JP2014225917A

JP2014225917A - 複数の装置を有する双方向メディアガイダンスシステム

Info

Publication number: JP2014225917A
Application number: JP2014160090A
Authority: JP
Inventors: エー．ウォーカートッド; Todd A Walker; ビー．アーマリーサミール; Samir B Armaly; エー．ニーロバート; Robert A Knee
Original assignee: United Video Properties Inc
Current assignee: Adeia Guides Inc
Priority date: 2005-12-29
Filing date: 2014-08-06
Publication date: 2014-12-04
Also published as: CA2952467A1; EP3413571A1; EP3413558B1; JP5209496B2; EP4075809A1; ES2745900T3; JP2010063157A; WO2007078503A2; JP2016119723A; CN102665099B; EP1969839B1; FI1969839T4; AU2006333399B2; KR101551136B1; KR20140091783A; CA2635571C; EP3413558A1; CN112584198A; JP2009522850A; PT3413571T

Abstract

【課題】複数の装置を有する双方向メディアガイダンスシステムを提供すること。【解決手段】記録用のテレビ番組を選択する際に、ユーザは、異なる機能を有し得るホームネットワーク内の異なるユーザ機器装置に対し、選択されたテレビ番組および関連データと双方向アプリケーションの配信を構成してもよい。ホームネットワーク内のユーザ機器装置は、異なる機能を有し得るため、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し、異なる種類および量のコンテンツ、異なる量のデータ、および異なるバージョンの双方向アプリケーションの配信を所望する場合がある。【選択図】図１

Description

本発明は、双方向メディアガイダンスシステムに関し、より具体的には、複数の装置を有する双方向メディアガイダンスシステムに関する。

ホームネットワーク内に設置されたユーザ機器装置は、ホームネットワーク内の他のユーザ機器装置と、コンテンツおよび番組ガイド設定を共有することが可能である場合がある。例えば、ホームネットワーク内に設置されたユーザ機器装置は、別のホームネットワーク内のユーザ機器装置上に格納された記録テレビ番組を再生することが可能である場合がある。コンテンツおよびデータを共有するホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能は、米国特許出願第０９／３５６，１６１号（１９９９年７月１６日出願）により詳細に論じられており、参照することによって、全体として本明細書に援用される。

ホームネットワーク内では、ユーザ機器装置は、異なる機能を有する場合がある。ユーザ機器装置は、異なる種類のコンテンツを表示し、異なる種類のソフトウェアを実行するように構成される場合がある。さらに、ユーザ機器装置は、データを受信するための異なる帯域幅機能を有する場合がある。

例えば、ホームネットワーク内のユーザ機器装置は、高精細画質コンテンツを表示するように構成または構成されない場合がある。本実施例では、高精細画質コンテンツを表示するように構成されていないホームネットワーク内のユーザ機器装置は、別のホームネットワーク内のユーザ機器装置上に格納された高精細画質記録を視聴することはできない。

別の実施例では、ホームネットワーク内のユーザ機器装置は、異なる種類のソフトウェアと互換性がある場合がある。本実施例では、ユーザ機器装置は、別のユーザ機器装置に対し開発された双方向アプリケーションを実行することはできない。

さらに別の実施例では、ホームネットワーク内のユーザ機器装置は、異なる帯域幅機能を有する場合がある。本実施例では、狭帯域幅を有するユーザ機器装置は、膨大な記憶容量を必要とするデータをダウンロードすることはできない。

ユーザは、ホームネットワーク内に設置されたユーザ機器装置を使用して、記録のための映像番組（例えば、テレビ番組）を選択してもよい。任意のユーザ機器装置が、選択されたコンテンツの記録を読み込むように構成されてもよい。ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれに、記録されたコンテンツおよび関連データと双方向アプリケーションの配信を構成してもよい。さらに、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、将来ホームネットワークに追加され得る好適なユーザ機器装置に対し、記録されたコンテンツおよび関連データと双方向アプリケーションの配信を構成してもよい（例えば、サービスプロバイダによって予定された機器のアップグレードに基づいて、または機器をアップグレードおよび拡張するユーザ行動を予測することによって）。

関連データは、例えば、スケジュール情報、番組説明、番組情報（例えば、俳優、監督、公開日、評価、ジャンル等）、関連記事、インタビュー、レビュー、関連コンテンツへのリンクを有するメタデータ、記述メタデータ、および記録されたコンテンツに関連する他の類似コンテンツまたはデータ等、任意の好適なデータを含んでもよい。関連する双方向アプリケーションは、例えば、ナビゲーションアプリケーション、商取引アプリケーション、投票アプリケーション、トリビアアプリケーション、賭博アプリケーション、ユーザ行動監視アプリケーション、環境設定アプリケーション、双方向広告アプリケーション、および任意の他の好適なアプリケーション等、任意の好適な双方向アプリケーションを含んでもよい。

例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ（デスパレートな妻たち）」のエピソードは、高精細画質ユーザ機器装置、標準画質ユーザ機器装置、およびセルラ電話を含む、ホームネットワーク上に記録されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、記録するコンテンツのフォーマットを選択してもよい。ユーザは、ホームネットワークサーバ（例えば、サーバ９０２（図９））上に高精細画質、標準画質、およびＨ．２６４フォーマットの「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」を記録することを選択してもよい。ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のフォーマットを選択してもよい。

いくつかの実施形態では、サーバまたはホームネットワークに関連するユーザ機器装置が、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の利用可能なフォーマットを判断し、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の利用可能なフォーマットの要件とホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能とを比較し、記録する「Ｄｅｓｐｅｒａｔｅ
Ｈｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の最も好適なフォーマットを決定してもよい。「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録を要求するホームネットワーク内のユーザ機器装置は、ユーザ機器装置によって表示されるために最も好適なフォーマットとして識別された「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のフォーマットで提供されてもよい。例えば、高精細画質ユーザ機器装置は、高精細画質で「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録が提供され、セルラ電話は、Ｈ．２６４フォーマットで「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録が提供されてもよい。

いくつかの実施形態では、最高画質フォーマットで「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」が記録され、後で、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示に好適であると識別されたフォーマットに変換されてもよい。「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示に好適であると識別されたフォーマットに変換されてもよい。例えば、標準画質ユーザ機器装置は、標準画質に変換された「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録が提供されてもよい。

いくつかの実施形態では、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の代替バージョンが、任意のホームネットワーク内のユーザ機器装置に提供されてもよい。代替バージョンは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の縮約バージョンまたは「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の拡張バージョンであってもよい。例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の代替バージョンは、サーバ上に格納およびホームネットワーク内のユーザ機器装置のうちの１つに提供されてもよい。別の実施例では、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の代替バージョンは、ローカルに生成されてもよい。

また、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連データの配信を構成してもよい。例えば、タイトル情報および番組要約は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連データであってもよい。ユーザは、ホームネットワーク内の標準画質および高精細画質ユーザ機器装置に対し、タイトル情報と番組要約の両方を配信する選択をしてもよい。しかしながら、セルラ電話の限られた表示機能のため、ユーザは、セルラ電話にタイトル情報のみ配信する選択をしてもよい。

さらに、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連するアプリケーションの配信を構成してもよい。例えば、ショッピングアプリケーションは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連するアプリケーションであってもよい。ユーザは、標準画質および高精細画質ユーザ機器装置に対し、ショッピングアプリケーションを配信することを選択してもよい。しかしながら、セルラ電話の限られた表示機能のため、ユーザは、セルラ電話にショッピングアプリケーションを配信しない選択をしてもよい。

いくつかの実施形態では、関連するアプリケーションは、複数のフォーマットで格納されてもよく、関連するアプリケーションの最も好適なフォーマットが、ユーザ機器装置のそれぞれに提供されてもよい。例えば、ユーザが、関連するアプリケーションの１つをセルラ電話に配信する選択をする場合、セルラ電話は、関連するアプリケーションのＷＭＬ（ＷｉｒｅｌｅｓｓＭａｒｋｕｐＬａｎｇｕａｇｅ；ワイヤレス・マークアップ・ランゲージ）バージョンで提供されてもよい。いくつかの実施形態では、関連するアプリケーションは、ユーザ機器装置のそれぞれによる表示のために修正または適合されてもよい。例えば、ユーザが、関連するアプリケーションの１つをセルラ電話に配信することを選択した場合、関連するアプリケーションは、セルラ電話による表示のために修正されてもよい。別の実施例では、関連するアプリケーションは、プラットフォーム非依存言語で実装され、セルラ電話によって表示されるために適合されてもよい。

さらなる本発明の特長、その本質および種々の利点は、添付の図面ならびに好適な実施形態の以下の詳細な説明からより明白となるであろう。

例えば、本発明は、以下の項目を提供する。
（項目１）
映像番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための方法であって、
上記ホームネットワーク内の上記ユーザ機器装置による再生に利用可能な映像番組を作成することと、
上記映像番組を再生するために、上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置から要求を受信することと、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記映像番組の第１のフォーマットを識別することと、
上記第１のユーザ機器装置に上記第１のフォーマットで上記映像番組を配信することと
を含む、方法。
（項目２）
上記映像番組を再生するために、上記ホームネットワーク内の第２のユーザ機器装置から要求を受信することと
上記第２のユーザ機器装置に適切な上記映像番組の第２のフォーマットを識別することと、
上記第２のユーザ機器装置に上記第２のフォーマットで上記映像番組を配信することと
をさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目３）
上記第１および第２のユーザ機器装置は、異なる機能を有し、上記映像番組の上記第１および第２のフォーマットが異なる、項目２に記載の方法。
（項目４）
第１のフォーマットを識別することは、上記第１のユーザ機器装置の上記機能に基づいて、複数のフォーマットから選択することを含む、項目１に記載の方法。
（項目５）
複数のフォーマットから選択することは、双方向番組ガイドを使用して、上記複数のフォーマットから選択することを含む、項目４に記載の方法。
（項目６）
複数のフォーマットから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のフォーマットを選択する能力をユーザに提供することをさらに含む、項目５に記載の方法。
（項目７）
複数のフォーマットから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のフォーマットから自動的に選択することを含む、項目５に記載の方法。
（項目８）
上記複数のフォーマットは、上記映像番組の異なるバージョンに対応する、項目４に記載の方法。
（項目９）
上記複数のフォーマットは、異なる容量の映像コンテンツを有する上記映像番組の異なるバージョンを含む、項目４に記載の方法。
（項目１０）
上記複数のフォーマットは、異なる映像特徴を有する上記映像番組の異なるバージョンを含む、項目４に記載の方法。
（項目１１）
上記ホームネットワーク内の上記ユーザ機器装置による表示のために適した複数のフォーマットで、上記映像番組を記録することをさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目１２）
上記選択された映像番組は、上記選択された映像番組のプロバイダによって、複数のフォーマットで利用可能にされる、項目１１に記載の方法。
（項目１３）
上記映像番組の上記複数のフォーマットは、上記プロバイダによって、同時に利用可能にされ、上記映像番組の上記複数のフォーマットは、同時に記録される、項目１２に記載の方法。
（項目１４）
上記映像番組は、最初は上記第１のフォーマットで記録され、上記ホームネットワーク内の双方向番組ガイドが、後で記録用の上記映像番組の他のフォーマットを検索する、項目１に記載の方法。
（項目１５）
上記第１のユーザ機器装置による表示に適切なフォーマットに、上記映像番組を変換することをさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目１６）
上記選択された映像番組に関連する番組データの選択を受信し、上記ユーザ機器装置に配信することと、
上記選択された関連番組データを上記ユーザ機器装置に配信することと、
をさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目１７）
上記選択された映像番組に関連する双方向アプリケーションの選択を受信し、上記ユーザ機器装置に配信することと、
上記選択された関連双方向アプリケーションを上記ユーザ機器装置に配信することと、
をさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目１８）
上記選択された関連双方向アプリケーションを上記ユーザ機器装置に配信することは、上記ユーザ機器装置と互換性のある上記双方向アプリケーションのバージョンを選択することを含む、項目１７に記載の方法。
（項目１９）
上記選択された関連双方向アプリケーションを上記ユーザ機器装置に配信することは、ユーザ機器装置上で実行するために、上記双方向アプリケーションを修正することを含む、項目１７に記載の方法。
（項目２０）
上記選択された関連双方向アプリケーションは、プラットフォーム非依存プログラミング言語で実装され、上記ユーザ機器装置の上記ディスプレイに適合するように構成される、項目１７に記載の方法。
（項目２１）
上記第１のユーザ機器装置は、高精細画質テレビ、標準画質テレビ、セットトップボックス、デジタル・ビデオ・レコーダ、光ディスクレコーダ、セルラ電話、および携帯用コンピュータのうちの任意の１つ以上を含む、項目１に記載の方法。
（項目２２）
上記映像番組の上記第１のフォーマットは、高精細画質フォーマット、標準画質フォーマット、低解像度フォーマット、要約フォーマット、ハイライトフォーマット、セグメントフォーマット、縮約フォーマット、または拡張フォーマットのうちの少なくとも１つである、項目１に記載の方法。
（項目２３）
上記映像番組は、ユーザ選好設定に基づいて、上記第１のユーザ機器装置に自動的に配信される、項目１に記載の方法。
（項目２４）
記録されたテレビ番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための方法であって、
記録されたテレビ番組を上記ホームネットワーク内のユーザ機器装置による再生に利用可能にすることと、
上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記記録されたテレビ番組を再生することであって、双方向番組ガイドは、上記第１のユーザ機器装置上に実装され、ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記テレビ番組の再生を要求することと、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記記録されたテレビ番組の第１のフォーマットを識別することと、
上記記録されたテレビ番組を上記第１のフォーマットで上記第１のユーザ機器装置に配信することと、
を含む、方法。
（項目２５）
高精細画質テレビ番組を記録するための方法であって、
ユーザに、第１のユーザ機器装置から、記録用の高精細画質テレビ番組を選択させることと、
上記選択されたテレビ番組が標準画質で利用可能かどうか判断することと、
上記選択されたテレビ番組の上記高精細画質および標準画質バージョンを記録することであって、上記標準画質バージョンは、利用可能であると判断される場合、記録されることと、
ユーザに、第２のユーザ機器装置から、上記記録された番組の視聴を要求させることであって、上記第１のユーザ機器および上記第２のユーザ機器は、通信経路を介して接続されることと、
上記第２のユーザ機器装置が、高精細画質テレビ番組を表示するように構成されていない場合、上記記録された番組の上記標準画質バージョンを上記第２のユーザ機器装置で受信することと、
を含む、方法。
（項目２６）
上記標準画質バージョンが利用不可能であるという判断に応じて、上記記録されたテレビ番組の上記高精細画質バージョンを標準画質に変換させることをさらに含む、項目２５に記載の方法。
（項目２７）
上記変換することは、スケーラおよびインターレーサによって行われる、項目２６に記載の方法。
（項目２８）
上記第２のユーザ機器装置が、高精細画質テレビ番組を表示可能な場合、上記記録された番組の上記高精細画質バージョンは、上記第２のユーザ機器装置に提供される、項目２５に記載の方法。
（項目２９）
上記高精細画質バージョンは、上記第１のユーザ機器装置上に記録される、項目２５に記載の方法。
（項目３０）
双方向番組ガイドは、上記第１のユーザ機器装置上に実装され、ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記高精細画質テレビ番組を記録することを選択する、項目２５に記載の方法。
（項目３１）
双方向番組ガイドは、上記第２のユーザ機器装置上に実装され、ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記記録された番組を視聴することを要求する、項目２５に記載の方法。
（項目３２）
映像番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための方法であって、
映像番組へのアクセスを提供することであって、上記映像番組は、関連番組データを有することと、
上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生することと、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記関連番組データの第１の選択を識別することと、上記映像番組および上記関連番組データの上記第１の選択を上記第１のユーザ機器装置に配信することと、
を含む、方法。
（項目３３）
上記ホームネットワーク内の第２のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生することと、
上記第２のユーザ機器装置に適切な上記関連番組データの第２の選択を識別することと、上記映像番組および上記関連番組データの上記第２の選択を上記第２のユーザ機器装置に配信することと、
をさらに含む、項目３２に記載の方法。
（項目３４）
上記第１および第２のユーザ機器装置は、異なる機能を有し、上記関連番組データの上記第１および第２の選択が異なる、項目３３に記載の方法。
（項目３５）
第１の選択を識別することは、上記第１のユーザ機器装置の上記機能に基づいて、上記関連番組データから選択することを含む、項目３２に記載の方法。
（項目３６）
上記関連番組データから選択することは、双方向番組ガイドを使用して、複数のフォーマットから選択することを含む、項目３５に記載の方法。
（項目３７）
上記関連番組データから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、関連番組データを選択する能力をユーザに提供することをさらに含む、項目３６に記載の方法。
（項目３８）
上記関連番組データから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、関連番組データから自動的に選択することを含む、項目３７に記載の方法。
（項目３９）
関連番組データの上記第１の選択は、スケジュール情報、番組説明、番組情報、関連記事、インタビュー、またはレビューのいずれかを含む、項目３２に記載の方法。
（項目４０）
上記関連する番組ガイドデータは、テキスト、映像、または音声のいずれかを含む、項目３２に記載の方法。
（項目４１）
記録されたテレビ番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための方法であって、
記録されたテレビ番組へのアクセスを提供することであって、上記記録されたテレビ番組は、関連番組データを有することと、
上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生することであって、双方向番組ガイドは、上記第１のユーザ機器装置上に実装され、ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記記録されたテレビ番組を再生することを要求することと、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記関連番組データの第１の選択を識別することと、上記記録されたテレビ番組および上記関連番組データの上記第１の選択を上記第１のユーザ機器装置に配信することと、
を含む、方法。
（項目４２）
映像番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための方法であって、
映像番組へのアクセスを提供することであって、上記映像番組は、関連する双方向アプリケーションを有することと、
上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生することと、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記双方向アプリケーションの第１のバージョンを識別することと、
上記映像番組および上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンを上記第１のユーザ機器装置に配信することと、
を含む、方法。
（項目４３）
上記ホームネットワーク内の第２のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生することと、
上記第２のユーザ機器装置に適切な上記双方向アプリケーションの第２のバージョンを識別することと、
上記映像番組および上記双方向アプリケーションの上記第２のバージョンを上記第２のユーザ機器装置に配信することと、
をさらに含む、項目４２に記載の方法。
（項目４４）
上記第１および第２のユーザ機器装置は、異なる機能を有し、上記双方向アプリケーションの上記第１および第２のバージョンが異なる、項目４３に記載の方法。
（項目４５）
第１のバージョンを識別することは、上記第１のユーザ機器装置の上記機能に基づいて、複数のバージョンから選択することを含む、項目４２に記載の方法。
（項目４６）
複数のバージョンから選択することは、双方向番組ガイドを使用して、上記複数のバージョンから選択することを含む、項目４５に記載の方法。
（項目４７）
複数のバージョンから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のバージョンを選択する能力をユーザに提供することをさらに含む、項目４６に記載の方法。（項目４８）
複数のバージョンから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のバージョンから自動的に選択することを含む、項目４６に記載の方法。
（項目４９）
上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンは、上記双方向アプリケーションの別のバージョンを修正することによって生成される、項目４２に記載の方法。
（項目５０）
上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンは、プラットフォーム非依存言語で実装され、上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンは、上記第１のユーザ機器装置による表示に適合するように構成される、項目４２に記載の方法。
（項目５１）
上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンは、ナビゲーションアプリケーション、商取引アプリケーション、投票アプリケーション、トリビアアプリケーション、賭博アプリケーション、ユーザ行動監視アプリケーション、環境設定アプリケーション、双方向広告アプリケーション、およびそれらの任意の組み合わせから成る群から選択される、項目４２に記載の方法。
（項目５２）
記録されたテレビ番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための方法であって、
記録されたテレビ番組へのアクセスを提供することであって、上記記録されたテレビ番組は、関連する双方向アプリケーションを有することと、
上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記記録されたテレビ番組を再生することであって、双方向番組ガイドは、上記第１のユーザ機器装置上に実装され、ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記記録されたテレビ番組の再生を要求することと、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記双方向アプリケーションの第１のバージョンを識別することと、
上記記録されたテレビ番組および上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンを上記第１のユーザ機器装置に配信することと、
を含む、方法。
（項目５３）
ネットワークを介して、異なる装置上の映像番組にアクセスするための方法であって、
上記ネットワークを介して、上記映像番組にアクセス可能な第１の装置の視聴選好を指定することと、
上記ネットワークを介して、上記映像番組にアクセス可能な第２の装置の視聴選好を指定することと、
上記第１の装置の上記視聴選好に基づいて、上記映像番組の第１のバージョンを上記第１の装置に配信することと、
上記第２の装置の上記視聴選好に基づいて、上記映像番組の第２のバージョンを上記第２の装置に配信することと、
を含む、方法。
（項目５４）
上記第１および第２の装置は、異なる装置である、項目５３に記載の方法。
（項目５５）
上記第１および第２の装置の上記視聴選好は、異なる、項目５３に記載の方法。
（項目５６）
上記第１および第２の装置の上記視聴選好は、上記第１および第２の装置の上記機能に基づく、項目５３に記載の方法。
（項目５７）
上記映像番組の上記第１および第２のバージョンは、異なる、項目５３に記載の方法。
（項目５８）
上記映像番組の上記第１のバージョンは、上記映像番組のオリジナルバージョンである、項目５３に記載の方法。
（項目５９）
上記映像番組の上記第２のバージョンは、上記映像番組の拡張バージョンである、項目５３に記載の方法。
（項目６０）
上記映像番組の上記第２のバージョンは、上記映像番組の縮約バージョンである、項目５３に記載の方法。
（項目６１）
上記第１および第２の装置の視聴選好を指定することは、双方向番組ガイドを使用して、上記視聴選好を指定することを含む、項目５３に記載の方法。
（項目６２）
上記映像番組を記録することをさらに含む、項目５３に記載の方法。
（項目６３）
上記第１のバージョンは、上記第１の装置によって記録され、上記第２のバージョンは、上記第２の装置によって記録される、項目６２に記載の方法。
（項目６４）
上記映像番組の上記第１のバージョンを記録することと、上記映像番組の上記第２のバージョンを検索することと、をさらに含む、項目５３に記載の方法。
（項目６５）
上記映像番組の上記第２のバージョンは、追加料金によって提供される、項目５３に記載の方法。
（項目６６）
上記映像番組は、ホームネットワーク内のサーバ上に記録される、項目６２に記載の方法。
（項目６７）
上記映像番組は、上記ネットワーク内のサーバ上に記録される、項目６２に記載の方法。（項目６８）
上記第１の装置から要求を受信し、上記映像番組を再生することと、
上記第２のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生することと、
をさらに含む、項目５３に記載の方法。
（項目６９）
上記第１のバージョンは、上記第１の装置の上記視聴選好に基づいて、上記第１の装置に自動的に配信される、項目５３に記載の方法。
（項目７０）
ネットワークを介して、異なる装置上の記録されたテレビ番組にアクセスするための方法であって、
上記ネットワークを介して、記録されたテレビ番組にアクセス可能な第１の装置の視聴選好を指定することであって、第１の双方向番組ガイドは、上記第１の装置上に実装され、第１のユーザは、上記第１の双方向番組ガイドを使用して、上記記録されたテレビ番組へのアクセスを要求することができることと、
上記ネットワークを介して、上記記録されたテレビ番組にアクセス可能な第２の装置の視聴選好を指定することであって、第２の双方向番組ガイドは、上記第２の装置上に実装され、第２のユーザは、上記第２の双方向番組ガイドを使用して、上記記録されたテレビ番組へのアクセスを要求することができることと、
上記第１の装置の上記視聴選好に基づいて、上記記録されたテレビ番組の第１のバージョンを上記第１の装置に配信することと、
上記第２の装置の上記視聴選好に基づいて、上記記録されたテレビ番組の第２のバージョンを上記第２の装置に配信することと、
を含む、方法。
（項目７１）
ネットワーク上に格納されたコンテンツの帯域幅が適切なバージョンを有するユーザ機器装置を提供するための方法であって、
上記ユーザ機器装置に、上記ネットワーク上に格納されたコンテンツにアクセスさせることと、
上記ユーザ機器装置の上記帯域幅機能を判断することと、
上記ユーザ機器装置が、所定の時間内に上記コンテンツの縮約バージョンを受信可能なように、上記コンテンツの内容を縮約することと、
を含む、方法。
（項目７２）
上記コンテンツを縮約することは、１つ以上の場所で上記コンテンツをセグメントに分割することと、上記セグメントのサブセットを結合し、コンテンツの縮約バージョンを形成することと、を含む、項目７１に記載の方法。
（項目７３）
上記コンテンツを分割する上記場所を判断することは、字幕データ、視聴者情報、メタデータ、音声キュー、場面変化、およびコマーシャルの時間のいずれかに基づく、項目７２に記載の方法。
（項目７４）
上記コンテンツを縮約することは、１つ以上の場所で上記コンテンツをセグメントに分割することと、上記セグメントのそれぞれを縮約することと、上記縮約されたセグメントを結合し、コンテンツの縮約バージョンを形成することと、を含む、項目７１に記載の方法。
（項目７５）
上記コンテンツを縮約することは、上記コンテンツの音声またはテキストバージョンを生成することを含む、項目７１に記載の方法。
（項目７６）
上記コンテンツの上記音声またはテキストバージョンを縮約することをさらに含む、項目７５に記載の方法。
（項目７７）
上記コンテンツの上記テキストバージョンは、字幕データを使用して生成される、項目７５に記載の方法。
（項目７８）
上記縮約されたコンテンツは、上記ユーザ機器装置による再生に好適なフォーマットに変換される、項目７１に記載の方法。
（項目７９）
ネットワーク上に格納された記録テレビ番組の帯域幅が適切なバージョンを有するユーザ機器装置を提供するための方法であって、
上記ユーザ機器装置に、上記ネットワーク上に格納された記録テレビ番組にアクセスさせることであって、双方向番組ガイドは、上記ユーザ機器装置上に実装され、上記ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記記録テレビ番組にアクセスすることと、
上記ユーザ機器装置の上記帯域幅機能を判断することと、
上記ユーザ機器装置が、所定の時間内に上記記録テレビ番組の縮約バージョンを受信可能なように、上記記録テレビ番組の内容を縮約することと、
を含む、方法。
（項目８０）
映像番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するためのシステムであって、上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置と、
映像番組を上記ホームネットワーク内の上記ユーザ機器装置による再生のために利用可能にし、
上記ホームネットワーク内の上記第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生し、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記映像番組の第１のフォーマットを識別し、
上記第１のフォーマットで上記映像番組を上記第１のユーザ機器装置に配信する、
ように構成される、上記ホームネットワークと通信するプロセッサと、
を含む、システム。
（項目８１）
上記ホームネットワーク内の第２のユーザ機器装置であって、
上記ホームネットワーク内の上記第２のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生し、
上記第２のユーザ機器装置に適切な上記映像番組の第２のフォーマットを識別し、
上記第２のフォーマットで上記映像番組を上記第２のユーザ機器装置に配信する、
ようにさらに構成される、上記プロセッサをさらに含む、項目８０に記載のシステム。
（項目８２）
上記第１および第２のユーザ機器装置は、異なる機能を有し、上記映像番組の上記第１および第２のフォーマットが異なる、項目８１に記載のシステム。
（項目８３）
第１のフォーマットを識別することは、上記第１のユーザ機器装置の上記機能に基づいて、複数のフォーマットから選択することを含む、項目８０に記載のシステム。
（項目８４）
複数のフォーマットから選択することは、双方向番組ガイドを使用して、上記複数のフォーマットから選択することを含む、項目８３に記載のシステム。
（項目８５）
複数のフォーマットから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のフォーマットを選択する能力をユーザに提供することをさらに含む、項目８４に記載のシステム。
（項目８６）
複数のフォーマットから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のフォーマットから自動的に選択することを含む、項目８５に記載のシステム。
（項目８７）
上記複数のフォーマットは、上記映像番組の異なるバージョンに対応する、項目８３に記載のシステム。
（項目８８）
上記複数のフォーマットは、異なる容量の映像コンテンツを有する上記映像番組の異なるバージョンを含む、項目８３に記載のシステム。
（項目８９）
上記複数のフォーマットは、異なる映像特徴を有する上記映像番組の異なるバージョンを含む、項目８３に記載のシステム。
（項目９０）
上記プロセッサは、上記ホームネットワーク内の上記ユーザ機器装置による表示のために好適な複数のフォーマットで、上記映像番組を記録するようにさらに構成される、項目８０に記載のシステム。
（項目９１）
上記選択された映像番組は、上記選択された映像番組のプロバイダによって、複数のフォーマットで利用可能にされる、項目９０に記載のシステム。
（項目９２）
上記映像番組の上記複数のフォーマットは、上記プロバイダによって、同時に利用可能にされ、上記映像番組の上記複数のフォーマットは、上記映像番組の上記フォーマットのうちの少なくとも２つは、同時に記録される、項目９１に記載のシステム。
（項目９３）
上記映像番組は、最初は上記第１のフォーマットで記録され、上記ホームネットワーク内の双方向番組ガイドが、後で記録用の上記映像番組の他のフォーマットを検索する、項目８０に記載のシステム。
（項目９４）
上記プロセッサは、上記第１のユーザ機器装置による表示に適切なフォーマットに、上記映像番組を変換するようにさらに構成される、項目８０に記載のシステム。
（項目９５）
上記プロセッサは、
上記選択された映像番組に関連する番組データの選択を受信し、上記ユーザ機器装置に配信し、
上記選択された関連番組データを上記第１のユーザ機器装置に配信する、
ようにさらに構成される、項目８０に記載のシステム。
（項目９６）
上記プロセッサは、
上記選択された映像番組に関連する双方向アプリケーションの選択を受信し、上記ユーザ機器装置に配信し、
上記選択された関連双方向アプリケーションを上記ユーザ機器装置に配信する、
ようにさらに構成される、項目８０に記載のシステム。
（項目９７）
上記プロセッサは、上記第１のユーザ機器装置と互換性のある上記選択された双方向アプリケーションのバージョンを上記第１のユーザ機器装置に配信するようにさらに構成される、項目９６に記載のシステム。
（項目９８）
上記プロセッサは、上記第１のユーザ機器装置上で実行するために、上記双方向アプリケーションを修正するようにさらに構成される、項目９６に記載のシステム。
（項目９９）
上記選択された関連双方向アプリケーションは、プラットフォーム非依存プログラミング言語で実装され、上記第１のユーザ機器装置の上記ディスプレイに適合するように構成される、項目９６に記載のシステム。
（項目１００）
上記第１のユーザ機器装置は、高精細画質テレビ、標準画質テレビ、セットトップボックス、デジタル・ビデオ・レコーダ、光ディスクレコーダ、セルラ電話、および携帯用コンピュータのうちの任意の１つ以上を含む、項目８０に記載のシステム。
（項目１０１）
上記映像番組の上記第１のフォーマットは、高精細画質フォーマット、標準画質フォーマット、低解像度フォーマット、要約フォーマット、ハイライトフォーマット、セグメントフォーマット、縮約フォーマット、または拡張フォーマットのうちの少なくとも１つである、項目８０に記載のシステム。
（項目１０２）
上記映像番組は、ユーザ選好設定に基づいて、上記第１のユーザ機器装置に自動的に配信される、項目８０に記載のシステム。
（項目１０３）
高精細画質テレビ番組を記録するためのシステムであって、
ユーザに、記録用の高精細画質テレビ番組を選択させ、
上記選択されたテレビ番組が標準画質で利用可能かどうか判断し、
上記選択されたテレビ番組の上記高精細画質および標準画質バージョンを記録させ、上記標準画質バージョンは、利用可能であると判断される場合、記録される、
ように構成される、第１のユーザ機器装置と、
ユーザに、上記記録された番組の視聴を要求させ、
上記第２のユーザ機器装置が、高精細画質テレビ番組を表示するように構成されていない場合、上記記録された番組の上記標準画質バージョンを受信する、
ように構成される、通信経路を介して上記第１のユーザ機器装置に接続される、第２のユーザ機器装置と、
を含む、システム。
（項目１０４）
上記第１のユーザ機器装置は、上記標準画質バージョンが利用可能ではないという判断に応じて、上記記録されたテレビ番組の上記高精細画質バージョンを標準画質に変換するようにさらに構成される、項目１０３に記載のシステム。
（項目１０５）
上記変換することは、スケーラおよびインターレーサによって行われる、項目１０４に記載のシステム。
（項目１０６）
上記第２のユーザ機器装置が、高精細画質テレビ番組を表示可能な場合、上記記録された番組の上記高精細画質バージョンは、上記第２のユーザ機器装置に提供される、項目１０３に記載のシステム。
（項目１０７）
上記高精細画質バージョンは、上記第１のユーザ機器装置上に記録される、項目１０３に記載のシステム。
（項目１０８）
双方向番組ガイドは、上記第１のユーザ機器装置上に実装され、ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記高精細画質テレビ番組を記録することを選択する、項目１０３に記載のシステム。
（項目１０９）
双方向番組ガイドは、上記第２のユーザ機器装置上に実装され、ユーザは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記記録された番組を視聴することを要求する、項目１０３に記載のシステム。
（項目１１０）
映像番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するためのシステムであって、上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置と、
映像番組へのアクセスを提供し、上記映像番組は、関連番組データを有し、
上記ホームネットワーク内の上記第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生し、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記関連番組データの第１の選択を識別し、
上記映像番組および上記関連番組データの上記第１の選択を上記第１のユーザ機器装置を配信する、
ように構成される、上記ホームネットワークと通信するプロセッサと、
を含む、システム。
（項目１１１）
上記ホームネットワーク内の第２のユーザ機器装置であって、
上記ホームネットワーク内の上記第２のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生し、
上記第２のユーザ機器装置に適切な上記関連番組データの第２の選択を識別し、
上記映像番組および上記関連番組データの上記第２の選択を上記第２のユーザ機器装置に配信する、
ようにさらに構成される、上記プロセッサをさらに含む、項目１１０に記載のシステム。（項目１１２）
上記第１および第２のユーザ機器装置は、異なる機能を有し、上記関連番組データの上記第１および第２の選択が異なる、項目１１１に記載のシステム。
（項目１１３）
第１の選択を識別することは、上記第１のユーザ機器装置の上記機能に基づいて、上記関連番組データから選択することを含む、項目１１０に記載のシステム。
（項目１１４）
上記関連番組データから選択することは、双方向番組ガイドを使用して、上記関連番組データから選択することを含む、項目１１３に記載のシステム。
（項目１１５）
上記関連番組データから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記関連番組データを選択する能力をユーザに提供することをさらに含む、項目１１４に記載のシステム。
（項目１１６）
上記関連番組データから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記関連番組データから自動的に選択することを含む、項目１１４に記載のシステム。
（項目１１７）
関連番組データの上記第１の選択は、スケジュール情報、番組説明、番組情報、関連記事、インタビュー、またはレビューのいずれかを含む、項目１１０に記載のシステム。
（項目１１８）
上記関連する番組ガイドデータは、テキスト、映像、または音声のいずれかを含む、項目１１０に記載のシステム。
（項目１１９）
映像番組をホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するためのシステムであって、上記ホームネットワーク内の第１のユーザ機器装置と、
映像番組へのアクセスを提供し、上記映像番組は、関連する双方向アプリケーションを有し、
上記ホームネットワーク内の上記第１のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生し、
上記第１のユーザ機器装置に適切な上記双方向アプリケーションの第１のバージョンを識別し、
上記映像番組および上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンを上記第１のユーザ機器装置に配信ように構成される、上記ホームネットワークと通信するプロセッサと、
を含む、システム。
（項目１２０）
上記ホームネットワーク内の第２のユーザ機器装置であって、
上記ホームネットワーク内の上記第２のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生し、
上記第２のユーザ機器装置に適切な上記双方向アプリケーションの第２のバージョンを識別し、
上記映像番組および上記双方向アプリケーションの上記第２のバージョンを上記第２のユーザ機器装置に配信する、
ようにさらに構成される、上記プロセッサをさらに含む、項目１１９に記載のシステム。（項目１２１）
上記第１および第２のユーザ機器装置は、異なる機能を有し、上記双方向アプリケーションの上記第１および第２のバージョンが異なる、項目１２０に記載のシステム。
（項目１２２）
第１のバージョンを識別することは、上記第１のユーザ機器装置の上記機能に基づいて、複数のバージョンから選択することを含む、項目１１９に記載のシステム。
（項目１２３）
複数のバージョンから選択することは、双方向番組ガイドを使用して、上記複数のバージョンから選択することを含む、項目１２２に記載のシステム。
（項目１２４）
複数のバージョンから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のバージョンを選択する能力をユーザに提供することをさらに含む、項目１２３に記載のシステム。
（項目１２５）
複数のバージョンから選択することは、上記双方向番組ガイドを使用して、上記複数のバージョンから自動的に選択することを含む、項目１２３に記載のシステム。
（項目１２６）
上記プロセッサは、双方向アプリケーションの別のバージョンを修正することによって、上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンを生成するようにさらに構成される、項目１１９に記載のシステム。
（項目１２７）
上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンは、プラットフォーム非依存言語で実装され、上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンは、上記第１のユーザ機器装置による表示に適合するように構成される、項目１１９に記載のシステム。
（項目１２８）
上記双方向アプリケーションの上記第１のバージョンは、ナビゲーションアプリケーション、商取引アプリケーション、投票アプリケーション、トリビアアプリケーション、賭博アプリケーション、ユーザ行動監視アプリケーション、環境設定アプリケーション、または双方向広告アプリケーションである、項目１１９に記載のシステム。
（項目１２９）
ネットワークを介して、異なる装置上の映像番組にアクセスするためのシステムであって、
上記ネットワークを介して、上記映像番組にアクセスするように構成される第１の装置と、
上記ネットワークを介して、上記映像番組にアクセスするように構成される第２の装置と、
上記第１の装置の視聴選好の指示を受信し、
上記第２の装置の視聴選好の指示を受信し、
上記第１の装置の上記視聴選好に基づいて、上記映像番組の第１のバージョンを上記第１の装置に配信し、
上記第２の装置の上記視聴選好に基づいて、上記映像番組の第２のバージョンを上記第２の装置に配信する、
ように構成される、上記ネットワークを介して、上記第１および第２の装置と通信するプロセッサと、
を含む、システム。
（項目１３０）
上記第１および第２の装置は、異なる装置である、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３１）
上記第１および第２の装置の上記視聴選好は、異なる、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３２）
上記第１および第２の装置の上記視聴選好は、上記第１および第２の装置の上記機能に基づく、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３３）
上記映像番組の上記第１および第２のバージョンは、異なる、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３４）
上記映像番組の上記第１のバージョンは、上記映像番組のオリジナルバージョンである、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３５）
上記映像番組の上記第２のバージョンは、上記映像番組の拡張バージョンである、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３６）
上記映像番組の上記第２のバージョンは、上記映像番組の縮約バージョンである、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３７）
上記第１および第２の装置の視聴選好は、双方向番組ガイドを使用して選択される、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３８）
上記プロセッサは、上記映像番組を記録するようにさらに構成される、項目１２９に記載のシステム。
（項目１３９）
上記第１のバージョンは、上記第１の装置によって記録され、上記第２のバージョンは、上記第２の装置によって記録される、項目１３８に記載のシステム。
（項目１４０）
上記プロセッサは、上記映像番組の上記第１のバージョンを記録し、上記映像番組の上記第２のバージョンを検索するようにさらに構成される、項目１２９に記載のシステム。
（項目１４１）
上記映像番組の上記第２のバージョンは、追加料金によって提供される、項目１２９に記載のシステム。
（項目１４２）
上記映像番組は、ホームネットワーク内のサーバ上に記録される、項目１３８に記載のシステム。
（項目１４３）
上記映像番組は、上記ネットワーク内のサーバ上に記録される、項目１３８に記載のシステム。
（項目１４４）
上記プロセッサは、
上記第１の装置から要求を受信し、上記映像番組を再生し、
上記第２のユーザ機器装置から要求を受信し、上記映像番組を再生する、
ようにさらに構成される、項目１２９に記載のシステム。
（項目１４５）
上記第１のバージョンは、上記第１の装置の上記視聴選好に基づいて、上記第１の装置に自動的に配信される、項目１２９に記載のシステム。
（項目１４６）
ネットワーク上に格納されたコンテンツの帯域幅が適切なバージョンを有するユーザ機器装置を提供するためのシステムであって、
上記ネットワーク上に格納されたコンテンツにアクセスするように構成されたユーザ機器装置と、
上記ユーザ機器装置の帯域幅機能を判断し、
上記ユーザ機器装置が、所定の時間内に上記コンテンツの縮約バージョンを受信可能なように、上記コンテンツの内容を縮約する、
ように構成される、上記ネットワークを介して、上記ユーザ機器装置によってアクセス可能なサーバと、
を含む、システム。
（項目１４７）
上記コンテンツを縮約することは、１つ以上の場所で上記コンテンツをセグメントに分割することと、上記セグメントのサブセットを結合し、コンテンツの縮約バージョンを形成することと、を含む、項目１４６に記載のシステム。
（項目１４８）
上記コンテンツを分割する上記場所を判断することは、字幕データ、視聴者情報、メタデータ、音声キュー、場面変化、およびコマーシャルの時間のいずれかに基づく、項目１４７に記載のシステム。
（項目１４９）
上記コンテンツを縮約することは、１つ以上の場所で上記コンテンツをセグメントに分割することと、上記セグメントのそれぞれを縮約することと、上記縮約されたセグメントを結合し、コンテンツの縮約バージョンを形成することと、を含む、項目１４６に記載のシステム。
（項目１５０）
上記コンテンツを縮約することは、上記コンテンツの音声またはテキストバージョンを生成することを含む、項目１４６に記載のシステム。
（項目１５１）
上記サーバは、上記コンテンツの上記音声またはテキストバージョンを縮約するようにさらに構成される、項目１５０に記載のシステム。
（項目１５２）
上記コンテンツの上記テキストバージョンは、字幕データを使用して生成される、項目１５０に記載のシステム。
（項目１５３）
上記縮約されたコンテンツは、上記ユーザ機器装置による再生に好適なフォーマットに変換される、項目１４６に記載のシステム。

図１は、本発明による、例示的双方向テレビシステムの略図である。図２は、本発明による、例示的ユーザテレビ機器の略図である。図３は、本発明による、さらなる例示的ユーザテレビ機器の略図である。図４は、本発明による、例示的遠隔制御装置の略図である。図５は、本発明による、例示的ユーザコンピュータ機器の略図である。図６は、本発明による、例示的ユーザ機器の汎用図である。図７は、本発明による、複数のユーザ機器とサーバとがクライアント・サーバ構成内に実装される、例示的ホームネットワークの略図である。図８ａは、本発明による、ユーザにコンテンツを記録させ、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に後で配信するために、関連データおよびアプリケーションをホームネットワーク上に格納させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図８ｂは、本発明による、ユーザに記録用に選択された番組のフォーマットを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図８ｃは、ユーザにホームネットワーク内のユーザ機器装置への選択された番組および関連データとアプリケーションの配信オプションを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図８ｄ〜ｆは、本発明による、ユーザに種々のホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し選択された番組および関連データとアプリケーションの配信オプションを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的画面を示す。図８ｄ〜ｆは、本発明による、ユーザに種々のホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し選択された番組および関連データとアプリケーションの配信オプションを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的画面を示す。図８ｄ〜ｆは、本発明による、ユーザに種々のホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し選択された番組および関連データとアプリケーションの配信オプションを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的画面を示す。図９ａ〜ｂは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内のセルラ電話上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図９ａ〜ｂは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内のセルラ電話上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図９ｃ〜ｄは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内の高精細画質ユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図９ｃ〜ｄは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内の高精細画質ユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図９ｅ〜ｆは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内の標準画質ユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図９ｅ〜ｆは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内の標準画質ユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面を示す。図１０ａは、本発明による、種々の機能を有するホームネットワーク内のユーザ機器装置に、ホームネットワーク上に格納された最も好適なフォーマットのコンテンツにアクセスさせる、例示的工程図を示す。図１０ｂは、本発明による、ユーザ機器装置によって表示されるために好適なフォーマットにコンテンツを変換するための、例示的工程図を示す。図１０ｃは、コンテンツを変換し、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信する、例示的システム図を示す。図１０ｄは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能を格納するための、例示的データ構造を示す。図１０ｅは、ユーザ機器装置用の視聴選好に基づいて、２つのユーザ機器装置に映像番組を配信するための、例示的工程図を示す。図１１ａは、本発明による、ユーザ機器装置用に記録されたコンテンツを縮約するための、例示的工程図を示す。図１１ｂ〜ｃは、本発明による、記録されたコンテンツを縮約するための、２つの例示的アプローチを示す。図１１ｂ〜ｃは、本発明による、記録されたコンテンツを縮約するための、２つの例示的アプローチを示す。図１２ａは、本発明による、双方向アプリケーションの異なるバージョンをユーザ機器装置に配信するための、例示的工程図を示す。図１２ｂは、本発明による、異なるユーザ機器装置による使用のための双方向アプリケーションを修正するための、例示的工程図を示す。図１２ｃは、本発明による、ユーザ機器装置に、プラットフォーム非依存言語で実装される適応型双方向アプリケーションにアクセスさせるための、例示的工程図を示す。図１２ｄは、映像番組および関連する双方向アプリケーションをホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための、例示的工程図を示す。図１３は、映像番組および関連番組データをホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための、例示的工程図を示す。

任意の所与のメディア配信システム内でユーザが利用可能なメディアの量は、膨大となり得る。その結果、多くのユーザは、一種のメディアガイダンス、つまり、ユーザにメディア選択を効率的にナビゲートし、ユーザがアクセスを望み得るメディアを容易に識別することが可能なインターフェースを所望する。そのようなガイダンスを提供するアプリケーションは、本明細書において双方向メディアガイダンスアプリケーション、あるいは時として、ガイダンスアプリケーションと称される。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、提供するガイダンスのメディアに応じて、種々の形態をとってもよい。典型的な種類のメディアガイダンスアプリケーションの１つは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイドは、とりわけ周知のガイダンスアプリケーションであり、ユーザは、テレビ番組視聴選択肢、および一部のシステムでは、デジタル音楽の選択肢をナビゲートし検索することが可能である。テレビ番組（および、音楽番組）は、従来の放送、ケーブル、衛星、インターネット、または任意の他の手段を介して、提供されてもよい。番組は、ペイ・パー・ビュー番組、またはビデオ・オン・デマンド（ＶＯＤ）システム等のオンデマンドとして、購読ベースで提供されてもよい。

インターネット、モバイル・コンピューティング、および高速無線ネットワークの出現に伴って、ユーザは、従来は不可能であったパーソナルコンピュータ（ＰＣ）および装置上でメディアにアクセスすることが可能となった。非テレビ中心型プラットフォーム（すなわち、ユーザの放送、ケーブル、または衛星テレビ配信ネットワークの一部ではない機器によってメディアを配信するプラットフォーム）によって、ユーザは、望ましいビデオクリップ、フルモーションビデオ（テレビ番組を含む場合がある）、画像、音楽ファイル、および他の好適なメディアをナビゲートし検索することが可能となる。その結果、メディアガイダンスは、現代の非テレビ中心型プラットフォーム上でも必要である。例えば、メディアガイダンスアプリケーションは、オンラインアプリケーション（すなわち、ウェブサイト上で提供される）として、あるいは携帯型コンピュータ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、セルラ電話、または双方向メディアガイダンスアプリケーションを操作するための回路によって改良された従来の受動装置（例えば、腕時計、電話送受器、電化製品等）上の独立型アプリケーションまたはクライアントとして提供されてもよい。いくつかのシステムでは、ユーザは、メディアガイダンスアプリケーションを介して、機器を遠隔で制御してもよい。例えば、ユーザは、オンラインメディアガイドにアクセスし、自宅の機器上の記録または他の設定を行ってもよい。これは、直接、またはユーザ機器上で実行する別のメディアガイドを介して、ユーザ機器を制御するオンラインガイドによって達成されてもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションの遠隔アクセスは、２００５年１０月７日出願の米国特許出願第１１／２４６，３９２号においてより詳細に論じられており、参照することによって全体として本明細書に援用される。

本発明による例示的双方向メディアガイダンスシステム１００は、図１に示される。システム１００は、種々の種類のメディアおよびそのようなメディアのためのガイダンスがエンドユーザに提供（および、アクセス）され得る、いくつかのアプローチを例示することを目的とする。しかしながら、本発明は、任意の１つまたはこれらのアプローチの一部を採用するシステム、あるいはメディアを配信し、メディアガイダンスを提供するための他のアプローチを採用するシステムにおいて適用されてもよい。

第１のアプローチは、ユーザがテレビ（および、一部のシステムでは音楽）番組にアクセスし得る、典型的なテレビ中心型システムを示す。これは、番組ソース１０２および配信設備１０４を含む。テレビ番組およびデジタル音楽等のメディアは、番組ソース１０２から配信設備１０４へ、通信経路１０６を使用して提供される。通信経路１０６は、衛星経路、光ファイバ経路、ケーブル経路、または任意の他の好適な有線あるいは無線通信経路、もしくはそのような経路の組み合わせであってもよい。

番組ソース１０２は、テレビ放送局（例えば、ＮＢＣ、ＡＢＣ、およびＨＢＯ）、あるいは他のテレビまたは音楽制作スタジオ等、テレビおよび音楽番組の任意の好適なソースであってもよい。番組ソース１０２は、例えば、１０８０ｐ、１０８０ｉ、７２０ｐ、４８０ｐ、４８０ｉ、および任意の他の好適なフォーマット等、高精細画質および標準画質の種々のフォーマットでテレビ番組を提供してもよい。

配信設備１０４は、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星テレビ配信設備、テレビ放送局、あるいは映像メディア（例えば、テレビ番組、ビデオ・オン・デマンド番組、ペイ・パー・ビュー番組）および音声メディア（例えば、音楽番組および音楽クリップ）に対応するケーブル、衛星、またはＩＰＴＶシステムの加入者機器に配信するための任意の他の好適な設備であってもよい。また、いくつかのアプローチでは、配信設備１０４は、所与のケーブル、衛星、またはＩＰＴＶシステムの加入者に提供され得る、映像および音声クリップ、ウェブページ、および双方向アプリケーション等の他のメディアをユーザに配信してもよい。典型的には、システム１００には多数のテレビ配信設備１０４が存在するが、１つのみ図１に示し、図面が必要以上に複雑になることを回避する。

配信設備１０４は、種々のユーザ機器装置１０８、１１０、および１１２に接続してもよい。そのようなユーザ機器装置は、例えば、ユーザの自宅内に設置してもよい。ユーザ機器装置は、ユーザテレビ機器１１０、ユーザコンピュータ機器１１２、またはメディアのアクセスに好適な任意の他の種類のユーザ機器を含んでもよい。ユーザ機器１０８は、任意の種類のユーザ機器（例えば、ユーザテレビ機器、ユーザコンピュータ機器、セルラ電話、携帯用ビデオプレーヤ、ゲーム用プラットフォーム、携帯用ビデオ装置、車両搭載エンターテイメント装置等）であってもよく、簡潔にするため、ユーザ機器装置は、概してユーザ機器１０８と称される場合がある。ユーザ機器装置は、特定の場所に固定されてもよく、またはロケーションフリーであってもよい。例えば、ユーザ機器装置は、ロケーションフリーである車両（例えば、自動車）上に実装されてもよい。ユーザ機器装置は、車両が車庫または別の場所に駐車されると、ホームネットワークに接続してもよい。ユーザ機器装置がホームネットワークに接続されると、ユーザ機器装置は、コンテンツおよび関連データとアプリケーションをホームネットワークから受信してもよい。

ユーザ機器装置１０８、１１０、および１１２は、メディア（テレビ、音楽、ウェブページ等）、および他のデータを、それぞれ通信経路１１４、１１６、および１１８等の通信経路を介して、配信設備１０４から受信してもよい。また、ユーザ機器装置１０８、１１０、１１２は、それぞれ経路１１４、１１６、および１１８を介して、配信設備１０４へ信号を送信してもよい。経路１１４、１１６、および１１８は、ケーブルまたは他の有線接続、自由空間接続（例えば、放送または他の無線信号用）、衛星リンク、あるいは任意の他の好適なリンク、もしくはリンクの組み合わせであってもよい。

メディアおよびメディアガイダンスがエンドユーザに提供される、図１に示される第２のアプローチは、非テレビ中心型アプローチである。本アプローチでは、映像（テレビ番組を含み得る）、音声、画像、ウェブページ、またはそれらの好適な組み合わせ等のメディアは、通信ネットワーク１２６を介して、サーバ１３０によって、複数のユーザ機器（例えば、ユーザ機器１０８、ユーザテレビ機器１１０、およびユーザコンピュータ機器１１２）に提供される。メディア（例えば、テレビ番組）は、従来は、テレビ視聴経験に主に焦点をあてられなかった機器を介して、少なくとも部分的に、時として排他的に、提供および配信されるため、このアプローチは、非テレビ中心型である。非テレビ中心型機器は、テレビ視聴経験において大きな役割を担っている。

本アプローチに対するいくつかの実施形態では、通信ネットワーク１２６は、インターネットである。サーバ１３０は、例えば、ユーザ機器がアクセス可能なウェブサイトを提供し、ユーザのためのオンラインガイダンスアプリケーションを提供してもよい。そのようなアプローチでは、ユーザ機器は、例えば、ウェブブラウザを組み込んだＰＤＡまたはウェブ対応セルラ電話等のＰＣまたは携帯型装置であってもよい。他の実施形態では、サーバ１３０は、伝送媒体としてインターネットを使用するが、ウェブを使用しない。そのようなアプローチでは、ユーザ機器は、クライアントアプリケーションを実行し、ユーザがメディアにアクセス可能なようにしてもよい。さらに他のアプローチでは、通信ネットワーク１２６は、インターネットを含まないセルラ電話ネットワーク等の専用通信網である。

さらに他のアプローチでは、通信ネットワーク１２６は、専用通信網およびインターネットを含む。例えば、セルラ電話または他の携帯装置のサービスプロバイダは、専用通信網を介して、その加入者にインターネットアクセスを提供してもよく、あるいはインターネットおよび独自ネットワークを介して、その加入者にビデオクリップまたはテレビ番組等のメディアを提供してもよい。

メディアを提供するための上述のアプローチは、いくつかの実施形態では、組み合わせてもよい。例えば、配信設備１０４は、テレビ中心型メディア配信システムを提供する一方、また、サーバ１３０によって提供される他の非テレビ中心型配信システムへのアクセスをユーザ機器（例えば、１０８、１１０、および１１２）に提供してもよい。例えば、ユーザ機器は、ウェブ対応セットトップボックスまたはテレビ対応ＰＣを含んでもよい。配信設備１０４は、テレビおよび音楽番組に加え、インターネットアクセスをユーザに提供し、それによって、ユーザは、通信ネットワーク１２６を介して、サーバ１３０にアクセスしてもよい。配信設備１０４は、有線経路、ケーブル経路、光ファイバ経路、衛星経路、またはそのような経路の組み合わせ等の任意の好適な経路１３４を介して、通信ネットワーク１２６と通信してもよい。

メディアガイダンスアプリケーションは、アプリケーションが使用されるメディアの種類および配信システムに好適な任意のアプローチを使用して、提供されてもよい。メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、ユーザ機器上に実装される独立型アプリケーションであってもよい。他の実施形態では、メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器上にクライアントのみ存在するクライアント・サーバアプリケーションであってもよい。さらに他の実施形態では、ガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器上に実装されたブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供されてもよい。選択された実装にかかわらず、ガイダンスアプリケーションは、ガイダンスを提供するメディアに関する情報を要求する。例えば、メディアのタイトルまたは名称、簡単な説明、または他の情報は、ユーザが所望のメディア選択をナビゲートし見つけるために必要である場合がある。

いくつかのテレビ中心型実施形態では、例えば、ガイダンスアプリケーションは、独立型双方向テレビ番組ガイドであって、データフィード（例えば、継続フィード、トリクルフィード、またはチャンネルの垂直帰線区間内のデータ）を介して、番組ガイドデータを受信してもよい。システム１００内のデータソース１２０は、スケジュール情報、番組説明、番組情報（例えば、俳優、監督、公開日、評価、ジャンル等）、関連記事、インタビュー、レビュー、関連コンテンツへのリンクを有するメタデータ、記述メタデータ、およびテレビ番組に関連する他の類似コンテンツまたはデータ等、関連番組データをユーザに提供するために使用される番組リストデータベースを含んでもよい。また、いくつかの実施形態では、データは、テレビ番組に関連するコンテンツまたは映像を含んでもよい。また、データソース１２０は、広告（例えば、番組ガイド広告および他の双方向テレビアプリケーション用の広告）、スポーツの試合結果、株価情報、ニュースデータ、および天気データ等のリアルタイムデータ、１つ以上のメディアガイダンスアプリケーションまたは他の双方向アプリケーション用のアプリケーションデータ、ならびにシステム１００によって使用される任意の他の好適なデータを提供するために使用されてもよい。別の実施例として、データソース１２０は、双方向メディアガイダンスオーバーレイに含まれ得る情報の種類を示すデータを提供してもよい（例えば、ユーザの要求に応じて、ユーザ修正がない限り等）。

番組ガイドデータは、ホームネットワーク１１３上に設置されたユーザ機器を含む、ユーザ機器に、任意の好適なアプローチを使用して提供されてもよい。例えば、番組スケジュールデータおよび他のデータは、テレビチャンネル側波帯上、テレビチャンネルの垂直帰線区間内、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジュールデータおよび他のデータは、任意の好適な頻度（例えば、継続して、毎日、ユーザ機器からの要求に応じて等）でユーザ機器に提供されてもよい。

いくつかのテレビ中心型実施形態では、データソース１２０からのガイダンスデータは、クライアント・サーバアプローチを使用して、ユーザ機器に提供されてもよい。例えば、ユーザ機器上に存在するガイダンスアプリケーションクライアントは、サーバ１４０とセッションを行い、必要に応じてガイダンスデータを取得してもよい。いくつかの実施形態では、ガイダンスアプリケーションは、ホームネットワークサーバ（例えば、ホームネットワーク１１３内に位置し、ホームネットワーク１１３内に設置されたユーザ機器装置をサポートするサーバ）を介して、サーバ１４０とセッションを行ってもよい。

システム１００内には複数のデータソース（データソース１２０等）が存在し得るが、１つのデータソースのみ図１に示され、図面が必要以上に複雑になることを回避する。例えば、別個のデータソースは、複数のテレビ放送局のそれぞれと関連し、それらの放送局に特有のデータ（例えば、放送局の将来の番組のための広告、番組ガイドディスプレイ画面に放送局のロゴを表示するためのロゴデータ等）を提供してもよい。図１のデータソース１２０および任意の他のシステム構成要素は、１つ以上の場所における機器を使用して提供されてもよい。システム構成要素は、図１において単一のボックスとして描写され、図面が必要以上に複雑になることを回避する。

データソース１２０は、データを、関連ユーザ機器へ配信するための通信経路１２２を介して、配信設備１０４に、ならびに経路１１４、１１６、１１８、および１１９を介して、ホームネットワーク１１３（後述）に提供してもよい（例えば、データソース１２０が主要設備に設置された場合）。通信経路１２２は、衛星通信経路または他の無線経路、光ファイバまたは他の有線通信経路、インターネット通信サポート経路、あるいは他の好適な経路、もしくはそのような経路の組み合わせ等の任意の好適な通信経路であってもよい。

いくつかのテレビ中心型および非テレビ中心型アプローチでは、データソース１２０は、経路１２４、通信ネットワーク１２６、および経路１２８を介して、ガイダンスデータを直接ユーザ機器１０８に提供してもよい（例えば、データソース１２０が番組ソース１０２のうちの１つ等の設備に設置された場合）。本発明のいくつかの実施形態では、データソース１２０は、経路１２４、通信ネットワーク１２６、および経路１３９を介して、ガイダンスデータをホームネットワーク１１３（後述）上に設置されたユーザ機器に直接提供してもよい（例えば、データソース１２０が番組ソース１０２の１つ等の設備に設置された場合）。経路１２４、１２８、および１３９は、電話回線、ケーブル経路、光ファイバ経路、衛星経路、無線経路、任意の他の好適な経路、あるいはそのような経路の組み合わせ等の有線経路であってもよい。通信ネットワーク１２６は、インターネット、公衆交換電話網、またはパケットベースのネットワーク等の任意の好適な通信ネットワークであってもよい。

ユーザテレビ機器およびパーソナルコンピュータ等、ホームネットワーク１１３（後述）上に設置されたユーザ機器装置を含むユーザ機器装置は、番組スケジュールデータおよび他の双方向メディアガイダンスアプリケーションデータを使用し、番組リストおよび他の情報（例えば、デジタル音楽に関する情報）をユーザのために表示してもよい。双方向テレビ番組ガイドアプリケーションまたは他の好適な双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、ユーザのディスプレイ上に情報を表示してもよい（例えば、所与のテレビチャンネルの映像上に表示される１つ以上のオーバーレイ）。双方向ディスプレイは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザのために生成され、表示されてもよい。好適なアプローチの１つでは、配信設備１０４、サーバ１３０、または別の設備は、アプリケーションディスプレイ画面を生成し、ディスプレイ画面をユーザ機器に表示するために伝送してもよい。別の好適なアプローチでは、ユーザ機器は、１つ以上の双方向ディスプレイ内で使用するためのデータ（例えば、番組スケジュールデータ、広告、ロゴ等）を格納し、少なくとも部分的にユーザ機器上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションは、配信設備１０４、サーバ１３０、または別の設備から受信した命令に基づいて、双方向ディスプレイを生成してもよい。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザ機器は、双方向テレビディスプレイを生成するために使用されるデータのみ格納してもよい（例えば、ロゴが１つ以上の双方向テレビディスプレイ内に含まれる場合のみ、特定のテレビ放送局のロゴデータを格納する）。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザ機器は、必ずしも双方向テレビディスプレイを生成するために使用されないデータを格納してもよい（例えば、テレビ放送局との交渉結果に応じて、表示または表示されない場合もある、特定のテレビ放送局に関連する広告を格納する）。任意の他の好適なアプローチまたはアプローチの組み合わせを使用して、ユーザのための双方向オーバーレイを生成および表示してもよい。

さらに他の実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーション（テレビ中心型および非テレビ中心型）は、例えば、ウェブサイトとしてオンラインで提供されてもよい。例えば、サーバ１３０は、オンライン双方向テレビ番組ガイドを提供してもよい。別の実施例として、ユーザ機器１０８は、セルラ電話または携帯情報端末（ＰＤＡ）等の携帯機器であってもよい。携帯機器は、ウェブ対応であって、ユーザがオンラインガイダンスアプリケーションにアクセス可能にしてもよい（セルラ電話用に適切となるように原版から修正されてもよい）。別様に、携帯機器は、サーバ１３０と通信し、インターネットを介して、ガイダンスデータを取得するアプレットを有してもよい。

サーバ１３０は、通信経路１２４、通信ネットワーク１２６、および通信経路１３２、または別の好適な経路、あるいは経路の組み合わせを介して、番組スケジュールデータおよび他のデータをデータソース１２０から受信してもよい。経路１３２は、衛星経路、光ファイバ経路、有線経路、または任意の他の経路、あるいは経路の組み合わせであってもよい。ユーザ機器１０８は、通信経路１２８を介して、オンライン双方向メディアガイダンスアプリケーションおよびサーバ１３０からの他のソースにアクセスしてもよい。また、ユーザ機器１０８は、通信経路１１４、配信設備１０４、および通信経路１３４を介して、アプリケーションおよびサーバ１３０上の他のサービスにアクセスしてもよい。例えば、ケーブルモデムまたは他の好適な機器は、ユーザ機器１０８によって使用され、配信設備１０４と通信してもよい。

ユーザテレビ機器１１０、ユーザコンピュータ機器１１２、およびホームネットワーク１１３上に設置されたユーザ機器等のユーザ機器は、同様の配列を使用して、オンライン双方向メディアガイダンスアプリケーションおよびサーバ１３０にアクセスしてもよい。ユーザテレビ機器１１０は、通信経路１３６を使用して、または経路１１６、配信設備１０４、および経路１３４を使用して、オンライン双方向メディアガイダンスアプリケーションおよびサーバ１３０にアクセスしてもよい。ユーザコンピュータ機器１１２は、通信経路１３８を使用して、または経路１１８、配信設備１０４、および経路１３４を使用して、オンライン双方向メディアガイダンスアプリケーションおよびサーバ１３０にアクセスしてもよい。ホームネットワーク１１３上に設置されたユーザ機器は、通信経路１３９を使用して、または経路１１９、配信設備１０４、および経路１３４を使用して、オンラインメディアガイダンスアプリケーションおよびサーバ１３０にアクセスしてもよい。経路１３６、１３８、および１３９は、有線経路、ケーブル経路、光ファイバ経路、無線経路、衛星経路、またはそのような経路の組み合わせ等の任意の好適な経路であってもよい。

いくつかの実施形態では、システム１００は、双方向メディアガイダンスアプリケーションに加え、他の双方向アプリケーションをサポートしてもよい。そのようなアプリケーションは、任意の好適なアプローチを使用して実装されてもよい。例えば、双方向アプリケーションは、ユーザ機器上にローカルに、または分散型に実装されてもよい（例えば、ユーザ機器が、少なくとも部分的におよび少なくとも一定の時間、クライアントとして機能するクライアント・サーバ・アーキテクチャ、および配信設備１０４のサーバ１４０、サーバ１３０、またはサーバとして作用する他の好適な機器等のサーバを使用して）。また、所望に応じて、他の分散型アーキテクチャを使用してもよい。さらに、システム１００の双方向アプリケーションの一部または全部の機能（メディアガイダンスアプリケーションを含む）は、オペレーティングシステムソフトウェアまたはミドルウェアソフトウェアを使用して提供されてもよい。そのようなオペレーティングシステムソフトウェアおよびミドルウェアは、アプリケーションレベルソフトウェアの代わりに、または組み合わせて使用してもよい。さらに他のアプローチでは、双方向アプリケーションもまた、サーバ、またはサービスプロバイダ１４２等の１つ以上のサービスプロバイダにおける他の好適な機器によってサポートされてもよい。使用される特定の配列にかかわらず、これらの機能をサポートするソフトウェアは、アプリケーションまたは複数のアプリケーションと称される場合がある。

例えば、ホームショッピングサービス等の双方向アプリケーションは、販売代理店、受注処理設備、口座維持管理設備、および双方向ホームショッピング機能をサポートするための他の機器を有するサービスプロバイダ１４２等、サービスプロバイダによってサポートされてもよい。ユーザ機器を使用して実装されるホームショッピングアプリケーションを使用して、サービスプロバイダにアクセスし、そのような機能をユーザに提供してもよい。ユーザ機器は、配信設備１０４および通信経路１４４を介して、または通信ネットワーク１２６および通信経路１４６を介して、サービスプロバイダ１４２にアクセスしてもよい。経路１４４および１４６等の通信経路は、有線経路、ケーブル経路、光ファイバ経路、衛星経路、またはそのような経路の組み合わせ等の任意の好適な経路であってもよい。

双方向アプリケーションの別の実施例は、ホームバンキングアプリケーションである。ホームバンキングサービスは、サービスプロバイダ１４２等の施設における人材を利用してサポートされてもよい。ユーザ機器を使用して実装される双方向ホームバンキングアプリケーションは、配信設備１０４および通信経路１４４を介して、または通信ネットワーク１２６および通信経路１４６を介して、ホームバンキングサービスにアクセスしてもよい。

所望に応じて、ネットワークベースのビデオレコーダまたはビデオ・オン・デマンドアプリケーション等の双方向メディアガイダンスアプリケーションは、サーバ１４０、サーバ１３０、ホームネットワークサーバ、またはサービスプロバイダ１４２における機器を使用してサポートされてもよい。ネットワークベースのビデオレコーダ配列を使用して記録されたビデオ・オン・デマンドコンテンツおよび映像は、サーバ１４０またはサーバ１３０、あるいはホームネットワークサーバ、もしくはサービスプロバイダ１４２上に格納されてもよく、ユーザによって要求される場合、ユーザ機器に提供されてもよい。双方向テレビ番組ガイドは、例えば、ユーザ機器１０８を使用して実装されるデジタル・ビデオ・レコーダ（デジタル・ビデオ・レコーダと呼ばれる場合もある）の機能をサポートするために使用されてもよい。デジタル・ビデオ・レコーダの機能をサポートするために使用され得る例示的機器は、専用デジタル・ビデオ・レコーダ装置、デジタル放送用受信機（ＩＲＤ）、統合または外部ハードドライブを備えるセットトップボックス、あるいは映像記録機能を備えるパーソナルコンピュータを含む。

メディアガイダンスアプリケーション（例えば、双方向テレビ番組ガイドアプリケーションおよびビデオ・オン・デマンドアプリケーション）、ホームショッピングアプリケーション、ホームバンキングアプリケーション、ゲームアプリケーション、および他のアプリケーション（例えば、電子メールおよびチャット、または他の通信機能等に関連するアプリケーション）等の双方向アプリケーションは、ナビゲーションシェルアプリケーション（すなわち、アプリケーションに対応するメニューオプションを備えたメニューアプリケーション）を介して、アクセスされる別個のアプリケーションとして提供されてもよい。そのようなアプリケーションの機能は、組み合わせてもよい。例えば、ゲーム、ビデオ・オン・デマンドサービス、ホームショッピングサービス、ネットワークベースのビデオレコーダ機能、デジタル・ビデオ・レコーダ機能、ナビゲーション機能、番組ガイド機能、通信機能、および他の好適な機能は、１つのアプリケーションまたは任意の他の好適な数のアプリケーションを使用して提供されてもよい。１つ以上のアプリケーションは、種々のオーバーレイをユーザ機器に表示してもよく、例えば、所与のテレビチャンネルの映像上の双方向テレビ情報を含む。

双方向テレビ番組ガイドアプリケーション、ホームバンキングアプリケーション、ホームショッピングアプリケーション、ネットワークベースのビデオレコーダ、およびデジタル・ビデオ・レコーダアプリケーション、ビデオ・オン・デマンドアプリケーション、ゲームアプリケーション、通信アプリケーション、およびナビゲーションアプリケーションは、双方向メディアガイダンスおよび他のアプリケーションの種類のほんの一部の例示的実施例であり、システム１００によってサポートされてもよい。サポートされ得る他の好適な双方向アプリケーションは、ニュースサービス、ウェブブラウジングおよび他のインターネットサービス、ならびに双方向賭博サービス（例えば、競馬、スポーツイベント等の賭博）。また、これらのアプリケーションによって表示される双方向テレビオーバーレイは、本発明にしたがって、カスタマイズしてもよい。

ユーザは、メディアにアクセスし、メディアガイダンスを取得する複数の種類のユーザ機器を有してもよい。例えば、一部のユーザは、自宅および携帯機器によってアクセスされるホームネットワークを有してもよい。図１に示すように、ホームネットワーク１１３は、経路１１９および１３９（ならびに、サーバ１３０の場合、通信ネットワーク１２６）を介して、配信設備１０４およびサーバ１３０と通信する。そのようなホームネットワーク１１３は、例えば、ユーザの自宅に設置、または例えば、ユーザの自宅間に分散させてもよい。ホームネットワーク１１３は、例えば、ユーザ機器装置１０８、１１０、および１１２等の複数の相互接続したユーザ機器装置をそれぞれ含んでもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、遠隔装置上に実装されたメディアガイダンスアプリケーションを介して、自宅装置を制御してもよい。例えば、ユーザは、オフィスのパーソナルコンピュータ、あるいはＰＤＡまたはウェブ対応セルラ電話等の携帯機器を介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイダンスアプリケーションにアクセスしてもよい。ユーザは、オンラインガイダンスアプリケーション上の設定（例えば、記録、リマインダ、または他の設定）を設定し、ユーザの自宅機器を制御してもよい。オンラインガイドは、直接、またはユーザの自宅機器上のメディアガイダンスアプリケーションと通信することによって、ユーザ機器を制御してもよい。例示目的のためであって、限定するものではなく、ホームネットワーク内のユーザ機器装置にアクセスするように構成される遠隔装置（例えば、セルラ電話およびパーソナルコンピュータ）は、ホームネットワークの一部として記載される。

図２〜６は、ユーザ機器に対する例示的配列を示す。ユーザ機器１１０に対する例示的セットトップボックスベースの配列は、図２に示される。ユーザテレビ機器１１０は、独立型またはホームネットワーク１１３（図１）の一部であってもよい。入力／出力部２０２は、経路１１６および１３６（図１）等の通信経路に接続されてもよい。入力／出力機能は、１つ以上の配線または通信経路によって提供されてもよいが、図２においては単一経路として示され、図面が必要以上に複雑となることを回避する。テレビ番組、番組ガイドデータ、および任意の他の好適な双方向メディアガイダンスアプリケーションデータまたは他のデータは、入力／出力部２０２を使用して受信されてもよい。また、コマンドおよび要求、ならびに双方向メディアガイダンスアプリケーションとのユーザ対話の結果生成される他のデータは、入力／出力部２０２を介して、伝送されてもよい。

セットトップボックス２０４は、任意の好適なアナログまたはデジタルセットトップボックス（例えば、ケーブルセットトップボックス）であってもよい。セットトップボックス２０４は、所望のアナログテレビチャンネル（例えば、テレビ番組、双方向テレビデータ、または両方を含むチャンネル）にチューニングするためのアナログチューナを含んでもよい。また、セットトップボックス２０４は、デジタルテレビチャンネル（例えば、テレビまたは音楽番組、双方向テレビデータ等を含むチャンネル）を受信するためのデジタル復号回路を含んでもよい。また、セットトップボックス２０４は、高精細画質テレビチャンネルを受信および処理するための高精細画質テレビチューナを含んでもよい。アナログ、デジタル、および高精細画質チャンネルは、所望に応じて、一緒に処理されてもよい。複数のチューナが提供されてもよい（例えば、同時視聴および記録機能、またはピクチャ・イン・ピクチャ（ＰＩＰ）機能に対応するため）。ボックス２０４は、衛星テレビに対応したデジタル放送用受信機（ＩＲＤ）であってもよい。所望に応じて、ボックス２０４は、ケーブル、テレビ放送、および衛星コンテンツに対応した回路を有してもよい。

セットトップボックス２０４は、テレビ番組等のメディアを好適なフォーマットで出力するよう構成されてもよい。テレビ番組は種々のフォーマットで受信され得るため、セットトップボックス２０４は、セットトップボックス２０４によって使用される好適な出力フォーマットにテレビ番組をアップコンバートまたはダウンコンバートするためのスケーラ回路を含んでもよい。例えば、セットトップボックス２０４は、７２０ｐにテレビ番組を出力するように構成されてもよい。本実施例では、スケーラ回路は、７２０ｐフォーマットに対し垂直解像度４８０本を有する標準画質テレビ番組をアップコンバートし、７２０ｐフォーマットに対し垂直解像度１０８０本を有する特定の高精細画質テレビ番組をダウンコンバートしてもよい。

ボックス２０４は、記録機能を提供するための記憶装置（例えば、ハードディスクドライブ等のデジタル記憶装置）を含んでもよい。また、ボックス２０４は、映像記録装置、デジタル・ビデオ・レコーダ、光ディスクレコーダ、または他の装置、あるいはストレージ機能を備えた装置等の記録装置２０６に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、ボックス２０４は、標準画質テレビ番組または高精細画質テレビ番組のいずれかを記録するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、ボックス２０４は、標準画質テレビ番組および高精細画質テレビ番組の両方を記録するように構成されてもよい。

セットトップボックス２０４は、ソフトウェアアプリケーションを実行するために使用されるプロセッサ（例えば、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ等）を含む。セットトップボックス２０４は、アプリケーションの実行の際の使用のためのランダム・アクセス・メモリ等のメモリを含んでもよい。また、不揮発性メモリを使用してもよい（例えば、起動ルーチンおよび他の命令を立ち上げるため）。ボックス２０４または記録装置２０６内のハードディスクストレージを使用して、データをバックアップしてもよく、その他に、ランダム・アクセス・メモリアプローチを使用してサポートされ得る場合よりも大容量のデータベースおよびストレージ要件をサポートしてもよい。また、ボックス２０４および記録装置２０６内のハードディスクストレージを使用して、番組ガイド設定または保存されたユーザ選択を格納およびバックアップしてもよい。

セットトップボックス２０４は、赤外線（ＩＲ）、あるいは遠隔制御装置または無線キーボードと通信するための他の通信回路を有してもよい。また、セットトップボックス２０４は、専用ボタンおよび前面パネルディスプレイを有してもよい。前面パネルディスプレイを使用して、例えば、セットトップボックスがチューニングされている現在のチャンネルを表示してもよい。

また、セットトップボックス２０４は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網（ＩＳＤＮ）モデム、デジタル加入者回線（ＤＳＬ）モデム、電話モデム、または他の機器と通信するための無線モデム等の通信回路を有してもよい。そのような通信は、インターネット、あるいは任意の他の好適な通信ネットワークまたは経路を伴ってもよい。所望に応じて、セットトップボックス２０４の構成要素は、他のユーザ機器（例えば、テレビまたはビデオレコーダ）に統合されてもよい。

記録装置２０６を使用して、セットトップボックス２０４によって提供される映像を記録してもよい。例えば、セットトップボックス２０４が所与のテレビチャンネルにチューニングされる場合、そのテレビチャンネルに対する映像信号は、ビデオカセット、コンパクトディスク、デジタル映像ディスク、または内部ハードドライブ、あるいは他の記憶装置に記録するための記録装置２０６に送られてもよい。いくつかの実施形態では、記録装置２０６は、標準画質テレビ番組または高精細画質テレビ番組のいずれかを記録するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、記録装置２０６は、標準画質テレビ番組および高精細画質テレビ番組の両方を記録するように構成されてもよい。記録装置２０６は、ケーブルモデム、ＩＳＤＮモデム、ＤＳＬモデム、または他の機器と通信するための電話モデム等の通信回路を有してもよい。そのような通信は、インターネット、あるいは任意の他の好適な通信ネットワークまたは経路を伴ってもよい。記録装置２０６の構成要素は、他のユーザ機器（例えば、テレビ、ステレオ機器等）に統合されてもよい。

記録装置２０６は、遠隔制御装置または他の好適なユーザインターフェースを使用して制御されてもよい。所望に応じて、開始、停止、記録、および装置２０６のための他の機能等のビデオレコーダ機能は、セットトップボックス２０４によって制御されてもよい。例えば、セットトップボックス２０４は、記録装置２０６の遠隔制御装置入力部に向けられた赤外線コマンドを使用して、記録装置２０６を制御してもよく、あるいはセットトップボックス２０４は、ボックス２０４と装置２０６との間の他の有線または無線通信経路を使用して、記録装置２０６を制御してもよい。

記録装置２０６の出力部は、ユーザに対するディスプレイ用にテレビ２０８に提供されてもよい。いくつかの実施形態では、テレビ２０８は、高精細画質番組を表示することが可能であってもよい（すなわち、ＨＤＴＶ対応）。所望に応じて、複数の記録装置２０６を使用してもよく、または記録装置２０６を使用しなくてもよい。記録装置２０６が存在しない、または活発に使用されない場合、セットトップボックス２０４からの映像信号は、テレビ２０８に直接提供されてもよい。任意の好適なテレビまたはモニタを使用して、映像を表示してもよい。例えば、映像が高精細画質フォーマットの場合、映像を表示するためのＨＤＴＶ対応テレビまたはモニタが必要とされる。図２の機器およびシステム１００の他の機器（図１）では、種々の映像アイテムに関連する音声は、典型的には、それらの映像アイテムとともに配信され、概して、映像が再生されるとユーザに再生される。いくつかの実施形態では、音声は、外部スピーカ（図示せず）を介して、音声を処理および出力する受信機（図示せず）に配信されてもよい。

ユーザテレビ機器１１０（図１）の別の例示的配列は、図３に示される。ユーザテレビ機器１１０は、独立型またはホームネットワーク１１３（図１）の一部であってもよい。図３の実施例では、ユーザテレビ機器１１０は、デジタル・ビデオ・レコーダ（例えば、パーソナル・ビデオ・レコーダ（ＰＶＲ））等の記録装置３０２を含み、ハードディスクまたは他の映像記録用ストレージを使用する。別様に、記録装置３０２は、デジタル・ビデオ・ディスク・レコーダ、コンパクト・ディスク・レコーダ、ビデオ・カセット・レコーダ、または他の好適な記録装置であってもよい。また、図３の機器１１０は、テレビ３０４を含んでもよい。いくつかの実施形態では、テレビ３０４は、ＨＤＴＶ対応であってもよい。入力／出力部３０６は、経路１１６および１３６（図１）等の通信経路に接続されてもよい。テレビ番組、番組スケジュールデータ、および他のデータ（例えば、広告データ、オーバーレイのディスプレイがカスタマイズされる１つ以上のテレビチャンネルを示すデータ等）は、入力／出力部３０６を使用して受信してもよい。コマンドおよび要求、ならびに遠隔制御装置を介して、ユーザから受信した他のデータは、入力／出力部３０６を介して、伝送されてもよい。

記録装置３０２は、所望のアナログテレビチャンネルにチューニングするための少なくとも１つのアナログチューナを含んでもよく（例えば、所与のテレビチャンネルの映像をユーザに表示するため、番組ガイドデータおよび他のデータを受信するため）、また、複数の他のチューナが提供されてもよい。また、記録装置３０２は、デジタルテレビ番組、音楽番組、番組ガイドデータ、および１つ以上のデジタルチャンネル上の他のデータを受信するためのデジタル復号回路を含んでもよい。また、記録装置３０２は、高精細画質テレビチャンネルを受信するための回路を含んでもよい。所望に応じて、記録装置３０２は、アナログ、デジタル、および高精細画質チャンネルを処理するための回路を含んでもよい。また、記録装置３０２は、プロセッサ（例えば、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ等）を含み、ソフトウェアアプリケーションを実行するために使用する。記録装置３０２は、アプリケーションを実行する際の使用のためのランダム・アクセス・メモリ等のメモリを含んでもよい。また、不揮発性メモリを使用して、起動ルーチンまたは他の命令を格納してもよい。ハードディスクおよび記録装置３０２内の他のストレージを使用して、データベース（例えば、番組ガイドデータベース、または他の双方向テレビアプリケーションデータベース）をサポートしてもよい。また、ハードディスクまたは記録装置３０２内の他の記録を使用して、テレビ番組またはビデオ・オン・デマンドコンテンツ、あるいは入力／出力部３０６を介して、記録装置３０２に提供される他のコンテンツ等の映像を記録してもよい。

記録装置３０２は、ＩＲ通信回路、または遠隔制御装置と通信するための他の好適な通信回路を有してもよい。また、記録装置３０２は、専用ボタンおよび前面パネルディスプレイを有してもよい。前面パネルディスプレイを使用して、例えば、記録装置がチューニングされている現在のチャンネルを表示してもよい。

また、記録装置３０２は、ケーブルモデム、ＩＳＤＮモデム、ＤＳＬモデム、電話モデム、または他の機器と通信するための無線モデム等の通信回路を有してもよい。そのような通信は、インターネット、あるいは他の好適な通信ネットワークまたは経路を伴ってもよい。

所望に応じて、記録装置３０２は、衛星受信機、または衛星信号を受信するための無線通信回路を有する他の機器を含んでもよい。

図３の記録装置３０２または図２の記録装置２０６は、以前に記録された映像をテレビ３０４または２０８上で再生している間に、新しい映像を記録してもよい。これによって、ユーザは、通常のテレビ視聴の間、「一時停止」ボタンを押下してもよい。「一時停止」ボタンが押下されると、現在のテレビ番組は、デジタル・ビデオ・レコーダ３０２のハードディスク上に格納される。ユーザが「再生」を押下すると、記録された映像は、再生されてもよい。この配列によって、ユーザは、シームレスにテレビ視聴を一時停止および再開することが可能となる。また、記録装置３０２および２０６を使用して、新しい番組を同時に記録している間に、以前に記録された番組を視聴してもよい。

図２のセットトップボックス配列および図３の内蔵セットトップボックス配列を備えたデジタル・ビデオ・レコーダは、単に例示にすぎない。所望に応じて、他の配列を使用してもよい。例えば、ユーザテレビ機器は、ＷｅｂＴＶボックス、パーソナルコンピュータテレビ（ＰＣ／ＴＶ）、または任意の他の好適なテレビ機器配列に基づいてもよい。所望に応じて、セットトップボックス２０４、記録装置３０２、ＷｅｂＴＶボックス、またはＰＣ／ＴＶ等の構成要素の機能は、テレビまたはパーソナルコンピュータ、あるいは他の好適な装置に統合されてもよい。

ユーザテレビ機器１１０（図１）または好適なユーザコンピュータ機器１１２を操作するための例示的遠隔制御装置４００は、図４に示される。遠隔制御装置４００は、例示にすぎず、任意の他の好適なユーザ入力インターフェースを使用して、ユーザ機器（例えば、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチスクリーン、音声認識システム等）を操作してもよい。遠隔制御装置４００は、ファンクションキー４０２、ならびにキーパッドキー、「ＰｏｗｅｒＯｎ／Ｏｆｆ（電源オン／オフ）」キー、「Ｐａｕｓｅ（一時停止）」、「Ｓｔｏｐ（停止）」、「Ｆａｓｔ−Ｆｏｒｗａｒｄ（早送り）」、および「Ｒｅｖｅｒｓｅ（巻き戻し）」キー等の他のキー４０４を有してもよい。「ＶｏｌｕｍｅＵｐ／Ｄｏｗｎ（音量アップ／ダウン）」等のキー４０６を使用して、映像の音声部分の音量を調節してもよい。「ＣｈａｎｎｅｌＵｐ／Ｄｏｗｎ（チャンネルアップ／ダウン）」キー４０８を使用して、テレビのチャンネルを変更し、仮想チャンネル上のコンテンツにアクセスしてもよい。「Ｃｕｒｓｏｒ（カーソル）」キー４１０を使用して、画面上のメニューをナビゲートしてもよい。例えば、「カーソル」キー４１０を使用して、画面上のカーソル、インジゲータ、またはハイライト（すべて総称して、本明細書ではハイライトまたはハイライト領域と称される場合がある）の位置を合わせ、特定のオプションまたは双方向テレビアプリケーションによって表示されるディスプレイ画面上の他のアイテムに対する関心を示してもよい。

「ＯＫ」キー４１２（「Ｓｅｌｅｃｔ（セレクト）」または「Ｅｎｔｅｒ（エンター）」キーと呼ばれる場合がある）を使用して、ユーザがハイライトした画面上のオプションを選択してもよい。

キー４０２は、記録を開始するための「ＲＥＣＯＲＤ（記録）」キー４１４を含んでもよい。「ＭＥＮＵ（メニュー）」ボタン４１６を使用して、ユーザのディスプレイ画面上（例えば、テレビ２０８または３０４、あるいは好適なモニタまたはコンピュータディスプレイ上）にメニューを表示するよう双方向メディアガイダンスアプリケーションに指示してもよい。「ＩＮＦＯ（情報）」ボタン４１８を使用して、情報ディスプレイ画面を表示するよう双方向メディアガイダンスアプリケーションに指示してもよい。例えば、所与のテレビチャンネルの映像がユーザのために表示されている間に、ユーザが「ＩＮＦＯ」キー４１８を押下すると、双方向テレビ番組ガイドは、所与のテレビチャンネル上の現在の番組に対する番組スケジュール情報を含む、「ＦＬＩＰ（フリップ）／ＢＲＯＷＳＥ（ブラウズ）」オーバーレイを映像上に表示してもよい。別の実施例として、双方向テレビ番組リストディスプレイ画面内の特定の番組リストがハイライトされると、ユーザの「ＩＮＦＯ」ボタン４１８の押下によって、双方向テレビ番組ガイドにその番組リストに関連する追加番組情報（例えば、番組説明、俳優情報、スケジュール情報等）を提供させてもよい。

「ＬＯＣＫ（ロック）」ボタン４２０を使用して、アクセス権を変更してもよい。例えば、保護者は、「ＬＯＣＫ」ボタン４２０または画面上のオプションを使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーションのためのペアレンタルコントロール設定を確立してもよい。ペアレンタルコントロール設定は、時間ベースの設定であってもよい（例えば、午後３：００から午後５：００等の特定の時間の間、子供にテレビ視聴させない）。また、ペアレンタルコントロール設定を使用して、評価、チャンネル、および番組タイトルに基づいて、番組を阻止してもよい。ロックまたは阻止された番組（または、他のメディア）は、典型的には、双方向メディアガイダンスアプリケーションに適切な暗証番号（ＰＩＮ）が提供されるまで視聴できない。このＰＩＮが入力されると、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器のロックを解除し、ロックされていたコンテンツへのアクセスが可能となる。

「ＥＸＩＴ（終了）」ボタン４２２を使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーションを終了、または双方向メディアガイダンスアプリケーションの一部を終了してもよい（例えば、双方向テレビ番組ガイドに、ディスプレイ画面から「ＦＬＩＰ」、「ＢＲＯＷＳＥ」、または他の双方向テレビオーバーレイを削除させる）。「ＧＵＩＤＥ（ガイド）」ボタン４２４を使用して、双方向テレビ番組ガイド（例えば、番組ガイドメニュー画面、番組リスト画面、または他の番組ガイド画面）を起動してもよい。

図４に示されるキーは、単に例示にすぎない。所望に応じて、他のキーまたはボタンが提供されてもよい。例えば、「Ｍｕｓｉｃ（音楽）」ボタンを使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって音楽にアクセスしてもよい。「Ｅｄｉｔ（編集）」ボタンを使用して、格納されたコンテンツを編集してもよい（例えば、コマーシャルを削除する、映像の一部を削除する等）。「英数字」ボタンを使用して、英数字文字を入力してもよい。「Ｌａｓｔ（最後）」または「Ｂａｃｋ（バック）」ボタンを使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーション内を逆行してブラウズしてもよい（例えば、前のチャンネル、ウェブページ、または他のディスプレイ画面に戻る）。「再生」ボタン、「一時停止」ボタン、「停止」ボタン、「巻き戻し」ボタン、「早送り」ボタン、および「記録」ボタン等の映像記録機能ボタンを使用して、システム１００（図１）内のビデオレコーダ機能（ローカルまたはネットワークベース）を制御してもよい。「Ｈｅｌｐ（ヘルプ）」キーを使用して、コンテクストに応じた画面上のヘルプ機能等のヘルプ機能を起動してもよい。

例示的ユーザコンピュータ機器１１２（図１）は、図５に示される。ユーザコンピュータ機器１１２は、独立型またはホームネットワーク１１３（図１）の一部であってもよい。図５の配列では、パーソナルコンピュータ装置５０２は、キーボード５０４、および／またはトラックボール、マウス、タッチパッド、タッチスクリーン、音声認識システム、あるいは図４の遠隔制御装置４００等の遠隔制御装置等、他の好適なユーザ入力装置を使用して、ユーザによって制御されてもよい。テレビ番組、または映像要素を有するウェブページ等の映像コンテンツ、および双方向メディアガイダンスアプリケーションディスプレイ画面は、モニタ５０６に表示されてもよい。テレビおよび音楽番組、メディアガイダンスアプリケーションデータ（例えば、テレビ番組ガイドデータ）、ビデオ・オン・デマンドコンテンツ、ネットワークベースのビデオレコーダから再生される映像記録、および他のデータは、入力／出力部５０８を使用して、経路１１８および１３８（図１）から受信してもよい。また、ユーザコマンド、および遠隔制御装置を介した双方向メディアガイダンスアプリケーションおよびシステム１００（図１）とのユーザ対話の結果生成される他の情報は、入力／出力部５０８を介して、伝送されてもよい。

パーソナルコンピュータ装置５０２は、アナログ、デジタル、および高精細画質テレビチャンネルを復号し、ストリーミング映像コンテンツを処理するためのテレビチューナカード等のテレビまたはビデオカードを含んでもよい。所望に応じて、複数のビデオカード（例えば、チューナカード）が提供されてもよい。使用され得る例示的テレビチューナカードは、所与のアナログチャンネルにチューニングするためのアナログテレビチューナ、パケット化されたデジタルデータストリームからの所望のデジタルテレビまたは音楽チャンネルにフィルタをかけるためのデジタル復号回路、および高精細画質チャンネルにチューニングするための高精細画質テレビチューナを含んでもよい。所望に応じて、任意の好適なカードまたはコンピュータ装置５０２内の構成要素を使用して、入力／出力回線５０８を介して、配信される映像および他のコンテンツを処理してもよい。

パーソナルコンピュータ装置５０２は、双方向メディアガイダンスアプリケーションまたは双方向メディアガイダンスアプリケーションの一部を起動するために使用される１つ以上のプロセッサ（例えば、マイクロプロセッサ）を含んでもよい。

パーソナルコンピュータ装置５０２は、ハードドライブ、記録可能ＤＶＤドライブ、記録可能ＣＤドライブ、または他の好適な記憶装置、あるいは映像、番組ガイドデータ、および他のコンテンツを格納する装置を含んでもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションおよびパーソナルコンピュータ装置５０２は、記憶装置、または、例えば、デジタル・ビデオ・レコーダの機能を提供する装置を使用してもよい。

ユーザ機器１０８、ユーザテレビ機器１１０、ユーザコンピュータ機器１１２、およびホームネットワーク１１３（図１）上に配置されるユーザ機器等のユーザ機器は、サーバ１３０、サーバ１４０、ホームネットワークサーバ、およびネットワークベースの映像記録機能を提供する図１のサービスプロバイダ１４２等のサービスプロバイダにおける機器等、ネットワーク機器とともに使用されてもよい。映像記録機能は、テレビ番組、および遠隔サーバ（例えば、サーバ１３０またはサーバ１４０、あるいはホームネットワークサーバ）、またはサービスプロバイダ１４２等のサービスプロバイダにおける機器のような他のネットワークベースの機器上の他の映像コンテンツのコピーを格納することによって、提供されてもよい。

映像記録は、ユーザ機器１０８、またはホームネットワーク１１３（図１）上に配置されるユーザ機器において入力されるユーザコマンドに応じて、なされてもよい。パーソナル・ビデオ・レコーダ配列では、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、ユーザコマンドに応じて、ユーザ機器上にローカルに映像を記録してもよい。ネットワークベースのビデオレコーダ配列では、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、ユーザコマンドに応じて、サーバ１３０、サーバ１４０、ホームネットワークサーバ、またはサービスプロバイダ１４２における機器等のネットワーク機器上に映像を記録または仮想記録（後述）してもよい。ユーザコマンドは、図１に示される通信経路を介して、ネットワーク機器に提供されてもよい。パーソナル・ビデオ・レコーダ配列およびネットワークベースのビデオレコーダ配列は、「早送り」、「巻き戻し」、「一時停止」、「再生」、および「記録」機能をサポートすることができる。

ネットワークベースのビデオレコーダ環境において不必要な重複を回避するために、システム１００は、仮想コピーまたは記録を使用して、ネットワークベースの映像記録機能を提供してもよい。このアプローチによって、各ユーザは、ユーザの記録リストを含むネットワーク上にパーソナルエリアが提供されてもよい。映像コンテンツは、多数のユーザが、ネットワークベースのビデオレコーダパーソナルエリアに記録の１つとしてリストアップされたその映像コンテンツを有する場合があるが、ネットワーク機器上に１回（または、比較的少ない回数）だけ格納される必要がある。パーソナル設定または任意の他の好適なデータは、ネットワーク上のユーザのパーソナルエリアに格納されてもよい。

上述のユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器配列は、単に例示にすぎない。例示的ユーザ機器１０８、１１０、および１１２（図１）のより一般的実施形態、ならびにホームネットワーク１１３（図１）上に設置されたユーザ機器は、図６に示される。制御回路６０２は、入力／出力部６０４に接続される。入力／出力部６０４は、図１の経路１１４、１１６、１１８、１２８、１３６、および１３８等の１つ以上の通信経路に接続されてもよい。メディア（例えば、テレビ番組、音楽番組、他の映像および音声、ならびにウェブページ）は、入力／出力部６０４を介して、受信してもよい（例えば、番組ソース１０２、サーバ１３０等のサーバまたは他の機器、サービスプロバイダ１４２等のサービスプロバイダ、配信設備１０４等から）。双方向テレビ番組ガイドのための番組スケジュール等の双方向メディアガイダンスアプリケーションデータは、入力／出力部６０４を介して、データソース１２０から受信してもよい。また、入力／出力部６０４を使用して、他の双方向テレビアプリケーションのためのデータソース１２０からデータを受信してもよい。ユーザは、入力／出力部６０４を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために制御回路６０２を使用してもよい。

制御回路６０２は、１つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラム可能論理装置等に基づいた処理回路等、任意の好適な処理回路６０６に基づいてもよい。いくつかの実施形態では、制御回路６０２は、双方向メディアガイダンスアプリケーションまたは他の双方向アプリケーション（例えば、ウェブブラウザ）のためのメモリからの命令を実行する。メモリ（例えば、ランダム・アクセス・メモリおよび読み取り専用メモリ）、ハードライブ、光学式ライブ、あるいは任意の他の好適なメモリまたは記憶装置は、制御回路６０２の一部であるストレージ６０８として提供されてもよい。また、１つ以上のアナログチューナ等のチューニング回路、１つ以上のＭＰＥＧ−２復号器または他のデジタル映像回路、高精細画質チューナ、あるいは任意の他の好適なチューニングまたは映像回路、もしくはそのような回路の組み合わせは、回路６０２の一部として含めてもよい。また、符号化回路（例えば、ストレージ用に、無線、アナログ、またはデジタル信号をＭＰＥＧ信号に変換するため）が提供されてもよい。ユーザ機器によってチューニングおよび符号化回路を使用して、特定のテレビまたは音楽チャンネル、あるいは他の所望の音声および映像コンテンツ（例えば、ビデオ・オン・デマンドコンテンツ、あるいは要求されたネットワークベースまたはローカルビデオレコーダの再生）を受信および表示、再生、もしくは記録してもよい。テレビ番組、ならびに他の映像および画面上のオプションと情報は、ディスプレイ６１０上に表示されてもよい。ディスプレイ６１０は、モニタ、テレビ、または視覚映像を表示するための任意の他の好適な機器であってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ６１０は、ＨＤＴＶ対応であってもよい。スピーカ６１２は、テレビの一部として提供されてもよく、独立型装置であってもよい。デジタル音楽、およびディスプレイ６１０上に表示される映像の音声構成要素は、スピーカ６１２を介して、再生されてもよい。いくつかの実施形態では、音声は、スピーカ６１２を介して、音声を処理および出力する受信機（図示せず）に配信されてもよい。

ユーザは、ユーザ入力インターフェース６１４を使用して制御回路６０２を制御してもよい。ユーザ入力インターフェース６１４は、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチスクリーン、タッチパッド、音声認識インターフェース、または遠隔制御装置等の任意の好適なユーザインターフェースであってもよい。

図７は、例示的ホームネットワーク１１３を示す。ホームネットワーク１１３上に設置されたユーザ機器装置は、番組データ（番組リストおよび番組情報等）、記録されたコンテンツ、番組ガイド設定、および任意の他の好適なデータを、ホームネットワーク１１３上に設置された他のユーザ機器装置と共有することが可能であってもよい。ホームネットワーク１１３上に設置されたユーザ機器装置に実装またはアクセス可能な双方向テレビアプリケーションは、ホームネットワーク１１３上に設置された他のユーザ機器装置に実装またはアクセス可能な双方向テレビアプリケーションのための番組ガイド設定を調節可能であってもよい。

図７は、クライアント・サーバ・アーキテクチャに基づく例示的ホームネットワーク１１３を示す。ホームネットワーク１１３は、サーバ７０２ならびにユーザ機器７０４、７０６、および７０８を含んでもよい。サーバ７０２は、通信経路７１０を介して、ユーザ機器７０４、７０６、および７０８に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、サーバ７０２は、ユーザ機器装置のうちの１つ内に内蔵されてもよい。通信経路１１９および１３９は、サーバ７０２を介して、ホームネットワーク１１３をそれぞれテレビ配信設備１０４（図１）および通信ネットワーク１２６（図１）に接続してもよい。ユーザ機器７０４、７０６、および７０８は、それぞれ任意のユーザ機器１０８、１１０、および１１２（図１）であってもよい。ユーザ機器７０４、７０６、および７０８、ならびにサーバ７０２は、家庭内の種々の部屋に配置されてもよい。例えば、サーバ７０２は、書斎に配置されてもよく、ユーザ機器７０４は、子供部屋に配置されてもよく、ユーザ機器７０６は、居間に配置されてもよく、ユーザ機器７０８は、保護者の部屋に配置されてもよい。通信経路７１０は、有線経路、ケーブル経路、光ファイバ経路、無線経路、またはそのような経路の組み合わせ等、家庭内のネットワークのための任意の好適な通信経路であってもよい。

ホームネットワーク内のユーザ機器装置１１３は、任意の好適な構成（例えば、ピアツーピア構成）で配列されてもよいことを当業者は理解されたい。さらなるホームネットワーク構成は、米国特許出願第０９／３５６，１６１号（１９９９年７月１６日出願）に示され、参照することによって、全体として本明細書に援用される。

ユーザは、ホームネットワーク内に設置されたユーザ機器装置を使用して記録するための、テレビ番組を選択してもよい。ホームネットワーク内に設置された任意のユーザ機器装置は、選択されたコンテンツの記録を読み込むように構成されてもよい。ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれに対し、記録されたコンテンツおよび関連データと双方向アプリケーションの配信を構成してもよい。関連データは、例えば、スケジュール情報、番組説明、番組情報（例えば、俳優、監督、公開日、評価、ジャンル等）、関連記事、インタビュー、レビュー、関連コンテンツへのリンクを有するメタデータ、記述メタデータ、およびデータソース１２０（図１）またはシステム１００（図１）内の任意の他の好適な装置によって提供され得る、記録されたコンテンツに関連する他の類似コンテンツまたはデータ等、任意の好適なデータを含んでもよい。関連する双方向アプリケーションは、例えば、ナビゲーションアプリケーション、商取引アプリケーション、投票アプリケーション、トリビアアプリケーション、賭博アプリケーション、ユーザ行動監視アプリケーション、環境設定アプリケーション、双方向広告アプリケーション、およびシステム１００（図１）内の任意の好適な装置によって提供され得る、任意の他の好適なアプリケーション等、任意の好適な双方向アプリケーションを含んでもよい。

ナビゲーションアプリケーションの実施例は、ユーザにコンテンツおよび関連データと双方向アプリケーション間をナビゲートさせるアプリケーションである。商取引アプリケーションの実施例は、ユーザに関連するコンテンツに関連する製品を購入させるアプリケーションである。投票アプリケーションの実施例は、ユーザに関連するコンテンツに関連して行われる投票に参加させるアプリケーションである。トリビアアプリケーションの実施例は、関連するコンテンツの再生の間、ユーザにクイズに回答させるアプリケーションである。賭博アプリケーションの実施例は、ユーザに関連するコンテンツに関連するイベントに賭けさせるアプリケーションである。ユーザ行動監視アプリケーションの実施例は、関連するコンテンツが再生されている間、ユーザ行動を追跡記録するアプリケーションである。環境設定アプリケーションの実施例は、ユーザに関連するコンテンツに関連する選好を選択させるアプリケーションである。双方向広告アプリケーションの実施例は、広告を表示し、ユーザに表示された広告と相互作用させるアプリケーションである。

例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のあるエピソードは、ホームネットワーク（例えば、高精細画質ユーザ機器装置、標準画質ユーザ機器装置、およびセルラ電話を含むホームネットワーク１１３（図１））上に記録されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、記録するためのコンテンツのフォーマットを選択してもよい。ユーザは、ホームネットワークサーバ（例えば、サーバ７０２（図７））上に高精細画質、標準画質、およびＨ．２６４フォーマットの「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」を記録することを選択してもよい。ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信する「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のフォーマットを選択してもよい。

いくつかの実施形態では、サーバまたはホームネットワーク内のユーザ機器装置は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の利用可能なフォーマットを判断し、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の利用可能なフォーマットの要件とホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能を比較し、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録に最も好適なフォーマットを決定してもよい。「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録を要求するホームネットワーク内のユーザ機器装置は、ユーザ機器装置上で表示される最も好適なフォーマットで「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」が提供されてもよい。例えば、高精細画質ユーザ機器装置は、高精細画質で「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録が提供され、セルラ電話は、Ｈ．２６４フォーマットで「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録が提供されてもよい。

いくつかの実施形態では、最高画質フォーマットで「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」が記録され、後で、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示に好適なフォーマットに変換されてもよい。「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示に好適なフォーマットに変換されてもよい。例えば、標準画質ユーザ機器装置は、標準画質に変換された「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録が提供されてもよい。

いくつかの実施形態では、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の代替バージョンが、任意のホームネットワーク内のユーザ機器装置に提供されてもよい。代替バージョンは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の縮約バージョンまたは「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の拡張バージョンであってもよい。例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の代替バージョンは、サーバ（例えば、サーバ１４０（図１））上に格納およびホームネットワーク内のユーザ機器装置のうちの１つに提供されてもよい。別の実施例では、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の代替バージョンは、ローカルに生成されてもよい。

また、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連データの配信を構成してもよい。例えば、タイトル情報および番組要約は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連するデータであってもよい。ユーザは、ホームネットワーク内の標準画質および高精細画質ユーザ機器装置に対し、タイトル情報と番組要約の両方を配信する選択をしてもよい。しかしながら、セルラ電話の限られた表示機能のため、ユーザは、セルラ電話にタイトル情報のみ配信する選択をしてもよい。

図８ａは、本発明による、ユーザにコンテンツを記録させ、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に後で配信するために、関連データとアプリケーションをホームネットワーク上に格納させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面８００を示す。例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、例えば、番組リスト画面からコンテンツを記録するユーザ選択に応じて、画面８００を表示してもよい。別の実施例では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、関連する宣伝またはコマーシャルを選択することによる、コンテンツを記録するユーザ選択に応じて、画面８００を表示してもよい。宣伝またはコマーシャルは、例えば、番組ガイド画面内に表示されてもよい。画面８００は、番組情報エリア８０２、記録オプション８０４、「フォーマット選択」ボタン８０６、「配信オプション」ボタン８０８、および「記録設定」ボタン８１０を含んでもよい。

画面８００は、ユーザにコンテンツを記録させるための双方向メディアガイダンスアプリケーションによって表示され得る、画面の種類のうちの１つであることを当業者は理解されたい。本発明の範囲から逸脱することなく、他の画面が、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって表示されてもよい。テレビ番組の記録設定のための双方向メディアガイダンスアプリケーションの使用は、Ｅｌｌｉｓによる米国特許公報第２００３／０１４９９８０号にさらに詳細に論じられており、参照することによって、全体として本明細書に援用される。

いくつかの実施形態では、サーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１）あるいはホームネットワークサーバ７０２（図７））もしくはユーザ機器装置上に実装されるソフトウェアは、ユーザに対し記録するコンテンツを推奨するためのフィードバック・ループを実装してもよい。サーバまたはユーザ機器装置は、ソフトウェアによって以前に推奨されたコンテンツが視聴された方法に関して、ホームネットワーク内のユーザ機器装置から情報を受信してもよい。ソフトウェアは、受信した情報に基づいて、ユーザに推奨するためのコンテンツおよびコンテンツをユーザに提供する方法を識別してもよい。例えば、ユーザが、数分間推奨された番組を視聴した後、その番組を削除した場合、ソフトウェアは、今後、類似番組を推奨しなくてもよい。別の実施例では、ユーザが、推奨された番組全体を視聴したが、番組の大部分を早送りした場合、ソフトウェアは、今後、類似コンテンツの要約クリップを提供してもよい。

ユーザは、異なる装置上で異なる方法でコンテンツを視聴する可能性があるため、ソフトウェアは、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器装置に異なる方法で、コンテンツを提供してもよい。例えば、ユーザ機器装置が携帯機器である場合、携帯機器の限られたバッテリ寿命により、ユーザは、履歴上、短時間で、携帯機器上でコンテンツを視聴しているため、ソフトウェアは、コンテンツのショートクリップを携帯機器に提供してもよい。

番組情報エリア８０２は、選択された番組に関する任意のテキスト、画像、および映像情報を含んでもよい。例えば、図８ａに示されるように、番組情報エリア８０２は、選択された番組のタイトル、チャンネル、時間、および放送年を含む。また、番組情報エリア８０２は、選択された番組の要約および見本画像を含む。

双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、選択された番組のための任意の番組記録設定８０４を選択可能となり得る。番組記録設定８０４の１つによって、ユーザは、選択された番組の次回のエピソードを記録可能となり得る。番組記録設定８０６の別の１つによって、ユーザは、選択された番組の将来の全エピソードを記録可能となり得る（例えば、シリーズの記録）。シリーズの記録は、Ｋｎｕｄｓｏｎらの米国特許公報第２００５／０２０４３８８号に詳細に論じられており、参照することによって全体として本明細書に援用される。番組ガイド設定８０４別の１つによって、ユーザは、選択された番組の記録をホームネットワーク内の他のユーザ機器装置と共有することを選択可能となり得る。「番組記録」オプション８０４は、単なる例示にすぎず、「番組記録」オプション８０４は、本発明の範囲から逸脱することなく、好適な追加オプションを含んでもよいことを当業者は理解されたい。

画面８００は、「フォーマット選択」ボタン８０６を含んでもよい。「フォーマット選択」ボタン８０６のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、以下に詳述される、ユーザに記録用に選択された番組のフォーマットを選択させるための画面８２０（図８ｂ）を表示してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、選択された番組またはオプションの個々のフォーマットを選択し、ホームネットワーク内のすべてのユーザ機器装置に対し、選択された番組の最も好適なフォーマットを自動的に記録することが可能になり得る。

画面８００は、「配信オプション」ボタン８０８を含んでもよい。「配信オプション」ボタン８０８のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザに記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションをホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれに配信するためのオプションを選択させるための、画面８４０（図８ｃ）を表示してもよい。画面８４０は、以下に詳述される。

画面８００は、「記録設定」ボタン８１０を含んでもよい。「記録設定」ボタン８１０のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザによって選択されたフォーマットで、選択された番組の記録を設定してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択されたフォーマットの選択番組をサーバ上に記録してもよい。例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択されたフォーマットの選択番組をネットワークサーバ１４０（図１）上に記録してもよい。別の実施例では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択されたフォーマットの選択番組をホームネットワークサーバ（例えば、サーバ７０２（図７））上に記録してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、すべての選択されたフォーマットの選択番組を、双方向メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器装置上に記録してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された各フォーマットの選択コンテンツを、選択されたコンテンツのフォーマットを表示するために最も好適なユーザ機器装置上に記録してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、選択された各フォーマットの選択コンテンツを格納するサーバまたはユーザ機器装置を指定することが可能になり得る。

ホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するために選択された関連データと双方向アプリケーションは、ホームネットワークまたはホームネットワーク内のユーザ機器装置（例えば、サーバ１３０（図１）、サーバ１４０（図１）、サーバ７０２（図７））によってアクセス可能な任意の好適なサーバ上で読み込まれ、格納されてもよい。関連データと双方向アプリケーションは、関連データとアプリケーションが選択され、関連データとアプリケーションが配信される直前までの任意の時間に、読み込まれてもよい。

図８ｂは、本発明による、ユーザに記録用に選択された番組のフォーマットを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面８２０を示す。画面８２０は、「フォーマット選択」ボタン８０６（図８ａ）を選択することによって、アクセスされてもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組の利用可能なフォーマットを判断し、選択された番組の利用可能な各フォーマットに対応するオプション（例えば、チェックボックス）を画面８２０上に表示してもよい。ユーザは、異なる機能を有するユーザ機器装置に選択された番組を表示させるため、複数のフォーマットを選択することを所望してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、番組リストを検索することによって、選択された番組のどのフォーマットが利用可能であるかを判断してもよい。例えば、主要テレビネットワーク、ならびに例えば、ＡＢＣ、ＣＢＳ、ＮＢＣ、ＦＯＸ、ＨＢＯ等の特定のケーブルチャンネルは、高精細画質フォーマット（例えば、７２０ｐ）および標準画質フォーマット（例えば、４８０ｉ）で同時にテレビ番組を放送してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ウェブサイトまたはデータベースにアクセスし、選択された番組のどのフォーマットがサーバ上で利用可能であるかを判断してもよい。選択された番組が放送された後、選択された番組は、種々のフォーマットでサーバにアップロードされていてもよい（例えば、サーバ１３０（図１）、サーバ１４０（図１））。例えば、サーバは、選択された番組を異なるメディアフォーマットで格納してもよい（例えば、ＭＰＥＧ−４フォーマット、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）ＭｅｄｉａＶｉｄｅｏフォーマット、ＵｎｉｖｅｒｓａｌＭｅｄｉａＤｉｓｃフォーマット、Ｈ．２６４）。別の実施例では、サーバは、異なる帯域幅機能を有するユーザ機器装置に対応するために、種々のビットレート（例えば、５０Ｋｂｐｓ、１００Ｋｂｐｓ、３００Ｋｂｐｓ）にエンコードされたストリーミングメディアフォーマットで、選択された番組を格納してもよい。

図８ｂに示されるように、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」が、高精細画質、標準画質、ＭＰＥＧ−４、およびＨ．２６４フォーマットで利用可能であると判断している。その結果、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、チェックボックス８２２、８２４、８２６、および８２８を画面８２０内に表示してもよい。ユーザは、任意のチェックボックス８２２、８２４、８２６、および８２８を選択し、双方向メディアガイダンスアプリケーションに、チェックボックス８２２、８２４、８２６、および８２８に対応する選択された番組のフォーマットを記録させてもよい。例えば、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能を考慮し、ユーザ機器装置によってサポートされる選択された番組のフォーマットを選択してもよい。

また、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、チェックボックス８３０を表示し、ユーザにホームネットワーク内のすべてのユーザ機器装置による表示のための最も好適なフォーマットを記録することを選択させてもよい。例えば、ホームネットワークが、セルラ電話および高精細画質対応ユーザ機器装置を含む場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組をＨ．２６４および高精細画質フォーマットで記録することを自動的に選択してもよい。本アプローチでは、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ホームネットワーク内のすべてのユーザ機器装置が、ユーザ対話を要求せずに、選択されたコンテンツの少なくとも１つのフォーマットを表示可能であることを保証してもよい。ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のための、コンテンツの最も好適なフォーマットの記録は、図１０ａに関連させて以下に詳述される。

「保存」ボタン８３２のユーザ押下に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面８２０およびディスプレイ画面８００（図８ａ）を終了してもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザに記録用に選択された番組のフォーマットを選択させない場合があることを当業者は理解されたい。代わりに、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のために好適な、選択された番組のフォーマットを自動的に記録してもよい。別様に、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組の最高画質フォーマットを自動的に記録し、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のためにコンテンツの好適なフォーマットに、後で変換してもよい。

図８ｃは、ユーザに選択された番組および関連データとアプリケーションのホームネットワーク内のユーザ機器装置への配信オプションを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面８４０を示す。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、「配信オプション」ボタン８０８（図８２ａ）ユーザ選択に応じて、画面８４０を表示してもよい。画面８４０は、「配信オプション」ボタン８４２、８４４、および８４６ならびに「戻る」ボタン８４８を含んでもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、「配信オプション」ボタン８４２、８４４、および８４６を生成し、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対応させてもよい。図８ｃに示されるように、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ホームネットワーク内のセルラ電話用の「配信オプション」ボタン８４２、ホームネットワーク内の居間のホームシアター用の「配信オプション」ボタン８４４、およびホームネットワーク内の寝室のテレビシステム用の「配信オプション」ボタン８４６を生成している。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、「配信オプション」ボタンを生成し、将来ホームネットワークに追加され得るユーザ機器装置に対応させてもよい。例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ホームネットワークに追加されると双方向メディアガイダンスアプリケーションが予測する、ユーザ機器装置用の配信オプションを表示してもよい。別の実施例では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、サービスプロバイダが、既存のユーザ機器装置へのアップグレードとして導入を予定している、ユーザ機器装置用の配信オプションを表示してもよい。

いくつかの実施形態では、セルラ電話は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置（例えば、ユーザ機器７０４（図７））であってもよい。いくつかの実施形態では、セルラ電話は、ホームネットワークに遠隔でアクセスするように構成されるため（例えば、通信ネットワーク１２６および通信経路１３９（図１）を介して）、ホームネットワークの一部とみなされてもよい。また、通信ネットワーク１２６を使用してホームネットワークに遠隔でアクセスし得る他のユーザ機器装置も、ホームネットワークの一部とみなされてもよい（例えば、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータ）。

任意の配信オプション８４２、８４４、または８４６のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザに選択された番組および関連データとアプリケーションを対応するユーザ機器装置に配信するためのオプションを選択させる、画面を表示してもよい。

図８ｄ〜ｆは、本発明による、ユーザに種々のホームネットワーク内のユーザ機器装置用の選択された番組および関連データとアプリケーションの配信オプションを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的画面８６０を示す。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、任意の「配信オプション」ボタン８４２、８４４、または８４６ユーザ選択に応じて、画面８６０を表示してもよい。画面８６０は、コンテンツ配信オプションエリア８６２、データ配信オプション８６４、アプリケーション配信エリア８８４、および「保存」ボタン８９０を含んでもよい。

配信オプションおよび配信オプション画面は、単に例示にすぎず、本発明の範囲から逸脱することなく、ユーザにコンテンツおよび関連データとアプリケーションのホームネットワーク内のユーザ機器装置への配信オプションを選択させる任意の好適なアプローチを使用してもよいことを理解されたい。例えば、画面８４０（図８ｃ）および８６０（図８ｄ〜ｆ）は、ユーザが、ホームネットワーク内のすべてのユーザ機器装置に対する配信オプションを選択し得る単一画面に統合されてもよい。別の実施例では、ユーザ機器装置用の配信オプションは、コンテンツをユーザ機器装置に配信する直前に、選択されてもよい。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれに対する選択された番組および関連データとアプリケーションの配信オプションを構成することが可能になり得る。図８ｄ〜ｆに示されるように、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対する「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の配信オプションを設定してもよい。本アプローチでは、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、ユーザが記録を所望し得る他の番組に対し異なる配信オプションを設定することが可能になり得る。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれに対し、すべてのコンテンツおよび関連データとアプリケーションの配信オプションを構成することが可能になり得る。本アプローチでは、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し、ユーザ機器装置に配信されるすべてのコンテンツに有効な、配信オプションを設定することが可能になり得る。

コンテンツ配信オプションエリア８６２は、ユーザに選択された番組に対しコンテンツリストオプションを選択させるための、チェックボックス８６６、８６８、および８７２を含んでもよい。ユーザが、配信オプションが選択されているユーザ機器装置に、選択された番組の最も好適なフォーマットの自動的配信を所望する場合、ユーザは、チェックボックス８６６を選択してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組のフォーマットの要件と、配信オプションが選択されているユーザ機器装置の機能とを比較し、ユーザ機器装置に対し選択された番組の最も好適なフォーマットを決定してもよい。例えば、ユーザが、テレビ番組を高精細画質およびＨ．２６４で記録することを選択する場合、テレビ番組は、高精細画質フォーマットでホームネットワーク内の高精細画質ユーザ機器装置に配信され、Ｈ．２６４フォーマットでホームネットワーク内のセルラ電話に配信されてもよい。本アプローチは、図１０ａに関連させて以下に詳述される。

いくつかの実施形態では、ユーザが、ユーザ機器装置に対し選択された番組の最も好適なフォーマットを選択していない場合、または選択された番組の最も好適なフォーマットが、記録またはストレージに利用可能ではない場合がある。双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、選択された番組が、配信オプションが選択されているユーザ機器装置に対し最も好適なフォーマットで記録されていなくても、ユーザは、チェックボックス８６６を選択することが可能になり得る。例えば、選択された番組は、高精細画質フォーマットで記録されてもよく、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のうちの１つは、標準画質コンテンツを表示のみ表示するように構成されてもよい。本アプローチでは、選択された番組がユーザ機器装置によって要求されると、選択された番組のフォーマットの１つは、ユーザ機器装置による表示に好適なフォーマットに変換されてもよい。選択された番組の変換は、ユーザ機器装置に提供されてもよい。本アプローチは、図１０ｂに関連させて以下に詳述される。

コンテンツ配信オプションエリア８６２は、ユーザに選択された番組のフォーマットを選択させ、配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信する、チェックボックス８６８を含んでもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、フォーマット選択ドロップダウンメニュー８７０を表示してもよい。フォーマット選択ドロップダウンメニュー８７０内のメニューアイテムは、画面８２０（図８ｂ）において記録用に選択された選択番組のフォーマットに対応してもよい。ユーザは、配信設定が選択されているユーザ機器装置と互換性があるとユーザが既知のフォーマットを選択してもよい。図８ｄに示されるように、配信オプションが選択されているユーザ機器装置がセルラ電話の場合、ユーザは、選択された番組のＨ．２６４フォーマットを配信することを選択してもよい。セルラ電話による表示に好適な選択された番組の他の好適なフォーマットは、例えば、ＭＰＥＧ−４、ＵｎｉｖｅｒｓａｌＭｅｄｉａＤｉｓｃ（ＴＭ）フォーマット、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）ＭｅｄｉａＶｉｄｅｏ（ＴＭ）、ＱｕｉｃｋＴｉｍｅ（ＴＭ）、および任意の他の好適なメディアフォーマットを含んでもよい。図８ｅに示されるように、配信オプションが選択されているユーザ機器装置が高精細画質ユーザ機器装置の場合、ユーザは、選択された番組の高精細画質フォーマットを配信することを選択してもよい。図８ｆに示されるように、配信オプションが選択されているユーザ機器装置が標準画質ユーザ機器装置の場合、ユーザは、選択された番組の標準画質フォーマットを配信することを選択してもよい。

コンテンツ配信オプションエリア８６２は、ユーザに選択された番組の代替バージョンを配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信するかどうかを選択させる、チェックボックス８７２を含んでもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ドロップダウンメニュー８７４を表示し、ユーザに選択された番組の代替バージョンを配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信することを選択させてもよい。ユーザは、選択された番組の異なる代替バージョンに対応するドロップダウンメニュー８７４内のメニューアイテムを選択してもよい。ドロップダウンメニュー８７４は、選択された番組の要約またはクリップを映像、音声、およびテキストで配信するためのリスト、ならびに選択された番組を音声およびテキストで配信するためのリストを含んでもよい。例えば、選択された番組がスポーツ番組の場合、ユーザは、ハイライトリールをセルラ電話に配信することを選択してもよい。別の実施例では、選択された番組がドラマの場合、ユーザは、ドラマの要約を携帯用ビデオプレーヤに配信することを選択してもよい。別の実施例では、ユーザは、選択された番組のセグメントを携帯用コンピュータに配信することを選択してもよい（例えば、「ＴｈｅＬａｔｅＳｈｏｗｗｉｔｈＤａｖｉｄＬｅｔｔｅｒｍａｎ」のトップ１０リスト、または「ＳａｔｕｒｄａｙＮｉｇｈｔＬｉｖｅ」の週末の更新）。さらに、ドロップダウンメニュー８７４は、選択された番組そのものに加え、例えば、カットシーン、解説、および他の追加素材を含む、選択された番組の拡張バージョンを配信するためのリストも含んでもよい。例えば、ユーザは、監督の解説とともに、選択された番組を高精細画質ユーザ機器装置に配信することを選択してもよい。

いくつかの実施形態では、選択された番組の代替バージョンは、サーバまたは選択された番組が格納されるホームネットワークに関連するユーザ機器装置によって、ローカルに生成されてもよい。例えば、選択された番組は、セグメントに分割してもよく、セグメントのサブセットは結合され、選択された番組の縮約バージョンを生成してもよい。別の実施例では、選択された番組は、コンテンツの映像部分を取り去ることによって、音声に変換されてもよい。別の実施例では、選択された番組は、字幕データを参照することによって、テキストに変換されてもよい。コンテンツを縮約することによる代替バージョンの生成は、図１１ａ〜ｃに関連させて以下に詳述される。

また、選択された番組の拡張バージョンは、選択された番組に素材を付加することによって生成されてもよい。例えば、追加素材は、選択された番組の間の任意の場所に結合されてもよい（例えば、選択された番組の冒頭、中間、終了時点）。

いくつかの実施形態では、選択された番組の代替バージョンは、サーバ上での読み込みのために放送局または番組プロバイダによって提供されてもよい。例えば、製作者は、最も関連するビデオクリップを識別および結合することによって、選択された番組の映像要約を作成してもよい。別の実施例では、作家は、選択された番組のテキスト要約を作成しておよい。ウェブサイトは、選択された番組の映像またはテキスト要約にリンクしてもよい。この種類の縮約コンテンツは、人工知能の代わりに、人的に生成されたものであるため、ローカルに生成された代替バージョンよりも正確となり得る。

サービスプロバイダは、選択された番組の代替バージョンへのアクセス料をユーザに請求してもよい。例えば、ユーザは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソードを無料で記録してもよい。しかしながら、ユーザが、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の代替バージョンの読み込みを選択する場合、サービスプロバイダは、ユーザが選択する代替バージョンに応じて、ユーザに料金を請求してもよい。サービスプロバイダは、選択された番組の様々なバージョンに対し異なる料金を請求してもよい。例えば、サービスプロバイダは、選択された番組の縮約バージョンよりも選択された番組の拡張バージョンに対しより多く料金を請求してもよい。

また、選択番組の選択された代替バージョンは、コンテンツ配信オプションエリア８６２内のフォーマットオプションにしたがって、フォーマット変換してもよい。例えば、選択された番組のハイライトビデオクリップは、ＭＰＥＧ−４フォーマットでウェブサイトから読み込まれてもよい。選択された番組のコンテンツ配信オプションが、コンテンツをＨ．２６４フォーマットで配信するべきであると指定する場合、ハイライト映像は、ウェブサイトから読み込まれ、Ｈ．２６４フォーマットにトランスコーディングされてもよい。

データ配信オプションエリア８６４は、チェックボックス８７６、８７８、８８０、および８８２を含んでもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組に加え、関連するコンテンツが、ユーザ機器装置に提供するために利用可能であるかどうか判断することによって、データ配信オプションエリア８６４内にチェックボックスを生成してもよい。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組の番組リストを検索し、任意の関連データが利用可能であるかを判断してもよい。例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の番組リスト画面は、スケジュール情報、番組説明、および番組情報（例えば、俳優、監督、公開日、評価、ジャンル等）を含んでもよい。また、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の番組リスト画面は、関連記事、インタビュー、レビュー、および他の類似コンテンツまたはデータ等、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連する追加データへのリンクを含んでもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組に関連データに対応するオプション（例えば、チェックボックス）を生成してもよい。図８ｄ〜ｆに示されるように、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連データに対応する例示的チェックボックス８７６、８７８、８８０、および８８２を生成している。

ユーザは、チェックボックス８７６、８７８、８８０、または８８２の任意の１つ以上を選択し、選択されたチェックボックスに対応するデータを配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信してもよい。図８ｄに示されるように、ユーザは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のタイトル情報をホームネットワーク内のセルラ電話に配信することを選択している。図８ｅ〜ｆに示されるように、ユーザは、エピソードガイド、シーズン番組リスト、関連記事、および「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のタイトル情報をホームネットワーク内の高精細画質および標準画質ユーザ機器装置に配信することを選択している。

別様に、ユーザは、チェックボックス８８３を選択し、最も好適なデータを配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信してもよい。ユーザがチェックボックス８８３を選択すると、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置が受信および表示可能な関連データの選択を判断してもよい。例えば、ある特定の種類の関連データが、膨大な記憶容量を必要とする場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、限られた帯域幅を有するユーザ機器装置に関連データを配信しないことを選択してもよい。別の実施例では、別の特定の種類の関連データが、膨大な表示エリアを必要とする場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、低固有解像度または小画面サイズを有するユーザ機器装置に関連データを配信しないことを選択してもよい。

したがって、高精細画質ユーザ機器装置は、関連データを受信するために十分な帯域幅、および選択されたコンテンツと同時に関連データを表示するための十分な解像度を有するため、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、すべての利用可能な関連データを高精細画質ユーザ機器装置に配信することを選択してもよい。一方、セルラ電話の帯域幅および表示制限のため、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、限られた量のデータ（例えば、タイトル情報）をセルラ電話に配信することを選択してもよい。

データは、ユーザ機器装置によって、任意の好適なフォーマットで表示されてもよい。例えば、高精細画質ユーザ機器装置は、隣接パネルに「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録および関連データを同時に表示してもよい。別の実施例では、セルラ電話によって、ユーザは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の関連データを表示するためのメニューオプションを選択することが可能になり得る。

アプリケーション配信オプションエリア８８４は、チェックボックス８８６および８８８を含んでもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組に加え、関連する双方向アプリケーションが、ユーザ機器装置に提供するために利用可能であるかどうかを判断することによって、アプリケーション配信オプションエリア８８４内にチェックボックスを生成してもよい。また、エリア８８４は、バージョン選択ドロップダウンメニュー８９１およびチェックボックス８８９を含んでもよい。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組の番組リストを検索し、任意の関連する双方向アプリケーションが利用可能であるかを判断してもよい。例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の番組リスト画面は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連する双方向アプリケーションへのリンクを含んでもよい。別の実施例では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、双方向アプリケーションのデータベースを検索し、任意の双方向アプリケーションが選択された番組に関連されているか判断してもよい。画面８６０に示されるように、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」は、ユーザに記録された番組および関連データを視聴させるためのコンテンツナビゲーションアプリケーション、ユーザに記録された番組内で特集される製品を閲覧および／または購入させる商取引アプリケーションを関連してもよい。クロスプラットフォーム双方向商取引アプリケーションは、米国特許出願第＿＿＿＿＿＿＿＿＿号（本願と同時出願（弁理士整理番号ＵＶ−４０９））に詳述されており、参照することによって、全体として本明細書に援用される。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された番組に関連する双方向アプリケーションに対応するオプション（例えば、チェックボックス）を生成してもよい。図８ｄ〜ｆに示されるように、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連する双方向アプリケーションに対応する例示的チェックボックス８８６および８８８を生成している。

チェックボックス８８６および／または８８８のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択されたチェックボックスに対応する双方向アプリケーションを構成し、配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信されてもよい。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、複数のバージョンで利用可能であってもよい。選択された双方向アプリケーションの最も好適なバージョンは、配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信されてもよい。双方向アプリケーションの最も好適なバージョンのユーザ機器装置への配信は、図１２ａに関連させて以下に詳述される。

いくつかの実施形態では、選択された双方向アプリケーションは、配信オプションが選択されているユーザ機器装置による表示のために修正されてもよい。選択された双方向アプリケーションの修正されたバージョンは、配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信されてもよい。ユーザ機器装置による実行のための双方向アプリケーションの修正は、図１２ｂに関連させて以下に詳述される。

いくつかの実施形態では、選択された双方向アプリケーションは、プラットフォーム非依存プログラミング言語で実装されてもよく、ディスプレイ画面を実行されるユーザ機器装置に適合するように構成されてもよい。選択された双方向アプリケーションは、配信オプションが選択されているユーザ機器装置に配信されてもよい。双方向アプリケーションのプラットフォーム非依存プログラミング言語での実装は、図１２ｃに関連させて以下に詳述される。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、配信オプションが選択されているユーザ機器装置によって実行され得る、関連する双方向アプリケーションのチェックボックスのみ表示してもよい。例えば、ホームネットワーク内のセルラ電話が、双方向アプリケーションを表示不可能な場合、双方向アプリケーションのチェックボックスは、セルラ電話のアプリケーション配信オプションに表示されない場合がある。

ユーザは、チェックボックス８８９を選択し、選択された双方向アプリケーションの最も好適なバージョンを設定が選択されているユーザ機器装置に配信することを選択してもよい。ユーザが、チェックボックス８８９を選択する場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択された双方向メディアガイダンスアプリケーションのどのバージョンが、配信オプションが選択されているユーザ機器装置によって実行され得るかを判断してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置によって実行され得る、選択された双方向アプリケーションのバージョンの１つを配信することを選択してもよい。例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、双方向アプリケーションのＷＭＬバージョンをセルラ電話に、双方向アプリケーションのＨＴＭＬバージョンをパーソナルコンピュータに、配信することを自動的に選択してもよい。双方向アプリケーションのＷＭＬおよびＨＴＭＬバージョンは、任意の好適な技術（例えば、双方向アプリケーションのＸＭＬバージョンを修正、または双方向アプリケーションのＷＭＬおよびＨＴＭＬバージョンを格納）を使用して、利用可能にしてもよい。

いくつかの実施形態では、チェックボックス８８９が選択される場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置の表示制限のため、ユーザ選択を無効にしてもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置が、双方向アプリケーションおよび選択された番組を同時に表示し得るかを検討してもよい。例えば、セルラ電話は、任意の双方向アプリケーションおよび選択された番組を同時に表示不可能であるため、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、任意の双方向アプリケーションをセルラ電話に配信しないことを選択してもよい。

いくつかの実施形態では、チェックボックス８８９が選択される場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置の帯域幅制限のため、ユーザ選択を無効にしてもよい。また、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置が、選択された番組に加え、双方向アプリケーションを読み込むための十分な帯域幅を有しているかを検討してもよい。例えば、セルラ電話は、双方向アプリケーションおよび選択された番組を読み込むための十分な帯域幅を有していないため、セルラ電話が、双方向アプリケーションの一部を実行可能であっても、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、任意の双方向アプリケーションをセルラ電話に配信しないことを選択してもよい。

別様に、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、バージョン選択ドロップダウンメニュー８９１から、ユーザ機器装置に配信するための双方向アプリケーションのバージョンを選択することが可能になり得る。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、双方向アプリケーションのどのバージョンが利用可能であるかを判断し、バージョン選択ドロップダウンメニュー８９１内に利用可能なバージョンを選択するためのオプションを含めてもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、リストアップされた各双方向アプリケーションに対し、別個のバージョン選択ドロップダウンメニュー８９１を表示してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、配信オプションが選択されているユーザ機器装置へ配信するための双方向アプリケーションのバージョンを選択することが可能になり得る。

「保存」ボタン８９０のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、配信オプションのユーザ選択を保存してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面８４０（図８ｃ）に戻ってもよい。

いくつかの実施形態では、ユーザは、コンテンツの選択されたバージョンの１つ以上を対応するユーザ機器装置または周辺機器に自動的に転送するように、双方向メディアガイダンスアプリケーションを構成してもよい。（例えば、ユーザは、コンテンツの配信をユーザ機器装置に要求する必要はない）。例えば、ユーザは、携帯用ビデオプレーヤがホームネットワーク内のユーザ機器装置に接続されている（または、別様に「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソードにアクセス可能な）場合、選択されたコンテンツ（例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソード）が、携帯用ビデオプレーヤに自動的に配信されるように指示してもよい。本実施例では、携帯用ビデオプレーヤ（または、任意の他のユーザ機器装置）は、例えば、車両内に実装されていてもよく、例えば、携帯用ビデオプレーヤがホームネットワークと通信し得る車庫または別の場所に車両が入ると、選択されたコンテンツは、携帯用ビデオプレーヤに自動的に転送されてもよい。

別の実施例では、ユーザは、選択されたコンテンツ（例えば、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソード）の高精細画質バージョンが利用可能となると、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」が、高精細画質ユーザ機器装置に自動的に配信されるように指示してもよい。本実施例では、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の高精細画質バージョンは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の高精細画質バージョンの記録が完成した後、利用可能となってもよい。別様に、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の高精細画質バージョン」は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の標準画質バージョンの記録が完成し、標準画質が高精細画質に変換された後、利用可能となってもよい。別様に、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の高精細画質バージョンは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の高精細画質バージョンがサーバにアップロードされ、読み込みに利用可能となった後、利用可能となってもよい。

別の実施例では、ユーザは、選択されたコンテンツ（例えば、天気予報またはスポーツハイライト）が、所定のスケジュール（例えば、平日毎朝）でセルラ電話に自動的に配信されるように指示してもよい。本アプローチでは、コンテンツの転送を定期的に再構成することなく、ユーザは、ホームネットワークから離れて、定期的に選択されたコンテンツを視聴してもよい（例えば、ユーザの通勤時）。

自動転送用に選択されたコンテンツは、選択されたユーザ機器装置または周辺機器用の配信オプション（例えば、コンテンツ配信オプション、データ配信オプション、アプリケーション配信オプション）にしたがって、選択されたユーザ機器装置または周辺機器に配信されてもよい。例えば、コンテンツが、２つの異なるユーザ機器装置に対し自動転送用に選択される場合、ユーザ機器装置の機能が異なるため、ユーザ機器装置に配信されるコンテンツのフォーマットは、異なってもよい。

コンテンツの自動転送は、米国特許出願第１０／９４２，０７０号（２００４年９月１５日出願）に詳述されており、参照することによって、全体として本明細書に援用される。

いくつかの実施形態では、コンテンツおよび関連データとアプリケーションは、ユーザが、過去にユーザ機器装置を使用して、類似コンテンツ、データ、およびアプリケーションと対話および消耗した方法と一致するフォーマットで、ユーザ機器装置に配信されてもよい。本アプローチでは、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置を使用して、コンテンツ、データ、およびアプリケーションとのユーザ対話を監視し、コンテンツ、データ、およびアプリケーションのソース（例えば、ホームネットワークサーバ７０２（図７））へ監視情報をフィードバックしてもよい。コンテンツ、データ、およびアプリケーションのソースは、監視情報を分析し、監視情報にしたがって、将来、コンテンツ、データ、およびアプリケーションをユーザ機器装置に配信してもよい。本アプローチでは、ユーザによって選択された画面８６０（図８ｄ〜ｆ）内の配信オプションは、ユーザ行動に基づいて動的に修正されてもよい。

特に、コンテンツは、ユーザ機器装置の機能およびユーザが過去にコンテンツを消耗した方法に基づいて、ユーザに配信されてもよい。初めに、ユーザ機器装置がコンテンツのフォーマットを再生するように構成されるように、コンテンツの好適なフォーマットが選択されてもよい。次に、コンテンツのソースは、ユーザの以前の視聴パターンを検討し、コンテンツをユーザに提示する方法を決定してもよい。例えば、ソースは、ユーザの平均的視聴時間が短い場合、ユーザが、ユーザ機器装置を使用して、頻繁にコンテンツを早送りする場合、コンテンツの縮約バージョンを配信することを選択してもよい。別の実施例では、ユーザが、例えば、特定の場面を再視聴または関連記事を熟読することによって、コンテンツの視聴だけではなく、コンテンツの背景に関する詳細を学ぶことに興味があるような場合、コンテンツの拡張バージョンがユーザに表示されてもよい。

関連番組データは、ユーザ機器装置の機能およびユーザが過去にデータを消耗した方法に基づいて、ユーザに配信されてもよい。番組データのソースは、ユーザ機器装置によって表示され得る双方向アプリケーションの選択を判断してもよい。ソースは、ユーザが、ユーザ機器装置を使用して、以前に番組データを消耗した方法に基づいて、番組データの選択のサブセットを配信してもよい。例えば、ユーザが、データ表示を繰り返し最小化する場合、または関連番組データにアクセスしない場合、ソースは、最小量の番組データを配信してもよい。別の実施例では、ユーザが、特定の種類の番組データと頻繁に対話する場合、ソースは、番組データの選択からその種類の番組データを配信することを選択してもよい。

関連する双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置が、双方向アプリケーションを実行可能か、およびユーザが、以前に双方向アプリケーションを消耗した方法に基づいて、ユーザに配信されてもよい。双方向アプリケーションのソースは、ユーザ機器装置によって実行され得る双方向アプリケーションの選択を判断してもよい。ソースは、ユーザが、ユーザ機器装置を使用して、以前に双方向アプリケーションを消耗した方法に基づいて、双方向アプリケーションの選択のサブセットを配信してもよい。例えば、ユーザが、ユーザ機器装置を使用して、関連する双方向アプリケーションにアクセスしている場合、ソースは、任意の関連する双方向アプリケーションを配信しない場合がある。別の実施例では、ユーザが、ユーザ機器装置を使用して、特定の種類の双方向アプリケーションに頻繁にアクセスしている場合、ソースは、双方向アプリケーションの選択からその種類の双方向アプリケーションを選択し、ユーザ機器装置に配信してもよい。

ユーザが、コンテンツ、データ、およびアプリケーションの使用に一貫している場合、コンテンツ、データ、およびアプリケーションの使用に関するこの種類のフィードバック・ループは、特に有用である。例えば、車両内に設置されたユーザ機器装置は、保護者が子供を学校へ車で送る際に、子供にコンテンツおよび関連番組データとアプリケーションを視聴させるために主に使用されてもよい。コンテンツ、データ、およびアプリケーションのソースは、車両の出発前、または車両が車庫を出発する際に、好適なコンテンツ、データ、および／またはアプリケーションをユーザ機器装置に配信してもよい。子供が、履歴上、２０分間子供番組を視聴し、関連する双方向ゲームと対話する場合、ソースは、記録された、またはデータベースからダウンロードするためにアクセス可能な子供番組から、２０分の長さのセグメントを配信してもよい。また、セグメントは、ユーザ機器装置の表示機能に基づいて、フォーマット変換されてもよい。子供が、通常、関連番組データと対話しない場合、ソースは、選択されたコンテンツに関連する任意の番組データをユーザ機器装置に配信しない場合がある。ソースは、ユーザ機器装置によって実行され得るフォーマットで、好適なフォーマットの双方向ゲームをユーザ機器装置に配信してもよい。車両がソースから切断され、子供が、カスタマイズされたコンテンツ、番組データ、およびアプリケーションの消耗を開始すると、ユーザ機器装置は、カスタマイズされたコンテンツ、番組データ、およびアプリケーションとの子供の対話を追跡記録してもよい。車両がソースと再接続すると（例えば、保護者が、子供を学校へ送って戻って来た後）、ユーザ機器装置は、子供がカスタマイズされたコンテンツ、番組データ、およびアプリケーションを消耗した方法をソースと通信し、ソースに、コンテンツ、番組データ、およびアプリケーションが、将来、ユーザ機器装置に配信される方法を改良させてもよい。

いくつかの実施形態では、ソースは、関連番組データまたは双方向アプリケーションのテストインスタンスを送信し、ユーザのデータまたはアプリケーションの消耗方法を確認し、将来、その種類のデータまたは双方向アプリケーションを配信するかどうかを判断してもよい。

図９ａ〜ｂは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込みおよび表示するための、ホームネットワーク内のセルラ電話上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面９００および９１０を示す。セルラ電話は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置と直接通信する、または通信ネットワーク（例えば、通信ネットワーク１２６（図１））を介して、ホームネットワーク内のユーザ機器装置と間接的に通信するように構成されてもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、記録されたコンテンツの視聴するユーザ選択に応じて、画面９００を表示してもよい。図９ａに示されるように、画面９００は、記録されたコンテンツ９０２のリストを含んでもよい。記録されたコンテンツのリストは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置間で共有されるコンテンツを含んでもよい。図９ａに示されるように、ユーザは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録のリストを選択している。例示目的であって、限定されることなく、ホームネットワーク内のユーザ機器装置間で共有される記録されたコンテンツは、ホームネットワークサーバ（例えば、サーバ７０２（図７））上に格納されるように記載される。

また、画面９００は、「読み込み」オプション９０４および「戻る」ボタン９０６を含んでもよい。「読み込み」オプション９０４のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面８６０（図８ｄ）から選択された配信オプションにしたがって、記録されたコンテンツおよび任意の選択された関連データとアプリケーションを読み込んでもよい。「戻る」ボタン９０６のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面９００にアクセスした画面を表示してもよい。

図９ｂを参照すると、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面９００（図９ａ）からの記録されたコンテンツリストおよび「読み込み」ボタン９０４のユーザ選択に応じて、画面９１０を表示してもよい。図９ｂに示されるように、画面９１０は、画面９００（図９ａ）においてユーザによって選択されたコンテンツの映像９１２および関連データ９１４を含む。セルラ電話用のコンテンツ配信オプション８６２（図８ｄ）にしたがって、映像９１２は、Ｈ．２６４フォーマットの「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の要約クリップであってもよい。いくつかの実施形態では、要約クリップは、サーバ（例えば、サーバ１３０またはサーバ１４０（図１））から読み込んでもよい。いくつかの実施形態では、図１１ａに関連させて以下に記載されるように、要約クリップは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録を縮約することによって、ホームネットワークサーバによって生成されてもよい。必要に応じて、ホームネットワークサーバは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の要約クリップをＨ．２６４フォーマットにトランスコーディングしてもよい。

データ配信オプション８６４（図１２ｄ）にしたがって、データ９１４は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のタイトル情報であってもよい。図９ｂに示されるように、データ９１４は、映像９１２上の画面９１０内のスクロールメッセージとして表示される。映像９１２およびデータ９１４は、任意の好適な配列でセルラ電話上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションによって表示されてもよいことを当業者は理解されたい。配信オプションエリア８８４（図８ｄ）にしたがって、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連する双方向アプリケーションは、配信されず、またはセルラ電話からアクセス不可能である。

図９ｃ〜ｄは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内の高精細画質ユーザ機器装置に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面９２０および９３０を示す。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、記録されたコンテンツを視聴するユーザ選択に応じて、画面９２０を表示してもよい。図９ｃに示されるように、画面９２０は、記録されたコンテンツ９２２のリストを含んでもよい。記録されたコンテンツのリストは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置間で共有されるコンテンツを含んでもよい。図９ｃに示されるように、ユーザは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録のリストを選択している。例示目的であって、限定されることなく、記録されたホームネットワーク内のユーザ機器装置間で共有されるコンテンツは、ホームネットワークサーバ（例えば、サーバ７０２（図７）上に格納されるように記載される。

また、画面９２０は、「読み込み」オプション９２４および「戻る」ボタン９２６を含んでもよい。「読み込み」オプション９２４のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面９６０（図８ｅ）から選択された配信オプションにしたがって、記録されたコンテンツおよび任意の選択された関連データとアプリケーションを読み込んでもよい。「戻る」ボタン９２６のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面９２０にアクセスした画面を表示してもよい。

図９ｄを参照すると、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面９２０（図９ｃ）からの記録されたコンテンツリストおよび「読み込み」ボタン９２４のユーザ選択に応じて、画面９３０を表示してもよい。図９ｄに示されるように、画面９３０は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連データおよびアプリケーションを選択および表示するための映像９３２およびパネル９３４と９３６を含む。高精細画質ユーザ機器装置用のコンテンツ配信オプション８６２（図８ｅ）にしたがって、映像９３２は、高精細画質フォーマットの「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の完全な記録であってもよい。

データ配信オプション８６４およびアプリケーション配信オプション８８４（図８ｅ）にしたがって、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連する番組要約、シーズン番組リスト、関連記事、タイトル情報、ショッピングおよびナビゲーションアプリケーションを高精細画質ユーザ機器装置に配信してもよい。ユーザは、パネル９３４から関連データまたはアプリケーションの１つを選択してもよい。選択された関連データまたはアプリケーションは、パネル９３６内に表示されてもよい。図９ｄに示されるように、パネル９３６は、「Ｄｅｓｐｅｒａｔｅ
Ｈｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連するショッピングアプリケーションを含む。関連する双方向アプリケーションは、図１２ａ〜ｃに関連させて以下に記載される任意のアプローチを使用して、高精細画質ユーザ機器装置に配信されてもよい。コンテンツおよび関連データとアプリケーションは、任意の好適な配列で高精細画質ユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションによって表示されてもよいことを当業者は理解されたい。いくつかの実施形態では、記録、関連データ、および関連するアプリケーションは、別個の画面に表示されてもよい。

図９ｅ〜ｆは、本発明による、記録されたコンテンツおよび関連データとアプリケーションを読み込み、表示するための、ホームネットワーク内の標準画質ユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的ディスプレイ画面９４０および９５０を示す。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、記録されたコンテンツを視聴するユーザ選択に応じて、画面９４０を表示してもよい。図９ｅに示されるように、画面９４０は、記録されたコンテンツ９４２のリストを含んでもよい。記録されたコンテンツのリストは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置間で共有されるコンテンツを含んでもよい。図９ｅに示されるように、ユーザは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録のリストを選択している。例示目的であって、限定されることなく、記録されたホームネットワーク内のユーザ機器装置間で共有されるコンテンツは、ホームネットワークサーバ（例えば、サーバ７０２（図７）上に格納されるように記載される。

また、画面９４０は、「読み込み」オプション９４４および「戻る」ボタン９４６を含んでもよい。「読み込み」オプション９４４のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面８６０（図８ｆ）から選択された配信オプションにしたがって、記録されたコンテンツおよび任意の選択された関連データとアプリケーションを読み込んでもよい。「戻る」ボタン９４６のユーザ選択に応じて、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面９４０にアクセスした画面を表示してもよい。

図９ｆを参照すると、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、画面９４０（図９ｅ）からの記録されたコンテンツリストおよび「読み込み」ボタン９４４のユーザ選択に応じて、画面９５０を表示してもよい。図９ｆに示されるように、画面９５０は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連データおよびアプリケーションを選択および表示するための映像９５２および関連データとアプリケーションエリア９５４を含む。標準画質ユーザ機器装置用のコンテンツ配信オプション８６２（図８ｆ）にしたがって、映像９３２は、標準画質フォーマットの「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の完全な記録であってもよい。必要に応じて、ホームネットワークサーバは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録されたフォーマットの１つを標準画質に変換し、変換された標準画質フォーマットで「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」を標準画質ユーザ機器装置に配信してもよい。

データ配信オプション８６４およびアプリケーション配信オプション８８４（図８ｅ）にしたがって、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」に関連する番組要約、シーズン番組リスト、関連記事、タイトル情報、ショッピングおよびナビゲーションアプリケーションを標準画質ユーザ機器装置に配信してもよい。図９ｆに示されるように、ユーザは、スクロールティッカーメッセージで配役情報を表示することを選択している。ユーザは、関連データとアプリケーションエリア９５４内の矢印を使用してスクロールさせることによって、他の関連データとアプリケーションを選択してもよい。関連する双方向アプリケーションは、図１２ａ〜ｃに関連させて以下に説明される任意のアプローチを使用して、標準画質ユーザ機器装置に配信されてもよい。コンテンツおよび関連データとアプリケーションは、任意の好適な配列で標準画質ユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションによって表示されてもよいことを当業者は理解されたい。

図８および９に示されるように、双方向メディアガイダンスアプリケーションのユーザインターフェースは、ボタン、リスト、およびチェックボックス等、一般的に使用されるアプリケーションオブジェクトを使用する。これらのオブジェクトは、例示にすぎず、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、当業者によって他のオブジェクトが使用可能であることを理解されるであろう。

双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のために最も好適なフォーマットで、選択されたテレビ番組を記録し、選択されたテレビ番組の最も好適なフォーマットをホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するように双方向メディアガイダンスアプリケーションシステムを構成することが可能となり得る。例えば、画面８２０（図８ｂ）は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のために最も好適なフォーマットで、選択されたテレビ番組を記録し、配信することをユーザに選択させるためのオプションを含む。画面８６０（図８ｄ〜ｆ）は、選択されたテレビ番組の最も好適なフォーマットをユーザ機器装置に配信することをユーザに選択させるためのオプションを含む。

図１０ａは、本発明による、種々の機能を有するホームネットワーク内のユーザ機器装置に、ホームネットワーク上に格納されたコンテンツの最も好適なフォーマットにアクセスさせるための例示的工程図１０００を示す。

ステップ１００２では、映像番組（コンテンツと称される場合もある）は、記録用に選択されてもよい。画面８００（図８ａ）および８１０（図８ｂ）は、ユーザに記録用のコンテンツを選択させるための、双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的画面である。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザに記録用のコンテンツを選択させるための任意の好適な画面を表示してもよいことを当業者は理解されたい。別の実施例では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザの選好および以前の選択に基づいて、記録用の番組を選択してもよい。

ステップ１００４では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のために好適なフォーマットで、選択されたコンテンツを記録してもよい。例えば、画面８２０（図８ｂ）によって、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のために好適な、選択されたコンテンツのフォーマットを記録するためのオプションを選択することが可能になり得る。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、コンテンツの利用可能なフォーマットの要件とホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能とを比較してもよい。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、番組リストを検索することによって、どのコンテンツのフォーマットが利用可能であるかを判断してもよい。例えば、例えば、ＡＢＣ、ＣＢＳ、ＮＢＣ、ＦＯＸ、およびＨＢＯ等、主要テレビネットワークおよび特定のケーブルチャンネルは、同時に、高精細画質フォーマット（例えば、７２０ｐ）および標準画質フォーマット（例えば、４８０ｉ）でテレビ番組を放送してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ウェブサイトまたはデータベースにアクセスし、どのコンテンツのフォーマットがサーバ上で利用可能であるかを判断してもよい。例えば、サーバは、ビットレート５０Ｋｂｐｓ、１００Ｋｂｐｓ、および３００Ｋｂｐｓでエンコードされた３つのフォーマットでコンテンツを格納してもよい。別の実施例では、サーバは、異なる映像フォーマット（例えば、ＭＰＥＧ−４、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）ＭｅｄｉａＶｉｄｅｏ、Ｈ．２６４、およびＵｎｉｖｅｒｓａｌＭｅｄｉａＤｉｓｃフォーマット）でコンテンツを格納してもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、コンテンツの利用可能なフォーマットの要件を判断してもよく、例えば、フォーマットのメディアの種類、フォーマットの解像度、フォーマットに必要な記憶容量、フォーマットをエンコードするために使用されるビットレート、フォーマットの音声／映像エンコーディング（例えば、ＤｏｌｂｙＤｉｇｉｔａｌ（ＴＭ））、および任意の他の好適な要件を含み得る。

いくつかの実施形態では、コンテンツが、未だ放送されていない場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、利用可能なフォーマットのそれぞれに対応する番組リスト情報を参照することによって、コンテンツの利用可能なフォーマットの要件を判断してもよい。

いくつかの実施形態では、コンテンツの利用可能なフォーマットが、サーバ上に格納される場合、コンテンツの利用可能なフォーマットの要件は、フォーマット用のファイルヘッダにエンコードされてもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ファイルヘッダを分析することによって、コンテンツの利用可能なフォーマットの要件を判断してもよい。

いくつかの実施形態では、サーバは、サーバ上のストレージ用に予約されるコンテンツのフォーマットを双方向メディアガイダンスアプリケーションに指示してもよい。例えば、サーバは、エピソードがテレビで放送された後、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソードを格納してもよい。

また、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能を判断してもよい。いくつかの実施形態では、ホームネットワーク内のユーザ機器装置は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能の記録を保持してもよい。例えば、ユーザ機器装置がホームネットワークに追加されると、ユーザは、記録を更新し、追加されたユーザ機器装置の機能を含めてもよい。別の実施例では、追加されたユーザ機器装置は、自動的に記録を修正し、その機能を含めてもよい。

いくつかの実施形態では、ホームネットワーク内の一部またはすべてのユーザ機器装置は、双方向メディアガイダンスアプリケーションにその機能を通知してもよい。例えば、記録するコンテンツのユーザ選択に応じて、ホームネットワーク内のアクティブなユーザ機器装置のそれぞれは、双方向メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器装置にその機能を送信してもよい。機能は、デジタルストリングにエンコードされてもよく、１つ以上のビットを使用して、１つ以上の機能を示してもよい。例えば、ユーザ機器装置の帯域幅は、ストリングの５つの最上位ビットにエンコードされてもよい。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置をポーリングし、その機能を判断してもよい。例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、各ユーザ機器装置が、双方向メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器装置にアクセス要求を送信するよう要求してもよい。アクセス要求は、ユーザ機器装置の機能のリストを含んでもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、コンテンツのフォーマットの要件とホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれの機能とを比較してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置のそれぞれによる表示に最もコンテンツの好適なフォーマットを記録してもよい。例えば、ユーザ機器装置のうちの１つが高精細画質対応である場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、コンテンツを高精細画質フォーマットで記録してもよい。また、本実施例では、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のうちの１つが、コンテンツを高精細画質フォーマットで表示不可能な場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、コンテンツを標準画質フォーマットで記録してもよい。別の実施例では、ユーザ機器装置のうちの１つの帯域幅が３５０Ｋｂｐｓである場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ビットレート３００Ｋｂｐｓにエンコードされたストリーミングコンテンツを格納してもよい。別の実施例では、ユーザ機器装置のうちの１つが、ＵＭＤファイルを再生するように構成されている場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、コンテンツをＵｎｉｖｅｒｓａｌＭｅｄｉａＤｉｓｃ（ＵＭＤ）フォーマットでダウンロードしてもよい。

コンテンツは、すべての好適なフォーマットで、ホームネットワーク内のユーザ機器装置によってアクセス可能な任意のサーバまたは任意のホームネットワーク内のユーザ機器装置上に格納されてもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））上にコンテンツの好適なフォーマットを格納してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、選択されたコンテンツの好適なフォーマットのそれぞれを記録するサーバまたはユーザ機器装置を選択することが可能になり得る。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、双方向メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器装置上に、選択されたコンテンツの好適なフォーマットを記録してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択されたコンテンツの好適なフォーマットを記録可能なホームネットワーク上のサーバおよびユーザ機器装置を識別し、コンテンツの好適なフォーマットを記録するために識別されたサーバおよびユーザ機器装置の１つ以上を選択してもよい。例えば、選択されたコンテンツの任意の好適なフォーマットを記録するための十分なリソースを有している場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、そのサーバまたはユーザ機器装置を選択してもよい。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、そのフォーマットが表示されるように意図されたユーザ機器装置上に、コンテンツのフォーマットを記録してもよい。例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、コンテンツの高精細画質フォーマットを高精細画質対応ユーザ機器装置上に、コンテンツの標準画質フォーマットを標準画質ユーザ機器装置上に記録してもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置とユーザ機器装置による表示に最も好適な記録されたフォーマットとの間にアソシエーションを生成してもよい。コンテンツのフォーマットは、異なるサーバおよびユーザ機器装置上に格納されてもよいため、ユーザ機器装置とコンテンツのフォーマットのアソシエーションによって、表示に最も好適な記録されたフォーマットへのユーザ機器装置のアクセスが促進され得る。

ステップ１００６では、ホームネットワーク内のユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置の機能に基づいて、ユーザ機器装置が表示可能な、記録されたコンテンツのフォーマットを識別してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置とコンテンツのフォーマットとの間のアソシエーションを参照して、表示用に実装されるユーザ機器装置に最も好適な、リストアップされたコンテンツのフォーマットへのリンクを提供してもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、記録されたコンテンツに対応するリストを選択することが可能になり、ステップ１００８では、記録コンテンツの識別されたフォーマットが格納されたサーバまたはユーザ機器装置が、ユーザ機器装置から要求を受信し、記録されたコンテンツを再生してもよい。例えば、画面９００（図９ａ）、９２０（図９ｃ）、および９４０（図９ｅ）によって、ユーザは、それぞれセルラ電話、高精細画質ユーザ機器装置、および標準画質ユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、再生用のコンテンツを選択することが可能となる。

ステップ１００９では、記録コンテンツの識別されたフォーマットが格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、記録コンテンツの識別されたフォーマットをユーザ機器装置に配信してもよい。上述のように、記録コンテンツの識別されたフォーマットは、ユーザ機器装置による表示に最も好適なコンテンツのフォーマットである。例えば、標準画質ユーザ機器装置に関連する双方向メディアガイダンスアプリケーションは、標準画質フォーマットの選択されたコンテンツにアクセスしてもよい。別の実施例では、帯域幅５Ｍｂｐｓを有するユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ビットレート４Ｍｂｐｓにエンコードされた選択コンテンツにアクセスしてもよい。別の実施例では、ＭＰＥＧ−４ファイルを表示するように構成されるユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ＭＰＥＧ−４フォーマットでコンテンツを受信してもよい。

また、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、本発明の範囲から逸脱することなく、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に接続された周辺機器による表示に好適なフォーマットでコンテンツを記録してもよいことを当業者は理解されたい。ユーザ機器装置は、接続された周辺機器にコンテンツの好適なフォーマットを転送してもよい。

図８ｄ〜ｆに関連させて上述のように、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に対しコンテンツ配信オプションを構成し、ユーザ機器装置にコンテンツの最も好適なフォーマットを提供してもよい。しかしながら、コンテンツの最も好適なフォーマットが利用不可能な場合や、記録用に選択されていない場合がある。

図１０ｂは、本発明による、ユーザ機器装置による表示に好適なフォーマットにコンテンツを変換するための例示的工程図１０１０を示す。工程図１０１０に記載のプロセスは、工程図１０００に記載のプロセスの代替として続いてもよい。例えば、ユーザは、ユーザ機器装置のそれぞれおよびホームネットワーク内の周辺機器による表示に好適なフォーマットで、記録されることが利用不可能なコンテンツを記録することを選択する場合がある。別の実施例では、過量の記憶容量を必要とするため、ユーザは、コンテンツを複数のフォーマットで格納することを所望しない場合がある。

ステップ１０１２では、映像番組（コンテンツと称される場合がある）が、記録用に選択されてもよい。画面８００（図８ａ）および８１０（図８ｂ）は、ユーザに記録用のコンテンツを選択させるための双方向メディアガイダンスアプリケーションの例示的画面である。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザに記録用のコンテンツを選択させるための任意の好適な画面を表示してもよいことを当業者は理解されたい。別の実施例では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザの選好または以前の選択に基づいて、記録用の番組を選択してもよい。

コンテンツは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置によってアクセス可能な任意のサーバまたは任意のホームネットワーク内のユーザ機器装置上に記録されてもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、双方向メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器装置上に、選択されたコンテンツを記録してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択されたコンテンツを記録可能なサーバおよびユーザ機器装置を識別してもよい。サーバまたはユーザ機器装置が、コンテンツを記録するための十分なリソースを有している場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、サーバまたはユーザ機器装置の１つ上にコンテンツを記録することを選択してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、選択されたコンテンツを格納するサーバまたはユーザ機器装置を選択することが可能になり得る。

例示目的のためであって、限定されることなく、コンテンツは、本明細書ではネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））上に格納されるように記載される。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、利用可能な最高画質フォーマットでコンテンツを記録してもよい。例えば、ユーザが、標準画質テレビ番組を記録することを選択する場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、番組リストを検索し、選択されたテレビ番組が、高精細画質で記録され得るかを判断してもよい。別の実施例では、ユーザが、選択されたテレビ番組をＨ．２６４フォーマットでサーバから読み込むことを選択する場合、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、選択されたテレビ番組が、高精細画質または標準画質で記録され得るかを判断してもよい。

ステップ１０１４では、ネットワークサーバは、双方向メディアガイダンスアプリケーションが実装されるユーザ機器装置から要求を受信し、記録されたコンテンツを再生してもよい。例えば、画面９００（図９ａ）、９２０（図９ｃ）、および９４０（図９ｅ）によって、ユーザは、それぞれセルラ電話、高精細画質ユーザ機器装置、および標準画質ユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、コンテンツにアクセス可能となる。

ステップ１０１６では、記録されたコンテンツが格納されるネットワークサーバは、コンテンツへのアクセスを要求しているユーザ機器装置による表示に好適な、記録されたコンテンツのフォーマットを識別してもよい。ネットワークサーバは、記録されたコンテンツにアクセスしているユーザ機器装置の機能を判断してもよい。上述のように、ユーザ機器装置は、ネットワークサーバにその機能を通知してもよく、またはネットワークサーバは、ユーザ機器装置をポーリングし、その機能を判断してもよい。ネットワークサーバは、ユーザ機器装置の機能に基づいて、ユーザ機器装置によって表示され得る記録されたコンテンツのフォーマットを識別してもよい。例えば、ユーザ機器装置が標準画質ユーザ機器装置である場合、ネットワークサーバによって識別されたフォーマットは、標準画質フォーマットであってもよい。

いくつかの実施形態では、ネットワークサーバによって、ユーザは、ユーザ機器装置によって表示され得る記録されたコンテンツのフォーマットを識別可能となり得る。例えば、図８ｄ〜ｆに示されるように、双方向メディアガイダンスアプリケーションによって、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれに配信される、選択された番組のフォーマットを指定することが可能になり得る。

ステップ１０１８では、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置による表示に好適であると識別されたフォーマットに、記録されたコンテンツを変換してもよい。ユーザ機器装置が、その固有のフォーマットでコンテンツを表示することが可能な場合、ネットワークサーバは、コンテンツを変換することなく、コンテンツへのアクセスをユーザ機器装置に提供してもよい。

ネットワークサーバは、記録されたコンテンツを異なるフォーマットに変換するための回路およびソフトウェアの任意の好適な組み合わせを含んでもよい。例えば、ネットワークサーバは、コンテンツを異なる解像度にアップコンバートまたはダウンコンバートするためのスケーラを含んでもよい。別の実施例では、ネットワークサーバは、コンテンツを異なる音声および映像フォーマットにトランスコーディングする能力を有してもよい。別の実施例では、ネットワークサーバは、インターレースフォーマットからプログレッシブフォーマット（逆もまた同様）にコンテンツを変換するためのインターレースおよびデインターレース機能を有してもよい。別の実施例では、ネットワークサーバは、ストリーミングコンテンツをデコードし、高ビットレートまたは低ビットレートにストリーミングコンテンツを再エンコードすることが可能であってもよい。

ネットワークサーバは、ユーザ機器装置によって表示され得るフォーマットにコンテンツを変換する方法を判断してもよい。例えば、コンテンツが高精細画質番組の記録であって、ユーザ機器装置が標準画質ユーザ機器である場合、ネットワークサーバは、高精細画質番組を標準画質ユーザ機器による表示に好適なフォーマットに変換する最善の方法を判断してもよい。

特に、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置がコンテンツのメディアフォーマットを再生可能であるかを判断してもよい。不可能である場合、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置によって表示され得るフォーマットにコンテンツのメディアフォーマットを変換してもよい。ネットワークサーバは、ユーザ機器装置が、コンテンツの解像度を表示可能であるかを判断してもよい。ユーザ機器装置が、コンテンツの解像度と異なる固有解像度を有する場合、ユーザ機器装置が、コンテンツの解像度を変換するための好適なスケーラを含んでいない場合、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置によって表示され得る解像度に、コンテンツの解像度をアップコンバートまたはダウンコンバートしてもよい。ネットワークサーバは、ユーザ機器装置が、コンテンツを表示するための十分な帯域幅を有するかを判断してもよい。十分ではない場合、かつコンテンツがストリーム配信用に意図されている場合、ネットワークサーバは、コンテンツがエンコードされたビットレートに低下してもよい。十分ではない場合、かつコンテンツがダウンロードおよびローカル再生用に意図されている場合、ネットワークサーバは、コンテンツによって要求される記憶容量を低減してもよい（例えば、コンテンツの圧縮、コンテンツの解像度の減少等によって）。

ステップ１０１９では、ネットワークサーバは、識別されたフォーマットで、記録されたコンテンツをユーザ機器装置に配信してもよい。ネットワークサーバは、記録されたコンテンツの変換をユーザ機器装置にストリーム配信または転送してもよい。

また、ホームネットワーク上に格納されたコンテンツは、本発明の範囲から逸脱することなく、周辺機器による表示に好適なフォーマットに変換されてもよいことを当業者は理解されたい。ネットワークサーバは、周辺機器の機能を判断し、コンテンツを周辺機器によって表示され得るフォーマットに変換してもよい。いくつかの実施形態では、周辺機器が接続されるユーザ機器装置は、変換されたコンテンツを周辺機器に転送してもよい。

図１０ｃは、コンテンツを変換し、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための例示的システム略図１０２０を示す。略図１０２０は、ホームネットワークサーバ１０２２、セルラ電話１０２４、高精細画質ユーザ機器装置１０２６、および標準画質ユーザ機器装置１０２８を含んでもよい。上述のように、ホームネットワークサーバは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示のために好適なフォーマットに記録されたコンテンツを変換してもよい。

ホームネットワークサーバ１０２２は、例えば、メディアトランスコーダ、スケーラ、インターレーサ、デインターレーサ、および記録されたコンテンツを変換するための任意の他の好適なソフトウェアおよびハードウェア等、記憶装置１０３０上に格納された記録されたコンテンツを変換するためのソフトウェアおよびハードウェアを含んでもよい。例示目的であって、限定されることなく、記憶装置１０３０上に格納された記録されたコンテンツは、ＭＰＥＧ−４フォーマットの「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の高精細画質記録である。

図１０ｃに示されるように、ホームネットワークサーバ１０２２は、コンバータ１０３２を使用して、記録をＨ．２６４フォーマットにトランスコーディングし、スケーラ１０３４を使用して、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録の解像度をセルラ電話１０２４によってサポートされる解像度にスケーリングすることによって、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録をセルラ電話１０２４用に処理してもよい。

高精細画質ユーザ機器装置１０２６は、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録を表示するように構成されているため、ホームネットワークサーバ１０２２は、変換を行わずに、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録を記憶装置１０３０から高精細画質ユーザ機器装置１０２６へ配信してもよい。

ホームネットワークサーバ１０２２は、デインターレーサ１０３６を使用して、記録をデインターレースし（例えば、７２０ｐコンテンツを７２０ｉに変換）、スケーラ１０２８を使用して、記録を標準画質（例えば、４８０ｉ）にスケーリングすることによって、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録を処理してもよい。

ホームネットワークサーバ１０２２の構成要素は、単に例示にすぎず、任意の構成要素およびアプローチを使用して、ホームネットワーク内のユーザ機器装置による表示に好適なフォーマットにコンテンツを変換してもよいことを当業者は理解されたい。

図１０ｄは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置の機能を格納するための例示的データ構造１０４０を示す。

データ構造１０４０のインスタンスは、ホームネットワーク内の各ユーザ機器装置に対し生成されてもよい。データ構造１０４０のインスタンスは、ネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））、ホームネットワークサーバ（例えば、サーバ９０２（図９））、またはホームネットワーク内のユーザ機器装置の１つ上に格納されてもよい。

データ構造１０４０は、例えば、ユーザ機器装置の固有解像度、ユーザ機器装置によって実行され得るアプリケーションの種類、ユーザ機器装置によって受信され得るメディアの種類、ユーザ機器装置によって表示され得る文字集合および言語、およびユーザ機器装置の帯域幅等、ユーザ機器装置に対し異なる種類の機能に対応する複数のフィールドを含んでもよい。

図１０ｄに示されるように、データ構造１０４０は、ユーザ機器装置の垂直および水平解像度を格納するためのフィールド１０４２、ユーザ機器装置によってサポートされるメディアの種類を格納するためのフィールド１０４４、ユーザ機器装置の帯域幅を格納するためのフィールド１０４６、およびユーザ機器装置によってサポートされるアプリケーションの種類を格納するためのフィールド１０４８を含む。

データ構造１０４０のインスタンスのフィールドは、ユーザ機器装置の機能の判断に応じて、収集されてもよい。例えば、サーバは、その機能に対しユーザ機器装置をポーリングしてもよい。別の実施例では、ユーザ機器装置の機能は、ユーザ機器装置によって伝送されるアクセス要求のヘッダに含まれてもよい。コンテンツが格納されるサーバは、データ構造１０４０のインスタンスを参照し、ユーザ機器装置に配信するコンテンツのフォーマットを判断してもよい。

図１０ｅは、ユーザ機器装置に対する視聴選好に基づいて、２つのユーザ機器装置に映像番組を配信するための例示的工程図１０５０を示す。

ステップ１０５２および１０５４では、視聴選好は、ネットワークを介して映像番組にアクセスし得る第１および第２の装置に対し指定されてもよい。第１および第２の装置は、例えば、高精細画質ユーザ機器装置、コンピュータ、セルラ電話、および標準画質ユーザ機器装置等、任意の好適なユーザ機器装置であってもよい。

視聴選好は、映像番組を表示するための表示フォーマットの選択を含んでもよい。表示フォーマットは、例えば、異なる解像度（例えば、高精細画質、標準画質、低解像度等）を有するフォーマット、異なるメディアフォーマット（例えば、ＭＰＥＧ、Ｈ．２６４等）、異なるビットレートでエンコードされるストリーミングメディア、および任意の他の好適な表示フォーマット等を含んでもよい。表示フォーマットの選択は、図８ｄ〜ｆおよび１０ａ〜ｄに関連させてさらに詳述される。

視聴選好は、映像番組の好適な表示フォーマット以上を含んでもよい。ある場合には、映像番組は、代替バージョンで利用可能であってもよい。例えば、映像番組の代替バージョンは、縮約バージョン（例えば、要約、ハイライト、テキスト、音声等）、またはオリジナルバージョン（例えば、インタビュー、解説、カットシーン等）に追加素材を含む拡張バージョンであってもよい。したがって、第１または第２の装置のいずれかに対する視聴選好の指定は、映像番組の代替バージョンが装置に提供されることを指定することも含んでもよい。映像番組の代替バージョンの選択および生成は、図８ｄ〜ｆに関連させて上記に、さらに図１１ａ〜ｃに関連させて下記に詳述される。

いくつかの実施形態では、視聴選好は、第１および第２の装置の機能に基づいて選択されてもよい。映像番組が格納されるサーバは、第１および第２の装置の機能を判断し、第１および第２の装置の視聴選好を指定してもよい。本アプローチは、図１０ａ〜ｂおよび１１ａに関連させて、上記に詳述される。例えば、高精細画質ユーザ機器装置は、セルラ電話と異なる機能を有してもよい。その結果、サーバは、第１および第２の装置に対し異なる視聴選好を生成してもよい。

いくつかの実施形態では、視聴選好は、１つ以上のユーザによって選択されてもよい。例えば、図８ｄ〜ｆに示されるように、ユーザは、いくつかのホームネットワーク内のユーザ機器装置に対し「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の視聴選好を選択してもよい。ユーザは、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用し、視聴選好を選択してもよい。

ステップ１０５６および１０５８では、映像番組の第１のバージョンは、第１の装置に配信され、映像番組の第２のバージョンは、第２の装置に配信されてもよい。装置に配信される映像番組のバージョンは、装置に対し指定される視聴選好に基づく。

いくつかの実施形態では、映像番組の第１および第２のバージョンが記録され、第１および第２のバージョンの記録は、第１および第２の装置に配信されてもよい。例えば、映像番組の第１および第２のバージョンは、ネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））、ホームネットワークサーバ（例えば、サーバ７０２（図７））、またはユーザ機器装置に記録されてもよい。ユーザ機器装置による表示に好適な映像番組のバージョンの記録は、詳細図１０ａに関連させて、上記に詳述される。

いくつかの実施形態では、映像番組のフォーマットの１つが記録され、映像番組の他のフォーマットのために後で検索を行ってもよい。例えば、図８ｂに関連させて上述のように、映像番組のいくつかのフォーマットは、別のフォーマットが放送された後、利用可能であってもよい。いくつかの実施形態では、サービスプロバイダは、後で利用可能な映像番組のフォーマットを読み込みまたは記録するための料金の支払いをユーザに要求してもよい。

いくつかの実施形態では、映像番組のバージョンの１つまたは両方が、サーバによって生成されてもよい。特に、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、装置の機能に基づいて装置が表示し得るフォーマットに映像番組を変換してもよい。本アプローチは、図１０ｂに関連させて詳述される。

いくつかの実施形態では、映像番組の第１または第２のバージョンは、縮約バージョンあるいは拡張バージョン等、映像番組の代替バージョンであってもよい。いくつかの実施形態では、映像番組の代替バージョンは、サーバによって生成され、適切な装置に配信されてもよい。いくつかの実施形態では、装置は、映像番組の代替バージョンをサーバから読み込んでもよい。いくつかの実施形態では、サーバは、映像番組の代替バージョンを読み込み、装置に適切な表示フォーマットに映像番組の代替バージョンを変換してもよい。

映像番組の第１および第２のバージョンは、例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、映像番組の第１および第２のバージョンを再生するユーザ選択に応じて、第１および第２の装置に配信されてもよい。いくつかの実施形態では、映像番組の第１および第２のバージョンは、視聴選好に基づいて、第１および第２のユーザ機器装置に自動的に配信されてもよい。例えば、画面９１０（図９ｂ）、９３０（図９ｄ）、および９５０（図９ｆ）に示されるように、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」の記録は、ユーザ機器装置の視聴選好に基づいて、異なるバージョンで、ユーザ機器装置に配信されてもよい。

また、図８ｄ〜ｆに示されるように、コンテンツ配信オプションは、コンテンツの代替バージョン（例えば、コンテンツの縮約または拡張バージョン）をホームネットワーク内のユーザ機器装置の任意の１つ以上に配信するオプションを含んでもよい。例えば、ユーザは、セルラ電話に記録の映像要約を配信することを選択してもよい。

図１１ａは、本発明による、ユーザ機器装置用に、記録されたコンテンツを縮約するための例示的工程図１１００を示す。いくつかの実施形態では、ユーザは、コンテンツの縮約バージョンをユーザ機器装置に配信することを選択してもよい。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザ機器装置の帯域幅に基づいて、コンテンツの縮約バージョンをユーザ機器装置に配信すべきかを判断してもよい。

ステップ１１０２では、ホームネットワーク内に設置されたユーザ機器装置は、ホームネットワーク上に格納されたコンテンツにアクセスしてもよい。ホームネットワーク上に格納されたコンテンツは、任意のホームネットワーク内のユーザ機器装置から記録されたコンテンツを含み、ネットワークサーバ、ホームサーバ、またはユーザ機器装置上に格納されてもよい。そのようなコンテンツは、例えば、記録されたテレビ番組、ダウンロードされたビデオ・オン・デマンドコンテンツ、光メディアからデコードされた映像／音声コンテンツ、周辺機器からアップロードされた映像／音声コンテンツ、および任意の他の好適なコンテンツを含んでもよい。

ステップ１１０４では、コンテンツが格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、コンテンツにアクセスしているユーザ機器装置の帯域幅機能を判断してもよい。例示目的であって、限定されることなく、コンテンツは、ネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））上に格納されるように本明細書では論じられる。ユーザ機器装置の帯域幅機能が未だ既知ではない場合（例えば、ネットワークサーバ上のデータファイルに格納される場合）、ネットワークサーバは、コンテンツにアクセスしているユーザ機器装置の帯域幅機能をテストしてもよい。例えば、ネットワークサーバは、コンテンツにアクセスしているユーザ機器装置に一連のテストパケットを送信してもよい。ネットワークサーバは、コンテンツにアクセスしているユーザ機器装置のテストパケットの受信時間を測定してもよい。次いで、ネットワークサーバは、コンテンツにアクセスしているユーザ機器装置の帯域幅を計算してもよい。ユーザ機器装置の帯域幅を判断する他の技術も、本発明の範囲から逸脱することなく利用され得ることを理解されたい。

ステップ１１０６では、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置の帯域幅機能の判断に基づいて、コンテンツにアクセスしているユーザ機器装置にコンテンツの縮約バージョンを提供してもよい。例示目的であって、限定されることなく、ホームネットワーク内のユーザ機器装置の表示機能は同一であるものとして仮定される。

図１０ｂに示されるアプローチと異なり、本アプローチは、解像度、ビットレート、またはコンテンツのフォーマットの調整を伴わない。代わりに、コンテンツは、縮約されてもよく（例えば、コンテンツから情報を抽出、コンテンツのセグメントを分割および結合等）、これは以下に詳述される。

ユーザ機器の帯域幅が、適当な時間内にコンテンツをダウンロードするために十分である場合、ネットワークサーバは、コンテンツを縮約せずに、コンテンツをユーザ機器装置に提供してもよい。ユーザ機器の帯域幅装置が、適当な時間内にコンテンツをダウンロードするために十分ではない場合、ネットワークサーバは、コンテンツの縮約程度を判断してもよい。例えば、セルラ電話は、任意の長さの標準画質または高精細画質コンテンツをダウンロードするための帯域幅が欠如している場合がある。

いくつかの実施形態では、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置の帯域幅機能に基づいて、ユーザ機器装置に転送されるコンテンツのサイズ制限を規定してもよい。ユーザ機器装置に転送されるコンテンツのサイズ制限を規定することによって、ユーザ機器装置が適当な時間内にコンテンツをダウンロードすることを確実にし、ネットワーク効率を向上させる。いくつかの実施形態では、サイズ制限は、ネットワークサーバの現在の負荷に応じて変動してもよい（すなわち、ネットワークサーバが高負荷を受けている場合、コンテンツのサイズ制限は低減されてもよい）。コンテンツのサイズがユーザ機器装置に許容されるサイズ制限以下に低減されるように、ネットワークサーバは、コンテンツを縮約してもよい。

いくつかの実施形態では、ネットワークサーバによって、ユーザ機器のユーザは、コンテンツがユーザ機器装置に伝送される時間を指定することが可能となり得る。例えば、ユーザは、コンテンツをダウンロードする特定の待機時間を所望することを指示してもよい。ユーザ機器装置が、ユーザによって指定された時間内にコンテンツを受信し得るように、ネットワークサーバは、コンテンツを縮約してもよい。

ネットワークサーバは、任意のいくつかの技術を使用して、コンテンツを縮約してもよい。ある技術は、コンテンツをセグメントに分割して、セグメントの１つ以上を結合し、コンテンツの縮約バージョンを形成することを伴う。例えば、ネットワークサーバが、コンテンツを２５％まで縮約すべきであると判断する場合、ネットワークサーバは、コンテンツをセグメントに分割し、結合するためのセグメントのサブセットを選択し、オリジナルコンテンツの７５％のサイズであるコンテンツの縮約バージョンを形成する。

ネットワークサーバは、例えば、字幕データ、視聴者情報、埋め込みメタデータ、および任意の他の好適な外部データ等、外部データに基づいて、コンテンツを分割する場所を判断してもよい。例えば、字幕データは、番組の対話に関する情報をネットワークサーバに提供してもよい。コンテンツの一部がほとんどまたはまったく対話がない場合、ネットワークサーバは、その前後のコンテンツを分割し、対話のないセグメントの前後を結合してもよい。いくつかの実施形態では、コンテンツにアクセスしているユーザ機器装置のペアレンタルコントロール設定にしたがって、および／またはコンテンツを縮約するために、ネットワークサーバは、卑猥な言葉、性的対話、および任意の他の攻撃的な素材を含むコンテンツのセグメントを識別および削除してもよい。

視聴者情報は、視聴者の関心を引いたコンテンツの一部を示してもよい。例えば、視聴レベルがコンテンツの一定の地点で低下し、その直後に上昇する場合、ネットワークサーバは、コンテンツをセグメントに分割し（例えば、視聴レベルが低下および視聴レベルが上昇した場所）、低視聴レベルのセグメントを残りのセグメントと結合しないことによって、視聴者に人気のなかったコンテンツの一部を削除してもよい。視聴者情報は、米国特許出願第０９／８２３，７０５号（２００１年３月３０日出願）にさらに詳細に論じられており、参照することによって、全体として本明細書に援用される。

また、メタデータは、コンテンツをセグメントに分割するために好適となるであろうコンテンツの場所を示してもよい。例えば、メタデータは、特にコンテンツを分割する場所を示す目的のため、垂直帰線区間内のコンテンツとともに伝送されている場合がある。ネットワークサーバは、本明細書に記載の任意の技術を使用して、最も関心を引いたセグメントを判断し、それらのセグメントを一緒に結合し、コンテンツの縮約バージョンを形成してもよい。また、メタデータは、例えば、コンテンツがスポーツイベントである場合、現在の点数等、コンテンツに関連する情報を提供してもよい。本実施例では、ネットワークサーバは、点数の変化に基づいて、コンテンツを分割してもよい（例えば、点数の変化の前後各３０秒の範囲のセグメントを一緒に結合する）。リアルタイム情報を伝えるメタデータの使用は、Ｋｎｅｅらの米国特許第６，０１４，１８４号にさらに詳細に論じられており、参照することによって、全体として本明細書に援用される。

さらに、ネットワークサーバは、コンテンツを全検索し、コンテンツを分割する場所を示し得るキューを検出してもよい。キューは、例えば、コマーシャルの時間、音声キュー、場面変化、および任意の他の好適なキューを含んでもよい。コマーシャルの時間は、検出および抜き出され、コンテンツを縮約してもよい。音声キューを使用して、関心を引いた番組の部分を判断してもよい。例えば、スポーツイベントでは、重要なプレーが行われる時、音量は最大となる傾向がある（例えば、視聴者の声援または非難）。別の種類の音声キューは、背景音楽の変化である。そのような音楽変化は、典型的には、場面の終了または劇的なイベントの発生を示す。場面変化は、コンテンツを分割する好適な場所を示してもよい。また、ネットワークサーバは、例えば、フレーム間の色レベルの差異を判断することによって、場面変化を検出してもよい。

いくつかの実施形態では、コンテンツは、メインセグメントに分割してもよい。各メインセグメントは、縮約されてもよく、その後、縮約されたメインセグメントは、再結合されてもよい。本明細書で論じられた任意のアプローチが適用され、コンテンツのメインセグメントを縮約してもよい。

いくつかの実施形態では、コンテンツは、例えば、インタビュー、舞台裏スペシャル、ボーナス素材等、付帯コンテンツを含んでもよい。ユーザ機器装置に対しコンテンツを縮約するために、ネットワークサーバは、付帯コンテンツを取り除いてもよい。これは、本明細書で論じられたコンテンツを縮約するための任意のアプローチの代わりに、またはそれに加えて、なされ得る。

また、ネットワークサーバは、コンテンツの音声またはテキストバージョンをユーザ機器装置に提供してもよい。例えば、ユーザ機器装置が、コンテンツを受信するための十分な帯域幅を有していない場合、ネットワークサーバは、コンテンツの音声部分を分離し、コンテンツの音声部分をユーザ機器装置に提供してもよい。別の実施例では、ユーザ機器装置が、コンテンツを受信するための十分な帯域幅を有していない場合、ネットワークサーバは、字幕データに基づいて、コンテンツのテキストを生成してもよい。コンテンツの音声またはテキストバージョンは、上述の任意のアプローチを使用して、コンテンツの音声またはテキストバージョンのセグメントを分割し、結合することによって、さらに縮約されてもよい。例えば、ネットワークサーバは、コンテンツ用の字幕データをコンテンツの要約に縮約してもよく、それをセルラ電話に提供してもよい。別様に、ネットワークサーバは、最初に、上述の任意のアプローチを使用して、コンテンツを縮約し、コンテンツの縮約バージョンを音声またはテキストバージョンに変換してもよい。

コンテンツの縮約バージョンは、図１０ｂに関連させて図示および記載されるアプローチを使用してフォーマット変換され、コンテンツのフォーマット変換および縮約されたバージョンをユーザ機器装置に提供してもよいことを当業者は理解されたい。例えば、コンテンツは、コンテンツがエンコードされるビットレートを削減する、またはコンテンツの解像度を低下させることによって、さらに縮約されてもよい。別の実施例では、ネットワークサーバは、コンテンツの縮約バージョンをユーザ機器装置によって再生され得るフォーマットにトランスコーディングしてもよい。

図１１ｂ〜ｃは、本発明による、記録されたコンテンツを縮約するための２つの例示的アプローチ１１１０および１１２０を示す。図１１ｂに示されるように、記録されたコンテンツ１１１２は、いくつかのセグメントに分割されてもよい。記録されたコンテンツの縮約バージョン１１１４は、セグメントのサブセットを結合することによって生成されてもよい。図１１ｃに示されるように、記録されたコンテンツ１１２２は、いくつかのセグメントに分割されてもよい。各セグメントは、任意の好適なアプローチを使用して縮約されてもよく、記録されたコンテンツ１１２４の縮約バージョンは、縮約されたセグメントを結合することによって、生成されてもよい。コンテンツが分割される場所は、任意の好適な外部データ（例えば、字幕情報、視聴者情報、メタデータ）に基づいて、または任意の好適なキュー（例えば、音声キュー、場面変化、コマーシャルの時間）を検出することによって、選択されてもよい。いくつかの実施形態では、記録されたコンテンツの縮約バージョンは、音声またはテキストバージョンに変換されてもよい。テキストまたは音声への変換は、コンテンツをセグメントに分割する前または後に生じてもよい。

図８ｄ〜ｆに関連させて上述のように、記録されたテレビ番組に関連するアプリケーションは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信されてもよい。異なるソフトウェアおよび表示機能のため、ホームネットワーク内のユーザ機器装置は、特定の種類の双方向アプリケーションを実行できない場合がある。例えば、パーソナルコンピュータ上で実行される双方向アプリケーションは、セルラ電話上で実行できない。さらに、双方向アプリケーションがパーソナルコンピュータとセルラ電話の両方上で実行可能であっても、双方向アプリケーションは、セルラ電話に好適なフォーマットで表示されない場合がある。ある場合には、パーソナルコンピュータ間でも、ハードウェアの差異によって、双方向アプリケーションを異なるコンピュータ上で実行することが妨害され得る。別の実施例では、ＨＴＭＬウェブページとして実装される双方向アプリケーションは、コンピュータによって表示されてもよいが、セルラ電話では表示されない。図１２ａ〜ｃは、双方向アプリケーションをホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための異なるアプローチを示す。

双方向アプリケーションは、標準プログラミング言語（例えば、ＡＮＳＩＣ、Ｐａｓｃａｌ等）、オブジェクト指向プログラミング言語（例えば、Ｃ＋＋、Ｊａｖａ（登録商標）等）、ウェブベースプログラミング言語（例えば、ハイパーテキスト・マークアップ言語（ＨＴＭＬ）、拡張マークアップ言語（ＸＭＬ）、ワイヤレス・マークアップ言語（ＷＭＬ）、Ｊａｖａ（登録商標）ｓｃｒｉｐｔ、ＰＥＲＬ）、および任意の他の好適なプログラミング言語を含む、任意の好適なプログラミング言語で書かれてもよい。

双方向アプリケーションは、例えば、ネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））、ホームサーバ（例えば、サーバ７０２（図７））、あるいは任意のユーザ機器装置またはユーザの自宅内の周辺機器等、ネットワーク内の任意の好適な場所に格納されてもよい。例示目的であって、限定されることなく、双方向アプリケーションは、ネットワークサーバ上に格納されるように論じられる。当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、双方向アプリケーションが、ネットワーク上の任意の場所に格納され得ることを理解されたい。

例示目的であって、限定されることなく、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置によってアクセスされるように論じられる。当業者は、双方向アプリケーションが、ユーザ機器装置に接続される周辺機器によってアクセスされ得ることも理解されたい。周辺機器が接続されるユーザ機器装置は、双方向アプリケーションへのアクセスを周辺機器に提供してもよい。

図１２ａは、本発明による、双方向アプリケーションの異なるバージョンをユーザ機器装置に配信するための例示的工程図１２００を示す。

ステップ１２０２では、異なる双方向アプリケーションのバージョンが、ネットワーク上に格納されてもよい。いくつかの実施形態では、すべての利用可能な双方向アプリケーションのバージョンが、ネットワーク上に格納されてもよい。例えば、ソフトウェア開発者が、異なる種類のユーザ機器装置上で実行され得る５つのバージョンの双方向アプリケーションを作成する場合、５つすべての双方向アプリケーションのバージョンが、ネットワーク上に格納されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザの自宅内のユーザ機器装置上で操作するための最も好適な双方向アプリケーションのバージョンは、ネットワーク上に格納されてもよい。例えば、ユーザの自宅内のユーザ機器装置がパーソナルコンピュータおよびセットトップボックスを含む場合、パーソナルコンピュータおよびセットトップボックス上で操作するために好適な双方向アプリケーションのバージョンは、ネットワーク上に格納されてもよい。

ステップ１２０４では、ユーザの自宅内のユーザ機器装置のうちの１つは、ユーザ機器装置上で実行するために最も好適な双方向アプリケーションのバージョンにアクセスしてもよい。例えば、双方向アプリケーションは、テレビ番組に関連してもよく、ユーザは、関連する双方向アプリケーションと一緒に、テレビ番組の記録をユーザ機器装置に配信するように選択していてもよい。

双方向アプリケーションが格納されるネットワークサーバは、ユーザ機器装置に対し最も好適な双方向アプリケーションのバージョを識別してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器装置からネットワークサーバへ送信される双方向アプリケーションへのアクセス要求は、ユーザ機器装置を識別し、ユーザ機器装置の機能を通知するヘッダを含んでもよい。例えば、機能は、ユーザ機器装置の固有解像度、ユーザ機器装置によって実行され得るアプリケーションの種類、ユーザ機器装置によって受信され得るメディアの種類、ユーザ機器装置によって表示され得る文字集合および言語、およびユーザ機器装置の帯域幅を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置をポーリングし、その機能を判断してもよい。

ネットワークサーバは、ユーザ機器装置の機能と異なる双方向アプリケーションのバージョンの要件とを比較し、どの双方向アプリケーションのバージョンがユーザ機器装置によって実行されるために最も好適であるかを判断してもよい。例えば、双方向アプリケーションがＨＴＭＬでプログラムされている場合、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置がＨＴＭＬを表示するように構成されているかを判断してもよい。別の実施例では、双方向アプリケーションが６４０×４８０画素を有する出力画面を生成する場合、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置が少なくとも６４０×４８０の固有解像度を有しているかを判断してもよい。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置によって読み込みおよび実行されてもよい。いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、ネットワークサーバ上で実行されてもよく、ネットワークサーバは、アプリケーション特有のディスプレイ画面をユーザ機器装置に転送してもよい。

図１２ｂは、本発明による、異なるユーザ機器装置による使用のために、双方向アプリケーションを修正するための例示的工程図１２１０を示す。

ステップ１２１２では、ネットワークサーバによって、ユーザ機器装置は、ネットワークサーバ上に格納された双方向アプリケーションにアクセスすることが可能となり得る。例えば、双方向アプリケーションは、テレビ番組に関連してもよく、ユーザは、関連する双方向アプリケーションと一緒に、テレビ番組の記録をユーザ機器装置に配信するように選択していてもよい。

ステップ１２１４では、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置による表示用に、ネットワークサーバによって修正されてもよい。双方向アプリケーションが格納されるネットワークサーバは、ユーザ機器装置の機能を識別および判断してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器装置からネットワークサーバへ送信される双方向アプリケーションへのアクセス要求は、ユーザ機器装置を識別し、ユーザ機器装置の機能を通知するヘッダを含んでもよい。例えば、機能は、ユーザ機器装置の固有解像度、ユーザ機器装置によって実行され得るアプリケーションの種類、ユーザ機器装置によって受信され得るメディアの種類、ユーザ機器装置によって表示され得る文字集合および言語、およびユーザ機器装置の帯域幅を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置をポーリングし、その機能を判断してもよい。

ユーザ機器装置が、任意の修正をせずに双方向アプリケーションを表示および操作する機能を有している場合、ネットワークサーバは、不変の状態で双方向アプリケーションをユーザ機器装置に伝送してもよい。しかしながら、ユーザ機器装置が、双方向アプリケーションを表示または実行する能力が限られている場合、ネットワークサーバは、双方向アプリケーションを修正し、ユーザ機器装置に双方向アプリケーションを表示および実行可能にしてもよい。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、例えば、ＸＭＬ等、マークアップ言語で書かれてもよい。マークアップ言語は、双方向アプリケーションの内容を定義してもよい。双方向アプリケーションのフォーマット設定の側面は、１つ以上のスタイルシートにおいて定義されてもよい。ネットワークサーバは、選択されたスタイルシートを双方向アプリケーションに適用し、双方向アプリケーションをユーザ機器装置上での表示に好適なフォーマットに変換してもよい。

スタイルシートは、ユーザ機器装置の機能とスタイルシートの要件との比較に基づいて、選択されてもよい。例えば、ユーザ機器装置が、ワイヤレス・マークアップ言語（ＷＭＬ）フォーマットでのみ双方向アプリケーションを表示するように構成されている場合、ネットワークサーバは、双方向アプリケーションをＷＭＬに変換するためのスタイルシートを選択してもよい。ユーザ機器装置が、セットトップボックスである場合、ネットワークサーバは、双方向アプリケーションをセットトップボックスが表示可能なフォーマットに変換するためのスタイルシートを選択してもよい。ユーザ機器装置がパーソナルコンピュータである場合、ネットワークサーバは、双方向アプリケーションをＨＴＭＬフォーマットに変換するためのスタイルシートを選択してもよい。ユーザ機器装置が、漢字のみを表示するように構成されている場合、スタイルシートによって、双方向アプリケーションに中国語で表示されてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークサーバは、双方向アプリケーションの好適なフォーマットへの変換を行う、好適なスタイルシートをユーザ機器装置に提供してもよい。

いくつかの実施形態では、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置上の機能に基づいて、カスタムスタイルシートを生成してもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークサーバは、既存のスタイルシートを結合することによって、複合型スタイルシートを生成してもよい。２つの既存スタイルシートが、相反するタグを含む場合、ネットワークサーバは、１つのスタイルシートを他のスタイルシートのタグよりも優先させてもよい。例えば、ユーザ機器装置が、スタイルシートによって定義される任意のフォーマットを表示するために好適ではない場合、ネットワークサーバは、ユーザ機器装置に適合する既存のスタイルシートを生成および／または修正してもよい。

いくつかの実施形態では、ネットワークサーバは、映像、図形、および音声を処理し、縮小サイズバージョンの映像、図形、および音声を生成してもよい。ネットワークサーバは、例えば、ＷＭＬ変換スタイルシートに、双方向アプリケーションのＷＭＬバージョンで縮小サイズバージョンの図形および音声を表示させてもよい。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、オブジェクト指向言語（例えば、Ｃ＋＋）で書かれてもよい。ネットワークサーバは、複数のオブジェクトを格納してもよく、それぞれ、ユーザ機器装置用に双方向アプリケーションの表示を最適化するように構成される。例えば、携帯用ビデオプレーヤに対応するオブジェクトは、携帯用ビデオプレーヤに好適なフォーマットで双方向アプリケーションを表示するためのサブルーチンを含んでもよい。ネットワークサーバは、双方向アプリケーションにアクセスしているユーザ機器装置に対応するオブジェクトを呼び出すための双方向アプリケーションのソースコードを修正してもよい。ネットワークサーバは、修正された双方向アプリケーションを再コンパイルしてもよい。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、非オブジェクト指向言語（例えば、ＡＮＳＩＣ）で書かれてもよい。双方向アプリケーションは、複数の方法を含んでもよく、それぞれ、ユーザ機器装置のうちの１つに対する双方向アプリケーションの表示を最適化するように構成される。ネットワークサーバは、ユーザ機器装置に対応する方法を呼び出すための双方向アプリケーションを修正してもよい。ネットワークサーバは、修正された双方向アプリケーションを再コンパイルしてもよい。

ステップ１２１６では、ネットワークサーバは、修正された双方向アプリケーションをユーザ機器装置に提供してもよい。例えば、修正された双方向アプリケーションは、テレビ番組に関連してもよく、ユーザは、修正された双方向アプリケーションと一緒に、テレビ番組の記録をユーザ機器装置に配信するように選択していてもよい。

図１２ｃは、本発明による、ユーザ機器装置に、プラットフォーム非依存言語で実装される適応型双方向アプリケーションにアクセスさせるための例示的工程図１２２０を示す。

ステップ１２２２では、プラットフォーム非依存プログラミング言語で実装される適応型双方向アプリケーションは、ネットワーク上に格納されてもよい。双方向アプリケーションは、例えば、Ｊａｖａ（登録商標）等、任意の好適なプラットフォーム非依存言語で実装されてもよい。本アプローチでは、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置が、プラットフォーム非依存言語をユーザ機器装置用の機械命令に変換するインタープリタを含む限り、任意のユーザ機器装置上で実行されてもよい。

ステップ１２２４では、ネットワーク内のユーザ機器装置のうちの１つは、双方向アプリケーションにアクセスしてもよい。例えば、双方向アプリケーションは、テレビ番組に関連してもよく、ユーザは、関連する双方向アプリケーションと一緒に、テレビ番組の記録をユーザ機器装置に配信するように選択していてもよい。

双方向アプリケーションは、実行されているユーザ機器装置を識別し、ユーザ機器装置の機能を判断するようにプログラムされてもよい。いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置のシステム構成を分析してもよい。いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置に、サーバに要求（例えば、ＨＴＴＰ要求）を送信させ、ユーザ機器装置およびその機能を識別するヘッダ情報を取得させてもよい。ユーザ機器装置の機能は、例えば、ユーザ機器装置の固有解像度、ユーザ機器装置によって実行され得るアプリケーションの種類、ユーザ機器装置によって受信され得るメディアの種類、ユーザ機器装置によって表示され得る文字集合および言語、およびユーザ機器装置の帯域幅を含んでもよい。

双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置の機能に最も好適なその表示フォーマットを調節してもよい。双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置上の機能に基づいて、双方向アプリケーションの表示を最適化するように構成されたサブルーチンを実行してもよい。いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、操作するためのいくつかのモードのうちの１つを選択してもよい。モードは、異なる要件を有してもよく、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置の機能に最も好適なモードを選択してもよい。例えば、双方向アプリケーションは、高解像度、高帯域幅フォーマットを供給する第１のモード、または低解像度、低帯域幅フォーマットを供給する第２のモードで実行されてもよい。本実施例では、双方向アプリケーションは、高精細画質ユーザ機器装置上で第１のモード、セルラ電話上で第２のモードで実行してもよい。

図１２ｄは、映像番組および関連する双方向アプリケーションをホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための、例示的工程図１２３０を示す。

ステップ１２３２では、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、映像番組にアクセスしてもよい。映像番組へのアクセスは、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置によって提供されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが映像番組の記録を選択した結果として、映像番組が提供されてもよい。例えば、図８ａに示されるように、ユーザは、後で読み込むために「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソードをサーバ上に記録することを選択してもよい。いくつかの実施形態では、サービスプロバイダは、映像番組へのアクセスを提供してもよい。例えば、サービスプロバイダによって、ユーザは、オンデマンドサーバ上に格納された「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソードを視聴することが可能になり得る。

映像番組は、１つ以上の関連する双方向アプリケーションを有してもよい。例えば、関連する双方向アプリケーションは、記録されたコンテンツに関連するコンテンツナビゲーションアプリケーションおよび商取引アプリケーション（例えば、ショッピングアプリケーション）を含んでもよい。関連する双方向アプリケーションは、任意の好適なネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））あるいはホームサーバ（例えば、サーバ７０２（図７）上に格納されてもよい。

ステップ１２３４では、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置から要求を受信し、映像番組を再生してもよい。例えば、図９ａ、９ｃ、および９ｅに示されるように、ユーザは、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、映像番組へのアクセスを要求してもよい。

ステップ１２３６では、ユーザ機器装置に適切な双方向アプリケーションのバージョンが、識別されてもよい。いくつかの実施形態では、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、関連する双方向アプリケーションの適切なバージョンを識別してもよい。いくつかの実施形態では、関連する双方向アプリケーションが格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、適切な双方向アプリケーションのバージョンを識別してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが映像番組を要求する双方向メディアガイダンスアプリケーションは、関連する双方向アプリケーションの適切なバージョンを識別してもよい。例示目的であって、限定されることなく、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ユーザ機器装置に対する関連する双方向アプリケーションの適切なバージョンを識別するものと仮定される。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションが、複数のバージョンでサーバ上に格納される場合（図１２ａに関連させて上述のように）、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ユーザ機器装置に対する適切な双方向アプリケーションのバージョンとして、双方向アプリケーションのバージョンの１つを識別してもよい。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションが修正され得る場合（図１２ｂに関連させて上述のように）、双方向アプリケーションが格納されるサーバは、ユーザ機器装置に対し適切な修正された双方向アプリケーションのバージョンを生成してもよい。映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ユーザ機器装置に対する適切なバージョンとして、修正された双方向アプリケーションのバージョンを識別してもよい。

いくつかの実施形態では、双方向アプリケーションは、ユーザ機器装置の表示機能に適合するように構成されるプラットフォーム非依存言語で実装されてもよい（図１２ｃに関連させて上述のように）。映像番組が格納されるサーバは、ユーザ機器装置に対する適切なバージョンであるように、双方向アプリケーションを識別してもよい。

別様に、ステップ１２３６では、ユーザは、ユーザ機器装置に対し適切な双方向アプリケーションのバージョンを識別してもよい。例えば、ユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションは、双方向アプリケーションのバージョンのリストを含む画面を表示してもよい。ユーザは、双方向アプリケーションに対し好適な双方向アプリケーションのバージョンの１つを識別してもよい。

ステップ１２３８では、映像番組が格納されるサーバは、ユーザ機器装置に映像番組を配信してもよい。また、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、関連する双方向アプリケーションの適切なバージョンがユーザ機器装置に配信されるようにしてもよい。例えば、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、関連する双方向アプリケーションの適切なバージョンを読み込み、関連する双方向アプリケーションの適切なバージョンをユーザ機器装置に配信してもよい。別の実施例では、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ユーザ機器装置に映像番組を配信してもよい。ユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションは、関連する双方向アプリケーションの適切なバージョンを読み込んでもよい。映像番組および双方向アプリケーションは、任意の好適な配列で表示されてもよい。例えば、画面９３０（図９ｄ）は、映像番組および関連する双方向アプリケーションのユーザ機器装置への配信を示す。

ステップ１２３２、１２３４、１２３６、および１２３８は、必要に応じて繰り返して、ユーザ機器装置に他の映像番組および関連する双方向アプリケーションを要求させ、別のユーザ機器装置に他の映像番組および関連する双方向アプリケーションを要求させてもよい。例えば、第２のユーザ機器装置は、映像番組を要求し、前記双方向アプリケーションの第２のバージョンが識別され、第２のユーザ機器装置に配信されてもよい。

図１３は、映像番組および関連番組データをホームネットワーク内のユーザ機器装置に配信するための例示的工程図１３００を示す。

ステップ１３０２では、ユーザは、ホームネットワーク内のユーザ機器装置上に実装された双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、映像番組にアクセスしてもよい。映像番組へのアクセスは、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置によって提供されてもよい。いくつかの実施形態では、映像番組は、ユーザによる映像番組の記録の選択の結果として提供されてもよい。例えば、図８ａに示されるように、ユーザは、後で読み込むために、「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソードをサーバ上に記録することを選択してもよい。いくつかの実施形態では、映像番組は、サービスプロバイダによって提供されてもよい。例えば、サービスプロバイダによって、ユーザは、オンデマンドサーバ上に格納された「ＤｅｓｐｅｒａｔｅＨｏｕｓｅｗｉｖｅｓ」のエピソードを視聴することが可能になり得る。

映像番組は、例えば、スケジュール情報および番組説明等の関連番組データ、番組情報（例えば、俳優、監督、公開日、評価、ジャンル等）、関連記事、インタビュー、レビュー、および他の類似コンテンツまたはデータを有してもよい。関連番組データは、任意の好適なネットワークサーバ（例えば、サーバ１３０または１４０（図１））またはホームサーバ（例えば、サーバ７０２（図７）上に格納されてもよい。

ステップ１３０４では、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ホームネットワーク内のユーザ機器装置から要求を受信し、映像番組を再生してもよい。例えば、図９ａ、９ｃ、および９ｅに示されるように、ユーザは、双方向メディアガイダンスアプリケーションを使用して、映像番組へのアクセスを要求してもよい。

ステップ１３０６では、ユーザ機器装置に対し適切な関連データの選択が識別されてもよい。いくつかの実施形態では、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、適切な関連データを識別してもよい。いくつかの実施形態では、関連データが格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、適切な関連データを識別してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザが映像番組を要求する双方向メディアガイダンスアプリケーションは、適切な関連データを識別してもよい。例示目的であって、限定されることなく、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ユーザ機器装置に対する適切な関連番組データの選択を識別するものと仮定される。

映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、ユーザ機器装置が受信および表示可能な関連データを判断してもよい。例えば、ある特定の種類の関連データが、膨大な記憶容量を必要とする場合、サーバまたはユーザ機器装置は、限られた帯域幅を有するユーザ機器装置に関連データを配信しないことを選択してもよい。別の実施例では、別の特定の種類の関連データが、膨大な表示エリアを必要とする場合、サーバまたはユーザ機器装置は、低固有解像度または画面サイズを有するユーザ機器装置に関連データを配信しないことを選択してもよい。

例えば、高精細画質ユーザ機器装置は、選択されたコンテンツと同時に、関連データを受信するために十分な帯域幅と、関連データを表示するために十分な解像度を有しているため、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、すべての利用可能な関連データを高精細画質ユーザ機器装置に配信することを選択してもよい。一方、セルラ電話の帯域幅および表示制限のため、サーバまたはユーザ機器装置は、限られた量のデータ（例えば、タイトル情報）をセルラ電話に配信することを選択してもよい。

別様に、ユーザは、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置に対し、ユーザ機器装置に適切な関連データを識別してもよい。例えば、ユーザは、図８ｄ〜ｆに示されるように、ホームネットワーク内のユーザ機器装置のそれぞれに配信するための種類の関連データを選択することによって、関連データの配信オプションを選択してもよい。

ステップ１３０８では、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、映像番組をユーザ機器装置に配信してもよい。また、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、関連番組データの選択をユーザ機器装置にもたらしてもよい。例えば、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、関連番組データの選択を読み込み、関連番組データの選択をユーザ機器装置に配信してもよい。別の実施例では、映像番組が格納されるサーバまたはユーザ機器装置は、映像番組をユーザ機器装置に配信してもよい。ユーザ機器装置上に実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションは、関連番組データの選択を読み込んでもよい。例えば、画面９１０および９５０（図９ｂおよび９ｆ）は、映像番組および関連番組データの選択のユーザ機器装置への配信を示す。

ステップ１３０２、１３０４、１３０６、および１３０８は、必要に応じて繰り返してもよく、ユーザ機器装置に他の映像番組および関連番組データを要求させ、別のユーザ機器装置に他の映像番組および関連番組データを要求させてもよい。例えば、第２のユーザ機器装置は、映像番組および番組データの第２の選択が識別され、第２のユーザ機器装置に配信されることを要求してもよい。

上述は、本発明の原理の例示にすぎず、本発明の範囲および精神から逸脱することなく、種々の修正が当業者によってなされ得る。

Claims

本願明細書に記載された発明。