JP2014021653A - 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置 - Google Patents

情報共有システム、情報共有方法及び端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014021653A
JP2014021653A JP2012158716A JP2012158716A JP2014021653A JP 2014021653 A JP2014021653 A JP 2014021653A JP 2012158716 A JP2012158716 A JP 2012158716A JP 2012158716 A JP2012158716 A JP 2012158716A JP 2014021653 A JP2014021653 A JP 2014021653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
question
sentence
answer
information
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012158716A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yamada
英夫 山田
Tatsuya Muramatsu
竜弥 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2012158716A priority Critical patent/JP2014021653A/ja
Priority to EP13820553.9A priority patent/EP2849138A4/en
Priority to US14/412,614 priority patent/US20150149931A1/en
Priority to PCT/JP2013/056070 priority patent/WO2014013749A1/ja
Priority to CN201380035769.0A priority patent/CN104412287A/zh
Publication of JP2014021653A publication Critical patent/JP2014021653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/216Handling conversation history, e.g. grouping of messages in sessions or threads
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • G06F16/33Querying
    • G06F16/332Query formulation
    • G06F16/3329Natural language query formulation or dialogue systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04842Selection of displayed objects or displayed text elements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】情報の信頼性を向上させることを可能とした情報共有システム、情報共有方法及び端末装置を提供する。
【解決手段】ユーザ5から質問文の投稿操作が有った場合には、ユーザ5によって指定された質問地点に関連付けて質問文に関する情報を投稿文情報DB8に格納する。一方、ユーザ5から質問文の閲覧要求が有った場合に、投稿文情報DB8に格納された質問文から、閲覧要求に該当する質問文を抽出し、関連付けられた質問地点とともに質問文に関する情報を閲覧要求のあった通信端末6へと送信する。そして、質問文に関する情報を受信した通信端末6では、該質問文に関連付けられた質問地点と回答者であるユーザ5の位置情報とに基づいて、ユーザ5に対する質問文の閲覧を制限し、特定のユーザに対してのみ質問文を閲覧させるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文に関する情報をユーザ間で共有する情報共有システム、情報共有方法及び端末装置に関する。
近年、端末を介してコンピュータネットワーク上にユーザが質問文を投稿することや、該質問文に対する回答文を同じくネットワーク上に投稿することが可能なシステムが提供されている。更に、これらのシステムでは、質問者や回答者に加えて第3者も、ネットワーク上に投稿された上記質問文や回答文を閲覧することが可能である。質問される内容については様々であるが、渋滞や運休等の交通状況、店舗の混雑状況、天候等に関する質問を行うことが可能である。
ここで、上記システムでは、離れた場所の最新の情報をいち早く取得できるメリットがあるが、情報の信頼性を確保することが難しいという問題があった。即ち、投稿された質問文に対する回答は基本的にどのユーザでも行うことができるので、正しい回答を知り得ないユーザであっても回答文を投稿することができ、その回答文が正しい回答であるか否かを質問者や第3者が判断することは難しかった。そこで、例えば特開2009−211685号公報には、ネットワーク上に投稿された回答文を集計する際に、回答文を送信した携帯端末の位置情報についても取得し、予め質問が行われた会場内に位置する携帯端末によって送信された回答情報のみを集計対象とする技術について提案されている。
特開2009−211685号(第8頁〜第11頁、図9)
ここで、上記特許文献1の技術では、予め決められた範囲内にいるユーザのみに回答者を限定することが可能となる。しかしながら、予め決められた範囲内にいるユーザのみしか正しい回答を知り得ない状況であれば、特許文献1のように、予め決められた範囲内にいるユーザのみに回答者を制限しても良いが、実際には質問毎に正しい回答を知り得るユーザは変動する。
例えば、A地点に関する質問に対しては、A地点周辺にいるユーザが正しい回答を知り得るので、回答対象をA地点周辺にいるユーザに制限するのが望ましい。一方、A地点と異なるB地点に関する質問に対しては、A地点ではなくB地点周辺にいるユーザが正しい回答を知り得るので、回答対象をB地点周辺にいるユーザに制限するのが望ましい。しかしながら、特許文献1の技術では、質問文に関連付けられた位置と回答者の位置に基づいて回答文を制限する技術ではなく、質問に対する回答をした位置に基づいて回答を限定しているだけなので、質問毎に回答対象となるユーザを、回答を知り得る適切なユーザに制限することができない問題があった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、コンピュータネットワーク上に投稿された質問文に対してユーザに回答させる際に、回答を知り得る適切なユーザのみに質問文の閲覧を制限することが可能となり、情報の信頼性を向上させることを可能とした情報共有システム、情報共有方法及び端末装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係る情報共有システム(1)は、ユーザ(5)の端末(6)とサーバ(3、4)とから構成されるコンピュータネットワーク上において、前記ユーザにより投稿された投稿文に関する情報を複数の前記ユーザで共有する情報共有システムにおいて、前記端末を介して入力された質問文を、該質問文に関連付けられた位置情報とともに取得する質問文情報取得手段(11、41)と、前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする質問文閲覧手段(11、41)と、前記質問文に対する回答として前記端末を介して入力された回答文を取得する回答文情報取得手段(11、41)と、前記回答文情報取得手段により取得された前記回答文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする回答文閲覧手段(11、41)と、前記回答文を入力する前記ユーザである回答者の位置情報を取得する回答者位置情報取得手段(11、41)と、前記質問文に関連付けられた位置情報である質問位置情報と前記回答者位置情報取得手段により取得された前記回答者の位置情報である回答者位置情報とに基づいて、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限する閲覧制限手段(11、41)と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係る情報共有システム(1)は、請求項1に記載の情報共有システムであって、前記質問文の内容に基づいて、前記閲覧制限手段による制限を行うか否か判定する制限判定手段(11、41)を有し、前記閲覧制限手段(11、41)は、前記制限判定手段によって前記閲覧制限手段による制限を行うと判定された場合に、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限することを特徴とする。
また、請求項3に係る情報共有システム(1)は、請求項2に記載の情報共有システムであって、前記質問文の内容に基づいて、前記質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する内容判定手段(11、41)を有し、前記制限判定手段(11、41)は、前記内容判定手段によって前記質問文が実時間での回答を要する質問であると判定された場合に、前記閲覧制限手段による制限を行うと判定することを特徴とする。
尚、実時間での回答を要する質問とは、同じ質問であっても時間の経過とともに回答が変化する虞のある質問であって、例えば、時間とともに変動する事象に対して現時点又は現時点から一定時間内での事象の状態(例えば、現在の天気、現在の渋滞状況)を特定する為の質問等が該当する。
また、請求項4に係る情報共有システム(1)は、請求項3に記載の情報共有システムであって、数種類の定型文毎に実時間での回答を要する質問であるか否かを対応付けた対応関係情報を取得する対応関係情報取得手段(11、41)を有し、前記内容判定手段(11、41)は、前記質問文が前記複数種類の定型文のいずれかに該当する場合に、前記対応関係情報に基づいて前記質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する。
また、請求項5に係る情報共有システム(1)は、請求項3に記載の情報共有システムであって、前記内容判定手段(11、41)は、前記質問文を構文解析することによって前記質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項6に係る情報共有システム(1)は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報共有システムであって、前記閲覧制限手段(11、41)は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報と前記回答者位置情報との関係に基づいて、該質問文の閲覧を制限する前記回答者の範囲を設定することを特徴とする。
また、請求項7に係る情報共有システム(1)は、請求項6に記載の情報共有システムであって、前記閲覧制限手段(11、41)は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置から所定距離以上離れて位置する前記回答者に対して該質問文の閲覧を制限することを特徴とする。
また、請求項8に係る情報共有システム(1)は、請求項6に記載の情報共有システムであって、前記閲覧制限手段(11、41)は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置に所定時間前から位置しない前記回答者に対して前記質問文の閲覧を制限することを特徴とする。
また、請求項9に係る情報共有システム(1)は、請求項6又は請求項7に記載の情報共有システムであって、前記閲覧制限手段(11、41)は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報と、該質問文が投稿された時点又は該質問文に対する前記回答文を投稿する時点における前記回答者の位置を示す前記回答者位置情報との関係に基づいて、該質問文の閲覧を制限する前記回答者の範囲を設定することを特徴とする。
また、請求項10に係る情報共有システム(1)は、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の情報共有システムであって、前記質問文閲覧手段(11、41)は、前記質問文情報取得手段(11、41)により取得された前記質問文を、前記端末(6)から前記サーバ(3、4)へと送信する質問文送信手段(41)と、前記質問文送信手段によって送信された前記質問文を前記サーバにおいて格納する質問文格納手段(11)と、前記質問文格納手段によって前記サーバに格納された前記質問文を、前記サーバから閲覧を希望する前記端末へと配信する質問文配信手段(11)と、前記質問文配信手段によって配信された前記質問文を前記端末において出力する質問文出力手段(41)と、を備え、前記閲覧制限手段(11、41)は、前記質問文出力手段における前記端末からの前記質問文の出力を制限することによって、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限することを特徴とする。
また、請求項11に係る情報共有システム(1)は、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の情報共有システムであって、前記質問文情報取得手段(11、41)は、前記質問文を投稿した前記ユーザである質問者によって指定された地図上の位置を特定する情報を前記質問位置情報として取得することを特徴とする。
また、請求項12に係る情報共有システム(1)は、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の情報共有システムであって、前記質問文閲覧手段(11、41)は、地図画像(61)を前記端末(6)に表示するとともに、前記端末に表示された前記地図画像上であって前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置に選択対象物(62)を表示し、前記選択対象物がユーザによって選択された場合に、前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文を前記端末から出力することを特徴とする。
また、請求項13に係る情報共有システム(1)は、請求項12に記載の情報共有システムであって、前記回答文閲覧手段(11、41)は、前記回答文によって回答対象となる前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置に表示された前記選択対象物(62)がユーザによって選択された場合に、前記質問文とともに前記回答文を出力することを特徴とする。
また、請求項14に係る情報共有方法は、ユーザ(5)の端末(6)とサーバ(3、4)とから構成されるコンピュータネットワーク上において、前記ユーザにより投稿された投稿文に関する情報を複数の前記ユーザで共有する情報共有方法において、前記端末を介して入力された質問文を、該質問文に関連付けられた位置情報とともに取得する質問文情報取得ステップと、前記質問文情報取得ステップにより取得された前記質問文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする質問文閲覧ステップと、前記質問文に対する回答として前記端末を介して入力された回答文を取得する回答文情報取得ステップと、前記回答文情報取得ステップにより取得された前記回答文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする回答文閲覧ステップと、前記回答文を入力する前記ユーザである回答者の位置情報を取得する回答者位置情報取得ステップと、前記質問文に関連付けられた位置情報である質問位置情報と前記回答者位置情報取得ステップにより取得された前記回答者の位置情報である回答者位置情報とに基づいて、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限する閲覧制限ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項15に係る通信端末は、双方向通信可能に接続されたサーバ(3、4)とともに構成するコンピュータネットワーク上において、ユーザ(5)により投稿された投稿文に関する情報を複数の前記ユーザで共有する情報共有システムを構築する端末装置において、操作部(39)を介して入力された質問文を、該質問文に関連付けられた位置情報とともに取得する質問文情報取得手段(41)と、前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする質問文閲覧手段(41)と、前記質問文に対する回答として前記操作部を介して入力された回答文を取得する回答文情報取得手段(41)と、前記回答文情報取得手段により取得された前記回答文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする回答文閲覧手段(41)と、前記回答文を入力する前記ユーザである回答者の位置情報を取得する回答者位置情報取得手段(41)と、前記質問文に関連付けられた位置情報である質問位置情報と前記回答者位置情報取得手段により取得された前記回答者の位置情報である回答者位置情報とに基づいて、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限する閲覧制限手段(41)と、を有することを特徴とする。
前記構成を有する請求項1に係る情報共有システムでは、質問文に関連付けられた位置情報と回答者の位置情報とに基づいて、回答者に対する質問文の閲覧を制限するので、コンピュータネットワーク上に投稿された質問文に対して回答者に回答させる際に、回答を知り得る適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。その結果、ユーザから投稿される情報の信頼性について向上させることが可能となる。
また、請求項2に係る情報共有システムでは、質問文の内容に基づいて回答者に対する質問文の閲覧を制限するか否かを決定するので、閲覧を制限したほうが妥当な質問文のみを対象として適切に閲覧の制限を行うことが可能となる。その結果、情報の信頼性について向上させつつ、より広い対象のユーザから情報を募ることが可能となる。
また、請求項3に係る情報共有システムでは、特に質問文が実時間での回答を要する質問である場合に、回答者に対する質問文の閲覧を制限するので、実時間での回答を要する質問に対しては実時間での回答のみが得られるように適切に閲覧の制限を行うことが可能となる。
また、請求項4に係る情報共有システムでは、質問文が定型文に該当する場合に、定型文の種類に基づいて実時間での回答を要する質問であるか否かを判定するので、実時間での回答を要する質問であるか否かを質問文の文章から正確に判定することが可能となる。
また、請求項5に係る情報共有システムでは、質問文を構文解析することによって実時間での回答を要する質問であるか否かを判定するので、実時間での回答を要する質問であるか否かを質問文の文章から正確に判定することが可能となる。
また、請求項6に係る情報共有システムでは、質問文に関連付けられた位置情報と回答者の位置情報との関係に基づいて、質問文の閲覧を制限する回答者の範囲を設定するので、回答を知り得る位置にいる適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、請求項7に係る情報共有システムでは、質問文に関連付けられた位置情報によって特定される位置から所定距離以上離れて位置する回答者に対して質問文の閲覧を制限するので、回答を知り得ない位置にいる回答者への質問文の閲覧を制限することにより、適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、請求項8に係る情報共有システムでは、質問文に関連付けられた位置情報によって特定される位置に、直前の所定時間内に位置しない回答者に対して質問文の閲覧を制限するので、回答を知り得ない位置にいる回答者への質問文の閲覧を制限することにより、適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、請求項9に係る情報共有システムでは、質問文に関連付けられた位置情報と、該質問文が投稿された時点又は該質問文に対する回答文を投稿する時点における回答者の位置を示す位置情報との関係に基づいて、質問文の閲覧を制限する回答者の範囲を設定するので、回答を知り得る位置にいる適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、請求項10に係る情報共有システムでは、端末からの質問文の出力を制限することによって、回答者に対する質問文の閲覧を制限するので、コンピュータネットワーク上に投稿された質問文に対して回答者に回答させる際に、回答を知り得る適切な回答者の端末のみに質問文を出力させることが可能となる。その結果、ユーザから投稿される情報の信頼性について向上させることが可能となる。
また、請求項11に係る情報共有システムでは、質問者によって指定された地図上の位置を特定する情報を質問位置情報として取得するので、質問文に対する回答を知り得る回答者の範囲を質問者が指定した地図上の位置に基づいて適切に設定することが可能となる。
また、請求項12に係る情報共有システムでは、質問文に関連付けられた質問位置情報によって特定される位置に表示された選択対象物がユーザによって選択された場合に、該質問文を端末から出力するので、地図上の地点とその地点に関連する質問文とを関連付けて端末で出力することが可能となる。従って、ユーザは閲覧を希望する質問文を地図上で容易に選択且つ出力することが可能となる。
また、請求項13に係る情報共有システムでは、質問文に関連付けられた質問位置情報によって特定される位置に表示された選択対象物がユーザによって選択された場合に、該質問文とともに該質問文に対する回答文についても端末から出力するので、質問文と回答文とを関連付けて端末で出力することが可能となる。
また、請求項14に係る情報共有方法では、質問文に関連付けられた位置情報と回答者の位置情報とに基づいて、回答者に対する質問文の閲覧を制限するので、コンピュータネットワーク上に投稿された質問文に対して回答者に回答させる際に、回答を知り得る適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。その結果、ユーザから投稿される情報の信頼性について向上させることが可能となる。
また、請求項15に係る端末装置では、質問文に関連付けられた位置情報と回答者の位置情報とに基づいて、回答者に対する質問文の閲覧を制限するので、コンピュータネットワーク上に投稿された質問文に対して回答者に回答させる際に、回答を知り得る適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。その結果、ユーザから投稿される情報の信頼性について向上させることが可能となる。
本実施形態に係る情報共有システムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る情報共有システムの構成を示したブロック図である。 投稿文管理センタの投稿文情報DBに記憶される投稿文情報の一例を示した図である。 本実施形態に係る通信端末の制御系を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係る質問文投稿処理プログラムのフローチャートである。 ユーザによる質問文の投稿操作について説明した図である。 ユーザによる質問文の投稿操作について説明した図である。 ユーザによる質問文の投稿操作について説明した図である。 ユーザによる質問文の投稿操作について説明した図である。 ユーザによる質問文の閲覧操作について説明した図である。 ユーザによる質問文の閲覧操作について説明した図である。 本実施形態に係る回答文投稿処理プログラムのフローチャートである。 回答文の閲覧が制限される場合においてディスプレイに表示される表示画面を示した図である。 ユーザによる回答文の投稿操作について説明した図である。 ユーザによる回答文の投稿操作について説明した図である。 ユーザによる回答文の投稿操作について説明した図である。 ユーザによって投稿された回答文の表示例を示した図である。 本実施形態に係る閲覧制限判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係る実時間判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 定型文DBに登録される定型文の一例を示した図である。 構文解析による質問文の解析例について示した図である。 本実施形態に係る道路判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 道路判定処理において質問文の閲覧を制限すると判定されるユーザと質問文の閲覧を制限しないと判定されるユーザの一例について示した図である。 道路判定処理において質問文の閲覧を制限すると判定されるユーザと質問文の閲覧を制限しないと判定されるユーザの一例について示した図である。 本実施形態に係る公共交通判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 公共交通判定処理において質問文の閲覧を制限すると判定されるユーザと質問文の閲覧を制限しないと判定されるユーザの一例について示した図である。 本実施形態に係る施設判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 施設判定処理において質問文の閲覧を制限すると判定されるユーザと質問文の閲覧を制限しないと判定されるユーザの一例について示した図である。 本実施形態に係る範囲判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 範囲判定処理において質問文の閲覧を制限すると判定されるユーザと質問文の閲覧を制限しないと判定されるユーザの一例について示した図である。
以下、本発明に係る情報共有システムについて具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る情報共有システム1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る情報共有システム1を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る情報共有システム1の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報共有システム1は、投稿文管理センタ2が有する投稿文検索サーバ3と、同じく投稿文管理センタ2が有する投稿文情報管理サーバ4と、ユーザ5が所有する通信端末6とから基本的に構成されている。尚、通信端末6としては、車両に搭載された車載器としてのナビゲーション装置、携帯電話機、PDA、スマートフォン等がある。また、ユーザ5は車両以外の移動手段(例えば電車、自転車、徒歩等)による移動中であっても良いし、移動していない状態であっても良い。また、投稿文管理センタ2と通信端末6とは通信ネットワーク網7を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。
ここで、投稿文検索サーバ3は、通信端末6のユーザがコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の閲覧を要求した場合に、投稿文管理センタ2内に格納された投稿文(より具体的には質問文と該質問文に対する回答文)の内から、閲覧要求に該当する投稿文を抽出し、通信端末6に配信することによって投稿文の内容をユーザに閲覧可能にするサーバ装置である。また、特に質問文を配信する際には、抽出された質問文に関連付けられた位置情報を付与し、付与された位置情報とともに配信する。尚、投稿文検索サーバ3の詳細については後述する。
一方、投稿文情報管理サーバ4は、ブログ、SNS(Social Network Service)、Twitter(登録商標)、チャット等(以下、SNS等という)を管理し、SNS等においてコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の保管及び提供を行うサーバ装置である。尚、ユーザによる投稿文の投稿は、通信端末6以外に、コンピュータネットワークに接続可能なPCやその他の通信装置からも行うことが可能である。また、本実施形態ではコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文は、質問文と該質問文に対する回答文とからなる。
そして、投稿文情報管理サーバ4は、記憶媒体として投稿文情報DB8を有し、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文は、投稿文管理センタ2を介して投稿文情報DB8に順次格納される。また、投稿文情報DB8には、投稿文の文章とともに、該投稿文が投稿された投稿時刻、投稿者のID、投稿文の種類(質問文又は回答文)、更に投稿文が質問文である場合には質問者であるユーザによって地図上で任意に指定された地点(以下、質問地点という)等についても記憶されるが、質問者であるユーザによって地図上で任意に指定された地点(質問地点)の位置情報は、質問文に関連付けられた位置情報(以下、質問位置情報という)と定義する。ここで、図3は、投稿文情報管理サーバ4において収集及び提供される投稿文の一例を示した図である。図3に示すように投稿文としては、投稿時刻、投稿文の種類、質問地点、ユーザID、投稿文の文章等が含まれる。また、回答文とその回答文の回答対象となる質問文とは互いに関連付けられて記憶される。尚、投稿文情報管理サーバ4には、全国のユーザから投稿された投稿文に関する情報が累積的に投稿文情報DB8に格納され、格納されたデータ量が所定量以上となると過去の投稿文に関する情報から順に削除される。また、投稿文情報管理サーバ4は投稿文管理センタ2と異なるセンタに設置しても良い。
一方、通信端末6は、GPS等の通信端末6の現在位置(即ちユーザ5の現在位置)を特定する為の機能やユーザ5の現在位置周辺の地図画像を表示する機能を備えた情報通信端末が用いられ、例えばナビゲーション装置、携帯電話機、PDA、スマートフォン等が該当する。
また、通信端末6は、後述の送受信回路部(RF)33を介して通信ネットワーク網7に接続され、投稿文管理センタ2と双方向通信可能に構成されている。そして、投稿文管理センタ2から投稿文(質問文や回答文を含む)に関する情報を受信した場合には、後述のように受信した投稿文の文章内容を通信端末6のディスプレイに表示し、投稿文の内容をユーザに閲覧可能とする(図11参照)。但し、後述のように特定の条件下では特に質問文の閲覧が制限される。尚、通信端末6の詳細については後述する。
また、通信ネットワーク網7は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。
ここで、基地局は通信端末6との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網7の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある通信端末6の通信を投稿文管理センタ2との間で中継する役割を持つ。
続いて、情報共有システム1を構成する投稿文検索サーバ3の構成について図2を用いてより詳細に説明する。投稿文検索サーバ3は、図2に示すように情報管理ECU11と、情報管理ECU11に接続された情報記録手段としての地図情報DB12と、センタ通信装置13とから基本的に構成されている。
情報管理ECU11は、図2に示すように投稿文検索サーバ3における各種制御を行う電子制御ユニットである。そして、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM22、各種制御プログラムの他、後述の質問文投稿処理プログラム(図5)や回答文投稿処理プログラム(図12)等が記憶されたROM23等の内部記憶装置を備えている。尚、情報管理ECU11は、通信端末6のECUとともに処理アルゴリズムとしての各種手段を構成する。例えば、質問文情報取得手段は、通信端末6等の端末を介して入力された質問文を、該質問文に関連付けられた位置情報とともに取得する。質問文公開手段は、取得された質問文を、コンピュータネットワーク上でユーザに閲覧可能にする。回答文情報取得手段は、質問文に対する回答として端末を介して入力された回答文を取得する。回答文公開手段は、取得された回答文を、コンピュータネットワーク上でユーザに閲覧可能にする。回答者位置情報取得手段は、回答文を入力するユーザである回答者の位置情報を取得する。閲覧制限手段は、質問文に関連付けられた位置情報である質問位置情報と回答者位置情報取得手段により取得された回答者の位置情報である回答者位置情報とに基づいて、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限する。制限判定手段は、質問文の内容に基づいて、閲覧制限手段による制限を行うか否か判定する。内容判定手段は、質問文の内容に基づいて、回答対象質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する。対応関係情報取得手段は、複数種類の定型文毎に実時間での回答を要する質問であるか否かを対応付けた対応関係情報を取得する。
また、地図情報DB12は、地図情報が記憶される記憶手段である。ここで、地図情報DB12に格納されている地図情報は、道路網を始めとして経路探索及び地図表示に必要な各種情報が記録されており、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、鉄道やバス等の公共交通の路線に関する路線データ、施設に関する施設データ、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ、地図を表示するための地図表示データ等から構成されている。尚、地図情報DB12は、定期的に新たな地図情報へと更新される。
また、センタ通信装置13は、通信端末6と通信ネットワーク網7を介して通信を行う為の通信装置である。本実施形態では、センタ通信装置13を介して投稿文の閲覧要求や投稿文に関する情報を投稿文検索サーバ3や通信端末6との間で送受信する。
次に、ユーザ5が所有する通信端末6の概略構成について図4を用いて説明する。図4は本実施形態に係る通信端末6の制御系を模式的に示すブロック図である。
図4に示すように通信端末6はデータバスBUSに、CPU31と、通信端末6を所持するユーザ5に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や地図情報等が記憶されたメモリ32と、通信ネットワーク網7の基地局との間で信号の送受信を行う送受信回路部(RF)33と、送受信回路部33において受信したRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するとともにベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理部34と、マイクロホン35及びスピーカ36等とのインターフェイスである入出力部37と、液晶表示パネル等で構成されたディスプレイ38と、タッチパネルやキーボード等から構成される入力操作部39と、GPS40とが接続されることにより構成されている。
ここで、通信端末6に内蔵されるCPU31は、メモリ32に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行する通信端末6の制御手段であり、メモリ32とともに通信端末ECU41を構成する。また、通信端末ECU41の各種処理内容は必要に応じてディスプレイ38に表示される。
また、メモリ32は通信端末6を所持するユーザ5に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)や地図情報の他、インストールされたナビゲーションアプリ等のアプリケーションプログラム、定型文DB、ユーザ5の現在位置履歴、後述の質問文投稿処理プログラム(図5)や回答文投稿処理プログラム(図12)等が記憶された記憶媒体である。
ここで、メモリ32に記憶される地図情報は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、鉄道やバス等の公共交通の路線に関する路線データ、施設に関する施設データ、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。尚、地図情報はメモリ32に記憶せずにサーバから通信により取得する構成としても良い。また、メモリ32は、ハードディスク、メモリーカード、CDやDVD等の光ディスク等により構成しても良い。
また、メモリ32に記憶される定型文DBは、質問文及び回答文として使用頻度の高い複数種類の定型文を登録したDBである。また、定型文DBに記憶される定型文の内、特に質問文に用いられる定型文には、実時間での回答を要する質問であるか否かを識別する情報について対応付けられている(図20参照)。そして、通信端末ECU41は、後述のように定型文DBを用いて通信端末6に入力された質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する。また、通信端末6において質問文や回答文をユーザが入力する際には、定型文DBに記憶された定型文の内、適当な定型文を入力候補として表示する(図7、図15参照)。
また、ディスプレイ38は、筐体の一面に配設されており、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。そして、通信端末6にインストールされている各種アプリケーションを実行する為のトップ画面や、実行されたアプリケーションに係る画面(インターネット画面、メール画面、ナビゲーション画面等)や、画像、動画等の各種情報が表示される。特に、ナビゲーションアプリを実行した場合に表示されるナビゲーション画面では、道路を含む地図画像、交通情報、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報等についても表示される。更に本実施形態では、投稿文管理センタ2から受信した投稿文に関する情報(投稿文の文章内容、投稿者のID、質問地点等)についても表示する。
また、入力操作部39は、ディスプレイ38の前面に設けられたタッチパネルによって構成されている。そして、通信端末ECU41は、タッチパネルの押下等により出力される電気信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。特に本実施形態では、質問文や回答文等の投稿文を投稿する際や、既にコンピュータネットワーク上に投稿されている投稿文を閲覧する際等に用いられる。尚、入力操作部39は、番号/文字入力キー、表示された内容を選択するためのカーソルを動かすカーソルキー、選択を確定する決定キー等の各種キー等により構成することもできる。
また、GPS40は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、通信端末6(即ちユーザ5)の現在位置及び現在時刻を検出可能とする。また、GPS40以外にも通信端末6の現在位置や方位を検出する為の他の装置(例えばジャイロセンサ等)を備える構成としても良い。
また、送受信回路部33は通信ネットワーク網7を介して投稿文管理センタ2以外に、交通情報センタ、例えば、VICS(登録商標)センタやプローブセンタ等とも通信可能に構成されている。そして、VICSセンタやプローブセンタを介して、渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の交通情報を取得することが可能である。
続いて、前記構成を有する情報共有システム1を構成する通信端末6及び投稿文管理センタ2において実行する質問文投稿処理プログラムについて図5に基づき説明する。図5は本実施形態に係る質問文投稿処理プログラムのフローチャートである。ここで、質問文投稿処理プログラムは通信端末6の電源がONされた後(特に通信端末6が車載器である場合には搭載された車両のACCがONされた後)に実行され、ユーザが投稿文として特に質問文をコンピュータネットワーク上に投稿した際に、投稿された質問文を管理及び格納するプログラムである。尚、以下の図5、図12、図18、図19、図22、図25、図27及び図29にフローチャートで示されるプログラムは、投稿文管理センタ2や通信端末6が備えるRAMやROM等に記憶されており、CPU21やCPU31により実行される。尚、質問文投稿処理プログラムは、質問文投稿処理プログラムが携帯端末(例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末)から起動される場合には質問文投稿処理プログラムや質問文投稿処理プログラムを含むアプリケーションが起動された後に実行されるようにしても良い。
先ず、通信端末6において実行される質問文投稿処理プログラムについて説明する。
ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU31は、入力操作部39により受け付けたユーザ(本端末を所持するユーザであり質問文を投稿する質問者となる、以下同じ)の操作に基づいて、質問文を投稿する操作が行われたか否か判定する。
ここで、図6〜図9は通信端末6におけるユーザの質問文の投稿操作について説明した図である。
図6に示すように、先ずユーザはディスプレイ38に表示された地図画像61上の任意の地点を質問地点Xとして選択する。尚、ユーザによって選択された質問地点Xは、投稿される質問文の質問対象となる地点であり、後述のように基本的に投稿される質問文は質問地点Xに関する質問(例えば、質問地点Xの渋滞状況や天気等)となる。また、質問地点Xの情報は、後述のように質問文に関連付けられて投稿文管理センタ2へと送信され、質問文とともに投稿文情報DB8に格納される(図3参照)。
次に、図7に示すように、ユーザはディスプレイ38に表示された複数の定型文の中から質問文とする内容を選択する。尚、質問文の内容は定型文から選択させる以外に、図8に示すようにユーザに入力された任意の文章としても良い。また、表示する定型文の内容は質問地点によって変更しても良い。例えば、道路上の地点が質問地点として選択された場合には、渋滞や事故に関する質問を定型文として表示し、線路上の地点が質問地点として選択された場合には、電車の運行状況に関する質問を定型文として表示し、施設上の地点が質問地点として選択された場合には、施設の混雑状況や営業状況に関する質問を定型文として表示する。尚、表示対象となる定型文は予めメモリ32の定型文DBに格納されている。
そして、質問文が入力されると、後述のように入力された質問文は質問地点とともに投稿文管理センタ2へと送信される。その後、図9に示すように、投稿された質問文の質問地点Xに対して、投稿された質問文があることを示す質問アイコン62が新たに表示される。
尚、その後に、図10に示すようにユーザがディスプレイ38に表示された地図画像61上で質問アイコン62を選択すると、図11に示すように質問アイコン62が表示された質問地点Xに関連付けられた質問文がウィンドウ63に新たに表示される。更に、質問地点Xに関連付けられた質問文に対して既に回答がある場合には、現時点までに回答されている回答文についても併せて表示される。その結果、ユーザは地図画像61上に表示された質問アイコン62を選択することによって、自分又は他のユーザがその地点に関する質問として投稿された質問文やその質問文に対する回答文をそれぞれ閲覧することが可能となる。また、ウィンドウ63に表示された回答ボタン64を選択することによって、表示されている質問文に対する回答として、回答文を投稿することが可能となる。但し、後述のように特定の条件下では特に質問文の閲覧が制限される。
そして、前記S1の判定の結果、質問文を投稿する操作が入力操作部39において行われたと判定された場合(S1:YES)には、S2へと移行する。それに対して、質問文を投稿する操作が入力操作部39において行われていないと判定された場合(S1:NO)には、当該質問文投稿処理プログラムを終了する。
S2においてCPU31は、入力操作部39を介して入力されたユーザの操作に基づいて、質問地点としての質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)を取得する。尚、質問地点は、投稿される質問文の質問対象となる地点であり、前記したようにディスプレイ38に表示された地図画像上でユーザによって選択される(図6参照)。
S3においてCPU31は、入力操作部39を介して入力されたユーザの操作に基づいて、質問文の文章内容を取得する。尚、質問文の文章内容は、前記したようにディスプレイ38に表示された定型文からユーザによって選択されたり、ユーザによって入力された任意の文章となる(図7、図8参照)。
次に、S4においてCPU31は、前記S2で取得した質問地点及び前記S3で取得した質問文の文章とともに、該質問文が投稿された投稿時刻、投稿者のID、投稿文の種類(即ち質問文)を質問文情報として投稿文管理センタ2へ送信する。
次に、投稿文管理センタ2において実行される質問文投稿処理プログラムについて説明する。
先ず、S11においてCPU21は、通信端末6から送信された質問文情報を受信する。
続いて、S12にいてCPU21は、前記S11で受信した質問文情報を投稿文情報DB8に格納する(図3)。尚、投稿文情報DB8に格納された質問文情報は、閲覧要求のあった通信端末6に対して閲覧可能に構成される。但し、後述のように特定の条件下では質問文の閲覧が制限される場合がある。
続いて、通信端末6及び投稿文管理センタ2において実行する回答文投稿処理プログラムについて図12に基づき説明する。図12は本実施形態に係る回答文投稿処理プログラムのフローチャートである。ここで、回答文投稿処理プログラムは通信端末6の電源がONされた後(特に通信端末6が車載器である場合には搭載された車両のACCがONされた後)に実行され、質問文の回答を行うユーザ5に対して質問文を閲覧させるとともに、ユーザ5が閲覧した質問文に対する回答文をコンピュータネットワーク上に投稿した際に、投稿された回答文を管理及び格納するプログラムである。尚、回答文投稿処理プログラムは、回答文投稿処理プログラムが携帯端末(例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末)から起動される場合には回答文投稿処理プログラムや回答文投稿処理プログラムを含むアプリケーションが起動された後に実行されるようにしても良い。
先ず、通信端末6において実行される回答文投稿処理プログラムについて説明する。
S21においてCPU31は、入力操作部39により受け付けたユーザ(本端末を所持するユーザであり回答文を投稿する回答者となる、以下同じ)の操作に基づいて、質問文の閲覧を要求する操作が行われたか否か判定する。
具体的には、図10に示すようにユーザがディスプレイ38に表示された地図画像61上で質問アイコン62(即ち、質問地点)を選択した場合に、質問文の閲覧を要求する操作が行われたと判定する。尚、質問文を検索する為の検索条件が入力された場合に、質問文の閲覧を要求する操作が行われたと判定しても良い。検索条件としては、質問文に含まれる検索ワード(例えば『○×通り』、『渋滞』等)、質問文が投稿された時刻、質問地点を指定する条件を用いることも可能である。例えば、質問地点を○○市とする条件を入力すれば、○○市内を質問地点とする質問文を検索することが可能となる。
そして、前記S21の判定の結果、質問文の閲覧を要求する操作が入力操作部39において行われたと判定された場合(S21:YES)には、S22へと移行する。それに対して、質問文の閲覧を要求する操作が入力操作部39において行われていないと判定された場合(S21:NO)には、当該回答文投稿処理プログラムを終了する。
S22においてCPU31は、ユーザの操作に基づく質問文の閲覧要求を投稿文管理センタ2へと送信する。具体的に、地図画像61上で質問アイコン62(図10参照)が選択された場合には、選択された質問アイコン62に対応する質問文の閲覧を要求する閲覧要求が送信され、検索条件が入力された場合には検索条件に該当する質問文の閲覧を要求する閲覧要求が送信される。尚、質問文の閲覧要求を受信した投稿文管理センタ2は後述のように、受信した閲覧要求に基づいてコンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、閲覧要求に該当する質問文(例えば図10に示すように地図画像61上で質問アイコン62が選択された場合には、選択された質問アイコン62に関連付けられた質問文)を抽出する(S32)。尚、閲覧要求に該当する質問文に対して既に回答文が投稿されている場合には、該回答文についても抽出する。
次に、S23においてCPU31は、投稿文管理センタ2から送信された質問文に関する情報を受信する。尚、前記S23で受信する質問文に関する情報は、前記S22で送信した閲覧要求に基づいてコンピュータネットワーク上に投稿された質問文の内から抽出された質問文に関する情報である。また、投稿文に関する情報としては、投稿文の文章とともに、該投稿文が投稿された投稿時刻、投稿文の種類(即ち質問文)、質問地点、投稿者のID等が含まれる。尚、投稿文管理センタ2から回答文に関する情報も送信された場合には、回答文に関する情報も受信する。
続いて、S24においてCPU31は、後述の閲覧制限判定処理(図18)を実行する。ここで、閲覧制限判定処理は、前記S23で取得した質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)や質問内容、本端末を所持するユーザ(即ち回答者)の現在位置に関する情報(以下、回答者位置情報という)等に基づいて、ユーザに対する該質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
その後、S25においてCPU31は、前記S24の閲覧制限判定処理の判定結果が、“ユーザに対する質問文の閲覧を制限する”結果であったか否かを判定する。
そして、前記S24の閲覧制限判定処理の判定結果が“ユーザに対する質問文の閲覧を制限する”判定結果であった場合(S25:YES)には、前記S23で受信した質問文を通信端末6において出力せず、S26へと移行する。
S26においてCPU31は、図13に示すように閲覧要求した質問文に回答できる条件をユーザが満たしていないので、質問文が閲覧できないことを案内する。そして、回答文の入力を行わせることなく当該回答文投稿処理プログラムを終了する。その結果、回答文を投稿するユーザに対する質問文の閲覧が制限されることとなる。
一方、前記S24の閲覧制限判定処理の判定結果が“ユーザに対する質問文の閲覧を制限しない”判定結果であった場合(S25:NO)には、S27へと移行する。
S27においてCPU31は、前記S23で受信した質問文に関する情報をディスプレイ38に表示する(図11参照)。具体的には、質問文の文章、該質問文が投稿された投稿時刻、投稿者のIDをそれぞれ表示する。また、スピーカ36から質問文を読み上げる音声を出力するようにしても良い。尚、投稿時刻や投稿者のIDについては表示しないように構成しても良い。更に、前記S23で受信した質問文に対して既に回答がある場合には、現時点までに回答されている回答文についても併せて表示される。
次に、S28においてCPU31は、入力操作部39により受け付けたユーザの操作に基づいて、前記S27でディスプレイ38に表示された質問文に対するユーザの回答である回答文を投稿する操作が行われたか否か判定する。
ここで、図14〜図16は通信端末6におけるユーザの回答文の投稿操作について説明した図である。
図14に示すように、先ずユーザはディスプレイ38のウィンドウ63に、質問文とともに表示された回答ボタン64を選択する。それによって、図15に示す回答文入力画面65が表示される。ここで、回答文入力画面65には、回答候補となる複数の定型文の一覧が表示される。そして、ユーザはディスプレイ38に表示された複数の定型文の中から回答文とする文章内容を選択することによって回答文を入力する。尚、回答文の入力は、定型文から選択させる以外に、図16に示すようにユーザに任意に文章を入力させる構成としても良い。また、回答文入力画面65において表示する定型文の内容は回答対象とする質問文の内容によって変更することが望ましい。例えば、渋滞状況を質問する質問文に回答する場合には、渋滞の程度を示す回答を定型文として表示し、電車の運行状況を質問する質問文に回答する場合には、電車の運行がスムーズに行われているか否か示す回答を定型文として表示し、施設の混雑状況を質問する質問文に回答する場合には、施設の混雑の程度を示す回答を定型文として表示する。尚、表示対象となる定型文は予めメモリ32の定型文DBに格納されているが、定型文DBをサーバに設け、該サーバから取得する構成としても良い。
そして、回答文入力画面65において回答文が入力されると、後述のように入力された回答文は投稿文管理センタ2へと送信される。その後に、ユーザがディスプレイ38に表示された地図画像61上で質問アイコン62を選択すると、図17に示すように新たに回答された回答文が質問文とともに表示される。
そして、前記S28の判定の結果、回答文を投稿する操作が入力操作部39において行われたと判定された場合(S28:YES)には、S29へと移行する。それに対して、回答文を投稿する操作が入力操作部39において行われていないと判定された場合(S28:NO)には、当該回答文投稿処理プログラムを終了する。
次に、S29においてCPU31は、入力操作部39を介して入力されたユーザの操作に基づいて、回答文の文章内容を取得する。尚、回答文の文章内容は、前記したようにディスプレイ38に表示された定型文からユーザによって選択されたり、ユーザによって入力された任意の文章となる(図15、図16参照)。
続いて、S30においてCPU31は、前記S29で取得した回答文の文章とともに、該回答文が投稿された投稿時刻、投稿者のID、投稿文の種類(即ち回答文)を回答文情報として投稿文管理センタ2へ送信する。
次に、投稿文管理センタ2において実行される回答文投稿処理プログラムについて説明する。
先ず、S31においてCPU21は、通信端末6から送信された質問文の閲覧要求を受信する。
次に、S32においてCPU21は、前記S31で受信した質問文の閲覧要求に基づいて、コンピュータネットワーク上に投稿された投稿文の内から、閲覧要求に該当する質問文を検索する検索処理を実行する。具体的には、閲覧要求に該当する質問文に関する情報を、投稿文情報DB8に格納された投稿文情報(図3)の中から抽出する。尚、抽出される質問文に関する情報には、質問文の質問地点に関する情報も含まれる。
その後、S33においてCPU21は、前記S32で抽出された質問文に関する情報(質問地点を含む)を、質問文の閲覧を要求した通信端末6に対して送信する。その結果、質問文の閲覧を要求した通信端末6において、ユーザが所望する質問文に関する情報が出力される(S27)。
また、S34においてCPU21は、通信端末6から送信された回答文情報を受信する。
続いて、S35にいてCPU21は、前記S34で受信した回答文情報を投稿文情報DB8に格納する(図3)。尚、投稿文情報DB8に格納された回答文情報は、閲覧要求のあった通信端末6に対して閲覧可能に構成される。
次に、前記S24において実行される閲覧制限判定処理のサブ処理について図18に基づき説明する。図18は閲覧制限判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S41においてCPU31は、通信端末6に搭載されたGPS40等を用いて通信端末6(即ちユーザ5)の現在位置に関する情報(回答者位置情報)を取得する。尚、前記S41で取得されるユーザ5の現在位置は、質問文に対して回答を行う回答者の現在位置(より具体的には、回答文を投稿する時点における回答者の位置)となる。
次に、S42においてCPU31は、回答対象となる質問文(前記S23において投稿文管理センタ2から受信した質問文であり、以下、回答対象質問文という)の内容及び回答対象質問文に関連付けられた質問地点(質問位置情報)をそれぞれ取得する。
続いて、S43においてCPU31は、後述の実時間判定処理(図19)を行う。尚、実時間判定処理は、前記S42で取得した回答対象質問文の内容に基づいて、回答対象質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する処理である。尚、実時間での回答を要する質問は、同じ質問であっても時間の経過とともに回答が変化する虞のある質問であって、例えば、時間とともに変動する事象に対して現時点又は現時点から一定時間内での事象の状態(例えば、現在の天気、現在の渋滞状況)を特定する為の質問等が該当する。
その後、S44においてCPU31は、前記S43の実時間判定処理の判定結果が、“回答対象質問文が実時間での回答を要する質問である”との結果であったか否かを判定する。
そして、前記S44の実時間判定処理の判定結果が、“回答対象質問文が実時間での回答を要する質問である”との判定結果であった場合(S44:YES)には、S46へと移行する。それに対して、前記S44の実時間判定処理の判定結果が、“回答対象質問文が実時間での回答を要する質問でない”との判定結果であった場合(S44:NO)には、ユーザ(回答者)が回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、回答対象質問文の閲覧を制限しないと判定する(S45)。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
S46においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が交通に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に交通に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が交通に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、交通に関するワードとしては、例えば、鉄道やバスの路線名称、路線種別、電車の車両名、駅や停留所の名称、道路名称、道路種別、インターチェンジやサービスエリア等の特定施設の名称、運休や渋滞や通行止めなどの交通状況を示すワード等がある。
そして、回答対象質問文が交通に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S46:YES)には、S47へと移行する。それに対して、回答対象質問文が交通に関する内容を質問した質問文でないと判定された場合(S46:NO)には、S52へと移行する。
S47においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が電車やバス等の公共交通に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に公共交通に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が公共交通に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、公共交通に関するワードとしては、例えば、鉄道やバスの路線名称、路線種別、電車の車両名、駅や停留所の名称を示すワード等がある。
そして、回答対象質問文が公共交通に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S47:YES)には、S51へと移行する。それに対して、回答対象質問文が公共交通に関する内容を質問した質問文でないと判定された場合(S47:NO)には、S48へと移行する。
S48においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が道路に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に道路に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が道路に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、道路に関するワードとしては、例えば、道路名称、道路種別、インターチェンジやサービスエリア等の特定施設の名称、渋滞や通行止めなどの道路に関する交通状況を示すワード等がある。
そして、回答対象質問文が道路に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S48:YES)には、S49へと移行する。それに対して、回答対象質問文が道路に関する内容を質問した質問文でないと判定された場合(S48:NO)には、ユーザ(回答者)が回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、回答対象質問文の閲覧を制限しないと判定する(S50)。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
一方、S49においてCPU31は、後述の道路判定処理(図22)を行う。尚、道路判定処理は、道路に関する内容を質問した回答対象質問文に関連付けられた質問地点や質問内容、ユーザ(即ち回答者)の現在位置(回答者位置情報)等に基づいて、ユーザに対する回答対象質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
また、S51においてCPU31は、後述の公共交通判定処理(図25)を行う。尚、公共交通判定処理は、公共交通に関する内容を質問した回答対象質問文に関連付けられた質問地点や質問内容、ユーザ(即ち回答者)の現在位置(回答者位置情報)等に基づいて、ユーザに対する回答対象質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
また、前記S52においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が施設に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に施設に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が施設に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、施設に関するワードとしては、例えば、施設名称、商品名、サービス名、買い物や休憩や食事等の施設でのユーザの行為を示すワード等がある。
そして、回答対象質問文が施設に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S52:YES)には、S53へと移行する。それに対して、回答対象質問文が施設に関する内容を質問した質問文でないと判定された場合(S52:NO)には、S54へと移行する。
S53においてCPU31は、後述の施設判定処理(図27)を行う。尚、施設判定処理は、施設に関する内容を質問した回答対象質問文に関連付けられた質問地点や質問内容、ユーザ(即ち回答者)の現在位置(回答者位置情報)等に基づいて、ユーザに対する回答対象質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
一方、S54においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が質問地点の周辺エリアに関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に回答対象のエリアを限定するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が質問地点の周辺エリアに関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、回答対象のエリアを限定するワードとしては、例えば、天候(晴れ、雲、雨)、地名、イベント名を示すワード等がある。
そして、回答対象質問文が質問地点の周辺エリアに関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S54:YES)には、S55へと移行する。それに対して、回答対象質問文が質問地点の周辺エリアに関する内容を質問した質問文でないと判定された場合(S54:NO)には、ユーザ(回答者)が回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、回答対象質問文の閲覧を制限しないと判定する(S45)。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
S55においてCPU31は、後述の範囲判定処理(図29)を行う。尚、範囲判定処理は、質問地点の周辺エリアに関する内容を質問した回答対象質問文に関連付けられた質問地点や質問内容、ユーザ(即ち回答者)の現在位置(回答者位置情報)等に基づいて、ユーザに対する回答対象質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
次に、前記S43において実行される実時間判定処理のサブ処理について図19に基づき説明する。図19は実時間判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S61においてCPU31は、回答対象となる回答対象質問文の文章内容を取得する。
次に、S62においてCPU31は、メモリ32に記憶された定型文DBを読み出す。ここで、定型文DBは、質問文及び回答文として使用頻度の高い複数種類の定型文を登録したDBである。図20は、定型文DBの一例を示した図である。
図20に示すように、定型文DBには質問文と回答文のそれぞれに複数種類の定型文が登録されている。更に、質問文に用いられる定型文には、実時間での回答を要する質問であるか否かを識別する情報について対応付けられている。例えば、「渋滞状況は?」という質問文は実時間での回答を要する質問であり、「このお店は美味しい?」という質問文は実時間での回答を要しない質問であることを対応付けている。
次に、S63においてCPU31は、前記S1で取得した回答対象質問文の文章内容が、定型文DBに記憶されたいずれかの定型文に該当するか否か判定する。尚、両者が完全に一致していなくても、所定割合以上一致していれば定型文に該当するとみなすのが望ましい。
そして、前記S1で取得した回答対象質問文の文章内容が、定型文DBに記憶されたいずれかの定型文に該当すると判定された場合(S63:YES)には、S64へと移行する。それに対して、前記S1で取得した回答対象質問文の文章内容が、定型文DBに記憶されたいずれかの定型文に該当しないと判定された場合(S63:NO)には、S67へと移行する。
S64においてCPU31は、前記S63で該当すると判定された定型文が実時間での回答を要する質問であるか否かを、前記S62で読み出した定型文DB(図20)に基づいて判定する。尚、定型文DBには前述したように、質問文に用いられる定型文に、実時間での回答を要する質問であるか否かを識別する情報(対応関係情報)が対応付けられており、前記S64では該対応関係情報に基づいて判定する。
そして、該当すると判定された定型文が実時間での回答を要する質問であると判定された場合(S64:YES)には、“回答対象質問文が実時間での回答を要する質問である”と判定する(S65)。その後、S44へと移行する。S44以降では、前記S65の判定結果に基づいて処理を実行する。
それに対して、該当すると判定された定型文が実時間での回答を要しない質問であると判定された場合(S64:NO)には、“回答対象質問文が実時間での回答を要しない質問である”と判定する(S66)。その後、S44へと移行する。S44以降では、前記S66の判定結果に基づいて処理を実行する。
一方、S67以降においてCPU31は、回答対象質問文に対して構文解析を行うことによって回答対象質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する。先ず、S67においてCPU31は、回答対象質問文に対して形態素解析を行う。具体的には、回答対象質問文を構成する文章をワード(形態素)単位に分割し、それぞれの品詞を判別する。
そして、S68においてCPU31は、上記S67の形態素解析の結果に基づいて、特に名詞と判別されたワードのいずれかが、実時間での回答を要することを示すワードに該当するか否かを判定する。尚、実時間での回答を要することを示すワードとしては、例えば、雨、晴れ、渋滞、混雑等の時間とともに変動する事象を示すワード等がある。そして、このような実時間での回答を要することを示すワードは、予め決めておいてDBとして所持する構成としても良いし、サーバ側で判断したり、サーバからダウンロードする構成としても良い。
そして、実時間での回答を要することを示すワードを含むと判定された場合(S68:YES)には、S69へと移行する。それに対して、実時間での回答を要することを示すワードを含まないと判定された場合(S68:NO)には、“回答対象質問文が実時間での回答を要しない質問である”と判定する(S66)。その後、S44へと移行する。S44以降では、前記S66の判定結果に基づいて処理を実行する。
一方、S67においてCPU31は、回答対象質問文に対して形態素解析を行う。具体的には、回答対象質問文を構成する文章をワード(形態素)単位に分割し、それぞれの品詞を判別する。
S69においてCPU31は、回答対象質問文に対して意味解析を行う。具体的には、演算子順位法、トップダウン構文解析法、ボトムアップ構文解析法等が用いられ、現在形、過去形、未来形、現在進行形等の回答対象質問文の文法的な関係を判別する。
次に、S70においてCPU31は、上記S69の意味解析の結果に基づいて、回答対象質問文の文章が実時間での回答を要することを示す構文に該当するか否かを判定する。尚、実時間での回答を要することを示す構文としては、例えば、現在形や現在進行形の構文等がある。
そして、回答対象質問文の文章が実時間での回答を要することを示す構文であると判定された場合(S70:YES)には、“回答対象質問文が実時間での回答を要する質問である”と判定する(S65)。その後、S44へと移行する。S44以降では、前記S65の判定結果に基づいて処理を実行する。
それに対して、回答対象質問文の文章が実時間での回答を要することを示す構文でないと判定された場合(S70:NO)には、“回答対象質問文が実時間での回答を要しない質問である”と判定する(S66)。その後、S44へと移行する。S44以降では、前記S66の判定結果に基づいて処理を実行する。
以下に、上記S67〜S70の構文解析による判定処理の詳細について具体例を挙げて説明する。例えば、図21に示す例文1〜例文4の4種類の質問文に対して、上記S67〜S70の構文解析による判定処理を実行する例について説明する。
例文1に示す『雨が降っていますか?』という質問文が回答対象質問文であった場合には、前記S67の形態素解析の結果、文章中に含まれる天候の状態を示す「雨」というワードが、時間とともに変動する事象を示すワードであって、実時間での回答を要することを示すワードであると判定される。更に、前記S69の意味解析の結果、文章が現在形であって、実時間での回答を要することを示す構文であると判定される。従って、例文1に示す質問文は最終的に“実時間での回答を要する質問である”と判定される(S65)。
また、例文2に示す『昨日、雨が降っていましたか?』という質問文が回答対象質問文であった場合には、前記S67の形態素解析の結果、文章中に含まれる天候の状態を示す「雨」というワードが、時間とともに変動する事象を示すワードであって、実時間での回答を要することを示すワードであると判定される。しかし、前記S69の意味解析の結果、文章が過去形であって、実時間での回答を要することを示す構文でないと判定される。従って、例文2に示す質問文は最終的に“実時間での回答を要する質問でない”と判定される(S66)。
また、例文3に示す『このお店は混雑していますか?』という質問文が回答対象質問文であった場合には、前記S67の形態素解析の結果、文章中に含まれる混雑度合いを示す「混雑」というワードが、時間とともに変動する事象を示すワードであって、実時間での回答を要することを示すワードであると判定される。更に、前記S69の意味解析の結果、文章が現在形であって、実時間での回答を要することを示す構文であると判定される。従って、例文3に示す質問文は最終的に“実時間での回答を要する質問である”と判定される(S65)。
また、例文4に示す『このお店は美味しいですか?』という質問文が回答対象質問文であった場合には、前記S67の形態素解析の結果、文章中に実時間での回答を要することを示すワードが含まれないと判定される。従って、例文4に示す質問文は最終的に“実時間での回答を要する質問でない”と判定される(S66)。
次に、前記S49において実行される道路判定処理のサブ処理について図22に基づき説明する。図22は道路判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S81においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が特に渋滞又は規制に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に渋滞や規制に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が渋滞又は規制に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、渋滞や規制に関するワードとしては、例えば、渋滞、混雑、空き、通行止め、事故、工事などのワードがある。
そして、回答対象質問文が渋滞又は規制に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S81:YES)には、S82へと移行する。それに対して、回答対象質問文が渋滞又は規制に関する内容を質問した質問文でないと判定された場合(S81:NO)には、S87へと移行する。
S82においてCPU31は、回答対象質問文に関連付けられた質問地点と地図情報とに基づいて、質問対象となっている道路の区間(以下、質問対象区間という)を特定する。具体的には、質問地点を含む道路リンクを質問対象区間に特定する。尚、質問地点がリンク上に無い場合には、質問地点に最寄りの道路リンクを質問対象区間に特定する。尚、地図情報は通信端末6内のメモリ32から取得しても良いし、外部のサーバから通信により取得する構成としても良い。尚、質問対象区間はリンクではなく、路線番号(例えば県道○○号線)や質問地点から所定距離の区間(例えば前後10km以内の区間)によって特定しても良い。
次に、S83においてCPU31は、前記S41で取得した回答対象質問文に対して回答を行うユーザ(回答者)の現在位置と、前記S82で特定した質問対象区間とに基づいて、ユーザの現在位置が質問対象区間内に位置するか否か判定する。
そして、ユーザの現在位置が質問対象区間内に位置すると判定された場合(S83:YES)には、S84へと移行する。それに対して、ユーザの現在位置が質問対象区間内に位置しないと判定された場合(S83:NO)には、S85へと移行する。
S84においてCPU31は、質問地点の同一のリンク(即ち、渋滞や規制の質問対象となっているリンク)内にユーザが位置することから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
S85においてCPU31は、回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置の履歴と、前記S82で特定した質問対象区間とに基づいて、ユーザが質問対象区間を通過してから所定時間(例えば10分)以内(又は質問対象区間から所定距離(例えば3km以内)以内にいる)か否か判定する。尚、所定時間はメモリ等に記憶された閾値であり、ユーザの記憶力などを考慮して設定される。
そして、ユーザが質問対象区間を通過してから所定時間以内であると判定された場合(S85:YES)、即ち、直近の所定時間以内にユーザが質問対象区間に位置したと判定された場合には、S84へと移行する。そして、質問地点の同一のリンク(即ち、渋滞や規制の質問対象となっているリンク)内に最近までユーザが位置したことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。
それに対して、ユーザが質問対象区間を通過していない、又は通過してから所定時間以上経過していると判定された場合(S85:NO)、即ち、直近の所定時間以内にユーザが質問対象区間に位置しないと判定された場合には、S86へと移行する。
S86においてCPU31は、質問地点の同一のリンク(即ち、渋滞や規制の質問対象となっているリンク)内にユーザがおらず、また最近までいた履歴も無いことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ないと認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、回答対象質問文が通信端末6において出力されず(S26)、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することができない。
以下に、前記S83〜S86の判定処理について具体例を挙げて説明する。
図23では、回答者としてユーザA〜Cがいる場合であって、回答対象質問文が質問地点Xを指定した道路の渋滞状況を質問した質問文である場合について説明する。図23に示す例では、質問地点Xと同一リンク74内にいるユーザAは、回答対象質問文の正しい回答(即ち、リンク74の渋滞状況)を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。また、質問地点Xと同一リンク74内には位置しないが該リンク74を通過してから所定時間内であるユーザBについても、回答対象質問文の正しい回答を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。一方、質問地点Xと同一リンク74に到達していないユーザCについては、回答対象質問文の正しい回答を知り得ないので“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定される。
一方、S87においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が特に路面又は視程に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に路面や視程に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が路面又は視程に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、路面や視程に関するワードとしては、例えば、凹凸、段差、ギャップ、視界、ライト、霧などのワードがある。
そして、回答対象質問文が路面又は視程に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S87:YES)には、S89へと移行する。それに対して、回答対象質問文が路面又は視程に関する内容を質問した質問文でもないと判定された場合(S87:NO)には、S88へと移行する。
S88においてCPU31は、後述の範囲判定処理(図29)を行う。尚、範囲判定処理は、質問地点の周辺エリアに関する内容を質問した回答対象質問文に関連付けられた質問地点や質問内容、ユーザ(即ち回答者)の現在位置(回答者位置情報)等に基づいて、ユーザに対する回答対象質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
一方、S89においてCPU31は、前記S41で取得した回答対象質問文に対して回答を行うユーザ(回答者)の現在位置と、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)とに基づいて、ユーザの現在位置が質問地点に位置するか否か判定する。
そして、ユーザの現在位置が質問地点に位置すると判定された場合(S89:YES)には、S90へと移行する。それに対して、ユーザの現在位置が質問地点に位置しないと判定された場合(S89:NO)には、S91へと移行する。
S90においてCPU31は、質問地点(即ち、路面や視程の質問対象となっている地点)内にユーザが位置することから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
S91においてCPU31は、回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置の履歴と、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)とに基づいて、ユーザが質問地点を通過してから所定時間(例えば10分)以内(又は質問地点から所定距離(例えば3km以内)以内にいる)か否か判定する。尚、所定時間はメモリ等に記憶された閾値であり、ユーザの記憶力などを考慮して設定される。
そして、ユーザが質問地点を通過してから所定時間以内であると判定された場合(S91:YES)には、S90へと移行する。そして、質問地点(即ち、路面や視程の質問対象となっている地点)に最近ユーザがいたことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。
それに対して、ユーザが質問地点を通過していない、又は通過してから所定時間以上経過していると判定された場合(S91:NO)、即ち、直近の所定時間以内にユーザが質問地点に位置しないと判定された場合には、S92へと移行する。
S92においてCPU31は、質問地点(即ち、路面や視程の質問対象となっている地点)にユーザがおらず、また最近までいた履歴も無いことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ないと認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、回答対象質問文が通信端末6において出力されず(S26)、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することができない。
以下に、前記S89〜S92の判定処理について具体例を挙げて説明する。
図24では、回答者としてユーザA〜Cがいる場合であって、回答対象質問文が質問地点Yを指定した道路の視程状況を質問した質問文である場合について説明する。図24に示す例では、質問地点YにいるユーザAは、回答対象質問文の正しい回答(即ち、地点Yの周囲の視程状況)を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。また、質問地点Yには位置しないが該地点Yを通過してから所定時間内であるユーザBについても、回答対象質問文の正しい回答を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。一方、質問地点Yに到達していないユーザCについては、回答対象質問文の正しい回答を知り得ないので“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定される。
次に、前記S51において実行される公共交通判定処理のサブ処理について図25に基づき説明する。図25は公共交通判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S101においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が特に公共交通の運行に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に公共交通の運行に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が公共交通の運行に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、公共交通の運行に関するワードとしては、例えば、鉄道やバスの路線名称、路線種別、電車の車両名などのワードがある。
そして、回答対象質問文が公共交通の運行に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S101:YES)には、S102へと移行する。それに対して、回答対象質問文が公共交通の運行に関する内容を質問した質問文でないと判定された場合(S101:NO)には、S108へと移行する。
S102においてCPU31は、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と地図情報とに基づいて、質問対象となっている公共交通の路線(以下、質問対象路線という)を特定する。具体的には、質問地点が路線上にある場合には、該路線を質問対象路線に特定する。また、質問地点が路線上にない場合には、質問地点から最も近い距離にある路線を質問対象路線に特定する。尚、地図情報は通信端末6内のメモリ32から取得しても良いし、外部のサーバから通信により取得する構成としても良い。また、公共交通としてはバス、電車以外に、モノレール、ケーブルカー、フェリー等がある。尚、S102では、質問対象となっている公共交通の路線の全ての区間ではなく、質問地点で生じる事象について影響を受ける区間(例えば質問地点の前後にある各駅の間の区間)のみを特定するようにしても良い。
次に、S103においてCPU31は、前記S41で取得した回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置と、前記S102で特定した質問対象路線とに基づいて、ユーザの現在位置が質問対象路線又は該質問対象路線の駅(停留所や船着場等も含む、以下同じ)内に位置するか否か判定する。
そして、ユーザの現在位置が質問対象路線又は該質問対象路線の駅内に位置すると判定された場合(S103:YES)には、S104へと移行する。それに対して、ユーザの現在位置が質問対象路線又は該質問対象路線の駅内に位置しないと判定された場合(S103:NO)には、S105へと移行する。
S104においてCPU31は、質問対象路線又は質問対象路線の駅内にユーザが位置する(即ち、質問対象となっている路線の公共交通に乗車している)ことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
一方、S105においてCPU31は、前記S41で取得した回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置と、前記S102で特定した質問対象路線とに基づいて、ユーザが質問対象路線の駅から所定距離(例えば500m以内)以内にいるか否か判定する。尚、所定距離はメモリ等に記憶された閾値であり、ユーザの移動速度などを考慮して設定される。
そして、ユーザが質問対象路線の駅から所定距離にいると判定された場合(S105:YES)には、S104へと移行する。そして、質問対象路線内に最近までユーザが位置した(即ち、質問対象となっている路線の公共交通に最近まで乗車していた)と予想されることから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。
それに対して、ユーザが質問対象路線の駅から所定距離にいないと判定された場合(S105:NO)には、S106へと移行する。
S106においてCPU31は、回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置の履歴と、前記S102で特定した質問対象路線とに基づいて、ユーザが質問対象路線の駅に直近の所定時間(例えば10分)以内に位置したか否か判定する。尚、所定時間はメモリ等に記憶された閾値であり、ユーザの記憶力などを考慮して設定される。
そして、ユーザが質問対象路線の駅に直近の所定時間以内に位置したと判定された場合(S106:YES)には、S104へと移行する。そして、質問対象路線内に最近までユーザが位置した(即ち、質問対象となっている路線の公共交通に最近まで乗車していた)ことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。
それに対して、ユーザが質問対象路線の駅に直近の所定時間以内に位置していないと判定された場合(S106:NO)には、S107へと移行する。
S107においてCPU31は、質問対象路線の公共交通にユーザが乗車しておらず、また最近まで乗車していた履歴も無いことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ないと認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、回答対象質問文が通信端末6において出力されず(S26)、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することができない。
以下に、前記S103〜S107の判定処理について具体例を挙げて説明する。
図26では、回答者としてユーザA〜Dがいる場合であって、回答対象質問文が路線75上の質問地点Zを指定した路線75の運行状況を質問した質問文である場合について説明する。図26に示す例では、質問対象路線75と同一路線内にいるユーザA及び質問対象路線75の駅76内にいるユーザBは、回答対象質問文の正しい回答(即ち、路線75の運行状況)を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。また、質問対象路線75及び駅76内には位置しないが駅76から所定距離以内に位置する(又は所定時間前まで駅76に位置した)ユーザCについても、回答対象質問文の正しい回答を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。一方、質問対象路線75及び駅76内に位置せず、駅76から離れた位置にいるユーザDについては、回答対象質問文の正しい回答を知り得ないので“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定される。
尚、上記例では、回答者が質問対象路線75及び駅76内には位置しないが駅76から所定距離以内に位置する(又は所定時間前まで駅76に位置した)場合に閲覧を制限しない例について説明したが、回答者が質問対象路線75及び駅76内には位置しないが駅76から所定距離以内に位置し、且つ、所定時間前まで駅76に位置した場合に閲覧を制限しない構成としても良い。具体的には、図25のフローを後述のように変更することによって対応できる。即ち、図25のS105からS106へ続くNO判定を且つ条件を意味するYES判定に変え、S106の処理を実行した後にS107の処理を実行し、S105からS104へ続くYES判定を削除した上で、S105からS106とS107の間にS105の判定処理でNO判定とした場合を挿入し、NO判定した後でS107の処理を実行することで、質問対象路線75及び駅76内には位置しないが駅76から所定距離以内に位置し、且つ、所定時間前まで駅76に位置したとした場合を判定することができる。この場合、駅構内から出て行くユーザだけを回答対象者にすることができるので、回答対象質問文の正しい回答を知り得たユーザを対象とすることができるようになる。
一方、S108においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が特に駅又は停留所に関する内容を質問した質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に駅や停留所に関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が駅又は停留所に関する内容を質問した質問文であると判定する。尚、駅や停留所に関するワードとしては、例えば、駅や停留所の名称などのワードがある。
そして、回答対象質問文が駅又は停留所に関する内容を質問した質問文であると判定された場合(S108:YES)には、S109へと移行する。それに対して、回答対象質問文が駅又は停留所に関する内容を質問した質問文でもないと判定された場合(S108:NO)には、S110へと移行する。
S109においてCPU31は、後述の施設判定処理(図27)を行う。尚、施設判定処理は、施設に関する内容を質問した回答対象質問文に関連付けられた質問地点や質問内容、ユーザ(即ち回答者)の現在位置(回答者位置情報)等に基づいて、ユーザに対する回答対象質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
また、S110においてCPU31は、後述の範囲判定処理(図29)を行う。尚、範囲判定処理は、質問地点の周辺エリアに関する内容を質問した回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)や質問内容、ユーザ(即ち回答者)の現在位置(回答者位置情報)等に基づいて、ユーザに対する回答対象質問文の閲覧を制限するか否かを判定する処理である。
次に、前記S53又は前記S109において実行される施設判定処理のサブ処理について図27に基づき説明する。図27は施設判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S111においてCPU31は、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と地図情報とに基づいて、質問対象となっている施設(以下、質問対象施設という)を特定する。具体的には、質問地点が施設上にある場合には、該施設を質問対象施設に特定する。また、質問地点が施設上にない場合には、質問地点から最も近い距離にある施設を質問対象施設に特定する。尚、地図情報は通信端末6内のメモリ32から取得しても良いし、外部のサーバから通信により取得する構成としても良い。
次に、S112においてCPU31は、前記S41で取得した回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置と、前記S111で特定した質問対象施設とに基づいて、ユーザの現在位置が質問対象施設内に位置するか否か判定する。
そして、ユーザの現在位置が質問対象施設内に位置すると判定された場合(S112:YES)には、S113へと移行する。それに対して、ユーザの現在位置が質問対象施設内に位置しないと判定された場合(S112:NO)には、S114へと移行する。
S113においてCPU31は、質問対象施設内にユーザが位置することから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
一方、S114においてCPU31は、前記S41で取得した回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置と、前記S111で特定した質問対象施設とに基づいて、ユーザが質問対象施設から所定距離(例えば500m以内)以内にいるか否か判定する。尚、所定距離はメモリ等に記憶された閾値であり、ユーザの移動速度などを考慮して設定される。
そして、ユーザが質問対象施設から所定距離にいると判定された場合(S114:YES)には、S113へと移行する。そして、質問対象施設に最近までユーザが滞在していたと予想されることから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。
それに対して、ユーザが質問対象施設から所定距離にいないと判定された場合(S114:NO)には、S115へと移行する。
S115においてCPU31は、回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置の履歴と、前記S111で特定した質問対象施設とに基づいて、ユーザが質問対象施設に直近の所定時間(例えば10分)以内に位置したか否か判定する。尚、所定時間はメモリ等に記憶された閾値であり、ユーザの記憶力などを考慮して設定される。
そして、ユーザが質問対象施設に直近の所定時間以内に位置したと判定された場合(S115:YES)には、S113へと移行する。そして、質問対象施設に最近までユーザが滞在していたことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。
それに対して、ユーザが質問対象施設に直近の所定時間以内に位置していないと判定された場合(S115:NO)には、S116へと移行する。
S116においてCPU31は、質問対象施設にユーザが滞在しておらず、また最近まで滞在していた履歴も無いことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ないと認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、回答対象質問文が通信端末6において出力されず(S26)、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することができない。
以下に、前記S112〜S116の判定処理について具体例を挙げて説明する。
図28では、回答者としてユーザA〜Cがいる場合であって、回答対象質問文が施設77上の質問地点Pを指定した施設77の混雑状況を質問した質問文である場合について説明する。図28に示す例では、質問対象施設77にいるユーザAは、回答対象質問文の正しい回答(即ち、質問対象施設77の混雑状況)を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。また、質問対象施設77内には位置しないが質問対象施設77から所定距離以内に位置する(又は所定時間前まで質問対象施設77に位置した)ユーザBについても、回答対象質問文の正しい回答を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。一方、質問対象施設77内に位置せず、質問対象施設77から離れた位置にいるユーザCについては、回答対象質問文の正しい回答を知り得ないので“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定される。
尚、上記例では、回答者が質問対象施設77から所定距離以内に位置する(又は所定時間前まで質問対象施設77に位置した)場合に閲覧を制限しない例について説明したが、回答者が質問対象施設77から所定距離以内に位置し、且つ、所定時間前まで質問対象施設77に位置した場合に閲覧を制限しない構成としても良い。具体的には、図27のフローを後述のように変更することによって対応できる。すなわち、図27のS114からS115へ続くNO判定を且つ条件を意味するYES判定に変え、S114をの処理を実行した後にS115の処理を実行し、S114からS113へ続くYES判定を削除した上でS114からS115とS116の間にS114の判定処理でNO判定とした場合を挿入し、NO判定した際にはS116の処理を実行することで、質問対象施設77から所定距離以内に位置し、且つ、所定時間前まで質問対象施設77に位置した場合を判定することができる。この場合、質問対象施設から出て行くユーザだけを回答対象者にすることができるので、回答対象質問文の正しい回答を知り得たユーザを対象とすることができるようになる。
次に、前記S55、S88、S110において実行される範囲判定処理のサブ処理について図29に基づき説明する。図29は範囲判定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S121においてCPU31は、前記S42で取得した回答対象質問文の文章に基づいて、回答対象質問文が特に広域(例えば、都道府県や市区町村)のエリアを対象にした内容の質問文であるか否かを判定する。具体的には、回答対象質問文の文章に広域のエリアに関するワードが含まれている場合に、回答対象質問文が広域のエリアを対象にした内容の質問文であると判定する。尚、広域のエリアに関するワードとしては、例えば、都道府県名、市区町村名、天候(晴れ、雲、雨)などのワードがある。
そして、回答対象質問文が広域のエリアを対象にした内容の質問文であると判定された場合(S121:YES)には、S122へと移行する。それに対して、回答対象質問文が広域のエリアを対象にした内容の質問文でないと判定された場合(S121:NO)、即ち局地的な事象やイベント等の狭域のエリアを対象にした内容の質問文であると判定された場合には、S123へと移行する。
S122においてCPU31は、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と地図情報とに基づいて、質問対象となっているエリア(以下、質問対象エリアという)を特定する。具体的には、質問地点が含まれる都道府県や市区町村を質問対象エリアに特定する。また、質問対象エリアは質問地点を中心とした所定距離(例えば50km)以内としても良い。但し、後述のS123で設定される質問対象エリアよりも広い範囲となるように設定する。尚、地図情報は通信端末6内のメモリ32から取得しても良いし、外部のサーバから通信により取得する構成としても良い。
一方、S123においてCPU31は、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と地図情報とに基づいて、質問対象エリアを特定する。特定される質問対象エリアは前記S1222よりも狭いエリアとなるようにする。具体的には、質問地点を中心とした所定距離(例えば500m)以内とする。
次に、S124においてCPU31は、前記S41で取得した回答対象質問文に対して回答を行うユーザの現在位置と、前記S122又はS123で特定した質問対象エリアとに基づいて、ユーザの現在位置が質問対象エリア内に位置するか否か判定する。
そして、ユーザの現在位置が質問対象エリア内に位置すると判定された場合(S124:YES)には、S125へと移行する。それに対して、ユーザの現在位置が質問対象エリア内に位置しないと判定された場合(S124:NO)には、S126へと移行する。
S125においてCPU31は、質問対象エリア内にユーザが位置することから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ると認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、S27において回答対象質問文が通信端末6において出力され、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することが可能となる。
一方、S126においてCPU31は、質問対象エリア内にユーザが位置しないことから、ユーザが回答対象質問文の正しい回答を知り得ないと認定し、“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定する。その後、S25へと移行する。その結果、回答対象質問文が通信端末6において出力されず(S26)、ユーザは回答対象質問文に対する回答文を投稿することができない。
以下に、前記S124〜S126の判定処理について具体例を挙げて説明する。
図30では、ユーザとしてユーザA、Bがいる場合であって、回答対象質問文が質問地点Qを指定した周辺の天候を質問した質問文である場合について説明する。図30に示す例では、質問地点Qから所定距離以内の質問対象エリア80にいるユーザAは、回答対象質問文の正しい回答(即ち、質問地点Qの周辺の天候)を知り得るので“回答対象質問文の閲覧を制限しない”と判定される。一方、質問対象エリア80内に位置しないユーザBについては、回答対象質問文の正しい回答を知り得ないので“回答対象質問文の閲覧を制限する”と判定される。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係る情報共有システム1、情報共有システム1による情報共有方法では、質問者であるユーザ5から質問文の投稿操作が有った場合には、質問者によって指定された質問地点に関連付けて質問文に関する情報を投稿文情報DB8に格納する(S12)。一方、回答者であるユーザ5から質問文の閲覧要求が有った場合に、投稿文情報DB8に格納された質問文から、閲覧要求に該当する質問文を抽出し(S32)、関連付けられた質問地点とともに質問文に関する情報を閲覧要求のあった通信端末6へと送信する(S33)。そして、質問文に関する情報を受信した通信端末6では、該質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と回答者の位置情報(回答者位置情報)とに基づいて、回答者に対する質問文の閲覧を制限し、特定の回答者に対してのみ質問文を閲覧させる(S26、S27)ので、コンピュータネットワーク上に投稿された質問文に対して回答者に回答させる際に、回答を知り得る適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。その結果、ユーザ5から投稿される情報の信頼性について向上させることが可能となる。
また、質問文の内容に基づいて回答者に対する質問文の閲覧を制限するか否かを決定する(S43〜S45)ので、閲覧を制限したほうが妥当な質問文のみを対象として適切に閲覧の制限を行うことが可能となる。その結果、情報の信頼性について向上させつつ、より広い対象のユーザ5から情報を募ることが可能となる。
また、特に回答対象質問文が実時間での回答を要する質問である場合に、回答者に対する質問文の閲覧を制限するので、実時間での回答を要する質問に対しては実時間での回答のみが得られるように適切に閲覧の制限を行うことが可能となる。
また、回答対象質問文が定型文に該当する場合に、定型文の種類に基づいて実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する(S63)ので、実時間での回答を要する質問であるか否かを回答対象質問文の文章から正確に判定することが可能となる。
また、回答対象質問文が定型に該当しない場合であっても、回答対象質問文を構文解析することによって実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する(S67〜S70)ので、実時間での回答を要する質問であるか否かを回答対象質問文の文章から正確に判定することが可能となる。
また、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と回答者の位置を示す位置情報(回答者位置情報)との関係に基づいて、質問文の閲覧を制限する回答者の範囲を設定するので、回答を知り得る位置にいる適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、回答対象質問文に関連付けられた質問地点によって特定される位置から所定距離以上離れて位置する回答者に対して質問文の閲覧を制限するので、回答を知り得ない位置にいる回答者への質問文の閲覧を制限することにより、適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、回答対象質問文に関連付けられた質問地点(質問位置情報)によって特定される位置に、直前の所定時間内に位置しない回答者に対して質問文の閲覧を制限するので、回答を知り得ない位置にいる回答者への質問文の閲覧を制限することにより、適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、回答対象質問文に関連付けられた質問地点(質問位置情報)と、該質問文が投稿された時点又は該質問文に対する回答文を投稿する時点における回答者の位置を示す位置情報(回答者位置情報)との関係に基づいて、質問文の閲覧を制限する回答者の範囲を設定するので、回答を知り得る位置にいる適切な回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、通信端末6からの質問文の出力を制限することによって、回答者に対する質問文の閲覧を制限するので、コンピュータネットワーク上に投稿された質問文に対して回答者に回答させる際に、回答を知り得る適切な回答者の通信端末6のみに質問文を出力させることが可能となる。その結果、ユーザから投稿される情報の信頼性について向上させることが可能となる。
また、質問者によって指定された地図上の位置を質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)として取得するので、質問文に対する回答を知り得る回答者の範囲を質問者が指定した地図上の位置に基づいて適切に設定することが可能となる。
また、質問文に関連付けられた質問地点によって特定される位置に表示された質問アイコン62がユーザによって選択された場合に、該質問文を通信端末6から出力するので、地図上の地点とその地点に関連する質問文とを関連付けて通信端末6で出力することが可能となる。従って、ユーザは閲覧を希望する質問文を地図上で容易に選択且つ出力することが可能となる。
また、質問文に関連付けられた質問地点によって特定される位置に表示された質問アイコン62がユーザによって選択された場合に、該質問文とともに該質問文に対する回答文についても通信端末6から出力するので、質問文と回答文とを関連付けて端末で出力することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では回答文投稿処理プログラム(図12)のS24の閲覧制限判定処理を通信端末6が実行する構成としているが、投稿文管理センタ2が一部または全部の処理を実行する構成としても良い。その場合には、閲覧制限判定処理の判定結果を投稿文管理センタ2から通信端末6へと送信するように構成する。
また、本実施形態では、閲覧制限判定処理(S24)において回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と、回答者の現在位置(即ち、質問文に対する回答文を投稿する時点の回答者の位置)との関係に基づいて、質問文の閲覧を制限するか否かを決定しているが、回答対象質問文に関連付けられた質問地点、即ち、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)と、回答対象質問文が投稿された時点の回答者の位置との関係に基づいて、質問文の閲覧を制限するか否かを決定しても良い。具体的には、S41においてメモリ32に記憶されたユーザの位置履歴から回答対象質問文が投稿された時点の回答者の位置を特定する。そして、S42以降の処理においては、回答対象質問文が投稿された時点の回答者の位置を現在位置の代わりに用いて処理を行う。それによって、質問者が質問した時点により近い時点の状況を知り得る回答者のみに質問文の閲覧を制限することが可能となる。
また、本実施形態では、質問文に関連付けられた位置情報(質問位置情報)として、質問時点において質問者が地図上で任意に指定した質問地点の情報を用いているが、質問文が投稿された際の質問者の位置を示す位置情報(投稿位置情報)を用いても良い。また、位置情報としては位置座標の代わりに、行政区画、リンク番号、施設ID等を関連付けることとしても良い。
1 情報共有システム
2 投稿文管理センタ
3 投稿文検索サーバ
4 投稿文情報管理サーバ
5 ユーザ
6 通信端末
8 投稿文情報DB
11 情報管理ECU
41 通信端末ECU

Claims (15)

  1. ユーザの端末とサーバとから構成されるコンピュータネットワーク上において、前記ユーザにより投稿された投稿文に関する情報を複数の前記ユーザで共有する情報共有システムにおいて、
    前記端末を介して入力された質問文を、該質問文に関連付けられた位置情報とともに取得する質問文情報取得手段と、
    前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする質問文閲覧手段と、
    前記質問文に対する回答として前記端末を介して入力された回答文を取得する回答文情報取得手段と、
    前記回答文情報取得手段により取得された前記回答文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする回答文閲覧手段と、
    前記回答文を入力する前記ユーザである回答者の位置情報を取得する回答者位置情報取得手段と、
    前記質問文に関連付けられた位置情報である質問位置情報と前記回答者位置情報取得手段により取得された前記回答者の位置情報である回答者位置情報とに基づいて、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限する閲覧制限手段と、を有することを特徴とする情報共有システム。
  2. 前記質問文の内容に基づいて、前記閲覧制限手段による制限を行うか否か判定する制限判定手段を有し、
    前記閲覧制限手段は、前記制限判定手段によって前記閲覧制限手段による制限を行うと判定された場合に、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限することを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
  3. 前記質問文の内容に基づいて、前記質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定する内容判定手段を有し、
    前記制限判定手段は、前記内容判定手段によって前記質問文が実時間での回答を要する質問であると判定された場合に、前記閲覧制限手段による制限を行うと判定することを特徴とする請求項2に記載の情報共有システム。
  4. 複数種類の定型文毎に実時間での回答を要する質問であるか否かを対応付けた対応関係情報を取得する対応関係情報取得手段を有し、
    前記内容判定手段は、前記質問文が前記複数種類の定型文のいずれかに該当する場合に、前記対応関係情報に基づいて前記質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の情報共有システム。
  5. 前記内容判定手段は、前記質問文を構文解析することによって前記質問文が実時間での回答を要する質問であるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の情報共有システム。
  6. 前記閲覧制限手段は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報と前記回答者位置情報との関係に基づいて、該質問文の閲覧を制限する前記回答者の範囲を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報共有システム。
  7. 前記閲覧制限手段は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置から所定距離以上離れて位置する前記回答者に対して該質問文の閲覧を制限することを特徴とする請求項6に記載の情報共有システム。
  8. 前記閲覧制限手段は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置に、直近の所定時間内に位置しない前記回答者に対して該質問文の閲覧を制限することを特徴とする請求項6に記載の情報共有システム。
  9. 前記閲覧制限手段は、前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報と、該質問文が投稿された時点又は該質問文に対する前記回答文を投稿する時点における前記回答者の位置を示す前記回答者位置情報との関係に基づいて、該質問文の閲覧を制限する前記回答者の範囲を設定することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の情報共有システム。
  10. 前記質問文閲覧手段は、
    前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文を、前記端末から前記サーバへと送信する質問文送信手段と、
    前記質問文送信手段によって送信された前記質問文を前記サーバにおいて格納する質問文格納手段と、
    前記質問文格納手段によって前記サーバに格納された前記質問文を、前記サーバから閲覧を希望する前記端末へと配信する質問文配信手段と、
    前記質問文配信手段によって配信された前記質問文を前記端末において出力する質問文出力手段と、を備え、
    前記閲覧制限手段は、前記質問文出力手段における前記端末からの前記質問文の出力を制限することによって、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の情報共有システム。
  11. 前記質問文情報取得手段は、前記質問文を投稿した前記ユーザである質問者によって指定された地図上の位置を特定する情報を前記質問位置情報として取得することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の情報共有システム。
  12. 前記質問文閲覧手段は、
    地図画像を前記端末に表示するとともに、前記端末に表示された前記地図画像上であって前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置に選択対象物を表示し、
    前記選択対象物がユーザによって選択された場合に、前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文を前記端末から出力することを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の情報共有システム。
  13. 前記回答文閲覧手段は、前記回答文によって回答対象となる前記質問文に関連付けられた前記質問位置情報によって特定される位置に表示された前記選択対象物がユーザによって選択された場合に、前記質問文とともに前記回答文を出力することを特徴とする請求項12に記載の情報共有システム。
  14. ユーザの端末とサーバとから構成されるコンピュータネットワーク上において、前記ユーザにより投稿された投稿文に関する情報を複数の前記ユーザで共有する情報共有方法において、
    前記端末を介して入力された質問文を、該質問文に関連付けられた位置情報とともに取得する質問文情報取得ステップと、
    前記質問文情報取得ステップにより取得された前記質問文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする質問文閲覧ステップと、
    前記質問文に対する回答として前記端末を介して入力された回答文を取得する回答文情報取得ステップと、
    前記回答文情報取得ステップにより取得された前記回答文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする回答文閲覧ステップと、
    前記回答文を入力する前記ユーザである回答者の位置情報を取得する回答者位置情報取得ステップと、
    前記質問文に関連付けられた位置情報である質問位置情報と前記回答者位置情報取得ステップにより取得された前記回答者の位置情報である回答者位置情報とに基づいて、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限する閲覧制限ステップと、を有することを特徴とする情報共有方法。
  15. 双方向通信可能に接続されたサーバとともに構成するコンピュータネットワーク上において、ユーザにより投稿された投稿文に関する情報を複数の前記ユーザで共有する情報共有システムを構築する端末装置において、
    操作部を介して入力された質問文を、該質問文に関連付けられた位置情報とともに取得する質問文情報取得手段と、
    前記質問文情報取得手段により取得された前記質問文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする質問文閲覧手段と、
    前記質問文に対する回答として前記操作部を介して入力された回答文を取得する回答文情報取得手段と、
    前記回答文情報取得手段により取得された前記回答文を、コンピュータネットワーク上で前記ユーザに閲覧可能にする回答文閲覧手段と、
    前記回答文を入力する前記ユーザである回答者の位置情報を取得する回答者位置情報取得手段と、
    前記質問文に関連付けられた位置情報である質問位置情報と前記回答者位置情報取得手段により取得された前記回答者の位置情報である回答者位置情報とに基づいて、前記回答者に対する前記質問文の閲覧を制限する閲覧制限手段と、を有することを特徴とする端末装置。
JP2012158716A 2012-07-17 2012-07-17 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置 Pending JP2014021653A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158716A JP2014021653A (ja) 2012-07-17 2012-07-17 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置
EP13820553.9A EP2849138A4 (en) 2012-07-17 2013-03-06 INFORMATION SHARING SYSTEM, INFORMATION SHARING METHOD, AND TERMINAL DEVICE
US14/412,614 US20150149931A1 (en) 2012-07-17 2013-03-06 Information sharing system, information sharing method and terminal device
PCT/JP2013/056070 WO2014013749A1 (ja) 2012-07-17 2013-03-06 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置
CN201380035769.0A CN104412287A (zh) 2012-07-17 2013-03-06 信息共享系统、信息共享方法以及终端装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012158716A JP2014021653A (ja) 2012-07-17 2012-07-17 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014021653A true JP2014021653A (ja) 2014-02-03

Family

ID=49948586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012158716A Pending JP2014021653A (ja) 2012-07-17 2012-07-17 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20150149931A1 (ja)
EP (1) EP2849138A4 (ja)
JP (1) JP2014021653A (ja)
CN (1) CN104412287A (ja)
WO (1) WO2014013749A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017134767A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社メルカリ 個人間取引支援システム、個人間取引支援方法及び個人間取引支援プログラム
WO2023163047A1 (ja) * 2022-02-25 2023-08-31 パイオニア株式会社 端末装置、情報提供システム、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105791096A (zh) * 2016-04-28 2016-07-20 祝勲 一种基于地理位置实现信息交换的控制方法及装置
JP6984480B2 (ja) * 2018-02-20 2021-12-22 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置および情報処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250841A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Energia Communications Inc 専門家と見込み客とのマッチング方法
JP2009134443A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Yahoo Japan Corp 情報提供装置、情報提供システム、プログラム及び情報提供方法
JP2012059005A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Fujitsu Ten Ltd 情報提供システム、中継装置および端末装置
JP2012079276A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Yutaka Kimura Gpsを活用した位置情報による質疑応答システム

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149557A (ja) * 2000-11-09 2002-05-24 Osaka Gas Co Ltd 情報収集方法、情報収集システム、中央装置、及び記録媒体
JP2003242292A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Fujitsu Ltd 情報収集方法、情報提供方法、情報処理プログラム、情報処理サーバーおよび情報処理端末装置
JP2006260263A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Aruze Corp アンケート実施システム及びサーバ
JP2007148661A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Ntt Docomo Inc コミュニティ制御システム及びコミュニティ制御方法
US20080133671A1 (en) * 2006-11-30 2008-06-05 Yahoo! Inc. Instant answering
CN101339551B (zh) * 2007-07-05 2013-01-30 日电(中国)有限公司 自然语言查询需求扩展设备及其方法
JP2009077041A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Brother Ind Ltd 地域情報提供方法、サーバ装置及びそのプログラム
JP5088486B2 (ja) * 2008-01-23 2012-12-05 マツダ株式会社 市場調査結果の表示方法
JP5139251B2 (ja) 2008-02-07 2013-02-06 ヤフー株式会社 質疑応答システム
US9002922B2 (en) * 2008-05-15 2015-04-07 Kota Enterprises, Llc Question server to facilitate communication between participants
US20100131265A1 (en) * 2008-11-25 2010-05-27 Nokia Corporation Method, Apparatus and Computer Program Product for Providing Context Aware Queries in a Network
WO2011127653A1 (en) * 2010-04-14 2011-10-20 Google Inc. Enriching web resources
CN101916417A (zh) * 2010-09-03 2010-12-15 李占胜 一种基于位置的信息共享系统
JP5150793B2 (ja) * 2010-09-30 2013-02-27 楽天株式会社 アンケートの回答を収集するサーバ装置
US8701019B2 (en) * 2011-03-24 2014-04-15 Facebook, Inc. Presenting question and answer data in a social networking system
US20120252497A1 (en) * 2011-03-28 2012-10-04 Aaron Altscher Location-based mobile application
US20130171605A1 (en) * 2011-12-30 2013-07-04 China Mobile Communications Corporation Method and system for determining answerer
US8935277B2 (en) * 2012-03-30 2015-01-13 Sap Se Context-aware question answering system
US8612478B1 (en) * 2012-06-19 2013-12-17 Thuy Ngoc Duong Location based query-response management system
JP6015182B2 (ja) * 2012-07-17 2016-10-26 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250841A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Energia Communications Inc 専門家と見込み客とのマッチング方法
JP2009134443A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Yahoo Japan Corp 情報提供装置、情報提供システム、プログラム及び情報提供方法
JP2012059005A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Fujitsu Ten Ltd 情報提供システム、中継装置および端末装置
JP2012079276A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Yutaka Kimura Gpsを活用した位置情報による質疑応答システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017134767A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社メルカリ 個人間取引支援システム、個人間取引支援方法及び個人間取引支援プログラム
WO2017130915A1 (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 株式会社メルカリ 個人間取引支援システム、個人間取引支援方法及び個人間取引支援プログラム
WO2023163047A1 (ja) * 2022-02-25 2023-08-31 パイオニア株式会社 端末装置、情報提供システム、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP2849138A1 (en) 2015-03-18
EP2849138A4 (en) 2015-06-17
WO2014013749A1 (ja) 2014-01-23
CN104412287A (zh) 2015-03-11
US20150149931A1 (en) 2015-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6015182B2 (ja) 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置
JP6065435B2 (ja) 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置
JP5686087B2 (ja) 投稿文提供システム、投稿文提供装置、投稿文提供方法及びコンピュータプログラム
JP5794112B2 (ja) 情報提供システム、情報提供装置、情報提供方法及びコンピュータプログラム
US20030182057A1 (en) Method and system for vehicle proximity searching
JP2009093384A (ja) Poi検索システム、経路探索サーバおよびpoi検索方法
JP2012059005A (ja) 情報提供システム、中継装置および端末装置
WO2014013749A1 (ja) 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置
JP2008071206A (ja) 地図表示システム、地図配信サーバおよび地図表示端末
JP6155936B2 (ja) 投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラム
JP2016212056A (ja) 通知システム、サーバ装置、通信端末装置、プログラム及び通知方法
JP5920140B2 (ja) 情報共有システム、情報共有方法及び端末装置
KR20020084716A (ko) 통신망을 이용하여 교통정보 및 주차정보를 제공하는 방법및 시스템
JP2005327128A (ja) 地図コンテンツ配信システムおよび地図コンテンツ配信方法
JP6090030B2 (ja) 投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラム
KR100485868B1 (ko) 경로 정보 생성 방법 및 이를 이용한 경로 정보 제공 시스템
JP2012185168A (ja) 広告情報提供装置及び広告情報提供方法
JP2010256106A (ja) 道案内システム
JP5920197B2 (ja) 投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラム
JP5978971B2 (ja) 投稿文検索システム、投稿文検索装置、投稿文検索方法及びコンピュータプログラム
JP2014178262A (ja) ログ情報公開システム、ログ情報公開装置、ログ情報公開方法及びコンピュータプログラム
Ghafourian et al. Mobile Location-Based Recommender: An Advertisement Case Study
JP2012053733A (ja) 中間サーバ、ローカルサーチシステム、ナビゲーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160712