JP2013534063A - 照明制御スイッチ装置およびシステム - Google Patents

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ジルタカ,ロッド
タッバ,オマー
スミス,カイル,アール.
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Abstract

改善されたハードウェア光スイッチ、および光スイッチおよび制御/監視手段のうち少なくとも1つを備えるシステムが開示されている。その改善された光スイッチおよびシステムは、そのスイッチにて、および離れての両方でエネルギー消費を低減するための、より柔軟で、便利で、かつ経済的な手段を提供する。第一の構成では、その改善された光スイッチは、電子スイッチ、処理能力を含む広帯域電力線通信(PLC)トランシーバ、特有のMACアドレス、およびTCP/IPスタックを備える。
【選択図】図2

Description

著作権表示
本特許文献の開示の一部は、著作権保護を受ける資料を包含する。著作権者は、本特許文献または本開示の何れによる複製にも、それが特許商標庁のファイルおよび記録に現れるが、そうでなければ全ての著作権を何であれ留保するために、全く不服はない。
発明の背景
保存が国家的なエネルギー運動の主題となっており、エネルギーを節約するための1つの手法は、使用中でない際に照明をオフにすることである。これは、人間の介在に依存しない自動化された照明制御を通じて、最も効果的に成し遂げることができる。ネットワーク化された照明制御は、20年超にわたり何らかの形態で存在している。しかしながら、現在の照明制御の解決法は、電気的切り替えを中央盤へ移転するために、追加の配線設置を必要とする。電気的基盤の変更は設置された費用負担を引き起こし、末端使用者の大多数にとっての容認可能な払い戻し計画を切り詰めるかまたは妨げる。現在の解決法は、照明制御の機能性において大きい変動を提供し、低費用で、信頼できず、独立型の運動感知器から、高級で、アドレス指定可能で、かつネットワーク化されたシステムに及ぶ。このような高級システムは、相当な財政投資、および、改造設置工程の不便性に対する責任も必要とする。著しくより低い費用で高級な機能性を提供する、費用効果的な照明制御システムの必要性がある。
発明の概要
1つの態様では、本発明は、光スイッチ、および、広帯域電力線(BPL)等の、電力線通信技術の機能性を組み合わせる装置を提供する。別の態様では、本発明は、包括的な照明制御に必要とされる、完全にアドレス指定可能でかつ信頼できる通信ネットワークを提供し、一方で、任意の回路の移転またはバラストの交換の必要性を排除する。有利には、建物の既存の電力送達基盤は、高速データネットワークとして兼ねることができる。照明制御における任意の改善は別として、これは、既存の高級な照明制御システムと比較すると、80%超の設置費用の低減に繋がり得る。なお別の態様では、本発明は、新興のSmartGridと統合する能力を提供する。
BPL技術における近時の進歩により、悪名高く騒々しい商業用および工業用の電力網においてその信頼できる使用が可能になっている。BPLにおける基準は進化しており、汎用電力線同盟(UPA)は、UPA準拠のトランシーバにおける標準機構として、信号反復、IP通信、および動的周波数跳躍を可能にする仕様を設定している。1つの態様では、本発明はUPA準拠のトランシーバを用いて実装される。
本発明の1つの実施形態に従う、照明制御器を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、運動検出器を備える照明制御器を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、埋め込まれた運動検出器を有する照明制御器のための操作の論理的な工程および順序を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、照明制御器の電源構成部および通信構成部を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、照明制御器の制御器構成部を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、固定具取り付け制御器を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、固定具取り付け制御器を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、固定具取り付け制御器を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、占有感知器を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、光感知器を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、照明制御器のための設置および配線を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、多数の制御器のための設置および配線を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、多数の制御器のための設置および配線を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、遠隔スイッチ制御器および固定具取り付け制御器のための設置および配線を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、遠隔スイッチ制御器、および減光装置を備える固定具取り付け制御器のための設置および配線を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、減光計画における固定具取り付け制御器のための操作の論理的な工程および順序を例解する例示的なブロック線図である。 本発明の1つの実施形態に従う、システムアーキテクチャを例解する例示的なブロック線図である。
発明の詳細な記載
以下の記載は、任意の当業者が本発明を行いかつ用いることを可能にするために提示され、かつ本発明の特定の適用に照らして提供される。開示されている実施形態に対する様々な修正が、当業者にとって容易に明白になることになり、本明細書で定義されている一般原理を、本発明の範囲から逸脱することなく他の実施形態および適用に適用してよい。様々な実施形態および例への言及は本発明の範囲を限定せず、それは本明細書に添付されている請求の範囲によってのみ制限される。加えて、本明細書に明記されている任意の例は限定的ではなく、請求されている発明についての多くの考えられる実施形態のうちいくつかを単に明記するように意図されている。
本発明の本実施形態が実行されるプログラム環境は、汎用コンピュータまたは手持ち型コンピュータ等の専用機器を例解的に組み込む。このような機器(例えば、処理器、メモリ、データ保存器、表示器)の詳細を、明瞭性のために省略してよい。
本発明の技法を、様々な技術を用いて実施してよいことも理解される。例えば、本明細書に記載されている方法を、コンピュータシステム上で実行するソフトウェア内で実施するか、または、マイクロ処理器または他の特別に設計された特定用途向け集積回路、プログラム可能論理機器の組み合わせ、またはそれらの様々な組み合わせのどちらかを利用するハードウェアにて実施してよい。特に、本明細書に記載されている方法を、適切なコンピュータ可読媒体上に存在する一連のコンピュータ実行可能命令により実施してよい。適切なコンピュータ可読媒体としては、揮発性(例えば、RAM)および/または不揮発性(例えば、ROM、ディスク)のメモリ、搬送波および伝送媒体(例えば、銅線、同軸ケーブル、光ファイバ媒体)を挙げることができる。例示的な搬送波は、局所ネットワークに沿ってデジタルデータ流を運搬する電気信号、電磁信号、または光学信号、インターネット等の公的にアクセス可能なネットワーク、または何らかの他の通信リンクの形態をとることがある。
本発明は、施設または建物を照明するための装置に関する。本発明は、施設または建物を照明するためのシステムにも関する。本発明は、その装置を製造するための方法にさらに関する。本発明は、施設または建物を照明する方法にさらに関する。本発明は、施設内の照明装置を制御および/または監視する方法にさらに関する。本発明は、1つ以上のコンピュータ上で実行されるときに、施設内の照明装置を制御および/または監視する方法をコンピュータに行わせる命令を保存する、コンピュータ可読保存媒体にさらに関する。
従って、1つの態様では、本発明は、少なくとも1つの継電器、電力線通信モジュール、および処理器を備える、アドレス指定可能な光制御器を提供する。そのアドレス指定可能な光制御器は、手動オーバーライドをさらに備えることがある。その手動オーバーライドを、空間内で使用者が作動させることができる。その制御器は、その制御器の機能を調整するデータを表示する埋め込み型ウェブページをさらに備えることがある。その埋め込み型ウェブページにより、使用者により前記データを変更することが可能になり得る。その制御器は、少なくとも1つの電圧入力をさらに備えることがある。そのアドレス指定可能な光制御器は、少なくとも1つの感知素子をさらに備えることがある。その少なくとも1つの感知素子を、受動型赤外線感知器、および光レベル感知器から成る群から選択してよい。その少なくとも1つの感知素子を、その制御器から離れた場所に設置してよく、かつ前記制御器と論理的関係にあってよい。その少なくとも1つの感知素子は、前記少なくとも1つの感知素子の手動調節のための少なくとも1つの電位差計をさらに含むことがある。
別の態様では、本発明は、電力線ネットワークに接続された少なくとも1つのアドレス指定可能な光制御器、少なくとも1つの光固定具、を備える、空間を照明するためのシステムを提供し、前記少なくとも1つの光固定具が、その少なくとも1つのアドレス指定可能な光制御器に連結され、かつ、前記少なくとも1つのアドレス指定可能な光制御器が、追加の配線の設置なしに既存の標準的な光スイッチを交換するように構成される。そのシステムは、フロントエンド、少なくとも1つのイーサネット(登録商標)対電力線ルータ、少なくとも1つのウェブサーバ、イーサネット(登録商標)対電力線ルータ/ウェブサーバの少なくとも1つの組み合わせ、または少なくとも1つのバラストをさらに備えることがあり、前記バラストは、その少なくとも1つのアドレス指定可能な光制御器に接続される。
なお別の態様では、本発明は、空間内の照明を制御する方法を提供し、その方法は、空間内の運動を検出することと、アドレス指定可能な光制御器内の継電器の状態を点検することと、その継電器が活性化されるときに、時間遅延カウントダウンを開始することと、時間遅延の終了の際にその継電器を不活性化することと、周囲光レベルについて光レベル感知器を点検することと、前記周囲光レベルを使用者により定義される設定点と比較することと、その周囲光レベルがその使用者により定義される設定点を下回るときに、その継電器を活性化することと、を備える。その方法は、その時間遅延カウントダウンが開始されるときに、操作状態を承認部に送信することをさらに備えることがある。
なおさらなる一態様では、本発明は、空間内の照明を制御する方法を提供し、その方法は、空間内の運動を検出することと、減光可能なバラストに連結されたアナログ出力の状態を点検することと、そのアナログ出力が活性化されるときに、時間遅延カウントダウンを開始することと、時間遅延の終了の際にそのアナログ出力を0に下降させることと、周囲光レベルについて光レベル感知器を点検することと、前記周囲光レベルを使用者により定義される設定点と比較することと、設定時間分にわたりそのアナログ出力を設定値に保持することと、その時間遅延カウントダウンの終了について点検することと、その周囲光レベルがその使用者により定義される設定点を下回るときに、その周囲光レベルがその使用者により定義される設定点に一致するまで、そのアナログ出力を上昇させることと、を備える。その方法は、手動オーバーライドを作動させることと、そのアナログ出力の状態を再点検することと、そのアナログ出力が活性化されないときに、その周囲光レベルについてその光レベル感知器を再点検することと、そのアナログ出力が活性化されるときに、そのアナログ出力を0に下降させることと、をさらに備えることがある。
別の態様では、本発明は、1つ以上のコンピュータ上で実行されるときに、上記に明記されている空間内の照明を制御する方法をコンピュータに行わせる命令を保存する、コンピュータ可読保存媒体を提供する。
有利には、本発明は追加の配線の設置を排除し、建物の既存の電力送達基盤を利用する。例えば、本発明は、既存の照明バラストのアドレス指定可能性および制御を、それらの交換を必要とすることなく提供する。本発明は、スイッチへの3線式電力、固定具への3線式電力、スイッチへの2線、3方向および4方向の切り替え、および減光適用を含む、概して商業空間および居住空間内に見られる配線構成を提供する。
本発明の1つの実施形態では、照明制御スイッチ装置(以下、「照明制御器」または「制御器」と称される)は、標準的な単一群の光スイッチのおおよその寸法にて設けられ、かつ、機器を接続箱に締結するための標準的な取り付け金具等の、電気工が光スイッチ内に見つけることを予想する標準的な素子を包含する。
設置は、既存の光スイッチを本発明の制御器と交換することを伴う。図11を参照すると、配線の方法は、本明細書に参照により組み込まれる(図中の接地配線が暗示されている)、国家電気規程(NFPA 70)に準拠する全ての光スイッチにとって標準的な同じ3線式設置である。標準的な安全対策を遵守するものの、既存の面板およびスイッチは接続箱から取り外される。次に、制御器は、標準的なワイヤーナットを用いて接続箱内の既存の電線に取り付けられる、三(3)−6インチで色分けされた外部の導線、または業界の最良実施に沿う他の方法を提供することができる。適切に配線された時点で、制御器は元のスイッチと同様に接続箱に固定され、標準的な装飾様式の面板は機器上に取り付けられる。
従って、資格のある電気工による物理的設置は特別な訓練を必要とせず、完了するのに最小量の時間を必要とする(おおよそ8分)。そのようなものとして、その形状因子はより低い設置費用に寄与する。
図1および図2に示されている実施形態は、制御器が備えることがある感知素子と関連する論理を詳述する。
照明制御器は2つの領域の機能性を備える:(例えば、手動押しボタンを経由する)通信および手動オーバーライド。その制御器は、感知等の、追加の領域の機能性を備えることがある。その制御器の感知素子は、利用可能なルクスレベル、および受動型赤外線(「PIR」)感知等の、いくつかの種類の空間感知を伴うことがある。図1を参照すると、1つの実施形態では、制御器100は、手動かまたはソフトウェア内のどちらかで構成された調節可能な設定点を有する光レベル感知器150を包含することがある。手動オーバーライドつまり手動押しボタン140の後ろ等の、それに近接して配置された1つ以上の電位差計により、手動調節を提供してよい。光レベル感知器150の機能は、空間181内の利用可能な光を決定し、その条件に基づいてその回路上の固定具180を活性化することを可能にすることである。変成器(XFMR)120は制御器に電力を供給し、それは、好ましくは、内部電子機器用に120V ACを5V DCに変換する逓減型変成器である。他の実施形態では、XFMR120の構成部は、110/120V AC乃至220/240/277V ACに、または随意に220/240/277V ACおよび347V ACに有効である切り替え型電源を指すこともあり、かつ信号注入用の1つまたは複数の追加の回路を備えることがある。従って、図中では、構成部XFMR120は電源および信号注入も表すことがあるが、単純さおよび簡潔さのために、その図はXFMRのみを指す。
当業者により理解されることになるように、照明制御器の変形が異なる照明構成にとって望ましい。図2を参照すると、制御器101はこのような変形の1つの例であり、それは、単一のフレネルレンズを通じて数々の赤外線放出を受け、かつ人間の熱特徴を有する物体による移動を検出する、PIR感知器151を追加的に含むことがある。周囲のものに対する特定の差異の熱特徴が、1つの赤外線場から別のものへ空間181内を通過する場合に、電圧が感知器内で誘導される。その誘導の際に、機械的継電器または電子固体状態継電器等の継電器130は、オフ位置において状態を反転し、その回路上の固定具180を活性化する。PIR感知器151の電圧を内部でデジタル化し、アナログ電圧の代わりにデジタル流として扱ってよい。
同時に、時間遅延を、論理中央部109において制御器101内で開始することができる。時間遅延の終わりに、空間181内で感知される運動がそれ以上ない場合に、継電器130は不活性化することになり、光は消えることになる。感知器151が時間遅延の最中に運動をまさに自記する場合に、そのカウントダウンが再び始まることになる。その感知器の感度および各制御器101に対する時間遅延を、手動かまたはソフトウェア内のどちらかで制御してよい。手動オーバーライド140の後ろ等の、それに近接して配置された1つ以上の電位差計により、手動調節を提供してよい。制御器101内の感知素子は無駄な照明の使用を効率的に排除し、変化する環境条件に反応して照明システムの自動化された応答を可能にする。
制御器100、101は、基板上BPL通信スタック110を含むことがあり、それは、BPLトランシーバのIP性能を介して小型ウェブサーバとしての役割を果たすことができる。制御器100、101は、使用者がその制御器を監視および構成することができるように、その制御器の機能を調整する変数および定数を表示する埋め込み型ウェブページを提供することができる。このウェブページには、各制御器のIPアドレスを介してアクセスすることができる。
制御器100、101およびフロントエンド・ウェブサーバの間における通信は、少なくとも2つの機能的な目的のために存在する。第一に、そのスイッチは、その空間における任意の状態変化の際に、そのフロントエンドに状態を返信することができる。第二に、そのスイッチは、フロントエンド200から送信された任意の予定された指令または上書き指令を受信し、かつそれに応答する。
本発明の制御器はアドレス指定可能であり、互いに直接的に通信することもできる。例えば、単一の制御器を、1つ以上の他の制御器を制御するために用いることができる。
その制御器の主被覆部の後に、小さい制御盤を配置してよい。その制御盤により、資格のある使用者が、独立モードおよびネットワーク化モードの中間でその制御器をトグルすることが可能になる。その制御盤により、PIR感度、計時器遅延設定、および光レベル設定点等の、他の操作パラメータの手動操縦も可能になる。
制御器100、101の手動オーバーライド140は、その露出面上に直接的に存在することがあり、かつ手動作動を可能にする任意の形状にあってよい。好ましくは、その手動オーバーライドは、標準的な装飾様式の光スイッチ内にて、ロッカスイッチまたはボタンとの美的一貫性を維持することになる。空間181内にて使用者に押下された時点で、手動オーバーライド140は継電器130の現在の状態を反転し、光をオフであった場合にオンにし、オンであった場合にオフにすることになる。停電の場合に、その停電より前に活性化されていた固定具180が、いかなる指令もさらなる対話もなく、電力が復旧した時点で再び活性化することになるように、継電器130自体はラッチすることができる。
いくつかの制御システムでは、手動指令は、承認用の主幹/中央制御器とのポーリングおよび監督の関係に依存する。本発明は、そのスイッチにおいて1つまたは複数の光をオンまたはオフにするために、ネットワーク通信を必要としない。制御器100、101上の手動オーバーライド140を、制御継電器130と電気的に連動させてよい。制御器100または101が電力を供給される限り、継電器130は手動オーバーライド140の作動時に作動することになる。これにより、任意のシステムソフトウェアまたはネットワーク管理機能がインストールされ、構成され、および/または有効化されるより前に、制御器100、101が設置されかつ機能的であることが可能になる。有利には、計画管理および実際の実施の観点から、本発明は最小の休止時間環境を創出する。また、いかなる操作条件下においても、部屋の占有者は、その制御システムから独立している照明環境を完全に管理することができる。空間181内にて光つまり固定具180をオンまたはオフにするのに必要な、論理関係またはネットワークに基づく関係は何もなく、それは使用者経験および安全にとって重要である。
好ましくは、その制御器は、極性に敏感なスイッチと競合することがある任意のネットワークの上書きを相殺するように、中立位置へ常に戻る作動器を用いるスイッチを使用する。
他の実施形態では、その制御器は、手動オーバーライド140に沿って、最も好ましくはその底部に沿って配置された薄いLEDストリップを包含することがある。そのLEDは三色(赤−青−緑)であってよく、かつ、使用者に情報を伝達するフロントエンド・ソフトウェア内にて、構成特性を通じて操縦してよい。
内部で(運動検出器を用いて)、または外部の運動検出器用のデジタル入力(例えば、24V)、または1つの入力および1つの出力を用いて運動検出を行い、外部の運動検出器および光検出器との通信を確立することができる。1つの実施形態では、その制御器は、受動型赤外線(PIR)運動検出器等の、追加の感知器または検出器を備えることがある。PIR感知器151を、好ましくは、その手動オーバーライドスイッチまたはボタンの下に直接的に配置してよい。
制御器100、101は、様々な操作モードを有効化する。例えば、「手動オン/自動オフ」モードでは、PIR感知器151を、時間遅延の終わりに継電器130を不活性化のみするように構成することができる。これにより、部屋の占有者は、PIR感知器151が占有を感知する結果としてその固定具を活性化させる前に、部屋内の周囲光が彼らの目的には十分であるかどうかを判定することが可能になる。別のモードとしては、制御器100、101の自動機能をオーバーライドし、それらを任意のネットワークから効果的に切断する、「手動オン/手動オフ」を挙げることができる。その制御器は、ネットワーク通信を有効化または無効化するネットワーク−手動スイッチをさらに備えることがある。その制御器は、その制御器が、構成に基づいて自動的にその光を切り替え、継電器130を活性化することによりその光を強制的にオンにし、または継電器130を不活性化することによりその光を強制的にオフにすることを可能にする、オート、オン、オフのスイッチを追加的に備えることがある。
なお別のモードとしては、完全に自動化された固定具180の制御を提供する、ソフトウェア内における構成特性を介する「自動オン/自動オフ」を挙げることができる。図3を参照すると、「自動オン/自動オフ」制御用の感知論理が、PIR感知器151を含む制御器101について示されている。最初に(ステップ300)、PIR感知器151が運動を検知しなければ(ステップ301)、継電器130は活性化されず、オフのままであることになる(ステップ302)。PIR感知器151が運動を感知するときに、継電器130は活性化されるかどうかについて点検される(ステップ304)。継電器130が既に活性化されている場合に、時間遅延カウントダウンが再設定される(ステップ307)。カウントダウン遅延の経過の際に(ステップ308)、その継電器は活性化されるかどうかについて再び点検され(ステップ309)、もしそうならば、不活性化される(ステップ311)。ステップ309にて、継電器130が活性化されなければ、オフのままであることになる(ステップ302)。
継電器130がステップ304にて活性化されないことが判明しているときに、光レベル感知器150は、利用可能な光が使用者により定義されるルクス設定点を上回るかどうかについて点検され(ステップ313)、もしそうならば、継電器130はオフのままにされることになる(ステップ302)。利用可能な光が、ステップ313にて使用者により定義されるルクス設定点を下回ることが判明している場合に、継電器130が活性化され(ステップ315)、時間遅延カウントダウンが開始され(ステップ316)、操作状態が承認部に送信されることがある(ステップ317)。ステップ315、316、および317は、任意の順番でまたは平行して起こることがある。その承認部は、管理者により構成されるとおりの任意のフロントエンドであってよい。
別の実施形態では、その制御器は、基板上に追加の継電器を含むことがある。例えば、二継電器設計によりその部屋内にて2つのレベルの照明が可能になり、それにより、第一のレベルが全ての接続された固定具をオンにすることになり、第二のレベルがより少数のその接続された固定具のみをオンにすることになる。両方の回路を、同じ手動オーバーライドボタンを用いて制御することができる。例えば、単一の押しは第一の回路を活性化することができ、第二の押しは第二の回路を活性化することができ、第三の押しは両方を不活性化することができる。
空隙スイッチ等の、主要な市場の国家および地方自治体の規程の要件として必要な全ての特徴を、その制御器に組み込むことができる。
従って、その制御器は、占有、周囲光、時間予定表の参照、および建物の全体の電気消費量を含む、照明固定具の状態に基づく、その中にそれが存在する空間のいくつかの条件を制御することができる。
有利には、その制御器は、単一群のスイッチに対する電力、複数群のスイッチに対する電力、小区域分けされた照明用の主幹制御器、および双対回路切り替えを含む、いくつかの回路構成をアドレス指定する。その制御器を、110Vから277Vまで、または220から347Vまでの範囲内等の、任意の電圧環境にて動作するように構築してよい。
図4を参照すると、1つの実施形態では、その照明制御器を3つの基板から構築してよい:(i)その制御器に電力を供給し、かつ電力線190とインターフェース接続し、そこで高電圧部分が包含される電源基板400、(ii)伝送媒体としてその電力線を用いて、局所制御器および中央システムの間における通信を可能にするモデム基板450、および(iii)その制御器の論理機能性を提供する制御器基板500。論理機能性としては、使用者との機械的インターフェース、時間、光および運動の感度調節、オン/オート/オフスイッチ、マニュアル/オートスイッチ、および瞬時スイッチ、運動検出、および光感知を挙げることができるが、それらに限定されない。
その前板内に配置された手動オーバーライドスイッチ140は、電力継電器130をトグルする。そのトグリングおよびラッチング機能は、専用回路を用いるハードウェア内か、またはそのソフトウェア制御器を用いるソフトウェア内のどちらかで実施される。
そのモードに応じて、その運動検出器はその継電器をオンにするか、または、手動オーバーライドスイッチ140に近接し、その前板内に配置された時間調節により設定される設定時間の後に運動が検出されないときにオフにすることができる。同じくその瞬時スイッチに近接し、その前板内に配置された感度調節を用いて、運動の感度を変更することができる。
その周囲照明が、その瞬時スイッチに近接し、その前板内に配置された光調節により設定された値よりも高い場合に、自動的にオンにすることを妨害することができる。その手動オーバーライドスイッチのオン/オート/オフは、そのスイッチの自動機能性をオーバーライドする。
中央システムとの通信は、その電力線を用いて有効化される。その継電器の状態およびその局所調節を監視およびオーバーライドすることができるが、そのスイッチがオートモードにある場合のみである。
図4を参照すると、電源基板400は、高圧放電による電磁妨害(EMI)の発生および損傷を避けるために、線間電圧の調節を行うフィルタおよびサージ保護具401を含む。24Vの電源403は、典型的な4ワットの最大出力を伴い、85乃至305Vまたは220乃至347V ACに及ぶ調節された線間電圧402を、24V DC(404)に変換するために設けられる。5Vの電源405は、典型的な1アンペアの最大出力電流を伴い、その直流を24V DCから5V DC(406)に変換するために設けられる。電力継電器130が設けられ、かつ24V DCの電源403に、ならびに制御器基板500に接続される。電力継電器130はデフォルトで開であり、かつ光器具180、バラスト等にも接続される。電力継電器130は、好ましくは、10Aで277Vまたは347V ACの継電器である。モデムサージ保護具407は、モデム基板450上のモデムフィルタ458に接続され、電力線モデム454を高圧放電から保護する。
モデム基板450は、5Vから1.4V(452)に変換し、典型的な2アンペアの最大出力電流を伴い、電力線モデム454に電力を供給する、1.4Vの電源451を含む。統合された電力線モデム454が設けられ、それは好ましくはRAMおよびフラッシュ保存メモリを含む。モデムインターフェース456は、伝送および受信用の信号調節器を統合するために設けられる。モデムフィルタ458は、受動型信号フィルタとして設けられる。
図5を参照すると、制御器基板500は、5Vから3.3V(453)に変換し、典型的な0.3アンペアの最大出力電流を伴い、処理器502、およびそのモデム基板内に配置されたフラッシュ保存メモリおよびRAMメモリに電力を供給する、低雑音で3.3Vの電源501を含む。処理器502は、好ましくは統合され、かつアプリケーション・ソフトウェアを実行し、その制御器の全ての論理機能を行うことができる。その制御器は、透過型ブリッジとして電力線モデム454を用いて、中央システムとの通信プロトコルを実装する。光感知器150は、その周囲照明を測定するために設けられる。随意に、焦電性または受動型の赤外線運動検出器151を、好ましくはフレネルレンズと併せて、その周囲温度とは異なる温度を有する身体の運動を検出するために設けてよい。その運動検出器は、その運動量を処理器502にデジタル的に伝送する。調節可能な電位差計155を設け、使用者が時間、光、および感度の所望の値を設定することができるように、処理器502に接続することができる。スイッチ141が設けられ、オートおよび強制的なオン、オフ、またはマニュアルの間で機能性を切り替えるために、処理器502に接続される。継電論理制御回路503は、電力継電器130を駆動し、処理器502とインターフェース接続し、(手動オーバーライド140としての役割を果たす)瞬時スイッチ131のための跳ね返り止め、および任意の補助機能を行うために設けられる。瞬時スイッチ131が設けられ、使用者がその制御器とは独立してその継電器を作動させる(すなわち、その光をオン/オフにする)ことができるように、継電論理制御器503に接続される。
本発明の別の実施形態では、遠隔スイッチ制御器が、その自動送り機構がそのスイッチ群内に配置されない配線構成にて固定具の作動を提供することができる、低費用で遠隔の切り替え機器として設けられる。その遠隔スイッチ制御器は、その照明制御器と同様の筐体を有することがあるが、感知素子(例えば、光感知器)を備えることはないだろう。その遠隔スイッチ制御器は、切り替え手段として瞬時契約スイッチを備えることもある。手動押しボタンおよび三色LEDを含めてよい。そのLEDの色を、ソフトウェア構成を通じてではなく、そのスイッチの基板上のジャンパにより決定してよい。遠隔スイッチ制御器107は、図12および図13に示されているように制御器100(または、図17に示されているように制御器101)、または、図14および図15に示されているように、下記にさらに詳細に記載されている、固定具取り付け制御器102の下に位置することができる。遠隔スイッチ制御器107を、図12に示されているような2線式構成にて、または図13に示されているような3線式構成にて、通常の光スイッチと同様に設置してよい。従って、遠隔スイッチ制御器107は、1つ以上の遠隔スイッチ制御器107が上述の機器の何れか、および同じく占有者用の照明システムとの単一の対話点と対にされるときに、いくつもの異なる多方向の切り替え計画の解決法を提供する。有利には、使用してよい遠隔スイッチ制御器107の数には、実用限界は全くない。さらに、図12に示されている例示的な構成は、従来の多方向スイッチ間に存在する第三の電線(「移動具」と称される)の使用を省略し、それにより設置の複雑さを低減することができる。
本発明の別の実施形態では、固定具取り付け制御器102が設けられ、それは2つの機能的構成をアドレス指定する。図6を参照すると、固定具取り付け制御器102は、電力がそのスイッチの代わりに固定具180に流される時に、オン/オフ計画にて遠隔スイッチ制御器107とインターフェース接続する。遠隔スイッチ制御器107から送信された信号は、固定具取り付け制御器102の基板上の120Vの汎用入力に直接的に流れ込み、その後、バラスト20への電力を制御するように、基板上のラッチング継電器130内に応答を引き起こす。
図7を参照すると、減光計画では、固定具取り付け制御器103は、固定具取り付け制御器102内にアナログ出力132を設けられ、同じ120Vの汎用入力を通じて遠隔スイッチ制御器107と連結する。固定具取り付け制御器103からのアナログ出力132は、任意の標準的な減光可能なバラスト21上の0−10Vまたは4−20mAの入力内に直接的に配線する。
どちらの計画でも、その固定具取り付け制御器(102または103)を、いかなる蛍光性の固定具のバラストの配線管内に設置してもよい。
好ましくは、固定具取り付け制御器102、103は、制御器100または101の同じ電力線通信およびウェブサーバの性能を含む。オン/オフ適用でも減光適用でも、固定具取り付け制御器102、103は、状態更新または利用履歴を中央ウェブサーバに返信することができる。その固定具取り付け制御器は、オン/オフまたは周囲光レベルの設定点のどちらかで、そのフロントエンドから、状態変化のオーバーライドにも応答する。照明制御器100と同様に、1つ以上の遠隔スイッチ制御器107および/または照明制御器100、101の使用と組み合わせるときに、その空間における固定具取り付け制御器102、103の手動操作には、ネットワーク通信は全く必要でない。
その固定具取り付け制御器は、固定具への電力、中央接触器盤、アドレス指定可能な小区域分け、および双対回路切り替えを含む、いくつかの回路構成をアドレス指定する。その固定具取り付け制御器を、110Vから277Vまで、または220Vから347Vまでの範囲内等の、任意の電圧環境にて動作するように構築することができる。その固定具取り付け制御器は、パルス幅変調を通じて、オン/オフ指令および減光制御を区別することができる。さらに、その固定具取り付け制御器は、三重または四重の回路切り替え等の、多重の回路切り替えを提供することができる。
その固定具取り付け制御器を、開花した管の固定具の、バラスト隔室としても知られる配線管内に取り付けるために提供してよい。その固定具取り付け制御器の設置は、その機器を取り付けることに関してその照明制御器とは異なる。その固定具取り付け制御器に、標準的な配線管への単純な取り付けのための取り付け用ツマミを設けてよい。その電気的接続は、図14に示されているように、その照明制御器内に設けられているものと同様である。固定具部分15の配線管内では、その配線構成は、単一の機器、バラスト20自体を占める。その回路に第二の機器を導入することは配線継手を必要とするが、そのシステム統合性を損なうことはないだろう。固定具取り付け制御器102の設置は、完了するのに最小量の時間を必要とする(資格のある電気工についてはおおよそ12分)。その配線構成は、減光設置について、すなわち、固定具取り付け制御器103が、バラスト減光信号19の制御を通じてバラスト21に接続している状態で、図15に示されている。
その意図された取り付け場所のために、その固定具取り付け制御器は、所与の空間内で機能し、占有者からの指令を解釈するために、周辺の構成部を必要とする。その固定具取り付け制御器は、下記にさらに詳細に記載されている、図16で示されている論理対話により例示されているように、その空間から情報を集めるために、遠隔スイッチ制御器、ならびに、下記にさらに詳細に記載されている、占有感知器およびルクス感知器とインターフェース接続することができる。その固定具取り付け制御器は、そうするようにとのネットワーク指令を受信した後に、その中の1つまたは複数の継電器を活性化する、ネットワークを有効化された切り替え機構としての役割を果たすこともできる。バラスト、モータ、ポンプ、暖房機、冷却機、および送風機を含むが、それらに限定されない様々な異なる機器を切り替えるために、その継電器を用いることができる。図中では、固定具180またはバラスト20、21に対する言及は、モータ、ポンプ、暖房機、冷却機、および送風機等の、他の切り替え可能な機器を指すこともあることが理解される。
別の実施形態では、その照明制御器または固定具取り付け制御器は、外部の運動および光検出器用の1つまたは複数のデジタル入力、およびその外部の運動および光検出を推進するための24V DCの出力をさらに備えることがある。
図9を参照すると、本発明の1つの実施形態では、遠隔PIR占有感知器装置105が、その空間のアーキテクチャまたは目的が占有感知器/スイッチの組み合わせを許容しない使用のために設けられる(以下、「占有感知器」と称される)。占有感知器105は、そのネットワーク上の任意の装置に通信し、好ましくは主幹/従属の論理的関係を介して、その照明制御器および/または固定具取り付け制御器のうち少なくとも1つに返信することができる。その感知器は、機能および通信するのに電力および中立点のみを必要とする壁または天井の取り付け機器であってよい。他の感知器は、電力と、電力用の中立線と、その照明制御器および/または固定具取り付け制御器に戻る信号伝送用の2つのねじれた対の低圧線と、を必要とすることがある。
図10を参照すると、本発明の別の実施形態では、遠隔光感知器装置106が、昼光採取システムにおける使用のために設けられる(以下、「ルクス感知器」と称される)。ルクス感知器106は、空間内の既存の光の量を測定し、その後、そのBPL通信スタック110を用いて、ネットワーク上の任意の装置に、好ましくは少なくとも1つの固定具取り付け制御器に、その情報を伝達することができる。その固定具取り付け制御器は、所望のフートキャンドルの設定点に達するまで、その部屋内の光レベルをゆっくりと上昇させることにより、既存の周囲光を補助することができる。ルクス感知器106は、占有感知器105と同様の天井または壁の取り付け筐体および同様の配線を用いる。
占有感知器105およびルクス感知器106の両方は、本発明の他方の装置と同様にその電力線に継ぎ当てしてよい、天井および/または壁の取り付け機器である。それらは、照明制御器および/または固定具取り付け制御器とそれらをインターフェース接続するために、電力および信号伝達線(4)を必要とする非通信機器であってもよい。
図16を参照すると、「オートオン」モードにある固定具取り付け制御器103を有する減光可能なバラスト21を制御するための論理が、感知制御および手動オーバーライドの両方と共に示されており、そのどちらもその固定具の照明を引き起こすことになる。接続された占有感知器105からの入力(入力600)をもって、そのPIRは運動について絶えず監視する。固定具取り付け制御器103への占有感知器105の論理的接続が、図17に示されているネットワークアーキテクチャ内に破線221により記号的に示されている。運動がステップ601で全く検出されない場合に、そのアナログ出力はオフのままであることになる(ステップ602)。運動がステップ601で検出されるときに、そのアナログ出力は最初に活性化されるかどうかについて点検され(ステップ604)、もしそうならば、時間遅延カウントダウンが再設定される(ステップ606)。その時間遅延が経過する際に(ステップ607)、そのアナログ出力は活性化されるかどうかについて点検され(ステップ608)、もしそうならば、そのアナログ出力は0に下降される(ステップ610)。そのアナログ出力がステップ608で活性化されない場合には、それはオフのままである(ステップ602)。
運動がステップ601で検出され、かつそのアナログ出力がステップ604で活性化されないときに、そのルクス感知器からの入力(入力614)が、その空間内の利用可能な光が使用者により定義されるルクス設定点を上回るかどうかについて点検するために用いられ(ステップ613)、もしそうならば、そのアナログ出力値は「t」秒の設定時間分にわたり保持されることになり、その後に、そのPIR活性化された時間遅延が経過したかどうかについて点検される(ステップ618)。「t」秒のステップ617の時間分は、好ましくはそのルクス感知器の入力走査速度に対応する。そのPIR活性化された時間遅延がステップ618で経過していない場合に、その順序はその空間内の利用可能な光を再点検するためにステップ613に戻る。そのPIR活性化された時間遅延がステップ618で経過した場合に、そのアナログ出力は0に下降される(ステップ623)。
その遠隔スイッチ制御器のオーバーライドが活性化されるどの時点でも、そのアナログ出力は活性化されるかどうかについて点検される(ステップ621)。もし活性化されなければ、その順序はその空間内の利用可能な光を点検するためにステップ613に戻る。もし既に活性化されていれば、そのアナログ出力は0に下降される(ステップ623)。
当業者により容易に理解されるように、バラスト出力を上昇させることにより、必要な光レベルのみが、そのルクス設定点に従ってその空間内に提供される。
その通信スタックのハードウェアは、照明制御器100または101について記載されているものと同様であり、そのファームウェア内に包含されるネットワーク変数において異なることになるだろう。
その固定具取り付け制御器は、そのシステムの機能的な態様が、建物内の物理的設置および配線における任意の変動にもかかわらず同じままであるように、その照明制御器の機能性を反映することができる。
図8を参照すると、本発明の別の実施形態では、その固定具取り付け制御器は、集中型接触器盤から制御を提供する多重継電器130を追加的に備えることがある。特にこの例に示されているように、使用者は、代替的な計画および回路当たりの低減した費用において、4つの入力144を固定具取り付け制御器104に適用してよい。1つ以上の線間電圧パルス入力160を、1つ以上の遠隔スイッチ制御器107からインターフェース接続し、1つ以上の場所からの多重回路の制御を可能にすることができる。
昼光採取システム(DH)は、末端使用者に常に十分な光を提供し、一方でその過程においてエネルギーを節約するために、感知制御および変調制御を組み合わせる。DHシステムは、光レベル(つまり、ルクス)感知器、変調制御器、および手動オーバーライドスイッチから成る。そのDHシステムの目標は、所与の占有された空間内に提供されるべきである、フートキャンドルの使用者により定義される設定点を満足させることである。そのルクス感知器は、利用可能な周囲光の量についてその空間から情報を集める。その情報に基づいて、その制御器は、その周囲光が補助されかつその設定点が満足されるように、その人工光源を変調する。利用可能な周囲光がその設定点より大きい場合に、その制御器はその固定具を完全に不活性化する。このようなDHシステムについては、固定具取り付け制御器103は、例えば、変調制御器として働き、その空間の必要性を満たすようにそのバラストを上または下に調節することができる。
本発明は、追加の機能性および利便性を提供するための、追加の独立型の遠隔感知装置を備える。例えば、光スイッチの場所は、扉の後ろに、つまりそれが制御する空間の占有された部分に面しない壁上にあってよい。従って、別個の遠隔感知器は、不適切な場所内での照明制御器の設置を補助するのに望ましい。本発明の遠隔感知器装置を、感度を調整するようにとの遠隔オーバーライドの指令を含む、上記に記載されている同じBPL通信スタックを備えるために、その光スイッチの場所から離れて便利に設置することができる。
1つの実施形態では、本発明は、全ての通信のoBIX(OASISの開放建物情報交換技術委員会)標準により定義されているとおりの標準的なXMLを使用し、それは本出願により参照により組み込まれる。これは、OEM市場および低費用展開に適切な、柔軟でIPに基づく機能性を提供する。
本発明の様々なスイッチ、制御器、および感知器を備える一例のシステムアーキテクチャが、図17に示されている。ネットワーク交通量を、電力線(220)を介してイーサネット(登録商標)ルータ210に、およびイーサネット(登録商標)・ネットワーク223に分割することができ、そのそれぞれはBPL通信機器のサブネットワークを支持することができる。同じネットワーク上の機器間の論理的結合221により、独立型の感知器(例えば、占有感知器105、ルクス感知器106)が、それらの対応する制御器(例えば、固定具取り付け制御器102、103、104)と直接的に通信することが可能になる。
1つの実施形態では、本発明は、電力線を通じる広帯域(BPL)ネットワークを介して通信性能を提供する。BPLネットワークは、ほとんどの商業用および工業用の電力線環境に見られる乱雑な誘導妨害に対処するのに十分に堅牢なネットワークを確立することができるために、以前に試みられた電力線ネットワーク照明の解決法とは著しく異なる。商業用および工業用の空間は、居住設定に見られるよりも重い設備を支持する。冷却機、ポンプ、可変周波数駆動、および他の工業用および製造用の設備は全て、その電力線基盤内で高レベルの誘導雑音に寄与する。
本発明は、各機器内にBPLモジュールを含むことがある。そのモジュールは標準化され、各実施形態に特有の機械的特徴において異なるのみである。そのBPL通信モジュールは一定のままであることがあるものの、各実施形態の性能を補助的なハードウェアおよびファームウェアにより定義してよい。BPLネットワークに接続された各機器は、その処理器に対して局所的なファームウェアプログラムに依存することになる。このファームウェアは、ネットワーク変数と呼ばれる、そのネットワークが指令を発しかつ状態を監視するために用いることになる、操作の順序ならびにデータ点の語彙を提供することになる。そのBPLモジュールは、例えば、媒体アクセス制御(MAC)アドレス等の、特有のハードウェアアドレスを含むことがある。そのネットワークにより、使用者が新たなファームウェア版を機器にダウンロードし、一方でそれらがシステム内にインストールされかつ動作することが可能になる。このファームウェアの例の版は、XML/SOAP、BACNetIP、BACNet MSTP、Modbus、LON、TCP/IP、SNMP、およびOBiX等の、利用可能な支持する工業標準プロトコルである。柔軟なプロトコルを許可する利点は、当該業界に見られるフロントエンドの大多数を支持することができることである。
そのBPLモジュールは、無線通信および電力線通信の間のブリッジを許可する無線機器統合等の、追加の特徴のための追加のポートを含むことがある。

Claims (21)

  1. アドレス指定可能な制御器であって、
    少なくとも1つの継電器と、
    電力線通信モジュールと、
    処理器と、
    を備える、アドレス指定可能な制御器。
  2. 前記制御器が、手動オーバーライドをさらに備える、請求項1に記載のアドレス指定可能な制御器。
  3. 前記手動オーバーライドが、空間内で使用者により作動される、請求項2に記載のアドレス指定可能な制御器。
  4. 前記制御器が、前記制御器の機能を調整するデータを表示する埋め込み型ウェブページをさらに備える、請求項1に記載のアドレス指定可能な制御器。
  5. 前記埋め込み型ウェブページにより、使用者により前記データを変更することが可能になる、請求項4に記載のアドレス指定可能な制御器。
  6. 前記制御器が、少なくとも1つの電圧入力をさらに備える、請求項1に記載のアドレス指定可能な制御器。
  7. 前記制御器が、少なくとも1つの感知素子をさらに備える、請求項1に記載のアドレス指定可能な制御器。
  8. 前記少なくとも1つの感知素子が、受動型赤外線感知器、および光レベル感知器から成る群から選択される、請求項7に記載のアドレス指定可能な制御器。
  9. 前記少なくとも1つの感知素子が、前記制御器から離れた場所に設置され、かつ前記制御器と論理的関係にある、請求項7に記載のアドレス指定可能な制御器。
  10. 前記少なくとも1つの感知素子が、前記少なくとも1つの感知素子の手動調節のための少なくとも1つの電位差計をさらに含む、請求項7に記載のアドレス指定可能な制御器。
  11. 空間を照明するためのシステムであって、
    電力線ネットワークに接続された少なくとも1つのアドレス指定可能な制御器と、
    少なくとも1つの光固定具と、を備え、
    前記少なくとも1つの光固定具が、前記少なくとも1つのアドレス指定可能な制御器に連結され、かつ、
    前記少なくとも1つのアドレス指定可能な制御器が、追加の配線の設置なしに既存の標準的な光スイッチを交換するように構成される、システム。
  12. 前記システムが、フロントエンドをさらに備える、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記システムが、少なくとも1つのイーサネット(登録商標)対電力線ルータをさらに備える、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記システムが、少なくとも1つのウェブサーバをさらに備える、請求項11に記載のシステム。
  15. 前記システムが、イーサネット(登録商標)対電力線ルータ/ウェブサーバの少なくとも1つの組み合わせをさらに備える、請求項11に記載のシステム。
  16. 前記システムが、少なくとも1つのバラストをさらに備え、前記バラストは、前記少なくとも1つのアドレス指定可能な制御器に接続される、請求項11に記載のシステム。
  17. 空間内の照明を制御する方法であって、
    空間内の運動を検出することと、
    アドレス指定可能な制御器内の継電器の状態を点検することと、
    前記継電器が活性化されるときに、時間遅延カウントダウンを開始することと、
    時間遅延の終了の際に前記継電器を不活性化することと、
    周囲光レベルについて光レベル感知器を点検することと、
    前記周囲光レベルを使用者により定義される設定点と比較することと、
    前記周囲光レベルが前記使用者により定義される設定点を下回るときに、前記継電器を活性化することと、
    を備える、方法。
  18. 前記方法が、
    前記時間遅延カウントダウンが開始されるときに、操作状態を承認部に送信すること、
    をさらに備える、請求項17に記載の方法。
  19. 空間内の照明を制御する方法であって、
    空間内の運動を検出することと、
    減光可能なバラストに連結されたアナログ出力の状態を点検することと、
    前記アナログ出力が活性化されるときに、時間遅延カウントダウンを開始することと、
    時間遅延の終了の際に前記アナログ出力を0に下降させることと、
    周囲光レベルについて光レベル感知器を点検することと、
    前記周囲光レベルを使用者により定義される設定点と比較することと、
    設定時間分にわたり前記アナログ出力を設定値に保持することと、
    前記時間遅延カウントダウンの終了について点検することと、
    前記周囲光レベルが前記使用者により定義される設定点を下回るときに、前記周囲光レベルが前記使用者により定義される設定点に一致するまで、前記アナログ出力を上昇させることと、
    を備える、方法。
  20. 前記方法が、
    手動オーバーライドを作動させることと、
    前記アナログ出力の状態を再点検することと、
    前記アナログ出力が活性化されないときに、前記周囲光レベルについて前記光レベル感知器を再点検することと、
    前記アナログ出力が活性化されるときに、前記アナログ出力を0に下降させることと、
    をさらに備える、請求項19に記載の方法。
  21. 1つ以上のコンピュータ上で実行されるときに、請求項17〜20のいずれか一項における、空間内の照明を制御する方法をコンピュータに行わせる命令を保存する、コンピュータ可読保存媒体。
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