネットワークにハンドオーバするために、前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに前記ハンドオーバ要求を送信するように構成される、請求項15または16に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  18. 前記受信機はさらに、前記送信機が前記ハンドオーバ要求を前記ソース移動度管理ネットワークエレメントに送信する前に、前記ユーザ端末によって送信された測定レポートを受信するように構成され、
    前記プロセッサはさらに、前記受信機によって受信された前記測定レポートに従って、前記ターゲットネットワークによって前記ユーザ端末をカバーする前記状況を決定するように構成され、
    前記受信機はさらに、初期のアクセス中に前記ユーザ端末の無線アクセス能力情報を受信するように構成され、
    前記プロセッサはさらに、前記受信機によって受信された前記無線アクセス能力情報に従って、前記ターゲットネットワークをサポートする前記ユーザ端末の前記能力を決定するように構成される、請求項16または17に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  19. 前記ハンドオーバ命令は明示的な命令または暗示的な命令を含み、
    前記明示的な命令は、ハンドオーバを開始しないよう命令するかまたはハンドオーバを開始するよう命令するために用いられる、請求項16から18のいずれか一項に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  20. 予め構成されたオペレータ構成情報を格納するように構成されたメモリをさらに含み、
    前記プロセッサはさらに、前記メモリに格納された前記オペレータ構成情報、前記受信機によって受信された前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプおよび前記ユーザ端末情報に従ってハンドオーバの決定を行なうように構成され、前記オペレータ構成情報は、特定のハンドオーバすべきユーザ端末を構成するために用いられ、
    前記送信機はさらに、前記受信機によって受信された前記ユーザプレーン・データパケットの前記サービスタイプが、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスであり、前記ユーザ端末が前記ターゲットネットワークをサポートし、前記ターゲットネットワークのカバレッジ範囲内にあり、かつ、前記ユーザ端末がオペレータによって構成される特定のハンドオーバすべきユーザ端末である場合、前記ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のある前記データドメインサービスを前記ターゲットネットワークにハンドオーバするように構成される、請求項16から19のいずれか一項に記載の、データドメインサービスを処理するための装置。
  21. データドメインサービスを処理するためのシステムであって、
    請求項9から20のいずれか一項に記載のデータドメインサービスを処理するための前記装置と、前記ソース移動度管理ネットワークエレメントと、ターゲット移動度管理ネットワークエレメントとを含み、
    前記ソース移動度管理ネットワークエレメントは、データドメインサービスを処理するための前記装置にユーザプレーン・データパケットを送信し;データドメインサービスを処理するための前記装置によって送信されたハンドオーバ要求を受信し;前記ターゲット移動度管理ネットワークエレメントに前記ハンドオーバ要求を転送するように構成され、
    前記ターゲット移動度管理ネットワークエレメントは、前記ソース移動度管理ネットワークエレメントによって送信された前記ハンドオーバ要求を受信し;ユーザ端末の、ハンドオーバされる必要のあるデータドメインサービスをターゲットネットワークにハンドオーバするために後続のハンドオーバプロセスを開始するように構成される、データドメインサービスを処理するためのシステム。
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