JP2015122352A - 波長可変光源、波長可変光源モジュール、および光集積素子 - Google Patents

波長可変光源、波長可変光源モジュール、および光集積素子 Download PDF

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Abstract

【課題】送受信用の光源として兼用し、かつレーザ発振線幅および消費電力の増大を抑制することが可能な波長可変光源、波長可変光源モジュール、および光集積素子を提供する。
【解決手段】波長可変光源98は、入力側に複数の第1の入力導波路33の一端が接続され、出力端に第1の出力導波路37が接続され、かつ各第1の入力導波路33から入力された光を合波し第1の出力導波路37に出力する第1の光合波回路35と、入力側に複数の第2の入力導波路34の一端が接続され、出力側に第2の出力導波路38が接続され、かつ各第2の入力導波路34から入力された光を合波し第2の出力導波路38に出力する第2の光合波回路36と、一端が各第1の入力導波路33の他端に接続され、他端が各第2の入力導波路34の他端に接続され、各々が異なる波長で単一モード発振可能な複数のDFB−LD10(分布帰還型LD)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の半導体レーザを集積した波長可変光源、当該波長可変光源を備える波長可変光源モジュールおよび光集積素子に関する。
近年、通信需要の飛躍的な増加に伴い、大容量の光ファイバ通信システムが求められており、少なくとも30〜40dB以上の高いサイドモード抑圧比(Side Mode Suppression Ratio : SMSR)が得られる単一モードのLD(Laser Diode)(以下、単一モードLDという)を用いて、波長が異なる複数の信号光を多重化することによって1本の光ファイバで大容量伝送を可能とする波長分割多重通信システムが実現されている。
単一モードLDとしては、例えば、分布帰還型LD(Distributed Feedback Laser Diode、以下、DFB−LDという)や、分布ブラッグ反射型LD(Distributed Bragg Reflector Laser Diode、以下、DBR−LDという)などがある。
また、波長分割多重通信システムの低コスト化を図るためには、全波長帯域をカバーする低コストの波長可変光源が必要となり、同一基板上に単一モードLDがモノリシック集積された波長可変光源がその候補として注目されている。
通常、上記の波長可変光源は、データ信号を生成する外部変調器モジュールと組み合わせて用いられるが、他に電界吸収(Electro absorption : EA)型光変調器やマッハツェンダ(Mach Zehnder : MZ)型光変調器を同一基板上にモノリシック集積する研究も行われている。
従来、複数のDFB−LDの出力側が多モード干渉(Multi Mode Interference)型の光合波回路(以下、MMIという)の入力導波路に接続され、MMIにて合波された光が出力導波路から出力するよう構成された波長可変光源が開示されている(例えば、特許文献1参照)。なお、以下では、K入力(Kは自然数)、L出力(Lは自然数)のMMIのことを、K×L−MMIと記す。すなわち、K入力とはMMIに接続されるK本の入力導波路のことをいい、L出力とはMMIに接続されるL本の出力導波路のことをいう。
また、複数のLDの出力側がN×2−MMI(Nは3以上の自然数)に接続され、MMIの2本の出力導波路がマッハツェンダ変調器の2本のアーム接続された波長可変光源が開示されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2によれば、N×1−MMIを用いる場合と比較して、光損失を改善することが可能となる。
また、波長可変レーザダイオードと波長モニタが一体に集積され、波長可変レーザダイオードの後方から出力された光が導波路を介して波長モニタに入力される波長可変光源が開示されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3によれば、小型の波長可変光源モジュールを構成することが可能となる。
特許第3887744号公報 特許第4728746号公報 特開2013−89961号公報
近年、幹線系において伝送速度40Gbps以上の波長分割多重通信システムでは、光位相変調を用いたデジタルコヒーレント通信が実用化されつつある。デジタルコヒーレント通信を採用した波長分割多重通信システムでは、レーザ発振線幅が1MHz以下、より望ましくは500kHz以下の狭線幅波長可変光源が送受信用の光源として用いられている。
上記のデジタルコヒーレント通信を採用した波長分割多重通信において、送信用および受信用で使用する光信号の波長が異なる場合、送信用と受信用とで別個の波長可変光源が必要であり、当該波長可変光源を備える送受信装置全体の消費電力が増加する。
一方、上記のデジタルコヒーレント通信を採用した波長分割多重通信において、送信用および受信用で使用する光信号の波長が同じ場合も多くあり、一般的に送信用と受信用とで必要とされる狭線幅波長可変光源の光出力は異なる。このような場合は、送受信装置全体の消費電力の低減や実装面積の低減の観点から、1つの波長可変光源を送受信用の光源として兼用することが望ましい。
例えば、特許文献1〜3の波長可変光源を送受信用の光源として兼用する場合において、特許文献1〜3の波長可変光源は1出力であるため偏波保持カプラによって2出力にする必要がある。しかし、このような構成では偏波保持カプラで分岐損が生じてしまうため、当該分岐損を補うために波長可変光源の出力側に設けられた半導体光増幅素子(Semiconductor Optical Amplifier、以下、SOAという)に対する注入電流を増やして波長可変光源からの光出力を増加させる必要があるが、消費電力やレーザ発振線幅の増大の原因になるという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、送受信用の光源として兼用し、かつレーザ発振線幅および消費電力の増大を抑制することが可能な波長可変光源、波長可変光源モジュール、および光集積素子を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による波長可変光源は、第1の入力側および第1の出力側を有し、第1の入力側に複数の第1の入力導波路の一端が接続され、第1の出力端に第1の出力導波路が接続され、かつ各第1の入力導波路から入力された第1の光を合波し、当該合波した第1の光を第1の出力導波路に出力する第1の光合波回路と、第2の入力側および第2の出力側を有し、第2の入力側に複数の第2の入力導波路の一端が接続され、第2の出力側に第2の出力導波路が接続され、かつ各第2の入力導波路から入力された第2の光を合波し、当該合波した第2の光を第2の出力導波路に出力する第2の光合波回路と、一端が各第1の入力導波路の他端に接続され、他端が各第2の入力導波路の他端に接続され、各々が異なる波長で単一モード発振可能な複数の半導体レーザと、第1の出力導波路に接続された第1の光増幅器と、第2の出力導波路に接続された第2の光増幅器とを備える。
本発明によると、波長可変光源は、第1の入力側および第1の出力側を有し、第1の入力側に複数の第1の入力導波路の一端が接続され、第1の出力端に第1の出力導波路が接続され、かつ各第1の入力導波路から入力された第1の光を合波し、当該合波した第1の光を第1の出力導波路に出力する第1の光合波回路と、第2の入力側および第2の出力側を有し、第2の入力側に複数の第2の入力導波路の一端が接続され、第2の出力側に第2の出力導波路が接続され、かつ各第2の入力導波路から入力された第2の光を合波し、当該合波した第2の光を第2の出力導波路に出力する第2の光合波回路と、一端が各第1の入力導波路の他端に接続され、他端が各第2の入力導波路の他端に接続され、各々が異なる波長で単一モード発振可能な複数の半導体レーザと、第1の出力導波路に接続された第1の光増幅器と、第2の出力導波路に接続された第2の光増幅器とを備えるため、送受信用の光源として兼用し、かつレーザ発振線幅および消費電力の増大を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1による波長可変光源の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による波長可変光源の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3による波長可変光源の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4による波長可変光源の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による光集積素子の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態6による波長可変光源モジュールの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態7による送受信装置の構成の一例を示す図である。 前提技術による波長可変光源の構成の一例を示す図である。 前提技術による波長可変光源におけるMMI入力導波路の構成の一例を示す断面図である。 前提技術による波長可変光源におけるSOAの構成の一例を示す断面図である。 前提技術による送受信装置の構成の一例を示す図である。 前提技術による波長可変光源モジュールの構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
なお、以下、各図において同一または同様の構成要素については、同じ符号あるいは同じ名称を付しており、それらの機能も同様である。
また、各実施の形態において例示される各構成要素の寸法、材質、形状、あるいはそれらの相対的な配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜変更されるものであり、本発明はそれらの例示に限定されるものではない。
<前提技術>
まず、本発明の前提となる技術(前提技術)について説明する。
図8は、前提技術による波長可変光源の構成の一例を示す図であり、発振波長が異なる複数の単一モードLDを用いた波長可変光源の構成の一例を示している。
DFB−LDアレイ11は、N個のDFB−LD10から構成され、N×1−MMI30(Nは3以上の自然数)のMMI入力導波路31に接続されている。
SOA60は、N×1−MMI30のMMI出力導波路32に接続されている。
上記の構成において、DFB−LDアレイ11のうちの任意のDFB−LD10をレーザ発振させると、DFB−LD10から出力された光(以下、LD出力光という)の1/NはMMI出力導波路32にて結合し、残りの(N−1)/NはMMI出力導波路32の外に放射される。分岐損失や結合損失等の補償は、SOA60に対して電流注入することによって行われ、SOA60からは高い送信用光出力70が外部に出力される。
図9は、図8のA−A断面の一例を示す断面図であり、MMI入力導波路31の構成の一例を示している。
MMI入力導波路31は、InP基板40上に、InP下部クラッド層41、InP電流ブロック層44およびInGaAsP導波路層42、InP上部クラッド層43を順に積層して形成している。
InGaAsP導波路層42には、LD出力光に対する吸収のないInGaAsP系材料が用いられている。また、InGaAsP導波路層42は、バルクのエピタキシャル層でもよく、多重量子井戸(Multiple Quantum Well : MQW)層でもよい。
なお、図9では、MMI入力導波路31の構成について示しているが、MMI出力導波路32の構成についても同様である。
また、N×1−MMI30の幅広の多モード領域における構成は、InGaAsP導波路層42の幅(図9の紙面左右方向の幅)がMMI入力導波路31およびMMI出力導波路32よりも広くなっていることを除けば、MMI入力導波路31およびMMI出力導波路32の構成と同様である。
図10は、図8のB−B断面の一例を示す断面図であり、SOA60の構成の一例を示している。
SOA60は、InP基板40上に、下部クラッド層41、InP電流ブロック層44およびInGaAsP活性層45、InP上部クラッド層43、InGaAsPコンタクト層46を順に積層して形成している。
InGaAsP活性層45には、MMI出力導波路32を通過する光(以下、導波光という)に対して利得を有するInGaAsP系材料が用いられている。また、InGaAsP活性層45は、バルクのエピタキシャル層でもよく、多重量子井戸(Multiple Quantum Well : MQW)層でもよい。
なお、図10では、SOA60の構成について示しているが、DFB−LD10の構成についても同様である。DFB−LD10およびSOA60では、InP基板40およびInGaAsPコンタクト層46に設けられた電極(図示せず)を介して電流注入を行うと、InGaAsP活性層45に利得が生じて自然放出光が発生する。DFB−LD10では、回折格子によって反射された特定の波長の自然放出光が誘導放出の種光となり、予め定められた閾値電流を超えるとレーザ発振する。一方、SOA60は、LD出力光に対する増幅器として機能するが、単独でレーザ発振しないように設計されている。
DFB−LD10の発振波長は、DFB−LD10の温度(以下、素子温度という)に応じて約0.1nm/℃の割合で変化する。従って、素子温度を所定の範囲(例えば、10℃〜50℃)で変化させたときに、N個(例えば、N=10〜16)のDFB−LDアレイ11のうちの任意のDFB−LD10の発振波長が、隣接する他のDFB−LD10の発振波長と一致するように、各DFB−LD10の発振波長の間隔を設計しておく。このとき、DFB−LD10の選択と素子温度調整との併用によって、ワンチップで形成されたDFB−LDアレイ11でC帯(Conventional band)またはL帯(Long band)の全波長帯域(約30nm〜40nm)をカバーすることができる。
なお、図9,10では、長波長光通信素子で用いられるInP基板上のInGaAsP系材料を一例として示しているが、InAlGaAs系材料であってもよい。
図11は、前提技術による送受信装置80の構成の一例を示す図であり、デジタルコヒーレント通信システム用の送受信装置80の構成を示している。
波長可変光源モジュール91から出力された送信用光出力71は、変調器モジュール81にて変調された後、送信信号73として外部に出力される。
また、外部から受信した受信信号74は、波長可変光源モジュール91から出力された受信用光出力72とともに受信器モジュール82に入力され、信号処理後に復元される。
図11に示す送受信装置80において、変調器モジュール81にて挿入損失が生じるため、一般的に送信用光出力71は高い出力を必要とするが、受信用光出力72は相対的に低い出力であってもよい。
しかし、上述の通り、送信用および受信用で使用する光信号の波長が同じ場合は、送受信装置80全体の消費電力の低減や実装面積の低減の観点から、1つの波長可変光源モジュールを送受信用の光源として兼用することが望ましい。
図12は、前提技術による波長可変光源モジュール91の構成の一例を示す図であり、送信用および受信用で使用する光信号の波長が同じであり、1つの波長可変光源モジュール91を送受信用の光源として兼用した場合の構成を示している。
波長可変光源モジュール91は、波長可変光源90と、結合光学系92と、ビームスプリッタ95と、モニタ96とを備えている。また、波長可変光源モジュール91のLD出力側には、光ファイバ93および偏波保持カプラ94が接続されている。
波長可変光源90は、単一モードのLD出力光を出射し、出射されたLD出力光はレンズや光アイソレータ(図示せず)等を含む結合光学系92を介して光ファイバ93に結合する。光ファイバ93に結合したLD出力光は、偏波保持カプラ94によって所定の比率に分岐され、分岐された各々のLD出力光は送信用光出力71および受信用光出力72として出力される。
また、結合光学系92を通過するLD出力光の一部は、ビームスプリッタ95にて取り出され、波長フィルタやフォトダイオード等(図示せず)を含むモニタ96にてLD出力光の波長や出力レベルが検出される。
上記の構成において、波長可変光源90は1出力であるため、偏波保持カプラ94によって2出力にしている。しかし、このような構成では偏波保持カプラ94で分岐損が生じてしまうため、当該分岐損を補うために波長可変光源90の出力側に設けられたSOA(図示せず)に対する注入電流を増やして波長可変光源90からのLD出力光の出力を増加させる必要があるが、消費電力やレーザ発振線幅の増大の原因になるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、以下に詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1による波長可変光源98の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態1による波長可変光源98は、12個のDFB−LD10(半導体レーザ)から構成されるDFB−LDアレイと、第1の入力導波路33および第2の入力導波路34と、12×1−MMIである第1の光合波回路35および第2の光合波回路36と、第1の出力導波路37および第2の出力導波路38と、第1のSOA61(第1の光増幅器)および第2のSOA62(第2の光増幅器)とを備えている。
なお、図1では、図示を簡単にするために8個のDFB−LD10が示されているが、実際には上記の通り12個であるものとする。また、第1の入力導波路33、第2の入力導波路34、第1の光合波回路35、および第2の光合波路36についても同様である。また、特に断りがない限り、他の実施の形態においても同様である。
図8に示す前提技術による波長可変光源との差異は、各DFB−LD10の両端に、第1の入力導波路33および第1の光合波回路35と、第2の入力導波路34および第2の光合波回路36とが各々接続されている点である。
第1の光合波回路35は、入力側(第1の入力側)および出力側(第1の出力側)を有し、入力側に12本の第1の入力導波路33の一端が接続され、出力側に1本の第1の出力導波路37が接続され、かつ各第1の入力導波路33から入力されたLD出力光(第1の光)を合波し、当該合波したLD出力光を第1の出力導波路37に出力する。
第2の光合波回路36は、入力側(第2の入力側)および出力側(第2の出力側)を有し、入力側に12本の第2の入力導波路34の一端が接続され、出力側に1本の第2の出力導波路38が接続され、かつ各第2の入力導波路34から入力されたLD出力光(第2の光)を合波し、当該合波したLD出力光を第2の出力導波路38に出力する。
12個のDFB−LD10は、一端が各第1の入力導波路33の他端に接続され、他端が各第2の入力導波路34の他端に接続され、各々が異なる波長で単一モード発振可能である。
第1のSOA61は、第1の出力導波路37に接続されている。
第2のSOA62は、第2の出力導波路38に接続されている。
第1のSOA61および第2のSOA62は、長さ(LD出力光の通過方向の長さ)以外は同一の導波路型であり、第2のSOA62よりも第1のSOA61の方が長い。また、第1のSOA61および第2のSOA62の各々には、電流注入機構(図示せず)が独立して接続されている。
第1のSOA61および第2のSOA62は、第1の出力導波路37および第2の出力導波路38の所定の箇所をエッチングで除去した後、バットジョイント成長と呼ばれる再成長技術によって、第1の出力導波路37の断面と第1のSOA61の断面、および第2の出力導波路38の断面と第2のSOA62の断面とが各々直接接合するように形成される。
第1の出力導波路37および第2の出力導波路38の出力端での反射戻り光の発生を抑制するために、出力端面には無反射コーティング(図示せず)が施されている。反射戻り光の発生を抑制することによって、レーザ発振線幅の増大を抑制することができる。このとき、第1の出力導波路37および第2の出力導波路38のうちの少なくとも一方は、出力端側が曲がり導波路として形成されるようにしてもよい。このような構成とすることによって、反射戻り光の発生をさらに抑制することができる。
なお、第1の入力導波路33および第2の入力導波路34の構成は図9に示す構成と同様であり、第1のSOA61、第2のSOA62、およびDFB−LD10の構成は図10に示す構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
次に、波長可変光源の動作について説明する。
任意のDFB−LD10を選択して閾値電流以上の電流注入を行うと、当該選択されたDFB−LD10にてレーザ発振が生じる。DFB−LD10から出力されたLD出力光は、第1の入力導波路33および第2の入力導波路34を介して、第1の光合波回路35および第2の光合波回路36の多モード領域に入力される。後述の通り(実施の形態3参照)、第1の光合波回路35および第2の光合波回路36が適切に設計されていれば、全波長帯域に渡って第1の光合波回路35および第2の光合波回路36の各々に、前提技術によるDFB−LD10(図8参照)と略同程度である約1/12の割合でLD出力光を結合させることができる。従って、前提技術によるDFB−LD10よりも駆動電流を増大させる必要はない(すなわち、DFB−LD10の駆動電流は、前提技術と同程度でよい)。
第1のSOA61および第2のSOA62に対して電流注入を行うと、第1の出力導波路37および第2の出力導波路38を進行する各LD出力光は増幅され、電流値を増やすと第1のSOA61および第2のSOA62における増幅率も増大する。当該増幅率は、入力光を基準とした出力光強度を対数表示することによって表されるが、一般的に非線形的な振る舞いを示す。すなわち、入力光が弱い(低出力)と増幅率は略一定であるが、入力光が強い(高出力)と増幅率が低下するため、最大出力が入力光強度とともに飽和する傾向を示す。また、第1のSOA61および第2のSOA62の単位長さ当たりの飽和出力は、第1のSOA61および第2のSOA62の活性層(図10のInGaAsP活性層45に相当)の光閉じ込め係数や電流密度によって決まる。従って、第1のSOA61および第2のSOA62の活性層の光閉じ込め係数や電流密度が同じであれば、第1のSOA61および第2のSOA62の最大出力は、第1のSOA61および第2のSOA62の長さによって決定される。
図1に示すように、第1のSOA61の長さは第2のSOA62の長さよりも長く、活性層の幅や光閉じ込め係数は同一である。従って、同じ電流密度における最大出力は、第1のSOA61の方が第2のSOA62よりも高くなる。すなわち、第1のSOA61の方が第2のSOA62よりも増幅率が高い。
上述の通り、デジタルコヒーレント通信システム用の送受信装置では、受信用光出力72は送信用光出力71よりも低くてもよいため、第1のSOA61にて増幅された光を送信用光出力71として用い、第2のSOA62にて増幅された光を受信用光出力72として用いることが可能となる。
換言すれば、第1のSOA61の長さが前提技術によるSOA60(図8参照)と同一であれば、同等の送信用光出力71を得るために必要はDFB−LD10の駆動電流と第1のSOA61に対する注入電流は同じであり、受信用光出力72を得るために必要な第2のSOA62に対する注入電流は前提技術よりも少ない。従って、図1に示す本実施の形態1による1つの波長可変光源98を送受信装置に用いた場合、別個の波長可変光源を用いた前提技術による送受信装置80(図11)に比べて、消費電力を1/2以下に低減することができる。
また、図1に示す波長可変光源98では、第1の出力導波路37および第2の出力導波路38の出力端における反射戻り光の発生を抑制するために、出力端面に無反射コーティングが施されている。しかし、高い出力を得るために第1のSOA61および第2のSOA62の増幅率を増大させると、出力端面を反射した僅かな反射戻り光が第1のSOA61および第2のSOA62にて増幅されてDFB−LD10側に戻り、各DFB−LD10の発振状態を不安定化させてレーザ発振線幅を増大させる可能性がある。このような問題の対策として、本実施の形態1では、第2のSOA62の利得(増幅率)を低く設定することによって、出力端面からの反射戻り光の増幅を抑制し、レーザ発振線幅の増大を抑制することが可能である。
以上のことから、本実施の形態1によれば、波長可変光源を送受信用の光源として兼用し、かつレーザ発振線幅および消費電力の増大を抑制することが可能となる。
<実施の形態2>
図2は、本発明の実施の形態2による波長可変光源98の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施の形態2による波長可変光源98は、第1の出力導波路37および第2の出力導波路38が、弧形状かつ互いの出力端が波長可変光源98の同一端面側に存在するように形成されていることを特徴としている。その他の構成および動作は、実施の形態1(図1参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
第1の出力導波路37および第2の出力導波路38は、LD出力光の透過損失の抑制が可能な半径に設定された弧形状に形成されている。
送信用光出力71および受信用光出力72の各々は、波長可変光源98の端面から同一方向に数mmの間隔を設けて出力され、各々別個の結合光学系を介して光ファイバに結合することができる。
以上のことから、本実施の形態2によれば、実施の形態1による効果に加えて、LD出力光の透過損失を抑制することができる。また、送信用光出力71および受信用光出力72を波長可変光源98の同一端面側から出力させるため、レンズアレイ等のアレイ型光学部品を用いることができ、光学系を小型化、低コスト化することができる。
<実施の形態3>
図3は、本発明の実施の形態3による波長可変光源98の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、本実施の形態3による波長可変光源98は、第2の光合波回路36が12×2−MMIであることを特徴としている。その他の構成および動作は、実施の形態1(図1参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
第2の光合波回路36の出力側には、第2のSOA62が形成されている第2の出力導波路38と、モニタ用出力導波路39とが接続されている。
モニタ用出力導波路39には、SOAが形成されず、モニタ用光出力75を出力するために用いられる。
ここで、N×2−MMI(N=12)である第2の光合波回路36の多モード領域の横幅(第2の光合波回路36の入力側の入力端面および出力側の出力端面の幅、図3の紙面上下方向の幅)をW、長さ(入力端面および出力端面と直交する面の長さ、図3の紙面左右方向の長さ)をLとする。
12本の第2の入力導波路34の配置位置は、第2の光合波回路36の多モード領域の横幅中央を原点(座標0)として(入力端面のW/2を中心として)、対称かつW/Nの間隔で配置されている。また、両外側の2本の第2の入力導波路34は、第2の光合波回路36の多モード領域の端からW/(2N)の位置、すなわち座標(W/2−W/24、−W/2+W/24)に配置されている。なお、第1の入力導波路33についても同様に配置されている。
一方、第2の出力導波路38およびモニタ用出力導波路39も、出力端面のW/2を中心として、対称かつW/Nの間隔で配置され、図3の例では12本の第2の入力導波路34のうちの中央に配置される2本の第2の入力導波路34と同じ中心対称位置、すなわち座標(±W/24)に配置される。
なお、図3に示す第2の光合波回路36(12×2−MMI)の多モード領域の長さLは、第2の入力導波路34の配置を上記と同様にした場合における図1に示す第2の光合波回路36(12×1−MMI)の長さLの最適値と略同じでよい。
次に、波長可変光源の動作について説明する。
任意のDFB−LD10を選択して閾値電流以上の電流注入を行うと、当該選択されたDFB−LD10にてレーザ発振が生じる。DFB−LD10から出力されたLD出力光は、第1の入力導波路33および第2の入力導波路34を介して、第1の光合波回路35および第2の光合波回路36の多モード領域に入力される。上記のように、第1の光合波回路35および第2の光合波回路36が適切に設計されていれば、全波長帯域に渡って第1の出力導波路37、第2の出力導波路38、およびモニタ用出力導波路39に、それぞれ前提技術によるDFB−LD10(図8参照)と略同程度である約1/12の割合でLD出力光を結合させることができ、前提技術によるDFB−LD10よりも駆動電流を増大させる必要はない(すなわち、DFB−LD10の駆動電流は前提技術と同程度でよい)。
第1の光合波回路35および第2の光合波回路36に対して電流注入を行うと、第1の出力導波路37および第2の出力導波路38を進行するLD出力光は増幅され、第1のSOA61にて増幅された光を送信用光出力71として用い、第2のSOA62にて増幅された光を受信用光出力72として用いる。
また、モニタ用光出力75は、適切なフォトダイオードやエタロンの組み合わせで受光することによって、LD出力光の光出力または発振波長のモニタ用として用いることができる。
以上のことから、本実施の形態3によれば、実施の形態1による効果に加えて、LD出力光の発振波長や光出力をモニタすることができる。また、モニタするためにLD出力光を分岐する必要がないため、挿入損失を低減することができる。
<実施の形態4>
図4は、本発明の実施の形態4による波長可変光源98の構成の一例を示す図である。
図4に示すように、本実施の形態4による波長可変光源98は、第2の光合波回路36が12×2−MMIであることを特徴としている。その他の構成および動作は、実施の形態2(図2参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
第2の光合波回路36の出力側には、第2のSOA62が形成されている第2の出力導波路38と、モニタ用出力導波路39とが接続されている。
モニタ用出力導波路39には、SOAが形成されず、モニタ用光出力75を出力するために用いられる。
また、モニタ用出力導波路39は、LD出力光の透過損失の抑制が可能な半径に設定された弧形状であり、かつ出力端が第1の出力導波路37および第2の出力導波路38の出力端側とは異なる波長可変光源98の端面側に存在するように形成されている。すなわち、モニタ用光出力75は、送信用光出力71および受信用光出力72とは異なる方向に出力され、その後フォトダイオードやエタロンに入力される。
以上のことから、本実施の形態4によれば、実施の形態2による効果に加えて、LD出力光の発振波長や光出力をモニタすることができる。また、モニタするためにLD出力光を分岐する必要がないため、挿入損失を低減することができる。
<実施の形態5>
図5は、本発明の実施の形態5による光集積素子99の構成の一例を示す図である。
図5に示すように、本実施の形態5による光集積素子99は、波長可変光源98と、光位相変調器50(変調器)と、光90度ハイブリッド回路51(受信器)と、フォトダイオード52とを備えている。なお、波長可変光源98は、実施の形態3(図3)と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、各構成要素は、1つのチップ上に集積されているものとする。
光位相変調器50は、第1の出力導波路37に接続されており、第1のSOA61から出力された送信用光出力71を変調し、変調後の信号を送信信号73として出力する。
光90度ハイブリッド回路51は、第2の出力導波路38に接続されており、第2のSOA62から出力された受信用光出力72と、光集積素子99の外部から入力された受信信号74とを干渉させ、光強度信号を有する干渉光を生成する。
フォトダイオード52は、光90度ハイブリッド回路51から出力された干渉光を電気信号に変換した後に出力する。
以上のことから、本実施の形態5によれば、送信および受信を行うことが可能な光集積素子を実現することができる。
なお、本実施の形態5では、波長可変光源98として実施の形態3による波長可変光源98を例に説明したが、これに限るものではない。例えば、実施の形態1,2,4による波長可変光源98を、本実施の形態5による波長可変光源98としても上記と同様の効果が得られる。
<実施の形態6>
図6は、本発明の実施の形態6による波長光源モジュール97の構成の一例を示す図である。
本実施の形態6では、実施の形態1〜4による波長可変光源98のいずれかを、波長可変光源モジュール97の波長可変光源98として用いることを特徴としている。波長可変光源モジュール97におけるその他の構成および動作は、前提技術による波長可変光源モジュール91(図12参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
なお、図6では、実施の形態1による波長可変光源98を用いた場合を一例として示している。
図6に示すように、波長可変光源98は、送信用光出力71および受信用光出力72を別個の出力ポートから出力している。波長可変光源98から出力された送信用光出力71および受信用光出力72は、レンズや光アイソレータ(図示せず)等を含む結合光学系92によって光ファイバ93に各々結合される。すなわち、波長可変光源モジュール97は、波長可変光源98から出力された送信用光出力71および受信用光出力72(複数の出力光)の各々を別個に取り出している。
また、波長可変光源98から出力された送信用光出力71のうちの一部の光(出力光)は、ビームスプリッタ95にて取り出され、波長フィルタやフォトダイオード等(図示せず)を含むモニタ96にて波長や出力レベルの検出に用いられる。
以上のことから、本実施の形態6によれば、前提技術による波長可変光源モジュール91の出力側に設けた偏波保持カプラ94が不要で挿入損失が小さくなるため(すなわち、送信用光出力71と受信用光出力72とを別個の結合光学系92で別個の光ファイバ93に結合させているため)、波長可変光源98において第2のSOA62の利得(増幅率)を低く設定して必要な光強度を得ることができる。従って、波長可変光源98において第2のSOA62から各DFB−LD10への反射戻り光の増幅を抑制し、レーザ発振線幅の増大を抑制することが可能である。
なお、上記では、実施の形態1による波長可変光源98を用いた場合を一例として説明したが、他の実施の形態2〜4による波長可変光源98を用いることも可能である。
例えば、実施の形態2による波長可変光源98を用いた場合は、レンズアレイ等を用いた結合光学系を波長可変光源98の一端面側に並列して配置し、同一方向に出力される送信用光出力71および受信用光出力72を光ファイバアレイに結合する。このとき、図6のように、ビームスプリッタによって取り出した光をモニタに入力させるようにしてもよい。
実施の形態3,4による波長可変光源98は、図6のようなビームスプリッタによる光の分岐が不要となり、モニタも不要となる。
<実施の形態7>
図7は、本発明の実施の形態7による送受信装置83の構成の一例を示す図である。
図7に示すように、本実施の形態7による送受信装置83は、変調器モジュール81と、受信器モジュール82と、波長可変光源モジュール97とを備えている。
変調器モジュール81は、マッハツェンダ干渉計等の変調器と、変調器ドライバとをモジュール化したものである。
受信器モジュール82は、位相変調された信号光を光強度信号に変換する光90度ハイブリッド回路と、光強度信号を電気信号に変換するフォトダイオードと、アンプとをモジュール化したものである。
波長可変光源モジュール97は、実施の形態6による波長可変光源モジュール97に対応している。
波長可変光源モジュール97から出力された送信用光出力71は、変調器モジュール81にて位相変調された後、送信信号73として外部に出力される。
また、外部から受信した受信信号74は、波長可変光源モジュール97から出力された受信用光出力72とともに受信器モジュール82に入力され、受信器モジュール82にて受信用光出力72と干渉する。その後、受信器モジュール82のフォトダイオードにて干渉光が光電変換される。このような処理を行うことによって、受信信号74を受信する。
以上のことから、本実施の形態7によれば、波長可変光源モジュール97を送受信用の光源モジュールとして兼用することができるため、前提技術による2つの波長可変光源モジュール91を用いた送受信装置80(図11参照)よりも消費電力を低減することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 DFB−LD、11 DFB−LDアレイ、30 N×1−MMI、31 MMI入力導波路、32 MMI出力導波路、33 第1の入力導波路、34 第2の入力導波路、35 第1の光合波回路、36 第2の光合波回路、37 第1の出力導波路、38 第2の出力導波路、39 モニタ用出力導波路、40 InP基板、41 InP下部クラッド層、42 InGaAsP導波路層、43 InP上部クラッド層、44 InP電流ブロック層、45 InGaAsP活性層、46 InGaAsPコンタクト層、50 光位相変調器、51 光90度ハイブリッド回路、52 フォトダイオード、60 SOA、61 第1のSOA、62 第2のSOA、70 送信用光出力、71 送信用光出力、72 受信用光出力、73 送信信号、74 受信信号、75 モニタ用光出力、80 送受信装置、81 変調器モジュール、82 受信器モジュール、83 送受信装置、90 波長可変光源、91 波長可変光源モジュール、92 結合光学系、93 光ファイバ、94 偏波保持カプラ、95 ビームスプリッタ、96 モニタ、97 波長可変光源モジュール、98 波長可変光源、99 光集積素子。

Claims (6)

  1. 第1の入力側および第1の出力側を有し、前記第1の入力側に複数の第1の入力導波路の一端が接続され、前記第1の出力側に第1の出力導波路が接続され、かつ各前記第1の入力導波路から入力された第1の光を合波し、当該合波した前記第1の光を前記第1の出力導波路に出力する第1の光合波回路と、
    第2の入力側および第2の出力側を有し、前記第2の入力側に複数の第2の入力導波路の一端が接続され、前記第2の出力側に第2の出力導波路が接続され、かつ各前記第2の入力導波路から入力された第2の光を合波し、当該合波した前記第2の光を前記第2の出力導波路に出力する第2の光合波回路と、
    一端が各前記第1の入力導波路の他端に接続され、他端が各前記第2の入力導波路の他端に接続され、各々が異なる波長で単一モード発振可能な複数の半導体レーザと、
    前記第1の出力導波路に接続された第1の光増幅器と、
    前記第2の出力導波路に接続された第2の光増幅器と、
    を備える、波長可変光源。
  2. 前記第1の出力導波路および前記第2の出力導波路のうちの少なくとも一方は、出力端側が曲がり導波路として形成されることを特徴とする、請求項1に記載の波長可変光源。
  3. 前記第1の光合波回路または前記第2の光合波回路の前記入力側の入力端面および前記出力側の出力端面の幅がWであり、前記第1の入力導波路または前記第2の入力導波路がN本(Nは3以上の自然数)存在し、前記第1の出力導波路または前記第2の出力導波路が複数本存在する場合において、
    前記第1の入力導波路または前記第2の入力導波路は、前記入力端面のW/2を中心として対称かつW/Nの間隔で配置され、
    前記第1の出力導波路または前記第2の出力導波路は、前記出力端面のW/2を中心として対称かつW/Nの間隔で配置されることを特徴とする、請求項1または2に記載の波長可変光源。
  4. 前記第1の出力導波路および前記第2の出力導波路は、弧形状かつ互いの出力端が前記波長可変光源の同一端面側に存在するように形成されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の波長可変光源。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の波長可変光源を備え、
    前記波長可変光源から出力された複数の出力光の各々を別個に取り出し可能であることを特徴とする、波長可変光源モジュール。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の波長可変光源と、変調器および受信器のうちの少なくとも一方とを備える光集積素子であって、
    前記第1の光増幅器の増幅率は、前記第2の光増幅器の増幅率よりも大きく、
    前記変調器は、前記波長可変光源の前記第1の光増幅器に接続され、
    前記受信器は、前記波長可変光源の前記第2の光増幅器に接続されることを特徴とする、光集積素子。
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