JP2014532163A - 衛星航法メッセージにおけるランダムビットに基づく認証 - Google Patents

衛星航法メッセージにおけるランダムビットに基づく認証 Download PDF

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Abstract

位置認証のためのシステム及び方法が提示される。復調サーバ受信航法信号のサブセットを選択してクライアントビットフレームと同期させることにより、同期サーバビットフレームが提供される。同期サーバビットフレームの関数を計算することによりサーバシグネチャのセットが提供される。クライアントシグネチャセットとサーバシグネチャセットとを比較することにより比較結果が提供され、比較結果に基づいてクライアントデバイスの位置が認証される。

Description

本発明の実施形態は、概ね無線通信と航法システムに関する。具体的には、本発明の実施形態は位置確認のための衛星システムに関する。
全地球的航法衛星システム(GNSS)信号のような航法衛星信号の秘密信号成分の電力の大部分は、GNSS信号が、GNSSのクライアントデバイス(受信機)によって使用されるバンドパスフィルタを通過するときに失われる。信号対雑本日(SNR)の低い環境では、電力の損失により性能が低下する。低SNR環境における性能が低下すると、全地球位置の計算又は全地球位置に基づく断定が真正であることを確認する認証システムの能力が阻まれる、又は最小化する。
位置認証のためのシステム及び方法が提示される。復調サーバ受信航法信号のサブセットをクライアントビットフレームと同期させることにより、同期サーバビットフレームが提供される。クライアントビットフレームの関数を計算することによりクライアントシグネチャのセットが提供される。同期サーバビットフレームの関数を計算することによりサーバシグネチャのセットが提供される。クライアントシグネチャセットとサーバシグネチャセットとを比較することにより比較結果が提供され、比較結果に基づいてクライアントデバイスの位置が認証される。
このようにして、本発明の実施形態により、屋内や市街地といった低信号対雑音比(SNR)環境に位置するクライアントデバイスの位置認証を可能にする認証システムが提供される。
一実施形態では、位置認証方法は、クライアントビットフレームに同期された復調サーバ受信航法信号のサブセットを選択することにより、同期されたサーバビットフレームを提供する。方法は、さらに、同期サーバビットフレームの関数を計算することによりサーバシグネチャのセットを提供する。方法は、さらに、クライアントシグネチャセットとサーバシグネチャセットとを比較して比較結果を提供し、比較結果に基づいてクライアントデバイスの位置を認証する。
別の実施形態では、位置認証システムは、サーバデータフレームセレクタモジュール、サーバデータオペレーションモジュール、サーバ相関モジュール、及び認証モジュールを含む。サーバデータフレームセレクタモジュールは、クライアントビットフレームに同期された復調サーバ受信航法信号のサブセットを選択することにより、サーバビットフレームを提供する。サーバデータオペレーションモジュールは、同期サーバビットフレームの関数を計算することによりサーバシグネチャのセットを提供する。サーバ相関モジュールは、クライアントシグネチャセット及びサーバシグネチャセットを比較することにより比較結果を提供する。認証モジュールは、比較結果に基づいてクライアントデバイスの位置を認証する。
さらなる実施形態では、コンピュータで読込可能な非一時的記憶媒体が、位置認証のためにコンピュータで実行可能な命令を含む。コンピュータで実行可能な命令は、復調クライアント受信航法信号のサブセットを選択することによりクライアントビットフレームを提供する。コンピュータで実行可能な命令は、さらに、クライアントビットフレームの関数を計算することによりクライアントシグネチャのセットを提供する。コンピュータで実行可能な命令は、さらに、クライアントデバイスの位置の認証のために、クライアントシグネチャセットを認証サーバに伝送する。
この発明の概要は、後述の詳細な説明においてさらに記載される一連の概念を簡単に紹介するものである。この発明の概要は、特許請求される主題の重要なフィーチャ又は基本となるフィーチャを特定することを意図したものでも、特許請求される主題の範囲を決定するために援用されることを意図したものでもない。
本発明の実施形態に対する理解は、添付図面と併せて後述の詳細な説明及び特許請求の範囲を参照することにより深めることができる。添付図面全体を通して、同様の参照番号は類似の要素を指している。図面は、本発明の広さ、範囲、縮尺、又は実用性を限定することなく、本発明の理解を促すために提供されている。図面の縮尺は必ずしも正確でない。
本発明の一実施形態による、航法衛星信号に基づいて断定された位置を認証するための例示的な無線通信環境を示している。 航法衛星受信機を簡単に示す例示的な機能ブロック図である。 屋内環境及び市街地環境がどのようにして航法衛星信号を減衰させうるかを示す例示的な無線通信環境を示している。 航法衛星の航法メッセージを示す例示的線図である。 三つの航法衛星からの航法メッセージの重複を示す例示的線図である。 図5に示す三つの航法衛星からの航法メッセージが、1ビットよりやや長い持続時間にわたってサンプリングされていることを示す、本発明の一実施形態による例示的線図である。 図5に示す三つの航法衛星からの航法メッセージが、数ビットの持続時間にわたってサンプリングされていることを示す、本発明の一実施形態による例示的線図である。 本発明の二つの実施形態により提供される位置シグネチャの数を示す例示的線図である。 本発明の一実施形態による認証システムの例示的且つ機能的なブロック図である。 本発明の一実施形態による認証システムの例示的且つ機能的なブロック図である。 本発明の一実施形態による認証システムの例示的且つ機能的なブロック図である。 本発明の一実施形態による認証システムの例示的且つ機能的なブロック図である。 本発明の一実施形態による認証プロセスを示す例示的フロー図である。 本発明の一実施形態による認証プロセスを示す例示的フロー図である。
以下の詳細な説明は、例示的な性質を有し、本発明、又は本発明の実施形態の応用及び使用を限定することを意図していない。特定のデバイス、技術、及び用途の説明は、例として提供されているにすぎない。本明細書に記載された実施例に対する修正は、当業者には自明であり、ここに定義される一般的原理は、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、他の実施例及び用途にも適用可能である。さらに、明示、暗示の区別なく、上述の、技術分野、背景技術、発明の概要、又は後述の詳細な説明に提示される理論により拘束されることは意図されていない。本発明は、特許請求の範囲と合致するものと理解されるべきであり、本明細書に記載され示される実施例に限定されない。
本発明の実施形態は、本明細書において、機能的及び/又は論理的ブロック構成要素及び様々な処理ステップの観点から記載される。このようなブロック構成要素は、特定の機能を実行するように構成された任意の数のハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアコンポーネントによって実現される。説明を簡潔にするために、通信システム、ネットワークプロトコル、全地球測位システム、及びシステムの他の機能的側面(並びにシステムの個々の動作コンポーネント)に関する従来の技術及びコンポーネントについては、本明細書では詳細に記載しない。
本明細書では、本発明の実施形態は、非限定的な一用途、すなわち、携帯電話用の認証システムの観点から記載される。しかしながら、本発明の実施形態は、このような携帯電話の用途に限定されず、本明細書に記載される技術は他の用途にも利用されうる。例えば、実施形態は、所与の用途又は環境に望ましい又は適切な形態で、デスクトップコンピュータ、ラップトップ又はノートブックコンピュータ、iPod(登録商標)、iPod(登録商標)、メインフレーム、サーバ、クライアント、又は他のいずれかの種類の特定用途向けの又は汎用のコンピューティング装置に適用可能である。
本明細書を読んだ当業者には明らかであるように、後述は、本発明の実施例及び実施形態であり、これらの実施例による動作に限定されない。他の実施形態が利用可能であり、本発明の例示的実施形態の範囲から逸脱することなく変更を加えることができる。
本発明の実施形態により、市街地の建造物の屋内といった低信号対雑音比(SNR)環境に位置するクライアントデバイス(クライアント)において受信される航法衛星信号に適切な受信信号強度を提供する認証システムが提供される。
図1は、本発明の一実施形態による、航法衛星信号に基づいて断定された位置を認証するための例示的な無線通信環境100(環境100)を示している。環境100は、航法衛星102、104、及び106と、衛星受信機200(航法衛星受信機200)を含むクライアント108と、衛星受信機200(航法衛星受信機200)を含む認証サーバ112とを備えている。
航法衛星102〜106の各々は、全地球的航法衛星システム(GNSS)衛星、全地球測位システム(GPS(登録商標)衛星、GLONASS(登録商標)(Globalnaya Navigatsionnaya Sputnikovaya Sistema)衛星、北斗衛星導航系統(COMPASS(登録商標))衛星、ガリレオ(登録商標)衛星、又は他の航法衛星を含むことができる。
航法衛星102、104、及び106のそれぞれから伝送される航法衛星信号116、118、及び120をクライアント108で処理することにより、クライアント108の速度、時間、及び位置122を決定することができる。しかしながら、航法衛星信号は、既存のクライアントが偽の位置124を感知及び/又は報告するように、既存のシステムにおいてスプーフィングされる場合がある。経済的価値を有する又は生命の安全に関係する位置と濫作ションの支援に航法衛星を使用する機会が増加しているため、スプーフィングは一般的な懸案事項となっている。
航法衛星信号116〜120の各々は、データ信号を変調するための搬送波(同相搬送波130)として使用されるGPS L1周波数のような周波数(搬送波周波数)の信号130を含み、この場合、データ信号は、一般的に「C/A(Coarse/Aquisition)」コード(スペクトル分散コード132)と呼ばれる符号分割多重アクセス方式(CDMA)コードなどの分散コードを用いて変調される。GPSシステムの場合、C/Aコードは、「Coarse/Acquisition」、「Clear/Access」、及び「Civil/Access」として様々に知られている。航法衛星102〜106の各々は、90°シフトされた搬送波周波数を採用する少なくとも一つの他の信号(直交信号、図示しない)を伝送する。少なくとも一つの他の信号(第2の信号)は、暗号化された「P(Y)」コード(図示しない)として知られる別のコードにより変調される。P(Y)コードは、公知の「P(precision)」コード、又は暗号化された「Y」コードである。多くのGNSS衛星はYコードを使用しているので、その結果伝送されるYコードでコード化された信号は、復号化アルゴリズム及びYコードの鍵を有さない限り使用できない。
加えて、航法メッセージ134は、航法衛星102、104、106によって同報通信されるP(既知)及びY(未知)コードの両方を変調する。
例えば、民間で使用されるC/Aコードが公知であり、したがって、既存の航法衛星受信機はスプーフィングに対して弱い。既存のシステムでは、敵対勢力は、不正確な情報を運搬する一又は複数の衛星信号のファックスを生成することができる。偽の信号を受け入れるクライアントデバイスに位置する既存の航法衛星受信機は、スプーフィングされて不正確な位置を計算するかもしれず、さらには、スプーフィングされて敵対勢力が既存の航法衛星受信機に計算させたいと思う位置を計算するかもしれない。Yコードを使用できる受信機においては、このコードが公知でないために、スプーフィングは無効であり、敵対勢力は真正に見える信号を生成することができない。
しかしながら、(秘密の)Yコードの信号成分の信号電力の大部分は、航法衛星信号116〜120の各々が、クライアント108において航法衛星受信機200が使用するバンドパスフィルタを通過するときに失われる。信号電力の損失により、低信号対雑音比(SNR)環境におけるクライアント108の性能が低下する。性能の低下は、認証サーバ112の、地球的位置の計算、又は地球的位置に基づく断定が真正であるという確信を与える能力を低下させる。
本明細書の実施形態は、航法衛星102、104、106、又は他の航法送信機により同報通信される航法メッセージ134に含まれるランダム又は疑似ランダム情報に基づいて位置122を認証する手段を提供する。これにより、航法衛星信号116〜120が妨害されうる場所において、既存の方法と比較して受信可能範囲が改善される。
クライアント108は、航法衛星受信機200を備えており、クライアントアンテナ110を介したクライアント受信衛星航法信号146(クライアント受信航法信号146)を通して航法衛星信号116〜120それぞれの航法メッセージ134を受信することに基づき、クライアント108を追跡及び位置決定するように構成されている。クライアント108は、複数のクライアント受信航法信号146の航法メッセージ134に含まれる航法データビット136を推定して、クライアントビットフレーム1030(クライアント受信航法信号146から復調された航法メッセージ502/504/506を含む、図10参照)を提供するように構成されている。一実施形態では、クライアント108は、クライアントビットフレーム1030全体の(すなわち、航法衛星102、104、106からの)排他的OR(XOR)1008(図10)といった関数を計算して、位置122のクライアント断定位置のクライアントシグネチャセット138を提供する。これについては後述でさらに詳細に説明する。
クライアント108は、多数の民生用アプリケーションをサポートする。例えば、多数の経済的トランザクションにおいて、市街地建造物屋内のクライアント108として携帯電話が利用される。クライアント108は、例えば、限定しないが、デスクトップコンピュータ、ラップトップ又はノートブックコンピュータ、iPod(登録商標)、iPod(登録商標)、メインフレーム、サーバ、或いは、クライアント受信航法信号146を受信できる航法衛星受信機のような受信機を備える他の種類の特定用途向け又は汎用コンピューティング装置のような有線又は無線の通信装置を、所与のアプリケーション又は環境に望ましい又は適切と思われるように、備えることができる。
認証サーバ112は、位置122のクライアントシグネチャセット138を受信又は推定(算出)するように構成されている。認証サーバ112は、有線通信リンク126、無線通信チャネル128、これらの組み合わせを介してクライアントシグネチャセット138を受け取るか、或いは認証サーバ112に位置するクライアントシグネチャセット138を推定(算出)する。認証サーバ112は、航法衛星受信機200を備えており、また、サーバアンテナ114を介したサーバ受信航法信号148を通して航法衛星信号116〜120の航法メッセージ134(航法メッセージ)を受け取るように構成されている。
また、認証サーバ112は、クライアントビットフレーム1030に同期されたサーバ受信航法信号148の航法メッセージ134に含まれる航法データビット136を推定し、同期サーバビットフレーム1032(図10)を提供する。認証サーバ112は、同期サーバビットフレーム1032の関数を計算してサーバシグネチャセット140を提供する。これについては後述でさらに詳細に説明する。一実施形態では、クライアントシグネチャセット138及びサーバシグネチャセット140をサーバ相関モジュール142が比較することにより、認証意思決定メッセージ144が生成される。認証サーバ112は、航法メッセージ134に基づいて断定されたクライアント108の位置122の妥当性を決定し、断定位置の妥当性又は無効性を示す認証意思決定メッセージ144を生成する。妥当性は、クライアント108が断定位置に位置していることについて許容可能な精度及び/又は確実性があることを示し、無効性は、クライアント108が断定位置に位置していることについて許容可能な精度及び/又は確実性がないことを示す。
多数の経済的トランザクションは、「屋内」又は「市街地」環境におけるクライアント108として携帯電話を利用し、この場合、トランザクションは、信号が妨害される環境で動作する低コストのプラットフォーム上で行われる。このようなコスト効率的な航法衛星を利用した認証システムの設計において、二つの基準が重要である。第1に、データは、携帯電話に含まれる航法衛星受信機200から利用可能でなければならない。第2に、航法衛星を利用した認証システムは、形態電話ユーザが集まる場所、例えば「屋内」、及び「市街地」において予想されるクライアント受信航法信号146を補償しなければならない。第1の基準は、航法信号受信機200の基本的信号処理ステップを示す図2に反映されている。航法衛星を利用した認証システムの第2の基準は図3に示される。
図2は、図1に示す航法衛星受信機200を簡単に示す例示的な機能ブロック図である。航法衛星受信機200は、例えば限定しないが、GPS受信機、又は他の衛星受信機を含んでいる。図2に示すように、航法衛星受信機200は、クライアント受信衛星航法信号146のような無線周波数信号をクライアントアンテナ110で受信する。航法衛星受信機200は、次いで、航法衛星102〜108のそれぞれからクライアント108が受信した航法衛星信号116〜126から、クライアント受信航法信号146を復調する。航法衛星受信機200は、クライアント108が受信した航法衛星信号116〜120から、クライアント受信航法信号146を、ダウンコンバータ202により無線周波数(RF)からベースバンドにクライアント受信航法信号をダウンコンバートすることにより複合し、バンドパスフィルタ204により、ダウンコンバートしたクライアント受信航法信号218をバンドパスフィルタリングする。
上述のように、航法衛星信号116〜120又はクライアント受信航法信号146の秘密Yコード信号成分の電力の大部分は、クライアント受信航法信号146がバンドパスフィルタ204を通過するときに失われる。GPSの場合、秘密Yコード信号により変調される信号は10MHzの雑音等価帯域幅を有し、民間のC/Aコード信号(C/Aコード)の雑音等価帯域幅は約1MHzである。民間のC/Aコード信号は、携帯電話などのクライアント108に含まれる航法衛星受信機200によって利用されており、秘密Yコード信号ではない。したがって、携帯電話のバンドパスフィルタ204は、通常数MHzの帯域幅しか持たず、秘密Yコードを含む信号の信号電力のかなりの部分が失われる。信号電力の損失により、信号対雑音比(SNR)の低い環境において性能が低下する。性能の低下は、認証サーバ112の、地球的位置の計算、又は地球的位置に基づく断定が真正であることを立証する能力を低下させる。
航法衛星受信機200は、次いで、バンドパスフィルタを通過したクライアント受信航法信号220を、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)206によりアナログ信号からデジタル信号に変換し、デジタルクライアント受信航法信号222を提供する。航法衛星受信機200は、次いで、デジタルクライアント受信航法信号222からコードワイプオフ210によりスペクトル分散コード132(C/Aコード)を取り除く。航法衛星受信機200は、次いで、デジタルクライアント受信航法信号222から搬送波ワイプオフ212により同相搬送波130を取り除き、クリーンなデジタルクライアント受信航法信号224を提供する。
航法衛星受信機200は、次いで、クリーンなデジタルクライアント受信航法信号224を、クリーンなデジタルクライアント受信航法信号224のレプリカと、相関モジュール214を用いてクライアント108において相関させ、相関ピーク226に基づいて出力216におけるクライアント108の位置122、速度、及び時間オフセットを推定する。位置122は、最少数を上回る数の衛星(横緯、横経、高度、及び航法衛星/GPS時間を計算するために4つの衛星)を用いて計算することができる。
図3は、屋内環境及び市街地環境が航法衛星信号116〜120を減衰させることを示す例示的な無線通信環境(環境300)を示している。受信されるGPS信号の公称受信信号強度304は、約−130dBm(又は10E−16ワット)である。屋外でのクライアント108の航法衛星受信機200は、公称受信信号強度304を期待することができる。しかしながら、携帯電話などのクライアント108は、市街地建造物の屋内で動作することがありえ、その場合減衰した受信信号強度302は−140dBm又は−160dBmまで低下するか、或いはそれよりさらに弱くなる。このように、認証サーバ112は、減衰した受信信号強度302の低下したレベルで動作しなければならない。
図4は、航法衛星102の航法メッセージ134の信号構造を示す例示的線図400である。航法メッセージ134は、例えば航法衛星信号116を介して航法衛星102によって同報通信される既知の(P)コード及び未知の(Y)コード(図示しない)の両方を変調する。本明細書の実施形態は、航法衛星102、又は他の航法送信機により同報通信される航法メッセージ134に含まれるランダム(疑似ランダム)情報に基づいている。GNSSの場合、航法メッセージ134は、50〜1000ビット/秒(bps)で同報通信され、したがって、やはり航法衛星102からの航法衛星信号116を変調する未知の(Y)コード(図示しない)及びC/Aコード(スペクトル分散コード132)のようなスペクトル分散コードとは異なっている。航法メッセージ134は、1.023Mcpsの(その下に位置する)スペクトル分散コード132(C/Aコード)、又は10.23Mcpsのスペクトル分散コード(Yコード、図示しない)と比較すると、50〜1000ビット/秒でゆっくり変動する。
航法衛星102の航法メッセージ134は、航法衛星102の位置及び時間、航法衛星102以外の航法衛星104、106のおおよその位置、並びにその他の情報を含む。未知の又は秘密のコード(Y)とは異なり、航法メッセージ134はバンドパスフィルタ204(図2)によって減衰されず、航法衛星信号116がバンドパスフィルタ204を通過するときにバンドパスフィルタ204を通過する。したがって、低信号対雑音比(SNR)環境において航法メッセージ134を使用することにより、衛星を利用した認証システムの、全地球位置の計算又は全地球位置に基づく断定が真正であることを立証する能力に信頼性が付与される。
既存の方法と比較して、本発明の実施形態は、屋内及び市街地建造物の受信可能範囲を改善する。これは、航法メッセージ134が、航法衛星102によって同報通信される民間C/Aコード及び秘密Yコードの両方に重合されるためである。上述のように、秘密Yコード信号成分の電力の大部分は、航法衛星信号116がバンドパスフィルタ204を通過するときに失われる。GPSの場合、民間のC/Aコード信号の雑音等価帯域幅が約1MHzであるのに対し、秘密Yコード信号により変調される信号は10MHzの雑音等価帯域幅を有する。民間のC/Aコード信号が携帯電話などのクライアント108に含まれる航法衛星受信機200によって利用されており、通常秘密Yコード信号は使用されていない。つまり、(例えば携帯電話の)バンドパスフィルタ204は数MHzの帯域幅しか持たないので、秘密Yコード信号の信号電力のかなりの部分が失われる。
既存の方法と比較して、本明細書の実施形態は、携帯電話及び他の比較的安価なプラットフォームといったクライアント108に含まれる航法衛星受信機200に基づく衛星を利用した認証の屋内及び市街地における受信可能範囲を改善する。実施形態では、航法メッセージ134に含まれる航法データビット136のランダム(疑似ランダム)性を用いてこのような利益を達成するのであり、秘密Yコード信号のランダム(疑似ランダム)性は用いない。航法メッセージ134は民間C/Aコード及び秘密Yコードを変調するので、上記バンドパスフィルタリングによる損失は発生しない。このような電力節約は約6dBである。
加えて、民間C/Aコードに基づく位置シグネチャ(例えば、図1の138、及び図6の606)によって占有されるメッセージ容量(例えば、データビット数)は、秘密Yコード信号(Yコード)の帯域幅を含むはずの位置シグネチャによって占有されるメッセージ容量の約10分の1である。例えば、秘密Yコード信号の帯域幅を含む位置シグネチャが約24kバイトを占有する場合、本発明の実施形態によるクライアント位置シグネチャセット138/606は約2.4Kバイトを占有する。或いは、実施形態は、24Kバイトのメッセージを追加投入することができ、さらには使用するデータビットの長さを増加して低信号対雑音比(SNR)環境における性能を向上させることができる。
スペクトル分散コード132を変調する航法メッセージ134は50〜1000ビット/秒で変動する。さらに、航法メッセージ134の大部分は前もって予測することができる。レート及び予測性が低いことは、航法メッセージ134のデータストリームが認証シグネチャのソースとしては不十分であることを示唆している。しかしながら、航法メッセージ134の特定の部分は予測困難でありうる。さらに、実施形態では、複数の、好ましくは多数の、航法生成102、104、及び106のような衛星の航法メッセージ134の重複に基づいて、認証シグネチャが得られる。
図5は、航法衛星102、104、及び106それぞれからの航法メッセージ502、504、及び506の重複を示す例示的線図500を示している。図5に示すように、このような重複は、航法メッセージ502、504、及び506に含まれる航法ビット520、522、及び524それぞれの航法ビット境界508、510、及び512が、衛星間で時間514がシフトしているため、複雑な構造を有している。衛星間の時間514のシフトは、例えば、航法衛星102〜106の各々からクライアント108までの距離が大きく異なることがあり得るために、生じうる。時間シフト516のような衛星間の時間シフトは、種々の技術を用いて推定することができる。航法メッセージ502、504、及び506に含まれる航法ビット520、522、及び524の航法ビット持続時間518は、例えば、20ms〜=6000km/光速を含みうる。
図6は、図5に示す航法衛星102〜106からの航法メッセージ502〜506が、1航法ビット持続時間518(例えば、図5の約20ms)よりやや長い期間にわたってサンプリングされていることを示す、本発明の一実施形態による例示的線図である。例えば25msのサンプリングウィンドウ602は、航法メッセージ502〜506それぞれの1航法ビットの航法ビット持続時間518(例えば、20ms)よりやや長い。航法ビット持続時間518よりサンプリングウィンドウ602の持続時間を長くすることにより、サンプリングウィンドウ602が、航法ビット境界(例えば、図5に示す航法ビット境界508、510、及び512)にまたがって位置する。例えば、航法衛星102、104、及び106の各々について、航法衛星102〜106それぞれのサンプリングウィンドウ602内部の二つの航法ビットを表す、四つの可能なシーケンスが存在しうる。これらは二つのビット極性「++」、「+−」、「−+」、及び「−−」によって区別される。視野内にK個の衛星が存在する場合、一つの航法ビット境界に関するすべての衛星の組み合わせを含む位置シグネチャ606の濃度は22Kである。サンプリングウィンドウ602がさらに長く、もっと多くの航法ビット境界にわたる場合、位置シグネチャセット606の濃度は急速に上昇する(例えば、3つの航法ビット境界の場合24K、4つの航法ビット境界の場合25K、など)。
一実施形態では、位置シグネチャセット606は、航法衛星102〜106それぞれからの航法メッセージ502〜506それぞれの航法データビット136(例えば、航法ビット520、522、及び524)を含むサンプルビットフレーム616、618、及び620といったサンプルビット列の排他的OR(XOR)を含む。例えば、サンプルビットフレーム616、618、及び620のサンプルビット列608、610、612、及び614はXORであり、位置シグネチャセット606を生成する。位置シグネチャセット606は、例えば限定しないが、論理的XOR関数、論理的OR関数、論理的AND関数、又は他の適切な関数といった任意の適切な関数により生成される。クライアント108に関して、サンプルビットフレーム616、618、及び620は、クライアントビットフレーム1030(図10)を含み、位置シグネチャセット606はクライアントシグネチャセット138を含む。認証サーバ112に関して、サンプルビットフレーム616、618、及び620は、同期されたサーバビットフレーム1032(図10)を含み、位置シグネチャセット606はサーバシグネチャセット140を含む。
これにより、位置シグネチャセット606の大きさが、サンプルビットフレーム616、618、及び620を組み合わせた大きさから低減する。航法ビット境界を一つだけまたぐようにサンプリングウィンドウ602が選ばれる場合、XORから得られる位置シグネチャセット606は2K+1の濃度を有する。表604(N=K+1)に示すように、XORの濃度2K+1は、一つの航法ビット境界のすべての衛星の組み合わせについて、濃度22K(すなわち、22K=4)よりずっと緩やかに増加する。このように、衛星航法ビット境界のXORの濃度は、衛星航法ビット境界のすべての組み合わせの濃度よりずっと緩やかに増加する。
図7は、図5に示す航法衛星102〜106からの航法メッセージ502〜506が数ビットの持続時間にわたってサンプリングされていることを示す、本発明の一実施形態による例示的線図700である。図7に示す一実施形態では、位置シグネチャセット706は、航法衛星102〜106からの航法メッセージ502〜506それぞれの航法データビット136(例えば、航法ビット520、522、及び524)を含むサンプルビットフレーム710、712、及び714といったサンプルビット列の排他的OR(XOR)(例えば、サンプルビット列708に)を含む。
例えば、サンプルビットフレーム710、712、及び714のサンプルビット列(例えば、サンプルビット列708)はXORであり、位置シグネチャセット706を生成する。位置シグネチャセット706は、例えば限定しないが、論理的XOR関数、論理的OR関数、論理的AND関数、又は他の適切な関数といった任意の適切な関数により生成される。クライアント108に関して、サンプルビットフレーム710、712、及び714は、クライアントビットフレーム1030(図10)を含み、位置シグネチャセット706はクライアントシグネチャセット138を含む。認証サーバ112に関して、サンプルビットフレーム710、712、及び714は、同期されたサーバビットフレーム1032(図10)を含み、位置シグネチャセット706はサーバシグネチャセット140を含む。
65msのサンプリングウィンドウ702は、60msよりやや長い(20msごとに三つの航法ビット)。この場合、サンプリングウィンドウ702は、少なくとも三つのビット境界にまたがっており、シグネチャセットの濃度は24Kである。通常、シグネチャセット138は2KCeiling[T/TB]の可能なシグネチャを含む。(Tはサンプリングウィンドウ602/702の持続時間、及びTBは航法ビット520の航法ビット持続時間518(図5)である。結果を図8に示す。図8に示すように、シグネチャセット802はTがTBを超えて大きくなるとき、急激に大きくなる。
図8は、視野内の衛星がK=10である場合について、本発明の二つの実施形態により提供される位置シグネチャ802/804(位置シグネチャセット802/804、クライアントシグネチャセット138と同様)の数を示す例示的線図である。図8は、位置シグネチャの数とサンプリングウィンドウ602/702との関係を示している。シグネチャセット802は、以下の関係に基づいて描画されている:データコンボ[T_,TB,K]:=2K Ceiling[T/TB]。図8に示すように、シグネチャセット802はTがTBを超えて大きくなるとき、急激に大きくなる。ここで、データコンボはT、TB及びKの関数として位置シグネチャセット802を表している。
シグネチャセット804は、以下の関係に基づいてXOR濃度について描画されている:XORコンボ[T_,TB,K]:=2K Floor[T/TB]。ここで、XORコンボは、T、TB、及びKの関数としてシグネチャセット804を表している。したがって、シグネチャデータのXOR組み合わせは、可能なセキュリティ料金で簡素化を達成する。XOR組み合わせは用途に応じて決まる。各用途によって、この取引が、例えば所望のセキュリティレベルに基づいて適切であるかどうかが決定付けられる。
図9は、本発明の一実施形態による認証システム900(システム900)の例示的且つ機能的なブロック図である。システム900のいくつかの実施形態は、ここでは詳細に説明する必要のない既知の又は従来の動作特性をサポートするように構成された、コンポーネント及び要素をさらに含みうる。図9に示す実施形態では、システム900は、無線通信環境100におけるデータの送受信に使用することができる。システム900は、図1〜8に示す実施形態と同様の機能、材料、及び構造を有する。したがって、共通のフィーチャ、機能、及び要素についてはここでは繰り返さない。
システム900は、一般に、クライアント108及び認証サーバ112を含む。
クライアント108は、ダウンコンバータ202とADC206とを含むクライアント復調モジュール942を含む。クライアント108は、サンプルデータモジュール902、暗号化モジュール904、クライアントプロセッサモジュール906(プロセッサモジュール906)、及びクライアントメモリモジュール908(メモリモジュール908)をさらに含んでいる。クライアント108から認証サーバ112に送られるクライアントシグネチャセット138は、RF/IFシグネチャ208を含む。RF/IFシグネチャ208は、クライアント108のクライアントアンテナ110によって捕獲されるクライアント受信航法信号146(無線周波数(RF)又は中間周波数(IF)信号)のサンプルを含む。サンプルデータモジュール902は、C/Aコード(BWCA)の帯域幅でデジタルクライアント受信航法信号222をサンプリングし、クライアントシグネチャセット138を提供する。
図9に示す実施形態では、クライアント108は、クライアント受信航法信号146を追跡する必要も、航法メッセージ134の航法データビット136を復調する必要もない。図9に示すように、追跡及びビット復調は、認証サーバ112に位置する追跡及びビット復調モジュール928によって実行される。
認証サーバ112は、サーバアンテナ114、サーバ復調モジュール940、認証意思決定モジュール924、追跡及びビット復調モジュール922、復号化モジュール930、サーバプロセッサモジュール932(プロセッサモジュール932)、及びサーバメモリモジュール934(メモリモジュール934)を含む。
サーバ復調モジュール940は、RFからベースバンドへの変換を実行するように構成されたダウンコンバータ912、バンドパスフィルタリングを実行するように構成されたバンドパスフィルタ914、アナログからデジタルへの変換を実行するように構成されたADC916、スペクトル分散コード132(C/Aコード)を取り除くように構成されたコードワイプオフ918、及び同相内搬送波130を取り除くように構成された搬送波ワイプオフ920を備える。
追跡及びビット復調モジュール922は、サーバ受信航法信号148からの航法メッセージ134の航法データビット136を推定して、サーバシグネチャセット140を提供するように構成される。
追跡及びビット復調モジュール928は、クライアント108からのRF/IFシグネチャ208に含まれる航法メッセージ134の航法データビット136を推定して、クライアントシグネチャセット138を提供するように構成される。
認証意思決定モジュール924は、クライアントシグネチャセット138とサーバシグネチャセット140とを比較し、この比較に基づいて認証意思決定メッセージ144を生成する。このような比較は、衛星毎のデータ比較に基づいて行うことができうるか、或いは、例えば限定しないが、論理的XOR関数、論理的OR関数、論理的AND関数、又はシステム900の動作に適切な他の関数などの、任意の数の中間関数に基づいて行うことができる。これについては図10の説明においてさらに詳細に説明する。
暗号化モジュール904及び復号化モジュール930は、認証性能をさらに強化するために使用される。クライアント固有鍵(又はデバイスシグネチャ)は、クライアントからのGNSSシグネチャセット(クライアントシグネチャセット138)と連接されている。クライアント固有鍵は、例えば限定しないが、暗号対称暗号法(例えばAES)、非対称暗号法(例えば、公開−秘密暗号化)、物理的にクローン不能な関数(PUF)、又は他の暗号化に基づいたものでよい。クライアント固有鍵は、認証サーバ112における位置確認にクライアント固有鍵の写しが必要となるように、クライアントシグネチャセット138を変調するために使用される。復号化モジュール930は、暗号化モジュール904からの通信を復号化するために使用することができる。或いは、クライアント固有鍵を使用して、クライアントシグネチャセット138と同じ方法でサーバシグネチャセット140を変調することができる。したがって、サーバシグネチャセット140に対するクライアントシグネチャセット138の比較及び認証は、クライアント108と認証サーバ112が同じクライアント固有鍵を使用する場合、通常は必ず成功する。
航法衛星シグネチャは、デバイス暗号化のための平文と考えることができる。航法衛星シグネチャは、下に位置するクライアント位置速度時間フィードフォワード(PVTF)情報も含み、この情報は、航法衛星基準受信機においてクライアント108が捕獲した航法衛星シグネチャを対応するデータと相関させることにより確認することもできる。このようにして、連接したセキュリティシステムが生成される。
プロセッサモジュール906/932は、本明細書に記載される機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、コンテントアドレサブルメモリ、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、いずれかの適切なプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスターロジック、離散ハードウェアコンポーネント、或いはそれらのいずれかの組み合わせを用いて実施又は実現される。このようにして、プロセッサは、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ステートマシンなどとして実現される。
プロセッサは、コンピューティング装置の組み合わせ、例えば、デジタルシグナルプロセッサとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサコアと連結された一又は複数のマイクロプロッサ、或いは他のいずれかの同様の構成として実施することもできる。実際には、プロセッサモジュール906/934は、システム900の動作に関連付けられた、機能、技術、及び処理タスクを実行するように構成された処理論理を備えている。
特に、処理論理は、本明細書に記載される認証方法をサポートするように構成されている。例えば、クライアントプロセッサモジュール906は、クライアント伝送アンテナ(図示しない)を介してクライアント108から認証サーバ112にクライアントシグネチャセット138を送るように適切に構成されている。別の例として、サーバプロセッサモジュール932は、サーバ伝送アンテナ(図示しない)を介して別のサーバ又はクライアント108へ、認証意思決定メッセージ114を送るように適切に構成されている。さらに、本明細書に開示される実施形態と関連して記載される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、ファームウェア、プロセッサモジュール906/932によって実行されるソフトウェアモジュール、又はこれらの組み合わせにおいて直接実現される。
メモリモジュール908/934は、非揮発性記憶装置(非揮発性半導体メモリ、ハードディスクデバイス、光ディスクデバイスなど)、ランダムアクセス記憶デバイス(例えば、SRAM、DRAM)、又は従来技術に既知の他のいずれかの形態の記憶媒体として実現される。メモリモジュール908/934はそれぞれ、プロセッサモジュール906/932がメモリモジュール908/934から情報を読み取り、且つメモリモジュール908/934に情報を書き込むことができるように、プロセッサモジュール906/932に連結される。
一実施例として、プロセッサモジュール906及びメモリモジュール908、プロセッサモジュール932、並びにメモリモジュール934は、それらそれぞれのASIC内に位置してよい。メモリモジュール908及び934は、プロセッサモジュール906及び932中にそれぞれ統合されてもよい。一実施形態では、メモリモジュール908/934は、プロセッサモジュール906/932によって実行される命令の実行中に、一時的変数又は他の中間情報を格納するためのキャッシュメモリを含んでもよい。メモリモジュール908/934は、プロセッサモジュール906/932によって実行される命令を記憶するための非揮発性メモリも含みうる。
例えば、メモリモジュール908/934は、位置シグネチャセット802/804、及び本発明の一実施形態による他のデータを格納するための位置データベース(図示しない)を含むことができる。別の実施例では、クライアントメモリモジュール908は、クライアント108におけるデジタルクライアント受信航法信号222のレプリカを格納することができる。当業者であれば、本明細書に開示される実施形態に関連して記載される種々の例示的なブロック、モジュール、回路、及び処理論理が、ハードウェア、コンピュータで読込可能なソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせにおいて実施されうることを理解するであろう。ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのこのような互換性及び適合性を明確に説明するために、種々の例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップを、概してそれらの機能性という観点から記載する。
いくつかの実施形態では、システム900は、本明細書に記載されるそれぞれの動作に適した任意の数のプロセッサモジュール、任意の数のメモリモジュール、任意の数の送信機モジュール、及び任意の数の受信機モジュールを含む。例示されるシステム900は、説明を容易にするための単純な実施形態を示している。システム900の上述の要素及びその他の要素は、相互接続されて、システム900の種々の要素間の通信を可能にする。一実施形態では、システム900の上述の要素及びその他の要素は、データ通信バス(図示しない)を介して相互接続される。
送信機モジュール(図示しない)及び受信機モジュール(図示しない)は、それらの対応する共有アンテナ(図示しない)に連結された各プロセッサモジュール906/932に位置する。単純なモジュール内では共有アンテナは一つしか使用されないが、もっと洗練されたモジュールは、複数の及び/又はもっと複雑なアンテナ構成を備えることができる。図9には示さないが、これに加えて、当業者であれば、送信機がは複数の受信機に送信することができること、及び複数の送信機が同じ受信機に伝送することができることを理解するであろう。
このような機能性が、ハードウェアとして実施されるか、ファームウェアとして実施されるか、又はソフトウェアとして実施されるかは、全体のシステムに課される特定のアプリケーション及び設計制約によって決まる。本明細書に記載の概念をよく知る者であれば、特定のアプリケーションの各々に適切な方式で、このような機能性を実施することができるが、そのような実装態様の意思決定は、本発明の範囲からの逸脱と意図されるべきでない。
図10は、本発明の一実施形態による認証システム1000(システム1000)を示す例示的ブロック図である。システム1000は、クライアントデータフレームセレクタモジュール1006、クライアントデータオペレーションモジュール1002、サーバデータフレームセレクタモジュール1010、及びサーバデータオペレーションモジュール1004を備えている。
クライアントデータフレームセレクタモジュール1006とクライアントデータオペレーションモジュール1002とを、クライアント108又はサーバ112に実装することにより、航法メッセージ502/504/506のような複数の復調クライアント受信航法信号1020を人力として受信し、クライアントシグネチャセット138を出力として生成することができる。種々の実施形態では、クライアントデータフレームセレクタモジュール1006及び/又はクライアントデータオペレーションモジュール1002は、例えば、認証意思決定モジュール924、追跡及びビット復調モジュール928、ビットセレクタモジュール1104(図11)、追跡及びビット復調モジュール1102(図12)、又は他の適切な位置に位置していてよい。
種々の実施形態では、サーバデータフレームセレクタモジュール1010及び/又はサーバデータオペレーションモジュール1004は、例えば、認証意思決定モジュール924、追跡及びビット復調モジュール922、又は他の適切な位置に位置していてよい。
例えば限定しないが、復調クライアント受信航法信号1020は、追跡及びビット復調モジュール928によって生成される。サーバデータフレームセレクタモジュール1010とサーバデータオペレーションモジュール1004とを、システム900の認証意思決定モジュール924に実装することにより、航法メッセージ502/504/506のような複数の復調サーバ受信航法信号1022を、人力として受信し、サーバシグネチャセット140を出力として生成することができる。例えば限定しないが、復調サーバ受信航法信号1022は、追跡及びビット復調モジュール922によって生成され、復調クライアント受信航法信号1020に同期される。
クライアントデータフレームセレクタモジュール1006は、復調クライアント受信航法信号1020のサブセットを選択し、複数のクライアントビットフレーム1030を提供する。このサブセットは、例えば限定しないが、サブフレーム、ランダムセレクション、及び最も動的なビットからのビットの選択、或いは他のサブセットを含む。
クライアントデータオペレーションモジュール1002は、クライアントビットフレーム1030のXOR1008のような関数を計算し、クライアントシグネチャセット138を提供するように構成される。この関数には、例えば限定しないが、論理的XOR関数、論理的OR関数、論理的AND関数、又は他の適切な関数が含まれてよい。
サーバデータフレームセレクタモジュール1010は、クライアントビットフレーム1030に同期された復調サーバ受信航法信号1022のサブセットを選択し、複数の同期サーバビットフレーム1032を提供するように構成される。
サーバデータオペレーションモジュール1004は、同期サーバビットフレーム1032のXOR1012のような関数を計算し、サーバシグネチャセット140を提供するように構成される。
サーバ相関モジュール142は、クライアントシグネチャセット138とサーバシグネチャセット140とを比較し、認証意思決定メッセージ144のような比較結果を提供するように構成される。認証意思決定モジュール924は、認証意思決定メッセージ144を生成し、比較結果に基づいてクライアント108の位置122を認証するように構成される。このような比較は、衛星毎のデータ比較に基づいて行うことができうるか、或いは、例えば限定しないが、論理的XOR関数、論理的OR関数、論理的AND関数、又は他の適切な関数といった、任意の数の中間関数に基づいて行うことができる。
図11は、本発明の一実施形態による認証システム1100(システム1100)の例示的且つ機能的なブロック図である。システム1100は、図1〜9に示す実施形態と同様の機能、材料、及び構造を有する。したがって、共通のフィーチャ、機能、及び要素についてはここでは繰り返さない。
システム1100は、クライアント108及び認証サーバ112(サーバデバイス)を含む。クライアント108は、RFからベースバンドへの変換を実行するように構成されたダウンコンバータ202、バンドパスフィルタリングを実行するように構成されたバンドパスフィルタ204、アナログからデジタルへの変換を実行するように構成されたADC206、スペクトル分散コード132(C/Aコード)を取り除くように構成されたコードワイプオフ210、及び相内搬送波130を取り除くように構成された搬送波ワイプオフ212を含むクライアント復調モジュール1108を備えている。クライアント108は、追跡及びビット復調モジュール1102と、ビットセレクタモジュール1104も備えている。
ビットセレクタモジュール1104は、航法メッセージ134の予測できない変動をすることが知られている部分から、航法データビット136を選ぶように構成される。ビットセレクタモジュール1104は、航法メッセージ134内のフレーム、サブフレーム及び語を識別し、可変データを含むことが判明している複数の語を選択する。ビットセレクタモジュール1104は、頻繁に変化しないために予測が容易であるフィールドを避ける。例えば、航法衛星102〜106の天体暦を説明するデータフィールドは、ビットセレクタモジュール1104によって避けられる。
システム1100の利点は、クライアント108が、ビットセレクタモジュール1104を使用して、航法メッセージ134の予測できない変動をすることが知られている部分から航法データビット136を選ぶことができることである。航法メッセージ134の一部の変動は予測可能であり、そのためスプーフィングされ易い。航法データビット136が頻繁に変化する動的な航法メッセージ134のサンプルを使用することにより、クライアントシグネチャセット138がランダム化される。
システム1100は、一般に、携帯電話の種々のGPS受信機内に存在する多くのGPS受信機内に存在する追跡及びビット復調モジュール1102を使用する。クライアント108は、追跡及びビット復調モジュール1102を用いてクライアント受信航法信号146を追跡し、航法メッセージ134の航法データビット136を復調することにより、航法データビット136を推定する。次いで、ビットセレクタモジュール1104が、推定航法データビット1110を使用して、航法メッセージ134の予測できない変動をすることが知られている部分から航法データビットを選ぶことにより、クライアントシグネチャセット138が提供される。次いで、クライアントシグネチャセット138は認証サーバ112に送られ、サーバシグネチャセット140と比較される。
図12は、本発明の一実施形態による認証システム1200(システム1200)の例示的且つ機能的なブロック図である。システム1200は、図1〜11に示す実施形態と同様の機能、材料、及び構造を有する。したがって、共通のフィーチャ、機能、及び要素についてはここでは繰り返さない。
図12は、認証サーバ112によってクライアント108に試験波形1208が提供される一実施形態を示している。換言すれば、認証サーバ112は、クライアント108に対し、候補シグネチャを押し出す。試験波形1208は、バイナリシーケンスでも、クライアント108の視野内にあることが分かっている衛星の航法データビット136のXOR演算でもよい。クライアント108は、追跡及び復調モジュール1120により、クライアント相関器1204における試験波形1208と、クライアント108において復調された航法ビット1206とを相関させるか、又は比較し、この相関(又は比較)の相関情報1210を認証サーバ112に返送する。認証サーバ112は、クライアント108からの相関情報1210に基づいて、最終的な認証意思決定を行う。
図9〜12に示す実施形態、並びに上述において、認証動作は以下のイベントのいずれかによって開始することができる。
・クライアント108が、トランザクション又はリクエストの完了を望む。
・クライアント108が、ポイントオブセールス端末機、又は近距離無線通信(NFC)とのインタラクションに基づいて、認証を求めるようにプロンプトされる。
・クライアント108が、自宅又は職場といった事前に確立された安全圏にあり、且つ見込まれるトランザクション又はリクエストのために認証を事前に確立することを望む。
・クライアント108が、事前に確立された安全圏にあり、且つ最近行われたトランザクション又はリクエストの事後認証を望む。
・クライアント108が、GNSS信号の弱まりを感知し、よって屋内トランザクション又はリクエストのために認証を事前に確立することを望む。
・認証サーバ112(サーバデバイス)が、認証動作をリクエストする。
図13は、本発明の一実施形態による例示的認証プロセスを示している。プロセス1300に関連して実行される種々のタスクは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、プロセス方法を実行するためのコンピュータで実行可能な命令を有するコンピュータで読込可能な媒体、又はそれらの何らかの組み合わせにより実行される。プロセス1300は、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータで読込可能な媒体に記録することができ、例えば、コンピュータで読込可能な媒体が格納されているプロセッサモジュール906/932といったコンピュータのCPUによりアクセス及び実行することができる。
プロセス1300は、任意の数の追加タスク又は別タスクを含んでもよく、図13に示されるタスクは必ずしも図示の順序で実行されなくともよく、プロセス1300は、本明細書に記載しない追加の機能性を有するもっと包括的な手続き又はプロセスに包含されてもよい。いくつかの実施形態では、プロセス1300の一部は、システム900〜1200の異なる要素、例えば、クライアント108、認証サーバ112などにより実行される。プロセス1300は、図1〜12に示す実施形態と同様の機能、材料、及び構造を有している。したがって、共通のフィーチャ、機能、及び要素についてはここでは繰り返さない。
プロセス1300は、クライアントデバイス(例えば、クライアントデバイス108)でクライアント受信衛星航法信号(例えば、クライアント受信衛星航法信号146)を受信することにより開始される(タスク1302)。
続いて、プロセス1300は、複数の航法衛星(例えば、航法衛星102〜106)のそれぞれからクライアントデバイス108が受信した、クライアント受信衛星航法信号146からの復調クライアント受信航法信号(例えば、航法メッセージ502/504/506)を復調する(タスク1304)。いくつかの実施形態では、クライアント受信衛星航法信号146からの復調クライアント受信航法信号を復調することは、RFからベースバンドへの変換、及びアナログからデジタルへの変換を含みうる。いくつかの実施形態では、クライアント受信衛星航法信号146からの復調クライアント受信航法信号を復調することは、コードワイプオフ及び搬送波ワイプオフをさらに含む。航法衛星は、例えば限定しないが、全地球的航法衛星システム(GNSS)衛星、全地球測位システム(GPS(登録商標))衛星、GLONASS(登録商標)(Globalnaya Navigatsionnaya Sputnikovaya Sistema)衛星、北斗衛星導航系統(COMPASS(登録商標))衛星、ガリレオ(登録商標)衛星、又は他の衛星航法システムを含むことができる。本明細書において、復調クライアント受信航法信号502/504/506及び航法メッセージ502/504/506は互換可能に使用される。
続いて、プロセス1300は、複数の復調クライアント受信航法信号のサブセットを選択し、複数のクライアントビットフレーム(例えば、クライアントビットフレーム1030)を提供する(タスク1306)。このサブセットは、例えば限定しないが、サブフレーム、ランダムセレクション、最も動的なビットからのビットの選択、又は他のサブセットを含む。
続いて、プロセス1300は、サーバアンテナ(例えば、サーバアンテナ114)において、サーバ受信衛星航法信号(例えば、サーバ受信衛星航法信号148)を受信する(タスク1308)。
続いて、プロセス1300は、航法衛星102〜104のそれぞれからサーバアンテナ114が受信した、サーバ受信衛星航法信号148からの復調サーバ受信航法信号(例えば、航法メッセージ502/504/506)を復調する(タスク1310)。いくつかの実施形態では、サーバ受信航法衛星信号148からの復調サーバ受信航法信号(例えば、航法メッセージ502/504/506)を復調することは、RFからベースバンドへの変換、バンドパスフィルタリング、アナログ/デジタル変換、コードワイプオフ、及び搬送波ワイプオフを含む。本明細書では、復調サーバ受信航法信号502/504/506及び航法メッセージ502/504/506も互換可能に使用することができる。
続いて、プロセス1300は、クライアントビットフレーム1030に同期された復調サーバ受信航法信号(例えば、航法メッセージ502/504/506)のサブセットを選択することにより、複数の同期サーバビットフレーム(例えば、同期サーバビットフレーム1032)を提供する(タスク1312)。
続いて、プロセス1300は、クライアントビットフレーム1030の関数を計算することにより、クライアントシグネチャセット(例えば、クライアントシグネチャセット138)を提供する(タスク1314)。この関数には、例えば限定しないが、論理的XOR関数、論理的OR関数、論理的AND関数、又は他の関数が含まれてよい。
続いて、プロセス1300は、同期サーバビットフレーム1032の関数を計算することにより、サーバシグネチャセット(例えば、サーバシグネチャセット140)を提供する(タスク1316)。
続いて、プロセス1300は、クライアントシグネチャセット138とサーバシグネチャセット140とを比較し、比較結果(例えば、認証意思決定メッセージ144)を提供する(タスク1318)。
続いて、プロセス1300は、比較結果に基づいて、位置(例えば、クライアントデバイス108の位置122)を認証する(タスク1320)。認証することは、クライアント108が位置122に位置していることについて許容可能な精度及び/又は確実性があるという妥当性を示すか、或いは、クライアント108が位置122に位置していることについて許容可能な精度及び/又は確実性がないという無効性を示す。
図14は、本発明の一実施形態による例示的認証プロセスを示している。プロセス1400に関連して実行される種々のタスクは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、プロセス方法を実行するためのコンピュータで実行可能な命令を有するコンピュータで読込可能な媒体、又はそれらの何らかの組み合わせにより実行される。プロセス1400は、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータで読込可能な媒体に記録することができ、例えば、コンピュータで読込可能な媒体が格納されているプロセッサモジュール906/932といったコンピュータのCPUによりアクセス及び実行することができる。
プロセス1400は、任意の数の追加タスク又は別タスクを含んでもよく、図14に示されるタスクは必ずしも図示の順序で実行されなくともよく、プロセス1400は、本明細書に記載しない追加の機能性を有するもっと包括的な手続き又はプロセスに包含されてもよい。いくつかの実施形態では、プロセス1400の一部は、システム900〜1200の異なる要素、例えば、クライアント108、認証サーバ112などにより実行される。プロセス1400は、図1〜12に示す実施形態と同様の機能、材料、及び構造を有している。したがって、共通のフィーチャ、機能、及び要素についてはここでは繰り返さない。
プロセス1400は、クライアントデバイス(例えば、クライアントデバイス108)でクライアント受信衛星航法信号(例えば、クライアント受信航法信号146)を受信することにより開始される(タスク1402)。
続いて、プロセス1400は、複数の航法衛星(例えば、航法衛星102〜106)のそれぞれからクライアントデバイス108が受信した、クライアント受信衛星航法信号からの復調クライアント受信航法信号(例えば、航法メッセージ502/504/506)を復調する(タスク1404)。
続いて、プロセス1400は、サーバデバイス(例えば、サーバデバイス112)からクライアントデバイス108へ試験波形(例えば、試験波形1208)を送る(タスク1406)。
続いて、プロセス1400は、クライアントデバイス108における試験波形1208と、クライアントデバイス108における復調クライアント受信航法信号とを比較することにより、相関情報(例えば、相関情報1210)を提供する(タスク1408)。
続いて、プロセス1400は、サーバデバイス112に相関情報1210を送り返し、認証意思決定メッセージ(例えば、認証意思決定メッセージ144)を提供する(タスク1410)。
このようにして、本発明の実施形態により、屋内及び市街地といった低信号対雑音比(SNR)環境に位置するクライアントデバイスにおいて受信される航法衛星信号に適切な感度を提供する認証システムが提供される。
上記に少なくとも一つの例示的実施形態を提示したが、無数の変形例が存在することを理解されたい。また、本明細書に記載される一又は複数の例示的実施形態は、いかなる意味でも主題の範囲、適用性、又は構成を限定するものではない。そうではなく、上述の記載は、当業者に対し、記載された一又は複数の実施形態を実施するための便利な道路地図を提供するものである。請求の範囲に定義される範囲から逸脱することなく、要素の機能及び構成には種々の変更が可能であり、それには既知の等価物及び本特許出願の時点で予見可能な等価物が含まれることを理解されたい。
本明細書において使用される「モジュール」という用語は、本明細書に記載される関連機能を実行するための、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、及びこれらの要素のいずれかの組み合わせを指す。加えて、説明のために、種々のモジュールを、個別のモジュールとして記載したが、当業者であれば分かるように、二つ以上のモジュールを組み合わせて、本発明の実施形態による関連機能を実行する単一のモジュールを形成してもよい。
本明細書において、「コンピュータプログラム製品」、「コンピュータで読込可能な媒体」などは、一般に、例えばメモリ、記憶装置、又は記憶ユニットといった媒体を指すために使用される。このような形態及び他の形態のコンピュータで読込可能な媒体は、プロセッサモジュール906/932により使用されてプロセッサモジュール906/932に特定の動作を行わせる一又は複数の命令を格納するために利用されうる。このような命令は、一般に「コンピュータプログラムコード」又は「プログラムコード」と呼ばれ(これらはコンピュータプログラムの形態又は他の形態にグループ化される)、実行されると、システム(例えば、システム900〜1200)の使用方法を有効にする。
上述では、「接続」又は「連結」されている要素、ノード、又はフィーチャに言及している。本明細書で使用される場合、別途明確な記載がない限り、「接続された」とは、必ずしも機械的にというわけではないが、一つの要素/ノード/フィーチャが別の要素/ノード/フィーチャに直接接合されている(又は直接連絡している)ことを意味する。同様に、別途明確な記載がない限り、「連結された」とは、必ずしも機械的にというわけではないが、一つの要素/ノード/フィーチャが別の要素/ノード/フィーチャに直接又は間接的に接合されている(或いは、直接又は間接的に連絡している)ことを意味する。このように、図1〜12では要素の例示的な構成を示したが、本発明の一実施形態においては、追加的な仲介要素、デバイス、フィーチャ、又はコンポーネントが存在してもよい。
本明細書で使用される用語及び表現、並びにそれらの変化形は、別途明確な記載がない限り、限定的なものではなく、変更可能なものである。その例として、「含む」という表現は、「限定せずに含む」などを意味するものと理解することができ、「例」は、議論されるアイテムを説明する事例を提供するために使用されているのであり、その排他的又は限定的なリストではない。「従来の」、「常套的な」、「通常の」、「標準の」、「既知の」、及び同様の意味を有する表現は、記載されているアイテムを、所定の時期に限定しているわけでも、ある時期に入手可能であるアイテムに限定しているわけでもなく、現在又は未来のいずれかの時期における従来技術、常套的技術、通常の技術、又は標準的技術と理解すべきである。
同様に、接続詞「及び」によりリンクされた一組のアイテムは、それらアイテムの各々すべてがグループ内に存在することが必ずしも必要という意味ではなく、別途明確な記載がない限り、「及び/又は」と同義である。同様に、接続詞「又は」によりリンクされた一組のアイテムは、グループの中で必ずしも互いに排他的であるわけではなく、別途明確な記載がない限り、やはり「及び/又は」と同義である。
さらに、本発明のアイテム、要素、又はコンポーネントが単一形で記載又は特許請求されているかもしれないが、明確な記載がない限り、本発明の範囲内で複数形も考慮される。一部の事例における「一又は複数の」、「少なくとも」、「限定されないが」などの広義的な用語及び表現の使用は、そのような広義的な表現がない場合に範囲を狭めることを意図している又は範囲を狭めることが必要であるという意味で使用されているのではない。数字により表現される値又は範囲に言及して「約」という場合、測定時に起こりうる実験誤差により生じる値を包含することを意図している。
本明細書で使用される場合、別途明確な記載がない限り、「動作可能」とは、使用又はサービスに使用可能、適用可能、又は準備可能であり、特定用途に使用可能であり、且つ本明細に記載の機能又は所望の機能を実行できることを意味する。システム及びデバイスに関して、「動作可能」という表現は、システム及び/又はデバイスが完全に機能的且つ較正済みであって、起動されると記載の機能を実行するための、適用可能な実施可能要件のための要素を含み、そのような実施可能要件を満たすことを意味する。システム及び回路に関して、「動作可能」という表現は、システム及び/又は回路が完全に機能的且つ較正済みであって、起動されると記載の機能を実行するための、適用可能な実施可能要件のロジックを含み、そのような実施可能要件を満たすことを意味する。

Claims (20)

  1. 位置認証方法であって、
    複数のクライアントビットフレームに同期された複数の復調されたサーバ受信航法信号のサブセットを選択することにより、複数の同期サーバビットフレームを提供することと、
    前記同期サーバビットフレームの関数を計算することによりサーバシグネチャセットを提供することと、
    クライアントシグネチャセットを前記サーバシグネチャセットと比較することにより比較結果を提供することと、
    前記比較結果に基づいてクライアントデバイスの位置を認証することと
    を含む方法。
  2. 前記関数が、論理的XOR関数、論理的OR関数、及び論理的AND関数のうちの一つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 複数の復調クライアント受信航法信号のサブセットを選択することにより前記クライアントビットフレームを提供することと、
    前記クライアントビットフレームの関数を計算することにより前記クライアントシグネチャセットを提供することと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 複数の航法衛星のそれぞれから前記クライアントデバイスが受信した複数のクライアント受信衛星航法信号からの前記復調クライアント受信航法信号を復調することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記クライアント受信衛星航法信号からの前記復調クライアント受信航法信号を復調することは、
    RFからベースバンドへの変換、
    バンドパスフィルタリング、及び
    アナログからデジタルへの変換
    を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記クライアント受信衛星航法信号からの前記復調クライアント受信航法信号を復調することは、
    コードワイプオフ、及び
    搬送波ワイプオフ
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記認証するステップは、
    サーバデバイスから前記クライアントデバイスに試験波形を送ることと、
    前記クライアントデバイスにおける前記試験波形を、前記クライアントデバイスにおける前記復調クライアント受信航法信号と比較することにより、相関情報を提供することと、
    前記相関情報を前記サーバデバイスに送り返すことにより、認証意思決定メッセージを提供することと
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記クライアントデバイスにおいて前記クライアント受信衛星航法信号を受信することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  9. 前記航法衛星のそれぞれからサーバアンテナが受信した複数のサーバ受信衛星航法信号からの前記復調サーバ受信航法信号を復調することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  10. 前記サーバアンテナにおいて前記サーバ受信衛星航法信号を受信することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記衛星航法信号からの前記復調サーバ受信航法信号を復調することは、
    RFからベースバンドへの変換、
    バンドパスフィルタリング、
    アナログからデジタルへの変換、
    コードワイプオフ、及び
    搬送波ワイプオフ
    を含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記サブセットは、サブフレーム、ランダムセレクション、及び最も動的なビットからのビットの選択のうちの一つを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 位置認証システムであって、
    複数のクライアントビットフレームに同期された複数の復調サーバ受信航法信号のサブセットを選択することにより複数の同期サーバビットフレームを提供するように動作可能なサーバデータフレームセレクタと、
    前記同期サーバビットフレームの関数を計算することによりサーバシグネチャセットを提供するように動作可能なサーバデータオペレーションモジュールと、
    クライアントシグネチャセットを前記サーバシグネチャセットと比較することにより比較結果を提供するように動作可能なサーバ相関モジュールと、
    前記比較結果に基づいてクライアントデバイスの位置を認証するように動作可能な認証モジュールと
    を備えるシステム。
  14. 複数の復調クライアント受信航法信号のサブセットを選択することにより、前記クライアントビットフレームを提供するように動作可能なクライアントデータフレームセレクタモジュールと、
    前記クライアントビットフレームの関数を計算することにより前記クライアントシグネチャセットを計算するように動作可能なクライアントデータオペレーションモジュールと
    をさらに備える請求項13に記載のシステム。
  15. 複数の航法衛星のそれぞれから前記クライアントデバイスにおいて複数のクライアント受信衛星航法信号を受信し、
    前記クライアント受信衛星航法信号からの前記復調クライアント受信航法信号を復調する
    ように動作可能なクライアント復調モジュールをさらに備える、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記クライアント復調モジュールが、さらに、
    RFからベースバンドへの変換を実行し、
    バンドパスフィルタリングを行い、
    アナログからデジタルへの変換を実行する
    ように動作可能である、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記クライアント復調モジュールが、さらに、
    コードワイプオフを実行し、
    搬送波ワイプオフを実行する
    ように動作可能である、請求項15に記載のシステム。
  18. サーバ変調モジュールをさらに備え、前記サーバ変調モジュールは、
    前記航法衛星のそれぞれからサーバデバイスにおいて複数のサーバ受信衛星航法信号を受信し、
    前記サーバ受信衛星航法信号からの前記復調サーバ受信航法信号を復調する
    ように動作可能である、請求項14に記載のシステム。
  19. 前記サーバ復調モジュールは、さらに、
    RFからベースバンドへの変換を実行し、
    バンドパスフィルタリングを行い、
    アナログからデジタルへの変換を実行し、
    コードワイプオフを実行し、
    搬送波ワイプオフを実行する
    ように動作可能である、請求項18に記載のシステム。
  20. 位置認証のためのコンピュータで実行可能な命令を含むコンピュータで読込可能な非一時的記憶媒体であって、前記コンピュータで実行可能な命令は、
    複数の復調クライアント受信航法信号のサブセットを選択することにより複数のクライアントビットフレームを提供することと、
    前記クライアントビットフレームの関数を計算することによりクライアントシグネチャセットを提供することと、
    クライアントデバイスの位置認証のために、前記クライアントシグネチャセットを認証サーバに伝送することと
    を含む、記憶媒体。
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