JP2014021676A - Electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic device.
従来、操舵用のハンドル部を操作することにより、ロック操作部材を上下動させて、車輪をロックするブレーキキャスター付運搬車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a carrier vehicle with a brake caster that locks a wheel by moving a lock operation member up and down by operating a steering handle portion has been proposed (for example, see Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1の運搬車は、大人、子供関係なく操作可能であるため、安全性が十分でない可能性がある。 However, since the transport vehicle of Patent Document 1 can be operated regardless of an adult or a child, there is a possibility that safety is not sufficient.
そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、被操作物体の操作における安全性を向上することが可能な電子機器を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to provide an electronic device that can improve safety in operation of an operated object.
本発明の電子機器(60)は、被操作物体(10)の操作部(50)に設けられ、手が接触したときに、前記手の接触圧に関する情報を検出する検出装置(52a,52b,52c)と、前記検出装置の検出結果に応じた報知、及び前記検出装置の検出結果に応じた前記被操作物体の動作の制限の少なくとも一方を行う処理装置(61)と、を備えている。 The electronic device (60) according to the present invention is provided in the operation unit (50) of the operated object (10), and detects detection information (52a, 52b, 52c) and a processing device (61) that performs at least one of notification according to the detection result of the detection device and restriction of the operation of the operated object according to the detection result of the detection device.
この場合において、前記検出装置は、前記手の接触面積を検出することとしてもよい。また、前記検出装置は、両手の情報を検出することとしてもよい。また、前記被操作物体の動作の制限には、前記被操作物体の駆動部分(24)に対する制動が含まれていてもよい。 In this case, the detection device may detect the contact area of the hand. The detection device may detect information on both hands. Further, the restriction on the operation of the operated object may include braking of the driven part (24) of the operated object.
さらに、前記被操作物体の一部を撮像する撮像装置(41)を備えていてもよい。この場合において、前記撮像装置は、前記検出装置の検出結果に応じて撮像を開始することとしてもよい。この場合において、前記処理装置は、前記撮像装置が人物の顔を検出したとき、当該人物の顔に関する情報の変化に応じて、報知を行うこととしてもよい。 Furthermore, you may provide the imaging device (41) which images a part of said to-be-operated object. In this case, the imaging device may start imaging according to the detection result of the detection device. In this case, when the imaging device detects a person's face, the processing device may perform notification according to a change in information about the person's face.
さらに、本発明の電子機器は、荷重センサ(31)を備え、前記処理装置は、前記荷重センサの検出結果に応じた報知、及び前記荷重センサの検出結果に応じた被操作物体の動作の制限の少なくとも一方を行うこととしてもよい。また、本発明の電子機器は、重心検出センサ(32)を備え、前記処理装置は、前記重心検出センサの検出結果に応じた報知、及び前記重心検出センサの検出結果に応じた被操作物体の動作の制限の少なくとも一方を行うこととしてもよい。 Furthermore, the electronic device of the present invention includes a load sensor (31), and the processing device is configured to provide notification according to a detection result of the load sensor and restriction of an operation of an operated object according to the detection result of the load sensor. It is good also as performing at least one of these. In addition, the electronic apparatus of the present invention includes a center of gravity detection sensor (32), and the processing device provides notification according to a detection result of the center of gravity detection sensor and an operation target object according to the detection result of the center of gravity detection sensor. It is good also as performing at least one of the restrictions of operation | movement.
さらに、本発明の電子機器は、前記被操作物体を操作するユーザが携帯可能な端末(70)を備え、前記処理装置は、前記検出装置の検出結果に応じて、前記報知を前記端末から行うこととしてもよい。 Furthermore, the electronic apparatus of the present invention includes a terminal (70) that can be carried by a user who operates the operated object, and the processing device performs the notification from the terminal according to a detection result of the detection device. It is good as well.
なお、本発明をわかりやすく説明するために、上記においては一実施形態を表す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。 In addition, in order to explain the present invention in an easy-to-understand manner, the above description has been made in association with the reference numerals of the drawings representing one embodiment. However, the present invention is not limited to this, and the configuration of an embodiment described later May be modified as appropriate, or at least a part thereof may be replaced with another component. Further, the configuration requirements that are not particularly limited with respect to the arrangement are not limited to the arrangement disclosed in the embodiment, and can be arranged at positions where the functions can be achieved.
本発明の電子機器は、被操作物体の操作における安全性を向上することができるという効果を奏する。 The electronic device of the present invention has an effect that the safety in the operation of the operated object can be improved.
《第1の実施形態》
以下、第1の実施形態について、図1〜図16に基づいて詳細に説明する。図1には、第1の実施形態に係るベビーカー10の斜視図が示され、図2には、ベビーカー10の側面図が示されている。本実施形態のベビーカー10は、乳幼児を乗せて運ぶのに用いられる手押し車であり、フレーム部20、シート部30、フード部40、及びハンドル50を備えている。なお、ベビーカー10には、図2に示すように、電子機器60が設けられており、ベビーカー10の操作者は、電子機器60と通信可能な端末70をポケット等において保持しているものとする(図6参照)。
<< First Embodiment >>
Hereinafter, the first embodiment will be described in detail with reference to FIGS. FIG. 1 shows a perspective view of the
(ベビーカー10)
フレーム部20は、前側脚部21と後側脚部22とを有する。前側脚部21の先端(下端)には一対の前輪23が設けられ、後側脚部22の先端(下端)には一対の後輪24が設けられている。
(Stroller 10)
The
シート部30は、フレーム部20に取り付けられ、乳幼児が座位または仰向けの状態で乗ることが可能となっている。シート部30には、シートベルト(ハーネス)やクッションなどが設けられている。また、シート部30の下には、荷物を搭載するためのかご等が設けられる。
The
フード部40は、シート部30を覆うように設けられ、シート部30に乗せられた乳幼児を雨風、直射日光から守るために用いられる。
The
ハンドル50は、シート部30の背後に設けられた操作用持ち手(操作部)である。ハンドル50はハンドル延長部51によってシート部30の背後に設けられている。
The
(電子機器60)
電子機器60は、ベビーカー10における各種制御を実行する装置である。電子機器60は、図3のブロック図に示すように、制御部61、第1圧力センサ52a、第2圧力センサ52b、第3圧力センサ52c、撮像機器41、荷重センサ31、重心検出センサ32、傾斜センサ33、回転センサ25、制動装置26、ロック解除スイッチ27、警報部62、通信部63を備える。
(Electronic device 60)
The
制御部61は、電子機器60が実行する処理全体を統括的に制御する。制御部61は、電子機器60に含まれるセンサや機器と電気的に接続されており、センサや機器から取得した情報に基づいて、処理内容を決定し、処理を実行するための指示を機器に対して出力する。
The
第1圧力センサ52a、第2圧力センサ52b、第3圧力センサ52cは、ハンドル50の拡大図である図4に示すように、ハンドル50表面の3箇所に設けられている。より具体的には、第1圧力センサ52aは、ハンドル50の中央部に設けられ、第2圧力センサ52b、第3圧力センサ52cは、第1圧力センサ52aの両脇に設けられている。これら第1〜第3圧力センサ52a〜52cは、ハンドル50の周方向全域に亘って設けられているため、ハンドル50のどの位置で操作者の手や指が接触しているのかを検出することができる。第1〜第3圧力センサ52a〜52cは、操作者の手が接触したときの圧力(接触圧)及び接触部位に関する情報を取得し、制御部61に対して出力する。
As shown in FIG. 4 which is an enlarged view of the
撮像機器41は、フード部40に設けられ、シート部30に乗せられている乳幼児を斜め上から撮像する。撮像機器41は、例えば、デジタルカメラやビデオカメラである。撮像機器41は、撮影レンズや、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの矩形状の撮像素子、及びこの撮像素子を制御する制御回路などを有している。撮像機器41は、シート部30に乗せられている乳幼児を撮像した画像データを制御部61に対して出力する。
The
荷重センサ31は、シート部30に設けられ、シート部30にかかる荷重(乳幼児による荷重)を検出する。荷重センサ31は、検出結果を制御部61に対して出力する。
The
重心検出センサ32は、シート部30に設けられ、シート部30に乗せられている乳幼児の重心位置を検出する。重心検出センサ32は、検出結果を制御部61に対して出力する。
The center-of-
傾斜センサ33は、水準器(水平器)を含み、ベビーカー10の傾斜を計測する。傾斜センサ33は、ベビーカー10の前方が後方に比べて高い(上り坂)か低い(下り坂)かを検出し、検出結果を制御部61に対して出力する。なお、傾斜センサ33はベビーカー10のいずれの位置に搭載しても構わない。
The tilt sensor 33 includes a level (level) and measures the tilt of the
回転センサ25は、後輪24近傍に設けられ、ベビーカー10の走行時の後輪24の回転を検出する。回転センサ25としては、例えばロータリエンコーダを用いることができる。回転センサ25は、後輪24の回転を検出すると、当該回転に関する情報を制御部61に対して出力する。なお、回転センサ25は、後輪24に代えて、又は後輪24と併せて、前輪23の回転を検出することとしてもよい。
The
制動装置26は、後輪24を制動するように後輪24近傍に設けられている。制動装置26としては、例えば、電磁ブレーキ、ドラムブレーキまたはディスクブレーキを採用することができる。制動装置26は、制御部61からの指示に基づいて、後輪24の回転を制動する(後輪24にブレーキを掛ける)。この場合、後輪24が回転していない状態で制動装置26を作動させることで、後輪24をロック(回転禁止状態に)することもできる。なお、制動装置26は、後輪24に代えて、又は後輪24と併せて、前輪23の回転を制動したり、ロックしたりしてもよい。
The
ロック解除スイッチ27は、制動装置26によるロックを解除するためのスイッチである。ロック解除スイッチ27は、例えば、ハンドル50近傍に設けられ、操作者が子供にベビーカー10を押させる(お手伝いさせる)場合などにおいて、ロックを解除する(OFFにする)のに用いられる。
The
警報部62は、制御部61の指示の下、操作者へ警報を発する。警報部62としては、警告音を発するスピーカや、警告を知らせるバイブレーター(ハンドル50に設けるものとする)を採用することができる。なお、本実施形態では、警報部62として、スピーカが採用されているものとする。
The
通信部63は、端末70に対して制御部61の指示を送信する。制御部61からは、操作者がベビーカー10のハンドル50に触れていないときに、端末70から警報を発するよう指示が出される。
The
(端末70)
端末70は、図3に示すように、端末通信部71と、端末警報部72とを備える。
(Terminal 70)
As shown in FIG. 3, the terminal 70 includes a
端末通信部71は、電子機器60の通信部63から送信されてくる制御部61の指示を受信し、端末警報部72に対して送信する。端末警報部72は、端末通信部71から送信されてきた制御部61の指示に基づいて、操作者へ警報を発する。なお、端末警報部72としては、警告音を発するスピーカや、警告を知らせるバイブレーターを採用することができる。なお、本実施形態では、端末警報部72として、スピーカが採用されているものとする。
The
次に、電子機器60の制御部61による処理について、図5、図9〜図12、図16のフローチャートに沿って詳細に説明する。制御部61は、安全維持処理(図5)、誤飲防止処理(図9)、転落防止処理(図16)の3つの処理を並行して行う。
Next, processing by the
(安全維持処理)
図5には、制御部61による安全維持処理のフローチャートが示されている。この安全維持処理は、ベビーカー10を操作する上での安全を維持するための処理であり、具体的には、子供によるベビーカー10の操作を防止するための処理と、下り坂走行時におけるスピードの出し過ぎを抑制するための処理を含む。なお、図5の処理の前提として、操作者がハンドル50を握っておらず、ベビーカー10の後輪24がロックされているものとする。
(Safety maintenance process)
FIG. 5 shows a flowchart of the safety maintenance process performed by the
図5の処理では、まず、ステップS110において、制御部61が、ハンドル50が握られるまで待機する。操作者によりハンドル50が握られた場合、ハンドル50に設けられた第1〜第3圧力センサ52a〜52cの少なくとも1つにおいて接触圧が検出されるので、制御部61は、接触圧の検出結果を取得した段階で、ステップS112に移行する。
In the process of FIG. 5, first, in step S <b> 110, the
ステップS112に移行すると、制御部61は、ハンドル50が両手で握られているか否かを判断する。制御部61は、両手でハンドル50を握っているか否かを、ハンドル50の両端に設けられた第2圧力センサ52bと第3圧力センサ52cとにおいて接触圧が検出されているかに基づいて判断することができる。ここで、ベビーカー10を安全に操作するには、右手が第2圧力センサ52bの位置、左手が第3圧力センサ52cの位置を握ることが望ましい。したがって、ステップS112では、第2圧力センサ52bと第3圧力センサ52cとにおいて接触圧が検出されている場合に、両手でハンドル50を握っていると判断する。なお、ステップS112の判断が肯定された場合にはステップS116に移行し、否定された場合に、ステップS114に移行する。
If transfering it to step S112, the
ステップS114に移行すると、制御部61は、ハンドル50の中央を握っているか否かを判断する。この場合、制御部61は、第1圧力センサ52aにおいて接触圧が検出されているか否かに基づいた判断を行う。このステップS114での判断が肯定された場合にはステップS116に移行し、否定された場合には、ステップS134に移行する。なお、ステップS114の判断が肯定された場合に、ステップS116に移行する(両手でハンドル50を握っている場合と同一処理に移行する)こととしているのは、操作者が一方の手に荷物を持っていたり、雨の日に傘を差していたりする場合(両手でハンドル50を握るのが難しい場合)であっても、ハンドル50の中央を片手で握れば、安定してベビーカー10を押すことができるためである。
In step S114, the
ステップS116に移行した場合、制御部61は、操作者がハンドル50を握る位置と握る圧力を第1〜第3圧力センサ52a〜52cから取得する。次いで、ステップS117では、制御部61は、操作者がハンドルを握っている面積(第1〜第3圧力センサ52a〜52cに接触している面積)を算出する。次いで、ステップS120では、制御部61は、操作者が大人か否かを判断する。ここで、大人とは、具体的に「何歳以上」のように年齢で定めるものではなく、ベビーカー10を安全に操作することができる身体的及び精神的に成熟した者をいう。
When the process proceeds to step S116, the
図6には、ベビーカー10を大人が操作している状態が示され、図7には、ベビーカー10を子供が操作しようとしている状態が示されている。また、図8(a)には、大人がハンドル50を握ったときの手とハンドルの状態が模式的に示され、図8(b)には、子供がハンドル50を握ったときの手とハンドルの状態が模式的に示されている。これらの図に示すように、大人がベビーカー10のハンドル50を握る場合には、ハンドル50の上側からハンドル50を握り、子供がハンドル50を握る場合には、ハンドル50の横や下側からハンドル50を握る。また、大人と子供では手の大きさが違うので、ハンドル50を握ったときの手とハンドル50とが接触する領域の面積(図8(a)、図8(b)の面積A)、および接触しない領域の面積(図8(a)、図8(b)の面積B)が異なる。このため、大人と子供との違いは、手とハンドル50との接触部位、及び接触面積の大きさとから判断可能である。したがって、本実施形態では、ステップS117において、制御部61がハンドル50と手の接触面積を算出し、ステップS118では、当該接触面積に基づいて、ハンドル50を握っている人が大人であるか否かを判断することとしている。
FIG. 6 shows a state where an adult is operating the
ステップS118の判断が肯定された場合、すなわち、ハンドル50を握っている人が大人であった場合には、制御部61は、ステップS120に移行する。一方、ステップS118の判断が否定された場合には、ステップS128に移行する。
If the determination in step S118 is affirmative, that is, if the person holding the
ステップS120に移行した場合、制御部61は、制動装置26による後輪24のロックを解除する。ハンドル50を握っている人が大人であるため、ロックを解除しても安全性に問題ないからである。
When the process proceeds to step S120, the
次いで、ステップS122では、制御部61は、ベビーカー10の傾斜を算出する。この場合、制御部61は、傾斜センサ33の検出結果に基づいて、下り坂であるか上り坂であるか、平坦であるかを把握することができる。
Next, in step S122, the
次いで、ステップS124では、制御部61は、ベビーカー10が下り坂に位置しているかを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS126へ移行し、スピード制限運転を実行する。この場合、制御部61は、ベビーカー10の車速を回転センサ25の検出結果から算出し、必要に応じて制動装置26に指示を出して、予め定めた制限速度以上スピードが出ないようにベビーカー10を制動する。その後は、ステップS140に移行する。
Next, in step S124, the
なお、ステップS124の判断が否定された場合には、ステップS126を経ずに、ステップS140に移行する。 If the determination in step S124 is negative, the process proceeds to step S140 without passing through step S126.
ステップS140に移行した場合、制御部61は、ハンドル50を握る手の状態が変化したか(例えば、ハンドルを握らなくなったか)を判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS122に戻る。一方、ステップS140の判断が肯定された場合には、図5の全処理を終了する。
When the process proceeds to step S140, the
ところで、ステップS118の判断が否定された場合、すなわち、ハンドル50を握っている人が子供であった場合には、ステップS128に移行し、制御部61は、ロック解除が必要か否かを判断する。例えば、子供が大人のお手伝いでベビーカー10を押すような場合、大人はロック解除スイッチ27をOFF(ロックを解除)にするので、制御部61は、当該ロック解除スイッチ27がOFFとなっている場合に、ロック解除が必要と判断する。このステップS128の判断が肯定された場合には、ステップS130へ移行し、制御部61は、制動装置26による後輪24のロックを解除する。そして、ステップS132では、制御部61がスピード制限運転を実行する。ここでは、子供がベビーカー10を操作しようとしているので、安全を考慮してスピードが所定速度以上出ないように制動装置26を制御する。なお、ここでの所定速度は、ステップS126の所定速度と同一速度であってもよいし、異なる速度であってもよい。
If the determination in step S118 is negative, that is, if the person holding the
次いで、ステップS142では、制御部61は、ハンドル50を握る手の状態が変化するまで(例えば、ハンドルを握らなくなるまで)待機する。そして、制御部61は、ハンドル50を握る手の状態が変化した段階で、図5の全処理を終了する。
Next, in step S142, the
なお、ステップS114の判断が否定された場合(適切にハンドル50が握られていない場合)と、ステップS128の判断が否定された場合(子供が握っており、かつロック解除されていない場合)には、ステップS134に移行する。そして、ステップS134では、制御部61は、制動装置26による後輪24のロックを維持し、その後は、ハンドル50を握る手の状態が変化した段階(ステップS142:肯定となった段階)で、図5の全処理を終了する。
When the determination at step S114 is negative (when the
なお、図5の処理では、ステップS118の判断が否定された段階で、制御部61が、警報部62や端末70の端末警報部72に警報を出させるようにしてもよい。これにより、子供がベビーカー10を操作しようとしていることを、保護者に通知することができる。
In the process of FIG. 5, the
(誤飲防止処理)
次に、図9〜図12のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ誤飲防止処理について説明する。本処理は、ベビーカー10に乗った乳幼児がおもちゃなどの物体を誤飲することを防止するための処理である。図9の処理は、例えば、荷重センサ31によって乳幼児がベビーカー10に乗せられたことを検出した段階から開始されるものとする。ただし、これに限らず、例えば、操作者によってハンドル50が握られた段階から図9の処理が開始されることとしてもよい。
(Anti-drinking prevention process)
Next, the accidental ingestion prevention process will be described along the flowcharts of FIGS. 9 to 12 with reference to other drawings as appropriate. This process is a process for preventing an infant in the
図9の処理では、まず、ステップS210において、制御部61が、手の面積変化検出ルーチンを実行する。本ルーチンでは、図10のフローチャートに沿った処理が実行される。図10の処理では、ステップS211において、制御部61が、撮像機器41で撮像した画像情報を取得する。次いで、ステップS212では、制御部61が、ステップS211で取得した画像情報を解析して、ベビーカー10に乗る乳幼児の手の面積を算出する。
In the process of FIG. 9, first, in step S210, the
この場合、制御部61は、例えば、画像情報の中から、予め用意されている乳幼児の手のサンプル画像に基づいて、手の領域を抽出する。そして、制御部61は、手の領域の面積を算出する。ここで、手の面積は、撮像機器41と手の距離に応じて変化する(撮像機器41と手が近ければ手の面積は大きくなり、遠ければ手の面積は小さくなる)。したがって、手の面積を算出する場合、例えば、乳幼児の爪の大きさを基準として(例えば1として)、手の面積を数値化することとしてもよい。なお、爪の画像が撮像画像中に含まれていない場合には、他の部位(例えば親指)を基準として手の面積を算出することとしてもよい。
In this case, for example, the
次いで、ステップS213では、制御部61は、手の面積に関する情報が制御部61の内蔵メモリに既に蓄積されているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS214へ移行する。一方、ステップS213の判断が否定された場合には、ステップS211に戻る。
Next, in step S <b> 213, the
ステップS214に移行すると、制御部61は、乳幼児の手の面積が変化しているか否かを判断する。ここで、図13(a)には乳幼児が何も持たずに手を握った様子が示され、図13(b)には乳幼児が物体を握ったときの手の様子が示されている。図13(a)、図13(b)に示すように、乳幼児が物体を持った場合、乳幼児の手は完全に閉じない(握れない)ため、画像上で手が占める面積が変化する。したがって、乳幼児の手の面積が変化した場合には、乳幼児が物体を持っている可能性が高いと判断することができる。ステップS214の判断が否定された場合には、図10の全処理を終了して、図9のステップS220に移行するが、ステップS214の判断が肯定された場合には、ステップS215に移行する。
If transfering it to step S214, the
ステップS215に移行した場合、制御部61は、後輪24のロックが解除されているか否かを判断する。なお、ロックが解除されている場合とは、操作者がベビーカー10のハンドル50を握っている場合を意味し、ロックが解除されていない場合とは、操作者がベビーカー10のハンドル50を握っておらず、例えばベビーカー10から離れている場合を意味する。ステップS215の判断が肯定された場合には、ステップS216に移行し、制御部61は、ベビーカー10のハンドル50を握っている操作者に対して、ベビーカー10に設けられた警報部62から警報を出す。
When the process proceeds to step S215, the
一方、ステップS215での判断が否定された場合、ステップS217へ移行し、制御部61は、ベビーカー10のハンドルを握っていない操作者に対して、端末70(端末警報部72)から警報を出す。
On the other hand, if the determination in step S215 is negative, the process proceeds to step S217, and the
なお、ステップS216、S217における警報は、単なる警報音を出力するのみであってもよいが、例えば、「お子様が手に物を持っている可能性があります。」のように現在の乳幼児の状態を説明するようにしてもよい。また、予め電子機器60に乳幼児の名前が登録されていれば、「○○ちゃんが手に物を持っている可能性があります。」などと警報を出すようにしてもよい。
Note that the alarm in steps S216 and S217 may simply output an alarm sound, but for example, the current state of the infant such as “the child may have something in his hand”. May be explained. Further, if the name of the infant is registered in the
制御部61は、ステップS216又はステップS217の処理の後は、図10の全処理を終了し、図9のステップS220に移行する。
After the process in step S216 or step S217, the
図9に戻り、ステップS220では、制御部61は、ステップS210のサブルーチンで警報を発したか(ステップS216,S217を経たか)否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS230へ移行し、否定された場合には、ステップS210を繰り返す。
Returning to FIG. 9, in step S220, the
ステップS230に移行すると、制御部61は、口の面積減少検出ルーチンを実行する。本ルーチンでは、図11のフローチャートに沿った処理が実行される。
In step S230, the
図11の処理では、ステップS231において、制御部61が、撮像機器41で撮像した画像情報を取得する。次いで、ステップS232では、制御部61はステップS231で取得した画像情報を解析して、ベビーカー10に乗る乳幼児の口の面積を算出する。
In the process of FIG. 11, the
この場合、制御部61は、例えば、画像情報の中から、予め用意されている乳幼児の口のサンプル画像に基づいて、口の領域を抽出する。そして、制御部61は、口の領域の面積を算出する。ここで、口の面積は、撮像機器41と口の距離に応じて変化する(撮像機器41と口が近ければ口の面積は大きくなり、遠ければ口の面積は小さくなる)。したがって、口の面積を算出する場合、例えば、乳幼児の顔の大きさを基準として(例えば100として)、口の面積を数値化することとしてもよい。なお、顔の大きさに代えて、鼻や目の大きさを基準として口の面積を算出することとしてもよい。
In this case, for example, the
次いで、ステップS233では、制御部61は、乳幼児の口の面積に関する情報が制御部61の内蔵メモリに既に蓄積されているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS234へ移行する。一方、ステップS233の判断が否定された場合には、ステップS231に戻る。
Next, in step S <b> 233, the
ステップS234に移行すると、制御部61は、乳幼児の口の面積が減少しているか否かを判断する。ここで、図14(a)には乳幼児の口が手で隠れていないときの様子が示されており、図14(b)には乳幼児の口の一部が手によって隠れたときの様子が示されている。図14(a)、図14(b)に示すように、乳幼児が物体を持った手を口に近づけると、乳幼児の口が手によって隠されるため、画像上において乳幼児の口が占める面積が減少する。したがって、乳幼児の口の面積が減少している場合には、乳幼児が手を口に近づけている可能性が高いと判断することができる。ステップS234の判断が否定された場合には、図11の全処理を終了して、図9のステップS240に移行するが、ステップS234の判断が肯定された場合には、ステップS235に移行する。
If transfering it to step S234, the
ステップS235に移行した場合、制御部61は、後輪24のロックが解除されているか否かを判断する。このステップS235の判断が肯定された場合には、ステップS236に移行し、制御部61は、前述したステップS216と同様、ベビーカー10のハンドル50を握っている操作者に対して、ベビーカー10に設けられた警報部62から警報を出す。一方、ステップS235での判断が否定された場合、ステップS237へ移行し、制御部61は、前述したステップS217と同様、ベビーカー10のハンドルを握っていない操作者に対して、端末70(端末警報部72)から警報を出す。
When the process proceeds to step S235, the
なお、ステップS236,S237における警報は、単なる警報音を出力するのみであってもよいが、例えば、「お子様が口に物を近づけている可能性があります。」のように現在の乳幼児の状態を説明するようにしてもよい。また、予め電子機器60に乳幼児の名前が登録されていれば、「○○ちゃん(乳幼児の名前)が口に物を近づけている可能性があります。」などと警報を出すようにしてもよい。
Note that the alarm in steps S236 and S237 may simply output an alarm sound. For example, the current state of the infant such as “the child may be bringing an object close to his / her mouth”. May be explained. Further, if the infant's name is registered in the
制御部61は、ステップS236又はステップS237の処理の後は、図11の全処理を終了し、図9のステップS240に移行する。
After the processing in step S236 or step S237, the
図9に戻り、ステップS240では、制御部61は、ステップS230のサブルーチンで警報を発したか(ステップS236,S237を経たか)否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS250へ移行し、否定された場合には、ステップS230を繰り返す。
Returning to FIG. 9, in step S240, the
ステップS250に移行すると、制御部61は、口の形状変化検出ルーチンを実行する。本ルーチンでは、図12のフローチャートに沿った処理が実行される。
In step S250, the
図12の処理では、ステップS251〜S253までの処理・判断が、図11のステップS231〜S233と同様に実行される。そして、ステップS254に移行すると、制御部61は、口の面積変化に基づいて、乳幼児の口の形状が変化しているか否かを判断する。ここで、図15(a)には乳幼児が口を閉じているときの様子が示されており、図15(b)には乳幼児が口を開いたときの様子が示されている。図15(a)、図15(b)に示すように、乳幼児が口を閉じている状態から口を開くと、乳幼児の口の形状が変化する。図15(b)のように乳幼児が物体を持った手を口に近づけ、かつ乳幼児の口の形状が変化したときには、乳幼児が物体を口に入れようとしている可能性が高いと判断することができる。ステップS254の判断が否定された場合には、図11の全処理を終了し、図9のステップS260に移行する。一方、ステップS254の判断が肯定された場合には、ステップS255に移行する。
In the process of FIG. 12, the processes and determinations from steps S251 to S253 are executed in the same manner as steps S231 to S233 of FIG. Then, when the process proceeds to step S254, the
ステップS255に移行した場合、制御部61は、後輪24のロックが解除されているか否かを判断する。このステップS255の判断が肯定された場合には、ステップS256に移行し、制御部61は、前述したステップS216やS236と同様、ベビーカー10のハンドル50を握っている操作者に対して、ベビーカー10に設けられた警報部62から警報を出す。一方、ステップS255での判断が否定された場合、ステップS257へ移行し、制御部61は、前述したステップS217,S237と同様、ベビーカー10のハンドルを握っていない操作者に対して、端末70(端末警報部72)から警報を出す。
When the process proceeds to step S255, the
なお、ステップS256,S257における警報は、単なる警報音を出力するのみであってもよいが、例えば、「お子様が物を口に入れようとしている可能性があります。」のように現在の乳幼児の状態を説明するようにしてもよい。また、予め電子機器60に乳幼児の名前が登録されていれば、「○○ちゃん(乳幼児の名前)が物を口に入れようとしている可能性があります。」などと警報を出すようにしてもよい。
Note that the alarms in steps S256 and S257 may simply output an alarm sound. For example, the current child's infant may be trying to put something in his mouth. The state may be explained. Also, if an infant's name is registered in the
制御部61は、ステップS256又はステップS257の処理の後は、図12の全処理を終了し、図9のステップS260に移行する。
After the process of step S256 or step S257, the
図9に戻り、ステップS260では、制御部61は、ステップS250のサブルーチンで警報を発したか(ステップS256,S257を経たか)否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS270へ移行し、否定された場合には、ステップS250を繰り返す。
Returning to FIG. 9, in step S260, the
ステップS270では、制御部61は、ベビーカー10の乳幼児の保護者(操作者)により、警報に対して何らかの応答があったか否かを判断する。例えば、制御部61は、撮像機器41により撮像された乳幼児の顔や手の撮像画像を分析することで、手で握っていた物体を保護者が取り上げるなどしたか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS280に移行し、制御部61は、警報部62又は端末警報部72から警報を出し、ステップS270に戻る。この場合、制御部61は、図12の処理において行った警報(ステップS256及びステップS257のいずれか)と同一の方法で、警報を行うこととすればよい。ステップS280の処理が行われた後は、ステップS270に戻る。一方、ステップS270の判断が肯定された場合には、図9の全処理を終了する。
In step S270, the
(転落防止処理)
次に、転倒防止処理について図16のフローチャートに沿って説明する。
(Fall prevention processing)
Next, the fall prevention processing will be described along the flowchart of FIG.
図16の処理では、まず、ステップS310において、制御部61が、制動装置26が後輪24をロックしているか否かを判断する。この場合、操作者が適切にハンドル50を握っていない場合(例えば、ベビーカー10に乳幼児を乗せたままベビーカー10から離れている場合)に、判断が肯定される。なお、ステップS310の判断が否定されている間は、ステップS310を繰り返し、肯定された段階で、ステップS312に移行する。なお、ステップS310では、例えば、ハンドル50が握られているか否かの判断を行うこととしてもよい。
In the process of FIG. 16, first, in step S <b> 310, the
ステップS312に移行すると、制御部61は、重心検出センサ32を介して、重心位置を検出する。
In step S312, the
次いで、ステップS314では、制御部61は、乳幼児の重心位置が変化したか否かを判断する。乳幼児が正しい姿勢でシート部30に座っている場合、重心はシート部30の中央付近に位置する。しかしながら、乳幼児が前傾したり左右に乗り出したりした場合、重心位置が変化する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS310に戻るが、肯定された場合には、ステップS316へ移行する。
Next, in step S314, the
ステップS316に移行した場合、制御部61は、荷重センサ31の検出結果(荷重)が所定以上大きく変化したか否かを判断する。この場合、制御部61は、乳幼児がベビーカー10から転落したり、ベビーカー10が転倒する可能性がある程度、荷重が大きく変化したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS310に戻るが、肯定された場合には、ステップS318に移行する。
When the process proceeds to step S316, the
ステップS318に移行した場合、制御部61は、端末70の端末警報部72に指示を出し、端末警報部72により操作者へ警報を出す。なお、この場合の警報は、単なる警報音を出力するのみであってもよいが、例えば、「お子様が転落する可能性があります。」のように現在の乳幼児の状態を説明するようにしてもよい。また、予め電子機器60に乳幼児の名前が登録されていれば、「○○ちゃん(乳幼児の名前)が転落する可能性があります。」などと警報を出すようにしてもよい。
When the process proceeds to step S318, the
制御部61は、ステップS318の後は、図16の全処理を終了する。
After step S318, the
以上詳細に説明したように、本第1の実施形態によると、第1〜第3圧力センサ52a〜52cが、ベビーカー10のハンドル50に設けられ、操作者の手が接触したときに、手の接触圧を検出し、制御部61は、第1〜第3圧力センサ52a〜52cの検出結果に応じて、ベビーカー10の動作を制限する。これにより、手の接触圧から判断可能な、ハンドルの持ち方や、ハンドルを握っている人の属性(大人や子供)に基づいてベビーカー10の動作が制限されるので、操作上の安全性を高めることが可能となる。
As described above in detail, according to the first embodiment, the first to
また、本第1の実施形態の電子機器60では、第1〜第3圧力センサ52a〜52cが、操作者の手の接触面積を検出することで、制御部61が大人か子供かを精度よく判断することができる。
Further, in the
また、本第1の実施形態の電子機器60では、第1〜第3圧力センサ52a〜52cが両手の情報を検出するので、操作者がハンドル50を適切な状態で握っているのかを精度よく判断することができる。
In the
また、本第1の実施形態の電子機器60では、ベビーカー10の一部を撮像する撮像機器41を備えているので、ベビーカー10に乗る乳幼児を撮像することが可能である。また、本第1の実施形態では、制御部61は、撮像機器41で撮像した乳幼児の様子に基づき警報を行うことができるので、乳幼児の誤飲等を抑制することができる。また、本第1の実施形態では、乳幼児がベビーカー10に乗せられた段階、又は操作者によってハンドル50が握られた段階から図9の処理が開始されるので、撮像機器41は、適切なタイミングで撮像(S211,S231,S251)を行うことが可能である。これにより、撮像機器41による無駄な撮影を減らすことが可能となる。
In addition, since the
本第1の実施形態の電子機器60は、荷重センサ31や重心検出センサ32を備え、制御部61が荷重センサ31や重心検出センサ32の検出結果に応じた警報を発することで、ベビーカー10に乗る乳幼児の転落やベビーカー10の転倒を未然に通知することが可能である。
The
また、本第1の実施形態によると、ベビーカー10の操作者が端末70を保持しており、制御部61は、第1〜第3圧力センサ52a〜52cによる検出結果に応じて端末70から警報を発するようにしている。これにより、操作者がベビーカー10から離れていても、容易に警報に気づくことができる。
Further, according to the first embodiment, the operator of the
なお、上記第1の実施形態では、安全維持処理においてハンドル50の握り方が適切でない場合には、制御部61がベビーカー10のロックを維持する(S134)場合について説明したが、これとともに、又はこれに代えて、例えば、制御部61は、警報部62から警報を発するようにしてもよい。また、上記第1の実施形態では、転落防止処理において荷重が所定以上大きく変化した場合に、制御部61が警報を発する場合について説明したが、これともに又はこれに代えて、制御部61はベビーカー10の車輪をロックしたり、スピード制限を行ったりしてもよい。
In the first embodiment, the case where the
なお、上記第1の実施形態では、操作者の手の大きさ(面積)を予め登録しておくようにしてもよい。このようにすることで、手の小さい女性が制御部61によって子供と誤認識されることによる使い勝手の低下を抑制することができる。
In the first embodiment, the size (area) of the operator's hand may be registered in advance. By doing in this way, the fall of the usability by the woman with small hand being misrecognized as a child by the
なお、上記第1の実施形態では、安全維持処理においてロック解除スイッチ27を設ける場合について説明したが、これとともに、又はこれに代えて、スピード制限運転を解除するための制限運転解除スイッチを設けることとしてもよい。
In the first embodiment, the case where the
なお、図5の処理や図16の処理は、ベビーカー10に限らず、荷物運搬用の台車等にも適用することができる。したがって、荷物運搬用の台車等に本第1の実施形態の電子機器60を設けるようにしてもよい。
Note that the processing in FIG. 5 and the processing in FIG. 16 are not limited to the
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態について、図17〜図23に基づいて詳細に説明する。本第2の実施形態では、電子機器160が洗濯機110に設けられている点が第1の実施形態と異なる。
<< Second Embodiment >>
Next, a second embodiment will be described in detail with reference to FIGS. The second embodiment is different from the first embodiment in that the
図17には、本第2の実施形態に係る洗濯機110の構成が概略的に示されている。洗濯機110は一般的な全自動ドラム式洗濯機であるものとする。
FIG. 17 schematically shows the configuration of the
洗濯機110は、図17に示すように、本体120と、洗濯槽130と、扉140と、ハンドル150と、を備える。なお、洗濯機110は、この他に一般的な洗濯機が備える各種機能を実現する機構(例えば、給水口、排水口、乾燥装置など)を備えているものとする。
As shown in FIG. 17, the
本体120は、洗濯機110の外郭を形成している。洗濯槽130は本体120の内部に配置されており、洗濯物を出し入れしやすいように、傾倒した状態となっている。扉140は、本体120の正面に形成された開口近傍に設けられ、当該開口を開閉する機能を有している。ハンドル150は、本体120の扉140よりも上側に設けられている。ハンドル150は、片手で握れるような棒状の部材であるものとする。
The
洗濯機110に設けられる電子機器160は、図18のブロック図に示すように、制御部161、圧力センサ152、扉センサ141、水位センサ132、扉ロック機構142、警報部62、通信部63を備える。また、端末70は、端末通信部71、端末警報部72を備える。
As shown in the block diagram of FIG. 18, the
制御部161は、電子機器160が実行する処理全体を統括的に制御する。制御部161は、電子機器160に含まれるセンサや機器と電気的に接続されており、センサや機器から取得した情報に基づいて、処理内容を決定し、処理を実行するための指示を機器に対して出力する。
The
圧力センサ152は、ハンドル150に設けられている。圧力センサ152は、操作者が握った際の手の接触圧、及び接触部位に関する情報を取得する。圧力センサ152は、ハンドル150の周方向全域に亘って設けられているため、ハンドル150のどの位置で操作者の手や指が接触しているのかを検出することができる。
The
扉センサ141は、扉140が開いていることを検出するセンサである。扉センサ141は、扉140が開いていることを検出すると、当該検出結果を制御部161に対して出力する。
The
水位センサ132は、洗濯槽130内の水位を検出するセンサである。水位センサ132が検出した洗濯槽130内の水位に関する情報は制御部161に対して出力される。
The
扉ロック機構142は、扉140を閉めた状態でロックする機構である。扉ロック機構142がロックした状態では、扉140を開けることができないようになっている。
The
なお、警報部62、通信部63、及び端末70が有する端末通信部71、端末警報部72は、第1の実施形態と同様である。
The
次に、電子機器160の制御部161による処理について、図19、図23のフローチャートに沿って詳細に説明する。制御部161は、開扉制限処理(図19)、および転落防止処理(図23)の2つの処理を並行して行う。
Next, processing by the
(開扉制限処理)
図19には、開扉制限処理のフローチャートが示されている。図19の開扉制限処理は、大人だけが洗濯機110の扉140を開けられるようにするための処理である。なお、本第2の実施形態においても、第1の実施の形態と同様、大人とは、具体的に「何歳以上」のように年齢で定めるものではなく、洗濯機110を安全に操作することができる身体的、及び精神的に成熟した者をいう。
(Door opening restriction process)
FIG. 19 shows a flowchart of the door opening restriction process. The door opening restriction process of FIG. 19 is a process for allowing only an adult to open the
なお、図19の処理は、洗濯機110の電源がONである場合、OFFである場合に関わらず(電子機器160に通電されていれば)開始される。また、扉ロック機構142は、扉140が閉められた状態で扉140をロックしているものとする。
Note that the process of FIG. 19 is started when the power of the
図19の処理では、まず、ステップS410において、制御部161は、操作者の手が圧力センサ152に触れるまで待機する。操作者が圧力センサ152に触れた場合、圧力センサ152において接触圧が検出されるので、制御部161は、接触圧の検出結果を取得した段階で、ステップS412に移行する。
In the process of FIG. 19, first, in step S <b> 410, the
ステップS412では、制御部161は、圧力センサ152から取得した接触圧の検出結果に基づき接触面積を算出し、当該接触面積に基づき、ハンドル150に大人が触れたか否かを判断する。
In step S412, the
図20には、洗濯機110の扉140を開けようとする(ハンドル150を握った)大人の様子が示され、図21には、洗濯機110の扉140を開けようとする(ハンドル150を握った)子供の様子が示されている。また、図22(a)には大人がハンドル150を握ったときの手とハンドルの状態が示され、図22(b)には、子供がハンドル150を握ったときの手とハンドルの状態が示されている。これらの図に示すように、大人が洗濯機110のハンドル150を握る場合には、ハンドル150の上側からハンドル150を握り、子供がハンドル150を握る場合には、ハンドル150の下側からハンドル150を握る。また、大人と子供では手の大きさが違うので、ハンドル150を握ったときの手とハンドル150とが接触する領域の面積(図22(a)、図22(b)の面積A)、および接触しない領域の面積(図22(a)、図22(b)の面積B)が異なる。このため、大人と子供との違いは、手とハンドル150との接触部位、及び接触面積の大きさとから判断可能である。したがって、本実施形態では、ステップS412において、制御部161がハンドル150と手の接触面積を算出し、当該接触面積に基づいて、ハンドル150を握っている人が大人であるか否かを判断することとしている。
FIG. 20 shows an adult who tries to open the
ステップS412での判断が肯定された場合、ステップS414に移行し、制御部161は、扉ロック機構142による扉140のロックを解除する。一方、ステップS412での判断が否定された場合、ステップS416に移行し、制御部161は、扉ロック機構142による扉140のロックを維持する。制御部161は、ステップS414又はステップS416の処理を終えると、図19の全処理を終了する。
When the determination in step S412 is affirmed, the process proceeds to step S414, and the
以上のように、図19の処理が行われることで、子供が洗濯機110の扉140を開けることができなくなるので、子供が洗濯槽130へ転落するおそれがなく、安全が維持される。
As described above, since the child cannot open the
(転落防止処理)
次に、図23には転落防止処理のフローチャートが示されている。本転落防止処理は、大人が扉140を開けっ放しにした場合において、子供(又はペット)が洗濯槽130に転落して危険な目にあうのを防止するための処理である。
(Fall prevention processing)
Next, FIG. 23 shows a flowchart of the fall prevention process. This fall prevention process is a process for preventing a child (or pet) from falling into the
なお、図23の処理は、洗濯機110の電源がONである場合、OFFである場合に関わらず(電子機器160に通電されていれば)開始される。
Note that the processing in FIG. 23 is started when the power of the
図23の処理では、まず、ステップS510において、制御部161が、洗濯機110の扉140が開けられるまで待機する。なお、制御部161は、扉140が開いているか否かを、扉センサ141からの出力に基づいて判断する。洗濯機110の扉140が開けられた場合には、ステップS512に移行する。なお、ステップS512に移行した段階で、洗濯機110は、扉140の開放時間のカウントを開始する。
In the process of FIG. 23, first, in step S510, the
ステップS512に移行すると、制御部61は、扉140が開いてから所定時間以上経過したか否かを判断する。ここでの所定時間は、洗濯物の出し入れに要する時間であるものとし、設定によって変更できるものとする。ステップS512の判断が否定された場合、すなわち、所定時間経過していない場合には、ステップS514に移行する。ステップS514に移行すると、制御部161は、洗濯槽130内に水が溜まっているか否かを判断する。なお、制御部161は、水が溜まっているか否かを水位センサ132からの出力に基づいて判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS510に戻るが、肯定された場合には、ステップS516に移行する。
If transfering it to step S512, the
なお、ステップS512の判断が肯定された場合、すなわち、扉140が開いてから所定時間以上経過した場合にも、ステップS516に移行する。
Note that if the determination in step S512 is affirmative, that is, if a predetermined time or more has elapsed since the
ステップS516に移行した場合、制御部161は、警報部62及び/又は端末警報部72に指示を出し、警報を出させる。このように、警報を発することとしているのは、扉が開けられた状態が長時間維持されている(S512:肯定)と子供(又はペット)が洗濯槽130に転落する可能性が高くなり、また、洗濯槽130に水が入った状態で扉が開けられると、短時間であっても子供(又はペット)が洗濯槽130内に転落し溺れてしまうおそれがあるからである。なお、警報は、単に警報音を鳴らすようにしてもよいが、例えば、「扉が開いたままです。」「洗濯槽に水が入った状態で扉が開いています。」のように扉140が開いている状態を報知するようにしてもよい。
When the process proceeds to step S516, the
以上詳細に説明したように、本第2の実施形態によると、洗濯機110のハンドル150に設けられた圧力センサ152が、操作者の手が接触したときに手の接触圧を検出し、制御部161が、圧力センサ152の検出結果に応じて洗濯機110の扉140が開くことを制限するので、子供が洗濯機110の扉140を開いて、洗濯槽130へ転落してしまうのを防止することができる。特に、図17に示すような、洗濯槽が斜めに設置されており、子供が入り込みやすい洗濯機において、子供が洗濯槽に転落したり、閉じ込められたりするのを防止することができる。
As described above in detail, according to the second embodiment, the
また、本第2の実施形態によると、制御部161は、圧力センサ152の検出結果に応じて、警報部62に警報を出させるので、操作者(保護者)に洗濯機110の扉140が開いていることを報知することで、子供(又はペット)が洗濯槽130へ転落してしまうのを未然に防ぐことができる。
Further, according to the second embodiment, the
なお、洗濯機110を設置している家庭に小さな子供がいない場合もあるので、電子機器160には、電子機器160の機能(開扉制限処理、転落防止処理)を解除するためのスイッチを設けることとしてもよい。
Since there may be no small child in the home where the
なお、上記第2の実施形態では、操作者の手の大きさ(面積)を予め登録しておくようにしてもよい。このようにすることで、手の小さい女性が制御部61によって子供と誤認識されることによる使い勝手の低下を抑制することができる。
In the second embodiment, the size (area) of the operator's hand may be registered in advance. By doing in this way, the fall of the usability by the woman with small hand being misrecognized as a child by the
《第3の実施形態》
次に、第3の実施形態について図24〜図28に基づいて説明する。本第3の実施形態は、図24に示すように、電子機器260が自転車210に設けられる点が第1、第2の実施形態と異なる。
<< Third Embodiment >>
Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 24, the third embodiment is different from the first and second embodiments in that an
電子機器260は、図25のブロック図に示すように、制御部261、第1圧力センサ252a、第2圧力センサ252b、回転センサ262、警報部62を備える。
As shown in the block diagram of FIG. 25, the
制御部261は、電子機器260が実行する処理全体を統括的に制御する。制御部261は、電子機器260に含まれるセンサや機器と電気的に接続されており、センサや機器から取得した情報に基づいて、処理内容を決定し、処理を実行するための指示を機器に対して出力する。
The
第1圧力センサ252a、第2圧力センサ252bは、自転車210のハンドル220に設けられている。具体的には、自転車210のハンドル220部分を取り出して示す図26からわかるように、第1圧力センサ252aが、ハンドル220の右側グリップ部221aに設けられ、第2圧力センサ252bが、ハンドル220の左側グリップ部221bに設けられている。第1、第2圧力センサ252a,252bは、グリップ部221a,221bの周方向全域に亘って設けられ、人がグリップ部221a,221bを握ると、手が接触していることを検出し、検出結果を制御部261に対して出力する。
The
回転センサ262は、自転車210の前輪又は後輪に取り付けられ、前輪又は後輪の回転を検出し、当該検出結果を制御部261へ出力する。
The
警報部62は、第1の実施形態で説明したものと同様である。警報部62は自転車210のいずれの位置に設けられていてもよい。
The
次に、電子機器260の制御部261による処理について、図27のフローチャートに沿って詳細に説明する。図27の処理は、片手運転を防止するための処理である。
Next, processing by the
図27の処理では、まず、ステップS610において、制御部261は、回転センサ262の出力に基づいて、前輪又は後輪が回転しているか否かを判断する。ここでの判断が否定されている間は、ステップS610の判断を繰り返すが、、判断が肯定された場合には、ステップS612に移行する。
In the process of FIG. 27, first, in step S610, the
ステップS612に移行すると、制御部261は、自転車210の運転者が両手でハンドル220を握っているか否かを判断する。すなわち、制御部261は、第1、第2圧力センサ252a,252bの検出結果に基づいて、運転者の両手がグリップ部221a,221bに接触しているか否かを判断する。
In step S612, the
ステップS612の判断が肯定された場合には、ステップS610へ戻る。一方、ステップS612の判断が否定された場合には、ステップS614に移行し、警報を発する。ここでの警報は、単に警報音を鳴らすようにしてもよいが、例えば、「両手でハンドルを握ってください。」のようなメッセージを報知してもよい。ステップS614の処理を終えると、図27の全処理を終了する。 If the determination in step S612 is affirmative, the process returns to step S610. On the other hand, if the determination in step S612 is negative, the process proceeds to step S614 to issue an alarm. The alarm here may simply be an alarm sound, but for example, a message such as “hold the handle with both hands” may be notified. When the process of step S614 is completed, the entire process of FIG.
以上詳細に説明したように、本第3の実施形態によると、自転車210のハンドル220(グリップ部221a,221b)に設けられた第1、第2圧力センサ252a,252bが、運転者の手の接触圧を検出し、制御部261は、第1、第2圧力センサ252a,252bの検出結果に応じて、警報部62に警報を出させる。これにより、自転車210の運転者が片手を離して運転するのを抑制し、自転車事故の発生を未然に防ぐことが可能となる。この場合、一般的な自転車280では、図28に示すように、片手で運転したり、携帯電話281を操作(通話、画面を見る等)しながら運転することができるが、本第3の実施形態の自転車210では、図24に示すように両手での運転が強いられるため、図28の場合よりも安全性を向上することができる。
As described above in detail, according to the third embodiment, the first and
なお、上記第3の実施形態では、回転センサ262が、自転車210の前輪又は後輪の回転を検出する場合について説明したが、これに限らず、例えば、ペダルの回転やペダルと足との接触を検出するようにしてもよい。また、自転車210を手押しする場合に警報が出されることを除外するために、回転センサ262は、自転車210が所定速度以上になったときに、図27のステップS612以降の処理・判断を行うようにしてもよい。また、制御部261は、両手でハンドル220を握っていない場合に、自転車210の制動装置により、車輪を制動(スピード制限)することとしてもよい。
In the third embodiment, the case where the
なお、上記第3の実施形態では、自転車210のハンドルに第1、第2圧力センサ252a,252bを設ける場合について説明したが、これに限らず、その他の乗り物(例えば車や飛行機)のハンドルや操縦桿に設けることとしてもよい。なお、自転車よりも片手運転が危険でない乗り物の場合には、片手運転を継続している時間が所定時間を経過したときに警報を発するようにしてもよい。
In the third embodiment, the case where the first and
《第4の実施形態》
次に、第4の実施形態について図29〜図31に基づいて説明する。図29には、携帯機器360が概略的に示され、図30には、携帯機器360のブロック図が示されている。
<< Fourth Embodiment >>
Next, a fourth embodiment will be described with reference to FIGS. 29 schematically shows the
図29,図30に示すように、携帯機器360は、携帯機器本体310と、グリップ部350とを備える。
As shown in FIGS. 29 and 30, the
携帯機器本体310は、通話、電子メール、ネットワーク通信等が可能な端末であり、携帯電話、スマートフォン、PHS(Personal Handy-phone System)等を採用することができる。携帯機器本体310は、図30に示すように、制御部311、スピーカ312、接続端子313を有する。なお、携帯機器本体310は、その他一般的な携帯機器が備える各種機能を実現する機構を備えている。
The mobile device
制御部311は、携帯機器360が実行する処理全体を統括的に制御する。スピーカ312は、制御部311の指示の下、音声や警報を出力する。接続端子313は、携帯機器本体310に外部機器を接続する端子であり、一例として、USB(Universal Serial Bus)接続端子であるものとする。
The
グリップ部350は、棒状部材349と、棒状部材349に設けられた圧力センサ352と、接続ケーブル351と、を有する。
The
棒状部材349は、片手で握るのに適した長さと径を有する。圧力センサ352は、棒状部材349の周方向全域に亘って設けられている。圧力センサ352は、グリップ部350が携帯機器本体310に接続された状態で、操作者の手が接触したときの圧力(接触圧)を検出し、当該検出結果を制御部311に対して出力する。接続ケーブル351は、グリップ部350の本体と携帯機器本体310とを接続するケーブルであり、一例として、USBケーブルであるものとする。
The rod-shaped
次に、制御部311による片手操作防止処理について、図31のフローチャートに沿って、詳細に説明する。なお、図31の処理の前提として、携帯機器本体310には、グリップ部350が接続されておらず、制御部311は、携帯機器本体310にグリップ部350が接続されていない状態では、携帯機器本体310の操作者による操作をロックしている(操作を受け付けないモードに設定している)ものとする。
Next, the one-handed operation prevention process by the
図31の処理では、まず、ステップS710において、制御部311が、グリップ部350が携帯機器本体310に接続されたか否かを判断する。このステップS710の判断が否定された場合、すなわち、グリップ部350が携帯機器本体310に接続されていない場合には、ステップS712に移行し、制御部311は、携帯機器本体310の操作ロックを維持し、ステップS710に戻る。一方、ステップS710の判断が肯定された場合には、制御部311は、ステップS714に移行し、携帯機器本体310の操作ロックを解除する。すなわち、グリップ部350は、携帯機器本体310の操作ロックを解除するための鍵としての機能を有する。
In the process of FIG. 31, first, in step S <b> 710, the
ステップS714の後、ステップS716では、制御部311は、操作者によって携帯機器本体310が操作されるまで待機する。そして、操作者によって携帯機器本体310が操作された段階で、ステップS718に移行し、制御部311は、操作者が棒状部材349を握っているか否かを、圧力センサ352の出力に基づいて判断する。ここでの判断が肯定された場合には、制御部311は、何もせずに(警報等を発することなく)図31の全処理を終了する。すなわち、操作者が棒状部材349を握った状態であれば、操作者は、携帯機器本体310を通常の携帯機器と同様に操作(通話等も含む)することができる。
After step S714, in step S716, the
一方、ステップS718の判断が否定された場合、すなわち、操作者が棒状部材349を握っていない場合には、ステップS720に移行し、制御部311は、スピーカ312から警報を発し、ステップS718に戻る。この場合、制御部311は、操作者が棒状部材349を握るまで、ステップS718,S720を繰り返すので、スピーカ312からは警報が発せられ続けることになる。その後、ステップS718の判断が肯定された段階で、図31の全処理を終了する。
On the other hand, if the determination in step S718 is negative, that is, if the operator does not hold the rod-shaped
なお、ステップS720においては、スピーカ312から単なる警報音を出力
するようにしてもよいが、例えば、「片手での操作はできません。」のようなメッセージを出力するようにしてもよい。
In step S720, a simple alarm sound may be output from the
図31の処理を行うことにより、携帯機器本体310を操作する操作者がグリップ部350の棒状部材349を握っていなければ、警報が発せられ続けるため、携帯機器本体310の操作を快適に行うことができなくなる。すなわち、携帯機器本体310を操作する場合、操作者の両手が塞がることになる。これにより、例えば、自転車に乗りながら携帯機器本体310を操作することや自動車の運転をしながら携帯機器本体310を操作することが不可能になるので、自転車や自動車を運転している間に携帯機器本体310を操作することによる事故の発生を未然に防ぐことが可能となる。
By performing the processing of FIG. 31, since the alarm is continuously generated unless the operator who operates the mobile device
なお、上記第4の実施形態では、グリップ部350と携帯機器本体310とが分離可能である場合について説明したが、これに限らず、グリップ部350と携帯機器本体310の間の接続が固定されていてもよい。
In the fourth embodiment, the case where the
また、上記第4の実施形態では、操作者が棒状部材349を握っていない場合に、警報を出す場合について説明したが、これとともに又はこれに代えて、携帯機器本体310の操作をロックすることとしてもよい。
In the fourth embodiment, the case where an alarm is issued when the operator does not hold the rod-shaped
なお、自転車や自動車の運転者が、片方の手で、自転車や自動車のハンドルとグリップ部350(棒状部材349)とを同時に握ることができないようにするため、グリップ部350の径を太く(例えばφ5cm以上)することとしてもよい。また、同様の理由から、接続ケーブル351の長さを短く(例えば10cm未満)してもよい。
In order to prevent the driver of the bicycle or automobile from simultaneously grasping the handle of the bicycle or automobile and the grip portion 350 (bar-like member 349) with one hand, the diameter of the
《第5の実施形態》
次に、第5の実施形態について、図32〜図36に基づいて詳細に説明する。本第5の実施形態では、図33に示す電子機器460が、図32に示す荷台411を有するトラック410に設けられている。
<< Fifth Embodiment >>
Next, a fifth embodiment will be described in detail with reference to FIGS. In the fifth embodiment, an
電子機器460は、図33に示すように、制御部461、圧力センサ452、撮像機器421、警報部462を備える。
As shown in FIG. 33, the
制御部461は、電子機器460が実行する処理全体を統括的に制御する。圧力センサ452は、トラック410のハンドル450を取り出して示す図34からわかるように、一例としてハンドル450の2時の位置と10時の位置近傍に設けられている。なお、圧力センサ452は、ハンドル450の他の位置やハンドル450全体に設けられてもよい。
The
撮像機器421は、図32に示すように、トラック410の荷台411内部の天井部分に設けられ、荷台411の内部を撮像する。撮像機器421は、例えば、デジタルカメラやビデオカメラであり、荷台411の内部を撮像した画像データを制御部461に対して出力する。警報部462は、スピーカ等を有し、制御部461の指示の下、警報を発する。
As shown in FIG. 32, the
次に、制御部311による荷物の荷崩れ検出処理について、図35のフローチャートに沿って詳細に説明する。図35の処理は、荷物の荷崩れを検出して、運転者へ通知するための処理である。
Next, load collapse detection processing by the
なお、図35の処理の前提として、トラック410の荷台411の内部には、荷物431,432が積載されているものとする。荷物431は1つの荷物、荷物432は5つの荷物を一纏めにした一群の塊であるものとする。
As a premise of the processing of FIG. 35, it is assumed that
図35の処理では、まず、ステップS810において、制御部461が、運転者によってハンドル450が握られるまで待機する。なお、制御部461は、ハンドル450に設けられた圧力センサ452によって運転者の手の接触が検出されたときに、ハンドル450が握られたと判断する。このステップS810における判断が否定されている間は、ステップS810の判断を繰り返すが、判断が肯定された場合には、ステップS812に移行する。
In the process of FIG. 35, first, in step S810, the
ステップS812に移行すると、制御部461は、撮像機器421で撮像した画像情報を取得する。
In step S812, the
次いで、ステップS814では、制御部461がステップS812で取得した画像情報を解析して、荷台411の内部の荷物の占有面積、および荷物の形状を算出する。制御部461は算出した荷物の占有面積、および荷物の形状に関する情報を内蔵するメモリに保存する。ここで、荷物の占有面積とは、天井から見た際に、荷物が床面を隠す面積を意味する。また、荷物の形状とは、荷物が隠す床面の形状を意味し、荷物が他の荷物と接触することなく単独で置かれている場合には、荷物そのものを天井側から見たときの形状を意味し、複数の荷物が一群の塊として置かれている場合には、それら一群の塊を天井側から見たときの全体形状を意味するものとする。
Next, in step S814, the
本実施形態では、一例として、図36(a)〜図36(d)に示すように、予め荷台411の床面に一辺が既知の白黒の市松模様412を描画しておき、荷物を配置していない状態の床面を撮影したリファレンス画像を取得しておく。そして、制御部461は、荷物を配置した際に取得した画像とリファレンス画像とを比較して得られた差分から、天井から撮像したときの荷物の占有面積、荷物の形状を算出する。なお、図36(a)は、荷物の初期状態を撮像機器421で撮像した場合の例が示され、図36(b)〜図36(d)には、荷崩れが発生し、荷物が散乱した状態を撮像機器421で撮像した場合の例が示されている。
In this embodiment, as an example, as shown in FIGS. 36 (a) to 36 (d), a black and white
図35に戻り、次のステップS816では、制御部461は、画像情報が制御部461の内蔵メモリに既に蓄積されているか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS818に移行する。一方、ステップS816の判断が否定された場合には、ステップS812に戻る。
Returning to FIG. 35, in the next step S816, the
ステップS818に移行すると、制御部461は、荷物の占有面積が変化したか否かを判断する。図36(a)と、図36(b)〜図36(d)とを比較するとわかるように、荷物が荷崩れを起すと、荷物の占有面積が変化する(図36(a)の場合よりも、図36(b)〜図36(d)のほうが荷物の占有面積が大きくなる)。このように、荷物の占有面積が大きくなった場合には、ステップS818の判断が肯定され、ステップS822に移行する。ステップS822に移行すると、制御部461は、警報部462を介して、運転者へ向けて警報を発する。なお、警報は単なる警報音を出力するのみであってもよいが、例えば、「荷物が荷崩れしているようです。」のように荷物の状態を説明するようにしてもよい。
In step S818, the
一方、ステップS818での判断が否定された場合、ステップS820に移行し、荷物の形状が変化したか否かを判断する。例えば、荷物の初期状態が図36(b)の状態であった場合に、図36(c)、図36(d)のように荷物が移動すると、荷物の形状が変化する。このように、荷物の形状が変化した場合には、ステップS820の判断が肯定され、ステップS822に移行する。ステップS822に移行すると、制御部461は、警報部462を介して、運転者へ向けて警報を発する。この場合においても、警報は単なる警報音を出力するのみであってもよいが、例えば、「荷物が移動しているようです。」のように荷物の状態を説明するようにしてもよい。なお、荷物は、トラックの加減速に応じて移動することは多々あるので、形状の変化が所定以上大きくなった場合にのみ警告を発するようにしてもよい。
On the other hand, if the determination in step S818 is negative, the process proceeds to step S820 to determine whether the shape of the luggage has changed. For example, when the initial state of the package is the state shown in FIG. 36 (b), the shape of the package changes when the package moves as shown in FIGS. 36 (c) and 36 (d). Thus, when the shape of the load changes, the determination in step S820 is affirmed, and the process proceeds to step S822. In step S822, the
ステップS822の後は、図35の全処理を終了する。なお、ステップS820での判断が否定された場合には、荷崩れが起きていないといえるので、制御部461は、図35の全処理を終了する。
After step S822, the entire process in FIG. If the determination in step S820 is negative, it can be said that no cargo collapse has occurred, and the
以上詳細に説明したように、本第5の実施形態によると、トラック410のハンドル450に設けられた圧力センサ452が、運転者の手の接触圧を検出し、制御部461が、圧力センサ452の検出結果に応じて、トラック410の荷台411の内部を、撮像機器421を用いて撮像し、当該撮像結果(荷物の状態)に基づき、警報部62から警報を発するので、荷物が荷崩れを起していた場合に運転者へ通知を適切に行うことができる。
As described above in detail, according to the fifth embodiment, the
なお、上記第5の実施形態では、トラック410の荷台411の床面に重心検出センサを設置し、荷物の重心位置の変化を検出することにより、荷崩れの有無を判断することにしてもよい。
In the fifth embodiment, a gravity center detection sensor may be installed on the floor surface of the
なお、上記第5の実施形態では、圧力センサ452がハンドル450に設けられた場合について説明したが、これに限らず、トラック410の座席に圧力センサ452を設け、当該圧力センサ452を用いて、運転者が座席に座ったことを検出するようにしてもよい。
In the fifth embodiment, the case where the
なお、上記第5の実施形態では、トラック410に電子機器460を設ける場合について説明したが、これに限らず、乗用車やバスのトランクに設けてもよいし、貨物列車や貨物船などに設けてもよい。
In the fifth embodiment, the case where the
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。 The above-described embodiment is an example of a preferred embodiment of the present invention. However, the present invention is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
10…ベビーカー、24…後輪、26…制動装置、31…荷重センサ、32…重心検出センサ、41…撮像機器、50…ハンドル、52a…第1圧力センサ、52b…第2圧力センサ、52c…第3圧力センサ、60…電子機器、61…制御部、62…警報部、70…端末、110…洗濯機、150…ハンドル、152…圧力センサ、160…電子機器、161…制御部、210…自転車、220…ハンドル、252a…第1圧力センサ、252b…第2圧力センサ、260…電子機器、261…制御部、310…携帯機器本体、350…グリップ部、352…圧力センサ、360…携帯機器、410…トラック、450…ハンドル、452…圧力センサ、460…電子機器、461…制御部
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記検出装置の検出結果に応じた報知、及び前記検出装置の検出結果に応じた前記被操作物体の動作の制限の少なくとも一方を行う処理装置と、を備えたこと特徴とする電子機器。 A detection device that is provided in the operation unit of the object to be operated and detects information related to the contact pressure of the hand when the hand contacts;
An electronic apparatus comprising: a processing device that performs at least one of notification according to a detection result of the detection device and restriction of movement of the operated object according to the detection result of the detection device.
前記処理装置は、前記荷重センサの検出結果に応じた報知、及び前記荷重センサの検出結果に応じた被操作物体の動作の制限の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。 With a load sensor,
The said processing apparatus performs at least one of the alerting | reporting according to the detection result of the said load sensor, and the restriction | limiting of operation | movement of the to-be-operated object according to the detection result of the said load sensor, Any one of Claim 1 to 7 characterized by the above-mentioned. An electronic device according to any one of the above.
前記処理装置は、前記重心検出センサの検出結果に応じた報知、及び前記重心検出センサの検出結果に応じた被操作物体の動作の制限の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。 It has a center of gravity detection sensor,
The processing device performs at least one of notification according to a detection result of the gravity center detection sensor and restriction of an operation of an operated object according to the detection result of the gravity center detection sensor. The electronic device as described in any one of.
前記処理装置は、前記検出装置の検出結果に応じて、前記報知を前記端末から行うことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器。 Comprising a terminal portable by a user operating the object to be operated;
The electronic device according to claim 1, wherein the processing device performs the notification from the terminal according to a detection result of the detection device.
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