JP2013501971A - コンテンツサービスの消費の制御のための方法および装置 - Google Patents

Abstract

少なくとも１つの高分子電解質膜燃料電池と、燃料フローを供給する燃料送出手段とを有する燃料電池アセンブリ（５）を備える燃料電池装置（１０）。装置は、始動フェーズの間に、燃料フローが所定のレベルまで増加し、かつ／または酸素濃度が所定のレベルまで減少するまで、燃料電池アセンブリに入る燃料を燃焼させる予備燃焼手段（４）を備える。少なくとも１つの高分子電解質膜燃料電池と、燃料フローを提供する燃料送出手段とを有する燃料電池アセンブリ（５）を備える燃料電池装置（１０）を動作させる方法。この方法は、始動フェーズを開始して燃料送出手段に燃料フローを送出させ、それによって予備燃焼手段（４）が燃料電池アセンブリに入る燃料を燃焼し尽くすステップと、燃料フローおよび／または酸素濃度を監視するステップと、燃料フローが所定のレベルまで増加するとき、かつ／または酸素濃度が所定のレベルまで減少するとき、始動フェーズから発電フェーズに切り換わるステップとを含む。

Description

本発明は、一般に、コンテンツサービスの消費、すなわち、コンテンツサービス、例えばモバイルテレビサービスへのユーザのアクセスの制御のための方法および装置に関する。

ユーザによるコンテンツサービスへのアクセスの一種類の制御は、ペアレンタルコントロール（ｐａｒｅｎｔａｌ ｃｏｎｔｒｏｌ：親による制御）と呼ばれる。ペアレンタルコントロールは、親に、自分の子供がどのコンテンツおよびサービスにアクセスすることを許可されるかを制御するための自動化ツールを提供する。典型的には、これは、ディジタルテレビサービス、コンピュータおよびビデオゲーム、携帯電話、コンピュータソフトウェアなどに含まれる任意選択の機能である。

普通、ペアレンタルコントロールは、以下の３つのカテゴリに分類され得る機能を使用することにより実施することができる。
１．コンテンツフィルタ：年齢に応じたコンテンツ、特定の機器のための、または特定のユーザグループのためのコンテンツなどへのアクセスを制限する。
２．利用制御：利用に時間制限を設け、または特定の種類の利用を禁止することにより、特定のコンテンツの利用を制約する。
３．コンテンツの位置および活動を追跡するための利用のモニタリング。

ペアレンタルコントロールはモバイルテレビには非常に有用である。というのは、コンテンツの中には子供に有害なものもあるからである。子供は、その親から承認を得る場合に限り、特定のコンテンツにアクセスすることを許可されることになる。

ペアレンタルコントロールが、モバイルテレビ領域内でＳＭＳ（Ｓｈｏｒｔ Ｍｅｓｓａｇｅ Ｓｅｒｖｉｃｅ）承認を使ってどのように実施されているかの実施例が、国際公開第２０１００１９０９５号パンフレットに記載されている。

子供が親の承認を必要とするコンテンツを購入しようとするときは、ショートメッセージが子供の親に送信される。年少者は、自分の親からＳＭＳ承認を受け取らない限り、それらのコンテンツを購入することができない。

先行技術の解決策では、ペアレンタルコントロールは、サービス注文手順に関連して実行される。したがって、あるコンテンツへのアクセスを制限することができるためには、サービス注文が実行される必要がある。しかし、コンテンツ提供者は、サービス発注の必要がなくアクセス制御を必要とするコンテンツを提供する場合もある。また、コンテンツを消費する前にサービス注文を実行する必要があることは、ユーザにとって不便であり、柔軟性を欠く場合もある。

本発明の目的は、前述の問題の少なくとも一部に対処することである。本発明の目的は、特に、ペアレンタルコントロールのより柔軟なサービス展開を実現することである。

前述のように、ペアレンタルコントロールの先行技術の解決策は、サービス発注期間とも呼ばれる、購入期間に関連して実施される。

ペアレンタルコントロールのより柔軟なサービス展開を実現するために、本発明の実施形態によれば、ペアレンタルコントロールは、サービス消費期間において実施される。その場合、運営者は、明確なサービス注文を必要としないコンテンツサービスを提供することができる。

サーバは、消費段階の間にコンテンツの要求に応答して、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージをクライアントに送信する。次いで、ＰＩＮコードなどのペアレンタルコントロール検証コードが、当初はユーザを認証するためのパスワードを目的とする認証フィールド内のフィールドに挿入される。それにより、たとえ明確なサービス注文が実行されない場合でさえも、ペアレンタルコントロールを実現することができる。

本発明の第１の態様によれば、サーバにおいて、許諾されたユーザ特有の親のレーティング（ｒａｔｉｎｇ：視聴制限）レベルを有するユーザによって消費されるコンテンツを制御するための方法が提供され、このように制御されるコンテンツは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているこの方法において、サーバは、ユーザによって使用されるクライアントから、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を受信し、次いでサーバは、要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているかどうかを検査する。要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている場合、サーバは、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを送信し、ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含むメッセージにおいてペアレンタルコントロール検証コードを受信する。最後に、ペアレンタルコントロール検証コードが検証される。

本発明の第２の態様によれば、ペアレンタルコントロールによって保護されたコンテンツへのアクセス権を取得することをクライアントのユーザに許可するためのクライアントにおける方法が提供される。ユーザは、許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有し、保護されたコンテンツは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている。方法において、クライアントは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求をコンテンツサーバに、送信する。要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている場合には、クライアントは、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを受信する。クライアントはユーザにペアレンタルコントロール検証コードを入力するよう促し、ペアレンタルコントロール検証コードを受信する。さらに、クライアントは、ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含むメッセージにおいて、ペアレンタルコントロール検証コードを送信する。

本発明の第３の態様によれば、許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有するユーザによって消費されるコンテンツを制御するためのサーバが提供され、このように制御されるコンテンツは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている。サーバは、ユーザによって使用されるクライアントから、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を受信するように構成された受信機と、要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているかどうかを検査するように構成されたプロセッサと、ペアレンタルコントロール検証が必要とされることを表示するメッセージを送信するように構成された送信機とを備える。受信機は、ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含むメッセージにおいて、ペアレンタルコントロール検証コードを受信するようにさらに構成されており、プロセッサは、ペアレンタルコントロール検証コードを検証するようにさらに構成される。

本発明の第４の態様によれば、ペアレンタルコントロールによって保護されたコンテンツへのアクセス権を取得することをクライアントのユーザに許可するためのクライアントが提供される。ユーザは、許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有し、保護されたコンテンツは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている。クライアントは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求をコンテンツサーバに送信するように構成された送信機と、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを受信するように構成された受信機と、ユーザにペアレンタルコントロール検証コードを入力するよう促し、ペアレンタルコントロール検証コードを受信するように構成された入力手段とを備える。また送信機は、ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含むメッセージにおいて、ペアレンタルコントロール検証コードを送信するようにさらに構成される。

本発明の実施形態の１つの利点は、解決策が、モバイルテレビにおいて使用されるべき信号に適合する、ＲＴＳＰ（リアルタイムストリーミングプロトコル）、ＨＴＴＰ（ハイパーテキスト転送プロトコル）、およびＳＩＰ（セッション開始プロトコル）の各メッセージの一部である基本アクセス認証、またはダイジェストアクセス認証に基づくものであることである。

次に本発明を、例示的実施形態により、添付の図面を参照してより詳細に説明する。

本発明による方法を示すシグナリング図である。 本発明の一実施形態による方法を示すシグナリング図である。 本発明の実施形態によるクライアントおよびコンテンツサーバを示すブロック図である。 本発明の実施形態による方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態による方法を示す流れ図である。

簡単に説明すると、本発明の実施形態は、サービス消費段階／期間の間に、すなわち、サービス発注期間とは独立に、コンテンツサービスへのアクセス制御を実施するための解決策を提供する。

クライアントという用語は、ここでは、コンテンツサーバと通信し、かつ／または情報を交換するためにユーザによって使用される装置に使用される。クライアントは、移動端末またはセットトップボックス（ＳＴＢ）とすることができる。

コンテンツという用語は、ここでは、映画やテレビ番組など、ユーザに提供される情報に使用される。

コンテンツ提供者という用語は、提供者、例えば要求されるコンテンツを提供する運営者である。コンテンツ提供者は、コンテンツおよび関連付けられるメタデータを提供する提供者である。エンドユーザに向けてコンテンツを提供するサーバは、コンテンツ提供者または運営者によって制御され得る。サーバが運営者によって制御される場合、コンテンツ提供者は、サーバに向けてコンテンツをアップロードする必要がある。

普通、ペアレンタルコントロールサービスを提供するサービス提供者は、エンドユーザの親のレーティングレベルの情報を所有するので、運営者と関連付けられている。したがって、ペアレンタルコントロールサービスを提供するサービス提供者は、典型的には、前述のコンテンツ提供者であり、しがたって、コンテンツサーバを制御することができる。それに応じて、ペアレンタルコントロールサービスを管理するサーバは、コンテンツを提供するサーバとすることができる。また、ペアレンタルコントロール機能の一部分はコンテンツサーバによって処理することができ、ペアレンタルコントロール機能の別の部分は補助サーバによって管理されることが意図され得る。

本明細書では、各コンテンツが親のレーティングレベルと関連付けられ、親のレーティングレベルはユーザとも関連付けられ得るものと仮定する。ユーザの親のレーティングレベルの関連付けは、ユーザの加入契約時に行われ得る。コンテンツの親のレーティングレベルがコンテンツを要求しているユーザの親のレーティングレベルより制限が厳しい場合、ユーザは、ユーザを制御することを許可された親によって許可が与えられる場合にだけコンテンツにアクセスすることができる。例えば、
親のレーティングレベル１は、５歳から許可されるコンテンツについて設定され、
親のレーティングレベル２は、７歳から許可されるコンテンツについて設定され、
親のレーティングレベル３は、９歳から許可されるコンテンツについて設定される、などである。

一の親のレーティングは、子供の親によって子供のために設定され、子供はクライアントのユーザである。子供についての親のレーティングが２に設定されている場合には、２より高い親のレーティングレベルを有する各コンテンツは、子供の親によって制御される必要がある。ペアレンタルコントロールと関連付けられる機能は、２つの表を必要とする。１つの表は、ユーザに関連した情報、すなわち、ユーザの親のレーティングレベル、ユーザのＰＩＮコード、およびユーザ識別情報を含む。

もう１つの表は、コンテンツに関連した情報、すなわち、コンテンツの親のレーティングレベルおよびコンテンツ識別情報を含む。

したがって、これら２つの表の情報は、コンテンツサーバにおいて、もしくはコンテンツサーバに接続された補助サーバにおいて、またはコンテンツサーバと補助サーバ両方の組み合わせにおいて実施され得る。

次に、本発明の方法を以下の例によって説明する。方法は、コンテンツサーバおよびクライアントにおいてサービス消費期間の間に、すなわち、サービス発注期間の後に実行される。またコンテンツサーバは、ストリーミングサーバまたはダウンロードサーバとも呼ばれ得ることに留意すべきである。

次に、シグナリング図を示す図１を参照して、ストリーミングメディアについて、コンテンツサーバとクライアントにおいてペアレンタルコントロールを実行するための手順を説明する。しかし、本発明はストリーミングだけに限定されるものではなく、説明する手順は、任意選択で、当業者によって実現される際に、例えば、ダウンロード、ＩＭＳ（インターネットプロトコルマルチメディアサブシステム）などに適用されるように適合することもできることを理解すべきである。この手順は、例えば、モバイルテレビにおいて実施されてもよく、モバイルテレビは、典型的には、ストリーミング、ダウンロードによって、またはＩＭＳベースで実施される。

以下のシナリオでは、ストリーミングの場合を説明する。

まず、クライアントとサーバの間のセッションがセットアップされる。このセッションセットアップの間に、クライアントは許可される。図１に示す第１のステップ１０１において、クライアントは、親のレーティングレベルと関連付けられているコンテンツを要求する。コンテンツの親のレーティングレベルは、コンテンツを要求するユーザの親のレーティングレベルと比較される１０２。この比較は、コンテンツを提供するサービスにおいて行うこともでき、またはコンテンツを提供するサーバに接続された補助サーバにおいて行うこともできる。コンテンツの親のレーティングレベルがユーザの親のレーティングレベルより制限が厳しくない場合には、要求されたコンテンツが提供される（図１に示さず）。そうではなく、コンテンツの親のレーティングレベルがユーザの親のレーティングレベルより制限が厳しい場合には、サーバはクライアントに、要求されたコンテンツを獲得するためにはＰＩＮコードといったペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを送信する１０３。

クライアントは、ここではＰＩＮコードで例示されているペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを解釈するように構成されており、ユーザにＰＩＮコードを要求する。クライアントは、それに応じてユーザがＰＩＮコードを入力するのを許可する。ユーザは、典型的には、ユーザのコンテンツ消費に責任を負う親または別の人にＰＩＮコードを入力するよう求めるはずである。親は、このようにして、例えば子供のユーザのコンテンツ消費を制御することができる。次いで、クライアントは、サーバに送信されるメッセージのパスワードフィールドにＰＩＮコードを挿入する。

サーバは、それ自体で、または補助サーバによってＰＩＮコードを検証する１０６。ＰＩＮコードが正しい場合、ＯＫメッセージがクライアントに送信され１０７ａ、要求されたコンテンツが配信される１０８。ＰＩＮコードが正しくない場合、「ＮＯＴ ＯＫ」メッセージがクライアントに送信される１０７ｂ。

次に、本発明の具体的実施形態を図２に関連して説明する。図２には、ダイジェスト認証が使用されるときのシーケンスが説明されており、ストリーミングメディアなどのコンテンツを求める最初のＲＴＳＰ要求はＲＴＳＰ ＤＥＳＣＲＩＢＥであり、既存の認証機構を再利用する。

この実施形態では、コンテンツを要求するクライアントからサーバへのメッセージ２０１はＲＴＳＰ ＤＥＳＣＲＩＢＥメッセージである。サーバは、コンテンツの親のレーティングレベルが、ユーザについて許諾されたレベルより制限が厳しいことを検出した場合、［ＲＦＣ２３２６］に記載されているステータスコード４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄ（許可されていない）で応答し２０３、それによって、上記の入力パラメータを用いた基本認証またはダイジェスト認証を開始する。したがって、サーバは、クライアントごとに、クライアントと関連付けられた許諾レベルを上記表１に示されるような１つのペアレンタルコントロール検証コードと一緒に記憶する（また、このレベルは、おそらくは、いくつかのレーティングシステムにマップされる）。

ステータスコード４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄは、クライアントへのＷＷＷ−Ａｕｔｈｅｎｔｉｃａｔｅヘッダを含む。ＷＷＷ−Ａｕｔｈｅｎｔｉｃａｔｅヘッダでは、基本認証またはダイジェスト認証が使用され得る。本発明によれば、クライアントについてペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するのにプレフィックスが使用され、これは、レルム（ｒｅａｌｍ）フィールドを、レーティングレベルについてのある識別子と連結された「ｐａｒｅｎｔａｌ＿ｃｏｎｔｒｏｌ＠」とすることによって実現され得る。例えば、プレフィックスは、「ｐａｒｅｎｔａｌ＿ｃｏｎｔｒｏｌ＠ｌｅｖｅｌ３＿ｐｒｏｖｉｄｅｒ．ｃｏｍ」などとすることができる。このプレフィックスにより、クライアントが、４０１ステータスコードが先行技術の場合と同様にユーザの認証を要求するために使用される場合と、４０１ステータスコードが本発明に従ってペアレンタルコントロール検証のために使用される場合との違いを知ることが可能になる。

クライアントは、この実施形態に従ってステータスコード４０１を受信すると、ユーザがＰＩＮコードを入力するためのダイアログをプロンプト表示する２０４。現在の認証機構を再利用するときには、ユーザ名フィールドおよびパスワードフィールドが記入される必要がある。したがって、この実施形態によれば、ユーザ名フィールドはＭＳＩＳＤＮの文字列表現であり、パスワードフィールドはペアレンタルコントロールＰＩＮコードの文字列提示である。例えば、ｕｓｅｒｎａｍｅ＝７９２６１２３４５６７、ｐａｓｓｗｏｒｄ＝０２０５７９である

ダイジェストアクセス認証（ＲＦＣ２６１７の第３章）では、クライアントからサーバへの応答は以下に表示するように計算され得る。ＭＤ５（メッセージ−ダイジェストアルゴリズム５）は、一方向ハッシュ値を作り出すための暗号ハッシュ関数であり、ＨＡ１およびＨＡ２の計算は、クライアントからサーバに送信される「Ａｕｔｈｏｒｉｚａｔｉｏｎ」ヘッダの「ｒｅｓｐｏｎｓｅ」フィールドにおいて送信される値を作り出すためのステップである。というのは、ＰＩＮコードで例示されるペアレンタルコントロール検証コードは平文で送信されないからである。ＨＡ１は、Ａ１とも呼ばれる。

ＨＡ１＝ＭＤ５（ｕｓｅｒｎａｍｅ：ｒｅａｌｍ：ｐａｓｓｗｏｒｄ）
ＨＡ２＝ＭＤ５（ｍｅｔｈｏｄ：ｄｉｇｅｓｔＵＲＩ）
Ｒｅｓｐｏｎｓｅ＝ＭＤ５（ＨＡ１：ｎｏｎｃｅ：ＨＡ２）

上記のＨＡ１の計算における「ｐａｓｓｗｏｒｄ」フィールドが、ＰＩＮコードが入力される場所である。

基本アクセス認証（ＲＦＣ２６１７の第２章）では、Ａｕｔｈｏｒｉｚａｔｉｏｎヘッダフィールドにおけるｂａｓｅ６４符号化文字列（例えば、「Ａｕｔｈｏｒｉｚａｔｉｏｎ：Ｂａｓｉｃ ＱＷｘｈＺＧＲｐｂｊｐｖｃＧＶｕＩＨＮｌｃ２ＦｔＺＱ＝＝」）は以下のように計算される。
ｂａｓｉｃ−ｃｒｅｄｅｎｔｉａｌｓ＝ＢＡＳＥ６４（ｕｓｅｒｉｄ：ｐａｓｓｗｏｒｄ）

上記ｂａｓｉｃ−ｃｒｅｄｅｎｔｉａｌｓの計算における「ｐａｓｓｗｏｒｄ」フィールドが、ＰＩＮコードが入力される場所である。

ＰＩＮコードは、ユーザがパスワードフィールドに手入力で挿入することができ、一方、ＭＳＩＳＤＮ、すなわちユーザ名は、クライアントが自動的に生成することもでき、エンドユーザが手で入力することもできる。ユーザは、種々のやり方でペアレンタルコントロールＰＩＮコードを取得してもよい。使用され得る機構の例には、運営者の顧客サービスセンターへのメッセージ送信（ｐｏｓｔ）および電話による問い合わせ（ｃａｌｌｉｎｇ）が含まれ得る。

その後、ＰＩＮコードを含む要求、例えばＲＴＳＰ ＤＥＳＣＲＩＢＥメッセージ、または別のＲＴＳＰ要求メッセージは、ＲＦＣ２６１７に記載されているＨＴＴＰ基本およびダイジェスト認証メソッドにおいて定義されているように、Ａｕｔｈｏｒｉｚａｔｉｏｎヘッダと共に再度サーバに送信される２０５。

したがって、サーバは、ＲＴＳＰサービスについてＲＦＣ２３２６に指定されている認証機構を使ってサービス消費のペアレンタルコントロールを、以下の入力パラメータを用いて実行することができる。
−レルム：レーティングレベル識別子が連結された「ｐａｒｅｎｔａｌ＿ｃｏｎｔｒｏｌ＠」（例えば、「ｐａｒｅｎｔａｌ＿ｃｏｎｔｒｏｌ＠ｌｅｖｅｌ３＿ｐｒｏｖｉｄｅｒ．ｃｏｍ」）
−ユーザ名：（「７９２６１２３４５６７」で例示される）例えば、ＭＳＩＳＤＮの文字列表現
−パスワード：ペアレンタルコントロールＰＩＮＣＯＤＥの文字列表現（例えば、「０２０５７９」）。

ＲＴＳＰ ＤＥＳＣＲＩＢＥメッセージまたはＰＩＮコードを有する別のＲＴＳＰ要求を受信すると、サーバは、ユーザが正しいＰＩＮコードを提出しているかどうかを検査する２０６。ＰＩＮコード検査が正常に行われた場合、サーバは２００ ＯＫで応答し２０７ａ、コンテンツを提供する２０８ａ。そうでない場合は、４０３ Ｆｏｒｂｉｄｄｅｎ（禁止されている）で許可の失敗を表示するはずである２０７ｂ。

本発明のさらに別の実施形態によれば、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを教示するコンテンツサーバからクライアントへのメッセージは、新しいエラーコードを有する「ＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄ（ＰＩＮコードが必要）」というメッセージである。このメッセージは、既存の許可方法に存在する４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄメッセージと比べて新しいメッセージであることに留意すべきである。クライアントは、ペアレンタルコントロール検証コードの要求、例えばＰＩＮコードを受信すると、エンドユーザに、例えば、第１の実施形態の場合と同様のダイアログウィンドウなどによって、ＰＩＮコードを入力するよう促すはずである。ＰＩＮコードは、その場合、ユーザの親から提供されるはずである。親は、子供などのクライアントのユーザから隠されたやり方でサービス提供者からのＰＩＮコードにアクセスすることもできる。ＰＩＮコードは、図２と関連した前述の実施形態に関連して例示したように、許可フィールド内の応答フィールドに挿入される。

基本認証およびダイジェスト認証とは異なり、ＰＩＮコードのコンテキストにおいては、ＰＩＮコードを提供するときのクライアントからサーバへの応答メッセージにユーザ名およびパスワードを含める必要がない。代わりに、パスワードは、パスワードフィールドをＰＩＮコードフィールドで置換することにより、ＰＩＮコードで置き換えられる。

そのため、ＰＩＮコード検査のための基本認証は、以下のように定義された値を含む必要がある。
ｂａｓｉｃ−ｃｒｅｄｅｎｔｉａｌｓ＝ｂａｓｅ６４−ｐｉｎ
ｂａｓｅ６４−ｐｉｎ＝ＰＩＮコードのｂａｓｅ６４符号化

この別の実施形態では、ＰＩＮコードについてのダイジェスト認証は、ユーザ名およびパスワードを含む必要がない。そのため、Ａ１についての定義は、アルゴリズムがＭＤ５であり、または指定されない場合には、以下のように変更することができ、これはＲＦＣ２６１７にさらに記載されている。
Ａ１＝ｕｎｑ（ｒｅａｌｍ−ｖａｌｕｅ）“：”ｐｉｎｃｏｄｅ

アルゴリズムがＭＤ５−ｓｅｓｓである場合、Ａ１は以下のように変更することができる。
Ａ１＝Ｈ（ｕｎｑ（ｒｅａｌｍ−ｖａｌｕｅ＿）“：”ｐｉｎｃｏｄｅ）“：”ｕｎｑ（ｎｏｎｃｅ−ｖａｌｕｅ）“：”ｕｎｑ（ｃｎｏｎｃｅ−ｖａｌｕｅ）

よって、サーバは、この要求を例えば、ＲＴＳＰ ＤＥＳＣＲＩＢＥメッセージにおいて受信するとき、エンドユーザが正しいＰＩＮコードを提出しているかどうかを検査することになる。ＰＩＮコード検査が正常に行われた場合、サーバは２００ ＯＫを応答するはずである。そうでない場合には、新しいエラーコード、例えば４１９ ＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄや４０３Ｆｏｒｂｉｄｄｅｎを有するメッセージが、許可の失敗を表示するはずであり、これにより別のＰＩＮコード検査トランザクションがトリガされる場合もある。

これらの例示的実施形態では、クライアントのユーザがコンテンツを消費することを許可されていることを確認するためにＰＩＮコードが使用される。しかし、他の任意の適切なコード、番号、シーケンスなどが、クライアントのユーザがコンテンツを消費することを許可されていることを確認するために説明したやり方で使用されてもよい。

前述の実施形態では、ストリーミングされるべきコンテンツは、ストリーミングサーバに要求される。しかし、ダウンロードおよびＩＭＳベースのモバイルテレビの実施態様のために同様の機能が導入されてもよい。モバイルテレビの実施態様とは、メディアが消費されるのと同じレートで送信されるＲＴＳＰ／ＲＴＰといったストリーミングプロトコルに基づくものであるモバイルテレビサービスの実施態様を意味する。これは、典型的には、ユーザがＨＴＴＰを使ってファイルをダウンロードし、次いでそのファイルを記憶することを意味するダウンロード実施態様と対照させることができる。ＩＭＳベースのモバイルテレビ実施態様は、３ＧＰＰ ＴＳ ２６．２３７「ＩＰ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｓｕｂｓｙｓｔｅｍ （ＩＭＳ） ｂａｓｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｓｗｉｔｃｈ Ｓｔｒｅａｍｉｎｇ （ＰＳＳ） ａｎｄ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｂｒｏａｄｃａｓｔ／Ｍｕｌｔｉｃａｓｔ Ｓｅｒｖｉｃｅ （ＭＢＭＳ） Ｕｓｅｒ Ｓｅｒｖｉｃｅ」に指定されている。３ＧＰＰ ＴＳ ２６．２３７は、ＩＭＳを使ってＰＳＳおよびＭＢＭＳユーザサービスを開始し、制御するやり方を指定するものである。要するに３ＧＰＰ ＴＳ ２６．２３７では、セッション管理（ＳＩＰ ＩＮＶＩＴＥ）にＩＭＳメソッドを使用し、他方ＲＴＳＰメソッド（ＲＴＳＰ ＰＬＡＹ）は、後述するようにストリーミング再生をトリガするのに使用される。

ダウンロードの場合には、ＨＴＴＰ（ハイパーテキストトランスファープロトコル）が許可情報を搬送するために使用される。ダウンロードの場合では、明示的なシグナリングおよびセッション管理がない。クライアントは、コンテンツ、例えばビデオクリップを要求するためにＨＴＴＰ ＧＥＴを送信する。サーバは、ＨＴＴＰ ＧＥＴ応答においてコンテンツを返す。クライアントは、ダウンロードを終了した後で、ビデオクリップをローカルで再生することができる。プログレッシブダウンロードでは、特定の符号化コンテンツをダウンロードしながら再生することが可能である。したがって、ダウンロードの場合、さらに後述するように、許可ステップは常にＨＴＴＰ ＧＥＴ要求において実行される。
１．ダウンロードの場合のＨＴＴＰ ＧＥＴ要求、およびＩＭＳベースの場合のＳＩＰ ＩＮＶＩＴＥ要求を受信すると、サーバはユーザを認証し、コンテンツの親のレーティングレベルがユーザについて許諾されたレベルより制限が厳しいかどうかを比較する。
２．コンテンツの親のレーティングレベルがユーザの親によるレベルより制限が厳しい場合、サーバは、新しいエラーコードを有するＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄ、または使用されるのが基本認証かそれともダイジェスト認証かを表示するＷＷＷ−Ａｕｔｈｅｎｔｉｃａｔｅヘッダを有する４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄを前述のレルムのような他の情報と一緒に用いて応答するはずである。
３．クライアントはユーザに、ユーザの親がＰＩＮコードを入力するためのダイアログをプロンプト表示する。
４．ＰＩＮコードを受け取った後で、クライアントは、基本認証情報またはダイジェスト認証情報を有するＡｕｔｈｏｒｉｚａｔｉｏｎヘッダと共に再度要求を送信する。前述のメソッドのように、４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄが応答コードとして使用される場合、現在の実施態様に合うように、パスワードフィールドをＰＩＮコードに使用することができる。ＰＩＮコードが必要とされることを表示する新しい応答コードが導入される場合、パスワードフィールドはＰＩＮコードフィールドで置き換えることができる。
５．サーバは、要求からのＰＩＮコードを検証する。ＰＩＮコード検査が正常に行われた場合には、２００ ＯＫが応答される。そうでない場合には、４０３ Ｆｏｒｂｉｄｄｅｎが送信される。

本発明の一態様によれば、サーバにおける方法、例えばストリーミングサーバが提供される。サーバは、許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有するユーザによって消費されるコンテンツを制御し、制御されるコンテンツは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられる。図４に示すように、ユーザによって使用されるクライアントから、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求が受信される４０１。次いで、サーバは、要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているかどうかを検査する４０２。要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が緩いコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている場合には４０３、要求されたコンテンツが配信される。要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている他方の場合には４０３、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージが送信され４０４、ペアレンタルコントロール検証コードが、ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含むメッセージにおいて受信される４０５。最後に、受信されたペアレンタルコントロール検証コードが検証される４０６。

本発明の別の態様によれば、クライアントにおける方法、例えば移動端末やセットトップボックスが提供される。図５に示すように、クライアントは、コンテンツサーバに、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を送信する５０１。要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている場合、クライアントは、ペアレンタルコントロール検証が必要とされることを表示するメッセージを受信する５０２。その後、クライアントは、ユーザに、ＰＩＮコードといったペアレンタルコントロール検証コードを入力するように促す５０３。クライアントは、クライアントのユーザの親からペアレンタルコントロール検証コードを受信すると５０４、ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含むメッセージにおいてペアレンタルコントロール検証コードを送信する５０５。挿入されたコードが正しい場合、クライアントに要求されたコンテンツが提供される５０６。

ペアレンタルコントロールが必要とされることを表示するメッセージおよびメッセージにおいて受信されるペアレンタルコントロール検証コードは、基本認証またはダイジェスト認証に従って構築され得る。

ストリーミングおよびＩＭＳシナリオにおける一実施形態によれば、特定のコンテンツを消費することを求める要求、およびペアレンタルコントロール検証コードを受信するメッセージは、ＲＴＳＰメッセージ、例えばＲＴＳＰ ＤＥＳＣＲＩＢＥメッセージやＲＴＳＰ ＳＥＴＵＰメッセージである。ダウンロードシナリオでは、特定のコンテンツを消費することを求める要求、およびペアレンタルコントロール検証コードを受信するメッセージは、ＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージやＨＴＴＰ ＰＯＳＴメッセージといったＨＴＴＰメッセージとすることができる。

先に詳細に説明したように、検証が必要とされることを表示するメッセージは、メッセージにおいて、ペアレンタルコントロール検証が必要とされることを表示するためにレルムのプレフィックスを使用することによる既存の４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄメッセージとすることができる。代替として、ＰＩＮコードとして例示されるペアレンタルコントロール検証が必要とされることを表示するために、新しいステータスコードを有するＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄメッセージと呼ばれる新しいメッセージが作り出されてもよい。前述の各方法は、それぞれ、サーバとクライアントにおいて実施され得る。

クライアントおよびサーバは図３に示されている。サーバ３１１は、許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有するユーザによって消費されるコンテンツを制御し、制御されるコンテンツは、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている。本発明の一実施形態によれば、サーバは、クライアントとの間で情報を受信し、送信するための受信機３０５および送信機３０６を備える。サーバはさらに、ユーザ特有の親のレーティングレベルおよびコンテンツ特有のレーティングレベルの表１ ３０８および表２ ３０９と呼ばれる表を記憶するメモリをさらに備えていてもよい。加えてサーバは、典型的には、ユーザと、ペアレンタルコントロールに関連する情報を処理するためのプロセッサ３０７とに提供されるコンテンツ３１２も記憶する。しかし、ペアレンタルコントロールに関連する機能の一部または全部が補助サーバに分散されてもよいことに留意すべきである。また、クライアントによって要求されるコンテンツは、別のサーバに記憶されてもよい。したがって、受信機３０５は、ユーザによって使用されるクライアントから、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を受信するように構成される。プロセッサ３０７は、要求されたコンテンツが、ユーザについて許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているかどうかを検査するように構成されており、送信機３０６は、ペアレンタルコントロール検証が必要とされることを表示するメッセージを送信するように構成される。また受信機３０５は、ペアレンタルコントロール検証コードがメッセージのパスワードフィールドに挿入されているメッセージにおいてペアレンタルコントロール検証コードを受信するようにさらに構成される。プロセッサ３０７は、ペアレンタルコントロール検証コードを検証するようにさらに構成されており、送信機３０６はユーザに要求されたコンテンツを提供することができる。

本発明の実施形態によれば、受信機３０５は、特定のコンテンツを消費することを求める要求、およびペアレンタルコントロール検証情報が、前述のようにＲＴＳＰ ＤＥＳＣＲＩＢＥメッセージとして、またはＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージとして受信されるメッセージを受信するように構成される。また受信機も、メッセージにおいて、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するためにレルムのプレフィックスを使用することにより、検証が必要とされることを表示するメッセージを４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄメッセージとして送信するように構成され得る。代替として、新しいステータスコードを有するＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄメッセージをこの目的で作り出すこともできる。

クライアントも示す図３に戻る。クライアント３００は、サーバと通信するための送信機３０４および受信機３０４を備える。またクライアントは、ユーザにＰＩＮコードを生成するように促し、ＰＩＮコード、すなわち、ペアレンタルコントロール検証を受信するための入力手段３０３、例えばキーボードやタッチスクリーンも備える。またクライアントは、典型的には、ビデオクリップといった要求されるコンテンツを消費するためのディスプレイおよびスピーカも備える。送信機３０４は、コンテンツサーバに、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を送信するように構成されており、受信機３０４は、ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを受信するように構成される。送信機は、ペアレンタルコントロール検証コードがメッセージのパスワードフィールドに挿入されているメッセージにおいてペアレンタルコントロール検証コードを送信するようにさらに構成される。前述のように、ＰＩＮコード２２０（図２）で例示されるペアレンタル検証コードは、メッセージにおいて平文で挿入されなくてもよい。

本発明の実施形態によれば、受信機３０４は、特定のコンテンツを消費することを求める要求、およびストリーミングコンテンツが要求されるときにペアレンタルコントロール検証コードがＲＴＳＰメッセージとして送られるメッセージを送信するように構成される。ダウンロードの場合には、上記メッセージはＨＴＴＰメッセージとして送信され得る。

さらに、コンテンツサーバ、およびこの説明において前述したクライアントは、例えば、一般の機能および機構が適正に動作することを可能にするのに必要な、様々な制御ユニットやメモリなどといった機能を提供するさらに別の通常の手段も備えることを理解すべきである。しかし、簡潔にするために、提案する制限制御サービスを可能にすることの理解に不必要な手段または機能は、図において省略されており、本説明においてより詳細に論じないことにする。

上記例示的実施形態においては、モバイルテレビサービスの子供による使用のペアレンタルコントロールのための手順および通信ネットワークノードが説明されているが、本発明はそれだけに限定されるものではない。説明した手順およびネットワークノードは、任意選択で、当業者によって実現される際に、サーバによって提供される制限されたサービスへの任意のユーザアクセスを適切に制御することに適用されるように適合させることもできる。

Claims (24)

1. 許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有するユーザによって消費されるコンテンツを、サーバにおいて制御するための方法であって、制御されるコンテンツがコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられるもので、
   −ユーザによって使用されるクライアントから、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を受信すること（４０１）と、
   −前記要求されたコンテンツが、前記ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているかどうかを検査すること（４０２）と、
   前記要求されたコンテンツが前記ユーザについて許諾された前記ユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しい場合に、
   −ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを送信すること（４０４）と、
   −前記ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含む前記メッセージにおいて、ペアレンタルコントロール検証コードを受信すること（４０５）と、
   −前記ペアレンタルコントロール検証コードを検証すること（４０６）と
   を含む方法。
2. ペアレンタルコントロールが必要とされることを表示する前記メッセージ、および前記メッセージにおいて受信される前記ペアレンタルコントロール検証コードを、基本認証に従って構築する、請求項１に記載の方法。
3. ペアレンタルコントロールが必要とされることを表示する前記メッセージ、および前記メッセージにおいて受信される前記ペアレンタルコントロール検証コードを、ダイジェスト認証に従って構築する、請求項１に記載の方法。
4. 特定のコンテンツを消費することを求める前記要求、および前記ペアレンタルコントロール検証コードを受信する前記メッセージがＲＴＳＰメッセージである、請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法。
5. 特定のコンテンツを消費することを求める前記要求、および前記ペアレンタルコントロール検証コードを受信する前記メッセージがＨＴＴＰメッセージである、請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法。
6. 検証が必要とされることを表示する前記メッセージが、前記メッセージにおいてレルム内のプレフィックスを使ってペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示することによる４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄメッセージである、請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
7. 前記ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示する前記メッセージが、この目的のために選択されるステータスコードを有する「ＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄ（ＰＩＮコードが必要）」メッセージである、請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
8. ペアレンタルコントロールによって保護されたコンテンツへのアクセス権を、クライアントのユーザが取得することを、前記クライアントにおいて許可するための方法であって、ユーザが、許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有し、保護されたコンテンツがコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているもので、
   −コンテンツサーバに、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を送信すること（５０１）と、
   前記要求されたコンテンツが、前記ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられている場合に、
   −ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを受信すること（５０２）と、
   −前記ユーザに前記ペアレンタルコントロール検証コードを入力するように促すこと（５０３）と、
   −前記ペアレンタルコントロール検証コードを受信すること（５０４）と、
   −前記ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含む前記メッセージにおいて、前記ペアレンタルコントロール検証コードを送信すること（５０５）と
   を含む方法。
9. ペアレンタルコントロールが必要とされることを表示する前記メッセージおよび前記メッセージにおいて受信される前記ペアレンタルコントロール検証コーを基本認証に従って構築する、請求項８に記載の方法。
10. ペアレンタルコントロールが必要とされることを表示する前記メッセージ、および前記メッセージにおいて受信される前記ペアレンタルコントロール検証コードを、ダイジェスト認証に従って構築する、請求項８に記載の方法。
11. 特定のコンテンツを消費することを求める前記要求、および前記ペアレンタルコントロール検証コードが送信される前記メッセージがＲＴＳＰメッセージである、請求項８〜１０のいずれか１項に記載の方法。
12. 特定のコンテンツを消費することを求める前記要求および前記ペアレンタルコントロール検証コードが送信される前記メッセージがＨＴＴＰメッセージである、請求項８〜１０のいずれか１項に記載の方法。
13. 検証が必要とされることを表示する前記メッセージが、前記メッセージにおいて前記レルム内のプレフィックスを使ってペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示することによる４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄメッセージである、請求項８〜１２のいずれか１項に記載の方法。
14. 前記ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示する前記メッセージが、この目的のために選択されるステータスコードを有する「ＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄ」メッセージである、請求項８〜１２のいずれか１項に記載の方法。
15. 許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有するユーザによって消費されるコンテンツを制御するためのサーバ（３１１）であって、制御されるコンテンツがコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているもので、
    ユーザによって使用されるクライアントから、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を受信するように構成された受信機（３０５）と、
    前記要求されたコンテンツが、前記ユーザについて許諾されたユーザ特有の親によるレベルより制限が厳しいコンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているかどうかを検査するように構成されたプロセッサ（３０７）と、
    ペアレンタルコントロール検証が必要とされることを表示するメッセージを送信するように構成された送信機（３０６）と
    を備えており、
    前記受信機（３０５）が、ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含む前記メッセージにおいて前記ペアレンタルコントロール検証コードを受信するようにさらに構成されており、
    前記プロセッサ（３０７）が、前記ペアレンタルコントロール検証コードを検証するようにさらにように構成されている、
    サーバ。
16. 前記受信機が、特定のコンテンツを消費することを求める前記要求および前記ペアレンタルコントロール検証コードを受信する前記メッセージをＲＴＳＰメッセージとして受信するように構成されている、請求項１に記載のサーバ。
17. 前記受信機が、特定のコンテンツを消費することを求める前記要求および前記ペアレンタルコントロール検証コードを受信する前記メッセージをＨＴＴＰメッセージとして受信するように構成されている、請求項１に記載のサーバ。
18. 前記受信機が、検証が必要とされることを表示する前記メッセージを、前記メッセージにおいて前記レルム内のプレフィックスを使ってペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示することにより４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄメッセージとして送信するように構成されている、請求項１〜５のいずれか１項に記載のサーバ。
19. 前記受信機が、前記ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示する前記メッセージを、この目的のために選択されるステータスコードを有する「ＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄ」メッセージとして送信するように構成されている、請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
20. クライアントのユーザに、ペアレンタルコントロールによって保護されたコンテンツへのアクセス権を取得することを許可するためのクライアント（３００）であって、ユーザが、許諾されたユーザ特有の親のレーティングレベルを有し、保護されたコンテンツが、コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられているもので、
    コンテンツ特有の親のレーティングレベルと関連付けられた特定のコンテンツを消費することを求める要求を、コンテンツサーバに送信するように構成された送信機（３０４）と、
    ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示するメッセージを受信するように構成された受信機（３０４）と、
    前記ユーザに前記ペアレンタルコントロール検証コードを入力するよう促し、前記ペアレンタルコントロール検証コードを受信するように構成された入力手段（３０３）と
    を備えており、
    前記送信機（３０４）が、前記ペアレンタルコントロール検証コードがパスワードの代わりにメッセージに挿入されている許可情報を含む前記メッセージにおいて、前記ペアレンタルコントロール検証コードを送信するようにさらに構成されている、
    クライアント（３００）。
21. 前記受信機（３０４）が、特定のコンテンツを消費することを求める前記要求および前記ペアレンタルコントロール検証コードが送信される前記メッセージをＲＴＳＰメッセージとして送信するように構成されている、請求項２０に記載のクライアント（３００）。
22. 前記受信機（３０４）が、特定のコンテンツを消費することを求める前記要求、および前記ペアレンタルコントロール検証コードが送信される前記メッセージをＨＴＴＰメッセージとして送信するように構成されている、請求項２０に記載のクライアント（３００）。
23. 検証が必要とされることを表示する前記メッセージが、前記メッセージにおいて前記レルム内のプレフィックスを使ってペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示することによる４０１ Ｕｎａｕｔｈｏｒｉｚｅｄメッセージである、請求項２０〜２２のいずれか１項に記載のクライアント（３００）。
24. 前記ペアレンタルコントロール検証コードが必要とされることを表示する前記メッセージが、この目的のために選択されるステータスコードを有する「ＰＩＮ Ｃｏｄｅ Ｒｅｑｕｉｒｅｄ」メッセージである、請求項２０〜２２のいずれか１項に記載のクライアント（３００）。

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