JP2015187038A - Article management device, article management method, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、物品管理装置、物品管理方法及びプログラムに関する。 The present invention relates to an article management apparatus, an article management method, and a program.
物流システムにおいて、物品を運搬するためのコンテナ、パレット又は段ボール箱等に、RFID(Radio-frequency Identification)のような無線タグを付して、運搬される物品の内容や状態を、電子的に管理する方法が知られている。 In a logistics system, a wireless tag such as RFID (Radio-frequency Identification) is attached to a container, pallet or cardboard box for transporting goods, and the contents and state of the goods being transported are managed electronically. How to do is known.
例えば、特許文献1、2には、物流過程で取り扱わる荷物等に添付され、物流過程における荷物への作用を種々のセンサによって検出し、その記録を保持する無線タグ又はICカードが開示されている。また、特許文献3には、そのような無線タグを利用した、物品の管理システムが開示されている。さらに、特許文献4には、搬送される物品の温度を検知するセンサを付属させ、その温度をサーバに送信するシステムが開示されている。
For example,
また、無線タグとともに、電子ペーパーのような表示装置を備え、読み書きに応じて表示内容を変化させる技術が知られている。例えば、特許文献5には、読み書きに応じて、電子ペーパーに所定の表示をさせることにより、作業者が、読み書きの有無を容易に確認できるようにした無線タグが開示されている。 In addition, a technique is known that includes a display device such as electronic paper together with a wireless tag, and changes display contents in accordance with reading and writing. For example, Patent Document 5 discloses a wireless tag that allows an operator to easily check the presence or absence of reading and writing by causing electronic paper to display a predetermined display according to reading and writing.
物流過程において、搬送される物品を管理するために使用される、上述の装置は、搬送容器に取り付けられることが一般的である。しかしながら、これらの装置は、搬送容器を搬送する際に、何らかの外力が加わるか、悪意のある作業員の手により、取り外されてしまう可能性がある。その後、装置が、当初取り付けられていた搬送容器とは異なる搬送容器に取り付けられることにより、装置を用いた物品の適正な物流管理が不可能になる可能性がある。しかしながら、従来の技術では、物流の過程で、装置の不適切な取り外しがなされた場合であっても、これを検出することができなかった。 In the physical distribution process, the above-described apparatus used for managing articles to be conveyed is generally attached to a conveyance container. However, there is a possibility that some external force is applied to the apparatus when the transfer container is transferred, or the apparatus is removed by a malicious worker. Thereafter, when the device is attached to a transport container different from the transport container that was originally attached, proper distribution management of articles using the device may be impossible. However, in the prior art, even if the apparatus is inappropriately removed during the distribution process, this cannot be detected.
そこで、物流過程における物品の管理を行うための装置の不正な取り外しを検出できるようにすることを目的とする。 Accordingly, it is an object of the present invention to detect unauthorized removal of a device for managing articles in a physical distribution process.
上記の課題を解決するため、本発明の一実施形態における物品管理装置は、
物品を搬送する搬送容器に取り付けられる物品管理装置であって、
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたかどうかを検出する第一検出部と、
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたと検出された場合に、前記検出がなされた日時を記憶する格納部と、
を有する。
In order to solve the above-described problem, an article management apparatus according to an embodiment of the present invention includes:
An article management device attached to a transport container for transporting articles,
A first detector for detecting whether the article management device has been removed from the transport container;
A storage unit that stores the date and time when the detection was made when it was detected that the article management device was removed from the transport container;
Have
開示の技術によれば、物流過程における物品の管理を行うための装置の不正な取り外しを検出できるようになる。 According to the disclosed technology, it is possible to detect unauthorized removal of a device for managing articles in a physical distribution process.
以下、図面を用いて、本発明の実施形態を説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
≪1.概要≫
図1は、本発明の一実施形態に係る物品管理装置の概略図である。図1に示される、本発明の一実施形態における物品管理装置1は、物流過程において用いられる搬送容器3−1、3−2の上部の外面に取り付けられる。図1は、物品管理装置1が取り付けられた搬送容器3が、コンベアで搬送される様子を表している。この後、搬送容器3は、陸・海・空の各運輸手段により、所定の搬送先へと搬送される。
<< 1. Overview >>
FIG. 1 is a schematic diagram of an article management apparatus according to an embodiment of the present invention. The
物品管理装置1は、RFID(Radio Frequency Identification)タグのような無線タグを有し、図1に示されるように、RFIDライタ7や、RFIDリーダ9と通信することができる。また、物品管理装置1は、電子ペーパーのようなディスプレイを有し、RFIDライタ7により書き込まれた情報を表示することもできる。
The
図2は、本発明の一実施形態に係る物品管理装置1が、4枚の側板と、底板と、上蓋とにより直方体状をなす搬送容器3の、上蓋に取り付けられた様子を表す断面図である。図2に示されるように、物品管理装置1は、上蓋と接する側の面(底面と呼ぶ)に、スイッチのような接触センサ15を有する。接触センサ15は、通常、底面から突起した状態となっており、スイッチが押されていない状態(オフ状態)である。そして、物品管理装置1は、搬送容器3の上蓋に取り付けられると、物品管理装置1の自重により、接触センサ15の突起が、底面の内部に沈み込み、スイッチが押された状態(オン状態)となる。
FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating a state in which the
物品管理装置1は、当該物品管理装置1が、搬送容器3に取り付けられた日時(すなわち、接触センサ15がオン状態となった日時)を記録する。そして、物品管理装置1は、搬送中に、接触センサ15がオフ状態となったことを検出することにより、物品管理装置1が、搬送容器3から不正に取り外されたことを検出する。そして、物品管理装置1は、不正に取り外された旨を表すメッセージと、不正に取り外された日時とを、ディスプレイに表示する。
The
また、物品管理装置1は、例えば、搬送を担当する作業員の使用するRFIDリーダ9(又は無線端末)からの読み取り処理に応じて、物品管理装置1が搬送容器3から取り外された日時を、RFIDリーダ9に送信することができる。これにより、搬送業者が、搬送の過程において、物品の管理が不適切であった旨を検知することができる。
In addition, the
図3は、本発明の一実施形態に係る物品管理装置1の筐体を表す。物品管理装置1は、電子ペーパーのようなディスプレイ11と、現在の温度を計測する温度センサ12と、アラーム等を報知するためのLED13と、内蔵バッテリ(図示しない)を充電するためのソーラーパネル14とを有する。
FIG. 3 shows a housing of the
図4は、本発明の一実施形態に係る物品管理装置1の筐体の底面を表す。図2を用いて説明したように、物品管理装置1の底面には、底面から突起した状態となっている、接触センサ15が設けられている(図4(A))。図2を用いて説明したように、接触センサ15は、物品管理装置1が搬送容器3に取り付けられると、物品管理装置1の自重により、押下された状態となる(図4(B))。
FIG. 4 shows the bottom surface of the housing of the
≪2.第一の実施形態≫
まず、図5乃至図12を参照して、本発明の第一の実施形態を説明する。
≪2. First embodiment >>
First, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
≪2.1 ハードウェア構成例≫
図5は、本実施形態に係る物品管理装置1のハードウェア構成例を表す。物品管理装置1は、ディスプレイ11と、温度センサ12と、LED13と、ソーラーパネル14と、アンテナ16と、制御基板21と、フラッシュメモリ22と、RFIDタグ23と、バッテリ24と、接触センサ15とを有する。
≪2.1 Hardware configuration example≫
FIG. 5 illustrates a hardware configuration example of the
ディスプレイ11は、例えば、電子ペーパーである。ディスプレイ11は、低電力で動作し、太陽光を受けても劣化することがなく、また、屋内外を問わず、高い視認性を有する。温度センサ12は、搬送容器3の外部又は内部の温度を測定する。LED13は、物品6の受領者や搬送者にアラームを報知する発光部品である。ソーラーパネル14は、外部光を電力に変換し、物品管理装置1を駆動する電力の一部を生成する。アンテナ16は、後述するRFIDタグ23が電波を受信するための受信素子である。
The
制御基板21は、マイクロプロセッサ、RAM、ROM等を搭載し、物品管理装置1全体の動作を制御する。フラッシュメモリ22は、外部から受信した各種情報を記憶するメモリである。RFIDタグ23は、ISO14443A又はISO18000−TypeCのような規格に準拠した無線通信を行うことのできるタグである。RFIDタグ23は、アンテナ16を介して受信した電波により電力を生成し、駆動することができる。RFIDタグ23は、内部に一定容量のメモリ領域を有する。バッテリ24は、物品管理装置1を動作させるための電力を蓄える電池である。接触センサ15は、搬送容器3の外面との接触状態を検出する、接触式のセンサである。
The
なお、LED13、ソーラーパネル14は、任意の構成要素である。また、フラッシュメモリ22は、任意の構成要素であり、外部から受信した情報は、全てRFIDタグ23に格納されてもよい。
In addition, LED13 and the
また、物品管理装置1は、図5に示される要素を有する、汎用のコンピュータにより構成されても良い。このようなコンピュータは、制御装置としてのCPU(Central Processing Unit)、記憶領域としてのRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等を有する。このようなコンピュータは、後述する機能を有するプログラムを実行することにより、本実施例で説明する物品管理装置1として機能することができる。
Further, the
≪2.2 機能の説明≫
図6は、本実施形態に係る物品管理装置1の機能ブロック図である。図6に示されるように、物品管理装置1は、無線通信部101と、表示制御部102と、表示部103と、温度検出部104と、取得部105と、接触状態検出部107と、格納部150とを有する。
≪2.2 Function explanation≫
FIG. 6 is a functional block diagram of the
格納部150は、図5に示されるフラッシュメモリ22又はRFIDタグ23により構成され、物品データ151と、検出日時データ152と、温度データ153とを格納する。
The
図7は、物品データを格納するテーブルの例を表す。図7に示されるように、物品データは、IDと名前とを表す。IDは、物品管理装置1、物品管理装置1の取り付けられる搬送容器、又は、その搬送容器の搬送する物品に割り当てられる識別子である。名前は、物品管理装置1、物品管理装置1の取り付けられる搬送容器、又は、その搬送容器の搬送する物品の内容を説明する名前である。物品データは、例えば、RFIDライタ7から提供される。なお、物品データは、例えば、物品の詳細な説明や、物品データが書き込まれた日時等の、任意の追加の情報を含んでも良い。
FIG. 7 shows an example of a table for storing article data. As shown in FIG. 7, the item data represents an ID and a name. The ID is an identifier assigned to the
図8は、物品管理装置1と搬送容器3との接触状態の変化を検出した日時を表す、検出日時データを格納するテーブルの例を表す。図8に示されるように、検出日時データは、搬送容器3との接触状態の、変化後の状態と、その変化した日時を表す「日時」とを表す。接触の状態の変化は、接触センサ15により、検出される。
FIG. 8 shows an example of a table storing detection date / time data indicating the date / time when the change in the contact state between the
図6に示される無線通信部101は、図5に示されるRFIDタグ23及びアンテナ16により構成され、RFIDライタ7又はRFIDリーダ9と無線で通信することができる。無線通信部101は、例えば、RFIDライタ7から、物品に係るID及び名前を受信し、これらの情報を物品データ151(図7)として、格納部150に記録する。
The
表示制御部102は、図5に示される制御基板21により構成され、ディスプレイ11に表示させる情報の制御を行う。表示制御部102は、例えば、図9のような画面を通じて、格納部150に格納された物品データ151(すなわち、ID及び名称)及び現在の温度を表示させるよう、表示部103を制御することができる。
The
表示部103は、図5に示されるディスプレイ11により構成され、表示制御部102の制御に従って情報を表示する。
The
温度検出部104は、図5に示される温度センサ12により構成され、温度を検出する。
The
取得部105は、図5に示される制御基板21により構成され、定期的に、あるいは不定期的に(例えば、一定時刻又は外部からの命令に応じて)、温度検出部104の検出した温度を取得する。
The
接触状態検出部107は、図5に示される接触センサ15により構成され、物品管理装置1と搬送容器3とが接触しているかどうかを検出する。図2、図4を用いて説明したように、接触状態検出部107は、接触センサ15のオン状態とオフ状態とを検出する。接触状態検出部107は、接触センサ15がオン状態となったとき、物品管理装置1と搬送容器3とが接触したこと、すなわち、物品管理装置1が搬送容器3に取り付けられたことを検出する。一方、接触状態検出部107は、接触センサ15がオフ状態となったとき、物品管理装置1と搬送容器3とが接触していないこと、すなわち、物品管理装置1が搬送容器3から取り外されたことを検出する。
The contact
接触状態検出部107は、状態の変化を検出すると、変化後の状態(接触又は非接触)と、変化を検出した日時とを、検出日時データ152(図8)として格納する。図8は、接触状態検出部107が、日時「2014/1/24 10:00:00」に、物品管理装置1が搬送容器3に取り付けられたこと(オフ状態→オン状態)を検出したことを示している。また、図8は、接触状態検出部107が、日時「2014/1/25 01:37:00」に、物品管理装置1が搬送容器3から取り外されたこと(オン状態→オフ状態)を検出したことを示している。
When detecting a change in the state, the contact
また、接触状態検出部107は、物品管理装置1が搬送容器3から取り外されると、その旨を表すメッセージと、取り外されたことを検出した日時とを、ディスプレイ11に表示させる。図9は、そのような画面の表示例を表している。
In addition, when the
≪2.3 動作の説明≫
次に、図11、図12を用いて、本実施形態に係る物品管理装置1の動作を説明する。
≪2.3 Explanation of operation≫
Next, the operation of the
図11は、本実施形態に係る物品管理装置1の、物品情報及び温度表示処理の流れを表すシーケンス図である。図11に示されるシーケンスにおいて、物品管理装置1は、まず、作業者の使用するRFIDライタ7から、搬送される物品に係る情報を受け取る。次いで、物品管理装置1は、物流過程において搬送される間、その情報と、温度センサ12が検出した温度を随時表示する。最後に、物品管理装置1は、作業者の使用するRFIDリーダ9により、情報を読み取られる。
FIG. 11 is a sequence diagram illustrating a flow of article information and temperature display processing of the
まず、物品管理装置1の無線通信部101は、RFIDライタ7から、搬送する物品に係るID及び名前を含む無線信号を受信する(ステップS1)。次いで、無線通信部101は、受信したID及び名前を、格納部150に、物品データ151(図7)として格納する(ステップS2)。
First, the
次いで、取得部105は、温度検出部104が検出した温度を取得する(ステップS3)。取得部105は、取得した温度のデータを、格納部150の温度データ153に格納するとともに表示制御部102に渡す(ステップS4)。表示制御部102は、格納部150に格納された物品データ151を読み込む(ステップS5)。そして、表示制御部102は、受け取った温度と、読み込んだ物品データ151に含まれるID及び名前とを含む画面を表示するよう、表示部103に指示する(ステップS6)。表示部103は、指示に応じて、例えば、図9に示される画面を表示する(ステップS7)。
Next, the
その後、ステップS3−S7と同様に、取得部105は、定期的、又は不定期的に、温度検出部104から温度を取得・格納し、表示部103は、更新された温度を表示する(ステップS8−S11)。なお、物品データ151は更新されないため、表示制御部102は、ステップS5で物品データ151を一度読み込んだ後に、再度読み込む処理を実行しなくてもよい。ステップS8−S11は、繰り返し実行される。
After that, the
そして、無線通信部101は、RFIDリーダ9から、物品データ及び温度データの読み取り信号を受信する(ステップS12)。無線通信部101は、格納部150に格納された物品データ151及び温度データ153を読み込む(ステップS13)。そして、無線通信部101は、読み込んだ物品データ151及び温度データ153を、RFIDリーダ9に送信する(ステップS14)。
Then, the
上述した動作を行う物品管理装置1により、作業者又は物品の受領者は、表示された画面及びRFIDリーダ9から、物品の情報や温度を確認することができる。なお、ステップS4にて、取得した温度のデータを格納部150の温度データ153に格納する際、温度のデータと、温度のデータを取得した日時とを対応付けて格納しておき、RFIDリーダ9により温度データ153を読み取ることにより、温度の履歴として確認できるようにしてもよい。
By the
図12は、本実施形態に係る物品管理装置1の接触状態検出処理の流れを表すシーケンス図である。図12に示されるシーケンスは、図11に示されるシーケンスと並行して実行され得る。
FIG. 12 is a sequence diagram illustrating the flow of the contact state detection process of the
まず、接触状態検出部107は、物流過程における、作業者による物品管理装置1の搬送容器3への取付けに伴い、物品管理装置1が搬送容器3に接触した状態となったことを検出する(ステップS21)。次いで、接触状態検出部107は、現在の日時を取得する(ステップS22)。その後、接触状態検出部107は、変化後の状態である「接触」状態と、取得した日時とを、格納部150に、検出日時データ152として格納する(ステップS23)。
First, the contact
その後、接触状態検出部107は、物流過程における、作業者による物品管理装置1の取り外しに伴い、物品管理装置1が搬送容器3と非接触の状態となったことを検出する(ステップS24)。次いで、接触状態検出部107は、現在の日時を取得する(ステップS25)。その後、接触状態検出部107は、変化後の状態である「非接触」状態と、取得した日時とを、格納部150に、検出日時データ152として格納する(ステップS26)。
Thereafter, the contact
さらに、接触状態検出部107は、物品管理装置1が搬送容器3から取り外されたことを検出した旨のメッセージ「装置が取り外されました」と、取得した日時とを含む画面を表示するよう、表示制御部102に指示する(ステップS27)。表示制御部102は、指示された通りの画面を表示するよう、表示部103に指示する(ステップS28)。表示部103は、指示に応じて、例えば、図10に示される画面を表示する(ステップS29)。
Further, the contact
その後、無線通信部101は、RFIDリーダ9から、検出日時データ152の読み取り信号を受信する(ステップS30)。無線通信部101は、格納部150に格納された検出日時データ152を読み込む(ステップS31)。そして、無線通信部101は、読み込んだ検出日時データ152を、RFIDリーダ9に送信する(ステップS32)。検出日時データ152を読み込み、物品管理装置1が搬送容器3から不正に取り外されたことを検知したRFIDリーダ9は、例えば携帯電話通信網等を利用して、不正な取り外しがなされた旨を、外部の管理システムに通報することができる(ステップS33)。
Thereafter, the
上述した動作を行う物品管理装置1により、物品の受領者は、ディスプレイに表示されたメッセージを確認し、物品管理装置1が搬送容器3から不正に取り外されたことを確認できるようになる。また、物流の作業員は、搬送の過程で、物品管理装置1が搬送容器3から不正に取り外されたことを把握することができる。さらに、作業員は、取り外しのなされた日時を確認することにより、不正が生じた時点を特定し、如何なる工程で問題があったのかを追求することが可能となる。これにより、物流過程における、物品の適正な管理を実現することができる。
The
≪3.第二の実施形態≫
次に、図13及び図14を参照して、本発明の第二の実施形態を説明する。以下の説明では、上述した、第一の実施形態に係る物品管理装置1との差異を主に説明する。
≪3. Second embodiment >>
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description, differences from the above-described
図13は、本実施形態に係る物品管理装置1Aの概略図である。図3に示される物品管理装置1と異なり、物品管理装置1Aは、底面より、搬送容器3と接する方向に、棒状に突出した温度センサ12−1、12−2を有する。この温度センサ12−1、12−2は、搬送容器3の上蓋に設けられた穴を通じて、搬送容器3の内部に挿入され、搬送容器3の内部の温度を測定することができる。
FIG. 13 is a schematic diagram of an
図14は、本発明の一実施形態に係る物品管理装置1Aが、4枚の側板と、底板と、上蓋とにより直方体状をなす搬送容器3の、上蓋に取り付けられた様子を表す断面図である。図2を用いて説明した物品管理装置1と同様に、物品管理装置1Aは、底面に接触センサ15を有する。また、上述したように、物品管理装置1Aの底面に設けられた温度センサ12−1、12−2は、上蓋を貫通し、搬送容器3の内部に達する。そして、温度センサ12−1、12−2は、搬送容器3の内部の温度を測定することができる。
FIG. 14 is a cross-sectional view illustrating a state in which the
物品管理装置1Aのハードウェア構成、機能及び動作は、上述した物品管理装置1と同様である(図5、図6、図11、図12)。本実施形態の物品管理装置1Aにより、物流過程における作業者及び物品の受領者は、ディスプレイを確認し、搬送容器3の上蓋を取り外すことなく、搬送容器3の内部の温度を視認できる。
The hardware configuration, function, and operation of the
≪4.第三の実施形態≫
次に、図15乃至図17を参照して、本発明の第三の実施形態を説明する。以下の説明では、上述した、第一の実施形態に係る物品管理装置1との差異を主に説明する。
<< 4. Third Embodiment >>
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description, differences from the above-described
図15は、本実施形態に係る物品管理装置1Bの構成例を表す。物品管理装置1Bは、第一の筐体10と、第二の筐体20と、第三の筐体30とを有する。図15に示されるように、第一の筐体10と、第二の筐体20とが、それぞれ第三の筐体30に対して90度の角度を有し、所定の間隔を有して互い平行となるよう配置される。平行に配置される第一の筐体10と第二の筐体とは、第三の筐体30の端部に連結される。図15に示される物品管理装置1Bにおいて、第一の筐体10は、既に説明した物品管理装置1に設けられていた、ディスプレイ11やソーラーパネル14を有する。また、図15には示されていないが、第三の筐体30は、第一の筐体10と第二の筐体20とが連結された面に、接触センサ15を有する。
FIG. 15 illustrates a configuration example of the
図16は、物品管理装置1Bが搬送容器3に取り付けられた状態を表す図である。図16に示されるように、物品管理装置1Bは、4つの側板と、底板とを有する、直方体状の搬送容器3の、側板31を利用して、取り付けられる。具体的には、第一の筐体10と第二の筐体20とが、側板31を挟み込むようにして、物品管理装置1Bが、搬送容器3の側板31の端部に取り付けられる。そして、物品管理装置1Bが搬送容器3の側板31に取り付けられたとき、物品管理装置1Bの第三の筐体30に設けられた接触センサ15が、側板に接触する。物品管理装置1Bは、この接触を検出することにより、上述した物品管理装置1、1Aと同様に、搬送容器3への取付け又は搬送容器3からの取り外しを検出することができる。
FIG. 16 is a diagram illustrating a state in which the
作業者は、物品管理装置1Bを、側板の(高さ方向の)上部から、側板31を挟み込むように挿入することにより、物品管理装置1Bを搬送容器3に取り付けることができる。また、作業者は、この逆の動作により、物品管理装置1Bを搬送容器3から取り外すことができる。
The operator can attach the
図16に示されるように、ディスプレイ11を有する第一の筐体10は、側板31の外側(搬送容器の外側)、あるいは、側板の上部に配置されることが好ましい。これにより、作業者は、ディスプレイ11に表示された情報を視認することができる。図17に示される物品管理装置1Bは、搬送容器3からより外れにくくするため、搬送容器3の側板31と接する面に、高い摩擦力を生ずる素材(例えば、ゴム又は粘着テープ)を、部分的又は全体に使用しても良い。
As shown in FIG. 16, the
なお、図16では、説明のために、物品管理装置1Bと、搬送容器との間に隙間を設けているが、実際には、この隙間は限りなく小さいか、存在しなくてもよい(すなわち、物品管理装置1Bと搬送容器とが密着してもよい)。
In FIG. 16, for the sake of explanation, a gap is provided between the
図17は、本実施形態に係る物品管理装置1Bのハードウェア構成例を表す。図5に示される物品管理装置1と異なり、物品管理装置1Bは、第一の筐体10、第二の筐体20及び第三の筐体30を有する。第一の筐体10は、図5を用いて既に説明したディスプレイ11、温度センサ12、LED13、ソーラーパネル14、アンテナ16を有する。第二の筐体20は、図5を用いて既に説明した制御基板21、フラッシュメモリ22、RFIDタグ23及びバッテリを有する。第三の筐体30は、図5を用いて既に説明した接触センサ15を有する。
FIG. 17 illustrates a hardware configuration example of the
上述の構成により、物品管理装置1Bは、上蓋を有していないような搬送容器3の側板を利用して、容易に取り付けられる。なお、本実施形態において、接触センサ15以外の構成要素は、図17において示される以外の筐体に格納されても良い。
With the above-described configuration, the
≪5.第四の実施形態≫
次に、図18乃至図22を参照して、本発明の第四の実施形態を説明する。以下の説明では、上述した、第一の実施形態に係る物品管理装置1との差異を主に説明する。
≪5. Fourth Embodiment >>
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the following description, differences from the above-described
図18は、本実施形態に係る物品管理装置1Cの構成例を表す。図18に示される物品管理装置1Cは、図3を用いて説明した物品管理装置1と異なり、接触センサ15を有していない代わりに、磁性体、金属、非金属等の物体の近接を、接触することなく検知可能な、近接センサ15Cを有する。近接センサ15Cは、例えば、搬送容器3の側板に用いられる材質の近接を検知することができる。なお、図18に示される、近接センサ15Cの位置は、単なる一例であり、物品管理装置1Cの任意の箇所に設けられてもよい。
FIG. 18 illustrates a configuration example of the
図19は、物品管理装置1Cが搬送容器3に取り付けられた状態を表す図である。図19の例では、物品管理装置1Cは、搬送容器3の側板側に接するように、取り付けられている。図19で示される、物品管理装置1Cの取り付け位置は一例であり、物品管理装置1Cは、搬送容器3の側板、底板、上蓋等、任意の部分に取り付けることが可能である。
FIG. 19 is a diagram illustrating a state where the
図20は、本実施形態に係る物品管理装置1Cのハードウェア構成例を表す図である。図3に示される物品管理装置1と異なり、物品管理装置1Cは、接触センサ15の代わりに、近接センサ15Cを有する。近接センサ15Cは、例えば、磁性体、金属、非金属等により構成される搬送容器3の一部の近接を、接触することなく検知することができる。
FIG. 20 is a diagram illustrating a hardware configuration example of the
なお、近接センサ15Cとして、光センサや、カメラが用いられても良い。この場合には、近接センサ15Cは、搬送容器3の一部分に設けられた、例えばマーカーのような標識を光学的に検知して、搬送容器3との接触を検知することができる。
An optical sensor or a camera may be used as the
図21は、本実施形態に係る物品管理装置1Cの機能ブロック図である。図6に示される物品管理装置1と異なり、物品管理装置1Cは、接触状態検出部107の代わりに、近接状態検出部107Cを有する。
FIG. 21 is a functional block diagram of the
近接状態検出部107Cは、物品管理装置1Cと搬送容器3との間の距離を検出し、その距離が一定以下である場合には、物品管理装置1Cが搬送容器3と近接している状態、すなわち、物品管理装置1Cが搬送容器3に取り付けられた状態であると判断する。一方、近接状態検出部107Cは、物品管理装置1Cと搬送容器3との間の距離が一定距離より大きい場合には、物品管理装置1Cが搬送容器3と近接していない状態、すなわち、物品管理装置1Cが搬送容器3から取り外された状態であると判断する。
The proximity
そして、近接状態検出部107Cは、既に述べた物品管理装置1と同様に、判断結果に応じて、格納部150の検出日時データ152を更新し、物品管理装置1Cが搬送容器3から取り外された旨を示すメッセージをディスプレイに表示する。
Then, the proximity
図22は、本実施形態に係る物品管理装置1Cの近接状態検出処理の流れを表すシーケンス図である。図22に示されるシーケンスは、図12に示されるシーケンスと同様に、図11に示されるシーケンスと並行して実行され得る。
FIG. 22 is a sequence diagram showing the flow of proximity state detection processing of the
まず、近接状態検出部107Cは、物流過程における、作業者による物品管理装置1Cの搬送容器3への取付けに伴い、物品管理装置1Cが搬送容器3に近接する状態となったことを検出する(ステップS41)。次いで、近接状態検出部107Cは、現在の日時を取得する(ステップS42)。その後、近接状態検出部107Cは、変化後の状態である「近接」状態と、取得した日時とを、格納部150に、検出日時データ152として格納する(ステップS43)。
First, the proximity
その後、近接状態検出部107Cは、物流過程における、作業者による物品管理装置1Cの取り外しに伴い、物品管理装置1Cが搬送容器3と近接しない状態となったことを検出する(ステップS44)。次いで、近接状態検出部107Cは、現在の日時を取得する(ステップS45)。その後、近接状態検出部107Cは、変化後の状態である「非近接」状態と、取得した日時とを、格納部150に、検出日時データ152として格納する(ステップS46)。
Thereafter, the proximity
さらに、近接状態検出部107Cは、物品管理装置1Cが搬送容器3から取り外されたことを検出した旨のメッセージ「装置が取り外されました」と、取得した日時とを含む画面を表示するよう、表示制御部102に指示する(ステップS47)。表示制御部102は、指示された通りの画面を表示するよう、表示部103に指示する(ステップS48)。表示部103は、指示に応じて、例えば、図10に示される画面を表示する(ステップS49)。
Further, the proximity
その後、無線通信部101は、RFIDリーダ9から、検出日時データ152の読み取り信号を受信する(ステップS50)。無線通信部101は、格納部150に格納された検出日時データ152を読み込む(ステップS51)。そして、無線通信部101は、読み込んだ検出日時データ152を、RFIDリーダ9に送信する(ステップS52)。検出日時データ152を読み込み、物品管理装置1Cが搬送容器3から不正に取り外されたことを検知したRFIDリーダ9は、例えば携帯電話通信網等を利用して、不正な取り外しがなされた旨を、外部の管理システムに通報することができる(ステップS53)。
Thereafter, the
上述した動作を行う物品管理装置1Cにより、物流過程において物品を管理する作業者は、物品管理装置1Cを搬送容器3に固定することなく、物品管理装置1Cを搬送容器3に取り付けることが可能となる。これにより、作業者は、物品管理装置1Cを搬送容器3に取り付けるための特別な手段(例えば、粘着テープやマジックテープ(登録商標)等のテープや、物品管理装置1Cが適合する窪みの設けられた上蓋等)が不要となる。
By the
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。 The present invention has been described above by the preferred embodiments of the present invention. While the invention has been described with reference to specific embodiments, various modifications and changes may be made to the embodiments without departing from the broad spirit and scope of the invention as defined in the claims. Obviously you can. In other words, the present invention should not be construed as being limited by the details of the specific examples and the accompanying drawings.
1、1A、1B、1C 物品管理装置
10 第一の筐体
11 ディスプレイ
12、12−1、12−2 温度センサ
15 接触センサ
15C 近接センサ
20 第二の筐体
21 制御基板
23 RFIDタグ
24 バッテリ
30 第三の筐体
101 無線通信部
102 表示制御部
103 表示部
104 温度検出部
105 取得部
107 接触状態検出部
150 格納部
151 物品データ
152 検出日時データ
153 温度データ
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたかどうかを検出する第一検出部と、
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたと検出された場合に、前記検出がなされた日時を記憶する格納部と、を有する、物品管理装置。 An article management device attached to a transport container for transporting articles,
A first detector for detecting whether the article management device has been removed from the transport container;
A storage unit that stores a date and time when the detection is made when it is detected that the article management device has been removed from the transport container;
をさらに有し、
前記格納部は、測定された前記温度を記憶する、
請求項1に記載の物品管理装置。 A measuring unit for measuring the temperature inside or around the transport container;
The storage unit stores the measured temperature.
The article management apparatus according to claim 1.
請求項1又は2に記載の物品管理装置。 The first detection unit detects whether the article management device has been removed from the transport container by detecting whether it is in contact with the outer surface of the transport container;
The article management apparatus according to claim 1 or 2.
前記第一検出部は、前記搬送容器の上蓋の外面と接する面に取り付けられ、該外面と接触しているかどうかを検出することにより、前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたかどうかを検出する、
請求項3に記載の物品管理装置。 The article management device is attached to the transport container having a rectangular parallelepiped shape by four side plates, a bottom plate, and an upper lid,
The first detection unit is attached to a surface in contact with the outer surface of the upper lid of the transport container, and detects whether the article management device has been removed from the transport container by detecting whether it is in contact with the outer surface. To
The article management apparatus according to claim 3.
請求項2に記載の物品管理装置。 The measurement unit is inserted into the inside of the transport container through a hole opened in the upper lid of the transport container.
The article management apparatus according to claim 2.
前記物品管理装置は、互いに連結された第一の筐体、第二の筐体及び第三の筐体を有し、前記筐体のうち少なくとも2つの筐体が、それぞれ他の筐体に対して90度の角度を有し、所定の間隔を有して互い平行となるよう配置され、前記第一検出部は、前記少なくとも2つの筐体と90度の角度を有する他の筐体に設けられ、
前記第一検出部は、前記搬送容器の側板の端部に接触することにより、前記搬送容器の外面と接しているかどうかを検出する、
請求項3に記載の物品管理装置。 The article management device is attached to the transport container having a rectangular parallelepiped shape by four side plates and a bottom plate,
The article management apparatus includes a first casing, a second casing, and a third casing that are connected to each other, and at least two of the casings are respectively connected to other casings. The first detector is provided in the at least two casings and another casing having an angle of 90 degrees. And
The first detection unit detects whether it is in contact with the outer surface of the transport container by contacting an end of the side plate of the transport container.
The article management apparatus according to claim 3.
請求項1又は2に記載の物品管理装置。 The first detection unit detects the position of the marker displayed on the transport container, and detects whether the position is deviated from the initially detected position, whereby the article management device is removed from the transport container. Detect whether
The article management apparatus according to claim 1 or 2.
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたかどうかを検出する第一検出段階と、
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたと検出された場合に、その旨を表すメッセージと、前記検出がなされた日時とを記憶する格納段階と、
を有する、物品管理方法。 An article management method executed by an article management apparatus attached to a transport container for transporting an article,
A first detection step of detecting whether the article management device has been removed from the transport container;
When it is detected that the article management device has been removed from the transport container, a storage step for storing a message indicating that and the date and time when the detection was made;
An article management method comprising:
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたかどうかを検出する第一検出段階と、
前記物品管理装置が前記搬送容器から取り外されたと検出された場合に、その旨を表すメッセージと、前記検出がなされた日時とを記憶する格納段階と、
を実行させる、プログラム。 In a computer operating as an article management device attached to a transport container for transporting articles,
A first detection step of detecting whether the article management device has been removed from the transport container;
When it is detected that the article management device has been removed from the transport container, a storage step for storing a message indicating that and the date and time when the detection was made;
A program that executes
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CN109866987A (en) * | 2019-03-22 | 2019-06-11 | 苏州英派克自动化设备有限公司 | Full-open type packaging box internal desiccant takes out and detection device |
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